JPH1114641A - Afmセンサ - Google Patents
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- JPH1114641A JPH1114641A JP18320697A JP18320697A JPH1114641A JP H1114641 A JPH1114641 A JP H1114641A JP 18320697 A JP18320697 A JP 18320697A JP 18320697 A JP18320697 A JP 18320697A JP H1114641 A JPH1114641 A JP H1114641A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ねじれ方向の力を高感度で検出できると共
に、Z方向の力とねじれ方向の力とを、それぞれ分離し
て検出できるようにしたAFMセンサを提供する。 【解決手段】 支持部2と、該支持部2から伸びたカン
チレバー3と、該カンチレバー3の自由端側に設けた探
針部4とでAFMカンチレバー部1を構成し、前記カン
チレバー3の探針部4を有する自由端側においてレバー
幅を広くした幅広部3aを設けてT字型に形成し、幅広
部3aの両端部分における変位量によりねじれ方向の力
を、Z方向の力と分離して検出できるように構成する。
に、Z方向の力とねじれ方向の力とを、それぞれ分離し
て検出できるようにしたAFMセンサを提供する。 【解決手段】 支持部2と、該支持部2から伸びたカン
チレバー3と、該カンチレバー3の自由端側に設けた探
針部4とでAFMカンチレバー部1を構成し、前記カン
チレバー3の探針部4を有する自由端側においてレバー
幅を広くした幅広部3aを設けてT字型に形成し、幅広
部3aの両端部分における変位量によりねじれ方向の力
を、Z方向の力と分離して検出できるように構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、原子間力顕微鏡
(AFM: Atomic Force Microscope)に用いるAFM
センサに関する。
(AFM: Atomic Force Microscope)に用いるAFM
センサに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、導電性試料を原子サイズオーダー
の分解能で観察できる装置として走査トンネル顕微鏡
(STM: Scanning Tunneling Microscope)が Binni
ngとRohrerらにより発明されてから、原子オーダーの表
面凹凸を観察できる顕微鏡として各方面での利用が進ん
でいる。しかしSTMでは、観察できる試料は導電性の
ものに限られている。
の分解能で観察できる装置として走査トンネル顕微鏡
(STM: Scanning Tunneling Microscope)が Binni
ngとRohrerらにより発明されてから、原子オーダーの表
面凹凸を観察できる顕微鏡として各方面での利用が進ん
でいる。しかしSTMでは、観察できる試料は導電性の
ものに限られている。
【0003】そこで、STMにおけるサーボ技術を利用
しながら、STMでは測定し難かった絶縁性の試料を、
原子サイズオーダーの精度で観察することのできる顕微
鏡として、原子間力顕微鏡(AFM)が提案されてい
る。このAFMは、例えば特開昭62−130302号
(IBM、G.ビニッヒ、サンプル表面の像を形成する
方法及び装置)に開示されている。
しながら、STMでは測定し難かった絶縁性の試料を、
原子サイズオーダーの精度で観察することのできる顕微
鏡として、原子間力顕微鏡(AFM)が提案されてい
る。このAFMは、例えば特開昭62−130302号
(IBM、G.ビニッヒ、サンプル表面の像を形成する
方法及び装置)に開示されている。
【0004】AFMの構造はSTMに類似しており、走
査型プローブ顕微鏡(SPM)の一つとして位置づけら
れている。AFMでは、自由端に鋭い突起部分(探針
部)を持つ片持ち梁(カンチレバー)を、試料に対向・
近接させて配置し、探針部の先端の原子と試料原子との
間に働く相互作用力により変位する片持ち梁の動きを、
電気的あるいは光学的にとらえて測定しつつ、試料をX
Y方向に走査し、片持ち梁の探針部との位置関係を相対
的に変化させることによって、試料の凹凸情報などを原
子サイズオーダーで三次元的にとらえることができるよ
うになっている。
査型プローブ顕微鏡(SPM)の一つとして位置づけら
れている。AFMでは、自由端に鋭い突起部分(探針
部)を持つ片持ち梁(カンチレバー)を、試料に対向・
近接させて配置し、探針部の先端の原子と試料原子との
間に働く相互作用力により変位する片持ち梁の動きを、
電気的あるいは光学的にとらえて測定しつつ、試料をX
Y方向に走査し、片持ち梁の探針部との位置関係を相対
的に変化させることによって、試料の凹凸情報などを原
子サイズオーダーで三次元的にとらえることができるよ
うになっている。
【0005】このような構成のAFM等の走査型プロー
ブ顕微鏡用のカンチレバーチップとしては、T.R.A
lbrecht らが半導体IC製造プロセスを応用して作製す
ることのできる酸化シリコン膜製のカンチレバーを提案
して以来〔Thomas R. Albrecht and Calvin F. Quate :
Atomic resolution imaging of a nonconductor Atomf
orce Microscopy J. Appl. Phy. 62(1987)2599参照〕、
ミクロンオーダーの高精度で優れた再現性をもって作製
することが可能になっている。また、このようなカンチ
レバーチップは、バッチプロセスによって作製すること
ができ、低コスト化が実現されている。したがって、現
在では、半導体IC製造プロセスを応用して作製される
カンチレバーチップが主流となっている。
ブ顕微鏡用のカンチレバーチップとしては、T.R.A
lbrecht らが半導体IC製造プロセスを応用して作製す
ることのできる酸化シリコン膜製のカンチレバーを提案
して以来〔Thomas R. Albrecht and Calvin F. Quate :
Atomic resolution imaging of a nonconductor Atomf
orce Microscopy J. Appl. Phy. 62(1987)2599参照〕、
ミクロンオーダーの高精度で優れた再現性をもって作製
することが可能になっている。また、このようなカンチ
レバーチップは、バッチプロセスによって作製すること
ができ、低コスト化が実現されている。したがって、現
在では、半導体IC製造プロセスを応用して作製される
カンチレバーチップが主流となっている。
【0006】AFMの測定方式としては、試料と探針部
を1nm程度に近接させて測定する接触方式、5〜10nm離
して測定する非接触方式、試料表面を探針部で軽くたた
きながら移動させて測定するタッピング方式等がある。
また、近年接触方式のAFM測定においては、Z方向
(垂直方向)の力だけでなく、水平方向の力(摩擦力)
なども測定するようになっている。
を1nm程度に近接させて測定する接触方式、5〜10nm離
して測定する非接触方式、試料表面を探針部で軽くたた
きながら移動させて測定するタッピング方式等がある。
また、近年接触方式のAFM測定においては、Z方向
(垂直方向)の力だけでなく、水平方向の力(摩擦力)
なども測定するようになっている。
【0007】次に、図7を参照しながら、従来より実施
されている半導体IC製造プロセスを応用した窒化シリ
コン膜製AFMカンチレバーの作製方法について説明す
る。まず、図7の(A)に示すように、面方位(10
0)Si 基板101 上に、カンチレバーの探針部の型とな
る四角錐状のレプリカ穴102 を形成する。この後、図7
の(B)に示すように、レバー部の母材料となる窒化シ
リコン膜を堆積し、この窒化シリコン膜をレバー部の形
状に選択エッチングして、探針部103 を備えたレバー部
104 を形成する。次いで、図7の(C)に示すように、
窒化シリコン膜からなるレバー部104 上の所定領域に、
パイレックスガラスからなる支持部105 を陽極接合す
る。続いて、図7の(D)に示すように、Si 基板101
をエッチングにより除去し、支持部105 ,レバー部104
及び探針部103 からなるAFMカンチレバー100 を得
る。
されている半導体IC製造プロセスを応用した窒化シリ
コン膜製AFMカンチレバーの作製方法について説明す
る。まず、図7の(A)に示すように、面方位(10
0)Si 基板101 上に、カンチレバーの探針部の型とな
る四角錐状のレプリカ穴102 を形成する。この後、図7
の(B)に示すように、レバー部の母材料となる窒化シ
リコン膜を堆積し、この窒化シリコン膜をレバー部の形
状に選択エッチングして、探針部103 を備えたレバー部
104 を形成する。次いで、図7の(C)に示すように、
窒化シリコン膜からなるレバー部104 上の所定領域に、
パイレックスガラスからなる支持部105 を陽極接合す
る。続いて、図7の(D)に示すように、Si 基板101
をエッチングにより除去し、支持部105 ,レバー部104
及び探針部103 からなるAFMカンチレバー100 を得
る。
【0008】従って、この製法により製造されるAFM
カンチレバー100 は、ガラス製の支持部105 と窒化シリ
コン膜で一体形成された探針部103 及びレバー部104 と
により構成されている。そして、このように構成された
AFMカンチレバーは、ミクロンオーダーの高精度で非
常に再現性よく作製することができ、しかも探針部が材
料的性質として親水性である窒化シリコン膜で形成され
ているので、生体試料に有効な液中でのAFM測定に適
している。
カンチレバー100 は、ガラス製の支持部105 と窒化シリ
コン膜で一体形成された探針部103 及びレバー部104 と
により構成されている。そして、このように構成された
AFMカンチレバーは、ミクロンオーダーの高精度で非
常に再現性よく作製することができ、しかも探針部が材
料的性質として親水性である窒化シリコン膜で形成され
ているので、生体試料に有効な液中でのAFM測定に適
している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来の構成のAFMカンチレバーは、ねじれ方向の力
には歪みにくく、低感度である。また、ねじれ方向の力
のみを検出しようとすると、Z方向の力も同時に検出さ
れることになる。その逆に、Z方向の力のみを検出しよ
うとすると、ねじれ方向の力も同時に検出されてしまう
という問題があった。
な従来の構成のAFMカンチレバーは、ねじれ方向の力
には歪みにくく、低感度である。また、ねじれ方向の力
のみを検出しようとすると、Z方向の力も同時に検出さ
れることになる。その逆に、Z方向の力のみを検出しよ
うとすると、ねじれ方向の力も同時に検出されてしまう
という問題があった。
【0010】本発明は、従来のAFMカンチレバーにお
ける上記問題点を解消するためになされたもので、ねじ
れ方向の力に対して高感度であり、Z方向の力とねじれ
方向の力を、それぞれ分離して検出できるようにしたA
FMセンサを提供することを目的とする。各請求項毎の
目的を述べると、請求項1記載の発明は、ねじれ方向の
検知に対して高感度であり、Z方向の力とねじれ方向の
力を、それぞれ分離して検出できるようにしたAFMセ
ンサを提供することを目的とする。請求項2記載の発明
は、請求項1記載のAFMセンサにおいて、更に高感度
なねじれ検出感度をもたせることを目的とする。
ける上記問題点を解消するためになされたもので、ねじ
れ方向の力に対して高感度であり、Z方向の力とねじれ
方向の力を、それぞれ分離して検出できるようにしたA
FMセンサを提供することを目的とする。各請求項毎の
目的を述べると、請求項1記載の発明は、ねじれ方向の
検知に対して高感度であり、Z方向の力とねじれ方向の
力を、それぞれ分離して検出できるようにしたAFMセ
ンサを提供することを目的とする。請求項2記載の発明
は、請求項1記載のAFMセンサにおいて、更に高感度
なねじれ検出感度をもたせることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、請求項1記載の発明は、自由端近傍に探針部を有し
測定試料の表面形状に対応して変位するカンチレバー部
と、該カンチレバー部の変位を検出する変位検出部とを
備えたAFMセンサにおいて、前記カンチレバー部は、
探針部を含む自由端近傍部分のレバー幅が他の部分のレ
バー幅より広く形成され、T字型形状に構成するもので
ある。
め、請求項1記載の発明は、自由端近傍に探針部を有し
測定試料の表面形状に対応して変位するカンチレバー部
と、該カンチレバー部の変位を検出する変位検出部とを
備えたAFMセンサにおいて、前記カンチレバー部は、
探針部を含む自由端近傍部分のレバー幅が他の部分のレ
バー幅より広く形成され、T字型形状に構成するもので
ある。
【0012】このように構成したAFMセンサにおいて
は、探針部の両側のカンチレバー部の幅広部の両端にお
いて幅広部の左右のひずみ量を検出し、ねじれ方向の力
をZ方向の力と分離して高感度で検出することができ
る。
は、探針部の両側のカンチレバー部の幅広部の両端にお
いて幅広部の左右のひずみ量を検出し、ねじれ方向の力
をZ方向の力と分離して高感度で検出することができ
る。
【0013】また請求項2記載の発明は、請求項1記載
のAFMセンサにおいて、前記探針部の長さがカンチレ
バー部の幅広部のレバー幅より長く形成されていること
を特徴とするものである。このように構成することによ
り、ねじれモーメントが大きくなるため、カンチレバー
部のねじれに対する感度を更に向上させることができる
と共に、カンチレバー部がねじれた際に、探針部の長さ
を長くすることによりカンチレバー部の幅広部が試料と
干渉しにくくすることができる。
のAFMセンサにおいて、前記探針部の長さがカンチレ
バー部の幅広部のレバー幅より長く形成されていること
を特徴とするものである。このように構成することによ
り、ねじれモーメントが大きくなるため、カンチレバー
部のねじれに対する感度を更に向上させることができる
と共に、カンチレバー部がねじれた際に、探針部の長さ
を長くすることによりカンチレバー部の幅広部が試料と
干渉しにくくすることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】次に実施の形態について説明す
る。図1は、本発明に係るAFMセンサの第1の実施の
形態におけるAFMカンチレバー部の構成を示す表面図
で、図2はその一部を省略した斜視図である。この実施
の形態におけるAFMカンチレバー部1は、支持部2
と、該支持部2から伸びたカンチレバー3と、該カンチ
レバー3の自由端側に設けられた探針部4とで構成され
ている。そして、カンチレバー3はその探針部4を有す
る自由端側において、レバー幅が広くなっていて幅広部
3aが形成されており、T字型に構成されている。AF
Mカンチレバー部1によるねじれの検出は、探針部4の
中心を通るカンチレバー3の長手方向の中心線A−A′
に関して、幅広部3aのより遠い左右の両端部分におけ
るひずみ量を検出することにより行われるようになって
いる。
る。図1は、本発明に係るAFMセンサの第1の実施の
形態におけるAFMカンチレバー部の構成を示す表面図
で、図2はその一部を省略した斜視図である。この実施
の形態におけるAFMカンチレバー部1は、支持部2
と、該支持部2から伸びたカンチレバー3と、該カンチ
レバー3の自由端側に設けられた探針部4とで構成され
ている。そして、カンチレバー3はその探針部4を有す
る自由端側において、レバー幅が広くなっていて幅広部
3aが形成されており、T字型に構成されている。AF
Mカンチレバー部1によるねじれの検出は、探針部4の
中心を通るカンチレバー3の長手方向の中心線A−A′
に関して、幅広部3aのより遠い左右の両端部分におけ
るひずみ量を検出することにより行われるようになって
いる。
【0015】次に、このように構成したAFMカンチレ
バー部1による変位検出動作について説明する。図3に
示すように、AFMカンチレバー部1をねじれ方向に走
査した時、すなわちAFMカンチレバー部1のカンチレ
バー3の長手方向の中心線A−A′(図1参照)に直交
する方向にカンチレバー3を走査した時、探針部4に摩
擦力が働き、カンチレバー3が1点鎖線で図示したよう
にねじれる。カンチレバー3がねじれた場合、カンチレ
バー3の幅広部3aのカンチレバー3の長手方向の中心
線A−A′より遠い左右両端部分のひずみ量は大きくな
る。この時、カンチレバー3の幅広部3aの両端のひず
み量を検出する第1及び第2の変位検出器11,12を配設
しておくことにより、第1の変位検出器11ではマイナス
の信号1が検出され、第2の変位検出器12にはプラスの
信号2が検出される。そして、これらの信号1,信号2
の差を算出することによって、ねじれ信号が検出するこ
とができる。
バー部1による変位検出動作について説明する。図3に
示すように、AFMカンチレバー部1をねじれ方向に走
査した時、すなわちAFMカンチレバー部1のカンチレ
バー3の長手方向の中心線A−A′(図1参照)に直交
する方向にカンチレバー3を走査した時、探針部4に摩
擦力が働き、カンチレバー3が1点鎖線で図示したよう
にねじれる。カンチレバー3がねじれた場合、カンチレ
バー3の幅広部3aのカンチレバー3の長手方向の中心
線A−A′より遠い左右両端部分のひずみ量は大きくな
る。この時、カンチレバー3の幅広部3aの両端のひず
み量を検出する第1及び第2の変位検出器11,12を配設
しておくことにより、第1の変位検出器11ではマイナス
の信号1が検出され、第2の変位検出器12にはプラスの
信号2が検出される。そして、これらの信号1,信号2
の差を算出することによって、ねじれ信号が検出するこ
とができる。
【0016】また、図4に示すように、Z方向の力が加
わった場合には、ねじれ信号は、信号1と信号2の差に
よって検出され、Z方向のAFM信号(斥力)は信号1
と信号2の和によって検出される。なお、図4におい
て、Z方向の斥力のみによるカンチレバー3の変位状態
を点線で示し、Z方向の斥力に走査による摩擦力が加わ
った時のカンチレバー3の変位状態を1点鎖線で示して
いる。
わった場合には、ねじれ信号は、信号1と信号2の差に
よって検出され、Z方向のAFM信号(斥力)は信号1
と信号2の和によって検出される。なお、図4におい
て、Z方向の斥力のみによるカンチレバー3の変位状態
を点線で示し、Z方向の斥力に走査による摩擦力が加わ
った時のカンチレバー3の変位状態を1点鎖線で示して
いる。
【0017】このように、カンチレバー3に幅広部3a
を形成しておくことにより、カンチレバー3にねじれ方
向の力が加わると、カンチレバー3のねじれ変位を検出
する幅広部3aの変位量は大きくなり、高感度を図るこ
とができる。なお、本実施の形態におけるカンチレバー
及び探針部は、窒化シリコンを用いて形成する他に、シ
リコン,酸化シリコン,DLC(ダイヤモンドライクカ
ーボン)や炭化シリコン等を用いて形成してもよい。
を形成しておくことにより、カンチレバー3にねじれ方
向の力が加わると、カンチレバー3のねじれ変位を検出
する幅広部3aの変位量は大きくなり、高感度を図るこ
とができる。なお、本実施の形態におけるカンチレバー
及び探針部は、窒化シリコンを用いて形成する他に、シ
リコン,酸化シリコン,DLC(ダイヤモンドライクカ
ーボン)や炭化シリコン等を用いて形成してもよい。
【0018】次に、第2の実施の形態について説明す
る。図5は、第2の実施の形態におけるAFMカンチレ
バー部の表面図で、図6はその一部を省略して示す斜視
図である。この実施の形態におけるAFMカンチレバー
部21は、支持部22と、該支持部22より伸びたカンチレバ
ー23と、該カンチレバー23の自由端側に設けられた探針
部24とで構成されている。そして、カンチレバー23は、
その探針部24を有する自由端側において、レバー幅が広
くなって幅広部23aが形成されていてT字型に構成され
ており、更に前記探針部24は、その長さが前記カンチレ
バー23の幅広部23aの幅より長くなるように形成されて
いる。AFMカンチレバー部21によるねじれの検出は、
第1の実施の形態と同様に、探針部24の中心を通るカン
チレバー23の長手方向の中心線B−B′に関して、探針
部24の両側の幅広部23aの中心線B−B′より遠い左右
の両端部分におけるひずみ量を検出して行うようになっ
ている。
る。図5は、第2の実施の形態におけるAFMカンチレ
バー部の表面図で、図6はその一部を省略して示す斜視
図である。この実施の形態におけるAFMカンチレバー
部21は、支持部22と、該支持部22より伸びたカンチレバ
ー23と、該カンチレバー23の自由端側に設けられた探針
部24とで構成されている。そして、カンチレバー23は、
その探針部24を有する自由端側において、レバー幅が広
くなって幅広部23aが形成されていてT字型に構成され
ており、更に前記探針部24は、その長さが前記カンチレ
バー23の幅広部23aの幅より長くなるように形成されて
いる。AFMカンチレバー部21によるねじれの検出は、
第1の実施の形態と同様に、探針部24の中心を通るカン
チレバー23の長手方向の中心線B−B′に関して、探針
部24の両側の幅広部23aの中心線B−B′より遠い左右
の両端部分におけるひずみ量を検出して行うようになっ
ている。
【0019】このように構成したAFMカンチレバー部
21による変位検出動作は、図3及び図4に示した第1の
実施の形態と同様に、カンチレバー23の幅広部23aの左
右両端部分に対応して変位検出器を配置し、両者の差信
号によりねじれ信号を検出し、和信号によりZ方向のA
FM信号が検出される。そして、この実施の形態の場
合、探針部24の長さをカンチレバー23の幅広部23aの幅
より長く形成しているため、走査によりカンチレバー23
にねじれ方向の力が加わると、カンチレバー23の変位を
検出している幅広部23aの左右両端部分の変位量は、ね
じれモーメントが大きくなるため更に大きくなり、より
高感度化が可能となる。また探針部24を長く形成したこ
とにより、カンチレバー23がねじれた時に、カンチレバ
ー23の幅広部23aが試料と干渉しにくくなる。そして、
Z方向の力とねじれ方向の力を分離することができるよ
うになり、AFM測定においても高感度が可能となる。
21による変位検出動作は、図3及び図4に示した第1の
実施の形態と同様に、カンチレバー23の幅広部23aの左
右両端部分に対応して変位検出器を配置し、両者の差信
号によりねじれ信号を検出し、和信号によりZ方向のA
FM信号が検出される。そして、この実施の形態の場
合、探針部24の長さをカンチレバー23の幅広部23aの幅
より長く形成しているため、走査によりカンチレバー23
にねじれ方向の力が加わると、カンチレバー23の変位を
検出している幅広部23aの左右両端部分の変位量は、ね
じれモーメントが大きくなるため更に大きくなり、より
高感度化が可能となる。また探針部24を長く形成したこ
とにより、カンチレバー23がねじれた時に、カンチレバ
ー23の幅広部23aが試料と干渉しにくくなる。そして、
Z方向の力とねじれ方向の力を分離することができるよ
うになり、AFM測定においても高感度が可能となる。
【0020】
【発明の効果】以上、実施の形態に基づいて説明したよ
うに、請求項1記載の発明によれば、カンチレバーのね
じれに対する検出感度を向上させることができ、またZ
方向の力とねじれ方向の力を分離できるため、Z方向の
AFM測定における感度も向上させることができる。請
求項2記載の発明によれば、ねじれモーメントが大きく
なるため、カンチレバーのねじれに対する感度を更に向
上させることができ、また探針を長くしたことにより、
カンチレバーがねじれた時に、カンチレバーの幅広部が
試料と干渉しにくくなるという効果も得られる。
うに、請求項1記載の発明によれば、カンチレバーのね
じれに対する検出感度を向上させることができ、またZ
方向の力とねじれ方向の力を分離できるため、Z方向の
AFM測定における感度も向上させることができる。請
求項2記載の発明によれば、ねじれモーメントが大きく
なるため、カンチレバーのねじれに対する感度を更に向
上させることができ、また探針を長くしたことにより、
カンチレバーがねじれた時に、カンチレバーの幅広部が
試料と干渉しにくくなるという効果も得られる。
【図1】本発明に係るAFMセンサの第1の実施の形態
におけるAFMカンチレバー部を示す表面部である。
におけるAFMカンチレバー部を示す表面部である。
【図2】図1に示したAFMカンチレバー部の一部を省
略して示す斜視図である。
略して示す斜視図である。
【図3】図1及び図2に示した第1の実施の形態に係る
AFMカンチレバー部のねじれ検出態様を示す図であ
る。
AFMカンチレバー部のねじれ検出態様を示す図であ
る。
【図4】図1及び図2に示した第1の実施の形態に係る
AFMカンチレバー部のねじれ及びZ方向の検出態様を
示す図である。
AFMカンチレバー部のねじれ及びZ方向の検出態様を
示す図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態におけるAFMカン
チレバー部を示す表面部である。
チレバー部を示す表面部である。
【図6】図5に示したAFMカンチレバー部の一部を省
略して示す斜視図である。
略して示す斜視図である。
【図7】従来のAFMカンチレバーの製造方法を示す製
造工程図である。
造工程図である。
1 AFMカンチレバー部 2 支持部 3 カンチレバー 3a 幅広部 4 探針部 11 第1の変位検出器 12 第2の変位検出器 21 AFMカンチレバー部 22 支持部 23 カンチレバー 23a 幅広部 24 探針部
Claims (2)
- 【請求項1】 自由端近傍に探針部を有し測定試料の表
面形状に対応して変位するカンチレバー部と、該カンチ
レバー部の変位を検出する変位検出部とを備えたAFM
センサにおいて、前記カンチレバー部は、探針部を含む
自由端近傍部分のレバー幅が他の部分のレバー幅より広
く形成され、T字型形状に構成されていることを特徴と
するAFMセンサ。 - 【請求項2】 前記探針部の長さが、前記カンチレバー
部の幅広部のレバー幅より長く形成されていることを特
徴とする請求項1記載のAFMセンサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18320697A JPH1114641A (ja) | 1997-06-25 | 1997-06-25 | Afmセンサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18320697A JPH1114641A (ja) | 1997-06-25 | 1997-06-25 | Afmセンサ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1114641A true JPH1114641A (ja) | 1999-01-22 |
Family
ID=16131643
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18320697A Pending JPH1114641A (ja) | 1997-06-25 | 1997-06-25 | Afmセンサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1114641A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005066609A1 (en) * | 2004-01-05 | 2005-07-21 | Korea Institute Of Machinery & Materials | Afm cantilever with nanoindentation test functionality |
| JP2008503734A (ja) * | 2004-06-21 | 2008-02-07 | カプレス・アクティーゼルスカブ | プローブの位置合せを行なう方法 |
| US7958566B2 (en) | 2007-02-09 | 2011-06-07 | Korea Institute Of Machinery & Materials | AFM probe with variable stiffness |
| JP2015158413A (ja) * | 2014-02-24 | 2015-09-03 | 株式会社リコー | 電位検出装置、及び画像形成装置 |
| CN105372454A (zh) * | 2015-11-26 | 2016-03-02 | 国家纳米科学中心 | 一种高次谐振型石英音叉微悬臂及制作方法 |
| CN105403734A (zh) * | 2015-11-26 | 2016-03-16 | 国家纳米科学中心 | 高次谐振型原子力显微镜微悬臂及其制作方法 |
| US20240219420A1 (en) * | 2023-01-04 | 2024-07-04 | Brown University | System and method for scanning near-field optical microscopy |
-
1997
- 1997-06-25 JP JP18320697A patent/JPH1114641A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005066609A1 (en) * | 2004-01-05 | 2005-07-21 | Korea Institute Of Machinery & Materials | Afm cantilever with nanoindentation test functionality |
| US7246517B2 (en) | 2004-01-05 | 2007-07-24 | Korea Institute Of Machinery & Materials | Atomic force microscope with probe with improved tip movement |
| JP2008503734A (ja) * | 2004-06-21 | 2008-02-07 | カプレス・アクティーゼルスカブ | プローブの位置合せを行なう方法 |
| US7958566B2 (en) | 2007-02-09 | 2011-06-07 | Korea Institute Of Machinery & Materials | AFM probe with variable stiffness |
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| CN105372454A (zh) * | 2015-11-26 | 2016-03-02 | 国家纳米科学中心 | 一种高次谐振型石英音叉微悬臂及制作方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040622 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060808 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20061205 |