JPH11146147A - 画像読み取り装置 - Google Patents

画像読み取り装置

Info

Publication number
JPH11146147A
JPH11146147A JP9304453A JP30445397A JPH11146147A JP H11146147 A JPH11146147 A JP H11146147A JP 9304453 A JP9304453 A JP 9304453A JP 30445397 A JP30445397 A JP 30445397A JP H11146147 A JPH11146147 A JP H11146147A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
document
original
infrared light
line sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP9304453A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruhiro Hyodo
晴洋 兵藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Minolta Co Ltd filed Critical Minolta Co Ltd
Priority to JP9304453A priority Critical patent/JPH11146147A/ja
Publication of JPH11146147A publication Critical patent/JPH11146147A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
  • Diffracting Gratings Or Hologram Optical Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像読み取り装置において、簡単な構成で原
稿の有無検出、原稿サイズ検出、及び特定原稿の識別力
を向上すると共に、原稿押さえ面のかぶり発生を防ぐ。 【解決手段】 画像読み取り光路中に配置された回折素
子15で可視光と近赤外光とを空間的に分離して、それ
ぞれの分光を別々のラインセンサ17a,17bで読み
取る。近赤外光用ラインセンサ17bの読み取り画像を
用いることにより、画像中の原稿面と原稿押さえ面のコ
ントラストが大きくなり、原稿サイズ等の検出能力が向
上する。また、可視光用ラインセンサ17aの読み取り
画像を用いることにより、原稿押さえ面を原稿面と同質
的に読み取って、かぶりの発生が防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像読み取り装置
に係わり、特に、原稿上の各種の情報を検出する技術に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、画像読み取り装置において、蛍光
灯等の可視光で原稿面と原稿押さえ面を照射し、その反
射光を画像読み取りセンサで読み取って、画像読み取り
センサの出力値から原稿の有無検出、原稿サイズ検出、
及び特定原稿の識別を行うようにしたものがある。ま
た、図3に示されるように、可視光のみを透過する色補
正フィルタ101と近赤外光のみを透過する色補正フィ
ルタ102とを備え、フィルタの切り換えによる2種類
の読み取りシーケンスを用いて、原稿画像の読み取りと
特定原稿の識別を共に可能にしたものがある(特開平6
−141153号公報参照)。なお、図3に示した画像
読み取り装置では、可視光のみを透過する色補正フィル
タ101と近赤外光のみを透過する色補正フィルタ10
2とが光路中に交互に配置されて、可視光のみがライン
センサ17に到達する場合と、近赤外光のみがラインセ
ンサ17に到達する場合とが発生する。この画像読み取
り装置では、近赤外光のみを透過する色補正フィルタ1
02を光路中に配置することによって、原稿上に赤外蛍
光塗料の印刷部を有する特定原稿を識別し、可視光のみ
を透過する色補正フィルタ101を光路中に配置するこ
とによって、原稿の画像情報を読み取るようにしてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記前
者のような可視光のみを用いた画像読み取り装置では、
原稿面からの反射光と原稿押さえ面からの反射光が共に
可視光であるため、可視光に対する原稿面と原稿押さえ
の反射率の差を大きくしなければ、読み取り画像中の原
稿面と原稿押さえ面とのコントラスト比を大きくして、
原稿の有無検出、原稿サイズ検出、及び特定原稿の識別
を行う際の検出信号のS/N比を高くすることができな
い。ところが、可視光に対する原稿面と原稿押さえ面の
反射率の差を大きくして、検出信号のS/N比を高くし
ようとすると、画像読み取り時に原稿押さえ面の読み取
り画像にかぶりが発生するという問題があった。また、
上記後者のようなフィルタ切り換え機構を用いた画像読
み取り装置では、原稿の有無検出や原稿サイズ検出は行
っておらず、また、フィルタ切り換え機構を用いるた
め、構成が複雑化し、機械的な動作シーケンスが必要と
なるという問題があった。
【0004】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、簡単な構成で原稿の有無検出、
原稿サイズ検出、及び特定原稿の識別を行う際の検出能
力を向上させることができると共に、画像読み取り時に
原稿押さえ面のかぶり発生を防ぐことが可能な画像読み
取り装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の発明は、原稿を走査することによって原稿
画像を読み取る撮像手段を備えた画像読み取り装置にお
いて、近赤外光領域での分光吸収率の高い部材で表面を
構成した原稿押さえと、撮像手段による画像読み取り光
路中に配置されて、可視光と近赤外光とを空間的に分離
する機能を有した回折素子とを備え、撮像手段は、回折
素子により分離された光をそれぞれ受光する複数列のラ
インセンサからなるものである。
【0006】上記構成においては、撮像手段によって原
稿画像を読み撮る際に、画像読み取り光路中に配置され
た回折素子が可視光と近赤外光とを空間的に分離して、
それぞれの分光を撮像手段の持つ別々のラインセンサが
受光する。そして、近赤外光を受光するラインセンサの
読み取り画像においては、原稿押さえ面が近赤外光を吸
収してしまうため、画像中の原稿面と原稿押さえ面のコ
ントラストが大きくなる。従って、原稿の有無検出や原
稿サイズ検出の際に、近赤外光を受光するラインセンサ
の読み取り画像を用いることにより、検出信号のS/N
比を高くして、これらの検出能力を向上させることがで
きる。また、可視光を受光するラインセンサの読み取り
画像においては、原稿押さえ面が可視光を吸収してしま
うことはないので、画像中の原稿面と原稿押さえ面のコ
ントラストは大きくならない。従って、画像情報を読み
取る際に、可視光を受光するラインセンサの読み取り画
像を用いることにより、原稿押さえ面が原稿面と同質的
に読み取られるので、原稿押さえ面のかぶり発生を防ぐ
ことが可能になる。
【0007】また、請求項2の発明は、請求項1に記載
の画像読み取り装置において、可視光を受光するライン
センサの出力と近赤外光を受光するラインセンサの出力
の差に基づいて、近赤外光領域に分光反射特性をもつ画
像情報を分離して取り出すようにしたものである。
【0008】上記構成においては、撮像手段によって原
稿画像を読み撮る際に、可視光を受光するラインセンサ
の出力と近赤外光を受光するラインセンサの出力の差に
基づいて、近赤外光領域に分光反射特性をもつ画像情報
が分離されて取り出される。これにより、特定原稿上に
近赤外光領域に分光反射特性をもつ画像情報を含めるよ
うにすれば、特定原稿の識別を確実に行うことができ
る。
【0009】また、請求項3の発明は、請求項1又は請
求項2に記載の画像読み取り装置において、近赤外光領
域に分光反射特性を有する材料により特定パターンが形
成された原稿上の該特定パターンを認識し、このパター
ン認識情報に基づいて、読み取り原稿が特定原稿である
ことを識別可能にしたものである。
【0010】上記構成においては、撮像手段によって原
稿画像を読み撮る際に、可視光を受光するラインセンサ
の出力と近赤外光を受光するラインセンサの出力の差に
基づいて、近赤外光領域に分光反射特性を有する材料に
より形成された原稿上の特定パターンを認識し、このパ
ターン認識情報に基づいて、読み取り原稿が特定原稿で
あることを識別できる。これにより、特定原稿を高い精
度で識別することができるようになる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態による
画像読み取り装置について図面を参照して説明する。本
実施形態は、本発明をデジタル複写機に適用したもので
ある。図1は、本実施形態によるデジタル複写機の構成
の概略を示す断面図である。図1を参照して、本実施形
態によるデジタル複写機の構成と動作の概略について説
明する。図に示されるように、複写機1は、大きく分け
て画像読み取り部IRとプリンタ部Pとから構成されて
いる。画像読み取り部IRの上部には、原稿Mが載置さ
れる原稿台2及び原稿Mを押さえる原稿押さえ3が設け
られている。
【0012】画像読み取り部IRは、原稿台2上に置か
れた原稿Mの画像を読み取り、原稿画像の各画素に対応
した画像データを作成するもので、原稿Mの画像を読み
取り、画像信号に変換する走査系10、走査系10から
出力される画像信号を処理する画像処理ユニット20、
画像処理ユニット20から出力される画像データを回転
処理してプリンタに出力する回転制御ユニット30から
構成される。
【0013】プリンタ部Pは、画像データに基づいて記
録紙上に画像を形成するもので、画像読み取り部IRの
回転制御ユニット30から出力される画像データに基づ
いてレーザ発振器61を駆動する印字処理ユニット4
0、レーザ発振器61から放射されるレーザ光を感光体
ドラム71に結像させるレーザ光学系60、感光体ドラ
ム71上に形成された画像潜像を現像し、記録紙に転
写、定着処理する作像系70から構成される。
【0014】次に、画像読み取り部IRの構成と動作の
概略を説明する。走査系10は、露光ランプ12と第1
ミラー13aからなる第1スキャナ11、及び第2ミラ
ー13bと第3ミラー13cからなる第2スキャナ14
を備え、図示しないモータにより矢印a方向(副走査方
向)に移動して原稿Mを副走査する。ラインセンサ17
は、主走査方向(紙面に垂直方向)に配列された多数の
CCDから構成され、主走査方向の画像を読み取る。即
ち、第1及び第2スキャナ11、14を経た原稿画像
は、回折素子15で副走査方向に垂直に分光された後、
投影レンズ16によってラインセンサ17に結像され
る。そして、ラインセンサ17からは原稿画像の各画素
に対応した画像信号が出力される。なお、センサSE3
は、第1スキャナ11がホームポジションにあることを
検出するセンサである。
【0015】上記のラインセンサ17から出力された画
像信号は、画像処理ユニット20において画像濃度の調
整その他の必要な補正処理がされた後、回転制御ユニッ
ト30において一旦メモリに記憶され、回転処理された
上でプリンタ部Pへ出力される。回転処理の必要がない
ときは、そのままプリンタ部Pへ出力される。
【0016】次に、プリンタ部Pの構成と動作の概略を
説明する。印字処理ユニット40は回転制御ユニット3
0から出力された画像データに基づいてレーザ発振器6
1から放射されるレーザ光を変調する。画像データに基
づいて変調されたレーザ光は、ポリゴンミラー62、f
/θレンズ63、ミラー64a,64bを経て感光体ド
ラム71上に投影され、画像潜像を形成する。感光体ド
ラム71の周囲には帯電チャージヤ72、現像器73、
転写チャージヤ74、分離チャージヤ75、クリーナ7
6、イレーサランプ77などが配置されている。感光体
ドラム71上の画像潜像は、周知の電子写真方式により
トナーを使用して現像される。
【0017】次に、給紙カセット81a,81bに収納
されている記録紙CPが、回転駆動される給紙ローラ8
2a,82bにより給紙され、搬送ローラ(不図示)に
より搬送されてその先端がタイミングローラ84のニッ
プ部に当接した待機位置で一旦停止する。なお、SE
1,SE2は、給紙カセット81a,81bに収納され
ている記録紙CPのサイズを検出するセンサである。
【0018】そして、感光体ドラム71上に形成された
トナー像は、感光体ドラム71の回転に伴って転写位置
に移動するが、このタイミングに合わせてタイミングロ
ーラ84が回転を開始し、待機位置で待機していた記録
紙CPは転写チャージヤ74のある転写位置へ搬送され
る。転写位置では、転写チャージヤ74の作用により感
光体ドラム71上に形成されたトナー像が記録紙CPに
転写される。記録紙CPは、分離チャージヤ75の作用
により感光体ドラム71から離れ、搬送ベルト85によ
って搬送される。記録紙CPに転写されたトナー像は、
定着ローラ86によって加熱加圧され、記録紙CP上に
定着処理される。そして、記録紙CPは、排紙ローラ8
7によって排紙トレイ88に排出される。なお、感光体
ドラム71、給紙ローラ82a,82b、搬送ベルト8
5、定着ローラ86などは不図示のモータにより駆動さ
れる。
【0019】図2(a)(b)は、それぞれ図1の画像
読み取り部IRの読み取り光学系の主要部の構成と全体
構成を示す側面図である。図2(b)に示されるよう
に、この読み取り光学系は、露光ランプ12と第1ミラ
ー13aとからなる第1スキャナ11、及び第2ミラー
13bと第3ミラー13cとからなる第2スキャナ14
を備えており、これらのスキャナ11、14により原稿
Mを相対的に走査して、原稿画像を読み取る縮小型の読
み取り光学系である。この読み取り光学系では、露光ラ
ンプ12によって照射された原稿台2上の原稿M及び原
稿押さえ面3aからの反射光が、第1ミラー13a、第
2ミラー13b及び第3ミラー13cを経て、回折素子
15で可視光と近赤外光とに分光された後、投影レンズ
16によってラインセンサ17に結像される。この際、
図2(a)に示されるように、回折素子15は、可視光
と近赤外光とを副走査方向に垂直に分光する。そして、
この可視光と近赤外光とが、それぞれ主走査方向(紙面
に垂直方向)に配列されたCCDよりなる可視光用ライ
ンセンサ17a、近赤外光用ラインセンサ17bによっ
て読み取られる。
【0020】本実施形態による読み取り光学系は、上述
した図3の従来例のようにフィルタ切り換え機構を持つ
ことなく、また、センサ部に可動部を設けることもな
く、シンプルな構成のままで、同一の原稿画像を可視光
成分と近赤外成分とに分離して読み取ることを可能にし
たものである。すなわち、色光分離用の回折素子15を
光路中に配置し、この回折素子15で同一の原稿画像を
可視光成分と近赤外光成分とに分光して、この可視光成
分を可視光用ラインセンサ17aで、近赤外光成分を近
赤外光用ラインセンサ17bで検出する。また、特定原
稿の識別だけでなく、原稿の有無検出や原稿サイズ検出
も行えるようにしている。
【0021】図4(a)(b)は、それぞれ回折素子1
5によって分離された可視光成分と近赤外光成分の分光
特性を示す図である。図において、0次回折光である可
視光成分は、ほぼ比視感度分布に近く、1次回折光であ
る近赤外光成分は、光源の分光放射特性から可視光成分
を除いた形になっている。また、図5(a)(b)は、
それぞれ原稿押さえ3の分光反射特性の一例を示す図、
露光ランプ12として用いるハロゲンランプの分光放射
特性を示す図である。
【0022】次に、図4及び図5を参照して、本実施形
態による読み取り光学系を用いた原稿サイズ検出につい
て説明する。この読み取り光学系は、原稿Mからの反射
光を回折素子15で図4(a)に示される可視光成分と
図4(b)に示される近赤外光成分とに分離し、可視光
成分を画像情報用として可視光用ラインセンサ17aで
検出し、近赤外光成分を原稿サイズ情報用として近赤外
光用ラインセンサ17bで検出する。また、図5(a)
に示されるように、原稿押さえ3に用いる材料に、比視
感度領域での反射率が高く、近赤外領域で反射率が低い
ものを用いる。そして、図5(b)に示されるように、
光源となる露光ランプ12としては、赤外域に多くの分
光放射を持つハロゲンランプを用いる。このような構成
にすることによって、近赤外光領域では原稿押さえ面3
aからの反射光が分光吸収されてしまうので、近赤外光
成分の読み取り画像中の原稿押さえ面3aに相当する領
域は黒く見える。これに対して、比視感度領域では原稿
押さえ面3aからの反射光が強いため、可視光成分の読
み取り画像中の原稿押さえ面3aに相当する領域は白く
見える。このため、原稿サイズの検出に近赤外光成分の
読み取り画像を使用することにより、原稿エッジ部にお
いて原稿Mと原稿押さえ面3aのコントラストを大きく
することができるので、高精度な原稿サイズ検出が行え
るようになる。また、画像情報の読み取りに可視光成分
の読み取り画像を使用することにより、読み取り画像中
の原稿押さえ面3aに相当する領域は原稿Mと同様に白
く見えて、画像中にかぶりが発生することがなくなるの
で、ノイズのない画像読み取りが可能になる。
【0023】上記の原稿サイズ検出において、光源とな
る露光ランプ12としては、上述のハロゲンランプを用
いたが、通常は可視光成分しか放射しない蛍光灯の場合
には、近赤外光領域にスペクトル線の広がりをもたせる
ことにより、上記の原稿サイズ検出を行う際の光源とし
て用いることができる。
【0024】また、上記の原稿サイズ検出と同様に、近
赤外光成分を原稿の有無情報用として近赤外光用ライン
センサ17bで検出することによって、高精度な原稿の
有無検出が行えるようになる。
【0025】図6はある特殊インクの分光反射特性を示
す図、後記表1は各種の被検物を読み取った際の可視光
用ラインセンサ17aと近赤外光用ラインセンサ17b
の出力の大きさを表した表である。図6及び表1を参照
して、本実施形態による読み取り光学系を使用した特定
原稿の識別について説明する。原稿上に図6に示される
ような近赤外光領域にのみ分光反射特性を持つ赤外蛍光
塗料等の特殊インクを使用した印刷部を設けておき、こ
の特殊インクを使用した文字をラインセンサ17で検出
すると、表1に示されるように、可視光用ラインセンサ
17aと近赤外光用ラインセンサ17bの出力の大きさ
には差異が生じる。これに対して、白紙原稿上の他の被
検物である白紙、黒文字、及び一般の色文字を検出した
際の可視光用ラインセンサ17aと近赤外光用ラインセ
ンサ17bの出力の大きさには差異が生じない。従っ
て、原稿Mを読み取った際に、可視光用ラインセンサ1
7aと近赤外光用ラインセンサ17bの出力の差異を求
めることによって、検出対象の原稿の画像情報から特殊
インクを使用した印刷部の画像情報のみを分離して取り
出すことが可能になる。
【0026】従って、特定原稿上に、前記の赤外蛍光塗
料等を用いた特殊インクのような近赤外光領域にのみ分
光反射特性を持つ材料で特定パターンを印字しておけ
ば、検出対象の原稿の画像情報から特定パターンを取り
出すことができる。そして、この特定パターン及び上記
の原稿サイズ検出によって検出された原稿サイズを、メ
モリ等に記録された特定原稿の持つ特定パターン及び特
定原稿の原稿サイズと比較することにより、高い精度で
特定原稿の識別を行うことができる。これにより、例え
ば、図8の説明で詳述する特定原稿検出時のコピー動作
停止等の処理を確実に行うことができるようになる。ま
た、特定パターンに使用される材料の分光反射特性は、
図6に示されるものに限定されることなく、光源となる
露光ランプ12の分光放射特性との組み合わせで、近赤
外領域において自由に選択可能である。
【0027】図7は、本実施形態による画像読み取り部
IRの回路ブロック図である。この回路は、画像の読み
取りを行う撮像部21と、読み取った画像データの処理
を行う画像信号処理部22と、装置の制御を行う制御部
23とから構成される。撮像部21は、ラインセンサ1
7、及びラインセンサ17で読み取った画像データをデ
ジタルデータに変換するA/Dコンバータ24を備えて
いる。画像信号処理部22は、露光ランプ12による照
明の主走査方向と副走査方向におけるばらつきやライン
センサ17を構成する各画素の出力のばらつきを補正す
るシェーディング補正部25、各種の画像処理を制御す
る画像処理部26、及び画像処理部26から送られた画
像情報から原稿サイズと特定パターンを検出する画像モ
ニタ部27を備えており、プリンタ部Pと接続してい
る。また、制御部23は、装置全体の制御と各種演算を
行うCPU100、及び画像読み取りのタイミング信号
を発生させるタイミング発生部28を備えている。図中
には、基本処理が同一であるため、可視光用と近赤外光
用のラインセンサ17a,17bをまとめてラインセン
サ17と記した。可視光用ラインセンサ17aと近赤外
光用ラインセンサ17bを別々に記載した場合には、図
のラインセンサ17からA/Dコンバータ24にかけて
の部分が2系統になる。
【0028】図8は、上述の特定原稿の識別方法を用い
たコピー動作の制御例を示すフローチャートである。C
PU100は、原稿Mをラインセンサ17で検出し、検
出した画像情報をA/Dコンバータ24でデジタルデー
タに変換した後、このデジタル画像データを画像信号処
理部22に転送する。画像信号処理部22のシェーディ
ング補正部25は、このデジタル画像データにシェーデ
ィング補正を行った後、補正後の画像データを画像処理
部26へ転送する。画像処理部26は、シェーディング
補正部25から受け取った画像データを画像モニタ27
へ転送する。この画像モニタ部27は、可視光用ライン
センサ17aと近赤外光用ラインセンサ17bの出力の
差異に基づいて、上述の特定パターンの検出を行う。そ
して、近赤外光領域にのみ分光反射特性を持つ特定パタ
ーンを検出した場合には(#1でYES)、上述の原稿
サイズ情報の検出を行い、原稿サイズが特定原稿のサイ
ズであった場合には(#2でYES)、特定原稿である
と判定して(#3)、コピー動作を停止させる(#
4)。
【0029】本発明は、上記実施形態に限られるもので
はなく、様々な変形が可能である。例えば、上記実施形
態では、原稿上に近赤外光領域にのみ分光反射特性を持
つ材料で特定パターンを構成したが、原稿上に可視光領
域にのみ分光反射特性を持つ材料で特定パターンを構成
し、この原稿を読み取った際の可視光用ラインセンサ1
7aと近赤外光用ラインセンサ17bの出力の差異から
特定パターンを検出するようにしてもよい。また、上記
実施形態では、検出対象の原稿の画像情報から特殊イン
クを使用した印刷部の画像情報のみを分離して取り出
し、この特殊インクを使用した印刷部の画像情報を特定
原稿の識別に使用したが、取り出した印刷部の画像情報
のみをプリンタ部Pへ出力するようにしてもよいし、取
り出した印刷部の画像情報を加工して、集計結果をプリ
ンタ部Pへ出力するようにしてもよい。
【0030】
【表1】
【0031】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明によれば、
近赤外光を受光するラインセンサの読み取り画像におい
ては、原稿押さえ面が近赤外光を吸収してしまうため、
画像中の原稿面と原稿押さえ面のコントラストが大きく
なる。従って、原稿の有無検出や原稿サイズ検出の際
に、近赤外光を受光するラインセンサの読み取り画像を
用いることにより、検出信号のS/N比を高くすること
ができる。また、可視光を受光するラインセンサの読み
取り画像においては、原稿押さえ面が可視光を吸収して
しまうことはないので、画像中の原稿面と原稿押さえ面
のコントラストは大きくならない。従って、画像情報を
読み取る際に、可視光を受光するラインセンサの読み取
り画像を用いることにより、原稿押さえ面が原稿面と同
質的に読み取られて、原稿押さえ面のかぶり発生を防ぐ
ことができる。これにより、従来の可視光のみを用いた
画像読み取り装置における原稿検出能力の向上と原稿押
さえ面読み取り画像中のかぶり発生防止を両立すること
が困難であるという問題を解消することができる。
【0032】また、請求項2の発明によれば、回折素子
によって可視光と近赤外光とを空間的に分離し、分離さ
れた可視光と近赤外光とを別々のラインセンサによって
受光し、それぞれのラインセンサの出力の差に基づい
て、近赤外光領域に分光反射特性をもつ画像情報を分離
して取り出す。従って、近赤外光領域に分光反射特性を
もつ画像情報を含む特定原稿の識別を確実に行うことが
できる。これにより、従来のフィルタ切り換え機構を用
いた画像読み取り装置のように、機械的な動作シーケン
スを増やすことなく、しかも、簡単な構成で、特定原稿
の識別を行うことができる。また、原稿上の近赤外光領
域に分光反射特性をもつ画像情報を抽出して、この画像
情報に対して加工を加えて集計等の処理を行うこともで
きる。
【0033】また、請求項3の発明によれば、簡単な構
成で近赤外光領域に分光反射特性を有する材料により形
成された原稿上の特定パターンを認識し、このパターン
認識情報に基づいて、読み取り原稿が特定原稿であるこ
とを識別できる。これにより、特定原稿を高い精度で識
別することができるので、例えば、これをコピー機に適
用することにより、特定原稿検出時のコピー動作停止等
の処理を確実に行うことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態によるデジタル複写機の構
成の概略を示す断面図である。
【図2】(a)(b)はそれぞれ画像読み取り部IRの
読み取り光学系の主要部の構成と全体構成を示す側面図
である。
【図3】従来例による画像読み取り装置の読み取り光学
系の主要部の構成を示す図である。
【図4】(a)(b)はそれぞれ回折素子によって分離
された可視光成分と近赤外光成分の分光特性を示す図で
ある。
【図5】(a)(b)はそれぞれ原稿押さえ3の分光反
射特性の一例を示す図、露光ランプ12として用いるハ
ロゲンランプの分光放射特性を示す図である。
【図6】ある特殊インクの分光反射特性を示す図であ
る。
【図7】本実施形態による画像読み取り部IRの回路ブ
ロック図である。
【図8】本発明による特定原稿の識別方法を用いたコピ
ー動作の制御例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
3 原稿押さえ 15 回折素子 17 ラインセンサ(撮像手段) 17a 可視光を受光するラインセンサ 17b 近赤外光を受光するラインセンサ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を走査することによって原稿画像を
    読み取る撮像手段を備えた画像読み取り装置において、 近赤外光領域での分光吸収率の高い部材で表面を構成し
    た原稿押さえと、 前記撮像手段による画像読み取り光路中に配置されて、
    可視光と近赤外光とを空間的に分離する機能を有した回
    折素子とを備え、 前記撮像手段は、前記回折素子により分離された光をそ
    れぞれ受光する複数列のラインセンサからなることを特
    徴とする画像読み取り装置。
  2. 【請求項2】 可視光を受光するラインセンサの出力と
    近赤外光を受光するラインセンサの出力の差に基づい
    て、近赤外光領域に分光反射特性をもつ画像情報を分離
    して取り出すようにしたことを特徴とした請求項1に記
    載の画像読み取り装置。
  3. 【請求項3】 近赤外光領域に分光反射特性を有する材
    料により特定パターンが形成された原稿上の該特定パタ
    ーンを認識し、このパターン認識情報に基づいて、読み
    取り原稿が特定原稿であることを識別可能にしたことを
    特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像読み取り
    装置。
JP9304453A 1997-11-06 1997-11-06 画像読み取り装置 Withdrawn JPH11146147A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9304453A JPH11146147A (ja) 1997-11-06 1997-11-06 画像読み取り装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9304453A JPH11146147A (ja) 1997-11-06 1997-11-06 画像読み取り装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11146147A true JPH11146147A (ja) 1999-05-28

Family

ID=17933206

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9304453A Withdrawn JPH11146147A (ja) 1997-11-06 1997-11-06 画像読み取り装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11146147A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008022420A (ja) * 2006-07-14 2008-01-31 Fuji Xerox Co Ltd 画像読み取り装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008022420A (ja) * 2006-07-14 2008-01-31 Fuji Xerox Co Ltd 画像読み取り装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7131415B2 (ja) 傾き検出装置、読取装置、画像処理装置および傾き検出方法
US7502147B2 (en) Image position correcting method, image position correcting jig, and image formation device
US11126108B2 (en) Image forming apparatus and image forming method for correcting a position of a target image
JP7131287B2 (ja) 原稿サイズ検出装置、画像読取装置、画像形成装置、及び原稿サイズ検出方法
US11553108B2 (en) Reading device, image forming apparatus, and method
US6804477B2 (en) Image forming apparatus and method for compensating for irregular recording material
US11770487B2 (en) Reading device, image forming apparatus, and state detection method to detect a multi-feed state of an object using reflected light in a visible wavelength and an invisible wavelength and comparing reading value results to references associated with the invisible and visible wavelength reference values
US7755808B2 (en) Document scanner dust detection systems and methods
JP2000232562A (ja) 原稿読み取り装置、原稿検知方法及び画像処理装置
US7457009B2 (en) Image reading apparatus and image forming apparatus
EP3355123B1 (en) Lighting device, and apparatus and system incorporating the lighting device
JP2001042743A (ja) 画像形成装置、画像形成方法、及び記憶媒体
US20250203026A1 (en) Reading device, image processing apparatus, reading method, and non-transitory recording medium
US11870960B2 (en) Image processing system
US20220373957A1 (en) Image forming apparatus and image forming method
JPS6049363A (ja) 現像濃度検出装置
JP4476823B2 (ja) 画像読取装置および画像形成装置
JP2025080868A (ja) 読取装置、画像処理装置および読取方法
JP2025093582A (ja) 読取装置、画像処理装置、読取方法およびプログラム
JP2876693B2 (ja) 光ビーム走査装置
JPH11225234A (ja) 画像形成装置
JP2024094801A (ja) 画像読取装置及び画像形成装置
JP2006020030A (ja) 画像読み取り装置
JPH10260562A (ja) 画像形成装置および画像形成装置の制御方法
JP2001016407A (ja) 画像読取装置及び画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050201