JPH1114600A - 渦流探傷装置 - Google Patents
渦流探傷装置Info
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- JPH1114600A JPH1114600A JP9180615A JP18061597A JPH1114600A JP H1114600 A JPH1114600 A JP H1114600A JP 9180615 A JP9180615 A JP 9180615A JP 18061597 A JP18061597 A JP 18061597A JP H1114600 A JPH1114600 A JP H1114600A
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Abstract
く、複数の検出コイル間の探傷感度のバラツキを抑え
る。 【解決手段】 被探傷体に対向するコア体1の端面に、
積層された励磁コイル2と検出コイル3A〜3Cの対を
複数配置するとともに、隣り合った励磁コイル2の極性
を交互に異ならせる。
Description
し、特にマルチチャンネル型探傷装置において、探傷感
度のバラツキを防止するための装置改良に関するもので
ある。
体たる鋼板等の表層に渦電流を生じさせ、鋼板表面の線
状傷等による渦電流の変化に応じて検出コイルに現れる
電圧変化より上記線状傷等の存在を検出するものであ
る。この種の渦流探傷装置のうち、搬送される鋼板等の
幅方向の探傷を効率良く行うために、検出コイルを鋼板
等の幅方向へ複数並べた、いわゆるマルチチャンネル型
探傷装置が知られている。その一例を図6に示し、矩形
ブロック状のフェライト製コア体1には外周に励磁コイ
ル4が巻回されるとともに、鋼板Pの表面に対向するコ
ア体1の下面には、複数(図では3つ)の検出コイル3
が一列に設けられている。各検出コイル3は公知のプリ
ント配線により絶縁フィルム基板(図示略)上に形成さ
れている。
験によると、上記従来の渦流探傷装置では、鋼板Pに生
じる渦電流Eは、図6に示すように、コア体1下面の外
周部に対向する鋼板領域に強く流れ、コア体1下面の内
周部に対向する鋼板領域では殆ど流れない。したがっ
て、図6の場合、コア体1下面の左右両端に設けた検出
コイル3では十分な探傷感度が得られるが、中央に設け
た検出コイル3では探傷感度が十分でない。なお、この
ことは、図7に示すコア体1直下の磁束分布からも明ら
かであり、コア体1の下面内周部に対応する下方位置で
は磁束密度が小さくなっている。なお、図7の磁束密度
はその最大値を1.00とした相対値で示してある。
幅方向へ複数のコア体1を設けて、各コア体1の下面に
それぞれ励磁コイル5および検出コイル6をプリント配
線により積層形成し、各励磁コイル5に順次通電を切り
換えて互いに他の干渉を避けることにより、各コア体1
の直下の鋼板に独立した渦電流を生じさせることが考え
られる。これによると、検出コイル6間の探傷感度のバ
ラツキはある程度抑えることができるが、切換回路を設
ける必要があるため通電系が複雑化するとともに、各コ
ア体1の設置位置が上下にずれると、やはり探傷感度に
大きなバラツキを生じるおそれがある。
で、励磁コイルへの通電系を複雑化させることなく、複
数の検出コイル間の探傷感度のバラツキを効果的に抑え
ることができる渦流探傷装置を提供することを目的とす
る。
め、本第1発明では、励磁コイル(2)により被探傷体
(P)の表層に渦電流を生じさせ、被探傷体(P)表面
の傷による渦電流(E)の変化に応じた検出コイル(3
A〜3C)の電圧変化より傷の存在を検出する渦流探傷
装置において、被探傷体(P)に対向するコア体(1)
の端面に、励磁コイル(2)と検出コイル(3A〜3
C)の対を複数配置するとともに、隣り合った励磁コイ
ル(2)の極性を交互に異ならせてある。なお、励磁コ
イルと検出コイルの対は、プリント配線等により積層形
成しても、あるいはコア体の端面に複数の突起部を形成
して両コイルのコイル線を重ね巻きしても良い。
イルの極性を交互に異ならせてあるから、これら励磁コ
イルによって被探傷体表面に生じる渦電流は、隣り合う
ものの電流渦方向が逆になる。この結果、隣り合う渦電
流はその境界域で互いに電流方向が一致するため、弱め
あうことなく各励磁コイル直下の被探傷体表面にそれぞ
れ十分な強さの独立した渦電流が生じる。これにより、
励磁コイルと対となった各検出コイルはほぼ同一かつ十
分な感度で傷を検出することができ、検出コイル間の探
傷感度のバラツキが解消される。本第1発明によれば、
励磁コイルの全てに同時に通電することができるから、
従来のように励磁コイルに順次切り換え通電する必要は
なく、通電系の回路構成が簡素化される。
イル線(21)の密度をコイル外周部で密に、コイル内
周部で疎にする。本第2発明においては、各励磁コイル
内の広い範囲で磁束密度が一様になるから、励磁コイル
と対となった各検出コイル内で、傷の位置による探傷感
度のバラツキが解消される。
ル線(21)をコイル外周部にのみ設ける。本第3発明
においては、磁束密度の一様性は本第2発明に対してや
や劣るが、励磁コイルのコイル線の形成がより容易とな
る。
を示す。図において、矩形ブロック状のフェライト製コ
ア体1の、鋼板Pに対向する下面には、各3つの励磁コ
イル2が長手方向へ互いに位置をずらして三列設けられ
ている。図2は上記コア体1の下面を下方から見たもの
で、各励磁コイル2の直下(図面の手前側)にはそれぞ
れ一対のコイル部31,32よりなる検出コイル3A〜
3Cが設けられている。これら励磁コイル2および検出
コイル3A〜3Cは、公知の構造によって絶縁フィルム
基板(図示略)上にプリント配線により渦巻き状に成形
されて(図1、図2では同心状に描いてある)積層され
ている。そして、各励磁コイル2は、図2のN、Sで示
すように、隣り合うものの極性が交互に異ならせてあ
る。極性を異ならせるためには、励磁コイル2の渦巻き
方向を逆にするか、あるいは逆方向へ通電する。なお、
本実施形態では、あらゆる方向の傷の検出を可能にする
ために、第1列および第2列の検出コイル3A,3Bの
コイル部31,32は90°異なる方向へ斜めに形成し
てある。
を交互に異ならせたことにより、各励磁コイル2によっ
て鋼板P上に生じる渦電流Eは、図1に示すように、そ
れぞれの励磁コイル2の直下で互いに逆方向の渦を描く
(図は最も手前側の列の3つの励磁コイル2による渦電
流のみを示す)。これらの渦電流はその境界域で互いに
電流方向が一致するため互いに弱めあうことがなく、各
励磁コイル2直下の渦電流はいずれも独立にほぼ同様の
強さの渦を描く。したがって、いずれの検出コイル3A
〜3Cにおいても探傷感度はほぼ等しくなり、複数の検
出コイル3A〜3C間の探傷感度のバラツキが解消され
る。
うに、上記各励磁コイル2は、コイル線21がコイル外
周部にのみ形成されている。このような励磁コイル2に
よる磁束密度を、励磁コイル2直下の、コイルを横断す
るX−X´線上で測定したものを図3(B)に示す。図
より明らかなようにコイル内周部の広い範囲で磁束密度
がほぼ同程度の十分大きな値となっている。この結果、
励磁コイル2のコイル内周部の広い範囲に対向する鋼板
P上で、密度が大きく均一な渦電流が生じるから、各検
出コイル3A〜3C毎にその直下の鋼板P上のいずれの
位置に傷があっても十分な感度でこれを検出することが
できる。したがって、各検出コイル3A〜3C内での、
傷の位置による探傷感度のバラツキも解消される。
コイル2´のように、コイル線21がコイル全域に形成
されているものでは、励磁コイル2´直下の、コイルを
横断するZ−Z´線上で測定された磁束密度は、図5
(B)に示すように、コイル中心部で最大値を示すとと
もに、これより外周部へ向かうにつれて急速に小さくな
る。したがって、励磁コイル2´のコイル内周部に対向
する鋼板P上に生じる渦電流の密度は均一とはならず、
傷が各検出コイル3A〜3Cの中心部から外れると、十
分大きな検出感度は得られない。
間の探傷感度のバラツキのみならず、各検出コイル内の
探傷感度のバラツキをも解消することができる。
に励磁コイル2のコイル線21をコイル外周部にのみ形
成するのに代えて、図4(A)に示すように、コイル線
21を内周部で疎に、外周部で密になるように形成すれ
ば、励磁コイル2直下の、コイルを横断するY−Y´線
上で測定される磁束密度は、図4(B)に示すように、
励磁コイル2のコイル内周部の広い範囲に対向する鋼板
P上でさらに均一なものとなる。この結果、より均一な
渦電流を得ることができるから、各検出コイル3A〜3
C内での、傷の位置による探傷感度のバラツキをさらに
小さくすることができる。
ルの対を幅方向へ位置をずらして三列設けたものについ
て説明したが、対の数が複数であれば、その配置は特に
限定されない。
イル線をコイル外周部にのみ形成する構成、あるいはコ
イル線を内周部で疎に、外周部で密になるように形成す
る構成は、これらを単独で採用しても特有の効果を奏す
るものである。
よれば、励磁コイルへの通電切り換えを要することな
く、複数の検出コイル間の探傷感度のバラツキを効果的
に抑えることができる。
のコア体の斜視図である。
フである。
平面図とその磁束密度分布のグラフである。
のグラフである。
布を示す立体グラフである。
る。
3B,3C…検出コイル、E…渦電流、P…鋼板(被探
傷体)。
Claims (3)
- 【請求項1】 励磁コイルにより被探傷体の表層に渦電
流を生じさせ、被探傷体表面の傷による渦電流の変化に
応じた検出コイルの電圧変化より傷の存在を検出する渦
流探傷装置において、被探傷体に対向するコア体の端面
に、励磁コイルと検出コイルの対を複数配置するととも
に、隣り合った励磁コイルの極性を交互に異ならせたこ
とを特徴とする渦流探傷装置。 - 【請求項2】 各励磁コイルのコイル線の密度をコイル
外周部で密に、コイル内周部で疎にしたことを特徴とす
る請求項1に記載の渦流探傷装置。 - 【請求項3】 励磁コイルのコイル線をコイル外周部に
のみ設けたことを特徴とする請求項1に記載の渦流探傷
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18061597A JP3758315B2 (ja) | 1997-06-19 | 1997-06-19 | 渦流探傷装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18061597A JP3758315B2 (ja) | 1997-06-19 | 1997-06-19 | 渦流探傷装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1114600A true JPH1114600A (ja) | 1999-01-22 |
| JP3758315B2 JP3758315B2 (ja) | 2006-03-22 |
Family
ID=16086336
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18061597A Expired - Lifetime JP3758315B2 (ja) | 1997-06-19 | 1997-06-19 | 渦流探傷装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3758315B2 (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000008458A1 (en) * | 1998-08-06 | 2000-02-17 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Eddy-current flaw detector probe |
| JP2005351890A (ja) * | 2004-05-27 | 2005-12-22 | General Electric Co <Ge> | 全方向性渦電流プローブ及び検査システム |
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| JP2007263946A (ja) * | 2006-03-03 | 2007-10-11 | Hitachi Ltd | 渦電流探傷センサ及び渦電流探傷方法 |
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| JP2023137865A (ja) * | 2022-03-18 | 2023-09-29 | 東芝エネルギーシステムズ株式会社 | 渦電流探傷装置 |
-
1997
- 1997-06-19 JP JP18061597A patent/JP3758315B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2023137865A (ja) * | 2022-03-18 | 2023-09-29 | 東芝エネルギーシステムズ株式会社 | 渦電流探傷装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3758315B2 (ja) | 2006-03-22 |
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