JPH11145029A - 位置合わせ測定装置 - Google Patents

位置合わせ測定装置

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JPH11145029A
JPH11145029A JP9303114A JP30311497A JPH11145029A JP H11145029 A JPH11145029 A JP H11145029A JP 9303114 A JP9303114 A JP 9303114A JP 30311497 A JP30311497 A JP 30311497A JP H11145029 A JPH11145029 A JP H11145029A
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JP
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misalignment
amount
mark
exposure
wafer
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JP9303114A
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English (en)
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Masahiko Taira
雅彦 平
Yukio Araki
幸雄 荒木
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ウェハ上のすべてのショットについての位置合
わせずれを測定しなくても、全てのチップの位置合わせ
ずれを予測可能で、全てのチップの位置合わせずれと歩
留りとの相関関係を把握可能な位置合わせ測定装置を提
供する。 【解決手段】露光装置11に設置され所定のステップ量
毎にマスクパターンが転写されてチップが形成されるウ
ェハWの各露光領域毎に形成された位置検出マークの座
標位置を検出するマーク位置検出手段2と、マーク位置
検出手段11によって検出された各座標位置データに基
づいて、露光装置11に設けられたマスクパターンとウ
ェハWとの位置合わせずれ量を算出する位置合わせずれ
算出手段と、位置合わせずれ算出手段によって算出され
た複数の位置合わせずれ量に基づいて、全ての露光領域
についての位置合わせずれ量を予測する位置合わせずれ
予測手段とを有するものとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体デバイスの
製造分野等の微細加工としてのフォトリソグラフィ工程
におけるウェハ内のチップの位置合わせずれを測定する
位置合わせ測定装置に関するものである。
【0002】
【従来技術】半導体装置の製造工程のリソグラフィ工程
においては、ウェハ(半導体基板)上にレジストパター
ンを形成する際に、ステップ式縮小投影露光装置(以
下、ステッパ)に設置されたマスクパターンを投影転写
する露光位置とウェハとの位置合わせ精度は、半導体装
置の特性や歩留りに大きな影響を与える。露光装置は、
次工程の設計パターンを、半導体基板に既存するパター
ンに対してアライメントして、半導体基板上のレジスト
に露光する装置である。
【0003】ここで、図10に半導体基板への露光ショ
ットの一例を示す。ステッパによるマスクパターンの転
写は、図に示すように、1〜64の番号が付されたショ
ットが形成されるように、順次所定のステップ量毎にウ
ェハステージを移動させて露光する。ショットとは一回
の露光で照射される領域である。
【0004】通常、リソグラフィ工程においては、ウェ
ハの熱処理や成膜処理等の処理の影響で、位置合わせず
れの要因となる各種のずれが生じる。ウェハに生じる各
種のずれは、たとえば、図11に示すように、ウェハ全
体の基準位置からのX軸,Y軸方向のシフト量(offse
t)Sx,Sy、ウェハのX軸,Y軸方向の伸縮量(sca
ling)Px,Py、ウェハの基準位置からの回転量θ(w
afer rotation) 、ウェハの基準面に対する傾きを示す
直交度(wafer orthogonality) αなどである。これら各
種のずれの検出は、位置合わせ測定装置を用いて行なわ
れる。位置合わせ測定装置は、例えば、図12に示すよ
うな構成となっている。図12において、位置合わせ測
定装置101は、たとえばレーザ光Lを出射する光源1
02と、ハーフミラー103と、プリズム110と、反
射ミラー104と、フォトディテクタからなる検出器1
06と、メインコンピュータ108とを有している。
【0005】光源から出射されたレーザ光Lは、集光レ
ンズ111、ハーフミラー103および集光レンズ11
2を通じてプリズム110に入射し、プリズム110に
よって所定の方向に屈折されて、ウェハW上に照射され
る。ウェハ上に照射されたレーザ光Lの反射光は、プリ
ズム110を通って、ハーフミラー103および反射ミ
ラー104で反射して検出器106に入射する。ウェハ
W上に形成された凸状の位置検出マークMKが各ショッ
ト毎に所定の位置に一または複数形成されている。この
位置検出マークMK上にレーザ光Lが入射すると、その
反射光は、位置検出マークMKの非形成領域からの反射
光とは位相が異なるため、検出器106の検出する位置
検出マークMKの非形成領域からの反射光と位置検出マ
ークMKからの反射光との光強度は異なる。このため、
この光強度の差を検出することにより、位置検出マーク
MKの座標位置を検出することができる。
【0006】具体的には、たとえば、図13に示すよう
に、多数のショットを有するウェハから、複数、例えば
6個の任意のショットC1 〜C6 を選択し、これらショ
ットC1 〜C6 のそれぞれの所定の位置に形成された位
置検出マークの座標位置を検出する。なお、多数のショ
ットの全部について測定するのではなく、任意の一部を
測定するのは製品のリードタイムを稼ぐためである。次
いで、ショットC1 〜C6 の検出された位置検出マーク
の座標位置に基づいて、ウェハのシフト量Sx,Sy、
伸縮量Px,Py、回転量θ、直交度αを算出する。そ
して、これらの算出値に基づいて、X軸方向およびY軸
方向の位置合わせずれ量を全ショットについて推定して
いる。したがって、リソグラフィ工程では、この全ショ
ットについての位置合わせずれ量の推定値を基に、位置
合わせずれ量がキャンセルされるようにウェハステージ
のステップ量を決定している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したリ
ソグラフィ工程では、ウェハに形成された位置検出マー
クはプロセス処理の進行にともなう表面の荒れ、各位置
検出マークの位置間の非対称性、位置検出マークの高さ
のバラツキなどの影響で、位置検出マークの座標位置の
検出が正確でない場合もあり得る。位置検出マークの座
標位置の検出値が誤っていると、決定されるウェハステ
ージのステップ量が適切でなくなるため、製品に不良を
生じてしまうおそれがある。たとえば、継続的に位置検
出マークの座標位置の検出値が誤っている場合には、リ
ソグラフィ工程におけるウェハの定期的な抜き取り検査
によって発見が可能である。
【0008】しかしながら、ある工程において突発的に
位置検出マークの座標位置の誤検出が発生した場合に
は、誤検出の発生を発見するのが難しい。図14は、あ
る工程におけるウェハの伸縮量(scaling)を位置検出マ
ークの座標位置の検出値から21枚について検出し、露
光転写した後、これらの21枚について再度伸縮量を測
定した結果を示す図である。図14に示すように、1〜
20枚目のウェハについては、X軸,Y軸方向のウェハ
の伸縮量の検出値は略一定しており、これに基づいてス
テップ量を補正することにより、ウェハの伸縮量の測定
値から略ウェハの伸縮量の影響が除去されているのがわ
かる。
【0009】ところが、21枚目のウェハは、X軸,Y
軸方向のウェハの伸縮量の検出値が1〜20枚目のウェ
ハが大きく異なっており、測定値からはウェハの伸縮量
が悪化しているのが分かる。すなわち、21枚目のウェ
ハの伸縮量の検出値は誤検出値であり、この誤った伸縮
量が工程間の合わせずれの原因となり、製品不良の一因
となる。しかしながら、このような誤検出値を通常の抜
き取り検査で発見するのは困難であるという問題があ
る。
【0010】一方、上述したように、ショットの位置検
出マークの座標位置の測定は、ウェハ上の全部のショッ
トについて測定するのではなく、任意の一部を測定し、
この測定結果の平均値に3σ(標準偏差)を加えた統計
値で管理し、ウェハ全体のシフト量Sx,Sy、伸縮量
Px,Py、回転量θ、直交度αを管理している。この
ため、すべてのショットについての位置合わせずれが測
定されているわけではない。
【0011】たとえば、図15に示すように、ハッチン
グ部分(9個)のショット(チップ)についてのみ位置
検出マークの座標位置の測定を行ない、位置合わせずれ
を測定したとする。なお、図15の矢印は、位置合わせ
ずれ量の向きと大きさとをベクトル量として表示してい
る。ここで、図16は図15に示した位置合わせずれを
有するウェハに形成されたチップの特性(歩留り)評価
結果であって、良品のチップにはOKと表示されてお
り、不良品のチップにはNGと表示されている。図15
と図16とを比較すると、任意のショットの位置合わせ
ずれの測定結果と歩留り評価結果との相関を把握するの
は非常に困難であるのがわかる。これでは、製品の歩留
りの要因の解析を行なったり、半導体装置のデザインル
ールの決定などを行なうことが難しい。
【0012】したがって、ショットの位置合わせずれの
測定結果と歩留り評価結果との相関を知るには、全部の
ショットについて位置検出マークの座標位置の測定を行
なう必要があり、歩留り解析等に非常に多くの時間を要
する。
【0013】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、ウェハの各ショットに形成され
た位置検出マークの座標位置を検出する際に、位置検出
マークの座標位置の誤検出を発見することができ、位置
検出マークの座標位置の誤検出が発生した場合に、これ
を補正することが可能な位置合わせ測定装置を提供する
ことにある。また、本発明の他の目的は、ウェハ上のす
べてのショットについての位置合わせずれを測定しなく
ても、全てのチップの位置合わせずれを予測可能で、全
てのチップの位置合わせずれと歩留りとの相関関係を把
握可能な位置合わせ測定装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、露光装置に設
置され所定のステップ量毎にマスクパターンが転写され
てチップが形成される半導体基板の各露光領域毎に形成
された位置検出マークの座標位置を検出するマーク位置
検出手段と、前記マーク位置検出手段によって検出され
た各座標位置データに基づいて、前記露光装置に設けら
れたマスクパターンと前記半導体基板との位置合わせず
れ量を算出する位置合わせずれ算出手段と、前記位置合
わせずれ算出手段によって算出された複数の位置合わせ
ずれ量に基づいて、全ての露光領域についての位置合わ
せずれ量を予測する位置合わせずれ予測手段とを有す
る。
【0015】前記位置合わせずれ予測手段は、複数の露
光領域の位置検出マークの座標位置から位置合わせずれ
を発生させる構成要素の値を算出し、算出された構成要
素の値を用いて所定の予測式に基づいて全ての露光領域
についての位置合わせずれ量を予測する。
【0016】前記パラメータは、前記複数の露光領域の
各位置検出マークのシフト量と、半導体基板全体の伸縮
率と、前記半導体基板の基準位置に対する回転量と、前
記半導体基板の基準面に対する傾きと、各露光領域の基
準位置に対する回転量と、各露光領域の伸縮率とからな
る。
【0017】前記位置合わせずれ予測手段によって予測
された全ての露光領域についての位置合わせずれ量に基
づいて、前記露光装置のステップ量を補正するステップ
量補正手段をさらに有する。
【0018】また、本発明は、露光装置に設置され所定
のステップ量毎にマスクパターンが転写されてチップが
形成される半導体基板の各露光領域毎に形成された位置
検出マークの座標位置を検出するマーク位置検出手段
と、前記マーク位置検出部によって検出された検出デー
タが誤検出データか否かを判断する誤検出判断手段とを
有する。
【0019】前記誤検出判断手段は、複数の位置検出マ
ークの座標位置から、位置合わせずれを発生させる構成
要素の値を算出し、前記構成要素の値が所定の許容範囲
をはずれた場合に誤検出と判断する。
【0020】前記誤検出判断手段は、前記マーク位置検
出部によって検出された検出データが誤検出データの場
合に、前記マーク位置検出手段に対して再度前記位置検
出マークの座標位置を検出させる制御信号を出力する。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。第1実施形態 図1は、本発明が適用された露光システムの一実施形態
を示す構成図である。図1に示す露光システムは、半導
体装置の製造工程におけるリソグラフィ工程に用いら
れ、設計パターンを、ウェハに既存するパターンに対し
てアライメントして、ウェハ上のレジストに露光するも
のである。図1において、露光システムは、位置合わせ
測定装置1とステップ式露光装置11とからなってい
る。また、位置合わせ測定装置1は、マーク位置検出部
2と、演算処理部4と、データ記憶部5と、データ入力
部6と、表示部8と、インターフェース部10とを有す
る。
【0022】マーク位置検出部2は、たとえば、図12
に示した位置合わせ測定装置の検出部と同様な構成とす
ることができる。なお、ウェハに形成される位置検出マ
ークMKは、たとえば、各ショットの四隅に形成するこ
とができ、場合によっては各ショットの中心位置に位置
検出マークMKを形成することができる。なお、本実施
形態においては、1ショット内に1チップが形成される
ものとして以下説明する。演算処理部4は、図12に示
した位置合わせ測定装置のメインコンピュータ108に
よって実現することができる。
【0023】データ記憶部5は、演算処理部4の算出結
果等のデータを記憶する。たとえば、フロッピディスク
装置やハードディスク装置などの記憶手段によって実現
される。データ入力部6は、必要なデータを演算処理部
4に対して入力する。たとえば、キーボードやマウス等
によって実現される。表示部8は、演算処理部4の処理
結果等を表示する。たとえば、CRTなどによって実現
される。インターフェース部10は、演算処理部4にお
いて算出された、補正されたステップ量などの情報信号
10sをステップ式露光装置11に対して出力する。
【0024】ステップ式露光装置11は、マスクパター
ンの投影像に対し、ウェハを繰り返しステップさせて各
ショット(露光領域)に露光する装置である。。ステッ
プ式露光装置11においては、マスクパターンを転写す
る露光位置とウェハとの位置合わせ精度が半導体装置の
特性に大きく影響する。
【0025】以下、図1に示す構成の露光システムの動
作の一例について、図2に示すフローチャートに基づい
て説明する。まず、ステップ式露光装置11に設置され
たウェハのショットのうち任意の数ショット(チップ)
を選択し、これらのショットに形成された位置検出マー
クのX軸方向およびY軸方向の座標位置を検出する(ス
テップS1)。
【0026】次いで、この測定結果を基に、位置合わせ
ずれを発生させる構成要素の値(以下、パラメータとい
う)を算出する(ステップS2)。パラメータは、位置
検出マークのX軸方向およびY軸方向の位置合わせずれ
量の平均値(シフト量)X0 ,Y0 、ウェハW全体の伸
縮率Px ,Py 、ウェハWの基準位置からの回転量θ、
ウェハWの基準面に対する傾きを示す直交度α、ショッ
トの基準位置からの回転量θc 、ショットの縮小率Mか
らなる。
【0027】図7は、上述した図15において示したウ
ェハW内のハッチング部分(9個)のショット(チッ
プ)についてのパラメータ等の算出結果を示しており、
各ショットの四隅に形成された合計で36個の位置検出
マークのX軸方向およびY軸方向の座標位置を検出した
結果である。上から、位置合わせずれ量の最大値、最小
値、平均値、3σ(標準偏差)(n−1)、|平均値|
+3σ、ウェハW全体の伸縮率、ウェハWの基準位置か
らの回転量、ウェハWの基準面に対する傾きを示す直交
度、ショットの基準位置からの回転量、ショットの縮小
率が示されている。
【0028】図7における、|平均値|+3σがウェハ
W全体の位置合わせずれ量の統計値であり、従来はこの
値で位置合わせずれ量を維持管理していた。上述したよ
うに、統計値である|平均値|+3σによる位置合わせ
ずれ量の維持管理の方法では、位置検出マークの測定点
数が少なく、位置合わせずれ量の管理を容易に行なうこ
とができるが、すべてのショットの位置合わせずれ量の
管理はできない。このため、各ショット(チップ)の位
置合わせずれ量と各チップの歩留りとの関係を把握する
のが困難であった。
【0029】このため本実施形態では、上述したウェハ
W内の9個のショットの位置合わせずれ量の検出結果か
ら、全ショット(チップ)についての位置合わせずれ量
を予測する(ステップS3)。以下、この全ショット
(チップ)についての位置合わせずれ量の予測方法につ
いて説明する。
【0030】各ショット(チップ)のX軸方向、Y軸方
向の位置合わせずれ量をΔX、ΔYとしたとき、ΔX、
ΔYは次式(1)および(2)によって算出できること
が一般的に知られている。
【0031】 ΔX=X0 +Px ×X−α×(Y+Yp )+M×Xp −θc ×Yp …(1) ΔY=Y0 +Py ×Y+θ×(X+Xp )+M×Yp +θc ×Xp …(2)
【0032】なお、Xは各ショット(チップ)の中心位
置のウェーハ上でのX座標位置であり、Yは各ショット
(チップ)の中心位置のウェーハ上でのY座標位置であ
る。また、Xp はデバイス特性(歩留り)評価点のショ
ット(チップ)内のX軸方向座標位置であり、Yp はデ
バイス特性(歩留り)評価点のチップ(ショット)内の
Y軸方向の座標位置である。
【0033】ここで、位置合わせずれ量の算出例とし
て、図3を参照して説明する。図3におけるウェハW内
のチップC0 のY方向の位置合わせずれ量ΔYは、Y0
=0.1μm、Py =2ppmであり、その他のパラメ
ータがゼロである場合には、次のように算出される。
【0034】 ΔY=Y0 +Py ×Y+θ×(X+Xp )+M×Yp +θc ×Xp =0.1+2/1000000×50000+0+0+0 =0.2μm
【0035】このような手法によって、図3の全ショッ
ト(チップ)のデバイス特性(歩留り)評価点(チップ
の中心位置)における位置合わせずれ量を算出し、これ
を上述したデータ記憶部5に記憶する(ステップS
4)。データ記憶部5に全ショットの位置合わせずれ量
ΔX,ΔYを記憶するのは、半導体装置の完成後に、位
置合わせずれ量とデバイス特性(歩留り)評価結果との
相関を把握するためである。
【0036】次いで、算出した全ショットの位置合わせ
ずれ量ΔX,ΔYに基づいて、位置合わせずれを最小に
するステップ式露光装置11のステップ量を算出する
(ステップS5)。この結果、全ショットの位置合わせ
ずれ量ΔX,ΔYが算出されているため、理想的なステ
ップ量の補正が可能となる。このときの算出結果は、上
述した表示部8に、たとえば図8に示す状態で表示され
ることになる。図8に示す画面の右側には、全ショット
の位置合わせずれ量ΔX,ΔYがベクトル量として表示
され、左側にはステップ量を補正した結果の位置合わせ
ずれ量がベクトル量として表示されている。
【0037】次いで、補正されたステップ量の情報は、
演算処理部4からインターフェース部10を通じて、ス
テップ式露光装置11に出力され、ウェハWへのマスク
パターンの転写が行なわれることになる(ステップS
6)。
【0038】ここで、上述したデータ記憶部5に記憶さ
れた全ショットの位置合わせずれ量ΔX,ΔYとデバイ
ス特性(歩留り)評価結果との相関について説明する。
図4には、図3の全ショット(チップ)のデバイス特性
(歩留り)評価点(チップの中心位置)における位置合
わせずれ量を算出した結果を示す。図4の全ショット
(チップ)の位置合わせずれ量の算出結果と、図16に
示したデバイス特性(歩留り)評価結果とを比較してみ
ると、X軸方向の位置合わせずれ量が150nm(0.
15μm)を越えるチップがNGとなっており、位置合
わせずれ量とデバイス特性(歩留り)との相関が把握で
きるのが分かる。
【0039】以上のように、本実施形態によれば、ウェ
ハW内の数チップ(ショット)の位置合わせずれ量の測
定結果から、瞬時に、ウェーハW内の全チップ(ショッ
ト)の位置合わせずれ量やその方向を予測できる。この
ため、本実施形態において説明した機能を既存するまた
は新規の位置合わせ測定装置に容易に追加することがで
き、デバイス開発(デザインルール最適化)や、デバイ
ス歩留り解析を効率よく実施できる。なお、位置合わせ
ずれの予測にかかる時間は、たとえば数秒である。
【0040】ここで、上述した位置合わせ測定装置は、
図5に示すように、メインコンピュータ、半導体装置の
欠陥検査装置、SEM,特性評価装置、FEB等の機器
とたとえば、イーサネットによって接続することが可能
である。このような接続によって、特性(歩留り)評価
結果と位置合わせずれ量との相関関係の解析ができる歩
留り解析総合システムとすることができる。メインコン
ピュータで2装置をリンクさせれば、瞬時に図6に示す
ような、特性(歩留り)評価結果と位置合わせずれ量と
の相関関係の解析結果を得ることができる。
【0041】第2実施形態 次に、図1に示した露光システムの動作の他の例につい
て説明する。図14において説明したように、位置検出
マークMKの座標位置の検出に、突発的に誤検出が発生
すると、工程間の合わせずれの原因となり、製品不良の
一因となる。そこで、本実施形態では、図1に示した構
成の位置合わせ測定装置1において、図9に示すような
処理を行なう。
【0042】リソグラフィ工程のある工程において、ス
テップ式露光装置11に設置されたウェハのショットの
うち任意の数ショット(チップ)を選択し、これらのシ
ョットに形成された位置検出マークのX軸方向およびY
軸方向の座標位置を検出する(ステップS11)。
【0043】次いで、位置検出マークのX軸方向および
Y軸方向の座標位置のデータに基づいて、図11におい
て説明した位置合わせずれの要因となる各種のずれ(パ
ラメータ)を算出する(ステップS12)。ここで、予
め各種パラメータについて、許容値を定めておく。例え
ば、パラメータが図14に示したウェハの伸縮量の場合
には、図14に示す点線のように、上限値Smax 、下限
値Smin を予め設定しておく。
【0044】次いで、算出したパラメータの値が上限値
Smax および下限値Smin の範囲から外れたか否かを判
断する(ステップS13)。そして、算出したパラメー
タの値が許容値の範囲から外れた場合には、誤検出と判
断して再度位置検出マークのX軸方向およびY軸方向の
座標位置を検出する。
【0045】算出したパラメータの値が許容値である場
合には、正常な検出と判断し、算出したパラメータの値
に基づいて、ステップ式露光装置11のステップ量を算
出する(ステップS14)。そして、算出されたステッ
プ量に基づいてウェハにマスクパターンを露光転写する
(ステップS15)。
【0046】以上のように、本実施形態よれば、通常の
ウェハの抜き取り検査で発見するのは困難な突発的な位
置検出マークの位置の誤検出を発見することができ、工
程間の位置合わせずれを抑えることが可能となる。
【0047】なお、本実施形態の処理を第1実施形態に
おける位置検出マークMKの座標位置の検出に適用する
ことにより、第1実施形態において予測する位置合わせ
ずれ量ΔX,ΔYの信頼性が高まる。
【0048】
【発明の効果】本発明によれば、ウェハ内の数チップ
(ショット)の位置合わせずれ量の測定結果から、ウェ
ハ内の全ショットの位置合わせずれ量を予測することが
できる。このため、300mmウェハ等の今後のウェー
ハ大口径化に対して特に有効である。また、位置合わせ
ずれ量とデバイス特性(歩留り)評価結果の相関を容易
に求めることができるようになり、デバイス開発におけ
るデザインルール決定、製造における製品の歩留り解析
が効率良く実施できる。また、位置合わせ測定装置を歩
留り解析システムに接続し、デバイス特性(歩留り)評
価装置の評価結果とリンクさせることにより、予測時間
や解析時間の短縮を図ることができる。
【0049】本発明によれば、位置検出マークの誤検出
を自動的に発見でき、再度位置検出マークの座標位置を
検出することにより、工程間の位置合わせずれを抑える
ことが可能となる。また、半導体基板への露光の際のマ
スクパターンの位置合わせ精度が向上し、従来行なって
いた抜き取り検査を行なう必要がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用された露光システムの一実施形態
を示す構成図である。
【図2】図1の露光システムの動作の一例を示すフロー
チャートである。
【図3】位置合わせずれ量の算出方法を示す説明図であ
る。
【図4】全ショットの位置合わせずれ量の予測結果を示
す説明図である。
【図5】歩留り解析総合システムの構成例を示す説明図
である。
【図6】図5の歩留り解析総合システムの解析結果の一
例を示す説明図である。
【図7】ウェハ内の複数のショットについてのパラメー
タ等の算出結果を示す説明図である。
【図8】位置合わせ測定装置の表示部の表示例を示す説
明図である。
【図9】図1の露光システムの動作の他の例を示すフロ
ーチャートである。
【図10】半導体基板への露光ショットの一例を示す説
明図である。
【図11】露光の際にウェハに生じる各種のずれを示す
説明図である。
【図12】位置合わせ測定装置の構成例を示す説明図で
ある。
【図13】多数のショットを有するウェハから任意のシ
ョットを選択してそれぞれの所定の位置に形成された位
置検出マークの座標位置を検出する様子を示す説明図で
ある。
【図14】ある工程におけるウェハの伸縮量を位置検出
マークの座標位置の検出値から21枚について検出し、
露光転写した後、これらの21枚について再度伸縮量を
測定した結果を示す図である。
【図15】任意の複数のショットの位置合わせずれを測
定した結果を示す説明図である。
【図16】図15に示した位置合わせずれを有するウェ
ハに形成されたチップの特性(歩留り)評価結果を示す
説明図である。
【符号の説明】
1…位置合わせ測定装置、2…マーク位置検出部、4…
演算処理部、5…データ記憶部、6…データ入力部、8
…表示部、10…インターフェース部、11…ステップ
式露光装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G03F 9/00 G03F 9/00 H H01L 21/30 525W

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】露光装置に設置され所定のステップ量毎に
    マスクパターンが転写されてチップが形成される半導体
    基板の各露光領域毎に形成された位置検出マークの座標
    位置を検出するマーク位置検出手段と、 前記マーク位置検出手段によって検出された各座標位置
    データに基づいて、前記露光装置に設けられたマスクパ
    ターンと前記半導体基板との位置合わせずれ量を算出す
    る位置合わせずれ算出手段と、 前記位置合わせずれ算出手段によって算出された複数の
    位置合わせずれ量に基づいて、全ての露光領域について
    の位置合わせずれ量を予測する位置合わせずれ予測手段
    とを有する位置合わせ測定装置。
  2. 【請求項2】前記位置合わせずれ予測手段は、複数の露
    光領域の位置検出マークの座標位置から位置合わせずれ
    を発生させる構成要素の値を算出し、算出された構成要
    素の値を用いて所定の予測式に基づいて全ての露光領域
    についての位置合わせずれ量を予測する請求項1に記載
    の位置合わせ測定装置。
  3. 【請求項3】前記パラメータは、前記複数の露光領域の
    各位置検出マークのシフト量と、半導体基板全体の伸縮
    率と、前記半導体基板の基準位置に対する回転量と、前
    記半導体基板の基準面に対する傾きと、各露光領域の基
    準位置に対する回転量と、各露光領域の伸縮率とからな
    る請求項2に記載の位置合わせ測定装置。
  4. 【請求項4】前記位置合わせずれ予測手段によって予測
    された全ての露光領域についての位置合わせずれ量に基
    づいて、前記露光装置のステップ量を補正するステップ
    量補正手段をさらに有する請求項1に記載の位置合わせ
    測定装置。
  5. 【請求項5】露光装置に設置され所定のステップ量毎に
    マスクパターンが転写されてチップが形成される半導体
    基板の各露光領域毎に形成された位置検出マークの座標
    位置を検出するマーク位置検出手段と、 前記マーク位置検出部によって検出された検出データが
    誤検出データか否かを判断する誤検出判断手段とを有す
    る位置合わせ測定装置。
  6. 【請求項6】前記誤検出判断手段は、複数の位置検出マ
    ークの座標位置から、位置合わせずれを発生させる構成
    要素の値を算出し、前記構成要素の値が所定の許容範囲
    をはずれた場合に誤検出と判断する請求項5に記載の位
    置合わせ測定装置。
  7. 【請求項7】前記誤検出判断手段は、前記マーク位置検
    出部によって検出された検出データが誤検出データの場
    合に、前記マーク位置検出手段に対して再度前記位置検
    出マークの座標位置を検出させる制御信号を出力する請
    求項5に記載の位置合わせ測定装置。
  8. 【請求項8】露光装置に設置され所定のステップ量毎に
    マスクパターンが転写されてチップが形成される半導体
    基板の各露光領域毎に形成された位置検出マークの座標
    位置を検出するマーク位置検出手段と、 前記マーク位置検出手段によって検出された各座標位置
    データに基づいて、前記露光装置に設けられたマスクパ
    ターンと前記半導体基板との位置合わせずれ量を算出す
    る位置合わせずれ算出手段と、 前記位置合わせずれ算出手段によって算出された複数の
    位置合わせずれ量に基づいて、全ての露光領域について
    の位置合わせずれ量を予測する位置合わせずれ予測手段
    と、 前記マーク位置検出部によって検出された検出データが
    誤検出データか否かを判断し、誤検出データの場合に前
    記マーク位置検出手段に対して再度前記位置検出マーク
    の座標位置を検出させる制御信号を出力する誤検出判断
    手段とを有する位置合わせ測定装置。
JP9303114A 1997-11-05 1997-11-05 位置合わせ測定装置 Pending JPH11145029A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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CN115780281A (zh) * 2022-11-22 2023-03-14 苏州华兴源创科技股份有限公司 一种产品测试的对位处理方法、装置、计算机设备

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