JPH11141571A - コイル回転形電磁クラッチ - Google Patents

コイル回転形電磁クラッチ

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JPH11141571A
JPH11141571A JP32708297A JP32708297A JPH11141571A JP H11141571 A JPH11141571 A JP H11141571A JP 32708297 A JP32708297 A JP 32708297A JP 32708297 A JP32708297 A JP 32708297A JP H11141571 A JPH11141571 A JP H11141571A
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JP
Japan
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coil
brush
slip ring
electromagnetic clutch
rotor
Prior art date
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Pending
Application number
JP32708297A
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English (en)
Inventor
Mitoshi Ishiuchi
巳敏 石内
Yoshihiro Kurosu
義弘 黒須
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Ogura Clutch Co Ltd
Original Assignee
Ogura Clutch Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軽量小形で安価なコイル回転形電磁クラッチ
を提供する。 【解決手段】 端子ハウジング16に一体に成形された
ブラシホルダを設け、このブラシホルダに、ブラシ20
が固定された板ばね状の導電部材21を収容した。導電
部材21は、端子ハウジング16にインサートされた端
子19aに電気的に接続されるとともに、弾性復帰力が
付与されている。ブラシ20は、導電部材21の弾性復
帰力によりスリップリングに押圧される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コイル回転形電
磁クラッチに関するものであって、特に、自動車用空調
装置の圧縮機に装着されて最適なコイル回転形電磁クラ
ッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車用空調装置の圧縮機に装着される
コイル回転形電磁クラッチは、圧縮機の固定ハウジング
に形成された円筒状の支持部に電磁コイルを収容したロ
ータを回転自在に支持するとともに、このロータの摩擦
面と係合離間する摩擦面が形成されたアーマチュアを、
固定ハウジングの支持部を貫通して突出した回転軸の軸
端に軸線方向にのみ移動自在に支持している。また、電
磁コイルのプラス側巻端部が接続されたスリップリング
をロータの側面に同軸状に配設して、このスリップリン
グに摺接するブラシが配設された端子ハウジングを固定
ハウジングに回転不能に支持する構造である。そして、
車載バッテリーによる電源側と端子ハウジングのコネク
タを接続することにより、電磁コイルへの通電を可能に
するとともに、電磁コイルの磁束によりロータの摩擦面
にアーマチュアの摩擦面を摩擦係合させて圧縮機を駆動
するようにしている。なお、電磁コイルのマイナス側巻
端部は、ロータに固定して接地接続するようにしている
(特開昭54−159549号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のコイル回転形電
磁クラッチは、端子がインサートされた端子ハウジング
にブラシホルダを一体に成形してそのブラシホルダの底
部に端子の端部を露呈するとともに、スリップリング側
へ出入自在にブラシホルダに配設されたブラシと端子の
端部との間に、回転軸の軸線と平行な中心線となるコイ
ルばねを介在して、そのコイルばねの弾性復帰力により
ブラシをスリップリングに押圧する構造である。また、
コイルばねの内側に挿入されたリード線からなる導電部
材により、端子の端部とブラシとが電気的に接続されて
いる。したがって、端子ハウジングのブラシホルダが回
転軸の軸線方向に突出するので、コイル回転形電磁クラ
ッチやこれが支持される固定ハウジングの支持部および
この支持部を貫通する回転軸の軸線方向の寸法が長くな
り、装置の大形化の要因となっている。
【0004】また、従来のコイル回転形電磁クラッチ
は、電磁コイルのプラス側巻端部をリード線と接続して
そのリード線を介してスリップリングと電磁コイルとを
電気的に接続した構造になっているため、その接続作業
に手間が掛かりコイル回転形電磁クラッチの生産性を悪
くする要因となっている。この発明は、このような課題
を解決して、軽量小形で安価なコイル回転形電磁クラッ
チを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明のコイル回転形電磁クラッチは、第1発明
として、側面から円筒状の支持部が突出した固定ハウジ
ングと、この固定ハウジングの支持部内を貫通して軸端
が支持部から突出した回転軸とを備えた回転機械に装着
されるコイル回転形電磁クラッチにおいて、前記回転軸
の軸線方向のうち軸端側の摩擦面と環状な空間からなる
コイル保持部とが設けられ前記固定ハウジングの支持部
に回転自在に支持されたロータと、このロータの前記回
転軸の軸線方向のうち反軸端側に同軸状に配設された環
状なスリップリングと、電源側と接続されるコネクタと
前記スリップリングと軸線方向で対向するブラシホルダ
とが一体に成形され前記固定ハウジングに回転不能に支
持された合成樹脂材製の端子ハウジングと、一端が前記
コネクタ内に露呈され他端が前記ブラシホルダ内に露呈
されるように前記端子ハウジングにインサートされた端
子と、前記ブラシホンダ内に配設され前記スリップリン
グに摺接するブラシと、このブラシと前記端子の他端と
を接続するとともに前記ブラシを前記スリップリングに
押圧する弾性復帰力が付与された板ばね状の導電部材
と、前記ブラシが挿通される窓部が設けられ前記ブラシ
ホルダに被せられた合成樹脂材製のカバーと、多条に巻
回されて前記ロータのコイル保持部に収容されプラス側
巻端部が前記スリップリングと接続された電磁コイル
と、前記回転軸の軸端に軸線方向にのみ移動自在に支持
され前記ロータの摩擦面と係合離間する摩擦面が設けら
れたアーマチュアとを備えたことを特徴とする。
【0006】また、第1発明にスリップリングと電磁コ
イルとの電気的な接続構造を加えて、第2発明として、
側面から円筒状の支持部が突出した固定ハウジングと、
この固定ハウジングの支持部内を貫通して軸端が支持部
から突出した回転軸とを備えた回転機械に装着されるコ
イル回転形電磁クラッチにおいて、前記回転軸の軸線方
向のうち軸端側の摩擦面と環状な空間からなるコイル保
持部とが設けられ前記固定ハウジングの支持部に回転自
在に支持されたロータと、このロータの前記回転軸の軸
線方向のうち反軸端側に同軸状に配設されるとともに圧
着部が一体に設けられた環状なスリップリングと、電源
側と接続されるコネクタと前記スリップリングと軸線方
向で対向するブラシホルダとが一体に成形され前記固定
ハウジングに回転不能に支持された合成樹脂材製の端子
ハウジングと、一端が前記コネクタ内に露呈され他端が
前記ブラシホルダ内に露呈されるように前記端子ハウジ
ングにインサートされた端子と、前記ブラシホンダ内に
配設され前記スリップリングに摺接するブラシと、この
ブラシと前記端子の他端とを接続するとともに前記ブラ
シを前記スリップリングに押圧する弾性復帰力が付与さ
れた板ばね状の導電部材と、前記ブラシが挿通される窓
部が設けられ前記ブラシホルダに被せられた合成樹脂材
製のカバーと、多条に巻回された電磁コイルと、この電
磁コイルを保持して前記ロータのコイル保持部に収容さ
れるとともに引き出された前記電磁コイルのプラス側巻
端部が前記スリップリングの圧着部と接続される接続部
が前記ロータの前記回転軸の軸線方向のうち反軸端側に
露呈された合成樹脂材製のコイルボビンと、前記回転軸
の軸端に軸線方向にのみ移動自在に支持され前記ロータ
の摩擦面と係合離間する摩擦面が設けられたアーマチュ
アとを備えたことを特徴とする。
【0007】また更に、第1発明または第2発明に導電
部材の形状や構造を加えて、第3発明として、導電部材
は、端子の他端と接続されブラシホルダの底部とカバー
の内側面との間に挟持された基端部と、ブラシが固定さ
れた自由端部と、これら基端部と自由端部との間に設け
られた可撓部とを有する形状からなり、スリップリング
の反回転方向に直線状に延設されブラシホルダに収容さ
れていることを特徴とする。
【0008】また、第3発明の導電部材にブラシの面圧
分布を均一にするための構造を加えて、第4発明とし
て、導電部材は、可撓部から自由端部に移行する部位が
僅かに折り曲げられており、ブラシをスリップリングに
当接することにより、導電部材の自由端部が回転軸と直
交する平面上に構成されることを特徴とする。また更
に、第3発明または第4発明に導電部材の基端部の固定
構造を加えて、第5発明として、導電部材の基端部に形
成されたU字状の折曲げ部が、ブラシホルダの底部から
突出した端子の他端に嵌合されるとともに、カバーの内
側面には、導電部材の折曲げ部と端子の他端とが圧入さ
れる溝が形成されていることを特徴とする。また、第6
発明として、導電部材の基端部に形成された折曲げ部
が、ブラシホルダの底部に露呈した端子の他端とカバー
の内側面との間に挟持されて弾性変形をしていることを
特徴とする。
【0009】また、この発明のコイル回転形電磁クラッ
チは、第7発明として、側面から円筒状の支持部が突出
した固定ハウジングと、この固定ハウジングの支持部内
を貫通して軸端が支持部から突出した回転軸とを備えた
回転機械に装着されるコイル回転形電磁クラッチにおい
て、前記回転軸の軸線方向のうち軸端側の摩擦面と環状
な空間からなるコイル保持部とが設けられ前記固定ハウ
ジングの支持部に回転自在に支持されたロータと、この
ロータの前記回転軸の軸線方向のうち反軸端側に同軸状
に配設されるとともに圧着部が一体に設けられた環状な
スリップリングと、このスリップリングと軸線方向で対
向するブラシホルダが一体に成形され前記固定ハウジン
グに回転不能に支持された合成樹脂材製の端子ハウジン
グと、端部が前記ブラシホルダ内に露呈されるように前
記端子ハウジングにインサートされた端子と、前記ブラ
シホンダ内に配設され前記スリップリングに摺接するブ
ラシと、このブラシと前記端子の端部とを接続する導電
部材と、多条に巻回された電磁コイルと、この電磁コイ
ルを保持して前記ロータのコイル保持部に収容されると
ともに引き出された前記電磁コイルのプラス側巻端部が
前記スリップリングの圧着部と接続される接続部が前記
ロータの前記回転軸の軸線方向のうち反軸端側に露呈さ
れた合成樹脂材製のコイルボビンと、前記回転軸の軸端
に軸線方向にのみ移動自在に支持され前記ロータの摩擦
面と係合離間する摩擦面が設けられたアーマチュアとを
備えたことを特徴とする。
【0010】また更に、第7発明にスリップリングの保
持構造を加えて、第8発明として、スリップリングは、
電磁コイルのプラス側巻端部が係入される係入溝が形成
された圧着部とブラシが押圧される摺接面とが露呈する
ように環状な非磁性材製のリング保持板にインサートさ
れており、リング保持板は、ロータの回転軸の軸線方向
のうち反軸端側に固定されていることを特徴とする。ま
た、第8発明のスリップリングの保持構造に強固に保持
する構造を加えて、第9発明として、スリップリングに
は、リング保持板との相対的な回転を防止する突出片が
設けられ、リング保持板に埋設されていることを特徴と
する。
【0011】
【発明の実施の形態】図1から図8は、この発明の実施
の形態として示されたコイル回転形電磁クラッチであ
り、図1は回転機械としての圧縮機に装着されたコイル
回転形電磁クラッチの断面図、図2は図1の端子ハウジ
ングの平面図、図3は図2のA矢視部分を拡大したもの
であり、カバーを取りはずした状態で示されたブラシホ
ルダの平面図である。図4はカバーを被せた状態で示し
た図3のB−B線断面図、図5は図3のC−C線断面を
含むロータの上半分のみの断面図である。図6は図1の
下半分を拡大したものであり、ロータの下半分のみの断
面図である。図7と図8はスリップリングの平面図であ
る。以下、これら図面の実施の形態を説明する。
【0012】コイル回転形電磁クラッチ1は、自動車用
空調装置の圧縮機の前方の固定ハウジング2に装着され
ている。固定ハウジング2の側面から突出した円筒状の
支持部3は、大径円筒部3aと小径円筒部3bが形成さ
れ、そのうち小径円筒部3bには、スナップリングで抜
け止めされた軸受4を介してロータ5が回転自在に支持
されている。ロータ5は、軸受4の外輪が圧入嵌合され
て図示せぬかしめ片で抜け止めされた内側の円筒部6a
と、外周面を転造加工によりプーリ溝に成形した外側の
円筒部6bと、これら円筒部6a・6bを連結した円板
部6cとを有する、断面コ字状で環状な第1継鉄部材6
と、この第1継鉄部材6の開口部分に圧入嵌合され図示
せぬかしめ片で抜け止めされた円板状の第2継鉄部材7
とが設けられ、これら第1・第2継鉄部材6・7によ
り、環状な空間S(コイル保持部)が形成されている。
また、第1継鉄部材6の円板部6cには、プレス打抜き
加工により円周方向に断続して成形された複数の円弧状
長孔6dが二重に設けられている。また更には、円板部
6cの空間Sとは反対側、換言すれば後述する回転軸2
3の軸線方向のうち軸端側となる側面を、後述するアー
マチュア28の摩擦面28aが係合離間する摩擦面6e
として設けている。
【0013】ロータ5の空間Sには、コイル組立体が収
容されている。コイル組立体は、自己融着性のマグネッ
トワイヤを巻線機で多条に巻回した電磁コイル8と、こ
の電磁コイル8の略半分が嵌合される環状溝9aが形成
された保持枠9bと、この保持枠9bの底部に180度
位相をずらせて穿設された2つの引き出し口9cとを有
する合成樹脂材製のコイルボビン9と、このコイルボビ
ン9の保持枠9bから突出した電磁コイル8の略半分に
嵌合される環状溝10aが形成された保持枠10bを有
する合成樹脂材製のコイルカバー10とからなる構造で
ある。また、コイルボビン9の保持枠9bとコイルカバ
ー10の保持枠10bの重なり合う面は、テーパ状の合
わせ面に形成されている。また更に、コイルボビン9に
は、電磁コイル8のプラス側巻端部8aとマイナス側巻
端部8bが引き出される2つの接続部11・12が一体
に樹脂成形されている。
【0014】コイルボビン9の接続部のうち、電磁コイ
ル8のプラス側巻端部8aが引き出された第1接続部1
1は、コイル引き出し口9cの開口部分から半径方向外
側に延びたコイル係入溝11aと、このコイル係入溝1
1aと交差するように間隔をおいて平行に形成された2
つの圧入溝11bが設けられ、第2継鉄部材7に穿設さ
れた貫通孔7aに圧入嵌合されている。また、電磁コイ
ル8のマイナス側巻端部8bが引き出された第2接続部
12は、コイル引き出し口9cの開口部分から半径方向
内側に延びたコイル係入溝12aと、このコイル係入溝
12aと交差するように間隔をおいて平行に形成された
2つの圧入溝12bが設けられ、第2継鉄部材7に穿設
された切り欠き溝7bに圧入嵌合されている。
【0015】このような構造からなる各接続部11・1
2には、スリップリング組立体の圧着部14a・15a
が圧入嵌合されている。スリップリング組立体は、第2
継鉄部材7に固着された非磁性材製のリング保持板13
と、対向する側板にコイル圧着溝14d・15dが個々
に形成されたコ字状の圧着部14a・15aと後述する
ブラシ20が押圧される摺接面14b・15bが露呈す
るように、リング保持板13にインサートされた環状な
プラス側のスリップリング14と環状なマイナス側のス
リップリング15とからなる構造である。これらスリッ
プリング14・15は、ロータ5に同軸状に配設されて
いる。また、リング保持板13との相対的な回転を防止
するために、L字状に折り曲げられた複数の突出片14
c・15cを外周面または内周面に一体に形成して、こ
れら突出片14c・15cをリング保持板13に埋設し
ている。
【0016】次に、スリップリング14・15の各摺接
面14b・15bに押圧されたブラシ20が配設された
端子ハウジング16を説明する。合成樹脂材製の端子ハ
ウジング16は、固定ハウジング2の支持部3のうち大
径円筒部3aに嵌合された環状部16aと、この環状部
16aから半径方向外側に延設された端子保持部16b
と、この端子保持部16bの先端側に設けられたコネク
タ17と、端子保持部16bの環状部16a側に設けら
れたブラシホルダ18が、一体に樹脂成形されている。
また、端子ハウジング16内には、コネクタ17の凹陥
部17a内に一端が露呈された2つの端子19a・19
bが間隔をおいてインサートされている。そして、環状
部16aを大径円筒部3aに嵌合して、環状部16aの
突起16cを固定ハウジング2の側面に形成した凹部2
aと噛合わせた後、スナップリングにより抜け止めする
ことにより、端子ハウジング16は固定ハウジング2の
支持部3に回転不能に支持されている。なお、端子ハウ
ジング16の回り止め手段として、環状部16aの内周
面に平坦面を設けるとともに、その平坦面が嵌合される
平坦面を支持部3の大径円筒部3aの外周面に設けた構
造を追加してもよい。
【0017】端子ハウジング16のブラシホルダ18
は、スリップリング14・15とブラシ20との接点を
通りスリップリング14・15の回転方向に傾く平行な
直線(図示せぬ)上において上記接点からスリップリン
グ14・15の反回転方向に延設された2つのブラシ収
容部18a・18bと、各ブラシ収容部18a・18b
のうちスリップリング14・15の反回転方向側となる
端部に個々に設けられた載置部18c・18dとを有す
るとともに、各ブラシ収容部18a・18bの末端部か
ら、プラス側端子19aの端部とマイナス側端子19b
の端部が回転軸23の軸線方向に突出されている。な
お、ブラシ収容部18aとブラシ収容部18bは、隔壁
部18eにより分室されている。
【0018】これらブラシ収容部18a・18bには、
ブラシ20が固定された板ばね状の導電部材21が収容
されている。導電部材21は、ブラシホルダ18の載置
部18c・18dに載置された基端部21aと、ブラシ
20が固定された断面コ字状の自由端部21bと、これ
ら基端部21aと自由端部21bとの間で弾性変形をし
た可撓部21cとを有する形状である。また、各基端部
21aには、端子19a・19bの端部に嵌合されたU
字状の折曲げ部21dが形成され、各自由端部21bに
は、ブラシ20の小径円筒部20aが挿入されるととも
に小径円筒部20aのくびれた部分に噛合う切り起こし
片(図示せぬ)が周縁上に形成された貫通孔(図示せ
ぬ)が設けられている。なお、図3や図4に実線で示さ
れた状態は、ブラシ20がスリップリング14・15に
当接した状態である。また、図4における2点鎖線で示
された状態は、導電部材21の成形時の状態であり、可
撓部21cの中心線Pに対して自由端部21bの中心線
Qが角度Rだけ傾いている。これは、ブラシ20の平ら
な矩形状の端面がスリップリング14・15の平らな摺
接面14b・15bに押圧されるときの初期の面圧分布
を均一にするために傾いており、ブラシ20がスリップ
リング14・15に当接することにより、導電部材21
の自由端部21bが回転軸23と直交する平面上に構成
されるようになっている。
【0019】このような導電部材21やブラシ20が収
容されたブラシホルダ18には、合成樹脂材製のカバー
22が被せられ一体に溶着されている。カバー22の内
側面には、端子19a・19bの端部と導電部材21の
折曲げ部21dが圧入された溝22aと、ブラシホルダ
18の載置部18cに導電部材21の基端部21aを介
して重ね合わされる重合部22bと、ブラシ20が出入
自在に挿通された窓部22cと、この窓部22cの周縁
の一部分に設けられ導電部材21の弾性復帰量を制限す
るストッパ部22dが、樹脂成形により一体に成形され
ている。
【0020】次に、ロータ6の摩擦面6eと所定のエア
ギャップGをおいて対向する摩擦面28aが形成された
アーマチュア28を備えたアーマチュア組立体について
説明する。圧縮機の固定ハウジング2の支持部3内を貫
通した回転軸23は、スプライン溝とねじ孔が形成され
た軸端が支持部3から突出しており、その軸端にハブ2
4がスプライン嵌合されている。ハブ24のフランジ部
には、円筒部25aが一体に成形された内側支持板25
がリベットで固定され、この内側支持板25の中心孔周
辺を回転軸23の軸端に当接するとともに、その中心孔
からボルトを挿入して回転軸23のねじ孔に螺合するこ
とにより、アーマチュア組立体は回転軸23に一体に装
着されている。また、内側支持板25の円筒部25aと
半径方向外側で対向する円筒部26aが一体に成形され
た外側支持板26が設けられ、内周面が円筒部25aに
固着され外周面が円筒部26aに固着されたダンパゴム
27により、内側支持板25と外側支持板26とは連結
されている。また更に、外側支持板26には、スペーサ
を介してアーマチュア28がリベットで固定されてい
る。アーマチュア28は、ロータ5の摩擦面6eとエア
ギャップGをおいて対向する摩擦面28aと、円周方向
に断続して成形された複数の円弧状長孔28bが形成さ
れている。また、アーマチュア28の摩擦面28aとは
反対側の側面は、ダンパゴム27の弾性復帰力により、
ダンパゴム27と一体に成形されたストッパゴム27a
に当接している。
【0021】以上のような構造からなるコイル回転形電
磁クラッチ1は、車載エンジンが駆動されると図示せぬ
自動車用補助機械のプーリとともにロータ5が回転す
る。また、コイル回転形電磁クラッチ1は、ブラシ20
がスリップリング14・15に押圧されるとともに、車
載バッテリを電源とする電源ライン側のコネクタが端子
ハウジング16のコネクタ17に接続されるので、圧縮
機の駆動スイッチをONにすれば電磁コイル8に通電さ
れ磁束が発生する。その磁束は、ロータ5の第1継鉄部
材6からアーマチュア28に迂回されるダブルフラック
ス形磁束回路を流れるので、ダンパゴム27の弾性復帰
力に抗して、アーマチュア28の摩擦面28aがロータ
5の摩擦面6eに摩擦係合する。そして、ロータ5と回
転軸23とが一体に回転して、圧縮機は駆動される。圧
縮機の駆動スイッチをOFFにすれば、電磁コイル8へ
の通電も断たれて磁束が消滅するので、ダンパゴム27
の弾性復帰力により、アーマチュア28の摩擦面28a
がロータ5の摩擦面6eから離間してエアギャップGが
形成される。そして、回転軸23への回転伝達が遮断さ
れ、圧縮機は停止する。
【0022】なお、この実施の形態では、マイナス側端
子19bを介して電源回路の接地ラインと電磁コイル8
のマイナス側巻端部8bを接続しているが、従来の技術
で説明したように、電磁コイル8のマイナス側巻端部8
bをロータ5の第1・2継鉄部材6・7に接続して、ボ
ディアース形のコイル回転形電磁クラッチにすることが
できる。そのような場合、マイナス側端子19bとマイ
ナス側スリップリング15およびこれらを接続する導電
部材21とブラシ20は省略することができる。
【0023】次に、この発明の別の実施の形態について
説明する。図9は、図5と同様に示したロータの上半分
のみの断面図である。なお、先の実施の形態と同じ構成
部材には同じ符号を示すことにより、重複した説明は省
略する。この図面のロータ29は、従来の技術で説明し
たコイル回転形電磁クラッチのロータに類似して、円板
状の第1継鉄部材30と断面コ字状で環状な第2継鉄部
材31により、コイル組立体が収容される環状な空間S
(コイル保持部)が形成されている。そして、第1継鉄
部材30の外側の側面(回転軸の軸端側の側面)を摩擦
面30aとするとともに、内周面と外周面に形成された
円弧状の切り欠き部30b・30cにより、磁束を迂回
させるための円弧状長孔が二重に設けられている。ま
た、第2継鉄部材31は、軸受4が圧入嵌合されて抜け
止めされた内側の円筒部31aと、外周面を転造加工に
よりプーリ溝に成形した外側の円筒部31bと、これら
円筒部31aと円筒部31bを連結した円板部31cが
設けられ、円板部31cには、コイルボビン9の接続部
11・12が圧入嵌合された貫通孔31dと切り欠き部
(図示せぬ)が形成されている。このような構造からな
るロータ29を備えたコイル回転形電磁クラッチは、先
の実施の形態と同じ作用が得られる。
【0024】次に、この発明の更に別の実施の形態につ
いて説明する。図10と図11は、図3と図4と同様に
示したものであり、図10は、カバーを取りはずした状
態で示したブラシホルダの平面図、図11は、カバーを
被せた状態で示した図10のD−D線断面図である。な
お、先の実施の形態と略同一な構成部材には同じ符号を
示すことにより、重複した説明は省略する。これら図面
の板ばね状の導電部材32は、くの字状に折り曲げら
れ、ブラシホルダ33の底部に平坦状に露呈したプラス
側端子19aの端部に重ね合わされブラシホルダ33に
被せられるカバー34により弾性変形をした基端部32
aと、ブラシ35が固定された自由端部32bと、これ
ら基端部32aと自由端部32bとの間で弾性変形をし
た可撓部32cとを有する形状である。また、ブラシ3
5の面圧分布が均一になるように、自由端部32bは可
撓部32cに対して僅かに傾いている。なお、符号34
aは、導電部材32の基端部32aが掛止されたカバー
34の突出部であり、符号34bは、ブラシ35が挿通
されたカバー34の窓部である。このような構造からな
る導電部材32を備えたコイル回転形電磁クラッチは、
先の実施の形態と同じ作用が得られる。
【0025】以上、この発明の実施の形態を詳細に説明
したが、この発明における回転機械は、自動車用空調装
置の圧縮機だけではなく、その他の自動車用補助機械や
工作機械など多くの分野で使用されている回転機械を含
むものである。また、この発明は、ロータに設けられる
プーリ溝の形状や回転軸へのアーマチュアの支持構造な
ど、細部についても、実施の形態として示したコイル回
転形電磁クラッチに限定されない。
【0026】
【発明の効果】第1発明のコイル回転形電磁クラッチ
は、ブラシと端子の他端とを接続するとともにブラシを
スリップリングに押圧する弾性復帰力が付与された板ば
ね状の導電部材を設けたので、端子ハウジングのブラシ
ホルダは偏平状に成形され、コイル回転形電磁クラッチ
やこれが支持される固定ハウジングの支持部およびこの
支持部を貫通する回転軸の軸線方向の寸法が短くなるの
で、装置の小形化が図られ軽量で安価なコイル回転形電
磁クラッチを提供できる。
【0027】第2発明のコイル回転形電磁クラッチは、
ブラシと端子の他端とを接続するとともにブラシをスリ
ップリングに押圧する弾性復帰力が付与された板ばね状
の導電部材を設け、かつスリップリングに一体に設けた
圧着部を、コイルボビンの接続部に引き出されたプラス
側巻端部に接続するようにしたので、装置の小形化が図
られるとともに生産性が向上されるので、軽量小形で安
価なコイル回転形電磁クラッチを提供することができ
る。
【0028】第3発明のコイル回転形電磁クラッチは、
第1発明または第2発明において、板ばね状の導電部材
を、スリップリングの反回転方向に直線状に延設してブ
ラシホルダに収容したので、換言すれば導電部材が引っ
張られる方向に配設されているので、ブラシとスリップ
リングの摺動抵抗による導電部材の微振動はなく常に安
定した給電を行うことができる。
【0029】第4発明のコイル回転形電磁クラッチは、
第3発明において、ブラシがスリップリングに当接する
ことにより、導電部材の自由端部が回転軸と直交する平
面上に構成されるようにしたので、面圧分布が均一にな
りブラシの偏摩耗が防止され、長期に亘り安定した給電
を行うことができる。
【0030】第5発明のコイル回転形電磁クラッチは、
第3発明または第4発明において、ブラシホルダの底部
から突出した端子の端部に導電部材のU字状の折曲げ部
を嵌合するとともに、これらをカバーの内側面に設けた
溝に圧入したので、端子と導電部材の接続部分は、組立
てが容易で耐久性に優れた接続構造になり、品質面での
向上が図られる。
【0031】第6発明のコイル回転形電磁クラッチは、
第3発明と第4発明において、導電部材の基端部に折曲
げ部を形成して、ブラシホルダの底部に露呈した端子の
端部とカバーの内側面との間に狭持して弾性変形をさせ
たので、端子と導電部材の接続部分は、組立てが容易で
耐久性に優れた接続構造になり、品質面での向上が図ら
れる。
【0032】第7発明のコイル回転形電磁クラッチは、
スリップリングに一体に設けた圧着部を、コイルボビン
の接続部に引き出されたプラス側巻端部に接続するよう
にしたので、生産性が向上され安価なコイル回転形電磁
クラッチを提供することができる。
【0033】第8発明のコイル回転形電磁クラッチは、
第7発明において、非磁性材製のリング保持板にインサ
ートされたスリップリングの圧着部をコイルボビンの接
続部に圧入するようにしたので、スリップリングをロー
タに容易に配設することができ、生産性が向上される。
【0034】第9発明のコイル回転形電磁クラッチは、
スリップリングに突出片を設けリング保持板に埋設させ
ることにより、スリップリングとリング保持板との相対
的な回転を防止したので、品質面での向上が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】圧縮機に装着されたコイル回転形電磁クラッチ
の断面図である。
【図2】図1の端子ハウジングの平面図である。
【図3】図2のA矢視部分を拡大したものであり、カバ
ーを取りはずした状態で示されたブラシホルダの平面図
である。
【図4】カバーを被せた状態で示した図3のB−B線断
面図である。
【図5】図3のC−C線断面を含むロータの上半分のみ
の断面図である。
【図6】図1の下半分を拡大したものであり、ロータの
下半分のみの断面図である。
【図7】プラス側のスリップリングの平面図である。
【図8】マイナス側のスリップリングの平面図である。
【図9】別の実施の形態であり、図5と同様に示された
ロータの上半分のみの断面図である。
【図10】別の実施の形態であり、図3と同様に示した
ブラシホルダの平面図である。
【図11】カバーを被せた状態で示した図10のD−D
線断面図である。
【符号の説明】
2 …固定ハウジング 3 …支持部 5 …ロータ 8 …電磁コイル 9 …コイルボビン 10 …コイルカバー 11 …接続部 12 …接続部 13 …リング保持板 14 …スリップリング 15 …スリップリング 16 …端子ハウジング 17 …コネクタ 18 …ブラシホルダ 19a…端子 19b…端子 20 …ブラシ 21 …導電部材 21a…基端部 21b…自由端部 21c…可撓部 22 …カバー 28 …アーマチュア 29 …ロータ 32 …導電部材 33 …ブラシホルダ 34 …カバー 35 …ブラシ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 側面から円筒状の支持部が突出した固定
    ハウジングと、この固定ハウジングの支持部内を貫通し
    て軸端が支持部から突出した回転軸とを備えた回転機械
    に装着されるコイル回転形電磁クラッチにおいて、前記
    回転軸の軸線方向のうち軸端側の摩擦面と環状な空間か
    らなるコイル保持部とが設けられ前記固定ハウジングの
    支持部に回転自在に支持されたロータと、このロータの
    前記回転軸の軸線方向のうち反軸端側に同軸状に配設さ
    れた環状なスリップリングと、電源側と接続されるコネ
    クタと前記スリップリングと軸線方向で対向するブラシ
    ホルダとが一体に成形され前記固定ハウジングに回転不
    能に支持された合成樹脂材製の端子ハウジングと、一端
    が前記コネクタ内に露呈され他端が前記ブラシホルダ内
    に露呈されるように前記端子ハウジングにインサートさ
    れた端子と、前記ブラシホンダ内に配設され前記スリッ
    プリングに摺接するブラシと、このブラシと前記端子の
    他端とを接続するとともに前記ブラシを前記スリップリ
    ングに押圧する弾性復帰力が付与された板ばね状の導電
    部材と、前記ブラシが挿通される窓部が設けられ前記ブ
    ラシホルダに被せられた合成樹脂材製のカバーと、多条
    に巻回されて前記ロータのコイル保持部に収容されプラ
    ス側巻端部が前記スリップリングと接続された電磁コイ
    ルと、前記回転軸の軸端に軸線方向にのみ移動自在に支
    持され前記ロータの摩擦面と係合離間する摩擦面が設け
    られたアーマチュアとを備えたことを特徴とするコイル
    回転形電磁クラッチ。
  2. 【請求項2】 側面から円筒状の支持部が突出した固定
    ハウジングと、この固定ハウジングの支持部内を貫通し
    て軸端が支持部から突出した回転軸とを備えた回転機械
    に装着されるコイル回転形電磁クラッチにおいて、前記
    回転軸の軸線方向のうち軸端側の摩擦面と環状な空間か
    らなるコイル保持部とが設けられ前記固定ハウジングの
    支持部に回転自在に支持されたロータと、このロータの
    前記回転軸の軸線方向のうち反軸端側に同軸状に配設さ
    れるとともに圧着部が一体に設けられた環状なスリップ
    リングと、電源側と接続されるコネクタと前記スリップ
    リングと軸線方向で対向するブラシホルダとが一体に成
    形され前記固定ハウジングに回転不能に支持された合成
    樹脂材製の端子ハウジングと、一端が前記コネクタ内に
    露呈され他端が前記ブラシホルダ内に露呈されるように
    前記端子ハウジングにインサートされた端子と、前記ブ
    ラシホンダ内に配設され前記スリップリングに摺接する
    ブラシと、このブラシと前記端子の他端とを接続すると
    ともに前記ブラシを前記スリップリングに押圧する弾性
    復帰力が付与された板ばね状の導電部材と、前記ブラシ
    が挿通される窓部が設けられ前記ブラシホルダに被せら
    れた合成樹脂材製のカバーと、多条に巻回された電磁コ
    イルと、この電磁コイルを保持して前記ロータのコイル
    保持部に収容されるとともに引き出された前記電磁コイ
    ルのプラス側巻端部が前記スリップリングの圧着部と接
    続される接続部が前記ロータの前記回転軸の軸線方向の
    うち反軸端側に露呈された合成樹脂材製のコイルボビン
    と、前記回転軸の軸端に軸線方向にのみ移動自在に支持
    され前記ロータの摩擦面と係合離間する摩擦面が設けら
    れたアーマチュアとを備えたことを特徴とするコイル回
    転形電磁クラッチ。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載のコイル回
    転形電磁クラッチにおいて、前記導電部材は、前記端子
    の他端と接続され前記ブラシホルダの底部と前記カバー
    の内側面との間に挟持された基端部と、前記ブラシが固
    定された自由端部と、これら基端部と自由端部との間に
    設けられた可撓部とを有する形状からなり、前記スリッ
    プリングの反回転方向に直線状に延設され前記ブラシホ
    ルダに収容されていることを特徴とするコイル回転形電
    磁クラッチ。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のコイル回転形電磁クラッ
    チにおいて、前記導電部材は、前記可撓部から前記自由
    端部に移行する部位が僅かに折り曲げられており、前記
    ブラシを前記スリップリングに当接することにより、前
    記導電部材の自由端部が前記回転軸と直交する平面上に
    構成されることを特徴とするコイル回転形電磁クラッ
    チ。
  5. 【請求項5】 請求項3または請求項4記載のコイル回
    転形電磁クラッチにおいて、前記導電部材の基端部に形
    成されたU字状の折曲げ部が、前記ブラシホルダの底部
    から突出した前記端子の他端に嵌合されるとともに、前
    記カバーの内側面には、前記導電部材の折曲げ部と前記
    端子の他端とが圧入される溝が形成されていることを特
    徴とするコイル回転形電磁クラッチ。
  6. 【請求項6】 請求項3または請求項4記載のコイル回
    転形電磁クラッチにおいて、前記導電部材の基端部に形
    成された折曲げ部が、前記ブラシホルダの底部に露呈し
    た前記端子の他端と前記カバーの内側面との間に挟持さ
    れて弾性変形をしていることを特徴とするコイル回転形
    電磁クラッチ。
  7. 【請求項7】 側面から円筒状の支持部が突出した固定
    ハウジングと、この固定ハウジングの支持部内を貫通し
    て軸端が支持部から突出した回転軸とを備えた回転機械
    に装着されるコイル回転形電磁クラッチにおいて、前記
    回転軸の軸線方向のうち軸端側の摩擦面と環状な空間か
    らなるコイル保持部とが設けられ前記固定ハウジングの
    支持部に回転自在に支持されたロータと、このロータの
    前記回転軸の軸線方向のうち反軸端側に同軸状に配設さ
    れるとともに圧着部が一体に設けられた環状なスリップ
    リングと、このスリップリングと軸線方向で対向するブ
    ラシホルダが一体に成形され前記固定ハウジングに回転
    不能に支持された合成樹脂材製の端子ハウジングと、端
    部が前記ブラシホルダ内に露呈されるように前記端子ハ
    ウジングにインサートされた端子と、前記ブラシホンダ
    内に配設され前記スリップリングに摺接するブラシと、
    このブラシと前記端子の端部とを接続する導電部材と、
    多条に巻回された電磁コイルと、この電磁コイルを保持
    して前記ロータのコイル保持部に収容されるとともに引
    き出された前記電磁コイルのプラス側巻端部が前記スリ
    ップリングの圧着部と接続される接続部が前記ロータの
    前記回転軸の軸線方向のうち反軸端側に露呈された合成
    樹脂材製のコイルボビンと、前記回転軸の軸端に軸線方
    向にのみ移動自在に支持され前記ロータの摩擦面と係合
    離間する摩擦面が設けられたアーマチュアとを備えたこ
    とを特徴とするコイル回転形電磁クラッチ。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のコイル回転形電磁クラッ
    チにおいて、前記スリップリングは、前記電磁コイルの
    プラス側巻端部が係入される係入溝が形成された前記圧
    着部と前記ブラシが押圧される摺接面とが露呈するよう
    に環状な非磁性材製のリング保持板にインサートされて
    おり、前記リング保持板は、前記ロータの前記回転軸の
    軸線方向のうち反軸端側に固定されていることを特徴と
    するコイル回転形電磁クラッチ。
  9. 【請求項9】 請求項8記載のコイル回転形電磁クラッ
    チにおいて、前記スリップリングには、前記リング保持
    板との相対的な回転を防止する突出片が設けられ、前記
    リング保持板に埋設されていることを特徴とするコイル
    回転形電磁クラッチ。
JP32708297A 1997-11-12 1997-11-12 コイル回転形電磁クラッチ Pending JPH11141571A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1310405C (zh) * 2003-08-06 2007-04-11 三菱电机株式会社 直流电动机和使用该电动机的燃料泵
JP2007135367A (ja) * 2005-11-14 2007-05-31 Yazaki Corp 給電装置
JP2009121608A (ja) * 2007-11-15 2009-06-04 Aisin Seiki Co Ltd 電磁クラッチ
US8217543B2 (en) 2007-11-15 2012-07-10 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Electromagnetic clutch

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JP2007135367A (ja) * 2005-11-14 2007-05-31 Yazaki Corp 給電装置
JP2009121608A (ja) * 2007-11-15 2009-06-04 Aisin Seiki Co Ltd 電磁クラッチ
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