JPH1114352A - 電流/周波数変換回路及びこの回路を具備する傾斜角センサ - Google Patents
電流/周波数変換回路及びこの回路を具備する傾斜角センサInfo
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- JPH1114352A JPH1114352A JP9180293A JP18029397A JPH1114352A JP H1114352 A JPH1114352 A JP H1114352A JP 9180293 A JP9180293 A JP 9180293A JP 18029397 A JP18029397 A JP 18029397A JP H1114352 A JPH1114352 A JP H1114352A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 高精度に集光位置の微少変化を測定し、傾斜
角を正確に求めることができ、小型で高精度な傾斜角セ
ンサを提供する。 【解決手段】 この傾斜角センサは、自由液面3’を有
する液体を保持する容器3と、液面に光を照射する照射
手段1と、液面からの反射光を受光する受光手段5と、
受光手段からの電流信号が入力され該入力電流に基づい
てパルス波が出力する電流/周波数変換回路7と、電流
/周波数変換回路から出力するパルス波の周波数を測定
するための測定手段8’と、測定された周波数に基づい
て傾斜角を算出する傾斜角計算部8とを具備する。
角を正確に求めることができ、小型で高精度な傾斜角セ
ンサを提供する。 【解決手段】 この傾斜角センサは、自由液面3’を有
する液体を保持する容器3と、液面に光を照射する照射
手段1と、液面からの反射光を受光する受光手段5と、
受光手段からの電流信号が入力され該入力電流に基づい
てパルス波が出力する電流/周波数変換回路7と、電流
/周波数変換回路から出力するパルス波の周波数を測定
するための測定手段8’と、測定された周波数に基づい
て傾斜角を算出する傾斜角計算部8とを具備する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電流/周波数変換
回路、及びこの回路を備え、測量機、測定機等に組み込
まれて好適な傾斜角センサに関する。
回路、及びこの回路を備え、測量機、測定機等に組み込
まれて好適な傾斜角センサに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、従来の液面反射式傾斜角センサ
は例えば図7に示すような構成である。即ち、光源1よ
り出た光はレンズ2を通過して平行光となり、透明な液
体容器3を通過して、シリコーンオイル等の透明な液体
の自由液面3’に入射する。
は例えば図7に示すような構成である。即ち、光源1よ
り出た光はレンズ2を通過して平行光となり、透明な液
体容器3を通過して、シリコーンオイル等の透明な液体
の自由液面3’に入射する。
【0003】図7に示す構成部品1〜8は、測量機、測
定機等の機器(以下、単に「測量機」という)に一体に
取り付けられているので、測量機が傾斜すると同じ量だ
け該構成部品も傾斜する。しかし、自由液面3’のみは
重力方向に垂直な面を保つため、光が自由液面3’に入
射する角度及び反射する角度が変化し、その結果、受光
素子5の受光面上の集光位置4は傾斜角に応じて変化す
る。言い換えれば、集光位置4の情報から傾斜角が算出
できる。受光素子5は、例えば、特開平5−25664
7号公報、実開平6−47813号公報に示されている
ようなラインセンサを用いている。このため、ラインセ
ンサの配列ピッチにより分解能が決まり、低分解能しか
得られない。
定機等の機器(以下、単に「測量機」という)に一体に
取り付けられているので、測量機が傾斜すると同じ量だ
け該構成部品も傾斜する。しかし、自由液面3’のみは
重力方向に垂直な面を保つため、光が自由液面3’に入
射する角度及び反射する角度が変化し、その結果、受光
素子5の受光面上の集光位置4は傾斜角に応じて変化す
る。言い換えれば、集光位置4の情報から傾斜角が算出
できる。受光素子5は、例えば、特開平5−25664
7号公報、実開平6−47813号公報に示されている
ようなラインセンサを用いている。このため、ラインセ
ンサの配列ピッチにより分解能が決まり、低分解能しか
得られない。
【0004】測量機では、この算出された傾斜角を高度
角や水平角の測量値を補正するために用いていた。
角や水平角の測量値を補正するために用いていた。
【0005】また、高分解能を得るための別の集光位置
検出手段の従来例を図8により説明する。受光素子は4
分割センサを用い、各センサからの出力電流の差を電流
/電圧変換回路により電圧差に変換し、この変換電圧を
A/D変換回路によりデジタル値に変換してから演算回
路において所定の計算をすることにより、傾斜角を測定
可能であった。
検出手段の従来例を図8により説明する。受光素子は4
分割センサを用い、各センサからの出力電流の差を電流
/電圧変換回路により電圧差に変換し、この変換電圧を
A/D変換回路によりデジタル値に変換してから演算回
路において所定の計算をすることにより、傾斜角を測定
可能であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図7に示すような従来
の技術では、傾斜角による受光面上の集光位置の変化が
微少のため、自由液面3’から受光面までの距離を長く
することにより角度変化に対する集光位置の変化の割合
を大きくしていた。しかし、自由液面3’から受光面ま
での距離を長くすることで傾斜角センサの構成規模が大
型化し、傾斜角センサの全体構成として小型化が要求さ
れる測量機には適用できないという間題があった。
の技術では、傾斜角による受光面上の集光位置の変化が
微少のため、自由液面3’から受光面までの距離を長く
することにより角度変化に対する集光位置の変化の割合
を大きくしていた。しかし、自由液面3’から受光面ま
での距離を長くすることで傾斜角センサの構成規模が大
型化し、傾斜角センサの全体構成として小型化が要求さ
れる測量機には適用できないという間題があった。
【0007】あるいは、図8の従来の技術では、傾斜角
による受光面上の集光位置の変化が微少のため高精度に
角度変化をとらえるために、受光電流信号を高精度に電
圧に変換し、A/D変換回路で微小電圧の変化を高精度
に読み取ることが必要であるため、高分解能で高精度の
A/D変換回路が必要であった。かかる高分解能のA/
D変換回路は、高価であり、その回路規模が大きいため
パッケージサイズが大きくなり、消費電力も大となる。
このため、電流/電圧変換回路とA/D変換回路とによ
り傾斜角センサを構成すると、構成が複雑になり、コス
ト高になってしまい、小型、軽量、低消費電力が要求さ
れる測量機を実現できないという間題点もあった。
による受光面上の集光位置の変化が微少のため高精度に
角度変化をとらえるために、受光電流信号を高精度に電
圧に変換し、A/D変換回路で微小電圧の変化を高精度
に読み取ることが必要であるため、高分解能で高精度の
A/D変換回路が必要であった。かかる高分解能のA/
D変換回路は、高価であり、その回路規模が大きいため
パッケージサイズが大きくなり、消費電力も大となる。
このため、電流/電圧変換回路とA/D変換回路とによ
り傾斜角センサを構成すると、構成が複雑になり、コス
ト高になってしまい、小型、軽量、低消費電力が要求さ
れる測量機を実現できないという間題点もあった。
【0008】更に、A/D変換回路への電源電圧が変動
すると、A/D変換の基準となる基準電圧が変動し、そ
の結果、A/D変換された出力に誤差を生じるという問
題点もあった。この問題を解決するために、入力電流を
周波数に変換して検出することも行われているが、その
ためには図9に示すように、電流/電圧変換回路と電圧
/周波数変換回路とを組み合わせた大規模の回路が必要
であった。
すると、A/D変換の基準となる基準電圧が変動し、そ
の結果、A/D変換された出力に誤差を生じるという問
題点もあった。この問題を解決するために、入力電流を
周波数に変換して検出することも行われているが、その
ためには図9に示すように、電流/電圧変換回路と電圧
/周波数変換回路とを組み合わせた大規模の回路が必要
であった。
【0009】本発明の目的は、簡単な回路で電流/周波
数変換が可能である電流/周波数変換回路を提供し、高
精度に集光位置の微小変化を測定でき、小型に構成でき
消費電力も少なく、測量機の傾斜角を正確に求めること
のできる傾斜角センサを提供することである。
数変換が可能である電流/周波数変換回路を提供し、高
精度に集光位置の微小変化を測定でき、小型に構成でき
消費電力も少なく、測量機の傾斜角を正確に求めること
のできる傾斜角センサを提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の電流/周波数変換回路は、入力電流を増幅す
る増幅手段と、該増幅電流に基づく電圧が入力され、該
入力電圧が第1の入力電圧に達したとき、第1の出力電
圧から第2の出力電圧に変化し、その後に第2の入力電
圧に達したとき、第2の出力電圧から第1の出力電圧に
変化して電圧を出力する出力制御手段と、前記入力電圧
を前記入力電流の大きさに応じた時間で前記入力電圧を
第1の入力電圧と第2の入力電圧との間で変化させる電
圧変化手段とを具備し、前記入力電圧の変化に対応して
前記出力制御手段の出力電圧が第1の出力電圧と第2の
出力電圧とに変化することにより、前記入力電流がこの
入力電流の大きさに対応する周波数のパルス波に変換さ
れて出力されることを特徴とする。
に本発明の電流/周波数変換回路は、入力電流を増幅す
る増幅手段と、該増幅電流に基づく電圧が入力され、該
入力電圧が第1の入力電圧に達したとき、第1の出力電
圧から第2の出力電圧に変化し、その後に第2の入力電
圧に達したとき、第2の出力電圧から第1の出力電圧に
変化して電圧を出力する出力制御手段と、前記入力電圧
を前記入力電流の大きさに応じた時間で前記入力電圧を
第1の入力電圧と第2の入力電圧との間で変化させる電
圧変化手段とを具備し、前記入力電圧の変化に対応して
前記出力制御手段の出力電圧が第1の出力電圧と第2の
出力電圧とに変化することにより、前記入力電流がこの
入力電流の大きさに対応する周波数のパルス波に変換さ
れて出力されることを特徴とする。
【0011】本発明によれば、出力制御手段に入力され
る入力電圧は、電圧変化手段により第1の入力電圧と第
2の入力電圧との間で変化するため、出力制御手段から
出力する出力電圧は、入力電圧の変化に対応して第1の
出力電圧と第2の出力電圧とに変化し、入力電流が入力
電流の大きさに対応する周波数のパルス波に変換され
る。この場合、電流/周波数変換回路の最小分解能は回
路の電流周波数変換係数(出力周波数/入力電流)によ
って決定され、変換係数を高く設定することにより、分
解能を高くすることができるとともに、ダイナミックレ
ンジが広く、直線性に優れ、目的の最小分解能を備える
回路を簡単な回路構成によりに実現することができる。
る入力電圧は、電圧変化手段により第1の入力電圧と第
2の入力電圧との間で変化するため、出力制御手段から
出力する出力電圧は、入力電圧の変化に対応して第1の
出力電圧と第2の出力電圧とに変化し、入力電流が入力
電流の大きさに対応する周波数のパルス波に変換され
る。この場合、電流/周波数変換回路の最小分解能は回
路の電流周波数変換係数(出力周波数/入力電流)によ
って決定され、変換係数を高く設定することにより、分
解能を高くすることができるとともに、ダイナミックレ
ンジが広く、直線性に優れ、目的の最小分解能を備える
回路を簡単な回路構成によりに実現することができる。
【0012】なお、この場合、出力電圧が第1の出力電
圧であるときの期間に対して第2の出力電圧のときの期
間が短いように電圧変化手段が入力電圧を変化させるこ
とにより、入力電流に基づく周波数を有するパルス波が
出力する。
圧であるときの期間に対して第2の出力電圧のときの期
間が短いように電圧変化手段が入力電圧を変化させるこ
とにより、入力電流に基づく周波数を有するパルス波が
出力する。
【0013】また、前記電圧変化手段を、前記増幅電流
が流れる放電手段と、前記出力制御手段の出力の一部を
入力側に戻すための帰還手段と、前記入力電圧による電
荷を蓄積する蓄電手段とを備えて構成することができ
る。
が流れる放電手段と、前記出力制御手段の出力の一部を
入力側に戻すための帰還手段と、前記入力電圧による電
荷を蓄積する蓄電手段とを備えて構成することができ
る。
【0014】この場合、前記入力電圧が、前記放電手段
により漸次減少し前記帰還手段と前記蓄電手段とにより
急激に増加するように構成できる。
により漸次減少し前記帰還手段と前記蓄電手段とにより
急激に増加するように構成できる。
【0015】また、本発明による傾斜角センサは、自由
液面を有する液体を保持する容器と、前記液面に光を照
射する照射手段と、前記液面からの反射光を受光する受
光手段と、前記受光手段からの電流信号が入力され該入
力電流に基づいてパルス波が出力される上述の電流/周
波数変換回路と、前記電流/周波数変換回路から出力さ
れるパルス波の周波数を測定するための測定手段と、前
記測定された周波数に基づいて傾斜角を算出する傾斜角
計算部とを具備することを特徴とする。
液面を有する液体を保持する容器と、前記液面に光を照
射する照射手段と、前記液面からの反射光を受光する受
光手段と、前記受光手段からの電流信号が入力され該入
力電流に基づいてパルス波が出力される上述の電流/周
波数変換回路と、前記電流/周波数変換回路から出力さ
れるパルス波の周波数を測定するための測定手段と、前
記測定された周波数に基づいて傾斜角を算出する傾斜角
計算部とを具備することを特徴とする。
【0016】本発明によれば、傾斜角センサの傾きに基
づく液面からの反射光の受光手段の受光面における移動
量が微少であるため、受光手段からの電流信号の変化が
微小であっても、上述のように分解能の高い電流/周波
数変換回路によってその微小な電流に対応した周波数を
有するパルス波を出力できるから、そのパルス波の周波
数を測定手段により測定することにより、受光手段から
の微小電流の変化を検知することができる。これによ
り、受光手段の受光面における集光位置の微小変化を高
精度に測定することができる。また、受光手段の受光面
における移動量を大きくするため容器の自由液面から受
光手段の受光面までの距離を長くすることは必要なくな
り、このため傾斜角センサの構成を小型化することが可
能となる。
づく液面からの反射光の受光手段の受光面における移動
量が微少であるため、受光手段からの電流信号の変化が
微小であっても、上述のように分解能の高い電流/周波
数変換回路によってその微小な電流に対応した周波数を
有するパルス波を出力できるから、そのパルス波の周波
数を測定手段により測定することにより、受光手段から
の微小電流の変化を検知することができる。これによ
り、受光手段の受光面における集光位置の微小変化を高
精度に測定することができる。また、受光手段の受光面
における移動量を大きくするため容器の自由液面から受
光手段の受光面までの距離を長くすることは必要なくな
り、このため傾斜角センサの構成を小型化することが可
能となる。
【0017】また、前記受光手段が複数に分割された受
光面を有し、前記分割された各受光面からの電流信号を
時間分割する信号選択回路を更に具備することができ
る。
光面を有し、前記分割された各受光面からの電流信号を
時間分割する信号選択回路を更に具備することができ
る。
【0018】かかる構成によれば、受光手段から複数の
電流信号が出力されても、これらの複数の電流信号を時
間分割して電流/周波数変換回路に入力できるので、1
つの電流/周波数変換回路により周波数変換が可能とな
り、回路固有の変換特性の調整が不要となり、傾斜角セ
ンサにおける回路構成が簡略化できる。
電流信号が出力されても、これらの複数の電流信号を時
間分割して電流/周波数変換回路に入力できるので、1
つの電流/周波数変換回路により周波数変換が可能とな
り、回路固有の変換特性の調整が不要となり、傾斜角セ
ンサにおける回路構成が簡略化できる。
【0019】また、前記受光手段は、4分割された受光
面を有し、前記信号選択回路は、前記各受光面からの4
つの電流信号の内の2つを組み合わせて加算し、得られ
た4つの和信号を時系列で前記電流/周波数変換回路に
入力するように構成できる。
面を有し、前記信号選択回路は、前記各受光面からの4
つの電流信号の内の2つを組み合わせて加算し、得られ
た4つの和信号を時系列で前記電流/周波数変換回路に
入力するように構成できる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明による実施の形態に
ついて図面を参照して説明する。図1は、本実施の形態
の電流/周波数変換回路の構成を示す図である。図2
は、図1の回路動作を説明するための図である。図1に
示す電流/周波数変換回路は、回路入力端子21と抵抗
R1が非反転入力端子(+)に接続された演算増幅器U
1,演算増幅器U1の出力端子がベースに接続されたト
ランジスタQ1,演算増幅器U1の反転入力端子(−)
とトランジスタQ1のエミッタとに接続された抵抗R
2,トランジスタQ1のコレクタに入力端子が接続され
回路出力端子22に出力端子が接続されたシュミットト
リガインバータU2,シュミットトリガインバータU2
の入力端子に接続されたコンデンサC1,及びシュミッ
トトリガインバータU2の入力端子と出力端子との間に
抵抗R3と直列接続されたダイオードD1を備える。
ついて図面を参照して説明する。図1は、本実施の形態
の電流/周波数変換回路の構成を示す図である。図2
は、図1の回路動作を説明するための図である。図1に
示す電流/周波数変換回路は、回路入力端子21と抵抗
R1が非反転入力端子(+)に接続された演算増幅器U
1,演算増幅器U1の出力端子がベースに接続されたト
ランジスタQ1,演算増幅器U1の反転入力端子(−)
とトランジスタQ1のエミッタとに接続された抵抗R
2,トランジスタQ1のコレクタに入力端子が接続され
回路出力端子22に出力端子が接続されたシュミットト
リガインバータU2,シュミットトリガインバータU2
の入力端子に接続されたコンデンサC1,及びシュミッ
トトリガインバータU2の入力端子と出力端子との間に
抵抗R3と直列接続されたダイオードD1を備える。
【0021】図3は、シュミットトリガインバータU2
の入力電圧と出力電圧との関係を概略的に示す図であ
る。入力電圧が電圧lとhの間で図の矢印方向に変化す
ると、出力電圧は電圧LとHの間で矢印のように変化
し、図のようなヒステリシスループを描く。
の入力電圧と出力電圧との関係を概略的に示す図であ
る。入力電圧が電圧lとhの間で図の矢印方向に変化す
ると、出力電圧は電圧LとHの間で矢印のように変化
し、図のようなヒステリシスループを描く。
【0022】図1に示す電流/周波数変換回路の動作に
ついて説明する。回路入力端子21からの入力電流I1
は、演算増幅器U1及びトランジスタQ1により電流増
幅され、トランジスタQ1のコレクタに増幅された電流
I2が流れる。この場合の電流増幅率は、抵抗R1とR
2との比(R1/R2)により決定され、電流I2は、
次の式(1)により表すことができる。
ついて説明する。回路入力端子21からの入力電流I1
は、演算増幅器U1及びトランジスタQ1により電流増
幅され、トランジスタQ1のコレクタに増幅された電流
I2が流れる。この場合の電流増幅率は、抵抗R1とR
2との比(R1/R2)により決定され、電流I2は、
次の式(1)により表すことができる。
【0023】 I2=(R1/R2)×I1 (1) コンデンサC1に蓄えられた電荷は、他端が接地された
抵抗R2を介して電流I2として放電されるため、コン
デンサC1の電圧(シュミットトリガインバータU2の
入力電圧)は、図2(a)に示すa〜b間のように時間
と共に漸次低下する。このときのシュミットトリガイン
バータU2の出力電圧は、図2(b)に示すように、低
電圧値Lであり、抵抗R3とダイオードD1とによる帰
還回路があってもコンデンサC1の電圧値に影響を与え
ない。
抵抗R2を介して電流I2として放電されるため、コン
デンサC1の電圧(シュミットトリガインバータU2の
入力電圧)は、図2(a)に示すa〜b間のように時間
と共に漸次低下する。このときのシュミットトリガイン
バータU2の出力電圧は、図2(b)に示すように、低
電圧値Lであり、抵抗R3とダイオードD1とによる帰
還回路があってもコンデンサC1の電圧値に影響を与え
ない。
【0024】コンデンサC1の電圧が低下し続けて、図
2(a)のb点において低電圧値lに達すると、シュミ
ットトリガインバータU2の出力電圧は、図2(b)及
び図3に示すように、低電圧値Lから高電圧値Hに遷移
する。このとき、シュミットトリガインバータU2の出
力電圧は、コンデンサC1の電圧値よりも高くなって、
ダイオードD1が順バイアスの状態となり、シュミット
トリガインバータU2の出力電圧がダイオードD1及び
抵抗R3の帰還回路を介してフィードバックすることに
より、コンデンサC1に電荷が急速に蓄積される。これ
によって、コンデンサC1の電圧値は、図2(a)に示
すb〜c間のように急激に上昇する。
2(a)のb点において低電圧値lに達すると、シュミ
ットトリガインバータU2の出力電圧は、図2(b)及
び図3に示すように、低電圧値Lから高電圧値Hに遷移
する。このとき、シュミットトリガインバータU2の出
力電圧は、コンデンサC1の電圧値よりも高くなって、
ダイオードD1が順バイアスの状態となり、シュミット
トリガインバータU2の出力電圧がダイオードD1及び
抵抗R3の帰還回路を介してフィードバックすることに
より、コンデンサC1に電荷が急速に蓄積される。これ
によって、コンデンサC1の電圧値は、図2(a)に示
すb〜c間のように急激に上昇する。
【0025】コンデンサC1の電圧が急激に上昇し、図
2(a)のc点において高電圧値hに達すると、シュミ
ットトリガインバータU2の出力電圧は、図2(b)及
び図3に示すように、HからLに遷移する。このよう
に、b〜c間の時間は、シュミットトリガインバータU
2の出力電圧が高電圧値Hである期間と対応し、a〜b
間の時間に比べ、帰還回路D1,R3の働きにより短く
なる。このため、シュミットトリガインバータU2の出
力電圧は、パルス波形を示す。また、このとき、シュミ
ットトリガインバータU2の出力電圧は、コンデンサC
1の電圧値よりも低くなって、ダイオードD1が逆バイ
アスの状態となり、コンデンサC1の電圧値に影響を与
えず、コンデンサC1の電圧は、上述の図2(a)のa
〜b間と同様に、時間と共に低下する。回路入力端子2
1に入力電流I1が流れている間、上記動作が繰り返さ
れ、回路出力端子22には、シュミットトリガインバー
タU2からのパルス波が出力される。
2(a)のc点において高電圧値hに達すると、シュミ
ットトリガインバータU2の出力電圧は、図2(b)及
び図3に示すように、HからLに遷移する。このよう
に、b〜c間の時間は、シュミットトリガインバータU
2の出力電圧が高電圧値Hである期間と対応し、a〜b
間の時間に比べ、帰還回路D1,R3の働きにより短く
なる。このため、シュミットトリガインバータU2の出
力電圧は、パルス波形を示す。また、このとき、シュミ
ットトリガインバータU2の出力電圧は、コンデンサC
1の電圧値よりも低くなって、ダイオードD1が逆バイ
アスの状態となり、コンデンサC1の電圧値に影響を与
えず、コンデンサC1の電圧は、上述の図2(a)のa
〜b間と同様に、時間と共に低下する。回路入力端子2
1に入力電流I1が流れている間、上記動作が繰り返さ
れ、回路出力端子22には、シュミットトリガインバー
タU2からのパルス波が出力される。
【0026】ところで、コンデンサC1の電圧が図2
(a)のa点から下降を始めb点に達するまでの時間t
は、電流I2により決定される。即ち、I2の電流量が
大きければ時間tは短くなり、I2の電流量が少なけれ
ば時間tは長くなる。
(a)のa点から下降を始めb点に達するまでの時間t
は、電流I2により決定される。即ち、I2の電流量が
大きければ時間tは短くなり、I2の電流量が少なけれ
ば時間tは長くなる。
【0027】時間tが短いことは出力パルス間隔が短く
なるから、周波数が高くなることを意味し、時間tが長
いことは出力パルス間隔が長くなるから、周波数が低く
なることを意味する。従って、入力電流量の大小に対応
して出力パルス波の周波数が変化することになる。この
場合、回路出力端子22からの出力パルス波の発信周波
数fは次の式(2)により表すことができる。
なるから、周波数が高くなることを意味し、時間tが長
いことは出力パルス間隔が長くなるから、周波数が低く
なることを意味する。従って、入力電流量の大小に対応
して出力パルス波の周波数が変化することになる。この
場合、回路出力端子22からの出力パルス波の発信周波
数fは次の式(2)により表すことができる。
【0028】 f={I2/(U2のヒステリシス幅×C1)}+(2×R3×C1)(2) 以上のように、回路入力端子に入力された電流I1を増
幅した電流I2は、コンデンサC1と、シュミットトリ
ガインバータU2,抵抗R3,ダイオードD1との作用
により、一定の周波数を有するパルス波に変換され、電
流/周波数変換を実現できる。
幅した電流I2は、コンデンサC1と、シュミットトリ
ガインバータU2,抵抗R3,ダイオードD1との作用
により、一定の周波数を有するパルス波に変換され、電
流/周波数変換を実現できる。
【0029】この電流/周波数変換回路の最小分解能
は、式2のパルス波の発信周波数fから表される回路の
電流/周波数変換係数によって決定されるので、回路定
数C1,R3等を適当に選んで係数設定をすることによ
り、分解能を高くすることができる。これにより、図1
に示す電流/周波数変換回路は、ダイナミックレンジが
広く、直線性に優れ、目的の最小分解能を備えることが
できる。従って、後述するように後処理として周波数測
定のためのカウンタを構成するのみで、傾斜角センサに
おいて目的の最小分解能を簡単に実現することができ
る。
は、式2のパルス波の発信周波数fから表される回路の
電流/周波数変換係数によって決定されるので、回路定
数C1,R3等を適当に選んで係数設定をすることによ
り、分解能を高くすることができる。これにより、図1
に示す電流/周波数変換回路は、ダイナミックレンジが
広く、直線性に優れ、目的の最小分解能を備えることが
できる。従って、後述するように後処理として周波数測
定のためのカウンタを構成するのみで、傾斜角センサに
おいて目的の最小分解能を簡単に実現することができ
る。
【0030】次に、本発明による実施の形態の傾斜角セ
ンサについて説明する。図4は、本実施の形態の傾斜角
センサの構成を示すブロック図であり、図1に示した電
流/周波数変換回路を備えている。図4に示す傾斜角セ
ンサは、センサ部、及び測定処理部であるブロックAを
備えて構成され、X−Y平面の任意方向における傾斜角
を測定できる二軸傾斜角センサに構成されている。
ンサについて説明する。図4は、本実施の形態の傾斜角
センサの構成を示すブロック図であり、図1に示した電
流/周波数変換回路を備えている。図4に示す傾斜角セ
ンサは、センサ部、及び測定処理部であるブロックAを
備えて構成され、X−Y平面の任意方向における傾斜角
を測定できる二軸傾斜角センサに構成されている。
【0031】センサ部は、図4に示すように、図7に示
した光学系と同様に構成され、発光素子1,レンズ2,
シリコンオイル等の透光性液体を納め自由液面3’を有
し底部が透光性部材から構成された液体容器3,及び受
光素子5を備える。受光素子5は、図5に示すようにそ
の受光面が等しく4分割された光電変換器から構成さ
れ、受光面PD1,PD2,PD3,PD4を備える。
した光学系と同様に構成され、発光素子1,レンズ2,
シリコンオイル等の透光性液体を納め自由液面3’を有
し底部が透光性部材から構成された液体容器3,及び受
光素子5を備える。受光素子5は、図5に示すようにそ
の受光面が等しく4分割された光電変換器から構成さ
れ、受光面PD1,PD2,PD3,PD4を備える。
【0032】測定処理部のブロックAは、信号選択回路
6,電流/周波数変換回路7、この回路7からのパルス
数を計数するカウンタ8’、及び信号選択回路6を制御
し傾斜角を算出するための傾斜角計算部8から構成され
る。
6,電流/周波数変換回路7、この回路7からのパルス
数を計数するカウンタ8’、及び信号選択回路6を制御
し傾斜角を算出するための傾斜角計算部8から構成され
る。
【0033】信号選択回路6は、4分割受光素子5の各
受光面PD1〜PD4の光電変換器からの入力電流を、
傾斜角計算部8からの制御により任意に選択できる。選
択された複数の入力電流を時間分割して電流/周波数変
換回路7の入力端子21に入力する。
受光面PD1〜PD4の光電変換器からの入力電流を、
傾斜角計算部8からの制御により任意に選択できる。選
択された複数の入力電流を時間分割して電流/周波数変
換回路7の入力端子21に入力する。
【0034】電流/周波数変換回路7は図1に示したも
のを用いることができ、そこから入力電流に応じて出力
するパルス波は、出力端子22からカウンタ8’に入力
される。カウンタ8’においてパルス波の数を計数する
ことにより周波数を測定し、この測定された周波数情報
に基づいて傾斜角計算部8において傾斜角を算出する。
このように、図4に示す測定処理部Aでは、受光素子5
の各受光面PD1〜PD4から出力する電流量の変化を
読み取ることによりその集光位置4を認識し、傾斜角セ
ンサの傾斜角を求めることができる。
のを用いることができ、そこから入力電流に応じて出力
するパルス波は、出力端子22からカウンタ8’に入力
される。カウンタ8’においてパルス波の数を計数する
ことにより周波数を測定し、この測定された周波数情報
に基づいて傾斜角計算部8において傾斜角を算出する。
このように、図4に示す測定処理部Aでは、受光素子5
の各受光面PD1〜PD4から出力する電流量の変化を
読み取ることによりその集光位置4を認識し、傾斜角セ
ンサの傾斜角を求めることができる。
【0035】上述の如く構成された傾斜角センサの動作
について説明する。発光素子1より出た光はレンズ2を
通過して平行光となり、底部が透光性である液体容器3
を通過して、透光性液体の自由液面3’に入射する。図
4に示す構成部品1〜8は測量機に一体に取り付けられ
ているので、測量機が傾斜すると同じ量だけ該構成部品
も傾斜する。しかし、自由液面3’のみは重力方向に垂
直な面を保つため、発光素子1からの光が自由液面3’
に入射する角度及ぴ反射する角度が変化し、その結果、
受光素子5の受光面PD1〜PD4上の集光位置4は傾
斜角に応じて変化する。
について説明する。発光素子1より出た光はレンズ2を
通過して平行光となり、底部が透光性である液体容器3
を通過して、透光性液体の自由液面3’に入射する。図
4に示す構成部品1〜8は測量機に一体に取り付けられ
ているので、測量機が傾斜すると同じ量だけ該構成部品
も傾斜する。しかし、自由液面3’のみは重力方向に垂
直な面を保つため、発光素子1からの光が自由液面3’
に入射する角度及ぴ反射する角度が変化し、その結果、
受光素子5の受光面PD1〜PD4上の集光位置4は傾
斜角に応じて変化する。
【0036】図5は、受光素子5の各受光面PD1〜P
D4の平面図であり、受光素子5の各受光面PD1〜P
D4の配置をX−Y方向の関係で示す。図5のように、
受光面に集光された光が円aの位置であると、傾斜角セ
ンサがX方向及びY方向において水平である。ここで、
例えば、傾斜角センサが矢印X方向に傾斜すると、受光
素子5の受光面における集光位置が円aの位置から破線
で示す円bの位置に移動し、矢印Y方向に傾斜すると、
集光位置が円aの位置から円cの位置に移動する。この
X方向の傾斜情報は、所定の電流差と電流和との比で表
すことができ、Y方向の傾斜情報は、別の所定の電流差
と電流和との比で表すことができる。
D4の平面図であり、受光素子5の各受光面PD1〜P
D4の配置をX−Y方向の関係で示す。図5のように、
受光面に集光された光が円aの位置であると、傾斜角セ
ンサがX方向及びY方向において水平である。ここで、
例えば、傾斜角センサが矢印X方向に傾斜すると、受光
素子5の受光面における集光位置が円aの位置から破線
で示す円bの位置に移動し、矢印Y方向に傾斜すると、
集光位置が円aの位置から円cの位置に移動する。この
X方向の傾斜情報は、所定の電流差と電流和との比で表
すことができ、Y方向の傾斜情報は、別の所定の電流差
と電流和との比で表すことができる。
【0037】即ち、受光素子5の各受光面PD1〜PD
4のそれぞれの光電変換器の出力は、信号選択回路6に
入力され、信号選択回路6は傾斜角計算部8からの制御
により、任意の受光面からの受光信号を選択して、4つ
の入力電流を2つづつ組み合わせて得られた4つの和信
号(以下、これらの入力電流を「PD1+PD2」,
「PD3+PD4」,「PD1+PD4」,「PD2+
PD3」とする。)を、PD1+PD2、PD3+PD
4、PD1+PD4、PD2+PD3の順序で電流/周
波数変換回路7に入力する。
4のそれぞれの光電変換器の出力は、信号選択回路6に
入力され、信号選択回路6は傾斜角計算部8からの制御
により、任意の受光面からの受光信号を選択して、4つ
の入力電流を2つづつ組み合わせて得られた4つの和信
号(以下、これらの入力電流を「PD1+PD2」,
「PD3+PD4」,「PD1+PD4」,「PD2+
PD3」とする。)を、PD1+PD2、PD3+PD
4、PD1+PD4、PD2+PD3の順序で電流/周
波数変換回路7に入力する。
【0038】続いて、電流/周波数変換回路7におい
て、4つの入力電流PD1+PD2,PD3+PD4,
PD1+PD4,PD2+PD3は、これらの入力電流
にそれぞれ対応して周波数F1,F2,F3,F4をそ
れぞれ有するパルス波に変換されて、時系列でパルスカ
ウンタ8’に出力される。この関係を模式的に図6に示
す。
て、4つの入力電流PD1+PD2,PD3+PD4,
PD1+PD4,PD2+PD3は、これらの入力電流
にそれぞれ対応して周波数F1,F2,F3,F4をそ
れぞれ有するパルス波に変換されて、時系列でパルスカ
ウンタ8’に出力される。この関係を模式的に図6に示
す。
【0039】パルスカウンタ8’が一定時間中のパルス
数を計数し、この計数値から各入力電流に対応した周波
数F1,F2,F3,F4を測定する。傾斜角計算部8
は、このカウンタ8’で得られた周波数情報により図6
に示す式3、式4から集光位置(x,y)を求め、傾斜
角を計算する。
数を計数し、この計数値から各入力電流に対応した周波
数F1,F2,F3,F4を測定する。傾斜角計算部8
は、このカウンタ8’で得られた周波数情報により図6
に示す式3、式4から集光位置(x,y)を求め、傾斜
角を計算する。
【0040】上記構成において、受光素子の受光面から
の信号は、信号選択回路6により時間分割で電流/周波
数変換回路7に入力されるので、4分割受光素子5を用
いても電流/周波数変換回路は、最低個数、例えば1回
路あればよい。複数個の電流/周波数変換回路を用いた
場合と比較すると、おのおのの変換特性の差は誤差とな
り得るため複数の回路ではそれらの調整を図ることが困
難であるのに対し、1回路の場合、固有の変換特性は傾
斜角演算部での演算により相殺される(式(3)、
(4)参照)ことに加えて、最低個数の回路にすること
により回路構成の簡略化が図られる。また、このことか
ら、小型で、高精度で、安定した傾斜角センサを提供で
きる。
の信号は、信号選択回路6により時間分割で電流/周波
数変換回路7に入力されるので、4分割受光素子5を用
いても電流/周波数変換回路は、最低個数、例えば1回
路あればよい。複数個の電流/周波数変換回路を用いた
場合と比較すると、おのおのの変換特性の差は誤差とな
り得るため複数の回路ではそれらの調整を図ることが困
難であるのに対し、1回路の場合、固有の変換特性は傾
斜角演算部での演算により相殺される(式(3)、
(4)参照)ことに加えて、最低個数の回路にすること
により回路構成の簡略化が図られる。また、このことか
ら、小型で、高精度で、安定した傾斜角センサを提供で
きる。
【0041】以上のように、電流/周波数変換回路7
は、入力信号である電流信号の微小な電流変化に対して
出力周波数を大きく変化させることが回路定数C1,R
3等の選択により可能となる。従って、傾斜角計算部8
は、微少な集光位置の変化であってもその変化をパルス
数の差、即ちデジタル値として認知することができる。
は、入力信号である電流信号の微小な電流変化に対して
出力周波数を大きく変化させることが回路定数C1,R
3等の選択により可能となる。従って、傾斜角計算部8
は、微少な集光位置の変化であってもその変化をパルス
数の差、即ちデジタル値として認知することができる。
【0042】また、電流/周波数変換回路7の出力はパ
ルス列であるので、パルス計数の分解能はカウンタ8’
の動作速度まで高めることが可能である。この分解能に
関し、通常の論理素子や傾斜角計算を行う演算素子のカ
ウンタの動作速度で十分な性能を得ることが可能であ
り、本実施の形態における電流/周波数変換回路7は、
A/D変換器によるものと比較して分解能の点で一般性
能を上回る。
ルス列であるので、パルス計数の分解能はカウンタ8’
の動作速度まで高めることが可能である。この分解能に
関し、通常の論理素子や傾斜角計算を行う演算素子のカ
ウンタの動作速度で十分な性能を得ることが可能であ
り、本実施の形態における電流/周波数変換回路7は、
A/D変換器によるものと比較して分解能の点で一般性
能を上回る。
【0043】また、電流/周波数変換回路を使用するこ
とにより出力における傾斜角情報は、図8に示す従来の
回路構成のように電源電圧に依存しないので、高分解能
を保ちつつ低電圧動作による低消費電力化を可能とし、
電源電圧に合わせて傾斜角計算部8とインターフェイス
することも容易である。
とにより出力における傾斜角情報は、図8に示す従来の
回路構成のように電源電圧に依存しないので、高分解能
を保ちつつ低電圧動作による低消費電力化を可能とし、
電源電圧に合わせて傾斜角計算部8とインターフェイス
することも容易である。
【0044】なお、本実施の形態の傾斜角センサでは、
4分割された受光素子を用いたが、本発明はこれに限定
されるものではなく、2分割センサを用いることもで
き、この場合、一方向の傾斜角を測定可能な一軸傾斜角
センサを構成できる。また、3分割センサを用いること
もでき、適当な演算を傾斜角計算部8において行わせる
ようにすれば二軸傾斜角センサを構成できる。
4分割された受光素子を用いたが、本発明はこれに限定
されるものではなく、2分割センサを用いることもで
き、この場合、一方向の傾斜角を測定可能な一軸傾斜角
センサを構成できる。また、3分割センサを用いること
もでき、適当な演算を傾斜角計算部8において行わせる
ようにすれば二軸傾斜角センサを構成できる。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、簡単な回路構成により
電流/周波数変換が可能であり、しかも高分解能を備え
る電流/周波数変換回路を提供できる。
電流/周波数変換が可能であり、しかも高分解能を備え
る電流/周波数変換回路を提供できる。
【0046】また、上記電流/周波数変換回路を備えた
本発明の傾斜角センサによれば、高精度に集光位置の微
少変化を測定し、傾斜角を正確に求めることができ、小
型で高精度な傾斜角センサを提供できる。
本発明の傾斜角センサによれば、高精度に集光位置の微
少変化を測定し、傾斜角を正確に求めることができ、小
型で高精度な傾斜角センサを提供できる。
【図1】本発明の実施の形態による電流/周波数変換回
路を示す回路図である。
路を示す回路図である。
【図2】図1に示す電流/周波数変換回路の動作を説明
するための図であり、コンデンサC1の電圧(シュミッ
トトリガインバータU2の入力電圧)の時間変化を示す
図(a)、シュミットトリガインバータU2の出力電圧
の時間変化を示す図(b)である。
するための図であり、コンデンサC1の電圧(シュミッ
トトリガインバータU2の入力電圧)の時間変化を示す
図(a)、シュミットトリガインバータU2の出力電圧
の時間変化を示す図(b)である。
【図3】図1に示すシュミットトリガインバータU2の
入力電圧と出力電圧との関係を概略的に示す図である。
入力電圧と出力電圧との関係を概略的に示す図である。
【図4】本発明の実施の形態による傾斜角センサの構成
を示す回路ブロック図である。
を示す回路ブロック図である。
【図5】図4に示す受光素子の受光面上の集光位置の変
化を説明するための平面図である。
化を説明するための平面図である。
【図6】図4に示す傾斜角センサにおける傾斜角計算部
が信号選択回路を制御する順序例と出力周波数の変化例
を説明するための図である。
が信号選択回路を制御する順序例と出力周波数の変化例
を説明するための図である。
【図7】従来の傾斜角センサの構成を示す図である。
【図8】従来の傾斜角センサの回路構成を示す図であ
る。
る。
【図9】従来の別の傾斜角センサの回路構成を示す図で
ある。
ある。
U1 演算増幅器 Q1 トランジスタ C1 コンデンサ U2 シュミットトリガインバータ D1 ダイオード R1〜R3 抵抗 1 発光素子 2 レンズ 3 液体容器(オイルケース) 3’ 自由液面 4 集光位置 5 4分割受光素子 PD1〜PD4 受光素子5の分割受光面 6 信号選択回路 7 電流/周波数変換回路 8 傾斜角計算部 8’ カウンタ 21 入力端子 22 出力端子
Claims (6)
- 【請求項1】 入力電流を増幅する増幅手段と、 該増幅電流に基づく電圧が入力され、該入力電圧が第1
の入力電圧に達したとき、第1の出力電圧から第2の出
力電圧に変化し、その後に第2の入力電圧に達したと
き、第2の出力電圧から第1の出力電圧に変化して電圧
を出力する出力制御手段と、 前記入力電圧を前記入力電流の大きさに応じた時間で第
1の入力電圧と第2の入力電圧との間で変化させる電圧
変化手段と、を具備し、 前記入力電圧の変化に対応して前記出力制御手段の出力
電圧が第1の出力電圧と第2の出力電圧とに変化するこ
とにより、前記入力電流がこの入力電流の大きさに対応
する周波数のパルス波に変換されて出力されることを特
徴とする電流/周波数変換回路。 - 【請求項2】 前記電圧変化手段が、前記増幅電流が流
れる放電手段と、前記出力制御手段の出力の一部を入力
側に戻すための帰還手段と、前記入力電圧による電荷を
蓄積する蓄電手段とを備えることを特徴とする請求項1
記載の電流/周波数変換回路。 - 【請求項3】 前記入力電圧が、前記放電手段により減
少し前記帰還手段と前記蓄電手段とにより増加すること
によって変化することを特徴とする請求項2記載の電流
/周波数変換回路。 - 【請求項4】 自由液面を有する液体を保持する容器
と、 前記液面に光を照射する照射手段と、 前記液面からの反射光を受光する受光手段と、 前記受光手段からの電流信号が入力され該入力電流に基
づいてパルス波が出力される請求項1,2または3記載
の電流/周波数変換回路と、 前記電流/周波数変換回路から出力されるパルス波の周
波数を測定するための測定手段と、 前記測定された周波数に基づいて傾斜角を算出する傾斜
角計算部と、を具備することを特徴とする傾斜角セン
サ。 - 【請求項5】 前記受光手段が複数に分割された受光面
を有し、前記分割された各受光面からの電流信号を時間
分割する信号選択回路を更に具備することを特徴とする
請求項4記載の傾斜角センサ。 - 【請求項6】 前記受光手段は、4分割された受光面を
有し、前記信号選択回路は、前記各受光面からの4つの
電流信号の内の2つを組み合わせて加算し、得られた4
つの和信号を時系列で前記電流/周波数変換回路に入力
することを特徴とする請求項5記載の傾斜角センサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9180293A JPH1114352A (ja) | 1997-06-23 | 1997-06-23 | 電流/周波数変換回路及びこの回路を具備する傾斜角センサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9180293A JPH1114352A (ja) | 1997-06-23 | 1997-06-23 | 電流/周波数変換回路及びこの回路を具備する傾斜角センサ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1114352A true JPH1114352A (ja) | 1999-01-22 |
Family
ID=16080685
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9180293A Withdrawn JPH1114352A (ja) | 1997-06-23 | 1997-06-23 | 電流/周波数変換回路及びこの回路を具備する傾斜角センサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1114352A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010066139A (ja) * | 2008-09-11 | 2010-03-25 | Satoshi Kiyono | 水準器 |
-
1997
- 1997-06-23 JP JP9180293A patent/JPH1114352A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010066139A (ja) * | 2008-09-11 | 2010-03-25 | Satoshi Kiyono | 水準器 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040907 |