JPH11142764A - 回転鏡およびこれを用いた走査光学装置 - Google Patents
回転鏡およびこれを用いた走査光学装置Info
- Publication number
- JPH11142764A JPH11142764A JP32697597A JP32697597A JPH11142764A JP H11142764 A JPH11142764 A JP H11142764A JP 32697597 A JP32697597 A JP 32697597A JP 32697597 A JP32697597 A JP 32697597A JP H11142764 A JPH11142764 A JP H11142764A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotating mirror
- free
- mirror
- rotating
- scanning
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B26/00—Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements
- G02B26/08—Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the direction of light
- G02B26/10—Scanning systems
- G02B26/12—Scanning systems using multifaceted mirrors
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Laser Beam Printer (AREA)
- Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 外径寸法の小さい回転鏡を用いることで風損
を低減する。 【解決手段】 半導体レーザユニット1から発生された
レーザ光を偏向走査する回転鏡5は、その側面に、2つ
の自由曲面15a,15bからなる反射面15を有し、
回転鏡5の中心軸がレーザ光の走査面に略平行になるよ
うに保持して回転される。各自由曲面15a,15b
は、回転鏡5の中心軸に対する傾斜角が連続的に変化す
る直線の包絡面によって構成され、走査角は、前記直線
の傾斜角によって決定される。
を低減する。 【解決手段】 半導体レーザユニット1から発生された
レーザ光を偏向走査する回転鏡5は、その側面に、2つ
の自由曲面15a,15bからなる反射面15を有し、
回転鏡5の中心軸がレーザ光の走査面に略平行になるよ
うに保持して回転される。各自由曲面15a,15b
は、回転鏡5の中心軸に対する傾斜角が連続的に変化す
る直線の包絡面によって構成され、走査角は、前記直線
の傾斜角によって決定される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル複写機や
レーザビームプリンタ等の走査光学系に用いられる回転
鏡およびこれを用いた走査光学装置に関するものであ
る。
レーザビームプリンタ等の走査光学系に用いられる回転
鏡およびこれを用いた走査光学装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、レーザビームプリンタ等の画像形
成装置の走査光学系には例えば、特開昭58−4631
7に開示されているように断面形状が正多角形の柱状体
(多角柱)であるポリゴンミラー(回転多面鏡)が用い
られている。
成装置の走査光学系には例えば、特開昭58−4631
7に開示されているように断面形状が正多角形の柱状体
(多角柱)であるポリゴンミラー(回転多面鏡)が用い
られている。
【0003】一般的にデジタル画像信号等を複写するレ
ーザビームプリンタ等は、レーザ光等をポリゴンミラー
によって走査し、回転ドラムに結像させて静電潜像を得
る走査光学系と、感光体に形成された静電潜像をトナー
像に顕像化する電子写真プロセス系と、記録紙等の転写
材を供給してこれにトナー像を転写して定着させる給紙
転写定着プロセス系から構成されている。
ーザビームプリンタ等は、レーザ光等をポリゴンミラー
によって走査し、回転ドラムに結像させて静電潜像を得
る走査光学系と、感光体に形成された静電潜像をトナー
像に顕像化する電子写真プロセス系と、記録紙等の転写
材を供給してこれにトナー像を転写して定着させる給紙
転写定着プロセス系から構成されている。
【0004】図6は一従来例による走査光学装置を示す
もので、レーザ光を発生する半導体レーザユニット10
1と、レーザ光を平行光に修正するコリメートレンズ1
02と、平行光を線状に集光して平面光に修正するシリ
ンドリカルレンズ103と、平面光を回転ドラム104
の長手方向に走査するポリゴンミラー105と、その走
査光を回転ドラム104上に所定の大きさのスポット径
に結像させるとともにf・θ特性をもつ球面レンズ10
6およびトーリックレンズ107を備えている。上記の
光学系において、ポリゴンミラー105と回転ドラム1
04は、回転ドラム104の回転軸に対して垂直な方向
において互いに光学的共役関係になるように配置され
る。これは、ポリゴンミラー105の面倒れ等を補正す
るためである。
もので、レーザ光を発生する半導体レーザユニット10
1と、レーザ光を平行光に修正するコリメートレンズ1
02と、平行光を線状に集光して平面光に修正するシリ
ンドリカルレンズ103と、平面光を回転ドラム104
の長手方向に走査するポリゴンミラー105と、その走
査光を回転ドラム104上に所定の大きさのスポット径
に結像させるとともにf・θ特性をもつ球面レンズ10
6およびトーリックレンズ107を備えている。上記の
光学系において、ポリゴンミラー105と回転ドラム1
04は、回転ドラム104の回転軸に対して垂直な方向
において互いに光学的共役関係になるように配置され
る。これは、ポリゴンミラー105の面倒れ等を補正す
るためである。
【0005】半導体レーザユニット101から発生され
たレーザ光はコリメートレンズ102によって平行光に
ビーム整形され、さらにシリンドリカルレンズ103に
よって幅数mmの平面光となってポリゴンミラー105
の反射面105a上に結像する。このようにレーザ光を
断面線状の平面光に集光させるのは、ポリゴンミラー1
05の反射面105aの粗さやうねりを平均化して、ポ
リゴンミラー105の反射面105aの微小な欠陥が画
像劣化に影響することを防ぐためである。
たレーザ光はコリメートレンズ102によって平行光に
ビーム整形され、さらにシリンドリカルレンズ103に
よって幅数mmの平面光となってポリゴンミラー105
の反射面105a上に結像する。このようにレーザ光を
断面線状の平面光に集光させるのは、ポリゴンミラー1
05の反射面105aの粗さやうねりを平均化して、ポ
リゴンミラー105の反射面105aの微小な欠陥が画
像劣化に影響することを防ぐためである。
【0006】ポリゴンミラー105の反射面105aに
入射したレーザ光はポリゴンミラー105の回転ととも
に回転ドラム104の長手方向に走査する。このように
して得られた走査光は、球面レンズ106およびトーリ
ックレンズ107によって回転ドラム104上において
所望のスポット径に結像され、f・θ特性による均等な
速度で走査される。
入射したレーザ光はポリゴンミラー105の回転ととも
に回転ドラム104の長手方向に走査する。このように
して得られた走査光は、球面レンズ106およびトーリ
ックレンズ107によって回転ドラム104上において
所望のスポット径に結像され、f・θ特性による均等な
速度で走査される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の技術によれば、ポリゴンミラーの反射面に入射する平
面光は、ポリゴンミラーの回転軸に対して垂直に入射す
るものであるから、画像の高精細化や用紙サイズの大形
化に対応するためには、ポリゴンミラーの大径化を避け
ることができない。
の技術によれば、ポリゴンミラーの反射面に入射する平
面光は、ポリゴンミラーの回転軸に対して垂直に入射す
るものであるから、画像の高精細化や用紙サイズの大形
化に対応するためには、ポリゴンミラーの大径化を避け
ることができない。
【0008】また、一方では、印字スピードの高速化に
伴なって、ポリゴンミラーの回転速度を従来の数千rp
mから数万rpmへと高速化することが必要になってき
ているが、ポリゴンミラーの高速化は、駆動モータの消
費電力の増大や発熱、騒音等の問題を生じる。
伴なって、ポリゴンミラーの回転速度を従来の数千rp
mから数万rpmへと高速化することが必要になってき
ているが、ポリゴンミラーの高速化は、駆動モータの消
費電力の増大や発熱、騒音等の問題を生じる。
【0009】詳しく説明すると、多角柱であるポリゴン
ミラーを高速回転させたときの回転抵抗による損失いわ
ゆる風損Pは以下のように算出される。
ミラーを高速回転させたときの回転抵抗による損失いわ
ゆる風損Pは以下のように算出される。
【0010】P=CM ・ρ・R4 ・D・ω3 CM :抵抗係数 ρ:雰囲気流体密度 R:多角柱外
接円半径 D :多角柱厚み ω:回転角速度 この式から解るように、ポリゴンミラーの外接円半径
(外径寸法)が大きくなったり、高速で回転させようと
すると、駆動モータに対する負荷が大きくなり、その結
果、消費電力が増大する。また、駆動モータの発熱によ
ってレンズ群の変形等が起こり、さらにポリゴンミラー
の風切音等による騒音も大きくなる。
接円半径 D :多角柱厚み ω:回転角速度 この式から解るように、ポリゴンミラーの外接円半径
(外径寸法)が大きくなったり、高速で回転させようと
すると、駆動モータに対する負荷が大きくなり、その結
果、消費電力が増大する。また、駆動モータの発熱によ
ってレンズ群の変形等が起こり、さらにポリゴンミラー
の風切音等による騒音も大きくなる。
【0011】このような理由で、特に外径寸法の大きい
ポリゴンミラーの高速化は困難である。
ポリゴンミラーの高速化は困難である。
【0012】本発明の目的は上記従来の技術における未
解決の課題に鑑みてなされたものであり、レーザ光等を
走査する反射面を側面とする柱状体の外径寸法を大幅に
縮小し、風損に伴なう駆動モータの負荷を抑えて、発熱
および騒音を軽減し、小形でより一層の高速化や高精細
化等に好適である回転鏡およびこれを用いた走査光学装
置を提供することを目的とするものである。
解決の課題に鑑みてなされたものであり、レーザ光等を
走査する反射面を側面とする柱状体の外径寸法を大幅に
縮小し、風損に伴なう駆動モータの負荷を抑えて、発熱
および騒音を軽減し、小形でより一層の高速化や高精細
化等に好適である回転鏡およびこれを用いた走査光学装
置を提供することを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明の回転鏡は、周方向に変化する少なくとも1
つの自由曲面を反射面とする側面を備えた柱状体であっ
て、前記自由曲面が、前記柱状体の中心軸に対する傾斜
角が連続的に変化する直線の包絡面であることを特徴と
する。
めに本発明の回転鏡は、周方向に変化する少なくとも1
つの自由曲面を反射面とする側面を備えた柱状体であっ
て、前記自由曲面が、前記柱状体の中心軸に対する傾斜
角が連続的に変化する直線の包絡面であることを特徴と
する。
【0014】あるいは、周方向に変化する少なくとも1
つの自由曲面を反射面とする側面を備えた柱状体であっ
て、前記自由曲面が、前記柱状体の中心軸に対する傾斜
角が連続的に変化する直線を弦とする円弧の包絡面であ
ることを特徴とする回転鏡でもよい。
つの自由曲面を反射面とする側面を備えた柱状体であっ
て、前記自由曲面が、前記柱状体の中心軸に対する傾斜
角が連続的に変化する直線を弦とする円弧の包絡面であ
ることを特徴とする回転鏡でもよい。
【0015】
【作用】上記のように中心軸に対する傾斜角が連続的に
変化する直線の包絡面を反射面とする回転鏡を、その中
心軸が光ビームの走査面に対して略平行になるように保
持して回転させる。
変化する直線の包絡面を反射面とする回転鏡を、その中
心軸が光ビームの走査面に対して略平行になるように保
持して回転させる。
【0016】用紙サイズの大形化等に対応するために光
ビームの走査角を増大させるには、包絡面を構成する各
直線の傾斜角を大きくすればよいから、走査角が外径寸
法に依存する多角柱状のポリゴンミラーに比べて回転鏡
の外径寸法を大幅に縮小できる。このように回転鏡を小
形化することで、風損に伴なう駆動モータの負荷を低減
し、発熱や騒音等のトラブルの少ない走査光学装置を実
現できる。
ビームの走査角を増大させるには、包絡面を構成する各
直線の傾斜角を大きくすればよいから、走査角が外径寸
法に依存する多角柱状のポリゴンミラーに比べて回転鏡
の外径寸法を大幅に縮小できる。このように回転鏡を小
形化することで、風損に伴なう駆動モータの負荷を低減
し、発熱や騒音等のトラブルの少ない走査光学装置を実
現できる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。
いて説明する。
【0018】図1は第1の実施の形態による走査光学装
置を示すもので、これは、光ビームであるレーザ光を発
生する半導体レーザユニット1と、前記レーザ光を平行
光に修正するコリメートレンズ2と、平行光を線状に集
光して平面光に修正するシリンドリカルレンズ3と、平
面光を回転ドラム4の長手方向に走査する回転鏡5と、
その走査光を回転ドラム4上に所定の大きさのスポット
径に結像させるとともにf・θ特性をもつ球面レンズ6
およびトーリックレンズ7を備えている。
置を示すもので、これは、光ビームであるレーザ光を発
生する半導体レーザユニット1と、前記レーザ光を平行
光に修正するコリメートレンズ2と、平行光を線状に集
光して平面光に修正するシリンドリカルレンズ3と、平
面光を回転ドラム4の長手方向に走査する回転鏡5と、
その走査光を回転ドラム4上に所定の大きさのスポット
径に結像させるとともにf・θ特性をもつ球面レンズ6
およびトーリックレンズ7を備えている。
【0019】半導体レーザユニット1から発生されたレ
ーザ光はコリメートレンズ2によって平行光にビーム整
形され、さらにシリンドリカルレンズ3によって幅数m
mの平面光となって回転鏡5の反射面15上に結像す
る。回転鏡5の反射面15に入射したレーザ光は回転鏡
5の回転とともに回転ドラム4の長手方向に走査する。
このようにして得られた走査光は、球面レンズ6および
トーリックレンズ7によって回転ドラム4上の感光体に
所望のスポット径に結像され、均等な速度で走査され
る。
ーザ光はコリメートレンズ2によって平行光にビーム整
形され、さらにシリンドリカルレンズ3によって幅数m
mの平面光となって回転鏡5の反射面15上に結像す
る。回転鏡5の反射面15に入射したレーザ光は回転鏡
5の回転とともに回転ドラム4の長手方向に走査する。
このようにして得られた走査光は、球面レンズ6および
トーリックレンズ7によって回転ドラム4上の感光体に
所望のスポット径に結像され、均等な速度で走査され
る。
【0020】回転鏡5は2つの連続的な自由曲面15
a,15bによって構成される反射面15を側面とする
アルミ製の柱状体であって、各自由曲面15a,15b
は、柱状体の中心軸(回転軸)に対して傾斜角が連続し
て周期的に変化する直線の包絡面である。すなわち、そ
の曲面形状はちょうどリボンをねじったようになってお
り、図2に示すように、回転鏡5の軸方向の両端面の形
状は互いに180度の位相ずれを有する楕円である。ま
た、図3に示すように、回転鏡5の反射面15の軸方向
の断面形状は、図2のA−A線に沿ってとった断面にお
いては図3の(a)に示すように図示右向きに回転軸に
向かって傾斜しており、図2のB−B線に沿ってとった
断面においては図3の(b)に示すように回転軸と平行
であり、図2のC−C線に沿ってとった断面においては
図3の(c)に示すように図示左向きに回転軸に向かっ
て傾斜している。このように回転鏡5の反射面15はそ
の回転とともに回転軸に対する傾斜角を連続的に変化さ
せていくため、矢印Lで示すように、一方向から入射す
るレーザ光を回転軸に平行な図示水平面内で走査するこ
とができる。
a,15bによって構成される反射面15を側面とする
アルミ製の柱状体であって、各自由曲面15a,15b
は、柱状体の中心軸(回転軸)に対して傾斜角が連続し
て周期的に変化する直線の包絡面である。すなわち、そ
の曲面形状はちょうどリボンをねじったようになってお
り、図2に示すように、回転鏡5の軸方向の両端面の形
状は互いに180度の位相ずれを有する楕円である。ま
た、図3に示すように、回転鏡5の反射面15の軸方向
の断面形状は、図2のA−A線に沿ってとった断面にお
いては図3の(a)に示すように図示右向きに回転軸に
向かって傾斜しており、図2のB−B線に沿ってとった
断面においては図3の(b)に示すように回転軸と平行
であり、図2のC−C線に沿ってとった断面においては
図3の(c)に示すように図示左向きに回転軸に向かっ
て傾斜している。このように回転鏡5の反射面15はそ
の回転とともに回転軸に対する傾斜角を連続的に変化さ
せていくため、矢印Lで示すように、一方向から入射す
るレーザ光を回転軸に平行な図示水平面内で走査するこ
とができる。
【0021】また、回転鏡5の材質は金属であり、径方
向の断面は軸方向のどの位置においても楕円形状である
ため、バイトの突き出し量を回転に同期してコントロー
ルした旋削による加工が可能である。従って、回転鏡5
の製作は、加工工程の自動化等によって安価に行なうこ
とができる。
向の断面は軸方向のどの位置においても楕円形状である
ため、バイトの突き出し量を回転に同期してコントロー
ルした旋削による加工が可能である。従って、回転鏡5
の製作は、加工工程の自動化等によって安価に行なうこ
とができる。
【0022】従来のポリゴンミラーでは、主走査方向で
ある回転ドラムの長手方向に幅数mmのレーザ光を径方
向に受けて走査しているため、印刷すべき用紙サイズに
対応した反射面の長さが必要となり、大きな用紙サイズ
等に対応するためにはポリゴンミラーの外径寸法を大き
くしなければならない。従って、印刷のスピードアップ
に対応するためには、前述のように、ポリゴンミラーの
大径化に伴なう風損の増加等の様々な問題を解決しなけ
ればならない。
ある回転ドラムの長手方向に幅数mmのレーザ光を径方
向に受けて走査しているため、印刷すべき用紙サイズに
対応した反射面の長さが必要となり、大きな用紙サイズ
等に対応するためにはポリゴンミラーの外径寸法を大き
くしなければならない。従って、印刷のスピードアップ
に対応するためには、前述のように、ポリゴンミラーの
大径化に伴なう風損の増加等の様々な問題を解決しなけ
ればならない。
【0023】これに比べて本実施の形態による回転鏡に
おいては、走査角は反射面である回転鏡の側面の回転軸
に対する傾斜角で決定されるため、回転鏡の外接円半径
には依存せず、反射面の形状精度や駆動モータのジッタ
ー精度の許す限りで、回転鏡の小径化をはかることがで
きる。このように回転鏡を小径化することで、駆動モー
タに対する負荷の大半を占める風損を低減し、発熱や騒
音の少ない走査光学装置を得ることができる。
おいては、走査角は反射面である回転鏡の側面の回転軸
に対する傾斜角で決定されるため、回転鏡の外接円半径
には依存せず、反射面の形状精度や駆動モータのジッタ
ー精度の許す限りで、回転鏡の小径化をはかることがで
きる。このように回転鏡を小径化することで、駆動モー
タに対する負荷の大半を占める風損を低減し、発熱や騒
音の少ない走査光学装置を得ることができる。
【0024】なお、従来例においては回転ドラムの長手
方向に対して直交する軸のまわりにポリゴンミラーが回
転する構成であるが、本実施の形態では、回転鏡の回転
軸が回転ドラムの長手方向にほぼ平行またはやや傾けて
設置されている点が大きな特徴である。
方向に対して直交する軸のまわりにポリゴンミラーが回
転する構成であるが、本実施の形態では、回転鏡の回転
軸が回転ドラムの長手方向にほぼ平行またはやや傾けて
設置されている点が大きな特徴である。
【0025】図4は第1の実施の形態の一変形例を示
す。これは、回転鏡25の反射面35が回転軸に対して
連続的に変化する傾斜角を有する直線を弦とする円弧の
包絡面によって構成されるもので、反射面35の断面
が、図3の(a),(b),(c)に示す直線状の断面
の替わりに、図4の(a),(b),(c)に示すよう
に円弧状となる。
す。これは、回転鏡25の反射面35が回転軸に対して
連続的に変化する傾斜角を有する直線を弦とする円弧の
包絡面によって構成されるもので、反射面35の断面
が、図3の(a),(b),(c)に示す直線状の断面
の替わりに、図4の(a),(b),(c)に示すよう
に円弧状となる。
【0026】反射面35がレンズと同様の集光力をもつ
ため、球面レンズとトーリックレンズの結像機能を分担
させることができる。
ため、球面レンズとトーリックレンズの結像機能を分担
させることができる。
【0027】図5は第2の実施の形態による回転鏡45
を示すものであり、これは、第1の実施の形態と同様
に、360度回転したときに図示しない回転ドラム上で
4回の走査を行なうものであるが、回転鏡45の側面で
ある反射面55は4個の自由曲面55a〜55dによっ
て構成される。回転鏡45は、樹脂によって一体成形さ
れた柱状体であって、各自由曲面55a〜55dは、柱
状体の中心軸に対して傾斜角が連続して周期的に変化す
る直線の包絡面である。なお、反射面55はアルミの蒸
着によってミラー化されている。回転鏡45の4個の自
由曲面55a〜55dは、その接合部が不連続であるか
ら旋削による加工が困難であり、このために、材質とし
て樹脂を用いて金型により成形したものである。
を示すものであり、これは、第1の実施の形態と同様
に、360度回転したときに図示しない回転ドラム上で
4回の走査を行なうものであるが、回転鏡45の側面で
ある反射面55は4個の自由曲面55a〜55dによっ
て構成される。回転鏡45は、樹脂によって一体成形さ
れた柱状体であって、各自由曲面55a〜55dは、柱
状体の中心軸に対して傾斜角が連続して周期的に変化す
る直線の包絡面である。なお、反射面55はアルミの蒸
着によってミラー化されている。回転鏡45の4個の自
由曲面55a〜55dは、その接合部が不連続であるか
ら旋削による加工が困難であり、このために、材質とし
て樹脂を用いて金型により成形したものである。
【0028】高速回転時の遠心力による変形を防ぐため
には、樹脂の替わりにセラミックを用いるとよい。
には、樹脂の替わりにセラミックを用いるとよい。
【0029】本実施の形態による回転鏡は、第1の実施
の形態による回転鏡が往復走査であったのに対して、従
来のポリゴンミラーと同様に一方向の走査とすることが
可能となる。柱状体の外接円半径を小さくすることによ
り、駆動モータに対する負荷の大半を占める風損を低減
し、発熱や騒音を軽減できる点は第1の実施の形態と同
様である。
の形態による回転鏡が往復走査であったのに対して、従
来のポリゴンミラーと同様に一方向の走査とすることが
可能となる。柱状体の外接円半径を小さくすることによ
り、駆動モータに対する負荷の大半を占める風損を低減
し、発熱や騒音を軽減できる点は第1の実施の形態と同
様である。
【0030】なお、上記の実施の形態においては、いず
れも一回転で4回の走査を行なう回転鏡を示したが、1
回あるいはさらに多数回の走査を行なう回転鏡等であっ
ても同様の効果を得られることは言うまでもない。
れも一回転で4回の走査を行なう回転鏡を示したが、1
回あるいはさらに多数回の走査を行なう回転鏡等であっ
ても同様の効果を得られることは言うまでもない。
【0031】
【発明の効果】本発明は上述のように構成されているの
で、以下に記載するような効果を奏する。
で、以下に記載するような効果を奏する。
【0032】レーザ光等を走査する反射面を側面とする
柱状体の外径寸法を大幅に縮小して、外径寸法の4乗に
比例する風損を大幅に低減できる。これによって駆動モ
ータの負荷を軽減し、発熱や騒音が少なくて高速化に適
した走査光学装置を実現できる。
柱状体の外径寸法を大幅に縮小して、外径寸法の4乗に
比例する風損を大幅に低減できる。これによって駆動モ
ータの負荷を軽減し、発熱や騒音が少なくて高速化に適
した走査光学装置を実現できる。
【図1】第1の実施の形態による走査光学装置を説明す
る図である。
る図である。
【図2】図1の回転鏡のみを示す端面図である。
【図3】図1の回転鏡の断面を示す図である。
【図4】第1の実施の形態の一変形例を示す図である。
【図5】第2の実施の形態による回転鏡のみを示す端面
図である。
図である。
【図6】一従来例を説明する図である。
1 半導体レーザユニット 4 回転ドラム 5,25,45 回転鏡 15,35,55 反射面
Claims (5)
- 【請求項1】 周方向に変化する少なくとも1つの自由
曲面を反射面とする側面を備えた柱状体であって、前記
自由曲面が、前記柱状体の中心軸に対する傾斜角が連続
的に変化する直線の包絡面であることを特徴とする回転
鏡。 - 【請求項2】 周方向に変化する少なくとも1つの自由
曲面を反射面とする側面を備えた柱状体であって、前記
自由曲面が、前記柱状体の中心軸に対する傾斜角が連続
的に変化する直線を弦とする円弧の包絡面であることを
特徴とする回転鏡。 - 【請求項3】 柱状体が金属を母材とするものであり、
自由曲面が旋削によって形成されたものであることを特
徴とする請求項1または2記載の回転鏡。 - 【請求項4】 柱状体が樹脂製またはセラミック製であ
り、自由曲面を金属の蒸着によってミラー化したもので
あることを特徴とする請求項1または2記載の回転鏡。 - 【請求項5】 請求項1ないし4いずれか1項記載の回
転鏡と、これによって走査された光ビームを感光体に結
像させる結像手段を有する走査光学装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32697597A JPH11142764A (ja) | 1997-11-12 | 1997-11-12 | 回転鏡およびこれを用いた走査光学装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32697597A JPH11142764A (ja) | 1997-11-12 | 1997-11-12 | 回転鏡およびこれを用いた走査光学装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11142764A true JPH11142764A (ja) | 1999-05-28 |
Family
ID=18193904
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32697597A Pending JPH11142764A (ja) | 1997-11-12 | 1997-11-12 | 回転鏡およびこれを用いた走査光学装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11142764A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004191863A (ja) * | 2002-12-13 | 2004-07-08 | Ricoh Co Ltd | 光走査用ミラー、光走査方法、光走査装置及び画像形成装置 |
| JP2005338630A (ja) * | 2004-05-28 | 2005-12-08 | Ricoh Co Ltd | 光ビーム走査方法、装置および画像形成装置 |
| WO2008081081A1 (en) | 2006-12-29 | 2008-07-10 | Picodeon Ltd Oy | Optical scanner and its applications |
-
1997
- 1997-11-12 JP JP32697597A patent/JPH11142764A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004191863A (ja) * | 2002-12-13 | 2004-07-08 | Ricoh Co Ltd | 光走査用ミラー、光走査方法、光走査装置及び画像形成装置 |
| JP2005338630A (ja) * | 2004-05-28 | 2005-12-08 | Ricoh Co Ltd | 光ビーム走査方法、装置および画像形成装置 |
| WO2008081081A1 (en) | 2006-12-29 | 2008-07-10 | Picodeon Ltd Oy | Optical scanner and its applications |
| JP2010515093A (ja) * | 2006-12-29 | 2010-05-06 | ピコデオン エルティーディー オイ | 光学スキャナ、並びに光学スキャナを用いた構成およびシステム |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH1073776A (ja) | カスケード走査光学系 | |
| JPH11142764A (ja) | 回転鏡およびこれを用いた走査光学装置 | |
| WO2005057270A1 (ja) | 光走査装置及び画像形成装置 | |
| JPH10177147A (ja) | 光学装置及び光学装置の走査方法 | |
| JP3432054B2 (ja) | 光走査光学装置 | |
| JPH04242215A (ja) | 光走査装置 | |
| JPH1164759A (ja) | 光走査光学装置 | |
| JPH10288747A (ja) | 偏向走査装置 | |
| JP2001125033A (ja) | 走査光学系と画像形成装置 | |
| JPH05150178A (ja) | 光走査装置 | |
| JPH04177215A (ja) | 光ビーム走査装置 | |
| JP2535031B2 (ja) | 光ビ−ム走査装置 | |
| JPH0516589Y2 (ja) | ||
| JPH05257077A (ja) | 回転多面鏡 | |
| JP2000292733A (ja) | 偏向走査装置 | |
| JP2002365579A (ja) | レーザプリンタの光走査 | |
| JP2817454B2 (ja) | 走査光学装置 | |
| JPS6353513A (ja) | 光偏向装置 | |
| JP3719637B2 (ja) | 光ビーム走査装置 | |
| JP2532096B2 (ja) | 光ビ−ム走査装置 | |
| JP2982744B2 (ja) | 光走査装置 | |
| JPH11326810A (ja) | 走査式光学装置 | |
| JP3034634B2 (ja) | 光走査装置および光走査装置における走査結像レンズの像面湾曲補正方法 | |
| JP2861443B2 (ja) | 露光装置 | |
| JPH09185003A (ja) | 光走査装置 |