JPH11141754A - 可撓性ホース及びその製造方法 - Google Patents
可撓性ホース及びその製造方法Info
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- JPH11141754A JPH11141754A JP30200097A JP30200097A JPH11141754A JP H11141754 A JPH11141754 A JP H11141754A JP 30200097 A JP30200097 A JP 30200097A JP 30200097 A JP30200097 A JP 30200097A JP H11141754 A JPH11141754 A JP H11141754A
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- Japan
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- hose
- diameter
- intermediate portion
- outer diameter
- coil ring
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 耐座屈性、耐外傷性のために嵌装するコイル
リングの固定処理および他のパイプとの接続専用の口金
具の使用を不要にして低コスト化、軽量化を図りなが
ら、屈曲時に内面に凹凸を発生したり、楕円状に変形し
たりすることがなく、常に円滑な流水性を確保でき、曲
げ反力も小さくすることができるようにする。 【解決手段】 軸線方向の両端部に中間部3bの外径D
1よりも大きい外径D2の拡大径部3a,3aが形成さ
れているゴム製ホース4の中間部3bの外周に、両端拡
大径部3a,3aの外径D2よりも小さく、かつ、中間
部3bの外径D1よりも大きい内径Dcを有するコイル
リング5を該中間部の軸線方向の全長に亘って嵌装させ
ている。
リングの固定処理および他のパイプとの接続専用の口金
具の使用を不要にして低コスト化、軽量化を図りなが
ら、屈曲時に内面に凹凸を発生したり、楕円状に変形し
たりすることがなく、常に円滑な流水性を確保でき、曲
げ反力も小さくすることができるようにする。 【解決手段】 軸線方向の両端部に中間部3bの外径D
1よりも大きい外径D2の拡大径部3a,3aが形成さ
れているゴム製ホース4の中間部3bの外周に、両端拡
大径部3a,3aの外径D2よりも小さく、かつ、中間
部3bの外径D1よりも大きい内径Dcを有するコイル
リング5を該中間部の軸線方向の全長に亘って嵌装させ
ている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば戸建て住宅
用生活排水ホースや免震構造が採用されている高層建築
物(ビル)の給排水ホースなどのように、屈曲状に配管
したり、繰り返し屈曲変位が作用する箇所に配管したり
する場合に用いられる可撓性ホース及びその製造方法に
関するものである。
用生活排水ホースや免震構造が採用されている高層建築
物(ビル)の給排水ホースなどのように、屈曲状に配管
したり、繰り返し屈曲変位が作用する箇所に配管したり
する場合に用いられる可撓性ホース及びその製造方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の可撓性ホースでは、屈曲状に配
管したり、配管使用時に繰り返し屈曲変位が作用した場
合の座屈防止および擦れなどの外傷防止のために、ゴム
もしくは樹脂製ホースの外周にコイルリングを嵌装(鎧
装)させる手段を採用しているのが一般的である。
管したり、配管使用時に繰り返し屈曲変位が作用した場
合の座屈防止および擦れなどの外傷防止のために、ゴム
もしくは樹脂製ホースの外周にコイルリングを嵌装(鎧
装)させる手段を採用しているのが一般的である。
【0003】ところで、コイルリングを嵌装してなる可
撓性ホースとして、従来、図4に示すような構成のもの
及び図5に示すような構成のものが提案されている。図
4に示す従来の可撓性ホース20は、円筒状内面ゴム2
1の外周に補強繊維コード22及びコイルリング23か
らなる補強層24を積層するとともに、この補強層24
の外周を円筒状外面ゴム25で被覆させて、コイルリン
グ23をホース20と一体化した構成のものであり、ま
た、図5に示す従来の他の可撓性ホース30は、円筒状
内面ゴム31と円筒状外面ゴム32との間に補強繊維コ
ード33を挟在させてなる円筒状可撓体34の外周に、
該円筒状可撓体34の外径と実質的に同一の内径及び軸
線方向長を有するコイルリング35を嵌装し、このコイ
ルリング35をその外周に張設したコイル状の当布36
を介して円筒状可撓体34に固定した構成のものであ
る。
撓性ホースとして、従来、図4に示すような構成のもの
及び図5に示すような構成のものが提案されている。図
4に示す従来の可撓性ホース20は、円筒状内面ゴム2
1の外周に補強繊維コード22及びコイルリング23か
らなる補強層24を積層するとともに、この補強層24
の外周を円筒状外面ゴム25で被覆させて、コイルリン
グ23をホース20と一体化した構成のものであり、ま
た、図5に示す従来の他の可撓性ホース30は、円筒状
内面ゴム31と円筒状外面ゴム32との間に補強繊維コ
ード33を挟在させてなる円筒状可撓体34の外周に、
該円筒状可撓体34の外径と実質的に同一の内径及び軸
線方向長を有するコイルリング35を嵌装し、このコイ
ルリング35をその外周に張設したコイル状の当布36
を介して円筒状可撓体34に固定した構成のものであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような構成を持
つ従来から提案されている可撓性ホースはいずれも、コ
イルリング23とホース20及びコイルリング35と可
撓体34とが一体化されているので、屈曲時に可撓性ホ
ース20,30の内面に凹凸が発生して流水性を損なう
おそれがあるばかりでなく、コイルリング23,35の
ピッチが一定不変であるため、曲げ反力が大きいととも
に小さい曲げ半径での屈曲に伴いコイルリング23,3
5の内径が変化してホース内面が楕円状に変形しやす
く、それ故に曲げ半径を小さくとることが難しい。ま
た、コイルリング23,35は交換不能であり、径や軸
線方向長さが共通でホース20及び可撓体34を共用で
きるにしても、種々の曲げ半径の可撓性ホースを得るた
めにはそれぞれを個別に製作する必要がある。
つ従来から提案されている可撓性ホースはいずれも、コ
イルリング23とホース20及びコイルリング35と可
撓体34とが一体化されているので、屈曲時に可撓性ホ
ース20,30の内面に凹凸が発生して流水性を損なう
おそれがあるばかりでなく、コイルリング23,35の
ピッチが一定不変であるため、曲げ反力が大きいととも
に小さい曲げ半径での屈曲に伴いコイルリング23,3
5の内径が変化してホース内面が楕円状に変形しやす
く、それ故に曲げ半径を小さくとることが難しい。ま
た、コイルリング23,35は交換不能であり、径や軸
線方向長さが共通でホース20及び可撓体34を共用で
きるにしても、種々の曲げ半径の可撓性ホースを得るた
めにはそれぞれを個別に製作する必要がある。
【0005】加えて、他のパイプとの接続を可能にする
ために、可撓性ホース20,30の端部に接続専用の口
金具を設ける必要があり、この口金具の取り付け構造が
複雑になったり、特殊な材料の使用が必要になったりし
て、コイルリング23,35の固定処理の必要性と相俟
って、可撓性ホース全体のコストが非常に高く、かつ、
重量が大きくなるという問題があった。
ために、可撓性ホース20,30の端部に接続専用の口
金具を設ける必要があり、この口金具の取り付け構造が
複雑になったり、特殊な材料の使用が必要になったりし
て、コイルリング23,35の固定処理の必要性と相俟
って、可撓性ホース全体のコストが非常に高く、かつ、
重量が大きくなるという問題があった。
【0006】本発明は上記実情に鑑みてなされたもの
で、耐座屈性、耐外傷性のために嵌装するコイルリング
の固定処理および他のパイプとの接続専用の口金具の使
用を不要にして低コスト化、軽量化を図ることができな
がら、屈曲時に内面に凹凸を発生したり、楕円状に変形
したりすることがなく、常に円滑な流水性を確保でき、
また、曲げ反力も小さくすることができる可撓性ホース
を提供することを主たる目的としている。
で、耐座屈性、耐外傷性のために嵌装するコイルリング
の固定処理および他のパイプとの接続専用の口金具の使
用を不要にして低コスト化、軽量化を図ることができな
がら、屈曲時に内面に凹凸を発生したり、楕円状に変形
したりすることがなく、常に円滑な流水性を確保でき、
また、曲げ反力も小さくすることができる可撓性ホース
を提供することを主たる目的としている。
【0007】本発明の他の目的は、上記のように耐座屈
性、耐外傷性、軽量性および屈曲状態での円滑な流水性
に優れ、かつ、曲げ半径を小さくとれる可撓性ホースを
容易かつ低コストに製造することができるようにするこ
とにある。
性、耐外傷性、軽量性および屈曲状態での円滑な流水性
に優れ、かつ、曲げ半径を小さくとれる可撓性ホースを
容易かつ低コストに製造することができるようにするこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記主たる目的を達成す
るために、請求項1に記載の発明に係る可撓性ホース
は、軸線方向の両端部をこれら両端部間に亘る中間部の
外径よりも大きい外径の拡大径部に形成してなるゴムも
しくは樹脂製ホースの上記中間部の外周に、上記両端拡
大径部の外径よりも小さく、かつ、上記中間部の外径よ
りも大きい内径を有するコイルリングを該中間部の軸線
方向の全長に亘って嵌装させていることを特徴とするも
のである。
るために、請求項1に記載の発明に係る可撓性ホース
は、軸線方向の両端部をこれら両端部間に亘る中間部の
外径よりも大きい外径の拡大径部に形成してなるゴムも
しくは樹脂製ホースの上記中間部の外周に、上記両端拡
大径部の外径よりも小さく、かつ、上記中間部の外径よ
りも大きい内径を有するコイルリングを該中間部の軸線
方向の全長に亘って嵌装させていることを特徴とするも
のである。
【0009】上記構成の請求項1に記載の発明によれ
ば、ゴムもしくは樹脂製ホースの中間部外周に嵌装され
たコイルリングが該ホースの軸線方向両端の拡大径部で
抜止めされ、コイルリングの固定処理が不要である。特
に繰り返し屈曲変位が作用するときでもコイルリングを
位置ずれなく所定の位置に固定保持させて、所定の座屈
防止及び外傷防止機能を確保することが可能である。ま
た、屈曲時にはコイルリングのピッチが自由に変動する
ので、曲げ反力が小さく、それだけ曲げ半径も小さくす
ることが可能となるとともに、ホース内面に凹凸を発生
したり、楕円状に変形したりすることもなくなり、屈曲
状態での流水性を円滑に保つことが可能である。さら
に、ホースの軸線方向両端にコイルリングの存在しない
拡大径部が形成されているので、他のパイプとの接続に
際しては、例えばバンド締めなどの簡易な接続手段を採
用することができ、接続のための専用の口金具を取り付
ける必要がなくなって、可撓性ホース全体としての製作
コストの低減および軽量化を図れる。
ば、ゴムもしくは樹脂製ホースの中間部外周に嵌装され
たコイルリングが該ホースの軸線方向両端の拡大径部で
抜止めされ、コイルリングの固定処理が不要である。特
に繰り返し屈曲変位が作用するときでもコイルリングを
位置ずれなく所定の位置に固定保持させて、所定の座屈
防止及び外傷防止機能を確保することが可能である。ま
た、屈曲時にはコイルリングのピッチが自由に変動する
ので、曲げ反力が小さく、それだけ曲げ半径も小さくす
ることが可能となるとともに、ホース内面に凹凸を発生
したり、楕円状に変形したりすることもなくなり、屈曲
状態での流水性を円滑に保つことが可能である。さら
に、ホースの軸線方向両端にコイルリングの存在しない
拡大径部が形成されているので、他のパイプとの接続に
際しては、例えばバンド締めなどの簡易な接続手段を採
用することができ、接続のための専用の口金具を取り付
ける必要がなくなって、可撓性ホース全体としての製作
コストの低減および軽量化を図れる。
【0010】上記構成の可撓性ホースにおいて、上記ゴ
ムもしくは樹脂製ホースの肉厚中間部に、請求項2に記
載のように、補強層を埋設させる構成とすることによっ
て、該可撓性ホースの耐圧性および剛性を高くして、小
さな曲げ半径での座屈防止機能をより向上することがで
きる。
ムもしくは樹脂製ホースの肉厚中間部に、請求項2に記
載のように、補強層を埋設させる構成とすることによっ
て、該可撓性ホースの耐圧性および剛性を高くして、小
さな曲げ半径での座屈防止機能をより向上することがで
きる。
【0011】また、請求項3に記載の発明に係る可撓性
ホースの製造方法は、軸線方向の両端部をこれら両端部
間に亘る中間部の外径よりも大きい外径の拡大径部に形
成してなるゴムもしくは樹脂製ホースにおける軸線方向
一端側の拡大径部を押し潰し、その押し潰した一端拡大
径部側から上記中間部の外周に、上記両端拡大径部の外
径よりも小さく、かつ、上記中間部の外径よりも大きい
内径を有するコイルリングを挿入して該中間部の軸線方
向の全長に亘って嵌装させた後、上記押し潰した一端側
の拡大径部を復元させることを特徴とするものである。
ホースの製造方法は、軸線方向の両端部をこれら両端部
間に亘る中間部の外径よりも大きい外径の拡大径部に形
成してなるゴムもしくは樹脂製ホースにおける軸線方向
一端側の拡大径部を押し潰し、その押し潰した一端拡大
径部側から上記中間部の外周に、上記両端拡大径部の外
径よりも小さく、かつ、上記中間部の外径よりも大きい
内径を有するコイルリングを挿入して該中間部の軸線方
向の全長に亘って嵌装させた後、上記押し潰した一端側
の拡大径部を復元させることを特徴とするものである。
【0012】上記請求項3に記載の発明によれば、軸線
方向両端の拡大径部も含めてゴムもしくは樹脂製ホース
の全体を一体成形品としながら、その一端側拡大径部の
押し潰しおよび復元といった極く簡単な手段を用いてコ
イルリングをホース中間部の外周に嵌装し固定させるこ
とができるので、拡大径部をコイルリングの挿入後に別
途形成する必要がない。これによって、上述のように、
耐座屈性、耐外傷性、軽量性および屈曲状態での円滑な
流水性に優れ、かつ、曲げ半径を小さくとれるといった
多くの特長を有する可撓性ホースを工程少なく容易かつ
低コストに製造することができる。また、上記一端側拡
大径部の押し潰しによってコイルリングの交換も容易に
行えるため、ホース自体は共用しながら、コイルリング
を入れ替えるだけで種々の曲げ半径を持つ可撓性ホース
を容易に得ることが可能である。
方向両端の拡大径部も含めてゴムもしくは樹脂製ホース
の全体を一体成形品としながら、その一端側拡大径部の
押し潰しおよび復元といった極く簡単な手段を用いてコ
イルリングをホース中間部の外周に嵌装し固定させるこ
とができるので、拡大径部をコイルリングの挿入後に別
途形成する必要がない。これによって、上述のように、
耐座屈性、耐外傷性、軽量性および屈曲状態での円滑な
流水性に優れ、かつ、曲げ半径を小さくとれるといった
多くの特長を有する可撓性ホースを工程少なく容易かつ
低コストに製造することができる。また、上記一端側拡
大径部の押し潰しによってコイルリングの交換も容易に
行えるため、ホース自体は共用しながら、コイルリング
を入れ替えるだけで種々の曲げ半径を持つ可撓性ホース
を容易に得ることが可能である。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
にもとづいて説明する。図1は本発明に係る可撓性ホー
ス10の概略外観斜視図、図2はそれの縦断面図であ
り、同図において、1は円筒状の内面ゴムで、この円筒
状内面ゴム1の外周には合成繊維などの補強繊維コード
からなる補強層2が積層されているとともに、この補強
層2の外周に、その軸線方向の両端部3a,3aをこれ
ら両端部3a,3a間に亘る中間部3bの外径D1より
も大きい外径D2の拡大径部に一体形成した円筒状外面
ゴム3が被覆されており、これら内面ゴム1、補強層2
および外面ゴム3により両端に拡大径部3a,3aを有
するゴム製ホース4を構成している。このゴム製ホース
4における外面ゴム3の上記中間部3bの外周には、上
記両端拡大径部3a,3aの外径D2よりも小さく、か
つ、上記中間部3bの外径D1よりもやや大きい内径D
cを有する硬鋼線などのコイルリング5をその両端が拡
大径部3a,3aに当接して抜止め固定される状態で中
間部3bの全長に亘って嵌装(鎧装)されている。
にもとづいて説明する。図1は本発明に係る可撓性ホー
ス10の概略外観斜視図、図2はそれの縦断面図であ
り、同図において、1は円筒状の内面ゴムで、この円筒
状内面ゴム1の外周には合成繊維などの補強繊維コード
からなる補強層2が積層されているとともに、この補強
層2の外周に、その軸線方向の両端部3a,3aをこれ
ら両端部3a,3a間に亘る中間部3bの外径D1より
も大きい外径D2の拡大径部に一体形成した円筒状外面
ゴム3が被覆されており、これら内面ゴム1、補強層2
および外面ゴム3により両端に拡大径部3a,3aを有
するゴム製ホース4を構成している。このゴム製ホース
4における外面ゴム3の上記中間部3bの外周には、上
記両端拡大径部3a,3aの外径D2よりも小さく、か
つ、上記中間部3bの外径D1よりもやや大きい内径D
cを有する硬鋼線などのコイルリング5をその両端が拡
大径部3a,3aに当接して抜止め固定される状態で中
間部3bの全長に亘って嵌装(鎧装)されている。
【0014】図3は上記可撓性ホース10の製造方法を
説明する図であり、軸線方向の両端に拡大径部3a,3
aを有する上記ゴム製ホース4における外面ゴム3の一
端側の拡大径部3aを縮径状態に押し潰し変形させ、そ
の押し潰し変形させた一端拡大径部3a側からコイルリ
ング5を矢印aの方向に移動させることにより上記中間
部3bの外周に両端拡大径部3a,3aの外径D2より
も小さく、かつ、上記中間部3bの外径D1よりもやや
大きい内径Dcを有する金属あるいは樹脂製のコイルリ
ング5を嵌装させた後、上記押し潰し変形させた一端拡
大径部3bを元の円筒状に弾性復元させることによっ
て、上記コイルリング5をその両端が拡大径部3a,3
aに当接して抜止め固定される状態で中間部3bの全長
に亘って嵌装された可撓性ホース10が製造されるので
ある。
説明する図であり、軸線方向の両端に拡大径部3a,3
aを有する上記ゴム製ホース4における外面ゴム3の一
端側の拡大径部3aを縮径状態に押し潰し変形させ、そ
の押し潰し変形させた一端拡大径部3a側からコイルリ
ング5を矢印aの方向に移動させることにより上記中間
部3bの外周に両端拡大径部3a,3aの外径D2より
も小さく、かつ、上記中間部3bの外径D1よりもやや
大きい内径Dcを有する金属あるいは樹脂製のコイルリ
ング5を嵌装させた後、上記押し潰し変形させた一端拡
大径部3bを元の円筒状に弾性復元させることによっ
て、上記コイルリング5をその両端が拡大径部3a,3
aに当接して抜止め固定される状態で中間部3bの全長
に亘って嵌装された可撓性ホース10が製造されるので
ある。
【0015】上記のような構成の可撓性ホース10は、
例えば戸建て住宅用生活排水ホースや免震構造が採用さ
れている高層建築物(ビル)の給排水ホースなどとして
屈曲状に配管したり、繰り返し屈曲変位が作用する箇所
に配管したりして用いられる。このような使用態様にお
いて、該可撓性ホース10の軸線方向両端にはコイルリ
ング5の存在しない拡大径部3a,3aが形成されてい
るので、他のパイプに対して例えばバンド締めなどの簡
易な手段で接続することが可能で、接続のための専用の
口金具を取り付ける必要がない。また、屈曲配管時や配
管状態で繰り返し屈曲変位力が作用した場合にはゴム製
ホース4の中間部3bに嵌装したコイルリング5のピッ
チが自由に変動するため、曲げ反力が小さく、それだけ
曲げ半径も小さくすることが可能となるとともに、ホー
ス4の内面に凹凸を発生したり、楕円状に変形したりす
ることもなくなり、屈曲状態での流水性を円滑に保つこ
とが可能である。
例えば戸建て住宅用生活排水ホースや免震構造が採用さ
れている高層建築物(ビル)の給排水ホースなどとして
屈曲状に配管したり、繰り返し屈曲変位が作用する箇所
に配管したりして用いられる。このような使用態様にお
いて、該可撓性ホース10の軸線方向両端にはコイルリ
ング5の存在しない拡大径部3a,3aが形成されてい
るので、他のパイプに対して例えばバンド締めなどの簡
易な手段で接続することが可能で、接続のための専用の
口金具を取り付ける必要がない。また、屈曲配管時や配
管状態で繰り返し屈曲変位力が作用した場合にはゴム製
ホース4の中間部3bに嵌装したコイルリング5のピッ
チが自由に変動するため、曲げ反力が小さく、それだけ
曲げ半径も小さくすることが可能となるとともに、ホー
ス4の内面に凹凸を発生したり、楕円状に変形したりす
ることもなくなり、屈曲状態での流水性を円滑に保つこ
とが可能である。
【0016】また、上記コイルリング5をゴム製ホース
4の一端側拡大径部3aの押し潰しによって挿入し中間
部3bの外周に嵌装する製造方法によれば、このコイル
リング5の交換も自由に容易に行えるため、ホース4自
体は共用しながら、コイルリング5を入れ替えるだけで
種々の曲げ反力や曲げ半径を持つ可撓性ホース10を容
易に得ることが可能である。
4の一端側拡大径部3aの押し潰しによって挿入し中間
部3bの外周に嵌装する製造方法によれば、このコイル
リング5の交換も自由に容易に行えるため、ホース4自
体は共用しながら、コイルリング5を入れ替えるだけで
種々の曲げ反力や曲げ半径を持つ可撓性ホース10を容
易に得ることが可能である。
【0017】因みに、本発明者は、内径D11=100
mm、最大外径D12=120mm、全長L=1000
mm、コイルリング23の直径d1=3mm及びコイル
リング23の螺旋ピッチp=25mmに設定した図4に
示す構造の可撓性ホース20を作りこれを比較例1と
し、内径D11=100mm、最大外径D12=120
mm、全長L=1000mm、コイルリング35の直径
d1=3mm及びコイルリング35の螺旋ピッチp=1
5mmに設定した図5に示す構造の可撓性ホース30を
作りこれを比較例2とする一方、ゴム製ホース4の内径
D3=100mm、中間部3bの外径D1=115m
m、拡大径部3a,3aの外径D2=120mm、コイ
ルリング5の内径Dc=118mm、全長L=1000
mm、コイルリング5の直径d1=5mm及びコイルリ
ング5の螺旋ピッチp=25mmに設定した本発明の可
撓性ホース10を作り、これら各可撓性ホース20,3
0,10それぞれの座屈曲げ半径、90°の曲げ反力、
耐外傷性、500R(曲率半径)屈曲時の内面平滑性な
どについて実験を行ない、その結果、次の表1に示すよ
うな評価を得た。
mm、最大外径D12=120mm、全長L=1000
mm、コイルリング23の直径d1=3mm及びコイル
リング23の螺旋ピッチp=25mmに設定した図4に
示す構造の可撓性ホース20を作りこれを比較例1と
し、内径D11=100mm、最大外径D12=120
mm、全長L=1000mm、コイルリング35の直径
d1=3mm及びコイルリング35の螺旋ピッチp=1
5mmに設定した図5に示す構造の可撓性ホース30を
作りこれを比較例2とする一方、ゴム製ホース4の内径
D3=100mm、中間部3bの外径D1=115m
m、拡大径部3a,3aの外径D2=120mm、コイ
ルリング5の内径Dc=118mm、全長L=1000
mm、コイルリング5の直径d1=5mm及びコイルリ
ング5の螺旋ピッチp=25mmに設定した本発明の可
撓性ホース10を作り、これら各可撓性ホース20,3
0,10それぞれの座屈曲げ半径、90°の曲げ反力、
耐外傷性、500R(曲率半径)屈曲時の内面平滑性な
どについて実験を行ない、その結果、次の表1に示すよ
うな評価を得た。
【0018】
【表1】
【0019】上記表1からも明らかなように、本発明品
は、耐座屈性、耐外傷性に優れているのはもとより、曲
げ半径および曲げ反力も小さくなるとともに、屈曲時に
おける内面平滑性を保って円滑な流水性を確保すること
ができ、また、製作コストの低減を図ることが可能であ
る。
は、耐座屈性、耐外傷性に優れているのはもとより、曲
げ半径および曲げ反力も小さくなるとともに、屈曲時に
おける内面平滑性を保って円滑な流水性を確保すること
ができ、また、製作コストの低減を図ることが可能であ
る。
【0020】なお、上記実施の形態では、軸線方向両端
の拡大径部3a,3aも含めてゴム製ホース4の全体を
一体成形品としながら、その一端側拡大径部3aの押し
潰しおよび復元といった極く簡単な手段によりコイルリ
ング5をホース中間部3bの外周に嵌装する製造手段を
採用し、これによって、拡大径部3a,3aをコイルリ
ング5の挿入後に別途形成する必要をなくして製作コス
トの低減を図れるようにしたものについて説明したが、
コイルリング5の挿入後に両端もしくは一端側の拡大径
部3aを形成するものであっても、耐座屈性、耐外傷
性、軽量性および屈曲状態での円滑な流水性に優れたも
のとすることが可能である。
の拡大径部3a,3aも含めてゴム製ホース4の全体を
一体成形品としながら、その一端側拡大径部3aの押し
潰しおよび復元といった極く簡単な手段によりコイルリ
ング5をホース中間部3bの外周に嵌装する製造手段を
採用し、これによって、拡大径部3a,3aをコイルリ
ング5の挿入後に別途形成する必要をなくして製作コス
トの低減を図れるようにしたものについて説明したが、
コイルリング5の挿入後に両端もしくは一端側の拡大径
部3aを形成するものであっても、耐座屈性、耐外傷
性、軽量性および屈曲状態での円滑な流水性に優れたも
のとすることが可能である。
【0021】また、上記実施の形態では、肉厚中間部に
補強繊維コードからなる補強層2を埋設したゴム製ホー
ス4について説明したが、ゴム単体あるいは樹脂単体か
らなるホース4であってもよい。
補強繊維コードからなる補強層2を埋設したゴム製ホー
ス4について説明したが、ゴム単体あるいは樹脂単体か
らなるホース4であってもよい。
【0022】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載の発明に
よれば、コイルリングの固定のための特別な処理を行な
わずともコイルリングを位置ずれなく所定の位置に固定
保持させて、所定の座屈防止及び外傷防止機能を確保す
ることができるのはもとより、屈曲時にはコイルリング
のピッチの自由な変動によって曲げ反力を小さくし、そ
れだけ曲げ半径も小さくとることができるとともに、ホ
ース内面に凹凸を発生したり、楕円状に変形したりする
こともなくなり、屈曲状態での流水性を円滑に保つこと
ができる。そのうえ、ホースの軸線方向両端にコイルリ
ングの存在しない拡大径部が存在するので、他のパイプ
との接続には、例えばバンド締めなどの簡易な接続手段
を採用することができ、接続のための専用の口金具を取
り付ける必要がなくなって、可撓性ホース全体としての
製作コストの低減および軽量化を図ることができるとい
う効果を奏する。
よれば、コイルリングの固定のための特別な処理を行な
わずともコイルリングを位置ずれなく所定の位置に固定
保持させて、所定の座屈防止及び外傷防止機能を確保す
ることができるのはもとより、屈曲時にはコイルリング
のピッチの自由な変動によって曲げ反力を小さくし、そ
れだけ曲げ半径も小さくとることができるとともに、ホ
ース内面に凹凸を発生したり、楕円状に変形したりする
こともなくなり、屈曲状態での流水性を円滑に保つこと
ができる。そのうえ、ホースの軸線方向両端にコイルリ
ングの存在しない拡大径部が存在するので、他のパイプ
との接続には、例えばバンド締めなどの簡易な接続手段
を採用することができ、接続のための専用の口金具を取
り付ける必要がなくなって、可撓性ホース全体としての
製作コストの低減および軽量化を図ることができるとい
う効果を奏する。
【0023】特に、請求項2に記載のような補強構成を
採用することで、該可撓性ホースの耐圧性および剛性を
高くして、小さな曲げ半径での座屈防止機能をより向上
することができる。
採用することで、該可撓性ホースの耐圧性および剛性を
高くして、小さな曲げ半径での座屈防止機能をより向上
することができる。
【0024】また、請求項3に記載の発明によれば、耐
座屈性、耐外傷性、軽量性および屈曲状態での円滑な流
水性に優れ、かつ、曲げ半径を小さくとれるといった多
くの特長を有する可撓性ホースを工程少なく容易かつ低
コストに製造することができる。また、上記一端側拡大
径部の押し潰しによってコイルリングの交換も容易に行
えるため、ホース自体は共用しながら、コイルリングを
入れ替えるだけで種々の曲げ半径を持つ可撓性ホースを
容易に得ることができ、この種の可撓性ホースの製造コ
ストを著しく低減することができるという効果を奏す
る。
座屈性、耐外傷性、軽量性および屈曲状態での円滑な流
水性に優れ、かつ、曲げ半径を小さくとれるといった多
くの特長を有する可撓性ホースを工程少なく容易かつ低
コストに製造することができる。また、上記一端側拡大
径部の押し潰しによってコイルリングの交換も容易に行
えるため、ホース自体は共用しながら、コイルリングを
入れ替えるだけで種々の曲げ半径を持つ可撓性ホースを
容易に得ることができ、この種の可撓性ホースの製造コ
ストを著しく低減することができるという効果を奏す
る。
【図1】本発明に係る可撓性ホースの概略外観斜視図で
ある。
ある。
【図2】同上可撓性ホースの縦断面図である。
【図3】同上可撓性ホースの製造方法を説明する概略外
観斜視図である。
観斜視図である。
【図4】従来の可撓性ホースの一例を示す縦断面図であ
る。
る。
【図5】従来の可撓性ホースの他の例を示す縦断面図で
ある。
ある。
1 円筒状内面ゴム 2 補強層 3 外面ゴム 3a 拡大径部 3b 中間部 4 ゴム製ホース 5 コイルリング 10 可撓性ホース D1 中間部の外径 D2 拡大径部の外径 Dc ゴムリングの内径
Claims (3)
- 【請求項1】 軸線方向の両端部をこれら両端部間に亘
る中間部の外径よりも大きい外径の拡大径部に形成して
なるゴムもしくは樹脂製ホースの上記中間部の外周に、
上記両端拡大径部の外径よりも小さく、かつ、上記中間
部の外径よりも大きい内径を有するコイルリングを該中
間部の軸線方向の全長に亘って嵌装させていることを特
徴とする可撓性ホース。 - 【請求項2】 上記ゴムもしくは樹脂製ホースの肉厚中
間部には、補強層が埋設されている請求項1に記載の可
撓性ホース。 - 【請求項3】 軸線方向の両端部をこれら両端部間に亘
る中間部の外径よりも大きい外径の拡大径部に形成して
なるゴムもしくは樹脂製ホースにおける軸線方向一端側
の拡大径部を押し潰し、 その押し潰した一端拡大径部側から上記中間部の外周
に、上記両端拡大径部の外径よりも小さく、かつ、上記
中間部の外径よりも大きい内径を有するコイルリングを
挿入して該中間部の軸線方向の全長に亘って嵌装させた
後、 上記押し潰した一端側の拡大径部を復元させることを特
徴とする可撓性ホースの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30200097A JPH11141754A (ja) | 1997-11-04 | 1997-11-04 | 可撓性ホース及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30200097A JPH11141754A (ja) | 1997-11-04 | 1997-11-04 | 可撓性ホース及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11141754A true JPH11141754A (ja) | 1999-05-28 |
Family
ID=17903684
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30200097A Withdrawn JPH11141754A (ja) | 1997-11-04 | 1997-11-04 | 可撓性ホース及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11141754A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005214386A (ja) * | 2004-02-02 | 2005-08-11 | Sanden Shoji Kk | 管継手 |
| JP2009121515A (ja) * | 2007-11-12 | 2009-06-04 | Evuc Kk | 合成樹脂製ホース |
-
1997
- 1997-11-04 JP JP30200097A patent/JPH11141754A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005214386A (ja) * | 2004-02-02 | 2005-08-11 | Sanden Shoji Kk | 管継手 |
| JP2009121515A (ja) * | 2007-11-12 | 2009-06-04 | Evuc Kk | 合成樹脂製ホース |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050104 |