JPH11143868A - 文字認識装置、入力制御方法及び記録媒体 - Google Patents

文字認識装置、入力制御方法及び記録媒体

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JPH11143868A
JPH11143868A JP9305926A JP30592697A JPH11143868A JP H11143868 A JPH11143868 A JP H11143868A JP 9305926 A JP9305926 A JP 9305926A JP 30592697 A JP30592697 A JP 30592697A JP H11143868 A JPH11143868 A JP H11143868A
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JP
Japan
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character
input
character string
word
extracted
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JP9305926A
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English (en)
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Yoshio Furuichi
佳男 古市
Yoshiteru Tanaka
吉輝 田中
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Toshiba Corp
Toshiba Computer Engineering Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Computer Engineering Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】煩わしい操作を必要とせずに、入力文字列の途
中に文字を簡単に挿入する。 【解決手段】表示装置13の表示画面上に複数の入力枠
が設けられ、そこに座標入力装置12を通じて文字列を
1文字ずつ手書き入力する。入力された文字列は制御装
置11の認識処理部11cによって文字認識され、その
認識結果が上記各入力枠に表示される。ここで、認識結
果として得られた文字列の中で挿入元の文字とその挿入
先をペンの操作により指定すると、入力制御部11aに
よって、指定文字が当該文字列から抽出され、挿入先に
挿入される。したがって、既に入力されている文字を削
除して文字を書き直したり、挿入位置にスペースを設定
して文字を書き加えるなどの煩わしい操作を必要とせず
に、入力文字列の途中に文字を簡単に挿入することがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、手書き文字を認識
する文字認識装置に係り、特に文字の挿入操作が容易な
文字認識装置と、同装置に用いられる入力制御方法及び
記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】手書き文字を認識する文字認識装置で
は、複数の入力枠を有し、これらの入力枠に文字列を1
文字ずつ手書きしていくものがある。このような入力枠
を有する文字認識装置において、各入力枠に文字列を入
力後、その文字列の途中に文字を挿入する場合には、そ
の挿入位置より後に存在する全ての文字を削除してか
ら、挿入位置に既に入力されている文字の上に挿入文字
を上書きして文字列を書き直すか、あるいは、挿入位置
を指定し、挿入ボタンの押下により、そこにスペースを
設定してから、挿入文字を書き加えるといった操作が必
要であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従
来、入力した文字列の途中に文字を挿入する場合には、
挿入位置より後の文字を削除して新たに文字列を書き直
すか、あるいは、挿入ボタンの操作によりスペースを設
定して文字を書き加えるといった煩わしい操作が必要で
あった。このため、文字の挿入操作に必要以上の時間が
かかり、手書き入力により文書を作成する場合に非常に
操作性が悪いといった問題があった。
【0004】本発明は上記のような点に鑑みなされたも
ので、既に入力されている文字を削除して文字を書き直
したり、挿入位置にスペースを設定して文字を書き加え
るなどの煩わしい操作を必要とせずに、入力文字列の途
中に文字を簡単に挿入することのできる文字認識装置、
入力制御方法及び記録媒体を提供することを目的する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
文字認識装置は、文字列を手書き入力する入力手段と、
この入力手段によって入力された文字列を1文字ずつ認
識する文字認識手段と、この文字認識手段によって認識
結果として得られた文字列の中で挿入元の文字を指定す
ると共に、その挿入先を指定する挿入指定手段と、この
挿入指定手段によって指定された文字を上記文字列から
抽出する抽出手段と、この抽出手段によって抽出された
文字を上記指定された挿入先に挿入する入力制御手段と
を具備したことを特徴とする。
【0006】このような構成によれば、文字列の入力
後、その認識結果として得られた文字列の中で挿入元の
文字とその挿入先を指定することにより、上記指定され
た文字が当該文字列から抽出され、上記指定された挿入
先に挿入される。したがって、既に入力されている文字
を削除して文字を書き直したり、挿入位置にスペースを
設定して文字を書き加えるなどの煩わしい操作を必要と
せずに、入力文字列の途中に文字を簡単に挿入すること
ができる。
【0007】本発明の請求項2に係る文字認識装置は、
文字列を手書き入力する入力手段と、この入力手段によ
って入力された文字列を1文字ずつ認識する文字認識手
段と、この文字認識手段によって認識結果として得られ
た文字列の中で挿入元の文字を指定すると共に、その挿
入先を指定する挿入指定手段と、この挿入指定手段によ
って指定された文字を含む2文字以上の単語を上記文字
列から抽出する抽出手段と、この抽出手段によって抽出
された単語を上記指定された挿入先に挿入する入力制御
手段とを具備したことを特徴とする。
【0008】このような構成によれば、文字列の入力
後、その認識結果として得られた文字列の中で挿入元の
文字とその挿入先を指定することにより、上記指定され
た文字を含む2文字以上の単語が当該文字列から抽出さ
れ、上記指定された挿入先に挿入される。したがって、
既に入力されている文字を削除して文字を書き直した
り、挿入位置にスペースを設定して文字を書き加えるな
どの煩わしい操作を必要とせずに、入力文字列の途中に
複数の文字からなる単語を1回の操作で簡単に挿入する
ことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態を説明する。図1は本発明の一実施形態に係る
文字認識装置の構成を示すブロック図である。なお、本
装置は、例えば磁気ディスク等の記録媒体に記録された
プログラムを読み込み、このプログラムによって動作が
制御されるコンピュータによって実現される。
【0010】図1に示すように、本装置は、制御装置1
1、座標入力装置12、表示装置13、外部記憶装置1
4からなる。制御装置11は、認識エンジンを有し、手
書き文字の認識処理等を行う。座標入力装置12は、透
明タブレットとスタイラスペンなどからなり、手書き文
字の入力や機能指示を座標値の入力によって行う。表示
装置13は、例えば液晶ディスプレイ等からなり、手書
き文字やその認識結果等を表示する。
【0011】外部記憶装置14は、例えばフロッピーデ
ィスク装置やハードディスク装置等からなり、手書き文
字を認識するための情報を格納した認識辞書14aや、
各単語の情報を格納した単語辞書14b、制御装置11
の初期化に使用するデータ等を格納している。また、こ
の外部記憶装置14には、認識結果として得られた文字
列で構成された文書や、記録媒体を介して本装置にイン
ストロールされるプログラムが格納される。
【0012】ここで、制御装置11は、入力制御部11
a、表示制御部11b、認識処理部11c、次候補処理
部11d、文字抽出処理部11eからなる処理部と、位
置データバッファ11f、認識情報バッファ11g、出
力バッファ11h、領域バッファ11iからなる記憶部
とで構成される。
【0013】入力制御部11aは、座標入力装置12か
ら入力される座標値の入力制御を行う。表示制御部11
bは、表示装置13に手書き文字や認識処理した後の文
字等を表示するための表示制御を行う。認識処理部11
cは、手書き文字の認識処理を行う。次候補処理部11
dは、認識結果から次候補を選択するための処理を行
う。文字抽出処理部11eは、入力文字列から指定され
た文字または単語を抽出するための処理を行う。
【0014】位置データバッファ11fは、座標入力装
置12から入力された座標値を格納する。認識情報バッ
ファ11gは、手書き文字の認識結果を図3に示す各操
作枠23毎に格納する。出力バッファ11hは、表示装
置13に表示する表示情報を格納する。領域バッファ1
1iは、図3に示す入力枠領域24や次候補選択領域2
5の表示画面上の座標データを格納している。
【0015】図2は制御装置11、座標入力装置12、
表示装置13の構成例を示した概観図である。座標入力
装置12と表示装置13は同一の座標面を持ち、両者の
座標面が合わさって積層一体化されて、制御装置11上
に組み込まれている。したがって、表示装置13に表示
された情報は座標入力装置12を介して視認できるよう
になっている。座標入力装置12はその座標面をスタイ
ラスペン15で指示されると、指示された座標面上の位
置情報を座標値として制御装置11に出力する機能を有
する。この座標入力装置12としては、例えば静電型の
透明タブレット等がある。
【0016】図3は表示装置13の表示画面の構成を示
す図である。表示装置13の表示画面は、文字の編集を
行うエディタ部21と、手書き文字の認識操作を行うた
めの操作部22を有する。操作部22には、入力枠領域
24および次候補選択領域25からなる操作枠23が複
数設けられている。入力枠領域24は、文字を手書き入
力するための領域である。次候補選択領域25は、認識
結果として得られた各認識候補を選択するための領域で
ある。
【0017】また、操作部22には、文字または単語の
移動を指示するための「移動」ボタン26、文字または
単語のコピーを指示するための「コピー」ボタン27、
移動またはコピー時に単語の挿入を指示するための「単
語」ボタン28、手書き文字の認識結果を確定してエデ
ィタ部21に出力させるための「確定」ボタン29が設
けられている。
【0018】次に、同実施形態の動作を説明する。入力
者がスタイラスペン15を用いて表示装置13の表示画
面上に設けられた入力枠領域24に文字のパターンを描
くと、座標入力装置12はその文字パターンの筆記スト
ロークを示す情報(筆記の軌跡)を求め、これを位置座
標値の系列として制御装置11の入力制御部11aに入
力する。
【0019】入力制御部11aは、この入力された座標
値列を位置データバッファ11fに格納する。これと同
時に表示制御部11bは、位置データバッファ11fの
座標値列を表示装置13に表示する。これにより、座標
入力装置12に手書きで入力された文字パターンの軌跡
が表示装置13の表示画面にただちに表示され、あたか
もペンを用いて紙面に文字を書くのと同様な感覚で手書
き文字を入力することができる。また、座標入力装置1
2はスタイラスペン15のペン先のスイッチのオン/オ
フ情報を感知して、これを制御装置11に出力する。
【0020】次に、座標入力装置12から手書き入力さ
れる文字を認識処理する制御装置11の動作を図4のフ
ローチャートを参照して説明する。制御装置11は、ま
ず、各種のデータバッファ等を初期化する(ステップA
11)。その後、制御装置11の入力制御部11aは、
スタイラスペン15のペン先スイッチがオンかオフかを
判定する(ステップA12)。その結果、スタイラスペ
ン15がオンであれば(ステップA12のYes)、ス
テップA13に進む。
【0021】ここで、入力制御部11aは、図3に示す
入力枠領域24や次候補選択領域25の画面上の座標デ
ータを持つ領域バッファ11iとスタイラスペン15の
オン状態時の座標値との比較を行い、スタイラスペン1
5がオンしたときの領域を取得する。
【0022】その領域が入力枠領域24である場合には
(ステップA13のYes)、入力制御部11aは手書
き文字の入力であると判断し、ペンオンの状態で入力さ
れた座標値列を位置データバッファ11fに格納する
(ステップA14)。
【0023】また、上記ステップA12にてスタイラス
ペン15がオフであると判定されると(ステップA12
のNo)、入力制御部11aは、スタイラスペン15が
オフしたときの座標値を区切りデータとして位置データ
バッファ11fに格納する(ステップA15)。
【0024】上記ステップA12〜A15の動作はステ
ップA16にて1字分の文字パターンを示す座標値列の
すべてが座標入力装置12から入力されたことが確認さ
れるまで、すなわち、スタイラスペン15がオフされ1
文字分の区切りデータが検出されるまで繰り返される。
【0025】この際、位置バッファデータバッファ11
fに格納された座標値列は、表示制御部11bによって
出力バッファ11hに転送され、前述したように表示装
置13の画面上に手書き文宇の筆跡パターンとして同時
に表示される。
【0026】1文字分の座標値列が位置データバッファ
11fに格納されると(ステップA16のYes)、認
識処理部11cはその座標値列を解析して文字認識処理
を実行する(ステップA17)。
【0027】この文字認識処理は、位置データバッファ
11fの座標値列を筆記ストローク毎に分け、各筆記ス
トローク毎にその特徴を示す方向値の系列に変換する。
そして、各筆記ストロークを示す座標値の系列がどのよ
うな方向値の系列で示されるかを求め、同一の向き(方
向値)が連続する場合には、それらの方向値を1つの方
向値で代表させることによりデータを圧縮し、各筆記ス
トロークを示す位置座標値の方向値列へ変換を行う。こ
の処理によって、座標入力装置12から筆記入力された
文字のパターンが、その筆記ストローク後に方向値列と
してそれぞれ表現される。
【0028】認識処理部11cは、このようにして求め
られた方向値列の情報と、外部記憶装置14に格納され
た認識辞書14aとを照合して、入力座標値列が示す文
字を認識する。
【0029】ここで、認識処理部11cは認識辞書14
aを参照して、筆記入力された文字のストロークの特徴
に該当する文字コードを認識結果として求める。また、
複数の認識候補文字が存在する場合には、認識処理部1
1cはこれらの認識候補文字と入力文字との相違度(文
字パターンの異なりの程度を示す類似度等)を同時に求
める。こうして求められた複数の認識候補文字は認識情
報バッファ11gに格納される(ステップA18)。
【0030】続いて、認識候補文字の第1位にあたる文
字(最も確からしい候補)が出力バッファ11hを介し
て表示装置13の表示画面上の筆跡入力した入力枠領域
24に筆跡ストロークに代えて表示される(ステップA
19)。
【0031】一方、上記ステップ13において、ペン・
オンした座標位置が領域バッファ11iとの比較により
入力枠領域24でないと判定されると(ステップA13
のNo)、入力制御部11aはその座標位置が次候補選
択領域25か否かを判定する(ステップA20)。
【0032】その結果、ペン・オンした座標位置が次候
補選択領域25であれば(ステップA20のYes)、
入力制御部11aはスタイラスペン15のペン先スイッ
チがオンからオフに変化したか否かを判定する(ステッ
プA21)。ペン・オフになったと判定された場合には
(ステップA21のYes)、次候補表示処理が実行さ
れる(ステップA22)。
【0033】この次候補表示処理は、次候補処理部11
dが認識情報バッファ11gに格納されている候補群の
中から現在表示している文字コードの次の順位にあたる
候補文字コードを検索し、そのコードを出力バッファ1
1hに転送し、表示装置13の表示画面上における次候
補選択領域25に表示するものである。
【0034】ここで、ペン・オンした状態でスタイラス
ペン15が次候補選択領域25から外れたことが判定さ
れると(ステップA23のNo)、文字抽出処理部11
eにより文字抽出処理が実行される(ステップA2
4)。
【0035】この文字抽出処理の動作を図5に示す。文
字抽出処理は、入力された文字列の中から挿入対象とし
て指定された文字または単語を切り出す処理を行うもの
である。この場合、挿入対象を文字とするか単語とする
かは、予め図3に示す「単語」ボタン28の押下によっ
て指定されているものとする。
【0036】そこで、図5に示すように、文字抽出処理
部11eは文字の挿入か単語の挿入かを「単語」ボタン
28がオンされているか否かによって判定する(ステッ
プB11)。その結果、「単語」ボタン28がオンされ
ておらず、文字の挿入が指定されている場合には(ステ
ップB11のNo)、文字抽出処理部11eはスタイラ
スペン15が直前まで指していた次候補選択領域25に
基づいて、その次候補選択領域25に対応する入力枠領
域24に表示されている文字(指定文字)を抽出する
(ステップB12)。
【0037】一方、「単語」ボタン28の押下により単
語の挿入が指定されている場合には(ステップB11の
Yes)、文字抽出処理部11eはスタイラスペン15
が直前まで指していた次候補選択領域25に基づいて、
その次候補選択領域25に対応する入力枠領域24に表
示されている文字(指定文字)とその前後の入力枠領域
24に表示されている文字とで構成される単語を検索す
る(ステップB13)。
【0038】この場合、外部記憶装置14に設けられた
単語辞書14bを参照することにより、その単語辞書1
4bに登録されている2文字以上の単語を検索するもの
とする。
【0039】その結果、上記指定文字を含む単語が当該
入力文字列の中にあれば(ステップB14のYes)、
文字抽出処理部11eはその単語を抽出する(ステップ
B15)。また、上記指定文字の前後関係から単語とし
て抽出すべき文字列がなければ(ステップB14のN
o)、文字抽出処理部11eは上記指定文字のみを抽出
する(ステップB16)。
【0040】このようにして抽出された文字または単語
(文字列)は、表示制御部11bにり、出力バッファ1
1hを介して表示装置13の表示画面上のペン先座標の
近接する入力者の見易い位置に表示される(ステップB
17)。
【0041】文字または単語が抽出されると、入力制御
部11aはペンスイッチがオンからオフに変化したか否
かを判定する(ステップA25)。ペン・オフが検出さ
れた場合(ステップA25のYes)、入力制御部11
aはペン・オフされた座標値と領域バッファ11hとの
比較により、スタイラスペン15が操作枠23の領域内
でペン・オフしたものか否かを判定する(ステップA2
6)。
【0042】その結果、スタイラスペン15が操作枠2
3の領域内でペン・オフした場合、つまり、ある操作枠
23の入力枠領域24または次候補選択領域25でペン
・オフした場合には(ステップA26のYes)、入力
制御部11aは文字挿入処理を行う。また、スタイラス
ペン15が操作枠23の領域外でペン・オフしたのであ
れば(ステップA26のNo)、入力制御部11aはエ
ラーと判断して、抽出文字消去処理を行う(ステップA
29)。
【0043】上記ステップA27において、入力制御部
11aは上記抽出された文字または単語を上記ステップ
A25でペン・オフされた操作枠23の入力枠領域24
に挿入する。この場合、抽出文字または単語だけでな
く、それに対応する次候補文字も同時に移動させると共
に、挿入先に既に表示されていた文字およびそれに対応
する次候補文字を挿入文字数分だけ後に移動させる。
【0044】このような文字挿入処理によって、認識情
報バッファ11gに記憶された各操作枠23に対する認
識結果の順番が変更されることになる。ここで、文字
(単語)を挿入する際に、「移動」か「コピー」かによ
って次の処理が異なる。「移動」または「コピー」は、
図3に示す「移動」ボタン26または「コピー」ボタン
27の押下によって指示される。
【0045】すなわち、「移動」が指示されていた場合
には(ステップA28の移動)、入力制御部11aは上
記抽出された文字または単語(挿入元の認識結果)を消
去することで、移動処理を行う(ステップA29)。ま
た、「コピー」が指示されていた場合には(ステップA
28のコピー)、入力制御部11aは上記抽出された文
字または単語(挿入元の認識結果)をそのまま残すこと
によって、コピー処理を行う。
【0046】図6に具体例を示す。複数の操作枠23に
文字列を1文字ずつ手書き入力する場合において、入力
者がスタイラスペン15の筆記操作により、例えば「会
議は」といった文字列を入力した後に、「会議」と
「は」の間に「連絡」といった単語(文字列)を挿入す
る場合を想定する。
【0047】このような場合、図6(a)に示すよう
に、「会議は」の後ろに「連絡」を続けて入力してか
ら、図3に示す「単語」ボタン28および「移動」ボタ
ン26の押下により、単語の移動を指定する。
【0048】次に、第4枠目の次候補選択領域25にス
タイラスペン15を置き、入力枠領域24に表示されて
いる認識結果「連」を挿入対象文字として指定する。こ
の状態で、ペン・オンのままで操作枠23の外にスタイ
ラスペン15を移動させると、指定文字「連」を含む単
語が当該文字列の中から抽出される。
【0049】このときの単語の抽出は、「連」の文字の
前後を検索することで行われる。この例では、「連」の
前の文字はひらがな「は」であるため、接続関係がない
とみなされる。また、「連」の後ろの文字は「絡」であ
り、さらに「絡」の次の文字の接続関係がチェックされ
る。「絡」の後ろには文字がないので、「連絡」という
単語(文字列)が抽出され、外部記憶装置14に格納さ
れた単語辞書14bを参照して、「連絡」と一致する文
字コードが求められる。
【0050】なお、この単語辞書14bに登録されてい
ない場合には、意味のある単語として抽出することはで
きないので、1文字のみの抽出となる。このようにして
抽出された「連絡」という単語は、図6(b)に示すよ
うに、ペン・オン座標の近接する位置に表示される。こ
の表示により、入力者は抽出単語を確認することができ
る。
【0051】次に、入力者はスタイラスペン15を第3
枠目に移動し、そこでペン・オフする。この操作によ
り、第3枠目が挿入先となり、上記抽出単語である「連
絡」は図6(c)に示すように第3枠目の入力枠領域2
4に挿入される。このとき、第3枠目に入力されていた
「は」の文字は挿入文字数分(2文字)だけ後ろに移動
し、また、元の位置にあった「連絡」の文字列は消去さ
れる。その結果、「会議は連絡」から「会議連絡は」と
いった文字列が得られる。
【0052】このように、文字認識された文字列から1
文字を指定することにより、その指定文字を含む単語が
自動抽出されて、移動処理が行われる。なお、上記の例
では、単語の移動を例にしたが、コピーの場合には、図
3に示す「単語」ボタン28および「コピー」ボタン2
7を押下して、上記同様の操作を行えば良い。コピーを
指定した場合には、挿入元の「連絡」は消去されず、そ
のまま残ることになる。つまり、図6(c)の段階で、
「会議連絡は連絡」といった文字列になる。
【0053】また、1文字のみを挿入したい場合には、
図3に示す「単語」ボタン28を押下せずに、「移動」
ボタン26または「コピー」ボタン27を押下すれば良
い。この操作により、スタイラスペン15にて指定され
た文字のみが挿入先に挿入されることになり、不必要に
単語として切り出してしまうことを防ぐことができる。
【0054】このように、文字認識された文字列から1
文字を指定することにより、その指定文字あるいは指定
文字を含む単語を指定位置に挿入することができる。し
たがって、入力枠へ新たに文字列を挿入する場合におい
て、従来のように上書きして書き直したり、挿入位置に
スぺースを設定して新たに文字を入力するなどの操作が
なくなるため、入力者に負担をかけることなく、手書き
文字の入力を円滑に行うことができる。
【0055】なお、上記実施形態では、挿入対象となる
文字を指定するときに、操作枠23の中の次候補選択領
域25を用いているが、同じ操作枠23内の入力枠領域
24でもあっても良い。
【0056】また、挿入対象となる文字を指定する際
に、入力者が空白枠(操作枠23の中に文字が表示され
ていない枠)を指定した場合には、例えば指定なしとし
て処理するか、あるいは、スペースの挿入とみなして、
以後の挿入処理を行うようにしても良い。
【0057】また、座標入力装置12は感圧型のタブレ
ットであっても良いし、表示装置12がプラズマディス
プレイなどによって構成されるものであっても良い。ま
た、上述した実施形態において記載した手法は、コンピ
ュータに実行させることのできるプログラムとして、例
えば磁気ディスク(フロッピーディスク、ハードディス
ク等)、光ディスク(CD−ROM、DVD等)、半導
体メモリなどの記録媒体に書き込んで、手書き文字の認
識機能を有する装置に適用したり、通信媒体により伝送
して、そのような装置に適用することも可能である。本
装置を実現するコンピュータは、記録媒体に記録された
プログラムを読み込み、このプログラムによって動作が
制御されることにより、上述した処理を実行する。
【0058】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1によれ
ば、文字列の入力後、その認識結果として得られた文字
列の中で挿入元の文字とその挿入先を指定することによ
り、指定文字を当該文字列から抽出して挿入先に挿入す
ることができる。したがって、既に入力されている文字
を削除して文字を書き直したり、挿入位置にスペースを
設定して文字を書き加えるなどの煩わしい操作を必要と
せずに、入力文字列の途中に文字を簡単に挿入すること
ができる。
【0059】また、請求項2によれば、文字列の入力
後、その認識結果として得られた文字列の中で挿入元の
文字とその挿入先を指定することにより、指定文字を含
む2文字以上の単語を当該文字列から抽出して挿入先に
挿入することができる。したがって、既に入力されてい
る文字を削除して文字を書き直したり、挿入位置にスペ
ースを設定して文字を書き加えるなどの煩わしい操作を
必要とせずに、入力文字列の途中に複数の文字からなる
単語を1回の操作で簡単に挿入することができる。
【0060】このように、入力文字列から挿入対象とな
る文字または単語を自動抽出して、任意の位置に挿入す
ることができるため、入力者の操作が軽減され、手書き
文宇の入力効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る文字認識装置の構成
を示すブロック図。
【図2】上記文字認識装置の概観構成を示す図。
【図3】同実施形態における表示画面の構成を示す図。
【図4】同実施形態における手書き文字の入力処理動作
を示すフローチャート。
【図5】同実施形態における文字抽出処理の動作を示す
フローチャート。
【図6】同実施形態における挿入操作を説明するための
具体例を示す図。
【符号の説明】
11…制御装置 11a…入力制御部 11b…表示制御部 11c…認識処理部 11d…次候補処理部 11e…文字抽出処理部 11f…位置データバッファ 11g…認識情報バッファ 11h…出力バッファ 11i…領域バッファ 12…座標入力装置 13…表示装置 14…外部記憶装置 14a…認識辞書 14b…単語辞書 23…操作枠 24…入力枠領域 25…次候補選択領域 26…「移動」ボタン 27…「コピー」ボタン 28…「単語」ボタン

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字列を手書き入力する入力手段と、 この入力手段によって入力された文字列を1文字ずつ認
    識する文字認識手段と、 この文字認識手段によって認識結果として得られた文字
    列の中で挿入元の文字を指定すると共に、その挿入先を
    指定する挿入指定手段と、 この挿入指定手段によって指定された文字を上記文字列
    から抽出する抽出手段と、 この抽出手段によって抽出された文字を上記指定された
    挿入先に挿入する入力制御手段とを具備したことを特徴
    とする文字認識装置。
  2. 【請求項2】 文字列を手書き入力する入力手段と、 この入力手段によって入力された文字列を1文字ずつ認
    識する文字認識手段と、 この文字認識手段によって認識結果として得られた文字
    列の中で挿入元の文字を指定すると共に、その挿入先を
    指定する挿入指定手段と、 この挿入指定手段によって指定された文字を含む2文字
    以上の単語を上記文字列から抽出する抽出手段と、 この抽出手段によって抽出された単語を上記指定された
    挿入先に挿入する入力制御手段とを具備したことを特徴
    とする文字認識装置。
  3. 【請求項3】 各単語の情報を記憶した単語辞書を有
    し、 上記抽出手段は、この単語辞書に記憶された単語であっ
    て、上記指定文字を含む2文字以上の単語を上記文字列
    から抽出することを特徴とする請求項2記載の文字認識
    装置。
  4. 【請求項4】 文字の移動を指定する移動指定手段を有
    し、 この移動指定手段によって文字の移動が指定された場合
    に、上記入力制御手段は、上記抽出された文字を上記指
    定された挿入先に挿入した後、上記抽出された文字を挿
    入元から削除することで移動処理を行うことを特徴とす
    る請求項1記載の文字認識装置。
  5. 【請求項5】 文字のコピーを指定するコピー指定手段
    を有し、 このコピー指定手段によって文字のコピーが指定された
    場合に、上記入力制御手段は、上記抽出された文字を上
    記指定された挿入先に挿入した後、上記抽出された文字
    を挿入元に残すことでコピー処理を行うことを特徴とす
    る請求項1記載の文字認識装置。
  6. 【請求項6】 単語の移動を指定する移動指定手段を有
    し、 この移動指定手段によって単語の移動が指定された場合
    に、上記入力制御手段は、上記抽出された単語を上記指
    定された挿入先に挿入した後、上記抽出された単語を挿
    入元から削除することで移動処理を行うことを特徴とす
    る請求項2記載の文字認識装置。
  7. 【請求項7】 単語のコピーを指定するコピー指定手段
    を有し、 このコピー指定手段によって単語のコピーが指定された
    場合に、上記入力制御手段は、上記抽出された単語を上
    記指定された挿入先に挿入した後、上記抽出された単語
    を挿入元に残すことでコピー処理を行うことを特徴とす
    る請求項2記載の文字認識装置。
  8. 【請求項8】 手書き入力された文字列を1文字ずつ認
    識する文字認識装置に用いられる入力制御方法であっ
    て、 認識結果として得られた文字列の中で挿入元の文字を指
    定すると共に、その挿入先を指定し、 この指定された文字を上記文字列から抽出し、 この抽出された文字を上記指定された挿入先に挿入する
    ことを特徴とする入力制御方法。
  9. 【請求項9】 手書き入力された文字列を1文字ずつ認
    識する文字認識装置に用いられる入力制御方法であっ
    て、 認識結果として得られた文字列の中で挿入元の文字を指
    定すると共に、その挿入先を指定し、 この指定された文字を含む2文字以上の単語を上記文字
    列から抽出し、 この抽出された単語を上記指定された挿入先に挿入する
    ことを特徴とする入力制御方法。
  10. 【請求項10】 手書き入力された文字列を1文字ずつ
    認識する機能を備えたコンピュータに用いられる入力制
    御プログラムを記録した記録媒体であって、 認識結果として得られた文字列の中で挿入元の文字を指
    定させると共に、その挿入先を指定させる手順と、 この指定された文字を上記文字列から抽出させる手順
    と、 この抽出された文字を上記指定された挿入先に挿入させ
    る手順とをコンピュータに実行させるプログラムを記録
    したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  11. 【請求項11】 手書き入力された文字列を1文字ずつ
    認識する機能を備えたコンピュータに用いられる入力制
    御プログラムを記録した記録媒体であって、 認識結果として得られた文字列の中で挿入元の文字を指
    定させると共に、その挿入先を指定させる手順と、 この指定された文字を含む2文字以上の単語を上記文字
    列から抽出させる手順と、 この抽出された単語を上記指定された挿入先に挿入させ
    る手順とをコンピュータに実行させるプログラムを記録
    したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007323418A (ja) * 2006-06-01 2007-12-13 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 画像合成装置および画像合成プログラム
JP2011034437A (ja) * 2009-08-04 2011-02-17 Mitsubishi Electric Corp 文字認識装置、文字認識プログラム
JP2012079048A (ja) * 2010-09-30 2012-04-19 Nec Corp 情報処理システム、情報処理方法、及び情報処理プログラム

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