JPH1114382A - 電子地図描画方法およびナビゲーション装置 - Google Patents

電子地図描画方法およびナビゲーション装置

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JPH1114382A
JPH1114382A JP9170249A JP17024997A JPH1114382A JP H1114382 A JPH1114382 A JP H1114382A JP 9170249 A JP9170249 A JP 9170249A JP 17024997 A JP17024997 A JP 17024997A JP H1114382 A JPH1114382 A JP H1114382A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 必要以上に多くの情報を表示することなく、
利用者にとって重要な交通情報を分かりやすく表示する
ことを目的とする。 【解決手段】 信号処理手段6は、現在位置検出手段1
によって検出された現在位置を基に、地図情報格納手段
7から地図情報および施設情報を読み出すとともに、視
点算出手段2によって3次元描画に必要な視点情報を算
出し、3次元画像処理手段9によって3次元描画処理を
行った後、交通情報受信手段8によって受信した交通情
報とともに表示手段10に描画する。また、読み出され
た施設情報のうち、視点情報および交通情報に基づき実
際に表示する施設情報が表示対象選別手段3によって選
択されるとともに、3次元描画する際に、画像属性生成
手段4によって交通情報の妨げにならないように優先順
位をつけて描画する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子地図情報を表
示するための地図描画方法、およびそれを使用して現在
地付近の地図情報および施設情報を3次元描画表示する
ナビゲーション装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ナビゲーション装置としては、乗
員を所定の目的地まで誘導する車載用のナビゲーション
装置が知られている。これは、GPS受信機などの現在
位置検出手段によって得られた車両の現在位置情報を用
いて、CD−ROM等の地図情報格納手段に記憶された
地図情報を読み出し、現在位置付近の地図を液晶モニタ
等の表示手段によって表示するとともに、所定の出発地
から所定の目的地までの走行経路を経路探索手段によっ
て算出し、車両位置情報と走行経路から、運転者が進行
すべき方向を交差点に差しかかった時に音声や画面表示
による案内手段によって案内する装置である。
【0003】また、現在位置付近の地図表示として、画
面に2次元的に地図情報を表示するだけでなく、運転者
から見た景観を3次元的に表示することで、表示した地
図と走行中の実際の道路との対応を取りやすく工夫した
装置も提案されている。このような車載ナビゲーション
装置については、例えば特開平5−203457号公報
に記載されている。
【0004】図9は運転者からの景観を3次元的に表示
する従来例における車載ナビゲーション装置の構成を示
している。図9において、101は現在位置検出手段、
102は視点算出手段、103は操作手段、104は信
号処理手段、105は地図情報格納手段、106は交通
情報受信手段、107は3次元画像描画手段、108は
表示手段である。経路探索手段や経路案内手段等は図示
を省略されている。
【0005】上記従来例の動作について説明する。図9
において、信号処理手段104は、マイクロコンピュー
タで構成され、操作手段103からの入力指示を受ける
と、現在位置検出手段101で算出された現在位置情報
に基づき、地図情報格納手段105から現在位置付近の
地図情報を読み出すとともに、交通情報受信手段106
から交通情報を取得する。視点算出手段102では、信
号処理手段104から現在位置情報を受け取り、3次元
画像描画に必要な視点情報を算出する。信号処理手段1
04は、地図情報格納手段105から送られた地図情報
と視点算出手段102から送られた視点情報とを3次元
画像描画手段107に送り、3次元画像描画手段107
で描画された画像を交通情報とともに、表示手段108
に表示された地図情報の上に重ねて表示する。
【0006】上記従来例において、表示手段108に表
示される現在位置付近の地図は、例えば図10に示すよ
うに、3次元的に表示される。これは、地図情報格納手
段105に記憶されている地図データの中に、道路以外
に地図上に存在する建物、山等の3次元形状データが含
まれており、この3次元形状データを3次元画像描画手
段107で視点算出手段102から指示される視点から
見た景観の画像を生成することにより行われる。このよ
うな3次元的な表示では、画面の表示状態が実際の車両
の道路走行状況と似たものとなり、車両に搭乗している
利用者が、画面に映し出された道路地図上における現在
位置と実際の道路上における現在位置との対応が取りや
すいという利点がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の車載ナビゲーション装置においては、地図情報格納
手段に記憶されている3次元形状データに基づいて画像
を生成しているので、利用者にとって重要な交通情報
(図10において、太い矢印線で示されている。)が、
3次元形状で表示された施設などの情報によって隠され
てしまい、地図表示が見にくくなることがあるという問
題があった。
【0008】本発明は、上記従来の問題を解決するもの
で、必要以上に多くの情報を表示することなく、利用者
にとって必要な交通情報を分かりやすく表示することの
できる電子地図表示方法およびそれを利用したナビゲー
ション装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、地図情報格納手段から読み出された施設
情報のうち、視点情報および交通情報に応じて実際に表
示するものを選択するとともに、選択された施設情報を
交通情報の妨げにならないように優先順位をつけて表示
するようにしたものであり、これにより、必要以上に多
くの情報を表示することなく、利用者にとって重要な交
通情報を分かりやすく表示することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、記録媒体から読み出した地図情報および施設情報の
3次元画像を外部から受信した交通情報とともに表示す
る電子地図描画方法において、読み出された施設情報の
うち、視線方向に存在する交差点付近の施設情報のみを
選択し、前記選択された施設情報のうち、前記表示され
た交通情報に隣接する施設情報を、前記交通情報の表示
の妨げにならないように3次元表示することを特徴とす
る電子地図描画方法であり、視点情報と交通情報に応じ
た適切な情報のみを表示することで、より分かりやすい
表示ができるという作用を有する。
【0011】本発明の請求項2に記載の発明は、現在位
置情報を検出する手段と、検出された現在位置情報を基
にその近辺の地図情報および施設情報を地図情報格納手
段から読み出す手段と、検出された現在位置情報から3
次元画像描画に必要な視点情報を算出する手段と、算出
された視点情報から3次元画像を描画する手段と、外部
から交通情報を受信する手段と、取得された交通情報お
よび描画された3次元画像を表示する手段とを備えたナ
ビゲーション装置において、前記地図情報格納手段から
読み出された施設情報のうち、実際に表示する施設情報
を、前記視点情報および交通情報に基づいて選択する手
段を備え、前記選択された施設のみを3次元描画するこ
とを特徴とするナビゲーション装置であり、表示する施
設情報を選択する手段を追加することで、必要以上に多
くの情報を表示することなく、利用者にとって重要な交
通情報を分かりやすく表示できるという作用を有する。
【0012】本発明の請求項3に記載の発明は、選択さ
れた施設情報を3次元描画する際に、表示された交通情
報を基準に表示優先度を決定する画像属性生成手段を備
えた請求項2記載のナビゲーション装置であり、交通情
報の表示を隠してしまうような施設や重要でない施設を
目立たなく表示することにより、より分かりやすい表示
ができるという作用を有する。
【0013】本発明の請求項4に記載の発明は、画像属
性生成手段が、表示優先度を決定する際に、表示された
交通情報よりも奥方向に位置する施設情報の表示優先度
を高くし、前記表示された交通情報よりも手前方向に位
置する施設情報の表示優先度を低くすることを特徴とす
る請求項3記載のナビゲーション装置であり、交通情報
の表示を隠してしまうような施設を目立たなく表示する
ことにより、より分かりやすい表示ができるという作用
を有する。
【0014】本発明の請求項5に記載の発明は、画像属
性生成手段が、表示優先度を決定する際に、表示された
交通情報に隣接しない施設情報の表示優先度を高くし、
前記表示された交通情報に隣接する施設情報の表示優先
度を低くすることを特徴とする請求項3記載のナビゲー
ション装置であり、交通情報の表示が存在する付近の施
設を目立たなく表示するとともに、交通情報をその沿線
の施設情報との関係を明確にでき、より分かりやすい表
示ができるという作用を有する。
【0015】本発明の請求項6に記載の発明は、画像属
性生成手段が、表示優先度を決定する際に、表示された
交通情報に隣接しない施設情報の表示優先度を高くし、
前記表示された交通情報に隣接し、かつ進行方向の車線
に沿わない施設情報の表示優先度を中程度とし、前記表
示された交通情報に隣接し、かつ進行方向の車線に沿う
施設情報の表示優先度を低くすることを特徴とする請求
項3記載のナビゲーション装置であり、利用者にとって
重要な進行方向の交通情報とその沿線の施設情報との関
係を明確にでき、より分かりやすい表示ができるという
作用を有する。
【0016】本発明の請求項7に記載の発明は、表示優
先度の高い施設情報は明瞭に表示し、表示優先度の低い
施設情報は半透明または輪郭線のみで表示することを特
徴とする請求項4または5または6記載のナビゲーショ
ン装置であり、少ない演算量で表示優先度の相違を明確
にできるという作用を有する。
【0017】本発明の請求項8に記載の発明は、表示す
る施設情報を選択する手段が、視線方向の交差点に隣接
する施設情報のみを選択することを特徴とする請求項2
から7のいずれかに記載のナビゲーション装置であり、
視点に対応した適切な施設情報のみを表示することによ
り、より分かりやすい表示できるという作用を有する。
【0018】以下、本発明の実施の形態を図面を参照し
て説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の第1の実施の形態にお
けるナビゲーション装置の構成を示している。図1にお
いて、1は現在位置検出手段であり、車両の現在位置座
標、進行方向、進行速度等の現在位置情報の検出を行う
もので、本実施の形態ではGPS受信機で構成されてい
る。2は視点算出手段であり、現在位置情報から地図描
画を3次元画像処理によって行うための座標計算に必要
な視点位置および視線方向を含む視点情報を算出するも
ので、本実施の形態ではマイクロコンピュータで構成さ
れている。3は表示対象選別手段であり、表示対象とな
る図形情報を、その位置情報と視点情報から実際に表示
するものだけを選択するもので、本実施の形態ではマイ
クロコンピュータで構成されている。4は画像属性生成
手段であり、3次元形状情報を描画するときの表示優先
度を決定するもので、本実施の形態ではマイクロコンピ
ュータで構成されている。5は操作手段であり、利用者
が本装置に対し各種制御命令を入力するもので、本実施
の形態ではジョイスティックで構成されている。6は信
号処理手段であり、装置全体の制御を行い、現在位置情
報や地図情報を取得して地図表示を行うもので、本実施
の形態ではマイクロコンピュータで構成されている。7
は地図情報格納手段であり、道路情報や施設情報の3次
元形状情報を格納しているもので、本実施の形態ではC
D−ROMおよびその再生装置で構成されている。8は
交通情報受信手段であり、VICS等の交通情報システ
ムで送出される交通情報を受信する受信機であり、本実
施の形態ではFM受信回路およびVICS信号復調回路
等で構成されている。9は3次元画像描画手段であり、
視点情報から3次元形状情報を座標変換して表示できる
ように描画処理を行うもので、本実施の形態ではマイク
ロコンピュータで構成されている。10は表示手段であ
り、描画処理された施設情報を交通情報とともに地図情
報の上に重ねて表示するもので、本実施の形態では液晶
ディスプレイで構成されている。なお、経路探索手段や
経路案内手段等は図示を省略されている。
【0019】以上のように構成されたナビゲーション装
置の地図描画動作について図2および図3のフロー図を
用いて説明する。まず図2において、現在位置情報検出
手段1が現在位置情報を検出する(S1)。次に検出結
果に基づいて、視点算出手段2が、地図描画を3次元画
像処理によって行うための座標計算に必要な視点位置お
よび視線方向を含む視点情報を算出する(S2)。次に
信号処理手段6が、描画の対象となる現在位置付近の地
図情報を地図情報格納手段7から読み出し(S3)、読
み出された地図情報のうち、道路情報を3次元画像描画
手段9で描画するとともに(S4)、交通情報受信手段
8から交通情報を取得し(S5)、取得した交通情報を
表示手段10に描画する(S6)。
【0020】次に、図3において、信号処理手段6は、
地図情報のうち、3次元形状情報を持つ施設情報を1つ
ずつ地図情報格納手段7から読み出し(S11)、読み
出された施設情報は、表示対象選別手段3がその座標か
ら施設が視線方向に存在する交差点に隣接する施設か否
かを判定する(S12)。読み出された施設情報が、視
線方向に存在する交差点に隣接する施設でない場合は、
その施設の描画は行わずに、次の施設情報の読み出しを
行う。読み出された施設情報が、視線方向に存在する交
差点に隣接する施設の場合は、さらにその施設が、取得
した交通情報の画面奥側の施設か否かを判定する(1
3)。その施設が、交通情報の画面奥側に位置する場合
は表示優先度を高く(S14)、交通情報の画面手前側
に位置する場合は表示優先度を低く、それぞれ画像属性
生成手段4により設定する(S15)。次にこれらの施
設を3次元画像描画手段9によって表示手段10に描画
する(S16)。このとき、表示優先度が高い奥側の施
設は、通常の表示方法および表示色で描画し、表示優先
度の低い手前側の施設は、その輪郭だけを描画するか、
または表示色を半透明にして描画する。そして、地図表
示範囲に属する全ての施設についての描画の判定および
描画処理を実行し(S17)、地図描画処理を終了す
る。
【0021】図4は上記実施の形態1における描画結果
を示す。図4において、Vは自車位置および進行方向を
示し、矢印線a,b,c,dは交通情報を示す。図4を
従来例の描画結果である図10と比較すると、本実施の
形態1では、視線方向に存在する交差点に隣接する施設
のみが表示されているので、表示が分かりやすく、また
交通情報b,cの手前側の施設11と、交通情報dの手
前側の施設12は輪郭のみが表示されているので、施設
11、12によって交通情報b,c,dが隠されること
がない。なお、交通情報aは進行方向正面に向いている
ので、その沿線の施設によって隠されることはない。
【0022】以上のように、本実施の形態1によれば、
表示対象選別手段3により視線方向に存在する交差点に
隣接する施設情報のみを選択し、選択された施設情報の
うち、画像属性生成手段4により交通情報の手前側に存
在する施設をその輪郭のみ、または半透明な表示色で表
示することにより、その交通情報が施設情報によって隠
されてしまうことを防ぐことができ、見やすい地図表示
を実現することができる。
【0023】(実施の形態2)次に、本発明の第2の実
施の形態について説明する。本実施の形態2における装
置の構成は、図1に示した実施の形態1と同じなので、
ここでは図5のフロー図を参照して地図描画動作のみに
ついて説明する。現在位置情報の検出、視点位置および
視線方向の算出、地図情報の読み出し、道路情報の描
画、そして交通情報の取得および描画までの処理は、図
2に示した実施の形態1と同じである。
【0024】次に、図5において、信号処理手段6は、
地図情報のうち、3次元形状情報を持つ施設情報を1つ
ずつ地図情報格納手段7から読み出し(S21)、読み
出された施設情報は、表示対象選別手段3がその座標か
ら施設が視線方向に存在する交差点に隣接する施設か否
かを判定する(S22)。読み出された施設情報が、視
線方向に存在する交差点に隣接する施設でない場合は、
その施設の描画は行わずに、次の施設情報の読み出しを
行う。読み出された施設情報が、視線方向に存在する交
差点に隣接する施設の場合は、さらにその施設が、取得
した交通情報に隣接する施設か否かを判定する(2
3)。その施設が、交通情報に隣接しない場合は表示優
先度を高く(S24)、交通情報に隣接する場合は表示
優先度を低く、それぞれ画像属性生成手段4により設定
する(S25)。次にこれらの施設を3次元画像描画手
段9によって表示手段10に描画する(S26)。この
とき、表示優先度が高い施設は、通常の表示方法および
表示色で描画し、表示優先度の低い施設は、その輪郭だ
けを描画するか、または表示色を半透明にして描画す
る。そして、地図表示範囲に属する全ての施設について
の描画の判定および描画処理を実行し(S27)、地図
描画処理を終了する。
【0025】図6は上記実施の形態2における描画結果
を示す。図6において、Vは自車位置および進行方向を
示し、矢印線a,b,c,dは交通情報を示す。図6を
従来例の描画結果である図10と比較すると、本実施の
形態2では、視線方向に存在する交差点に隣接する施設
のみが表示されているので、表示が分かりやすく、また
交通情報a,b,c,dに隣接しない施設21、22、
23のみが通常の表示方法および表示色で表示され、交
通情報a,b,c,dに隣接する施設は輪郭線のみで表
示されているので、表示された施設によって交通情報
a,b,c,dが隠されることがなく、また交通情報
a,b,c,dとその沿線の施設との関係が明確にな
る。
【0026】以上のように、本実施の形態2によれば、
表示対象選別手段3により視線方向に存在する交差点に
隣接する施設情報のみを選択し、選択された施設情報の
うち、画像属性生成手段4により交通情報に隣接する施
設をその輪郭のみ、または半透明な表示色で表示するこ
とにより、その交通情報が施設情報によって隠されてし
まうことを防ぐことができ、また交通情報とその沿線の
施設との関係が明確になり、見やすい地図表示を実現す
ることができる。
【0027】(実施の形態3)次に、本発明の第3の実
施の形態について説明する。本実施の形態3における装
置の構成は、図1に示した実施の形態1と同じなので、
ここでは図7のフロー図を参照して地図描画動作のみに
ついて説明する。現在位置情報の検出、視点位置および
視線方向の算出、地図情報の読み出し、道路情報の描
画、そして交通情報の取得および描画までの処理は、図
2に示した実施の形態1と同じである。
【0028】次に、図7において、信号処理手段6は、
地図情報のうち、3次元形状情報を持つ施設情報を1つ
ずつ地図情報格納手段7から読み出し(S31)、読み
出された施設情報は、表示対象選別手段3が、その座標
から施設が視線方向に存在する交差点に隣接する施設か
否かを判定する(S32)。読み出された施設情報が、
視線方向に存在する交差点に隣接する施設でない場合
は、その施設の描画は行わずに、次の施設情報の読み出
しを行う。読み出された施設情報が、視線方向に存在す
る交差点に隣接する施設の場合は、さらにその施設が、
取得した交通情報に隣接する施設か否かを判定する(3
3)。その施設が、取得した交通情報に隣接しない場合
は表示優先度を高くする(S34)。その施設が、取得
した交通情報に隣接する場合は、さらにその施設が、視
点から進行方向の車線に沿う交通情報に隣接する施設か
否かを判定する(S35)。その施設が、視点から進行
方向の車線(日本の場合、左車線)に沿う施設の場合は
表示優先度を低くし(S36)、進行方向の車線に沿わ
ない施設の場合は、表示優先度を中程度とする(S3
7)。次にこれらの施設を3次元画像描画手段9によっ
て表示手段10に描画する(S38)。このとき、表示
優先度が高い施設は、通常の表示方法および表示色で描
画し、表示優先度の低い施設は、その輪郭だけを描画
し、表示優先度が中程度の施設は、表示色を半透明にし
て描画する。そして、地図表示範囲に属する全ての施設
についての描画の判定および描画処理を実行し(S3
9)、地図描画処理を終了する。
【0029】図8は上記実施の形態3における描画結果
を示す。図8において、Vは自車位置および進行方向を
示し、矢印線a,b,c,dは交通情報を示す。図8を
従来例の描画結果である図10と比較すると、本実施の
形態3では、視線方向に存在する交差点に隣接する施設
のみが表示されているので、表示が分かりやすく、また
交通情報a,b,c,dに隣接する施設のうち、進行方
向の車線に沿う交通情報aに隣接する施設31から3
4、交通情報cに隣接する施設35および交通情報dに
隣接する施設36が輪郭線のみで表示され、進行方向の
車線に沿わない交通情報aに隣接する施設41から4
4、交通情報cに隣接する施設45および交通情報dに
隣接する施設46が半透明色で表示されているので、進
行方向の車線に対応する交通情報a,c,dとその沿線
の施設情報との関係が明確になる。
【0030】以上のように、本実施の形態3によれば、
表示対象選別手段3により視線方向に存在する交差点に
隣接する施設情報のみを選択し、選択された施設情報の
うち、画像属性生成手段4により交通情報に隣接しない
施設は通常の表示方法および表示色で表示し、交通情報
に隣接する施設のうち、進行方向の車線に沿う施設はそ
の輪郭のみ、進行方向の車線に沿わない施設は半透明な
表示色で表示することにより、進行方向の車線に対応す
る交通情報とその沿線の施設情報との関係を明確にする
ことができ、見やすい地図表示を実現することができ
る。
【0031】
【発明の効果】以上のように、本発明は、視点算出手段
によって算出された視点情報によって地図情報格納手段
から地図情報を読み出し、交通情報受信手段によって交
通情報を受信し、取得した視点情報および交通情報に基
づき、表示対象選別手段によって地図情報のうちの実際
に3次元表示を行う施設情報を選択し、選択された施設
情報を3次元画像描画手段で描画する際に、画像属性生
成手段によって交通情報の妨げにならないように、また
交通情報と施設情報との関係が明確になるように、表示
の優先順位をつけるので、必要以上に多くの情報を表示
することなく、利用者にとって重要な交通情報を分かり
やすく表示できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の各実施の形態におけるナビゲーション
装置の構成を示すブロック図
【図2】本発明の各実施の形態における地図描画動作の
前半の処理を示すフロー図
【図3】本発明の実施の形態1における地図描画動作の
後半の処理を示すフロー図
【図4】本発明の実施の形態1による地図描画結果の例
を示す画面図
【図5】本発明の実施の形態2における地図描画動作の
後半の処理を示すフロー図
【図6】本発明の実施の形態2による地図描画結果の例
を示す画面図
【図7】本発明の実施の形態3における地図描画動作の
後半の処理を示すフロー図
【図8】本発明の実施の形態3による地図描画結果の例
を示す画面図
【図9】従来例におけるナビゲーション装置の構成を示
すブロック図
【図10】従来例における地図描画結果の例を示す画面
【符号の説明】
1 現在位置検出手段 2 視点算出手段 3 表示対象選別手段 4 画像属性生成手段 5 操作手段 6 信号処理手段 7 地図情報格納手段 8 交通情報受信手段 9 3次元画像描画手段 10 表示手段

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体から読み出した地図情報および
    施設情報の3次元画像を外部から受信した交通情報とと
    もに表示する電子地図描画方法において、読み出された
    施設情報のうち、視線方向に存在する交差点付近の施設
    情報のみを選択し、前記選択された施設情報のうち、前
    記表示された交通情報に隣接する施設情報を、前記交通
    情報の表示の妨げにならないように3次元表示すること
    を特徴とする電子地図描画方法。
  2. 【請求項2】 現在位置情報を検出する手段と、検出さ
    れた現在位置情報を基にその近辺の地図情報および施設
    情報を地図情報格納手段から読み出す手段と、検出され
    た現在位置情報から3次元画像描画に必要な視点情報を
    算出する手段と、算出された視点情報から3次元画像を
    描画する手段と、外部から交通情報を受信する手段と、
    取得された交通情報および描画された3次元画像を表示
    する手段とを備えたナビゲーション装置において、前記
    地図情報格納手段から読み出された施設情報のうち、実
    際に表示する施設情報を、前記視点情報および交通情報
    に基づいて選択する手段を備え、前記選択された施設の
    みを3次元描画することを特徴とするナビゲーション装
    置。
  3. 【請求項3】 選択された施設情報を3次元描画する際
    に、表示された交通情報を基準に表示優先度を決定する
    画像属性生成手段を備えた請求項2記載のナビゲーショ
    ン装置。
  4. 【請求項4】 画像属性生成手段が、表示優先度を決定
    する際に、表示された交通情報よりも奥方向に位置する
    施設情報の表示優先度を高くし、前記表示された交通情
    報よりも手前方向に位置する施設情報の表示優先度を低
    くすることを特徴とする請求項3記載のナビゲーション
    装置。
  5. 【請求項5】 画像属性生成手段が、表示優先度を決定
    する際に、表示された交通情報に隣接しない施設情報の
    表示優先度を高くし、前記表示された交通情報に隣接す
    る施設情報の表示優先度を低くすることを特徴とする請
    求項3記載のナビゲーション装置。
  6. 【請求項6】 画像属性生成手段が、表示優先度を決定
    する際に、表示された交通情報に隣接しない施設情報の
    表示優先度を高くし、前記表示された交通情報に隣接
    し、かつ進行方向の車線に沿わない施設情報の表示優先
    度を中程度とし、前記表示された交通情報に隣接し、か
    つ進行方向の車線に沿う施設情報の表示優先度を低くす
    ることを特徴とする請求項3記載のナビゲーション装
    置。
  7. 【請求項7】 表示優先度の高い施設情報は明瞭に表示
    し、表示優先度の低い施設情報は半透明または輪郭線の
    みで表示することを特徴とする請求項4または5または
    6記載のナビゲーション装置。
  8. 【請求項8】 表示する施設情報を選択する手段が、視
    線方向の交差点に隣接する施設情報のみを選択すること
    を特徴とする請求項2から7のいずれかに記載のナビゲ
    ーション装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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