JPH1114849A - 光学素子の製造方法 - Google Patents
光学素子の製造方法Info
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- JPH1114849A JPH1114849A JP9165473A JP16547397A JPH1114849A JP H1114849 A JPH1114849 A JP H1114849A JP 9165473 A JP9165473 A JP 9165473A JP 16547397 A JP16547397 A JP 16547397A JP H1114849 A JPH1114849 A JP H1114849A
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Landscapes
- Optical Integrated Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 リッジ構造の光導波路における光の伝搬ロス
を少なくすること。 【解決手段】 本発明は、先ず、電気光学効果を有する
基板1に光導波路20を形成し、基板1における光導波
路20の周囲をエッチングしてリッジ構造を形成する。
その後、このリッジ構造となった基板1の表面に、その
基板1と同種の組成でわずかに屈折率の異なるバッファ
層4を形成する。
を少なくすること。 【解決手段】 本発明は、先ず、電気光学効果を有する
基板1に光導波路20を形成し、基板1における光導波
路20の周囲をエッチングしてリッジ構造を形成する。
その後、このリッジ構造となった基板1の表面に、その
基板1と同種の組成でわずかに屈折率の異なるバッファ
層4を形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光通信装置に用い
られる光信号の制御を行う光学素子の製造方法に関す
る。
られる光信号の制御を行う光学素子の製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】高度情報化社会では、伝送する情報容量
の増加に伴い、光通信の実用化が進んできている。特
に、伝送する光信号の切り換えを行う光スイッチングの
必要性が高まってきており、新しい光加入者システム
(スイッチドアクセススター:SAS)の提案もなさ
れ、光スイッチングはますます重要なデバイスとなって
きている。
の増加に伴い、光通信の実用化が進んできている。特
に、伝送する光信号の切り換えを行う光スイッチングの
必要性が高まってきており、新しい光加入者システム
(スイッチドアクセススター:SAS)の提案もなさ
れ、光スイッチングはますます重要なデバイスとなって
きている。
【0003】この光スイッチングにおいては、従来プリ
ズムやミラー、ファイバー等によって構成する機械的な
ものが考えられていたが、速度、形状、信頼性等の観点
から集積化には不向きである。
ズムやミラー、ファイバー等によって構成する機械的な
ものが考えられていたが、速度、形状、信頼性等の観点
から集積化には不向きである。
【0004】そこで、リチウムナイオベイト(LiNb
O3 :以下、「LN」と言う。)等の強誘電体材料を基
板として用い、チタン(Ti)をその基板中に拡散させ
て光導波路を形成した光学素子が多く適用されてきてい
る。
O3 :以下、「LN」と言う。)等の強誘電体材料を基
板として用い、チタン(Ti)をその基板中に拡散させ
て光導波路を形成した光学素子が多く適用されてきてい
る。
【0005】このような光導波路を備えた光学素子で
は、光導波路に電界がかかることで光の屈折率が電気光
学効果により変化することを利用し、光導波路を伝搬す
る光の位相を変化させ、スイッチングや変調を行ってい
る。
は、光導波路に電界がかかることで光の屈折率が電気光
学効果により変化することを利用し、光導波路を伝搬す
る光の位相を変化させ、スイッチングや変調を行ってい
る。
【0006】さらに、光導波路を伝搬する光のロス(伝
搬ロス)を低減するため、例えば「Highly Efficient 4
0-GHz Bandwidth Ti:LiNbO3 Optical Modulator Employ
ingRidge Structure 」K.Noguchi,O.Mitomi,K.Kawano,a
nd M.Yanagibashi,IEEE PHOTONICS TECHNOLOGY LETTER
S,VOL.5,NO.1,p52(1993)に示されるようなリッジ構造を
持つ光学素子が提案されている。
搬ロス)を低減するため、例えば「Highly Efficient 4
0-GHz Bandwidth Ti:LiNbO3 Optical Modulator Employ
ingRidge Structure 」K.Noguchi,O.Mitomi,K.Kawano,a
nd M.Yanagibashi,IEEE PHOTONICS TECHNOLOGY LETTER
S,VOL.5,NO.1,p52(1993)に示されるようなリッジ構造を
持つ光学素子が提案されている。
【0007】このような光学素子を製造するには、先ず
LNの基板上に所定幅のTiパターンを形成する。次
に、熱拡散炉を用いてTiパターンの熱拡散(例えば、
1000℃、8時間)を行い、基板に断面視半円形状の
光導波路を形成する。
LNの基板上に所定幅のTiパターンを形成する。次
に、熱拡散炉を用いてTiパターンの熱拡散(例えば、
1000℃、8時間)を行い、基板に断面視半円形状の
光導波路を形成する。
【0008】次いで、光導波路上にマスクを形成した
後、C2 F6 −Ar等のガスを用い、エッチング(EC
R(Electron Cyclotron Resonance)、RIE(Reacti
ve IonEtching)、プラズマエッチング等)を行ってリ
ッジ構造を形成する。
後、C2 F6 −Ar等のガスを用い、エッチング(EC
R(Electron Cyclotron Resonance)、RIE(Reacti
ve IonEtching)、プラズマエッチング等)を行ってリ
ッジ構造を形成する。
【0009】そして、マスクをフッ化水素酸等で除去し
た後、リッジ構造を覆うようにバッファ層(SiO2 、
Al2 O3 等)を形成する(蒸着、スパッタ、プラズマ
CVD等)。これによって光学素子を完成させる。な
お、使用態様に応じてバッファ層上に電極を形成しても
よい。
た後、リッジ構造を覆うようにバッファ層(SiO2 、
Al2 O3 等)を形成する(蒸着、スパッタ、プラズマ
CVD等)。これによって光学素子を完成させる。な
お、使用態様に応じてバッファ層上に電極を形成しても
よい。
【0010】このようなリッジ構造を持つ光学素子で
は、導波光の閉じ込めが非常に強く、放射損失も極めて
小さいものとなる。したがって、この光学素子における
伝搬ロスは、主として導波路側壁での光散乱によって決
まることになる。
は、導波光の閉じ込めが非常に強く、放射損失も極めて
小さいものとなる。したがって、この光学素子における
伝搬ロスは、主として導波路側壁での光散乱によって決
まることになる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな光学素子の製造方法においては、リッジ構造を形成
するにあたりECRやRIEまたはプラズマエッチング
等でLN基板をエッチングしているため、その側壁の荒
れ(凹凸)が大きくなってしまい、光導波路を伝搬する
光の伝搬ロスが大きくなってしまうという問題がある。
うな光学素子の製造方法においては、リッジ構造を形成
するにあたりECRやRIEまたはプラズマエッチング
等でLN基板をエッチングしているため、その側壁の荒
れ(凹凸)が大きくなってしまい、光導波路を伝搬する
光の伝搬ロスが大きくなってしまうという問題がある。
【0012】光導波路側壁の荒れに関しての散乱ロス
は、「Low-Loss III-V SemiconductorOptical Waveguid
es 」Robert J.Deri,and Eli Kapon,IEEE JOURNAL OF Q
UANTUM ELECTRONICS,VOL.27,NO.3,p626(1991)に示され
るように以下の(1)式で表される。
は、「Low-Loss III-V SemiconductorOptical Waveguid
es 」Robert J.Deri,and Eli Kapon,IEEE JOURNAL OF Q
UANTUM ELECTRONICS,VOL.27,NO.3,p626(1991)に示され
るように以下の(1)式で表される。
【0013】
【数1】
【0014】(1)式において、α:散乱ロス、β:モ
ード伝搬定数、σ:側壁荒れ、k0:自由空間波数、
h:導波層伝搬定数、Es 2 /∫E2 :光強度、Δn:
屈折率差(導波層とクラッド層)である。
ード伝搬定数、σ:側壁荒れ、k0:自由空間波数、
h:導波層伝搬定数、Es 2 /∫E2 :光強度、Δn:
屈折率差(導波層とクラッド層)である。
【0015】このことから、導波路の形状から求められ
る伝搬定数や側壁の荒れが同一の場合、導波層とクラッ
ド層との屈折率差を小さくするほど散乱ロスが小さくな
ることが分かる(ただし、屈折率差が0だと導波層に光
波を閉じ込められなくなる)。
る伝搬定数や側壁の荒れが同一の場合、導波層とクラッ
ド層との屈折率差を小さくするほど散乱ロスが小さくな
ることが分かる(ただし、屈折率差が0だと導波層に光
波を閉じ込められなくなる)。
【0016】従来のリッジ構造を持つ導波路型光学素子
では、クラッド層としてSiO2 (屈折率1.457)
またはクラッド層を形成しない(クラッド層が空気すな
わち屈折率1.0)であり、導波層との屈折率差によ
り、先に示したように散乱ロスの大きなものとなってし
まう。
では、クラッド層としてSiO2 (屈折率1.457)
またはクラッド層を形成しない(クラッド層が空気すな
わち屈折率1.0)であり、導波層との屈折率差によ
り、先に示したように散乱ロスの大きなものとなってし
まう。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような課題
を解決するために成された光学素子の製造方法である。
すなわち、本発明は、電気光学効果を有する基板に光導
波路を形成する工程と、この基板における光導波路の周
囲をエッチングしてリッジ構造を形成する工程と、リッ
ジ構造となった基板の表面に、その基板と同種の組成で
わずかに屈折率の異なるバッファ層を形成する工程とを
備えている。
を解決するために成された光学素子の製造方法である。
すなわち、本発明は、電気光学効果を有する基板に光導
波路を形成する工程と、この基板における光導波路の周
囲をエッチングしてリッジ構造を形成する工程と、リッ
ジ構造となった基板の表面に、その基板と同種の組成で
わずかに屈折率の異なるバッファ層を形成する工程とを
備えている。
【0018】本発明では、電気光学効果を有する基板に
形成した光導波路の周囲をエッチングしてリッジ構造を
形成した後、そのリッジ構造となった基板の表面に、基
板と同種の組成でわずかに屈折率の異なるバッファ層を
形成していることから、光導波路とバッファ層との屈折
率差を小さくすることができ、光散乱を抑制して伝搬ロ
スを少なくできるようになる。
形成した光導波路の周囲をエッチングしてリッジ構造を
形成した後、そのリッジ構造となった基板の表面に、基
板と同種の組成でわずかに屈折率の異なるバッファ層を
形成していることから、光導波路とバッファ層との屈折
率差を小さくすることができ、光散乱を抑制して伝搬ロ
スを少なくできるようになる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の光学素子の製造
方法における実施の形態を図に基づいて説明する。図1
および図2は、本実施形態における光学素子の製造方法
を順に説明する断面図である。
方法における実施の形態を図に基づいて説明する。図1
および図2は、本実施形態における光学素子の製造方法
を順に説明する断面図である。
【0020】本実施形態では、電気光学効果を有する基
板を利用して、この基板に光導波路を形成し、光信号を
効率良く伝搬しながらスイッチングや変調を行う光学素
子を製造するものである。
板を利用して、この基板に光導波路を形成し、光信号を
効率良く伝搬しながらスイッチングや変調を行う光学素
子を製造するものである。
【0021】なお、ここでは基板1としてLNを使用す
る場合を例として説明を行うが、このLNには、特性改
善のためにCr、Cu、Mg、MgO、Nbをドープし
たものを含むこととする。
る場合を例として説明を行うが、このLNには、特性改
善のためにCr、Cu、Mg、MgO、Nbをドープし
たものを含むこととする。
【0022】先ず、先ず図1(a)に示すように、例え
ばLNの基板1上に所定幅のTiパターン2を形成す
る。所定幅のTiパターン2を形成するには、基板1上
にスパッタ法によってTi膜を形成した後、レジストを
塗布してTiパターン2を形成する位置を残すようにパ
ターニングする。その後、このレジストをマスクとして
Ti膜をエッチングして所定幅のTiパターン2のみを
残すようにする。
ばLNの基板1上に所定幅のTiパターン2を形成す
る。所定幅のTiパターン2を形成するには、基板1上
にスパッタ法によってTi膜を形成した後、レジストを
塗布してTiパターン2を形成する位置を残すようにパ
ターニングする。その後、このレジストをマスクとして
Ti膜をエッチングして所定幅のTiパターン2のみを
残すようにする。
【0023】あるいは、基板1上にレジストを塗布して
Tiパターン2を形成する位置を除去するパターニング
を行い、このレジストをマスクとしてスパッタ法によっ
てTi膜を形成する。その後、レジストを除去して所定
幅のTiパターン2を形成するようにしてもよい(リフ
トオフ法)。
Tiパターン2を形成する位置を除去するパターニング
を行い、このレジストをマスクとしてスパッタ法によっ
てTi膜を形成する。その後、レジストを除去して所定
幅のTiパターン2を形成するようにしてもよい(リフ
トオフ法)。
【0024】次に、図1(b)に示すように、熱拡散炉
を用いてTiパターン2(図1(a)参照)の熱拡散
(例えば、1000℃、8時間)を行い、基板1に図示
するような断面視半円形状の光導波路20を形成する。
を用いてTiパターン2(図1(a)参照)の熱拡散
(例えば、1000℃、8時間)を行い、基板1に図示
するような断面視半円形状の光導波路20を形成する。
【0025】次いで、図1(c)に示すように、光導波
路20上にマスク3を形成した後、図2(a)に示すよ
うに、C2 F6 −Ar等のガスを用い、エッチング(E
CR(Electron Cyclotron Resonance)、RIE(Reac
tive Ion Etching)、プラズマエッチング等)を行って
リッジ構造を形成する。
路20上にマスク3を形成した後、図2(a)に示すよ
うに、C2 F6 −Ar等のガスを用い、エッチング(E
CR(Electron Cyclotron Resonance)、RIE(Reac
tive Ion Etching)、プラズマエッチング等)を行って
リッジ構造を形成する。
【0026】その後、マスク3をフッ化水素酸等で除去
した後、図2(b)に示すように、リッジ構造となった
基板1の表面に、その基板1と同じ組成を備え基板1よ
りもわずかに屈折率の異なる例えばリチウムタンタルナ
イオベイト(以下、「LNT」と言う。)を液相エピタ
キシャル成長させてバッファ層4を形成する。
した後、図2(b)に示すように、リッジ構造となった
基板1の表面に、その基板1と同じ組成を備え基板1よ
りもわずかに屈折率の異なる例えばリチウムタンタルナ
イオベイト(以下、「LNT」と言う。)を液相エピタ
キシャル成長させてバッファ層4を形成する。
【0027】液相エピタキシャル成長の原料としては、
例えば、Li2 CO3 とTa2 CO 3 とNb2 O5 とを
用いた溶液を溶解して1000℃で11秒エピタキシャ
ル成長させ、約20μm厚のLNTから成るバッファ層
4を形成する。
例えば、Li2 CO3 とTa2 CO 3 とNb2 O5 とを
用いた溶液を溶解して1000℃で11秒エピタキシャ
ル成長させ、約20μm厚のLNTから成るバッファ層
4を形成する。
【0028】LNTとしては、例えばLiNbx Ta
1-x O3 …(0≦x<1)の組成から成るものや、Li
(Nbx Ta1-x )3 O8 …(0≦x<1)の組成から
成るもの、Li3 Nbx Ta1-x O4 …(0≦x<1)
の組成から成るものがある。
1-x O3 …(0≦x<1)の組成から成るものや、Li
(Nbx Ta1-x )3 O8 …(0≦x<1)の組成から
成るもの、Li3 Nbx Ta1-x O4 …(0≦x<1)
の組成から成るものがある。
【0029】また、LiNbx Ta1-x O3 =A…(0
≦x<1)、Li(Nby Ta1-y)3 O8 =B…(0
<y≦1)、Li3 Nbz Ta1-z O4 =C…(0≦z
<1)とした場合、Aa Bb Cc …(a+b+c=1)
で表されるものもある。
≦x<1)、Li(Nby Ta1-y)3 O8 =B…(0
<y≦1)、Li3 Nbz Ta1-z O4 =C…(0≦z
<1)とした場合、Aa Bb Cc …(a+b+c=1)
で表されるものもある。
【0030】種々の組成のLNTを形成するには、液相
エピタキシャル成長において、Ta 2 CO3 とNb2 O
5 との混合比を変えることによって、上記x、y、zを
変えることができる。
エピタキシャル成長において、Ta 2 CO3 とNb2 O
5 との混合比を変えることによって、上記x、y、zを
変えることができる。
【0031】ここで、LiNbx Ta1-x O3 の組成か
ら成るLNTにおいてx=0.3の場合(例1)、0≦
x<1の場合(例2)、およびクラッド層としてSiO
2 を用いた場合(例3)、クラッド層なし(空気)の場
合(例4)の各々の特性を説明する。
ら成るLNTにおいてx=0.3の場合(例1)、0≦
x<1の場合(例2)、およびクラッド層としてSiO
2 を用いた場合(例3)、クラッド層なし(空気)の場
合(例4)の各々の特性を説明する。
【0032】(例1)すなわちLNTでx=0.3のク
ラッド層4を用いた場合には、その屈折率nが2.25
3となる。また(例2)すなわち0<x≦1のクラッド
層4を用いた場合には、その屈折率nが2.286>n
≧2.176となる。
ラッド層4を用いた場合には、その屈折率nが2.25
3となる。また(例2)すなわち0<x≦1のクラッド
層4を用いた場合には、その屈折率nが2.286>n
≧2.176となる。
【0033】一方、(例3)すなわちクラッド層として
SiO2 を用いた場合には、その屈折率は1.457と
なる。また、(例4)すなわちクラッド層なし(空気)
の場合は屈折率が1.0となる。
SiO2 を用いた場合には、その屈折率は1.457と
なる。また、(例4)すなわちクラッド層なし(空気)
の場合は屈折率が1.0となる。
【0034】各クラッド層での屈折率変化による散乱ロ
スの依存を考えると、リッジ構造の光導波路20が形成
された時点(クラッド層4が形成される前)では、上記
(1)式において、β、σ、k0 、h、Es 2 /∫E2
は(例1)および(例2)において一定の値をとる。
スの依存を考えると、リッジ構造の光導波路20が形成
された時点(クラッド層4が形成される前)では、上記
(1)式において、β、σ、k0 、h、Es 2 /∫E2
は(例1)および(例2)において一定の値をとる。
【0035】そこで、Dを以下の(2)式のようにおく
と、上記(1)式は(3)式のようにΔnだけの関数と
なる。
と、上記(1)式は(3)式のようにΔnだけの関数と
なる。
【0036】
【数2】
【0037】
【数3】
【0038】なお、(3)式でαは散乱ロスを示してい
る。
る。
【0039】ここで、使用するLNから成る基板1の屈
折率を2.286として(3)式により散乱ロスαを計
算すると以下の表1のようになる。ただし、散乱ロスは
(例1)の場合を1として規格化してある。
折率を2.286として(3)式により散乱ロスαを計
算すると以下の表1のようになる。ただし、散乱ロスは
(例1)の場合を1として規格化してある。
【0040】
【表1】
【0041】このように、光導波路の形状から求められ
る伝搬定数や、側壁の荒れが同一の場合、導波層とクラ
ッド層との屈折率差を小さくするほど散乱ロスαを小さ
くすることができることが分かる。
る伝搬定数や、側壁の荒れが同一の場合、導波層とクラ
ッド層との屈折率差を小さくするほど散乱ロスαを小さ
くすることができることが分かる。
【0042】なお、上記実施形態では、基板1としてL
Nを用いる例を説明したが、LN以外でも電気光学効果
を有するLiTaO3 、KNbO3 、BaTiO3 や、
これらの他の組成のものなどであってもよい。また、バ
ッファ層4も、基板1と同種の組成でわずかに屈折率の
異なるものであれば上記の例以外であってもよい。
Nを用いる例を説明したが、LN以外でも電気光学効果
を有するLiTaO3 、KNbO3 、BaTiO3 や、
これらの他の組成のものなどであってもよい。また、バ
ッファ層4も、基板1と同種の組成でわずかに屈折率の
異なるものであれば上記の例以外であってもよい。
【0043】さらに、バッファ層4を形成する方法とし
て液相エピタキシャル法を用いたが、本発明はこれに限
定されない。また、上記実施形態で示した数値条件は一
例であり、これに限定されるものではない。
て液相エピタキシャル法を用いたが、本発明はこれに限
定されない。また、上記実施形態で示した数値条件は一
例であり、これに限定されるものではない。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光学素子
の製造方法によれば次のような効果がある。すなわち、
リッジ構造から成る光導波路を形成した後、そのリッジ
構造となった基板の表面に、基板と同種の組成でわずか
に屈折率の異なるバッファ層を形成することで、光導波
路とバッファ層との屈折率差を小さくすることができ、
光散乱を抑制して伝搬ロスの少ない良好な光学素子を製
造することが可能となる。
の製造方法によれば次のような効果がある。すなわち、
リッジ構造から成る光導波路を形成した後、そのリッジ
構造となった基板の表面に、基板と同種の組成でわずか
に屈折率の異なるバッファ層を形成することで、光導波
路とバッファ層との屈折率差を小さくすることができ、
光散乱を抑制して伝搬ロスの少ない良好な光学素子を製
造することが可能となる。
【図1】本実施形態における光学素子の製造方法を順に
説明する断面図(その1)である。
説明する断面図(その1)である。
【図2】本実施形態における光学素子の製造方法を順に
説明する断面図(その2)である。
説明する断面図(その2)である。
1 基板 2 Tiパターン 3 マスク 4 バッファ層 20 光導波路
Claims (5)
- 【請求項1】 電気光学効果を有する基板に光導波路を
形成する工程と、 前記基板における前記光導波路の周囲をエッチングして
リッジ構造を形成する工程と、 前記リッジ構造となった基板の表面に、その基板と同種
の組成でわずかに屈折率の異なるバッファ層を形成する
工程とを備えていることを特徴とする光学素子の製造方
法。 - 【請求項2】 前記基板がリチウムナイオベイトから成
る場合において、 前記バッファ層は、 LiNbx Ta1-x O3 …(0≦x<1)の組成から成
ることを特徴とする請求項1記載の光学素子の製造方
法。 - 【請求項3】 前記基板がリチウムナイオベイトから成
る場合において、 前記バッファ層は、 Li(Nbx Ta1-x )3 O8 …(0≦x<1)の組成
から成ることを特徴とする請求項1記載の光学素子の製
造方法。 - 【請求項4】 前記基板がリチウムナイオベイトから成
る場合において、 前記バッファ層は、 Li3 Nbx Ta1-x O4 …(0≦x<1)の組成から
成ることを特徴とする請求項1記載の光学素子の製造方
法。 - 【請求項5】 前記基板がリチウムナイオベイトから成
る場合において、 前記バッファ層を LiNbx Ta1-x O3 =A…(0≦x<1) Li(Nby Ta1-y )3 O8 =B…(0<y≦1) Li3 Nbz Ta1-z O4 =C…(0≦z<1) とした場合、 Aa Bb Cc …(a+b+c=1)で表されることを特
徴とする請求項1記載の光学素子の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9165473A JPH1114849A (ja) | 1997-06-23 | 1997-06-23 | 光学素子の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9165473A JPH1114849A (ja) | 1997-06-23 | 1997-06-23 | 光学素子の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1114849A true JPH1114849A (ja) | 1999-01-22 |
Family
ID=15813085
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9165473A Pending JPH1114849A (ja) | 1997-06-23 | 1997-06-23 | 光学素子の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1114849A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7177490B2 (en) | 2003-03-20 | 2007-02-13 | Fujitsu Limited | Optical waveguide, optical device, and method of manufacturing optical waveguide |
| JP2007094440A (ja) * | 2007-01-11 | 2007-04-12 | Fujitsu Ltd | 光導波路、光デバイスおよび光導波路の製造方法 |
-
1997
- 1997-06-23 JP JP9165473A patent/JPH1114849A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7177490B2 (en) | 2003-03-20 | 2007-02-13 | Fujitsu Limited | Optical waveguide, optical device, and method of manufacturing optical waveguide |
| JP2007094440A (ja) * | 2007-01-11 | 2007-04-12 | Fujitsu Ltd | 光導波路、光デバイスおよび光導波路の製造方法 |
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