JPH11142587A - 原子炉補機冷却水装置 - Google Patents
原子炉補機冷却水装置Info
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- JPH11142587A JPH11142587A JP9306845A JP30684597A JPH11142587A JP H11142587 A JPH11142587 A JP H11142587A JP 9306845 A JP9306845 A JP 9306845A JP 30684597 A JP30684597 A JP 30684597A JP H11142587 A JPH11142587 A JP H11142587A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
Landscapes
- Structure Of Emergency Protection For Nuclear Reactors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】冷却水供給系に冷却水補給を兼ねたサージタン
クを常用系および非常用系のそれぞれに設けて、常用系
と非常用系の冷却水供給系が共用型の原子炉補機冷却水
装置において、非常用系負荷より高い位置に常用系負荷
を設置した場合にも、通常運転時は勿論のこと地震時等
にも原子炉補機冷却水系における非常用系の健全性を維
持する原子炉補機冷却水装置を提供する。 【解決手段】請求項1記載の発明に係る原子炉補機冷却
水装置は、原子炉補機に対する冷却で常用系負荷および
非常用系負荷の冷却水供給系が共用型の原子炉補機冷却
水装置において、前記冷却水供給系で静水頭圧を加える
と共に冷却水補給をする常用系の最上部に常用系サージ
タンク23を、非常用系の最上部に非常用系サージタンク
20を設けたことを特徴とする。
クを常用系および非常用系のそれぞれに設けて、常用系
と非常用系の冷却水供給系が共用型の原子炉補機冷却水
装置において、非常用系負荷より高い位置に常用系負荷
を設置した場合にも、通常運転時は勿論のこと地震時等
にも原子炉補機冷却水系における非常用系の健全性を維
持する原子炉補機冷却水装置を提供する。 【解決手段】請求項1記載の発明に係る原子炉補機冷却
水装置は、原子炉補機に対する冷却で常用系負荷および
非常用系負荷の冷却水供給系が共用型の原子炉補機冷却
水装置において、前記冷却水供給系で静水頭圧を加える
と共に冷却水補給をする常用系の最上部に常用系サージ
タンク23を、非常用系の最上部に非常用系サージタンク
20を設けたことを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、沸騰水型原子力プ
ラントにおける冷却負荷で、常用系負荷および非常用系
負荷の冷却水供給系が共用型の原子炉補機冷却水装置に
係り、特に、常用系負荷の設置位置にかかわらず、地震
時等で常用系の不具合に際して非常用系の冷却機能が確
保される原子炉補機冷却水装置に関する。
ラントにおける冷却負荷で、常用系負荷および非常用系
負荷の冷却水供給系が共用型の原子炉補機冷却水装置に
係り、特に、常用系負荷の設置位置にかかわらず、地震
時等で常用系の不具合に際して非常用系の冷却機能が確
保される原子炉補機冷却水装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、沸騰水型原子力プラントにおけ
る冷却負荷の原子炉補機冷却水系については、図5の系
統構成図に示すように、原子炉補機冷却水熱交換器1と
原子炉補機冷却水ポンプ2を、冷却水送り配管3aおよ
び冷却水戻り配管3bにより接続して冷却水供給系を形
成している。
る冷却負荷の原子炉補機冷却水系については、図5の系
統構成図に示すように、原子炉補機冷却水熱交換器1と
原子炉補機冷却水ポンプ2を、冷却水送り配管3aおよ
び冷却水戻り配管3bにより接続して冷却水供給系を形
成している。
【0003】前記冷却水供給系の冷却水送り配管3aお
よび冷却水戻り配管3bには、非常用系として、日本電
気協会電気技術規定(JEAG)に定められた耐震クラ
スで、耐震Asクラスの非常用系負荷として、燃料プー
ル水冷却浄化系の熱交換器(以下、FPC−Hxと略称
する)および非常用空調機器冷却水系(以下、HECW
と略称する)冷凍機負荷4を接続している。
よび冷却水戻り配管3bには、非常用系として、日本電
気協会電気技術規定(JEAG)に定められた耐震クラ
スで、耐震Asクラスの非常用系負荷として、燃料プー
ル水冷却浄化系の熱交換器(以下、FPC−Hxと略称
する)および非常用空調機器冷却水系(以下、HECW
と略称する)冷凍機負荷4を接続している。
【0004】さらに、その他の非常用系負荷5と残留熱
除去系の熱交換器(以下、RHR−Hxと略称する)負
荷6、および非常用ディーゼル発電機(以下、D/Gと
略称する)負荷7等を接続している。
除去系の熱交換器(以下、RHR−Hxと略称する)負
荷6、および非常用ディーゼル発電機(以下、D/Gと
略称する)負荷7等を接続している。
【0005】また、前記冷却水供給系の冷却水戻り配管
3bには、運転中に原子炉補機冷却水系を循環する冷却
水の熱膨張と収縮を吸収緩衝する手段であると共に、ポ
ンプ軸封部等からの漏洩水やブロー水を補給して原子炉
補機冷却水系の健全性を維持する目的で、その静水頭圧
を確保するために原子炉補機冷却水系における最上部高
さに設置した、サージタンク8をサージタンク降水管9
で接続している。
3bには、運転中に原子炉補機冷却水系を循環する冷却
水の熱膨張と収縮を吸収緩衝する手段であると共に、ポ
ンプ軸封部等からの漏洩水やブロー水を補給して原子炉
補機冷却水系の健全性を維持する目的で、その静水頭圧
を確保するために原子炉補機冷却水系における最上部高
さに設置した、サージタンク8をサージタンク降水管9
で接続している。
【0006】前記冷却水送り配管3aには、隔離弁であ
る常用系負荷入口弁10と常用系冷却水送り配管12aを、
また冷却水戻り配管3bには、隔離弁の常用系負荷出口
弁11と常用系冷却水戻り配管12bを介して、前記耐震A
sクラスより下位の耐震Cクラスとした常用系負荷であ
る原子炉格納容器(以下、PCVと略称する)内負荷13
を接続している。
る常用系負荷入口弁10と常用系冷却水送り配管12aを、
また冷却水戻り配管3bには、隔離弁の常用系負荷出口
弁11と常用系冷却水戻り配管12bを介して、前記耐震A
sクラスより下位の耐震Cクラスとした常用系負荷であ
る原子炉格納容器(以下、PCVと略称する)内負荷13
を接続している。
【0007】さらに、原子炉冷却材浄化系(以下、CU
Wと略称する)非再生熱交換器負荷14と、計装用圧縮空
気計(以下、IAと略称する)および制御棒操作機構
(以下、CRDと略称する)負荷15、またタービン建屋
(以下、T/Bと略称する)内負荷16とサービス建屋
(以下、S/Bと略称する)内負荷17や、その他の常用
系負荷18等が接続されている。
Wと略称する)非再生熱交換器負荷14と、計装用圧縮空
気計(以下、IAと略称する)および制御棒操作機構
(以下、CRDと略称する)負荷15、またタービン建屋
(以下、T/Bと略称する)内負荷16とサービス建屋
(以下、S/Bと略称する)内負荷17や、その他の常用
系負荷18等が接続されている。
【0008】なお、前記原子炉補機冷却水熱交換器1の
二次側には、一時側の原子炉補機冷却水系を循環する冷
却水を冷却するために、海からの海水を供給する原子炉
補機冷却海水ポンプ19が設けられている。
二次側には、一時側の原子炉補機冷却水系を循環する冷
却水を冷却するために、海からの海水を供給する原子炉
補機冷却海水ポンプ19が設けられている。
【0009】原子力発電プラント運転中の通常時には、
隔離弁である前記常用系負荷入口弁10と常用系負荷出口
弁11が開いており、原子炉補機冷却水ポンプ2により、
原子炉補機冷却水熱交換器1から冷却水送り配管3aを
介して、冷却水が常用系負荷と非常用系負荷の一部に供
給される。
隔離弁である前記常用系負荷入口弁10と常用系負荷出口
弁11が開いており、原子炉補機冷却水ポンプ2により、
原子炉補機冷却水熱交換器1から冷却水送り配管3aを
介して、冷却水が常用系負荷と非常用系負荷の一部に供
給される。
【0010】即ちこの冷却水は、常用系負荷入口弁10と
常用系冷却水送り配管12aを介して、前記耐震Cクラス
の常用系負荷であるPCV内負荷13を始め、CUW非再
生Hx負荷14とIAおよびCRD負荷15、またT/B内
負荷16とS/B内負荷17や、その他の常用系負荷18等に
供給され、これら常用系負荷を冷却した後に、常用系冷
却水戻り配管12bと常用系負荷出口弁11および冷却水戻
り配管3bを介して、原子炉補機冷却水熱交換器1に還
流する。
常用系冷却水送り配管12aを介して、前記耐震Cクラス
の常用系負荷であるPCV内負荷13を始め、CUW非再
生Hx負荷14とIAおよびCRD負荷15、またT/B内
負荷16とS/B内負荷17や、その他の常用系負荷18等に
供給され、これら常用系負荷を冷却した後に、常用系冷
却水戻り配管12bと常用系負荷出口弁11および冷却水戻
り配管3bを介して、原子炉補機冷却水熱交換器1に還
流する。
【0011】また冷却水は、耐震Asクラスの非常用系
負荷の内でFPC−HxおよびHECW冷凍機負荷4
と、その他の非常用系負荷5にも供給されて、これら冷
却負荷の冷却を行う。この際に、前記サージタンク降水
管9により冷却水戻り配管3bに接続されたサージタン
ク8は、その貯溜した冷却水と設置高さによる静水頭圧
で、原子炉補機冷却系に循環する冷却水が、運転中の温
度変化に伴う熱膨張や収縮を吸収緩衝する手段として働
く。
負荷の内でFPC−HxおよびHECW冷凍機負荷4
と、その他の非常用系負荷5にも供給されて、これら冷
却負荷の冷却を行う。この際に、前記サージタンク降水
管9により冷却水戻り配管3bに接続されたサージタン
ク8は、その貯溜した冷却水と設置高さによる静水頭圧
で、原子炉補機冷却系に循環する冷却水が、運転中の温
度変化に伴う熱膨張や収縮を吸収緩衝する手段として働
く。
【0012】また、冷却水ポンプ軸封部等の漏洩水、あ
るいはブロー水のために減少する冷却水を補給すること
により、常に原子炉補機冷却系の健全性を良好に維持す
るが、このために、サージタンク8は原子炉補機冷却系
における最上部に設置されている。
るいはブロー水のために減少する冷却水を補給すること
により、常に原子炉補機冷却系の健全性を良好に維持す
るが、このために、サージタンク8は原子炉補機冷却系
における最上部に設置されている。
【0013】さらに、もしも大きな地震時等で、耐震ク
ラスが耐震Asクラスより下位の耐震Cクラスの常用系
において配管破断等の事故が発生した場合には、冷却水
が供給できずに常用系負荷の運転継続が困難になること
から、隔離弁である前記常用系負荷入口弁10と常用系負
荷出口弁11を閉じて、冷却水供給系から常用系負荷を隔
離する。
ラスが耐震Asクラスより下位の耐震Cクラスの常用系
において配管破断等の事故が発生した場合には、冷却水
が供給できずに常用系負荷の運転継続が困難になること
から、隔離弁である前記常用系負荷入口弁10と常用系負
荷出口弁11を閉じて、冷却水供給系から常用系負荷を隔
離する。
【0014】しかしながらこの時に、耐震Asクラスの
非常用系負荷である前記FPC−HxおよびHECW冷
凍機負荷4と、その他の非常用系負荷5と共に、RHR
−Hx負荷6と非常用D/G負荷7のみの冷却運転とな
った場合でも、前記サージタンク8は、地震後の原子炉
補機冷却水系における健全性を維持する機能が必要とな
る。
非常用系負荷である前記FPC−HxおよびHECW冷
凍機負荷4と、その他の非常用系負荷5と共に、RHR
−Hx負荷6と非常用D/G負荷7のみの冷却運転とな
った場合でも、前記サージタンク8は、地震後の原子炉
補機冷却水系における健全性を維持する機能が必要とな
る。
【0015】このことから、サージタンク8と耐震As
クラスの非常用系負荷は、原則として耐震Asクラスの
建屋である図示しない原子炉建屋および海水熱交換器建
屋に設置され、一方耐震Cクラスの常用系負荷は、前記
原子炉建屋あるいは図示しない耐震Cクラスの建屋であ
るタービン建屋や、サービス建屋および補助建屋等に設
置されていた。
クラスの非常用系負荷は、原則として耐震Asクラスの
建屋である図示しない原子炉建屋および海水熱交換器建
屋に設置され、一方耐震Cクラスの常用系負荷は、前記
原子炉建屋あるいは図示しない耐震Cクラスの建屋であ
るタービン建屋や、サービス建屋および補助建屋等に設
置されていた。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】原子炉補機冷却水系に
おいては、原子力発電プラントにおける各種設備機器の
配置上から、サージタンク8を設置する高さを決定する
負荷としては非常用系負荷であり、従って、通常運転中
および地震時共に、このサージタンク8に貯溜された冷
却水と、その静水頭圧により原子炉補機冷却水系の健全
性を維持することができる。
おいては、原子力発電プラントにおける各種設備機器の
配置上から、サージタンク8を設置する高さを決定する
負荷としては非常用系負荷であり、従って、通常運転中
および地震時共に、このサージタンク8に貯溜された冷
却水と、その静水頭圧により原子炉補機冷却水系の健全
性を維持することができる。
【0017】しかしながら、今後の原子力発電プラント
においては、多くの設備機器の設置場所を確保するため
に、非常用系負荷よりも高い位置に常用系負荷が設置さ
れることも十分考えられる。
においては、多くの設備機器の設置場所を確保するため
に、非常用系負荷よりも高い位置に常用系負荷が設置さ
れることも十分考えられる。
【0018】従って、このような場合には、通常運転中
も含めれば機器配置上から前記サージタンク8の設置場
所が、その静水頭圧を確保するための高さ位置から、必
ずしも耐震Asクラスの建屋である原子炉建屋あるいは
海水熱交換器建屋ではなく、タービン建屋等の耐震Cク
ラスの建屋で、全常用系負荷より高い位置に設置される
可能性がある。
も含めれば機器配置上から前記サージタンク8の設置場
所が、その静水頭圧を確保するための高さ位置から、必
ずしも耐震Asクラスの建屋である原子炉建屋あるいは
海水熱交換器建屋ではなく、タービン建屋等の耐震Cク
ラスの建屋で、全常用系負荷より高い位置に設置される
可能性がある。
【0019】ただしこの場合に地震時等の対応として、
耐震Cクラスの建屋に設置されたサージタンク8につい
ては、大きな地震に際してその機能を喪失する可能性が
想定され、原子炉停止を含む原子炉運転に対して、非常
用系負荷の冷却運転機能を維持するための原子炉補機冷
却水系の健全性維持に支障が生じる不具合がある。
耐震Cクラスの建屋に設置されたサージタンク8につい
ては、大きな地震に際してその機能を喪失する可能性が
想定され、原子炉停止を含む原子炉運転に対して、非常
用系負荷の冷却運転機能を維持するための原子炉補機冷
却水系の健全性維持に支障が生じる不具合がある。
【0020】即ち、原子炉補機冷却水系において常用系
負荷より高い位置の耐震Cクラスの建屋に設置されたサ
ージタンク8は、通常時にはその機能に何んら問題とす
ることはない。しかし、大きな地震の場合には、もしも
設置場所の建屋および冷却水の配管等が損傷した場合
に、地震後に前記損傷を復旧させるまでは、原子炉補機
冷却水系の非常用系負荷における、原子炉停止を含む安
全な原子炉運転を行う機能が期待できなくなる。
負荷より高い位置の耐震Cクラスの建屋に設置されたサ
ージタンク8は、通常時にはその機能に何んら問題とす
ることはない。しかし、大きな地震の場合には、もしも
設置場所の建屋および冷却水の配管等が損傷した場合
に、地震後に前記損傷を復旧させるまでは、原子炉補機
冷却水系の非常用系負荷における、原子炉停止を含む安
全な原子炉運転を行う機能が期待できなくなる。
【0021】本発明の目的とするところは、冷却水供給
系に冷却水補給を兼ねたサージタンクを常用系および非
常用系のそれぞれに設けることにより、常用系と非常用
系の冷却水供給系を共用型とした原子炉補機冷却水装置
において、非常用系負荷より高い位置に常用系負荷を設
置された場合にも、通常運転時は勿論のこと地震時等に
も原子炉補機冷却水系における非常用系の健全性を維持
する原子炉補機冷却水装置を提供することにある。
系に冷却水補給を兼ねたサージタンクを常用系および非
常用系のそれぞれに設けることにより、常用系と非常用
系の冷却水供給系を共用型とした原子炉補機冷却水装置
において、非常用系負荷より高い位置に常用系負荷を設
置された場合にも、通常運転時は勿論のこと地震時等に
も原子炉補機冷却水系における非常用系の健全性を維持
する原子炉補機冷却水装置を提供することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1記載の発明に係る原子炉補機冷却水装置は、原
子炉補機に対する冷却で常用系負荷および非常用系負荷
の冷却水供給系が共用型の原子炉補機冷却水装置におい
て、前記冷却水供給系で常用系の最上部と非常用系の最
上部のそれぞれに静水頭圧を加えると共に冷却水補給を
するサージタンクを設けたことを特徴とする。
請求項1記載の発明に係る原子炉補機冷却水装置は、原
子炉補機に対する冷却で常用系負荷および非常用系負荷
の冷却水供給系が共用型の原子炉補機冷却水装置におい
て、前記冷却水供給系で常用系の最上部と非常用系の最
上部のそれぞれに静水頭圧を加えると共に冷却水補給を
するサージタンクを設けたことを特徴とする。
【0023】原子力発電プラントの原子炉補機冷却水系
における冷却水供給系で、運転中の通常時には、常用系
の常用系負荷と非常用系の非常用系負荷に対して常用系
サージタンクで、また、地震時等で常用系を隔離した場
合には、非常用系の非常用系負荷に対して非常用系サー
ジタンクにより、原子炉補機冷却水系を循環する冷却水
の熱膨張や収縮の吸収緩衝と、漏洩水あるいはブロー水
のために減少した冷却水の補給を行う。
における冷却水供給系で、運転中の通常時には、常用系
の常用系負荷と非常用系の非常用系負荷に対して常用系
サージタンクで、また、地震時等で常用系を隔離した場
合には、非常用系の非常用系負荷に対して非常用系サー
ジタンクにより、原子炉補機冷却水系を循環する冷却水
の熱膨張や収縮の吸収緩衝と、漏洩水あるいはブロー水
のために減少した冷却水の補給を行う。
【0024】請求項2記載の発明に係る原子炉補機冷却
水装置は、請求項1において、冷却水供給系で常用系と
の間に隔離弁を設けると共に、非常用系サージタンクと
冷却水供給系を接続する降水配管に遠隔操作弁を介挿し
たことを特徴とする。
水装置は、請求項1において、冷却水供給系で常用系と
の間に隔離弁を設けると共に、非常用系サージタンクと
冷却水供給系を接続する降水配管に遠隔操作弁を介挿し
たことを特徴とする。
【0025】地震時等で常用系に配管破損等の事故が発
生した場合に、前記隔離弁を閉じて冷却水供給系から常
用系を隔離して非常用系のみとすると共に、遠隔操作弁
を開くことにより、非常用系サージタンクを冷却水供給
系に連通して、非常用系における冷却水の熱膨張や収縮
の吸収緩衝と、漏洩水あるいはブロー水のために減少し
た冷却水の補給を行う。
生した場合に、前記隔離弁を閉じて冷却水供給系から常
用系を隔離して非常用系のみとすると共に、遠隔操作弁
を開くことにより、非常用系サージタンクを冷却水供給
系に連通して、非常用系における冷却水の熱膨張や収縮
の吸収緩衝と、漏洩水あるいはブロー水のために減少し
た冷却水の補給を行う。
【0026】請求項3記載の発明に係る原子炉補機冷却
水装置は、請求項2において、非常用系サージタンクに
接続した降水配管に介挿した遠隔操作弁が、常用系負荷
の隔離信号により開弁させることを特徴とする。常用系
負荷の隔離信号により遠隔操作弁を開くことにより、常
用系を隔離した後の冷却水供給系における非常用系に、
自動的に非常用系サージタンクを連通させる。
水装置は、請求項2において、非常用系サージタンクに
接続した降水配管に介挿した遠隔操作弁が、常用系負荷
の隔離信号により開弁させることを特徴とする。常用系
負荷の隔離信号により遠隔操作弁を開くことにより、常
用系を隔離した後の冷却水供給系における非常用系に、
自動的に非常用系サージタンクを連通させる。
【0027】請求項4記載の発明に係る原子炉補機冷却
水装置は、請求項1において、非常用系サージタンク
が、密閉型で圧力調整用逆止弁を設けたことを特徴とす
る。
水装置は、請求項1において、非常用系サージタンク
が、密閉型で圧力調整用逆止弁を設けたことを特徴とす
る。
【0028】非常用系サージタンクが密閉型で、圧力調
整用逆止弁を設けていることから、密閉型非常用系サー
ジタンクと冷却水供給系の間に遠隔操作弁を設けること
なく、地震時等で常用系を隔離した場合に、冷却水供給
系における非常用系の水圧低下に伴い、自動的に圧力調
整用逆止弁が開いて密閉型非常用系サージタンクに大気
を導入する。
整用逆止弁を設けていることから、密閉型非常用系サー
ジタンクと冷却水供給系の間に遠隔操作弁を設けること
なく、地震時等で常用系を隔離した場合に、冷却水供給
系における非常用系の水圧低下に伴い、自動的に圧力調
整用逆止弁が開いて密閉型非常用系サージタンクに大気
を導入する。
【0029】これにより、非常用系に対して密閉型非常
用系サージタンクにより、非常用系における冷却水の熱
膨張や収縮の吸収緩衝と、漏洩水あるいはブロー水のた
めに減少した冷却水の補給を行う。
用系サージタンクにより、非常用系における冷却水の熱
膨張や収縮の吸収緩衝と、漏洩水あるいはブロー水のた
めに減少した冷却水の補給を行う。
【0030】請求項5記載の発明に係る原子炉補機冷却
水装置は、請求項4において、密閉型の非常用系サージ
タンクに設けた圧力調整用逆止弁が、常用系負荷の隔離
信号等による遠隔操作で開弁することを特徴とする。密
閉型非常用系サージタンクへの大気導入が、常用系負荷
の隔離信号等による遠隔操作で確実に行える共に、大気
導入時期の制御等が容易にできる。
水装置は、請求項4において、密閉型の非常用系サージ
タンクに設けた圧力調整用逆止弁が、常用系負荷の隔離
信号等による遠隔操作で開弁することを特徴とする。密
閉型非常用系サージタンクへの大気導入が、常用系負荷
の隔離信号等による遠隔操作で確実に行える共に、大気
導入時期の制御等が容易にできる。
【0031】請求項6記載の発明に係る原子炉補機冷却
水装置は、原子炉補機に対する冷却で常用系負荷および
非常用系負荷の冷却水供給系が共用型の原子炉補機冷却
水装置において、冷却水供給系の非常用系に冷却水補給
と調圧用の調圧タンク装置を設けたことを特徴とする。
水装置は、原子炉補機に対する冷却で常用系負荷および
非常用系負荷の冷却水供給系が共用型の原子炉補機冷却
水装置において、冷却水供給系の非常用系に冷却水補給
と調圧用の調圧タンク装置を設けたことを特徴とする。
【0032】冷却負荷である常用系負荷および非常用系
負荷の原子炉補機冷却水系を循環する冷却水は、調圧タ
ンク装置により自動的に補給と水圧の制御が適切に行わ
れるので、常用系負荷および非常用系負荷の設置高さ
や、調圧タンク装置の設置高さ、さらに原子炉補機冷却
水系から常用系隔離の有無に係わりなく、原子炉補機冷
却水系の健全性が容易に維持できる。
負荷の原子炉補機冷却水系を循環する冷却水は、調圧タ
ンク装置により自動的に補給と水圧の制御が適切に行わ
れるので、常用系負荷および非常用系負荷の設置高さ
や、調圧タンク装置の設置高さ、さらに原子炉補機冷却
水系から常用系隔離の有無に係わりなく、原子炉補機冷
却水系の健全性が容易に維持できる。
【0033】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態について図
面を参照して説明する。なお、上記した従来技術と同じ
構成部分については、同一符号を付して詳細な説明を省
略する。第1実施の形態は請求項1および請求項2に係
り、図1の系統構成図に示すように原子炉補機冷却水装
置20は、原子炉補機冷却水熱交換器1と原子炉補機冷却
水ポンプ2を冷却水送り配管3aと冷却水戻り配管3b
により接続して原子炉補機冷却水系の冷却水供給系を形
成している。
面を参照して説明する。なお、上記した従来技術と同じ
構成部分については、同一符号を付して詳細な説明を省
略する。第1実施の形態は請求項1および請求項2に係
り、図1の系統構成図に示すように原子炉補機冷却水装
置20は、原子炉補機冷却水熱交換器1と原子炉補機冷却
水ポンプ2を冷却水送り配管3aと冷却水戻り配管3b
により接続して原子炉補機冷却水系の冷却水供給系を形
成している。
【0034】前記冷却水供給系である冷却水送り配管3
aと冷却水戻り配管3bには、耐震Asクラスの非常用
系負荷であるFPC−HxおよびHECW冷凍機負荷4
と、その他の非常用系負荷5、およびRHR−Hx負荷
6と非常用D/G負荷7等が接続されている。
aと冷却水戻り配管3bには、耐震Asクラスの非常用
系負荷であるFPC−HxおよびHECW冷凍機負荷4
と、その他の非常用系負荷5、およびRHR−Hx負荷
6と非常用D/G負荷7等が接続されている。
【0035】なお、前記冷却水戻り配管3bには、非常
用系負荷運転中の冷却水の熱膨張と収縮を吸収緩衝する
手段と、また、ポンプ軸封部等の漏洩水あるいはブロー
水を補給して原子炉補機冷却水系の健全性を維持する目
的で、耐震Asクラスの建屋である図示しない原子炉建
屋および海水熱交換器建屋で、前記非常用系負荷より高
い位置に設置された非常用系サージタンク21が、遠隔操
作弁22を介挿した非常用系サージタンク降水管23により
接続されている(請求項2)。
用系負荷運転中の冷却水の熱膨張と収縮を吸収緩衝する
手段と、また、ポンプ軸封部等の漏洩水あるいはブロー
水を補給して原子炉補機冷却水系の健全性を維持する目
的で、耐震Asクラスの建屋である図示しない原子炉建
屋および海水熱交換器建屋で、前記非常用系負荷より高
い位置に設置された非常用系サージタンク21が、遠隔操
作弁22を介挿した非常用系サージタンク降水管23により
接続されている(請求項2)。
【0036】さらに、前記冷却水送り配管3aには、隔
離弁である常用系負荷入口弁10と常用系冷却水送り配管
12aを、また冷却水戻り配管3bには、隔離弁の常用系
負荷出口弁11と常用系冷却水戻り配管12bを介して、耐
震Cクラスの常用系負荷であるPCV内負荷13を始め、
CUW非再生Hx負荷14とIAおよびCRD負荷15、さ
らにその他の常用系負荷18を接続すると共に、T/B内
負荷16とS/B内負荷17等を接続している。
離弁である常用系負荷入口弁10と常用系冷却水送り配管
12aを、また冷却水戻り配管3bには、隔離弁の常用系
負荷出口弁11と常用系冷却水戻り配管12bを介して、耐
震Cクラスの常用系負荷であるPCV内負荷13を始め、
CUW非再生Hx負荷14とIAおよびCRD負荷15、さ
らにその他の常用系負荷18を接続すると共に、T/B内
負荷16とS/B内負荷17等を接続している。
【0037】また、前記常用系冷却水戻り配管12bに
は、常用系負荷と非常用系負荷運転中の冷却水の熱膨張
と収縮を吸収緩衝する手段と、ポンプ軸封部等の漏洩水
あるいはブロー水を補給して原子炉補機冷却水系の健全
性を維持する目的で、耐震Cクラスの図示しないタービ
ン建屋やサービス建屋と補助建屋等で、原子炉補機冷却
水系の最上部で常用系負荷より高い位置に設置した常用
系サージタンク24を、常用系サージタンク降水管25によ
り接続した構成としている(請求項1)。
は、常用系負荷と非常用系負荷運転中の冷却水の熱膨張
と収縮を吸収緩衝する手段と、ポンプ軸封部等の漏洩水
あるいはブロー水を補給して原子炉補機冷却水系の健全
性を維持する目的で、耐震Cクラスの図示しないタービ
ン建屋やサービス建屋と補助建屋等で、原子炉補機冷却
水系の最上部で常用系負荷より高い位置に設置した常用
系サージタンク24を、常用系サージタンク降水管25によ
り接続した構成としている(請求項1)。
【0038】なお、前記原子炉補機冷却水熱交換器1の
二次側には、一時側の原子炉補機冷却水系を循環する冷
却水を冷却する海からの海水を供給する原子炉補機冷却
海水ポンプ19が設けられている。
二次側には、一時側の原子炉補機冷却水系を循環する冷
却水を冷却する海からの海水を供給する原子炉補機冷却
海水ポンプ19が設けられている。
【0039】次に、上記構成による作用について説明す
る。本原子炉補機冷却水装置20においては、原子力発電
プラント運転中の通常時に、前記隔離弁である常用系負
荷入口弁10と常用系負荷出口弁11を開き、遠隔操作弁22
は閉じている。従って、冷却水供給系の原子炉補機冷却
水ポンプ2により原子炉補機冷却水熱交換器1から冷却
水が、常用系負荷および非常用系負荷に冷却水送り配管
3aを介して供給される。
る。本原子炉補機冷却水装置20においては、原子力発電
プラント運転中の通常時に、前記隔離弁である常用系負
荷入口弁10と常用系負荷出口弁11を開き、遠隔操作弁22
は閉じている。従って、冷却水供給系の原子炉補機冷却
水ポンプ2により原子炉補機冷却水熱交換器1から冷却
水が、常用系負荷および非常用系負荷に冷却水送り配管
3aを介して供給される。
【0040】即ち、この冷却水は常用系負荷入口弁10と
常用系冷却水送り配管12aを介して、耐震Cクラスの常
用系負荷であるPCV内負荷13を始め、CUW非再生H
x負荷14とIAおよびCRD負荷15、その他の常用系負
荷18と共に、T/B内負荷16とS/B内負荷17等に供給
される。さらに冷却水は、これら常用系負荷を冷却した
後に、常用系冷却水戻り配管12bと常用系負荷出口弁11
および冷却水戻り配管3bを介して、原子炉補機冷却水
熱交換器1に還流される。
常用系冷却水送り配管12aを介して、耐震Cクラスの常
用系負荷であるPCV内負荷13を始め、CUW非再生H
x負荷14とIAおよびCRD負荷15、その他の常用系負
荷18と共に、T/B内負荷16とS/B内負荷17等に供給
される。さらに冷却水は、これら常用系負荷を冷却した
後に、常用系冷却水戻り配管12bと常用系負荷出口弁11
および冷却水戻り配管3bを介して、原子炉補機冷却水
熱交換器1に還流される。
【0041】また、この通常時に冷却水は冷却水送り配
管3aから、耐震Asクラスの非常用系負荷でFPC−
HxおよびHECW冷凍機負荷4と、その他の非常用系
負荷5およびRHR−Hx負荷6と非常用D/G負荷7
等に供給され、これら各部を冷却した後に冷却水戻り配
管3bを介して、原子炉補機冷却水熱交換器1に還流さ
れる。
管3aから、耐震Asクラスの非常用系負荷でFPC−
HxおよびHECW冷凍機負荷4と、その他の非常用系
負荷5およびRHR−Hx負荷6と非常用D/G負荷7
等に供給され、これら各部を冷却した後に冷却水戻り配
管3bを介して、原子炉補機冷却水熱交換器1に還流さ
れる。
【0042】前記常用系負荷と非常用系負荷を冷却して
冷却水戻り配管3bから原子炉補機冷却水熱交換器1に
戻った冷却水は、原子炉補機冷却水熱交換器1にて二次
側に原子炉補機冷却海水ポンプ19により供給された海水
により冷却される。なお、原子炉補機冷却水熱交換器1
の二次側を流れた海水は、海に還流されて排熱が行われ
る。
冷却水戻り配管3bから原子炉補機冷却水熱交換器1に
戻った冷却水は、原子炉補機冷却水熱交換器1にて二次
側に原子炉補機冷却海水ポンプ19により供給された海水
により冷却される。なお、原子炉補機冷却水熱交換器1
の二次側を流れた海水は、海に還流されて排熱が行われ
る。
【0043】この原子力発電プラント運転中で通常時
は、冷却水供給系の冷却水送り配管3aと常用系冷却水
送り配管12a、および冷却水戻り配管3bと常用系冷却
水戻り配管12bは、それぞれ常用系負荷入口弁10と常用
系負荷出口弁11により連通している。
は、冷却水供給系の冷却水送り配管3aと常用系冷却水
送り配管12a、および冷却水戻り配管3bと常用系冷却
水戻り配管12bは、それぞれ常用系負荷入口弁10と常用
系負荷出口弁11により連通している。
【0044】従って、原子炉補機冷却水系を循環する冷
却水には、前記常用系サージタンク降水管25を介し、原
子炉補機冷却水系の最上部で常用系負荷より高い位置に
設置した常用系サージタンク24に貯溜された冷却水によ
り、その設置高さによる静水頭圧が加わえられている。
却水には、前記常用系サージタンク降水管25を介し、原
子炉補機冷却水系の最上部で常用系負荷より高い位置に
設置した常用系サージタンク24に貯溜された冷却水によ
り、その設置高さによる静水頭圧が加わえられている。
【0045】これにより、原子炉補機冷却水系に循環す
る冷却水の温度変化に伴う熱膨張や収縮を吸収緩衝され
るので、冷却水供給系の各部と常用系負荷および非常用
系負荷の各部に、過大な圧力が加わることがないので安
全性が維持できる。また、常用系負荷および非常用系負
荷の各部に設置された、たとえば、冷却水ポンプ軸封部
等における漏洩水あるいはブロー水のために、減少した
冷却水を冷却水供給系から補給するので、常に原子炉補
機冷却系の健全性を良好に維持することができる。
る冷却水の温度変化に伴う熱膨張や収縮を吸収緩衝され
るので、冷却水供給系の各部と常用系負荷および非常用
系負荷の各部に、過大な圧力が加わることがないので安
全性が維持できる。また、常用系負荷および非常用系負
荷の各部に設置された、たとえば、冷却水ポンプ軸封部
等における漏洩水あるいはブロー水のために、減少した
冷却水を冷却水供給系から補給するので、常に原子炉補
機冷却系の健全性を良好に維持することができる。
【0046】ここで、もしも大きな地震を受けて、前記
耐震Cクラスのタービン建屋やサービス建屋および補助
建屋等が損傷する事故が生じて、常用系負荷への配管等
が破断した場合には、この破断部から冷却水が多量に流
出することになる。これにより、常用系負荷であるPC
V内負荷13とCUW非再生Hx負荷14、およびIAおよ
びCRD負荷15とT/B内負荷16、さらにS/B内負荷
17とその他の常用系負荷18等の運転と共に、冷却水供給
系に対する常用系サージタンク24からの冷却水補給が不
具合となる。
耐震Cクラスのタービン建屋やサービス建屋および補助
建屋等が損傷する事故が生じて、常用系負荷への配管等
が破断した場合には、この破断部から冷却水が多量に流
出することになる。これにより、常用系負荷であるPC
V内負荷13とCUW非再生Hx負荷14、およびIAおよ
びCRD負荷15とT/B内負荷16、さらにS/B内負荷
17とその他の常用系負荷18等の運転と共に、冷却水供給
系に対する常用系サージタンク24からの冷却水補給が不
具合となる。
【0047】このような場合には、隔離弁である前記常
用系負荷入口弁10および常用系負荷出口弁11を閉じると
共に、遠隔操作弁22を開くことにより、前記常用系の各
常用系負荷と常用系サージタンク24は冷却水供給系から
隔離される。さらに、冷却水供給系の冷却水戻り配管3
bには、非常用系サージタンク降水管23を介して耐震A
sクラスの建屋である原子炉建屋および海水熱交換器建
屋で、非常用系負荷より高い位置に設置された非常用系
サージタンク21から、貯溜されている冷却水による静水
頭圧が加わえられる。
用系負荷入口弁10および常用系負荷出口弁11を閉じると
共に、遠隔操作弁22を開くことにより、前記常用系の各
常用系負荷と常用系サージタンク24は冷却水供給系から
隔離される。さらに、冷却水供給系の冷却水戻り配管3
bには、非常用系サージタンク降水管23を介して耐震A
sクラスの建屋である原子炉建屋および海水熱交換器建
屋で、非常用系負荷より高い位置に設置された非常用系
サージタンク21から、貯溜されている冷却水による静水
頭圧が加わえられる。
【0048】これにより、冷却水供給系における非常用
系の冷却水の温度変化に伴う熱膨張や収縮を吸収緩衝す
るので、耐震Asクラスの非常用系負荷の各部に、過大
な圧力が加わることがないので安全性が維持できる。ま
た、非常用系サージタンク21は、非常用系負荷の各部に
設置された、たとえば、冷却水ポンプ軸封部等における
漏洩水あるいはブロー水のために、冷却水供給系から減
少した冷却水を補給するので、原子炉補機冷却系におけ
る非常用系の健全性を良好に維持することができる。
系の冷却水の温度変化に伴う熱膨張や収縮を吸収緩衝す
るので、耐震Asクラスの非常用系負荷の各部に、過大
な圧力が加わることがないので安全性が維持できる。ま
た、非常用系サージタンク21は、非常用系負荷の各部に
設置された、たとえば、冷却水ポンプ軸封部等における
漏洩水あるいはブロー水のために、冷却水供給系から減
少した冷却水を補給するので、原子炉補機冷却系におけ
る非常用系の健全性を良好に維持することができる。
【0049】従って、本原子炉補機冷却水装置20では、
常用系と非常用系の冷却水供給系が共用型の原子炉補機
冷却水系で、原子炉補機冷却水系の健全性を維持するサ
ージタンクを、耐震クラスの異なる常用系と非常用系の
それぞれに設置している。
常用系と非常用系の冷却水供給系が共用型の原子炉補機
冷却水系で、原子炉補機冷却水系の健全性を維持するサ
ージタンクを、耐震クラスの異なる常用系と非常用系の
それぞれに設置している。
【0050】また、常用系サージタンクと常用系負荷を
冷却水供給系から隔離した際に、非常用系サージタンク
を冷却水供給系に接続していることから、たとえ、冷却
負荷で非常用系負荷よりも高い位置に常用系負荷が設置
された場合にも、通常運転時は勿論のこと地震時等に
は、非常用系負荷と共に原子炉補機冷却水系の健全性を
容易に維持することができる。
冷却水供給系から隔離した際に、非常用系サージタンク
を冷却水供給系に接続していることから、たとえ、冷却
負荷で非常用系負荷よりも高い位置に常用系負荷が設置
された場合にも、通常運転時は勿論のこと地震時等に
は、非常用系負荷と共に原子炉補機冷却水系の健全性を
容易に維持することができる。
【0051】第2実施の形態は請求項3に係り、上記第
1実施の形態の変形例であることから、上記第1実施の
形態と同じ構成部分と作用及び効果については説明を省
略して、相違部分について説明する。
1実施の形態の変形例であることから、上記第1実施の
形態と同じ構成部分と作用及び効果については説明を省
略して、相違部分について説明する。
【0052】図2の系統構成図に示すように原子炉補機
冷却水装置26は、原子炉補機冷却水熱交換器1と原子炉
補機冷却水ポンプ2を、冷却水送り配管3aと冷却水戻
り配管3bにより接続して原子炉補機冷却水系の冷却水
供給系を形成している。また、前記冷却水供給系である
冷却水送り配管3aと冷却水戻り配管3bには、耐震A
sクラスの非常用系負荷が接続されている。
冷却水装置26は、原子炉補機冷却水熱交換器1と原子炉
補機冷却水ポンプ2を、冷却水送り配管3aと冷却水戻
り配管3bにより接続して原子炉補機冷却水系の冷却水
供給系を形成している。また、前記冷却水供給系である
冷却水送り配管3aと冷却水戻り配管3bには、耐震A
sクラスの非常用系負荷が接続されている。
【0053】また、前記冷却水戻り配管3bには、非常
用系負荷運転中の冷却水の熱膨張と収縮を吸収緩衝する
手段とし、ポンプ軸封部等の漏洩水あるいはブロー水を
補給して原子炉補機冷却水系の健全性を維持する目的
で、耐震Asクラスの建屋である図示しない原子炉建屋
および海水熱交換器建屋で、非常用系負荷より高い位置
に設置された非常用系サージタンク21が、遠隔操作弁22
を介挿した非常用系サージタンク降水管23により接続さ
れている。
用系負荷運転中の冷却水の熱膨張と収縮を吸収緩衝する
手段とし、ポンプ軸封部等の漏洩水あるいはブロー水を
補給して原子炉補機冷却水系の健全性を維持する目的
で、耐震Asクラスの建屋である図示しない原子炉建屋
および海水熱交換器建屋で、非常用系負荷より高い位置
に設置された非常用系サージタンク21が、遠隔操作弁22
を介挿した非常用系サージタンク降水管23により接続さ
れている。
【0054】さらに、前記遠隔操作弁22は、前記常用系
負荷を隔離した隔離信号27により開くように構成してい
る。また、前記冷却水送り配管3aには隔離弁である常
用系負荷入口弁10と常用系冷却水送り配管12aを、冷却
水戻り配管3bには隔離弁の常用系負荷出口弁11と常用
系冷却水戻り配管12bを介して、耐震Cクラスの常用系
負荷が接続されている。
負荷を隔離した隔離信号27により開くように構成してい
る。また、前記冷却水送り配管3aには隔離弁である常
用系負荷入口弁10と常用系冷却水送り配管12aを、冷却
水戻り配管3bには隔離弁の常用系負荷出口弁11と常用
系冷却水戻り配管12bを介して、耐震Cクラスの常用系
負荷が接続されている。
【0055】さらに、前記常用系冷却水戻り配管12bに
は、常用系負荷および非常用系負荷運転中の冷却水にお
ける熱膨張と収縮を吸収緩衝する手段と、ポンプ軸封部
等の漏洩水あるいはブロー水を補給して原子炉補機冷却
水系の健全性を維持する目的で、耐震Cクラスの図示し
ないタービン建屋やサービス建屋および補助建屋等で、
原子炉補機冷却水系の最上部で常用系負荷より高い位置
に設置した常用系サージタンク24を、常用系サージタン
ク降水管25により接続した構成としている。
は、常用系負荷および非常用系負荷運転中の冷却水にお
ける熱膨張と収縮を吸収緩衝する手段と、ポンプ軸封部
等の漏洩水あるいはブロー水を補給して原子炉補機冷却
水系の健全性を維持する目的で、耐震Cクラスの図示し
ないタービン建屋やサービス建屋および補助建屋等で、
原子炉補機冷却水系の最上部で常用系負荷より高い位置
に設置した常用系サージタンク24を、常用系サージタン
ク降水管25により接続した構成としている。
【0056】次に、上記構成による作用について説明す
る。プラント運転中の通常時は常用系サージタンク24
が、その高さ位置による静水頭圧により原子炉補機冷却
水系を循環する冷却水の熱膨張や収縮の吸収緩衝を行
う。さらに、ポンプ軸封部等の漏洩水あるいはブロー水
の補給をすることにより、常用系負荷および非常用系負
荷と共に、原子炉補機冷却水系の健全性を維持してい
る。
る。プラント運転中の通常時は常用系サージタンク24
が、その高さ位置による静水頭圧により原子炉補機冷却
水系を循環する冷却水の熱膨張や収縮の吸収緩衝を行
う。さらに、ポンプ軸封部等の漏洩水あるいはブロー水
の補給をすることにより、常用系負荷および非常用系負
荷と共に、原子炉補機冷却水系の健全性を維持してい
る。
【0057】ここで、地震時等で耐震Cクラスの常用系
負荷への配管等が破断した場合には、隔離弁である前記
常用系負荷入口弁10と常用系負荷出口弁11を閉じること
により、原子炉補機冷却水系の冷却水供給系から常用系
の各常用系負荷と常用系サージタンク24が隔離される。
負荷への配管等が破断した場合には、隔離弁である前記
常用系負荷入口弁10と常用系負荷出口弁11を閉じること
により、原子炉補機冷却水系の冷却水供給系から常用系
の各常用系負荷と常用系サージタンク24が隔離される。
【0058】しかし、この時に常用系負荷を隔離したこ
とで発せられる隔離信号27により、前記遠隔操作弁22が
開かれるので、非常用系サージタンク21に貯溜された冷
却水と、この高さ位置による静水頭圧が非常用系サージ
タンク降水管23を介して、非常用系のみとなった冷却水
戻り配管3bの冷却水供給系に加わる。
とで発せられる隔離信号27により、前記遠隔操作弁22が
開かれるので、非常用系サージタンク21に貯溜された冷
却水と、この高さ位置による静水頭圧が非常用系サージ
タンク降水管23を介して、非常用系のみとなった冷却水
戻り配管3bの冷却水供給系に加わる。
【0059】これにより、原子炉補機冷却水系の非常用
系における冷却水の温度変化に伴う熱膨張と収縮が吸収
緩衝されるので、耐震Asクラスの非常用系負荷等に、
過大な圧力が加わることがなく安全性が維持できる。ま
た、非常用系サージタンク21としては、非常用系負荷の
各部に設置された、たとえば、冷却水ポンプ軸封部等に
おける漏洩水あるいはブロー水のために、冷却水供給系
で減少した冷却水を補給するので、原子炉補機冷却系の
非常用系における健全性を良好に維持することができ
る。
系における冷却水の温度変化に伴う熱膨張と収縮が吸収
緩衝されるので、耐震Asクラスの非常用系負荷等に、
過大な圧力が加わることがなく安全性が維持できる。ま
た、非常用系サージタンク21としては、非常用系負荷の
各部に設置された、たとえば、冷却水ポンプ軸封部等に
おける漏洩水あるいはブロー水のために、冷却水供給系
で減少した冷却水を補給するので、原子炉補機冷却系の
非常用系における健全性を良好に維持することができ
る。
【0060】従って、本原子炉補機冷却水装置26によれ
ば、常用系と非常用系の冷却水供給系が共用型の原子炉
補機冷却水系で、原子炉補機冷却水系の健全性を維持す
るサージタンクを、耐震クラスの異なる常用系および非
常用系のそれぞれに設置している。
ば、常用系と非常用系の冷却水供給系が共用型の原子炉
補機冷却水系で、原子炉補機冷却水系の健全性を維持す
るサージタンクを、耐震クラスの異なる常用系および非
常用系のそれぞれに設置している。
【0061】さらに、常用系サージタンクと常用系負荷
を冷却水供給系から隔離した際に、この常用系負荷を隔
離した隔離信号27により、自動的に非常用系サージタン
ク21を冷却水供給系に接続することにより、たとえ、冷
却負荷で非常用系負荷よりも高い位置に常用系負荷が設
置された場合にも、通常運転時は勿論のこと地震時等に
は、非常用系負荷と共に原子炉補機冷却水系の健全性を
容易に維持することができる。
を冷却水供給系から隔離した際に、この常用系負荷を隔
離した隔離信号27により、自動的に非常用系サージタン
ク21を冷却水供給系に接続することにより、たとえ、冷
却負荷で非常用系負荷よりも高い位置に常用系負荷が設
置された場合にも、通常運転時は勿論のこと地震時等に
は、非常用系負荷と共に原子炉補機冷却水系の健全性を
容易に維持することができる。
【0062】第3実施の形態は請求項4および請求項5
に係り、なお、上記第1実施の形態と同じ構成部分と作
用及び効果については説明を省略して、相違部分につい
て説明する。
に係り、なお、上記第1実施の形態と同じ構成部分と作
用及び効果については説明を省略して、相違部分につい
て説明する。
【0063】図3の系統構成図に示すように原子炉補機
冷却水装置28は、原子炉補機冷却水熱交換器1と原子炉
補機冷却水ポンプ2を冷却水送り配管3aと冷却水戻り
配管3bにより接続して原子炉補機冷却水系の冷却水供
給系を形成している。前記冷却水供給系である冷却水送
り配管3aと冷却水戻り配管3bには、耐震Asクラス
の非常用系負荷が接続されている。
冷却水装置28は、原子炉補機冷却水熱交換器1と原子炉
補機冷却水ポンプ2を冷却水送り配管3aと冷却水戻り
配管3bにより接続して原子炉補機冷却水系の冷却水供
給系を形成している。前記冷却水供給系である冷却水送
り配管3aと冷却水戻り配管3bには、耐震Asクラス
の非常用系負荷が接続されている。
【0064】また、前記冷却水戻り配管3bには、非常
用系負荷運転中の冷却水の熱膨張と収縮を吸収緩衝する
手段とし、ポンプ軸封部等の漏洩水あるいはブロー水を
補給して原子炉補機冷却水系の健全性を維持する目的
で、耐震Asクラスの建屋である図示しない原子炉建屋
および海水熱交換器建屋で、非常用系負荷より高い位置
に設置された密閉型非常用系サージタンク29が、非常用
系サージタンク降水管23により接続されている。
用系負荷運転中の冷却水の熱膨張と収縮を吸収緩衝する
手段とし、ポンプ軸封部等の漏洩水あるいはブロー水を
補給して原子炉補機冷却水系の健全性を維持する目的
で、耐震Asクラスの建屋である図示しない原子炉建屋
および海水熱交換器建屋で、非常用系負荷より高い位置
に設置された密閉型非常用系サージタンク29が、非常用
系サージタンク降水管23により接続されている。
【0065】なお、前記密閉型非常用系サージタンク29
には、内部圧力を調整する圧力調整用逆止弁30を設置し
た構成としており、この圧力調整用逆止弁30は、別途必
要に応じて遠方操作弁としても良い(請求項4,5)。
さらに前記冷却水送り配管3aには、隔離弁の常用系負
荷入口弁10と常用系冷却水送り配管12aを、また冷却水
戻り配管3bには、隔離弁の常用系負荷出口弁11と常用
系冷却水戻り配管12bを介して、耐震Cクラスの各常用
系負荷が接続されている。
には、内部圧力を調整する圧力調整用逆止弁30を設置し
た構成としており、この圧力調整用逆止弁30は、別途必
要に応じて遠方操作弁としても良い(請求項4,5)。
さらに前記冷却水送り配管3aには、隔離弁の常用系負
荷入口弁10と常用系冷却水送り配管12aを、また冷却水
戻り配管3bには、隔離弁の常用系負荷出口弁11と常用
系冷却水戻り配管12bを介して、耐震Cクラスの各常用
系負荷が接続されている。
【0066】また、前記常用系冷却水戻り配管12bに
は、常用系負荷および非常用系負荷運転中で冷却水の熱
膨張と収縮を吸収緩衝する手段とすると共に、ポンプ軸
封部等の漏洩水あるいはブロー水を補給して原子炉補機
冷却水系の健全性を維持する目的で、耐震Cクラスの図
示しないタービン建屋やサービス建屋および補助建屋等
で、原子炉補機冷却水系の最上部で常用系負荷より高い
位置に設置した常用系サージタンク24を、常用系サージ
タンク降水管25で接続して構成されている。
は、常用系負荷および非常用系負荷運転中で冷却水の熱
膨張と収縮を吸収緩衝する手段とすると共に、ポンプ軸
封部等の漏洩水あるいはブロー水を補給して原子炉補機
冷却水系の健全性を維持する目的で、耐震Cクラスの図
示しないタービン建屋やサービス建屋および補助建屋等
で、原子炉補機冷却水系の最上部で常用系負荷より高い
位置に設置した常用系サージタンク24を、常用系サージ
タンク降水管25で接続して構成されている。
【0067】次に、上記構成による作用について説明す
る。プラント運転中の通常時は常用系サージタンク24
が、その高さ位置による静水頭圧により原子炉補機冷却
水系を循環する冷却水の熱膨張や収縮の吸収緩衝を行
う。
る。プラント運転中の通常時は常用系サージタンク24
が、その高さ位置による静水頭圧により原子炉補機冷却
水系を循環する冷却水の熱膨張や収縮の吸収緩衝を行
う。
【0068】また、ポンプ軸封部等の漏洩水あるいはブ
ロー水の補給をすることにより、常用系負荷および非常
用系負荷と共に、原子炉補機冷却水系の健全性を維持し
ている。なお、この際に密閉型非常用系サージタンク29
には、常用系サージタンク24からの静水頭圧が冷却水戻
り配管3bと非常用系サージタンク降水管23を介して加
わる。
ロー水の補給をすることにより、常用系負荷および非常
用系負荷と共に、原子炉補機冷却水系の健全性を維持し
ている。なお、この際に密閉型非常用系サージタンク29
には、常用系サージタンク24からの静水頭圧が冷却水戻
り配管3bと非常用系サージタンク降水管23を介して加
わる。
【0069】しかし密閉型非常用系サージタンク29は、
前記圧力調整用逆止弁30により内圧に対して密閉状態に
維持されていることから、非常用系サージタンク降水管
23から加わる、常用系サージタンク24からの静水頭圧に
よる冷却水供給系内の圧力と、その微妙な変化について
は、密閉型非常用系サージタンク29の気相部29aにおけ
る膨張と収縮により吸収される。なお、大きな負圧発生
に対しては、一時的に圧力調整用逆止弁30が開くことに
より気相部29aに大気が導入されて解消する。
前記圧力調整用逆止弁30により内圧に対して密閉状態に
維持されていることから、非常用系サージタンク降水管
23から加わる、常用系サージタンク24からの静水頭圧に
よる冷却水供給系内の圧力と、その微妙な変化について
は、密閉型非常用系サージタンク29の気相部29aにおけ
る膨張と収縮により吸収される。なお、大きな負圧発生
に対しては、一時的に圧力調整用逆止弁30が開くことに
より気相部29aに大気が導入されて解消する。
【0070】ここで地震時等で、耐震Cクラスの常用系
負荷への配管等が破断した場合には、隔離弁である常用
系負荷入口弁10および常用系負荷出口弁11を閉じること
により、原子炉補機冷却水系の冷却水供給系から常用系
の各常用系負荷と常用系サージタンク24が隔離される。
負荷への配管等が破断した場合には、隔離弁である常用
系負荷入口弁10および常用系負荷出口弁11を閉じること
により、原子炉補機冷却水系の冷却水供給系から常用系
の各常用系負荷と常用系サージタンク24が隔離される。
【0071】これにより、耐震Asクラスの非常用系負
荷のみの運転となり、常用系サージタンク24からの静水
頭圧が消滅すると共に、運転状態により冷却水供給系の
非常用系サージタンク降水管23を介して、密閉型非常用
系サージタンク29の内部が負圧となる。
荷のみの運転となり、常用系サージタンク24からの静水
頭圧が消滅すると共に、運転状態により冷却水供給系の
非常用系サージタンク降水管23を介して、密閉型非常用
系サージタンク29の内部が負圧となる。
【0072】この負圧により圧力調整用逆止弁30は自動
的に開くことから、気相部29aに大気が導入されて密閉
型非常用系サージタンク29は大気に開放されることによ
り、原子炉補機冷却水系の冷却水供給系には、密閉型非
常用系サージタンク29から非常用系負荷より高い位置に
よる静水頭圧が加わる。
的に開くことから、気相部29aに大気が導入されて密閉
型非常用系サージタンク29は大気に開放されることによ
り、原子炉補機冷却水系の冷却水供給系には、密閉型非
常用系サージタンク29から非常用系負荷より高い位置に
よる静水頭圧が加わる。
【0073】なお、前記圧力調整用逆止弁30を遠方操作
弁として、常用系負荷を隔離した隔離信号27等で開かせ
ることにより、密閉型非常用系サージタンク29における
大気開放が確実になると共に、静水頭圧の冷却水供給系
に加わえる時期等を制御することができる。従って、原
子炉補機冷却水系の非常用系における冷却水の温度変化
に伴う熱膨張と収縮が吸収緩衝されるので、耐震Asク
ラスの非常用系負荷等に、過大な圧力が加わることがな
いので安全性が維持できる。
弁として、常用系負荷を隔離した隔離信号27等で開かせ
ることにより、密閉型非常用系サージタンク29における
大気開放が確実になると共に、静水頭圧の冷却水供給系
に加わえる時期等を制御することができる。従って、原
子炉補機冷却水系の非常用系における冷却水の温度変化
に伴う熱膨張と収縮が吸収緩衝されるので、耐震Asク
ラスの非常用系負荷等に、過大な圧力が加わることがな
いので安全性が維持できる。
【0074】また、密閉型非常用系サージタンク29は、
非常用系負荷の各部に設置された、たとえば、冷却水ポ
ンプ軸封部等における漏洩水あるいはブロー水のため
に、冷却水供給系から減少した冷却水を補給するので、
原子炉補機冷却系の非常用系における健全性を良好に維
持することができる。
非常用系負荷の各部に設置された、たとえば、冷却水ポ
ンプ軸封部等における漏洩水あるいはブロー水のため
に、冷却水供給系から減少した冷却水を補給するので、
原子炉補機冷却系の非常用系における健全性を良好に維
持することができる。
【0075】従って、本原子炉補機冷却水装置28によれ
ば、常用系と非常用系の冷却水供給系が共用型の原子炉
補機冷却水系で、原子炉補機冷却水系の健全性を維持す
るサージタンクを、耐震クラスの異なる常用系および非
常用系のそれぞれに設置している。さらに、常用系サー
ジタンク24と各常用系負荷を冷却水供給系から隔離した
際に、自動的に密閉型非常用系サージタンク29から冷却
水供給系に静水頭圧が加えられる。
ば、常用系と非常用系の冷却水供給系が共用型の原子炉
補機冷却水系で、原子炉補機冷却水系の健全性を維持す
るサージタンクを、耐震クラスの異なる常用系および非
常用系のそれぞれに設置している。さらに、常用系サー
ジタンク24と各常用系負荷を冷却水供給系から隔離した
際に、自動的に密閉型非常用系サージタンク29から冷却
水供給系に静水頭圧が加えられる。
【0076】これにより、たとえ冷却負荷で非常用系負
荷よりも高い位置に常用系負荷が設置された場合にも、
通常運転時は勿論のこと地震時等には、非常用系負荷と
共に原子炉補機冷却水系の健全性を容易に維持すること
ができ、また運転員の負担が軽減される。
荷よりも高い位置に常用系負荷が設置された場合にも、
通常運転時は勿論のこと地震時等には、非常用系負荷と
共に原子炉補機冷却水系の健全性を容易に維持すること
ができ、また運転員の負担が軽減される。
【0077】第4実施の形態は請求項6に係り、なお、
上記第1実施の形態と同じ構成部分と作用及び効果につ
いては説明を省略して、相違部分について説明する。図
4の系統構成図に示すように原子炉補機冷却水装置31
は、原子炉補機冷却水熱交換器1と原子炉補機冷却水ポ
ンプ2を冷却水送り配管3aと冷却水戻り配管3bによ
り接続して、原子炉補機冷却水系の冷却水供給系を形成
している。
上記第1実施の形態と同じ構成部分と作用及び効果につ
いては説明を省略して、相違部分について説明する。図
4の系統構成図に示すように原子炉補機冷却水装置31
は、原子炉補機冷却水熱交換器1と原子炉補機冷却水ポ
ンプ2を冷却水送り配管3aと冷却水戻り配管3bによ
り接続して、原子炉補機冷却水系の冷却水供給系を形成
している。
【0078】また、前記冷却水供給系である冷却水送り
配管3aと冷却水戻り配管3bには、耐震Asクラスの
非常用系負荷が接続されている。なお、前記冷却水戻り
配管3bには、常用系負荷および非常用系負荷運転中の
冷却水の熱膨張と収縮を吸収緩衝する手段で、また、ポ
ンプ軸封部等の漏洩水あるいはブロー水を補給して原子
炉補機冷却水系の健全性を維持する目的の調圧タンク装
置32を、調圧タンク配管33により接続して構成する。
配管3aと冷却水戻り配管3bには、耐震Asクラスの
非常用系負荷が接続されている。なお、前記冷却水戻り
配管3bには、常用系負荷および非常用系負荷運転中の
冷却水の熱膨張と収縮を吸収緩衝する手段で、また、ポ
ンプ軸封部等の漏洩水あるいはブロー水を補給して原子
炉補機冷却水系の健全性を維持する目的の調圧タンク装
置32を、調圧タンク配管33により接続して構成する。
【0079】前記調圧タンク装置32は、冷却水を貯溜す
る調圧タンク32aと、この調圧タンク32a内の冷却水量
を所定量に維持すると共に、前記タンク32aを介して原
子炉補機冷却水系における水圧を常時所定値に維持する
水圧水量制御部32bを備えている。また、この調圧タン
ク装置32は、前記耐震Asクラスの建屋である図示しな
い原子炉建屋および海水熱交換器建屋に、常用系負荷お
よび非常用系負荷の設置高さ位置と係わりない位置に設
置した構成としている。
る調圧タンク32aと、この調圧タンク32a内の冷却水量
を所定量に維持すると共に、前記タンク32aを介して原
子炉補機冷却水系における水圧を常時所定値に維持する
水圧水量制御部32bを備えている。また、この調圧タン
ク装置32は、前記耐震Asクラスの建屋である図示しな
い原子炉建屋および海水熱交換器建屋に、常用系負荷お
よび非常用系負荷の設置高さ位置と係わりない位置に設
置した構成としている。
【0080】さらに、前記冷却水送り配管3aには、隔
離弁である常用系負荷入口弁10と常用系冷却水送り配管
12aを、冷却水戻り配管3bには、隔離弁の常用系負荷
出口弁11と常用系冷却水戻り配管12bを介して、耐震C
クラスの各常用系負荷が接続されて構成している。
離弁である常用系負荷入口弁10と常用系冷却水送り配管
12aを、冷却水戻り配管3bには、隔離弁の常用系負荷
出口弁11と常用系冷却水戻り配管12bを介して、耐震C
クラスの各常用系負荷が接続されて構成している。
【0081】次に、上記構成による作用について説明す
る。本原子炉補機冷却水装置31の調圧タンク装置32にお
いては、調圧タンク32aに貯溜した冷却水の水圧が、常
に所定範囲内に維持されるように水圧水量制御部32bに
て自動制御が行われる。また、貯溜した冷却水量につい
ても、例えば所定水位を維持するようにして自動制御
し、冷却水供給系へ補給したことにより水位が低下した
際には、随時外部より冷却水が補充される。
る。本原子炉補機冷却水装置31の調圧タンク装置32にお
いては、調圧タンク32aに貯溜した冷却水の水圧が、常
に所定範囲内に維持されるように水圧水量制御部32bに
て自動制御が行われる。また、貯溜した冷却水量につい
ても、例えば所定水位を維持するようにして自動制御
し、冷却水供給系へ補給したことにより水位が低下した
際には、随時外部より冷却水が補充される。
【0082】従って、プラント運転中の通常時は、前記
調圧タンク装置32の調圧タンク32aにより、調圧タンク
配管33と冷却水戻り配管3bを介して接続された、原子
炉補機冷却水系を循環する冷却水の熱膨張や収縮による
水圧の変化の吸収と緩衝が行われる。また、ポンプ軸封
部等の漏洩水あるいはブロー水の補給が行われることに
より、常用系負荷および非常用系負荷と共に、原子炉補
機冷却水系の健全性が維持される。
調圧タンク装置32の調圧タンク32aにより、調圧タンク
配管33と冷却水戻り配管3bを介して接続された、原子
炉補機冷却水系を循環する冷却水の熱膨張や収縮による
水圧の変化の吸収と緩衝が行われる。また、ポンプ軸封
部等の漏洩水あるいはブロー水の補給が行われることに
より、常用系負荷および非常用系負荷と共に、原子炉補
機冷却水系の健全性が維持される。
【0083】なお、前記調圧タンク装置32においては、
調圧タンク32aに貯溜した冷却水を介し、水圧水量制御
部32bにて自動的に原子炉補機冷却水系に対して適切な
水圧制御を行うので、この調圧タンク装置32の設置位置
は、前記常用系負荷および非常用系負荷の設置位置と係
わりなく、自由に選定することができる。ここで地震時
等で、耐震Cクラスにおける常用系負荷への配管等が破
断した場合には、隔離弁である常用系負荷入口弁10と常
用系負荷出口弁11を閉じることにより、原子炉補機冷却
水系の冷却水供給系から各常用系負荷が隔離される。
調圧タンク32aに貯溜した冷却水を介し、水圧水量制御
部32bにて自動的に原子炉補機冷却水系に対して適切な
水圧制御を行うので、この調圧タンク装置32の設置位置
は、前記常用系負荷および非常用系負荷の設置位置と係
わりなく、自由に選定することができる。ここで地震時
等で、耐震Cクラスにおける常用系負荷への配管等が破
断した場合には、隔離弁である常用系負荷入口弁10と常
用系負荷出口弁11を閉じることにより、原子炉補機冷却
水系の冷却水供給系から各常用系負荷が隔離される。
【0084】これにより、耐震Asクラスにおける非常
用系負荷のみの運転となるが、前記調圧タンク装置32に
より引続き、原子炉補機冷却水系の非常用系を循環する
冷却水の熱膨張や収縮に伴う水圧変化の吸収緩衝と補給
が支障なく行われる。従って、プラント運転中の通常時
は常用系および非常用系が共に、また地震時等で常用系
負荷が隔離された場合には、非常用系負荷に対して調圧
タンク装置32により原子炉補機冷却水系の健全性が維持
される。
用系負荷のみの運転となるが、前記調圧タンク装置32に
より引続き、原子炉補機冷却水系の非常用系を循環する
冷却水の熱膨張や収縮に伴う水圧変化の吸収緩衝と補給
が支障なく行われる。従って、プラント運転中の通常時
は常用系および非常用系が共に、また地震時等で常用系
負荷が隔離された場合には、非常用系負荷に対して調圧
タンク装置32により原子炉補機冷却水系の健全性が維持
される。
【0085】なお、本第4実施の形態によれば、調圧タ
ンク32aを備えた調圧タンク装置32の設置高さ位置が、
常用系負荷および非常用系負荷の設置位置と係わりがな
いので、各種設備機器の設置場所確保と共に調圧タンク
装置32の設置における設計自由度が向上する。
ンク32aを備えた調圧タンク装置32の設置高さ位置が、
常用系負荷および非常用系負荷の設置位置と係わりがな
いので、各種設備機器の設置場所確保と共に調圧タンク
装置32の設置における設計自由度が向上する。
【0086】また、非常用系負荷より高い位置に常用系
負荷が設置された場合でも、通常運転時および地震時等
の常用系の事故時において、自動的に原子炉の停止を含
む運転時の原子炉補機冷却水系の健全性を維持すること
ができ、また運転員の負担が軽減される。
負荷が設置された場合でも、通常運転時および地震時等
の常用系の事故時において、自動的に原子炉の停止を含
む運転時の原子炉補機冷却水系の健全性を維持すること
ができ、また運転員の負担が軽減される。
【0087】
【発明の効果】以上本発明によれば、原子力発電プラン
トで常用系と非常用系の冷却水供給系が共用型の原子炉
補機冷却水系において、新設はもとより既設のプラント
で、冷却すべき非常用系負荷よりも高い位置に常用系負
荷が設置された場合でも、通常運転時および地震時等に
原子炉補機冷却水系における健全性を容易に維持するこ
とができる。
トで常用系と非常用系の冷却水供給系が共用型の原子炉
補機冷却水系において、新設はもとより既設のプラント
で、冷却すべき非常用系負荷よりも高い位置に常用系負
荷が設置された場合でも、通常運転時および地震時等に
原子炉補機冷却水系における健全性を容易に維持するこ
とができる。
【0088】これにより、運転中および地震時等の原子
炉および原子力発電プラント運転の信頼性が向上すると
共に、各種設備機器の設置位置の自由度が向上し、さら
に、地震時等の非常用系に対する健全性維持が自動的に
行えて運転員の負担が軽減される。
炉および原子力発電プラント運転の信頼性が向上すると
共に、各種設備機器の設置位置の自由度が向上し、さら
に、地震時等の非常用系に対する健全性維持が自動的に
行えて運転員の負担が軽減される。
【図1】本発明に係る第1実施の形態の原子炉補機冷却
水装置のブロック構成図。
水装置のブロック構成図。
【図2】本発明に係る第2実施の形態の原子炉補機冷却
水装置のブロック構成図。
水装置のブロック構成図。
【図3】本発明に係る第3実施の形態の原子炉補機冷却
水装置のブロック構成図。
水装置のブロック構成図。
【図4】本発明に係る第4実施の形態の原子炉補機冷却
水装置のブロック構成図。
水装置のブロック構成図。
【図5】従来の原子炉補機冷却水装置のブロック構成
図。
図。
1…原子炉補機冷却水熱交換器、2…原子炉補機冷却水
ポンプ、3a…冷却水送り配管、3b…冷却水戻り配
管、4…FPC−HxおよびHECW冷凍機負荷、5…
その他の非常用系負荷、6…RHR−Hx負荷、7…非
常用D/G負荷、8…サージタンク、9…サージタンク
降水管、10…常用系負荷入口弁、11…常用系負荷出口
弁、12a…常用系冷却水送り配管、12b…常用系冷却水
戻り配管、13…PCV内負荷、14…CUW非再生Hx負
荷、15…IAおよびCRD負荷、16…T/B内負荷、17
…S/B内負荷、18…その他の常用系負荷、19…原子炉
補機冷却海水ポンプ、20,26,28,31…原子炉補機冷却
水装置、21…非常用系サージタンク、22…遠隔操作弁、
23…非常用系サージタンク降水管、24…常用系サージタ
ンク、25…常用系サージタンク降水管、27…常用系負荷
の隔離信号、29…密閉型非常用系サージタンク、29a…
気相部、30…圧力調整用逆止弁、32…調圧タンク装置、
32a…調圧タンク、32b…水圧水量制御部、33…調圧タ
ンク配管。
ポンプ、3a…冷却水送り配管、3b…冷却水戻り配
管、4…FPC−HxおよびHECW冷凍機負荷、5…
その他の非常用系負荷、6…RHR−Hx負荷、7…非
常用D/G負荷、8…サージタンク、9…サージタンク
降水管、10…常用系負荷入口弁、11…常用系負荷出口
弁、12a…常用系冷却水送り配管、12b…常用系冷却水
戻り配管、13…PCV内負荷、14…CUW非再生Hx負
荷、15…IAおよびCRD負荷、16…T/B内負荷、17
…S/B内負荷、18…その他の常用系負荷、19…原子炉
補機冷却海水ポンプ、20,26,28,31…原子炉補機冷却
水装置、21…非常用系サージタンク、22…遠隔操作弁、
23…非常用系サージタンク降水管、24…常用系サージタ
ンク、25…常用系サージタンク降水管、27…常用系負荷
の隔離信号、29…密閉型非常用系サージタンク、29a…
気相部、30…圧力調整用逆止弁、32…調圧タンク装置、
32a…調圧タンク、32b…水圧水量制御部、33…調圧タ
ンク配管。
Claims (6)
- 【請求項1】 原子炉補機に対する冷却で常用系負荷お
よび非常用系負荷の冷却水供給系が共用型の原子炉補機
冷却水装置において、前記冷却水供給系で常用系の最上
部と非常用系の最上部のそれぞれに静水頭圧を加えると
共に冷却水補給をするサージタンクを設けたことを特徴
とする原子炉補機冷却水装置。 - 【請求項2】 前記冷却水供給系で、常用系との間に隔
離弁を設けると共に、非常用系サージタンクと冷却水供
給系を接続する降水配管に遠隔操作弁を設けたことを特
徴とする請求項1記載の原子炉補機冷却水装置。 - 【請求項3】 前記非常用系サージタンクに接続した降
水配管に介挿した遠隔操作弁が、常用系負荷の隔離信号
により開弁させることを特徴とする請求項2記載の原子
炉補機冷却水装置。 - 【請求項4】 前記非常用系サージタンクが、密閉型で
圧力調整用の逆止弁を設けたことを特徴とする請求項1
記載の原子炉補機冷却水装置。 - 【請求項5】 前記密閉型の非常用系サージタンクに設
けた逆止弁が、常用系負荷の隔離信号等による遠隔操作
で開弁することを特徴とする請求項4記載の原子炉補機
冷却水装置。 - 【請求項6】 原子炉補機に対する冷却で常用系負荷お
よび非常用系負荷の冷却水供給系が共用型の原子炉補機
冷却水装置において、冷却水供給系の非常用系に冷却水
補給と調圧用の調圧タンク装置を設けたことを特徴とす
る原子炉補機冷却水装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9306845A JPH11142587A (ja) | 1997-11-10 | 1997-11-10 | 原子炉補機冷却水装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9306845A JPH11142587A (ja) | 1997-11-10 | 1997-11-10 | 原子炉補機冷却水装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11142587A true JPH11142587A (ja) | 1999-05-28 |
Family
ID=17961953
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9306845A Pending JPH11142587A (ja) | 1997-11-10 | 1997-11-10 | 原子炉補機冷却水装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11142587A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010169312A (ja) * | 2009-01-22 | 2010-08-05 | Tokyo Electric Power Co Inc:The | 電力用機器水冷却装置 |
-
1997
- 1997-11-10 JP JP9306845A patent/JPH11142587A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010169312A (ja) * | 2009-01-22 | 2010-08-05 | Tokyo Electric Power Co Inc:The | 電力用機器水冷却装置 |
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