JPH11144054A - 画像認識方法および画像認識装置ならびに記録媒体 - Google Patents
画像認識方法および画像認識装置ならびに記録媒体Info
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- JPH11144054A JPH11144054A JP9304695A JP30469597A JPH11144054A JP H11144054 A JPH11144054 A JP H11144054A JP 9304695 A JP9304695 A JP 9304695A JP 30469597 A JP30469597 A JP 30469597A JP H11144054 A JPH11144054 A JP H11144054A
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- recognition
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- G06V—IMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
- G06V10/00—Arrangements for image or video recognition or understanding
- G06V10/70—Arrangements for image or video recognition or understanding using pattern recognition or machine learning
- G06V10/74—Image or video pattern matching; Proximity measures in feature spaces
- G06V10/75—Organisation of the matching processes, e.g. simultaneous or sequential comparisons of image or video features; Coarse-fine approaches, e.g. multi-scale approaches; using context analysis; Selection of dictionaries
- G06V10/751—Comparing pixel values or logical combinations thereof, or feature values having positional relevance, e.g. template matching
- G06V10/7515—Shifting the patterns to accommodate for positional errors
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 特定画像の向きに依らず、特定画像を高精度
で高速に認識する。 【解決手段】 特定画像を決定し、画像入力方法に応じ
て特定画像の回転角度を決定し、特定画像の回転の中心
位置を決定し、認識対象画像を複数の領域に分割し、特
定画像に応じたウィンドウ領域を用意し、ウィンドウ領
域の中心位置と認識対象画像の回転の中心位置とを合わ
せ、ウィンドウ領域内にマスク領域を設定し(ステップ
S6〜S7)、以後、ウィンドウ領域によって入力画像
を走査する(ステップS8)。そして、走査時には、各
々のマスク領域ごとに画素濃度値に対して所定の演算を
行い(ステップS10)、マスク領域外の領域の画素濃
度値に対して各特定画像ごとに所定の演算を行い、両演
算結果に基づいて各認識対象画像ごとに存在の有無(あ
るいは可能性)の判定を行い(ステップS11)、この
判定結果に基づいて最終的な認識結果を得る(ステップ
S12〜S14)。
で高速に認識する。 【解決手段】 特定画像を決定し、画像入力方法に応じ
て特定画像の回転角度を決定し、特定画像の回転の中心
位置を決定し、認識対象画像を複数の領域に分割し、特
定画像に応じたウィンドウ領域を用意し、ウィンドウ領
域の中心位置と認識対象画像の回転の中心位置とを合わ
せ、ウィンドウ領域内にマスク領域を設定し(ステップ
S6〜S7)、以後、ウィンドウ領域によって入力画像
を走査する(ステップS8)。そして、走査時には、各
々のマスク領域ごとに画素濃度値に対して所定の演算を
行い(ステップS10)、マスク領域外の領域の画素濃
度値に対して各特定画像ごとに所定の演算を行い、両演
算結果に基づいて各認識対象画像ごとに存在の有無(あ
るいは可能性)の判定を行い(ステップS11)、この
判定結果に基づいて最終的な認識結果を得る(ステップ
S12〜S14)。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力画像から特定
画像を回転して得られる当該特定画像を含む複数の認識
対象画像を認識する画像認識方法および画像認識装置、
ならびに当該画像認識方法による画像認識を実現するプ
ログラムを記録した記録媒体に関する。
画像を回転して得られる当該特定画像を含む複数の認識
対象画像を認識する画像認識方法および画像認識装置、
ならびに当該画像認識方法による画像認識を実現するプ
ログラムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】入力画像から特定画像を認識する方法と
してはテンプレートマッチング法が広く知られている。
一般的なテンプレートマッチング法の手順は次の通りで
ある。認識しようとする特定画像を基準画像として用意
しておき、入力画像と基準画像とを重ね合わせ、両者を
相対的に水平もしくは垂直方向に1画素ずつずらしなが
ら比較していく。そして、全てもしくはある一定の個数
以上の画素が一致した場合に、入力画像に特定画像が含
まれていると判定する。しかしながら上述の方法では、
例えば、回転された特定画像を含む入力画像から基準画
像に一致する画像を認識することはできない。すなわ
ち、上述の方法には、入力画像中の特定画像の向きが基
準画像の向きと一致しない場合には、当該特定画像を認
識できないという欠点があった。
してはテンプレートマッチング法が広く知られている。
一般的なテンプレートマッチング法の手順は次の通りで
ある。認識しようとする特定画像を基準画像として用意
しておき、入力画像と基準画像とを重ね合わせ、両者を
相対的に水平もしくは垂直方向に1画素ずつずらしなが
ら比較していく。そして、全てもしくはある一定の個数
以上の画素が一致した場合に、入力画像に特定画像が含
まれていると判定する。しかしながら上述の方法では、
例えば、回転された特定画像を含む入力画像から基準画
像に一致する画像を認識することはできない。すなわ
ち、上述の方法には、入力画像中の特定画像の向きが基
準画像の向きと一致しない場合には、当該特定画像を認
識できないという欠点があった。
【0003】従来より、上記の欠点を解消する方法とし
て、特開平5−12446号公報に記載されているよう
に、メモリに基準パタン(基準画像に相当)の座標を記
憶させ、当該基準パタンを回転させたときの座標をメモ
リに記憶された座標に基づいて生成し、生成した座標お
よびメモリに記憶された座標を比較に用いることにより
様々な回転角度の特定画像を認識可能な画像認識方法が
提案されている。
て、特開平5−12446号公報に記載されているよう
に、メモリに基準パタン(基準画像に相当)の座標を記
憶させ、当該基準パタンを回転させたときの座標をメモ
リに記憶された座標に基づいて生成し、生成した座標お
よびメモリに記憶された座標を比較に用いることにより
様々な回転角度の特定画像を認識可能な画像認識方法が
提案されている。
【0004】また、上記の欠点を解消する他の方法とし
て、特開平8−63604号公報には、画像の重心を検
出し、画像の輪郭を当該重心を中心とする極座標データ
で表し、極座標データで表される関数を基準画像の輪郭
に応じた関数と比較することで画像の形状の類似性を判
定する画像処理方法が記載されている。この方法では、
関数の位相のズレを特定画像の回転として捉えること
で、回転された特定画像にも対応可能としている。
て、特開平8−63604号公報には、画像の重心を検
出し、画像の輪郭を当該重心を中心とする極座標データ
で表し、極座標データで表される関数を基準画像の輪郭
に応じた関数と比較することで画像の形状の類似性を判
定する画像処理方法が記載されている。この方法では、
関数の位相のズレを特定画像の回転として捉えること
で、回転された特定画像にも対応可能としている。
【0005】さらに、特開平6−309461号公報に
は、円形状ウィンドウの周上の画像を走査して得られる
濃淡画素データ列にフーリエ変換を施してスペクトルパ
タンを求め、このスペクトルパタンを基準画像のスペク
トルパタンと比較することで特定画像を認識する画像認
識方法が記載されている。この方法では、得られるスペ
クトルパタンは走査の開始位置(特定画像の回転角)に
依存せずに同一となるため、回転された特定画像にも対
応可能である。
は、円形状ウィンドウの周上の画像を走査して得られる
濃淡画素データ列にフーリエ変換を施してスペクトルパ
タンを求め、このスペクトルパタンを基準画像のスペク
トルパタンと比較することで特定画像を認識する画像認
識方法が記載されている。この方法では、得られるスペ
クトルパタンは走査の開始位置(特定画像の回転角)に
依存せずに同一となるため、回転された特定画像にも対
応可能である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た各公報に記載された方法では、上述したことから明ら
かなように、画像認識時に複雑な演算を行わねばなら
ず、処理の高速性が要求される用途には適用できないと
いう問題があった。また、処理の高速化を図るために上
記各方法を回路(すなわちハードウェア)で実現しよう
とすると、回路構成が大規模かつ複雑となってしまうと
いう問題があった。
た各公報に記載された方法では、上述したことから明ら
かなように、画像認識時に複雑な演算を行わねばなら
ず、処理の高速性が要求される用途には適用できないと
いう問題があった。また、処理の高速化を図るために上
記各方法を回路(すなわちハードウェア)で実現しよう
とすると、回路構成が大規模かつ複雑となってしまうと
いう問題があった。
【0007】特に、近年、画像の中に、その画像の著作
権情報や流通経路情報などを表すコード情報として特定
画像を埋め込んだり、あるいはその画像に対して行うべ
き処理を指示するコード情報として特定画像を埋め込ん
だりし、これらのコード情報を利用して画像を取り扱う
システムが提案されており、特定画像を高速に認識でき
る安価な画像認識装置の実現が待望されている。
権情報や流通経路情報などを表すコード情報として特定
画像を埋め込んだり、あるいはその画像に対して行うべ
き処理を指示するコード情報として特定画像を埋め込ん
だりし、これらのコード情報を利用して画像を取り扱う
システムが提案されており、特定画像を高速に認識でき
る安価な画像認識装置の実現が待望されている。
【0008】本発明は、上述した背景の下になされたも
のであり、認識精度が特定画像の向き(回転角)に依存
せず、簡素な構成で特定画像を高速に認識することがで
きる画像認識方法および画像認識装置、ならびに当該画
像認識方法による画像認識を実現するプログラムを記録
した記録媒体を提供することを目的とする。
のであり、認識精度が特定画像の向き(回転角)に依存
せず、簡素な構成で特定画像を高速に認識することがで
きる画像認識方法および画像認識装置、ならびに当該画
像認識方法による画像認識を実現するプログラムを記録
した記録媒体を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明の画像認識方法では、入力画像から、特
定画像を回転して得られる該特定画像を含む複数の認識
対象画像を認識する画像認識方法において、少なくとも
1画素から構成されるセルを平面的に配置してなるウィ
ンドウ領域を用意する第1のステップと、前記各認識対
象画像から該認識対象画像の特徴を表す領域を各画像ご
とに抽出する第2のステップと、前記領域に対応する前
記セルから構成される複数のマスク領域を前記各認識対
象画像ごとに前記ウィンドウ領域上に設定しておく第3
のステップと、前記ウィンドウ領域と前記入力画像との
相対位置を順に変えつつ、前記入力画像上の前記複数の
マスク領域内の各画素濃度値に対して演算処理を施した
結果に基づいて前記認識対象画像の有無を前記各認識対
象画像ごとに判定する第4のステップと、前記各認識対
象画像ごとの判定結果に基づいて前記複数の認識対象画
像のいずれかが前記ウィンドウ領域内に存在しているか
否かを判定する第5のステップとを有することを特徴と
している。
ために、本発明の画像認識方法では、入力画像から、特
定画像を回転して得られる該特定画像を含む複数の認識
対象画像を認識する画像認識方法において、少なくとも
1画素から構成されるセルを平面的に配置してなるウィ
ンドウ領域を用意する第1のステップと、前記各認識対
象画像から該認識対象画像の特徴を表す領域を各画像ご
とに抽出する第2のステップと、前記領域に対応する前
記セルから構成される複数のマスク領域を前記各認識対
象画像ごとに前記ウィンドウ領域上に設定しておく第3
のステップと、前記ウィンドウ領域と前記入力画像との
相対位置を順に変えつつ、前記入力画像上の前記複数の
マスク領域内の各画素濃度値に対して演算処理を施した
結果に基づいて前記認識対象画像の有無を前記各認識対
象画像ごとに判定する第4のステップと、前記各認識対
象画像ごとの判定結果に基づいて前記複数の認識対象画
像のいずれかが前記ウィンドウ領域内に存在しているか
否かを判定する第5のステップとを有することを特徴と
している。
【0010】さらに、前記複数のマスク領域内の各画素
濃度値に対する演算結果のみならず、前記複数のマスク
領域外の前記ウィンドウ領域内の各画素濃度値に対する
演算結果をも考慮して前記認識対象画像の有無を判定す
るようにしてもよく、この場合には認識精度を向上させ
ることができる。あるいは、前記複数の認識対象画像の
いずれかが前記ウィンドウ領域内に存在しているか否か
ではなく、前記複数の認識対象画像のいずれかが前記ウ
ィンドウ領域内に存在している可能性を判定するように
してもよい。
濃度値に対する演算結果のみならず、前記複数のマスク
領域外の前記ウィンドウ領域内の各画素濃度値に対する
演算結果をも考慮して前記認識対象画像の有無を判定す
るようにしてもよく、この場合には認識精度を向上させ
ることができる。あるいは、前記複数の認識対象画像の
いずれかが前記ウィンドウ領域内に存在しているか否か
ではなく、前記複数の認識対象画像のいずれかが前記ウ
ィンドウ領域内に存在している可能性を判定するように
してもよい。
【0011】さらに、同一の中心位置を中心として前記
特定画像を任意の角度で回転して得られる画像を前記各
認識対象画像としてもよく、この場合には、回転角度の
みから認識対象画像を定義することができるという利点
がある。さらに、後者の場合には、前記同一の中心位置
と前記ウィンドウ領域の中心位置とを一致させて前記マ
スク領域を設けるようにしてもよく、この場合には、マ
スク領域の設定処理が容易となるとともに、ウィンドウ
領域のサイズを最小とすることができる。さらに加え
て、回転の中心位置から離れた画素ほど回転された場合
の移動量が大きくなることに鑑みて、前記ウィンドウ領
域の中心位置から離れるにつれて前記マスク領域を構成
する前記セルの数が増加するよう前記ウィンドウ領域を
構成するようにしてもよい。これにより認識漏れの発生
確率を低減することができる。
特定画像を任意の角度で回転して得られる画像を前記各
認識対象画像としてもよく、この場合には、回転角度の
みから認識対象画像を定義することができるという利点
がある。さらに、後者の場合には、前記同一の中心位置
と前記ウィンドウ領域の中心位置とを一致させて前記マ
スク領域を設けるようにしてもよく、この場合には、マ
スク領域の設定処理が容易となるとともに、ウィンドウ
領域のサイズを最小とすることができる。さらに加え
て、回転の中心位置から離れた画素ほど回転された場合
の移動量が大きくなることに鑑みて、前記ウィンドウ領
域の中心位置から離れるにつれて前記マスク領域を構成
する前記セルの数が増加するよう前記ウィンドウ領域を
構成するようにしてもよい。これにより認識漏れの発生
確率を低減することができる。
【0012】ところで、確実に認識対象画像を認識する
ためには、認識対象画像を構成する各画素の濃度値がさ
まざまな要因で変動することを考慮して領域の抽出およ
びマスク領域の設定を行う必要があるが、全ての領域に
対して上記変動を考慮して広めのマスク領域を設定して
しまうと、特に中心位置近くにおいて、認識対象画像に
類似した画像を認識対象画像と誤認識してしまう可能性
が高くなる。そこで、前記ウィンドウ領域の中心位置か
ら最も近い前記マスク領域を1つのセルのみから構成
し、このマスク領域を基準として他のマスク領域を設定
することで誤認識が発生する可能性を低減することがで
きる。
ためには、認識対象画像を構成する各画素の濃度値がさ
まざまな要因で変動することを考慮して領域の抽出およ
びマスク領域の設定を行う必要があるが、全ての領域に
対して上記変動を考慮して広めのマスク領域を設定して
しまうと、特に中心位置近くにおいて、認識対象画像に
類似した画像を認識対象画像と誤認識してしまう可能性
が高くなる。そこで、前記ウィンドウ領域の中心位置か
ら最も近い前記マスク領域を1つのセルのみから構成
し、このマスク領域を基準として他のマスク領域を設定
することで誤認識が発生する可能性を低減することがで
きる。
【0013】また、前記ウィンドウ領域は矩形であって
も円形状であってもよいし、前記マスク領域を任意に設
定してもよい。前記ウィンドウ領域が矩形の場合には、
一般的に矩形となることが多い入力画像を漏れなく走査
することができるとともに、走査処理を簡素とすること
ができる。また、前記ウィンドウ領域が円形状の場合に
はウィンドウ領域上の画素位置を極座標で表すことが可
能となるため、マスク領域の記憶に要する容量を削減す
ることができる。さらに、前記マスク領域を任意に設定
可能とすることにより、入力画像の特定などに応じてマ
スク領域を設定することが可能となり、認識精度を向上
させることができる。もちろん、あらゆる種類の画像を
認識対象画像とすることもできる。
も円形状であってもよいし、前記マスク領域を任意に設
定してもよい。前記ウィンドウ領域が矩形の場合には、
一般的に矩形となることが多い入力画像を漏れなく走査
することができるとともに、走査処理を簡素とすること
ができる。また、前記ウィンドウ領域が円形状の場合に
はウィンドウ領域上の画素位置を極座標で表すことが可
能となるため、マスク領域の記憶に要する容量を削減す
ることができる。さらに、前記マスク領域を任意に設定
可能とすることにより、入力画像の特定などに応じてマ
スク領域を設定することが可能となり、認識精度を向上
させることができる。もちろん、あらゆる種類の画像を
認識対象画像とすることもできる。
【0014】さらに、前記複数の認識対象画像のいずれ
か1つに対して設定されたマスク領域と前記複数の認識
対象画像の回転角度とに基づいて前記複数の認識対象画
像に対するマスク領域を算出して設定するようにしても
よい。すなわち、マスク領域を簡単に設定することがで
きる。また、複数の特定画像を回転して得られる該特定
画像を含む複数の認識対象画像に対応したマスク領域を
同一のウィンドウ領域上に設定するようにしてもよい
し、前記入力画像を2値画像としてもよい。後者の場合
には、演算処理をより簡素とすることが可能であり、さ
らにシステム規模を縮小することができる。
か1つに対して設定されたマスク領域と前記複数の認識
対象画像の回転角度とに基づいて前記複数の認識対象画
像に対するマスク領域を算出して設定するようにしても
よい。すなわち、マスク領域を簡単に設定することがで
きる。また、複数の特定画像を回転して得られる該特定
画像を含む複数の認識対象画像に対応したマスク領域を
同一のウィンドウ領域上に設定するようにしてもよい
し、前記入力画像を2値画像としてもよい。後者の場合
には、演算処理をより簡素とすることが可能であり、さ
らにシステム規模を縮小することができる。
【0015】また、本発明の画像認識装置では、入力画
像から、特定画像を回転して得られる該特定画像を含む
複数の認識対象画像を認識する画像認識装置において、
入力画像を表す画像データを記憶する画像データ記憶手
段と、前記複数の認識対象画像ごとにマスク領域を所定
のウィンドウ領域上に設定するマスク領域設定手段と、
前記ウィンドウ領域内に前記画像データを順次配置する
走査手段と、前記マスク領域内の前記画像データの値に
対して前記各認識対象画像ごとに演算処理を施すマスク
領域演算手段と、前記マスク領域演算手段の演算結果に
基づいて認識対象画像の有無を前記各認識対象画像ごと
に判定する画像判定手段と、前記画像判定手段による前
記各認識対象画像ごとの各判定結果に基づいて、前記複
数の認識対象画像のいずれかが前記ウィンドウ領域内に
存在しているか否かを判定する特定画像認識手段とを具
備することを特徴としている。
像から、特定画像を回転して得られる該特定画像を含む
複数の認識対象画像を認識する画像認識装置において、
入力画像を表す画像データを記憶する画像データ記憶手
段と、前記複数の認識対象画像ごとにマスク領域を所定
のウィンドウ領域上に設定するマスク領域設定手段と、
前記ウィンドウ領域内に前記画像データを順次配置する
走査手段と、前記マスク領域内の前記画像データの値に
対して前記各認識対象画像ごとに演算処理を施すマスク
領域演算手段と、前記マスク領域演算手段の演算結果に
基づいて認識対象画像の有無を前記各認識対象画像ごと
に判定する画像判定手段と、前記画像判定手段による前
記各認識対象画像ごとの各判定結果に基づいて、前記複
数の認識対象画像のいずれかが前記ウィンドウ領域内に
存在しているか否かを判定する特定画像認識手段とを具
備することを特徴としている。
【0016】さらに、前記マスク領域外の前記ウィンド
ウ領域内の前記画像データの値に対して前記各認識対象
画像ごとに演算処理を施すマスク領域外演算手段を具備
し、前記画像判定手段は、前記マスク領域演算手段の演
算結果および前記マスク領域外演算手段の演算結果に基
づいて認識対象画像の有無を前記各認識対象画像ごとに
判定するようにしてもよい。あるいは、前記画像判定手
段は、前記マスク領域演算手段の演算結果に基づいて認
識対象画像の存在可能性を前記各認識対象画像ごとに判
定し、前記特定画像認識手段は、前記画像判定手段によ
る前記各認識対象画像ごとの各判定結果に基づいて、前
記複数の認識対象画像のいずれかが前記ウィンドウ領域
内に存在している可能性を判定するようにしてもよい。
ウ領域内の前記画像データの値に対して前記各認識対象
画像ごとに演算処理を施すマスク領域外演算手段を具備
し、前記画像判定手段は、前記マスク領域演算手段の演
算結果および前記マスク領域外演算手段の演算結果に基
づいて認識対象画像の有無を前記各認識対象画像ごとに
判定するようにしてもよい。あるいは、前記画像判定手
段は、前記マスク領域演算手段の演算結果に基づいて認
識対象画像の存在可能性を前記各認識対象画像ごとに判
定し、前記特定画像認識手段は、前記画像判定手段によ
る前記各認識対象画像ごとの各判定結果に基づいて、前
記複数の認識対象画像のいずれかが前記ウィンドウ領域
内に存在している可能性を判定するようにしてもよい。
【0017】さらに、前記マスク領域の設定情報を記憶
するマスク領域記憶手段を具備し、前記マスク領域設定
手段は前記マスク領域記憶手段に記憶された前記設定情
報に基づいて前記マスク領域を設定するようにしてもよ
い。この場合には、マスク領域記憶手段自体あるいは記
憶部を交換することで、任意の認識対象画像に対応する
ことができる。さらに、前記マスク領域記憶手段の記憶
内容を任意に読み書き可能とすれば、マスク領域の設定
情報を容易に変更することができる。
するマスク領域記憶手段を具備し、前記マスク領域設定
手段は前記マスク領域記憶手段に記憶された前記設定情
報に基づいて前記マスク領域を設定するようにしてもよ
い。この場合には、マスク領域記憶手段自体あるいは記
憶部を交換することで、任意の認識対象画像に対応する
ことができる。さらに、前記マスク領域記憶手段の記憶
内容を任意に読み書き可能とすれば、マスク領域の設定
情報を容易に変更することができる。
【0018】また、前記マスク領域記憶手段に記憶され
る前記設定情報には、前記複数の認識対象画像のいずれ
か1つに対するマスク領域の設定情報と前記複数の認識
対象画像の回転角度とを含ませるようにしてもよい。こ
の場合には、前記設定情報の記憶に要する容量を削減す
ることができる。もちろん、前記画像データを2値デー
タとして回路構成およびシステムの複雑化を回避するよ
うにしてもよいし、前記各認識対象画像ごとの処理を並
行して同一サイクルで行うようにし、リアルタイム処理
を実現するようにしてもよい。
る前記設定情報には、前記複数の認識対象画像のいずれ
か1つに対するマスク領域の設定情報と前記複数の認識
対象画像の回転角度とを含ませるようにしてもよい。こ
の場合には、前記設定情報の記憶に要する容量を削減す
ることができる。もちろん、前記画像データを2値デー
タとして回路構成およびシステムの複雑化を回避するよ
うにしてもよいし、前記各認識対象画像ごとの処理を並
行して同一サイクルで行うようにし、リアルタイム処理
を実現するようにしてもよい。
【0019】さらに、本発明の記録媒体では、入力画像
から、特定画像を回転して得られる該特定画像を含む複
数の認識対象画像を認識するためのプログラムであっ
て、少なくとも1画素から構成されるセルを平面的に配
置してなるウィンドウ領域を用意するステップと、前記
各認識対象画像から該認識対象画像の特徴を表す領域を
各画像ごとに抽出するステップと、前記領域に対応する
前記セルから構成される複数のマスク領域を前記各認識
対象画像ごとに前記ウィンドウ領域上に設定しておくス
テップと、前記ウィンドウ領域と前記入力画像との相対
位置を順に変えつつ、前記入力画像上の前記複数のマス
ク領域内の各画素濃度値に対して演算処理を施した結果
に基づいて前記認識対象画像の有無を前記各認識対象画
像ごとに判定するステップと、前記各認識対象画像ごと
の判定結果に基づいて前記複数の認識対象画像のいずれ
かが前記ウィンドウ領域内に存在しているか否かを判定
するステップとを有するプログラムを記録したことを特
徴としている。
から、特定画像を回転して得られる該特定画像を含む複
数の認識対象画像を認識するためのプログラムであっ
て、少なくとも1画素から構成されるセルを平面的に配
置してなるウィンドウ領域を用意するステップと、前記
各認識対象画像から該認識対象画像の特徴を表す領域を
各画像ごとに抽出するステップと、前記領域に対応する
前記セルから構成される複数のマスク領域を前記各認識
対象画像ごとに前記ウィンドウ領域上に設定しておくス
テップと、前記ウィンドウ領域と前記入力画像との相対
位置を順に変えつつ、前記入力画像上の前記複数のマス
ク領域内の各画素濃度値に対して演算処理を施した結果
に基づいて前記認識対象画像の有無を前記各認識対象画
像ごとに判定するステップと、前記各認識対象画像ごと
の判定結果に基づいて前記複数の認識対象画像のいずれ
かが前記ウィンドウ領域内に存在しているか否かを判定
するステップとを有するプログラムを記録したことを特
徴としている。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態による
画像処理装置について、図面を参照して説明する。 I.画像処理方法 まず、本実施形態による画像処理装置により実現される
画像処理方法(以後、本画像処理方法)について説明す
る。図1は、本発明の画像認識方法の流れを示すフロー
チャートであり、この図に示すように、まずステップS
1では特定画像を決定する。この際、特定画像は1つで
も複数でも構わない。次に、ステップS2では、画像入
力方法に応じて特定画像がどのような角度で入力されて
くるかを決定する。ここで、特定画像が任意の角度で入
力され得る場合には、特定画像のサイズと入力解像度と
を考慮して複数の角度をサンプリングする。この結果、
例えば、ステップS1でn種類の画像、ステップS2で
m種類の角度を決定した場合には、n×m種類の画像を
認識対象画像とすることになる。
画像処理装置について、図面を参照して説明する。 I.画像処理方法 まず、本実施形態による画像処理装置により実現される
画像処理方法(以後、本画像処理方法)について説明す
る。図1は、本発明の画像認識方法の流れを示すフロー
チャートであり、この図に示すように、まずステップS
1では特定画像を決定する。この際、特定画像は1つで
も複数でも構わない。次に、ステップS2では、画像入
力方法に応じて特定画像がどのような角度で入力されて
くるかを決定する。ここで、特定画像が任意の角度で入
力され得る場合には、特定画像のサイズと入力解像度と
を考慮して複数の角度をサンプリングする。この結果、
例えば、ステップS1でn種類の画像、ステップS2で
m種類の角度を決定した場合には、n×m種類の画像を
認識対象画像とすることになる。
【0021】そして、ステップS3では特定画像の回転
の中心位置を決定し、ステップS4では当該中心位置を
中心として特定画像を回転させて得られる認識対象画像
を複数の領域に分割する。次に、ステップS5では、認
識対象画像のサイズと入力解像度とを考慮してウィンド
ウ領域を用意し、ステップS6では、ウィンドウ領域の
中心位置と認識対象画像の回転の中心位置とを合わせ、
ステップS7では、ウィンドウ領域内にマスク領域を設
定する。ここで、上述した処理について、具体例を挙げ
て説明する。
の中心位置を決定し、ステップS4では当該中心位置を
中心として特定画像を回転させて得られる認識対象画像
を複数の領域に分割する。次に、ステップS5では、認
識対象画像のサイズと入力解像度とを考慮してウィンド
ウ領域を用意し、ステップS6では、ウィンドウ領域の
中心位置と認識対象画像の回転の中心位置とを合わせ、
ステップS7では、ウィンドウ領域内にマスク領域を設
定する。ここで、上述した処理について、具体例を挙げ
て説明する。
【0022】図2は所定のコード情報を有する特定画像
1を示す図である。本画像処理方法では、特定画像1の
みならず、特定画像1を回転して得られる画像をも認識
するために、図3に示すように特定画像1上に回転の中
心となる中心位置2を設定する。この中心位置2を中心
として特定画像1を時計回り方向に90度、180度、
270度回転させると、それぞれ図4(a)〜図4
(c)の認識対象画像3〜5が得られる。本画像処理方
法では、以上の4つの画像(回転角がそれぞれ0度、9
0度、180度、270度の画像)を認識対象画像とす
る。なお、説明の便宜上、以降の説明においては、特定
画像1を認識対象画像1と称すこともある。
1を示す図である。本画像処理方法では、特定画像1の
みならず、特定画像1を回転して得られる画像をも認識
するために、図3に示すように特定画像1上に回転の中
心となる中心位置2を設定する。この中心位置2を中心
として特定画像1を時計回り方向に90度、180度、
270度回転させると、それぞれ図4(a)〜図4
(c)の認識対象画像3〜5が得られる。本画像処理方
法では、以上の4つの画像(回転角がそれぞれ0度、9
0度、180度、270度の画像)を認識対象画像とす
る。なお、説明の便宜上、以降の説明においては、特定
画像1を認識対象画像1と称すこともある。
【0023】次に、本画像処理方法では、上記4つの認
識対象画像の各々について、認識対象画像の特徴を表す
領域を設定する。図2および図4(a)〜図4(c)に
示す例では、黒で表された画像(以後、黒画像)が認識
対象画像の特徴を表しており、この黒画像は6つの黒画
像から構成されていることから、図5(a)〜図5
(d)に示されるように、各認識対象画像ごとに曲線で
囲まれた6つの領域が設定される。
識対象画像の各々について、認識対象画像の特徴を表す
領域を設定する。図2および図4(a)〜図4(c)に
示す例では、黒で表された画像(以後、黒画像)が認識
対象画像の特徴を表しており、この黒画像は6つの黒画
像から構成されていることから、図5(a)〜図5
(d)に示されるように、各認識対象画像ごとに曲線で
囲まれた6つの領域が設定される。
【0024】そして、本画像処理方法では、領域内の入
力画像を走査して認識対象画像を認識するための格子状
のウィンドウ領域7(図6参照)を用意する。このウィ
ンドウ領域7の大きさは、各認識対象画像1,3〜5が
1つのみ入るように設定されるものであり、図6に示す
例では、11×11の大きさに設定されている。なお、
ウィンドウ領域7内の各セルの大きさ(解像度)は任意
であり、特定画像に応じて適宜設定される。
力画像を走査して認識対象画像を認識するための格子状
のウィンドウ領域7(図6参照)を用意する。このウィ
ンドウ領域7の大きさは、各認識対象画像1,3〜5が
1つのみ入るように設定されるものであり、図6に示す
例では、11×11の大きさに設定されている。なお、
ウィンドウ領域7内の各セルの大きさ(解像度)は任意
であり、特定画像に応じて適宜設定される。
【0025】次に、本画像処理方法では、図7(a)〜
図7(d)に示すように、各認識対象画像1,3〜5毎
に、設定された領域6に対応するマスク領域8をウィン
ドウ領域7上に設定する。この際、マスク領域8の設定
は、各認識対象画像1,3〜5の回転の中心位置2とウ
ィンドウ領域7の中心とが一致するようにして行われ
る。各認識対象画像1,3〜5に対する6つのマスク領
域8は、それぞれ同一のウィンドウ領域7上に設定さ
れ、最終的には24のマスク領域が1つのウィンドウ領
域7上に設定される。
図7(d)に示すように、各認識対象画像1,3〜5毎
に、設定された領域6に対応するマスク領域8をウィン
ドウ領域7上に設定する。この際、マスク領域8の設定
は、各認識対象画像1,3〜5の回転の中心位置2とウ
ィンドウ領域7の中心とが一致するようにして行われ
る。各認識対象画像1,3〜5に対する6つのマスク領
域8は、それぞれ同一のウィンドウ領域7上に設定さ
れ、最終的には24のマスク領域が1つのウィンドウ領
域7上に設定される。
【0026】本画像処理方法では、上述した処理を予め
行った後に、入力画像に対する走査を行う。ここで、再
び図1を参照して以降の処理について説明する。ステッ
プS8では、ウィンドウ領域によって入力画像を走査す
る。そして、入力画像の全てについて走査を終了したか
否かを判定し(ステップS9)、走査が終了していない
場合には各々のマスク領域ごとに画素濃度値に対して所
定の演算を行う(ステップS10)。そして、ステップ
S11では、マスク領域外の領域の画素濃度値に対して
各特定画像ごとに所定の演算を行い、当該演算結果とス
テップS10におけるマスク領域ごとの演算結果とに基
づいて、各認識対象画像ごとに存在の有無(あるいは可
能性)の判定を行う。さらに、ステップS12では、各
認識対象画像に対する判定結果において、「対象画像あ
り」あるいは「対象画像が存在する可能性が高い」旨の
判定結果がある場合には認識対象画像を検出したものと
し(ステップS13)、それ以外の場合には認識対象画
像を検出していないものとする(ステップS14)。そ
して処理はステップS8に戻り、入力画像の全てに対す
る走査が終了するまで上述した処理が繰り返される。
行った後に、入力画像に対する走査を行う。ここで、再
び図1を参照して以降の処理について説明する。ステッ
プS8では、ウィンドウ領域によって入力画像を走査す
る。そして、入力画像の全てについて走査を終了したか
否かを判定し(ステップS9)、走査が終了していない
場合には各々のマスク領域ごとに画素濃度値に対して所
定の演算を行う(ステップS10)。そして、ステップ
S11では、マスク領域外の領域の画素濃度値に対して
各特定画像ごとに所定の演算を行い、当該演算結果とス
テップS10におけるマスク領域ごとの演算結果とに基
づいて、各認識対象画像ごとに存在の有無(あるいは可
能性)の判定を行う。さらに、ステップS12では、各
認識対象画像に対する判定結果において、「対象画像あ
り」あるいは「対象画像が存在する可能性が高い」旨の
判定結果がある場合には認識対象画像を検出したものと
し(ステップS13)、それ以外の場合には認識対象画
像を検出していないものとする(ステップS14)。そ
して処理はステップS8に戻り、入力画像の全てに対す
る走査が終了するまで上述した処理が繰り返される。
【0027】ここで、上述した処理について、前述の具
体例を用いて説明する。ただし、ここでは、入力画像は
図8に示す入力画像9であるものとする。なお、図8は
入力画像9の一例を示す図であり、この図に示す入力画
像9は、一見すると、不規則に配置された黒点から構成
されているように見えるが、前述の認識対象画像1,3
〜5をそれぞれ1つずつ包含している。
体例を用いて説明する。ただし、ここでは、入力画像は
図8に示す入力画像9であるものとする。なお、図8は
入力画像9の一例を示す図であり、この図に示す入力画
像9は、一見すると、不規則に配置された黒点から構成
されているように見えるが、前述の認識対象画像1,3
〜5をそれぞれ1つずつ包含している。
【0028】本画像処理方法では、マスク領域8が設定
されたウィンドウ領域7により入力画像9を左上から右
下へ走査し、この走査の過程において、入力画像9に対
するウィンドウ領域7の位置が変わる度に各マスク領域
8に対応する入力画像9上の画素濃度値に対して演算処
理を行う。なお、具体的な走査は、例えば、図9に示す
ように、入力画像9の左端からウィンドウ領域7を水平
方向に1画素ずつずらす処理をウィンドウ領域7の右端
が入力画像9の右端に達するまで繰り返す水平方向の走
査を、ウィンドウ領域7を垂直方向に1画素ずつずらし
て繰り返し行うことで実現される。もちろん、垂直方向
の走査はウィンドウ領域7の下端が入力画像9の下端に
達した時点で終了する。
されたウィンドウ領域7により入力画像9を左上から右
下へ走査し、この走査の過程において、入力画像9に対
するウィンドウ領域7の位置が変わる度に各マスク領域
8に対応する入力画像9上の画素濃度値に対して演算処
理を行う。なお、具体的な走査は、例えば、図9に示す
ように、入力画像9の左端からウィンドウ領域7を水平
方向に1画素ずつずらす処理をウィンドウ領域7の右端
が入力画像9の右端に達するまで繰り返す水平方向の走
査を、ウィンドウ領域7を垂直方向に1画素ずつずらし
て繰り返し行うことで実現される。もちろん、垂直方向
の走査はウィンドウ領域7の下端が入力画像9の下端に
達した時点で終了する。
【0029】入力画像9に対するウィンドウ領域7の位
置が変わる度に行われる演算処理において、本画像処理
方法では、各認識対象画像1,3〜5について、1つの
マスク領域8内に1つでも黒画素が存在する場合には当
該マスク領域8を‘1’とするORの論理演算を行い、
また6つのマスク領域8の演算結果が‘1’である場合
に‘1’を出力するANDの論理演算を行い、さらに入
力画像9上のマスク領域8を除いたウィンドウ領域が全
て白画素である場合に‘1’を出力するNORの論理演
算を行い、そして、各認識対象画像1,3〜5につい
て、上記ANDの演算結果と上記NORの演算結果との
ANDをとり、これを判定結果とする。このような演算
処理は各認識対象画像1,3〜5について並行して行わ
れる。
置が変わる度に行われる演算処理において、本画像処理
方法では、各認識対象画像1,3〜5について、1つの
マスク領域8内に1つでも黒画素が存在する場合には当
該マスク領域8を‘1’とするORの論理演算を行い、
また6つのマスク領域8の演算結果が‘1’である場合
に‘1’を出力するANDの論理演算を行い、さらに入
力画像9上のマスク領域8を除いたウィンドウ領域が全
て白画素である場合に‘1’を出力するNORの論理演
算を行い、そして、各認識対象画像1,3〜5につい
て、上記ANDの演算結果と上記NORの演算結果との
ANDをとり、これを判定結果とする。このような演算
処理は各認識対象画像1,3〜5について並行して行わ
れる。
【0030】上述したことから明らかなように、本画像
処理方法では、ウィンドウ領域7の位置が入力画像9上
の特定画像を完全に含む位置となると、各認識対象画像
1,3〜5についての判定結果のいずれか1つのみが
‘1’となり、他の位置では上記判定結果の全てが
‘0’となる。図8に示す入力画像9の場合には、まず
時計回り方向に270度だけ回転された認識対象画像5
についての判定結果のみが‘1’となり、走査が進むに
したがって、時計回り方向に90度、180度、0度だ
け回転された認識対象画像3,4,1に対する判定結果
が順に単独で‘1’となる。このように、本画像処理方
法では、向きの異なる4つの対象画像を入力画像9から
認識することができる。もちろん、入力画像9自体が時
計回り方向に90度、180度、270度回転された場
合にも、上述と同様に4つの認識対象画像を認識可能で
ある。
処理方法では、ウィンドウ領域7の位置が入力画像9上
の特定画像を完全に含む位置となると、各認識対象画像
1,3〜5についての判定結果のいずれか1つのみが
‘1’となり、他の位置では上記判定結果の全てが
‘0’となる。図8に示す入力画像9の場合には、まず
時計回り方向に270度だけ回転された認識対象画像5
についての判定結果のみが‘1’となり、走査が進むに
したがって、時計回り方向に90度、180度、0度だ
け回転された認識対象画像3,4,1に対する判定結果
が順に単独で‘1’となる。このように、本画像処理方
法では、向きの異なる4つの対象画像を入力画像9から
認識することができる。もちろん、入力画像9自体が時
計回り方向に90度、180度、270度回転された場
合にも、上述と同様に4つの認識対象画像を認識可能で
ある。
【0031】また、各マスク領域8についての演算にお
いて、ORの論理演算を行うのではなく、マスク領域8
内に位置する入力画像9上の各画素濃度値を加算して合
計の濃度値が所定の閾値を超過した場合に‘1’を、他
の場合に‘0’を出力するようにしても構わない。要す
るに、特定画像にノイズが混入する等して発生する誤差
や認識精度などに応じて最適な演算を採用すればよい。
いて、ORの論理演算を行うのではなく、マスク領域8
内に位置する入力画像9上の各画素濃度値を加算して合
計の濃度値が所定の閾値を超過した場合に‘1’を、他
の場合に‘0’を出力するようにしても構わない。要す
るに、特定画像にノイズが混入する等して発生する誤差
や認識精度などに応じて最適な演算を採用すればよい。
【0032】ところで、2次元画像を走査して入力画像
を取得する場合、画像を読み取る方式によっては、特定
画像の回転角度が任意(0度、90度、180度、27
0度以外の角度)となることがある。このような場合に
は、本画像処理方法において、特定画像を十分に小さい
角度で回転させることによって順に得られる各特定画像
についてマスク領域8を設定するようにすればよい。す
なわち、認識対象画像の数を増やし、各認識対象画像に
ついてマスク領域8を設定しておくことにより対応可能
である。
を取得する場合、画像を読み取る方式によっては、特定
画像の回転角度が任意(0度、90度、180度、27
0度以外の角度)となることがある。このような場合に
は、本画像処理方法において、特定画像を十分に小さい
角度で回転させることによって順に得られる各特定画像
についてマスク領域8を設定するようにすればよい。す
なわち、認識対象画像の数を増やし、各認識対象画像に
ついてマスク領域8を設定しておくことにより対応可能
である。
【0033】また、本画像処理方法において、分割され
た領域6に対して各マスク領域8を広めに設定すると、
認識対象画像が予め用意されていない任意の回転角度の
特定画像を認識対象画像として認識できる確率を高める
ことができるとともに、認識対象画像にノイズが混入す
る等して発生する誤差が判定に与える影響を低減するこ
とができる。すなわち、認識精度を向上させることがで
きる。
た領域6に対して各マスク領域8を広めに設定すると、
認識対象画像が予め用意されていない任意の回転角度の
特定画像を認識対象画像として認識できる確率を高める
ことができるとともに、認識対象画像にノイズが混入す
る等して発生する誤差が判定に与える影響を低減するこ
とができる。すなわち、認識精度を向上させることがで
きる。
【0034】さらに、認識対象画像を特定画像およびそ
の回転画像のみに限定した点を活かして、本画像処理方
法による認識精度を向上させることができる。例えば、
同じ回転角度であれば中心位置2からの距離が遠い画素
ほど移動量が大きいことに着目し、中心位置2からの距
離が遠くなるにつれて、領域6に対するマスク領域8を
より広めに設定することにより、認識精度を向上させる
ことができる。
の回転画像のみに限定した点を活かして、本画像処理方
法による認識精度を向上させることができる。例えば、
同じ回転角度であれば中心位置2からの距離が遠い画素
ほど移動量が大きいことに着目し、中心位置2からの距
離が遠くなるにつれて、領域6に対するマスク領域8を
より広めに設定することにより、認識精度を向上させる
ことができる。
【0035】ところで、全てのマスク領域8を領域6に
対して広めに設定すると、特に回転に伴う画素の移動量
の少ない中心位置2に近い位置では、誤差の範囲を超え
た位置に存在する画素までも認識対象画像の画素として
認識される虞があり、認識対象画像に近い画像を誤って
認識対象画像と認識してしまう誤認識が発生する可能性
が高くなる。そこで、本画像処理方法において、同じ回
転角度では回転による画素の移動量が小さい位置(すな
わち中心位置2およびウィンドウ領域7の中心位置から
最も近い位置)のマスク領域を1つのセルのみから構成
し、中心位置2およびウィンドウ領域7の中心位置から
の距離とウィンドウ領域7の解像度とに基づいて他のマ
スク領域の広さを決定するようにすれば、認識精度を向
上させることができる。
対して広めに設定すると、特に回転に伴う画素の移動量
の少ない中心位置2に近い位置では、誤差の範囲を超え
た位置に存在する画素までも認識対象画像の画素として
認識される虞があり、認識対象画像に近い画像を誤って
認識対象画像と認識してしまう誤認識が発生する可能性
が高くなる。そこで、本画像処理方法において、同じ回
転角度では回転による画素の移動量が小さい位置(すな
わち中心位置2およびウィンドウ領域7の中心位置から
最も近い位置)のマスク領域を1つのセルのみから構成
し、中心位置2およびウィンドウ領域7の中心位置から
の距離とウィンドウ領域7の解像度とに基づいて他のマ
スク領域の広さを決定するようにすれば、認識精度を向
上させることができる。
【0036】また、認識対象の画像は特定画像およびそ
の回転画像のみであることから、ウィンドウ領域の形状
を円形とすれば、ウィンドウ領域が占める面積をより狭
くすることができる。しかも、ウィンドウ領域が円形状
の場合には、全てのマスク領域の位置を極座標で管理可
能であるので、回転角度を与えることにより、回転され
ていない特定画像のマスク領域の座標に基づいて、当該
回転角度で回転された特定画像のマスク領域の座標を公
知の単純な数式を用いて算出することができる。
の回転画像のみであることから、ウィンドウ領域の形状
を円形とすれば、ウィンドウ領域が占める面積をより狭
くすることができる。しかも、ウィンドウ領域が円形状
の場合には、全てのマスク領域の位置を極座標で管理可
能であるので、回転角度を与えることにより、回転され
ていない特定画像のマスク領域の座標に基づいて、当該
回転角度で回転された特定画像のマスク領域の座標を公
知の単純な数式を用いて算出することができる。
【0037】また、本画像処理方法において、マスク領
域を固定とするのではなく任意に設定可能とすれば、入
力画像や特定画像の特性の変化などに応じて適切なマス
ク領域を設定することができる。したがって、認識精度
の向上が望める。もちろん、認識対象の特定画像自体を
変更することも可能となる。
域を固定とするのではなく任意に設定可能とすれば、入
力画像や特定画像の特性の変化などに応じて適切なマス
ク領域を設定することができる。したがって、認識精度
の向上が望める。もちろん、認識対象の特定画像自体を
変更することも可能となる。
【0038】さらに、認識の基準となる特定画像および
入力画像のいずれか一方あるいは両方がカラー画像やグ
レースケール画像であっても、入力画像を2値化した後
に前述の認識処理を行うことで本画像処理方法を適用可
能である。例えば、本画像処理方法を適用した装置が原
稿からカラー情報や白黒の多値情報を読み取り可能な読
み取り手段を備え、入力画像がカラー画像やグレースケ
ール画像であったとしても、2値化を含む適切な画像処
理を行うことによって認識処理を正常に行うことができ
る。このことは、認識の基準となる特定画像がカラー画
像やグレースケール画像である場合にも同様に当てはま
る。したがって、特定画像および入力画像のいずれか一
方あるいは両方がカラー画像やグレースケール画像であ
っても単純な2値の演算処理によって特定画像の認識処
理を行うことができるとともに、特定画像の認識処理に
おいて、色や濃度などの形状以外の属性情報に依存しな
い認識処理を行うことができる。もちろん、演算処理は
複雑になるものの、属性情報を変換することなく、特定
画像をカラー画像やグレースケール画像のまま比較・認
識するようにしてもよい。この具体例については、変形
例2として後述する。
入力画像のいずれか一方あるいは両方がカラー画像やグ
レースケール画像であっても、入力画像を2値化した後
に前述の認識処理を行うことで本画像処理方法を適用可
能である。例えば、本画像処理方法を適用した装置が原
稿からカラー情報や白黒の多値情報を読み取り可能な読
み取り手段を備え、入力画像がカラー画像やグレースケ
ール画像であったとしても、2値化を含む適切な画像処
理を行うことによって認識処理を正常に行うことができ
る。このことは、認識の基準となる特定画像がカラー画
像やグレースケール画像である場合にも同様に当てはま
る。したがって、特定画像および入力画像のいずれか一
方あるいは両方がカラー画像やグレースケール画像であ
っても単純な2値の演算処理によって特定画像の認識処
理を行うことができるとともに、特定画像の認識処理に
おいて、色や濃度などの形状以外の属性情報に依存しな
い認識処理を行うことができる。もちろん、演算処理は
複雑になるものの、属性情報を変換することなく、特定
画像をカラー画像やグレースケール画像のまま比較・認
識するようにしてもよい。この具体例については、変形
例2として後述する。
【0039】また、本画像処理方法の説明においては、
1つの特定画像とその複数の回転画像とを認識する場合
について述べたが、他の特定画像とその複数の回転画像
との各々に対応したマスク領域を前述のウィンドウ領域
7に設定し、これらについても並行して演算処理を行う
ようにすれば、1つのウィンドウ領域で複数の特定画像
とそれらの複数の回転画像とを認識することができる。
1つの特定画像とその複数の回転画像とを認識する場合
について述べたが、他の特定画像とその複数の回転画像
との各々に対応したマスク領域を前述のウィンドウ領域
7に設定し、これらについても並行して演算処理を行う
ようにすれば、1つのウィンドウ領域で複数の特定画像
とそれらの複数の回転画像とを認識することができる。
【0040】II.画像処理装置 次に、上述した画像処理方法を実現する本実施形態によ
る画像処理装置(以後、本画像処理装置)について説明
する。 (1)全体構成 図10は本画像認識装置の基本的なブロック図であり、
この図に示すように、本画像処理装置は入力画像を表す
2値の画像データ(以後、入力画像データ)を入力し、
当該入力画像に対する特定画像についての認識結果を表
す認識結果データを出力するものである。なお、以降の
説明において画像データの値は画素濃度値であり、ここ
では白画素に対する画像データの値(画素濃度値)が
0、黒画素に対する画像データの値(画素濃度値)が1
であるものとする。
る画像処理装置(以後、本画像処理装置)について説明
する。 (1)全体構成 図10は本画像認識装置の基本的なブロック図であり、
この図に示すように、本画像処理装置は入力画像を表す
2値の画像データ(以後、入力画像データ)を入力し、
当該入力画像に対する特定画像についての認識結果を表
す認識結果データを出力するものである。なお、以降の
説明において画像データの値は画素濃度値であり、ここ
では白画素に対する画像データの値(画素濃度値)が
0、黒画素に対する画像データの値(画素濃度値)が1
であるものとする。
【0041】図10において、10は特定画像の認識に
必要な複数ライン分の入力画像データを順次記憶する入
力画像記憶部、11は入力画像記憶部10から予め設定
されたウィンドウ領域に相当する画像データを読み出し
一時的に保持する画像データ保持部、12はマスク設定
部であり、予め設定された特定画像およびその複数の回
転された特定画像の各々について、画像データ保持部1
1に保持された画像データから、予め設定された複数の
マスク領域に含まれる画像データを当該マスク領域ごと
にマスク領域データとして抽出するとともに、これとは
別に当該複数のマスク領域以外のウィンドウ領域に含ま
れる画像データを各特定画像ごとにマスク領域外データ
として抽出する。
必要な複数ライン分の入力画像データを順次記憶する入
力画像記憶部、11は入力画像記憶部10から予め設定
されたウィンドウ領域に相当する画像データを読み出し
一時的に保持する画像データ保持部、12はマスク設定
部であり、予め設定された特定画像およびその複数の回
転された特定画像の各々について、画像データ保持部1
1に保持された画像データから、予め設定された複数の
マスク領域に含まれる画像データを当該マスク領域ごと
にマスク領域データとして抽出するとともに、これとは
別に当該複数のマスク領域以外のウィンドウ領域に含ま
れる画像データを各特定画像ごとにマスク領域外データ
として抽出する。
【0042】13はマスク領域設定部12で抽出された
マスク領域データの値に対して、前述の論理演算(例え
ばOR)または算術演算を施して演算結果を出力する第
1マスク領域演算部、14はマスク領域設定部12で抽
出されたマスク領域外データの値に対して前述の論理演
算(例えばNOR)を施して演算結果を出力するマスク
領域外演算部、15は第2マスク領域演算部であり、各
特定画像ごとに、第1マスク領域演算部13の演算結果
に対して前述の論理演算あるいは算術演算を施して演算
結果を出力する。
マスク領域データの値に対して、前述の論理演算(例え
ばOR)または算術演算を施して演算結果を出力する第
1マスク領域演算部、14はマスク領域設定部12で抽
出されたマスク領域外データの値に対して前述の論理演
算(例えばNOR)を施して演算結果を出力するマスク
領域外演算部、15は第2マスク領域演算部であり、各
特定画像ごとに、第1マスク領域演算部13の演算結果
に対して前述の論理演算あるいは算術演算を施して演算
結果を出力する。
【0043】16は画像判定部であり、第2マスク領域
演算部15の演算結果とマスク領域外演算部14の演算
結果とに基づいて、特定画像ごとに特定画像の有無を判
定する。17は特定画像認識部であり、画像判定部16
の判定結果に基づいて、特定画像あるいはその複数の回
転された特定画像のいずれか1つが画像データ保持部1
1に保持されている画像データ中に存在するか否かを判
定し、判定結果を認識結果データとして出力する。
演算部15の演算結果とマスク領域外演算部14の演算
結果とに基づいて、特定画像ごとに特定画像の有無を判
定する。17は特定画像認識部であり、画像判定部16
の判定結果に基づいて、特定画像あるいはその複数の回
転された特定画像のいずれか1つが画像データ保持部1
1に保持されている画像データ中に存在するか否かを判
定し、判定結果を認識結果データとして出力する。
【0044】(2)各部の機能および構成 次に、図10に示す各部の機能および構成について説明
する。ただし、以降の説明において、認識対象の特定画
像は図2の認識対象画像1とし、その複数の回転画像は
図4の認識対象画像3,認識対象画像4,認識対象画像
5とし、本画像処理装置は入力画像から合計4つの認識
対象画像を認識するものとする。また、認識対象画像を
認識するためのウィンドウ領域の大きさを11×11と
し、当該ウィンドウ領域を構成する各セルはそれぞれ1
ドットに対応しているものとする。さらに、入力画像の
解像度は、各認識対象画像と入力画像との関係が図7
(a)〜図7(d)に示すような関係となる解像度とす
る。
する。ただし、以降の説明において、認識対象の特定画
像は図2の認識対象画像1とし、その複数の回転画像は
図4の認識対象画像3,認識対象画像4,認識対象画像
5とし、本画像処理装置は入力画像から合計4つの認識
対象画像を認識するものとする。また、認識対象画像を
認識するためのウィンドウ領域の大きさを11×11と
し、当該ウィンドウ領域を構成する各セルはそれぞれ1
ドットに対応しているものとする。さらに、入力画像の
解像度は、各認識対象画像と入力画像との関係が図7
(a)〜図7(d)に示すような関係となる解像度とす
る。
【0045】上述した前提では、入力画像記憶部10
は、少なくとも10ライン分の画像データを記憶可能な
メモリを備える必要があり、例えば1ライン分の画像デ
ータを記憶できる容量の10本のラインメモリとその制
御回路などから構成される。入力画像記憶部10は10
ライン分の画像データを記憶すると、次に外部から順次
入力されてくる入力画像データと合わせて11ライン分
の入力画像データを画像データ保持部11へ順次出力す
る。この際の出力順序は後段の画像データ保持部11の
機能に応じて適宜設計すべき事項であり、本実施形態で
は、各ラインの左端の画素に対応する11個の画素濃度
値を出力し、続いて各ラインの左から2番目の画素に対
応する11個の画素濃度値を出力し、…というような出
力順序としている。なお、入力画像記憶部10は、入力
画像の最終ラインを表す入力画像データと合わせて11
ライン分の入力画像データを画像データ保持部11へ順
次出力するまで上記処理を繰り返すことで入力画像に対
する垂直方向の走査を実現している。
は、少なくとも10ライン分の画像データを記憶可能な
メモリを備える必要があり、例えば1ライン分の画像デ
ータを記憶できる容量の10本のラインメモリとその制
御回路などから構成される。入力画像記憶部10は10
ライン分の画像データを記憶すると、次に外部から順次
入力されてくる入力画像データと合わせて11ライン分
の入力画像データを画像データ保持部11へ順次出力す
る。この際の出力順序は後段の画像データ保持部11の
機能に応じて適宜設計すべき事項であり、本実施形態で
は、各ラインの左端の画素に対応する11個の画素濃度
値を出力し、続いて各ラインの左から2番目の画素に対
応する11個の画素濃度値を出力し、…というような出
力順序としている。なお、入力画像記憶部10は、入力
画像の最終ラインを表す入力画像データと合わせて11
ライン分の入力画像データを画像データ保持部11へ順
次出力するまで上記処理を繰り返すことで入力画像に対
する垂直方向の走査を実現している。
【0046】画像データ保持部11は、入力画像記憶部
10から順次入力されてくる11ライン分の入力画像デ
ータのうち、最近の11列分の画像データを保持するた
めに、図11に示すような11×11個のフリップフロ
ップからなるフリップフロップ群18を備えている。す
なわち、画像データ保持部11は、フリップフロップ群
18によって図12に示す11×11のウィンドウ領域
19を構成し、順次入力されてくる入力画像データのう
ちウィンドウ領域19内に存在する最近の11列分の画
像データを一時的に保持することで、ウィンドウ領域1
9による入力画像に対する水平方向の走査を実現してい
る。なお、画像データ保持部11は、入力画像記憶部1
0から順次出力される入力画像データの対応するライン
が変わる度に、すなわち垂直方向の走査が行われる度
に、保持している11列分の画像データをクリアする。
10から順次入力されてくる11ライン分の入力画像デ
ータのうち、最近の11列分の画像データを保持するた
めに、図11に示すような11×11個のフリップフロ
ップからなるフリップフロップ群18を備えている。す
なわち、画像データ保持部11は、フリップフロップ群
18によって図12に示す11×11のウィンドウ領域
19を構成し、順次入力されてくる入力画像データのう
ちウィンドウ領域19内に存在する最近の11列分の画
像データを一時的に保持することで、ウィンドウ領域1
9による入力画像に対する水平方向の走査を実現してい
る。なお、画像データ保持部11は、入力画像記憶部1
0から順次出力される入力画像データの対応するライン
が変わる度に、すなわち垂直方向の走査が行われる度
に、保持している11列分の画像データをクリアする。
【0047】マスク領域設定部12は、画像データ保持
部11のフリップフロップ群18に保持されている画像
データから、マスク領域データおよびマスク領域外デー
タを抽出するものであり、合計4つの特定画像を認識す
るために、例えば図14に示すように、4つのマスク領
域設定部(第1マスク領域設定部20、第2マスク領域
設定部21、第3マスク領域設定部22、第4マスク領
域設定部23)から構成されている。なお、各マスク領
域設定部はそれぞれ認識対象画像1,3,4,5に対応
している。
部11のフリップフロップ群18に保持されている画像
データから、マスク領域データおよびマスク領域外デー
タを抽出するものであり、合計4つの特定画像を認識す
るために、例えば図14に示すように、4つのマスク領
域設定部(第1マスク領域設定部20、第2マスク領域
設定部21、第3マスク領域設定部22、第4マスク領
域設定部23)から構成されている。なお、各マスク領
域設定部はそれぞれ認識対象画像1,3,4,5に対応
している。
【0048】ここでは、図2の認識対象画像1および図
4の認識対象画像3〜5を認識するために、図8(a)
〜図8(d)と同様に、各特定画像に対応するマスク領
域をウィンドウ領域19上に設定したものとする。すな
わち、ウィンドウ領域19上には、図13(a)〜図1
3(d)に示すように、各特定画像ごとにそれぞれ6つ
のマスク領域が設定されているものとする。この場合、
各マスク領域設定部は、ウィンドウ領域19内の画像デ
ータから、自らに対応した特定画像領域に対応して設定
された6つのマスク領域ごとにウィンドウ領域19のデ
ータを抽出して第1マスク領域演算部13へ出力する。
また、各マスク領域設定部は、ウィンドウ領域19内の
画像データから、自らに対応して設定された6つのマス
ク領域外のウィンドウ領域に存在する画像データをマス
ク領域外データとしてマスク領域外演算部14へ出力す
る。ただし、マスク領域設定部12は、画像データ保持
部11内に11列分の画像データが保持されていない間
は上記処理を行わない。
4の認識対象画像3〜5を認識するために、図8(a)
〜図8(d)と同様に、各特定画像に対応するマスク領
域をウィンドウ領域19上に設定したものとする。すな
わち、ウィンドウ領域19上には、図13(a)〜図1
3(d)に示すように、各特定画像ごとにそれぞれ6つ
のマスク領域が設定されているものとする。この場合、
各マスク領域設定部は、ウィンドウ領域19内の画像デ
ータから、自らに対応した特定画像領域に対応して設定
された6つのマスク領域ごとにウィンドウ領域19のデ
ータを抽出して第1マスク領域演算部13へ出力する。
また、各マスク領域設定部は、ウィンドウ領域19内の
画像データから、自らに対応して設定された6つのマス
ク領域外のウィンドウ領域に存在する画像データをマス
ク領域外データとしてマスク領域外演算部14へ出力す
る。ただし、マスク領域設定部12は、画像データ保持
部11内に11列分の画像データが保持されていない間
は上記処理を行わない。
【0049】例えば、第1マスク領域設定部20は、図
12および図13(a)から明らかなように、ウィンド
ウ領域19内のDb2,Db3,Dc2,Dc3上の画
像データを1つのマスク領域データ、Dd9,De9上
の画像データを1つのマスク領域データ、De4,De
5上の画像データを1つのマスク領域データ、Dg2,
Dg3,Dh2,Dh3上の画像データを1つのマスク
領域データ、Di6,Di7上の画像データを1つのマ
スク領域データ、Di10,Di11上の画像データを
1つのマスク領域データとして抽出し、各マスク領域デ
ータを第1マスク領域演算部13へ出力するとともに、
これらのマスク領域データ以外のウィンドウ領域19内
の画像データをマスク領域外データとして抽出し、マス
ク領域外演算部14へ出力する。上述したデータ抽出動
作は、フリップフロップ群18に保持されている画像デ
ータがシフトされる度に行われる。
12および図13(a)から明らかなように、ウィンド
ウ領域19内のDb2,Db3,Dc2,Dc3上の画
像データを1つのマスク領域データ、Dd9,De9上
の画像データを1つのマスク領域データ、De4,De
5上の画像データを1つのマスク領域データ、Dg2,
Dg3,Dh2,Dh3上の画像データを1つのマスク
領域データ、Di6,Di7上の画像データを1つのマ
スク領域データ、Di10,Di11上の画像データを
1つのマスク領域データとして抽出し、各マスク領域デ
ータを第1マスク領域演算部13へ出力するとともに、
これらのマスク領域データ以外のウィンドウ領域19内
の画像データをマスク領域外データとして抽出し、マス
ク領域外演算部14へ出力する。上述したデータ抽出動
作は、フリップフロップ群18に保持されている画像デ
ータがシフトされる度に行われる。
【0050】第1マスク領域演算部13は、マスク領域
設定部12から出力された複数のマスク領域データに対
して論理演算または算術演算を行うものであり、例えば
図15に示すように、4つの第1マスク領域演算部(第
1マスク領域演算部A24,第1マスク領域演算部B2
5,第1マスク領域演算部C26,第1マスク領域演算
部D27)から構成される。各第1マスク領域演算部は
それぞれ、認識対象画像1,3,4,5に対応して設け
られたものであり、マスク領域設定部12の第1マスク
領域設定部20、第2マスク領域設定部21、第3マス
ク領域設定部22、第4マスク領域設定部23から出力
されたマスク領域データを入力する。なお、ここでは、
各マスク領域設定部20,21,22,23から出力さ
れるマスク領域データ(すなわち特定画像1,3,4,
5に対応したマスク領域データ)をそれぞれマスク領域
データA,B,C,Dとし、取り扱うデータに応じた名
称を各第1マスク演算部に付している。
設定部12から出力された複数のマスク領域データに対
して論理演算または算術演算を行うものであり、例えば
図15に示すように、4つの第1マスク領域演算部(第
1マスク領域演算部A24,第1マスク領域演算部B2
5,第1マスク領域演算部C26,第1マスク領域演算
部D27)から構成される。各第1マスク領域演算部は
それぞれ、認識対象画像1,3,4,5に対応して設け
られたものであり、マスク領域設定部12の第1マスク
領域設定部20、第2マスク領域設定部21、第3マス
ク領域設定部22、第4マスク領域設定部23から出力
されたマスク領域データを入力する。なお、ここでは、
各マスク領域設定部20,21,22,23から出力さ
れるマスク領域データ(すなわち特定画像1,3,4,
5に対応したマスク領域データ)をそれぞれマスク領域
データA,B,C,Dとし、取り扱うデータに応じた名
称を各第1マスク演算部に付している。
【0051】上記4つの第1マスク領域演算部は、各特
定画像に対して設定された6つのマスク領域に対応する
6つの領域データ演算部から構成されている。例えば、
第1マスク領域演算部A24は、図16に示すように、
領域データA演算部A28、領域データA演算部B2
9、…、領域データA演算部F33から構成されてお
り、各マスク領域データごとに演算が行われる。
定画像に対して設定された6つのマスク領域に対応する
6つの領域データ演算部から構成されている。例えば、
第1マスク領域演算部A24は、図16に示すように、
領域データA演算部A28、領域データA演算部B2
9、…、領域データA演算部F33から構成されてお
り、各マスク領域データごとに演算が行われる。
【0052】基本的には、上記領域データ演算部で行わ
れる演算は、各データのANDあるいはORの論理演算
であってもよいし、各データの加算演算であってもよ
い。また、全ての領域データ演算部が同一の演算を行う
必要はなく、さらに1つのマスク領域データに対して複
数の演算を行って複数の結果を出力するようにしてもよ
い。すなわち、どのような演算を行うかは、入力画像お
よび認識対象画像の特性、マスク領域の設定方法、要求
される認識精度などに基づいて設定されるべき事項であ
る。
れる演算は、各データのANDあるいはORの論理演算
であってもよいし、各データの加算演算であってもよ
い。また、全ての領域データ演算部が同一の演算を行う
必要はなく、さらに1つのマスク領域データに対して複
数の演算を行って複数の結果を出力するようにしてもよ
い。すなわち、どのような演算を行うかは、入力画像お
よび認識対象画像の特性、マスク領域の設定方法、要求
される認識精度などに基づいて設定されるべき事項であ
る。
【0053】本実施形態では、各領域データ演算部で行
われる演算は、マスク領域設定部12からのマスク領域
データに対して、当該マスク領域データに含まれる全て
のデータの値についてORをとる演算となっている。す
なわち、図17に示すように、各領域データ演算部は、
複数入力1出力のOR回路により演算を行っている。こ
の結果、例えば、領域データA演算部A28は、入力さ
れた領域データAに含まれる全てのデータ(すなわち図
12中のDb2,Db3,Dc2,Dc3)の値につい
てORをとり、その結果を1ビットの信号R1AAとし
て出力する。領域データA演算部B29,領域データA
演算部C30,領域データA演算部D31,領域データ
A演算部E32,領域データA演算部F33において
も、領域データA演算部A28と同様の処理が並行して
行われ、1ビットの信号R1AB,R1AC,R1A
D,R1AE,R1AFが出力される。なお、上述した
演算処理は各第1マスク領域演算部において並行して行
われ、それぞれ6つの演算結果を表す信号が出力され
る。すなわち、合計24の信号が出力される。
われる演算は、マスク領域設定部12からのマスク領域
データに対して、当該マスク領域データに含まれる全て
のデータの値についてORをとる演算となっている。す
なわち、図17に示すように、各領域データ演算部は、
複数入力1出力のOR回路により演算を行っている。こ
の結果、例えば、領域データA演算部A28は、入力さ
れた領域データAに含まれる全てのデータ(すなわち図
12中のDb2,Db3,Dc2,Dc3)の値につい
てORをとり、その結果を1ビットの信号R1AAとし
て出力する。領域データA演算部B29,領域データA
演算部C30,領域データA演算部D31,領域データ
A演算部E32,領域データA演算部F33において
も、領域データA演算部A28と同様の処理が並行して
行われ、1ビットの信号R1AB,R1AC,R1A
D,R1AE,R1AFが出力される。なお、上述した
演算処理は各第1マスク領域演算部において並行して行
われ、それぞれ6つの演算結果を表す信号が出力され
る。すなわち、合計24の信号が出力される。
【0054】第2マスク領域演算部15は、第1マスク
領域演算部13からの複数のマスク領域データ演算結果
に対して、各特定画像ごとに論理演算または算術演算を
行うものであり、本実施形態では、図18に示すよう
に、第2マスク領域演算部A34、第2マスク領域演算
部B35、第2マスク領域演算部C36、第2マスク領
域演算部D37から構成されている。図18から明らか
なように、第2マスク領域演算部A34,第2マスク領
域演算部B35,第2マスク領域演算部C36,第2マ
スク領域演算部D37はそれぞれ、認識対象画像1,認
識対象画像3,認識対象画像4,認識対象画像5に対応
して設けられ、第1マスク領域演算部A24からの6つ
の出力,第1マスク領域演算部B25からの6つの出
力,第1マスク領域演算部C26からの6つの出力,第
1マスク領域演算部D27からの6つの出力を入力す
る。
領域演算部13からの複数のマスク領域データ演算結果
に対して、各特定画像ごとに論理演算または算術演算を
行うものであり、本実施形態では、図18に示すよう
に、第2マスク領域演算部A34、第2マスク領域演算
部B35、第2マスク領域演算部C36、第2マスク領
域演算部D37から構成されている。図18から明らか
なように、第2マスク領域演算部A34,第2マスク領
域演算部B35,第2マスク領域演算部C36,第2マ
スク領域演算部D37はそれぞれ、認識対象画像1,認
識対象画像3,認識対象画像4,認識対象画像5に対応
して設けられ、第1マスク領域演算部A24からの6つ
の出力,第1マスク領域演算部B25からの6つの出
力,第1マスク領域演算部C26からの6つの出力,第
1マスク領域演算部D27からの6つの出力を入力す
る。
【0055】本実施形態では、第2マスク領域演算部A
34,第2マスク領域演算部B35,第2マスク領域演
算部C36,第2マスク領域演算部D37はそれぞれ、
図19に示すように、6つの入力データに対してAND
をとり、その結果を1bitの信号R2A,R2B,R
2C,R2Dとして出力する。すなわち、第2マスク領
域演算部15は、各特定画像ごとに、全て(6つ)のマ
スク領域に対応する入力画像上に黒画素が存在するか否
かを表す信号を出力する。
34,第2マスク領域演算部B35,第2マスク領域演
算部C36,第2マスク領域演算部D37はそれぞれ、
図19に示すように、6つの入力データに対してAND
をとり、その結果を1bitの信号R2A,R2B,R
2C,R2Dとして出力する。すなわち、第2マスク領
域演算部15は、各特定画像ごとに、全て(6つ)のマ
スク領域に対応する入力画像上に黒画素が存在するか否
かを表す信号を出力する。
【0056】マスク領域外演算部14は、マスク領域設
定部12からの複数のマスク領域外データに対して論理
演算または算術演算を行うものであり、図20に示すよ
うに、マスク領域外演算部A38、マスク領域外演算部
B39、マスク領域外演算部C40、マスク領域外演算
部D41から構成されている。図20から明らかなよう
に、マスク領域外演算部A38、マスク領域外演算部B
39、マスク領域外演算部C40、マスク領域外演算部
D41はそれぞれ、認識対象画像1,認識対象画像3,
認識対象画像4,認識対象画像5に対応して設けられ、
第1マスク領域設定部20,第2マスク領域設定部2
1,第3マスク領域設定部22,第4マスク領域設定部
23からの各領域外データを入力し、入力データに対し
て所定の演算を行う。
定部12からの複数のマスク領域外データに対して論理
演算または算術演算を行うものであり、図20に示すよ
うに、マスク領域外演算部A38、マスク領域外演算部
B39、マスク領域外演算部C40、マスク領域外演算
部D41から構成されている。図20から明らかなよう
に、マスク領域外演算部A38、マスク領域外演算部B
39、マスク領域外演算部C40、マスク領域外演算部
D41はそれぞれ、認識対象画像1,認識対象画像3,
認識対象画像4,認識対象画像5に対応して設けられ、
第1マスク領域設定部20,第2マスク領域設定部2
1,第3マスク領域設定部22,第4マスク領域設定部
23からの各領域外データを入力し、入力データに対し
て所定の演算を行う。
【0057】本実施形態では、マスク領域外演算部A3
8、マスク領域外演算部B39、マスク領域外演算部C
40、マスク領域外演算部D41はそれぞれ、図21に
示すような回路を実現するよう構成されている。すなわ
ち、マスク領域外演算部A38、マスク領域外演算部B
39、マスク領域外演算部C40、マスク領域外演算部
D41はそれぞれ、入力した複数のマスク領域外データ
に対してNORをとり、その結果を1ビットの信号RE
A,REB,REC,REDとして出力する演算を行
う。
8、マスク領域外演算部B39、マスク領域外演算部C
40、マスク領域外演算部D41はそれぞれ、図21に
示すような回路を実現するよう構成されている。すなわ
ち、マスク領域外演算部A38、マスク領域外演算部B
39、マスク領域外演算部C40、マスク領域外演算部
D41はそれぞれ、入力した複数のマスク領域外データ
に対してNORをとり、その結果を1ビットの信号RE
A,REB,REC,REDとして出力する演算を行
う。
【0058】なお、本画像処理方法についての説明にお
いて前述したように、各第2マスク領域演算部および各
マスク領域外演算部で行われる演算は、基本的には、各
入力データに対してANDやORをとる論理演算であっ
てもよいし、各入力データに対して加算を行う算術演算
であってもよい。また、基本的には、各第2マスク領域
演算部が行う演算は同一である必要はなく、さらに各マ
スク領域外演算部が行う演算も同一である必要はない。
すなわち、各第2マスク領域演算部および各マスク領域
外演算部の演算内容は、画像の特性、マスク領域の設定
方法、認識精度などによって設定すべき事項である。
いて前述したように、各第2マスク領域演算部および各
マスク領域外演算部で行われる演算は、基本的には、各
入力データに対してANDやORをとる論理演算であっ
てもよいし、各入力データに対して加算を行う算術演算
であってもよい。また、基本的には、各第2マスク領域
演算部が行う演算は同一である必要はなく、さらに各マ
スク領域外演算部が行う演算も同一である必要はない。
すなわち、各第2マスク領域演算部および各マスク領域
外演算部の演算内容は、画像の特性、マスク領域の設定
方法、認識精度などによって設定すべき事項である。
【0059】画像判定部16は、第2マスク領域演算部
15およびマスク領域外演算部14の出力(演算結果)
に基づいて、各特定画像ごとに、特定画像の有無を判定
するものであり、図22に示すように、画像判定部A4
2,画像判定部B43,画像判定部C44,画像判定部
D45から構成されている。画像判定部A42,画像判
定部B43,画像判定部C44,画像判定部D45はそ
れぞれ、認識対象画像1,認識対象画像3,認識対象画
像4,認識対象画像5に対応して設けられたものであ
り、それぞれ第2マスク領域演算部15の出力信号R2
Aおよびマスク領域外演算部14の出力信号REA、第
2マスク領域演算部15の出力信号R2Bおよびマスク
領域外演算部14の出力信号REB、第2マスク領域演
算部15の出力信号R2Cおよびマスク領域外演算部1
4の出力信号REC、第2マスク領域演算部15の出力
信号R2Dおよびマスク領域外演算部14の出力信号R
EDを入力する。
15およびマスク領域外演算部14の出力(演算結果)
に基づいて、各特定画像ごとに、特定画像の有無を判定
するものであり、図22に示すように、画像判定部A4
2,画像判定部B43,画像判定部C44,画像判定部
D45から構成されている。画像判定部A42,画像判
定部B43,画像判定部C44,画像判定部D45はそ
れぞれ、認識対象画像1,認識対象画像3,認識対象画
像4,認識対象画像5に対応して設けられたものであ
り、それぞれ第2マスク領域演算部15の出力信号R2
Aおよびマスク領域外演算部14の出力信号REA、第
2マスク領域演算部15の出力信号R2Bおよびマスク
領域外演算部14の出力信号REB、第2マスク領域演
算部15の出力信号R2Cおよびマスク領域外演算部1
4の出力信号REC、第2マスク領域演算部15の出力
信号R2Dおよびマスク領域外演算部14の出力信号R
EDを入力する。
【0060】画像判定部A42,画像判定部B43,画
像判定部C44,画像判定部D45はそれぞれ、入力し
た信号が所定の条件を満たした場合に「特定画像が有
る」と判定する。本実施形態では、図23に示すよう
に、画像判定部A42,画像判定部B43,画像判定部
C44,画像判定部D45はそれぞれ、2つの入力信号
のANDをとり、その結果を判定結果JA,JB,J
C,JDとして出力するよう構成されている。すなわ
ち、各特定画像について、第2マスク領域演算部15の
出力信号レベルとマスク領域外演算部14の出力信号レ
ベルとがともに‘H’であった場合に、「特定画像が有
る」という旨の‘H’レベルの信号が判定結果として出
力される。なお、各画像判定部A42,画像判定部B4
3,画像判定部C44,画像判定部D45の判定処理は
同一サイクルで並行して行われる。
像判定部C44,画像判定部D45はそれぞれ、入力し
た信号が所定の条件を満たした場合に「特定画像が有
る」と判定する。本実施形態では、図23に示すよう
に、画像判定部A42,画像判定部B43,画像判定部
C44,画像判定部D45はそれぞれ、2つの入力信号
のANDをとり、その結果を判定結果JA,JB,J
C,JDとして出力するよう構成されている。すなわ
ち、各特定画像について、第2マスク領域演算部15の
出力信号レベルとマスク領域外演算部14の出力信号レ
ベルとがともに‘H’であった場合に、「特定画像が有
る」という旨の‘H’レベルの信号が判定結果として出
力される。なお、各画像判定部A42,画像判定部B4
3,画像判定部C44,画像判定部D45の判定処理は
同一サイクルで並行して行われる。
【0061】また、各画像判定部において、2つの入力
信号の値(レベル)に基づいて「特定画像である確率」
を求めるようにしてもよい。例えば、第1マスク領域演
算部13,マスク領域外演算部14,第2マスク領域演
算部15における演算の全てあるいは一部を、結果が3
値以上をとり得る演算(例えば、算術演算)とし、これ
らの演算結果を予め設定した閾値と比較して上記確率を
求めるようにしてもよい。
信号の値(レベル)に基づいて「特定画像である確率」
を求めるようにしてもよい。例えば、第1マスク領域演
算部13,マスク領域外演算部14,第2マスク領域演
算部15における演算の全てあるいは一部を、結果が3
値以上をとり得る演算(例えば、算術演算)とし、これ
らの演算結果を予め設定した閾値と比較して上記確率を
求めるようにしてもよい。
【0062】特定画像認識部17は、画像判定部16の
出力(判定結果JA,JB,JC,JD)に基づいて、
特定画像が有るか否かを最終的に判定するものであり、
図24に示すように、判定結果JA,JB,JC,JD
のORをとり、その結果を判定結果として出力するよう
にしてもよいし、図25に示すように、判定結果JA,
JB,JC,JDのいずれか1つのみが‘H’レベルの
場合にのみ‘H’レベルの信号を判定結果として出力す
るようにしてもよい。
出力(判定結果JA,JB,JC,JD)に基づいて、
特定画像が有るか否かを最終的に判定するものであり、
図24に示すように、判定結果JA,JB,JC,JD
のORをとり、その結果を判定結果として出力するよう
にしてもよいし、図25に示すように、判定結果JA,
JB,JC,JDのいずれか1つのみが‘H’レベルの
場合にのみ‘H’レベルの信号を判定結果として出力す
るようにしてもよい。
【0063】なお、画像判定部16の各出力が「特定画
像である確率」である場合には、特定画像認識部17に
おいて、単独で最も高い確率を表す出力に対応した特定
画像を認識したものとし、特定画像が有ると判定するよ
うにしてもよい。さらに、上記確率に関して閾値を設
け、当該閾値以上の確率であり、かつ最も高い確率を表
す出力に対応した特定画像を認識したものと判定するよ
うにしてもよい。加えて、特定画像認識部17におい
て、特定画像が有ると判定した場合には、判定結果を表
す認識結果データを出力するとともに、いずれの特定画
像が有るかを表す情報を持つ信号を出力するようにして
もよい。
像である確率」である場合には、特定画像認識部17に
おいて、単独で最も高い確率を表す出力に対応した特定
画像を認識したものとし、特定画像が有ると判定するよ
うにしてもよい。さらに、上記確率に関して閾値を設
け、当該閾値以上の確率であり、かつ最も高い確率を表
す出力に対応した特定画像を認識したものと判定するよ
うにしてもよい。加えて、特定画像認識部17におい
て、特定画像が有ると判定した場合には、判定結果を表
す認識結果データを出力するとともに、いずれの特定画
像が有るかを表す情報を持つ信号を出力するようにして
もよい。
【0064】(3)処理の具体例 次に、上述した機能および構成の本画像処理装置による
処理内容について、具体例を挙げて説明する。ここで
は、特定画像を図5(a)〜図5(d)に示す認識対象
画像1,3,4,5とし、入力画像を図8に示す入力画
像9とし、各認識対象画像1,3,4,5に対するマス
ク領域を図13(a)〜図13(d)に示すように設定
するものとする。また、入力画像9は何らかの読み取り
手段により読み取られて本画像処理装置に入力される
か、あるいは通信手段を介して本画像処理装置に入力さ
れるものとする。さらに、入力画像9がカラー画像ある
いはグレースケール画像の場合には、所定色および所定
濃度で2値化された後に2値のデジタルデータとして順
次入力画像記憶部10に入力されるものとする。また、
第1マスク領域演算部13は図16および図17に示す
ような構成を、マスク領域外演算部14は図20および
図21のような構成を、第2マスク領域演算部15は図
18および図19に示すような構成を、画像判定部16
は図22および図23に示すような構成を採用している
ものとする。
処理内容について、具体例を挙げて説明する。ここで
は、特定画像を図5(a)〜図5(d)に示す認識対象
画像1,3,4,5とし、入力画像を図8に示す入力画
像9とし、各認識対象画像1,3,4,5に対するマス
ク領域を図13(a)〜図13(d)に示すように設定
するものとする。また、入力画像9は何らかの読み取り
手段により読み取られて本画像処理装置に入力される
か、あるいは通信手段を介して本画像処理装置に入力さ
れるものとする。さらに、入力画像9がカラー画像ある
いはグレースケール画像の場合には、所定色および所定
濃度で2値化された後に2値のデジタルデータとして順
次入力画像記憶部10に入力されるものとする。また、
第1マスク領域演算部13は図16および図17に示す
ような構成を、マスク領域外演算部14は図20および
図21のような構成を、第2マスク領域演算部15は図
18および図19に示すような構成を、画像判定部16
は図22および図23に示すような構成を採用している
ものとする。
【0065】入力画像記憶部10に入力画像9の最初の
10ライン分の入力画像データが記憶され、さらに11
ライン目の入力画像データが順次入力されてくると、入
力画像記憶部10は、順次入力されてくる入力画像デー
タと合わせて、記憶した10ライン分の画像データを順
次出力する。すなわち、入力画像記憶部10は順次入力
されてくる入力画像データと合わせて11ライン分の画
像データを画像データ保持部11へ順次出力する。この
処理は最終ラインの入力画像データに合わせて11ライ
ン分の画像データを画像データ保持部11へ順次出力す
るまで繰り返される。この結果、図9に示すように、入
力画像9を画像データ保持部11のフリップフロップ群
18で構成されたウィンドウ領域19で走査していくこ
とになる。この走査の過程で特定画像の認識処理が繰り
返されるが、ここでは、ウィンドウ領域19内の画像を
特定画像として認識しない場合の認識処理の例と、ウィ
ンドウ領域19内の画像を特定画像として認識する場合
の認識処理の例とを挙げ、説明の冗長化を避ける。
10ライン分の入力画像データが記憶され、さらに11
ライン目の入力画像データが順次入力されてくると、入
力画像記憶部10は、順次入力されてくる入力画像デー
タと合わせて、記憶した10ライン分の画像データを順
次出力する。すなわち、入力画像記憶部10は順次入力
されてくる入力画像データと合わせて11ライン分の画
像データを画像データ保持部11へ順次出力する。この
処理は最終ラインの入力画像データに合わせて11ライ
ン分の画像データを画像データ保持部11へ順次出力す
るまで繰り返される。この結果、図9に示すように、入
力画像9を画像データ保持部11のフリップフロップ群
18で構成されたウィンドウ領域19で走査していくこ
とになる。この走査の過程で特定画像の認識処理が繰り
返されるが、ここでは、ウィンドウ領域19内の画像を
特定画像として認識しない場合の認識処理の例と、ウィ
ンドウ領域19内の画像を特定画像として認識する場合
の認識処理の例とを挙げ、説明の冗長化を避ける。
【0066】(3−1)特定画像として認識しない場合 まず、ウィンドウ領域19内の画像を特定画像と認識し
ない場合の認識処理について説明する。入力画像9を表
す入力画像データが画像データ保持部11に順次入力さ
れてくると、ウィンドウ領域19内の画像データは図2
6に示すような画像データとなる場合がある。ただし、
ここでは白画素を‘0’、黒画素を‘1’で表してい
る。
ない場合の認識処理について説明する。入力画像9を表
す入力画像データが画像データ保持部11に順次入力さ
れてくると、ウィンドウ領域19内の画像データは図2
6に示すような画像データとなる場合がある。ただし、
ここでは白画素を‘0’、黒画素を‘1’で表してい
る。
【0067】このような状況下で、マスク領域設定部1
2が図13(a)〜図13(d)に示すマスク領域の設
定にしたがってウィンドウ領域19内の画像データから
マスク領域内外の画像データを抽出すると、第1マスク
領域設定部20〜23の抽出データは図27に示すよう
なデータとなり、それぞれが第1マスク領域演算部13
へ出力される。また、マスク領域外の画像データはマス
ク領域設定部12からマスク領域外演算部14へ出力さ
れる。
2が図13(a)〜図13(d)に示すマスク領域の設
定にしたがってウィンドウ領域19内の画像データから
マスク領域内外の画像データを抽出すると、第1マスク
領域設定部20〜23の抽出データは図27に示すよう
なデータとなり、それぞれが第1マスク領域演算部13
へ出力される。また、マスク領域外の画像データはマス
ク領域設定部12からマスク領域外演算部14へ出力さ
れる。
【0068】そして、第1マスク領域演算部A24の出
力は[R1AA,R1AB,R1AC,R1AD,R1
AE,R1AF]=[0,0,0,0,0,0]、第1
マスク領域演算部B25の出力は[R1BA,R1B
B,R1BC,R1BD,R1BE,R1BF]=
[0,0,0,1,0,1]、第1マスク領域演算部C
26の出力は[R1CA,R1CB,R1CC,R1C
D,R1CE,R1CF]=[0,0,0,0,0,
0]、第1マスク領域演算部D27の出力は[R1D
A,R1DB,R1DC,R1DD,R1DE,R1D
F]=[1,0,0,0,0,0]となり、第2マスク
領域演算部15へ供給される。さらに、第2マスク領域
演算部15の各出力は全て‘0’、画像判定部16の出
力は全て‘0’となり、特定画像認識部17においてい
ずれの認識対象画像も無しと判定され、その旨を表す認
識結果データが出力される。
力は[R1AA,R1AB,R1AC,R1AD,R1
AE,R1AF]=[0,0,0,0,0,0]、第1
マスク領域演算部B25の出力は[R1BA,R1B
B,R1BC,R1BD,R1BE,R1BF]=
[0,0,0,1,0,1]、第1マスク領域演算部C
26の出力は[R1CA,R1CB,R1CC,R1C
D,R1CE,R1CF]=[0,0,0,0,0,
0]、第1マスク領域演算部D27の出力は[R1D
A,R1DB,R1DC,R1DD,R1DE,R1D
F]=[1,0,0,0,0,0]となり、第2マスク
領域演算部15へ供給される。さらに、第2マスク領域
演算部15の各出力は全て‘0’、画像判定部16の出
力は全て‘0’となり、特定画像認識部17においてい
ずれの認識対象画像も無しと判定され、その旨を表す認
識結果データが出力される。
【0069】(3−2)特定画像として認識する場合 次に、ウィンドウ領域19内の画像を特定画像と認識す
る場合の認識処理について説明する。入力画像9を表す
入力画像データが画像データ保持部11に順次入力され
てくると、ウィンドウ領域19内の画像データが図28
に示すような画像データとなる場合がある。なお、図2
8は図26に示すウィンドウ領域19を図中右方向に1
ドット、下方向に1ドットずらして得られる図であり、
図26の状態から走査が進むことにより図28の状況が
得られる。
る場合の認識処理について説明する。入力画像9を表す
入力画像データが画像データ保持部11に順次入力され
てくると、ウィンドウ領域19内の画像データが図28
に示すような画像データとなる場合がある。なお、図2
8は図26に示すウィンドウ領域19を図中右方向に1
ドット、下方向に1ドットずらして得られる図であり、
図26の状態から走査が進むことにより図28の状況が
得られる。
【0070】このような状況下では、第1マスク領域設
定部20〜23の抽出データは図29に示すようなデー
タとなり、それぞれが第1マスク領域演算部13へ出力
される。また、マスク領域外の画像データはマスク領域
設定部12からマスク領域外演算部14へ出力される。
そして、第1マスク領域演算部A24の出力は[R1A
A,R1AB,R1AC,R1AD,R1AE,R1A
F]=[0,1,0,0,0,0]、第1マスク領域演
算部B25の出力は[R1BA,R1BB,R1BC,
R1BD,R1BE,R1BF]=[1,0,0,0,
0,0]、第1マスク領域演算部C26の出力は[R1
CA,R1CB,R1CC,R1CD,R1CE,R1
CF]=[1,0,0,0,0,0]、第1マスク領域
演算部D27の出力は[R1DA,R1DB,R1D
C,R1DD,R1DE,R1DF]=[1,1,1,
1,1,1]となり、マスク領域外演算部14ではマス
ク領域外演算部D41の出力REDのみが‘1’とな
る。そして、画像判定部16では出力JDのみが1とな
り、認識対象画像5が有ると判定される。そして、特定
画像認識部17が図24あるいは図25のような構成を
採用している場合には、出力Jが‘1’となり、特定画
像を認識した旨の認識結果データが出力される。
定部20〜23の抽出データは図29に示すようなデー
タとなり、それぞれが第1マスク領域演算部13へ出力
される。また、マスク領域外の画像データはマスク領域
設定部12からマスク領域外演算部14へ出力される。
そして、第1マスク領域演算部A24の出力は[R1A
A,R1AB,R1AC,R1AD,R1AE,R1A
F]=[0,1,0,0,0,0]、第1マスク領域演
算部B25の出力は[R1BA,R1BB,R1BC,
R1BD,R1BE,R1BF]=[1,0,0,0,
0,0]、第1マスク領域演算部C26の出力は[R1
CA,R1CB,R1CC,R1CD,R1CE,R1
CF]=[1,0,0,0,0,0]、第1マスク領域
演算部D27の出力は[R1DA,R1DB,R1D
C,R1DD,R1DE,R1DF]=[1,1,1,
1,1,1]となり、マスク領域外演算部14ではマス
ク領域外演算部D41の出力REDのみが‘1’とな
る。そして、画像判定部16では出力JDのみが1とな
り、認識対象画像5が有ると判定される。そして、特定
画像認識部17が図24あるいは図25のような構成を
採用している場合には、出力Jが‘1’となり、特定画
像を認識した旨の認識結果データが出力される。
【0071】(3−3)動作結果 上述した認識処理が入力画像9内の画像データが変わる
度に行われ、最終的には、認識対象画像5、認識対象画
像3、認識対象画像4、認識対象画像1がこの順で認識
される。
度に行われ、最終的には、認識対象画像5、認識対象画
像3、認識対象画像4、認識対象画像1がこの順で認識
される。
【0072】(4)補足 上述したように、本画像処理装置によれば、特定画像と
その複数の回転画像の認識処理を同時に並行して行うこ
とができる。なお、本画像処理装置の各部の処理が基準
クロックCLKに同期して行われる場合、図30に示す
ような処理サイクルとなり、リアルタイム処理を実現す
ることができる。もちろん、各演算速度に問題がなけれ
ば、複数の演算処理および判定処理を1クロックサイク
ル内に行うようにしてもよい。
その複数の回転画像の認識処理を同時に並行して行うこ
とができる。なお、本画像処理装置の各部の処理が基準
クロックCLKに同期して行われる場合、図30に示す
ような処理サイクルとなり、リアルタイム処理を実現す
ることができる。もちろん、各演算速度に問題がなけれ
ば、複数の演算処理および判定処理を1クロックサイク
ル内に行うようにしてもよい。
【0073】III.変形例 (1)第1変形例 上述した本画像処理装置の第1変形例の構成を図31に
示す。この図に示す構成が図10に示す構成と異なる点
は、マスク領域記憶部46を設けた点のみであり、他の
部分については図10の各部と同一の符号を付すことで
説明を省略する。図31において、マスク領域記憶部4
6はマスク領域の設定情報(例えば各マスク領域の座標
値)を記憶するものであり、マスク領域設定部12はマ
スク領域記憶部46に記憶された設定情報に基づいてマ
スク領域を設定する。したがって、マスク領域記憶部4
6自体を交換可能に構成することによって、マスク領域
の変更を容易に行うことが可能となり、認識対象の特定
画像の変更に対応できることはもちろん、認識精度の向
上にも効果がある。もちろん、マスク領域記憶部46
を、その記憶内容を外部から読み書き可能な構成とする
ことによって、データ更新をより一層、容易としてもよ
い。また、マスク領域記憶部46に、回転されていない
特定画像のマスク領域情報と認識対象の回転角度とを記
憶させ、これらの情報からマスク領域設定部12にて全
ての対象画像についてのマスク領域を算出し設定するよ
うにしてもよい。この場合には、マスク領域記憶部46
に要求される記憶容量を削減できるという利点がある。
示す。この図に示す構成が図10に示す構成と異なる点
は、マスク領域記憶部46を設けた点のみであり、他の
部分については図10の各部と同一の符号を付すことで
説明を省略する。図31において、マスク領域記憶部4
6はマスク領域の設定情報(例えば各マスク領域の座標
値)を記憶するものであり、マスク領域設定部12はマ
スク領域記憶部46に記憶された設定情報に基づいてマ
スク領域を設定する。したがって、マスク領域記憶部4
6自体を交換可能に構成することによって、マスク領域
の変更を容易に行うことが可能となり、認識対象の特定
画像の変更に対応できることはもちろん、認識精度の向
上にも効果がある。もちろん、マスク領域記憶部46
を、その記憶内容を外部から読み書き可能な構成とする
ことによって、データ更新をより一層、容易としてもよ
い。また、マスク領域記憶部46に、回転されていない
特定画像のマスク領域情報と認識対象の回転角度とを記
憶させ、これらの情報からマスク領域設定部12にて全
ての対象画像についてのマスク領域を算出し設定するよ
うにしてもよい。この場合には、マスク領域記憶部46
に要求される記憶容量を削減できるという利点がある。
【0074】(2)第2変形例 本画像処理装置の第2変形例として、入力画像がカラー
画像である場合に2値化を行わずに認識処理を行う例を
挙げる。ただし、本変形例の構成は図10に示す構成を
流用して実現可能であるので、ここでは、図10中の符
号をそのまま用いて各部について説明する。また、ここ
では、入力画像はR,G,B各色信号が8ビットのカラ
ー画像であるものとする。
画像である場合に2値化を行わずに認識処理を行う例を
挙げる。ただし、本変形例の構成は図10に示す構成を
流用して実現可能であるので、ここでは、図10中の符
号をそのまま用いて各部について説明する。また、ここ
では、入力画像はR,G,B各色信号が8ビットのカラ
ー画像であるものとする。
【0075】この場合、1つの画素を表すデータは8ビ
ット×3色で24ビットとなるので、図10の画像入力
記憶部10ではR,G,B各色信号ごとに8ビットの画
素データを複数ライン分記憶することのできるラインバ
ッファが必要となる。そして、画像入力記憶部10から
読み出されたデータは、画像データ保持部11でフリッ
プフロップ群から構成されるウィンドウ領域に保持され
る。ウィンドウ領域はR,G,B各色ごとのプレーンに
分かれており、各プレーンでは、8ビットのデータを記
憶可能な8個のフリップフロップが画素ごとに割り当て
られている。すなわち、ウィンドウ領域のサイズをm×
mとすると、m×n×8×3個のフリップフロップから
上記フリップフロップ群が構成されている。
ット×3色で24ビットとなるので、図10の画像入力
記憶部10ではR,G,B各色信号ごとに8ビットの画
素データを複数ライン分記憶することのできるラインバ
ッファが必要となる。そして、画像入力記憶部10から
読み出されたデータは、画像データ保持部11でフリッ
プフロップ群から構成されるウィンドウ領域に保持され
る。ウィンドウ領域はR,G,B各色ごとのプレーンに
分かれており、各プレーンでは、8ビットのデータを記
憶可能な8個のフリップフロップが画素ごとに割り当て
られている。すなわち、ウィンドウ領域のサイズをm×
mとすると、m×n×8×3個のフリップフロップから
上記フリップフロップ群が構成されている。
【0076】マスク領域設定部12では、画像データ保
持部11に保持された画像データから各認識対象画像ご
とに設定された複数のマスク領域ごとに画像データ(画
素濃度値)が抽出され、また、マスク領域以外の画像デ
ータ(画素濃度値)も各認識対象画像ごとに抽出され
る。マスク領域設定部12で抽出されたマスク領域ごと
の画像データは、第1マスク領域演算部13において、
各マスク領域ごとにR,G,B各画素濃度値について個
別に算術演算(例えば加算)が行われ、その演算結果と
予め設定された所定値との比較処理が行われ、各比較結
果に基づいて各マスク領域ごとの演算結果が得られる。
第2マスク領域演算部15では、第1マスク領域演算部
13にて得られた各マスク領域ごとの演算結果に対し
て、各認識対象画像ごとに論理演算あるいは算術演算が
施され、各認識対象画像ごとの演算結果が得られる。
持部11に保持された画像データから各認識対象画像ご
とに設定された複数のマスク領域ごとに画像データ(画
素濃度値)が抽出され、また、マスク領域以外の画像デ
ータ(画素濃度値)も各認識対象画像ごとに抽出され
る。マスク領域設定部12で抽出されたマスク領域ごと
の画像データは、第1マスク領域演算部13において、
各マスク領域ごとにR,G,B各画素濃度値について個
別に算術演算(例えば加算)が行われ、その演算結果と
予め設定された所定値との比較処理が行われ、各比較結
果に基づいて各マスク領域ごとの演算結果が得られる。
第2マスク領域演算部15では、第1マスク領域演算部
13にて得られた各マスク領域ごとの演算結果に対し
て、各認識対象画像ごとに論理演算あるいは算術演算が
施され、各認識対象画像ごとの演算結果が得られる。
【0077】一方、第1マスク領域演算部14および第
2マスク領域演算部15の処理に並行して、マスク領域
外演算部14では、各特定画像ごとに、マスク領域設定
部12で抽出されたマスク領域外データのR,G,B各
画素濃度値について個別に算術演算(例えば加算)が行
われ、その演算結果と予め設定された所定値との比較処
理が行われ、各比較結果に基づいて各認識対象画像ごと
の演算結果が得られる。
2マスク領域演算部15の処理に並行して、マスク領域
外演算部14では、各特定画像ごとに、マスク領域設定
部12で抽出されたマスク領域外データのR,G,B各
画素濃度値について個別に算術演算(例えば加算)が行
われ、その演算結果と予め設定された所定値との比較処
理が行われ、各比較結果に基づいて各認識対象画像ごと
の演算結果が得られる。
【0078】そして、画像判定部16では、第2マスク
領域演算部15の演算結果とマスク領域外演算部14の
演算結果とに基づいて、各認識対象画像ごとに、画像の
有無の判定が行われ、判定結果が出力される。最後に、
特定画像認識部17では、画像判定部16の各認識対象
画像ごとの判定結果から複数の認識対象画像のいずれか
が入力画像に存在するか否かが判定される。
領域演算部15の演算結果とマスク領域外演算部14の
演算結果とに基づいて、各認識対象画像ごとに、画像の
有無の判定が行われ、判定結果が出力される。最後に、
特定画像認識部17では、画像判定部16の各認識対象
画像ごとの判定結果から複数の認識対象画像のいずれか
が入力画像に存在するか否かが判定される。
【0079】IV.補足 上述した実施形態および変形例では、単純な特定画像に
ついて簡素な演算処理を行う例を示したが、より複雑な
条件にも容易に適用可能であることは言うまでもない。
特に、マスク領域の設定方法や各種演算内容、各種判定
基準などを入力画像の特性や画像入力手段の特性などを
考慮して設定することにより、認識精度を向上させるこ
とが可能であり、よって、あらゆる画像に適用可能であ
る、と言える。また、特定画像の回転角度が任意の場合
にも対応可能であることから明らかであるが、特定画像
の種類が複数の場合にも適用可能である。さらに、マス
ク領域外の画素濃度値をも考慮して判定処理を行う例を
示したが、これに限らず、入力画像の特性によっては、
マスク領域内の画素濃度値のみに基づいて判定処理を行
うようにしてもよい。また、本画像処理方法を記述した
プログラムを記録した記録媒体から当該プログラムを読
み出し、コンピュータシステムにて実行することで本画
像処理装置に相当する装置を実現することも可能であ
る。
ついて簡素な演算処理を行う例を示したが、より複雑な
条件にも容易に適用可能であることは言うまでもない。
特に、マスク領域の設定方法や各種演算内容、各種判定
基準などを入力画像の特性や画像入力手段の特性などを
考慮して設定することにより、認識精度を向上させるこ
とが可能であり、よって、あらゆる画像に適用可能であ
る、と言える。また、特定画像の回転角度が任意の場合
にも対応可能であることから明らかであるが、特定画像
の種類が複数の場合にも適用可能である。さらに、マス
ク領域外の画素濃度値をも考慮して判定処理を行う例を
示したが、これに限らず、入力画像の特性によっては、
マスク領域内の画素濃度値のみに基づいて判定処理を行
うようにしてもよい。また、本画像処理方法を記述した
プログラムを記録した記録媒体から当該プログラムを読
み出し、コンピュータシステムにて実行することで本画
像処理装置に相当する装置を実現することも可能であ
る。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
簡単な処理および構成で特定画像を回転して得られる該
特定画像を含む複数の認識対象画像を高精度でリアルタ
イムに認識することができる。さらに、複数の認識対象
画像の認識処理が独立して行われるので、各認識処理を
同時に並行して行うことにより、認識処理を高速に行う
ことができる。
簡単な処理および構成で特定画像を回転して得られる該
特定画像を含む複数の認識対象画像を高精度でリアルタ
イムに認識することができる。さらに、複数の認識対象
画像の認識処理が独立して行われるので、各認識処理を
同時に並行して行うことにより、認識処理を高速に行う
ことができる。
【図1】 本発明の一実施形態による画像処理装置によ
り実現される画像処理方法の処理の流れを示すフローチ
ャートである。
り実現される画像処理方法の処理の流れを示すフローチ
ャートである。
【図2】 同実施形態における特定画像の一例を示す図
である。
である。
【図3】 同特定画像(認識対象画像)とその中心位置
との関係を示す図である。
との関係を示す図である。
【図4】 (a)〜(c)はそれぞれ、図2に示す特定
画像を回転して得られる認識対象画像の一例を示す図で
ある。
画像を回転して得られる認識対象画像の一例を示す図で
ある。
【図5】 (a)〜(d)はそれぞれ、図2および図4
(a)〜図4(d)に示す各認識対象画像上のマスク領
域の一例を示す図である。
(a)〜図4(d)に示す各認識対象画像上のマスク領
域の一例を示す図である。
【図6】 同実施形態におけるウィンドウ領域の一例を
示す図である。
示す図である。
【図7】 (a)〜(d)はそれぞれ、図2および図4
(a)〜図4(d)に示す各認識対象画像とウィンドウ
領域上のマスク領域との関係の一例を示す図である。
(a)〜図4(d)に示す各認識対象画像とウィンドウ
領域上のマスク領域との関係の一例を示す図である。
【図8】 同実施形態における入力画像の一例を示す図
である。
である。
【図9】 同実施形態における入力画像に対するウィン
ドウ領域の走査の様子を示す図である。
ドウ領域の走査の様子を示す図である。
【図10】 同画像処理装置の構成例を示すブロック図
である。
である。
【図11】 同画像処理装置の画像データ保持部の回路
構成例を示す図である。
構成例を示す図である。
【図12】 同画像データ保持部により設定されるウィ
ンドウ領域を示す図である。
ンドウ領域を示す図である。
【図13】 (a)〜(d)はそれぞれ、同画像処理装
置において設定されるマスク領域の一例を示す図であ
る。
置において設定されるマスク領域の一例を示す図であ
る。
【図14】 同画像処理装置のマスク領域設定部の構成
例を示すブロック図である。
例を示すブロック図である。
【図15】 同画像処理装置のマスク領域設定部の構成
と第1マスク領域演算部の構成とを対応付けて示すブロ
ック図である。
と第1マスク領域演算部の構成とを対応付けて示すブロ
ック図である。
【図16】 同画像処理装置の第1マスク領域演算部の
構成例を示すブロック図である。
構成例を示すブロック図である。
【図17】 同画像処理装置の第1マスク領域演算部の
回路構成例を示すブロック図である。
回路構成例を示すブロック図である。
【図18】 同画像処理装置の第1マスク領域演算部の
構成と第2マスク領域演算部の構成とを対応づけて示す
ブロック図である。
構成と第2マスク領域演算部の構成とを対応づけて示す
ブロック図である。
【図19】 同画像処理装置の第2マスク領域演算部の
回路構成例を示す図である。
回路構成例を示す図である。
【図20】 同画像処理装置のマスク領域設定部の構成
とマスク領域外演算部の構成とを対応付けて示すブロッ
ク図である。
とマスク領域外演算部の構成とを対応付けて示すブロッ
ク図である。
【図21】 同画像処理装置のマスク領域外演算部の回
路構成例を示すブロック図である。
路構成例を示すブロック図である。
【図22】 同画像処理装置の画像判定部の構成例を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図23】 同画像処理装置の画像判定部の回路構成例
を示す図である。
を示す図である。
【図24】 同画像処理装置の特定画像認識部の回路構
成例を示す図である。
成例を示す図である。
【図25】 同画像処理装置の特定画像認識部の回路構
成例を示す図である。
成例を示す図である。
【図26】 同画像処理装置の画像データ保持部のウィ
ンドウ領域上のデータ例を示す図である。
ンドウ領域上のデータ例を示す図である。
【図27】 同画像処理装置のマスク領域設定部の出力
データ例を示す図である。
データ例を示す図である。
【図28】 同画像処理装置の画像データ保持部のウィ
ンドウ領域上のデータ例を示す図である。
ンドウ領域上のデータ例を示す図である。
【図29】 同画像処理装置のマスク領域認識装置の出
力データ例を示す図である。
力データ例を示す図である。
【図30】 同画像処理装置における処理サイクルの一
例を示す図である。
例を示す図である。
【図31】 同画像処理装置の変形例の構成を示すブロ
ック図である。
ック図である。
1…特定画像(認識対象画像)、2…中心位置、3〜5
…認識対象画像、6…領域、7,19…ウィンドウ領
域、8…マスク領域、9…入力画像、10…入力画像記
憶部、11…画像データ保持部、12…マスク領域設定
部、13…第1マスク領域演算部、14…マスク領域外
演算部、15…第2マスク領域演算部、16…画像判定
部、17…特定画像認識部、46…マスク領域記憶部
…認識対象画像、6…領域、7,19…ウィンドウ領
域、8…マスク領域、9…入力画像、10…入力画像記
憶部、11…画像データ保持部、12…マスク領域設定
部、13…第1マスク領域演算部、14…マスク領域外
演算部、15…第2マスク領域演算部、16…画像判定
部、17…特定画像認識部、46…マスク領域記憶部
Claims (22)
- 【請求項1】 入力画像から、特定画像を回転して得ら
れる該特定画像を含む複数の認識対象画像を認識する画
像認識方法において、 少なくとも1画素から構成されるセルを平面的に配置し
てなるウィンドウ領域を用意する第1のステップと、 前記各認識対象画像から該認識対象画像の特徴を表す領
域を各画像ごとに抽出する第2のステップと、 前記領域に対応する前記セルから構成される複数のマス
ク領域を前記各認識対象画像ごとに前記ウィンドウ領域
上に設定しておく第3のステップと、 前記ウィンドウ領域と前記入力画像との相対位置を順に
変えつつ、前記入力画像上の前記複数のマスク領域内の
各画素濃度値に対して演算処理を施した結果に基づいて
前記認識対象画像の有無を前記各認識対象画像ごとに判
定する第4のステップと、 前記各認識対象画像ごとの判定結果に基づいて前記複数
の認識対象画像のいずれかが前記ウィンドウ領域内に存
在しているか否かを判定する第5のステップとを有する
ことを特徴とする画像認識方法。 - 【請求項2】 前記第4のステップでは、前記ウィンド
ウ領域と前記入力画像との相対位置を順に変えつつ、前
記入力画像上の前記複数のマスク領域内の各画素濃度値
に対して演算処理を施した結果と前記複数のマスク領域
外の領域内の各画素濃度値に対して演算処理を施した結
果とに基づいて前記認識対象画像の有無を前記各認識対
象画像ごとに判定することを特徴とする請求項1記載の
画像認識方法。 - 【請求項3】 前記第4のステップでは、前記ウィンド
ウ領域と前記入力画像との相対位置を順に変えつつ、前
記入力画像上の前記複数のマスク領域内の各画素濃度値
に対して演算処理を施した結果に基づいて前記認識対象
画像の存在可能性を前記各認識対象画像ごとに判定し、
前記各認識対象画像ごとの判定結果に基づいて前記複数
の認識対象画像のいずれかが前記ウィンドウ領域内に存
在している可能性を判定することを特徴とする請求項1
記載の画像認識方法。 - 【請求項4】 前記各認識対象画像は同一の中心位置を
中心として前記特定画像を任意の角度で回転して得られ
る画像であることを特徴とする請求項1または2記載の
画像認識方法。 - 【請求項5】 前記同一の中心位置と前記ウィンドウ領
域の中心位置とを一致させて前記マスク領域を設けるこ
とを特徴とする請求項4記載の画像認識方法。 - 【請求項6】 前記ウィンドウ領域の中心位置から離れ
るにつれて前記マスク領域を構成する前記セルの数が増
加するよう前記ウィンドウ領域を構成することを特徴と
する請求項5記載の画像認識方法。 - 【請求項7】 前記ウィンドウ領域の中心位置から最も
近い前記マスク領域を1つのセルのみから構成すること
を特徴とする請求項5記載の画像認識方法。 - 【請求項8】 前記ウィンドウ領域は矩形領域であるこ
とを特徴とする請求項1または2記載の画像認識方法。 - 【請求項9】 前記ウィンドウ領域は円形状領域である
ことを特徴とする請求項1または2記載の画像認識方
法。 - 【請求項10】 前記マスク領域を任意に設定可能とし
たことを特徴とする請求項1または2記載の画像認識方
法。 - 【請求項11】 前記複数の認識対象画像のいずれか1
つに対して設定されたマスク領域と前記複数の認識対象
画像の回転角度とに基づいて前記複数の認識対象画像に
対するマスク領域を算出して設定することを特徴とする
請求項1または2記載の画像認識方法。 - 【請求項12】 複数の特定画像を回転して得られる該
特定画像を含む複数の認識対象画像に対応したマスク領
域を同一のウィンドウ領域上に設定することを特徴とす
る請求項1または2記載の画像認識方法。 - 【請求項13】 前記入力画像は2値画像であることを
特徴とする請求項1または2記載の画像認識方法。 - 【請求項14】 入力画像から、特定画像を回転して得
られる該特定画像を含む複数の認識対象画像を認識する
画像認識装置において、 入力画像を表す画像データを記憶する画像データ記憶手
段と、 前記複数の認識対象画像ごとにマスク領域を所定のウィ
ンドウ領域上に設定するマスク領域設定手段と、 前記ウィンドウ領域内に前記画像データを順次配置する
走査手段と、 前記マスク領域内の前記画像データの値に対して前記各
認識対象画像ごとに演算処理を施すマスク領域演算手段
と、 前記マスク領域演算手段の演算結果に基づいて認識対象
画像の有無を前記各認識対象画像ごとに判定する画像判
定手段と、 前記画像判定手段による前記各認識対象画像ごとの各判
定結果に基づいて、前記複数の認識対象画像のいずれか
が前記ウィンドウ領域内に存在しているか否かを判定す
る特定画像認識手段とを具備することを特徴とする画像
認識装置。 - 【請求項15】 前記マスク領域外の前記ウィンドウ領
域内の前記画像データの値に対して前記各認識対象画像
ごとに演算処理を施すマスク領域外演算手段を具備し、 前記画像判定手段は、前記マスク領域演算手段の演算結
果および前記マスク領域外演算手段の演算結果に基づい
て認識対象画像の有無を前記各認識対象画像ごとに判定
することを特徴とする請求項14記載の画像認識装置。 - 【請求項16】 前記画像判定手段は、前記マスク領域
演算手段の演算結果に基づいて認識対象画像の存在可能
性を前記各認識対象画像ごとに判定し、 前記特定画像認識手段は、前記画像判定手段による前記
各認識対象画像ごとの各判定結果に基づいて、前記複数
の認識対象画像のいずれかが前記ウィンドウ領域内に存
在している可能性を判定することを特徴とする請求項1
4記載の画像認識装置。 - 【請求項17】 前記マスク領域の設定情報を記憶する
マスク領域記憶手段を具備し、 前記マスク領域設定手段は前記マスク領域記憶手段に記
憶された前記設定情報に基づいて前記マスク領域を設定
することを特徴とする請求項14または15記載の画像
認識装置。 - 【請求項18】 前記マスク領域記憶手段の記憶内容は
任意に読み書き可能であることを特徴とする請求項17
記載の画像認識装置。 - 【請求項19】 前記マスク領域記憶手段に記憶される
前記設定情報には、前記複数の認識対象画像のいずれか
1つに対するマスク領域の設定情報と前記複数の認識対
象画像の回転角度とが含まれることを特徴とする請求項
17記載の画像認識装置。 - 【請求項20】 前記画像データは2値データであるこ
とを特徴とする請求項14または15記載の画像認識装
置。 - 【請求項21】 前記各認識対象画像ごとの処理を並行
して同一サイクルで行うことを特徴とする請求項14ま
たは15のいずれか記載の画像認識装置。 - 【請求項22】 入力画像から、特定画像を回転して得
られる該特定画像を含む複数の認識対象画像を認識する
ためのプログラムであって、 少なくとも1画素から構成されるセルを平面的に配置し
てなるウィンドウ領域を用意するステップと、 前記各認識対象画像から該認識対象画像の特徴を表す領
域を各画像ごとに抽出するステップと、 前記領域に対応する前記セルから構成される複数のマス
ク領域を前記各認識対象画像ごとに前記ウィンドウ領域
上に設定しておくステップと、 前記ウィンドウ領域と前記入力画像との相対位置を順に
変えつつ、前記入力画像上の前記複数のマスク領域内の
各画素濃度値に対して演算処理を施した結果に基づいて
前記認識対象画像の有無を前記各認識対象画像ごとに判
定するステップと、 前記各認識対象画像ごとの判定結果に基づいて前記複数
の認識対象画像のいずれかが前記ウィンドウ領域内に存
在しているか否かを判定するステップとを有するプログ
ラムを記録したことを特徴とする記録媒体。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9304695A JPH11144054A (ja) | 1997-11-06 | 1997-11-06 | 画像認識方法および画像認識装置ならびに記録媒体 |
| US09/177,792 US6337926B2 (en) | 1997-11-06 | 1998-10-23 | Image recognition method, image recognition apparatus, and recording medium |
| TW087117649A TW388840B (en) | 1997-11-06 | 1998-10-26 | Image recognition method, image recognition apparatus, and recording medium |
| EP98120677A EP0915428B1 (en) | 1997-11-06 | 1998-11-05 | Apparatus and method for image recognition |
| DE69817973T DE69817973T2 (de) | 1997-11-06 | 1998-11-05 | Gerät und Verfahren zur Bilderkennung |
| KR1019980047554A KR100318413B1 (ko) | 1997-11-06 | 1998-11-06 | 화상인식방법,화상인식장치및기록매체 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9304695A JPH11144054A (ja) | 1997-11-06 | 1997-11-06 | 画像認識方法および画像認識装置ならびに記録媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11144054A true JPH11144054A (ja) | 1999-05-28 |
Family
ID=17936114
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9304695A Pending JPH11144054A (ja) | 1997-11-06 | 1997-11-06 | 画像認識方法および画像認識装置ならびに記録媒体 |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6337926B2 (ja) |
| EP (1) | EP0915428B1 (ja) |
| JP (1) | JPH11144054A (ja) |
| KR (1) | KR100318413B1 (ja) |
| DE (1) | DE69817973T2 (ja) |
| TW (1) | TW388840B (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US4225850A (en) * | 1978-11-15 | 1980-09-30 | Rockwell International Corporation | Non-fingerprint region indicator |
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-
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- 1998-10-26 TW TW087117649A patent/TW388840B/zh not_active IP Right Cessation
- 1998-11-05 EP EP98120677A patent/EP0915428B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1998-11-05 DE DE69817973T patent/DE69817973T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1998-11-06 KR KR1019980047554A patent/KR100318413B1/ko not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
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| KR19990045078A (ko) | 1999-06-25 |
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