JPH11143938A - 資源割当計画作成方法及び資源割当計画作成システム - Google Patents
資源割当計画作成方法及び資源割当計画作成システムInfo
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- JPH11143938A JPH11143938A JP30197997A JP30197997A JPH11143938A JP H11143938 A JPH11143938 A JP H11143938A JP 30197997 A JP30197997 A JP 30197997A JP 30197997 A JP30197997 A JP 30197997A JP H11143938 A JPH11143938 A JP H11143938A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明の目的は、高品質な資源割当計画の効率
的な作成を実現する資源割当計画作成方法及び資源割当
計画作成システムを提供することにある。 【解決手段】計画立案部100は、評価関数の下での最
適な資源割当計画を探索し、その結果を計画案として出
力する。計画案修正部200は、計画立案部100で作
成した計画案を修正し、最終案を作成するまでの修正情
報を修正情報データベース1600に格納する。計画特
徴量算出部300は、修正情報データベース1600に
格納された修正情報を利用して、特定の環境情報の下に
おける計画作成時の変動要素を示す割当計画の特徴量を
算出する。評価関数生成部400は、計画特徴量算出部
300によって算出された割当計画の特徴量の傾向に基
づいて、割当計画の評価関数を生成する。
的な作成を実現する資源割当計画作成方法及び資源割当
計画作成システムを提供することにある。 【解決手段】計画立案部100は、評価関数の下での最
適な資源割当計画を探索し、その結果を計画案として出
力する。計画案修正部200は、計画立案部100で作
成した計画案を修正し、最終案を作成するまでの修正情
報を修正情報データベース1600に格納する。計画特
徴量算出部300は、修正情報データベース1600に
格納された修正情報を利用して、特定の環境情報の下に
おける計画作成時の変動要素を示す割当計画の特徴量を
算出する。評価関数生成部400は、計画特徴量算出部
300によって算出された割当計画の特徴量の傾向に基
づいて、割当計画の評価関数を生成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、資源割当計画作成
方法及び資源割当計画作成システムに係り、交通分野や
生産分野におけるスケジューリング業務を計算機で支援
する資源割当計画作成方法及び資源割当計画作成システ
ムに関する。
方法及び資源割当計画作成システムに係り、交通分野や
生産分野におけるスケジューリング業務を計算機で支援
する資源割当計画作成方法及び資源割当計画作成システ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】交通分野では、例えば、鉄道車両基地に
おける車両配置計画の作成を、資源割当計画として、計
算機で支援作成するシステムが用いられている。また、
複数の生産ラインで、多品種の製品を生産するような生
産分野でも、生産ラインに対する生産すべき製品を割り
当てる計画を、資源割当計画として、計算機で支援作成
するシステムが用いられている。
おける車両配置計画の作成を、資源割当計画として、計
算機で支援作成するシステムが用いられている。また、
複数の生産ラインで、多品種の製品を生産するような生
産分野でも、生産ラインに対する生産すべき製品を割り
当てる計画を、資源割当計画として、計算機で支援作成
するシステムが用いられている。
【0003】このように、複数のジョブに対して人員,
設備,機材等の資源を割り当てる資源割当計画作成問題
の(準)最適解の探索手法としては、従来から用いられ
ているものとしては、線形計画法(LP),局所探索
法,局所探索法の改良アルゴリズムであるタブー探索法
やアニーリング法,遺伝的アルゴリズム(GA)等が知
られている。これらの手法は細部はそれぞれ異なるが、
何らかの手段によって作成した初期解に対する部分的な
変更を繰り返し、設定された評価関数の下での最適解に
徐々に接近していく反復改良型の探索アルゴリズムであ
る。
設備,機材等の資源を割り当てる資源割当計画作成問題
の(準)最適解の探索手法としては、従来から用いられ
ているものとしては、線形計画法(LP),局所探索
法,局所探索法の改良アルゴリズムであるタブー探索法
やアニーリング法,遺伝的アルゴリズム(GA)等が知
られている。これらの手法は細部はそれぞれ異なるが、
何らかの手段によって作成した初期解に対する部分的な
変更を繰り返し、設定された評価関数の下での最適解に
徐々に接近していく反復改良型の探索アルゴリズムであ
る。
【0004】ここで、評価関数E(X)としては、式
(1)に示す評価指標毎の評価値の線形加重和を用いる
ようにしている。
(1)に示す評価指標毎の評価値の線形加重和を用いる
ようにしている。
【0005】
【数1】
【0006】なお、ここで、ei(i=1,…,n)は、
単一評価指標の(部分)評価関数であり、wi(i=1,
…,n)は、各評価値の重要度を表す重みである。
単一評価指標の(部分)評価関数であり、wi(i=1,
…,n)は、各評価値の重要度を表す重みである。
【0007】反復改良型の探索手法を用いる利点は、評
価指標の変化に対する追随性が高いという点である。あ
る評価指標が不要となったり、新たな評価指標が必要と
なった場合には、対応する部分評価関数を削除・追加し
て新たな評価関数を作成するだけで、その変化に応じた
計画の立案が可能となる。指標間のトレードオフが変化
した場合も、同様に部分評価関数の重みを変更するだけ
で対応することができる。しかしながら、評価指標とそ
の重みは計画作成状況や計画作成者によって複雑に変化
するため、システム開発者若しくはユーザが変化の度に
評価指標と重みを設定することは困難であった。
価指標の変化に対する追随性が高いという点である。あ
る評価指標が不要となったり、新たな評価指標が必要と
なった場合には、対応する部分評価関数を削除・追加し
て新たな評価関数を作成するだけで、その変化に応じた
計画の立案が可能となる。指標間のトレードオフが変化
した場合も、同様に部分評価関数の重みを変更するだけ
で対応することができる。しかしながら、評価指標とそ
の重みは計画作成状況や計画作成者によって複雑に変化
するため、システム開発者若しくはユーザが変化の度に
評価指標と重みを設定することは困難であった。
【0008】そこで、本出願人は、先に、特願平8−1
09713号として、重みの設定方式については、評価
指標の重みをレーダーチャートを用いて表示し、計画作
成者がそのレーダーチャートをグラフィック修正するこ
とにより、重みを調整する方式を出願している。
09713号として、重みの設定方式については、評価
指標の重みをレーダーチャートを用いて表示し、計画作
成者がそのレーダーチャートをグラフィック修正するこ
とにより、重みを調整する方式を出願している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、先に提
案したレーダーチャートによる重みの調整方式は、ただ
でさえコンピュータシステムの操作に不慣れな計画作成
者に、さらに余計な負担を強いるという問題がある。グ
ラフィカルなレーダーチャートは、数値や言葉による重
みの定義に比べて、評価指標間のトレードオフを直観的
に把握し易いが、作成状況によって変化する重みを一度
の調整で満足のいく値に設定できることはまれである。
通常は、何度も試行錯誤を繰り返して、ある程度満足の
いく値に落ち着くことがほとんどであるため、作成者に
とって多大な時間と労力が必要になる。
案したレーダーチャートによる重みの調整方式は、ただ
でさえコンピュータシステムの操作に不慣れな計画作成
者に、さらに余計な負担を強いるという問題がある。グ
ラフィカルなレーダーチャートは、数値や言葉による重
みの定義に比べて、評価指標間のトレードオフを直観的
に把握し易いが、作成状況によって変化する重みを一度
の調整で満足のいく値に設定できることはまれである。
通常は、何度も試行錯誤を繰り返して、ある程度満足の
いく値に落ち着くことがほとんどであるため、作成者に
とって多大な時間と労力が必要になる。
【0010】さらに、作成者は長年の経験によって得た
知識を用いて高品質の資源割当計画を立案することが可
能であるが、計画作成に関する知識を矛盾なく形式的に
定義することは困難である。計画作成者は、できあがっ
た計画を見てその良し悪しを判断したり、良い解を得る
ための修正点を指摘することはできるが、それがなぜで
あるかを秩序だって説明することができない場合が多
い。この事実は、知識エンジニアリングのパラドクス、
「問題領域の専門家が優秀であればあるほど、自分の問
題解決に使う知識を記述することが不得手である。」と
して良く知られている(Waterman, D.
A.: A guide to expertsyst
ems, Addison−Wesley ,198
6)。
知識を用いて高品質の資源割当計画を立案することが可
能であるが、計画作成に関する知識を矛盾なく形式的に
定義することは困難である。計画作成者は、できあがっ
た計画を見てその良し悪しを判断したり、良い解を得る
ための修正点を指摘することはできるが、それがなぜで
あるかを秩序だって説明することができない場合が多
い。この事実は、知識エンジニアリングのパラドクス、
「問題領域の専門家が優秀であればあるほど、自分の問
題解決に使う知識を記述することが不得手である。」と
して良く知られている(Waterman, D.
A.: A guide to expertsyst
ems, Addison−Wesley ,198
6)。
【0011】従って、計画作成知識である評価指標の重
みを、計画作成者がダイレクトに操作して適切に調整す
ることを期待するのは難しいという問題があった。
みを、計画作成者がダイレクトに操作して適切に調整す
ることを期待するのは難しいという問題があった。
【0012】また、従来の方式では、評価指標は曖昧性
がなく、評価値が一意に算出できるものしか用いること
ができないため、評価指標の変化に対する柔軟性が低い
ものである。従って、固定的な評価指標しか取り入れる
ことができないため、計画作成状況や計画作成者が変化
した場合には、そのつど評価関数を恣意的に変更する必
要がある。しかしながら、必要な評価関数を恣意的に定
義することは、先に述べた知識獲得のパラドクスから困
難なものである。
がなく、評価値が一意に算出できるものしか用いること
ができないため、評価指標の変化に対する柔軟性が低い
ものである。従って、固定的な評価指標しか取り入れる
ことができないため、計画作成状況や計画作成者が変化
した場合には、そのつど評価関数を恣意的に変更する必
要がある。しかしながら、必要な評価関数を恣意的に定
義することは、先に述べた知識獲得のパラドクスから困
難なものである。
【0013】本発明の目的は、高品質な資源割当計画の
効率的な作成を実現する資源割当計画作成方法及び資源
割当計画作成システムを提供することにある。
効率的な作成を実現する資源割当計画作成方法及び資源
割当計画作成システムを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】(1)上記目的を達成す
るために、本発明は、複数のジョブに対して資源を割り
当てる資源割当計画作成方法において、A)評価関数の
下での最適な資源割当計画を探索し、その結果を計画案
として出力する第1のステップと、B)この計画案を修
正して最終案を作成するまでの修正情報を修正情報デー
タベースに格納する第2のステップと、C)上記修正情
報を利用して、特定の環境情報の下における計画作成時
の変動要素を示す割当計画の特徴量を算出する第3のス
テップと、D)上記割当計画の特徴量の傾向に基づい
て、割当計画の評価関数を生成する第4のステップとを
備えるようにしたものである。かかる方法により、計画
作成者による計画案の過去の修正操作の履歴から、計画
作成状況及び計画作成者の違いに応じて適切な評価関数
を構成して、高品質な資源割当計画の効率的な作成を実
現し得るものとなる。
るために、本発明は、複数のジョブに対して資源を割り
当てる資源割当計画作成方法において、A)評価関数の
下での最適な資源割当計画を探索し、その結果を計画案
として出力する第1のステップと、B)この計画案を修
正して最終案を作成するまでの修正情報を修正情報デー
タベースに格納する第2のステップと、C)上記修正情
報を利用して、特定の環境情報の下における計画作成時
の変動要素を示す割当計画の特徴量を算出する第3のス
テップと、D)上記割当計画の特徴量の傾向に基づい
て、割当計画の評価関数を生成する第4のステップとを
備えるようにしたものである。かかる方法により、計画
作成者による計画案の過去の修正操作の履歴から、計画
作成状況及び計画作成者の違いに応じて適切な評価関数
を構成して、高品質な資源割当計画の効率的な作成を実
現し得るものとなる。
【0015】(2)上記(1)において、好ましくは、
上記修正情報は、ジョブの属性と割当資源からなる計画
属性の属性値の変化の情報を有するものである。
上記修正情報は、ジョブの属性と割当資源からなる計画
属性の属性値の変化の情報を有するものである。
【0016】(3)上記(1)において、好ましくは、
上記環境情報は、個々の計画作成者の識別情報を有して
おり、上記第3のステップは、計画作成時に他の変動要
素が同じであっても計画作成者毎に異なる環境情報が与
えられ、該当環境情報及びその近傍の環境情報の下にお
ける修正情報から計画作成者各々の計画作成に関する手
法及び嗜好を反映した割当計画の特徴量を算出するよう
にしたものである。
上記環境情報は、個々の計画作成者の識別情報を有して
おり、上記第3のステップは、計画作成時に他の変動要
素が同じであっても計画作成者毎に異なる環境情報が与
えられ、該当環境情報及びその近傍の環境情報の下にお
ける修正情報から計画作成者各々の計画作成に関する手
法及び嗜好を反映した割当計画の特徴量を算出するよう
にしたものである。
【0017】(4)上記(1)において、好ましくは、
上記修正情報は、計画修正時の環境情報を有しており、
上記第3のステップは、近傍の範囲を徐々に拡大しなが
ら、現在の環境情報またはその近傍の環境情報と修正時
の環境情報がマッチする修正情報を、規定個数を超える
まで集め、これらの集められた修正情報を利用して、特
定の環境情報の下における計画作成時の変動要素を示す
割当計画の特徴量を算出するようにしたものである。
上記修正情報は、計画修正時の環境情報を有しており、
上記第3のステップは、近傍の範囲を徐々に拡大しなが
ら、現在の環境情報またはその近傍の環境情報と修正時
の環境情報がマッチする修正情報を、規定個数を超える
まで集め、これらの集められた修正情報を利用して、特
定の環境情報の下における計画作成時の変動要素を示す
割当計画の特徴量を算出するようにしたものである。
【0018】(5)上記(4)において、好ましくは、
上記近傍の範囲は、環境情報間の距離で指定し、この距
離を算出する距離関数は、環境情報内の各項目に対応す
る部分距離関数の線形和としたものである。
上記近傍の範囲は、環境情報間の距離で指定し、この距
離を算出する距離関数は、環境情報内の各項目に対応す
る部分距離関数の線形和としたものである。
【0019】(6)上記(1)において、好ましくは、
上記修正情報は、計画属性名と修正前属性値と修正され
た最終的な属性値とからなる計画修正前後の計画属性値
変化を有しており、上記割当計画の特徴量は、計画属性
の重要度を含む計画属性の属性特徴量の集合であり、上
記第3のステップは、上記修正情報データベースから取
り出した修正情報の集合の計画属性値変化を検索し、上
記修正前属性値と上記最終的な属性値の双方に出現する
値を数え挙げ、その個数に応じて、上記計画属性特徴量
の重要度を算出するようにしたものである。
上記修正情報は、計画属性名と修正前属性値と修正され
た最終的な属性値とからなる計画修正前後の計画属性値
変化を有しており、上記割当計画の特徴量は、計画属性
の重要度を含む計画属性の属性特徴量の集合であり、上
記第3のステップは、上記修正情報データベースから取
り出した修正情報の集合の計画属性値変化を検索し、上
記修正前属性値と上記最終的な属性値の双方に出現する
値を数え挙げ、その個数に応じて、上記計画属性特徴量
の重要度を算出するようにしたものである。
【0020】(7)上記(6)において、好ましくは、
上記第4のステップは、上記第3のステップで算出され
た割当計画の特徴量に含まれる全ての計画属性特徴量の
重要度の比に応じて、各計画属性に対する部分評価関数
の重みを算出するようにしたものである。
上記第4のステップは、上記第3のステップで算出され
た割当計画の特徴量に含まれる全ての計画属性特徴量の
重要度の比に応じて、各計画属性に対する部分評価関数
の重みを算出するようにしたものである。
【0021】(8)上記(1)において、好ましくは、
上記修正情報は、修正された最終的な属性値を有してお
り、上記割当計画の特徴量は、計画属性値とその値の過
去の実績における相対的な出現頻度との対のリストであ
る値の傾向を含む計画属性の属性特徴量の集合であり、
上記第3のステップは、上記修正情報データベースから
取り出した修正情報の集合の計画属性値変化を検索し、
修正前属性値に出現する値を除いた上記最終的な属性値
の相対的な出現頻度を統計的に算出し、上記属性特徴量
の値の傾向として出力するようにしたものである。
上記修正情報は、修正された最終的な属性値を有してお
り、上記割当計画の特徴量は、計画属性値とその値の過
去の実績における相対的な出現頻度との対のリストであ
る値の傾向を含む計画属性の属性特徴量の集合であり、
上記第3のステップは、上記修正情報データベースから
取り出した修正情報の集合の計画属性値変化を検索し、
修正前属性値に出現する値を除いた上記最終的な属性値
の相対的な出現頻度を統計的に算出し、上記属性特徴量
の値の傾向として出力するようにしたものである。
【0022】(9)上記(8)において、好ましくは、
上記第4のステップは、計画属性値に対する属性評価関
数を、対応する計画属性特徴量における値の傾向に出現
する属性値の相対頻度の高さに応じて評価値を出力する
ように作成し、全ての属性評価関数を用いて上記割当計
画の評価関数を生成するようにしたものである。
上記第4のステップは、計画属性値に対する属性評価関
数を、対応する計画属性特徴量における値の傾向に出現
する属性値の相対頻度の高さに応じて評価値を出力する
ように作成し、全ての属性評価関数を用いて上記割当計
画の評価関数を生成するようにしたものである。
【0023】(10)上記目的を達成するために、複数
のジョブに対して資源を割り当てる資源割当計画作成シ
ステムにおいて、評価関数の下での最適な資源割当計画
を探索し、その結果を計画案として出力する計画立案部
と、この計画立案部で作成した計画案を修正し、最終案
を作成するまでの修正情報を修正情報データベースに格
納する計画案修正部と、上記修正情報データベースに格
納された上記修正情報を利用して、特定の環境情報の下
における計画作成時の変動要素を示す割当計画の特徴量
を算出する計画特徴量算出部と、この計画特徴量算出部
によって算出された上記割当計画の特徴量の傾向に基づ
いて、割当計画の評価関数を生成する評価関数生成部と
を備えるようにしたものである。かかる構成により、計
画作成者による計画案の過去の修正操作の履歴から、計
画作成状況及び計画作成者の違いに応じて適切な評価関
数を構成して、高品質な資源割当計画の効率的な作成を
実現し得るものとなる。
のジョブに対して資源を割り当てる資源割当計画作成シ
ステムにおいて、評価関数の下での最適な資源割当計画
を探索し、その結果を計画案として出力する計画立案部
と、この計画立案部で作成した計画案を修正し、最終案
を作成するまでの修正情報を修正情報データベースに格
納する計画案修正部と、上記修正情報データベースに格
納された上記修正情報を利用して、特定の環境情報の下
における計画作成時の変動要素を示す割当計画の特徴量
を算出する計画特徴量算出部と、この計画特徴量算出部
によって算出された上記割当計画の特徴量の傾向に基づ
いて、割当計画の評価関数を生成する評価関数生成部と
を備えるようにしたものである。かかる構成により、計
画作成者による計画案の過去の修正操作の履歴から、計
画作成状況及び計画作成者の違いに応じて適切な評価関
数を構成して、高品質な資源割当計画の効率的な作成を
実現し得るものとなる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図16を用いて、本
発明の一実施形態による資源割当計画作成方法及び資源
割当計画作成システムについて説明する。なお、以下の
例においては、鉄道車両基地における車両配置計画作成
システムを例にとって、本実施形態による資源割当計画
作成方法及び資源割当計画作成システムについて説明す
る。本実施形態による車両配置計画作成システムは、鉄
道車両基地における車両運用業務を支援するシステムで
あり、営業運転を終えて車両基地に戻って来る車両の基
地内における配置番線を決定する配置計画を作成するも
のである。
発明の一実施形態による資源割当計画作成方法及び資源
割当計画作成システムについて説明する。なお、以下の
例においては、鉄道車両基地における車両配置計画作成
システムを例にとって、本実施形態による資源割当計画
作成方法及び資源割当計画作成システムについて説明す
る。本実施形態による車両配置計画作成システムは、鉄
道車両基地における車両運用業務を支援するシステムで
あり、営業運転を終えて車両基地に戻って来る車両の基
地内における配置番線を決定する配置計画を作成するも
のである。
【0025】最初に、図1を用いて、本実施形態による
車両配置計画作成システムの全体構成について説明す
る。なお、図1に示す車両配置計画作成システムを構成
する各処理部及びデータベース(DB)の詳細な処理・
構成については、図2以降を用いて詳述する。
車両配置計画作成システムの全体構成について説明す
る。なお、図1に示す車両配置計画作成システムを構成
する各処理部及びデータベース(DB)の詳細な処理・
構成については、図2以降を用いて詳述する。
【0026】計画立案部100は、資源データDB11
00に格納されている資源データ及びジョブデータDB
1200に格納されているジョブデータを用いて、計画
を立案するとともに、評価関数DB1300に格納され
ている評価関数を用いて、立案された計画を評価し、評
価の高い計画を計画案として立案し、その計画案を計画
案DB1400に格納する。
00に格納されている資源データ及びジョブデータDB
1200に格納されているジョブデータを用いて、計画
を立案するとともに、評価関数DB1300に格納され
ている評価関数を用いて、立案された計画を評価し、評
価の高い計画を計画案として立案し、その計画案を計画
案DB1400に格納する。
【0027】計画立案部100の処理の詳細について
は、図4を用いて後述する。また、資源データDB11
00に格納されている資源データについては、図2を用
いて後述する。ジョブデータDB1200に格納されて
いるジョブデータについては、図3を用いて後述する。
は、図4を用いて後述する。また、資源データDB11
00に格納されている資源データについては、図2を用
いて後述する。ジョブデータDB1200に格納されて
いるジョブデータについては、図3を用いて後述する。
【0028】さらに、評価関数DB1300に格納され
ている評価関数は、評価関数生成部400によって生成
されるものであり、図15を用いて後述するが、評価関
数は、後述する計画案修正部200,計画特徴量算出部
300及び評価関数生成部400における処理を経て、
計画作成者による計画案の過去の修正操作の履歴から、
計画作成状況及び計画作成者の違いに応じて適切な評価
関数に順次修正されるものである。また、計画案DB1
400に格納される計画案については、図5を用いて後
述する。
ている評価関数は、評価関数生成部400によって生成
されるものであり、図15を用いて後述するが、評価関
数は、後述する計画案修正部200,計画特徴量算出部
300及び評価関数生成部400における処理を経て、
計画作成者による計画案の過去の修正操作の履歴から、
計画作成状況及び計画作成者の違いに応じて適切な評価
関数に順次修正されるものである。また、計画案DB1
400に格納される計画案については、図5を用いて後
述する。
【0029】計画案修正部200は、計画案DB140
0に格納された計画案を表示装置2100に表示すると
ともに、表示された計画案に対しては、入力装置220
0を用いて修正可能なものである。計画案の修正に際し
ては、資源データやジョブデータが用いられるととも
に、環境情報DB1500に格納されている環境情報も
用いられる。修正された計画案は、プリンタ2300に
出力され、車両配置計画として、車両基地における車両
の配置に使用される。また、計画案修正部200におい
て計画案が修正された際の修正情報は、修正情報DB1
600に修正情報として格納される。
0に格納された計画案を表示装置2100に表示すると
ともに、表示された計画案に対しては、入力装置220
0を用いて修正可能なものである。計画案の修正に際し
ては、資源データやジョブデータが用いられるととも
に、環境情報DB1500に格納されている環境情報も
用いられる。修正された計画案は、プリンタ2300に
出力され、車両配置計画として、車両基地における車両
の配置に使用される。また、計画案修正部200におい
て計画案が修正された際の修正情報は、修正情報DB1
600に修正情報として格納される。
【0030】環境情報DB1500に格納されている環
境情報については、図10を用いて後述する。また、修
正情報DB1600に格納される修正情報については、
図9を用いて説明する。
境情報については、図10を用いて後述する。また、修
正情報DB1600に格納される修正情報については、
図9を用いて説明する。
【0031】計画特徴量算出部300は、環境情報及び
修正情報に基づいて、計画特徴量を算出し、算出された
計画特徴量を計画特徴量DB1700に格納する。計画
特徴量については、図14を用いて後述する。
修正情報に基づいて、計画特徴量を算出し、算出された
計画特徴量を計画特徴量DB1700に格納する。計画
特徴量については、図14を用いて後述する。
【0032】評価関数生成部400は、計画特徴量に基
づいて、評価関数を修正し、その評価関数を評価関数D
B1300に格納する。
づいて、評価関数を修正し、その評価関数を評価関数D
B1300に格納する。
【0033】即ち、本実施形態では、計画評価のため、
よりプリミティブな単位として計画属性を導入し、計画
案の評価を計画属性の値を用いて判定する。判定結果
は、評価値として計画案に与えられる。評価値を算出す
る評価関数は、図1の評価関数生成部400において、
計画作成の状況と計画作成者の違いに応じて修正情報を
基に動的に構成するようにしている。
よりプリミティブな単位として計画属性を導入し、計画
案の評価を計画属性の値を用いて判定する。判定結果
は、評価値として計画案に与えられる。評価値を算出す
る評価関数は、図1の評価関数生成部400において、
計画作成の状況と計画作成者の違いに応じて修正情報を
基に動的に構成するようにしている。
【0034】次に、図2を用いて、資源データDB11
00に格納されている資源データについて説明する。図
2は、本実施形態において計画作成対象とする仮想的な
車両基地のレイアウト図であり、この車両基地を規定す
るの情報が、資源データとして、資源データDB110
0に格納されている。
00に格納されている資源データについて説明する。図
2は、本実施形態において計画作成対象とする仮想的な
車両基地のレイアウト図であり、この車両基地を規定す
るの情報が、資源データとして、資源データDB110
0に格納されている。
【0035】本実施形態においては、仮想的な車両基地
は、15本の番線R1,R2,…,R15を持ってお
り、1本の入出庫線を通って車両が外部との間を行き来
する。また、各番線はその用途によって3種類に分類さ
れる。番線R1,R2は、車両に対する清掃,修理,点
検といった保守作業のひとつである作業aをおこなうた
めの番線であり、該当作業を実施するための専用設備を
備えている。番線R3は、同様に、保守作業のひとつで
ある作業bを実施する専用番線である。残りの番線R
4,…,R15は、特別な設備を持たず、翌日の営業開
始時間まで車両を保管しておくためだけに用いられる留
置番線である。各番線には、車両の営業運転時の単位で
ある編成をひとつ配置することができる。
は、15本の番線R1,R2,…,R15を持ってお
り、1本の入出庫線を通って車両が外部との間を行き来
する。また、各番線はその用途によって3種類に分類さ
れる。番線R1,R2は、車両に対する清掃,修理,点
検といった保守作業のひとつである作業aをおこなうた
めの番線であり、該当作業を実施するための専用設備を
備えている。番線R3は、同様に、保守作業のひとつで
ある作業bを実施する専用番線である。残りの番線R
4,…,R15は、特別な設備を持たず、翌日の営業開
始時間まで車両を保管しておくためだけに用いられる留
置番線である。各番線には、車両の営業運転時の単位で
ある編成をひとつ配置することができる。
【0036】編成は、車両を数両つなげたものであり、
何両の車両を1編成とするかは、営業運転をおこなう運
行ダイヤにより異なるが、本実施形態においては、2両
又は4両の2種類の編成が存在するものとする。番線R
15に留め置かれている編成は、4両編成である。2種
類の編成は当然その長さが異なるため、番線によっては
長い編成をおけないものもあり、番線R7〜R9には、
2両編成の車両のみが留置可能である。
何両の車両を1編成とするかは、営業運転をおこなう運
行ダイヤにより異なるが、本実施形態においては、2両
又は4両の2種類の編成が存在するものとする。番線R
15に留め置かれている編成は、4両編成である。2種
類の編成は当然その長さが異なるため、番線によっては
長い編成をおけないものもあり、番線R7〜R9には、
2両編成の車両のみが留置可能である。
【0037】基地内の番線をいくつかまとめたものをブ
ロックと称している。図2に示す車両基地は、ブロック
AからブロックDの4個のブロックを有している。ブロ
ックは、車両の入庫作業及び出庫作業時の作業単位であ
り、通常は1ブロックに作業者が1人配置され、各ブロ
ック内の編成の入出庫作業を担当する。
ロックと称している。図2に示す車両基地は、ブロック
AからブロックDの4個のブロックを有している。ブロ
ックは、車両の入庫作業及び出庫作業時の作業単位であ
り、通常は1ブロックに作業者が1人配置され、各ブロ
ック内の編成の入出庫作業を担当する。
【0038】番線の本数,種類,長さ,ブロックといっ
た車両基地に関する様々な情報は、資源データとして、
予め作成され、資源データDB1100に格納されてい
る。以下の配置計画作成処理において、この資源データ
が利用される。
た車両基地に関する様々な情報は、資源データとして、
予め作成され、資源データDB1100に格納されてい
る。以下の配置計画作成処理において、この資源データ
が利用される。
【0039】次に、図3を用いて、ジョブデータDB1
200に格納されているジョブデータについて説明す
る。図3は、本実施形態において計画作成対象の車両基
地に、入庫する編成のデータテーブルであり、このデー
タテーブル内の各情報が、ジョブデータとして、ジョブ
データDB1200に格納されている。
200に格納されているジョブデータについて説明す
る。図3は、本実施形態において計画作成対象の車両基
地に、入庫する編成のデータテーブルであり、このデー
タテーブル内の各情報が、ジョブデータとして、ジョブ
データDB1200に格納されている。
【0040】図3に示すジョブデータテーブル内の各情
報はある特定の日における例を表している。項目「N
O」は、編成の識別ID番号である。項目「編成番号」
は、入庫編成の名称である。項目「入庫時刻」は、編成
が車両基地に戻ってくる予定時刻を表している。「入庫
時刻」が、「在線」のものは、ジョブデータテーブルが
示す特定の日の前日から車両基地に留置かれているもの
である。編成の中には、予備編成として、若しくは、保
守作業を受けるために、該当日に営業運転をせず車両基
地に留まるものがあり、そうした編成については、項目
「入庫時刻」にデータ「在線」が入る。
報はある特定の日における例を表している。項目「N
O」は、編成の識別ID番号である。項目「編成番号」
は、入庫編成の名称である。項目「入庫時刻」は、編成
が車両基地に戻ってくる予定時刻を表している。「入庫
時刻」が、「在線」のものは、ジョブデータテーブルが
示す特定の日の前日から車両基地に留置かれているもの
である。編成の中には、予備編成として、若しくは、保
守作業を受けるために、該当日に営業運転をせず車両基
地に留まるものがあり、そうした編成については、項目
「入庫時刻」にデータ「在線」が入る。
【0041】項目「出庫時刻」は、翌日の編成が車両基
地から出ていく予定時刻を表している。「出庫時刻」
が、「在線」のものは、翌日営業運転の予定がなく、一
日中車両基地に留まる編成である。
地から出ていく予定時刻を表している。「出庫時刻」
が、「在線」のものは、翌日営業運転の予定がなく、一
日中車両基地に留まる編成である。
【0042】項目「予定作業」は、実施予定の作業種類
を表しており、「作業a」は、清掃,修理,点検といっ
た保守作業のひとつである作業aが予定されており、
「作業b」は、保守作業のひとつである作業bが予定さ
れていることを示している。作業が特に予定されていな
い編成については、データ「無」が入る。項目「両数」
は、編成の両数を設定する項目である。
を表しており、「作業a」は、清掃,修理,点検といっ
た保守作業のひとつである作業aが予定されており、
「作業b」は、保守作業のひとつである作業bが予定さ
れていることを示している。作業が特に予定されていな
い編成については、データ「無」が入る。項目「両数」
は、編成の両数を設定する項目である。
【0043】例えば、項目「NO」の識別ID番号が
「1」の編成は、編成ID番号が「H02」であり、前
日から車両基地に留置かれている「在線」であり、翌日
は、「7:49」に出庫が予定されている。さらに、こ
の編成は、当日の作業予定は「無」であり、「4」両編
成であるまた、例えば、項目「NO」の識別ID番号が
「4」の編成は、編成ID番号が「H08」であり、当
日「19:50」に入庫が予定され、翌日は、「6:5
2」に出庫が予定されている。さらに、この編成は、当
日「作業a」の保守作業が予定されており、「4」両編
成である以上説明した編成データテーブルの各項目は、
計画作成に最低限必要な情報であり、例えば、編成の運
行ダイヤや車両形式等、計画作成に必要な情報が他にも
存在する場合には、自由に追加して設定できるものであ
る。
「1」の編成は、編成ID番号が「H02」であり、前
日から車両基地に留置かれている「在線」であり、翌日
は、「7:49」に出庫が予定されている。さらに、こ
の編成は、当日の作業予定は「無」であり、「4」両編
成であるまた、例えば、項目「NO」の識別ID番号が
「4」の編成は、編成ID番号が「H08」であり、当
日「19:50」に入庫が予定され、翌日は、「6:5
2」に出庫が予定されている。さらに、この編成は、当
日「作業a」の保守作業が予定されており、「4」両編
成である以上説明した編成データテーブルの各項目は、
計画作成に最低限必要な情報であり、例えば、編成の運
行ダイヤや車両形式等、計画作成に必要な情報が他にも
存在する場合には、自由に追加して設定できるものであ
る。
【0044】これらの入庫編成に関する情報は、ジョブ
データとして、予め作成され、ジョブデータDB120
0に格納されている。以下の配置計画作成処理におい
て、このジョブデータが利用される。
データとして、予め作成され、ジョブデータDB120
0に格納されている。以下の配置計画作成処理におい
て、このジョブデータが利用される。
【0045】次に、図4を用いて、計画立案部100に
おける処理について説明する。計画立案部100は、図
2に示した割当て元の番線に関する資源データDB11
00を格納された資源データと、図3に示した割当て対
象の編成に関するジョブデータDB1200に格納され
たジョブデータに基づいて、評価関数DB1300に格
納された評価関数の下での(準)最適解を探索し、それ
を配置計画の計画案として出力する。
おける処理について説明する。計画立案部100は、図
2に示した割当て元の番線に関する資源データDB11
00を格納された資源データと、図3に示した割当て対
象の編成に関するジョブデータDB1200に格納され
たジョブデータに基づいて、評価関数DB1300に格
納された評価関数の下での(準)最適解を探索し、それ
を配置計画の計画案として出力する。
【0046】配置計画作成問題は、入庫編成の配置とい
うジョブに対して、番線という資源を割り当てる資源割
当問題と捉えることができる。計画作成時に考慮すべき
制約条件としては以下のものが考えられる。
うジョブに対して、番線という資源を割り当てる資源割
当問題と捉えることができる。計画作成時に考慮すべき
制約条件としては以下のものが考えられる。
【0047】(1)同じ番線を複数の編成に割り当てる
ことはない。(資源競合制約) (2)短い番線を長い編成(4両)に割り当てることは
ない。(設備制約) (3)作業番線は該当作業を予定する編成に割り当て
る。 (作業制約) 制約(1)及び(2)は物理的な制約であり、これを満
足しなければ配置計画は実施不可能である。制約(3)
は転線効率に関わるものである。作業編成を作業番線に
直接配置しない場合、後で作業をする際に該当番線へ転
線を行なう必要があり、これを避けるために必要な制約
条件である。ただし、作業番線の数が作業予定編成の数
より多い場合にはこの限りではなく、全ての作業編成に
作業番線が割り当てられていれば、残りの作業番線を任
意の編成に割り当てて良いものである。逆に、作業予定
編成の数の方が作業番線数より多い場合には、必ず転線
が発生することになる。この場合、転線によって入庫時
の編成配置が変化することになるが、本実施形態で対象
とする車両基地は、作業番線の数が十分に多くそのよう
なことがおこらない、もしくは転線の回数が基地の規模
に比例して少ないため、その影響が無視できるほど小さ
いものとする。
ことはない。(資源競合制約) (2)短い番線を長い編成(4両)に割り当てることは
ない。(設備制約) (3)作業番線は該当作業を予定する編成に割り当て
る。 (作業制約) 制約(1)及び(2)は物理的な制約であり、これを満
足しなければ配置計画は実施不可能である。制約(3)
は転線効率に関わるものである。作業編成を作業番線に
直接配置しない場合、後で作業をする際に該当番線へ転
線を行なう必要があり、これを避けるために必要な制約
条件である。ただし、作業番線の数が作業予定編成の数
より多い場合にはこの限りではなく、全ての作業編成に
作業番線が割り当てられていれば、残りの作業番線を任
意の編成に割り当てて良いものである。逆に、作業予定
編成の数の方が作業番線数より多い場合には、必ず転線
が発生することになる。この場合、転線によって入庫時
の編成配置が変化することになるが、本実施形態で対象
とする車両基地は、作業番線の数が十分に多くそのよう
なことがおこらない、もしくは転線の回数が基地の規模
に比例して少ないため、その影響が無視できるほど小さ
いものとする。
【0048】上記の制約条件を満たす配置計画は無数に
存在するが、計画を評価するための様々な指標によって
その品質の良し悪しが判定される。車両運用業務を円滑
に実施するためには、なるべく品質の高い,即ち、評価
の高い配置計画を作成することが必須である。特に、入
出庫作業や保守作業を効率良く実施でき、なおかつトラ
ブルが発生した場合にも復旧が容易であるような配置計
画が望まれている。
存在するが、計画を評価するための様々な指標によって
その品質の良し悪しが判定される。車両運用業務を円滑
に実施するためには、なるべく品質の高い,即ち、評価
の高い配置計画を作成することが必須である。特に、入
出庫作業や保守作業を効率良く実施でき、なおかつトラ
ブルが発生した場合にも復旧が容易であるような配置計
画が望まれている。
【0049】例として、出庫作業に関する評価指標の例
を挙げる。出庫作業はブロック単位で実施されるが、ブ
ロック内の編成の出庫順番が連続していれば、作業を切
れ目なく次々におこなうことができるために効率が良い
ものである。しかしながら、効率に関して最適な計画を
用いると、出庫時に故障等のトラブルが発生した場合、
時間的に余裕がないために、十分な障害対策をとること
ができない。障害対策に関する最適化をおこなうために
は、逆にブロック内の編成の出庫順番が連続せずに間隔
が空くように配置をおこなう必要がある。即ち、両者は
トレードオフの関係にあり、双方をどの程度満足させる
べきかは、編成数や作業予定数といった日々異なる計画
作成時の状況に依存して様々に変化する。加えて、計画
作成に関する考え方や嗜好が作成者毎に異なるために、
同一状況下であっても両者のバランスを固定的に決定し
て計画案を作成すると、ある計画作成者にとっては満足
のいく計画案であったとしても、別の作成者にとっては
納得のいかない計画案であることが少なくないものであ
る。
を挙げる。出庫作業はブロック単位で実施されるが、ブ
ロック内の編成の出庫順番が連続していれば、作業を切
れ目なく次々におこなうことができるために効率が良い
ものである。しかしながら、効率に関して最適な計画を
用いると、出庫時に故障等のトラブルが発生した場合、
時間的に余裕がないために、十分な障害対策をとること
ができない。障害対策に関する最適化をおこなうために
は、逆にブロック内の編成の出庫順番が連続せずに間隔
が空くように配置をおこなう必要がある。即ち、両者は
トレードオフの関係にあり、双方をどの程度満足させる
べきかは、編成数や作業予定数といった日々異なる計画
作成時の状況に依存して様々に変化する。加えて、計画
作成に関する考え方や嗜好が作成者毎に異なるために、
同一状況下であっても両者のバランスを固定的に決定し
て計画案を作成すると、ある計画作成者にとっては満足
のいく計画案であったとしても、別の作成者にとっては
納得のいかない計画案であることが少なくないものであ
る。
【0050】上記の2つの評価指標は、出庫作業の効率
と障害時の対策に直接的に関連しているため直観的に分
かり易いものである。一方、ブロック内の配置順番を出
庫順番とすべきかどうか、ある番線に特定の出庫順番の
編成を置くべきかどうか、あるブロックには出庫が早い
編成のみをおくべきかどうか、といったことも出庫作業
に関する評価の対象となるが、それらを具体的にどうす
べきであるかは、作成時の状況や計画作成者の考え方・
嗜好に左右されるため、それらに対して固定的な評価指
標を事前に恣意的に設定することは困難である。さらに
は、どのような評価対象があるかということを、事前に
洩れなく定義すること自体非常に難しい問題といえる。
と障害時の対策に直接的に関連しているため直観的に分
かり易いものである。一方、ブロック内の配置順番を出
庫順番とすべきかどうか、ある番線に特定の出庫順番の
編成を置くべきかどうか、あるブロックには出庫が早い
編成のみをおくべきかどうか、といったことも出庫作業
に関する評価の対象となるが、それらを具体的にどうす
べきであるかは、作成時の状況や計画作成者の考え方・
嗜好に左右されるため、それらに対して固定的な評価指
標を事前に恣意的に設定することは困難である。さらに
は、どのような評価対象があるかということを、事前に
洩れなく定義すること自体非常に難しい問題といえる。
【0051】入庫作業や各種の保守作業についても、出
庫作業の場合と同様に、評価対象の選択,評価指標の定
義,トレードオフの設定の三者は計画作成の状況や計画
作成者に依存して動的に変化するため、それらを事前に
固定的に設定することは困難である。
庫作業の場合と同様に、評価対象の選択,評価指標の定
義,トレードオフの設定の三者は計画作成の状況や計画
作成者に依存して動的に変化するため、それらを事前に
固定的に設定することは困難である。
【0052】計画立案部100における解探索アルゴリ
ズムは、線形計画法(LP),局所探索法,局所探索法
の改良アルゴリズムであるタブー探索法やアニーリング
法,遺伝的アルゴリズム(GA)といった反復改良型の
アルゴリズムを用いる。
ズムは、線形計画法(LP),局所探索法,局所探索法
の改良アルゴリズムであるタブー探索法やアニーリング
法,遺伝的アルゴリズム(GA)といった反復改良型の
アルゴリズムを用いる。
【0053】ここでは、図4を用いて、その一例とし
て、局所探索法の処理の概要について説明する。図4の
ステップ410において、計画立案部100は、配置計
画の初期解Xを構成する。ここでは、あらかじめ設定し
た制約条件(本実施形態では、上述した資源競合,設
備,番線制約の3条件)を最低限満足する解を作成す
る。次に、ステップ420において、計画立案部100
は、評価関数Eを用いて、初期解の評価値E(X)を算
出する。
て、局所探索法の処理の概要について説明する。図4の
ステップ410において、計画立案部100は、配置計
画の初期解Xを構成する。ここでは、あらかじめ設定し
た制約条件(本実施形態では、上述した資源競合,設
備,番線制約の3条件)を最低限満足する解を作成す
る。次に、ステップ420において、計画立案部100
は、評価関数Eを用いて、初期解の評価値E(X)を算
出する。
【0054】また、ステップ430において、計画立案
部100は、初期解Xの近傍N(X)を構成する。近傍
とは、ある解(ここでは、X)に少し変更を加えること
で得られる解の集合のことである。本実施形態では、解
Xに対して、任意の2つの編成の割当番線を、(制約条
件に違反しない限りにおいて)、交換することにより得
られる解の集合を近傍N(X)と定義する。
部100は、初期解Xの近傍N(X)を構成する。近傍
とは、ある解(ここでは、X)に少し変更を加えること
で得られる解の集合のことである。本実施形態では、解
Xに対して、任意の2つの編成の割当番線を、(制約条
件に違反しない限りにおいて)、交換することにより得
られる解の集合を近傍N(X)と定義する。
【0055】次に、ステップ440において、計画立案
部100は、近傍N(X)の全ての要素の評価値E
(Y)を評価関数Eを用いて算出し、算出された評価値
E(Y)と初期の評価値E(X)とを比較する。その結
果、Xよりも高い評価値を持つ解Yが存在する場合に
は、ステップ450へ進み、解Yをあらためて解Xと置
き換えてステップ430へ戻り処理を繰り返す。近傍N
(X)のどの解もXより評価値が低い場合は、ループを
抜けてステップ460へ進み、Xを計画案として計画案
DB1400に出力して、処理を終了する。
部100は、近傍N(X)の全ての要素の評価値E
(Y)を評価関数Eを用いて算出し、算出された評価値
E(Y)と初期の評価値E(X)とを比較する。その結
果、Xよりも高い評価値を持つ解Yが存在する場合に
は、ステップ450へ進み、解Yをあらためて解Xと置
き換えてステップ430へ戻り処理を繰り返す。近傍N
(X)のどの解もXより評価値が低い場合は、ループを
抜けてステップ460へ進み、Xを計画案として計画案
DB1400に出力して、処理を終了する。
【0056】ここで、図5を用いて、計画立案部100
において立案された計画案の一例について説明する。図
5は、本実施形態において計画作成対象の車両基地の各
番線R1〜R15に対して入庫する編成の割当を示す配
置計画のデータテーブルであり、このデータテーブル内
の各情報が、計画案データとして、計画案DB1400
に格納される。
において立案された計画案の一例について説明する。図
5は、本実施形態において計画作成対象の車両基地の各
番線R1〜R15に対して入庫する編成の割当を示す配
置計画のデータテーブルであり、このデータテーブル内
の各情報が、計画案データとして、計画案DB1400
に格納される。
【0057】配置計画はテーブル形式であり、項目「番
線」は、車両基地内の番線R1,…,R15を表してい
る。項目「編成ID番号」は、各番線に配置する編成の
編成ID番号を表している。項目「編成ID番号」のデ
ータが「……」である番線は、そこに編成を配置しない
ことを表している。
線」は、車両基地内の番線R1,…,R15を表してい
る。項目「編成ID番号」は、各番線に配置する編成の
編成ID番号を表している。項目「編成ID番号」のデ
ータが「……」である番線は、そこに編成を配置しない
ことを表している。
【0058】番線R1,R2,R3は、図2において説
明したように、作業番線である。従って、図3に示した
ジョブデータの中で、作業予定のある項目「編成ID番
号」が「H08」,「H10」,「H07」の編成に対
して、番線R1,R2,R3が割り当てられていること
を表している。また、図3に示したジョブデータの中
で、作業予定のある項目「編成ID番号」が「H0
3」,「H04」の編成に対しては、とりあえず番線R
7,R9を割り当て、番線R1〜R3における作業終了
後、作業番線に移動されるものである。他の編成につい
ては、作業が予定されていないため、作業番線以外に、
入庫予定時刻,出庫予定時刻,編成両数に応じて割り当
てられていることを表している。
明したように、作業番線である。従って、図3に示した
ジョブデータの中で、作業予定のある項目「編成ID番
号」が「H08」,「H10」,「H07」の編成に対
して、番線R1,R2,R3が割り当てられていること
を表している。また、図3に示したジョブデータの中
で、作業予定のある項目「編成ID番号」が「H0
3」,「H04」の編成に対しては、とりあえず番線R
7,R9を割り当て、番線R1〜R3における作業終了
後、作業番線に移動されるものである。他の編成につい
ては、作業が予定されていないため、作業番線以外に、
入庫予定時刻,出庫予定時刻,編成両数に応じて割り当
てられていることを表している。
【0059】次に、図6を用いて、計画案修正部200
における計画案の修正方法について説明する。計画立案
部100において作成された計画案は、計画案修正部2
00において、計画作成者の手動による編集処理を施さ
れる。編集処理のため、計画案修正部200は、図5に
示した計画案DB1400に格納された計画案と、図3
に示したジョブデータDB1200に格納されたジョブ
データとに基づいて作成した計画案修正画面を、図1に
示した表示装置2100の表示画面に表示する。
における計画案の修正方法について説明する。計画立案
部100において作成された計画案は、計画案修正部2
00において、計画作成者の手動による編集処理を施さ
れる。編集処理のため、計画案修正部200は、図5に
示した計画案DB1400に格納された計画案と、図3
に示したジョブデータDB1200に格納されたジョブ
データとに基づいて作成した計画案修正画面を、図1に
示した表示装置2100の表示画面に表示する。
【0060】図6は、表示装置2100に表示された計
画案修正画面の例を示している。画面には、編集途中の
計画案における各番線に配置された編成のID番号、及
び計画属性値が常に表示される。計画属性値としては、
「番線」,「入庫順番」,「出庫順番」,「作業予定」
等が含まれる。
画案修正画面の例を示している。画面には、編集途中の
計画案における各番線に配置された編成のID番号、及
び計画属性値が常に表示される。計画属性値としては、
「番線」,「入庫順番」,「出庫順番」,「作業予定」
等が含まれる。
【0061】ここで、図7を用いて、計画属性について
説明する。計画属性とは、計画案から読みとることがで
き、計画作成時に作成者が考慮する,即ち、計画の品質
に関係するであろうと思われる何らかの情報のことであ
る。
説明する。計画属性とは、計画案から読みとることがで
き、計画作成時に作成者が考慮する,即ち、計画の品質
に関係するであろうと思われる何らかの情報のことであ
る。
【0062】本実施形態においては、計画属性は、図7
(a)に示す個々の番線に関するものと、図7(b)に
示す各ブロックに関するものの2種類を定義する。双方
ともにテーブル形式でまとめられているが、テーブルの
各データは、ある計画案における独立したひとつの計画
属性を表している。例えば、図7(a)に示す個々の番
線の計画属性としては、「番線」R1の「入庫順番」は
「1」であり、「出庫順番」は「3」であり、「作業予
定」が「作業a」えあることを表している。「番線」R
9の「出庫順番」が「99」は、翌日出庫予定のない留
置であることを表している。また、図7(b)に示す計
画属性としては、「ブロックA」の計画属性は、「入庫
順配置」が「YES」であることを表している。「入庫
順配置」が「YES」であるとは、ブロックAを構成す
る番線R1,R2,R3には、入庫してきた車両は、番
線R1,番線R2,番線R3の順番で入庫することを表
している。また、「出庫順配置」が「YES」であるこ
とを表している。「で庫順配置」が「YES」であると
は、ブロックAを構成する番線R1,R2,R3に入庫
している車両は、番線R1,番線R2,番線R3の順番
で出庫することを表している。さらに、「入庫編成数」
は「3」であり、「出庫編成数」は「3」であることを
示している。前日から「在線」している場合や、翌日
「在線」している場合には、「ブロックC」や「ブロッ
クD」の計画属性に示すように、「入庫編成数」と「出
庫編成数」が一致しないことになる。
(a)に示す個々の番線に関するものと、図7(b)に
示す各ブロックに関するものの2種類を定義する。双方
ともにテーブル形式でまとめられているが、テーブルの
各データは、ある計画案における独立したひとつの計画
属性を表している。例えば、図7(a)に示す個々の番
線の計画属性としては、「番線」R1の「入庫順番」は
「1」であり、「出庫順番」は「3」であり、「作業予
定」が「作業a」えあることを表している。「番線」R
9の「出庫順番」が「99」は、翌日出庫予定のない留
置であることを表している。また、図7(b)に示す計
画属性としては、「ブロックA」の計画属性は、「入庫
順配置」が「YES」であることを表している。「入庫
順配置」が「YES」であるとは、ブロックAを構成す
る番線R1,R2,R3には、入庫してきた車両は、番
線R1,番線R2,番線R3の順番で入庫することを表
している。また、「出庫順配置」が「YES」であるこ
とを表している。「で庫順配置」が「YES」であると
は、ブロックAを構成する番線R1,R2,R3に入庫
している車両は、番線R1,番線R2,番線R3の順番
で出庫することを表している。さらに、「入庫編成数」
は「3」であり、「出庫編成数」は「3」であることを
示している。前日から「在線」している場合や、翌日
「在線」している場合には、「ブロックC」や「ブロッ
クD」の計画属性に示すように、「入庫編成数」と「出
庫編成数」が一致しないことになる。
【0063】計画属性をいくつか組み合わせることによ
り、評価対象を構成することが可能である。例えば、評
価対象「ブロックA内の出庫順番」は、計画属性「番線
R1の出庫順番」、「番線R2の出庫順番」、「番線R
3の出庫順番」の値をまとめたものとなる。逆にいえ
ば、予想される評価対象を構成可能な属性を計画属性と
してあらかじめ定義しておくようにする。
り、評価対象を構成することが可能である。例えば、評
価対象「ブロックA内の出庫順番」は、計画属性「番線
R1の出庫順番」、「番線R2の出庫順番」、「番線R
3の出庫順番」の値をまとめたものとなる。逆にいえ
ば、予想される評価対象を構成可能な属性を計画属性と
してあらかじめ定義しておくようにする。
【0064】ここで、図6に示した表示画面において、
番線数が多いために、一画面では情報が納まり切れない
場合には、図示するように、その一部分のみを画面に表
示し、残りの部分はスクロールバー611をポインタ6
12により指定してスライドすることにより表示させる
ことができる。
番線数が多いために、一画面では情報が納まり切れない
場合には、図示するように、その一部分のみを画面に表
示し、残りの部分はスクロールバー611をポインタ6
12により指定してスライドすることにより表示させる
ことができる。
【0065】計画作成者は、入力装置2200であるマ
ウス等のポインティングデバイスまたはキーボードを用
いたグラフィカルな操作により計画案の修正をおこなう
ことができる。
ウス等のポインティングデバイスまたはキーボードを用
いたグラフィカルな操作により計画案の修正をおこなう
ことができる。
【0066】計画案の修正は、いくつかの修正操作を繰
り返し適用することにより行われる。その一つは、任意
の2つの番線に配置された編成を交換する操作である。
具体的には、ポインタを用いて画面上で交換対象の番線
を指定する。指定された番線は、指定されたということ
が分かり易いように、例えば,表示を反転させる。図6
に示す例では、番線R3と番線R7が交換対象の番線で
あるとすると、番線R3及び番線R6を入力装置220
0により指定することにより、それらの表示が反転して
いる。その後、交換ボタン601をポインタで指示及び
押下すると、交換が実行され、それに応じて編成ID番
号と計画属性値の表示が変化する。即ち、番線R3に
は、編成ID番号「H03」の車両が、入庫順番「4」
で、出庫順番「10」で、作業予定「作業b」となる。
また、番線R7には、編成ID番号「H07」の車両
が、入庫順番「3」で、出庫順番「9」で、作業予定
「作業b」となる。ただし、交換により制約条件に違反
する計画案が作成される場合には、操作を無効にし、そ
の旨のメッセージを表示する。例えば、番線R2と番線
R3を交換対象として交換ボタン601を押下した場合
には、番線R2では「作業b」は行えず、番線R2では
「作業a」は行えないため、制約条件の中の(3)作業
制約に反することとなり、交換操作を無効にするととも
に、無効である旨のメッセージを表示する。メッセージ
としては、制約条件の中のいずれに違反しているかと、
その内容を表示する。上述の例では、例えば、「作業制
約に違反します。番線R2では作業bは行えません。番
線R3では作業aは行えません」等のメッセージを表示
する。指定された番線を反転表示したり、指定された2
つの番線の交換をしたり、メッセージを表示する処理
は、計画案修正部200により行われる。
り返し適用することにより行われる。その一つは、任意
の2つの番線に配置された編成を交換する操作である。
具体的には、ポインタを用いて画面上で交換対象の番線
を指定する。指定された番線は、指定されたということ
が分かり易いように、例えば,表示を反転させる。図6
に示す例では、番線R3と番線R7が交換対象の番線で
あるとすると、番線R3及び番線R6を入力装置220
0により指定することにより、それらの表示が反転して
いる。その後、交換ボタン601をポインタで指示及び
押下すると、交換が実行され、それに応じて編成ID番
号と計画属性値の表示が変化する。即ち、番線R3に
は、編成ID番号「H03」の車両が、入庫順番「4」
で、出庫順番「10」で、作業予定「作業b」となる。
また、番線R7には、編成ID番号「H07」の車両
が、入庫順番「3」で、出庫順番「9」で、作業予定
「作業b」となる。ただし、交換により制約条件に違反
する計画案が作成される場合には、操作を無効にし、そ
の旨のメッセージを表示する。例えば、番線R2と番線
R3を交換対象として交換ボタン601を押下した場合
には、番線R2では「作業b」は行えず、番線R2では
「作業a」は行えないため、制約条件の中の(3)作業
制約に反することとなり、交換操作を無効にするととも
に、無効である旨のメッセージを表示する。メッセージ
としては、制約条件の中のいずれに違反しているかと、
その内容を表示する。上述の例では、例えば、「作業制
約に違反します。番線R2では作業bは行えません。番
線R3では作業aは行えません」等のメッセージを表示
する。指定された番線を反転表示したり、指定された2
つの番線の交換をしたり、メッセージを表示する処理
は、計画案修正部200により行われる。
【0067】また、上述した交換操作に加えて、番線が
割り当てられた編成をポインタで指定してその配置番線
を解除する解除操作と、配置番線が未割当の編成を指定
して任意の番線を割り当てる指定操作を用いることもで
きる。
割り当てられた編成をポインタで指定してその配置番線
を解除する解除操作と、配置番線が未割当の編成を指定
して任意の番線を割り当てる指定操作を用いることもで
きる。
【0068】また、ある操作をおこなった直後にその操
作を無効にしたい場合には、ボタン602を押下するこ
とにより、計画案を修正操作前の状態に戻すことができ
る。上述したの修正操作を次々に繰り返すことにより、
計画作成者は自分が望む計画を立案することが可能とな
る。
作を無効にしたい場合には、ボタン602を押下するこ
とにより、計画案を修正操作前の状態に戻すことができ
る。上述したの修正操作を次々に繰り返すことにより、
計画作成者は自分が望む計画を立案することが可能とな
る。
【0069】図6に示した計画案修正画面において、計
画作成者は、計画立案に関する様々な情報を取得するこ
とが可能である。例えば、ボタン603を押下すること
により、図3に示した説明したジョブデータとして格納
された編成に関する情報を見ることができる。特定の番
線をポインタで指定してからこのボタンを押下すれば、
その番線に配置された編成に関する情報のみを取得する
ことも可能である。
画作成者は、計画立案に関する様々な情報を取得するこ
とが可能である。例えば、ボタン603を押下すること
により、図3に示した説明したジョブデータとして格納
された編成に関する情報を見ることができる。特定の番
線をポインタで指定してからこのボタンを押下すれば、
その番線に配置された編成に関する情報のみを取得する
ことも可能である。
【0070】ボタン604は、図10を用いて後述する
環境情報DB1500に格納された環境情報を取得する
ためのものである。ボタン605は、計画作成者の計画
修正回数の推移を示す修正頻度グラフを表示するための
ものである。
環境情報DB1500に格納された環境情報を取得する
ためのものである。ボタン605は、計画作成者の計画
修正回数の推移を示す修正頻度グラフを表示するための
ものである。
【0071】ここで、図8を用いて、修正頻度グラフの
例について説明する。図8に示すように、本実施形態に
おける修正頻度グラフは、横軸が日付を表し、縦軸が修
正回数を表す棒グラフである。ラベル701は、このグ
ラフの対象となる計画作成者(「T01」)を表してお
り、現在の計画作成者と同一人物である。修正回数は、
一度の計画作成において該当計画作成者により施された
有効な修正操作の累積回数を意味する。ここで、異なる
修正操作の回数はそれらを区別して別のグラフに表示し
ても良いし、例えば、交換操作1回は、解除または割当
操作2回に等しいとして重み付けにより全ての修正操作
の回数をまとめても良いものである。
例について説明する。図8に示すように、本実施形態に
おける修正頻度グラフは、横軸が日付を表し、縦軸が修
正回数を表す棒グラフである。ラベル701は、このグ
ラフの対象となる計画作成者(「T01」)を表してお
り、現在の計画作成者と同一人物である。修正回数は、
一度の計画作成において該当計画作成者により施された
有効な修正操作の累積回数を意味する。ここで、異なる
修正操作の回数はそれらを区別して別のグラフに表示し
ても良いし、例えば、交換操作1回は、解除または割当
操作2回に等しいとして重み付けにより全ての修正操作
の回数をまとめても良いものである。
【0072】この修正頻度グラフを見ることにより、計
画作成者は、システムが学習を進めるに従って、自分の
計画作成に関する負担が徐々に低減していることを視覚
的に把握することができる。
画作成者は、システムが学習を進めるに従って、自分の
計画作成に関する負担が徐々に低減していることを視覚
的に把握することができる。
【0073】また、図6の表示画面において、ボタン6
06を押下することにより、計画作成者は、今回と同様
の計画作成状況におけるシステムが推定した自分の計画
作成手法の特徴を知ることができる。
06を押下することにより、計画作成者は、今回と同様
の計画作成状況におけるシステムが推定した自分の計画
作成手法の特徴を知ることができる。
【0074】具体的には、後述する属性特徴量及びその
集合である計画特徴量を、グラフや表等を用いて分かり
易く表示するものである。これにより、計画作成者は、
自分の計画作成のやり方を、これまで自分が無意識に行
なってきた部分も含めて明確に把握することが可能とな
る。
集合である計画特徴量を、グラフや表等を用いて分かり
易く表示するものである。これにより、計画作成者は、
自分の計画作成のやり方を、これまで自分が無意識に行
なってきた部分も含めて明確に把握することが可能とな
る。
【0075】さらに、計画案の修正を終える場合には、
承認ボタン607を押下する。これにより、計画案が実
際の車両運用に用いる正式な計画として、図1に示した
計画案DB1400に登録される。それとともに、計画
作成者の修正処理から得られた情報をまとめた修正情報
が作成され、修正情報DB1600に格納される。修正
情報の詳細については、図9を用いて後述する。
承認ボタン607を押下する。これにより、計画案が実
際の車両運用に用いる正式な計画として、図1に示した
計画案DB1400に登録される。それとともに、計画
作成者の修正処理から得られた情報をまとめた修正情報
が作成され、修正情報DB1600に格納される。修正
情報の詳細については、図9を用いて後述する。
【0076】また、印字ボタン608を押下することに
より、現在の計画案をプリンタ2300から帳票形式で
紙に印字することができる。
より、現在の計画案をプリンタ2300から帳票形式で
紙に印字することができる。
【0077】次に、図9を用いて、修正情報DB160
0に格納される修正情報について説明する。なお、図9
に示す修正情報は、図6に示す表示画面において、番線
R4と番線R8を交換する修正作業を行った場合の修正
情報である。修正情報は、テーブル形式のデータであ
り、図示するように4項目から構成される。
0に格納される修正情報について説明する。なお、図9
に示す修正情報は、図6に示す表示画面において、番線
R4と番線R8を交換する修正作業を行った場合の修正
情報である。修正情報は、テーブル形式のデータであ
り、図示するように4項目から構成される。
【0078】項目「環境」は、当該計画作成時の環境情
報を表している。具体的には、図10を用いて後述する
環境情報のデータテーブルへのポインタ「x」が設定さ
れる。項目「最終案計画属性」は、正式な計画として承
認された最終計画案の計画属性を表している。具体的に
は、図7に示した計画属性のデータテーブルへのポイン
タ「v」が設定される。項目「修正回数」は、最終案を
得るまでに計画作成者が行なった有効な修正操作の回数
である。
報を表している。具体的には、図10を用いて後述する
環境情報のデータテーブルへのポインタ「x」が設定さ
れる。項目「最終案計画属性」は、正式な計画として承
認された最終計画案の計画属性を表している。具体的に
は、図7に示した計画属性のデータテーブルへのポイン
タ「v」が設定される。項目「修正回数」は、最終案を
得るまでに計画作成者が行なった有効な修正操作の回数
である。
【0079】項目「属性値変化」は、計画作成者による
修正処理を受ける前の計画案と最終計画案との間の計画
属性の相違点を表している。属性値変化は、「属性
名」,「修正前属性値」及び「修正後属性値」の3項目
からなる情報のリスト形式である。例えば、番線R4と
番線R8とを交換した結果、「番線R4の入庫順番」
は、修正前の「7」番から、修正後は「8」番に変化
し、「番線R8の入庫順番」は、修正前の「6」番か
ら、修正後は「3」番に変化したことを表している。出
庫順番の修正も同様である。「ブロックB入庫順配置」
は、修正前は、ブロックBに対して番線R4〜番線R6
まで、入庫順に番線R4,R5,R6と割り当てる入庫
順配置であった「YES」に対して、修正後は、ブロッ
クBに対して番線R4〜番線R6まで、入庫順に番線R
4,R5,R6を割り当てない入庫順配置でない「N
O」に修正されたことを表している。
修正処理を受ける前の計画案と最終計画案との間の計画
属性の相違点を表している。属性値変化は、「属性
名」,「修正前属性値」及び「修正後属性値」の3項目
からなる情報のリスト形式である。例えば、番線R4と
番線R8とを交換した結果、「番線R4の入庫順番」
は、修正前の「7」番から、修正後は「8」番に変化
し、「番線R8の入庫順番」は、修正前の「6」番か
ら、修正後は「3」番に変化したことを表している。出
庫順番の修正も同様である。「ブロックB入庫順配置」
は、修正前は、ブロックBに対して番線R4〜番線R6
まで、入庫順に番線R4,R5,R6と割り当てる入庫
順配置であった「YES」に対して、修正後は、ブロッ
クBに対して番線R4〜番線R6まで、入庫順に番線R
4,R5,R6を割り当てない入庫順配置でない「N
O」に修正されたことを表している。
【0080】次に、図10を用いて、環境情報DB15
00に格納されている環境情報について説明する。な
お、本実施形態において用いる環境情報とは、計画の作
成状況と計画作成者に関する情報をまとめた計画作成環
境に関する情報のことである。
00に格納されている環境情報について説明する。な
お、本実施形態において用いる環境情報とは、計画の作
成状況と計画作成者に関する情報をまとめた計画作成環
境に関する情報のことである。
【0081】図10に示すように、環境情報の項目「作
成日」は、計画の作成日の日付を表している。項目「作
成者」には、計画作成者を表す作成者ID番号が入る。
項目「編成総数」は、計画作成対象の編成の総数であ
る。図3に示したジョブデータ1200に示したよう
に、12編成の計画作成を行ったため、「編成総数」と
しては、「12」となる。
成日」は、計画の作成日の日付を表している。項目「作
成者」には、計画作成者を表す作成者ID番号が入る。
項目「編成総数」は、計画作成対象の編成の総数であ
る。図3に示したジョブデータ1200に示したよう
に、12編成の計画作成を行ったため、「編成総数」と
しては、「12」となる。
【0082】項目「入庫編成数」は、入庫編成の数であ
り、図3に示したジョブデータの例では、「9」とな
る。項目「出庫編成数」は、出庫編成の数であり、図3
に示したジョブデータの例では、「11」となる。項目
「作業a編成数」は、作業aを予定している編成の数で
あり、図3に示したジョブデータの例では、「3」とな
る。項目「作業b編成数」は、作業bを予定している編
成の数であり、図3に示したジョブデータの例では、
「2」となる。
り、図3に示したジョブデータの例では、「9」とな
る。項目「出庫編成数」は、出庫編成の数であり、図3
に示したジョブデータの例では、「11」となる。項目
「作業a編成数」は、作業aを予定している編成の数で
あり、図3に示したジョブデータの例では、「3」とな
る。項目「作業b編成数」は、作業bを予定している編
成の数であり、図3に示したジョブデータの例では、
「2」となる。
【0083】項目「ダイヤパターン」は、当日と翌日の
営業ダイヤの組合せのことである。一般的には、営業ダ
イヤは、平日,休前日(土曜日),休日(日曜日)の3
種類にわかれており、それぞれ営業運転をおこなう編成
の数や運行時間帯等が大幅に異なる。図10に示す例で
は、当日が「休日」であり、翌日が「平日」であること
を示している。
営業ダイヤの組合せのことである。一般的には、営業ダ
イヤは、平日,休前日(土曜日),休日(日曜日)の3
種類にわかれており、それぞれ営業運転をおこなう編成
の数や運行時間帯等が大幅に異なる。図10に示す例で
は、当日が「休日」であり、翌日が「平日」であること
を示している。
【0084】図10に示した環境情報の項目は、計画作
成に最低限必要なものである。システム開発時、または
システム運用中に、他の項目(例えば、ブロック担当
者,作業所要時間)も計画作成に大きく関係すると判断
した場合には、それらを自由に追加できるものである。
成に最低限必要なものである。システム開発時、または
システム運用中に、他の項目(例えば、ブロック担当
者,作業所要時間)も計画作成に大きく関係すると判断
した場合には、それらを自由に追加できるものである。
【0085】次に、図11〜図13を用いて、計画特徴
量算出部300の処理について説明する。計画特徴量算
出部300は、環境情報DB1500に格納された環境
情報おyび修正情報DB1600に格納された修正情報
に基づいて、計画特徴量を算出する。計画特徴量は、属
性特徴量が集合したものである。属性特徴量は、計画作
成者による過去の計画修正事例からの推定により求めら
れる。
量算出部300の処理について説明する。計画特徴量算
出部300は、環境情報DB1500に格納された環境
情報おyび修正情報DB1600に格納された修正情報
に基づいて、計画特徴量を算出する。計画特徴量は、属
性特徴量が集合したものである。属性特徴量は、計画作
成者による過去の計画修正事例からの推定により求めら
れる。
【0086】図11のステップ1110において、計画
特徴量算出部300は、距離変数kの値を「0」に初期
化する。変数kは、後の処理において環境情報間の距離
を指定するために用いられる。環境情報X及びYの間の
距離は、以下の式(2)によって表される距離関数D
(X,Y)によって与える。
特徴量算出部300は、距離変数kの値を「0」に初期
化する。変数kは、後の処理において環境情報間の距離
を指定するために用いられる。環境情報X及びYの間の
距離は、以下の式(2)によって表される距離関数D
(X,Y)によって与える。
【0087】
【数2】
【0088】ここで、nは環境情報の項目数であり、d
iは項目iに関する(部分)距離関数であり、xi,yiは
それぞれ環境Xと環境Yの項目の値である。
iは項目iに関する(部分)距離関数であり、xi,yiは
それぞれ環境Xと環境Yの項目の値である。
【0089】本実施形態においては、各項目の部分距離
関数を、それぞれ以下の式(3)〜式(8)で与えてい
る。
関数を、それぞれ以下の式(3)〜式(8)で与えてい
る。
【0090】
【数3】
【0091】
【数4】
【0092】
【数5】
【0093】
【数6】
【0094】
【数7】
【0095】
【数8】
【0096】次に、ステップ1120において、計画特
徴量算出部300は、入力された環境情報(これをXと
する)の距離kの近傍Nk(X)を構成する。近傍と
は、ある環境情報(ここではX)に少し変更を加えるこ
とで得られる環境情報の集合のことである。その変更の
程度を、環境情報間の距離kにより指定する。近傍Nk
(X)の形式的定義を、以下の式(9)に示す。
徴量算出部300は、入力された環境情報(これをXと
する)の距離kの近傍Nk(X)を構成する。近傍と
は、ある環境情報(ここではX)に少し変更を加えるこ
とで得られる環境情報の集合のことである。その変更の
程度を、環境情報間の距離kにより指定する。近傍Nk
(X)の形式的定義を、以下の式(9)に示す。
【0097】
【数9】
【0098】ステップ1130において、計画特徴量算
出部300は、修正情報データベース1600中の全て
の修正情報を検索し、環境情報が近傍Nk(X)内の要
素と一致するものを数え挙げる。そして、その数とあら
かじめ設定しておく規定値との比較を行う。修正情報の
数が規定値に満たない場合には、ステップ1140へ進
み、距離変数kの値を1増やして(すなわち近傍を拡大
して)、ステップ1120戻り、処理を繰り返す。修正
情報の数が規定値を上回った場合には、ステップ115
0に進む。
出部300は、修正情報データベース1600中の全て
の修正情報を検索し、環境情報が近傍Nk(X)内の要
素と一致するものを数え挙げる。そして、その数とあら
かじめ設定しておく規定値との比較を行う。修正情報の
数が規定値に満たない場合には、ステップ1140へ進
み、距離変数kの値を1増やして(すなわち近傍を拡大
して)、ステップ1120戻り、処理を繰り返す。修正
情報の数が規定値を上回った場合には、ステップ115
0に進む。
【0099】ステップ1150において、計画特徴量算
出部300は、近傍Nk(X)内の環境情報に一致する
修正情報を全て集める(これをDATと呼ぶ)。
出部300は、近傍Nk(X)内の環境情報に一致する
修正情報を全て集める(これをDATと呼ぶ)。
【0100】次に、ステップ1160において、計画特
徴量算出部300は、ステップ1150で集めたDAT
を用いて、内部ステップを全ての計画属性に対して適用
し、各計画属性の属性特徴量を算出する。
徴量算出部300は、ステップ1150で集めたDAT
を用いて、内部ステップを全ての計画属性に対して適用
し、各計画属性の属性特徴量を算出する。
【0101】サブステップ1162において、計画特徴
量算出部300は、対象の計画属性の重要度を算出す
る。ここで、図12を用いて、重要度算出ステップの詳
細について説明する。ステップ1162Aにおいて、計
画特徴量算出部300は、全ての計画属性に共通の規定
値を重要度の初期値として設定する。次に、ステップ1
162Bにおいて、計画特徴量算出部300は、DAT
内の修正情報の属性変化項目を検索する。そして、属性
変化の修正前項目と修正後項目の双方に出現する計画属
性の特定の値を数え挙げる。例えば、計画属性「番線R
5の入庫順番」について、入庫順番「5」が、DATの
ある修正情報における修正前項目と他の修正情報におけ
る修正後項目に出現している場合、数え上げの対象とな
る。この意味するところは、対象の計画属性は値の設定
に関する制約が緩く、従って(準)最適な計画の作成へ
の関与が低い(すなわち重要度が低い)ということであ
る。
量算出部300は、対象の計画属性の重要度を算出す
る。ここで、図12を用いて、重要度算出ステップの詳
細について説明する。ステップ1162Aにおいて、計
画特徴量算出部300は、全ての計画属性に共通の規定
値を重要度の初期値として設定する。次に、ステップ1
162Bにおいて、計画特徴量算出部300は、DAT
内の修正情報の属性変化項目を検索する。そして、属性
変化の修正前項目と修正後項目の双方に出現する計画属
性の特定の値を数え挙げる。例えば、計画属性「番線R
5の入庫順番」について、入庫順番「5」が、DATの
ある修正情報における修正前項目と他の修正情報におけ
る修正後項目に出現している場合、数え上げの対象とな
る。この意味するところは、対象の計画属性は値の設定
に関する制約が緩く、従って(準)最適な計画の作成へ
の関与が低い(すなわち重要度が低い)ということであ
る。
【0102】次に、ステップ1162Cにおいて、計画
特徴量算出部300は、数え挙げた値の個数に比例して
重要度を初期値から減少させる。本実施形態において
は、いかに示す式(10)を用いて重要度を算出する。
特徴量算出部300は、数え挙げた値の個数に比例して
重要度を初期値から減少させる。本実施形態において
は、いかに示す式(10)を用いて重要度を算出する。
【0103】
【数10】
【0104】次に、図11に戻り、サブステップ116
4において、計画特徴量算出部300は、対象の計画属
性の傾向を算出する。ここで、図13を用いて、計画属
性の傾向算出の処理の詳細について説明する。ステップ
1164Aにおいて、計画特徴量算出部300は、DA
T内の各修正情報の属性変化項目を検索する。そして、
対象の計画属性の修正前項目に出現する値を全て列挙す
る。修正前項目に出現する値は、(準)最適な計画にと
っては不要な値であると考えられるので、次のステップ
における属性特徴量の傾向を算出する対象から除外す
る。
4において、計画特徴量算出部300は、対象の計画属
性の傾向を算出する。ここで、図13を用いて、計画属
性の傾向算出の処理の詳細について説明する。ステップ
1164Aにおいて、計画特徴量算出部300は、DA
T内の各修正情報の属性変化項目を検索する。そして、
対象の計画属性の修正前項目に出現する値を全て列挙す
る。修正前項目に出現する値は、(準)最適な計画にと
っては不要な値であると考えられるので、次のステップ
における属性特徴量の傾向を算出する対象から除外す
る。
【0105】次に、ステップ1164Bにおいて、計画
特徴量算出部300は、列挙した値を除いた残りの値に
対して、DAT内の修正情報の最終案計画属性に出現す
る頻度を統計的に求め、そのリストを属性特徴量の傾向
として出力する。
特徴量算出部300は、列挙した値を除いた残りの値に
対して、DAT内の修正情報の最終案計画属性に出現す
る頻度を統計的に求め、そのリストを属性特徴量の傾向
として出力する。
【0106】再び、図11に戻り、サブステップ116
6において、計画特徴量算出部300は、先の2つのサ
ブステップ1162,1164において算出した重要度
と傾向に、計画属性名と環境を付加して属性特徴量を作
成する。
6において、計画特徴量算出部300は、先の2つのサ
ブステップ1162,1164において算出した重要度
と傾向に、計画属性名と環境を付加して属性特徴量を作
成する。
【0107】ある特定の計画作成環境の下では、最も望
ましい計画案が持つ計画属性の値はある一定の傾向を示
す。また、複数の計画属性のうち、どの属性を重視する
かといった重要度も、計画作成環境に依存して決まる。
こうした情報を形式的に定義したデータを属性特徴量と
称し、また、全ての計画属性に関する属性特徴量を集め
たものを計画特徴量と称している。
ましい計画案が持つ計画属性の値はある一定の傾向を示
す。また、複数の計画属性のうち、どの属性を重視する
かといった重要度も、計画作成環境に依存して決まる。
こうした情報を形式的に定義したデータを属性特徴量と
称し、また、全ての計画属性に関する属性特徴量を集め
たものを計画特徴量と称している。
【0108】ここで、図14を用いて、属性特性量につ
いて説明する。図14に示すように、属性特徴量は、テ
ーブルデータとして定義される。項目「計画属性名」
は、対象となる計画属性の名称を表わしている。図示の
例では、「番線R3の出庫順番」が「計画属性名」とな
っている。
いて説明する。図14に示すように、属性特徴量は、テ
ーブルデータとして定義される。項目「計画属性名」
は、対象となる計画属性の名称を表わしている。図示の
例では、「番線R3の出庫順番」が「計画属性名」とな
っている。
【0109】項目「環境」は、特徴量が有効となる計画
作成環境を表す。具体的には、図10で説明した環境情
報のデータテーブルへのポインタ「x」が、この項目に
設定される。
作成環境を表す。具体的には、図10で説明した環境情
報のデータテーブルへのポインタ「x」が、この項目に
設定される。
【0110】項目「重要度」は、対象の計画属性の重要
度を表している。重要度は、図11のステップ1162
で求められたものであり、重要度が低い場合とは、対象
の計画属性が値の設定に関する制約が緩く、従って
(準)最適な計画の作成への関与が低いということであ
る。重要度が高い場合には、値の設定に対する制約が厳
しく、最適な計画の作成への関与が高いものである。図
示の例は、「重要度」は「80」となっており、重要度
が高いことを示している。
度を表している。重要度は、図11のステップ1162
で求められたものであり、重要度が低い場合とは、対象
の計画属性が値の設定に関する制約が緩く、従って
(準)最適な計画の作成への関与が低いということであ
る。重要度が高い場合には、値の設定に対する制約が厳
しく、最適な計画の作成への関与が高いものである。図
示の例は、「重要度」は「80」となっており、重要度
が高いことを示している。
【0111】項目「傾向」は、計画属性値の値の傾向を
表している。ここで、傾向とは、計画属性値のとりうる
値と、その値の過去の実績における相対的な出現頻度を
対にしたリストである。図示の例では、「番線R3の出
庫順番は、環境Xの下では重要度が80であり、値の傾
向は9が60%,10が30%,14が10%である」
と読みとることができる。「傾向」に関しては、例え
ば、図6に示したように、番線R3の出庫順番が「9」
番目として決まると、「9」が1回と計数する。また、
別の修正において、番線R3と番線R7を交換すると、
番線R3の出庫順番は「10」番目となり、この場合に
は、「10」が1回となる。このようにして、出庫順番
として与えられた値の相対的な出現頻度を表したもの
が、「傾向」である。
表している。ここで、傾向とは、計画属性値のとりうる
値と、その値の過去の実績における相対的な出現頻度を
対にしたリストである。図示の例では、「番線R3の出
庫順番は、環境Xの下では重要度が80であり、値の傾
向は9が60%,10が30%,14が10%である」
と読みとることができる。「傾向」に関しては、例え
ば、図6に示したように、番線R3の出庫順番が「9」
番目として決まると、「9」が1回と計数する。また、
別の修正において、番線R3と番線R7を交換すると、
番線R3の出庫順番は「10」番目となり、この場合に
は、「10」が1回となる。このようにして、出庫順番
として与えられた値の相対的な出現頻度を表したもの
が、「傾向」である。
【0112】最後に、ステップ1170において、計画
特徴量算出部300は、全ての計画属性の属性特徴量を
まとめて、入力環境下における計画特徴量として、計画
特徴量DB1700に出力して処理を終了する。
特徴量算出部300は、全ての計画属性の属性特徴量を
まとめて、入力環境下における計画特徴量として、計画
特徴量DB1700に出力して処理を終了する。
【0113】次に、図15を用いて、評価関数生成部4
00の処理内容について説明する。
00の処理内容について説明する。
【0114】ステップ1510において、評価関数生成
部400は、計画特徴量DB1700に格納された計画
特徴量に含まれる全ての属性特徴量から重要度を抽出
し、それを基に、各計画属性の評価関数の重みを算出す
る。重みの算出方法は、様々な方法が考えられるが、本
実施形態では、以下に示す式(11)を用いて、重みを
算出する。
部400は、計画特徴量DB1700に格納された計画
特徴量に含まれる全ての属性特徴量から重要度を抽出
し、それを基に、各計画属性の評価関数の重みを算出す
る。重みの算出方法は、様々な方法が考えられるが、本
実施形態では、以下に示す式(11)を用いて、重みを
算出する。
【0115】
【数11】
【0116】ここで、wi(i=1,…,n)は各評価値
の重みであり、nは計画属性の総数であり、si(i=
1,…,n)は各計画属性の重要度である。
の重みであり、nは計画属性の総数であり、si(i=
1,…,n)は各計画属性の重要度である。
【0117】次に、ステップ1520において、評価関
数生成部400は、内部ステップを全ての計画属性に対
して適用する。サブステップ1522において、評価関
数生成部400は、対象とする計画属性に関する属性特
徴量を、計画特徴量から取り出す。
数生成部400は、内部ステップを全ての計画属性に対
して適用する。サブステップ1522において、評価関
数生成部400は、対象とする計画属性に関する属性特
徴量を、計画特徴量から取り出す。
【0118】サブステップ1524において、評価関数
生成部400は、属性特徴量の傾向から対象とする計画
属性についての評価関数を作成する。ここで、評価関数
は、計画属性値の相対出現頻度の高さに比例して高い数
値を出力し、なおかつ最大値があらかじめ設定した全計
画属性に共通の規定値αに一致するように作成する。本
実施形態においては、以下に示す式(12)を用いて評
価関数を作成する。
生成部400は、属性特徴量の傾向から対象とする計画
属性についての評価関数を作成する。ここで、評価関数
は、計画属性値の相対出現頻度の高さに比例して高い数
値を出力し、なおかつ最大値があらかじめ設定した全計
画属性に共通の規定値αに一致するように作成する。本
実施形態においては、以下に示す式(12)を用いて評
価関数を作成する。
【0119】
【数12】
【0120】ここで、e(x)は計画属性値xに対する
評価関数であり、nは傾向リスト中の値の個数であり、
vi(i=1,…,n)は傾向リスト中の各値であり、p
i(i=1,…,n)は相対出現頻度であり、pmaxは相
対出現頻度の最大値である。
評価関数であり、nは傾向リスト中の値の個数であり、
vi(i=1,…,n)は傾向リスト中の各値であり、p
i(i=1,…,n)は相対出現頻度であり、pmaxは相
対出現頻度の最大値である。
【0121】次に、ステップ1530において、評価関
数生成部400は、ステップ1520で作成した全ての
計画属性に関する評価関数e(x)と、ステップ151
0で作成した各評価関数の重みwを用いて、計画全体の
評価関数E(X)を作成し、評価関数DB1300に出
力する。本実施形態においては、以下の式(13)」用
いて、全体評価関数E(X)を作成する。
数生成部400は、ステップ1520で作成した全ての
計画属性に関する評価関数e(x)と、ステップ151
0で作成した各評価関数の重みwを用いて、計画全体の
評価関数E(X)を作成し、評価関数DB1300に出
力する。本実施形態においては、以下の式(13)」用
いて、全体評価関数E(X)を作成する。
【0122】
【数13】
【0123】評価関数生成部400において生成された
評価関数E(X)は、図4において説明したように、計
画立案部100において用いられる。
評価関数E(X)は、図4において説明したように、計
画立案部100において用いられる。
【0124】以下、新たな計画を立案し、修正する度
に、上述した処理,即ち、計画立案部100,計画案修
正部200,計画特徴量算出部300及び評価関数生成
部400における処理が繰り返される。
に、上述した処理,即ち、計画立案部100,計画案修
正部200,計画特徴量算出部300及び評価関数生成
部400における処理が繰り返される。
【0125】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、計画作成の状況と計画作成者(作成環境)に依存し
て評価基準が様々に変化する資源割当計画作成問題を、
特定環境下における割当計画の属性の重要度とその値の
傾向を推定し、その結果に基づき評価関数を構成するこ
とにより、該当環境における良質な計画の立案が可能と
なる。
ば、計画作成の状況と計画作成者(作成環境)に依存し
て評価基準が様々に変化する資源割当計画作成問題を、
特定環境下における割当計画の属性の重要度とその値の
傾向を推定し、その結果に基づき評価関数を構成するこ
とにより、該当環境における良質な計画の立案が可能と
なる。
【0126】また、計画作成者による計画案の修正過程
から得られる修正情報を蓄積し、それを利用して前記属
性の重要度と値の傾向を推定するため、計画作成者に修
正作業以外の余分な負担をかけることなく計画作成に関
わる知識を獲得することが可能である。
から得られる修正情報を蓄積し、それを利用して前記属
性の重要度と値の傾向を推定するため、計画作成者に修
正作業以外の余分な負担をかけることなく計画作成に関
わる知識を獲得することが可能である。
【0127】さらに、修正情報の蓄積が進むに従って推
定の精度が高まるため、計画作成者の修正作業に係る負
担も次第に低減でき、最終的には計画作成者が関与する
ことなく最適な割当計画の自動作成が可能となる。
定の精度が高まるため、計画作成者の修正作業に係る負
担も次第に低減でき、最終的には計画作成者が関与する
ことなく最適な割当計画の自動作成が可能となる。
【0128】
【発明の効果】本発明によれば、高品質な資源割当計画
の効率的な作成を実現することができる。
の効率的な作成を実現することができる。
【図1】本発明の一実施形態による資源割当計画作成方
法及び資源割当計画作成システムを適用する車両配置計
画作成システムの全体構成を示すシステム構成図であ
る。
法及び資源割当計画作成システムを適用する車両配置計
画作成システムの全体構成を示すシステム構成図であ
る。
【図2】本発明の一実施形態による資源割当計画作成方
法及び資源割当計画作成システムを適用する車両配置計
画作成システムに用いる資源データの説明図である。
法及び資源割当計画作成システムを適用する車両配置計
画作成システムに用いる資源データの説明図である。
【図3】本発明の一実施形態による資源割当計画作成方
法及び資源割当計画作成システムを適用する車両配置計
画作成システムに用いるジョブデータの説明図である。
法及び資源割当計画作成システムを適用する車両配置計
画作成システムに用いるジョブデータの説明図である。
【図4】本発明の一実施形態による資源割当計画作成方
法及び資源割当計画作成システムを適用する車両配置計
画作成システムにおける計画立案部の処理内容を説明す
るフローチャートである。
法及び資源割当計画作成システムを適用する車両配置計
画作成システムにおける計画立案部の処理内容を説明す
るフローチャートである。
【図5】本発明の一実施形態による資源割当計画作成方
法及び資源割当計画作成システムを適用する車両配置計
画作成システムにおいて立案された計画案の説明図であ
る。
法及び資源割当計画作成システムを適用する車両配置計
画作成システムにおいて立案された計画案の説明図であ
る。
【図6】本発明の一実施形態による資源割当計画作成方
法及び資源割当計画作成システムを適用する車両配置計
画作成システムにおける計画案の修正方法の説明図であ
る。
法及び資源割当計画作成システムを適用する車両配置計
画作成システムにおける計画案の修正方法の説明図であ
る。
【図7】本発明の一実施形態による資源割当計画作成方
法及び資源割当計画作成システムを適用する車両配置計
画作成システムに用いる計画属性の説明図である。
法及び資源割当計画作成システムを適用する車両配置計
画作成システムに用いる計画属性の説明図である。
【図8】本発明の一実施形態による資源割当計画作成方
法及び資源割当計画作成システムを適用する車両配置計
画作成システムにおいて表示可能な修正頻度グラフの説
明図である。
法及び資源割当計画作成システムを適用する車両配置計
画作成システムにおいて表示可能な修正頻度グラフの説
明図である。
【図9】本発明の一実施形態による資源割当計画作成方
法及び資源割当計画作成システムを適用する車両配置計
画作成システムにおいて用いられる修正情報の説明図で
ある。
法及び資源割当計画作成システムを適用する車両配置計
画作成システムにおいて用いられる修正情報の説明図で
ある。
【図10】本発明の一実施形態による資源割当計画作成
方法及び資源割当計画作成システムを適用する車両配置
計画作成システムにおいて用いる環境情報の説明図であ
る。
方法及び資源割当計画作成システムを適用する車両配置
計画作成システムにおいて用いる環境情報の説明図であ
る。
【図11】本発明の一実施形態による資源割当計画作成
方法及び資源割当計画作成システムを適用する車両配置
計画作成システムにおける計画特徴量算出部の処理を示
すフローチャートである。
方法及び資源割当計画作成システムを適用する車両配置
計画作成システムにおける計画特徴量算出部の処理を示
すフローチャートである。
【図12】図11のサブステップの処理を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図13】図11のサブステップの処理を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図14】本発明の一実施形態による資源割当計画作成
方法及び資源割当計画作成システムを適用する車両配置
計画作成システムにおいて用いる属性特徴量の説明図で
ある。
方法及び資源割当計画作成システムを適用する車両配置
計画作成システムにおいて用いる属性特徴量の説明図で
ある。
【図15】本発明の一実施形態による資源割当計画作成
方法及び資源割当計画作成システムを適用する車両配置
計画作成システムにおける評価関数生成部の処理内容を
示すフローチャートである。
方法及び資源割当計画作成システムを適用する車両配置
計画作成システムにおける評価関数生成部の処理内容を
示すフローチャートである。
100…計画立案部 200…計画案修正部 300…計画特徴量算出部 400…評価関数生成部 1100…資源データDB 1200…ジョブデータDB 1300…評価関数DB 1400…計画案DB 1500…環境情報DB 1600…修正情報DB 1700…計画特徴量DB 2100…表示装置 2200…入力装置 2300…プリンタ
Claims (10)
- 【請求項1】複数のジョブに対して資源を割り当てる資
源割当計画作成方法において、 A)評価関数の下での最適な資源割当計画を探索し、そ
の結果を計画案として出力する第1のステップと、 B)この計画案を修正して最終案を作成するまでの修正
情報を修正情報データベースに格納する第2のステップ
と、 C)上記修正情報を利用して、特定の環境情報の下にお
ける計画作成時の変動要素を示す割当計画の特徴量を算
出する第3のステップと、 D)上記割当計画の特徴量の傾向に基づいて、割当計画
の評価関数を生成する第4のステップとを備えたことを
特徴とする資源割当計画作成方法。 - 【請求項2】請求項1記載の資源割当計画作成方法にお
いて、 上記修正情報は、ジョブの属性と割当資源からなる計画
属性の属性値の変化の情報を有することを特徴とする資
源割当計画作成方法。 - 【請求項3】請求項1記載の資源割当計画作成方法にお
いて、 上記環境情報は、個々の計画作成者の識別情報を有して
おり、 上記第3のステップは、計画作成時に他の変動要素が同
じであっても計画作成者毎に異なる環境情報が与えら
れ、該当環境情報及びその近傍の環境情報の下における
修正情報から計画作成者各々の計画作成に関する手法及
び嗜好を反映した割当計画の特徴量を算出することを特
徴とする資源割当計画作成方法。 - 【請求項4】請求項1記載の資源割当計画作成方法にお
いて、 上記修正情報は、計画修正時の環境情報を有しており、 上記第3のステップは、近傍の範囲を徐々に拡大しなが
ら、現在の環境情報またはその近傍の環境情報と修正時
の環境情報がマッチする修正情報を、規定個数を超える
まで集め、これらの集められた修正情報を利用して、特
定の環境情報の下における計画作成時の変動要素を示す
割当計画の特徴量を算出することを特徴とする資源割当
計画作成方法。 - 【請求項5】請求項4記載の資源割当計画作成方法にお
いて、 上記近傍の範囲は、環境情報間の距離で指定し、 この距離を算出する距離関数は、環境情報内の各項目に
対応する部分距離関数の線形和であることを特徴とする
資源割当計画作成方法。 - 【請求項6】請求項1記載の資源割当計画作成方法にお
いて、 上記修正情報は、計画属性名と修正前属性値と修正され
た最終的な属性値とからなる計画修正前後の計画属性値
変化を有しており、 上記割当計画の特徴量は、計画属性の重要度を含む計画
属性の属性特徴量の集合であり、 上記第3のステップは、上記修正情報データベースから
取り出した修正情報の集合の計画属性値変化を検索し、
上記修正前属性値と上記最終的な属性値の双方に出現す
る値を数え挙げ、その個数に応じて、上記計画属性特徴
量の重要度を算出することを特徴とする資源割当計画作
成方法。 - 【請求項7】請求項6記載の資源割当計画作成方法にお
いて、 上記第4のステップは、上記第3のステップで算出され
た割当計画の特徴量に含まれる全ての計画属性特徴量の
重要度の比に応じて、各計画属性に対する部分評価関数
の重みを算出することを特徴とする資源割当計画作成方
法。 - 【請求項8】請求項1記載の資源割当計画作成方法にお
いて、 上記修正情報は、修正された最終的な属性値を有してお
り、 上記割当計画の特徴量は、計画属性値とその値の過去の
実績における相対的な出現頻度との対のリストである値
の傾向を含む計画属性の属性特徴量の集合であり、 上記第3のステップは、上記修正情報データベースから
取り出した修正情報の集合の計画属性値変化を検索し、
修正前属性値に出現する値を除いた上記最終的な属性値
の相対的な出現頻度を統計的に算出し、上記属性特徴量
の値の傾向として出力することを特徴とする資源割当計
画作成方法。 - 【請求項9】請求項8記載の資源割当計画作成方法にお
いて、 上記第4のステップは、計画属性値に対する属性評価関
数を、対応する計画属性特徴量における値の傾向に出現
する属性値の相対頻度の高さに応じて評価値を出力する
ように作成し、全ての属性評価関数を用いて上記割当計
画の評価関数を生成することを特徴とする資源割当計画
作成方法。 - 【請求項10】複数のジョブに対して資源を割り当てる
資源割当計画作成システムにおいて、 評価関数の下での最適な資源割当計画を探索し、その結
果を計画案として出力する計画立案部と、 この計画立案部で作成した計画案を修正し、最終案を作
成するまでの修正情報を修正情報データベースに格納す
る計画案修正部と、 上記修正情報データベースに格納された上記修正情報を
利用して、特定の環境情報の下における計画作成時の変
動要素を示す割当計画の特徴量を算出する計画特徴量算
出部と、 この計画特徴量算出部によって算出された上記割当計画
の特徴量の傾向に基づいて、割当計画の評価関数を生成
する評価関数生成部とを備えたことを特徴とする資源割
当計画作成システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30197997A JPH11143938A (ja) | 1997-11-04 | 1997-11-04 | 資源割当計画作成方法及び資源割当計画作成システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30197997A JPH11143938A (ja) | 1997-11-04 | 1997-11-04 | 資源割当計画作成方法及び資源割当計画作成システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11143938A true JPH11143938A (ja) | 1999-05-28 |
Family
ID=17903434
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30197997A Pending JPH11143938A (ja) | 1997-11-04 | 1997-11-04 | 資源割当計画作成方法及び資源割当計画作成システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11143938A (ja) |
Cited By (11)
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|---|---|---|---|---|
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-
1997
- 1997-11-04 JP JP30197997A patent/JPH11143938A/ja active Pending
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