JPH11141632A - 補機駆動装置 - Google Patents
補機駆動装置Info
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- JPH11141632A JPH11141632A JP31249497A JP31249497A JPH11141632A JP H11141632 A JPH11141632 A JP H11141632A JP 31249497 A JP31249497 A JP 31249497A JP 31249497 A JP31249497 A JP 31249497A JP H11141632 A JPH11141632 A JP H11141632A
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Abstract
ョナ、テンショナを駆動する駆動機構、駆動機構を制御
するコントローラ等が必要であり、構造が複雑で製造コ
ストが高く、配置スペースを広くとっていた。 【解決手段】無端状のベルト7を巻きかける動力伝達リ
ング6を、一対のプーリ主体2,3間に偏心可能な挟持
した可変径プーリAを補機の回転軸に設けた。可変径プ
ーリAはプーリ主体2,3を介して動力伝達リング6を
同心側へ付勢する弾性部材と慣性部材を内蔵する。慣性
部材が動力伝達リング6に与える同心側への付勢力は可
変径プーリAの回転速度に応じて増減する。テンショナ
55の弾性部材57による張力が動力伝達リング6を偏
心させようとする力と、可変径プーリAの弾性部材及び
慣性部材が動力伝達リング6を同心側へ付勢する力とが
バランスする位置に、動力伝達リング6が自動的に変位
し、自動変速を達成できる。
Description
るための補機駆動装置に関する。
機を駆動する装置として、エンジンのクランク軸に連な
る出力軸に設けた駆動プーリと、補機の入力軸に設けら
れた従動プーリとの間に無端状のベルトを巻き回したベ
ルト伝動装置がある。しかし、エンジンが高速回転する
ときに、補機の入力軸が不必要な高速で回転されるた
め、省エネ上好ましくないと共に、補機の耐久性にも影
響を与えるという問題があった。
ることのできる可変径プーリを、駆動プーリ又は従動プ
ーリとして用いたベルト伝動装置が提供されている。こ
のベルト伝動装置では、油圧アクチュエータや電動モー
タ等の駆動手段にて駆動される変速比調整用のテンショ
ナによって、ベルトの張力を増大させつつベルトをたぐ
り寄せ、これにより、可変径プーリの有効径を変更して
変速するようにしている。
ルト伝動装置では、変速比調整用のテンショナ、このテ
ンショナを駆動させる駆動機構、およびこの駆動機構の
動作を制御するためのコントローラ等の機構を用いるこ
とが必要であり、このため、部品点数が多くて構造が複
雑であると共に製造コストが高く、また、配置スペース
を広くとるという問題がある。
あり、構造を簡素化できると共に、製造コストが安く、
また配置スペースを削減することのできる補機駆動装置
を提供することを目的とする。
の課題解決手段として、請求項1記載の発明は、無端状
のベルトが巻き掛けられた動力伝達リングと、この動力
伝達リングを偏心可能に挟持し且つ補機の回転軸に動力
伝達可能な一対のプーリ主体と、プーリ主体を介して動
力伝達リングを同心位置へ付勢する弾性部材と、プーリ
主体と連れ回りし遠心力によってプーリ主体を押して動
力伝達リングを同心位置に付勢する慣性部材とを含む可
変径プーリと、上記動力伝達リングを偏心側に付勢する
ように、テンショナプーリを介してベルトに張力を与え
る弾性部材を有するテンショナとを備え、このテンショ
ナの弾性部材がベルトを介して動力伝達リングを偏心さ
せようとする力と、可変径プーリの弾性部材および慣性
部材が動力伝達リングを同心位置へ付勢する力とが釣り
合うことによって、上記動力伝達リングの位置が規定さ
れることを特徴とするものである。
るベルト張力が動力伝達リングを偏心側へ変位させよう
とする力と、弾性部材および慣性部材が両プーリ主体を
介して動力伝達リングを同心側へ変位させようとする力
との間でアンバランスが生ずると、これを解消しようと
して両力がバランスする位置へ動力伝達リングが変位す
ることになる。すなわち、両プーリ主体の回転速度の増
大に伴って慣性部材の遠心力が増大し、弾性部材および
慣性部材が動力伝達リングを同心側へ変位させようとす
る力が相対的に大きくなった場合には、動力伝達リング
が同心側へ変位することになる。逆に、両プーリ主体の
回転速度の減少に伴って慣性部材の遠心力が減少し、弾
性部材および慣性部材が動力伝達リングを同心側へ変位
させようとする力が、ベルト張力が動力伝達リングを偏
心側へ変位させようとする力よりも小さくなると、動力
伝達リングが偏心することになる。
ルトをたぐり寄せると、テンショナの弾性部材の撓み量
が減少し、テンショナの弾性部材が及ぼすベルト張力が
弱まる。一方、ベルトがたぐり寄せられて、可変径プー
リの動力伝達リングが偏心方向に変位すると、可変径プ
ーリに内蔵された弾性部材がプーリ主体および動力伝達
リングを介して及ぼすベルト張力が増大する。したがっ
て、テンショナおよび可変径プーリのそれぞれの弾性部
材が位置に依存する特性と、慣性部材が回転速度に依存
する特性とが加味されて、動力伝達リングの位置が決定
され、可変径プーリの有効径の変更を通じて変速が達成
される。
おいて、上記可変径プーリは、一方のプーリ主体と軸方
向に一体移動可能に連結されると共に、他方のプーリ主
体の動力伝達面の背面に対向する対向面を含む対向部材
をさらに含み、上記慣性部材は、上記対向部材の対向面
と上記他方のプーリ主体の背面との間に区画される収容
空間に収容されていることを特徴とするものである。
心方向に変位することによって、両プーリ主体を互いに
近づけさせ、動力伝達リングを同心側へ変位させる。こ
こで、慣性部材を収容する収容空間は、径方向外方へい
くほど軸方向の幅が狭くなるくさび形形状をしているこ
とが必要である。そのためには、第2のプーリ主体の背
面および対向部材の対向面の少なくとも一方がテーパ状
に形成されていれば良い。
おいて、上記慣性部材は、上記対向部材の対向面および
第2のプーリ主体の背面に転動する転動部材を含むこと
を特徴とするものである。この構成では、転動部材を転
動させることによって慣性部材をスムーズに変位させる
ことができる。慣性部材が対向部材の対向面と第2のプ
ーリ主体の背面との間に挟持されて動かなくなるといっ
た事態の発生を未然に防止することができる。
を例示することができる。ころの場合、溝を設けて遠
心、求心方向の移動を案内することが好ましく、また、
ころが転動する面がテーパ面である場合には、ころの外
周面にクラウニングを施すことが好ましい。また、ころ
を貫く軸部材を設け、この軸部材によって、例えばメタ
ルブッシュ等の軸受を介してころを回転自在に支持する
こともできる。この場合、対向部材の対向面および第2
のプーリ主体の背面の一方によってころを案内し、他方
によって軸部材を案内するようにしても良い。
2又は3において、上記可変径プーリは、両プーリ主体
を一体回転可能に連結する第1の連結手段と、この第1
の連結手段を介して両プーリ主体を回転軸に動力伝達可
能に連結する第2の連結手段とをさらに含むことを特徴
とするものである。この構成では、第2の連結手段が、
両プーリ主体を一体回転可能に連結する第1の連結手段
を介して、両プーリ主体を一括して回転軸に連結するの
で、各プーリ主体を個別に回転軸に連結する場合と比較
して、構造を簡素化することができる。
おいて、上記第1の連結手段は、内径部および外径部が
それぞれ対応するプーリ主体に一体回転可能に係合され
たダイヤフラムスプリングを含み、このダイヤフラムス
プリングは上記弾性部材を兼用していることを特徴とす
るものである。この構成では、両プーリ主体を一体回転
可能に連結するダイヤフラムスプリングが弾性部材を兼
用しているので、構造を簡素化することができる。ま
た、ダイヤフラムスプリングは両プーリ主体を直接付勢
できるので、両プーリ主体をスムーズに変位させること
ができる結果、スムーズな変速が可能となる。
向中間部に複数が周方向に間隔を隔てて配置された連結
孔を含み、上記第2の連結手段はダイヤフラムスプリン
グの周方向変位のみを規制するように連結孔の内面に係
合された連結軸を含んでいれば好ましい。この場合、ダ
イヤフラムスプリングの連結孔の径方向位置を所定に設
定することにより、ダイヤフラムスプリングの内径部と
外径部を(上記連結孔の軸方向位置に関して)互いに逆
向きで相等しい変位量で軸方向変位させることができ
る。その結果、両プーリ主体を相等しい変位量で互いに
逆向きに軸方向変位させることができるので、変速にか
かわらずベルトのセンタを一定に維持することができ
る。
おいて、上記第2の連結手段は、各プーリ主体の回転軸
に対する回転角変位を互いに逆向きの軸方向変位にそれ
ぞれ変換する一対の変換機構を含むことを特徴とするも
のである。この構成では、例えば変動的な負荷トルクが
作用したときに、この負荷トルクが上記一対の変換機構
によって両プーリ主体を互いに近づける力に変換される
ので、両プーリ主体によって動力伝達リングを挟持する
クランプ力を増大させることができる。これにより、動
力伝達リングと両プーリ主体の動力伝達面との間に滑り
が発生することを防止することができる。
とこのカム面に係合するカムフォロワとを有する一対の
カム機構において、各カム機構のカム面を互いに逆向き
に傾斜させたものを例示することができる。 また、一
対のねじ結合機構において、各ねじ結合機構のねじを互
いに逆ねじとしたものを例示することもできる。なお、
上記一対の変換機構が、両プーリ主体を互いに逆向きで
相等しい変位量で変位させるものであれば好ましく、こ
の場合、変速にかかわらず、ベルトセンタを一定に維持
できる。
態を添付図面を参照しつつ説明する。図1は本発明の一
実施の形態に係る補機駆動装置に含まれる可変径プーリ
Aの断面図である。図2(a),(b)は本可変径プー
リAを用いた補機駆動装置Bの要部を示す模式的構成図
である。
(a)に示すように偏心した状態から図2(b)に示す
ように同心となる状態まで変位可能な動力伝達リング6
を有しており、この動力伝達リング6に巻き掛けられた
ベルト7の有効径を変化させることのできるものであ
る。 この動力伝達リング6は第1および第2のプーリ
主体2,3間に挟持されている。
テンショナ55の変位自在なテンショナプーリ56およ
び固定式のアイドラプーリ58を介して可変径プーリA
の動力伝達リング6に巻き回されている。テンショナ5
5は、テンショナプーリ56がベルト7をたぐり寄せる
方向へ付勢する弾性部材57を備えており、この弾性部
材57はベルト7を介して動力伝達リング6を偏心させ
ようとする。
55の構成は模式化して示してあるが、テンショナ55
としては公知の構成のものを種々用いることができる。
すなわち、テンショナ55としては、固定部材と、この
固定部材に変位自在に設けられた可動部材と、この可動
部材に回転自在に支持され且つベルトに係合されたテン
ショナプーリと、可動部材を介してテンショナプーリを
ベルトをたぐり寄せる方向へ付勢する弾性部材とを備え
たものであれば良い。上記の可動部材として、基端部が
上記固定部材に所定の回動軸線の回りに揺動自在に支持
され、且つ先端部に上記テンショナプーリを回転自在に
支持した揺動部材を用いることができる。また、可動部
材として、固定部材によって直線変位可能に支持される
直線動部材を用いることができる。
が、動力伝達リング6をプーリ主体2,3を介して同心
位置側へ付勢する付勢部材を備えている。この付勢部材
としては、両プーリ主体2,3同士の軸方向相対変位に
応じて動力伝達リング6を介してベルト7に緩み側張力
Gを発生させる弾性部材(図1ではダイヤフラムスプリ
ング11に相当)と、可変径プーリAの回転速度に応じ
て動力伝達リング6を介してベルト7に緩み側張力Hを
発生させる慣性部材(図1では慣性部材47に相当)が
含まれている。
および慣性部材がそれぞれ発生させる張力G,Hの合力
(G+H)と、テンショナ55の弾性部材57により発
生されるベルト7の張力Fとが釣り合う位置に、動力伝
達リング6およびテンショナ55の弾性部材57が変位
する。上記慣性部材は回転速度に応じて遠心方向に変位
し、プーリ主体2,3を介して動力伝達リング6を同心
位置側へ付勢するものであり、回転速度に応じて変速比
を調整する遠心式の変速比自動調整機構として機能す
る。
い状態では、慣性部材による張力Hが小さい。このた
め、図2(a)に示すように、テンンョナ55の弾性部
材57が縮み側に変位し、且つ動力伝達リング6が偏心
側に変位した状態で、上記張力Fと張力G+Hとが釣り
合うことになる。したがって、可変径プーリAに関して
ベルト7の有効径が小さくなり、可変径プーリAが設け
られた回転軸の回転速度は駆動プーリの回転速度に比し
て相対的に早くなる。
は、慣性部材による張力Hが大きい。このため、図2
(b)に示すように、テンショナ55の弾性部材57が
伸び側に変位し、且つ動力伝達リング6が同心側に変位
した状態で、上記張力Fと張力(G+H)とが釣り合う
ことになる。したがって、可変径プーリAに関してベル
ト7の有効径が大きく、可変径プーリAが設けられた回
転軸の回転速度は駆動プーリの回転速度に比して相対的
に遅くなる。
ーリの回転速度との関係を示すグラフ図であり、同図に
おいて、駆動プーリの回転速度が回転速度V1に達する
までの領域では動力伝達リング6が最大の偏心量で偏
心しており、可変径プーリAの回転速度は一定の増加割
合で増大していく。回転速度V1から回転速度V2まで
の領域では、次第に動力伝達リング6の偏心量を減少
させて可変径プーリAの有効径が増大していくので、可
変径プ−リAの回転速度は領域より増加の割合が低下
する。そして、回転速度V3に達すると動力伝達リング
6が同心状態となり、可変径プーリAが最大有効径とな
り、回転速度V3以上の領域では、領域より少し少
ない増加割合で可変径プーリAの回転速度が増大する。
リAは、例えば自動車の補機の回転軸に一体回転可能に
連結される回転軸1を備えており、上記した第1および
第2のプーリ主体2,3は、この回転軸1の軸方向に移
動自在であり環状をしている。これらプーリ主体2,3
の互いの対向面にはそれぞれ円錐テーパ状の動力伝達面
4,5が形成されている。これら一対の動力伝達面4,
5は互いに逆向きに傾斜したテーパ状にされており、両
動力伝達面4,5によって、上記した動力伝達リング6
が、両プーリ主体2,3の軸心Kに対して偏心可能に挟
持されている。動力伝達リング6は断面略台形形状をし
ている。図1は動力伝達リング6が最大の偏心量で偏心
した状態を示しており、図4は動力伝達リング6が同心
位置にある状態を示している。動力伝達リング6の変位
に応じてベルト7の有効径Dが変化される。Lはベルト
7の幅中心の位置(以下、ベルトセンタLという)であ
る。
7への伝動面8が形成され、この伝動面8にベルト7が
巻き掛けられている。伝動面8にはベルト7のリブ7a
と噛み合う周溝8aが形成されている。動力伝達リング
6の両側面はそれぞれ対応する動力伝達面4,5と接触
してトルクを伝達する動力伝達面9,10を構成してい
る。
た、動力伝達リング6としては、耐久性に優れ且つ摩擦
係数が高い樹脂、例えば、フェノール樹脂に、炭素繊
維、芳香族ポリアミド繊維およびグラファイトを配合し
た樹脂材料を成形してなるものが好ましい。本樹脂であ
れば、高強度を耐磨耗性に優れているにもかかわらず、
相手部材への攻撃性が穏やかであり、しかも温度にかか
わらず安定した摩擦係数を持つ。また、樹脂材料中にお
ける炭素繊維、芳香族ポリアミド繊維およびグラファイ
トの含有割合としては、炭素繊維5〜30重量%、芳香
族ポリアミド繊維5〜15重量%、グラファイト10〜
15重量%の範囲にあることが、耐磨耗性を向上させ、
摩擦係数をより安定させる点で好ましい。
プーリ主体2,3を互いに近づく方向に付勢する付勢手
段としての、また両プーリ主体2,3を一体回転可能に
連結する第1の連結手段としてのダイヤフラムスプリン
グ11を備えており、このダイヤフラムスプリング11
は、回転軸1と連動回転する円錐状の環状板からなる連
結部12に複数の連結軸13を介して一体回転可能に連
結されている。連結部12および複数の連結軸13によ
り第2の連結手段が構成されている。連結部12の内周
部は、回転軸1に一体に形成されたフランジ部laの外
周部に、スプライン結合により一体回転可能に連結され
ており、また、図示していないスナップリングによって
軸方向の移動を止められている。
部14および外径部15は、第1および第2のプーリ主
体3にそれぞれ一体回転可能に係合されている。これに
より、両プーリ主体2,3とダイヤフラムスプリング1
1が回転軸1と一体に回転するようになっている。例え
ば本実施の形態のように本可変径プーリを従動プーリに
適用した場合には、ベルト7から、動力伝達リング6、
両プーリ主体2,3、ダイヤフラムスプリング11およ
び回転軸1を介して補機の回転軸へトルクが伝達され
る。
スプリング11の内径部14および外径部15には、そ
れぞれ円周等配に配置された放射状の連結溝16,17
が形成されている。また、ダイヤフラムスプリング11
の径方向の中間部において、上述した連結軸13を貫通
させてダイヤフラムスプリング11と連結部12とをト
ルク伝達可能に連結する連結孔31が円周等配に形成さ
れている。
上記動力伝達面4を形成した円板部18と、この円板部
18の内周に一体回転可能に固定され且つ回転軸1と同
心に配置された軸部19とを備えている。この軸部19
の一端にはテーパ部20が形成され、このテーパ部20
に上記円板部18が嵌め込まれナット21により固定さ
れている。
心であって軸部19よりも径の大きい円筒状のボス部2
2が一体に形成されている。このボス部22は、回転軸
1の周面に滑り軸受としてのブッシュ23を介して軸方
向にスライド自在に支持されている。第2のプーリ主体
3は、上記動力伝達面5を形成した円錐状の円板部24
と、この円板部24の内周に形成された円筒状のボス部
25とを備えている。第2のプーリ主体3のボス部25
は、第1のプーリ主体2の軸部19およびボス部22の
一部を取り囲み、これら第1のプーリ主体2の軸部19
およびボス部22によってそれぞれ滑り軸受としてのブ
ッシュ26,27を介して軸方向にスライド自在に支持
されている。
28は動力伝達面5に平行な母線を持つ円錐状のテーパ
面からなる。第2のプーリ主体3の外周縁部には断面L
字形形状の環状フランジ部32が一体に延設されてお
り、この環状フランジ部32のダイヤフラムスプリング
11側の面には、ダイヤフラムスプリング11の外径部
15の複数の連結溝17にそれぞれ嵌め入れられる複数
の板状の連結突起29が円周等配で放射状に形成されて
いる。第2のプーリ主体3の環状フランジ部32がダイ
ヤフラムスプリング11の外径部15によって押圧され
て、第2のプーリ主体3が第1のプーリ主体2へ近づく
方向へ(図1において左方へ)付勢されている。
部22は、第2のプーリ主体3のボス部25を貫通して
第2のプーリ主体3の動力伝達面5の背面28側へ延び
ており、ボス部22が第2のプーリ主体3の背面側へ延
びる部分を構成している。この背面側へ延びる部分とし
てのボス部22の端部には、当該端部とダイヤフラムス
プリング11の内径部14とを一体回転可能に連結する
ための環状フランジからなる連結部30が一体に形成さ
れている。
部にねじ結合されて一体回転可能に固定されている。こ
の連結部30を介して伝達されるトルクがねじ締め方向
に働くようにされており、固定が緩むことかないように
なっている。この連結部30はダイヤフラムスプリング
11の内径部14を軸方向に押すための押圧面33と、
この押圧面33に円周等配で放射状に形成された複数の
連結突起34とを形成している。上記の押圧面33がダ
イヤフラムスプリング11の内径部14によって押圧さ
れ、連結部30、ボス部22および軸部19を介して第
1のプーリ主体2が第2のプーリ主体3へ近づく方向へ
(図1において右方へ)付勢されている。また、複数の
連結突起34は、ダイヤフラムスプリング11の内径部
14の複数の連結溝16にそれぞれ嵌め入れられてい
る。
数の貫通孔35を円周等配に形成しており、各貫通孔3
5にはワッシャ部材40およびダイヤフラムスプリング
11の連結孔31を貫通した上記連結軸13が挿通され
て固定されている。すなわちダイヤフラムスプリング1
1は連結孔31の周辺部において、ワッシャ部材40と
連結部12とによって挟持された状態となっており、こ
れらワッシャ部材40および連結部12がダイヤフラム
スプリング11と対向する部分は、ダイヤフラムスプリ
ング11の変位時の傾斜を許容するように、連結軸13
を中心とする円錐テーパ状の傾斜面41,42に形成さ
れている。また、各連結軸13は回転軸1の軸方向に平
行に形成されており、ダイヤフラムスプリング11の連
結孔31に嵌め入れられてダイヤフラムスプリング11
と連結部12とをトルク伝達可能に連結する。連結軸1
3としては、例えば頭付きリベットを用いることがで
き、リベットを用いた場合、先端をかしめて拡径させる
ことにより、容易に固定が行える。
って長い長孔からなり、図6に示すように、その内面に
径方向に沿って長い互いに平行な一対の係合面36,3
7を形成している。一方、上記連結軸13はいわゆる二
面幅をとった断面形状をしており、連結孔31の一対の
係合面36,37にそれぞれ係合する一対の係合面3
8,39を有している。
対応する連結軸13の一対の係合面38,39よりも、
ダイヤフラムスプリング11の径方向に長くなるように
設定されている。また、各係合面36〜39は、ダイヤ
フラムスプリング11の軸方向(図6において紙面に垂
直な方向)および径方向(図6において上下方向)に平
行な面となっている。連結孔31の両係合面36,37
間の幅は、連結軸13の両係合面38,39間の幅と略
等しく設定されている。このようにして、上記連結軸1
3はダイヤフラムスプリング11の周方向Rの変位のみ
を規制するように連結孔31の内面に係合されているこ
とになる。
いて軸心Kからの距離dで示す)は、仮に連結軸13に
よって連結孔31の位置におけるダイヤフラムスプリン
グ11の軸方向変位を規制した場合に、内径部14と外
径部15とを相等しいストローク量で互いに逆向きに変
位させることが可能となる位置である。再び図1および
図4を参照して、第1のプーリ主体2のボス部22の外
周には、第2のプーリ主体3の背面28と対向する対向
面43を有する対向部材44が一体回転可能に固定され
ている。この対向部材44は円板部45とボス部46を
有しており、ボス部46が第1のプーリ主体2のボス部
22の外周に嵌められている。
対向する対向部材44の対向面43との間に、慣性部材
47を収容する環状の収容空間48が区画されている。
この収容空間48の外方は、第2のプーリ主体3の断面
L字形形状の環伏フランジ部32によって区画され、ま
た、収容空間48の内方は、第2のプーリ主体3のボス
部25によって区画されている。第2のプーリ主体3の
背面28がテーパ状に傾斜していることから、収容空間
48は径方向外方にいくにしたがって幅が狭くなる断面
くさび形形状をしている。
心方向に(図1に示す状態から図4に示す状態へと)変
位することにより、ダイヤフラムスプリング11と協働
して両プーリ主体2,3を介して動力伝達リング6を上
記軸心Kと同心位置に付勢するものである。図1,図4
および図7を参照して、慣性部材47は、転動部材とし
ての円筒からなるころ49と、このころ49を軸方向に
貫通する支軸部材50とを備えている。また、慣性部材
47は、支軸部材50ところ49との間に介在してころ
49と支軸部材50との相対回転を許容する、例えばメ
タル製のブッシュからなる軸受51を備えている。
53,53に支軸部材50の両端部を支持した状態で、
ころ49の転がり移動を案内する案内溝52が放射方向
に形成されている。ころ49の外周面には軸方向に沿っ
てクラウニングを施すようにしても良い。慣性部材47
は両プーリ主体2,3と連れ回りし、回転速度の増大に
伴って増大する遠心力を発生する。この遠心力によって
慣性部材47が旋回径を増大させ、収容空間48の狭い
側(径方向外方)へ移動すると、両プーリ主体2,3が
互いに近接され、動力伝達リング6が同心位置側へ変位
することになる。
の遠心力を用いる簡単な構造にて、可変径プーリAの動
力伝達リング6を変位させる力関係のバランスを用い
て、可変径プーリAの有効径Dを自動的に変更して、自
動的に変速することができる。また、従来のような変速
比調整用のテンショナ、このテンショナを駆動させる駆
動機構およびこの駆動機構の動作を制御するためのコン
トローラ等の機構を用いることは必要なく、一般的なテ
ンショナ55(いわゆるオートテンショナ)を用いれば
十分であるので、構造を格段に簡素化でき、製造コスト
や配置スペースを大幅に削減することができる。
する第2のプーリ主体3の背面28に転動するころ49
を有しているので、慣性部材47をスムーズに変位させ
ることができる結果、慣性部材47が収容空間48内に
挟持されて動かなくなるといった事態の発生を未然に防
止できる。さらに、第2の連結手段としての連結部12
が、両プーリ主体2,3を第1の連結手段としてのダイ
ヤフラムスプリング11を介して一括して回転軸1に連
結するので、各プーリ主体2,3を個別に回転軸1に連
結する場合と比較して、構造を簡素化することができ
る。
に連結するダイヤフラムスプリング11が付勢部材を兼
用するので、構造を簡素化できる。 また、ダイヤフラ
ムスプリング11が両プーリ主体2,3を直接付勢でき
るので、両プーリ主体2,3をスムーズに変位させるこ
とができる結果、スムーズな変速が可能となる。また、
ダイヤフラムスプリング11の内径部14および外径部
15に連結された両プーリ主体2,3を、相等しい変位
量で対称に軸方向変位させることができるので、簡単な
構造にてスムーズな変速を図りつつ、ベルトセンタLを
一定に維持することができる。
撓むが、仮に内径部14と外径部15とで軸方向変位が
異なっていても、連結軸13がダイヤフラムスプリング
11の連結孔31の部分の軸方向変位を許容するので、
連結孔13の周辺に過大な応力が生じることかない。そ
の結果、ダイヤフラムスプリング11の耐久性を向上す
ることができる。また、動力伝達リングの中心は常にベ
ルトセンタの位置と一致するため、動力伝達リングに振
動や異常摩耗の発生はなくなる。
結孔31の径方向に沿って長い一対の係合面36,37
に接触するので、接触面積を広く確保でき、ダイヤフラ
ムスプリング11に負荷される応力を一層軽減すること
ができる。その結果、耐久性をより向上することができ
る。また、両プーリ主体2,3はベルト7の幅方向変位
に追随して、実際のベルトセンタLに見合う位置に変位
することになり、簡単な構造でスムーズな変速が可能と
なる。上記の接触面積確保のために連結軸13の二面幅
を広く確保すると、副次的に連結軸13の曲げ剛性を増
大させることになり、これによりトルク負荷時の連結軸
13の倒れを防止することができる結果、この倒れがダ
イヤフラムスプリング11やその連結孔31に及ぼす悪
影響を防止することができる。
ラムスプリング11の連結孔31の周辺の軸方向変位
を、連結軸13によって規制するようにすることもでき
る。この場合、連結軸13と連結孔31との間にユニバ
ーサルジョイントを介在させても良い。次いで、図8は
本発明の他の実施の形態の補機駆動装置に含まれる可変
径プーリを示している。図8を参照して、本可変径プー
リA1が図4の可変径プーリと主に異なるのは、下記の
1)〜3)である。すなわち、 1)図4の実施の形態では両プーリ主体2,3を一体回
転可能に連結する第1の連結手段を、ダイヤフラムスプ
リング11により構成し、該ダイヤフラムスプリング1
1によって両プーリ主体2,3が互いに近づく方向に付
勢する弾性部材を兼用するようにしたが、本実施の形態
では、第1の連結手段を、第1のプーリ主体62に固定
された対向部材69と、第2のプーリ主体62とを連結
する複数の連結軸89,90により構成する一方、弾性
部材を第2のプーリ主体62と対向部材69との間に介
在する圧縮コイルばね85により構成した。
リ主体2,3が互いに対称に軸方向に変位させること
を、ダイヤフラムスプリング11の連結孔31の径方向
位置dを所要に設定することにより達成したが、本実施
の形態では、第1の連結手段に含まれる連結軸90の両
端に設けたローラ97,97を、第1のプーリ主体62
および対向部材69にそれぞれ形成されたカム面10
0,101にそれぞれ係合させることにより達成した。
各カム面100,101と、対応するカム面100,1
01にそれぞれ係合されるカムフォロワとしてのローラ
97,97によって、各プーリ主体62,63の回転軸
61に対する回転角変位を互いに逆向きの軸方向変位に
それぞれ変換する一対の変換機構T,T(トルクカム機
構とも呼ぶ)が構成されている。
動部材をボール82により構成した。より具体的に説明
すると、図8を参照して、可変径プーリA1は、回転軸
61の周囲に回転自在で且つ軸方向に移動自在な第1お
よび第2の環伏のプーリ主体62,63を備えており、
これらプーリ主体62,63の互いの対向面にそれぞれ
動力伝達面64,65を形成している。これら一対の動
力伝達面64,65は互いに逆向きに傾斜したテーパ状
にされており、両動力伝達面64,65によって、断面
略台形形状の動力伝達リング6が、両プーリ主体62,
63の軸心Kに対して偏心可能に挟持されている。な
お、図8は動力伝達リング6が軸心Kに対して同心とな
った状態を示している。
66と、この円板部66の内周に形成された円筒状のボ
ス部67とを備えている。円板部66は上記の動力伝達
面64を形成している。また、ボス部67は回転軸61
の周面に滑り軸受としてのブッシュ68,68を介して
軸方向にスライド自在に支持されている。ボス部67の
端部は後述する対向部材69にねじ70により一体に結
合されている。71は第1のプーリ主体62が回転軸6
1から抜脱することを防止するストッパであり、このス
トッパ71は、回転軸61の端部にねじ込まれるナット
72により回転軸61に固定されている。
外周に円板を延設した形状の環状板部73と、この環状
板部73の内周に延設された内筒部としてのボス部74
と、環状板部73の外周に延設された外筒部75と、環
状板部73の径方向中間部に形成された中間筒部76と
を備えている。ボス部74、外筒部75および中間筒部
76は何れも、第2のプーリ主体63の動力伝達面65
の背面77側へ延びるように形成されている。第2のプ
ーリ主体63のボス部74は、第1のプーリ主体62の
ボス部67の外周面に滑り軸受としてのブッシュ78を
介して軸方向に移動自在に支持されている。
り、第2のプーリ主体63の背面77のテーパ状部分7
9に対向するテーパ状の対向面80を有している。そし
て、第2のプーリ主体63のボス部74と中間筒部76
との間に、上記背面77のテーパ状部分79および対向
部材69の対向面80とによって、収容空間81が形成
されており、この収容空間81に、慣性部材および転動
部材としての複数のボール82が収容されている。収容
空間81は径方向外方へいくほど幅が狭くなる断面くさ
び形形状をしており、遠心力の増大に伴ってボール82
が遠心方向へ変位することにより、両プーリ主体2,3
を互いに近づけさせることができるようになっている。
りも径方向内方に、内筒部83を有しており、この内筒
部83の環状の端面部84は、ねじ70によって、第1
のプーリ主体2のボス部67の端部に固定されている。
これにより、対向部材69は第1のプーリ主体62と一
体回転し且つ軸方向に一体移動するようになっている。
リ主体62,63が互いに近づく方向に付勢する弾性部
材として、圧縮コイルばね85が収容されている。この
圧縮コイルばね85の一端(図においての左端)は、第
2のプーリ主体63のボス部74の先端の小径部86に
嵌められた状態で、ボス部74の段付部87に係合して
おり、段付部87を介して第2のプーリ主体63を、第
1のプーリ主体62側へ押圧付勢する。一方、圧縮コイ
ルばね85の他端(図においての右端)は、対向部材6
9の内筒部83の端面部84に係合しており、端面部8
4を介して第1のプーリ主体62を、第2のプーリ主体
63側へ押圧付勢する。また、圧縮コイルばね85は、
対向部材69の内筒部83、および第2のプーリ主体6
3のボス部74の小径部86によって、伸縮を案内され
るので、スムーズに変位できるようになっている。
リ主体63の外筒部75とは、第1の連結手段として
の、放射方向に沿って配置された複数の連結軸89,9
0を介して、一体回転可能に連結されている。 連結軸
89は、一端が対向部材69の外周部88に固定される
と共に、他端にブッシュ91を介してローラ92を回転
自在に支持している(図9参照)。このローラ92は、
第2のプーリ主体63の外筒部75に形成された、回転
軸61と平行であって一端が開放した案内溝93に転動
可能に嵌め入れられ係合している。
の周囲に一体に形成された二段筒状をした、第2の連結
手段としての連結部94の外筒部95を径方向に貫通し
て固定されている。図8および図10(a),(b)を
参照して、連結軸90の両端には、それぞれブッシュ9
6を介してローラ97が回転自在に支持されている。各
ローラ97は、第2のプーリ主体63の外筒部75に形
成された案内溝98、および対向部材69の外筒部95
に形成された案内溝99にそれぞれ転動可能に嵌め入れ
られ係合されている。
(a),(b)に示すように、互いに逆向きに傾斜して
おり、これら案内溝98,99の内面によってそれぞれ
カム面100,101が構成されている。これらのカム
面100,101は、本可変径プーリA1への負荷トル
クに応じて両プーリ主体62,63が回転軸61に対し
て回転角変位を生ずると、この回転角変位を両プーリ主
体62,63の軸方向変位に変換し、図10(a),
(b)に示すように、両プーリ主体62,63が互いに
逆向きで相等しい変位量で軸方向変位するようにする
(いわゆるトルクカム機構である。)。これにより、ベ
ルトセンタLの位置が変速にかかわらず一定に維持され
ることになる。なお、図9(a)が、動力伝達リング6
が同心位置となる図7の状態に対応して、図10(b)
は動力伝達リング6が偏心した状態に対応している。
形態と同様の構成については、図に同一符号を付して、
その説明を省略した。本実施の形態によれば、図1の実
施の形態と同様にして、弾性部材としての圧縮コイルば
ね85および慣性部材としてのボール82がベルト7に
与える張力の合力(G+H)と、テンショナ55の弾性
部材57がベルト7に与える張力Fとが釣り合う位置
に、動力伝達リング6が自動的に変位されることにな
り、内蔵のボール82からなる慣性部材の遠心力を利用
した簡単な構造にて、自動的に可変径プーリA1の有効
径Dを変更して自動変速を達成することができる。
ボール82を用いたので、より構造を簡素化することが
できると共に、慣性部材が収容空間81内で挟持されて
動かなくなるといった事態の発生を未然に防止できる。
また、負荷トルクが作用したときに、変換機構(トルク
カム機構)Tに含まれるカム面100,101の働きで
両プーリ主体62,63が互いに近づけられ、動力伝達
リング6を挟持するクランプ力を増大できるので、動力
伝達リング6と両プーリ主体62,63の動力伝達面6
4,65との間に滑りが発生することを防止することが
できる。その結果、効率の高い動力伝達が可能となる。
内溝98,99の内面に設けて、連結軸90の両端のロ
ーラ97,97を転動させるようにしたので、両プーリ
主体62,63の回転軸61に対する相対回転を軸方向
変位にスムーズに変換させることができる。その結果、
変速をスムーズに行うことができる。また、上記のカム
面100,101の働きで、両プーリ主体62,63を
軸方向に対称に変位させることができるので、変速にか
かわらず、ベルトセンタLを一定に維持することができ
る。
れるものではなく、例えば、可変径プーリに含まれる上
記の一対の変換機構Tとして、互いに逆ねじからなる一
対のねじ結合機構を用いることもできる。また、本発明
は、テンショナとして一般的な受動型のテンショナ(い
わゆるオートテンショナ)を用いる場合に限定されるも
のではなく、テンショナプーリの動作位置を能動的に変
更する変速比調整用のテンショナを用いることも無論可
能である。その他、本発明の範囲で種々の変更を施すこ
とができる。
の回転速度が変化すると、可変径プーリに内蔵した慣性
部材の遠心力が変化し、可変径プーリの弾性部材および
慣性部材がベルトに及ぼす張力の合力と、テンショナの
弾性部材がベルトに及ぼす張力とが釣り合う位置に動力
伝達リングが自動的に変位する結果、変速が達成され
る。しかも、これを、可変径プーリに慣性部材を内蔵す
る簡単な構造にて上記の力のバランス関係を用いて達成
できる。特に、変速比調整用のテンショナ、このテンシ
ョナを駆動させる駆動機構およびこの駆動機構の動作を
制御するためのコントローラ等の機構を用いることは必
要なく、一般的なテンショナを用いれば十分であるの
で、構造を格段に簡素化でき、製造コストや配置スペー
スを削減できる。
空間内を遠心方向に変位することによって、両プーリ主
体を互いに近づけさせ、動力伝達リングを同心側へ変位
させる。請求項3記載の発明では、転動部材を転動させ
ることによって慣性部材をスムーズに変位させることが
できる。慣性部材が対向部材の対向面と第2のプーリ主
体の背面との間に挟持されて動かなくなるといった事態
の発生を未然に防止することができる。
が、両プーリ主体を一体回転可能に連結する第1の連結
手段を介して、両プーリ主体を一括して回転軸に連結す
るので、各プーリ主体を個別に回転軸に連結する場合と
比較して、構造を簡素化することができる。請求項5記
載の発明では、両プーリ主体を一体回転可能に連結する
ダイヤフラムスプリングが弾性部材を兼用しているの
で、構造を簡素化することができる。また、ダイヤフラ
ムスプリングは両プーリ主体を直接付勢できるので、両
プーリ主体をスムーズに変位させることができる結果、
スムーズな変速を達成することができる。
負荷トルクが作用したときに、この負荷トルクが両プー
リ主体を互いに近づける力に変換されるので、両プーリ
主体によって動力伝達リングを挟持するクランプ力を増
大させることができる。これにより、動力伝達リングと
両プーリ主体の動力伝達面との間に滑りが発生すること
を防止することができる。
る可変径プーリの断面図であり、動力伝達リングが偏心
した状態を示している。
の概略図である。
度の関係を示すグラフ図である。
が同心にある状態を示す断面図である。
の正面図である。
の連結孔と連結軸の組み合わせ状態を示す略図である。
に固定される対向部材の要部を示す一部被断斜視図であ
る。
れる可変径プーリの断面図であり、動力伝達リングが同
心位置にある状態を示している。
体の外周面の一部を示す側面図である。
主体、対向部材およびこれらを連結するローラ付の連結
軸を示す概略図であり、(a)は動力伝達リングが同心
位置にある状態に対応し、(b)は動力伝達リングが偏
心した状態に対応する。
部材) 12 連結部(第2の連結手段) 13 連結軸(第2の連結手段) 14 内径部 15 外径部 28 背面 43 対向面 44 対向部材 47 慣性部材 48 収容空間 49 ころ(転動部材) 55 テンショナ 56 テンショナプーリ 57 弾性部材 A1 可変径プーリ 61 回転軸 62 第1のプーリ主体 63 第2のプーリ主体 64,65 動力伝達面 69 対向部材 77 背面 80 対向面 81 収容空間 82 ボール(慣性部材、転動部材) 85 圧縮コイルばね(弾性部材) 89,90 連結軸(第1の連結手段) 94 連結部(第2の連結手段) 96 ブッシュ 97 ローラ 98,99 案内溝 100,101 カム面 T 変換機構(トルクカム機構)
Claims (6)
- 【請求項1】無端状のベルトが巻き掛けられた動力伝達
リングと、この動力伝達リングを偏心可能に挟持し且つ
補機の回転軸に動力伝達可能な一対のプーリ主体と、プ
ーリ主体を介して動力伝達リングを同心位置へ付勢する
弾性部材と、プーリ主体と連れ回りし遠心力によってプ
ーリ主体を押して動力伝達リングを同心位置に付勢する
慣性部材とを含む可変径プーリと、 上記動力伝達リングを偏心側に付勢するように、テンシ
ョナプーリを介してベルトに張力を与える弾性部材を有
するテンショナとを備え、 このテンショナの弾性部材がベルトを介して動力伝達リ
ングを偏心させようとする力と、可変径プーリの弾性部
材および慣性部材が動力伝達リングを同心位置へ付勢す
る力とが釣り合うことによって、上記動力伝達リングの
位置が規定されることを特徴とする補機駆動装置。 - 【請求項2】上記可変径プーリは、一方のプーリ主体と
軸方向に一体移動可能に連結されると共に、他方のプー
リ主体の動力伝達面の背面に対向する対向面を含む対向
部材をさらに含み、上記慣性部材は、上記対向部材の対
向面と上記他方のプーリ主体の背面との間に区画される
収容空間に収容されていることを特徴とする上記請求項
1記載の補機駆動装置。 - 【請求項3】上記慣性部材は、上記対向部材の対向面お
よび第2のプーリ主体の背面に転動する転動部材を含む
ことを特徴とする請求項2記載の補機駆動装置。 - 【請求項4】上記可変径プーリは、両プーリ主体を一体
回転可能に連結する第1の連結手段と、この第1の連結
手段を介して両プーリ主体を回転軸に動力伝達可能に連
結する第2の連結手段とをさらに含むことを特徴とする
請求項1,2又は3記載の補機駆動装置。 - 【請求項5】上記第1の連結手段は、内径部および外径
部がそれぞれ対応するプーリ主体に一体回転可能に係合
されたダイヤフラムスプリングを含み、このダイヤフラ
ムスプリングは上記弾性部材を兼用していることを特徴
とする請求項4記載の補機駆動装置。 - 【請求項6】上記第2の連結手段は、各プーリ主体の回
転軸に対する回転角変位を互いに逆向きの軸方向変位に
それぞれ変換する一対の変換機構を含むことを特徴とす
る請求項4記載の補機駆動装置。
Priority Applications (4)
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| JP31249497A JP3694157B2 (ja) | 1997-11-13 | 1997-11-13 | 補機駆動装置 |
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