JPH11147580A - 熱転写受像シート用収納体 - Google Patents

熱転写受像シート用収納体

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JPH11147580A
JPH11147580A JP31746897A JP31746897A JPH11147580A JP H11147580 A JPH11147580 A JP H11147580A JP 31746897 A JP31746897 A JP 31746897A JP 31746897 A JP31746897 A JP 31746897A JP H11147580 A JPH11147580 A JP H11147580A
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JP
Japan
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thermal transfer
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image receiving
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Application number
JP31746897A
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English (en)
Inventor
Teruhiro Shimomura
彰宏 下村
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 収納体に収納された熱転写受像シートの受像
層にゴミ等が付着して、印画欠陥が発生するのを防止す
ることができる収納体の提供。 【解決手段】 熱転写受像シートが収納され、該熱転写
受像シートの受像層が接触する面が18℃,27%の条
件下での表面電気抵抗が1011Ω以下である熱転写受像
シート用収納体である。収納袋等の収納体の表面電気抵
抗を1011Ω以下とするためには、例えば、収納体を構
成する樹脂中に帯電防止剤、カーボン、金属粉末等の導
電性を有する物質を配合する方法、あるいは帯電防止剤
を水やアルコール等の溶媒を希釈した液を収納体を構成
するフイルムまたはシート等の表面に塗布する方法等が
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は熱転写受像シート用
収納体に係り、特に収納袋等の収納体に収納した熱転写
受像シートを用いて印画したときに白抜け等の印画欠陥
の発生を防止するのに好適な熱転写受像シート用収納体
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、熱転写受像シートは、製造メーカ
ーで製造された後、適宜ポリエチレン等からなる収納袋
に収納されてユーザーに引き渡される。ユーザーは、所
定の時期に収納袋から熱転写受像シートを取り出し、熱
転写による画像処理を行っている。この際、収納袋に付
着したゴミ等が熱転写受像シートを収納袋から取り出す
時に熱転写受像シートの受像層面に付着しやすい。この
ため、熱転写受像シートとインクシートとを重ね合わ
せ、サーマルヘッドによりインクシートのインク層を受
像シートの受像層面に熱転写して画像を形成する際、受
像層面のゴミが付着した部分が浮き上がり、印画したと
き白抜けの状態となり、印画欠陥が発生する。特に、低
温低湿条件下ではゴミが付着しやすい。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、熱転
写受像シートの受像層にゴミ等が付着することを防止
し、この熱転写受像シートを使用した際に白抜け等の印
画欠陥が発生することを防止することができる熱転写受
像シート用収納体を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した目的は、熱転写
受像シートが収納され、該熱転写受像シートの受像層が
接触する面が18℃,27%の条件下での表面電気抵抗
が1011Ω以下であることを特徴とする熱転写受像シー
ト用収納体によって達成される。
【0005】18℃,27%の条件下で収納体の表面電
気抵抗が1011Ω以下であると、熱転写受像シートを収
納体から取り出すとき、あるいは1度収納体から取り出
した熱転写受像シートを収納体に再度収納するときに収
納体の静電気が漏洩して受像層が帯電しにくくなり、受
像層に対するゴミ等の付着が防止される。この結果、印
画したときのゴミ等に起因する白抜け等の印画欠陥が生
じない。受像層にゴミ等が付着することを防止するため
には、受像層表面の電気抵抗を低くすることも考えられ
る。しかし、受像層内に帯電防止剤等の成分を添加して
受像層表面の電気抵抗を低くする手段では、受像層の種
々の特性を損なうおそれがあり、好ましくない。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態を説明する。本発明における収納体の材質は、特に制
約はないが、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオ
レフィン系樹脂、塩化ビニル系樹脂、ポリエステル系樹
脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリアクリル酸
エステル樹脂等が使用可能である。
【0007】また、これらの材質からなる樹脂に対し
て、必要に応じて充填剤、可塑剤等が添加される。本発
明において、収納体の熱転写受像シートの受像層に接触
する面側が18℃,27%の低温低湿の条件下での表面
電気抵抗が1011Ω以下であることが必要である。
【0008】ここでいう表面電気抵抗は、5mmの間隔
をもつ平行電極をサンプル表面にコンタクトさせ、10
0Vの電圧を印加し、流れた電流を微小電流計により測
定した値を意味する。この表面電気抵抗が1011Ωを越
えると、収納体と熱転写受像シートの受像層とが接触す
る際、静電気漏洩が少なくなり受像層面が帯電しやすく
なり、収納体に付着したゴミ等が受像層に付着してサー
マルヘッドにより印画したときに印画欠陥が発生しやす
くなる。
【0009】収納体を上記の表面電気抵抗以下とするた
めには、上記の樹脂中に帯電防止剤、カーボン、金属粉
末の導電性を有する成分を樹脂中に配合する方法、帯電
防止剤を水やアルコール等で希釈した液を樹脂のフイル
ムまたはシートの表面に塗布する方法等が挙げられる。
これらの中で、収納体の表面電気抵抗を長期間所望の値
を保持するためには、上記の成分をフイルムまたはシー
トを構成する樹脂の中に配合する方法が望ましい。
【0010】上記の帯電防止剤としては、特に制約はな
く、樹脂との相溶性を考慮して選定すべきであるが、帯
電防止剤としては、例えば、ポリ(オキシエチレン)ア
ルキルアミン、ポリ(オキシエチレン)アルキルアミ
ド、ポリ(オキシエチレン)アルキルエーテル、ポリ
(オキシエチレン)アルキルフェニルエーテル、グリセ
リン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル等の非
イオン系界面活性剤;アルキルスルホネート、アルキル
ベンゾスルホネート、アルキルサルフェート、アルキル
ホスフェート等のアニオン系界面活性剤;第4級アンモ
ニウムクロライド、第4級アンモニウムサルフエート、
第4級アンモニウムナイトレート等のカチオン系界面活
性剤;アルキルベタイン型、アルキルイミダゾリン型、
アルキルアラニン型等の両性系界面活性剤等が挙げられ
る。
【0011】この他に、導電性樹脂を使用することもで
きる。この導電性樹脂としては、ポリビニルベンジル型
カチオン、ポリアクリル酸型カチオン等が挙げられる。
【0012】カーボンとしては、例えば、カーボンブラ
ック等が挙げられ、金属粉末としては、Sn、Zn等の
酸化物粒子等が挙げられる。これらのカーボンまたは金
属粉末は収納体が着色されたものである場合には有効で
ある。
【0013】収納体の表面電気抵抗は、原理的には、帯
電防止剤、カーボン、金属粉末等の配合量を増加するほ
ど、低くなる。しかしながら、これらの配合量が多すぎ
ると、フイルムまたはシートの成形が困難となることが
あり、また、収納体の機械的特性等が低下するおそれが
あり、さらに帯電防止剤のような比較的低分子の化合物
では、収納体から帯電防止剤が熱転写受像シートの受像
層に移行するおそれがあるので、配合量はこれらの点を
考慮して選定すべきである。
【0014】次に収納体の表面電位抵抗は、少なくとも
熱転写受像シートの受像層に接触する面が1011Ω以下
であればよい。したがって、収納体の内側が1011Ω以
下であればよい。この場合、収納体の内側を構成するフ
イルムまたはシートの面に帯電防止剤を水またはアルコ
ール等で希釈した溶液を塗布・乾燥して収納体の内側の
表面電気抵抗を1011Ω以下とすることもできる。
【0015】また、収納体から熱転写受像シートを取り
出す際、あるいは収納体に熱転写受像シートを戻す際
は、特に収納体の入口付近が収納体と熱転写受像シート
が接触しやすい。この場合には、収納体の入口付近に帯
電防止剤を水またはアルコール等で希釈した液を塗布・
乾燥して収納体の内側の表面電気抵抗を1011Ω以下と
してもよい。
【0016】次に本発明における収納体の好ましい実施
の形態を図に基づいて説明する。本発明における収納体
は、収納袋の他に収納箱等の任意の形態が採用される。
図1は収納体の一例である収納袋の一実施の形態を示し
ており、この収納袋は、ポリエチレン等の樹脂のフイル
ムまたはシートからなる収納袋本体10に断面コ字状の
厚紙12が収納されており、この厚紙12内に多数枚の
熱転写受像シート14が積層した状態で収納されてい
る。収納袋本体10はヒートシール等で密封されてお
り、熱転写受像シート12を使用する際に、収納袋本体
10を開封して熱転写受像シートを取り出すようになっ
ている。
【0017】収納袋本体10内に収納される厚紙の代わ
りに熱転写受像シートの形状を保持するのに必要な物性
を有するシート状部材を収納してもよい。
【0018】収納袋本体10内に収納される熱転写受像
シートは、支持体上に少なくともクッション層および受
像層が設けられた構成からなる。支持体は、ポリオレフ
ィン類、ハロゲン化ビニル類、セルロース誘導体、ポリ
アミド類、ポリスチレン、ポリカーボネート、ポリイミ
ド類、場合によりポリエチレンフイルム等をラミネート
した紙等が使用され、特に2軸延伸ポリエチレンテレフ
タレート等が使用される。
【0019】上記の支持体上に設けられるクッション層
には塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体単独または他の樹
脂が併用され、その他、安定剤、可塑剤等が添加され
る。クッション層上に形成される受像層を構成する有機
高分子物質としてはポリビニルブチラール、その他の樹
脂が使用され、これらの樹脂中には、必要に応じて密着
改良剤、離型剤、可塑剤、界面活性剤等が添加される。
また、クッション層と受像層との間には、転写性の調整
等の目的で、中間層を設けられる。上記のような熱転写
受像シートが収納体中に積層した支持体で収納されてお
り、収納体から取り出された熱転写受像シートは、熱転
写可能なインキ層を有する転写材料(熱転写シート)と
組み合わせて画像が形成される。
【0020】
【実施例】実施例1 〔収納袋の作成〕市販のポリエチレン(表面電気抵抗1
014Ω)に対して帯電防止剤(エレクトロールマスター
LL−10、花王(株)製)を5重量%配合した樹脂組
成物を用いて厚さ50μmの収納袋を形成した。
【0021】〔熱転写受像シートの作成〕下記の組成を
有するクッション層および受像層の塗布液を調整した。 (クッション層用塗布液) ・結合剤 塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体〔重合度:300 塩化ビニル/酢酸ビニル=86/14〕 25重量部 (MPR−TSL、日信化学(株)製) ・可塑剤 12重量部 ・界面活性剤 (商品名メガファックF−177P、 4重量部 大日本インキ化学工業(株)製) ・溶剤 メチルエチルケトン 75重量部 (受像層用塗布液) ・結合剤 ポリビニルブチラ−ル 16重量部 (デンカブチラ−ル#2000−L、電気化学工業(株)製) ・界面活性剤 (商品名メガファックF−177P、 0.5重量部 大日本インキ化学工業(株)製) ・溶剤 n−プロピルアルコ−ル 200重量部
【0022】厚さ100μmのポリエチレンテレフタレ
−ト(PET)フィルムの支持体上に、回転塗布機(ホ
エラ−)を使用して上記クッション層用塗布液を300
rpmで塗布し、100℃のオ−ブン中で2分間乾燥し
た。得られたクッション層の膜厚は20μmであった。
【0023】上記クッション層上に、回転塗布機(ホエ
ラ−)を使用して上記受像層用塗布液を200rpmで
塗布し、100℃のオ−ブン中で2分間乾燥した。得ら
れた受像層の膜厚は2μmであった。
【0024】得られた熱転写受像シート25枚を積層し
た状態で前記収納袋内に収納した。次に収納袋を開封
し、収納袋から熱転写受像シートを取り出した後、まず
シアンの熱転写シ−トと熱転写受像シートを重ね、副走
査分割法によるサ−マルヘッド記録装置(試作実験機)
により印字した。この原理は75μm×50μmのヘッ
ドを50μm方向に微小送り3μmピッチでオンオフす
ることにより面積階調のみの多段階変調を行う方式であ
る。
【0025】このシアンの熱転写シ−トを剥離し、熱転
写受像シート上に面積階調のみよりなる画像を形成させ
た。次にマゼンタの熱転写シ−トをシアン画像が形成さ
れている熱転写受像シートに重ね、位置を合わせて同様
に印字し、該転写シ−トを剥離することにより熱転写受
像シート上にマゼンタ画像、同様にしてイエロ−画像を
形成させ熱転写受像シート上に面積階調のみよりなるカ
ラ−画像を形成させた。次にカラ−画像が形成された熱
転写受像シートをア−ト紙と重ね130℃、4.5Kg
/cmの圧で、4mm/secの熱ロ−ラ−を通した
後、熱転写受像シートのポリエステルフィルムを剥しイ
ンク画像がのった受像層を転写し、ア−ト紙上にカラ−
画像を形成させた。このときのカラー画像上の1mm以
上の白ぬけ個数/A3を測定した。
【0026】実施例2 実施例1において、帯電防止剤(エレクトロールマスタ
ーLL−10、花王(株)製)の代わりに導電性樹脂の
ポリアクリル酸型カチオン(ハマコートES150、ハ
マノ工業社製)を、市販のポリエチレンに対して5重量
%添加した外は、実施例1と同様に収納袋を作成した。
また、実施例1と同様にしてカラー画像を形成させて1
mm以上の白ぬけ個数/A3を測定した。
【0027】比較例1 実施例1において、帯電防止剤(エレクトロールマスタ
ーLL−10、花王(株)製)の代わりに導電性樹脂の
ポリアクリル酸型カチオン(ハマノ工業社製、ハマコー
トES150)を、市販のポリエチレンに対して1重量
%添加した外は、実施例1と同様に収納袋を作成した。
また、実施例1と同様にしてカラー画像を形成させて1
mm以上の白ぬけ個数/A3を測定した。
【0028】比較例2 実施例1において、帯電防止剤を添加しない外は、実施
例1と同様に収納袋を作成した。また、実施例1と同様
にしてカラー画像を形成させて1mm以上の白ぬけ個数
/A3を測定した。実施例1,2および比較例1,2の
測定結果を表1に示す。表1には、各々収納袋の18
℃、27%の条件下での各々の表面電気抵抗と白ぬけ個
数を示した。
【0029】
【表1】
【0030】表1から表面電気抵抗を1011Ω以下とし
た本発明の収納袋では、1mm以上の白ぬけ個数が少な
く印画欠陥が発生しにくいことを示している。
【0031】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、熱転写受
像シートを収納体から取り出す際あるいは熱転写受像シ
ートを収納体に収納する際の受像層の帯電を少なくし、
受像層に対するゴミ等の付着を防止することによって白
抜け等の印画欠陥の発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の熱転写受像シート用収納体の好ましい
一実施の形態を示す概略的断面構成図である。
【符号の説明】
10 収納袋 12 厚紙 14 熱転写受像シート

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱転写受像シートが収納され、該熱転写
    受像シートの受像層が接触する面が18℃,27%の条
    件下での表面電気抵抗が1011Ω以下であることを特徴
    とする熱転写受像シート用収納体。
JP31746897A 1997-11-18 1997-11-18 熱転写受像シート用収納体 Pending JPH11147580A (ja)

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JP31746897A JPH11147580A (ja) 1997-11-18 1997-11-18 熱転写受像シート用収納体

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JP31746897A JPH11147580A (ja) 1997-11-18 1997-11-18 熱転写受像シート用収納体

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JP (1) JPH11147580A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003011529A (ja) * 2001-07-02 2003-01-15 Sony Corp 熱転写用印画紙の保護シート及び熱転写用印画紙パック
CN104042015A (zh) * 2014-06-11 2014-09-17 国家电网公司 一种红外热像仪加温便携包

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