JPH11141479A - スクリュ式圧縮機等のスクリュロータ - Google Patents
スクリュ式圧縮機等のスクリュロータInfo
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- JPH11141479A JPH11141479A JP30852597A JP30852597A JPH11141479A JP H11141479 A JPH11141479 A JP H11141479A JP 30852597 A JP30852597 A JP 30852597A JP 30852597 A JP30852597 A JP 30852597A JP H11141479 A JPH11141479 A JP H11141479A
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- 238000013459 approach Methods 0.000 claims abstract description 5
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 3
- 230000002123 temporal effect Effects 0.000 description 2
- 238000005299 abrasion Methods 0.000 description 1
- 239000012141 concentrate Substances 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000013021 overheating Methods 0.000 description 1
- 230000036962 time dependent Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C18/00—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids
- F04C18/08—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of intermeshing-engagement type, i.e. with engagement of co-operating members similar to that of toothed gearing
- F04C18/082—Details specially related to intermeshing engagement type pumps
- F04C18/084—Toothed wheels
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
- Rotary Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ロータ加工の作業性、寸法精度の向上、ロー
タ加工用カッターの耐久性の向上を可能としたスクリュ
式圧縮機等のスクリュロータを提供する。 【解決手段】 任意に定めた雄ロータ歯TMの歯先先端
部により創成される雌ロータ歯TFの前進側歯面を形成
する曲線b〜cと、雌ロータ歯TFの先端外周面の前進
側端部にてシールエッジSを形成する円弧形状の曲線e
〜fと、曲線b〜cと曲線e〜fとの間に介在し、曲線
b〜cと曲線e〜fとに滑らかに接続し、かつ曲線e〜
fに近付くにつれて連続的或は不連続的に大きくなる曲
率で形成される曲線c〜eとからなる曲線b〜fで定め
られる歯面を備えた雌ロータFと、上記曲線c〜fによ
り定まる歯面により創成される追従側歯面を備え、上記
雌ロータFと噛合い可能に形成した雄ロータMとからな
る構成としてある。
タ加工用カッターの耐久性の向上を可能としたスクリュ
式圧縮機等のスクリュロータを提供する。 【解決手段】 任意に定めた雄ロータ歯TMの歯先先端
部により創成される雌ロータ歯TFの前進側歯面を形成
する曲線b〜cと、雌ロータ歯TFの先端外周面の前進
側端部にてシールエッジSを形成する円弧形状の曲線e
〜fと、曲線b〜cと曲線e〜fとの間に介在し、曲線
b〜cと曲線e〜fとに滑らかに接続し、かつ曲線e〜
fに近付くにつれて連続的或は不連続的に大きくなる曲
率で形成される曲線c〜eとからなる曲線b〜fで定め
られる歯面を備えた雌ロータFと、上記曲線c〜fによ
り定まる歯面により創成される追従側歯面を備え、上記
雌ロータFと噛合い可能に形成した雄ロータMとからな
る構成としてある。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばスクリュ式
圧縮機、スクリュ式真空ポンプ、スクリュ式膨張機に適
用するスクリュ式圧縮機等のスクリュロータに関するも
のである。
圧縮機、スクリュ式真空ポンプ、スクリュ式膨張機に適
用するスクリュ式圧縮機等のスクリュロータに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】スクリュ圧縮機に関しては、当初、対称
歯形と呼ばれるスクリュロータが用いられていたが、1
965年にスウェーデン国SRM社により体積効率の優
れた非対称歯形のスクリュロータが開発された。
歯形と呼ばれるスクリュロータが用いられていたが、1
965年にスウェーデン国SRM社により体積効率の優
れた非対称歯形のスクリュロータが開発された。
【0003】また、特公昭51−14723号公報にお
いて、図8に示すように、雌ロータFの歯溝Gおよびシ
ールエッジSが雌ロータピッチ円の内側にあって、シー
ルエッジSが雌ロータ歯TFの前進側歯面を定める創成
曲線31に続く直線部32とロータ外周の一部をなす雌
ロータ歯TFの先端外周面を形成する円弧33との交わ
り部に形成され、この円弧33の残部の円滑な円形の凸
状部34が、雌ロータ歯TFの凹状の追従側曲線35に
合する歯形のスクリュロータが提案されている。そし
て、斯る歯形を採用することにより、歯面加工と同じよ
うに、連続してカッターを変えることなく行えるように
なっている。なお、図8中、Mは雄ロータを示してい
る。
いて、図8に示すように、雌ロータFの歯溝Gおよびシ
ールエッジSが雌ロータピッチ円の内側にあって、シー
ルエッジSが雌ロータ歯TFの前進側歯面を定める創成
曲線31に続く直線部32とロータ外周の一部をなす雌
ロータ歯TFの先端外周面を形成する円弧33との交わ
り部に形成され、この円弧33の残部の円滑な円形の凸
状部34が、雌ロータ歯TFの凹状の追従側曲線35に
合する歯形のスクリュロータが提案されている。そし
て、斯る歯形を採用することにより、歯面加工と同じよ
うに、連続してカッターを変えることなく行えるように
なっている。なお、図8中、Mは雄ロータを示してい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図8に示すスクリュロ
ータの場合、雌ロータ歯TFの先端外周面の形状に関
し、シールエッジSを上記先端外周面の端に位置させる
ことにより歯面加工と同様に、カッターを変えることな
くシールエッジSの加工ができるようになっている。し
かしながら、雌ロータ歯TFのシールエッジSを上記先
端外周面の端に位置させ、このシールエッジSから雌ロ
ータ歯TFの前進側の直線部32へは緩やかに曲がる曲
面というよりはむしろ角部を形成するように続いてい
る。斯る形状は、以下に説明するように、雌ロータFと
対をなす雄ロータMの歯底部の加工にとって好ましくな
い。
ータの場合、雌ロータ歯TFの先端外周面の形状に関
し、シールエッジSを上記先端外周面の端に位置させる
ことにより歯面加工と同様に、カッターを変えることな
くシールエッジSの加工ができるようになっている。し
かしながら、雌ロータ歯TFのシールエッジSを上記先
端外周面の端に位置させ、このシールエッジSから雌ロ
ータ歯TFの前進側の直線部32へは緩やかに曲がる曲
面というよりはむしろ角部を形成するように続いてい
る。斯る形状は、以下に説明するように、雌ロータFと
対をなす雄ロータMの歯底部の加工にとって好ましくな
い。
【0005】図9は、雄ロータMを加工するカッター5
1を示し、図10は、カッター51の先端部の円IIIで
囲んだ部分を拡大した図である。また、図11は、雄ロ
ータMを加工中のカッター51の雄ロータMに対する相
対的な経時的変位を一定時間間隔で示し、図12は、図
11の円IVで囲んだ部分を拡大した図である。図11、
図12において、雄ロータMの歯溝の底部付近では、特
に各図上の右側の歯面付近、即ち歯面イ側付近におい
て、カッター51の軌跡が集中していることからも分か
るように、上記歯面イに沿うようにカッター51が移動
してくるため、カッター51自体の形状の誤差、カッタ
ー51の動作の誤差が、加工される側の雄ロータMの歯
面に反映されやすい。また、カッター51の先端の微小
な突出部52による加工がカッター51の他の部分に比
して、連続的に長時間続くことになり、この突出部52
の温度上昇による熱膨張、摩耗もそれだけ激しくなる。
結果として、この突出部52により加工された部分、上
述したシールエッジSに対応する部分の寸法精度も悪く
なる。
1を示し、図10は、カッター51の先端部の円IIIで
囲んだ部分を拡大した図である。また、図11は、雄ロ
ータMを加工中のカッター51の雄ロータMに対する相
対的な経時的変位を一定時間間隔で示し、図12は、図
11の円IVで囲んだ部分を拡大した図である。図11、
図12において、雄ロータMの歯溝の底部付近では、特
に各図上の右側の歯面付近、即ち歯面イ側付近におい
て、カッター51の軌跡が集中していることからも分か
るように、上記歯面イに沿うようにカッター51が移動
してくるため、カッター51自体の形状の誤差、カッタ
ー51の動作の誤差が、加工される側の雄ロータMの歯
面に反映されやすい。また、カッター51の先端の微小
な突出部52による加工がカッター51の他の部分に比
して、連続的に長時間続くことになり、この突出部52
の温度上昇による熱膨張、摩耗もそれだけ激しくなる。
結果として、この突出部52により加工された部分、上
述したシールエッジSに対応する部分の寸法精度も悪く
なる。
【0006】また、図9〜12からも分かるように、カ
ッター51の先端の突出部52は、比較的鋭い角部を形
成しており、このため、この突出部52は雄ロータMの
加工に際して、摩耗し易く、この点からも雄ロータMの
寸法精度が悪くなるという問題がある。
ッター51の先端の突出部52は、比較的鋭い角部を形
成しており、このため、この突出部52は雄ロータMの
加工に際して、摩耗し易く、この点からも雄ロータMの
寸法精度が悪くなるという問題がある。
【0007】本発明は、斯る従来の問題点をなくすこと
を課題としてなされたもので、ロータ加工の作業性、寸
法精度の向上、ロータ加工用カッターの耐久性の向上を
可能としたスクリュ式圧縮機等のスクリュロータを提供
しようとするものである。
を課題としてなされたもので、ロータ加工の作業性、寸
法精度の向上、ロータ加工用カッターの耐久性の向上を
可能としたスクリュ式圧縮機等のスクリュロータを提供
しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、任意に定めた雄ロータ歯TMの歯先先端
部により創成される雌ロータ歯TFの前進側歯面を形成
する曲線b〜cと、雌ロータ歯TFの先端外周面の前進
側端部にてシールエッジSを形成する円弧形状の曲線e
〜fと、曲線b〜cと曲線e〜fとの間に介在し、曲線
b〜cと曲線e〜fとに滑らかに接続し、かつ曲線e〜
fに近付くにつれて連続的或は不連続的に大きくなる曲
率で形成される曲線c〜eとからなる曲線b〜fで定め
られる歯面を備えた雌ロータFと、上記曲線c〜fによ
り定まる歯面により創成される追従側歯面を備え、上記
雌ロータFと噛合い可能に形成した雄ロータMとからな
る構成とした。
に、本発明は、任意に定めた雄ロータ歯TMの歯先先端
部により創成される雌ロータ歯TFの前進側歯面を形成
する曲線b〜cと、雌ロータ歯TFの先端外周面の前進
側端部にてシールエッジSを形成する円弧形状の曲線e
〜fと、曲線b〜cと曲線e〜fとの間に介在し、曲線
b〜cと曲線e〜fとに滑らかに接続し、かつ曲線e〜
fに近付くにつれて連続的或は不連続的に大きくなる曲
率で形成される曲線c〜eとからなる曲線b〜fで定め
られる歯面を備えた雌ロータFと、上記曲線c〜fによ
り定まる歯面により創成される追従側歯面を備え、上記
雌ロータFと噛合い可能に形成した雄ロータMとからな
る構成とした。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の一形態を図
面にしたがって説明する。図1は、本発明に係るスクリ
ュ圧縮機等のスクリュロータの雄ロータMと雌ロータF
との噛合い部の歯面形状を示したものである。運転時、
雄ロータMおよび雌ロータFは、矢印A,Bで示す方向
に回転し、図1において雄ロータ歯TMの下側を前進側
歯面、上側を追従側歯面と呼び、雌ロータ歯TFの下側
を前進側歯面、上側を追従側歯面と呼ぶ。
面にしたがって説明する。図1は、本発明に係るスクリ
ュ圧縮機等のスクリュロータの雄ロータMと雌ロータF
との噛合い部の歯面形状を示したものである。運転時、
雄ロータMおよび雌ロータFは、矢印A,Bで示す方向
に回転し、図1において雄ロータ歯TMの下側を前進側
歯面、上側を追従側歯面と呼び、雌ロータ歯TFの下側
を前進側歯面、上側を追従側歯面と呼ぶ。
【0010】雌ロータ歯TFの曲線b〜cで表された前
進側歯面は、雄ロータ歯TMの任意に定めた歯先先端部
により定まる創成曲線である。また、雌ロータ歯TFの
曲線e〜fで表された前進側端部のシールエッジSの輪
郭は、円弧形状をしている。曲線b〜cと曲線e〜fと
は、曲線e〜fに近付くにつれて連続的或は不連続的に
大きくなる曲率で形成される曲線、例えば図1に示す例
では、曲率半径R1の曲線c〜dとこれと滑らかに接続
した曲率半径R2(R1>R2)の曲線d〜eとからな
る曲線c〜eに滑らかに接続している。
進側歯面は、雄ロータ歯TMの任意に定めた歯先先端部
により定まる創成曲線である。また、雌ロータ歯TFの
曲線e〜fで表された前進側端部のシールエッジSの輪
郭は、円弧形状をしている。曲線b〜cと曲線e〜fと
は、曲線e〜fに近付くにつれて連続的或は不連続的に
大きくなる曲率で形成される曲線、例えば図1に示す例
では、曲率半径R1の曲線c〜dとこれと滑らかに接続
した曲率半径R2(R1>R2)の曲線d〜eとからな
る曲線c〜eに滑らかに接続している。
【0011】即ち、図1に示す例の場合には、不連続的
に大きくなる2種類の曲率の2曲線を採用しているが、
本発明は、これに限定するものではなく、2種類より多
くの曲線を採用してもよく、この数を無限に大きくし
て、曲率が連続的に変化する曲線を採用したものも含ん
でいる。一方、この雌ロータFと対をなし、これと噛合
う雄ロータMは、上記曲線c〜fにより定まる歯面によ
り創成される追従側歯面を備えた形状をしている。
に大きくなる2種類の曲率の2曲線を採用しているが、
本発明は、これに限定するものではなく、2種類より多
くの曲線を採用してもよく、この数を無限に大きくし
て、曲率が連続的に変化する曲線を採用したものも含ん
でいる。一方、この雌ロータFと対をなし、これと噛合
う雄ロータMは、上記曲線c〜fにより定まる歯面によ
り創成される追従側歯面を備えた形状をしている。
【0012】上述したように、シールエッジSは雌ロー
タ歯TFの前進側歯面の形状を定める曲線b〜eと雌ロ
ータ歯TFの先端外周面との交わり部に位置する故、同
じカッターで雌ロータFの歯面とシールエッジSの加工
が可能となる。このため、雌ロータFの加工の作業性、
寸法精度の向上が可能になる。また、図面を参照して後
述するように、雌ロータFのシールエッジSに対応する
雄ロータMの歯底の溝部の加工の寸法精度、この歯底部
を加工するカッターの耐久性が向上するようになってい
る。
タ歯TFの前進側歯面の形状を定める曲線b〜eと雌ロ
ータ歯TFの先端外周面との交わり部に位置する故、同
じカッターで雌ロータFの歯面とシールエッジSの加工
が可能となる。このため、雌ロータFの加工の作業性、
寸法精度の向上が可能になる。また、図面を参照して後
述するように、雌ロータFのシールエッジSに対応する
雄ロータMの歯底の溝部の加工の寸法精度、この歯底部
を加工するカッターの耐久性が向上するようになってい
る。
【0013】さらに、図1に示す例の場合には、シール
エッジSが雌ロータFのピッチ円PFの外側に形成され
ている。そして、このように形成することにより、雄、
雌ロータの中心(OM,OF)間距離に変わりがない場
合、従来のスクリュロータに比して行程体積を増加させ
ることが可能となる。この結果、同じ行程体積の場合、
装置の小型化が可能となる。
エッジSが雌ロータFのピッチ円PFの外側に形成され
ている。そして、このように形成することにより、雄、
雌ロータの中心(OM,OF)間距離に変わりがない場
合、従来のスクリュロータに比して行程体積を増加させ
ることが可能となる。この結果、同じ行程体積の場合、
装置の小型化が可能となる。
【0014】図2は、本発明に係るスクリュロータの内
の雄ロータMを加工するカッタ21を示し、図3は図2
中の円IIIで囲む部分を拡大した図である。カッター2
1の先端外周部に雌ロータFのシールエッジSに対応す
る雄ロータMの歯底の溝部を加工するための突出部22
が形成されている。図10および図11に示す従来のカ
ッター41の突出部42に比べて、図2および図3に示
す突出部22の方が角部の鋭さはなくなっているのが分
かる。したがって、図2および図3に示す突出部22の
方が熱容量が大きく、シールエッジSの加工時における
過熱によるダメージの程度も低く、かつ摩耗量も小さく
なる。この結果、雄ロータMの寸法精度も向上する。
の雄ロータMを加工するカッタ21を示し、図3は図2
中の円IIIで囲む部分を拡大した図である。カッター2
1の先端外周部に雌ロータFのシールエッジSに対応す
る雄ロータMの歯底の溝部を加工するための突出部22
が形成されている。図10および図11に示す従来のカ
ッター41の突出部42に比べて、図2および図3に示
す突出部22の方が角部の鋭さはなくなっているのが分
かる。したがって、図2および図3に示す突出部22の
方が熱容量が大きく、シールエッジSの加工時における
過熱によるダメージの程度も低く、かつ摩耗量も小さく
なる。この結果、雄ロータMの寸法精度も向上する。
【0015】図4は、カッター21による雄ロータMの
歯底、さらに詳しくは、シールエッジSに対応する上記
歯底における溝部の加工時におけるカッター21の雄ロ
ータMに対する相対的な位置の経時変化を、一定の時間
間隔で示し、図5は、図4中の円Vで囲む部分を拡大し
た図である。図11および図12に示す雄ロータMの加
工時における従来のカッター41に比べて、図4および
図5に示すカッター21の方が、上記加工時における雄
ロータMに対する相対的な大きな動きが終始保たれてい
るのが分かる。したがって、上記加工時におけるカッタ
ー21の先端部での温度上昇は抑制される。これによっ
ても、雄ロータMの寸法精度も向上する。
歯底、さらに詳しくは、シールエッジSに対応する上記
歯底における溝部の加工時におけるカッター21の雄ロ
ータMに対する相対的な位置の経時変化を、一定の時間
間隔で示し、図5は、図4中の円Vで囲む部分を拡大し
た図である。図11および図12に示す雄ロータMの加
工時における従来のカッター41に比べて、図4および
図5に示すカッター21の方が、上記加工時における雄
ロータMに対する相対的な大きな動きが終始保たれてい
るのが分かる。したがって、上記加工時におけるカッタ
ー21の先端部での温度上昇は抑制される。これによっ
ても、雄ロータMの寸法精度も向上する。
【0016】ところで、図1に示す曲線c〜dの曲率半
径R1、および曲線d〜eの曲率R2は、下記のパラメー
タに大きく影響する。まず、曲率半径R1はスクリュ式
圧縮機等の性能に大きく影響するブローホール面積に関
係する。このブローホールとは、互いに噛み合う一対の
雄ロータ歯TMと雌ロータ歯TFとロータ室の壁面との
3者の間に生じるスクリュ式圧縮機等に特有の隙間を意
味し、この隙間の開口面積、即ちブローホール面積が大
きくなると圧縮機、真空ポンプの場合、両ロータの歯溝
部における圧縮ガスが、より低圧の隣接する歯溝部に漏
れ返り、圧縮機等の性能を示すパラメータの一つである
体積効率が低下するという問題が生じる。
径R1、および曲線d〜eの曲率R2は、下記のパラメー
タに大きく影響する。まず、曲率半径R1はスクリュ式
圧縮機等の性能に大きく影響するブローホール面積に関
係する。このブローホールとは、互いに噛み合う一対の
雄ロータ歯TMと雌ロータ歯TFとロータ室の壁面との
3者の間に生じるスクリュ式圧縮機等に特有の隙間を意
味し、この隙間の開口面積、即ちブローホール面積が大
きくなると圧縮機、真空ポンプの場合、両ロータの歯溝
部における圧縮ガスが、より低圧の隣接する歯溝部に漏
れ返り、圧縮機等の性能を示すパラメータの一つである
体積効率が低下するという問題が生じる。
【0017】一例として曲率半径R1(mm),R2
(mm)とブローホール面積Sb(mm2)との関係に
ついての計算結果を図6、図7に示す。ブローホール面
積Sbは、曲率半径R1に大きく依存し、曲率半径R1
の増大とともに減少する。これに対して、ブローホール
面積Sbは、曲率半径R2に殆ど依存しないことが分か
る。即ち、曲率半径R1は大きくするのが好ましい。
(mm)とブローホール面積Sb(mm2)との関係に
ついての計算結果を図6、図7に示す。ブローホール面
積Sbは、曲率半径R1に大きく依存し、曲率半径R1
の増大とともに減少する。これに対して、ブローホール
面積Sbは、曲率半径R2に殆ど依存しないことが分か
る。即ち、曲率半径R1は大きくするのが好ましい。
【0018】次に、曲率半径R2については、図5に示
すように、小さくなる程、雄ロータMの歯溝、特にその
底部を加工する際、カッター21の雄ロータMに対する
相対的な大きな動きが終始保たれ、カッテングポイント
が常に移動しているのが分かる。したがって、カッター
21の摩耗、温度上昇が一カ所に集中することはなく、
雄ロータMの製作誤差が一カ所に集中して、集積され
ず、よって寸法精度の確保も容易になる。また、カッタ
ー21の形状についても、図3に示すように、突出部2
2の形状が、図11に示すカッター51に比して、外側
に向かって丸みを帯びた形状になっているため、加工の
際に、摩耗しにくく、この点からも雄ロータMの製作誤
差が生じにくくなっている。
すように、小さくなる程、雄ロータMの歯溝、特にその
底部を加工する際、カッター21の雄ロータMに対する
相対的な大きな動きが終始保たれ、カッテングポイント
が常に移動しているのが分かる。したがって、カッター
21の摩耗、温度上昇が一カ所に集中することはなく、
雄ロータMの製作誤差が一カ所に集中して、集積され
ず、よって寸法精度の確保も容易になる。また、カッタ
ー21の形状についても、図3に示すように、突出部2
2の形状が、図11に示すカッター51に比して、外側
に向かって丸みを帯びた形状になっているため、加工の
際に、摩耗しにくく、この点からも雄ロータMの製作誤
差が生じにくくなっている。
【0019】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
によれば、任意に定めた雄ロータ歯TMの歯先先端部に
より創成される雌ロータ歯TFの前進側歯面を形成する
曲線b〜cと、雌ロータ歯TFの先端外周面の前進側端
部にてシールエッジSを形成する円弧形状の曲線e〜f
と、曲線b〜cと曲線e〜fとの間に介在し、曲線b〜
cと曲線e〜fとに滑らかに接続し、かつ曲線e〜fに
近付くにつれて連続的或は不連続的に大きくなる曲率で
形成される曲線c〜eとからなる曲線b〜fで定められ
る歯面を備えた雌ロータFと、上記曲線c〜fにより定
まる歯面により創成される追従側歯面を備え、上記雌ロ
ータFと噛合い可能に形成した雄ロータMとからなる構
成としてある。このため、ロータ加工の作業性、寸法精
度の向上、ロータ加工用カッターの耐久性の向上が可能
になるという効果を奏する。
によれば、任意に定めた雄ロータ歯TMの歯先先端部に
より創成される雌ロータ歯TFの前進側歯面を形成する
曲線b〜cと、雌ロータ歯TFの先端外周面の前進側端
部にてシールエッジSを形成する円弧形状の曲線e〜f
と、曲線b〜cと曲線e〜fとの間に介在し、曲線b〜
cと曲線e〜fとに滑らかに接続し、かつ曲線e〜fに
近付くにつれて連続的或は不連続的に大きくなる曲率で
形成される曲線c〜eとからなる曲線b〜fで定められ
る歯面を備えた雌ロータFと、上記曲線c〜fにより定
まる歯面により創成される追従側歯面を備え、上記雌ロ
ータFと噛合い可能に形成した雄ロータMとからなる構
成としてある。このため、ロータ加工の作業性、寸法精
度の向上、ロータ加工用カッターの耐久性の向上が可能
になるという効果を奏する。
【図1】 本発明に係るスクリュロータの噛合い部の軸
直角断面の輪郭形状を示す図である。
直角断面の輪郭形状を示す図である。
【図2】 図1に示すスクリュロータの雄ロータ加工用
カッターを示す図である。
カッターを示す図である。
【図3】 図2における円Iで囲む部分の拡大図であ
る。
る。
【図4】 図2に示すカッターによる雄ロータ加工時に
おける、雄ロータに対するカッターの相対的な経時的変
位を一定時間間隔で示した図である。
おける、雄ロータに対するカッターの相対的な経時的変
位を一定時間間隔で示した図である。
【図5】 図4における円IIで囲む部分の拡大図であ
る。
る。
【図6】 曲率半径R1(mm)とブローホール開口面
積Sb(mm2)との関係を示す図である。
積Sb(mm2)との関係を示す図である。
【図7】 曲率半径R2(mm)とブローホール開口面
積Sb(mm2)との関係を示す図である。
積Sb(mm2)との関係を示す図である。
【図8】 従来のスクリュロータを示す図である。
【図9】 図8に示すスクリュロータの雄ロータ加工用
カッターを示す図である。
カッターを示す図である。
【図10】 図9における円IIIで囲む部分の拡大図で
ある。
ある。
【図11】 図9に示すカッターによる雄ロータ加工時
における、雄ロータに対するカッターの相対的な経時的
変位を一定時間間隔で示した図である。
における、雄ロータに対するカッターの相対的な経時的
変位を一定時間間隔で示した図である。
【図12】 図11における円IVで囲む部分の拡大図で
ある。
ある。
M 雄ロータ F 雌ロータ TM 雄ロータ歯 TF 雌ロータ歯 S シールエッジ R1,R2 曲率半径
Claims (1)
- 【請求項1】 任意に定めた雄ロータ歯TMの歯先先端
部により創成される雌ロータ歯TFの前進側歯面を形成
する曲線b〜cと、雌ロータ歯TFの先端外周面の前進
側端部にてシールエッジSを形成する円弧形状の曲線e
〜fと、曲線b〜cと曲線e〜fとの間に介在し、曲線
b〜cと曲線e〜fとに滑らかに接続し、かつ曲線e〜
fに近付くにつれて連続的或は不連続的に大きくなる曲
率で形成される曲線c〜eとからなる曲線b〜fで定め
られる歯面を備えた雌ロータFと、上記曲線c〜fによ
り定まる歯面により創成される追従側歯面を備え、上記
雌ロータFと噛合い可能に形成した雄ロータMとからな
ることを特徴とするスクリュ式圧縮機等のスクリュロー
タ。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30852597A JPH11141479A (ja) | 1997-11-11 | 1997-11-11 | スクリュ式圧縮機等のスクリュロータ |
| GB9824774A GB2331127B (en) | 1997-11-11 | 1998-11-11 | Screw rotor set |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30852597A JPH11141479A (ja) | 1997-11-11 | 1997-11-11 | スクリュ式圧縮機等のスクリュロータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11141479A true JPH11141479A (ja) | 1999-05-25 |
Family
ID=17982088
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30852597A Pending JPH11141479A (ja) | 1997-11-11 | 1997-11-11 | スクリュ式圧縮機等のスクリュロータ |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11141479A (ja) |
| GB (1) | GB2331127B (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6422847B1 (en) * | 2001-06-07 | 2002-07-23 | Carrier Corporation | Screw rotor tip with a reverse curve |
| WO2003062641A1 (en) * | 2002-01-25 | 2003-07-31 | Lee, Jae Young | Rotor profile for screw compressors |
| RU2494286C1 (ru) * | 2012-04-26 | 2013-09-27 | Закрытое акционерное общество "Научно-исследовательский и конструкторский институт центробежных и роторных компрессоров им. В.Б. Шнеппа" | Зацепление винтовой машины |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| SE429783B (sv) * | 1981-12-22 | 1983-09-26 | Sullair Tech Ab | Rotorer for en skruvrotormaskin |
| US4508496A (en) * | 1984-01-16 | 1985-04-02 | Ingersoll-Rand Co. | Rotary, positive-displacement machine, of the helical-rotor type, and rotors therefor |
| US4527967A (en) * | 1984-08-31 | 1985-07-09 | Dunham-Bush, Inc. | Screw rotor machine with specific tooth profile |
| JPH0320481Y2 (ja) * | 1985-06-29 | 1991-05-02 | ||
| US5454701A (en) * | 1994-06-02 | 1995-10-03 | Chen; Chia-Hsing | Screw compressor with rotors having hyper profile |
-
1997
- 1997-11-11 JP JP30852597A patent/JPH11141479A/ja active Pending
-
1998
- 1998-11-11 GB GB9824774A patent/GB2331127B/en not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6422847B1 (en) * | 2001-06-07 | 2002-07-23 | Carrier Corporation | Screw rotor tip with a reverse curve |
| WO2003062641A1 (en) * | 2002-01-25 | 2003-07-31 | Lee, Jae Young | Rotor profile for screw compressors |
| RU2494286C1 (ru) * | 2012-04-26 | 2013-09-27 | Закрытое акционерное общество "Научно-исследовательский и конструкторский институт центробежных и роторных компрессоров им. В.Б. Шнеппа" | Зацепление винтовой машины |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| GB2331127B (en) | 2000-07-05 |
| GB9824774D0 (en) | 1999-01-06 |
| GB2331127A (en) | 1999-05-12 |
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