JPH11144575A - 真空インタラプタ及びその製造方法 - Google Patents
真空インタラプタ及びその製造方法Info
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- JPH11144575A JPH11144575A JP30828897A JP30828897A JPH11144575A JP H11144575 A JPH11144575 A JP H11144575A JP 30828897 A JP30828897 A JP 30828897A JP 30828897 A JP30828897 A JP 30828897A JP H11144575 A JPH11144575 A JP H11144575A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 遮断性能、耐久性を維持して耐溶着性を向上
した真空インタラプタ及びその製造方法を得る。 【解決手段】 固定電極6aを耐溶着成分を含有する材
料で形成し、耐溶着成分はTeとし、固定電極6aはC
u−Cr−Teの焼結金属とし、Teの含有量を0.0
5〜2.0重量%とした。また、銀ロウ材にてロウ付け
を行うに当り保持時間と冷却時間を今までより役1/2
に短縮した。
した真空インタラプタ及びその製造方法を得る。 【解決手段】 固定電極6aを耐溶着成分を含有する材
料で形成し、耐溶着成分はTeとし、固定電極6aはC
u−Cr−Teの焼結金属とし、Teの含有量を0.0
5〜2.0重量%とした。また、銀ロウ材にてロウ付け
を行うに当り保持時間と冷却時間を今までより役1/2
に短縮した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、真空インタラプタ
に関し、特に一対の電極のうち固定電極を耐溶着性成分
を含有する材料で形成して、遮断性能及び耐久性を維持
すると共に耐溶着性を向上した真空インタラプタ及びロ
ウ付けを確実にした製造方法に関する。
に関し、特に一対の電極のうち固定電極を耐溶着性成分
を含有する材料で形成して、遮断性能及び耐久性を維持
すると共に耐溶着性を向上した真空インタラプタ及びロ
ウ付けを確実にした製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】真空インタラプタに要求される性能には
各種のものがあり、例えば電流遮断性能、耐電圧特性、
さい断電流値、耐溶着性、耐久性などがある。従来、こ
れらの諸性能を満たすために各種の電極材料が開発され
ており、代表的なものとして使用実績の長いCu−Bi
電極やCu−Cr焼結金属などが知られている。
各種のものがあり、例えば電流遮断性能、耐電圧特性、
さい断電流値、耐溶着性、耐久性などがある。従来、こ
れらの諸性能を満たすために各種の電極材料が開発され
ており、代表的なものとして使用実績の長いCu−Bi
電極やCu−Cr焼結金属などが知られている。
【0003】このうち、Cu−Bi電極は耐溶着性は良
好であるが、遮断性能が劣る等の特徴があり、また、C
u−Cr電極は遮断性能は良好であるが、耐溶着性が若
干劣るという特徴がある。最近では、社難性能が高いC
u−Cr電極の提案もなされ(特公昭61−31172
号)、本発明者らにおいてもこのCu−Cr電極に着目
して遮断性能を低下させることなく耐溶着性が向上する
電極材料の探索を行なった。
好であるが、遮断性能が劣る等の特徴があり、また、C
u−Cr電極は遮断性能は良好であるが、耐溶着性が若
干劣るという特徴がある。最近では、社難性能が高いC
u−Cr電極の提案もなされ(特公昭61−31172
号)、本発明者らにおいてもこのCu−Cr電極に着目
して遮断性能を低下させることなく耐溶着性が向上する
電極材料の探索を行なった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】耐溶着性能を向上させ
るべく脆い材料の添加を行なった。Cu−Cr電極にB
iを添加したところ、遮断性能の低下をみた。また、P
bを添加したところ、この場合も遮断性能の低下をみ
た。更に、Sbを添加したところ、遮断性能の低下と共
に導電率も低下した。
るべく脆い材料の添加を行なった。Cu−Cr電極にB
iを添加したところ、遮断性能の低下をみた。また、P
bを添加したところ、この場合も遮断性能の低下をみ
た。更に、Sbを添加したところ、遮断性能の低下と共
に導電率も低下した。
【0005】本発明は、上述の問題に鑑み、遮断性能を
低下させることなく耐溶着性を向上した電極材料を有す
る真空インタラプタまたその製造方法の提供を目的とす
る。
低下させることなく耐溶着性を向上した電極材料を有す
る真空インタラプタまたその製造方法の提供を目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成する本
発明は、次の発明特定事項を有する。 (1) 一対の固定電極と可動電極とを開閉自在に備え
た真空インタラプタにおいて、上記固定電極は耐溶着性
成分を含有する材料にて形成したことを特徴とする。
発明は、次の発明特定事項を有する。 (1) 一対の固定電極と可動電極とを開閉自在に備え
た真空インタラプタにおいて、上記固定電極は耐溶着性
成分を含有する材料にて形成したことを特徴とする。
【0007】(2) 上記(1)において、耐溶着性成
分はTeであることを特徴とする。
分はTeであることを特徴とする。
【0008】(3) 上記(1)において、固定電極
は、Cu−Cr−Teの焼結金属からなることを特徴と
する。
は、Cu−Cr−Teの焼結金属からなることを特徴と
する。
【0009】(4) 上記(2)において、固定電極の
Te含有量は、0.05〜2.0重量%であることを特
徴とする。
Te含有量は、0.05〜2.0重量%であることを特
徴とする。
【0010】(5) 耐溶着成分を含有する固定電極と
可動電極とを備えてなる真空インタラプタにおいて、上
記固定電極及び可動電極を仮組立てしロウ付けを行なう
に当り、ロウ材は銀ロウ材を用い、ロウ付け温度は銀ロ
ウ材の融点以上とし、ロウ付け温度での保持時間及びそ
の後の冷却時間をCu−Cr電極を備えた真空インタラ
プタに対して約1/2に短縮したことを特徴とする。
可動電極とを備えてなる真空インタラプタにおいて、上
記固定電極及び可動電極を仮組立てしロウ付けを行なう
に当り、ロウ材は銀ロウ材を用い、ロウ付け温度は銀ロ
ウ材の融点以上とし、ロウ付け温度での保持時間及びそ
の後の冷却時間をCu−Cr電極を備えた真空インタラ
プタに対して約1/2に短縮したことを特徴とする。
【0011】(6) 上記(5)において、ロウ付け
は、温度800℃以上で10分間の保持時間としたこと
を特徴とする。
は、温度800℃以上で10分間の保持時間としたこと
を特徴とする。
【0012】(7) 上記(5)において、ロウ付け後
の冷却時間は、銀ロウ材が固層化する700℃まで30
分間とすることを特徴とする。
の冷却時間は、銀ロウ材が固層化する700℃まで30
分間とすることを特徴とする。
【0013】実験調査の結果、Teに着目した。このT
eはCu中にあまり固溶しない。また遮断性能を低下さ
せないという特色が判明した。そして、Cu、Cr、T
eの金属粉末を用いて各種実験を行った結果、次のこと
が判明した。
eはCu中にあまり固溶しない。また遮断性能を低下さ
せないという特色が判明した。そして、Cu、Cr、T
eの金属粉末を用いて各種実験を行った結果、次のこと
が判明した。
【0014】一方の電極にCu82重量%、Cr18重
量%を用い、他方の電極に同じCu−CrにTeを添加
したものを用いた。ここで、Teを添加したとき、図1
に示すように、その添加量を増加するにつれて遮断性能
が少しずつ低下し一定量以上では急激に低下した。他
方、Teを添加したとき、図2に示すように、その添加
量に応じて溶着力が低下することも判明した。かかる図
1、図2による実験結果にて次のことが判明した。Te
の添加量は、2.0重量%以上では、遮断性能が低下し
好ましくないこと、機械的強度の低下も判明したこと、
0.05重量%以下では溶着力が高く耐溶着性の向上が
期待できないこと、をもたらすことである。
量%を用い、他方の電極に同じCu−CrにTeを添加
したものを用いた。ここで、Teを添加したとき、図1
に示すように、その添加量を増加するにつれて遮断性能
が少しずつ低下し一定量以上では急激に低下した。他
方、Teを添加したとき、図2に示すように、その添加
量に応じて溶着力が低下することも判明した。かかる図
1、図2による実験結果にて次のことが判明した。Te
の添加量は、2.0重量%以上では、遮断性能が低下し
好ましくないこと、機械的強度の低下も判明したこと、
0.05重量%以下では溶着力が高く耐溶着性の向上が
期待できないこと、をもたらすことである。
【0015】次に、Cu82重量%、Cr18重量%に
Teを添加した焼結金属にて電極を形成し耐久性の試験
を行なった。図3に示すように可動電極に使用した場合
には耐久性は著しく低下する一方、固定電極に使用した
場合には耐久性の低下がほとんどみられないことが判明
した。すなわち、Te含有電極を固定電極に使用したと
き、例えTe2重量%含有していても2万回の開閉を維
持でき、一方可動電極に使用した場合100回程度した
用いることができない。このわけは、可動側にあっては
往復の衝撃荷重が作用して脆い材料のTeの含有により
破壊しやすく、固定側にあっては、圧縮荷重を受けるの
みであり破壊確率が低いことによる。この結果、Te含
有電極を固定電極とすれば、耐溶着性が向上し、耐久性
を低下させない電極が得られる。
Teを添加した焼結金属にて電極を形成し耐久性の試験
を行なった。図3に示すように可動電極に使用した場合
には耐久性は著しく低下する一方、固定電極に使用した
場合には耐久性の低下がほとんどみられないことが判明
した。すなわち、Te含有電極を固定電極に使用したと
き、例えTe2重量%含有していても2万回の開閉を維
持でき、一方可動電極に使用した場合100回程度した
用いることができない。このわけは、可動側にあっては
往復の衝撃荷重が作用して脆い材料のTeの含有により
破壊しやすく、固定側にあっては、圧縮荷重を受けるの
みであり破壊確率が低いことによる。この結果、Te含
有電極を固定電極とすれば、耐溶着性が向上し、耐久性
を低下させない電極が得られる。
【0016】
【発明の実施の形態】ここで、図4を参照して本発明の
実施の形態につき説明する。図4は真空インタラプタの
断面を示している。図4において、絶縁円筒1の両端に
は固定側と可動側の端板2a,2bが取付けられて真空
容器が構成されるが、この絶縁円筒1内にはシールド3
が配置される。可動側の端板2bにはベローズ4を介し
て可動リード棒5bが気密に貫通され、この可動リード
棒5bの先端部にはCu−Cr焼結体よりなる可動電極
6bが備えられる。他方、固定側の端板2aを気密に貫
通して固定リード棒5aが備えられ、この固定リード棒
5aの先端部には耐溶着性成分を含有する固定電極(C
u−Cr−Te)6aが備えられる。そして、固定電極
6a及び可動電極6bには、複数の円弧放射状スリット
が設けられる。かかる構成において、真空中に可動電極
6bが固定電極6aに対して接触・開離することにより
電流の開閉が行なわれる。
実施の形態につき説明する。図4は真空インタラプタの
断面を示している。図4において、絶縁円筒1の両端に
は固定側と可動側の端板2a,2bが取付けられて真空
容器が構成されるが、この絶縁円筒1内にはシールド3
が配置される。可動側の端板2bにはベローズ4を介し
て可動リード棒5bが気密に貫通され、この可動リード
棒5bの先端部にはCu−Cr焼結体よりなる可動電極
6bが備えられる。他方、固定側の端板2aを気密に貫
通して固定リード棒5aが備えられ、この固定リード棒
5aの先端部には耐溶着性成分を含有する固定電極(C
u−Cr−Te)6aが備えられる。そして、固定電極
6a及び可動電極6bには、複数の円弧放射状スリット
が設けられる。かかる構成において、真空中に可動電極
6bが固定電極6aに対して接触・開離することにより
電流の開閉が行なわれる。
【0017】かかる構造にあって、電極の形成にあたっ
ては、平均粒径8μmのCr粉末と平均粒径40μmの
Cu,Te粉末が用いられる。
ては、平均粒径8μmのCr粉末と平均粒径40μmの
Cu,Te粉末が用いられる。
【0018】〈固定電極6aを形成する場合〉 まず、Cu−Teの混合粉末を得る。 次いでこれにCr粉末を混合し、混合粉末を得る。 混合粉末を60φの金型で圧縮成型する。 成形体を不活性ガス中(真空中など)で、次第に昇温
し、最終的には約1040℃で焼結する。 得られた焼結体に所定の機械加工(放射状の円弧溝、
接触面研削など)して、所望のスパイラル形の固定電極
6aを得る。この場合、スパイラル形に圧縮成型して焼
結する場合には、接触面のみ表面研削することになる。
し、最終的には約1040℃で焼結する。 得られた焼結体に所定の機械加工(放射状の円弧溝、
接触面研削など)して、所望のスパイラル形の固定電極
6aを得る。この場合、スパイラル形に圧縮成型して焼
結する場合には、接触面のみ表面研削することになる。
【0019】〈可動電極の6bを形成する場合〉 Cu−Crの混合粉末を得る。 混合粉末を60φの金型で圧縮成型する。 成形体を不活性ガス中(真空中)などで、次第に昇温
し、最終的には約1040℃で焼結する。 得られた焼結体に所定の機械加工(放射状の円弧
溝、接触面研削など)して、所望のスパイラル形の可動
電極6bを得る。この場合、スパイラル形に圧縮成型し
て焼結する場合には、接触面のみ表面研削することにな
る。
し、最終的には約1040℃で焼結する。 得られた焼結体に所定の機械加工(放射状の円弧
溝、接触面研削など)して、所望のスパイラル形の可動
電極6bを得る。この場合、スパイラル形に圧縮成型し
て焼結する場合には、接触面のみ表面研削することにな
る。
【0020】上述のようにして得られた各電極6a,6
bをリード棒5a,5bの先端部にロウ材(銀ロウ)と
共に載せ、更にその他の真空インタラプタの構成部材を
ロウ材(銀ロウ)と共に仮組立し、真空炉中にてロウ付
け結合して真空インタラプタを得ている。
bをリード棒5a,5bの先端部にロウ材(銀ロウ)と
共に載せ、更にその他の真空インタラプタの構成部材を
ロウ材(銀ロウ)と共に仮組立し、真空炉中にてロウ付
け結合して真空インタラプタを得ている。
【0021】こうして体溶着性成分を含有することによ
り、遮断性能を低下させることがない特性が得られ、ま
た、固定電極のみに耐溶着性成分を含有させることによ
り耐久性が確保される。また、耐溶着性の向上により操
作装置の負担が軽減でき、遮断ばね等操作部分が簡略化
できる。
り、遮断性能を低下させることがない特性が得られ、ま
た、固定電極のみに耐溶着性成分を含有させることによ
り耐久性が確保される。また、耐溶着性の向上により操
作装置の負担が軽減でき、遮断ばね等操作部分が簡略化
できる。
【0022】上述の如く、具体的に固定電極にTeを含
有したCu−Cr焼結金属を用いることにより、多大な
技術的効果が得られるものであるが、製造に際して別の
課題が生じた。すなわち、Cu−Cr−Te電極を用い
て銀ロウ材を用いて真空インタラプタ構成部材を真空ロ
ウ付けした所、絶縁円筒1と固定側端板2a及び可動側
端板2bとの間でロウ付け不良が発生し、真空漏れを生
ずることがあった。この場合、ロウ付け温度は約800
℃以上(銀ロウ材の融点約780℃)で20分間保持
し、ロウ付後の冷却は銀ロウ材が固層となる700℃ま
でを1時間かけて冷却した。
有したCu−Cr焼結金属を用いることにより、多大な
技術的効果が得られるものであるが、製造に際して別の
課題が生じた。すなわち、Cu−Cr−Te電極を用い
て銀ロウ材を用いて真空インタラプタ構成部材を真空ロ
ウ付けした所、絶縁円筒1と固定側端板2a及び可動側
端板2bとの間でロウ付け不良が発生し、真空漏れを生
ずることがあった。この場合、ロウ付け温度は約800
℃以上(銀ロウ材の融点約780℃)で20分間保持
し、ロウ付後の冷却は銀ロウ材が固層となる700℃ま
でを1時間かけて冷却した。
【0023】真空漏れの原因を分析し追求した結果、電
極中のTeが蒸発飛散してロウ材に進入しロウ材の融点
を低下させ液層温度を低下させてしまうことが判明し
た。そして、このために800℃以上で20分間700
℃までの冷却に1時間欠けていたロウ付けによって、溶
融したロウ材が流れて気密ロウ付けに必要な量のロウ材
が前述の接合部分で確保できなくなっていることが判明
した。
極中のTeが蒸発飛散してロウ材に進入しロウ材の融点
を低下させ液層温度を低下させてしまうことが判明し
た。そして、このために800℃以上で20分間700
℃までの冷却に1時間欠けていたロウ付けによって、溶
融したロウ材が流れて気密ロウ付けに必要な量のロウ材
が前述の接合部分で確保できなくなっていることが判明
した。
【0024】このため、低融点金属のTeを含有してい
ても、ロウ材不足を生じない真空ロウ付けできる真空イ
ンタラプタの製造方法を更に発明した。すなわち、図4
に示す真空インタラプタにあって、複数の円弧放射状ス
リットを具備するCu−Crからなる可動電極6bを可
動リード棒5bの先端部に取付け、一方複数の円弧放射
状スリットを具備するCu−Cr−Teからなる固定電
極6aを固定リード棒5aの先端部に取付ける。また、
絶縁円筒1内にシールド3を配置する。更に、絶縁円筒
1の両端に固定側端板2aと可動側端板2bを取付けて
容器を形成するが、この固定側端板2aには気密に固定
リード棒5aを貫通させ、可動側端板2bにもベローズ
4を介して可動リード棒5bを気密に貫通する。
ても、ロウ材不足を生じない真空ロウ付けできる真空イ
ンタラプタの製造方法を更に発明した。すなわち、図4
に示す真空インタラプタにあって、複数の円弧放射状ス
リットを具備するCu−Crからなる可動電極6bを可
動リード棒5bの先端部に取付け、一方複数の円弧放射
状スリットを具備するCu−Cr−Teからなる固定電
極6aを固定リード棒5aの先端部に取付ける。また、
絶縁円筒1内にシールド3を配置する。更に、絶縁円筒
1の両端に固定側端板2aと可動側端板2bを取付けて
容器を形成するが、この固定側端板2aには気密に固定
リード棒5aを貫通させ、可動側端板2bにもベローズ
4を介して可動リード棒5bを気密に貫通する。
【0025】固定側端板2a、可動側端板2bと絶縁円
筒(セラミックス)1との間に銀板ロウ材を介在させ、
他の接合部分に線ロウ材又は板ロウ材を介在させる。上
記構成の真空インタラプタを仮組み立てし、真空炉中に
て加熱し、ロウ付けは温度800℃以上(例840〜8
60℃)にて10分間保持し、ついで銀ロウ材が固層化
する700℃まで30分間で冷却し、その後は真空炉中
にて炉冷却して真空インタラプタを得る。
筒(セラミックス)1との間に銀板ロウ材を介在させ、
他の接合部分に線ロウ材又は板ロウ材を介在させる。上
記構成の真空インタラプタを仮組み立てし、真空炉中に
て加熱し、ロウ付けは温度800℃以上(例840〜8
60℃)にて10分間保持し、ついで銀ロウ材が固層化
する700℃まで30分間で冷却し、その後は真空炉中
にて炉冷却して真空インタラプタを得る。
【0026】上記製法の結果、ロウ材不足によるロウ付
け不良(気密不良の発生)がなくなり、確実に真空気密
ロウ付けを行なうことができた。
け不良(気密不良の発生)がなくなり、確実に真空気密
ロウ付けを行なうことができた。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、次
の効果を有する。 (1) 耐溶着成分を含有させたが、遮断性能を低下さ
せることなく、耐溶着性が向上した真空インタラプタが
得られた。 (2) 固定電極にのみ耐溶着成分を含有させ、可動電
極には含有しなかったので、耐久性が確保できた。 (3) 以上の結果、操作装置の負担を軽減でき、遮断
ばね等の操作部分の簡略化が期待できる。 (4) Cu−Cr電極材料の遮断性能を維持でき、耐
溶着性を向上できた。 (5) ロウ材不足によるロウ付け不良(気密不良の発
生)がなく、確実に気密ロウ付けが行える真空インタラ
プタが得られる。
の効果を有する。 (1) 耐溶着成分を含有させたが、遮断性能を低下さ
せることなく、耐溶着性が向上した真空インタラプタが
得られた。 (2) 固定電極にのみ耐溶着成分を含有させ、可動電
極には含有しなかったので、耐久性が確保できた。 (3) 以上の結果、操作装置の負担を軽減でき、遮断
ばね等の操作部分の簡略化が期待できる。 (4) Cu−Cr電極材料の遮断性能を維持でき、耐
溶着性を向上できた。 (5) ロウ材不足によるロウ付け不良(気密不良の発
生)がなく、確実に気密ロウ付けが行える真空インタラ
プタが得られる。
【図1】遮断性能特性線図。
【図2】溶着力の特性線図。
【図3】開閉寿命の特性線図。
【図4】真空インタラプタの一例の断面図。
6a 固定電極 6b 可動電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西島 陽 東京都品川区大崎二丁目1番17号 株式会 社明電舎内
Claims (7)
- 【請求項1】 一対の固定電極と可動電極とを開閉自在
に備えた真空インタラプタにおいて、 上記固定電極は耐溶着性成分を含有する材料にて形成し
たことを特徴とする真空インタラプタ。 - 【請求項2】 上記耐溶着性成分はTeであることを特
徴とする請求項1記載の真空インタラプタ。 - 【請求項3】 上記固定電極は、Cu−Cr−Teの焼
結金属からなることを特徴とする請求項1記載の真空イ
ンタラプタ。 - 【請求項4】 上記固定電極のTe含有量は、0.05
〜2.0重量%であることを特徴とする請求項2記載の
真空インタラプタ。 - 【請求項5】 耐溶着成分を含有する固定電極と可動電
極とを備えてなる真空インタラプタにおいて、 上記固定電極及び可動電極を仮組立てしロウ付けを行な
うに当り、ロウ材は銀ロウ材を用い、ロウ付け温度は銀
ロウ材の融点以上とし、 ロウ付け温度での保持時間及びその後の冷却時間をCu
−Cr電極を備えた真空インタラプタに対して約1/2
に短縮したことを特徴とする真空インタラプタの製造方
法。 - 【請求項6】 ロウ付けは、温度800℃以上で10分
間の保持時間とした請求項5記載の真空インタラプタの
製造方法。 - 【請求項7】 ロウ付け後の冷却時間は、銀ロウ材が固
層化する700℃まで30分間とする請求項5記載の真
空インタラプタの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30828897A JPH11144575A (ja) | 1997-11-11 | 1997-11-11 | 真空インタラプタ及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30828897A JPH11144575A (ja) | 1997-11-11 | 1997-11-11 | 真空インタラプタ及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11144575A true JPH11144575A (ja) | 1999-05-28 |
Family
ID=17979239
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30828897A Pending JPH11144575A (ja) | 1997-11-11 | 1997-11-11 | 真空インタラプタ及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11144575A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006140073A (ja) * | 2004-11-15 | 2006-06-01 | Hitachi Ltd | 電極および電気接点とその製法 |
| JP2007332429A (ja) * | 2006-06-16 | 2007-12-27 | Mitsubishi Electric Corp | 接点材料及びその製造方法 |
| JP2009076218A (ja) * | 2007-09-19 | 2009-04-09 | Hitachi Ltd | 電気接点 |
-
1997
- 1997-11-11 JP JP30828897A patent/JPH11144575A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006140073A (ja) * | 2004-11-15 | 2006-06-01 | Hitachi Ltd | 電極および電気接点とその製法 |
| JP2007332429A (ja) * | 2006-06-16 | 2007-12-27 | Mitsubishi Electric Corp | 接点材料及びその製造方法 |
| JP2009076218A (ja) * | 2007-09-19 | 2009-04-09 | Hitachi Ltd | 電気接点 |
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| Date | Code | Title | Description |
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Effective date: 20060309 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
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