JPH1114193A - 蓄熱システム - Google Patents
蓄熱システムInfo
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- JPH1114193A JPH1114193A JP17047197A JP17047197A JPH1114193A JP H1114193 A JPH1114193 A JP H1114193A JP 17047197 A JP17047197 A JP 17047197A JP 17047197 A JP17047197 A JP 17047197A JP H1114193 A JPH1114193 A JP H1114193A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】氷蓄熱システムにおいて、冷媒に含水潤滑油混
合の冷媒を用いても、循環管の内面腐食による熱伝導性
の低下を防止して製氷率を安定に保持し得る蓄熱システ
ムを提供する。 【解決手段】蓄熱槽1の水を、該蓄熱槽1内に配設した
循環管2に流通する冷媒により氷結させて蓄熱するシス
テムにおいて、金属管の内面及び外面にポリオレフィン
系のプラスチック層を被覆したプラスチック・金属複合
管を上記循環管2として用いた。
合の冷媒を用いても、循環管の内面腐食による熱伝導性
の低下を防止して製氷率を安定に保持し得る蓄熱システ
ムを提供する。 【解決手段】蓄熱槽1の水を、該蓄熱槽1内に配設した
循環管2に流通する冷媒により氷結させて蓄熱するシス
テムにおいて、金属管の内面及び外面にポリオレフィン
系のプラスチック層を被覆したプラスチック・金属複合
管を上記循環管2として用いた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はビル等の空調設備に
使用する、氷蓄熱システムに関するものである。
使用する、氷蓄熱システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ビル等の空調設備に使用する蓄熱システ
ムとして、氷の潜熱を利用する、氷蓄熱システムを用い
ることがある。この氷蓄熱システムにおいては、冷媒循
環系統の蒸発器としての循環管を水槽(蓄熱槽)内に配
設しており、冷媒循環系統において圧縮機からの圧縮冷
媒を凝縮器で放熱液化させ、この液化冷媒を膨張弁に通
して膨張させ、更に蒸発器を通過する間に蒸発器(循環
管)の周囲の水を氷結させその氷の付着で蓄熱を行わ
せ、循環管を通過した蒸発冷媒を圧縮機を吸入させ、以
後、上記を1サイクルとして冷媒を循環させている。そ
して、蓄熱システムの冷水を必要に応じ空調器に循環さ
せて熱交換器で室内空調を行なわせている。
ムとして、氷の潜熱を利用する、氷蓄熱システムを用い
ることがある。この氷蓄熱システムにおいては、冷媒循
環系統の蒸発器としての循環管を水槽(蓄熱槽)内に配
設しており、冷媒循環系統において圧縮機からの圧縮冷
媒を凝縮器で放熱液化させ、この液化冷媒を膨張弁に通
して膨張させ、更に蒸発器を通過する間に蒸発器(循環
管)の周囲の水を氷結させその氷の付着で蓄熱を行わ
せ、循環管を通過した蒸発冷媒を圧縮機を吸入させ、以
後、上記を1サイクルとして冷媒を循環させている。そ
して、蓄熱システムの冷水を必要に応じ空調器に循環さ
せて熱交換器で室内空調を行なわせている。
【0003】上記蒸発器としての循環管は、水槽内に所
定の配置・密度で配設してあり、良熱伝導性や水に対す
る耐腐食性が要求され、外面にプラスチック層を被覆し
た金属管が好適とされている。
定の配置・密度で配設してあり、良熱伝導性や水に対す
る耐腐食性が要求され、外面にプラスチック層を被覆し
た金属管が好適とされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来、上記冷媒にはC
FC(クロロフルオロカ−ボン)−12やHCFC(ハ
イドロクロロフルオロカ−ボン)−22等のフロン化合
物が使用されていたが、近来、これらのフロン化合物の
オゾン層破壊による地球環境破壊が地球規模のもとで問
題視され、新冷媒に代替されつつある。
FC(クロロフルオロカ−ボン)−12やHCFC(ハ
イドロクロロフルオロカ−ボン)−22等のフロン化合
物が使用されていたが、近来、これらのフロン化合物の
オゾン層破壊による地球環境破壊が地球規模のもとで問
題視され、新冷媒に代替されつつある。
【0005】この代替冷媒に要求される条件としては、
オゾン破壊係数及び地球温暖化係数が0乃至僅小である
ことが要求され、かかる冷媒としてはHFC−32(C
H2F2)、HFC−125(CHF2CF3)、HFC−
134a(CH2FCF3)等がある。上記冷媒には、冷
媒循環系の可動部の摩耗を防止し、循環路の閉塞を阻止
するために潤滑油を混合する必要があり、従来、この潤
滑油には鉱油を使用している。しかしながら、鉱油は上
記新冷媒に対し相溶性が悪く、新冷媒に対する潤滑油と
してはポリアルキレングリコ−ル、ポリオ−ルエステル
が適切である。
オゾン破壊係数及び地球温暖化係数が0乃至僅小である
ことが要求され、かかる冷媒としてはHFC−32(C
H2F2)、HFC−125(CHF2CF3)、HFC−
134a(CH2FCF3)等がある。上記冷媒には、冷
媒循環系の可動部の摩耗を防止し、循環路の閉塞を阻止
するために潤滑油を混合する必要があり、従来、この潤
滑油には鉱油を使用している。しかしながら、鉱油は上
記新冷媒に対し相溶性が悪く、新冷媒に対する潤滑油と
してはポリアルキレングリコ−ル、ポリオ−ルエステル
が適切である。
【0006】ところが、これらの潤滑油(ポリアルキレ
ングリコ−ル、ポリオ−ルエステル等)は、従来の鉱油
系のものに較べて吸湿性が著しく高く(鉱油系の飽和水
分量が50ppm以下であるのに対し、例えば、ポリオ
−ルエステル系の飽和水分量は2000ppm以上であ
る)、上記循環管では内面腐食(金属石鹸等によるスラ
ッジの生成も含む)による製氷効率の低下が懸念され
る。
ングリコ−ル、ポリオ−ルエステル等)は、従来の鉱油
系のものに較べて吸湿性が著しく高く(鉱油系の飽和水
分量が50ppm以下であるのに対し、例えば、ポリオ
−ルエステル系の飽和水分量は2000ppm以上であ
る)、上記循環管では内面腐食(金属石鹸等によるスラ
ッジの生成も含む)による製氷効率の低下が懸念され
る。
【0007】本発明の目的は、氷蓄熱システムにおい
て、冷媒に含水潤滑油混合の冷媒を用いても、循環管の
内面腐食による熱伝導性の低下を防止して製氷率を安定
に保持し得る蓄熱システムを提供することにある。本発
明の更なる目的は、上記目的に加え、上記循環管の製氷
率、加工性、機械的安定性等を向上することにある。
て、冷媒に含水潤滑油混合の冷媒を用いても、循環管の
内面腐食による熱伝導性の低下を防止して製氷率を安定
に保持し得る蓄熱システムを提供することにある。本発
明の更なる目的は、上記目的に加え、上記循環管の製氷
率、加工性、機械的安定性等を向上することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る蓄熱システ
ムは、蓄熱槽の水を、該蓄熱槽内に配設した循環管に流
通する冷媒により氷結させて蓄熱するシステムにおい
て、金属管の内面及び外面にポリオレフィン系のプラス
チック層を被覆したプラスチック・金属複合管を上記循
環管として用いたことを特徴とする構成であり、プラス
チック・金属複合管の各プラスチック層の厚みは同複合
管の外径の0.006〜0.075倍とし、金属管の厚
みは同複合管の外径の0.006〜0.019倍とする
ことが好ましい。
ムは、蓄熱槽の水を、該蓄熱槽内に配設した循環管に流
通する冷媒により氷結させて蓄熱するシステムにおい
て、金属管の内面及び外面にポリオレフィン系のプラス
チック層を被覆したプラスチック・金属複合管を上記循
環管として用いたことを特徴とする構成であり、プラス
チック・金属複合管の各プラスチック層の厚みは同複合
管の外径の0.006〜0.075倍とし、金属管の厚
みは同複合管の外径の0.006〜0.019倍とする
ことが好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
実施の形態について説明する。図1は本発明に係る蓄熱
システムの一例を示し、密閉式である。図1において、
1は密閉水槽である。2は水槽1内に配設した循環管で
あり、図2に示すように、金属管21の内面及び外面に
ポリオレフィン系プラスチック層22及び23を被覆し
たプラスチック・金属複合管を多段ジグザグ状またはコ
イル状パタ−ンで配設してある。
実施の形態について説明する。図1は本発明に係る蓄熱
システムの一例を示し、密閉式である。図1において、
1は密閉水槽である。2は水槽1内に配設した循環管で
あり、図2に示すように、金属管21の内面及び外面に
ポリオレフィン系プラスチック層22及び23を被覆し
たプラスチック・金属複合管を多段ジグザグ状またはコ
イル状パタ−ンで配設してある。
【0010】この配設パタ−ンには、既に出願人が提案
した多段の交互逆方向流通パタ−ン、すなわち「複数の
循環管を、それぞれの各屈曲部が並行する平面内にてジ
グザグ状に位置するように連続的に屈曲して相隣する各
循環管を千鳥状に配設すると共に相隣する各循環管の冷
媒流通方向を逆方向とするパタ−ン(実公平6−200
36号)」を施用することが好ましい。
した多段の交互逆方向流通パタ−ン、すなわち「複数の
循環管を、それぞれの各屈曲部が並行する平面内にてジ
グザグ状に位置するように連続的に屈曲して相隣する各
循環管を千鳥状に配設すると共に相隣する各循環管の冷
媒流通方向を逆方向とするパタ−ン(実公平6−200
36号)」を施用することが好ましい。
【0011】図1において、3は循環管2に連結した圧
縮機、4は凝縮器、5は膨張弁である。6は循環ポン
プ、7は空調器である。上記蓄熱システムが稼働中の場
合、圧縮機3出口での冷媒は高温・高圧の加熱状態にあ
り、これが凝縮器4で飽和液状態にまで冷却され、この
冷媒液が膨張弁5で減圧され、この減圧状態の湿り蒸気
冷媒が循環管2を通過する間、循環管2外面の接触水か
ら熱を吸収して循環管2外部の水が氷結され、更に、循
環管2を通過した冷媒が圧縮器機3に吸入され、以上を
1サイクルとして冷媒が循環されていく。
縮機、4は凝縮器、5は膨張弁である。6は循環ポン
プ、7は空調器である。上記蓄熱システムが稼働中の場
合、圧縮機3出口での冷媒は高温・高圧の加熱状態にあ
り、これが凝縮器4で飽和液状態にまで冷却され、この
冷媒液が膨張弁5で減圧され、この減圧状態の湿り蒸気
冷媒が循環管2を通過する間、循環管2外面の接触水か
ら熱を吸収して循環管2外部の水が氷結され、更に、循
環管2を通過した冷媒が圧縮器機3に吸入され、以上を
1サイクルとして冷媒が循環されていく。
【0012】上記循環管2外部での氷結の状態で蓄熱が
行われ、水槽1内の冷水の循環ポンプ6による空調器7
への循環で空調が行われていく。上記冷媒として、近来
においてはHFC−32(CH2F2)、HFC−125
(CHF2CF3)、HFC−134a(CH2FCF3)
等の新冷媒が使用され、この新冷媒にはポリアルキレン
グリコ−ル、ポリオ−ルエステル等が潤滑油として混合
され、この潤滑油の高吸湿性のために多量の水がこの潤
滑油混合冷媒に含有され、循環管内面と水分との接触が
避けられない。
行われ、水槽1内の冷水の循環ポンプ6による空調器7
への循環で空調が行われていく。上記冷媒として、近来
においてはHFC−32(CH2F2)、HFC−125
(CHF2CF3)、HFC−134a(CH2FCF3)
等の新冷媒が使用され、この新冷媒にはポリアルキレン
グリコ−ル、ポリオ−ルエステル等が潤滑油として混合
され、この潤滑油の高吸湿性のために多量の水がこの潤
滑油混合冷媒に含有され、循環管内面と水分との接触が
避けられない。
【0013】しかしながら、本発明に係る蓄熱システム
においては、金属管の内面に化学的に安定なポリオレフ
ィン系のプラスチック層を被覆したプラスチック・金属
複合管を循環管に使用しているから、潤滑油混合冷媒に
多量に水分が含有されていても、ポリオレフィン系プラ
スチックの化学的安定性のために、その内面プラスチッ
ク層を加水分解劣化等を排除して安定に保持でき、金属
管内面を上記含水から確実に遮断し得て腐食の畏れを皆
無にできる。
においては、金属管の内面に化学的に安定なポリオレフ
ィン系のプラスチック層を被覆したプラスチック・金属
複合管を循環管に使用しているから、潤滑油混合冷媒に
多量に水分が含有されていても、ポリオレフィン系プラ
スチックの化学的安定性のために、その内面プラスチッ
ク層を加水分解劣化等を排除して安定に保持でき、金属
管内面を上記含水から確実に遮断し得て腐食の畏れを皆
無にできる。
【0014】勿論、金属管の外面にも、ポリオレフィン
系プラスチック層を被覆してあるから、金属管外面の腐
食も排除できる。従って、本発明に係る蓄熱システムに
おいては、冷媒に吸湿性潤滑油を混合した冷媒を使用し
ても、プラスチック・金属複合管の金属管の熱伝導性を
腐食の発生なく本来の高熱伝導性に保持でき、長期にわ
たり高い製氷率を保証できる。
系プラスチック層を被覆してあるから、金属管外面の腐
食も排除できる。従って、本発明に係る蓄熱システムに
おいては、冷媒に吸湿性潤滑油を混合した冷媒を使用し
ても、プラスチック・金属複合管の金属管の熱伝導性を
腐食の発生なく本来の高熱伝導性に保持でき、長期にわ
たり高い製氷率を保証できる。
【0015】上記循環管の金属管には、アルミニウム合
金、銅合金、スチ−ル等を使用でき、ポリオレフィン系
プラスチックには、ポリエチレン、架橋ポリエチレン、
ポリプロピレン、ポリビニルアロコ−ル等を使用でき
る。また、循環管の金属管とポリオレフィン系プラスチ
ック層との間は接着剤により接着することもできる。上
記循環管に使用するプラスチック・金属複合管のプラス
チック層の厚みを厚くし過ぎると、プラスチック・金属
複合管の熱伝導性が低くなって製氷効率上不利であり、
薄くし過ぎると、防食層の機械的強度が不足して上記の
腐食防止を満足に行い難くなる。従って、内部プラスチ
ック層及び外部プラスチック層のそれぞれの厚みは、プ
ラスチック・金属複合管外径の0.006〜0.075
倍とすることが好ましく、0.04倍とすることが最適
である。
金、銅合金、スチ−ル等を使用でき、ポリオレフィン系
プラスチックには、ポリエチレン、架橋ポリエチレン、
ポリプロピレン、ポリビニルアロコ−ル等を使用でき
る。また、循環管の金属管とポリオレフィン系プラスチ
ック層との間は接着剤により接着することもできる。上
記循環管に使用するプラスチック・金属複合管のプラス
チック層の厚みを厚くし過ぎると、プラスチック・金属
複合管の熱伝導性が低くなって製氷効率上不利であり、
薄くし過ぎると、防食層の機械的強度が不足して上記の
腐食防止を満足に行い難くなる。従って、内部プラスチ
ック層及び外部プラスチック層のそれぞれの厚みは、プ
ラスチック・金属複合管外径の0.006〜0.075
倍とすることが好ましく、0.04倍とすることが最適
である。
【0016】また、プラスチック・金属複合管の金属管
の厚みを薄くし過ぎると、プラスチック・金属複合管全
体の熱伝導性が低くなって製氷効率上不利となり、厚く
し過ぎると、循環管への曲げ加工が困難になる。従っ
て、金属管の厚みは、プラスチック・金属複合管外径の
0.006〜0.019倍とすることが好ましく、0.
01倍とすることが最適である。
の厚みを薄くし過ぎると、プラスチック・金属複合管全
体の熱伝導性が低くなって製氷効率上不利となり、厚く
し過ぎると、循環管への曲げ加工が困難になる。従っ
て、金属管の厚みは、プラスチック・金属複合管外径の
0.006〜0.019倍とすることが好ましく、0.
01倍とすることが最適である。
【0017】プラスチック・金属複合管の各プラスチッ
ク層の厚みが同複合管の外径の0.006〜0.075
倍、金属管の厚みが同複合管の外径の0.006〜0.
019倍のもとで、循環管の充分な製氷率を保障でき、
循環管に容易に曲げ加工でき、循環管を水槽内に支持部
材を用いることなく安定に保持できることは次ぎの実施
例からも確認できる。
ク層の厚みが同複合管の外径の0.006〜0.075
倍、金属管の厚みが同複合管の外径の0.006〜0.
019倍のもとで、循環管の充分な製氷率を保障でき、
循環管に容易に曲げ加工でき、循環管を水槽内に支持部
材を用いることなく安定に保持できることは次ぎの実施
例からも確認できる。
【0018】
〔実施例1〕プラスチック・金属複合管には、金属管が
厚み0.1mmのアルミニウム合金管、内外の各ポリオ
レフィン系プラスチック層が厚み0.1mmの低密度ポ
リエチレン層であるものを使用した。このプラスチック
・金属複合管の外径は16mmであり、従って、金属管
の厚み及び各ポリオレフィン系プラスチック層の厚みは
複合管外径の0.00625倍である。
厚み0.1mmのアルミニウム合金管、内外の各ポリオ
レフィン系プラスチック層が厚み0.1mmの低密度ポ
リエチレン層であるものを使用した。このプラスチック
・金属複合管の外径は16mmであり、従って、金属管
の厚み及び各ポリオレフィン系プラスチック層の厚みは
複合管外径の0.00625倍である。
【0019】このプラスチック・金属複合管を前記した
交互逆方向流通パタ−ンの循環管に曲げ加工し、容量4
0m3の蓄熱槽内に配設し、−5℃のブラインを流し、
製氷試験を行った。循環管への加工は極めて容易であ
り、蓄熱槽内に循環管を支持部材の使用なく充分安定に
保持できた。また、内外のプラスチック層を省略した場
合の製氷率を100%とすると、95%の製氷率であ
り、極めて優れた製氷率であった。
交互逆方向流通パタ−ンの循環管に曲げ加工し、容量4
0m3の蓄熱槽内に配設し、−5℃のブラインを流し、
製氷試験を行った。循環管への加工は極めて容易であ
り、蓄熱槽内に循環管を支持部材の使用なく充分安定に
保持できた。また、内外のプラスチック層を省略した場
合の製氷率を100%とすると、95%の製氷率であ
り、極めて優れた製氷率であった。
【0020】〔実施例2〕プラスチック・金属複合管に
は、金属管が厚み0.3mmのアルミニウム合金管、内
外の各ポリオレフィン系プラスチック層が厚み1.2m
mの低密度ポリエチレン層であるものを使用した。この
プラスチック・金属複合管の外径は16mmであり、従
って、金属管の厚みは複合管外径の0.0018倍であ
り、各ポリオレフィン系プラスチック層の厚みは複合管
外径の0.075倍である。
は、金属管が厚み0.3mmのアルミニウム合金管、内
外の各ポリオレフィン系プラスチック層が厚み1.2m
mの低密度ポリエチレン層であるものを使用した。この
プラスチック・金属複合管の外径は16mmであり、従
って、金属管の厚みは複合管外径の0.0018倍であ
り、各ポリオレフィン系プラスチック層の厚みは複合管
外径の0.075倍である。
【0021】実施例1と同様に、このプラスチック・金
属複合管を循環管に曲げ加工して蓄熱システムを組み立
てた。循環管への加工はやや困難であったが汎用のベン
ダ−で加工でき、蓄熱槽内に循環管を支持部材の使用な
く極めて安定に保持できた。また、70%の製氷率であ
り、ほぼ良好な製氷率であった。
属複合管を循環管に曲げ加工して蓄熱システムを組み立
てた。循環管への加工はやや困難であったが汎用のベン
ダ−で加工でき、蓄熱槽内に循環管を支持部材の使用な
く極めて安定に保持できた。また、70%の製氷率であ
り、ほぼ良好な製氷率であった。
【0022】なお、プラスチック・金属複合管の金属管
の厚みを複合管外径の0.025倍、各ポリオレフィン
系プラスチック層の厚みを複合管外径の0.125倍と
した以外、実施例1または2と同様にして循環管を曲げ
加工して蓄熱システムを組み立てたところ、製氷率は6
0%であったが、循環管への曲げ加工が極めて困難であ
った。
の厚みを複合管外径の0.025倍、各ポリオレフィン
系プラスチック層の厚みを複合管外径の0.125倍と
した以外、実施例1または2と同様にして循環管を曲げ
加工して蓄熱システムを組み立てたところ、製氷率は6
0%であったが、循環管への曲げ加工が極めて困難であ
った。
【0023】
【発明の効果】本発明に係る蓄熱システムにおいては、
フロン代替冷媒としてポリアルキレングリコ−ル、ポリ
オ−ルエステル等の吸湿性潤滑油を混合した新冷媒を用
いても、循環管を内面の腐食の畏れなく高熱伝導性に保
持でき、長期にわたり安定な製氷率を維持できる。ま
た、循環管の曲げ加工が容易であり、循環管を蓄熱槽内
に支持部材の使用なく安定に支持でき、更に、循環管単
位長さ当たりの熱伝導を高くできてそれだけ循環管の長
さを短くでき、蓄熱システムの組立て作業の簡易化、循
環管の支持構造の簡易化、循環管の小型化等を図り得る
有利性もある。
フロン代替冷媒としてポリアルキレングリコ−ル、ポリ
オ−ルエステル等の吸湿性潤滑油を混合した新冷媒を用
いても、循環管を内面の腐食の畏れなく高熱伝導性に保
持でき、長期にわたり安定な製氷率を維持できる。ま
た、循環管の曲げ加工が容易であり、循環管を蓄熱槽内
に支持部材の使用なく安定に支持でき、更に、循環管単
位長さ当たりの熱伝導を高くできてそれだけ循環管の長
さを短くでき、蓄熱システムの組立て作業の簡易化、循
環管の支持構造の簡易化、循環管の小型化等を図り得る
有利性もある。
【図1】本発明に係る蓄熱システムの一例を示す図面で
ある。
ある。
【図2】本発明において循環管に使用するプラスチック
・金属複合管を示す断面図である。
・金属複合管を示す断面図である。
【符号の説明】 1 蓄熱槽 2 循環管 3 圧縮機 4 凝縮器 5 膨張弁 6 循環ポンプ 7 空調器 21 金属管 22 プラスチック層 23 プラスチック層
Claims (2)
- 【請求項1】蓄熱槽の水を、該蓄熱槽内に配設した循環
管に流通する冷媒により氷結させて蓄熱するシステムに
おいて、金属管の内面及び外面にポリオレフィン系のプ
ラスチック層を被覆したプラスチック・金属複合管を上
記循環管として用いたことを特徴とする蓄熱システム。 - 【請求項2】プラスチック・金属複合管の各プラスチッ
ク層の厚みが同複合管の外径の0.006〜0.075
倍であり、金属管の厚みが同複合管の外径の0.006
〜0.019倍である請求項1記載の蓄熱システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17047197A JPH1114193A (ja) | 1997-06-26 | 1997-06-26 | 蓄熱システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17047197A JPH1114193A (ja) | 1997-06-26 | 1997-06-26 | 蓄熱システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1114193A true JPH1114193A (ja) | 1999-01-22 |
Family
ID=15905565
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17047197A Withdrawn JPH1114193A (ja) | 1997-06-26 | 1997-06-26 | 蓄熱システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1114193A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2823552A1 (fr) * | 2001-04-12 | 2002-10-18 | Hutchinson | Procede pour raccorder de maniere etanche un embout rigide et un tuyau comprenant au moins une couche interne metallique |
| CN114165953A (zh) * | 2021-11-30 | 2022-03-11 | 珠海格力电器股份有限公司 | 热回收组件和列间空调 |
-
1997
- 1997-06-26 JP JP17047197A patent/JPH1114193A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2823552A1 (fr) * | 2001-04-12 | 2002-10-18 | Hutchinson | Procede pour raccorder de maniere etanche un embout rigide et un tuyau comprenant au moins une couche interne metallique |
| CN114165953A (zh) * | 2021-11-30 | 2022-03-11 | 珠海格力电器股份有限公司 | 热回收组件和列间空调 |
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Legal Events
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Effective date: 20040317 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
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Effective date: 20061011 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
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| A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20061127 |