JPH11143834A - ログイン操作のロックアウト方法 - Google Patents

ログイン操作のロックアウト方法

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JPH11143834A
JPH11143834A JP9310324A JP31032497A JPH11143834A JP H11143834 A JPH11143834 A JP H11143834A JP 9310324 A JP9310324 A JP 9310324A JP 31032497 A JP31032497 A JP 31032497A JP H11143834 A JPH11143834 A JP H11143834A
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JP
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password
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Application number
JP9310324A
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Inventor
Takeshi Mito
健史 三戸
Toshiyuki Tsutsumi
俊之 堤
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Hitachi Software Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Software Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不正ログイン回数の値などの重要データの改
ざんに強く、不正ユーザの不正ログイン操作を強固にロ
ックアウトすること。 【解決手段】 コンピュータを使用しようとするユーザ
自身が保有するフロッピーディスクなどの記録媒体を読
み書き装置にセットした状態でユーザID、パスワード
の入力を行なうようにし、記録媒体のログイン失敗時刻
データまたは第1の固有データ格納領域の重要データの
改ざん等の不正を行った不正ログイン操作に対しては、
ロックアウト処理を含む「準ロックアウト状態」に遷移
させ、この準ロックアウト状態において、一見通常のロ
グイン処理を行っているように見えるが、実は不正を行
えば行うほど不正ログイン操作を締め出す時間を長くす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータを使
用しようとするユーザによって入力されたユーザ固有の
識別情報およびパスワードの認証処理を実行し、不正な
パスワードの所定回数の入力に対し当該コンピュータが
備えるデータやアプリケーションプログラム等の資源を
利用することを許可しないようにするログイン操作のロ
ックアウト方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来において、コンピュータが保有する
データやアプリケーションプログラムなどの資源を不正
なユーザが不正使用できないように、ユーザ固有の識別
情報(以下、ユーザID)およびパスワードを入力さ
せ、これらがコンピュータ内に予め登録されている正規
のユーザのユーザIDおよびパスワードと一致するかの
認証処理を実行し、登録されていなければ不正ユーザに
よるログイン操作であると判定し、ログインを許可せ
ず、さらにその不正ログイン操作が所定回数行なわれた
場合は、当該コンピュータをロックアウト状態に遷移さ
せ、コンピュータに対する全てのユーザのログイン操作
を所定時間禁止するようにしたものがある。
【0003】このようなシステムにおいては、通常、ユ
ーザIDにはユーザの名前など比較的解りやすいものが
選ばれ、パスワードにはユーザ1人1人が自分にしか解
らないものが選ばれる。
【0004】このような認証処理を行なって不正使用を
防止するように構成したコンピュータ(あるいはコンピ
ュータシステム)に対し、不正ユーザがコンピュータに
不正侵入する際にとる攻撃方法として、まずユーザID
を手に入れ、そのユーザIDに対してパスワードを1つ
ずつ試していくという「総当たり攻撃」というものがあ
る。パスワードの候補は非常に多く存在するが、「総当
たり攻撃」を行なうための処理は専用のプログラムを作
成することにより自動化できるので、不正ユーザは1秒
間に何千、何万個もの非常に多くのパスワードを試す事
ができる。このようにして多くのパスワードの試行によ
る不正ログイン操作を許すことにより、いつかはパスワ
ードは解かれてしまう。
【0005】そこで、不正ログイン操作の試行回数の上
限を規定し、それを超えた場合はログイン操作を一定期
間禁止する(ロックアウト)方法を採っている。普通、
ログイン禁止期間(ロックアウト時間)はシステム管理
者が該当コンピュータのセキュリティ方針に沿って定め
るが、比較的長い時間であり、システム管理者がロック
アウト状態を解除しなければ二度とログインできない場
合もある。これにより、侵入者は多くのパスワードを試
す事ができなくなり、不正ユーザによるコンピュータの
不正使用を防止し、コンピュータ内のデータ等の安全性
を保つことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の従来
のロックアウト方法にあっては、ロックアウトを行うた
めに現在までの不正ログイン回数をコンピュータ内のど
こかに保持しておく必要があるため、不正ユーザが現在
までの不正ログイン回数の格納場所を何等かの方法で探
し出し、そこの不正ログイン回数の値をロックアウト状
態になる前に削除あるいは書き替える処理を行なえば、
何回でもパスワードを解読する操作を試みることがで
き、いつかは正当なパスワードを探し出し、このパスワ
ードによって不正ログインが可能になるという問題を含
んでいる。
【0007】本発明の目的は、不正ログイン回数の値な
どの重要データの改ざんに強く、不正ログイン操作の回
数が増えるに従ってその不正ログイン操作を締め出す時
間を長くし、不正ユーザの不正ログイン操作を強固にロ
ックアウトすることができるログイン操作のロックアウ
ト方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、ログイン操作の失敗回数カウンタ格納領
域と最新のログイン失敗時刻データ格納領域とを有する
ユーザ別の記録媒体を用意すると共に、ログイン対象の
コンピュータには、前記記録媒体に対しデータの読み書
き動作を行なう読み書き装置と、ユーザにより入力され
たパスワードを無視する準ロックアウト状態への突入後
の準ロックアウト状態持続時間を定める第1の値の格納
領域と前回ログアウト時刻等の非固定データおよびユー
ザ名等の固定データの格納領域を含むユーザ別の第1の
固有データ格納領域と、前記最新のログイン失敗時刻デ
ータ格納領域に格納されたログイン失敗時刻データと同
一のデータを格納する第1の格納領域と前記非固定デー
タおよび固定データの格納領域に格納されるデータと同
一のデータを格納する第2の格納領域を含むユーザ別の
第2の固有データ格納領域と、を設け、コンピュータを
使用しようとするユーザ自身が保有する前記記録媒体を
前記読み書き装置に読み書き可能状態にセットした後の
当該ユーザによるユーザ識別情報の入力に対し、ログイ
ン対象のコンピュータにおいて、(a1)入力されたユ
ーザ識別情報によって当該ユーザに対応する前記第1お
よび第2の固有データ格納領域に格納されたデータを読
出すと共に、前記記録媒体に格納されたデータを読出
し、記録媒体から読出したログイン失敗時刻データと第
2の固有データ格納領域から読出したログイン失敗時刻
データとの照合、前記第1および第2の固有データ格納
領域からそれぞれ読出した非固定データ、固定データの
照合を行ない、(a2)照合対象のデータが不一致の場
合は、前記第1の値を更新して準ロックアウト状態に遷
移し、ユーザ識別情報に続いて入力されるパスワードの
正当性を判定し、正当なパスワードであっても前記第1
の値で定まる時間経過後までその正当なパスワードを無
視し、前記記録媒体中の最新のログイン失敗時刻データ
格納領域に現在時刻データを書き込んだ後、不正パスワ
ードである旨のメッセージを出力し、前記第1の値で定
まる時間が経過したならば前記第1の値を通常状態を示
す値に復帰させ、不正なパスワードであれば前記記録媒
体中の失敗回数カウンタ格納領域のログイン失敗回数カ
ウント値を更新した後、そのログイン失敗回数カウント
値が規定回数に達していればロックアウト状態に遷移
し、前記記録媒体中の最新のログイン失敗時刻データ格
納領域に現在時刻データを書き込んだ後、ログイン操作
を所定時間禁止する、処理をユーザ識別情報の入力に続
くパスワードの入力毎に実行し、前記記録媒体中のデー
タまたは第2の固有データ格納領域中のデータの改ざん
による不正ログイン操作を禁止することを特徴とする。
【0009】要約すると、本発明は、コンピュータを使
用しようとするユーザ自身が保有するフロッピーディス
クやICカードなどの記録媒体を前記読み書き装置に読
み書き可能状態にセットした状態でユーザID、パスワ
ードの入力を行なうようにし、正当なパスワード入力を
行ったユーザに対してはログインを許可し、規定回数以
上の不正パスワード入力を行った場合は従来と同様にロ
ックアウト状態とするが、記録媒体のログイン失敗時刻
データまたは第1の固有データ格納領域の重要データの
改ざん等の不正を行った不正ログイン操作に対しては、
ロックアウト処理を含む「準ロックアウト状態」に遷移
させ、この準ロックアウト状態において、一見通常のロ
グイン処理を行っているように見えるが、実は不正を行
えば行うほど不正ログイン操作を締め出す時間を長くす
るようにしたものである。
【0010】ここで、準ロックアウト状態とは、ログイ
ン失敗時刻データなどの重要データの改ざん等の不正を
行ったことが判明した時に遷移する状態であり、この準
ロックアウト状態では、ユーザによるパスワードの入力
を許し、かつそのパスワードの判定も行なうが、入力さ
れたパスワードが正当なものと一致する場合であって
も、それを排除するものである。入力されたパスワード
が正当なものと一致する場合であっても、これを無視す
るとは、排除することと同義である。
【0011】ログイン失敗時刻データなどの重要データ
の改ざん等の不正が行なわれたかどうかは、当該ユーザ
に対応する前記第1および第2の固有データ格納領域に
格納されたデータを読出すと共に、前記記録媒体に格納
されたデータを読出し、記録媒体から読出したログイン
失敗時刻データと第2の固有データ格納領域から読出し
たログイン失敗時刻データとの照合、前記第1および第
2の固有データ格納領域からそれぞれ読出した非固定デ
ータ、固定データの照合を行なうことによって判定す
る。この場合、第1の固有データ領域のデータは、第2
の固有データ領域とは異なる領域に格納されており、好
ましくは暗号化して格納されている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
より詳細に説明する。
【0013】図1は、本発明のロックアウト方法を適用
したコンピュータシステムの実施形態を示すブロック図
であり、コンピュータ101と、このコンピュータ10
1に付属する媒体読み書き装置102とから構成され、
コンピュータ101にログインし、コンピュータ101
が備えるデータやアプリケーションプログラム等の資源
を使用する際には、ユーザ106に固有のデータが格納
されたフロッピーディスク103(またはICカード1
04)を媒体読み書き装置102に読み書き可能状態に
セットし、コンピュータ101のキーボード等の入力装
置105からユーザIDとパスワードとを入力するよう
に構成されている。
【0014】ユーザ106が携帯するフロッピーディス
ク103には、ログイン操作の失敗回数カウント値CF
や最新のログイン失敗時刻データftなどを格納する領
域1031が設けられている。また、ログイン対象のコ
ンピュータ101には、ユーザにより入力されたパスワ
ードを無視する準ロックアウト状態への突入後の準ロッ
クアウト状態持続時間を定める第1の値CR等を格納す
る第1の固有データ格納領域1011が設けられると共
に、フロッピーディスク103の領域1031に格納さ
れたログイン失敗時刻データft等と同一のデータを格
納する第1の格納領域1012と、前回ログアウト時刻
等の非固定データRVDおよびユーザ名等の固定データ
RSDを格納する第2の格納領域1013を含むユーザ
別の第2の固有データ格納領域1014が設けられてい
る。
【0015】この第1および第2の固有データ格納領域
1011,1014は、コンピュータ101のオペレー
ティングシステム(OS)がWindows95やWindows NTで
あれば、レジストリファイル中に設けることができる。
この実施形態における第2の固有データ格納領域101
4のデータは所定の暗号化アルゴリズムによって暗号化
されており、外部のユーザが解読できないように保護さ
れている。
【0016】図2は、この実施形態におけるログイン動
作の概要を示す図であり、コンピュータを使用しようと
するユーザ自身が保有するフロッピーディスク103を
媒体読み書き装置102に読み書き可能状態にセットし
た状態で、ユーザID、パスワードを入力し(ステップ
201)、その入力したパスワードが正当なパスワード
であれば(ステップ202)、ログインを許可し(ステ
ップ203)、規定回数以上の不正パスワードの入力を
行った場合は(ステップ204)、従来と同様にロック
アウト状態とする(ステップ205)。ここまでは、従
来方法と同じである。
【0017】本発明では、記録媒体であるフロッピーデ
ィスク103に格納されたログイン失敗回数カウント値
CFやログイン失敗時刻データftまたはコンピュータ
101内の第1の固有データ格納領域1011のデータ
RVD等の改ざん等の不正を行った不正ログイン操作に
対しては、この不正ログイン操作を検知し(ステップ2
06)、ロックアウト処理を含む「準ロックアウト状
態」に遷移させ(ステップ207)、この準ロックアウ
ト状態において、一見通常のログイン処理を行っている
ように見えるが、実は不正を行えば行うほど不正ログイ
ン操作を締め出す時間を長くするように処理する。
【0018】準ロックアウト状態とは、前述したよう
に、ログイン失敗時刻データftなどの重要データの改
ざん等の不正を行ったことが判明した時に遷移する状態
であり、この準ロックアウト状態では、ユーザによるパ
スワードの入力を許し、かつそのパスワードの判定も行
なう。しかし、入力されたパスワードが正当なものと一
致する場合であっても、それを排除するものであり、
(1)ログイン失敗時刻データftなどの重要データの
改ざん等の不正が検出される都度、(2)準ロックアウ
ト状態において不正なパスワードが規定回数入力される
都度、第1の固有データ格納領域1011の第1の値C
Rが「+1」され、準ロックアウト状態から通常状態に
復帰するまでの時間が長くなるようになっている。
【0019】通常状態と準ロックアウト状態の動作の違
いを図3で説明する。図3において、横矢印300は時
間軸である。今、ロックアウトが起こるまでのパスワー
ド入力規定回数を3回とし、ユーザが、、、、
、のタイミングでパスワードを入力するとする。通
常状態では、〜のパスワード入力のうち、正しいパ
スワードが入力されればその時点でログインを許可す
る。〜の入力が全て誤ったものであればロックアウ
トを行い、さらに〜の入力もすべて誤りであれば再
びロックアウトを行う。
【0020】これに対し、準ロックアウト状態では正し
いパスワードが入力されてもログインを許可しない。つ
まり、通常状態では、〜のいずれでのタイミングで
も正しいパスワードが入力されればその時点でログイン
できるのに対し、準ロックアウト状態ではログインは絶
対に許可されることがなく、どんなパスワードであって
も3回入力を受けたらロックアウトを行うという動作を
繰り返す。従って、通常状態と比べてユーザに対する見
かけ上の動作は変わらないが、正しいパスワード入力を
受けてもログインを許可しない点が異なる。そして、ロ
グイン失敗時刻データftなどの重要データが変更また
は削除されるなどの改ざんを検知した時や、準ロックア
ウト状態中にロックアウトが起こる度に、第1の固有デ
ータ格納領域1011の第1の値CRを「+1」し、準
ロックアウト状態を長期化させる。
【0021】図4は、フロッピーディスク103に格納
されるデータ(以下、データF-Dと総称する)400
のデータ構造を示す図であり、CF401はログイン失
敗回数カウント値、ft402は最新のログイン失敗時
刻、f−otherwise403はその他のデータである。こ
こで言う時刻とは年月日時分秒を含むものである。ま
た、その他のデータ403とは、例えば、ユーザの役職
やログインが許可される時間帯など、ユーザの情報やロ
グインの制御に関する情報である。
【0022】CF401は、ユーザがログインに失敗す
るたびに値を「1」増やす。従ってロックアウトが始ま
るまでのパスワード試行規定回数をLTとすれば、CF
401は「0」から「LT」までの値をとる。「LT」
はシステム管理者がシステムセキュリティ方針に沿って
適宜に定めるものである。
【0023】F-D400の全てのデータは、システム
の他の部分にも同一内容が記録される。記録する場所
は、フロッピーディスク103内でも構わないが、フロ
ッピーディスク103とは異なるファイルやレジストリ
が好ましい。この実施形態では、コンピュータ101の
第2の格納領域1012にも同一内容が記録される。
【0024】データF-D400を初期化するとは、C
F401を0に、ft402を現時刻にして、その他の
データ403をシステムで定めたそれぞれの初期値にリ
セットする事である。
【0025】図5は、第1の固有データ格納領域101
1に格納されるデータ(以下、データR-Dと総称す
る)500のデータ構造を示す図であり、このデータR
-D500のCR501以外のデータ502、503
は、具体的には前回ログアウトした時刻や最後にレジス
トリを更新した時刻等の不特定データや、ユーザ名、マ
シン名やアプリケーション名等の特定データである。不
特定データをRVD502、特定データをRSD503
と呼ぶことにすると、これらのデータとCRを所定の順
番(例えば図5のようにCR、RVD、RSDの順番)
に並べ、暗号化してレジストリ上に保持しておく。シス
テムはCR501の値により通常状態か準ロックアウト
状態かが決まる。CR501の値が「0」であればシス
テムは通常状態であり、正数であれば準ロックアウト状
態である。
【0026】図6は、RVD502の詳細構造を示す図
であり、「前回ログアウトした時刻」をot601、
「最後にレジストリを更新した時刻」をlt602、そ
の他のデータrv−otherwiseを603と表わ
している。RVD502を初期化するとは、ot60
1,lt602を現時刻に、rv−otherwise
603をシステムで定めたそれぞれの初期値にリセット
する事である。システムはユーザがログアウトした時に
ot601を現時刻に更新する。
【0027】図7は、RSD503の詳細構造を示す図
であり、「ユーザ名」をyn701、「マシン名」をm
n702、「アプリケーション名」をapn703、そ
の他のデータをrs−otherwise704と表わ
している。RSD503を初期化するとは、各々のデー
タをシステムで定めたそれぞれの初期値にリセットする
事である。
【0028】R-D500のCR501以外の全てのデ
ータは、システムの他の部分にも記録してある。記録し
てある場所は同じレジストリ上でも構わないが、別ファ
イル上や別レジストリ上が望ましい。この実施形態で
は、第2の固有データ格納領域1014に記録してい
る。
【0029】R-D500を初期化するとは、CR50
1を「0」にしてRVD502,RSD503を初期化
する事である。
【0030】CR501以外のデータF-D,R-D上の
データの値を更新あるいは初期化する時には、他の場所
に保持してある値も同時に変更する。
【0031】CF401,CR501の2つの異なる値
はそれぞれ、CF401がユーザのログイン失敗回数を
表すもの、別の言い方をすればロックアウトを起こすタ
イミングを決めるものであり、CR501が準ロックア
ウト状態を持続する時間を決めるものである。CR50
1が「0」であればシステムは通常状態であるが、CR
501が正数であればシステムは準ロックアウト状態と
なり、それが大きい正数であるほど準ロックアウト状態
は長く続く。
【0032】図8は、データF-D400へのアクセス
方法を示すフローチャートである。データF-D400
へアクセスする場合、まず、F-D400の各値が正し
いかどうかを、第2の固有データ格納領域1014に格
納している同じ内容のデータを参照して確かめる(ステ
ップ800)。もし正しければフロッピーディスク10
3のデータにアクセスする(ステップ803)。正しく
なければ、F-D400を初期化の後(ステップ80
1)、CR501の値を「1」増やし(ステップ80
2)、データF-D400にアクセスする(ステップ8
03)。
【0033】図9は、R-D500へのアクセス方法を
示すフローチャートであり、まず、レジストリ上にはR
-D500を暗号化して保存しているので復号化する
(ステップ900)。そしてRVD502、RSD50
3の値が正しいかどうかを、他の場所(第2の固有で他
格納領域1014内の第2の格納領域1013)に保持
している同じ内容のデータを参照して確かめる(ステッ
プ901)。もし1つでも異なるものがあれば、RVD
502、RSD503を初期化の後(ステップ90
2)、CR501の値を「1」増やす(ステップ90
3)。そして、必要なレジストリ上のデータにアクセス
する(ステップ904)。今回のアクセスでCR501
を更新した場合はlt602を現時刻に更新する(ステ
ップ905)。そして暗号化して保存する(ステップ9
06)。
【0034】次に、ログイン処理について説明する。最
初に全体の流れを図10のフローチャートで説明する。
まず、コンピュータ101ログイン画面を出力する(ス
テップ1000)。ログイン画面は図11のようなもの
である。ユーザは、このログイン画面1100を見なが
らユーザIDを入力する(ステップ1001)。コンピ
ュータ101は、ユーザIDが入力されたならば、その
入力されたユーザIDを参照して該当するユーザのF-
D400やR-D500をチェックする(ステップ10
02)。改ざん等の問題が無ければ、ステップ1003
に進み、もし一部でもデータが異なっていたり、削除さ
れていた場合には何らかの改ざんが行われているものと
判定し、ステップ1004に進む。なお、ステップ10
03の詳細は図12で、ステップ1004の詳細は図1
3で説明する。
【0035】ステップ1003あるいはステップ100
4が終了したならば、コンピュータ101は現在のシス
テムの状態を判断する(ステップ1005)。正常状態
であれば、ユーザのパスワードが入力された後(ステッ
プ1006)、通常パスワード処理(ステップ100
8)を行い、準ロックアウト状態であれば、ユーザのパ
スワードが入力された後(ステップ1007)、準ロッ
クアウト状態下のパスワード処理(ステップ1009)
を行う。
【0036】図12は、ステップ1003の詳細を示す
フローチャートであり、まず、F-D400のft40
2(最後にログインに失敗した時刻)と現在時刻(シス
テムで保持しているもので、ここではctと表す)の差
の絶対値を計算し、|ft−ct|≧rst(rstは
管理者がシステムのセキュリティ方針に沿って適宜に定
める)であれば(すなわち、最新にログインに失敗した
時刻から十分大きな時間が経過していれば)、CF40
0を「0」にリセットし(1201)、さらにCR50
1が正であれば値を「1」減らす(ステップ120
3)。CR501が「1」の場合はステップ1203の
処理により、準ロックアウト状態から通常状態に戻る。
【0037】rstはシステムが準ロックアウト状態か
ら通常状態に戻るまでの時間を制御するパラメタであ
る。準ロックアウト状態は、該当ユーザが最後にログイ
ンを失敗してから(CR×rst)の間続く。
【0038】図13はステップ1004の詳細を示すフ
ローチャートであり、まず、該当ユーザの改ざんを受け
たF-D400やR-D500のデータを初期化する等し
て修復する(ステップ1300)。そしてCR501の
値を「1」増やす(ステップ1301)。ステップ13
01により、CR501が「0」であった場合、システ
ムは通常状態から準ロックアウト状態に移る。
【0039】次に、図10のステップ1005のシステ
ム状態の判断処理を図14のフローチャートで説明す
る。
【0040】図14において、まず、CR501の値を
調べる(ステップ1400)。CR501が「0」であ
れば、システムは通常状態であると判断する(ステップ
1401)。しかし、CR501が「0」でなければ準
ロックアウト状態にあるという事になるので、|ft−
ct|の値を調べ(ステップ1402)、準ロックアウ
ト状態がまだ続いているかどうかを調べる。|ft−c
t|≧(CR×rst)であれば準ロックアウト状態は
終了であるので、CR501を「0」にし(ステップ1
403)、CF401を「0」にして(ステップ140
4)、システムは通常状態であると判断する(ステップ
1405)。
【0041】しかし、|ft−ct|<(CR×rs
t)であれば、準ロックアウト状態をまだ継続すべき状
態であると判断する。
【0042】次に、ステップ1008の「通常パスワー
ド処理」について図15のフローチャートで説明する。
図15において、まずCF401の値を「1」増やす
(ステップ1500)。そしてパスワード判定を行い
(ステップ1501)、ユーザにより入力されたパスワ
ードが正しければCF401を「0」にして(ステップ
1502)、ユーザのログインを許可する(ステップ1
503)。しかし、パスワードが正しくなければ、CF
401の値を調べる(ステップ1504)。
【0043】CF401がLT(ログイン規定回数)以
上であれば、CF401を「0」にして(ステップ15
05)、ロックアウト状態に移行し、ロックアウトを行
う(ステップ1506)。CF401がLT未満であれ
ば、パスワードリジェクト処理を行う(ステップ150
7)。
【0044】ステップ1506の「ロックアウト」の処
理について図16のフローチャートで説明する。図16
において、まずフロッピーディスク103および第2の
固有データ他格納領域1014中のft402を現時刻
に更新し(ステップ1600)、警告をLOTの間表示
し続ける(ステップ1601)。この時のログイン画面
は図17のようなものであり、例えば「あなたはロック
アウトされました」という警告メッセージが表示され
る。LOTは、ロックアウトが続く時間であり、システ
ム管理者がセキュリティ方針に沿って定めたものであ
る。ロックアウト中は全てのユーザの入力を受け付けな
い。
【0045】ロックアウトが終了したらログイン画面1
701の警告メッセージを消去し(ステップ160
2)、ログイン画面を初期化してユーザの入力を受け付
けるようにする(ステップ1603)。ロックアウトが
終了した時点では、システムは図10のステップ100
0が終了した状態となり、システムはユーザからのユー
ザIDの入力を待つ状態となる。
【0046】次に、図15のステップ1507の「パス
ワードリジェクト作業」について図18のフローチャー
トで説明する。図18において、まず、フロッピーディ
スク103および第2の固有データ他格納領域1014
中のft402を現時刻に更新し(ステップ180
0)、パスワード不一致のコメントまたはメッセージを
出力する(ステップ1801)。この時のログイン画面
は図19のようなものであり、この画面1901におい
て例えば「あなたが入力したパスワードは正しくありま
せん」というコメントが表示される。このパスワードリ
ジェクト作業が終了した時点では、システムは図10の
ステップ1000が終了した状態となり、システムはユ
ーザからのユーザIDの入力を待つ状態になる。
【0047】次に、図10のステップ1009の「準ロ
ックアウト状態下でのパスワード処理」について図20
のフローチャートで説明する。図20において、まず、
CF401の値を「1」増やす(ステップ2000)。
そしてパスワード判定を行い(ステップ2001)、ユ
ーザの入力したパスワードが正しければ、CR501の
値を「1」に戻す(ステップ2002)。そしてCF4
01の値を調べ、CF401がLT(ロックアウト規定
回数)以上であればCF401を「0」にして(ステッ
プ2004)、ロックアウトを行う。CF401がLT
未満であればパスワードリジェクト作業を行う(ステッ
プ2006)。
【0048】ここで、準ロックアウト状態下ではログイ
ンを許可しないのにわざわざステップ2001において
パスワード判定を行っているのは、準ロックアウト時間
があまり長くなり過ぎないようにするためである。例え
ば、不正ログインを行なおうとする攻撃者が不正ログイ
ンを何回も試みた場合、準ロックアウト状態はそれに比
例して長く続く。そのような場合、正規のユーザがログ
インをしようとしても準ロックアウト状態が長く続きす
ぎるため、事実上システムから締め出されてしまう。こ
の性質を利用して攻撃者は無意識に、あるいは意図的に
全てのシステムを使用不能(ログインを事実上不可能)
にする攻撃を行う事ができる。それに対処するため、準
ロックアウト状態下でも正しいパスワードを入力した場
合にはCR501をステップ2002で「1」に戻すこ
とにより、図12ステップ1203において、rst時
間後には準ロックアウト状態が解除されるようにするの
である。但し、正規ユーザはその間は待機していなけれ
ばならない。
【0049】ここで、正規のユーザのフロッピーディス
ク103のデータを不正ユーザが複写して不正ログイン
を試みることがあり得る。このような不正ログインを試
みた直後に正規のユーザがログイン操作を行なった場
合、パスワードが正しい場合であってもログイン失敗時
刻データ等が不一致となっているので、準ロックアウト
状態になる。正規のユーザは、正しいパスワードを入力
したにも拘らず準ロックアウト状態になったことによ
り、自分自身のフロッピーディスク103のデータが盗
まれているものと判断することができる。盗まれたこと
が判明した場合、システム管理者に届け出てフロッピー
ディスクやICカードの変更手続きを行なえばよい。
【0050】正しいパスワードを入力してシステムが通
常状態に戻るのを待つ時、ロックアウト(ステップ20
05)された場合とパスワードリジェクト(ステップ2
006)された場合とでは、ユーザの受ける印象は異な
る。ステップ2006が実行された場合は、ユーザはr
stの間待てばよい。ステップ2005が実行された場
合もrstの間待てばよいのであるが、rst≦LOT
の場合はロックアウトが終了した時点で(正確には図1
2のステップ1203の時点で)システムは通常状態に
戻る。しかし,rst>LOTの場合は、ロックアウト
が終了してもさらに「rst−LOT」の間待たなけれ
ばシステムは通常状態に戻らない。普通はrst=LO
Tとなるように設定する。
【0051】入力されたパスワードが正しくない場合
は、まずCF401の値を調べる(ステップ200
7)。CF401がLT以上であればCR501の値を
「1」増やし(ステップ2008)、CF401を
「0」にして(ステップ2009)、ロックアウトを行
う(ステップ2010)。CF401がLT未満であれ
ば、パスワードリジェクト作業を行う。
【0052】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、ロックアウトに関するファイルの削除やクリ
ティカルデータの改ざん等の攻撃に強く、さらにユーザ
が不正を行えば行うほど、不正ユーザに気付かれる事無
くシステムから締め出す時間を長くし、不正ユーザの不
正ログイン操作を強固にロックアウトすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のロックアウト方法を適用したコンピュ
ータシステムの実施形態を示すブロック図である。
【図2】ログイン動作の概要を示す説明図である。
【図3】通常状態と準ロックアウト状態の違いを説明す
る図である。
【図4】ユーザが携帯する記録媒体に格納されるデータ
の構造を示す図である。
【図5】第1の固有データ格納領域に格納されるデータ
の構造図である。
【図6】第1の固有データ格納領域内の非固定データの
構造図である。
【図7】第1の固有データ格納領域内の固定データの構
造図である。
【図8】記録媒体内のデータへのアクセス方法を示すフ
ローチャートである。
【図9】コンピュータ内のレジストリデータへのアクセ
ス方法を示すフローチャートである。
【図10】ログイン処理の概要を示すフローチャートで
ある。
【図11】ログイン画面の例を示す図である。
【図12】図10のステップ1003の詳細を示すフロ
ーチャートである。
【図13】図10のステップ1004の詳細を示すフロ
ーチャートである。
【図14】図10のステップ1005の詳細を示すフロ
ーチャートである。
【図15】図10のステップ1008の詳細を示すフロ
ーチャートである
【図16】ロックアウトの処理の流れを示すフローチャ
ートである。
【図17】ロックアウト状態におけるログイン画面の例
を示す図である。
【図18】パスワードリジェクト作業の詳細を示すフロ
ーチャートである。
【図19】パスワード不一致を示す画面の表示例を示す
図である。
【図20】準ロックアウト状態におけるパスワード処理
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
101…コンピュータ、102…媒体読み書き装置、1
03…フロッピーディスク、104…ICカード、10
5…入力装置、106…ユーザ、1011…第1の固有
データ格納領域、1012…第1の格納領域、1013
…第2の格納領域、1014…第2の固有データ格納領
域。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータを使用しようとするユーザ
    によって入力されたユーザ固有の識別情報およびパスワ
    ードの認証処理を実行し、不正なパスワードの所定回数
    の入力に対し当該コンピュータが備えるデータやアプリ
    ケーションプログラム等の資源を利用することを許可し
    ないようにするログイン操作のロックアウト方法におい
    て、 ログイン操作の失敗回数カウンタ格納領域と最新のログ
    イン失敗時刻データ格納領域とを有するユーザ別の記録
    媒体を用意すると共に、 ログイン対象のコンピュータには、 前記記録媒体に対しデータの読み書き動作を行なう読み
    書き装置と、 ユーザにより入力されたパスワードを無視する準ロック
    アウト状態への突入後の準ロックアウト状態持続時間を
    定める第1の値の格納領域と前回ログアウト時刻等の非
    固定データおよびユーザ名等の固定データの格納領域を
    含むユーザ別の第1の固有データ格納領域と、 前記最新のログイン失敗時刻データ格納領域に格納され
    たログイン失敗時刻データと同一のデータを格納する第
    1の格納領域と前記非固定データおよび固定データの格
    納領域に格納されるデータと同一のデータを格納する第
    2の格納領域を含むユーザ別の第2の固有データ格納領
    域と、を設け、 コンピュータを使用しようとするユーザ自身が保有する
    前記記録媒体を前記読み書き装置に読み書き可能状態に
    セットした後の当該ユーザによるユーザ識別情報の入力
    に対し、ログイン対象のコンピュータにおいて、 (a1)入力されたユーザ識別情報によって当該ユーザ
    に対応する前記第1および第2の固有データ格納領域に
    格納されたデータを読出すと共に、前記記録媒体に格納
    されたデータを読出し、記録媒体から読出したログイン
    失敗時刻データと第2の固有データ格納領域から読出し
    たログイン失敗時刻データとの照合、前記第1および第
    2の固有データ格納領域からそれぞれ読出した非固定デ
    ータ、固定データの照合を行ない、 (a2)照合対象のデータが不一致の場合は、前記第1
    の値を更新して準ロックアウト状態に遷移し、ユーザ識
    別情報に続いて入力されるパスワードの正当性を判定
    し、正当なパスワードであっても前記第1の値で定まる
    時間経過後までその正当なパスワードを無視し、前記記
    録媒体中の最新のログイン失敗時刻データ格納領域に現
    在時刻データを書き込んだ後、不正パスワードである旨
    のメッセージを出力し、前記第1の値で定まる時間が経
    過したならば前記第1の値を通常状態を示す値に復帰さ
    せ、 不正なパスワードであれば前記記録媒体中の失敗回数カ
    ウンタ格納領域のログイン失敗回数カウント値を更新し
    た後、そのログイン失敗回数カウント値が規定回数に達
    していればロックアウト状態に遷移し、前記記録媒体中
    の最新のログイン失敗時刻データ格納領域に現在時刻デ
    ータを書き込んだ後、ログイン操作を所定時間禁止す
    る、処理をユーザ識別情報の入力に続くパスワードの入
    力毎に実行し、前記記録媒体中のデータまたは第2の固
    有データ格納領域中のデータの改ざんによる不正ログイ
    ン操作を禁止することを特徴とするログイン操作のロッ
    クアウト方法。
  2. 【請求項2】 準ロックアウト状態に遷移した状態で不
    正なパスワードが規定回数入力された場合は前記第1の
    値をさらに更新することを特徴とする請求項1記載のロ
    グイン操作のロックアウト方法。
  3. 【請求項3】 前記第2の固有データ格納領域のデータ
    は暗号化されており、該格納領域をアクセスするたびに
    復号されるものであることを特徴とする請求項1または
    2記載のログイン操作のロックアウト方法。
  4. 【請求項4】 準ロックアウト状態に遷移した状態で正
    当なパスワードが入力された場合は、前記第1の値を準
    ロックアウト状態の最初の値に戻す処理を行なうことを
    特徴とする請求項1ないし3記載のいずれかのログイン
    操作のロックアウト方法。
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