JPH11147023A - 硫化水素含有ガスの燃焼方法及び装置 - Google Patents
硫化水素含有ガスの燃焼方法及び装置Info
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- JPH11147023A JPH11147023A JP9317124A JP31712497A JPH11147023A JP H11147023 A JPH11147023 A JP H11147023A JP 9317124 A JP9317124 A JP 9317124A JP 31712497 A JP31712497 A JP 31712497A JP H11147023 A JPH11147023 A JP H11147023A
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Abstract
れたH2S含有ガスの燃焼処理に際し、未燃のH2SやS
O3を発生させないようにする。 【解決手段】 H2S燃焼炉11に供給されるH2Sを酸
化させるための燃焼用空気に、通常の空気の酸素濃度よ
りも酸素濃度の低い気体を混入して、H2S燃焼炉11
に供給される燃焼用空気の酸素濃度を通常の空気の酸素
濃度よりも低い濃度、好ましくは酸素濃度16%以下と
して、H2Sを燃焼させる。
Description
微粉固体炭素質原料をガス化することによって生成した
ガスに含まれる、硫化水素(H2S)に代表される硫黄
化合物を吸収剤に吸収させ、吸収された硫黄化合物を前
記吸収剤から脱離して得られるH2S含有ガスを燃焼さ
せて亜硫酸ガス(SO2)にする燃焼方法及び装置に関
する。
する炉には、固定層、流動層、気流層等の各方式が種々
提案されている。これらの方式の中で、気流層は原料を
微粉にして酸素、空気等の酸化剤と共に原料灰の融点以
上の温度(約1300〜1600℃)の炉内に供給してガス化さ
せるため、他の方式に比較してガス化効率が高い、適用
炭種が広い、環境適合性が優れている等の特徴を有して
いる。したがって、この気流層石炭ガス化法は、合成ガ
ス、複合発電、燃料電池等の燃料及び原料製造に適して
いるため、国内外で開発が進められている。
の硫黄はガス化によって硫化水素(H2S)、硫化カル
ボニル(COS)に変換される。これらの硫黄化合物の
濃度は原料中のS含有量で支配されるが、一般には数1
00から数1000ppmである。したがって、石炭のガス
化によって生成したガスを合成ガス、複合発電、燃料電
池等の燃料及び原料として用いるとき、生成ガス中の上
記硫黄化合物を除去する必要があり、この除去方法には
乾式法と湿式法がある。乾式法は鉄、Niなどの金属酸
化物にH2Sを反応させた後、酸素含有ガスでH2Sを酸
化させるとともに金属酸化物として再生する方法である
が、吸収剤が粉化する欠点があり実用化には至っていな
い。一方、湿式法は従来、石油化学プロセスで開発され
たもので、アルカノールアミン吸収液などを用いてH2
Sを吸収させた後、この液を別の塔に導いて減圧、加熱
してH2Sを脱離させた後、クラウス反応により単体の
Sとして回収をしている。
理法としては実績のある湿式法が信頼性が高い。ところ
が、クラウス法によって回収される単体硫黄は市場が低
迷していること、危険物であることなどの難点がある
が、最終的に石膏(CaSO4)の形で回収すれば、市場
性もあり、危険物でないため、特に石炭ガス化複合発電
のように多量に石炭を処理するプラントでは石膏の形で
回収するのが好ましい。石膏の形で回収するためには、
脱離された高濃度のH2S含有ガスを酸化させて亜硫酸
ガス(SO2)とし、このSO2を従来から用いられてい
る石灰石石膏法脱硫装置に導いて処理すればよい。
2S含有ガスを燃焼によってSO2に酸化させる燃焼炉に
関する。
す。
が、空気不足の場合、H2Sが燃焼して酸素がなくなる
と残存したH2Sと生成したSO2が(2)式の反応によ
り固体のSを生成する。なお、(1)式の反応は速く、
(2)式の反応は遅い。固体のSを回収するクラウス法
ではボーキサイトなどの触媒を用いて(2)式の反応を
速くしている。本燃焼炉の下流に設置される石灰石石膏
法脱硫装置は石灰石スラリにSO2を吸収させる反応装
置であるため、H2Sに対して過剰の酸素を供給して
(1)式による反応をさせて(2)式による反応を起こ
さないようにする必要があり、そのために後述するよう
に空気比1.0以上の酸素過剰の燃焼をさせる。ところ
が、空気比1以上の酸素過剰で燃焼させると、酸素が過
剰に存在しており、火炎温度が高くなるため、(3)式
により、SO2が更に酸化されてSO3が発生する。この
SO3は水と反応して(4)式により、微細な硫酸ミス
トになる。このミストは石灰石石膏法脱硫装置では十分
に回収されずに排ガスの気流に乗って大気に放出される
ため、環境上、好ましくない。また、材料も腐食するた
め、特別の配慮をする必要がある。
H2SやSO3を発生させないようにする燃焼方法を提供
することにある。
させるために供給される酸化剤の酸素濃度を空気の酸素
濃度よりも低い濃度として、H2Sを燃焼させることに
よって達成できる。
ン、プロパン等の炭化水素系の燃料の着火温度の約60
0℃に比較して約350℃も低い。したがって、H2S
は低い温度で着火し、(1)の反応によりSO2とな
る。酸素分圧が高ければ反応速度は増加して短時間に反
応が完結する。ところが酸化剤として供給される空気
の、空気中の酸素濃度が低いと、空気中に含有される窒
素ガスに顕熱を奪われ、火炎温度は低下する。また、酸
素濃度が低いため、緩慢な燃焼が行われる。したがっ
て、(3)式によるSO2の過剰酸素による反応が抑制
されるため、SO3の発生が少なくなるのである。発明
者らは燃焼炉において、H2Sを50%含むガスを酸化
剤の酸素濃度を変えて燃焼させ、SO3の発生量を測定
した。図5に実験結果を示す。酸化剤の酸素濃度を低く
するとSO3発生量が少なくなることが分かった。
は、石炭のガス化によって発生したガスに含有される硫
黄化合物を吸収剤に吸収させ、吸収された硫黄化合物を
前記吸収剤から脱離させて得られるH2S含有ガスに酸
化剤を供給して燃焼させる燃焼方法において、空気より
酸素濃度が低いガスを酸化剤として燃焼処理することを
特徴とする。
は、上記第1の手段において、H2S含有ガスの燃焼に
より生成されたガスをSO2吸収手段に導き、該SO2吸
収手段を通過したガスの一部を空気と混合して前記H2
S含有ガスを燃焼処理するための前記酸化剤とすること
を特徴とする。
は、上記第1の手段において、石炭のガス化によって発
生したガスを燃料として駆動されるガスタービンの排ガ
スの一部を空気と混合して前記H2S含有ガスを燃焼処
理するための前記酸化剤とすることを特徴とする。
は、上記第1乃至第3の手段のいずれかにおいて、酸化
剤の酸素濃度が16%以下であることを特徴とする。
は、石炭のガス化によって発生したガスに含有される硫
黄化合物を吸収剤に吸収させ、吸収された硫黄化合物を
前記吸収剤から脱離させて得られるH2S含有ガスに酸
化剤を供給して燃焼させる燃焼方法において、酸素濃度
が吸収剤から脱離して得られた前記H2S含有ガスの酸
素濃度よりも低いガスで該H2S含有ガスを希釈して燃
焼処理することを特徴とする。
は、上記第5の手段において、前記H2S含有ガスを希
釈するガスとして空気分離装置で空気から分離した窒素
ガスを用いることを特徴とする。
は、上記第5の手段において、石炭のガス化によって発
生したガスを燃料として駆動されるガスタービンの排ガ
スを前記H2S含有ガスを希釈するガスとして用いてH2
S含有ガスを希釈して燃焼処理することを特徴とする。
は、上記第1乃至第4のいずれかの手段において、酸素
濃度が吸収剤から脱離して得られた前記H2S含有ガス
の酸素濃度よりも低いガスで該H2S含有ガスを希釈し
て燃焼処理することを特徴とする。
は、上記第8の手段において、前記H2S含有ガスを希
釈するガスとして空気分離装置で空気から分離した窒素
ガスを用いることを特徴とする。
は、上記第8の手段において、石炭のガス化によって発
生したガスを燃料として駆動されるガスタービンの排ガ
スを前記H2S含有ガスを希釈するガスとして用いてH2
S含有ガスを希釈して燃焼処理することを特徴とする。
は、石炭のガス化によって発生したガスに含有される硫
黄化合物を吸収剤に吸収させ、吸収された硫黄化合物を
前記吸収剤から脱離させて得られるH2S含有ガスに酸
化剤を供給して燃焼させるH2S燃焼装置において、該
H2S燃焼装置に燃焼用空気を供給する管路と、該管路
に接続され空気より酸素濃度が低いガスを供給する酸素
稀釈剤供給管路とを設けたことを特徴とする。
は、石炭のガス化によって発生したガスに含有される硫
黄化合物を吸収剤に吸収させ、吸収された硫黄化合物を
前記吸収剤から脱離させて得られるH2S含有ガスに酸
化剤を供給して燃焼させるH2S燃焼装置において、該
H2S燃焼装置にH2S含有ガスを供給する管路に接続さ
れH2S含有ガスより酸素濃度が低いガスを供給するH2
S稀釈剤供給管路を設けたことを特徴とする。
は、上記第11の手段において、該H2S燃焼装置にH2
S含有ガスを供給する管路に接続されH2S含有ガスよ
り酸素濃度が低いガスを供給するH2S稀釈剤供給管路
を設けたことを特徴とする。
の実施例を図1を用いて説明する。図1は、ガス化炉で
生成されたガス中の硫黄化合物を吸収剤8に吸収させる
吸収塔3、吸収剤8からH2Sを脱離させる脱離塔4及
び本発明の第1の実施例であるH2S燃焼装置を示すも
のである。吸収塔3と脱離塔4で脱硫装置が構成されて
いる。
るH2S燃焼炉11、脱離塔4からH2S燃焼炉11にH
2S含有ガスを供給する管路10、H2S燃焼炉11に燃
焼用空気13を供給する管路16、管路16に接続さ
れ、ボンベ等の供給源から窒素、CO2等酸素を含有し
ないガスを供給する酸素稀釈剤供給管路である管路1
2、及び管路16に介装されたファン14を含んで構成
されている。
圧ガス化炉で発生したH2Sなどの硫黄化合物を含有す
るガスは図示されていない脱塵装置で脱塵されたのち、
管路1により吸収塔3に導かれ、それら硫黄化合物は吸
収剤8に吸収される。硫黄化合物を吸収除去されたあと
のガスは管路2から図示していないガスタービンに送ら
れる。硫黄化合物を吸収した吸収剤8は低圧の脱離塔4
に送られ、必要ならば加熱も行うことによってH2Sを
脱離させる。脱離した高濃度のH2Sを含むガスは管路
10を経てH2S燃焼炉11に送られ、燃焼してSO2を
生成する。生成されたSO2を含むガスは、管路15を
通って図示していない石灰石石膏法脱硫装置に送られ
る。H2S燃焼炉11にはファン14が管路16で接続
されている。
源から窒素、CO2等酸素を含有しないガスを管路12
を経て注入することによって、H2S燃焼炉11に送る
酸素含有ガス、すなわち酸化剤の酸素濃度を低下させ、
空気比1以上の空気過剰で燃焼するものである。このよ
うにすることによってH2S燃焼炉11ではH2Sの緩慢
な燃焼が行われるため、H2S燃焼炉11から排出され
るガス中にSO3及び未燃のH2Sを発生させることな
く、H2S含有ガスをSO2含有ガスにすることができる
のである。したがって未燃のH2Sが管路15に接続さ
れた図示していない石灰石石膏法脱硫装置に流入し、こ
こで脱硫されないまま系外に放出されることもなく、ま
たSO3発生に伴う環境面の問題もなく、更に、SO3に
よる腐食も皆無となるのである。
6からH2S燃焼炉11に供給される燃焼用空気の酸素
濃度を検出して、管路16に管路12から注入する酸素
を含有しないガス量を、前記検出した酸素濃度が通常の
空気の酸素濃度よりも低い一定の値以下になるように制
御すればよい。この一定の値としては図5から明らかな
ように、16%とするのが望ましい。あるいはファン1
4によってH2S燃焼炉11に送る空気量を調節する図
示されていない弁の開度に対応して酸素を含有しないガ
スを調整する同じく図示されていない弁の開度を連動さ
せて制御すればよい。また、高濃度H2S含有ガス量に
応じて管路12から供給される酸素を含有しないガスの
供給量のみを制御する方法でもよい。要するに本実施例
は、H2S含有ガスの燃焼に用いる空気の酸素濃度を通
常の空気より低い値とし、空気過剰で燃焼させるもので
ある。
される稀釈用の気体として、窒素やCO2などの酸素を
含有しないガスを使用することとしたが、酸素をまった
く含有しないガスでなくても、通常の空気よりも酸素濃
度が低い気体、好ましくは酸素濃度が16%以下の気体
であればよい。
を用いて説明する。図2の示す実施例が前記第1の実施
例と異なるのは、図1に示す実施例では、酸素を含有し
ない気体を供給する管路12が管路16に接続され、酸
素を含有しない気体が管路16を流れる燃焼用空気に供
給されて燃焼用空気の酸素濃度を低下させているのに対
し、本実施例では、H2S含有ガスをH2S燃焼炉11に
導く管路10に窒素ガス等酸素を含有しないガスを供給
する管路12が接続されている点である。他の構成は前
記第1の実施例と同じであるので、同一の符号を付して
説明を省略する。
有ガスにボンベ等の供給源から窒素、CO2等酸素を含
有しないガスを管路12を経て注入することによって、
H2S燃焼炉11に送るH2S含有ガスのH2S濃度を低
下させ、空気比1以上の空気過剰で燃焼するものであ
る。このようにすることによってH2S燃焼炉11では
H2Sの緩慢な燃焼が行われるため、H2S燃焼炉11か
ら排出されるガス中にSO3及び未燃のH2Sを発生させ
ることなく、H2S含有ガスをSO2含有ガスにすること
ができるのである。したがって未燃のH2Sが管路15
に接続された図示していない石灰石石膏法脱硫装置で脱
硫されないこともなく、またSO3発生に伴う環境面の
問題もなく、更に、SO3による腐食も皆無となるので
ある。
焼炉11に管路10から供給されるH2S含有ガスの量
に対応して該管路10に注入する酸素を含有しないガス
量の比が一定になるように制御するようにしてもよい。
される稀釈用の気体として、窒素やCO2などの酸素を
含有しないガスを使用することとしたが、酸素をまった
く含有しないガスでなくても、管路10を流れるH2S
含有ガスよりも酸素濃度が低い気体としてもよい。
である複合発電システムを示す。図示の装置は、微粉炭
貯槽40と、微粉炭貯槽40に微粉炭管路41で接続さ
れた石炭ガス化炉30と、石炭ガス化炉30に管路31
で接続された脱塵装置60と、脱塵装置60に管路1で
接続された脱硫装置62と、脱硫装置62に管路10で
接続されたH2S燃焼炉11と、H2S燃焼炉11に管路
15で接続された石灰石石膏法脱硫装置70と、前記脱
硫装置62に管路91で接続されたガスタービン90
と、ガスタービン90の排ガス出口に排ガス管路92で
接続された排熱回収ボイラ100と、排熱回収ボイラ1
00の排ガス出口に排気管路93で接続された煙突11
0と、前記石灰石石膏法脱硫装置70のガス出口と前記
排気管路93を連通する管路71と、前記ガスタービン
90に直結駆動され空気83を圧縮する空気圧縮機80
と、空気圧縮機80の空気出口と前記ガスタービン90
の空気入り口を接続する圧縮空気管路82と、圧縮空気
管路82に分離装置用空気管路81で接続された空気分
離装置50と、空気分離装置50の窒素出口と前記微粉
炭管路41を接続する窒素管路51と、空気分離装置5
0の酸素出口と前記石炭ガス化炉30を接続する酸素管
路52と、前記H2S燃焼炉11に管路16で接続され
燃焼用空気13を送風するファン14と、前記管路16
と前記窒素管路51を連通する窒素管路53と、窒素管
路53と前記管路10を連通する窒素管路53Aと、を
含んで構成されている。
含有ガス(空気)に空気分離装置で分離された窒素ガス
を酸素を含有しないガスとして混入してH2S燃焼炉1
1に供給される酸化剤の酸素濃度を低下させるととも
に、管路10を流れるH2S含有ガスに空気分離装置で
分離された窒素ガスを酸素を含有しないガスとして混入
してH2S含有ガスの濃度を低下させ、かつ空気比1以
上の空気過剰で燃焼させるものである。
例の効果と同様の効果が得られる。
である複合発電システムを示す。本実施例と前記図3に
示す第3の実施例との相違点は、本実施例では、窒素管
路53、53Aに代えて、排気管路93と管路16を接
続する排ガス管路101と、排ガス管路101に介装さ
れて排気管路93を流れる排気ガスを管路16に送りこ
むファン103と、管路71と管路16を連通する管路
34と、管路34に介装され管路71を流れるガスを管
路16に送りこむファン33と、を設けた点にある。他
の構成は前記第1の実施例と同じであるので、同一の符
号を付して説明を省略する。
濃度を低下させ、かつ空気比1以上の酸素過剰の条件下
で燃焼させるための手段として、脱硫装置70から排出
される低酸素濃度のガスを用いる場合と、ガスタービン
90から排出され排熱回収ボイラを経た低酸素濃度のガ
スを用いる場合の例である。図3に示す空気分離装置で
発生した窒素ガスは加圧ガス化炉に供給するため、数M
Paに加圧されており、この加圧された窒素ガスを常圧
下で使用するのは不経済である。本実施例では、H2S
燃焼炉や石灰石石膏法脱硫装置等のSO2処理装置から
排出されるSO2をほとんど含有しない常圧のガスまた
はガスタービンから排出されたガスを、燃焼用空気の酸
素濃度低下のために再循環使用できるので経済的とな
る。
燃焼をおこなうと(2)式に示すクラウス反応によりS
が生成するため、本実施例では燃焼用空気あるいはH2
S含有ガスを燃焼ガスの流れ方向に対して分割すること
なく、H2S含有ガスを燃焼させる。
て、さらに、脱硫装置からH2S燃焼炉に供給されるH2
S含有ガスを、図2に示したようにボンベを供給源とす
る窒素ガスあるいはCO2ガス、図3に示したように空
気分離装置から供給される窒素ガス、もしくはガスター
ビンや石灰石石膏法脱硫装置から排出される低酸素濃度
の排ガスで稀釈するようにしても前記第3の実施例と同
様の効果が得られる。 上述した、酸化剤の酸素濃度を
低下させる手段のどれかと、脱硫装置からH2S燃焼炉
に供給されるH2S含有ガスを稀釈する手段のどれかを
組み合わせれば、前記第1、第2の実施例で得られる効
果が得られるのである。
れる硫黄化合物を除去脱離して得られるH2S含有ガス
を、SO3、S及び未燃のH2Sを発生させることなく、
SO2含有ガスに燃焼して変化させることができるた
め、前記硫黄化合物を後続の石灰石石膏法脱硫装置によ
り、高効率に脱硫できる。特に、SO3による配管など
の腐食トラブルが皆無となる。
る。
る。
の生成量の関係の実験結果を示すグラフである。
Claims (13)
- 【請求項1】 石炭のガス化によって発生したガスに含
有される硫黄化合物を吸収剤に吸収させ、吸収された硫
黄化合物を前記吸収剤から脱離させて得られるH2S含
有ガスに酸化剤を供給して燃焼させる燃焼方法におい
て、空気より酸素濃度が低いガスを酸化剤として燃焼処
理することを特徴とする硫化水素含有ガスの燃焼方法。 - 【請求項2】 請求項1に記載の硫化水素含有ガスの燃
焼方法において、H2S含有ガスの燃焼により生成され
たガスをSO2吸収手段に導き、該SO2吸収手段を通過
したガスの一部を空気と混合して前記H2S含有ガスを
燃焼処理するための前記酸化剤とすることを特徴とする
硫化水素含有ガスの燃焼方法。 - 【請求項3】 請求項1に記載の硫化水素含有ガスの燃
焼方法において、石炭のガス化によって発生したガスを
燃料として駆動されるガスタービンの排ガスの一部を空
気と混合して前記H2S含有ガスを燃焼処理するための
前記酸化剤とすることを特徴とする硫化水素含有ガスの
燃焼方法。 - 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかに記載の硫化
水素含有ガスの燃焼方法において、酸化剤の酸素濃度が
16%以下であることを特徴とする硫化水素含有ガスの
燃焼方法。 - 【請求項5】 石炭のガス化によって発生したガスに含
有される硫黄化合物を吸収剤に吸収させ、吸収された硫
黄化合物を前記吸収剤から脱離させて得られるH2S含
有ガスに酸化剤を供給して燃焼させる燃焼方法におい
て、酸素濃度が吸収剤から脱離して得られた前記H2S
含有ガスの酸素濃度よりも低いガスで該H2S含有ガス
を希釈して燃焼処理することを特徴とする硫化水素含有
ガスの燃焼方法。 - 【請求項6】 請求項5に記載の硫化水素含有ガスの燃
焼方法において、前記H2S含有ガスを希釈するガスと
して空気分離装置で空気から分離した窒素ガスを用いる
ことを特徴とする硫化水素含有ガスの燃焼方法。 - 【請求項7】 請求項5に記載の硫化水素含有ガスの燃
焼方法において、石炭のガス化によって発生したガスを
燃料として駆動されるガスタービンの排ガスを前記H2
S含有ガスを希釈するガスとして用いてH2S含有ガス
を希釈して燃焼処理することを特徴とする硫化水素含有
ガスの燃焼方法。 - 【請求項8】 請求項1乃至4のいずれかに記載の硫化
水素含有ガスの燃焼方法において、酸素濃度が吸収剤か
ら脱離して得られた前記H2S含有ガスの酸素濃度より
も低いガスで該H2S含有ガスを希釈して燃焼処理する
ことを特徴とする硫化水素含有ガスの燃焼方法。 - 【請求項9】 請求項8に記載の硫化水素含有ガスの燃
焼方法において、前記H2S含有ガスを希釈するガスと
して空気分離装置で空気から分離した窒素ガスを用いる
ことを特徴とする硫化水素含有ガスの燃焼方法。 - 【請求項10】 請求項8に記載の硫化水素含有ガスの
燃焼方法において、石炭のガス化によって発生したガス
を燃料として駆動されるガスタービンの排ガスを前記H
2S含有ガスを希釈するガスとして用いてH2S含有ガス
を希釈して燃焼処理することを特徴とする硫化水素含有
ガスの燃焼方法。 - 【請求項11】 石炭のガス化によって発生したガスに
含有される硫黄化合物を吸収剤に吸収させ、吸収された
硫黄化合物を前記吸収剤から脱離させて得られるH2S
含有ガスに酸化剤を供給して燃焼させるH2S燃焼装置
において、該H2S燃焼装置に燃焼用空気を供給する管
路と、該管路に接続され空気より酸素濃度が低いガスを
供給する酸素稀釈剤供給管路とを設けたことを特徴とす
る硫化水素含有ガスの燃焼装置。 - 【請求項12】 石炭のガス化によって発生したガスに
含有される硫黄化合物を吸収剤に吸収させ、吸収された
硫黄化合物を前記吸収剤から脱離させて得られるH2S
含有ガスに酸化剤を供給して燃焼させるH2S燃焼装置
において、該H2S燃焼装置にH2S含有ガスを供給する
管路に接続されH2S含有ガスより酸素濃度が低いガス
を供給するH2S稀釈剤供給管路を設けたことを特徴と
する硫化水素含有ガスの燃焼装置。 - 【請求項13】 請求項11記載の硫化水素含有ガスの
燃焼装置において、該H2S燃焼装置にH2S含有ガスを
供給する管路に接続されH2S含有ガスより酸素濃度が
低いガスを供給するH2S稀釈剤供給管路を設けたこと
を特徴とする硫化水素含有ガスの燃焼装置。
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|---|---|---|---|
| JP31712497A JP3700073B2 (ja) | 1997-11-18 | 1997-11-18 | 硫化水素含有ガスの燃焼方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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|---|---|---|---|
| JP31712497A JP3700073B2 (ja) | 1997-11-18 | 1997-11-18 | 硫化水素含有ガスの燃焼方法及び装置 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11147023A true JPH11147023A (ja) | 1999-06-02 |
| JP3700073B2 JP3700073B2 (ja) | 2005-09-28 |
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| JP31712497A Expired - Fee Related JP3700073B2 (ja) | 1997-11-18 | 1997-11-18 | 硫化水素含有ガスの燃焼方法及び装置 |
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|---|---|
| JP (1) | JP3700073B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007061107A1 (ja) * | 2005-11-28 | 2007-05-31 | Electric Power Development Co., Ltd. | 燃焼装置の排ガス処分方法及び装置 |
| JP2010184994A (ja) * | 2009-02-12 | 2010-08-26 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 石炭ガス化ガスからの二酸化炭素回収システム |
| KR20220010550A (ko) * | 2019-05-17 | 2022-01-25 | 사우디 아라비안 오일 컴퍼니 | 황화 수소-이산화 탄소 막 분리 시스템 및 분리 |
-
1997
- 1997-11-18 JP JP31712497A patent/JP3700073B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| CN114072220A (zh) * | 2019-05-17 | 2022-02-18 | 沙特阿拉伯石油公司 | 使用全氟化膜的硫化氢-二氧化碳膜分离方法 |
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