JPH11141206A - 扉用錠止装置 - Google Patents

扉用錠止装置

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JPH11141206A
JPH11141206A JP32203997A JP32203997A JPH11141206A JP H11141206 A JPH11141206 A JP H11141206A JP 32203997 A JP32203997 A JP 32203997A JP 32203997 A JP32203997 A JP 32203997A JP H11141206 A JPH11141206 A JP H11141206A
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locking
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bolt
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Akihiko Imai
今井明彦
Daisuke Yamamoto
山本大介
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Miwa Lock Co Ltd
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Miwa Lock KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】大型の自由扉において簡単確実にゲッドボルト
が受金具に係合する錠止装置の提供。 【解決手段】中央錠箱11に出没ボルト自動係脱機構2
0、同期杆牽引機構21及び従動部材用自動ロック機構
70を備え、同期杆牽引機構の駆動体26及び従動部材
60により作動する上同期杆14及び下同期杆15から
なる錠装置において、出没ボルト自動係脱機構は扉枠の
中央錠箱に対応する位置に設けた磁性体4の極性に応じ
て反発或は吸着する対向磁性体41を有し、トリガーバ
ネ48で付勢されたトリガー40と、トリガー係合爪4
2と係合する係合歯部43並びに出没ボルト22とラッ
ク31と噛合するピニオン部44を有する係止歯車45
とからなり、トリガは扉を開くハンドルの操作により、
トリガーバネにより係止歯車に対する係止を開止し、出
没ボルトを係止し、扉を閉じたとき、磁性体の極性に対
応し、トリガーの係止を解く、これにより、出没ボルト
の係止を解き、施錠される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物に設置された
扉用錠止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に建物に設置された大型扉を錠でロ
ックする場合、扉枠に設けられた受け金具との係脱関係
の確実性、容易性等の点を考慮する必要がある。特に大
型扉が、俗に「自由扉」であり、操作部材の操作により
室内側又は室外側のいすれにでも開くことができる場合
には、これらの点を十分に考慮した錠が要求される。
【0003】例えば扉を扉枠に対して閉鎖した時に、錠
箱のデッドボルトが受け金具に整合しないと、デッドボ
ルトは受け金具のストライクに当接し、スムースにスト
ライクの係合孔に入り込まない。また扉を開いた時にデ
ッドボルトが錠箱から出てしまうと、扉を簡単に閉じる
ことができないと言う問題が生じる。
【0004】また大型扉を錠でロックする場合、扉の中
央部と、扉の上部と、扉の下部とで、いわゆる3点ロッ
クするのが望ましい。そこで、現在、上記係脱関係の確
実性、容易性を考慮しながら、大型扉の中心部に出没ボ
ルト(例えばデッドボルト)を有する中央錠箱を取付
け、操作部材の操作に起因して出没する出没ボルトと共
に、扉の上部錠箱用の上同期杆並びに扉の下部ロック或
いは下部錠箱用の下同期杆が同期的に昇降動する大型扉
用錠止装置の出現が要望されている。この場合下同期杆
は自重があるので、例えば前記中央錠箱に内装した自動
ロック機構により、操作部材の押し下げ操作乃至扉を開
けている間は、牽引されたままの(例えばロック解除)
状態にする必要がある。また扉を閉じた瞬間に、少なく
とも出没ボルトが自動的に対応する受け金具に確実に係
合すると共に、上述した扉の下部ロック或いは下部錠箱
用の下同期杆も同期的に落下することが望ましい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上のような
従来の要望に鑑み、第1の目的は、扉を開けようとする
操作部材の操作に起因して中央錠箱の出没ボルトが後退
し、これに同期して扉の上部用の上同期杆並びに下部用
の下同期杆が同期的に中央錠箱の方向へとそれぞれ牽引
されることである。第2の目的は、扉を開けている間中
央錠箱の出没ボルトは常に錠箱内に引っ込んだままであ
り、また上同期杆及び下同期杆も牽引されたままの状態
が保持されていることである。第3の目的は、扉を閉じ
ると、その瞬間に、出没ボルトが受け金具へと自動的に
飛び出して確実に係合すると共に、同時に扉上部用の上
同期杆が自動的に上昇し、一方、扉下部用の下同期杆は
自動ロック機構による係止状態が直ちに解消され、その
自重により落下することである。第4の目的は、操作部
材の操作により回転する駆動体の回転量に対応し、上同
期杆及び下同期杆の牽引量(ストローク)を十分に得る
ことができることである。第5の目的は、中央錠箱内に
組込まれた出没ボルトの自動係脱機構と、上下の同期杆
用牽引機構と、下同期杆を牽引する従動部材用の自動ロ
ック機構とをそれぞれ合理的に構成することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の扉用錠止装置
は、扉用錠止装置Xが、出没ボルト自動係脱機構20、
同期杆牽引機構21及び従動部材用自動ロック機構70
を有する中央錠箱11と、この中央錠箱11に対向する
ように扉枠1の縦枠に取付けられ、かつ、第1磁性体4
を有する受け金具2と、前記中央錠箱11に垂直方向に
差し込まれ、かつ、駆動体26に連結された上同期杆1
4並びに駆動体26の駆動力により回転する従動部材6
0に連結された下同期杆15とから成り、前記出没ボル
ト自動係脱機構20は、扉枠1の第1磁性体4の極性に
対応して反発或いは吸着する対向磁性体41を有し、か
つ、トリガーバネ48で付勢されたトリガー40と、こ
のトリガーの係合爪42と係合する係合歯部43並びに
出没ボルト22のラック31と噛合するピニオン部44
を有する係止歯車45とから成り、前記トリガー40は
扉10を開くと、トリガーバネ48のバネ力により、係
止歯車45に対する係止を直ちに開始し、一方、扉10
を閉じると、トリガー40は前記磁性体4、41の極性
に対応して回転駆動し、扉10の閉鎖瞬間まで錠箱11
内に後退状態にある出没ボルト22の係止状態を解くこ
とを特徴とする。
【0007】また本発明の扉用錠止装置は、扉用錠止装
置Xが、出没ボルト自動係脱機構20、同期杆牽引機構
21及び従動部材用自動ロック機構70を有する中央錠
箱11と、この中央錠箱11に対向するように扉枠1の
縦枠に取付けられ、かつ、第1磁性体4を有する受け金
具2と、前記中央錠箱11に垂直方向に差し込まれ、か
つ、駆動体26に連結された上同期杆14並びに駆動体
26の駆動力により回転する従動部材60に連結された
下同期杆15とから成り、前記同期杆牽引機構21は、
操作部材16の操作により回転する前記駆動体26と、
この駆動体26の下方に位置するように第3固定枢軸6
1に枢支された前記従動部材60とから成り、駆動体2
6は、中央部52から出没ボルト22の係合受け部30
と係合するように延びた第1係合腕29と、同じく中央
部52から錠箱11に内装された上同期杆用スライド片
35の下端部と連結するように延びた第2係合腕54と
を有し、一方、従動部材60は、駆動体の前記第2係合
腕54の駆動係合ピン57と係合する係合突起62を有
することを特徴とする。
【0008】さらに、本発明の扉用錠止装置は、扉用錠
止装置Xが、出没ボルト自動係脱機構20、同期杆牽引
機構21及び従動部材用自動ロック機構70を有する中
央錠箱11と、この中央錠箱11に対向するように扉枠
1の縦枠に取付けられ、かつ、第1磁性体4を有する受
け金具2と、前記中央錠箱11に垂直方向に差し込ま
れ、かつ、駆動体26に連結された上同期杆14並びに
駆動体26の駆動力により回転する従動部材60に連結
された下同期杆15とから成り、前記従動部材用自動ロ
ック機構70は、出没ボルト22の頭部27の下面乃至
ボルト本体28の弧状摺接面32と摺接することができ
るように配設され、かつ、第1付勢バネ73により付勢
された昇降動部材71と、この昇降動部材71の昇降動
に追従して回転し、かつ、第2付勢バネ82により付勢
された従動係止片80と、この従動係止片80の係止爪
84と係脱することができるように、前記従動部材60
の一側面に一体的に添設された補足ロック片90とから
成ることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す本発明の実施の
形態を建物に設置した大型扉の一例で説明する。まず図
1は、例えば室内側又は室外側のいずれの側にでも自由
に開くことができる大型扉(以下、「扉」と言う。)
に、水平方向の出没ボルトを有する中央錠箱と、例えば
垂直出没ボルトを有する上部及び下部錠箱とをそれぞれ
取付け、中央錠箱側のレバーハンドルを操作すると、垂
直方向の上下の同期杆を介し、前記水平出没ボルト及び
垂直出没ボルトが同期的に各錠箱にそれぞれ後退する発
明の実施の形態の概略説明図である。
【0010】そこで、図1を参照に大まかに符号を付す
と、1は扉枠で、この扉枠1の縦枠及び上部横枠には、
それぞれストライクを有するケース状の受け金具2、3
が固定的に取付けられている。4は前記縦枠の受け金具
2に固定的に設けられた第1磁性体、5は上部横枠の受
け金具3に固定的に設けられた第2磁性体、6は床面等
に埋設された受け金具7内の第3磁性体である。これら
の磁性体4、5、6は比較的磁力の強い永久磁石が使用
されている。
【0011】10は扉で、この扉10の中央部には、錠
止装置の出没ボルト自動係脱機構20、上下の同期杆牽
引機構21、及び下同期杆を牽引する従動部材用自動ロ
ック機構70を有する中央錠箱11が固定的に設けられ
いる。12は扉10の上端部に固定的に取付けられた上
部錠箱である。13は扉10の下端部に固定的に取付け
られた下部錠箱である。14は下端部が中央錠箱11の
上壁11aに一方、上端部が上部錠箱12の底壁12a
にそれぞれ貫通状態に差し込まれた上方の同期用連結杆
(以下、「上同期杆」と言う。)である。15は上端部
が中央錠箱11の底壁11bに、一方、下端部が下部錠
箱13の上壁13aにそれぞれ貫通状態に差し込まれた
下方の同期用連結杆(以下、「下同期杆」と言う。)で
ある。そして、16は前記中央錠箱11に取付けられた
操作部材(例えばレバーハンドル)である。
【0012】ところで、本発明の「発明の実施の形態」
での扉用錠止装置Xは、出没ボルト自動係脱機構20、
同期杆牽引機構21及び従動部材用自動ロック機構70
を有する中央錠箱11と、この中央錠箱11に対向する
ように扉枠1の縦枠に取付けられ、かつ、第1磁性体4
を有する受け金具2と、前記中央錠箱11に垂直方向に
差し込まれた上同期杆14並びに下同期杆15とから成
る。
【0013】なお、発明の実施の形態の一例を示した図
1に於いて、上方の垂直出没ボルト17及びその上方係
止部材18を有する上部錠箱12の錠装置Yと、下部錠
箱13の錠装置Zとを同様に示しているが、必ずしも同
一構成である必要はない。例えば下部錠箱13を有する
錠装置Zを設けないで、床面等に下同期杆15の下端部
が嵌入する係止具のみを設けても良い。
【0014】次に本発明の扉用錠止装置Xについて説明
する。錠止装置Xの中央錠箱11内には、一応機構を区
分けすると、出没ボルト自動係脱機構20と、同期杆牽
引機構21と、従動部材60用自動ロック機構70がそ
れぞれ設けられている。
【0015】ここで「出没ボルトの自動係脱機構」と
は、操作部材を操作しながら扉を開くと、錠箱内に後退
した出没ボルトが係止部材によって自動的に係止された
状態となり、一方、扉を閉めると、受け金具側の磁性体
の極性に対応して駆動する前記係止部材が回転し、これ
により係止部材の係止状態が解除されることを言う。ま
た「同期杆牽引機構」とは、操作部材を操作すると、出
没ボルトの錠箱への後退と同期して上同期杆並びに下同
期杆が錠箱側に引き戻されることを言う。さらに、「従
動部材用自動ロック機構」とは、操作部材の操作に起因
して牽引された下同期杆が落下しないように、扉の閉鎖
により出没ボルトが飛び出すまで下同期杆牽引用従動部
材を一時的にロックすることを言う、そこで、図2乃至
図8を参照に出没ボルトの自動係脱機構20、同期杆牽
引機構21及び従動部材60用自動ロック機構70の各
具体的構成について説明する。図2は扉10を閉めた状
態に於ける中央錠箱(以下、「錠箱」と言う。)11内
の各部材の概略説明図である。
【0016】まず水平方向の出没ボルト22について説
明する。この出没ボルト22は、錠箱11の一部を構成
するフロント板23の開口縁部23aと、錠箱11の側
板の内壁面に少なくとも一端部がカシメ固定された図示
しない支持板とにより水平状態に支持されている。この
水平方向の出没ボルト22は、出没ボルトの自動係脱機
構20及び同期杆牽引機構21に関わり合っている。す
なわち、出没ボルト22は、自動係脱機構20を構成す
る係止部材25や同期杆牽引機構21を構成する駆動体
26とそれぞれ係合関係にある。
【0017】そこで、27はフロント板23の開口縁部
23aに支持される矩形状頭部である。この頭部27と
連設する首状ボルト本体28の後端部には、交差方向に
駆動体26の第1係合腕29が当接係合する係合受け部
30が一体的に設けられている。31はボルト本体28
の上側に水平方向に形成された係合溝の一例であるラッ
クである。32は首状ボルト本体28の下側に形成され
た弧状摺接部である。33は前記係合受け部30の後壁
に突出形成されたバネ受け部である。
【0018】しかして、出没ボルト22は、前記バネ受
け部33と錠箱11内に固定されかつ上同期杆14のス
ライド片35を案内するバネ支持片36との間に設けら
れた第1のバネ部材37により突出方向に付勢されてい
る。
【0019】ここで、本発明の作動態様を示す各図面に
ついて簡単に説明する。図2は前述したように扉10を
閉めた状態である。この状態で図示しない錠箱11内の
本施錠機構が作動し、出没ボルト22はロックされる。
図3は図2に於いて、扉10を開けようとし、操作部材
16を下方方向へ操作した状態である。この場合駆動体
26が時計方向へ回転することにより、出没ボルト22
が錠箱内に後退すると共に、上同期杆14並びに下同期
杆15は錠箱(矢印)方向に牽引される。図4は図3に
於いて、扉10を開き、かつ、操作者が操作部材16か
ら手を放した状態である。この場合扉10を開いた瞬間
出没ボルト22が自動係脱機構20の係止部材25によ
り自動的に係止され、そのまま操作者が操作部材16か
ら手を放しても(操作部材がそのバネ部材のバネ力によ
り元の位置に復帰しても)、係止部材25に係止されて
いる状態が維持されている。
【0020】そこで、出没ボルト22の自動係脱機構2
0について説明する。自動係脱機構20は、錠箱11内
に後退した出没ボルト22を、扉10を開いている間係
止部材25により係止し、錠箱11内に引っ込んだまま
の状態にし、一方、扉10を閉めると、対向する磁性体
4の極性(反発又は吸着)に対応して駆動する前記係止
部材25のトリガー40により、その係止を自動的に解
除する。
【0021】したがって、自動係脱機構20は、前述し
た受け金具2の第1磁性体4と、一端部に第1磁性体4
の極性に対応して(本実施例では)反発する対向磁性体
41を有するL型状のトリガー40と、このトリガー4
0の他端部に形成された係合爪42に係止される係合歯
部(係合溝の一例)43及び出没ボルト22のラック3
1と噛合するピニオン部44を一体的に有する係止歯車
(或いは係止レバー)45とから成る。それ故に、自動
係脱機構20の係止部材25は、トリガー40と係止歯
車45の二物品で構成されている。
【0022】ここで、図5を参照に係止部材25の具体
的な構成について説明する。まず係止部材25のトリガ
ー40は、第1固定枢軸47を介して出没ボルト22の
頭部27の上方に配設されている。「L」或いは「く」
の字状のトリガー40は、第1固定枢軸47に中央部が
巻装されたトリガーバネ48により、常時反時計方向
(係止歯車と係合する方向)に付勢されている。またト
リガー40の対向磁性体41は、フロント板23に形成
された開口49に臨み、扉閉鎖(施錠)時には受け金具
2の第1磁性体4に対峙可能である。一方、トリガー4
0の係合爪42は、出没ボルト22の一側面に対向する
ように位置付けられ、係止歯車45の係合歯部43と係
脱可能である。次に係止部材25の係止歯車45は、第
2固定枢軸50を介して出没ボルト22のボルト本体2
8の近傍に配設されている。係止歯車45は、いわば変
形歯車構造体である。その係合歯部43は、本実施例で
は半径方向に延びた前記係合爪42と係脱するラチェッ
ト歯(セレクター歯面)となっている。一方、係合歯部
43の一側面にその半径が小さい状態で一体的に設けら
れたピニオン部44は、常に出没ボルト22のラック3
1と噛合している。
【0023】次に同期杆牽引機構21について説明す
る。この同期杆牽引機構21の中心となる部材は駆動体
26である。この駆動体26は、前述したようにその第
1係合腕29が出没ボルト22の係合受け部30と常に
係合し、かつ、操作部材16としての内側レバーハンド
ル又は外側レバーハンドルによって回動するように錠箱
11内に配設されている。
【0024】そこで、まず駆動体26の構成について説
明する。52は円筒状の中央部で、この中央部52に
は、主としてレバーハンドル用操作軸が嵌合する角軸孔
53が形成されている。54は中央部52の下方に連設
する幅広の第2係合腕である。図2又は図3を基準に第
2係合腕54乃至第1係合腕29の形態を全体観察する
と、2本の指を開いた状態の親指乃至人差し指形状の外
観を呈している。
【0025】しかして、親指に相当する第2係合腕54
の先端部は、錠箱11内に縦方向に内装された上同期杆
用スライド片35の下端部35a内に入込んでいる。そ
して、前記先端部には、前記下端部35に形成された第
1案内孔55に余裕をもって係合する第1駆動係合ピン
56が突設されている。また第2係合腕54の角軸孔5
3寄りの基部には、駆動体26の下方に軸支された下同
期杆牽引用従動部材60と摺接係合する第2駆動係合ピ
ン57が突設されている。
【0026】符号の58、59は駆動体26の中央部5
2の左右に配設された第1及び第2ストッパーピンであ
る。右側の第1ストッパーピン58は、駆動体26の第
2係合腕54によって形成された湾内周壁面に当接し、
一方、左側の第2ストッパーピン59は、駆動体26の
第2係合腕54の基部周壁面に当接する。したがって、
駆動体26は所定角度内で回動する。なお、特に図示し
ないが駆動体26の中央部52の突出する一側面には、
駆動体26を常時反時計方向に付勢する駆動バネが巻装
されている。それ故に、駆動体26は操作部材16の押
し下げ操作により時計方向へ回転しても、常態(操作部
材16から手を放した時)では、駆動バネの復帰力によ
り、図4で示す状態に復帰する。
【0027】次に駆動体26と共に同期杆牽引機構21
を構成する従動部材60について説明する。この従動部
材60は、全体として小魚(例えば金魚)形状に形成さ
れ、第3固定枢軸61を介して駆動体26の下方に配設
されている。
【0028】しかして、62は背びれ部に形成され、か
つ、駆動体26の第2駆動係合ピン57と係合する係合
突起である。63は目の部分に突出形成された先端部係
合ピンである。一方、64は尾ビレの部分に突出形成さ
れた後端部係合ピンで、この後端部係合ピンは後述する
下方の短いスライド片99の第2案内孔99aに係合す
る。この場合、短いスライド片90の方に係合ピンを設
け、一方、尾ビレ部分に案内孔を形成しても良い。そし
て、65はエラの部分にやや幅広く形成され長孔状切欠
部である。
【0029】最後に従動部材60用自動ロック機構70
について説明する。この自動ロック機構70は、大別す
ると三個の部材で構成されている。
【0030】すなわち、まず71は第4固定枢軸72を
介して出没ボルト22の下方に交差方向に配設された昇
降動部材である。この昇降動部材71はフロント板23
に添うように配設された縦型部材であり、前記第4固定
枢軸72に中央部が巻装された第1付勢バネ(押し上げ
バネ)73により常時出没ボルト22の方向に付勢され
ている。
【0031】しかして、75は縦型昇降動部材の上端部
に軸支され、かつ、出没ボルト22の頭部27の下面及
びボルト本体28の弧状摺接部32をそれぞれ滑動する
ローラである。76は昇降動部材の中央部(中央部寄り
の部位も含む)に形成された垂直案内長孔で、前記第4
固定枢軸72がこの垂直案内長孔76を貫通している。
77は昇降動部材の下端部に突設された摺動ピンであ
る。なお、78昇降動部材の一側壁の適宜箇所に形成さ
れた第1付勢バネ73の他端部支持用切欠部である。
【0032】次に80は第5固定枢軸81を介して縦型
昇降動部材70の下方に配設された従動係止片である。
この従動係止片80は、前記第5固定枢軸81に中央部
が巻装された第2付勢バネ82により、前記摺動ピン7
7に圧接する方向或いは後述する補足ロック片90に係
合する(反時計)方向に常時付勢されている。
【0033】しかして、従動係止片80は、全体として
L型状に形成されている。そして、錠箱11のフロント
板23と対向する上端部80a側の左側面は、湾曲状或
いは「逆く」の字状の摺接面83となっており、この摺
接面83が摺動ピン77に圧接する。一方、前記上端部
80aに対して角度方向に延びて錠箱11の底壁11b
と対向する下端部80bには、補足ロック片90の係合
溝の一例であるラチェット歯(セレクター歯)91と係
脱する係止爪84が形成されている。
【0034】次に前記補足ロック片90は、前述した長
孔状切欠部65を貫通する第6固定枢軸92を介して従
動部材60に一側面に添設されている。しかも、補足ロ
ック片90の半径方向に延びる他端部には案内長孔93
が形成され、この案内長孔93に従動部材60の先端部
係合ピン63が係合している。したがって、従動部材6
0は前記先端部係合ピン63を介して補足ロック片90
に一体的に連結されていると共に、前記補足ロック片9
0と従動係止片80との係脱を介して従動係止片80に
ロックされ、又はそのロックが解除される。なお、前述
した第1乃至第6固定枢軸47、50、61、72、8
1、92は錠箱11に適宜横設軸架されている。
【0035】次に同期杆牽引機構21によって錠箱方向
へ牽引される上同期杆14及び下同期杆15について説
明する。まず上同期杆14は駆動体26の駆動力により
牽引されるが、本実施例では錠箱11の後壁11cに沿
って内装された縦長状スライド片35を介して下降す
る。この場合スライド片35は、錠箱内の上部に固定さ
れたアングル状の上方案内片95及び前述したバネ支持
片36に案内され、かつ、該スライド片35の一側面に
添設された押し上げバネ96のバネ力に抗して下降す
る。前記押し上げバネ96の下端部は、錠箱内の中央部
の適宜箇所に固定されたL型状のバネ受け片97に支持
され、一方、その上端部はスライド片35の中央部に突
設されたバネ受け水平部98に支持されている。
【0036】次に下同期杆15は駆動体26の駆動力に
より反時計方向に回転する従動部材60を介して牽引さ
れるが、本実施例では、さらに錠箱11の後壁11cに
沿って内装された短いスライド片99を介して下降す
る。この場合短いスライド片99は、錠箱内の下部に固
定されたアングル状の下方案内片100を介して上昇す
る。
【0037】上記構成に於ける作用について説明する。
まず錠箱11内の図示しない本施錠機構が解錠状態とな
り、扉10を開けようとして操作部材16を下方方向へ
押し下げると、図2の状態から図3の状態となる。この
場合駆動体26が時計方向へ回転し、これにより出没ボ
ルト22が錠箱11内に後退すると共に、上同期杆14
並びに下同期杆15は錠箱(矢印)方向に牽引される。
【0038】そこで、各機構20、21、70を構成す
る各部材の同期的な動きについて具体的に説明する。操
作部材16の操作に起因し、駆動体26が時計方向へ回
転すると、出没ボルト22は駆動体26の第1係合腕2
9により第1バネ部材37のバネ力に抗して後退する。
【0039】しかして、係止部材25の係止歯車45
は、そのピニオン部44が出没ボルト22のラック31
に噛合しているため、反時計方向に回転する。その結
果、係止部材25の係合歯部43は下向き状態となる。
また長板状のスライド片35は、駆動体26の第2係合
腕54により押し上げバネ96のバネ力に抗して下降す
る。また下同期杆牽引用従動部材60は、駆動体26の
第2駆動係合ピン57により第3固定枢軸61を支点に
反時計方向に回転する。さらに、昇降動部材71は、そ
の上方のローラ75が出没ボルト22の弧状摺接面32
を滑動しながら出没ボルト22の頭部27の下面に至る
ので、第4固定枢軸72並びに垂直案内長孔76に案内
されながら第1付勢バネ73のバネ力に抗して下降す
る。この時第2付勢バネ82で付勢されている従動係止
片80は、昇降動部材71の下降に追動し反時計方向に
回転する。この場合従動係止片80は、昇降動部材71
の摺動ピン77が従動係止片80の弧状摺接面83を拾
うことになるので、第2付勢バネ82のバネ力により第
5固定枢軸81を支点に回転する。そして、従動係止片
80の係止爪84は、従動部材60の先端部係合ピン6
3を介して第6固定枢軸92を支点に反時計方向に回転
する補足ロック片90のラチェット歯91を1つ1つ越
えながらその1つに係合する。これにより、従動部材6
0は補足ロック片90を介して従動係止片80に係止さ
れる。
【0040】そこで、図4は図3に於いて、操作者が扉
10を開き、かつ、操作部材16から手を放した状態で
ある。この場合扉10を開いた瞬間出没ボルト22が自
動係脱機構20の係止部材25により自動的に係止さ
れ、そのまま操作者が操作部材16から手を放しても係
止部材25に係止されている状態が維持されている。
【0041】前述したように、自動係脱機構20の係止
部材25は、トリガーバネ48により係合方向に常時付
勢されたトリガー40と、出没ボルト22と噛合する係
止歯車45とで構成されているから、受け金具2の第1
磁性体4から離れたトリガー40は、瞬時に反時計方向
に回転し、その係合爪42は係止歯車45の係合歯部4
5に係合する。これにより、出没ボルト22はトリガー
40及び係止歯車45を介して係止され、トリガー40
がトリガーバネ48のバネ力に抗して係合解除の方向へ
回転しない限り、錠箱11内に引っ込んだままである。
【0042】ところで、上記の場合に於いて、操作者が
操作部材16から手を放すと、操作部材16はその駆動
バネのバネ力により元の位置に復帰する。その結果、駆
動体26は反時計方向に回転し、長板状のスライド片3
5は押し上げバネ96のバネ力により上昇するが、従動
部材60は時計方向へは回転しない。すなわち、駆動体
26が反時計方向に回転すると、従動部材60用の第2
駆動係合ピン57は従動部材60の上方の弧状周側面を
摺接しながら位置を変えて多少下降するが、従動部材6
0は前述したように自動ロック機構70の従動係止片8
0等で係止されているため、そのまま下同期杆15を牽
引した状態を保持している。
【0043】なお、扉10が開いた状態で上同期杆14
が上昇しても、扉上部の錠装置Yの垂直出没ボルト17
は解錠状態である。この垂直出没ボルト17は、扉10
を閉じた際に第2磁性体5と対峙する上方係止部材18
の回転によりその係止状態が解かれる構成となってい
る。
【0044】そこで、図7及び図8は、扉枠1に対して
扉10を閉めた瞬間の各概略説明図である。扉10を閉
めると図2の状態に成る。まず図7に示す状態を説明す
る。錠箱11のトリガー40の対向磁性体41が、対応
する受け金具2の第1磁性体4に対峙すると、本実施例
では磁性体4と対向磁性体41は互いに反発し、トリガ
ー40はトリガーバネ48のバネ力に抗して係合解除の
方向へ回転する。その結果、係止部材25の出没ボルト
22に対する係止が自動的に解除され、出没ボルト22
は第1バネ部材37のバネ力により錠箱11から突出す
る。この場合係止部材25の係止歯車45は矢印で示す
ように時計方向に回転する。
【0045】次に図8に示す状態について説明する。出
没ボルト2が矢印方向に移動すると、第1付勢バネ73
により付勢されている昇降動部材71は出没ボルト2の
下面を滑動するローラ75を介して上昇する。この時従
動係止片80は昇降動部材71の摺動ピン77により押
し退けられ、第2付勢バネ82のバネ力に抗して時計方
向に回転する。その結果、従動係止片80の係止爪84
が補足ロック片90から離れ、従動部材60は第3固定
軸61を支点に時計方向へ回転し、下同期杆15が下降
する。この時前記補足ロック片90は従動部材60の回
転に追動し、第6固定枢軸92を支点に同方向に回転す
る。
【0046】
【実施例】本発明の自動係脱機構20の一例は、扉10
を閉めると、対峙する磁性体同志の極性(反発)に対応
して駆動する係止部材25のトリガー40が時計方向へ
回転し、その結果、係止部材25の係止が自動的に解除
される。ところで、この場合当業者であれば、例えば図
3を基準に錠箱11内のトリガー40を反転した実施例
を極めて容易に考えることができる。このように設計変
更した実施例は、トリガー40の対向磁性体41は下方
に位置し、一方、トリガー40の係合爪42が係止歯車
45の係合歯部43に係脱可能になるように上方に位置
する。しかして、この場合係合歯部43の形成位置を多
少変える必要があるが、扉10を閉めると、対向する磁
性体同志の極性(吸着)に対応して駆動するトリガー4
0が時計方向へ回転し、その結果、前記係合爪42が係
止歯車45の係合歯部43から離れる。したがって、本
実施例の係止部材25のトリガー40は、受け金具2の
第1磁性体4の極性(反発、又は吸着)に対応して回転
し、その結果、係止歯車45から自動的に係止が解除さ
れれば良い。
【0047】なお、本発明の実施例に於いては、複数個
の可動ピン(例えば56、62、64等)と、これらの
可動ピンに係合する案内長孔との関係は、任意に設計変
更することができる。
【0048】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
にあっては次に列挙するような効果がある。 (1)扉を開けようとする操作部材の操作に起因して中
央錠箱の出没ボルトが後退し、これに同期して扉の上部
ロック用の上同期杆並びに下部ロック用の下同期杆が同
期的に中央錠箱の方向へとそれぞれ牽引される。 (2)また扉を開けている間、中央錠箱の出没ボルトは
常に錠箱内に引っ込んだままであり、また上同期杆及び
下同期杆も牽引されたままの状態が保持される。 (3)さらに、扉を閉じると、その瞬間に、出没ボルト
が受け金具へと自動的に飛び出して確実に係合すると共
に、同時に扉上部ロック用の上同期杆が自動的に上昇
し、一方、扉下部ロック用の下同期杆は自動ロック機構
による係止状態が直ちに解消され、その自重により落下
する。 (4)したがって、特に自由扉式の大型扉に本発明の機
構を採用した場合に、扉の開閉操作が非常に容易である
と共に、扉閉鎖の瞬時に「3箇所以上」で扉を自動的に
ロックすることができる。 (5)中央錠箱内に組込まれた出没ボルトの自動係脱機
構、上下の同期杆用牽引機構、及び下同期杆を牽引する
従動部材用の自動ロック機構を構成する各部材が合理的
に組み合わされている。特に下同期杆15は、駆動体2
6の第2係合腕54によって回転する従動部材60を介
して上方に牽引されるので、駆動体の回転量に対応して
下同期杆の牽引量(ストローク)を十分に得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
図1乃至図8は本発明の一実施例を示す各説明図。
【図1】発明の実施形態の一例を示す概略説明図。
【図2】扉を閉じた時の錠箱の内部構造を示す概略説明
図。
【図3】図2に於いて、操作者が操作部材を操作した時
の状態の説明図。
【図4】図3に於いて、操作者が扉を開きかつ操作部材
から手を放した状態の説明図。
【図5】係止部材と出没ボルトの関係を示す概略説明
図。
【図6】要部(補足ロック片、従動部材等)の概略説明
図。
【図7】扉を閉めた瞬間の自動係脱機構の状態を示す概
略説明図。
【図8】扉を閉めた瞬間の自動ロック機構の状態を示す
概略説明図。
【符号の説明】
X…錠止装置、Y、Z…錠装置、1…扉枠、2、3、7
…受け金具、4…第1磁性体、5…第2磁性体、6…第
3磁性体、10…扉、11…錠箱、11a…錠箱の上
壁、12…上部錠箱、12a…底壁、13…下部錠箱、
13a…下部錠箱の上壁、14…上同期杆、15…下同
期杆、20…出没ボルト自動係脱機構、21…同期杆牽
引機構、22…出没ボルト、23…フロント板、25…
係止部材、26…駆動体、29…第1係合腕、31…係
合溝(ラック)、32…弧状摺接面、35…長板状スラ
イド片、36…バネ支持片、40…トリガー、41…対
向磁性体、42…係合爪、43…係合歯部、44…ピニ
オン部、45…係止歯車、47…第1固定枢軸、48…
トリガーバネ、50…第2固定枢軸、54…第2係合
腕、55…第1案内孔、56…第1駆動係合ピン、57
…第2駆動係合ピン、60…従動部材、61…第3固定
枢軸、62…係合突起、63…先端部係合ピン、64…
後端部係合ピン、70…自動ロック機構、71…昇降動
部材、72…第4固定枢軸、73…第1付勢バネ、75
…ローラ、76…垂直案内長孔、77…摺動ピン、80
…従動係止片、81…第5固定枢軸、82…第2付勢バ
ネ、83…摺接面、84…係止爪、91…ラチェット
歯、92…第6固定枢軸、93…案内長孔、99…短い
スライド片。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扉用錠止装置Xが、出没ボルト自動係脱
    機構20、同期杆牽引機構21及び従動部材用自動ロッ
    ク機構70を有する中央錠箱11と、この中央錠箱11
    に対向するように扉枠1の縦枠に取付けられ、かつ、第
    1磁性体4を有する受け金具2と、前記中央錠箱11に
    垂直方向に差し込まれ、かつ、駆動体26に連結された
    上同期杆14並びに駆動体26の駆動力により回転する
    従動部材60に連結された下同期杆15とから成り、前
    記出没ボルト自動係脱機構20は、扉枠1の第1磁性体
    4の極性に対応して反発或いは吸着する対向磁性体41
    を有し、かつ、トリガーバネ48で付勢されたトリガー
    40と、このトリガーの係合爪42と係合する係合歯部
    43並びに出没ボルト22のラック31と噛合するピニ
    オン部44を有する係止歯車45とから成り、前記トリ
    ガー40は扉10を開くと、トリガーバネ48のバネ力
    により、係止歯車45に対する係止を直ちに開始し、一
    方、扉10を閉じると、トリガー40は前記磁性体4、
    41の極性に対応して回転駆動し、扉10の閉鎖瞬間ま
    で錠箱11内に後退状態にある出没ボルト22の係止状
    態を解くことを特徴とする扉用錠止装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に於いて、トリガー40と係止
    歯車45とで出没ボルト22に対する係止部材25を構
    成し、前記トリガー40は、出没ボルト22の頭部27
    の上方に位置するように第1固定枢軸47に枢支された
    L型状の係止片であり、また係止歯車45は出没ボルト
    22のボルト本体28の近傍に位置するように第2固定
    枢軸50に枢支された歯車構造体であることを特徴とす
    る扉用錠止装置。
  3. 【請求項3】 扉用錠止装置Xが、出没ボルト自動係脱
    機構20、同期杆牽引機構21及び従動部材用自動ロッ
    ク機構70を有する中央錠箱11と、この中央錠箱11
    に対向するように扉枠1の縦枠に取付けられ、かつ、第
    1磁性体4を有する受け金具2と、前記中央錠箱11に
    垂直方向に差し込まれ、かつ、駆動体26に連結された
    上同期杆14並びに駆動体26の駆動力により回転する
    従動部材60に連結された下同期杆15とから成り、前
    記同期杆牽引機構21は、操作部材16の操作により回
    転する前記駆動体26と、この駆動体26の下方に位置
    するように第3固定枢軸61に枢支された前記従動部材
    60とから成り、駆動体26は、中央部52から出没ボ
    ルト22の係合受け部30と係合するように延びた第1
    係合腕29と、同じく中央部52から錠箱11に内装さ
    れた上同期杆用スライド片35の下端部と連結するよう
    に延びた第2係合腕54とを有し、一方、従動部材60
    は、駆動体の前記第2係合腕54の駆動係合ピン57と
    係合する係合突起62を有することを特徴とする扉用錠
    止装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に於いて、従動部材60の一側
    面には、該従動部材に形成された切欠部65を貫通する
    第6固定枢軸92を介して補足ロック片90が添設さ
    れ、しかも、従動部材60と補足ロック片90は、補足
    ロック片の案内長孔93と、この案内長孔93に係合す
    る従動部材の先端部係合ピン63とにより、一体的に連
    結されていることを特徴とする扉用錠止装置。
  5. 【請求項5】 扉用錠止装置Xが、出没ボルト自動係脱
    機構20、同期杆牽引機構21及び従動部材用自動ロッ
    ク機構70を有する中央錠箱11と、この中央錠箱11
    に対向するように扉枠1の縦枠に取付けられ、かつ、第
    1磁性体4を有する受け金具2と、前記中央錠箱11に
    垂直方向に差し込まれ、かつ、駆動体26に連結された
    上同期杆14並びに駆動体26の駆動力により回転する
    従動部材60に連結された下同期杆15とから成り、前
    記従動部材用自動ロック機構70は、出没ボルト22の
    頭部27の下面乃至ボルト本体28の弧状摺接面32と
    摺接することができるように配設され、かつ、第1付勢
    バネ73により付勢された昇降動部材71と、この昇降
    動部材71の昇降動に追従して回転し、かつ、第2付勢
    バネ82により付勢された従動係止片80と、この従動
    係止片80の係止爪84と係脱することができるよう
    に、前記従動部材60の一側面に一体的に添設された補
    足ロック片90とから成ることを特徴とする扉用錠止装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項5に於いて、補足ロック片90
    は、該従動部材に形成された切欠部65を貫通する第6
    固定枢軸92を介して従動部材に添設され、しかも、従
    動部材60と補足ロック片90は、補足ロック片の案内
    長孔93と、この案内長孔93に係合する従動部材の先
    端部係合ピン63とにより、一体的に連結されているこ
    とを特徴とする扉用錠止装置。
  7. 【請求項7】 請求項5に於いて、昇降動部材71は、
    第4固定枢軸72に案内されるように出没ボルト22の
    下方に配設され、上部には出没ボルト22の頭部27の
    下面乃至ボルト本体28の弧状摺接面32を滑動するロ
    ーラ75を備え、一方、下部にはL型状従動係止片80
    の上端部80aに形成された弧状の摺接面83と圧接す
    る摺動ピン77が設けられている扉用錠止装置。
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