JPH11146864A - 眼科装置用の作動位置決定装置および眼底撮影装置用の作動位置決定装置 - Google Patents

眼科装置用の作動位置決定装置および眼底撮影装置用の作動位置決定装置

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JPH11146864A
JPH11146864A JP9315487A JP31548797A JPH11146864A JP H11146864 A JPH11146864 A JP H11146864A JP 9315487 A JP9315487 A JP 9315487A JP 31548797 A JP31548797 A JP 31548797A JP H11146864 A JPH11146864 A JP H11146864A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 眼底撮影においては被検眼の視線を正面方向
以外の方向に大きく振って眼底の目的部分を撮影視野中
央付近に移して撮影することがあるが、かかる場合に従
来の自動撮影装置では撮影光軸を瞳孔中心に一致させる
ことができず、鮮明な眼底像を撮影できなかった。 【解決手段】 アライメントによって眼底撮影光学系S
bの光軸4を被検眼Eの頂点に一致させた状態で眼底撮
影光学系Sbをその光軸方向に移動させて作動距離を調
整し、前眼部観察光学系Sdで受像した前眼部像の瞳孔
中心に基づいて眼底撮影光学系Sbの光軸4が瞳孔中心
に一致するように誘導するようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、眼科装置や眼底撮
影装置の作動位置を自動的に決定するための作動位置決
定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】眼科装置の一つに眼底カメラ(眼底撮影
装置)があるが、眼底カメラは照明光学系および撮影光
学系を備え、瞳孔を通して照明光を眼底に投射し、瞳孔
を通して眼底を撮影する。照明光軸と撮影光軸とは一致
している。眼底撮影はこのように瞳孔を通して照明・撮
影を行うので、撮影光学系と被検眼の位置合わせが重要
になるが、これを手動で行うには操作が煩雑で熟練を要
する。また時間もかかるので、撮影まで被検者に長時間
の緊張を強いることにもなる。
【0003】このような煩雑な操作をなくし、また撮影
に要する時間を短縮するために、前記位置合わせを自動
で行う作動位置決定装置を備えた眼底撮影装置も提案さ
れている(例えば、特開平8−275921号公報参
照)。これは被検眼に正面から投射した平行光の被検眼
頂点からの反射光を指標として、撮影光軸に垂直な平面
内におけるアライメントを自動で行い、その後、被検眼
に斜め前方からのスリット光を投射し、スリット光の被
検眼頂点からの反射光を指標として撮影光軸方向の作動
距離合わせを自動で行うものである。被検眼の視線を正
面方向に向けてこの装置で撮影すると、眼底の注視点
(中心窩)を中心とした眼底像が撮影される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記作動位置決定装置
では、眼軸が正面を向いている場合には特に問題は生じ
ない。しかし、眼底撮影においては、被検眼の視線を固
視標で誘導することにより、眼底の目的部分を撮影視野
中央付近に移して撮影することがある。視線が誘導され
て眼軸が正面以外の方向を向くと、撮影光軸と直交する
平面内において、被検眼頂点と瞳孔中心とが一致しなく
なる。前述のように眼底撮影装置は瞳孔を通して照明光
を眼底に照射し、瞳孔を通して眼底の撮影を行うので、
撮影光軸が瞳孔中心に一致していなければ、照明・撮影
が虹彩に遮られる。上記作動位置決定装置では、撮影光
軸が被検眼頂点にアライメントされるので、被検眼の眼
軸が正面以外の方向を向くと鮮明に眼底を撮影すること
ができないのである。
【0005】この問題を解決する方法として、例えば、
視線を誘導・固定する角度に応じて、被検眼頂点と瞳孔
中心とのズレを定量的に補正する方法が考えられる。つ
まり、被検眼の視線は通常は固視灯によって所定の角度
に固定されるのであるが、個々の固視灯に対応して予め
定められた補正量によって、撮影光軸を被検眼頂点位置
から移動させるのである。この方法は、健康診断のよう
に眼底の予め決められた位置を撮影する場合には有効で
ある。しかし、予め決められた位置以外の位置に撮影位
置を変えたい場合に対応できない。また、被検者が斜視
の場合にも対応できない。斜視は中心窩からずれた点が
注視点となるため、固視灯から眼軸の方向を予測するこ
とができないからである。
【0006】また、上記問題を解決する別の方法とし
て、例えば、被検眼頂点ではなく前眼部像の瞳孔中心に
アライメントする方法も考えられる。この方法は、被検
者の眼軸が正面方向からわずかに振れるような場合には
有効である。しかし、眼軸が正面方法から大きく振れる
と、被検眼頂点位置がアライメント位置と大きくズレて
しまう。その結果、作動距離合わせ用のスリット光の被
検眼からの反射光が作動距離検出用の受光素子に帰らな
くなり、作動距離検出ができなくなる。
【0007】本発明は、上記課題に鑑み、視線が任意の
角度に大きく振られても、また、被検者が斜視であって
も、自動的に適正な作動位置が決定されて、撮影部位を
鮮明に撮影・観察できるような眼科装置用の作動位置決
定装置および鮮明な眼底像を撮影できるような眼底撮影
装置用の作動位置決定装置を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明にかかる眼科装置用の作動位置決定装置は、
被検眼の所定部位を撮影又は/及び観察する光学系を主
光学系として有する眼科装置用の作動位置決定装置であ
って、該被検眼の眼球面にアライメント指標光を投影す
るアライメント指標投影光学系と、被検眼の前眼部像を
受像するとともに、該アライメント指標光の該眼球面か
らの反射光を眼球面反射像として受光する前眼部観察光
学系と、この前眼部観察光学系で観察した該眼球面反射
像位置に基づき、該主光学系の光軸が該被検眼頂点に一
致するように該主光学系を誘導するアライメント手段
と、このアライメント手段によって該主光学系の光軸を
該被検眼頂点に一致させた状態で、該被検眼に斜め前方
から投射した作動距離検出指標光の該被検眼頂点からの
反射光を所定位置で受光できるように、該主光学系をそ
の光軸方向に移動させることによって作動距離を調整す
る作動距離調整手段と、該前眼部観察光学系で受像した
該前眼部像の瞳孔中心に基づいて、該アライメント手段
によってその光軸が該被検眼頂点に一致するように誘導
された該主光学系を、その光軸が瞳孔中心に一致するよ
うに誘導するアライメント補正手段と、を具備している
(請求項1)。主光学系は撮影機能と観察機能の両方を
有する光学系であってもよいし、いずれか一方の機能の
みを有する光学系であってもよい。
【0009】また、前記課題を解決するため、本発明に
かかる眼底撮影装置用の作動位置決定装置は、被検眼の
眼底を照明光により照明する照明光学系とその照明光に
基づき眼底を撮影する眼底撮影光学系とを有する眼底撮
影装置用の作動位置決定装置であって、該被検眼の眼球
面にアライメント指標光を投影するアライメント指標投
影光学系と、被検眼の前眼部像を受像するとともに、該
アライメント指標光の該眼球面からの反射光を眼球面反
射像として受光する前眼部観察光学系と、この前眼部観
察光学系で観察した該眼球面反射像位置に基づき、該眼
底撮影光学系の光軸が該被検眼頂点に一致するように該
眼底撮影光学系を誘導するアライメント手段と、このア
ライメント手段によって該眼底撮影光学系の光軸を該被
検眼頂点に一致させた状態で、該被検眼に斜め前方から
投射した作動距離検出指標光の該被検眼頂点からの反射
光を所定位置で受光できるように、該眼底撮影光学系を
その光軸方向に移動させることによって作動距離を調整
する作動距離調整手段と、該前眼部観察光学系で受像し
た該前眼部像の瞳孔中心に基づいて、該アライメント手
段によってその光軸が該被検眼頂点に一致するように誘
導された該眼底撮影光学系を、その光軸が瞳孔中心に一
致するように誘導するアライメント補正手段と、を具備
している(請求項2)。
【0010】上記眼科装置用の作動位置決定装置または
眼底撮影装置用の作動位置決定装置において、前記被検
眼の視線を変更して固定させるための固視灯を具備し、
該固視灯により該被検眼の視線を変更させることによっ
て前記眼底撮影光学系により撮影される眼底の位置を変
更できるように構成してもよい。
【0011】このように構成されており、主光学系また
は眼底撮影光学系の光軸は、アライメント指標光の眼球
面からの反射像(プルキンエ像)位置に基づき、一旦、
被検眼頂点に一致するように調整(アライメント調整)
される。
【0012】アライメント調整がされると、次に、作動
距離検出用指標光に基づいて作動距離の調整がされる。
この調整は、主光学系または眼底撮影光学系の光軸が被
検眼頂点に一致した状態でなされるので、作動距離検出
用指標光の被検眼頂点からの反射光に基づいて行うこと
ができる。
【0013】そして作動距離調整がされると、次に、被
検眼頂点に一致している主光学系または眼底撮影光学系
の光軸が、瞳孔中心位置に一致するように調整(アライ
メント補正)される。
【0014】これにより、眼科装置は瞳孔位置を正確に
捕らえることができ、また特に瞳孔を通して被検眼の虹
彩よりも奥の部位を撮影・観察するような場合には、そ
の部位を虹彩に遮られることなく鮮明に撮影・観察する
ことができる。また、被検眼の広い視線移動範囲に対応
可能となり、さらに、斜視の場合のように被検眼の角度
を予測できなくても、鮮明に撮影・観察できる。また、
アライメント調整、作動距離調整、アライメント補正の
順で、自動的に作動位置決定を行う眼科装置を構成する
ことができるようになる。
【0015】また、眼底撮影装置は照明光を虹彩に遮ら
れることなく眼底に投射させることができ、眼底からの
反射光も虹彩に遮られることなく眼底撮影光学系に入射
させることができる。よって、鮮明な眼底像を撮影する
ことができる。また、被検眼の広い視線移動範囲に対応
可能となり、さらに、斜視の場合のように被検眼の角度
を予測できなくても、鮮明な眼底像を得ることができ
る。また、アライメント調整、作動距離調整、アライメ
ント補正の順で、自動的に作動位置決定を行う眼底撮影
装置を構成することができるようになる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図1乃至図6に基づいて説明する。
【0017】図1は、眼科装置の一つである眼底撮影装
置1の概略構成を示すブロック図である。眼底撮影装置
用の作動位置決定装置は、眼科装置用の作動位置決定装
置の一つであるが、この眼底撮影装置1には本発明の一
実施形態たる該作動位置決定装置が適用されている。ま
ず初めに、図1を参照してこの眼底撮影装置1の概略構
成を説明する。
【0018】眼底撮影装置1は、主として、種々の光学
系をその上に配設した鏡体3と、この鏡体3を駆動する
駆動機構(XY軸駆動機構50、Z軸駆動機構52)
と、前記光学系からの信号を処理したり駆動機構を制御
したりするための制御回路45から構成されている。
【0019】鏡体3上には、主に、照明光学系Sa、眼
底撮影光学系Sb、アライメント指標投影光学系Sc、
前眼部観察光学系Sd、作動距離指標投影光学系Se、
作動距離検出光学系Sf、合焦指標投影光学系Sgが配
設されている。なお、眼底撮影光学系Sbは、請求項に
いう主光学系にも相当する。
【0020】照明光学系Saは、被検眼Eの眼底を照明
するための光学系であり、ストロボ放電管11、集光レ
ンズ12、13、円形スリット14、ミラー15、集光
レンズ18、20及び穴あきミラー6から構成されてい
る。ストロボ放電管11の発する可視光は、集光レンズ
12及び13により円形スリット14の位置に集束した
後、該円形スリット14を通過してミラー15により反
射され、照明光軸16上に光路を折曲げられる。さらに
この可視光は照明光軸16上を進み、集光レンズ18、
後述する合焦指標投影光学系Gのハーフミラー19及び
集光レンズ20を経て穴あきミラー6付近で集束し、円
形スリットの像が穴あきミラー6上に形成される。さら
にこの可視光は穴あきミラー6で反射され、撮影光軸4
上に光路を折曲げられて眼底撮影光学系Sbの対物レン
ズ5を通過し、被検眼Eの頂点位置から瞳孔付近で集束
し、眼底網膜面を照射するようになっている。
【0021】眼底撮影光学系Sbは、照明光学系Saの
照明光に基づき眼底を撮影するための光学系であり、対
物レンズ5、フォーカスレンズ7、リレーレンズ8及び
テレビカメラ(眼底撮像用カラーテレビカメラ)10よ
り構成される。これら眼底撮影光学系Sbの構成部材は
撮影光軸4上に配設されている。眼底像は対物レンズ
5、照明光学系Saの穴あきミラー6、フォーカスレン
ズ7及びリレーレンズ8を通過して、テレビカメラ10
のCCD受光面9に結像され、撮影される。テレビカメ
ラ10から出力される画像信号は制御回路45に入力さ
れる。
【0022】アライメント指標投影光学系Scは、被検
眼Eの眼球面Fにアライメント指標光を投影するための
光学系であり、アライメント用発光ダイオード21a、
ミラー22、集光レンズ23、ミラー25及び凹レンズ
26から構成される。凹レンズ26は対物レンズ5の強
いパワーを打消す補正を行うためのものであり、その打
ち消すパワーの強いものが用いられる。アライメント用
発光ダイオード21aから発せられたアライメント指標
光である赤外光はミラー22により反射され、アライメ
ント指標光軸27a上に光路を折曲げられる。このアラ
イメント指標光は集光レンズ23及び前眼部観察光学系
Sdのハーフミラー24を通過し、ミラー25により反
射され、撮影光軸4上に光路を折曲げられる。さらにア
ライメント指標光は凹レンズ26と眼底撮影光学系Sb
の対物レンズ5とを通過し、被検眼Eの眼球面Fに向け
て平行光として投射される。なお、凹レンズ26とミラ
ー25とは、前記照明光学系Saによる眼底の照明時及
び前記眼底撮影光学系Sbによる眼底の撮影時には、後
にも説明するように撮影光軸4から退避される。また、
アライメント指標投影光学系Scには、図示されない複
数の固視灯が組み込まれている。これら固視灯は被検者
に注視させることにより被検眼Eの視線を固定させるた
めのものである。これによって被検眼Eの視線を正面方
向に、あるいは、正面方向から所定角度だけ回転させた
方向に固定させることができる。
【0023】前眼部観察光学系Sdは、被検眼Eの眼球
面Fからのアライメント指標光の反射光を受光すると共
に被検眼Eの前眼部像を受像するための光学系であり、
ハーフミラー24、前眼部観察用レンズ28、テレビカ
メラ30及び前眼部照明用光源21bから構成される。
アライメント指標光の眼球面Fからの反射光は、対物レ
ンズ5と凹レンズ26とを通過し、ミラー25により反
射され、アライメント指標光軸27a上に光路を折曲げ
られる。さらにこの反射光はハーフミラー24により反
射され、前眼部観察光軸27b上に光路を折曲げられ
る。そして前眼部観察用レンズ28を通過した反射光
は、テレビカメラ30のCCD受光面29上に達し、結
像する。また、被検眼Eの瞳孔と虹彩とにより輝度レベ
ルが異なる明暗像として形成される前眼部像も、アライ
メント指標光の反射光と同じルートにて、テレビカメラ
30に入力される。前眼部照明用光源21bは、前眼部
像がより鮮明に形成されるように、赤外光で被検眼Eを
照明するために設けられたものである。テレビカメラ3
0から出力される画像信号は制御回路45に入力され
る。
【0024】作動距離指標投影光学系Seは、撮影光軸
4に対して45度をなす作動距離検出指標光軸35aに
沿って配設される作動距離検出用発光ダイオード(赤外
LED)31、集光レンズ32、作動距離検出指標用ス
リット33及び投影レンズ34から構成される。作動距
離検出用発光ダイオード31からの光は、作動距離検出
指標光軸35aに沿って進み、集光レンズ32、作動距
離検出指標用スリット33、投影レンズ34を順次通過
することによって作動距離検出指標光として眼球面Fに
入射される。
【0025】作動距離検出光学系Sfは、眼球面Fによ
り反射された前記作動距離検出指標光を受光するための
結像レンズ36及び作動距離検出用受光素子(PSD)
37を備えて構成される。結像レンズ36及び作動距離
検出用受光素子37は、撮影光軸4に対して作動距離検
出指標光軸35aと対称をなす作動距離検出光軸35b
に沿って配設される。そして、作動距離検出用受光素子
37は、前記作動距離検出指標光の受光に伴う受光信号
を制御回路45へ出力する。
【0026】合焦指標投影光学系Sgは、眼底撮影光学
系Sbの焦点を被検眼Eの眼底に合わせるための光学系
であり、ハロゲンランプ38、集光レンズ39、自動焦
点指標用スリット40、投影レンズ41、スプリットプ
リズム42、集光レンズ44及びハーフミラー19から
構成される。このうちハロゲンランプ38、集光レンズ
39、自動焦点指標用スリット40、投影レンズ41及
びスプリットプリズム42は一体的に可動部60を形成
する。また、合焦指標投影光学系Sgには、図示されな
い複数の固視灯が組み込まれている。これら固視灯は、
アライメント指標投影光学系Cに組み込まれた固視灯に
よって固定された被検眼Eの視線を、ミラー25と凹レ
ンズ26とが撮影光軸4から退避した後もその角度のま
ま固定維持させるために設けられたものである。
【0027】眼底撮影装置1の架台と鏡体3との間に
は、XY軸駆動機構50およびZ軸駆動機構52が介在
し、架台に対する鏡体3の位置はこれらの駆動機構によ
って変更される。Z軸駆動機構52は、鏡体3をZ方向
に移動させるための駆動機構である。ここでZ方向と
は、被検眼Eに対して接近・離隔する方向(図1におけ
る左右方向)である。なお、撮影光軸4の方向は、Z方
向に一致している。XY軸駆動機構50は、鏡体3をX
Y方向に移動させるための駆動機構である。ここでX方
向とは、水平面内においてZ軸と直交する方向(図1に
おける紙面と垂直な方向)をいう。また、Y方向とは、
鉛直方向(図1における上下方向)をいう。
【0028】制御回路45は、テレビカメラ10、テレ
ビカメラ30、作動距離検出用受光素子37からの信号
を入力し、これらの信号を所定の手順に従って処理して
XY軸駆動機構50、Z軸駆動機構52等に制御信号を
送出するための回路である。
【0029】次に、眼底撮影装置1の動作・操作手順
を、図2及び図3のフローチャートに基づき、かつ、図
4〜6を参照しながら説明する。図2のフローチャート
中の終点であるMは、図3のフローチャート中の始点で
あるMと一致する。また、以下の説明中のステップ番号
は、図2及び図3のフローチャート中の同一符号を付し
たステップに対応する。図2及び図3のフロ−チャート
で示される動作・操作手順は、(1)予備調整(ステップ
101〜109が対応する)、(2)アライメント(ステ
ップ110〜111が対応する)、(3)作動距離調整
(ステップ112〜114が対応する)、(4)アライメ
ント補正(ステップ115〜117が対応する)、(5)
合焦(ステップ118〜121が対応する)、(6)眼底
撮影(ステップ122が対応する)の各段階に分けるこ
とができる。以下、これらの各段階毎に説明を行う。
【0030】(1)予備調整 先ず電源が入れられて待機状態にある眼底撮影装置1の
撮影ボタンを押すと(ステップ101)、モニタ表示器
47に前眼部観察光学系Sdによる前眼部像が映し出さ
れる(ステップ102)。被検者は頭部をアゴ台に固定
し、ドクターの指示に従って対物レンズ5を通してアラ
イメント指標投影光学系Scに組み込まれた固視灯を見
る(ステップ103)。このとき、対物レンズ5に対す
るアゴ台の関係位置により、被検眼Eが右眼であるか左
眼であるかがアゴ台により検出される。アゴ台からの信
号に基づき、左目用または右目用の複数の固視灯から選
択された所定の固視灯が点灯される(ステップ10
4)。
【0031】図4は、この固視灯によって視線が誘導さ
れた被検眼Eを示す図であり、図4(a)は被検眼Eを
XZ平面で切断した断面図、図4(b)は被検眼Eの正
面図である。Iaは被検者から見た虹彩の左側部分であ
り、Ibは虹彩の右側部分である。PCは被検眼Eの瞳
孔中心であり、そのXY座標上の位置は(X0、Y0)
である。ERは前眼部観察光学系Sdから見た被検眼E
の頂点であり、そのXY座標上の位置は(X1、Y1)
である。図4では、被検眼Eの眼軸tが正面方向(Z軸
方向)ではなく、点Sの方向を向いている。このような
状態となるのは、例えば次のような場合が考えられる。
斜視である被検者に正面の固視灯(Z方向の固視灯)を
注視させると、眼軸tはZ軸方向から幾分回転した方
向、例えば図4のように点Sの方向を向くことになる。
また、斜視でない被検者に点Sの方向の固視灯を点灯さ
せることによって視線を点Sの方向に向けても、眼軸t
は図4のように点Sの方向に向く。なお、被検眼Eは、
XZ平面内における回転のみならず、YZ平面内におい
ての回転も生じているのであるが、YZ平面で切断した
断面図は省略する。
【0032】このようにして所定の固視灯を点灯させて
(ステップ104)、被検眼Eを図4の状態に固定させ
ると、次にドクターはアゴ台を操作し、モニタ表示器4
7に被検者の被検眼Eの前眼部が映るように調整して
(ステップ105)、前記撮影ボタンを再度押す(ステ
ップ106)。この2回目のボタン押圧操作がされてか
ら眼底撮影が完了するまでの眼底撮影装置1の動作は自
動化されている。
【0033】2回目のボタン押圧操作により、アライメ
ント用発光ダイオード21aと作動距離検出用発光ダイ
オード31が点灯する(ステップ107)。この状態
で、テレビカメラ30の撮像画面に写された前眼部像に
アライメント指標光の眼球面Fからの反射光による眼球
面反射像(プルキンエ像)が鮮明に認識できるまで、Z
軸駆動機構52を駆動して鏡体3を被検眼Eに向かって
前進せしめる(ステップ108、109)。
【0034】(2)アライメント 上記のようにしてプルキンエ像がテレビカメラ30の撮
像画面上で鮮明に認識されると(ステップ109)、次
にXY方向のアライメントがなされる。このアライメン
トは、プルキンエ像がテレビカメラ30の撮像画面上の
所定範囲に入るように鏡体3を自動的にXY方向に駆動
(ステップ110、111)することによりなされる。
このステップ110、111における動作を詳述すると
次の通りである。まず、被検眼Eの前眼部像とプルキン
エ像とがテレビカメラ30によって受像され、テレビカ
メラ30のから画像信号が制御回路45に入力される。
制御回路45は撮像画面中のプルキンエ像の位置を検出
する。
【0035】図5は、テレビカメラ30による撮像画面
Kを示している。制御回路45は、プルキンエ像Qが撮
像画面K中の所定の範囲Rに入るようにXY軸駆動機構
50に駆動信号を送出する。例えば図5のように、プル
キンエ像Qが撮像画面K上ののX軸座標において Kx1の
範囲にあれば、プルキンエ像Qが撮像画面K内で左に移
動するように鏡体3を移動させる。鏡体3の移動は、制
御回路45がXY軸駆動機構50に駆動信号を送出する
ことよってなされる。また、プルキンエ像QがKx3の範
囲にあれば、プルキンエ像Qが撮像画像K内で右に移動
するようにXY軸駆動機構50を制御する。これにより
撮像画面Kにおいてプルキンエ像Qが Kx2の範囲に誘導
される。プルキンエ像Qが Kx2の範囲にあるときは、鏡
体3をX方向へは移動させない。すなわち Kx2は鏡体3
のX方向移動に関しての不感の範囲である。同様にY方
向についても、プルキンエ像Qが不感範囲である ky2に
入るようにXY軸駆動機構50が制御される。このよう
にしてプルキンエ像Qが撮像画面K中の所定範囲R内に
誘導される。前眼部観察光学系Sdは、撮影光軸4上に
ある撮影対象が撮像画面K中の範囲R内に写るように、
鏡体3上に配置されている。よって、プルキンエ像Qが
範囲Rに入ると、撮影光軸4が被検眼Eの頂点ERの
X、Y方向位置(X1、Y1)に一致した状態となる。
なお図5では動作説明の理解を容易にするために、プル
キンエ像Qの大きさに対して範囲Rを誇張して大きめに
表している。また同様の理由により、瞳孔中心位置に対
してプルキンエ像Qの位置を誇張により大きく距離を離
して表している。
【0036】(3)作動距離調整 上記のようにしてプルキンエ像Qが撮像画面K内の所定
範囲Rに入る(ステップ111)ことによってアライメ
ントが完了する。そして、その範囲Rにプルキンエ像Q
が入ったままの状態が維持されるように、すなわちアラ
イメントがされた状態が維持されるようにプルキンエ像
Qを追随しながらXY軸駆動機構50を制御しつつ、作
動距離調整がなされる。作動距離調整は、作動距離検出
用受光素子37が作動距離検出指標光(眼球面反射光)
を受光するまで、鏡体3を被検眼Eに向かって前進させ
る(ステップ112)ことによりなされる。制御回路4
5は、作動距離検出用受光素子37が作動距離検出指標
光(眼球面反射光)を受光したことを検知すると(ステ
ップ113)、XY軸駆動機構50及びZ軸駆動機構5
2の駆動動作を停止させる(ステップ114)。
【0037】ステップ112、113、114における
動作を詳述すると次の通りである。まず、XY方向のア
ライメントが完了(ステップ111)すると、作動距離
指標投影光学系Seにより作動距離検出指標光が被検眼
Eに投射される。しかし、アライメントが完了した時点
では、眼底撮影光学系Sbは作動距離よりも被検眼Eか
ら離隔した位置にある。このような状態では前記作動距
離検出指標光が眼球面Fの頂点(被検眼頂点)ERには
入射されないような位置関係で、眼底撮影光学系Sb、
作動距離指標投影光学系Seが鏡体3上に配設されてい
る。よってその眼球面Fからの反射光は作動距離検出用
受光素子37には受光されない。その後、制御回路45
からZ軸駆動機構52に駆動信号が送出され、鏡体3が
Z軸に沿って被検眼Eに接近する方向に移動される(ス
テップ112)。そして、鏡体3が被検眼Eに対してあ
る距離にまで達すると、作動距離指標投影光学系Seに
よる前記指標光が眼球面Fの被検眼頂点ERに入射さ
れ、その反射光が作動距離検出用受光素子37に受光さ
れる(ステップ113)。この状態で眼底撮影光学系S
bの被検眼Eに対する距離が作動距離となるような位置
関係で、眼底撮影光学系Sb、作動距離指標投影光学系
Seが鏡体3上に配設されている。作動距離検出用受光
素子37はこの反射光を受光すると受光信号を制御回路
45に出力する。すると、制御回路45は停止信号をZ
軸駆動機構52に送出してZ軸駆動機構52の動作を停
止させる。これにより鏡体3のZ方向移動が停止する。
また、プルキンエ像を追随しながら行っていたXY方向
のアライメント状態の維持も、XY軸駆動機構50を一
旦停止させることによって終了する(ステップ11
4)。
【0038】(4)アライメント補正 上記のようにして作動距離調整が完了すると、次にアラ
イメント補正がなされる。アライメント補正は、テレビ
カメラ30により撮像された被検眼Eの前眼部像に基づ
いて瞳孔中心PC位置を検出しつつ(ステップ11
5)、撮影光軸4が瞳孔中心PCに一致するように鏡体
3を移動させる(ステップ116、117)ことにより
なされる。この鏡体3の移動は、制御回路45がXY軸
駆動機構50に駆動信号に送出することによってなされ
る。
【0039】ステップ115、116、117における
動作を詳述すると次の通りである。まず、被検眼Eの前
眼部像がテレビカメラ30によって受像され、テレビカ
メラ30からの画像信号が制御回路45に入力される。
制御回路45はこの画像信号から瞳孔中心PCの撮影画
面中の位置を求める。
【0040】図6は、制御回路45が撮像画面Kにおけ
る瞳孔中心PCの位置を求める方法を示す図である。こ
の図には、XY面内における瞳孔中心PCの撮影画面K
中の位置を求めるために前眼部像の輝度レベルが演算さ
れる様子が示されている。図6(a)は、テレビカメラ
30で撮像された前眼部像であり、図6(b)はこの前
眼部像における映像信号の走査線(図6(a)中の一点
鎖線)L上の輝度レベル信号である。図6(b)中の破
線Nで示す基準レベルで二値化を行うことにより、前眼
部像のうち、瞳孔Pの部分と虹彩Iの部分とを選別する
ことができる。即ち、図6(b)において、輝度レベル
の低い範囲pが瞳孔Pに相当し、比較的輝度の高い範囲
iが虹彩Iに相当する。そして、輝度レベルの低い範囲
pについて、その幾何学的重心Cが検出され、この幾何
学的重心Cが撮影画面Kにおける瞳孔中心PCの位置と
して求められる。
【0041】制御回路45は、このようにして検出した
瞳孔中心位置が撮像画面Kにおける所定範囲Rに入るよ
うにXY軸駆動機構50に駆動信号を送出する。瞳孔中
心位置を撮像画面Kにおける所定範囲Rに誘導する方法
は、前述したアライメントにおいてプルキンエ像Qの位
置を撮像画面Kにおける範囲Rに誘導した方法と同様で
ある。こうして瞳孔中心位置が撮像画面Kの所定範囲R
に入ると、撮影光軸4は被検眼Eの瞳孔中心PCに一致
する。これにより、撮影光軸4は虹彩の左側部分Ia、
右側部分Ibから等距離に位置することとなる。また、
このようにしてアライメント補正が完了した時点で、眼
底撮影光学系Sbが作動位置(XYZ方向における作動
位置)に誘導されたことになる。
【0042】(5)合焦 上記のようにしてアライメント補正が完了すると、制御
回路45から補正完了信号が光路切替機構54に出力さ
れ、これを受けて光路切替機構54はミラー25と凹レ
ンズ26とを撮影光軸4から退避させ、次のような公知
の方法で合焦がなされる。すなわち、制御回路45でハ
ロゲンランプ38を点灯させ(ステップ118)、合焦
が検出されるまで、合焦指標投影光学系Gの可動部60
と眼底撮影光学系Sbのフォーカスレンズ7とをZ方向
に連動移動させる(ステップ119、120)。可動部
60およびフォーカスレンズ7の移動は、合焦駆動機構
56に制御回路45から駆動信号を送出することによっ
てなされる。合焦が完了すると、ハロゲンランプ38は
消灯される(ステップ121)。
【0043】(6)眼底撮影 上記のようにして合焦が完了すると、制御回路45に制
御されたストロボ発光回路57がストロボ放電管11を
発光させ、これに同期してテレビカメラ10が眼底像を
撮影する(ステップ122)。撮影光軸4が瞳孔中心P
Cを貫くようにアライメント補正がされているので、ス
トロボ放電管11からの照明光は虹彩Iに遮られること
なく眼底に投射される。また、撮影において眼底像が虹
彩に遮られることもない。よってテレビカメラ10で撮
影される眼底像は鮮明である。注視させる固視灯の位置
により被検眼の眼球の回転角度が極めて大きくなるよう
な場合であっても、また、斜視のように被検眼Eがいず
れの方向に回転しているか全く予測不可のような場合で
あっても、鮮明な眼底像を得ることができる。眼底撮影
後、鏡体3は初期の待機位置に戻り(ステップ123)
スタンバイ状態となる。
【0044】以上、眼底撮影装置1に基づいて本願発明
の一実施形態を説明したが、本願発明に係る眼科装置用
の作動位置決定装置は、被検眼の瞳孔位置を捕らえた
り、被検眼の瞳孔を用いて検査・観察・撮影を行うよう
な眼科装置全般に広く適用することができる。また、主
光学系として眼底撮影光学系Sbを備えた眼底撮影装置
1に基づいて説明したが、主光学系は撮影機能と観察機
能の両方を備えていてもよいし、いずれか一方の機能の
みを備えていてもよい。
【0045】
【発明の効果】以上に説明したように、本願発明の眼科
装置用の作動位置決定装置によると、瞳孔位置を正確に
捕らえることができ、また特に瞳孔を通して被検眼の虹
彩よりも奥の部位を撮影・観察するような場合には、そ
の部位を虹彩に遮られることなく鮮明に撮影・観察する
ことができる。また、被検眼の広い視線移動範囲に対応
可能となり、被検眼の視線が任意の角度に大きく振られ
ても鮮明に撮影・観察できる。さらに、斜視の場合のよ
うに被検眼の角度を予測できなくても、鮮明に撮影・観
察できる。また、アライメント調整、作動距離調整、ア
ライメント補正の順で、自動的に作動位置決定を行う眼
科装置を構成することが可能となる。
【0046】また、本願発明の眼底撮影装置用の作動位
置決定装置によると、照明光を虹彩に遮られることなく
眼底に投射させることができ、また、眼底像を虹彩に遮
られることなく撮影することができる。また、被検眼の
広い視線移動範囲に対応でき、被検眼の視線が任意の角
度に大きく振られても眼底像を鮮明に撮影できる。さら
に、斜視の場合のように被検眼の角度を予測できないよ
うな場合にも、鮮明に眼底像を撮影できる。また、アラ
イメント調整、作動距離調整、アライメント補正の順
で、自動的に作動位置が決定される眼底撮影装置を構成
することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】眼底撮影装置の概略構成を示すブロック図であ
る。
【図2】眼底撮影装置の動作・操作手順を示すフローチ
ャートである。
【図3】眼底撮影装置の動作・操作手順を示すフローチ
ャートである。
【図4】固視灯によって視線が誘導された被検眼を示す
図であり、図4(a)は被検眼をXZ平面で切断した断
面図、図4(b)は被検眼の正面図である。
【図5】テレビカメラによる撮像画面を示す図である。
【図6】制御回路が撮像画面における瞳孔中心の位置を
求める方法を示す図であり、図6(a)はテレビカメラ
で撮像された前眼部像であり、図6(b)はこの前眼部
像における映像信号の走査線上の輝度レベル信号を示す
図である。
【符号の説明】
1 眼底撮影装置 3 鏡体 4 撮影光軸 5 対物レンズ 6 穴あきミラー 7 フォーカスレンズ 8 リレーレンズ 9 CCD受光面 10 テレビカメラ 11 ストロボ放電管 12、13 集光レンズ 14 円形スリット 15 ミラー 16 照明光軸 18 集光レンズ 19 ハーフミラー 20 集光レンズ 21a アライメント用発光ダイオード 21b 前眼部照明用光源 22 ミラー 23 集光レンズ 24 ハーフミラー 25 ミラー 26 凹レンズ 27a アライメント指標光軸 27b 前眼部観察光軸 28 前眼部観察用レンズ 29 CCD受光面 30 テレビカメラ 31 作動距離検出用発光ダイオード 32 集光レンズ 33 作動距離検出指標用スリット 34 投影レンズ 35a 作動距離検出指標光軸 35b 作動距離検出光軸 36 結像レンズ 37 作動距離検出用受光素子 38 ハロゲンランプ 39 集光レンズ 40 自動焦点指標用スリット 41 投影レンズ 42 スプリットプリズム 44 集光レンズ 45 制御回路 47 モニタ表示器 50 XY軸駆動機構 52 Z軸駆動機構 54 光路切替機構 56 合焦駆動機構 57 ストロボ発光回路 60 可動部 Sa 照明光学系 Sb 眼底撮影光学系 Sc アライメント指標投影光学系 Sd 前眼部観察光学系 Se 作動距離指標投影光学系 Sf 作動距離検出光学系 Sg 合焦指標投影光学系 K 撮像画面 L 走査線 E 被検眼 F 眼球面 t 眼軸 P 瞳孔 I 虹彩 PC 瞳孔中心 ER 被検眼頂点 Q プルキンエ像

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検眼の所定部位を撮影又は/及び観察
    する光学系を主光学系として有する眼科装置用の作動位
    置決定装置であって、 該被検眼の眼球面にアライメント指標光を投影するアラ
    イメント指標投影光学系と、 被検眼の前眼部像を受像するとともに、該アライメント
    指標光の該眼球面からの反射光を眼球面反射像として受
    光する前眼部観察光学系と、 この前眼部観察光学系で観察した該眼球面反射像位置に
    基づき、該主光学系の光軸が該被検眼頂点に一致するよ
    うに該主光学系を誘導するアライメント手段と、 このアライメント手段によって該主光学系の光軸を該被
    検眼頂点に一致させた状態で、該被検眼に斜め前方から
    投射した作動距離検出指標光の該被検眼頂点からの反射
    光を所定位置で受光できるように、該主光学系をその光
    軸方向に移動させることによって作動距離を調整する作
    動距離調整手段と、 該前眼部観察光学系で受像した該前眼部像の瞳孔中心に
    基づいて、該アライメント手段によってその光軸が該被
    検眼頂点に一致するように誘導された該主光学系を、そ
    の光軸が瞳孔中心に一致するように誘導するアライメン
    ト補正手段と、を具備する眼科装置用の作動位置決定装
    置。
  2. 【請求項2】 被検眼の眼底を照明光により照明する照
    明光学系とその照明光に基づき眼底を撮影する眼底撮影
    光学系とを有する眼底撮影装置用の作動位置決定装置で
    あって、 該被検眼の眼球面にアライメント指標光を投影するアラ
    イメント指標投影光学系と、 被検眼の前眼部像を受像するとともに、該アライメント
    指標光の該眼球面からの反射光を眼球面反射像として受
    光する前眼部観察光学系と、 この前眼部観察光学系で観察した該眼球面反射像位置に
    基づき、該眼底撮影光学系の光軸が該被検眼頂点に一致
    するように該眼底撮影光学系を誘導するアライメント手
    段と、 このアライメント手段によって該眼底撮影光学系の光軸
    を該被検眼頂点に一致させた状態で、該被検眼に斜め前
    方から投射した作動距離検出指標光の該被検眼頂点から
    の反射光を所定位置で受光できるように、該眼底撮影光
    学系をその光軸方向に移動させることによって作動距離
    を調整する作動距離調整手段と、 該前眼部観察光学系で受像した該前眼部像の瞳孔中心に
    基づいて、該アライメント手段によってその光軸が該被
    検眼頂点に一致するように誘導された該眼底撮影光学系
    を、その光軸が瞳孔中心に一致するように誘導するアラ
    イメント補正手段と、を具備する眼底撮影装置用の作動
    位置決定装置。
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JP2006116089A (ja) * 2004-10-21 2006-05-11 Nidek Co Ltd 眼底カメラ
WO2008062527A1 (en) * 2006-11-24 2008-05-29 Nidek Co., Ltd. Fundus photographing device

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