JPH11144784A - 端子台及び制御盤 - Google Patents

端子台及び制御盤

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JPH11144784A
JPH11144784A JP31078597A JP31078597A JPH11144784A JP H11144784 A JPH11144784 A JP H11144784A JP 31078597 A JP31078597 A JP 31078597A JP 31078597 A JP31078597 A JP 31078597A JP H11144784 A JPH11144784 A JP H11144784A
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terminal
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wiring
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JP31078597A
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Norimasa Sato
憲正 佐藤
Shunji Mori
俊二 森
Minoru Ono
稔 大野
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Hitachi Electric Systems Co Ltd
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Hitachi Electric Systems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】盤内配線の簡素化や配線作業の単純化が図られ
る端子台を提供する。 【解決手段】端子台1aは、盤内機器と盤外機器とで送受
する電気信号を伝達する配線用の端子群(24,25)を有す
る端子台であって、取付板5aの一方の面上に配線空間10
を介して取り付けられた盤内機器のための第1の端子台
2bと、盤外機器のための第2の端子台2cとから構成さ
れ、複列の該端子台2b,2cの端子群(24,25)を利用して、
配線空間10にて電気信号のメッセージ交換を可能とする
メッセージ交換電線7Dを設けられるので、盤内配線の簡
素化や配線作業の単純化が図られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種配電盤に使用
される端子台および端子台を備える制御盤に関する。
【0002】
【従来の技術】各種プラント(火力プラントや上下水道
プラントなど)を制御する従来プラント制御システム
は、例えば、図22に示すように、プラント機器92と、
該プラント機器に対応したセンサ93及びアクチュエータ
94と、これらのセンサ及びアクチュエータを介してプラ
ント機器の制御,保護及び操作,監視機能などを有する
制御盤91と、他の制御盤72とから構成され、運転されて
いる。
【0003】そして、制御盤91は、 プラント機器の異
常を監視する故障表示器95a,プラント機器を制御する
制御器95b,保護装置95c,操作器95d(含む操作場所スイ
ッチと操作スイッチと状態表示灯)等からなる盤内機器
と、端子台96と、 盤内機器と端子台を接続する盤内配
線97とを含み構成されている。 該端子台96は、センサ9
3,アクチュエータ94等からなる盤外機器及び他の制御盤
72からの信号を盤外ケーブル12Aや他の盤外ケーブル12
Bを介して、盤内機器に中継するものとして採用されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術の制御盤91には、プラント機器の運転や制御に必
要とする信号のメッセージ交換は、それぞれの盤内機器
間を結ぶ個々の盤内配線で行われていて、前述の盤内配
線が非常に複雑となっている点に問題がある。また、盤
内機器の個々の配線に変更や修理の必要が生じた場合
は、通常は盤内の制御電源を切り、盤内機器の各端子部
に電圧が印加されていない状態として作業を行うが、制
御盤91に繋がっている盤外機器または他の制御盤72との
取り合い制御電源までを切ることができない場合があ
る。この様な場合に備えて、従来技術の端子台96は、線
路1本毎に開閉路を形成することができる断路形の端子
台が採用されていた。しかし、線路毎の回路切離し作業
となることから、作業終了後に開路または閉路した個所
を元に戻す操作を忘れプラント機器の運転に支障を来た
すことがあるという点に問題がある。
【0005】さらに、盤外ケーブルは制御盤内に計画的
に配置された端子台の盤外側端子部に接続されるので、
制御盤が正規据付状態になければ端子台への盤外ケーブ
ルの接続作業ができない、即ち、盤外作業を併行するこ
とができないという所にも問題があった。
【0006】従って、本発明の目的は、盤内配線の簡素
化や配線作業の単純化が図られる端子台を提供すること
にある。また、他の目的は、取り合い先の盤外機器また
は他の制御盤の制御電源の切断を可能とし補修作業を容
易にする端子台を提供することにある。さらに、本発明
の別の目的は、制御盤が正規据付状態になくても盤外ケ
ーブルとの接続作業(盤外作業)を可能とする端子台を提
供することにある。そして、本発明のもう一つ別の目的
は、受注生産の対応性に優れ、また、現地での保守・点
検作業が容易であり、また、盤内・盤外作業の分離独立
が可能となる制御盤を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する端子
台は、盤内機器と盤外機器とで送受する電気信号を伝達
する配線用の端子群を有する端子台であって、前記端子
台は、取付板の一方の面上に配線空間を介して取り付け
られた前記盤内機器のための第1の端子台と、前記盤外
機器のための第2の端子台とから構成されるものであ
る。
【0008】そして、前記第1の端子台または前記第2
の端子台のうちの少なくとも一方の該端子台は、一括開
閉機能を有するツーピース形端子台であることが望まし
い。また、取付板は、前記第1の端子台の端子群と前記
第2の端子台の端子群の間を接続し前記電気信号のメッ
セージ交換を可能とするメッセージ交換電線を有するプ
リント基板であることが好ましい。さらに、前記メッセ
ージ交換電線は、前記第1の端子台側端子の一端子と前
記第2の端子台側端子の一端子とを一対一で接続するプ
リントパターンを有することが良い。
【0009】一方、本発明による制御盤の特徴は、電気
信号を入出力するための複数個の端子を有する盤内機器
と、盤外機器と遣り取りする前記電気信号を前記盤内機
器に伝達するための端子群を有する端子台と、前記各盤
内機器側端子と前記端子台側端子群の間を接続し前記電
気信号のメッセージ交換を可能とするメッセージ交換電
線を含む盤内配線とを備える制御盤であって、前記端子
台は、分割した盤内機器用端子台と盤外機器用端子台と
を有し、前記盤内機器用端子台の端子群と前記盤外機器
用端子台の端子群との間に前記メッセージ交換電線を有
し、前記盤内機器用端子台は、前記盤内配線の一本一本
を前記盤内機器側端子の一端子と当該盤内機器用端子台
側端子の一端子とに一対一で接続することが可能な端子
数を有している点にある。
【0010】また、他の特徴は、電気信号を入出力する
ための複数個の端子を有する盤内機器と、盤外機器と遣
り取りする前記電気信号を前記盤内機器に伝達するため
の端子群を有する端子台と、前記各盤内機器側端子と前
記端子台側端子群との間を接続する盤内配線とを備える
制御盤において、前記端子台は、一括開閉機能を有する
ツーピース形端子台であるところにある。
【0011】本発明によれば、複列の端子台の両端子台
間でメッセージ交換をするので、盤内配線の簡素化や配
線作業の単純化が図られる。同時に、盤内・外作業の分
離独立が可能となり、制御盤の生産性の向上に結び付く
ものである。また、端子台がツーピース形であれば、制
御盤における盤内・盤外作業の分離独立が図られる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。まず、本発明の実施
の形態としての本発明による第1実施例の端子台につい
て図1,図2を参照して説明する。図1に示す第1実施
例の端子台としてのメッセージ交換端子台1aは、 盤内
機器のための第1の端子台としての単一形端子台2b
と、 盤外機器のための第2の端子台としての単一形端
子台2cと、両端子台を取り付ける取付板5aとから構成
される。なお、以下の説明において、本発明による端子
台をメッセージ交換端子台とも呼称する。
【0013】即ち、メッセージ交換端子台1aは、 取
付板5aの一方の面上に第1の単一形端子台2bと 第2
の単一形端子台2cとを並設したものであって、両端子
台(即ちそれぞれの配線端子)間に、 必要に応じてフレ
キシブルにメッセージ交換するためのメッセージ交換電
線7C、7Dを 後から配線可能とする配線空間10を有し
ている構成である。尚、図中に二点鎖線で示したメッセ
ージ交換電線7C、7Dは、後からの配線作業で、単一形
端子台2bの隣接配線端子25と単一形端子台2cの配線端
子24との間に結線される信号交換線を示すものである。
【0014】そして、上記メッセージ交換端子台1aに
用いられる単一形端子台2b,単一形端子台2cは共に、
図2に示すような構造の端子台であって、同一構造であ
り、カバー23と、複数の配線端子24及び隣接配線端子25
からなる対端子が隣接し列を形成している端子群列と、
該端子群列の対端子の数と同数であって端子同士を電気
的に接続する導体26と、本体27及び台座28とから構成さ
れる。即ち、対端子を成す配線端子24と隣接配線端子25
とは、導体26によって電気的に予め接続されている。ま
た、図2(b)に示す配線端子24a,24b,24cの隣接す
る対端子同士は電気的に絶縁されている。尚、本第1実
施例に示した単一形端子台2b,2cは、各配線端子24,
各隣接配線端子25のネジを締結して配線する形式の端子
であるが他の形式の端子でも可である。
【0015】そして、本第1実施例のメッセージ交換端
子台1aの利点は、どの様な機種や形状の需要にも応じ
られ速やかな生産対応を取ることができる点にある。従
って、少数多種受注生産である制御盤のメッセージ交換
端子台には好適である。なお、上記実施例では、盤内機
器のための第1の端子台としての単一形端子台2bと、
盤外機器のための第2の端子台としての単一形端子台2
cとして説明したが、 逆の盤外機器のための単一形端
子台2cと盤内機器のための単一形端子台2bであっても
可であること、 即ち、限定している訳ではないことは
言うまでもなく、以下の全ての実施例においても同様に
解釈できるものとする。
【0016】次に、本発明による第2実施例ならびに第
3実施例の端子台について、図3,図4を参照して説明
する。図3に示す第2実施例のメッセージ交換端子台1
bは、単一形端子台2bと、単一形端子台2cと、取付板
5aと、1対1接続モードを形成する複数本の第1のメ
ッセージ交換線としてのメッセージ交換電線30と、AND・
OR接続モードを形成するための複数本の第2のメッセー
ジ交換線としてのメッセージ交換電線8cとから構成さ
れる。
【0017】即ち、 メッセージ交換端子台1bは、 取
付板5a上に並設された単一形端子台2bと、単一形端子
台2cとにおいて、相対する各々の配線端子間に、即
ち、図3に示す例では、単一形端子台2bの隣接配線端
子25と、該隣接配線端子25に相対する単一形端子台2c
の配線端子24との間で、1対1の接続モードを形成する
ための複数本のメッセージ交換電線30が予め配線されて
いる。且つ、単一形端子台2bの対端子の一方の隣接配
線端子25と隣接する他方の隣接配線端子25との間におい
て、ANDまたはOR回路として用いられるようにAND・
OR接続モードを形成するための複数本のメッセージ交換
電線8cが予め配線されている構成である。
【0018】即ち、本第2実施例の第1実施例のメッセ
ージ交換端子台1aとの違いは、メッセージ交換端子台1
bでは、 メッセージ交換するのためのメッセージ交換
電線30,8cを配線空間10に予め配線している点にある。
このようなメッセージ交換電線30,8cは、例えば、少数
多種受注生産の制御盤の主機種のメッセージ交換が共通
している部分に対して予め配線されるものである。
【0019】上記第2実施例のメッセージ交換端子台1
bの特徴は、少数多種受注生産である制御盤の中でも、
メッセージ交換部分が特定されている主機種の繰り返し
生産に対応する点と、主機種に対して少し変更追加のあ
る機種の生産に対して、あるいは、補修時に対しては、
予め配線されているメッセージ交換電線30,8cをそのま
ま取り外さないで流用し、追加変更される部分のメッセ
ージ交換を予め余裕をもって空けている(換言すれば、
意図して積極的に遊ばせている)配線端子24及び隣接配
線端子25からなる対端子を使って対応する点にある。
【0020】図3の例では、図面の上から数えた8番目
と9番目の、単一形端子台2bの配線端子24,隣接配線
端子25と、メッセージ交換電線30と、単一形端子台2c
の配線端子24,隣接配線端子25とに相対する。さらに、
下から数えた1番目や2番目の、単一形端子台2bの配
線端子24,隣接配線端子25と、単一形端子台2cの配線
端子24,隣接配線端子25とに相対する。
【0021】そして、予め配線されているメッセージ交
換電線30,8cを取り外さないので、変更作業や補修作業
に伴う誤配線や締め付け不足などが回避できる利点があ
る。すなわち、従来技術のように一個の端子台であれ
ば、既配線のメッセージ交換電線30,8cを端子から必ず
取り外すことになり、復元時の誤配線や締め付け不足に
不安が残る。これに対し、本実施例では、単一形端子台
2b,2cに、配線端子24と隣接配線端子25とを導体26に
よって導通し、遊ばせている配線端子24及び隣接配線端
子25からなる対端子があるので、特に、メッセージ交換
電線30でメッセージ交換をし易くしているので、上記の
メッセージ交換の変更追加や補修に対して使い易いもの
となっている。換言すれば、メッセージ交換の設計自由
度や生産対応のフレキシブル性があるということにな
る。
【0022】図4に示す第3実施例のメッセージ交換端
子台1b'は、 単一形端子台2bと、単一形端子台2c
と、取付板5aと、1対1接続モードを形成している複
数本の第1のメッセージ交換線としてのメッセージ交換
電線30と、AND・OR接続モードを形成している複数本の第
2のメッセージ交換線としてのメッセージ交換電線8c
と、後からの短絡が自在に可能である短絡可能端子3a
を交換電線の途中に有して1対1接続モードを形成して
いる2本以上の第3のメッセージ交換線としてのメッセ
ージ交換電線31と、から構成される。なお、短絡するた
めには2本以上の交換線が必要である。
【0023】即ち、メッセージ交換端子台1b'は、第2
実施例のメッセージ交換端子台1bと同様に、取付板5a
上に並設された単一形端子台2bと、単一形端子台2cと
において、1対1の接続モードを形成するための複数本
のメッセージ交換電線30とAND・OR接続モードを形成する
ための複数本のメッセージ交換電線8cとが予め配線さ
れている。尚、第3実施例のメッセージ交換電線8cの
配線位置は、第2実施例のメッセージ交換電線8cとは
異なり、単一形端子台2bの対端子の一方の配線端子24
と該一方に隣接する他方の配線端子24との間である。配
線端子24と隣接配線端子25とが導体26によって導通され
ているので、メッセージ交換作業がし易いものとなって
いる。
【0024】一方、メッセージ交換端子台1b'は、メッ
セージ交換電線30のほかに、予め配線された2本以上の
メッセージ交換電線31を有している。即ち、メッセージ
交換電線31は、メッセージ交換電線30と類似種の交換線
であり、メッセージ交換電線30の途中の適宜の位置に短
絡可能端子3aを有する構造のものである。 従ってメッ
セージ交換電線31も、単一形端子台2bの隣接配線端子2
5と単一形端子台2cの配線端子24の間において1対1の
接続モードを形成するものである。
【0025】上記短絡可能端子3aは、該短絡可能端子3
aに渡り線としての短絡線3b(図3に破線で示したも
の)を後から結合することによって、メッセージ交換電
線31の間を短絡することができるように構成されている
ものである。例えば、短絡可能端子3aは、短絡線3bの
両端に接続したピン形状端子が差し込まれて短絡するこ
とができる孔形状端子である。また、短絡可能端子3a
は、リレー取付端子であり、短絡線3bは、該リレー取
付端子に接続される短絡線を有する短絡リレー(後述す
る第9実施例のリレー15に相当するもの)であっても可
である。
【0026】そして、本第3実施例のメッセージ交換端
子台1b'の利点は、第2実施例のメッセージ交換端子台
1bの利点に加えて、活きている電源回路を有する制御
盤の修理作業が容易になる点がある。この詳細なる説明
については後述する。
【0027】次に、本発明による第4実施例の端子台に
ついて、図5,図6及び図7を参照して説明する。図5
に示す第4実施例のメッセージ交換端子台1cは、第1
の端子台としてのコネクタ形端子台4bと、第2の端子
台としてのコネクタ形端子台4cと、両端子台を取り付
ける取付板6aとから構成される。
【0028】即ち、メッセージ交換端子台1cは、図2
に示した単一形端子台2b,2cの代わりに、図6,図7
に示すようなコネクタ形端子台4bとコネクタ形端子台4
cとを取付板6a上に、両側に振り分けて搭載し、必要
に応じて後から両端子台の間にメッセージ交換電線を配
線することによって、フレキシブルなメッセージ交換機
能を果たせることができる配線空間10を、両端子台間に
形成している構成である。なお、本第4実施例のメッセ
ージ交換端子台1cの場合では、絶縁材からなる取付板6
aの裏面から突き出している接続端子48に、図中に二点
鎖線で示したメッセージ交換電線9C,50が後から結線
される構成である。
【0029】図6は、本発明による一実施例のコネクタ
形端子台を示す外観図である。図7は、図6のコネクタ
形端子台の断面を示す図である。 図6,図7におい
て、上記メッセージ交換端子台1cに用いたコネクタ形
端子台(4b,4c)は、上下に電気的接続の脱着が自在な
形式のもの、換言すれば、一括開閉機能を有するツーピ
ース形端子台である。尚、前述の単一形端子台2b,2c
は、このツーピース形端子台に対比した表現である。
【0030】そして、このコネクタ形端子台(4b,4c)
は、可動側のヘッダ41と固定側のソケット42とから構成
され、ヘッダ41は、クリップ43a,43bと該クリップ43
a,43bと電気的にそれぞれ導通している配線端子44a,
44bとの端子群列を保持した構造の上側端子台であり、
ソケット42は、刃形端子45a,45bの端子群列を保持し
た構造の下側端子台である。 すなわち、 ヘッダ41とソ
ケット42は、通常はヘッダ/ソケット固定ねじによって
締め付けられて着状態(電気接続状態)となっているが、
必要に応じてクリップ43a,43bを刃形端子45a,45bか
ら抜いて、脱状態(非電気接続状態)とすることができる
構造である。即ち、一括開閉機能を有するツーピース形
端子台の構造である。
【0031】そして、刃形端子45a,45bの一方端(図示
の下部端)は取付板6aに固定され他方端(図示の上部端)
はクリップ43a,43bに差し込まれて 他方端の該刃形端
子45a,45bをクリップ43a,43bに電気的に導通する構
造となっている。なお、刃形端子45の取付板6aに固定
される側の一方端(下部端)は、(1)前述の図5の二点鎖
線で示したようなメッセージ交換電線9C,50が後から
結線される端子構造に、または、(2)後掲する図8よう
なプリント基板の電気端子に接続される端子構造に構成
されている。さらに、全ての配線端子44(44a,44bな
ど)は互いに電気的に絶縁されている。前列の配線端子4
4と後列の配線端子44とに段差があるのは、全ての配線
端子44と盤外ケーブルや盤内配線との接続を容易にする
ためである。
【0032】上記のような電気接続の脱着自在なコネク
タ形端子台4b,4cを具備するメッセージ交換端子台1
cであれば、 可動側のヘッダ41を一括して固定側のソ
ケット42から取り外すことによって、盤外側ケーブルや
盤内配線との結線作業を、メッセージ交換端子台1cの
配線作業から分離独立させることができる。具体的に
は、プラント制御システムを構築するときに、盤外機器
における盤外側ケーブルとコネクタ形端子台4cのヘッ
ダ41の結線作業(以下、盤外作業)と、メッセージ交換端
子台1cにおけるメッセージ交換配線作業(以下、端子台
作業)と、盤内機器における盤内配線とコネクタ形端子
台4bのヘッダ41の結線作業(以下、盤内作業)とを、並
行して行うことができる。これは、プラント構築の工期
の短縮という効果に繋がる。また、メッセージ交換端子
台1cを、電源回路や制御回路上から必要に応じて一括
して分離・絶縁することができることになり、盤外や盤
内の修理作業などを遣り易くすること結び付く効果もあ
る。従って、 本第4実施例のメッセージ交換端子台1c
は、第1実施例と同様に少数多種受注生産に対応できる
という利点の以外に、さらに、制御盤などの修理作業が
容易になる利点もある。
【0033】次に、本発明による第5実施例ならびに第
6実施例の端子台について、図8,図9を参照して説明
する。図8に示す第5実施例のメッセージ交換端子台1
dは、第1の端子台としてのコネクタ形端子台4bと、
第2の端子台としてのコネクタ形端子台4cと、両端子
台を取り付ける取付板5bと、1対1接続モードを形成
している複数本の第1のメッセージ交換線50と,AND・OR
接続モードを形成している複数本の第2のメッセージ交
換線9Cと,を所定のモードのパターンで予めプリント
配線してなるプリント基板6bと、から構成される。従
って、コネクタ形端子台4b及びコネクタ形端子台4cが
保有する前述の刃形端子45のそれぞれの一方端(下部端)
は、 取付板5bに支持されているプリント基板6bに固
定されて、下部端の刃形端子45とプリント配線の各メッ
セージ交換線とは電気的に接続されている構成である。
【0034】即ち、メッセージ交換端子台1dは、取付
板5bに保持されているプリント基板6bの一方の面上
に、前述の第4実施例と同種の第1のコネクタ形端子台
4bと第2のコネクタ形端子台4cとを、配線空間10を隔
てて両側に振り分けて搭載し、各々のコネクタ形端子台
の相対するソケット42の下部端の刃形端子45間を、プリ
ント基板6b上の意図したパターンの、例えば、1対1
接続モードで接続するメッセージ交換電線50(破線図示)
と、メッセージ交換電線50の線路間をAND・OR接続モード
で接続するメッセージ交換電線9c(破線図示)で結線し
たメッセージ交換電線51とから成るプリント配線で、予
め接続したものである。換言すれば、取付板としてのプ
リント基板6bは、第1の端子台の端子群と第2の端子
台の端子群の間を接続し電気信号のメッセージ交換を可
能とするメッセージ交換電線50,9cを有するものであ
る。 尚、プリント基板6bのプリント配線(の接続モー
ド)は、繰り返し生産される主機種のメッセージ交換が
共通している部分に対して為されることが、製作上から
好ましいと言える。
【0035】そして、本第5実施例のメッセージ交換端
子台1dの利点は、第2実施例の利点とほぼ同じであ
り、少数多種受注生産の制御盤の主機種の繰り返し生産
に対応できる点と、主機種に対して少し変更追加のある
機種の生産に対応できる点と、盤外作業や盤内作業の並
行作業が可能になる点と、さらに、制御盤などの修理作
業が容易になる点にある。
【0036】尚、 図8に示す第5実施例のメッセージ
交換端子台1dでは、全ての配線端子44は互いに電気的
に絶縁されているので、予め意図して遊ばせたコネクタ
形端子台4bの隣接する配線端子(44a,44b)同士とコネ
クタ形端子台4cの隣接する配線端子(44a,44b)同士と
を、プリント基板6bのプリント配線の1対1接続モー
ド線55にて導通した状態の端子群列として用意しておく
ことが望ましい。この1対1接続モード線55によって刃
形端子45a,45bを接続して、予め意図して遊ばせたコ
ネクタ形端子台4bの隣接する配線端子(44a,44b)同士
とコネクタ形端子台4cの隣接する配線端子(44a,44b)
同士とを導通した状態の端子群列は、第1実施例の単一
形端子台2b,2cの対端子を成す配線端子24と隣接配線
端子25とを導体26によって導通した状態の端子群列に相
当する。
【0037】したがって、コネクタ形端子台4bやコネ
クタ形端子台4cに、上記のような導通した状態の端子
群列を「1対1接続モード線55を必要な本数だけ設ける」
ことによって実現し、別の渡り線を追加することなく配
線端子同士の結線によるメッセージ交換が可能となり、
追加変更の対応が容易になる利点がある。
【0038】図9に示す第6実施例のメッセージ交換端
子台1d'は、第1の端子台としてのコネクタ形端子台4
bと、第2の端子台としてのコネクタ形端子台4cと、
両端子台を取り付ける取付板5bと、1対1接続モード
を形成している複数本の第1のメッセージ交換線50と,
AND・OR接続モードを形成している複数本の第2のメッセ
ージ交換線9Cと,後からの短絡が自在に可能である短
絡可能端子3aをプリント配線の途中に有して1対1接
続モードを形成している2本以上の第3のメッセージ交
換線としてのメッセージ交換電線51と,を所定のモード
のパターンで予めプリント配線してなるプリント基板6
cと、から構成される。
【0039】本実施例の場合は、コネクタ形端子台4b
及びコネクタ形端子台4cが保有する前述の刃形端子45
のそれぞれの下部端は、取付板5bに支持されているプ
リント基板6cに固定されて、下部端の刃形端子45とパ
ターンプリント配線の上記3種類のメッセージ交換線と
は電気的に接続されている構成である。
【0040】即ち、メッセージ交換端子台1d'は、取付
板5bに保持されているプリント基板6c上に、コネクタ
形端子台4bとコネクタ形端子台4cとを並設し、各々の
コネクタ形端子台の相対するソケット42の下部端の刃形
端子45間を、1対1接続モードのメッセージ交換電線50
(破線図示)と,AND・OR接続モードのメッセージ交換電線
9c(破線図示)と,短絡可能端子3aを有する1対1接続
モードのメッセージ交換電線51とからなるプリント配線
でもって予め接続する。 尚、 短絡可能端子3aは、後
から任意に短絡させることができる短絡線3bで、修理
作業などの必要に応じて短絡させられることになる。本
第6実施例のメッセージ交換端子台1d'の利点は、前述
の第3実施例および第5実施例の利点を加えたものに相
当する。
【0041】次に、本発明による第7実施例の端子台に
ついて図10を参照して説明する。図10に示す第7実
施例のメッセージ交換端子台1fは、 第1の端子台とし
ての単一形端子台2fと、第2の端子台としてのコネク
タ形端子台4cと、両端子台を取り付ける取付板を兼用
しているプリント基板6fとから構成される。 第
7実施例の単一形端子台2fは、第1実施例の単一形端
子台2bとは少し異なり、 メッセージ交換線50としてプ
リント基板6fに設けられているプリント配線に直接的
に電気接続できる刃形端子を、 当該単一形端子台2fの
下部端に有する形式のものである。いわゆる、プリント
基板用の単一形端子台である。
【0042】そして、メッセージ交換端子台1fが制御
盤に用いられる場合であれば、 ヘッダ41とソケット42
とが分離するコネクタ形端子台4cの配線端子44に、 盤
外ケーブルが接続される。即ち、盤外機器における盤外
側ケーブルとコネクタ形端子台4cのヘッダ41の盤外作
業を、メッセージ交換端子台1fの端子台作業および該
メッセージ交換端子台1fを用いる制御盤の盤内作業か
ら分離させて、 盤外作業の並行作業を確保する点に特
徴がある。
【0043】ところで、一般的なプラント制御システム
には、 100台位の盤外機器が設置され、平均20個の端子
台が各盤外機器毎にあるので、計2000個の端子台があ
る。従って、本実施例のコネクタ形端子台4cを採用
し、 取り外したコネクタ形端子台4cのヘッダ41の2000
個を プラント制御システムが構築される現地に送付し
て、盤外作業を先行しておけば、工期の短縮に結び付け
ることができる。なお、端子台作業と盤内作業は、同所
同時作業であることが多いので、少なくとも盤外作業に
関わる側の端子台を、コネクタ形(または、ツーピース
形)端子台にすることが望ましいと言える。そして、本
第7実施例のメッセージ交換端子台1fの他の利点は、
第5実施例と同じである。
【0044】次に、本発明による第8実施例の端子台に
ついて図11を参照して説明する。図11に示す第8実
施例のメッセージ交換端子台1eは、図8に示す第5実
施例の第1のコネクタ形端子台4bと第2のコネクタ形
端子台4cの中央に、同じ種類の第3のコネクタ形端子
台4dを配置したものである。 これ
らは、取付板5cに保持されるプリント基板6d上に搭載
され、コネクタ形端子台(4b,4c,4d)の相対する各々
のソケット部(固定側)端子間をプリント基板6d上のモ
ードで1対1にメッセージ交換電線60,61(破線図示)の
プリント配線でもって予め接続する。また、第5実施例
のメッセージ交換端子台1dと同様に、予め意図して積
極的に遊ばせているコネクタ形端子台4bの隣接する配
線端子(44a,44b)同士、及びコネクタ形端子台4cの隣
接する配線端子(44a,44b)同士、更にコネクタ形端子
台4dの隣接する配線端子(44a,44b)同士を、プリント
基板6dのプリント配線の1対1接続モード線55にて導
通しておくことが、メッセージ交換作業を容易にする
点、換言すれば、メッセージ交換にフレキシブル性を持
たせるという点から望ましいと言える。
【0045】すなわち、メッセージ交換端子台1eの中
央に第3のコネクタ形端子台4dを設けた構成は、該端
子台4dのヘッダ41の配線端子44の隣接する各端子(44
a,44b)同士間において、プリント基板6dのプリント
配線によるメッセージ交換以外に前述の第5実施例に示
したようなメッセージ交換電線9cの交換機能を持たせ
ることもできると同時に、短絡可能端子3aの短絡機能
を持たせることも可能である。換言すれば、コネクタ形
端子台4dのそれぞれの配線端子44の意図して遊ばせた
複数の配線端子44(好ましくは、プリント基板6dのプリ
ント配線によって所定のモードで導通させられている該
配線端子44)を利用して、メッセージ交換あるいは短絡
することによって、(1)主機種に対して少し変更追加の
ある機種の生産に対応できる点、(2)活きている電源回
路を有する制御盤の修理作業が容易になる点などの利点
が得られる。
【0046】次に、本発明による第9実施例の端子台に
ついて図12を参照して説明する。図12に示す第9実
施例のメッセージ交換端子台1gは、 第5実施例の変形
例であって、 メッセージ交換のために作動するリレー1
5がプリント基板6gに取り付けられるようにしたもので
ある。他の構成は、第5実施例のメッセージ交換端子台
1dの構成と同じものであるので、説明は省略する。 な
お、本リレー15を前述した短絡リレーとすることが可能
である。
【0047】次に、本発明による第10実施例の端子台
について、図13,図14,図15を参照して説明す
る。図13に示す第10実施例のメッセージ交換端子台
1hは、 第1の端子台としてのコネクタ形端子台4b
と、 第2の端子台としての単数または複数のツーピー
ス形コネクタ(分割形コネクタ(可動側)17と 分割形コネ
クタ(固定側)18とから構成されるもの)と、両端子台を
取り付ける取付板5hと、1対1接続モードを形成して
いる複数本の第1のメッセージ交換線とAND・OR接続モー
ドを形成している複数本の第2のメッセージ交換線とを
所定のモードのパターンで予めプリント配線してなるプ
リント基板6hと、から構成される。
【0048】即ち、メッセージ交換端子台1hは、第5
実施例のコネクタ形端子台4cの代わりに、盤内配線や
盤外ケーブルを電源回路等から一括して分離・絶縁でき
る機能を有する分割形コネクタ(可動側)17と分割形コネ
クタ(固定側)18( 即ち、ツーピース形のコネクタ)を端
子台として用いたものである。分割形コネクタ(17,18)
は図14,図15に示すものであり、一般に良く知られ
ているプリント基板用のコネクタ(または、カプラ)であ
る。換言すれば、分割形コネクタ(可動側)17と分割形コ
ネクタ(固定側)18からなるツーピース形コネクタは、一
括開閉機能を有するツーピース形端子台である。なお、
図14,図15の分割形コネクタ(可動側)17と分割形コ
ネクタ(固定側)18の説明は省略する。本第10実施例の
メッセージ交換端子台1hにおいても、第5実施例のメ
ッセージ交換端子台1dと同じの利点が得られる。
【0049】次に、本発明による端子台を適用した実施
例の制御盤について説明する。本発明による第1実施例
のメッセージ交換端子台1aを適用した 一実施例の制御
盤71について、図16を参照して説明する。図16に示
す第1の実施例の制御盤71は、 メッセージ交換端子台1
aと、複数本の接続線7D及び渡り線7Cと、プラント用
モータの起動や停止に係る操作場所スイッチ74と操作ス
イッチ75と状態表示灯76などの盤内機器と、メッセージ
交換端子台1aと各盤内機器とを接続する複数本の盤内配
線7Eとを含み構成される。そして、本実施例の制御盤7
1は、メッセージ交換配線作業と盤内機器製作ライン作
業とが別々に行われて製作されるものである。
【0050】即ち、一方のメッセージ交換配線作業は、
次のようにして行われる。図16に示すような展開接続
配線図を用いて、制御盤71が必要とする操作回路のメッ
セージ交換の信号を遣り取りする一部として各接続線7
D及び各渡り線7Cが、取付板5a上に設けられた単一形
端子台2bと単一形端子台2cの端子間および個々の端子
台の隣接する端子間に接続線7D及び渡り線7Cの無い状
態のメッセージ交換端子台1aの、単一形端子台2bの隣
接配線端子25と単一形端子台2cの配線端子24との所定
の端子間と、単一形端子台2cの配線端子24同士の端子
間とに結線される。
【0051】すなわち、制御盤71に設けられたメッセー
ジ交換端子台1aでは、単一形端子台2bの外側の配線端
子24に盤外ケーブル7Aを引き込み、単一形端子台2bと
単一形端子台2cの内側の隣接配線端子25,配線端子24の
間にメッセージ交換電線7D(即ち、接続線7D)を接続
する。そして、制御盤71が必要とするAND・OR回路
構成は、単一形端子台2cの内側の配線端子24の隣り合
う端子間でのメッセージ交換電線7c(即ち、渡り線7C)
によって形成される。
【0052】他方の盤内機器製作ライン作業は、操作場
所スイッチ74と操作スイッチ75と状態表示灯76の各端子
の一つ一つに盤内配線7Eの1本ずつが、図示例では、
12本の盤内配線7Eが結線される。この場合、12本
の盤内配線7Eには対応する単一形端子台2cの隣接配線
端子25の端子番号が付されている。例えば、操作場所ス
イッチ74の番号4の端子には単一形端子台2cの隣接配
線端子25の番号1の端子が結線され、状態表示灯76の番
号4の端子には単一形端子台2cの隣接配線端子25の番
号14の端子が結線されて、かつ、それぞれの盤内配線7
Eには、端子番号1と端子番号14が対応して付けられる
ことになる。
【0053】換言すれば、メッセージ交換端子台1aの
盤内機器用端子台としての単一形端子台2cは、盤内配
線7Eの一本一本を盤内機器側端子の一端子と当該盤内
機器用端子台側端子の一端子とに一対一で接続すること
が可能な端子数の隣接配線端子25(即ち、対端子の群列)
を、具体的には、図示例の盤内機器側端子数の合計12
個と同数か、または、合計12個以上の数の対端子を有
している構成にするところに、本発明によるメッセージ
交換端子台1aとしての、並びに該メッセージ交換端子
台1aを備える制御盤71としての特徴がある。更には、
必要に応じて、追加変更されるメッセージ交換に応じら
れるように、予め余裕をもって遊ばせて置いた配線端子
24及び隣接配線端子25からなる対端子を有している構成
にも特徴がある。
【0054】従って、上記メッセージ交換端子台1aを
採用した制御盤71では、どの様なメッセージ交換の要求
にも応じられて速やかな生産対応を取ることができると
同時に、制御盤のメッセージ交換配線作業と盤内機器製
作ライン作業(盤内配線作業)とを、別々に切り離して行
うことができるので、汎用性と生産性に富むものである
と言える。また、現地でのメッセージ交換配線の変更作
業を含み手軽に行われるものでもある。
【0055】次に、本発明の第3実施例のメッセージ交
換端子台1b'を適用した第2の実施例の制御盤71につい
て、図17を参照して説明する。図17に示す第2の実
施例の制御盤71は、メッセージ交換端子台1b'と、複数
本のメッセージ交換電線30,31及びメッセージ交換電線
8Cと、操作場所スイッチ74と操作スイッチ75と状態表
示灯76などの盤内機器と、メッセージ交換端子台1b'と
各盤内機器とを接続する複数本の盤内配線8Dとを含み
構成される。
【0056】そして、本実施例の制御盤71においても、
前述の図16に示す第1の制御盤71と同様に、(1)盤内
機器の各端子の一つ一つに盤内配線8Dの1本ずつを結
線するために、(2)メッセージ交換端子台1b'は盤内機
器の各端子との間の一対一の端子接続対応ができる数の
隣接配線端子25(即ち、対端子の群列)を有し、(3)追加
変更されるメッセージ交換に応じられるように、予め余
裕をもって遊ばせてた配線端子24及び隣接配線端子25か
らなる対端子を有している構成になっている。従って、
メッセージ交換配線作業と盤内配線作業との分離による
制御盤の生産性の向上、フレキシブル性を有するメッセ
ージ交換端子台1b'による制御盤の生産対応の向上が図
られる。
【0057】一方、前述の図16に示す第1の制御盤71
では、補修時に隣接配線端子25の接続線7Dを一旦取外
し再締め付けするためには、例えば、コントロールセン
ター73内の電源母線1を切らない状態で、制御盤71とコ
ントロールセンター73間の電源絶縁を図る必要が生じる
が、コントロールセンター73内の端子台79、または他の
制御盤72の端子台78、または制御盤71のメッセージ交換
端子台1aで、盤外ケーブル7Aまたは7bのいずれかによ
る活線状態での取り外し作業を余儀なくされるという欠
点が残っている。これに対して本第2の制御盤71におい
ては、メッセージ交換電線31に設けた短絡可能端子3a
に短絡線3bを併用することによって、上記の欠点を解
消することができる。
【0058】すなわち、本実施例の制御盤71において、
コントロールセンター73内の電源母線1,3を切れない
状態で電源絶縁を図りたい、上記のような活線取り外し
作業を回避したい時は、まず、コントロールセンター73
内電磁接触器88の自己保持回路を構成する、前記電磁接
触器の自己補助接点88a1及び88a2と、電源母線1に相
当するメッセージ交換電線31中の短絡可能端子3a(端子
番号1と10に接続している)との線路間を、短絡線3bに
よって短絡する。次に、短絡することによって電磁接触
器の自己保持回路が落ちることがなくなり、盤内配線8
Dをメッセージ交換端子台1b'より外して、盤内機器を
無電圧状態にして、第2の実施例の制御盤71の補修をす
ることができる。
【0059】次に、本発明の第5実施例のメッセージ交
換端子台1d適用した第3の実施例の制御盤71につい
て、図18を参照して説明する。図18に示す第3の実
施例の制御盤71は、メッセージ交換端子台1dと、操作
場所スイッチ74と操作スイッチ75と状態表示灯76などの
盤内機器と、メッセージ交換端子台1dと各盤内機器と
を接続する複数本の盤内配線9Dとを含み構成される。
【0060】本実施例の制御盤71においても、前述の第
1の制御盤71と同様に、(1)盤内機器の各端子の一つ一
つに盤内配線9Dの1本ずつを結線するために、(2)メッ
セージ交換端子台1dは盤内機器の各端子との間の一対
一の端子接続対応ができる数の配線端子44を有し、(3)
追加変更されるメッセージ交換に応じられるように、予
め余裕をもって遊ばせた配線端子44及び1対1接続モー
ド線55からなる端子群列を有している構成になってい
る。
【0061】従って、メッセージ交換の追加変更作業と
盤内配線作業との分離による制御盤の生産性の向上、
フレキシブル性を有するメッセージ交換端子台1dによ
る制御盤の生産対応の向上、これに加えて、盤外ケーブ
ル7Aに接続するコネクタ形端子台4bのヘッダ41を分離
した盤外作業の先行または並行による工期の短縮などが
図られる。
【0062】しかしながら、上記第3の実施例の制御盤
71には、コントロールセンター73の磁接触器88の自己保
持回路に支障を来たさず電源絶縁を図る場合において活
線状態での作業となる欠点が残っている。これに対応で
きる制御盤71について、本発明の第6実施例のメッセー
ジ交換端子台1d'適用した第4の実施例の制御盤71につ
いて、図19,20,21を参照して説明する。
【0063】図19に示す第4の実施例の制御盤71は、
メッセージ交換端子台1d'と、操作場所スイッチ74と操
作スイッチ75と状態表示灯76などの盤内機器と、メッセ
ージ交換端子台1d'と各盤内機器とを接続する複数本の
盤内配線9Dとを含み構成される。
【0064】図19に示す第4の実施例の制御盤71は、
前述の第3の実施例の制御盤71の上記欠点を補うもので
ある。仮りに、プラント用モータは連続運転中であり、
コントロールセンター内の電源母線1,3は遮断できな
い状態に有り、この状態で一時的に制御盤71とコントロ
ールセンター73との間の電源絶縁を図ることを想定した
場合に、単に、第1のコネクタ形端子台4bまたは第2
のコネクタ形端子台4cのヘッダ41とソケット42とを分
割・分離して電源絶縁を図るだけでは、コントロールセ
ンター内の電磁接触器88の自己補助接点88a1と88a2と
は電源喪失により開路し、自己保持回路が解除されて、
モータが停止してしまうことになる。
【0065】モータが停止しないように電源絶縁を図る
ためには、自己保持回路を構成する88a1と、電源母線
1に相当するメッセージ交換電線51内の短絡可能端子3
aを短絡線3bによって短絡し、電磁接触器88の自己保
持回路を模擬構成した後に、盤内側のコネクタ形端子台
4cの可動側のヘッダ41を固定側のソケット42より分離
させることによって成し得る。
【0066】尚、コントローセンター73内の電源を切っ
ても支障のない場合は、電源遮断後に第1のコネクタ形
端子台4bまたは第2のコネクタ形端子台4cのどちらを
分離しても良い。また、この場合は、短絡可能端子3a
での短絡は不要である。 さらに、一時的では有って
も、プラント用モータの停止指令を失った状態で、運転
中に止むを得ずして、該モータを停止させたい場合は、
短絡可能端子3aより短絡線3bを引き抜けば、モータを
停止することができる。
【0067】次に、本発明によるメッセージ交換端子台
を適用した制御盤の展開接続配線と外観の一例につい
て、図20,図21を参照して説明する。図20は、プ
ラント用モータの起動と停止に係る操作回路のみを表わ
した展開接続配線図の一部である。本操作回路では、制
御盤71内の操作場所選択スイッチ74の選択位置によっ
て、制御盤71と他の制御盤72とが選択操作される。コン
トロールセンター73内の電磁接触器88は、制御盤71の操
作スイッチ75または他の制御盤72の入指令3X信号や切
指令5X信号によって附勢され、自己補助接点88a1また
は88a2により自己保持回路を構成する。また、電磁接
触器88の主接点(図示せず)は、モータの主回路を構成
し、モータの起動・停止に係る。(配線用遮断器及電磁接
触器88の主接点を含むモータ主回路及び他の制御回路は
省略してある。)そして、これら制御盤71と他の制御盤7
2とコントロールセンタ73間の信号取り合いは盤外ケー
ブル7Aと盤外ケーブル7Bを介し行われている。
【0068】図21は、上記操作回路において、モータ
の起動と停止に係る操作場所スイッチ74と操作スイッチ
75と状態表示灯76と第5実施例のメッセージ交換端子台
1dとを収納するプラント制御システムに用いられる制
御盤71を示す外観斜視図である。他の制御器具は図示省
略している。
【0069】次に、本発明の第8実施例のメッセージ交
換端子台1eを適用したさらにもう一つ別の実施例の制
御盤71について、図示を省略して説明する。
【0070】第5の実施例の制御盤71は、第4の実施例
の制御盤71において採用した図9に示したメッセージ交
換端子台1d'の短絡可能端子3aの代わりに、図11に
示したメッセージ交換端子台1eの第3のコネクタ形端
子台4dを短絡可能端子として用いて、第4の実施例の
制御盤71と同様の「活線取り外し作業の回避」効果を得る
ものである。この場合のモータの模擬自己保持回路の構
成は、第3のコネクタ形端子台4dのヘッダ41の配線端
子44同士の間を渡り線で短絡させることで成し得る。ま
た、メッセージ交換のAND・OR構成も、第3のコネ
クタ形端子台4dを含めた三個の端子台(4b,4c,4d)の
それぞれの配線端子44の間で行うことができる。
【0071】尚、図22に示した従来技術の制御盤91を
採用した場合と、図20,21に示した本発明による制
御盤71を採用した場合のプラント制御システム対応は、
制御盤91の操作器95dが制御盤71の操作場所スイッチ74
と操作スイッチ75と状態表示灯76とに相当し、制御盤91
の端子台96が制御盤71のメッセージ交換端子台1dに相
当する。図22の他の制御盤72のPLCは図20の入指
令3X信号や切指令5X信号に相当する。盤外ケーブル12
Aは盤外ケーブル7Aに、他の盤外ケーブル12Bは盤外
ケーブル7Bに相当する。また、制御盤には監視盤も含
むものとする。
【0072】
【発明の効果】本発明によれば、メッセージ内容を端子
台で集中し、メッセージ交換のフレキシブル化を図るこ
とができるため、制御盤や配電盤の盤内配線の複雑さが
少なくなり、盤内配線の簡素化が図られる。また、盤内
機器と端子台との1対1端子配線とするために配線作業
の単純化が図られて、誤配線が回避される効果がある。
また、取り合い先配電盤の制御電源を遮断することな
く、または、運転状態を乱さずにメッセージ交換端子台
を装着している制御盤等において、確実に無電圧状態に
できるので、補修作業の向上に繋がる。
【0073】さらに、脱着自在のコネクタ形端子台を採
用することによって、コネクタ形端子台の取り外したヘ
ッダ部を利用した盤なし状態での先行配線作業、盤外作
業、または、盤外ケーブルと制御盤との先行接続作業
(先行盤外作業)が可能となり、制御盤等の生産性の向上
やプラントの工期短縮に効果がある。これらの実現によ
って、制御盤の製作ライン作業と現地作業の使いわけに
よる合理化や高効率化、かつ、現地での保守・点検作業
を容易にして安全性の確保に繋がり、プラント制御シス
テムの信頼性向上にも効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による第1実施例の端子台を示す外観図
である。
【図2】本発明による一実施例の単一形端子台を示す図
である。
【図3】本発明による第2実施例の端子台を示す外観図
である。
【図4】本発明による第3実施例の端子台を示す外観図
である。
【図5】本発明による第4実施例の端子台を示す外観図
である。
【図6】本発明による一実施例のコネクタ形端子台を示
す図である。
【図7】図6のコネクタ形端子台の断面を示す図であ
る。
【図8】本発明による第5実施例の端子台を示す外観図
である。
【図9】本発明による第6実施例の端子台を示す外観図
である。
【図10】本発明による第7実施例の端子台を示す外観
図である。
【図11】本発明による第8実施例の端子台を示す外観
図である。
【図12】本発明による第9実施例の端子台を示す外観
図である。
【図13】本発明による第10実施例の端子台を示す外
観図である。
【図14】本発明による一実施例の分割形コネクタ(可
動側)を示す図である。
【図15】本発明による一実施例の分割形コネクタ(固
定側)を示す図である。
【図16】本発明による第1の実施例の制御盤を示す概
略回路図である。
【図17】本発明による第2の実施例の制御盤を示す概
略回路図である。
【図18】本発明による第3の実施例の制御盤を示す概
略回路図である。
【図19】本発明による第4の実施例の制御盤を示す概
略回路図である。
【図20】本発明による端子台を適用した一実施例の制
御盤の展開接続配線を示す図である。
【図21】本発明による端子台を適用した一実施例の制
御盤を示す外観斜視図である。
【図22】従来技術のプラント制御システムを説明する
図である。
【符号の説明】
1a,1b,1b',1c,1d,1d',1e,1f,1g,1h…メッセージ交換端
子台、2b,2c…単一形端子台、3a…短絡可能端子、3b
…短絡線、4b,4c,4d…コネクタ形端子台、5a,5b,5c,5g,
5h…取付板、6a,6b,6c,6d,6f,6g,6h…プリント基板、7
A,7B,12A,12B…盤外ケーブル、7C,8C,9C…メッセージ交
換電線(渡り線)、7D,30,50,60,61…メッセージ交換電
線、7E,8D,9D…盤内接続線、10…空間、15…リレー、17
…分割形コネクタ(可動側)、18…分割形コネクタ(固定
側)、23…カバー、24,24a,24b,24c…配線端子、25…隣
接配線端子、26…導体、27…本体、28…台座、31,51…
短絡可能端子付きのメッセージ交換電線、41…ヘッダ、
42…ソケット、43,43a,43b…クリップ、44,44a,44b…配
線端子、45,45a,45b…刃形端子、48…接続端子、55…1
対1接続モード線、71,91…制御盤、72…他の制御盤、7
3…コントロールセンター、74…操作場所選択スイッ
チ、75…操作スイッチ、76…表示灯、78,79,96…端子
台、88…電磁接触器、88a1,88a2…電磁接触器の自己
接点、92…プラント機器、93…センサ、94…アクチェー
タ、95a…故障表示器、95b…制御機器、95c…保護装
置、95d…操作器、3X…入指令、5X…停止指令。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】盤内機器と盤外機器とで送受する電気信号
    を伝達する配線用の端子群を有する端子台であって、 前記端子台は、取付板の一方の面上に配線空間を介して
    取り付けられた前記盤内機器のための第1の端子台と、
    前記盤外機器のための第2の端子台とから構成されるこ
    とを特徴とする端子台。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記第1の端子台また
    は前記第2の端子台のうちの少なくとも一方の該端子台
    は、一括開閉機能を有するツーピース形端子台であるこ
    とを特徴とする端子台。
  3. 【請求項3】請求項1において、前記取付板は、前記第
    1の端子台の端子群と前記第2の端子台の端子群の間を
    接続し前記電気信号のメッセージ交換を可能とするメッ
    セージ交換電線を有するプリント基板であることを特徴
    とする端子台。
  4. 【請求項4】請求項3において、前記メッセージ交換電
    線は、前記第1の端子台側端子の一端子と前記第2の端
    子台側端子の一端子とを一対一で接続するプリントパタ
    ーンを有することを特徴とする端子台。
  5. 【請求項5】電気信号を入出力するための複数個の端子
    を有する盤内機器と、盤外機器と遣り取りする前記電気
    信号を前記盤内機器に伝達するための端子群を有する端
    子台と、前記各盤内機器側端子と前記端子台側端子群の
    間を接続し前記電気信号のメッセージ交換を可能とする
    メッセージ交換電線を含む盤内配線とを備える制御盤で
    あって、 前記端子台は、分割した盤内機器用端子台と盤外機器用
    端子台とを有し、前記盤内機器用端子台の端子群と前記
    盤外機器用端子台の端子群との間に前記メッセージ交換
    電線を有し、 前記盤内機器用端子台は、前記盤内配線の一本一本を前
    記盤内機器側端子の一端子と当該盤内機器用端子台側端
    子の一端子とに一対一で接続することが可能な端子数を
    有していることを特徴とする制御盤。
  6. 【請求項6】請求項5において、前記盤内機器用端子台
    または前記盤外機器用端子台のうちの少なくとも前記盤
    外機器用端子台は、一括開閉機能を有するツーピース形
    端子台であることを特徴とする制御盤。
  7. 【請求項7】電気信号を入出力するための複数個の端子
    を有する盤内機器と、盤外機器と遣り取りする前記電気
    信号を前記盤内機器に伝達するための端子群を有する端
    子台と、前記各盤内機器側端子と前記端子台側端子群と
    の間を接続する盤内配線とを備える制御盤において、 前記端子台は、一括開閉機能を有するツーピース形端子
    台であることを特徴とする制御盤。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008301661A (ja) * 2007-06-01 2008-12-11 Panasonic Electric Works Co Ltd 制御盤装置
JP2008301662A (ja) * 2007-06-01 2008-12-11 Panasonic Electric Works Co Ltd 制御盤装置
JP2019126175A (ja) * 2018-01-17 2019-07-25 株式会社明電舎 回転電機

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