JPH11147598A - 飲料搬送管の細菌の成長防止、除去装置およびその方法 - Google Patents

飲料搬送管の細菌の成長防止、除去装置およびその方法

Info

Publication number
JPH11147598A
JPH11147598A JP31008697A JP31008697A JPH11147598A JP H11147598 A JPH11147598 A JP H11147598A JP 31008697 A JP31008697 A JP 31008697A JP 31008697 A JP31008697 A JP 31008697A JP H11147598 A JPH11147598 A JP H11147598A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transponder
beer
coil
electric signal
pipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31008697A
Other languages
English (en)
Inventor
Leslie Philip Middleton David
レスリー フィリップ ミドルトン デビット
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP31008697A priority Critical patent/JPH11147598A/ja
Priority to AU96483/98A priority patent/AU740114B2/en
Priority to CA002310018A priority patent/CA2310018C/en
Priority to PCT/JP1998/004849 priority patent/WO1999024352A1/ja
Priority to EP98950400A priority patent/EP1046611A4/en
Priority to BR9815273-4A priority patent/BR9815273A/pt
Priority to US09/554,427 priority patent/US6510857B1/en
Priority to CNB988130653A priority patent/CN1163401C/zh
Publication of JPH11147598A publication Critical patent/JPH11147598A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B08CLEANING
    • B08BCLEANING IN GENERAL; PREVENTION OF FOULING IN GENERAL
    • B08B9/00Cleaning hollow articles by methods or apparatus specially adapted thereto
    • B08B9/02Cleaning pipes or tubes or systems of pipes or tubes
    • B08B9/027Cleaning the internal surfaces; Removal of blockages
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B08CLEANING
    • B08BCLEANING IN GENERAL; PREVENTION OF FOULING IN GENERAL
    • B08B3/00Cleaning by methods involving the use or presence of liquid or steam
    • B08B3/04Cleaning involving contact with liquid
    • B08B3/10Cleaning involving contact with liquid with additional treatment of the liquid or of the object being cleaned, e.g. by heat, by electricity or by vibration
    • B08B3/12Cleaning involving contact with liquid with additional treatment of the liquid or of the object being cleaned, e.g. by heat, by electricity or by vibration by sonic or ultrasonic vibrations
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B67OPENING, CLOSING OR CLEANING BOTTLES, JARS OR SIMILAR CONTAINERS; LIQUID HANDLING
    • B67DDISPENSING, DELIVERING OR TRANSFERRING LIQUIDS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B67D1/00Apparatus or devices for dispensing beverages on draught
    • B67D1/07Cleaning beverage-dispensing apparatus
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B67OPENING, CLOSING OR CLEANING BOTTLES, JARS OR SIMILAR CONTAINERS; LIQUID HANDLING
    • B67DDISPENSING, DELIVERING OR TRANSFERRING LIQUIDS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B67D2210/00Indexing scheme relating to aspects and details of apparatus or devices for dispensing beverages on draught or for controlling flow of liquids under gravity from storage containers for dispensing purposes
    • B67D2210/00002Purifying means
    • B67D2210/00013Sterilising means

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Devices For Dispensing Beverages (AREA)
  • Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)
  • Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来、電磁界により搬送管内の細菌の成長を
防止しようとする装置があったが、その効果は皆無ある
いは非常に小さなものである。 【解決手段】 装置1は、ビール等を搬送する搬送管6
3の内壁面に繁殖する細菌の成長防止又は細菌の除去の
ための装置であって、可聴周波数成分を含む電気信号を
発生する制御ユニット2と、コイル31とこのコイル3
1を収容するケース32とから成るトランスポンダー3
と、トランスポンダー3を搬送管63の外壁面に取り付
ける取付手段とを具備し、コイル31に該電気信号を加
えることによって、搬送管63を伝搬する可聴周波電気
信号を生ぜしめるようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この出願に係る発明は、ビー
ルその他の飲料を搬送する搬送管の内壁面に繁殖する細
菌の成長を防止し、又は細菌を除去するための装置、お
よび、方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ビールや生タイプのアルコール性飲料の
入ったケグ(KEG)と呼ばれる樽をを供給源として設
け、そこからドラフトコックのような注ぎ口(アウトレ
ット)までを、搬送管(パイプまたはダクト)で連結し
た飲料供給装置がある。このような装置はホテルまたは
その関連産業分野において多く利用されている。例え
ば、ホテルのバーに注ぎ口を取付け、バーの外部にケグ
を設置しておく。ビールなどの飲料は、ケグから搬送管
を介して注ぎ口まで搬送される。このような飲料が通る
搬送管の内部には、細菌(バクテリアや酵母菌を含む)
が繁殖しやすい。よって、通常は洗浄液などを搬送管内
に通してのクリーニングが定期的に必要となるのである
が、この定期的なクリーニングに替えて、電磁界によっ
て細菌の成長を防止し、または、細菌を除去する装置も
提案されている(例えば、特表平8−501520号公
報参照)。この装置は、パイプまたはダクトの一部区間
の周囲にコイルを巻設し、このコイルに電気信号を供給
することによってパイプまたはダクト内における細菌の
成長を防止し、または、細菌を除去しようとするもので
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、出願人が上記
従来の装置の効果を実験により調査したところ、電磁界
による細菌成長防止または除去の効果は、皆無あるいは
非常に小さなものであることがわかった。
【0004】また、仮に、電磁界による細菌成長防止ま
たは除去の効果があるとしても、その効果の及ぶ範囲は
コイルの巻設された箇所のごく近傍に限られ、ケグと注
ぎ口を連結する搬送管の全体に及ぶものではないことが
わかった。さらに、細菌成長防止または除去のために
は、電磁界ではなく、可聴周波電気信号(audio electr
onic signal)が非常に有効であることを見出した。
【0005】この発明の目的は、環境上好ましくない薬
品を定期的に使用することを要しないで、ビール、特に
樽ビール(ドラフトビール)やその他の飲料を搬送する
搬送管(パイプ、ダクト)の内壁面で成長する細菌(バ
クテリアや酵母菌を含む)のバイオフィルムの成長を妨
げ、または、取り除くための装置、方法を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この出願に係る装置は、飲料を搬送する搬送管の内
壁面に繁殖する細菌の成長防止又は細菌の除去のための
装置であって、可聴周波数成分を含む電気信号を発生す
る電気信号発生手段と、コイルとこのコイルを収容する
ケースとから成るトランスポンダーと、該トランスポン
ダーを該搬送管の外壁面に取り付ける取付手段とを具備
し、該コイルに該電気信号を加えることによって、該搬
送管を伝搬する可聴周波電気信号を生ぜしめるようにし
ている。また、この出願に係る方法は、飲料を搬送する
搬送管の内壁面に繁殖する細菌の成長防止又は細菌の除
去のための方法であって、可聴周波数成分を含む電気信
号を発生させ、コイルとこのコイルを収容するケースと
から成るトランスポンダーを該搬送管の外壁面に取り付
け、該コイルに該電気信号を加えることによって、該搬
送管を伝搬する可聴周波電気信号を生ぜしめるようにし
ている。これらの装置、方法によると、可聴周波電気信
号によって細菌の成長が防止される。また、この可聴周
波電気信号が搬送管を伝搬することによって細菌成長防
止効果が搬送管の長い範囲に及ぶ。
【0007】特に、電気信号が所定周波数を中心として
周波数変動し、さらには、この周波数変動によって可聴
周波電気信号がハーモニクス成分を含むようにすると、
上記効果が顕著になる。
【0008】また、前記所定周波数が1500ヘルツか
ら2500ヘルツの間の周波数であることが好ましい。
【0009】また、トランスポンダーの、搬送管に接触
する接触面の形状が、断面円弧状に窪んだ形状であれ
ば、搬送管に対するトランスポンダーの取付状態を安定
させることができる。
【0010】また、トランスポンダーを搬送管の端部近
傍に取り付けるようにするのが好ましい。この部分が最
も細菌の繁殖しやすい箇所だからである。
【0011】また、前記搬送管としてはあらゆる飲料の
搬送管を考えることができるが、例えばビールを搬送す
るための搬送管であってもよい。
【0012】
【発明の実施の形態】ビールやその他の飲料の品質を損
なう細菌には、代表的なものとしては、セラチア属、ア
クロモバクター属、フラボバクテリウム属、ラクトバシ
ラス属、ロイコノストック属、シュードモナス属、アセ
トバクター属、オベソバクテリウム属、ペディオコッカ
ス属、アエロモナス属、サッカロミセス属(野生型)、
トロプリス属、シゾサッカロミセス属、クルエビキア
属、などがある。なお、ここでいう細菌とはバクテリア
や酵母菌を含む意である。本願発明は代表的にはこれら
の細菌が搬送管内で成長することを防止し、または、搬
送管内のこれらの細菌を除去するのに効果的である。
【0013】以下に、本願発明の実施例を図面を参照し
ながら説明する。
【0014】図1は、本願に係る装置の一実施例の外観
図であり、図2は装置1の概略ブロック図である。1は
本願の実施例に係る装置、2は制御ユニット、3はトラ
ンスポンダー、4は同軸ケーブルである。
【0015】電気信号発生手段たる制御ユニット2は、
ボルテージ・キャパシタ発振器2aを内蔵しており、こ
れが電気信号発生のための主要部品である。このボルテ
ージ・キャパシタ発振器2aは2000Hzを中心に、
プラスマイナス40Hzの間で変動する電気信号を発生
する。つまり、この電気信号は1960Hzから204
0Hzの間で周波数変動を生じている。なお、中心周波
数は2000Hzである必要はなく、可聴周波数であれ
ばどのような周波数であってもよいが、特に、1500
Hzから2500Hzまでの周波数範囲内のある特定の
周波数を中心周波数とすることが好ましい。なお、この
制御ユニット2は、電源装置(図示せず)によって外部
からの電源供給を受けている。
【0016】トランスポンダー3は、主にコイル31
と、このコイル31を収容するケース32とによって構
成されている。コイル31は巻型の周囲にフィラメント
状の銅線を約88巻きすることによって構成されてい
る。巻型はフィラメントコアを有している。このコイル
31のリアクタンスは36マイクロヘンリーである。
【0017】制御ユニット2とトランスポンダー3とは
同軸ケーブル4によって接続されている。そして、制御
ユニット2の出力たる上記電気信号が同軸ケーブル4を
介してトランスポンダー3のコイル31に加えられる。
【0018】図3はトランスポンダー3の形状等を詳細
に示すための側面図(図3(a))、横断面図(図3
(b)) および トランスポンダー3を搬送管63に
取り付けた取付状態図(図3(c))である。トランス
ポンダー3の形状は略筒状であるが、断面形状は図3
(b)のように円弧状に窪んだ凹部32aが形成されて
いる。この凹部32aは、トランスポンダー3をビール
等の搬送管63に取り付けたときに、搬送管63に対す
る取付状態を安定させるために形成されたものである。
またトランスポンダー3にはその側面に円周方向に沿っ
た2つの溝32bが形成されている。この溝は、バイン
ド部材7によってトランスポンダー3を搬送管63に取
り付けるときに、バインド部材7をはめ込むために形成
されたものである。
【0019】図4はこの装置を、ケグ61、ドラフトコ
ック62、搬送管63からなるビール供給装置60に取
り付けた状態を示す使用状態図である。このビール供給
装置60は、バー(酒場)などにおいて、ビールを供給
するために使用されるものである。
【0020】ケグ(KEG)61と呼ばれる小樽には、
樽ビール(ドラフトビール)が充填されていて、ライン
61aを介して圧入される加圧気体によってケグ61内
は大気圧よりも高い圧力に保たれている。このケグ61
は通常はバー・エリア外に置かれる。そして、バー・エ
リア内にはドラフトコック62が設置されており、ドラ
フトコック62とケグ61とは搬送管63(パイプ、ダ
クト)によって接続されている。搬送管63のドラフト
コック側の端部はバー・エリア内にあるので、約25度
に保たれている。一方、搬送管のケグ側の端部はバー・
エリア外にあり、約12度に保たれている。搬送管63
の長さは30mである。搬送管63の材質には特に制限
はなく、例えばポリ塩化ビニール製でもよいが、後述す
る可聴周波電気信号の伝搬を効率よく行うために、例え
ばステンレス鋼のような電気の良導体でできているのが
望ましい。なお、この搬送管63はビールを搬送するも
のなのでビアラインとも呼ばれる。
【0021】ドラフトコック62にはレバー62aが付
いており、レバー62aを操作することによりドラフト
コック62内部に組み込まれたスライド弁が開き、注出
し口62bからビールが注ぎ出される。スライド弁が閉
じているときでも、搬送管63の内部はビールが充満し
た状態にある。
【0022】搬送管63の外壁面には、本願に係る装置
1のトランスポンダー3が取り付けられている。
【0023】図に示されるように、トランスポンダー3
は、搬送管63のケグ側の端部近傍に取り付けられてい
る。この位置に取り付けたのは、ビールがケグ61から
ドラフトコック62に向かって流れ、後述する可聴周波
電気信号が、このドラフトコック62に向かって流れる
ビールを伝導体として伝搬するからである。
【0024】なお、トランスポンダー3は、搬送管63
のドラフトコック側の端部近傍に取り付けるようにして
もよい。この位置は、ドラフトコック62が開くと外気
が入りやすく、また温度も高いので、細菌が最も繁殖し
やすい。よって、この位置(搬送管63のドラフトコッ
ク側の端部近傍)に取り付けるのも有効である。
【0025】トランスポンダー3は、その凹部32aを
搬送管63の外壁面に接触させて、2本のバインド部材
7を溝32bにはめ込んだ状態でバインド部材7によっ
てトランスポンダー3と搬送管63とを縛ることによっ
て、搬送管63に取り付けられている。このように、ト
ランスポンダー3を、ビール供給装置60を分解するこ
となく、簡単に取り付けることができる。
【0026】前述したように、トランスポンダー3内の
コイル31には、制御ユニット2からの電気信号が供給
されている。これによってトランスポンダー3は、20
00Hzを中心としてプラスマイナス40Hzの間で周
波数変動する可聴周波電気信号(audio electronic sig
nal)を搬送管63において発生させることになる。ま
た、この可聴周波電気信号には、周波数変動によってハ
ーモニクスも発生している。つまり、この可聴周波電気
信号は、2000Hzを中心に変動する周波数成分と、
ハーモニクス成分を含んでいる。ハーモニクスは本願発
明の効果(細菌成長防止効果、細菌除去効果)をより顕
著なものとする。このような可聴周波電気信号が搬送管
63を伝搬する。トランスポンダー3は凹部32aで搬
送管63と接触しており、よって搬送管63において可
聴周波電気信号が発生しやすくなっている。搬送管63
を伝搬する可聴周波電気信号の信号レベルは、理想的に
は、200〜600ミリボルトがよい。
【0027】この可聴周波電気信号は搬送管63の全長
に渡って伝搬する。搬送管63およびこの中を充満する
媒介物たるビールが可聴周波電気信号を伝搬させる伝導
体として機能する。可聴周波電気信号は、細菌の個々の
細胞の電気化学的な(electrochemical)癒着機能を断
つことによって、細菌のバイオフィルムの成長を妨げ
る。よって、細菌は搬送管63の内壁面にうまく付くこ
とができず、その細胞は増殖できない。
【0028】上記実施例では、1個のトランスポンダー
3を搬送管63に取り付けた。1個のトランスポンダー
だけでも、30mまでの搬送管全長に渡って、細菌のバ
イオフィルムの成長を妨げることができる。搬送管が3
0mより長い場合には、複数のトランスポンダーを搬送
管に取り付けるとよい。
【0029】30mよりも短い搬送管では、トランスポ
ンダーの取り付け位置はケグ側の端部近傍またはドラフ
トコック側の端部近傍とするのがよい。30mを越える
長さの搬送管では、ドラフトコック側の端部近傍と、ケ
グ側の端部近傍の両方に取り付けるとよい。
【0030】また、上記実施例では、1本の搬送管63
のみを有するビール供給装置に本願装置を適用したが、
複数のトランスポンダーを1の制御ユニットに接続する
ことにより、1の制御ユニットを使って、同時に複数の
搬送管に可聴周波電気信号を誘導できる。よって、複数
の銘柄の樽ビール又は他の飲料を供給するような施設で
の、商業的な使用目的に適する。
【0031】
【実施例】出願人は、本願に係る装置、方法の効果を確
認するために実験を行ったので、以下にこの実験装置、
実験条件、実験結果などについて説明する。実験には2
つのビール供給装置を実験装置として使用した。各ビー
ル供給装置は、ビール(樽生ビール)を充填したケグ
と、ドラフトコックを備えたディスペンサーと、透明の
ビニールホースとを有している。ケグとディスペンサー
とはビニールホースで繋がれており、ドラフトコックの
レバー操作によってドラフトコックの注出し口からビー
ルが注ぎ出されるように構成されている。そして、一方
のビール供給装置のビニールホースにはトランスポンダ
ーを取付け、他方のビール供給装置のビニールホースに
はトランスポンダーを取付けなかった。ディスペンサー
は薬剤で洗浄し保管していたものを使用した。ビニール
ホースは内径5mm、長さ1.5mの新品のものを使用
した。各ビール供給装置は室温摂氏30度の環境に置か
れ、無洗浄のまま29日間使用した。試験項目は、(1)
汚れ確認試験、(2)官能試験、(3)微生物試験、(4)泡関
係試験 の4項目である。各試験項目毎の試験方法及び
試験結果は次の通りである。
【0032】(1)汚れ確認試験 試験期間中のビニールホースの汚れ状態を目視で観察
し、また、ドラフトコックからビールを700ミリリッ
トル(ml)抽出した後にジョッキに500ml抽出
し、ジョッキ内のビールを目視で観察した。この試験結
果は表1に示す通りである。なお表1において「装置あ
り」とあるのはトランスポンダーを取り付けていること
を、また「装置なし」とあるのはトランスポンダーを取
り付けていないことを、それぞれ意味する。
【0033】
【表1】
【0034】(2)官能試験 トランスポンダーを取り付けたビニールホースから注い
だビールと、トランスポンダーを取り付けないビニール
ホースから注いだビールとを、3点識別嗜好法により官
能試験を行い、Bengtssonの表により検定した。この試
験には対照品として、実験装置とは別に用意したケグ内
に摂氏5度で低温貯蔵したビールを使用した。また、対
照品となるビールには充填後1週間以内のものを用い
た。この試験結果は表1に示す通りである。
【0035】(3)微生物試験 ドラフトコックからビールを200ml抽出した後にさ
らに試料としてのビールを500ml抽出し、メンブラ
ンフィルターで濾過した後にHW25度培養を行った。
この試験結果は表1に示す通りである。
【0036】上記表1の微生物試験欄には、試験開始後
8日目にコロニーの数をカウントしたことが示されてい
る。この8日目の培養の観察状態を図5に示す。図5
(a)は「装置あり」の条件によるものであり、図5
(b)は「装置なし」の条件によるものである。80
A、80Bは培地81A、81Bを入れた培養プレート
であり、82A、82Bは培地81A、81Bに塗布し
た試料である。図5(a)では、試料82A中に、4つ
のコロニーが形成されているのがわかる。図5(b)で
は、試料82B中に無数のコロニーが形成されているの
がわかる。
【0037】さらに29日の試験期間後に、ドラフトコ
ックを図6に示すように分解し、綿棒でドラフトコック
の各箇所をこすり、コロニー数をカウントするというラ
ブテストを実施した。この分解ラブテストの結果は表2
に示す通りである。
【0038】
【表2】
【0039】(4)泡関係試験 トランスポンダーを取り付けたビニールホースから注い
だビールと、トランスポンダーを取り付けないビニール
ホースから注いだビールとを、瞬冷式ディスペンサーを
介して、500mlジョッキになるべく泡が立たないよ
うに1分間に5杯の速さで抽出し、泡の高さを測定し
た。この試験結果は表3に示す通りである。
【0040】
【表3】
【0041】以上の4項目の試験結果から、本願装置の
使用によりビニールホース内の汚れが抑制されていると
いうことができる。また、本願装置を使用してもビール
に悪影響はないということができる。
【0042】出願人は上記実験とは実験条件の異なるさ
らに他の実験も行った。この実験では、ケグとドラフト
コックの間を100mの搬送管で接続したビール供給装
置に本願装置を適用し、このビール供給装置を使用し
た。搬送管は摂氏10度に保たれていた。かかる条件下
においてビール供給装置を6ヶ月連続使用したが、その
間、搬送管に細菌の成長は認められず、よって搬送管を
クリーニングする必要はなかった。
【0043】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0044】(1)本願に係る装置、方法によると、可
聴周波電気信号によって細菌の成長が防止される。ま
た、この可聴周波電気信号が搬送管を伝搬することによ
って細菌成長防止効果が搬送管の長い範囲に及ぶ。ま
た、搬送管へのトランスポンダーの取付は容易である。
【0045】(2)特に、電気信号が所定周波数を中心
として周波数変動し、さらには、この周波数変動によっ
て可聴周波電気信号がハーモニクス成分を含むようにす
ると、細菌成長防止効果が顕著になる。
【0046】(3)また、トランスポンダーの、搬送管
に接触する接触面の形状が、断面円弧状に窪んだ形状で
あれば、搬送管に対するトランスポンダーの取付状態を
安定させることができる。
【0047】(4)また、トランスポンダーを搬送管の
端部近傍に取り付けるようにすると、細菌の繁殖抑制に
特に効果的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願に係る装置の一実施例の外観図である。
【図2】本願に係る装置の実施例の概略ブロック図であ
る。
【図3】トランスポンダーの形状等を詳細に示すための
図であり、図3(a)は側面図、図3(b)は横断面
図、図3(c)はトランスポンダーを搬送管に取り付け
た取付状態図である。
【図4】本願に係る装置をビール供給装置に取り付けた
状態を示す使用状態図である。
【図5】コロニーが形成された培養プレートの観察状態
図である。図5(a)は「装置あり」の条件によるもの
であり、図5(b)は「装置なし」の条件によるもので
ある。
【図6】ドラフトコックの分解図である。
【符号の説明】
1…装置 2…制御ユニット 2a…ボルテージ・キャパシタ発振器 3…トランスポンダー 31…コイル 32…ケース 32a…凹部 32b…溝 4…同軸ケーブル 60…ビール供給装置 61…ケグ 61a…ライン 62…ドラフトコック 62a…レバー 62b…注出し口 63…搬送管 7…バインド部材 80A,80B…培養プレート 81A,81B…培地 82A,82B…試料

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 飲料を搬送する搬送管の内壁面に繁殖す
    る細菌の成長防止又は細菌の除去のための装置であっ
    て、 可聴周波数成分を含む電気信号を発生する電気信号発生
    手段と、コイルとこのコイルを収容するケースとから成
    るトランスポンダーと、該トランスポンダーを該搬送管
    の外壁面に取り付ける取付手段とを具備し、 該コイルに該電気信号を加えることによって、該搬送管
    を伝搬する可聴周波電気信号を生ぜしめるようにした装
    置。
  2. 【請求項2】 前記電気信号が所定周波数を中心として
    周波数変動することを特徴とする、請求項1記載の装
    置。
  3. 【請求項3】 前記周波数変動によって前記可聴周波電
    気信号がハーモニクス成分を含む、請求項2記載の装
    置。
  4. 【請求項4】 前記所定周波数が1500ヘルツから2
    500ヘルツの間の周波数である、請求項2又は3記載
    の装置。
  5. 【請求項5】 前記トランスポンダーの、前記搬送管に
    接触する接触面の形状が、断面円弧状に窪んだ形状であ
    る、請求項1乃至4記載の装置。
  6. 【請求項6】 前記トランスポンダーを前記搬送管の端
    部近傍に取り付けた、請求項1乃至5記載の装置。
  7. 【請求項7】 前記搬送管がビールを搬送するための搬
    送管である、請求項1乃至6記載の装置。
  8. 【請求項8】 飲料を搬送する搬送管の内壁面に繁殖す
    る細菌の成長防止又は細菌の除去のための方法であっ
    て、 可聴周波数成分を含む電気信号を発生させ、コイルとこ
    のコイルを収容するケースとから成るトランスポンダー
    を該搬送管の外壁面に取り付け、 該コイルに該電気信号を加えることによって、該搬送管
    を伝搬する可聴周波電気信号を生ぜしめるようにした方
    法。
  9. 【請求項9】 前記電気信号が所定周波数を中心として
    周波数変動することを特徴とする、請求項8記載の方
    法。
  10. 【請求項10】 前記周波数変動によって前記可聴周波
    電気信号がハーモニクス成分を含む、請求項9記載の方
    法。
  11. 【請求項11】 前記所定周波数が1500ヘルツから
    2500ヘルツの間の周波数である、請求項9又は10
    記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記トランスポンダーの、前記搬送管
    に接触する接触面の形状が、断面円弧状に窪んだ形状で
    ある、請求項8乃至11記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記トランスポンダーを前記搬送管の
    端部近傍に取り付けた、請求項8乃至12記載の方法。
  14. 【請求項14】 前記搬送管がビールを搬送するための
    搬送管である、請求項8乃至13記載の方法。
JP31008697A 1997-11-12 1997-11-12 飲料搬送管の細菌の成長防止、除去装置およびその方法 Pending JPH11147598A (ja)

Priority Applications (8)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31008697A JPH11147598A (ja) 1997-11-12 1997-11-12 飲料搬送管の細菌の成長防止、除去装置およびその方法
AU96483/98A AU740114B2 (en) 1997-11-12 1998-10-26 Apparatus and method for preventing growth of Microbia and removing microbia in beverage carrier tube
CA002310018A CA2310018C (en) 1997-11-12 1998-10-26 Apparatus and method for preventing bacteria from propagating and removing bacteria in drink conveying pipe
PCT/JP1998/004849 WO1999024352A1 (en) 1997-11-12 1998-10-26 Apparatus and method for preventing bacteria from propagating and removing bacteria in drink conveying pipe
EP98950400A EP1046611A4 (en) 1997-11-12 1998-10-26 DEVICE AND METHOD FOR PREVENTING BACTERIAL PROPAGATION AND ELIMINATING BACTERIA IN A TUBE FOR PASSING A BEVERAGE.
BR9815273-4A BR9815273A (pt) 1997-11-12 1998-10-26 Aparelho e método para impedir o crescimento de micróbios e para remover micróbios em tubo transportador de bebidas
US09/554,427 US6510857B1 (en) 1997-11-12 1998-10-26 Apparatus and method for preventing bacteria from propagating and removing bacteria in drink conveying pipe
CNB988130653A CN1163401C (zh) 1997-11-12 1998-10-26 防止在饮料输送管中微生物生长和除去微生物的装置和方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31008697A JPH11147598A (ja) 1997-11-12 1997-11-12 飲料搬送管の細菌の成長防止、除去装置およびその方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11147598A true JPH11147598A (ja) 1999-06-02

Family

ID=18001023

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31008697A Pending JPH11147598A (ja) 1997-11-12 1997-11-12 飲料搬送管の細菌の成長防止、除去装置およびその方法

Country Status (8)

Country Link
US (1) US6510857B1 (ja)
EP (1) EP1046611A4 (ja)
JP (1) JPH11147598A (ja)
CN (1) CN1163401C (ja)
AU (1) AU740114B2 (ja)
BR (1) BR9815273A (ja)
CA (1) CA2310018C (ja)
WO (1) WO1999024352A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019535512A (ja) * 2016-11-01 2019-12-12 イーピーエフエフ エレクトリカル パイプ フォア フルーイド トランスポート アーベーEpff Electrical Pipe For Fluid Transport Ab 管内の微生物増殖の低減

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA2447402A1 (en) * 2001-05-14 2002-11-21 Bio-Signal Corporation Ltd. Device and method for preventing growth of bacteria or removing bacteria in duct of dental unit
CA2551331A1 (en) * 2004-03-31 2005-10-20 Ecolab Inc. System for semi-automatic line cleaning
US20060097003A1 (en) * 2004-11-09 2006-05-11 Joerg Emmendoerfer Chemical dispense system for cleaning components of a fluid dispensing system
US20060169715A1 (en) * 2004-11-09 2006-08-03 Jorg Emmendorfer Controller-based management of a fluid dispensing system
US7311224B2 (en) * 2004-11-09 2007-12-25 Ecolab Inc. Chemical dispense system for cleaning components of a fluid dispensing system
US20060175352A1 (en) * 2004-11-09 2006-08-10 Jorg Emmendorfer Cleaning processes for a fluid dispensing system
US20060113322A1 (en) * 2004-11-09 2006-06-01 Maser Bryan A Monitoring operation of a fluid dispensing system
US20070095859A1 (en) * 2005-10-31 2007-05-03 Maser Bryan A Controller-based management of a fluid dispensing system
EP2052793A1 (en) * 2007-10-24 2009-04-29 Leonardus Franciscus Henricus Vaessen System and method for cleaning a beer line, for instance in a beer tap installation
WO2009083943A1 (en) 2007-12-31 2009-07-09 Oridion Medical (1987) Ltd. Tube verifier
WO2020106258A2 (en) * 2018-11-19 2020-05-28 Ilbeyli Yusuf Antibacterial, ph regulator, lime and corrosion inhibitor

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5289838A (en) * 1991-12-27 1994-03-01 The United States Of America As Represented By The United States Department Of Energy Ultrasonic cleaning of interior surfaces
JP3522753B2 (ja) 1992-09-25 2004-04-26 バーンズ,クライブ ビールラインにおける汚染物質の堆積防止

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019535512A (ja) * 2016-11-01 2019-12-12 イーピーエフエフ エレクトリカル パイプ フォア フルーイド トランスポート アーベーEpff Electrical Pipe For Fluid Transport Ab 管内の微生物増殖の低減
US11454345B2 (en) 2016-11-01 2022-09-27 Epff Electrical Pipe For Fluid Transport Ab Reduction of microbiological growth in pipes

Also Published As

Publication number Publication date
EP1046611A1 (en) 2000-10-25
BR9815273A (pt) 2000-10-24
CN1163401C (zh) 2004-08-25
EP1046611A4 (en) 2005-01-19
AU740114B2 (en) 2001-11-01
AU9648398A (en) 1999-05-31
CN1285805A (zh) 2001-02-28
CA2310018A1 (en) 1999-05-20
WO1999024352A1 (en) 1999-05-20
US6510857B1 (en) 2003-01-28
CA2310018C (en) 2004-02-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH11147598A (ja) 飲料搬送管の細菌の成長防止、除去装置およびその方法
US11878902B2 (en) System and method for beverage line cleaning
EP0667834B1 (en) Preventing contaminant build-up in beer lines
TW434052B (en) Washing device of disk to be washed
JP2019094085A (ja) 液体販売管理装置
US20120248146A1 (en) Support unit
AU1201501A (en) Piezoelectric-drop-on-demand technology
GR3032809T3 (en) Method for the delivery or reception of uniform quantities of liquids or gases, and hose with a shaped cross-section for use in the method
US7608440B2 (en) Apparatus for ultrasonic microbial disruption
US20240198396A1 (en) Treating a fluid conduit
TW466616B (en) Duplex zone showerhead and chemical enhanced chemical vapor deposition equipment utilizing the same
Price An evaluation of the efficacy of the BLM 2000 device for maintaining beer dispense line cleanliness
JP4021170B2 (ja) 飲料冷却供給装置
JP2004028690A (ja) 希釈溶液の供給設備
JPH10115609A (ja) 金属検出機
JPH067149A (ja) 菌体濃度計測装置
JP2006213327A (ja) 液体センサーによる流体自動切替システム
JP2004136898A (ja) 飲料注出装置
AU3793100A (en) Preventing contaminant build-up in beer lines
JPH06278870A (ja) 付着閉塞性粉体の高濃度輸送方法及び装置
JPH09290270A (ja) 飲料供給装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041101

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071002

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20071227

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20080107

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080603