JPH11142481A - 半導体集積回路検査点の解析方法,解析装置 - Google Patents

半導体集積回路検査点の解析方法,解析装置

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JPH11142481A
JPH11142481A JP9311738A JP31173897A JPH11142481A JP H11142481 A JPH11142481 A JP H11142481A JP 9311738 A JP9311738 A JP 9311738A JP 31173897 A JP31173897 A JP 31173897A JP H11142481 A JPH11142481 A JP H11142481A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】検査点挿入による信号遅延のオーバーヘッドを
低減する。 【解決手段】回路情報122と、挿入可能な検査点型と
回路変形方法を指定した検査点挿入ライブラリ123
と、検査点挿入を禁止する信号線と検査点型の組を指定
した検査点挿入禁止情報124から、回路内の各信号線
に対し、検査点型毎に検査点挿入可能/不可能の区別と
検査点挿入可能な場合の回路変形方法を計算する。次に
検査点挿入可能な検査点候補に対する検査点指標を計算
し、この指標に基づいてテスト容易性の大きい検査点候
補を選択し、それを検査点情報127に登録する。以上
の処理を、予め設定されている検査点解析処理の終了条
件を満たすまで繰り返す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路に
おける検査点の挿入位置とその回路変形方法を決定する
解析方法および解析装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路のテスト容易化技術の1
つに、回路中に検査点を挿入する方法がある。一般に、
検査点には、信号線を1に制御するし易さ(以下、1可
制御性と呼ぶ)を向上させる「1制御点」と、信号線を
0に制御するし易さ(以下、0可制御性と呼ぶ)を向上
させる「0制御点」と、信号線の信号値を観測できるし
易さ(以下可観測性と呼ぶ)を向上させる「観測点」が
ある。
【0003】この検査点の回路や挿入位置の解析方法に
ついては、文献Proceeding of 2ndEuropean Test Confe
rence(1991年)の253頁から262頁に掲載されて
いる、B.Seiss等による「Test Points Insertion for S
can−Based BIST」や、特開平6−331709 号「試験可能性
を改善した回路および回路の試験可能性を改善する方
法」などに詳しく論じられている。
【0004】特に、前者の文献で述べられている検査点
の解析方法は、COP(Controllability Observabilit
y Procedure)と呼ばれる確率的なテスト容易性尺度を用
いて目的関数(以下、テストコストと呼ぶ)を定義し、
それを最小化するように1つずつ検査点を決定する。す
なわち、1つの検査点を求める手順として、まず検査点
の候補(以下、検査点候補と呼ぶ)を、それを挿入した
ときのテストコストの近似値に基づいて選び、各検査点
候補に対して挿入した場合の実際のテストコストを計算
した後、テストコストが最小になる検査点候補を検査点
に決定する。そして、この処理を検査点の個数分、繰り
返す。なお、この検査点の解析方法は、乱数パターンテ
ストの容易化には有効であることが実験により確認され
ている。
【0005】さらに、前記B.Seiss 等の方法を、検査点
挿入による信号遅延の悪化を抑えるように改良した検査
点の解析方法が、文献Proceeding of International Te
stConference(1995年)の506頁から514頁に
掲載されている、K.-T.Cheng 等による「Timing−Drive
n Test Point Insertion for Full−Scan andPartial−
Scan BIST」に論じられている。この方法は、前述した
B.Seiss 等の方法における1つの検査点を求める手順の
中で、回路内の各信号線における信号遅延の余裕値を計
算し、前記検査点候補の条件として前記信号遅延の余裕
値が事前に与えられたしきい値以上であることが要求さ
れる。それ以外の処理は前述したB.Seiss 等の方法と同
じである。なお、端子あるいは記憶素子間のパスにおけ
る信号遅延の余裕値とは、設計上許容された信号遅延か
ら実際の信号遅延を引いた値であり、各信号線における
信号遅延の余裕値は、それを含むパスの信号遅延の余裕
値の最小値である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来例で述べた検査点
の解析方法の中で、B.Seiss 等の方法では、検査点挿入
による信号遅延の悪化により、半導体集積回路の性能が
落ちるなど問題がある。一方、K.−T.Cheng 等の方法で
は、1つの検査点を求める毎に各信号線における信号遅
延の余裕値を計算する必要があるため、この処理がネッ
クとなって、大規模な論理回路に対して実用的な時間内
で処理が終わらないという問題がある。
【0007】また、半導体集積回路における検査点の実
現方法として、1制御点のときは2入力ORゲート、0
制御点のときは2入力ANDゲートを挿入することが一
般的であるが、この場合、検査点挿入後の半導体集積回
路は、信号遅延や回路面積のオーバーヘッドの点から最
適化の余地が残る回路であることが多い。
【0008】本発明の目的は上記問題点に鑑み、検査点
挿入による信号遅延や回路面積のオーバーヘッドを低減
し、高速に処理され、使い勝手のよい、半導体集積回路
の検査点解析方法,解析装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、複数のセ
ルを信号線で接続してなる半導体集積回路に対して、テ
スト容易性が向上するように、検査点の挿入位置と回路
変形方法を決定する半導体集積回路検査点の解析方法に
おいて、半導体集積回路内のセルとそのピン番号で特定
される信号線に対する、挿入可能な検査点型と挿入可能
な場合の回路変形方法を指定することを目的として、検
査点挿入可能なセル型名とピン番号と検査点型と回路変
形方法の組を列挙した情報である検査点挿入ライブラリ
を用い、前記検査点挿入ライブラリで指定されたセル型
名とピン番号に該当する前記回路内の信号線と検査点型
のみを対象として、その中から検査点の挿入位置と回路
変形方法を決定することによって達成される。
【0010】または、検査点挿入を禁止する前記回路内
の信号線と検査線と検査点型の組を指定した情報であ
る、検査点挿入禁止情報を用い、前記検査点挿入禁止情
報で指定された前記回路内の信号線と検査点型を検査点
の対象外として、検査点の挿入位置と回路変形方法を決
定することによって達成される。
【0011】さらに、前記検査点挿入ライブラリと前記
検査点挿入禁止情報を用いて、前記検査点挿入ライブラ
リで指定されたセル型名とピン番号に該当する前記回路
内の信号線と検査点型であって、前記検査点挿入禁止情
報で指定された前記回路内の信号線と検査点型でないも
のを対象として、その中から検査点の挿入位置と回路変
形方法を決定することによって、上記の目的がより効率
良く達成される。
【0012】本発明の方法を適用した半導体集積回路検
査点解析装置は、半導体集積回路内のセルとそのピン番
号で特定される信号線に対する、挿入可能な検査点型と
挿入可能な場合の回路変形方法を指定することを目的と
して、前記検査点挿入ライブラリと、前記検査点挿入禁
止情報と、半導体集積回路の回路情報と前記検査点挿入
ライブラリから、前記回路内の各信号線に対し、検査点
型毎に検査点挿入可能/不可能の区別と、検査点挿入可
能な場合の回路変形方法を対応させた情報である検査点
挿入位置情報を計算する検査点挿入位置限定部と、前記
回路に検査点の設定が無いまたは有る状態で、検査点挿
入可能な信号線とその検査点型に対し、検査点を挿入す
ると仮定した場合のテスト容易性の度合いを表す指標を
計算する検査点指標計算部と、検査点挿入可能な信号線
とその検査点型の中で、前記テスト容易性の度合いを表
す指標から判断してテスト容易性が大きい信号線とその
検査点型を検査点に決定する検査点決定部とを備える。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について、
図面を参照しながら詳細に説明する。
【0014】図1に、半導体集積回路検査点の解析装置
の構成を示す。本解析装置は、半導体集積回路のセルや
信号線に関する情報を入力するデータ入力装置101
と、検査点の挿入位置決定などの演算処理を行う演算処
理装置102と、回路情報122,検査点挿入ライブラリ
123,検査点挿入禁止情報124,検査点挿入位置情
報125,検査点指標情報126,検査点情報127な
どを記憶する記憶装置103と、演算結果である検査点
情報127などを出力するデータ出力装置104から構成
される。
【0015】回路情報122は、半導体集積回路におけ
る各セルとセル間を接続する信号線の情報、仮定故障の
情報を含む。半導体集積回路におけるセルの情報とし
て、各セルに固有の名前であるセル名と、セルの種別を
表すセル型名と、ピン番号とそれに接続する信号線名が
与えられる。なお、半導体集積回路におけるセルは、半
導体集積回路の製造技術に依存するものであるが、型に
よって論理的に等価な動作をする論理回路が与えられて
いる。これにより、本実施例の検査点指標情報を計算す
る処理等については半導体集積回路を論理回路としてモ
デル化して扱う。検査点挿入ライブラリ123は、半導
体集積回路内のセルとそのピン番号で特定される信号線
に対する、挿入可能な検査点型と挿入可能な場合の回路
変形方法を指定するためのもので、検査点挿入可能なセ
ル型名とピン番号と検査点型と回路変形方法の組を列挙
した情報である。
【0016】検査点挿入禁止情報124は、検査点挿入
を禁止する信号線と検査点型の組を列挙した情報であ
る。信号線はそれを含むパスの始点と終点として表さ
れ、パスの始点または終点が信号線名あるいは端子名あ
るいはセル位置とピン番号の組で表される。また、検査
点型は、「1制御点」,「0制御点」,「観測点」等で
ある。
【0017】検査点挿入位置情報125は、半導体集積
回路内の各信号線に対し、検査点型毎に検査点挿入可能
/不可能の区別と、検査点挿入可能な場合の回路変形方
法を対応させた情報である。
【0018】検査点指標情報126は、検査点候補に対
して、その解査点候補を挿入した場合の回路全体のテス
ト容易性を反映した数値情報であり、検査点指標を対応
させたテーブルで表される。ここで、検査点候補は、信
号線と検査点型の組で表す。検査点情報127は、検査
点の挿入位置と回路変形方法に関する情報で、信号線
(セル名とピン番号で特定)と検査点挿入ライブラリ1
23に記述された回路変形方法の組で表す。
【0019】演算処理装置102は、回路情報122と
検査点挿入ライブラリ123と検査点挿入禁止情報12
4から検査点挿入位置情報125を計算する検査点挿入
位置限定部111と、回路情報122と検査点挿入位置
情報125を用いて検査点指標情報126を計算する検
査点指標計算部112と、検査点指標情報126から検
査点情報127を計算する検査点決定部113からな
る。
【0020】図2は、半導体集積回路検査点解析装置の
処理手順を示すフローチャートである。
【0021】ステップS101はデータ入力処理で、デ
ータ入理装置101により回路情報122,検査点挿入
ライブラリ123,検査点挿入禁止情報124を入力
し、記憶装置103に格納する。
【0022】ステップS102は検査点挿入位置限定部
111による検査点挿入位置限定処理で、回路情報12
2と検査点挿入ライブラリ123と検査点挿入禁止情報
124から、回路内の各信号線に対し、検査点型毎に検査
点挿入可能/不可能の区別と検査点挿入可能な場合の回
路変形方法を計算し、検査点挿入位置情報125を作成
する。
【0023】ステップS103は検査点指標計算部11
2による検査点指標計算処理で、検査点挿入位置情報1
25から検査点挿入可能な検査点候補に対する検査点指
標を計算し、検査点指標情報126を作成する。
【0024】ステップS104は検査点指標計算部11
2による検査点決定処理で、検査点指標情報126に基
づいて最もテスト容易性の大きい検査点候補を選択し、
それを検査点情報127に登録する。
【0025】ステップS107では、予め設定されてい
る検査点解析処理の終了条件について判定する。終了条
件を満足しない場合、ステップS103に戻り、既に決
定されている検査点を含んで半導体集積回路の検査点指
標計算処理を行う。そして、既に決定された検査点を除
く検査点候補に対する検査点指標に基づき、新しい検査
点を決定する検査点決定処理を行い、終了条件を満足す
るまで、検査点指標計算処理と、検査点決定処理を繰り
返す。なお、終了条件は、たとえば、検査点数の上限,
検査点指標のしきい値,打ち切り処理時間等による。
【0026】ステップS107で終了条件を満足する場
合、ステップS108へ進み、データ出力装置104に
より、記憶装置103に格納されている検査点情報12
7を、半導体集積回路検査点解析装置の結果として出力
される。
【0027】以下では、半導体集積回路の一例を用い
て、本実施例における各情報,各処理の詳細を説明して
いく。
【0028】図3は、半導体集積回路の例と、それに検
査点を挿入した例を説明する回路図である。図3(a)
は、半導体集積回路の例で、INVゲート,ANDゲー
ト,ORゲート,NANDゲート,NORゲート,入力
端子,出力端子を用いた論理回路と等価な論理動作を
し、1つのゲートが1つのセルに対応する。各セルのセ
ル型名は、セル251〜257,262〜266に対
し、順に、AND3,NAND3,AND3,NAND
3,OR2,AND2,INV1,NAND2,OR
3,NOR3,AND2,OR2とする。各セルのピン
番号については、入力ピンで図上部から順に1,2と増
加させ、出力ピンのピン番号は(入力ピン数+1)とす
る。例えば、セル251では、端子221,222,2
23に接続するピン番号が順に1,2,3であり、信号
線201に接続するピン番号が4である。また、故障集
合に関しては、セルの出力ピン、すなわち、信号線20
1〜206,212〜216が信号値0に縮退する故障
(0縮退故障)と信号値1に縮退する故障(1縮退故
障)を仮定する。
【0029】さらに、この半導体集積回路の例では、複
数のセル,信号線をグループ化した部分回路の情報であ
る、ブロック情報が与えられている。ブロック2000
は、セル251を含む部分回路であり、ブロック210
0は、セル252〜257を含む部分回路であり、ブロ
ック2200は、セル262〜266を含む部分回路で
ある。なお、一般にブロックの情報は、半導体集積回路
の設計時に、小さな機能をもつブロックからそれらを利
用したより複雑な機能をもつブロックへと階層的に設計
するための場合に用いられる。
【0030】図3(b)は、図3(a)の回路に、従来
の検査点解析方法(前掲B.Seiss 等の文献で述べられて
いる方法)によって、3つの検査点を挿入した回路例で
ある。信号線202には1制御点271,信号線212
には0制御点281,信号線203には観測点291が
挿入されている。
【0031】1制御点271は、信号線202の1可制
御性を向上させる。2入力ORゲートのセル273とス
キャン機能付きフリップフロップ274から構成され、
セル273の入力ピンは、信号線202の入力側部分2
72と、スキャン機能付きフリップフロップ274に接
続し、出力ピンは、信号線202に接続する。なお、ス
キャン機能付きフリップフロップは、テスト時にはスキ
ャンチェーンで入力される信号値を出力するが、通常動
作時には常に信号値0を出力する。
【0032】0制御点281は、信号線212の0可制
御性を向上させる。2入力ANDゲートのセル283と
スキャン機能付きフリップフロップ284から構成さ
れ、セル283の入力ピンは、信号線212の入力側部
分282と、スキャン機能付きフリップフロップ284
に接続し、出力ピンは、信号線212に接続する。な
お、スキャン機能付きフリップフロップは、テスト時に
はスキャンチェーンで入力される信号値を出力するが、
通常動作時には常に信号値1を出力する。
【0033】観測点291は、信号線203の可観測性
を向上させる。信号線203から分岐した信号線292
に、スキャン機能付きフリップフロップ293が接続す
る。次に、検査点挿入ライブラリ123について、図4
(a)と図5を参照しながら説明する。
【0034】図4(a)は、検査点挿入ライブラリ12
3の一例である。図中、列401は検査点挿入ライブラ
リの各要素の番号、列402,403はセル型名とピン
番号で、検査点挿入可能な信号線を特定する。列404
は検査点挿入の目的を表す検査点型で、列405は実際
の回路変形方法である。回路変形方法では、それが一意
であるように、各ピンに対する接続方法を定めた列40
6の情報を付記している。
【0035】行411〜417は、検査点挿入ライブラ
リの各要素で、それぞれが、検査点挿入可能なセル型
名,ピン番号,検査点型,回路変形方法の組である。ま
た、図5(1)〜(7)は、図4(a)の411〜417
における回路変形方法を図示したものである。
【0036】検査点挿入ライブラリの番号1(行41
1)は、セル型名INV1のピン2に接続する信号線の
1制御点を挿入可能で、回路変形方法はセルINV1を
セルNAND2に変換することを表す。すなわち、図5
(1)に示すように、INVゲートの機能をもつセル5
11をNANDゲートの機能をもつセル513に交換
し、そのピン1,3はそれぞれ交換前のセル511のピ
ン1,2に対応し、ピン2はスキャン機能付きフリップ
フロップ515の出力ピンへの信号線に接続する。
【0037】検査点挿入ライブラリの番号2(行41
2)は、セル型名INVIのピン2に接続する信号線の
0制御点を挿入可能で、回路変形方法はセルINV1を
セルNOR2に変換することを表す。すなわち、図5
(2)に示すように、INVゲートの機能をもつセル5
21をNORゲートの機能をもつセル523に交換し、
そのピン1,3はそれぞれ交換前のセル521のピン
1,2に対応し、ピン2はスキャン機能付きフリップフ
ロップ525の出力ピンへの信号線に接続する。
【0038】検査点挿入ライブラリの番号3(行41
3)は、セル型名BUF1のピン1に接続する信号線の
0制御点を挿入可能で、回路変形方法はセルBUF1を
セルAND2に変換することを表す。すなわち、図5
(3)に示すように、BUFゲートの機能をもつセル5
31をANDゲートの機能をもつセル533に交換し、
そのピン1,3はそれぞれ交換前のセル531のピン
1,2に対応し、ピン2はスキャン機能付きフリップフ
ロップ535の出力ピンへの信号線に接続する。
【0039】検査点挿入ライブラリの番号4(行41
4)は、セル型名NAND2のピン3に接続する信号線
の0制御点を挿入可能で、回路変形方法はセルNAND
2をセルANDORに変換することを表す。すなわち、
図5(4)に示すように、NANDゲートの機能をもつセル
541をANDゲート544とNORゲート545の機
能をもつセル543に交換し、そのピン1,2,4はそ
れぞれ交換前のセル541のピン1,2,3に対応し、ピ
ン3はスキャン機能付きフリップフロップ546の出力
ピンへの信号線に接続する。
【0040】検査点挿入ライブラリの番号5(行41
5)は、セル型名AND3のピン4に接続する信号線の
1制御点を挿入可能で、回路変形方法はセルOR2を挿
入することを表す。すなわち、図5(5)に示すよう
に、ANDゲートの機能をもつセル551のピン4に接
続する信号線に、ORゲートの機能をもつセル553に
挿入し、そのピン1,3は挿入された信号線の入力側と
出力側部分に対応し、ピン2はスキャン機能付きフリッ
プフロップ556の出力ピンへの信号線に接続する。
【0041】検査点挿入ライブラリの番号6(行41
6)は、セル型名AND3のピン4に接続する信号線の
観測点を挿入可能で、回路変形方法は信号線を分岐しス
キャン機能付きフリップフロップに接続することを表
す。すなわち、図5(6)に示すように、ANDゲート
の機能をもつセル561のピン4に接続する信号線か
ら、信号線563を分岐し、スキャン機能付きフリップ
フロップ564のデータ入力ピンへ接続する。
【0042】検査点挿入ライブラリの番号7(行41
7)は、セル型名OR3のピン4に接続する信号線の観
測点を挿入可能で、回路変形方法は信号線を分岐しスキ
ャン機能付きフリップフロップに接続することを表す。
すなわち、図5(7)に示すように、ORゲートの機能
をもつセル571のピン4に接続する信号線から、信号
線573を分岐し、スキャン機能付きフリッププロップ
574のデータ入力ピンへ接続する。
【0043】次に、検査点挿入禁止情報124につい
て、図6(a)を参照しながら説明する。
【0044】図6(a)は検査点挿入禁止情報の一例であ
る。この例では、検査点挿入を禁止する信号線をパスで
表した禁止パス情報601と、検査点挿入を禁止する信
号線をブロックで表した禁止ブロック情報602からな
る。なお、行615〜618,624〜625の内容
は、図3(a)の半導体集積回路に対する例である。
【0045】禁止パス情報601は、番号611,検査
点挿入を禁止するパスのパス始点612とパス終点61
3,禁止する検査点型614からなる。例えば、行61
5では、端子226から端子242に至るパス上の信号
線、すなわち、端子226に接続する信号線と、信号線
212,213,215に対して、観測点(1制御点と
0制御点)の挿入を禁止するという意味である。同様
に、行616では、信号線212から信号線215に至
るパス上の信号線、すなわち、信号線212,213,
215に対して、観測点の挿入を禁止するという意味で
ある。行617では、セル251のピン4からセル25
2のピン3に至るパス上の信号線、すなわち、信号線2
01に対して、制御点の挿入を禁止するという意味であ
る。行618では、端子236から信号線214に至る
パス上の信号線、すなわち、端子236に接続する信号
線と、信号線214に対して、制御点の挿入を禁止する
という意味である。なお、行615〜618で示したよ
うに、パス始点およびパス終点は、端子名あるいは信号
線名あるいはセル名とピン番号の組など、パスの両端を
特定できるものであればいずれでもよい。
【0046】禁止ブロック情報602は、番号621,
検査点挿入を禁止するブロックのブロック名622,禁
止する検査点型623からなる。例えば、行624で
は、ブロック2000に含まれる信号線、すなわち、端
子221〜223に接続する信号線と信号線201に対
して、制御点の挿入を禁止するという意味である。同様
に、行625では、ブロック2200に含まれる信号
線、すなわち、端子226,233〜238に接続する
信号線と信号線212〜216に対して、制御点の挿入
を禁止するという意味である。
【0047】図13は検査点挿入禁止情報の別の例であ
る。図13(a)は半導体集積回路の例で、1301〜1
306は入力端子、セル1310のセル型名は「セレク
タ」でピンが5個あるとする。図13(b)はその回路
に対する禁止パス情報1331である。禁止パス情報133
1の構成は禁止パス情報601と同じであるが、パスの
始点および終点の指定方法が異なる。例えば、行134
5の場合、パスの始点は全ての入力端子および入力可能
な素子で、入力端子1301〜1306を意味し、パス
の終点はセル型名「セレクタ」の2ピンを意味し、その
結果特定されるパスは信号線1320,1321,13
22,1323である。同様に行1346で特定されるパス
は信号線1320,1321,1324である。どちら
の行も検査点型は制御点なので、これら2つのパス上の
制御点は禁止されることになる。参考までに、このよう
な特定方法が使われる場合として、半導体集積回路の検
査に組込み自己検査(Built−InSelf−Test,BIST)方式
を採用し、入力条件では不定値(0か1か不定)を出力
するセルを使用する場合がある。そのセルの例として上
記のセレクタ1310があり、ピン2とピン4への入力
値が(0,0)や(1,1)では出力が不定値となる
(セルの構成に依存する)。検査点の挿入前はその入力
条件を避けるように回路が構成されており、それを維持
するためにピン2とピン4の入力側に制御点の挿入を禁
止する。
【0048】次に、検査点挿入位置情報125につい
て、図7を参照しながら説明する。
【0049】図7(a)は検査点挿入位置情報の一例で
ある。検査点挿入位置情報は、信号線名701と、その
信号線に対する0制御点の情報702,1制御点の情報
705,観測名の情報708からなる。信号線に対する各
検査点毎の情報は、その検査点を挿入可能か不可能かの
区別を表した可能フラグ(703,706,709)
と、検査点挿入可能な場合の回路変形方法に表したライ
ブラリ番号(704,707,710)からなる。図
中、可能フラグは、検査点挿入可能な場合「○」,検査
点挿入不可能な場合「×」で表している。ライブラリ番
号は、検査点挿入ライブラリ123の要素の番号を表
し、対応する検査点挿入ライブラリの回路変形方法を指
す。なお図中の内容は、図3(a)の半導体集積回路に
対する例であり、検査点挿入ライブラリは図4(a)で
示したものを想定している。例えば、図7(a)の信号
線201の行は、信号線201に対し、0制御点挿入不
可能であり、1制御点は挿入可能で、挿入する場合は、
図4(a)の行415の番号5にあるようにセルOR2
を挿入する回路変形を行い、観測点は挿入可能で、挿入
する場合は、図4(a)の行416の番号6にあるよう
にスキャン機能付きフリップフロップへの分岐させる、
という意味である。
【0050】以下に、図2の各ステップで行われる演算
処理装置の各部の処理手順を順に説明する。
【0051】図8は、ステップS102の検査点挿入位
置限定処理の詳細フローを示す。本処理は検査点挿入位
置限定部111で行われ、検査点挿入ライブラリ123
と検査点挿入禁止情報124を用いて、検査点挿入位置
情報125を作成する。検査点挿入ライブラリは図4
(a)で示した例、検査点挿入禁止情報は図6で示した
例、検査点位置情報は図7で示した例として、説明す
る。
【0052】ステップ801で、半導体集積回路内の信
号線を選択し、それに対して0制御点,1制御点,観測
点等の検査点型を選択する。ステップ802で、選択し
た信号線に対応するセルとピンに対し、そのセルのセル
型名とピンのピン番号を求める。なお、ここで述べる信
号線は、セルとピンの組と一対一の対応がついていると
する。ステップ803で、セル型名,ピン番号,検査点
型が、検査点挿入ライブラリに一致する要素(セル型
名,ピン番号,検査点型,回路変形方法の組)があるか
検索する。もし一致する要素がある場合、ステップ80
4へ進み、検査点挿入位置情報の該当する信号線,検査
点型に対する可能フラグに検査点挿入可能を表す「○」
を設定し、ステップ805で、検査点挿入ライブラリ内
の一致する要素の番号をライブラリ番号に設定して、回
路変形方法が特定できるようにする。ステップ803で
検査点挿入ライブラリ内に一致する要素がない場合、ス
テップ806で、検査点型に対する可能フラグに検査点
挿入禁止を表す「×」を設定する。ステップ807で、
全ての信号線と検査点型の組について上記ステップ80
1〜806の処理が終了したかを判定する。処理が終了
していなければ、ステップ801へ戻り、まだ処理され
ていない信号線と検査点型の組を選択し、ステップ80
2〜806の処理を行う。処理が終了していれば、ステ
ップ808に進む。ステップ808では、検査点挿入禁
止情報の禁止パス情報で指定されたパス上の信号線に対
し、指定された検査点型に対する可能フラグに、検査点
挿入禁止を表す「×」を設定する。ステップ809で
は、検査点挿入禁止情報の禁止ブロック情報で指定され
たブロップ内の信号線に対し、指定された検査点型に対
する可能フラグに、検査点挿入禁止を表す「×」を設定
する。
【0053】上記の検査点位置限定処理は、検査点挿入
ライブラリと検査点挿入禁止情報がどちらも存在する場
合であった。もし、検査点挿入禁止情報という概念がな
く、検査点挿入ライブラリのみを入力とする場合は、図
8のフローで、検査点挿入禁止情報に対する処理である
ステップ808〜809を処理しないでよい。したがっ
て、ステップ801〜807で作成される検査点位置情
報を用いて、図2の全体処理フローのS103以降の処
理を続ければよい。
【0054】一方、検査点挿入ライブラリという概念が
なく、検査点挿入禁止情報のみを入力とする場合、検査
点位置情報は、ライブラリ番号の意味がなく、検査点挿
入可能/禁止の区別を表す可能フラグのみとなる。検査
点挿入位置限定処理は、まず、全信号線,全検査点型に
対する可能フラグに検査点挿入可能を表す「○」を設定
し、ステップ808〜809の処理を行って、検査点位
置情報を作成する。
【0055】次に、ステップS103の検査点指標計算
処理で行われる、検査点指標計算部112の処理手順を
説明する。まず、検査点挿入位置情報125から、可能
フラグが検査点挿入可能を表す「○」であるような信号
線と検査点型の組を選択する。その信号線と検査点型の
組に対して、検査点を挿入すると仮定した場合のテスト
容易性の度合いを表す指標(検査点指標)を計算する。
この処理を、可能フラグが検査点挿入可能を表す「○」
である全ての信号線と検査点型の組に対して行う。
【0056】検査点指標として、前述したCOPと呼ば
れる確率的なテスト容易性の尺度で、回路全体のテスト
容易性を反映するテストコストを用いるが、テスト容易
性の度合いを表す指標であれば、これに限らない。
【0057】ここで、COPの計算方法を説明する。ま
ず入力から出力側に向かって可制御性(1可制御性)を
計算し、出力から入力側に向かって可観測性を計算す
る。そして、仮定された各故障に対し、故障のある信号
線で正常時と故障時で異なる信号値をとるための確率
と、その信号線の故障を観測できる確率を掛け合わした
数値である。故障検出確率を計算する。すなわち、0縮
退故障の故障検出確率は、1可制御性と可観測性の積で
あり、1縮退故障の故障検出確率は、0可制御性と可観
測性の積である。なお、0可制御性=1−1可制御性で
ある。さらに、目標関数であるテストコストを、全故障
に対して故障検出確率の逆数を加えた数値として定義す
る。これは、1つの故障を検出するためのテストパター
ン数の期待値と等価な数値であり、回路全体のテスト容
易性を反映する。このテストコストに基づけば、その数
値が小さいほどテスト容易性が大きい。
【0058】なお、上で検査点指標を計算する処理を検
査点挿入可能である全ての信号線と検査点型の組に対し
て行うと述べたが、それでは処理時間がかかる。それを
回避するための効率的な検査点指標の計算方法が、前掲
B.Seiss 等の文献に述べられている。その方法の概略を
説明する。
【0059】まず、検査点挿入前のCOPを計算する。
次に、各信号線において、可観測性に関するテストコス
トの微分係数と、可制御性に関するテストコストの微分
係数を計算する。この計算方法の詳細は、文献IEEE Tra
nsactions on Computer−Aided Design Vol.CAD−6
(1987年)の1082頁から1087頁に掲載され
ている、R.Lisanke等による「Testability−Driven Ran
dom Test−PatternGeneration」に述べられている。そ
して、CRF(Cost Reduction Factor)と呼ばれる。検
査点挿入によるテストコストの差分の近似値、すなわ
ち、検査点を挿入する前のテストコストから検査点候補
を挿入した場合のテストコストを引いた数値の近似値
を、検査点挿入可能である全ての信号線と検査点型の組
に対して計算する。なお、CRFの計算方法の詳細は、
前掲B.Seiss 等の文献に述べられており、CRFの数値
が大きいほどその信号線に検査点を挿入した方が望まし
い。ただし、CRFは近似値であるために、精度が要求
される場合は、実際の検査点の挿入した場合のテストコ
ストを計算する必要がある。さらに、CRFに基づいて
条件を満たすものを検査点候補とし、その集合を作成す
る。検査点候補となるCRFの条件としては、CRFの
降順で予め定めておいた検査点候補の上限という条件
や、CRFの最大値に対する一定割合以上などである。
最後に、作成した検査点候補の集合の全要素に対し、検
査点候補を挿入した場合のCOP(可制御性,可観測
性,テストコスト)を計算する。それにより、検査点候
補と検査点指標(テストコスト)の組の集合である。検
査点指標情報126を作成する。
【0060】上記に述べた検査点指標計算処理S103
について、テスト容易性が大きい検査点候補に対する検
査点指標が計算された検査点指標情報を作成する処理で
あれば、上記の処理に限らない。
【0061】次に、ステップS104の検査点決定処理
で行われる、検査点決定部113の処理を説明する。検
査点候補と検査点指標の組を列挙した情報である。検査
点指標情報126の中で、検査点指標から判断して最も
テスト容易性が大きくなる検査点候補を検査点として決
定し、検査点情報127に、信号線名と検査点の型を登
録する。すなわち、検査点指標として、上記のCOPに
基づくテストコストを用いた場合、テストコストが最小
の検査点候補を検査点として決定する。
【0062】以上、本実施例による半導体集積回路検査
点解析装置の構成と処理手順を説明した。以下では、図
3(a)の半導体集積回路に適用した具体的な動作を、
図2の処理フローに従って説明する。なお、検査点挿入
ライブラリ123は図4(a)で示した例、検査点挿入禁
止情報124は図6(b)で示されるものとし、処理フ
ロー中のステップS107の終了条件は、ここでは新規
定決定される検査点数が3個とする。
【0063】まず、ステップS101で、回路情報12
2として図3(a)の情報を入力する。なお、仮定故障
は、各素子の出力線、すなわち、信号線201〜20
6,212〜216上の0縮退故障と1縮退故障とす
る。また、制御点,観測点が挿入可能な信号線は、とも
に各素子の出力線、すなわち、信号線201〜207,
212〜216とする。
【0064】次に、ステップS102の検査点挿入位置
限定処理における、ステップ801〜807で、回路情
報と検査点挿入ライブラリから検査点挿入位置情報を作
成する。ステップ807の判定が「Y」である時点にお
ける検査点挿入位置情報を図7(a)に示す。
【0065】ステップ801で、信号線201と0制御
点を選択した場合、ステップ802で、信号線201に
対応するセル型名AND3とピン番号4を求める。ステ
ップ803で、AND3,ピン番号4,0制御点の検査
点挿入ライブラリの番号を探索するが該当するものはな
い。そのため、ステップ806へ進み、可能フラグに
「×」を設定する。ステップ801に戻って、信号線2
01と1制御点を選択した場合、ステップ803で、A
ND3,ピン番号4,1制御点の検査点挿入ライブラリ
の番号を探索すると、検査点挿入ライブラリの5番(行
415)に該当する。ステップ804で、可能フラグに
「○」を設定し、ステップ805で、ライブラリ番号を
5番に設定する。さらにステップ801に戻って、信号
線201と観測点を選択した場合、ステップ803で、
AND3,ピン番号4,観測点の検査点挿入ライブラリ
の番号を探索すると、検査点挿入ライブラリの6番(行
416)に該当する。ステップ804で、可能フラグに
「○」を設定し、ステップ805で、ライブラリ番号を
6番に設定する。
【0066】同様に、信号線202〜216と、0制御
点,1制御点,観測点の組み合わせを順次選択し、上記
の処理を行う。検査点挿入可能となる信号線と検査点型
の組は、セル型名AND3とピン番号4に対応する信号
線203の1制御点と観測点,セル型名INV1とピン
番号2に対応する信号線207の0制御点と1制御点,
セル型名NAND2とピン番号3に対応する信号線21
2の0制御点,セル型名OR3とピン番号4に対応する
信号線213の観測点である。これらに対しては、ステ
ップ804で可能フラグに「○」を設定し、ステップ8
05でライブラリ番号を該当する番号に設定する。それ
以外の信号線と検査点型の組は、検査点挿入禁止であ
り、可能フラグに「×」を設定する。
【0067】ステップ807で、全ての信号線と検査点
型に対する可能フラグ,ライブラリ番号の設定が終了し
たと判定されたならば、ステップ808〜809で、図
6(a)の検査点挿入禁止情報124に対する処理を行
う。ステップ809まで終了した時点での検査点挿入位
置情報を、図7(b)に示す。
【0068】ステップ808で、禁止パス情報631に
記述された、端子226から端子242に至るパス上の
信号線、すなわち、信号線212,213,215に対
して、制御点(0制御点と1制御点)の挿入を禁止す
る。図7(a)の検査点挿入位置情報では、信号線21
2の0制御点は検査点挿入可能であるが、本処理によ
り、可能フラグに検査点挿入禁止を表す「×」を設定す
る。
【0069】ステップ809で、禁止ブロック情報60
2に記述された、ブロック2000内の信号線、すなわ
ち、信号線201に対して、制御点(0制御点と1制御
点)の挿入を禁止する。図7(a)の検査点挿入位置情
報では、信号線201の1制御点は検査点挿入可能であ
るが、本処理により、可能フラグに検査点挿入禁止を表
す「×」を設定する。
【0070】ステップS103の検査点指標計算処理で
は、検査点挿入位置情報125で検査点挿入可能となっ
ている信号線と検査点型の組、すなわち検査点候補に対
し、それを挿入した場合の検査点指標を計算し、検査点
指標情報126を作成する。検査点指標は、上述したC
OPに基づくテストコストである。図9(a)は、1個目
の検査点を決定する処理の中で作成した検査点指標情報
であり、信号線903と検査点型904の組である検査
点候補902に対応する検査点指標(テストコスト)9
05をテーブルで表している。
【0071】ステップS104の検査点決定処理では、
図9(a)で示した検査点指標情報126で、検査点指
標から判断してテスト容易性が最も大きい検査点候補、
すなわち、テストコストが最も小さい検査点候補であ
る、信号線207の1制御点を検査点として決定し、検
査点情報127に登録する。図10は、検査点情報の例
で、信号線に対応するセル名1003とピン番号100
4の組と、回路変形方法を示す検査点挿入ライブラリの
番号1005からなる。先程決定した信号線207の1制
御点は、行1011に検査点番号1として登録され、信
号線207に対応するセル257のピン番号2を設定
し、ライブラリ番号は、図7(b)で示した検査点挿入
位置情報における信号線207の1制御点に対するライ
ブラリ番号を参照して、1番を設定する。
【0072】ステップS107では、上で設定した検査
点数=3の条件を満たさないため、ステップS103に
戻り、2個目の検査点を決定する処理を入る。ステップ
S103で、検査点番号1の検査点を挿入した回路を前提
に、検査点候補とそれを挿入した場合のテストコストを
計算する。図9(b)は、2個目の検査点を決定する処
理の中で作成した検査点指標情報である。ステップS1
04で、テストコストが最小である検査点候補、すなわ
ち、信号線213の観測点を、検査点番号2の検査点と
して、検査点情報に登録する(図10の行1012)。
【0073】同様に、ステップS107からステップS
103に戻り、検査点指標計算処理を行う。図9(c)
は、3個目の検査点を決定する処理の中で作成した検査
点指標情報である。そして、ステップS104で、信号
線203の観測点を、検査点番号3の検査点として、検
査点情報に登録する(図10の行1013)。
【0074】この結果、ステップS107で、検査点数
=3の終了条件を満たすので、ステップS108のデー
タ出力処理へと進む。データ出力処理では、検査点情報
127として、図10の内容を出力する。
【0075】以上により、図3(a)の半導体集積回路
は、検査点を挿入されて図11で示す半導体集積回路と
なる。各検査点は、検査点番号1から順に、「1制御
点」1111,「観測点」1121,「観測点」113
1となる。
【0076】ここで、検査点挿入前の半導体集積回路
(図3(a))と、従来の方法(前掲B.Seiss 等の方法)
で検査点挿入した半導体集積回路(図3(b))と、本実
施例により検査点挿入した半導体集積回路(図11)
で、テスト容易性を比べる。それぞれについて、上述し
たCOPに基づくテストコストを求めると、図3(a)
では「1810」,図3(b)では「324」,図11
では「344」となる。テスト容易性は、従来の方法に
より検査点挿入した回路でも、本実施例により検査点挿
入した回路でも、検査点挿入前の回路に比べて大幅に向
上していることがわかる。本実施例により検査点挿入し
た回路のテスト容易性は、従来の方法により検査点挿入
した回路よりやや劣っているが、ほぼ同等である。これ
は、本実施例では検査点挿入可能な信号線を限定したに
もかかわらず、その中で最適な検査点を求めて、検査点
挿入可能な信号線を限定しない場合(従来の方法)とほ
ぼ同等なテスト容易性が得られることを示すものであ
る。
【0077】このように、本発明における半導体集積回
路検査点解析装置は、半導体集積回路の設計者が検査点
挿入ライブラリ123、あるいは検査点挿入禁止情報1
24、あるいはその両方を用いることにより、容易に検
査点挿入可能な信号線とその検査点型を限定することが
でき、設計者が禁止する検査点挿入を避けて、テスト容
易化の効果が最大となるような検査点の指摘を行うこと
ができるという効果がある。
【0078】以下では、信号遅延の影響の小さい検査点
挿入の解析方法について述べる。
【0079】まず、回路情報122に関して、検査点挿
入可能なセル型名とピン番号と検査点型と回路変形方法
の組のすべてが、検査点挿入前のセルの各入力ピンから
出力ピンへの信号遅延と、検査点挿入後のセルの各入力
ピンから出力ピンへの信号遅延とが、同等あるいは、そ
の差が2入力ANDまたは2入力ORの機能を持つセル
の各入力ピンから出力ピンへの信号遅延より小さいよう
に設定する。このセルの信号遅延は、セルの構成すなわ
ち半導体製造技術に依存するため、上記の条件を満たす
検査点挿入可能な論理ゲートのレベルだけでは論じられ
ないが、例を示す。
【0080】例えば、図4(a)の行411〜414の
ような制御点挿入のセル交換が挙げられる。挿入後のセ
ルは、挿入前のセルに検査点の機能を追加したセル構成
する際、信号遅延のオーバーヘッドを小さくすることが
可能である。また、図4(a)の行416〜417のよう
な観測点挿入は、上記の条件を満たす検査点挿入可能な
組に挙げられる。観測点挿入の場合、挿入前と挿入後で
信号遅延のオーバーヘッドは小さい。図4(b)は、検
査点挿入による信号遅延のオーバーヘッド低減の観点か
ら作成した検査点挿入ライブラリの例である。制御点挿
入は、セルINV1をセルNAND2またはNOR2に置換
する回路変形(行431,432)のみであり、観測点
挿入は、全信号線を対象とする(行433)。
【0081】一方、検査点挿入ライブラリ123に関し
て、検査点挿入を禁止される前記回路内の信号線と検査
点型の組が、端子または記憶素子と端子または記憶素子
の間のパスの信号遅延の余裕値が小さいパス上の信号線
に挿入する制御点であるように設定する。この信号遅延
を考慮した検査点挿入禁止情報の作成の例を説明する。
【0082】まず、半導体集積回路の信号遅延を計算す
るツール等を用いて、パスに信号遅延の余裕値を対応さ
せたテーブルを作成する。図12は、図3(a)の半導
体集積回路において、端子または記憶素子と端子または
記憶素子の間のパスの信号遅延を求めて、信号遅延の余
裕値が小さいパスを列挙した例である。パス始点1202と
パス終点1203で特定されるパスに対し、信号遅延の
余裕値(ディレイ余裕値)1204を対応させたテーブ
ルである。行1211から行1219はディレイ余裕値
の昇順で列挙している。なお、図中の信号遅延の余裕値
は、説明のために与えた数値であり、実際の計算値では
ない。
【0083】検査点挿入による信号遅延のオーバーヘッ
ド低減の観点から、制御点挿入を禁止するパスを、この
テーブルを用いて選択する。例えば、ディレイ余裕値12
04の小さい行1211〜1213のパスの制御点を禁止
するとした場合、検査点挿入禁止情報の禁止パス情報は
図6(b)の631のようになる。図12の行1211〜1
212がそれぞれ図6(b)の行645〜647に対応
する。
【0084】図3(a)の半導体集積回路に対して、上
記の図4(b)で示す検査点挿入ライブラリと、図6
(b)で示す検査点挿入禁止情報を用いたときの、検査
点解析処理を考える。検査点挿入位置限定処理S102
では、検査点挿入可能な信号線と検査点型の組が、信号
線207の1制御点および0制御点と、全信号線の観測
点であるような検査点挿入位置情報を作成する。これに
基づいて、検査点指標計算処理S103と検査点決定処
理S104を、予め設定した検査点数=3を満たすまで
繰り返す。その結果得られる検査点情報は、検査点解析
処理の第一の実施例と同じ、図10で示したテーブルと
なる。
【0085】ここで、従来の方法(前掲B.Seiss 等の方
法)で検査点挿入した半導体集積回路(図3(b))と、
本実施例により検査点挿入した半導体集積回路(図1
1)で、検査点挿入による信号遅延のオーバーヘッドを
比べる。端子221,222,223から端子242へ
至るパスでは、従来例は0制御点281として挿入した
AND2セル283に相当する信号遅延がオーバーヘッ
ドとなるが、本実施例は観測点1121の挿入による信
号遅延オーバーヘッドのみである。また、端子221,
222,223から端子239へ至るパスでは、従来例
は1制御点271として挿入したOR2セル273に相当
する信号遅延と観測点291の挿入による信号遅延がオ
ーバーヘッドとなるが、本実施例は1制御点1111と
して挿入するためにINV1セル257をNOR2セル
1112に交換した場合の信号遅延の差と観測点291
の挿入による信号遅延がオーバーヘッドとなる。なお、
観測点の挿入による信号遅延のオーバーヘッドは、分岐
信号線による信号遅延のオーバーヘッドのみでほとんど
無視できる。したがって、検査点挿入による信号遅延の
オーバーヘッドは、従来の方法による半導体集積回路で
は大きいが、本実施例による半導体集積回路では従来の
方法によるものに比べて非常に小さいことがわかる。
【0086】さらに、上記の2回路の検査点挿入による
回路面積オーバーヘッドを、増加したセル数で比較す
る。従来例の回路では、制御点で用いるAND2セルお
よびOR2セルと、スキャン機能付きフリップフロップ
3個のセルが増加する。本実施例の回路では、増加する
セルがスキャン機能付きフリップフロップ3個のみであ
る。したがって、検査点挿入による回路面積のオーバー
ヘッドは、従来の方法による半導体集積回路より本実施
例による半導体集積回路の方が小さいといえる。
【0087】一方、上記の2回路のテスト容易性は、上
述したように、ほとんど同等である。
【0088】以上のように、本発明による半導体集積回
路検査点解析装置は、検査点挿入ライブラリ123と検
査点挿入禁止情報124を信号遅延を考慮して設定する
ことにより、検査点挿入による信号遅延や回路面積のオ
ーバーヘッドを低減し、テスト容易化の効果がほぼ同程
度な検査点の指摘を行うという効果がある。また、本発
明の検査点解析処理は信号遅延の計算をしないため、高
速に処理できるという効果がある。
【0089】
【発明の効果】本発明によれば、検査点挿入による信号
遅延や回路面積のオーバーヘッドを低減し、高速に処理
され、使い勝手のよい、半導体集積回路の検査点解析方
法,解析装置を提供することにある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わる半導体集積回路検査
点解析装置の構成図。
【図2】半導体集積回路検査点解析装置の処理手順の一
実施例を示すフロー図。
【図3】一例による半導体集積回路の回路および検査点
を挿入した半導体集積回路の回路図。
【図4】検査点挿入ライブラリの例を示すテーブル。
【図5】検査点挿入の回路変形方法を説明する回路図。
【図6】検査点挿入禁止情報の例を示すテーブル。
【図7】検査点挿入位置情報の例を示すテーブル。
【図8】図2の検査点挿入位置限定処理の処理手順を示
すフロー図。
【図9】検査点指標情報の処理過程での遷移内容を示す
テーブル。
【図10】検査点情報の例を示すテーブル。
【図11】本発明の一実施例による検査点挿入した半導
体集積回路の回路図。
【図12】パスに対応する信号遅延の余裕値の例を示し
たテーブル。
【図13】検査点挿入禁止情報を示した図。
【符号の説明】
111…検査点挿入位置限定部、112…検査点指標計
算部、113…検査点決定部、122…回路情報、12
3…検査点挿入ライブラリ、124…検査点挿入禁止情
報、125…検査点挿入位置情報、126…検査点指標
情報、127…検査点情報、S102…検査点挿入位置
限定処理、S103…検査点指標計算処理、S104…
検査点決定処理。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のセルを信号線で接続してなる半導体
    集積回路の検査点の挿入位置と回路変形方法を決定する
    半導体集積回路検査点の解析方法であって、 上記半導体集積回路を構成する上記複数のセル及び信号
    線について予め用意した検査点挿入可能なセル型名とピ
    ン番号と検査点型と回路変形方法の組を列挙した情報で
    ある検査点挿入ライブラリに基づいて検査点の挿入位置
    とこの検査点の挿入による回路変形方法を決定すること
    を特徴とする、半導体集積回路検査点の解析方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の半導体集積回路検査点の解
    析方法において、 前記検査点挿入ライブラリの検査点挿入可能なセル型名
    とピン番号と検査点型と回路変形方法の組に、検査点挿
    入前のセルの各入力ピンから出力ピンへの信号遅延と、
    検査点挿入後のセルの各入力ピンから出力ピンへの信号
    遅延とが、同等あるいは、その差が2入力ANDまたは
    2入力ORの機能を持つセルの各入力ピンから出力ピン
    への信号遅延より小さいものを含むことを特徴とする、
    半導体集積回路検査点の解析方法。
  3. 【請求項3】複数のセルを信号線で接続してなる半導体
    集積回路の検査点の挿入位置と回路変形方法を決定する
    半導体集積回路検査点の解析装置であって、 検査点挿入可能なセル型名とピン番号と検査点型と回路
    変形方法の組を列挙した情報である検査点挿入ライブラ
    リと、 半導体集積回路の回路情報と前記検査点挿入ライブラリ
    から、前記回路内の各信号線に対し、検査点型毎に検査
    点挿入可能/不可能の区別と、検査点挿入可能な場合の
    回路変形方法を対応させた情報である検査点挿入位置情
    報を計算する検査点挿入位置限定部と、 検査点挿入可能な信号線とその検査点型に対し、検査点
    を挿入すると仮定した場合のテスト容易性の度合いを表
    す指標を計算する検査点指標計算部と、 検査点挿入可能な信号線とその検査点型の中で、前記テ
    スト容易性の度合いを表す指標が大きい信号線とその検
    査点型を検査点に決定する検査点決定部と、を有するこ
    とを特徴とする半導体回路検査点解析装置。
  4. 【請求項4】請求項3記載の半導体集積回路検査点解析
    装置において、 前記検査点挿入ライブラリの検査点挿入可能なセル型名
    とピン番号と検査点型と回路変形方法の組に、検査点挿
    入前のセルの各入力ピンから出力ピンへの信号遅延と、
    検査点挿入後のセルの各入力ピンから出力ピンへの信号
    遅延とが、同等あるいは、その差が2入力ANDまたは
    2入力ORの機能を持つセルの各入力ピンから出力ピン
    への信号遅延より小さいものを含むことを特徴とする、
    半導体集積回路検査点の解析装置。
  5. 【請求項5】複数のセルを信号線で接続してなる半導体
    集積回路の検査点の挿入位置と回路変形方法を決定する
    半導体集積回路検査点の解析方法であって、 上記半導体集積回路を構成する上記複数のセル及び信号
    線について、予め用意した検査点挿入を禁止する前記回
    路内の信号線と検査点型の組の集合を特定した情報であ
    る検査点挿入禁止情報を用い、前記検査点挿入禁止情報
    で指定された前記回路内の信号線と検査点型を検査点の
    対象外とし、予め用意した検査点挿入可能なセル型名と
    ピン番号と検査点型と回路変形方法の組を列挙した情報
    である検査点挿入ライブラリを用い、検査点の挿入位置
    と回路変形方法を決定することを特徴とする、半導体集
    積回路検査点の解析方法。
  6. 【請求項6】請求項5記載の半導体集積回路検査点の解
    析方法において、 前記検査点禁止情報が、パスの始点と終点で特定される
    パスを指定することによりそのパス上の信号線を検査点
    挿入を禁止する前記回路内の信号線として特定し、前記
    パスの始点または終点が信号線名あるいは端子名あるい
    はセル位置とピン番号の組あるいは、セル型名とピン番
    号の組、あるいは全ての入力端子/制御可能な素子、あ
    るいは全ての出力端子/観測可能な素子で表した情報を
    含むことを特徴とする、半導体集積回路検査点の解析方
    法。
  7. 【請求項7】請求項5記載の半導体集積回路検査点の解
    析方法において、 前記検査点禁止情報が、部分回路の情報であるブロック
    を指定することによりそのブロック内の信号線を検査点
    挿入を禁止する前記回路内の信号線として特定した情報
    を含むことを特徴とする、半導体集積回路検査点の解析
    方法。
  8. 【請求項8】請求項5,6又は7記載の半導体集積回路
    検査点の解析方法において、 前記検査点禁止情報における検査点挿入を禁止される前
    記回路内の信号線と検査点型の組に、端子または記憶素
    子と端子または記憶素子の間のパスの信号遅延の余裕値
    が小さいパス上の信号線に挿入する制御点を含むことを
    特徴とする、半導体集積回路検査点の解析方法。
  9. 【請求項9】複数のセルを信号線で接続してなる半導体
    集積回路の検査点の挿入位置と回路変形方法を決定する
    半導体集積回路検査点の解析装置であって、 検査点挿入を禁止する前記回路内の信号線と検査点型の
    組を指定した情報である検査点挿入禁止情報と、 半導体集積回路の回路情報と前記検査点挿入禁止情報か
    ら、前記回路内の各信号線に対し、検査点型毎に検査点
    挿入可能/不可能の区別を対応させた情報である検査点
    挿入位置情報を計算する検査点挿入位置限定部と、 前記回路に検査点の設定が無いまたは有る状態で、検査
    点挿入可能な信号線とその検査点型に対し、検査点を挿
    入すると仮定した場合のテスト容易性の度合いを表す指
    標を計算する検査点指標計算部と、 検査点挿入可能な信号線とその検査点型の中で、前記テ
    スト容易性の度合いを表す指標から判断してテスト容易
    性が大きい信号線とその検査点型を検査点に決定する検
    査点決定部と、を備えることを特徴とする半導体回路検
    査点解析装置。
  10. 【請求項10】請求項9記載の半導体集積回路検査点解
    析装置において、 前記検査点禁止情報が、パスの始点と終点で特定される
    パスを指定することによりそのパス上の信号線を検査点
    挿入を禁止する前記回路内の信号線として特定し、前記
    パスの始点または終点が信号線名あるいは端子名あるい
    はセル位置とピン番号の組で表した情報を含むことを特
    徴とする、半導体集積回路検査点の解析装置。
  11. 【請求項11】請求項9記載の半導体集積回路検査点解
    析装置において、 前記検査点禁止情報が、部分回路の情報であるブロック
    を指定することによりそのブロック内の信号線を検査点
    挿入を禁止する前記回路内の信号線として特定した情報
    を含むことを特徴とする、半導体集積回路検査点の解析
    装置。
  12. 【請求項12】請求項9,10または11記載の半導体
    集積回路検査点の解析装置において、 前記検査点禁止情報における検査点挿入を禁止される前
    記回路内の信号線と検査点型の組に、端子または記憶素
    子と端子または記憶素子の間のパスの信号遅延の余裕値
    が小さいパス上の信号線に挿入する制御点を含むことを
    特徴とする、半導体集積回路検査点の解析装置。
  13. 【請求項13】複数のセルを信号線で接続してなる半導
    体集積回路の検査点の挿入位置と回路変形方法を決定す
    る半導体集積回路検査点の解析装置において、 半導体集積回路のセルとそのピン番号で特定される信号
    線に対する、挿入可能な検査点型と挿入可能な場合の回
    路変形方法を指定することを目的として、検査点挿入可
    能なセル型名とピン番号と検査点型と回路変形方法の組
    を列挙した情報である検査点挿入ライブラリと、 検査点挿入を禁止する前記回路内の信号線と検査点型の
    組を指定した情報である検査点挿入禁止情報と半導体集
    積回路の回路情報と前記検査点挿入ライブラリと前記検
    査点挿入禁止情報から、前記回路内の各信号線に対し、
    検査点型毎に検査点挿入可能/不可能の区別と、検査点
    挿入可能な場合の回路変形方法を対応させた情報である
    検査点挿入位置情報を計算する検査点挿入位置限定部
    と、 前記回路に検査点の設定が無いまたは有る状態で、検査
    点挿入可能な信号線とその検査点型に対し、検査点を挿
    入すると仮定した場合のテスト容易性の度合いを表す指
    標を計算する検査点指標計算部と、 検査点検挿入可能な信号線とその検査点型の中で、前記
    テスト容易性の度合いを表す指標から判断してテスト容
    易性が大きい信号線とその検査点型を検査点に決定する
    検査点決定部と、を備えることを特徴とする半導体回路
    検査点解析装置。
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JP2013084150A (ja) * 2011-10-11 2013-05-09 Fujitsu Ltd 設計支援装置、設計支援方法および設計支援プログラム
KR20230080061A (ko) * 2021-11-29 2023-06-07 연세대학교 산학협력단 컨트롤 포인트의 구동 제어 방법 및 장치

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