JPH11143745A - データ管理システムおよびデータ管理方法 - Google Patents

データ管理システムおよびデータ管理方法

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JPH11143745A
JPH11143745A JP9305927A JP30592797A JPH11143745A JP H11143745 A JPH11143745 A JP H11143745A JP 9305927 A JP9305927 A JP 9305927A JP 30592797 A JP30592797 A JP 30592797A JP H11143745 A JPH11143745 A JP H11143745A
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Kenji Miura
健治 三浦
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Abstract

(57)【要約】 【課題】m個のストライプに点在する有効データブロッ
クをn(m>n)個のストライプに詰め替える処理を効
率的に行なうデータ管理システムを提供する。 【解決手段】磁気ディスク装置18上のストライプそれ
ぞれの有効ブロック数および無効ブロック数の少なくと
も一方を保持するストライプ管理テーブル11を設け、
ストライプへのデータの格納およびストライプからのデ
ータの削除に応じて、このストライプ管理テーブル11
に保持されたそのストライプの有効ブロック数または無
効ブロック数の値を更新する。そして、m個のストライ
プに点在する有効データブロックをn(m>n)個のス
トライプに詰め替えるときには、実際のディスクアクセ
スを行なうことなく、このストライプ管理テーブル11
が保持する有効ブロック数および無効ブロック数の少な
くとも一方に基づいて、詰め替え処理の対象とするのに
最適なストライプを選択する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、所定数のデータ
ブロックからなるストライプ単位で書き込みおよび読み
出しが行なわれる記憶装置に適用して好適なデータ管理
システムおよびデータ管理方法に係り、特にたとえばm
個のストライプに点在する有効データブロックをn(m
>n)個のストライプに詰め替える処理を効率的に実行
するデータ管理システムおよびデータ管理方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータの普及は目覚まし
く、大量のデータがコンピュータによって処理されてい
る。これらのデータは、記憶装置に格納されるが、この
記憶装置では、データを効率良く格納するために、所定
数のデータブロックからなるストライプ単位で書き込み
および読み出しが行なわれる。
【0003】ところで、コンピュータによってデータ処
理が実行されると、当然にデータの更新が発生するが、
このデータ更新に伴なって、同一ストライプ上に有効な
データブロックと無効なデータブロックとが混在するよ
うになる。そして、記憶装置では、効率的にデータを格
納するために、たとえばm個のストライプに点在する有
効データブロックをn(m>n)個のストライプに詰め
替える詰め替え処理が必要となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、所定数の
データブロックからなるストライプ単位で書き込みおよ
び読み出しが行なわれる記憶装置は、m個のストライプ
に点在する有効データブロックをn(m>n)個のスト
ライプに詰め替える詰め替え処理を行なうことによっ
て、効率的なデータの格納が確保されている。
【0005】しかしながら、この詰め替え処理において
は、詰替え処理の対象とするストライプを選択するとき
に、ストライプ中の有効ブロックおよび無効ブロックの
有無とそれらの数とが必要となる。従来では、このスト
ライプ中の有効ブロックおよび無効ブロックの有無を得
るために、たとえば磁気ディスク上のストライプに実際
にアクセスしていた。その結果、この磁気ディスクへの
アクセスによって、ホストシステムの入出力リクエスト
処理が妨げられる場合があった。
【0006】この発明はこのような実情に鑑みてなされ
たものであり、たとえばm個のストライプに点在する有
効データブロックをn(m>n)個のストライプに詰め
替える処理を効率的に実行するデータ管理システムおよ
びデータ管理方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、前述した目
的を達成するために、ストライプそれぞれの有効ブロッ
ク数および無効ブロック数の少なくとも一方を保持する
ストライプ管理テーブルを設け、ストライプへのデータ
の格納およびストライプ上のデータの無効化に応じて、
このストライプ管理テーブルに保持されたそのストライ
プの有効ブロック数または無効ブロック数の値を更新す
るようにしたものである。そして、たとえばm個のスト
ライプに点在する有効データブロックをn(m>n)個
のストライプに詰め替えるときには、このストライプ管
理テーブルが保持する有効ブロック数および無効ブロッ
ク数の少なくとも一方に基づいて、詰め替え処理の対象
とするストライプを選択するようにしたものである。
【0008】すなわち、この発明においては、ストライ
プ中の有効ブロックおよび無効ブロックの有無を得るた
めに、たとえば磁気ディスク上のストライプに実際にア
クセスするようなことがなくなるため、ホストシステム
の入出力リクエスト処理を妨げることもない。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施の形態を説明する。図1は、この発明の実施形態に
係る記憶装置の概略構成を示す図である。図1に示すよ
うに、この実施形態の記憶装置10は、ストライプ管理
テーブル11、論理アドレス変換テーブル12、制御部
13、書き込みバッファ14、読み出しバッファ15、
詰め替えバッファ16、ディスクコントローラ17およ
び磁気ディスク装置18を備えている。
【0010】この記憶装置10は、所定数のデータブロ
ックからなるストライプ単位で書き込みおよび読み出し
が行なわれるものであり、また、このストライプの磁気
ディスク装置18への書き込みおよび磁気ディスク装置
18からの読み出しは、各磁気ディスク装置18が接続
されているディスクコントローラ17によって実行制御
されている。
【0011】図2には、論理アドレス変換テーブル12
の形式が示されている。この論理アドレス変換テーブル
12は、論理アドレスに対応するデータブロックが格納
されているストライプの番号と、ストライプ内での位置
を示すブロック番号とを保持する。また、論理アドレス
変換テーブル12は、論理アドレスに対応するブロック
が最後に更新された時刻をタイムスタンプとして保持す
る。なお、このタイムスタンプは、論理ブロック単位で
はなく、後述のストライプ管理テーブル11内にストラ
イプ単位の情報として保存されるものであってもよい。
【0012】また、図3には、ストライプ管理テーブル
11の形式が示されている。このストライプ管理テーブ
ル11は、ストライプ中に格納されている有効データブ
ロック数と、ストライプが位置する磁気ディスク装置1
8が接続されているディスクコントローラ17の番号
と、排他制御のためのロックフラグとを記録する。この
有効ブロック数が0である場合、該当ストライプが空き
ストライプであることを意味する。また、有効ブロック
数が負数である場合は、該当ストライプがこの記憶装置
上に存在しないことを意味する。そして、このストライ
プ管理テーブル11を設けた点が、この発明の特徴とす
るところである。
【0013】次に、この実施形態のストライプデータ構
造について説明する。図4には、この実施形態のストラ
イプのデータ構造が示されている。ストライプ上には、
複数のデータブロックと、タグ情報とが収められてい
る。このタグ情報は、ストライプ上にある各データブロ
ックと論理アドレスとの対応情報およびタイムスタンプ
を格納しており、1ブロックサイズの領域を占める。ま
た、タイムスタンプは、このストライプが更新された時
刻を示す情報である。この値と、他のストライプのタイ
ムスタンプおよび論理アドレス変換テーブルに格納され
ているタイムスタンプとを比較することにより、ストラ
イプに収められているデータブロックの有効・無効を判
断する。
【0014】ここで、この記憶装置10における書き込
み処理の概要を書き込みバッファ14の機能とともに説
明する。書き込みバッファ14は、1ストライプと同じ
容量をもつ。制御部13は、ホストシステム20から受
け取った書き込みデータを、ブロックサイズ単位で分割
し、一旦書き込みバッファ14に蓄積する。また、制御
部13は、この書き込みバッファ14への蓄積時に、ブ
ロックの論理アドレスと、書き込みバッファ14上の位
置(=ストライプ上での位置)とをタグ情報に記録す
る。そして、書き込みバッファ14に蓄積されたデータ
ブロックの数がストライプ当たりのブロック数−1にな
ったときに、制御部13は、タグ情報を付加した書き込
みバッファ14の内容を磁気ディスク18上の空きスト
ライプに一括して書き込む。
【0015】制御部13は、書き込みバッファ14の空
きストライプへの書き込み時に、ストライプ管理テーブ
ル11上の有効ブロック数の更新処理を行なう。これ
は、 (1)書き込みを行なったストライプの有効ブロック数
の更新。 (2)旧データブロックを収めるストライプの有効ブロ
ック数の更新。 の2つの処理からなる。
【0016】旧データブロックを収めるストライプの有
効ブロック数の更新は次の手順で行なう。まず、書き込
みバッファ14に蓄積された各ブロックの論理アドレス
をキーにして論理アドレス変換テーブル12を参照し、
その論理アドレスの旧データが収められているストライ
プを特定する。次に、そのストライプをキーにしてスト
ライプ変換テーブル11を参照し、有効ブロック数の値
を1減じる。この処理を書き込みバッファ14上のすべ
てのデータブロックについて行なう。図5には、このス
トライプ管理テーブル11上の有効ブロック数の更新処
理の手順が示されている。
【0017】次に、この記憶装置10における読み出し
処理の概要を読み出しバッファ15の機能とともに説明
する。この読み出し処理は、与えられたホストIOリク
エストの論理アドレスをキーにして論理アドレス変換テ
ーブル12を参照し、読み出し対象ブロックが格納され
ているストライプと、ストライプ内の位置とを調べる。
そして、そのストライプを磁気ディスク装置18から読
み出して、読み出しバッファ15に格納した後、その読
み出しバッファ15中の該当ブロックのデータを読み出
して、データとしてホストシステム20に返す。
【0018】以下に、詰替え処理の手順を説明する。こ
の詰替え処理は、「詰替え処理の対象となるストライプ
の選択」、「ストライプ内の有効ブロックの再配置」お
よび「空きストライプへの書き込み」の3つの処理から
なる。そして、この3つの処理のいずれもが、ストライ
プに無効ブロックの有無を検査する処理を要する。
【0019】まず、従来におけるストライプ中の無効ブ
ロックを探索する手順を示す。従来では、まず、ストラ
イプ中のタグ情報を参照し、ストライプ内の各ブロック
の論理アドレスとタイムスタンプ値とを取得する。次
に、タグ情報から得た各ブロックに対応する論理アドレ
スをキーにして、論理アドレス変換テーブル12を参照
し、該当ブロックが最後に更新された際のタイムスタン
プを取得する。そして、このタイムスタンプ値と、スト
ライプ中のタグ情報のタイムスタンプ値とを比較し、値
が同じである場合には、このブロックの情報が有効であ
ると判定する。反対に、タグ情報のスタンプ値の方が古
い値である場合は、すでにこの論理アドレスに対応する
ブロックが無効であると判定する。
【0020】このように、従来では、ストライプ中の無
効ブロックを探索するために、ストライプ中のタグ情報
にアクセスする必要があった。すなわち、これは、スト
ライプの読み出し処理を行なう必要があることを意味す
る。したがって、場合によっては、ホストIOリクエス
トの処理の妨げとなっていた。
【0021】次に、この実施形態における無効ブロック
および有効ブロックの探索手順を示す。この実施形態の
記憶装置10は、ストライプの有効ブロックを保持する
ストライプ管理テーブル11を備えている。したがっ
て、ストライプ中の無効ブロックの有無を調べるには、
該当ストライプ番号でストライプ管理テーブル11を参
照し、有効ブロック数をストライプ当たりのブロック数
と比較すればよい。なぜならば、有効ブロック数がスト
ライプ当たりのブロック数より小さい場合には、該当ス
トライプに無効ブロックが存在することを意味するから
である。
【0022】このように、あるストライプのブロックに
無効データがあるか否かを調べるための磁気ディスクア
クセスを行なう必要がないので、ホストIOリクエスト
の処理を妨げることはない。
【0023】次に、詰替え対象となるストライプの選択
方法の一例を示す。ここで示す例は単純な方法の一例で
あり、その他の選択方法を用いることにより、さらに効
率的な詰替え対象となるストライプの組み合わせを得る
ことが可能である。なお、以後の説明ではストライプ当
たりのブロック数をLと表す。したがって、この実施形
態では、ストライプに格納可能なデータブロックの数は
L−1となる。 (1)詰替え対象となるストライプの選択(m TO
1) まず、詰替え処理対象となるストライプの1つとして、
任意の1つのストライプを選択する。そして、このスト
ライプ番号を詰替え対象リストに登録する。ここでは、
ストライプ管理テーブル11を探索し、空きストライプ
以外であって最も無効ブロックが多いストライプ(有効
ブロック数が最も小さい>0)ものを選択する。
【0024】次に、詰替え対象リストに登録したストラ
イプの有効ブロック数の合計(以下Σと表記)との合計
がL−1に最も近くなる有効ブロックをもつストライプ
を検索する。ただし、この検索においては、空きストラ
イプおよびすべてのブロックが有効ブロックであるスト
ライプは除外する。そして、検索により得られたストラ
イプを詰替え対象リストに登録する。また、Σ<L−1
となる場合には、まだ詰替え後のストライプに空きブロ
ックがあることを意味するので、同様の手順を繰り返
す。
【0025】このΣ=L−1となる組み合わせが得られ
た場合、詰替え処理により、詰替え対象ストライプ中の
有効ブロックを1つのストライプ中に再配置できること
を意味する。そして、この対象リストのストライプにつ
いて詰替え処理を行なう。
【0026】このような手順で、Σ=L−1となる組み
合わせが得られなかった場合、詰替え処理の対象となる
ストライプからは、1つのストライプを作成することが
できない。この場合は、m個のストライプからn個(m
>n>1)のストライプを作成する手順を行なう。 (2)詰替え対象となるストライプの選択(m TO
n) m個のストライプからn個(m>n>1)のストライプ
を作成する手順では、前述した手順において、Σ=(L
−1)×n数倍となるまで検索を繰り返すようにする。 (再配置処理手順)まず、前述の処理で選択した詰替え
対象の各ストライプを、詰め替えバッファ16に読み出
す。次に、この読み込んだ各ストライプの1つを選択
し、これを再配置ストライプ用書き込みバッファとす
る。また、再配置後のストライプ数がn個になる場合
は、n個のストライプの詰替えバッファ16を再配置ス
トライプ用書き込みバッファとする。そして、この再配
置ストライプ用書き込みバッファ中の無効ブロックに、
その他の詰め替え対象ストライプ中の有効ブロックを順
次上書き複写する。
【0027】有効ブロックを無効ブロックへ上書き複写
する際に、再配置ストライプ用書き込みバッファのタグ
情報内の論理アドレス情報を更新する。また、移動した
ブロックについて、論理アドレス変換テーブル12のス
トライプ番号、ブロック番号およびタイムスタンプを更
新する。そして、すべての有効ブロックを移動した後
に、再配置ストライプ用書き込みバッファのタグ情報の
タイムスタンプを最も新しい値で更新する。 (m個のストライプからn個のストライプへの書き込
み)前述の処理で再配置を行なった再配置ストライプ用
ストライプ書き込みバッファを磁気ディスク装置18に
書き戻す。この書き戻し時の処理は、通常のホストIO
リクエスト処理において、書き込みバッファ14が埋ま
った場合の処理と同じである。すなわち、空きストライ
プを選択し、再配置ストライプ用書き込みバッファの内
容を、この空きストライプに書き込む。書き戻し時に
は、ストライプ管理テーブル11の書き込みを行なった
空きストライプおよび旧データブロックを収めている各
ストライプの有効ブロック数の更新を行なう。
【0028】空きストライプの選択では、ストライプ管
理テーブル11を検索し、空きストライプの中から書き
戻す先のストライプを選択する。なお、n個のストライ
プに再配置を行った場合、書き戻す先の複数の空きスト
ライプを互いに異なるディスクコントローラ17下に属
するものになるように選択する。これにより、ストライ
プに対する書き込み処理を並行して行なうことが可能と
なる。
【0029】ここで、空きストライプに書き戻すのは、
書き戻し動作中に、何らかの障害が発生した場合でも、
元のストライプ情報から復元可能とするためである。し
たがって、障害発生時に書き戻しデータと書き戻しの完
了とを保証する手段がある場合には、空きストライプで
なく、詰替え処理対象ストライプでもよい。
【0030】ところで、ここまでに述べた詰め替え処理
は、磁気ディスク装置18上に存在するストライプの読
み出しを実際に行なって、詰ま替え処理を行なうという
ものである。したがって、この処理には、最低でも2回
の磁気ディスク装置18上のストライプ読み出し処理
と、1回以上の磁気ディスク装置18への書き込み処理
とを伴なう。このような磁気ディスクアクセスを伴なう
処理は、ホストIOリクエストを待たせるような状態を
発生させる虞れがある。
【0031】以下に、この問題を改善した方法として、
記憶装置10の各種バッファ(書き込みバッファ14、
読み出しバッファ15)上に存在する有効データブロッ
クを詰め替え処理の対象とする方法について示す。ここ
では、詰め替え処理の対象ストライプの1つを読み出し
バッファ15に格納されているストライプデータとする
場合について説明する。
【0032】この場合、前述の詰め替え対象となるスト
ライプの組み合わせ選択手順における「任意のストライ
プ」を「読み出しバッファ15」として詰め替え対象リ
ストに登録する。以降は同様に、詰め替え対象リストに
登録したストライプ中の有効ブロックの数(Σ)がスト
ライプのデータブロック数L−1となるような有効ブロ
ックをもつストライプを選択する。そして、この選択し
た(読み出しバッファを除く)ストライプを詰め替えバ
ッファ16に読み出す。
【0033】次に、詰め替えバッファ16中のストライ
プデータから有効ブロックを探索し、有効ブロックを読
み出しバッファ15上の無効ブロック上に再配置する。
再配置時の手順および処理は前述の通りである。そし
て、すべての再配置処理が完了した後、読み出しバッフ
ァ15上のタイムスタンプの値を最新の値で更新し、読
み出しバッファ14のデータを空きストライプに書き込
み、ストライプ管理テーブル11の有効ブロック数を更
新する。
【0034】ただし、この詰め替え処理による磁気ディ
スク装置18上のストライプ更新の前に、書き込みバッ
ファ14の内容が磁気ディスク装置18に書かれること
があってはならない。なぜならば、書き込みバッファ1
4上にあるタグ情報のタイムスタンプの値が、詰め替え
処理によって更新された読み出しバッファ15上のタグ
情報のタイムスタンプ値より古いことを意味する値であ
った場合に、ホストIOリクエストの書き込みデータ
は、古い情報とみなされて喪失することになるからであ
る。これを防止する方法は、詰め替え処理が完了するま
で、書き込みバッファ14の磁気ディスク装置18への
書き込み処理を保留する、または、予め書き込みバッフ
ァ14の方のタイムスタンプを進めるようにすることで
ある。
【0035】なお、詰め替え処理の対象ストライプの1
つを書き込みバッファ14に格納されているストライプ
データとする場合も、この読み出しバッファ15の場合
と同様に、ホストIOリクエストによって更新される情
報が、詰め替え処理の有効データの移動に伴なって喪失
しないようにする必要がある。
【0036】ところで、このような詰め替え処理を行な
うと、各バッファがビジー状態となり、ホストIOリク
エストの妨げとなる虞れがある。この対策としては、 (1)書き込みバッファ14または読み出しバッファ1
5を詰め替え処理の対象とする場合は、一定時間ホスト
IOリクエストが発生していない場合とする。 (2)複数のバッファを設けて、バッファを対象とする
詰め替え処理を行なっている場合は別のバッファを利用
する。 などが考えられる。
【0037】また、各種バッファ利用した場合を含め
て、すべてのストライプを複数のストライプを読み出し
て詰め替え処理を行なう場合は、詰め替え処理の対象と
なるストライプそれぞれが、互いに異なるディスクコン
トローラ17下に存在するように選択することが好まし
い。これにより、詰め替え対象の各ストライプを並列に
読み出すことができ、ストライプの詰め替え処理に要す
る時間を大幅に低減することが可能となる。このような
ストライプの選択は、前述のストライプ選択手順におい
て、ストライプの選択条件として「詰め替え対象リスト
に登録されているストライプが属するディスクコントロ
ーラ17と異なるディスクコントローラ17に属してい
るもの」という条件を加えることにより実現できる。そ
して、各ストライプがどのディスクコントローラ17に
属しているかは、ストライプ管理テーブル11のコント
ローラ番号を参照することでわかる。
【0038】このように、この実施形態の記憶装置10
によれば、詰め替え処理によって発生する磁気ディスク
アクセスの回数を大幅に削減させ、また磁気ディスクア
クセス時における時間を大幅に短縮することが可能とな
る。なお、このデータ管理の手法は、ホストシステム2
0側で制御されるものであっても構わない。
【0039】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
は、磁気ディスク装置上のストライプ内の有効ブロック
および無効ブロックの有無、ならびにそれらの数を磁気
ディスクのアクセスを伴なうことなく調べることができ
るようになるため、ストライプの詰め替え処理によって
ホストシステムからの入出力リクエスト処理による磁気
ディスクアクセスを妨げることはない。
【0040】また、読み出しバッファおよび書き込みバ
ッファを詰め替え対象となるストライプデータの1つと
することで、詰め替え処理のためのみに行なう磁気ディ
スクアクセスの発生を抑えることが可能となる。
【0041】さらに、詰め替え処理に伴なう磁気ディス
クアクセスを行なう場合においても、互いに異なるディ
スクコントローラに属するストライプに振り分けること
によって、並列にアクセスすることを可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態に係る記憶装置の概略構成
を示す図。
【図2】同実施形態の論理アドレス変換テーブルの形式
を示す図。
【図3】同実施形態のストライプ管理テーブルの形式を
示す図。
【図4】同実施形態のストライプのデータ構造を示す
図。
【図5】同実施形態のストライプ管理テーブル上の有効
ブロック数の更新処理の手順を示すフローチャート。
【符号の説明】
10…記憶装置、11…ストライプ管理テーブル、12
…論理アドレス変換テーブル、13…制御部、14…書
き込みバッファ、15…読み出しバッファ、16…詰め
替えバッファ、17…ディスクコントローラ、18…磁
気ディスク装置、20…ホストシステム。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定数のデータブロックからなるストラ
    イプ単位で書き込みおよび読み出しが行なわれる記憶装
    置に適用されるデータ管理システムにおいて、 前記ストライプそれぞれの有効ブロック数および無効ブ
    ロック数の少なくとも一方を保持するストライプ管理テ
    ーブルと、 前記ストライプへのデータの格納および前記ストライプ
    上のデータの無効化に応じて、前記ストライプ管理テー
    ブルに保持されたそのストライプの有効ブロック数また
    は無効ブロック数の値を更新するテーブル更新手段とを
    具備することを特徴とするデータ管理システム。
  2. 【請求項2】 前記ストライプ管理テーブルに保持され
    た有効ブロック数が0であるものを空きストライプとし
    て探索する探索手段をさらに具備することを特徴とする
    請求項1記載のデータ管理システム。
  3. 【請求項3】 所定数のストライプを書き込みおよび読
    み出し制御するコントローラが複数設けられ、 前記ストライプ管理テーブルは、前記ストライプそれぞ
    れが属するコントローラを識別するための識別データを
    さらに保持する請求項1または2記載のデータ管理シス
    テム。
  4. 【請求項4】 m個のストライプに点在する有効データ
    ブロックをn(m>n)個のストライプに詰め替える詰
    め替え手段をさらに具備し、 前記詰め替え手段は、前記ストライプ管理テーブルが保
    持する有効ブロック数および無効ブロック数の少なくと
    も一方に基づいて、詰め替え処理の対象とするストライ
    プを選択することを特徴とする請求項1、2または3記
    載のデータ管理システム。
  5. 【請求項5】 前記詰め替え手段は、前記記憶装置にデ
    ータを書き込むための書き込みバッファをストライプの
    一つとみなして選択対象とすることを特徴とする請求項
    4記載のデータ管理システム。
  6. 【請求項6】 前記詰め替え手段は、予め定められた時
    間を越えて書き込み要求が発生しないときに、前記記憶
    装置にデータを書き込むための書き込みバッファをスト
    ライプの一つとみなして選択対象とすることを特徴とす
    る請求項4記載のデータ管理システム。
  7. 【請求項7】 前記書き込みバッファが複数設けられ、
    前記詰め替え手段によりいずれかの書き込みバッファが
    詰め替え処理の対象となっている間、書き込みデータを
    その他の書き込みバッファに蓄積するバッファ制御手段
    をさらに具備することを特徴とする請求項5または6記
    載のデータ管理システム。
  8. 【請求項8】 前記詰め替え手段は、前記記憶装置から
    データを読み出すための読み出しバッファをストライプ
    の一つとみなして選択対象とすることを特徴とする請求
    項4記載のデータ管理システム。
  9. 【請求項9】 前記詰め替え手段は、予め定められた時
    間を越えて読み出し要求が発生しないときに、前記記憶
    装置からデータを読み出すための読み出しバッファをス
    トライプの一つとみなして選択対象とすることを特徴と
    する請求項4記載のデータ管理システム。
  10. 【請求項10】 前記読み出しバッファが複数設けら
    れ、前記詰め替え手段によりいずれかの読み出しバッフ
    ァが詰め替え処理の対象となっている間、読み出しデー
    タを含むストライプをその他の読み出しバッファに格納
    するバッファ制御手段をさらに具備することを特徴とす
    る請求項8または9記載のデータ管理システム。
  11. 【請求項11】 前記詰め替え手段は、互いに異なるコ
    ントローラに属するストライプが組みとなるように前記
    詰め替え処理の対象とするストライプを選択することを
    特徴とする請求項4記載のデータ管理システム。
  12. 【請求項12】 前記詰め替え手段により詰め替えられ
    た後の複数のストライプが互いに異なるコントローラに
    属するように書き込み制御する書き込み制御手段をさら
    に具備することを特徴とする請求項4記載のデータ管理
    システム。
  13. 【請求項13】 所定数のデータブロックからなるスト
    ライプ単位で書き込みおよび読み出しが行なわれる記憶
    装置に適用されるデータ管理方法において、 前記ストライプそれぞれの有効ブロック数および無効ブ
    ロック数の少なくとも一方を保持するステップと、 前記ストライプへのデータの格納および前記ストライプ
    上のデータの無効化に応じて、前記保持されたそのスト
    ライプの有効ブロック数または無効ブロック数の値を更
    新するステップとを具備することを特徴とするデータ管
    理方法。
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