JPH11142912A - レンズ付きフイルムユニット - Google Patents

レンズ付きフイルムユニット

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Publication number
JPH11142912A
JPH11142912A JP30605197A JP30605197A JPH11142912A JP H11142912 A JPH11142912 A JP H11142912A JP 30605197 A JP30605197 A JP 30605197A JP 30605197 A JP30605197 A JP 30605197A JP H11142912 A JPH11142912 A JP H11142912A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
switch
film unit
release
film
Prior art date
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Pending
Application number
JP30605197A
Other languages
English (en)
Inventor
Fuminori Kawamura
文詔 河村
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 強い振動や衝撃によりシンクロスイッチがオ
ンするのを防止する。 【解決手段】 露光ユニットを構成するレンズボード1
02の前面に、上部の係合片113aがレリーズレバー
108に係合されたロック部材113を取り付け、この
ロック部材113に形成されたロック片113bをシン
クロスイッチ71の上方の金属接片71aに形成された
突出片71cの下方に配置し、金属接片71aと金属接
片71bとの接触を阻止する。また、シャッタボタン8
が押下された際には、これに連動してロック片113b
を移動させ金属接片71aと金属接片71bとの接触を
許容する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ストロボユニット
やデータ写し込み装置等に用いるシンクロスイッチが振
動や衝撃等によって作動するのを防止したレンズ付きフ
イルムユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】予め写真フイルムが装填されたレンズ付
きフィルムユニット、例えば「写ルンですSuper800(商
品名)」等が各種販売されている。レンズ付きフイルム
ユニットは、内部に簡単な撮影機構が組み込まれてお
り、この撮影機構の中にはシャッタボタンの押圧によっ
てレリーズ動作を行うレリーズ機構や、このレリーズ機
構によって露光開口を開閉するシャッタ羽根等が含まれ
ている。
【0003】また、レンズ付きフイルムユニットには、
被写体に向けてストロボ発光を行うストロボ装置や、フ
ァインダ視野に応じたマークを写真フイルムの撮影範囲
外に写し込み、このマークを利用してプリントサイズを
指定するデータ写し込み装置等が組み込まれているもの
がある。レンズ付きフイルムユニットでは、これらの装
置を作動させるスイッチとして、開放時のシャッタ羽根
によってオンされるシンクロスイッチを用いている。
【0004】上記シンクロスイッチは、ストロボ回路や
データ写し込み装置の回路に取り付けられた2枚の金属
接片からなり、開放時のシャッタ羽根が一方の金属接片
を叩いて撓ませ、この金属接片を他方の金属接片に接触
させることによりストロボ回路やデータ写し込み装置の
回路を閉じ、それぞれの装置を動作させるようになって
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、レンズ
付きフイルムユニットに強い衝撃や振動が与えられる
と、上記シンクロスイッチの2枚の金属接片が振動して
撓み、接触してしまうことがあった。これによれば、ス
トロボ装置やデータ写し込み装置が作動してしまい、写
真フイルムに誤ったプリントサイズを示すマークが写し
込まれてしまうという問題が発生する。
【0006】本発明は、上記問題点を解決するためのも
ので、強い振動や衝撃によりシンクロスイッチがオンす
るのを防止することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、本発明のレンズ付きフイルムユニットは、シンク
ロスイッチをロックしてオンするのを阻止するととも
に、レリーズ機構のレリーズ動作に連動してシンクロス
イッチのロックを解除するシンクロロック機構を設けた
ものである。
【0008】
【発明の実施の形態】図2は、本発明のレンズ付きフイ
ルムユニット2の外観を示すものである。レンズ付きフ
イルムユニット2の前面には、撮影レンズ3,対物側フ
ァインダ窓4,ストロボユニットを構成するストロボ発
光部5,ストロボユニットのオン,オフの切り換えを行
う充電操作部材6,ファインダの視野範囲を切り換える
ファインダ切換え操作つまみ7等が設けられている。
【0009】また、レンズ付きフイルムユニット2の上
面には、シャッタボタン8,残り撮影可能枚数を表示す
るカウンタ窓9,ストロボ充電の完了を表示する表示用
ライトガイド10が突出される開口11や、全ての写真
フイルムの巻き上げとフイルムカートリッジの遮光蓋の
閉鎖完了を表示する表示開口12とが設けられている。
また、レンズ付きフイルムユニット2の背面側からは、
1コマの撮影ごとに回転操作される巻上げノブ13が露
呈され、対物側ファインダ窓4に対面する位置に接眼側
ファインダ窓14(図3参照)が設けられている。
【0010】図3に示すように、レンズ付きフイルムユ
ニット2は、写真フイルム16と略円柱形状のカートリ
ッジ本体17とからなるフイルムカートリッジ18が装
填される本体部19と、この本体部19の前面に組み付
けられる露光ユニット20及びストロボユニット21
と、本体部19の前面側及び背面側を覆うように組み付
けられる前カバー22及び後カバー23とから構成され
ている。
【0011】カートリッジ本体17内には、写真フイル
ム16の一端が係止されるスプール25が回転自在に組
み込まれており、更に特開平6−266053号公報で
知られるようなフイルム送り出し機構が内蔵されてい
る。また、写真フイルム16がカートリッジ本体17内
に出入りするフイルム出入り口(図示せず)には、外部
から回動されることによりフイルム出入り口を開閉する
棒状の遮光蓋26が、従来のテレンプに代わって組み込
まれている。
【0012】図4に示すように、写真フイルム16は、
カートリッジ本体17のスプール25に係止される係止
用の穴28が形成された末端部16aと、撮影が行われ
る撮影部16bと、カートリッジ本体17のフイルム出
入り口から送り出される先端部16cとからなる。
【0013】撮影部16bには、撮影が行われる撮影コ
マ30が規定数分設けられている。また、一方の側縁に
沿ってサイズの異なる大小2種類のパーフォレーション
31,32が2種類の間隔で交互に配列されている。パ
ーフォレーション31,32は、各コマ30のフイルム
給送方向の先頭側と後部側とを設定するもので、レンズ
付きフイルムユニット2では撮影ごとに写真フイルム1
6をカートリッジ本体17内に巻き込んでいくことか
ら、小パーフォレーション32がフイルム給送方向の先
頭側を、大パーフォレーション31が後部側を示してい
る。
【0014】なお、一般のカメラ用の写真フイルムのパ
ーフォレーションは、全て小パーフォレーション32と
同じ大きさとなっているが、レンズ付きフイルムユニッ
ト2では、写真フイルムの詰め替え使用を防止するため
に、一方のパーフォレーションを大きくしている。ま
た、写真フイルム16の末端部16aと先端部16cと
には、現像所で現像処理時に使用されるラボ用コマ34
a,34bが設けられている。
【0015】写真フイルム16のパーフォレーション3
1,32が設けられている側と反対側の端縁には、写真
フイルム16に関する様々な情報が光学的に写し込まれ
るデータ部が設けられている。末端部16aと先端部1
6cとには、フイルムカートリッジ18のロット番号を
表すバーコードがプレ露光されたデータ部36a,37
aと、写真フイルム16のID番号を表すバーコードが
プレ露光されたデータ部36b,37bとが設けられて
いる。また、撮影部16bの各コマ30の下方には、フ
イルムタイプやコマ番号を表すバーコードがプレ露光さ
れたデータ部38と、プリント時のサイズを表すマーク
が写し込まれるデータ部39とがそれぞれ設けられてい
る。このプリントサイズを表すマークは、レンズ付きフ
イルムユニット2に組み込まれたデータ写し込み装置に
よって、撮影時に写し込まれる。
【0016】本体部19の前面中央部には、前面側に組
み付けられる露光ユニット20から写真フイルム16ま
での間の撮影光路を遮光する遮光筒41が設けられてい
る。この遮光筒41の背面側には、写真フイルム16へ
の露光範囲を規定するアパーチャーが形成されている。
【0017】遮光筒41の前面側には、撮影レンズ3を
透過した被写体光をアパーチャーに導くための開口41
aが形成されている。また、遮光筒41の上方には、露
光ユニット20に組み込まれたスプロケットを写真フイ
ルム16に向けて露呈させる開口41bが設けられてい
る。このスプロケットは、写真フイルム16のパーフォ
レーション31,32に噛合し、写真フイルム16の巻
上げ移送に従動して回転する。
【0018】遮光筒41を挟む左右には、製造段階でカ
ートリッジ本体17と、ロール状に巻かれた写真フイル
ム16とがそれぞれ収納されるカートリッジ室43とフ
イルムロール室44とが一体に形成されている。
【0019】カートリッジ室43の上部には、巻上げノ
ブ13と、カートリッジ本体17の遮光蓋26を閉じる
遮光蓋閉鎖機構46とが組み込まれている。巻上げノブ
13の下面には、カートリッジ本体17のスプール25
に係合される駆動軸が一体に形成されており、1コマの
撮影ごとに図中反時計方向に回転操作されることによ
り、スプール25で写真フイルム16をカートリッジ本
体17内に巻き上げる。
【0020】遮光蓋閉鎖機構46は、巻上げノブ13の
回転数をカウントし、写真フイルム16が全てカートリ
ッジ本体17内に巻き込まれる分だけ巻上げノブ13が
回転操作されると、カートリッジ本体17の遮光蓋26
を閉鎖するとともに、前カバー22の表示開口12の下
に前カバー22と異なる色の部材を移動させ、写真フイ
ルム16の巻き上げが終了したことを表示する。
【0021】また、本体部19の前面側で遮光筒41の
周囲には、写真フイルム16にプリントサイズを表すマ
ークを写し込むデータ写し込み装置48が組み込まれて
いる。このデータ写し込み装置48は、前カバー22に
設けられたファインダ切換え操作つまみ7の操作によっ
て切り換えられる。
【0022】図5に示すように、データ写し込み装置4
8は、遮光筒41の上方に取り付けられ、ファインダ切
換え操作つまみ7の操作に連動して回動する回動レバー
50と、遮光筒41の下方に形成されたマーク写し込み
用の開口51,52の前面に左右方向でスライド自在に
取り付けられるマーク切換板53と、このマーク切換板
53の前方に取り付けられる写し込み用ライトガイド5
4と、これらを遮光する遮光カバー55と、一端が回動
レバー50に係合され他端がマーク切換板53に係合さ
れ、左右方向でスライド自在とされたスライドレバー5
6と、マーク写し込み用の光源となる写し込み用LED
57とからなる。
【0023】回動レバー50は、2本設けられたアーム
部のうちのアーム部50aがスライドレバー56に係合
し、他方のアーム部50bは前カバー22に組み込まれ
た視野切換板に係合する。前カバー22は、図3に示す
ように、前カバー本体22aと、この前カバー本体22
aの前面に取り付けられる前面パネル22bとからな
り、詳しくは図示しないが、これらの間にファインダ視
野を切り換える視野切換板が撮影レンズ3の周りを回動
自在となるように組み込まれている。この視野切換板
は、ファインダ切換え操作つまみ7の操作により回動さ
れてファインダの視野範囲を切り換えるとともに、ファ
インダ視野に応じた位置に回動レバー50を回動させ
る。
【0024】回動レバー50が回動されるとスライドレ
バー56は左右方向でスライドされ、これと一体にマー
ク切換板53もスライドする。マーク切換板53には1
個の開口53aが形成されており、マーク切換板53の
停止位置によって2個の写し込み開口51,52がそれ
ぞれ開閉される。
【0025】写し込み用LED57は、ストロボユニッ
ト21のプリント基板59に取り付けられて、遮光カバ
ー55に形成された筒部55aに挿入され、写し込み用
ライトガイド54に対面する。この写し込み用LED5
7は、ストロボユニット21のプリント基板59に取り
付けられているシンクロスイッチがオンされると発光す
る。写し込み用LED57から放射された光は、写し込
み用ライトガイド54によって写し込み開口51,52
まで導光され、写し込み開口51,52を通過して写真
フイルム16に入射し、写真フイルム16のデータ部3
9にファインダ視野に応じたマークを写し込む。
【0026】また、写し込み用LED57の根元部分に
は、遮光性を有するとともに柔軟な材質、例えばシリコ
ンゴム等で成形された遮光部材61が取り付けられる。
この遮光部材61は、プリント基板59と遮光カバー5
5の筒部55aとの間で僅かに潰されるようにして配置
されることにより、プリント基板59と遮光カバー55
の筒部55aとの間を遮光し、写し込み用LED57の
根元部分から外光が写し込み用ライトガイド54に入射
するのを防止する。
【0027】図3に示すように、ストロボユニット21
は、各種電気部品が取り付けられてストロボ回路が形成
されたプリント基板59と、このプリント基板59に取
り付けられ、放電管やリフレクタ,拡散板等からなるス
トロボ発光部5とからなる。プリント基板59の下部に
は、ストロボユニット21の電源として用いられる乾電
池63を保持するとともに、乾電池63のプラス側端子
63a,マイナス側端子63bをストロボ回路に電気的
に接続する金属接片64a,64bが取り付けられてい
る。
【0028】また、プリント基板59の前面側には、2
対の接点部66a,67aが設けられている。これらの
接点部66a,67aの前面側には、充電操作部材6の
オン位置へのスライドによって、充電操作部材6の背面
に形成された突起(図示せず)に押圧され、接点部66
a,67aにそれぞれ接触する金属接片66b,67b
が配置される。接点部66aと金属接片66bは、スト
ロボ回路の充電開始スイッチ66を構成し、接点部67
aと金属接片67bは発光許容スイッチ67を構成す
る。67aと金属接片67bとはストロボ回路の発光許
容スイッチ67を構成する。なお、充電開始スイッチ6
6と発光許容スイッチ67とでは、充電操作部材6の上
方へのスライド操作によって充電開始スイッチ66が先
にオンするように、充電開始スイッチ66の方が発光許
容スイッチ67よりも下方に配置されている。
【0029】また、プリント基板59には、ストロボ発
光部5の放電管とデータ写し込み装置48の写し込み用
LED57とに発光を行わせるシンクロスイッチ71が
設けられている。このシンクロスイッチ71は、図7
(A)に示すように、2枚の弾性自在な金属接片71
a,71bをプラスチック製の保持部材72にインサー
ト成形して一体化したものであり、各金属接片71a,
71bはストロボ回路に接続されている。そして、後述
する露光ユニット20のシャッタ羽根が露光開口を開放
する方向に揺動した際に、シャッタ羽根によって上方の
接片71aが叩かれて撓み、下方の接片71bに接触す
る。これにより、シンクロスイッチ71がオンしたこと
になり、放電管と写し込み用LED57とが発光する。
【0030】プリント基板59の背面側には、表示用ラ
イトガイド10に対面して充電完了時に発光する表示用
発光素子(図示せず)と、上述したデータ写し込み装置
48の写し込み用LED57とが取り付けられている。
写し込み用LED57は、ストロボ充電のオン・オフに
関係なくシンクロスイッチ71のオンによって発光す
る。
【0031】図6は、プリント基板59に設けられたス
トロボ回路の構成を示す回路図である。ストロボ回路
は、大別して写し込みランプ点灯回路74、昇圧部7
5、及び、充電発光部76とからなる。写し込みランプ
点灯回路74は、シンクロスイッチ71に連動して写し
込み用LED57を点灯させる回路である。昇圧部75
は、電力供給源となる乾電池63,発振トランジスタ7
7,発振トランス78,充電用ダイオード79,充電開
始スイッチ66,及び、発振停止回路80等から構成さ
れている。
【0032】発振トランス78は、それぞれが誘導結合
された一次コイル81,二次コイル82,三次コイル8
3とから構成されている。この発振トランス78では、
一次コイル81の各端子が第1端子78a,第2端子7
8bに、二次コイル82の一方の端子が第5端子78e
に、他方の端子が三次コイル83の一方の端子と共有端
子である第4端子78dに、三次コイル83の他方の端
子が第3端子78cになっている。
【0033】発振トランス78は、第1端子78aが発
振トランジスタ77のコレクタ端子に接続され、第2端
子78bが乾電池63のプラス端子と接続されている。
第3端子78cは、発振トランジスタ77のベース端子
に接続され、また、第4端子78dは、充電開始スイッ
チ66を介して乾電池63のプラス端子に接続されてい
る。また、第5端子78eは、充電用ダイオード79を
介して充電発光部76のプラス側(メインコンデンサ8
5のプラス端子側)に接続されている。発振トランジス
タ77のエミッタ端子は、乾電池63のマイナス端子に
接続されてグランド(GND)されている。
【0034】充電開始スイッチ66は、ON(閉路)す
ることで発振トランス78の三次コイル83を介して発
振トランジスタ77のベース端子に電源を供給し、発振
トランジスタ77をONさせる。これにより、発振トラ
ンス78の一次コイル81に電源が供給される。発振ト
ランジスタ77と発振トランス78とは、乾電池63の
低電圧を高電圧に変換し、メインコンデンサ85とトリ
ガー用コンデンサ86とを高電圧で充電するための発振
回路を構成している。
【0035】二次コイル82には、発振トランジスタ7
7の発振中に、一次コイル81と二次コイル82との巻
線比に応じた高電圧の起電力が発生する。充電用ダイオ
ード79は、この起電力によって第4端子78dから第
5端子78e方向に流れる二次側電流だけを充電発光部
76に給電する。
【0036】発振停止回路80は、ツェナダイオード8
8、停止用トランジスタ89を主部品として構成されて
いる。停止用トランジスタ89は、ベース端子がツェナ
ダイオード88のアノードに接続され、エミッタ端子が
発振トランス78の第3端子78cに接続され、コレク
タ端子がグランドされている。
【0037】ツェナダイオード88は、メインコンデン
サ85の充電電圧が印加され、この充電電圧が規定充電
電圧に達した時に、ツェナ電流(逆方向電流)を流す。
停止用トランジスタ89は、ツェナダイオード88がツ
ェナ電流を流していない場合には、ベース電流が流れな
いのでOFF(エミッタ・コレクタ間を非導通状態)と
なるが、ツェナダイオード88がツェナ電流を流すよう
になった場合には、エミッタ・ベース間に動作電圧以上
の電圧が印加されてツェナ電流がベース電流として流れ
るため、ONとなる。停止用トランジスタ89がONと
なった場合には、発振トランジスタ77のベース端子と
エミッタ端子が等電位となり、発振トランジスタ77が
OFFとされる。
【0038】充電発光部76は、メインコンデンサ8
5,ストロボ発光部5の内部に設けた放電管91,トリ
ガ電極92,表示用発光素子であるネオン管93,トリ
ガー用コンデンサ86,トリガー用トランス94,シン
クロスイッチ71,及び発光許容スイッチ67等とから
構成されている。メインコンデンサ85は、その両端子
が放電管91の両電極に接続されるとともに、プラス端
子が充電用ダイオード79のアノードに接続されてい
る。
【0039】昇圧部75から給電された電流(二次側電
流)は、メインコンデンサ85を充電するとともに、ト
リガー用コンデンサ86を充電する。ネオン管93は、
メインコンデンサ85が規定充電電圧まで充電された時
に点灯する。このネオン管93からの光は、露光ユニッ
ト20に組み込まれた表示用ライトガイド10を介して
レンズ付きフイルムユニット2外に放射される。撮影者
及び被撮影者は、このネオン管93の点灯でストロボ発
光の準備が完了したことを知ることができる。
【0040】シンクロスイッチ71がONすると、トリ
ガー用コンデンサ86が放電し、この放電された電流が
トリガー用トランス94の一次コイル95に電流が流れ
る。これにより、二次コイル96に高電圧のトリガー電
圧が発生する。このトリガー電圧は、トリガー電極92
を介して放電管91に印加される。このトリガー電圧の
印加によって、放電管91の内部のXeガスがイオン化
して放電管91の両電極間の抵抗が破れ、メインコンデ
ンサ85が放電して放電管91が発光する。
【0041】発光許容スイッチ67は、トリガー用コン
デンサ86、トリガー用トランス94の一次コイル9
5、シンクロスイッチ71等から構成される回路を開閉
するものであり、この回路を開路することで、トリガー
用コンデンサ86の放電を禁止するとともに、メインコ
ンデンサ85、及びトリガー用コンデンサ86への充電
も禁止する。
【0042】上記ストロボ回路は、充電開始スイッチ6
6と発光許容スイッチ67とがオンされている間は、ス
トロボ発光が行われた後に継続して次のストロボ充電が
開始される。また、充電開始スイッチ66と発光許容ス
イッチ67とがオンされている間は、メインコンデンサ
85への充電が完了してもブロッキング発振回路の動作
が継続されるため、ネオン管93は点灯を続ける。
【0043】図1に示すように、露光ユニット20は、
ブロック形状のベース部材98に各種の部品が取り付け
られて構成されている。ベース部材98の背面側及び上
部には、写真フイルム16のパーフォレーション31,
32に噛合して従動回転するスプロケット,シャッタ羽
根を揺動させるシャッタ駆動レバー,スプロケットと同
軸で回転し、シャッタ駆動レバーをシャッタチャージ位
置に向けて回転させるカム部材,シャッタ駆動レバーを
シャッタチャージ位置で保持するとともに、巻上げノブ
13等をロックしてフイルム巻き止めを行う係止レバ
ー,写真フイルムの残り撮影枚数をカウントするカウン
タ板等が組み付けられており、これらの部品がレリーズ
機構を構成する。また、ベース部材98の上部には、フ
ァインダ光学系を構成する接眼側レンズ99及び対物側
レンズ100と、充電完了時に発光表示を行う表示用ラ
イトガイド10とが組み込まれている。
【0044】図1及び図7に示すように、ベース部材9
8の前面側には、撮影レンズ3を保持したレンズボード
102が取り付けられる。ベース部材98とレンズボー
ド102との間でベース部材98の前面には、撮影レン
ズ3を透過した被写体光を写真フイルム16に入射させ
る露光開口103が形成されており、この露光開口10
3の近傍に立設されたピン104には板状のシャッタ羽
根105が取り付けられる。シャッタ羽根105は、露
光開口103を開放する位置と閉鎖する位置との間で揺
動自在とされ、バネ106によって図中反時計方向の遮
蔽位置に向けて付勢されている。
【0045】また、シャッタ羽根105の側方には、ス
トロボユニット21のプリント基板59に取り付けられ
たシンクロスイッチ71が配置されている。シャッタ羽
根105の上部には、レバー状のシンクロ用突起105
aが形成されており、この突起105aはシャッタ羽根
105が開放位置に揺動した際にシンクロスイッチ71
の上方の金属接片71aを叩き、これを撓ませることに
より下方の金属接片71bに接触させ、シンクロスイッ
チ71をオンさせる。
【0046】シャッタボタン8は、前カバー本体22a
の上面に一体に形成されており、一端部が前カバー本体
22aに連結されて片持ち状に保持されている。シャッ
タボタン8の下面には、露光ユニット20のレリーズ機
構にレリーズ動作を行わせるレリーズレバー108が一
体に形成されている。このレリーズレバー108は、レ
リーズ機構を構成する係止レバーに対面して配置されて
おり、シャッタボタン8の押下により移動して係止レバ
ーを回転させることにより、レリーズ機構にレリーズ動
作を行わせる。
【0047】係止レバーがシャッタ駆動レバーをチャー
ジ位置で保持している際にシャッタボタン8が押下され
ると、係止レバーはレリーズレバー108によって押圧
され、シャッタ駆動レバーの保持を解除する係止解除位
置に向けて回動される。チャージ位置での保持が解除さ
れたシャッタ駆動レバーは、バネの付勢によってレリー
ズ位置に向けて回動し、その際にシャッタ羽根105の
上部に形成された凸部110を蹴飛ばす。これにより、
シャッタ羽根105はバネ106の付勢に抗して、時計
方向の開放位置に向けて揺動し、露光開口103を開放
する。また、シャッタ羽根105は限界まで開放位置に
揺動すると、バネ106に引き戻されて反時計方向の遮
蔽位置に向けて揺動し、露光開口103を閉鎖する。
【0048】レンズボード102の前面にはピン112
が立設されており、このピン112には、シンクロロッ
ク機構である金属薄板で形成されたロック部材113が
回動自在に取り付けられる。ロック部材113の上部に
は、係合片113aが形成されている。この係合片11
3aは、シャッタボタン8の下面に一体に形成されたレ
リーズレバー108の先端に形成されたフォーク部10
8aに係合する。これにより、シャッタボタン8が押下
されると、ロックレバー113は図中時計方向に回動す
る。また、レンズ付きフイルムユニット2に振動や衝撃
が与えられても、フォーク部108aと係合片113a
との係合が外れることはないので、ロック部材113が
単独で回動することはない。
【0049】シンクロスイッチ71の金属接片71aに
は、シンクロスイッチ71のロックに用いられる突出片
71cが形成されており、ロック部材113には、突出
片71cの下方に配置されるロック片113bが設けら
れている。また、ロック部材113には、ロック部材1
13の位置決めを行うための弾性片113cと、位置決
め片113dとが設けられている。弾性片113cは、
露光ユニット20のベース部材98に形成された突起1
15に当接してロック部材113を図中反時計方向に付
勢するとともに、レンズ付きフイルムユニット2に振動
や衝撃が与えられた際に、ロック部材113が図中時計
方向に回動するのを防止する。また、位置決め片113
dは、レンズボード102の前面に形成されたピン10
2aに当接してロック部材113の反時計方向への回動
を規制し、ロック部材113の位置決めを行う。
【0050】図7(A)に示すように、シャッタボタン
8が押圧されていない状態では、ロック部材113のロ
ック片113bは、シンクロスイッチ71の上方の金属
接片71aに形成された突出片71cの下方に位置して
いる。これにより、レンズ付きフイルムユニット2に振
動や衝撃が与えられて金属接片71aが撓んでも、突出
片71cとロック片113cとが当接してしまうため、
金属接片71aは金属接片71bに接触することはな
く、不用意なストロボ発光やデータの写し込みを防止す
ることができる。
【0051】また、同図(B)に示すように、シャッタ
ボタン8が押下されると、レリーズレバー108に押圧
されて、ロック部材113は図中時計方向に回動され
る。これにより、ロック片113cは金属接片71bよ
りも下方に移動するため、開放位置に向けて揺動中のシ
ャッタ羽根105の突起105aに叩かれた金属接片7
1aは、ロック部材113に邪魔されることなく金属接
片71bに接触し、シンクロスイッチ71がオンする。
【0052】次に上記実施形態の作用について説明す
る。図2に示すレンズ付きフイルムユニット2の組み立
てラインでは、搬送される本体部19に、別の組立ライ
ンで組み立てられた露光ユニット20,ストロボユニッ
ト21,前カバー22を取り付け、フイルムカートリッ
ジ18を本体部19に装填する。写真フイルム16は、
末端部16aに設けられたラボ用コマ34aがアパーチ
ャーに対面するように本体部19にセットされる。本体
部19にフイルムカートリッジ18が装填されると、本
体部19の背面側に後カバー23が取り付けられること
により完成する。
【0053】完成したレンズ付きフイルムユニット2
は、ラボ用コマ34aを使用してシャッタ機構の検査
や、フイルム巻上げ検査,ストロボユニット21の発光
検査等が行われる。なお、これらの機能検査の際にラボ
用コマ34aが露光されないように、検査光には赤外線
等が用いられる。
【0054】機能検査を経たレンズ付きフイルムユニッ
ト2は、防湿袋に収められて出荷される。出荷時の搬送
等の際には、レンズ付きフイルムユニット2に振動や衝
撃等が与えられることがある。従来のレンズ付きフイル
ムユニットでは、例えば落とす等して振動や衝撃を与え
ると、シンクロスイッチの金属接片が振動して接触し、
ストロボユニット21やデータ写し込み装置48等が作
動してしまうことがあった。
【0055】しかしながら、本実施形態のレンズ付きフ
イルムユニット2では、図1及び図7に示すように、シ
ャッタボタン8が押されていない状態では、ロック部材
113のロック片113bが、シンクロスイッチ71の
上方の金属接片71aに形成された突出片71cの下方
に位置しているため、レンズ付きフイルムユニット2に
振動や衝撃が与えられても、金属接片71aと金属接片
71bとが接触することはなく、不用意にストロボユニ
ット21とデータ写し込み装置48とが作動することは
ない。
【0056】また、ロック部材113は、弾性片113
cにより図中反時計方向に付勢され、係合片113aが
レリーズレバー108のフォーク部108aに係合され
ているので、レンズ付きフイルムユニット2の振動や衝
撃でロック部材113自体が回転してしまうようなこと
はない。
【0057】レンズ付きフイルムユニット2を購入した
ユーザーは、図2に示すレンズ付きフイルムユニット2
の巻上げノブ13を回転操作してフイルム巻き上げ操作
を行う。巻上げノブ13の回転によって、図3に示すカ
ートリッジ本体17のスプール25が写真フイルム16
を巻き付けながら回転する。また、写真フイルム16の
巻上げ移送により、露光ユニット20に組み込まれてい
るスプロケットが従動回転し、このスプロケットと同軸
でカム部材が回転する。
【0058】カム部材は、回転中にシャッタ駆動レバー
をチャージ位置に向けて回動させ、更にカウンタ板を一
目盛り分回動させる。カム部材によってチャージ位置に
回動されたシャッタ駆動レバーは、係止レバーによって
チャージ位置で保持される。シャッタ駆動レバーをチャ
ージ位置で保持した係止レバーは、カム部材と巻上げノ
ブとに係合して回転をロックし、フイルム巻き止めを行
う。ユーザーは、巻上げノブ13の回転ロックによりシ
ャッタチャージが完了したことを知ることができる。
【0059】図7(A)に示すように、シャッタボタン
8が押されていない状態では、ロック部材113のロッ
ク片113bが、シンクロスイッチ71の上方の金属接
片71aに形成された突出片71cの下方に位置してい
るため、、例えばレンズ付きフイルムユニット2を落と
して強い衝撃や振動を与えても、振動した金属接片71
aはロック片113bに当接して金属接片71bへの接
触を阻止されるので、不用意なストロボ発光やデータ写
し込み装置48の作動を防止することができる。
【0060】シャッタチャージ後、撮影する範囲を変更
したい場合には、レンズ付きフイルムユニット2の前面
に設けられたファインダ切換え操作つまみ7をスライド
操作する。ファインダ切換え操作つまみ7をスライド操
作すると、前カバー22を構成する前カバー本体22a
と前面パネル22bとの間で回動自在とされた視野切換
板(図示せず)が回動される。この視野切換板には、標
準,パノラマ,ワイドの3種類のうち少なくとも2つの
視野枠が設けられており、ファインダ切換え操作つまみ
7の操作によってこれらのうちのいずれかの視野枠が対
物側ファインダ開口4の背後に挿入され、ファインダの
視野範囲が切り換えられる。
【0061】視野切換板には、図5に示す回動レバー5
0のアーム部50bが係合しており、視野切換板の停止
位置に合わせて回動レバー50が回動する。回動レバー
50が回動すると、回動レバー50のアーム部50aに
係合されたスライドレバー56が左右方向でスライド移
動する。スライドレバー56の一端にはマーク切換板5
3が連結されており、このマーク切換板53は、写し込
み開口51,52と写し込み用ライトガイド54との間
でスライドして、ファインダの視野範囲に合ったマーク
を写し込めるように写し込み開口51,52を開閉す
る。
【0062】ストロボ撮影を行う場合には、レンズ付き
フイルムユニット2の前面に設けられた充電操作部材6
を上方に向けてスライド操作する。充電操作部材6を上
方に向けてスライドすると、図2に二点鎖線で示すよう
に、レンズ付きフイルムユニット2の上面に形成された
開口11から表示用ライトガイド10が突出される。
【0063】また、充電操作部材6を上方に向けてスラ
イドすると、図3に示すように、充電操作部材6に押圧
されて金属接片66b,67bが順次に接点部66a,
67aに接触する。接点部66aと金属接片66b、及
び接点部67a,67bは、それぞれ充電開始スイッチ
66と発光許容スイッチ67とを構成しており、金属接
片66b,67bが接点部66a,67aに接触するこ
とにより、充電開始スイッチ66と発光許容スイッチ6
7とがオンする。
【0064】充電開始スイッチ66がONになると、図
6に示すストロボ回路の発振トランジスタ77が作動を
開始し、これと発振トランス78とで構成された発振回
路により発振動作が継続して行われる。発振動作中に二
次コイル82で発生した高電圧の起電力による二次側電
流は、充電用ダイオード79を介して充電発光部76に
給電され、メインコンデンサ85とトリガー用コンデン
サ86とが充電される。
【0065】メインコンデンサ85への充電が進むと、
メインコンデンサ85の端子間電圧が高くなる。このた
め、二次コイル82の負荷が大きくなって、二次側電流
が流れにくくなって、二次コイル82の起電力、逆起電
力の電圧が低下し、また発振回路の発振周波数が高くな
る。
【0066】これにより、ツェナダイオード88に逆方
向電圧がかかるようになる。そして、メインコンデンサ
85が規定充電電圧に達すると、ツェナダイオード88
には、ツェナ電圧が印加されるため、ツェナ電流が流れ
る。このツェナ電流は、停止用トランジスタ89のベー
ス電流として流れるため、停止用トランジスタ89がO
Nとなる。
【0067】停止用トランジスタ89がONとなると、
発振トランジスタ77のベース・エミッタ間が停止用ト
ランジスタ89によって接続されて等電位となり、発振
トランジスタ77がOFFとなる。発振トランジスタ7
7がOFFとなると、発振トランス78の一次コイル8
1に電流が流れなくなるから、メインコンデンサ85の
充電が停止する。
【0068】メインコンデンサ85が規定充電電圧まで
充電されると、ネオン管93が点灯する。このネオン管
93から放射された光は、表示用ライトガイド10を介
してレンズ付きフイルムユニット2外に放射される。表
示用ライトガイド10から放射される光は、撮影者,被
撮影者ともに見ることができるので、ストロボ発光の準
備ができたことが確認でき、撮影準備を行うことができ
る。
【0069】ストロボ充電の完了後に、フレーミングを
行ってからシャッタボタン8を押下すると、下面に一体
に形成されたレリーズレバー108が移動し、このレリ
ーズレバー105に係合されたロック部材113が、図
7(A)に示す位置から同図(B)に示す位置に向けて
時計方向に回動される。これにより、ロック部材113
のロック片113bがシンクロスイッチ71の下方の金
属接片71bよりも下方に移動する。
【0070】シャッタボタン8を更に押し込むと、レリ
ーズレバー108に押圧されて係止レバー係止解除位置
に向けて回動され、シャッタ駆動レバーのチャージ位置
での保持が解除されるとともに、係止レバーによる巻上
げノブ13とカム部材とのロックが解除される。チャー
ジ位置での保持が解除されたシャッタ駆動レバーは、バ
ネの付勢によりレリーズ位置に向けて回動する。その際
に、シャッタ駆動レバーはシャッタ羽根105の上部に
形成された凸部110を蹴飛ばす。これにより、シャッ
タ羽根105はバネ106の付勢に抗して時計方向の開
放位置に向けて揺動し、露光開口103を開放する。
【0071】開放位置に向けて揺動中のシャッタ羽根1
05は、シンクロ用突起105aによってシンクロスイ
ッチ71の上方の金属接片71aを叩く。ロック部材1
13の回動により、金属接片71aの突出片71cの下
方にはロック片113bが存在しないため、金属接片7
1aは撓んで金属接片71bに接触する。これにより、
シンクロスイッチ71がオンする。
【0072】シンクロスイッチ71がONすると、トリ
ガー用コンデンサ86が放電し、この放電による電流が
トリガー用トランス94の一次コイル95に流れ、二次
コイル96にトリガー電圧が発生する。このトリガー電
圧がトリガー電極92を介して、放電管91に印加にさ
れる。これにより、放電管91の両電極間でメインコン
デンサ85の電荷が放電され、放電管91が発光し、ス
トロボ発光部5からストロボ光が被写体に向けて照射さ
れる。被写体を反射した光は、撮影レンズ3を透過して
露光開口114を通過し、アパーチャーにセットされた
写真フイルム16に露光され、撮影コマが形成される。
【0073】また、シンクロスイッチ71がONする
と、データ写し込み装置48を構成する写し込み用LE
D57が点灯する。この写し込み用LED57から放射
された光が、写し込み用ライトガイド54によって導光
されて写し込み開口51,52を通過し、写真フイルム
16のデータ部39に写し込まれる。
【0074】シャッタ羽根105は、限界まで開放位置
に揺動するとバネ106に引き戻されて反時計方向の遮
蔽位置に向けて揺動し、露光開口103を閉鎖する。ま
た、シャッタボタン8の押下を解除すると、ロック部材
113は弾性片113cの弾性によって図7(A)に示
す位置に復帰する。これにより、ロック片113bが金
属接片71aの突出71cの下方に移動し、シンクロス
イッチ71を再びロックする。これにより、振動や衝撃
がレンズ付きフイルムユニット2に付与されても不用意
な露光やストロボ発光,データの写し込みが行われるこ
とはない。
【0075】以上のような操作の繰り返しによりレンズ
付きフイルムユニット2内に収納された写真フイルム1
6の全てに撮影が行われる。写真フィルム16の全ての
コマに撮影が終了したレンズ付きフイルムユニット2
は、現像取扱店で同時プリントが受け付けられ、現像所
に回収されて現像,プリント処理が行われる。現像済み
の写真フイルム16とプリント写真とはユーザーに返却
され、レンズ付きフイルムユニット2は現像所から回収
されてリサイクルされる。
【0076】なお、上記実施形態では、ロック部材11
3を金属薄板で形成したが、プラスチック等で形成する
こともでき、レリーズレバー119とロック部材124
とを一体に形成してもよい。また、ロック部材113を
利用して、シャッタボタン8が操作されていない間にシ
ャッタ羽根105をロックするようにしてもよい。
【0077】また、上記実施形態では、シャッタボタン
8の押下によってロック部材113を回動させ、シンク
ロスイッチ71のロックを解除するようにしたが、更に
簡便な構成でシンクロスイッチ71の不用意にオンする
のを防止することができる。以下に、本発明の第2の実
施形態について、図8(A),(B)を参照して説明す
る。なお、上述した各実施形態と同じ部品については、
同符号を用いて詳しい説明を省略する。
【0078】本実施形態では、シンクロスイッチ71の
金属接片71aと71bとの間に、絶縁性を有するとと
もに柔軟な材質、例えばスポンジやゴム等の軟質材で形
成されたスペーサー120を挟み込んでいる。これによ
り、シャッタ羽根105の揺動では、スペーサー120
を潰すことにより金属接片71aと71bとを接触させ
ることができるが、レンズ付きフイルムユニットの落下
等の衝撃では、スペーサー120が十分に潰れず、金属
接片71aと71bとが接触しなくなる。
【0079】また、上記各実施形態では、機械的にシン
クロスイッチ71がオンするのを防止したが、電気的に
シンクロスイッチ71が動作しないようにすることもで
きる。以下に、本発明の第3の実施の形態について、図
9,図10を参照して説明する。なお、上述した各実施
形態と同じ部品については、同符号を用いて詳しい説明
を省略する。
【0080】本実施形態では、図9に示すように、スト
ロボユニット21のプリント基板59に設けられたスト
ロボ回路に、シャッタボタン8の押下によってオンする
データ写し込み用スイッチ125を設けたものである。
これによれば、データ写し込み用スイッチ125がオフ
の時には、乾電池63と充電発光部76とが切断される
ため、レンズ付きフイルムユニットに振動や衝撃が加え
られてシンクロスイッチ71の金属接片71aと71b
とが接触しても、ストロボユニット21とデータ写し込
み装置48は作動しなくなる。
【0081】このデータ写し込み用スイッチ125は、
図10に示すように、プリント基板59に取り付けられ
た金属接片64bを介して乾電池63のマイナス側端子
63bに接続される第1接片127と、シンクロスイッ
チ71に接続された第2接片128とから構成されてい
る。第1接片127の端部には、シャッタボタン8の下
面に形成されたレリーズレバー108に対面する被押圧
片129が設けられており、第2接片128には、第1
接片127の被押圧片129に対面する接点部130が
設けられている。
【0082】シャッタボタン8が押下されてレリーズレ
バー108が移動すると、このレリーズレバー108に
押圧されて被押圧片129が接点部130に接触する。
これにより、データ写し込み用スイッチ125がオン状
態となる。また、シャッタボタン8が押下されていない
際には、被押圧片129と接点部130とが接触せず、
データ写し込み用スイッチ125はオフ状態となる。こ
れにより、レンズ付きフイルムユニットに振動や衝撃が
与えられてシンクロスイッチ71の金属接片71aと7
1bとが接触しても、ストロボユニット21やデータ写
し込み装置48が不用意に動作することはない。
【0083】なお、上記実施形態では、第1接片127
と第2接片128とをストロボ回路に直接取り付けるよ
うにしたが、レリーズレバー108の近傍に接点部分だ
けを設け、この接点部分とプリント基板とをリード線等
で接続してもよい。
【0084】また、上記各実施の形態は、プラスチック
製のフイルムカートリッジを用いるレンズ付きフイルム
ユニットを例に説明したが、135タイプの写真フイル
ムを用いるレンズ付きフイルムユニットにも採用するこ
とができる。更に、レンズ付きフイルムユニット以外
に、低価格なカメラにも用いることができる。
【0085】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のレンズ付
きフイルムユニットは、シンクロスイッチをロックして
オンするのを阻止するとともに、レリーズ機構のレリー
ズ動作に連動してシンクロスイッチのロックを解除する
シンクロロック機構を設けたので、レンズ付きフイルム
ユニットに強い振動や衝撃が与えられても、不用意にス
トロボ装置やデータ写し込み装置等が作動することはな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のレンズ付きフイルムユニットの第1の
実施形態の構成を示す分解斜視図である。
【図2】本発明のレンズ付きフイルムユニットの外観を
示す斜視図である。
【図3】本発明のレンズ付きフイルムユニットの構成を
示す分解斜視図である。
【図4】写真フイルムの平面図である。
【図5】データ写し込み装置の構成を示す分解斜視図で
ある。
【図6】第1の実施形態のストロボ回路を示す回路図で
ある。
【図7】第1の実施形態の動作状態を示す正面図であ
る。
【図8】第2の実施形態の動作状態を示す正面図であ
る。
【図9】第3の実施形態のストロボ回路を示す回路図で
ある。
【図10】第3の実施形態の構成を示す正面図である。
【符号の説明】
2 レンズ付きフイルムユニット 8 シャッタボタン 16 写真フイルム 20 露光ユニット 21 ストロボユニット 48 データ写し込み装置 71 シンクロスイッチ 105 シャッタ羽根 108 レリーズレバー 113 ロック部材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャッタボタンの操作に連動してレリー
    ズ動作し、露光開口を遮蔽する遮蔽位置から露光開口を
    開放する開放位置に向けてシャッタ羽根を移動させるレ
    リーズ機構と、開放位置に向けて移動中のシャッタ羽根
    に押圧されてオンし、各種装置を作動させるシンクロス
    イッチとを備えたレンズ付きフイルムユニットにおい
    て、 前記シンクロスイッチをロックしてオンするのを阻止す
    るとともに、レリーズ機構のレリーズ動作に連動してシ
    ンクロスイッチのロックを解除するシンクロロック機構
    を設けたことを特徴とするレンズ付きフイルムユニッ
    ト。
  2. 【請求項2】 前記シンクロスイッチは、シャッタ羽根
    に押圧されて接触することによりオンする一対の弾性変
    形自在な金属接片からなり、前記シンクロロック機構
    は、シャッタボタンの操作に連動して移動することによ
    りレリーズ機構にレリーズ動作を行わせるレリーズレバ
    ーと、このレリーズレバーに一端が係合され、シンクロ
    スイッチの一対の金属接片間に位置して接触を阻止する
    とともに、レリーズレバーの移動に連動して一対の金属
    接片間から移動し、金属接片同士の接触を許容するロッ
    ク部材とからなることを特徴とする請求項1記載のレン
    ズ付きフイルムユニット。
  3. 【請求項3】 前記シンクロスイッチは、シャッタ羽根
    に押圧されて接触することによりオンする一対の弾性変
    形自在な金属接片からなり、前記シンクロロック機構
    は、絶縁性を有するとともに柔軟な材質で形成されて前
    記一対の金属接片間に挟み込まれるスペーサーからなる
    ことを特徴とする請求項1記載のレンズ付きフイルムユ
    ニット。
  4. 【請求項4】 前記シンクロロック機構は、前記シンク
    ロスイッチと各種装置との間を電気的に切断するととも
    に、レリーズ機構のレリーズ動作に連動してシンクロス
    イッチと各種装置とを電気的に接続するスイッチからな
    ることを特徴とする請求項1記載のレンズ付きフイルム
    ユニット。
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