JPH11148775A - 乾燥木材の製造方法および製造装置 - Google Patents
乾燥木材の製造方法および製造装置Info
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- JPH11148775A JPH11148775A JP31861397A JP31861397A JPH11148775A JP H11148775 A JPH11148775 A JP H11148775A JP 31861397 A JP31861397 A JP 31861397A JP 31861397 A JP31861397 A JP 31861397A JP H11148775 A JPH11148775 A JP H11148775A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 乾燥に供された木材間の乾燥度合いの不均一
の発生を防止するとともに、乾燥処理の作業性の向上を
図る。 【解決手段】 乾燥装置2内に装填された長尺角形の木
材Wを上部電極92,94,96と下部電極91,9
3,95とからなるそれぞれの対向電極間に挟持して木
材Wに高周波を印加する高周波乾燥を施すことにより乾
燥木材Wを製造する乾燥木材Wの製造方法であり、木材
Wを下部電極91,93,95上に複数列で同一高さ寸
法になるように積層して得られた積層体W11,W1
2,W13の頂部に上部電極92,94,96を被せた
ブロックW0を乾燥装置2内に形成する木材積層工程工
程と、この木材積層工程工程後に対向電極に高周波を印
加する乾燥工程とからなり、木材積層工程工程では、各
列間に隙間が形成されるように木材Wを積層する。
の発生を防止するとともに、乾燥処理の作業性の向上を
図る。 【解決手段】 乾燥装置2内に装填された長尺角形の木
材Wを上部電極92,94,96と下部電極91,9
3,95とからなるそれぞれの対向電極間に挟持して木
材Wに高周波を印加する高周波乾燥を施すことにより乾
燥木材Wを製造する乾燥木材Wの製造方法であり、木材
Wを下部電極91,93,95上に複数列で同一高さ寸
法になるように積層して得られた積層体W11,W1
2,W13の頂部に上部電極92,94,96を被せた
ブロックW0を乾燥装置2内に形成する木材積層工程工
程と、この木材積層工程工程後に対向電極に高周波を印
加する乾燥工程とからなり、木材積層工程工程では、各
列間に隙間が形成されるように木材Wを積層する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主に長尺に製材さ
れた木材を外部熱源と高周波との併用で乾燥することに
より乾燥木材を製造する乾燥木材の製造方法および製造
装置に関するものである。
れた木材を外部熱源と高周波との併用で乾燥することに
より乾燥木材を製造する乾燥木材の製造方法および製造
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、木材の乾燥に高周波を利用する、
いわゆる高周波乾燥法が知られている。この高周波乾燥
法は、木材等の水分を含む誘電体物質に高周波を印加し
たときの交番電界によって双極子を構成する材内の分子
が振動することにより発生する誘電損熱を利用するもの
である。木材が内部から加熱されること(内部加熱)に
よって乾燥処理が施されるため、外部の熱源によって加
熱する、いわゆる外部加熱に比較して、通常は乾燥し難
い芯部分の加熱が迅速に行われ、これによって乾燥時間
が大幅に短縮される。
いわゆる高周波乾燥法が知られている。この高周波乾燥
法は、木材等の水分を含む誘電体物質に高周波を印加し
たときの交番電界によって双極子を構成する材内の分子
が振動することにより発生する誘電損熱を利用するもの
である。木材が内部から加熱されること(内部加熱)に
よって乾燥処理が施されるため、外部の熱源によって加
熱する、いわゆる外部加熱に比較して、通常は乾燥し難
い芯部分の加熱が迅速に行われ、これによって乾燥時間
が大幅に短縮される。
【0003】ところで、高周波乾燥法においては、木材
の内部から加熱が行われることにより水分が蒸発して圧
力(膨圧)が発生し、この膨圧によって水分は主に繊維
組織の延びる方向に押圧され、木口面から外部に圧出さ
れるのであるが、圧出された水分が木材の表層に残留す
ることが多く、そのため均一乾燥が困難であるという不
都合が存在した。
の内部から加熱が行われることにより水分が蒸発して圧
力(膨圧)が発生し、この膨圧によって水分は主に繊維
組織の延びる方向に押圧され、木口面から外部に圧出さ
れるのであるが、圧出された水分が木材の表層に残留す
ることが多く、そのため均一乾燥が困難であるという不
都合が存在した。
【0004】かかる不都合を解消するものとして、近
年、内部加熱と外部加熱とを併用した、いわゆる複合乾
燥法が注目されている。この複合乾燥法は、従来と同様
の外部加熱用の乾燥炉を利用し、この乾燥炉に対向電極
で挟持した木材を搬入し、対向電極を介して木材に高周
波を印加すると同時に、乾燥炉内で熱風を循環させて外
部加熱を行うものである。
年、内部加熱と外部加熱とを併用した、いわゆる複合乾
燥法が注目されている。この複合乾燥法は、従来と同様
の外部加熱用の乾燥炉を利用し、この乾燥炉に対向電極
で挟持した木材を搬入し、対向電極を介して木材に高周
波を印加すると同時に、乾燥炉内で熱風を循環させて外
部加熱を行うものである。
【0005】このような複合乾燥法によれば、高周波加
熱で木材の中心部から表層部に圧出された水分は、表層
部分で外部加熱により蒸発して取り除かれるため、圧出
水分が残留するという高周波乾燥の欠点が補われ、これ
によって木材の均一乾燥が実現する。
熱で木材の中心部から表層部に圧出された水分は、表層
部分で外部加熱により蒸発して取り除かれるため、圧出
水分が残留するという高周波乾燥の欠点が補われ、これ
によって木材の均一乾燥が実現する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な複合乾燥法においては、木材を1段ずつ桟木を介して
井桁組みで複数段に積層するという積層方式を採用する
ことが考えられるが、この方式によれば、桟木によって
形成された上下の木材間の隙間部分に熱風を送り込むこ
とによって圧出水分を取り除くことが可能になる一方、
このようにすると、木材の内で桟木に接触している部分
に電界の集中が起こり、この部分が過加熱され易くな
り、均一乾燥が果たし難くなるという問題が生じる。
な複合乾燥法においては、木材を1段ずつ桟木を介して
井桁組みで複数段に積層するという積層方式を採用する
ことが考えられるが、この方式によれば、桟木によって
形成された上下の木材間の隙間部分に熱風を送り込むこ
とによって圧出水分を取り除くことが可能になる一方、
このようにすると、木材の内で桟木に接触している部分
に電界の集中が起こり、この部分が過加熱され易くな
り、均一乾燥が果たし難くなるという問題が生じる。
【0007】また、木材を井桁組みで積み上げたり、乾
燥処理後に一旦積み上がった井桁組みを解体するのは非
常に面倒であり、複合乾燥法はこれがネックになって全
体的に作業性が悪いものになるという問題が生じる。
燥処理後に一旦積み上がった井桁組みを解体するのは非
常に面倒であり、複合乾燥法はこれがネックになって全
体的に作業性が悪いものになるという問題が生じる。
【0008】本発明は、上記のような問題点を解決する
ためになされたものであり、木材を複合乾燥法によって
乾燥するに当り、乾燥された木材の乾燥度合いの不均一
の発生を防止して均一に乾燥された木材を製造すること
ができるようにするとともに、乾燥作業の作業性の向上
を図り得る乾燥木材の製造方法および製造装置を提供す
ることを目的としている。
ためになされたものであり、木材を複合乾燥法によって
乾燥するに当り、乾燥された木材の乾燥度合いの不均一
の発生を防止して均一に乾燥された木材を製造すること
ができるようにするとともに、乾燥作業の作業性の向上
を図り得る乾燥木材の製造方法および製造装置を提供す
ることを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
対向電極板間に挟持された長尺の複数の木材に対して乾
燥装置内で高周波を印加することにより乾燥木材を製造
する方法において、上記木材を上記長尺方向と直交する
方向に積層し、かつ、それぞれ同一積層寸法になるよう
に互いに隙間をおいて複数列分の積層体を形成し、上記
乾燥装置内で、上記積層方向両側の対向電極板板間に高
周波を印加するとともに、上記木材の木口面側から上記
隙間方向に熱風を送風することを特徴とするものであ
る。
対向電極板間に挟持された長尺の複数の木材に対して乾
燥装置内で高周波を印加することにより乾燥木材を製造
する方法において、上記木材を上記長尺方向と直交する
方向に積層し、かつ、それぞれ同一積層寸法になるよう
に互いに隙間をおいて複数列分の積層体を形成し、上記
乾燥装置内で、上記積層方向両側の対向電極板板間に高
周波を印加するとともに、上記木材の木口面側から上記
隙間方向に熱風を送風することを特徴とするものであ
る。
【0010】請求項12記載の発明は、対向電極板間に
挟持された複数の長尺の木材に対して乾燥装置内で高周
波を印加することにより乾燥木材を製造する装置におい
て、それぞれ同一積層寸法で、かつ、互いに隙間をおい
て複数列分形成された木材の積層体を、積層方向両側で
挟持する対向電極板と、上記対向電極板間に高周波を印
加する高周波発生手段と、上記木材の木口面側から上記
隙間方向に熱風を送風する熱風供給手段とを備えたこと
を特徴とするものである。
挟持された複数の長尺の木材に対して乾燥装置内で高周
波を印加することにより乾燥木材を製造する装置におい
て、それぞれ同一積層寸法で、かつ、互いに隙間をおい
て複数列分形成された木材の積層体を、積層方向両側で
挟持する対向電極板と、上記対向電極板間に高周波を印
加する高周波発生手段と、上記木材の木口面側から上記
隙間方向に熱風を送風する熱風供給手段とを備えたこと
を特徴とするものである。
【0011】請求項1および12記載の発明によれば、
木材を積層して得られた積層体を挟持している対向電極
に高周波を与えることにより、積層体を構成している各
木材はそれぞれ高周波を印加されて内部加熱され、これ
によって木材内部の水分が気化して膨圧が発生し、この
膨圧が駆動力になって木材内部の自由水が木口面や側面
の表層に圧出され、木材の内部から乾燥が進行する。
木材を積層して得られた積層体を挟持している対向電極
に高周波を与えることにより、積層体を構成している各
木材はそれぞれ高周波を印加されて内部加熱され、これ
によって木材内部の水分が気化して膨圧が発生し、この
膨圧が駆動力になって木材内部の自由水が木口面や側面
の表層に圧出され、木材の内部から乾燥が進行する。
【0012】そして、対向電極に挟持された積層体は、
各列間に隙間ができるように木材が積層されて形成され
ているため、木材の木口面側から上記隙間方向に所要湿
度の熱風を送風することにより、木材内部から圧出され
た自由水がこの熱風に曝されて気化し、木材の表層側で
の水分の滞留が解消され、これによって木材乾燥が迅速
に進行し、乾燥処理が完了した時点では、木材内部の水
分の分布が均一な状態になる。
各列間に隙間ができるように木材が積層されて形成され
ているため、木材の木口面側から上記隙間方向に所要湿
度の熱風を送風することにより、木材内部から圧出され
た自由水がこの熱風に曝されて気化し、木材の表層側で
の水分の滞留が解消され、これによって木材乾燥が迅速
に進行し、乾燥処理が完了した時点では、木材内部の水
分の分布が均一な状態になる。
【0013】また熱風は、木口面側から積層体に供給さ
れ、積層体の長手方向の下流側に向けて略整流状態で均
一な流れになって流下するため、従来の積層体の長手方
向に直交する方向に熱風を送る熱風供給方式の場合、熱
風が木材の側面に衝突して乱流が発生し、これによって
熱風に曝される部分が不均一になって乾燥状態にばらつ
きが生じるという不都合が解消され、木材は均一に乾燥
され易くなる。
れ、積層体の長手方向の下流側に向けて略整流状態で均
一な流れになって流下するため、従来の積層体の長手方
向に直交する方向に熱風を送る熱風供給方式の場合、熱
風が木材の側面に衝突して乱流が発生し、これによって
熱風に曝される部分が不均一になって乾燥状態にばらつ
きが生じるという不都合が解消され、木材は均一に乾燥
され易くなる。
【0014】さらに、木材は、すべて同一方向に向くよ
うに桟なしで直に積層されるため、従来の井桁組みに比
較して積層作業および解体作業が容易になる。
うに桟なしで直に積層されるため、従来の井桁組みに比
較して積層作業および解体作業が容易になる。
【0015】そして、このような複合乾燥法を採用する
ことにより、井桁組みに組み上げられた木材の4面から
熱風を受ける従来の熱風乾燥で、乾燥に要する時間に対
し、請求項1および11記載の複合乾燥法を採用するこ
とにより、熱風に曝される部分は木材の2面に減少して
いるにも拘らず、高周波を用いた木材の内部加熱による
上記作用と、熱風による木材の表層側に圧出された水分
の取り去り作用とで乾燥時間は数分の1〜10数分の1
に短縮される。
ことにより、井桁組みに組み上げられた木材の4面から
熱風を受ける従来の熱風乾燥で、乾燥に要する時間に対
し、請求項1および11記載の複合乾燥法を採用するこ
とにより、熱風に曝される部分は木材の2面に減少して
いるにも拘らず、高周波を用いた木材の内部加熱による
上記作用と、熱風による木材の表層側に圧出された水分
の取り去り作用とで乾燥時間は数分の1〜10数分の1
に短縮される。
【0016】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、上記対向電極板は、上記積層体を上下で挟
むように配設された上下の電極板であり、上記複数列の
積層体は、木材が下部電極板上でそれぞれ積層された後
に上部電極板によって下部電極板との間に挟持されるこ
とを特徴とするものである。この発明によれば、下部電
極板上に木材を順次積層していき、得られた積層体の頂
部に上部電極板を被せることによって、積層体が対向電
極板間に挟持された状態になり、積層体の対向電極への
装着作業が容易になる。
明において、上記対向電極板は、上記積層体を上下で挟
むように配設された上下の電極板であり、上記複数列の
積層体は、木材が下部電極板上でそれぞれ積層された後
に上部電極板によって下部電極板との間に挟持されるこ
とを特徴とするものである。この発明によれば、下部電
極板上に木材を順次積層していき、得られた積層体の頂
部に上部電極板を被せることによって、積層体が対向電
極板間に挟持された状態になり、積層体の対向電極への
装着作業が容易になる。
【0017】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の発明において、上記積層体が、積層方向に複数段
形成されることを特徴とするものである。請求項4記載
の発明は、請求項3記載の発明において、上記高周波
を、各段ごとに切り替えて印加することを特徴とするも
のである。請求項13記載の発明は、請求項12記載の
発明において、上記対向電極板に挟持された複数列の積
層体は、積層方向に複数段形成されるように構成されて
なり、上記高周波発生手段と各段の積層体を挟持する対
向電極板との間には高周波の印加を選択的に切り替える
切替手段が介設されていることを特徴とするものであ
る。
記載の発明において、上記積層体が、積層方向に複数段
形成されることを特徴とするものである。請求項4記載
の発明は、請求項3記載の発明において、上記高周波
を、各段ごとに切り替えて印加することを特徴とするも
のである。請求項13記載の発明は、請求項12記載の
発明において、上記対向電極板に挟持された複数列の積
層体は、積層方向に複数段形成されるように構成されて
なり、上記高周波発生手段と各段の積層体を挟持する対
向電極板との間には高周波の印加を選択的に切り替える
切替手段が介設されていることを特徴とするものであ
る。
【0018】請求項3、4および13記載の発明によれ
ば、複数段の積層体のそれぞれに専用の対向電極から高
周波を印加することが可能になり、1つの積層体の積層
寸法を大きくすることで加熱効率が低下するような不都
合を回避した上で全体の積層寸法を大きくすることが可
能になり、乾燥処理効率が向上する。
ば、複数段の積層体のそれぞれに専用の対向電極から高
周波を印加することが可能になり、1つの積層体の積層
寸法を大きくすることで加熱効率が低下するような不都
合を回避した上で全体の積層寸法を大きくすることが可
能になり、乾燥処理効率が向上する。
【0019】また、特に請求項4および13記載の発明
によれば、切替手段によって高周波を印加する積層体を
順次切り替えていくことにより、各段積層体見合いの能
力を備えた高周波発生手段で間に合わせることができ、
大出力の高周波発生手段を設けなくてもよくなる。な
お、切替手段は、高周波発生手段から各段に選択的に出
力されるようなものも含む。
によれば、切替手段によって高周波を印加する積層体を
順次切り替えていくことにより、各段積層体見合いの能
力を備えた高周波発生手段で間に合わせることができ、
大出力の高周波発生手段を設けなくてもよくなる。な
お、切替手段は、高周波発生手段から各段に選択的に出
力されるようなものも含む。
【0020】請求項5記載の発明は、請求項3または4
記載の発明において、上記高周波の印加条件が、各段ご
とに設定されることを特徴とするものである。
記載の発明において、上記高周波の印加条件が、各段ご
とに設定されることを特徴とするものである。
【0021】請求項14記載の発明は、請求項13記載
の発明において、上記高周波発生手段は、高周波の印加
条件を各段ごとに設定可能に構成されていることを特徴
とするものある。
の発明において、上記高周波発生手段は、高周波の印加
条件を各段ごとに設定可能に構成されていることを特徴
とするものある。
【0022】請求項5および14記載の発明によれば、
それぞれの段に、含水率、重量、長さ、段面積、樹種あ
るいは産地等で仕分けされた木材を積層して各段の木材
に乾燥を施すことに際して、木材の性状に適合する条件
で高周波を印加することが可能になり、複数種類の木材
を一度にかつ均一に乾燥処理し得るようになる。上記条
件としては、高周波レベル(電力)、印加時間、内部加
熱温度等を挙げることができる。
それぞれの段に、含水率、重量、長さ、段面積、樹種あ
るいは産地等で仕分けされた木材を積層して各段の木材
に乾燥を施すことに際して、木材の性状に適合する条件
で高周波を印加することが可能になり、複数種類の木材
を一度にかつ均一に乾燥処理し得るようになる。上記条
件としては、高周波レベル(電力)、印加時間、内部加
熱温度等を挙げることができる。
【0023】請求項6記載の発明は、請求項1乃至5の
いずれかに記載の乾燥木材の製造方法において、上記対
向電極板の積層方向中間位置に、電極板と平行に金属板
を介設することを特徴とするものである。この発明によ
れば、電極板と平行な金属板が積層体の中間位置に介設
されることにより積層体内での電界分布がより均一にな
り、木材がより均一乾燥される。
いずれかに記載の乾燥木材の製造方法において、上記対
向電極板の積層方向中間位置に、電極板と平行に金属板
を介設することを特徴とするものである。この発明によ
れば、電極板と平行な金属板が積層体の中間位置に介設
されることにより積層体内での電界分布がより均一にな
り、木材がより均一乾燥される。
【0024】請求項7記載の発明は、請求項1乃至6の
いずれかに記載の乾燥木材の製造方法において、上記乾
燥装置内が所定の温度および湿度になるように制御する
ことを特徴とするものである。この発明によれば、木材
の樹種や乾燥直前の木材の水分含有率に応じて、また、
乾燥の進行状態に応じて乾燥装置内が所定の温度および
湿度になるように経時的に制御するが可能であり、こう
することによって初期含水率の多寡や樹種による乾燥の
難易等、あらゆる状況の木材を対象として乾燥が適正に
かつ効率的に行われる。
いずれかに記載の乾燥木材の製造方法において、上記乾
燥装置内が所定の温度および湿度になるように制御する
ことを特徴とするものである。この発明によれば、木材
の樹種や乾燥直前の木材の水分含有率に応じて、また、
乾燥の進行状態に応じて乾燥装置内が所定の温度および
湿度になるように経時的に制御するが可能であり、こう
することによって初期含水率の多寡や樹種による乾燥の
難易等、あらゆる状況の木材を対象として乾燥が適正に
かつ効率的に行われる。
【0025】請求項8記載の発明は、請求項1乃至7の
いずれかに記載の乾燥木材の製造方法において、上記乾
燥装置内の湿度を略100%に設定した状態で乾燥装置
内の温度を水の沸点未満の所定の温度まで昇温した後、
上記積層体への高周波の印加を開始し、木材内部の温度
を少なくとも水の沸点まで昇温することを特徴とするも
のである。請求項15記載の発明は、請求項12乃至1
4のいずれかに記載の発明において、上記乾燥装置内に
蒸気を供給する蒸気発生手段が設けられ、上記乾燥装置
内の湿度を略100%に制御した状態で乾燥装置内の温
度を沸点未満の所定の温度まで昇温させた後、上記高周
波発生手段に上記積層体への高周波印加を開始させて木
材内部の温度を少なくとも水の沸点にまで昇温させる制
御手段が設けられていることを特徴とするものである。
いずれかに記載の乾燥木材の製造方法において、上記乾
燥装置内の湿度を略100%に設定した状態で乾燥装置
内の温度を水の沸点未満の所定の温度まで昇温した後、
上記積層体への高周波の印加を開始し、木材内部の温度
を少なくとも水の沸点まで昇温することを特徴とするも
のである。請求項15記載の発明は、請求項12乃至1
4のいずれかに記載の発明において、上記乾燥装置内に
蒸気を供給する蒸気発生手段が設けられ、上記乾燥装置
内の湿度を略100%に制御した状態で乾燥装置内の温
度を沸点未満の所定の温度まで昇温させた後、上記高周
波発生手段に上記積層体への高周波印加を開始させて木
材内部の温度を少なくとも水の沸点にまで昇温させる制
御手段が設けられていることを特徴とするものである。
【0026】請求項8および15記載の発明によれば、
高周波印加による木材乾燥が開始されるまでに温度と湿
度の乾燥環境が整備され、以後の複合乾燥が順調に行わ
れるようになる。
高周波印加による木材乾燥が開始されるまでに温度と湿
度の乾燥環境が整備され、以後の複合乾燥が順調に行わ
れるようになる。
【0027】請求項9記載の発明は、請求項1乃至8の
いずれかに記載の発明において、上記乾燥装置内の温度
を水の沸点以下の温度に設定した状態で、高周波の印加
により木材内部の温度を水の沸点以上の温度に制御する
ことを特徴とするものである。請求項16記載の発明
は、請求項12乃至15のいずれかに記載の発明におい
て、上記乾燥装置内の温度を水の沸点以下の温度に設定
した状態で、高周波の印加により木材内部の温度を水の
沸点以上の温度に制御する制御手段が設けられているこ
とを特徴とするものである。
いずれかに記載の発明において、上記乾燥装置内の温度
を水の沸点以下の温度に設定した状態で、高周波の印加
により木材内部の温度を水の沸点以上の温度に制御する
ことを特徴とするものである。請求項16記載の発明
は、請求項12乃至15のいずれかに記載の発明におい
て、上記乾燥装置内の温度を水の沸点以下の温度に設定
した状態で、高周波の印加により木材内部の温度を水の
沸点以上の温度に制御する制御手段が設けられているこ
とを特徴とするものである。
【0028】請求項9および16記載の発明によれば、
木材の乾燥装置内の温度を沸点未満の所定の温度に設定
することにより、高周波印加で木材内部の温度を水の沸
点以上の温度にまで加熱した状態で木材内部と乾燥環境
との間に所定の温度勾配が形成されるため、この温度勾
配によって水が木材内部から表層部に向かう推進力が形
成され、これによって木材内部の乾燥がより良好に行わ
れる。
木材の乾燥装置内の温度を沸点未満の所定の温度に設定
することにより、高周波印加で木材内部の温度を水の沸
点以上の温度にまで加熱した状態で木材内部と乾燥環境
との間に所定の温度勾配が形成されるため、この温度勾
配によって水が木材内部から表層部に向かう推進力が形
成され、これによって木材内部の乾燥がより良好に行わ
れる。
【0029】請求項10記載の発明は、請求項1乃至9
のいずれかに記載の発明において、上記熱風の送風方向
は、逆向きに切り替えられるようになっていることを特
徴とするものである。
のいずれかに記載の発明において、上記熱風の送風方向
は、逆向きに切り替えられるようになっていることを特
徴とするものである。
【0030】この発明によれば、熱風の送風方向を逆向
きに切り替えることにより、木材の長手方向の乾燥状態
がより均一化される。
きに切り替えることにより、木材の長手方向の乾燥状態
がより均一化される。
【0031】請求項11記載の発明は、請求項1乃至1
0のいずれかに記載の発明において、上記各木材の木口
面が覆まれることを特徴とするものである。
0のいずれかに記載の発明において、上記各木材の木口
面が覆まれることを特徴とするものである。
【0032】この発明によれば、木口面は、それに向け
て熱風が吹き付けられても覆われていることによって熱
風が直接当ることがないため、熱風による過乾燥が防止
されることによって過乾燥に起因した木材の木口面部分
の反りや変形(割れ等)が確実に防止される。
て熱風が吹き付けられても覆われていることによって熱
風が直接当ることがないため、熱風による過乾燥が防止
されることによって過乾燥に起因した木材の木口面部分
の反りや変形(割れ等)が確実に防止される。
【0033】請求項17記載の発明は、請求項12乃至
16のいずれかに記載の発明において、上記熱風供給手
段は、木材の長尺方向の両側に配設される送風ブロアを
有し、上記送風ブロアは、木材の長尺方向の同じ向きに
気流を付与するものであることを特徴とするものであ
る。この発明によれば、気流が整流になることによって
木材表面への熱風の当り具合が均一になるため、木材の
均一乾燥が良好に行われる。
16のいずれかに記載の発明において、上記熱風供給手
段は、木材の長尺方向の両側に配設される送風ブロアを
有し、上記送風ブロアは、木材の長尺方向の同じ向きに
気流を付与するものであることを特徴とするものであ
る。この発明によれば、気流が整流になることによって
木材表面への熱風の当り具合が均一になるため、木材の
均一乾燥が良好に行われる。
【0034】請求項18記載の発明は、請求項12乃至
17のいずれかに記載の発明において、上記熱風供給手
段は、上記木材の木口面の全域に対して風量を均一にす
る整流手段を備えていることを特徴とするものである。
この発明によれば、木材に対する熱風付与の偏りが解消
され、木材の均一乾燥が向上する。
17のいずれかに記載の発明において、上記熱風供給手
段は、上記木材の木口面の全域に対して風量を均一にす
る整流手段を備えていることを特徴とするものである。
この発明によれば、木材に対する熱風付与の偏りが解消
され、木材の均一乾燥が向上する。
【0035】
【発明の実施の形態】図1は、本発明方法の一実施形態
を示す工程図である。この図に示すように、本発明の乾
燥木材の製造方法は、長尺柱状の木材Wを、その性状に
よって仕分ける仕分け工程P0と、仕分け工程P0で仕
分けられた原料木材Wを台車1上に積載する木材積層工
程P1と、この木材積層工程P1で台車1上に形成され
た木材の積層体を乾燥装置2に搬入する積層体搬入工程
P2と、乾燥装置2内で木材Wを乾燥処理する乾燥工程
P3と、乾燥処理の完了した積層体を乾燥装置2から搬
出する積層体搬出工程P4とからなっている。
を示す工程図である。この図に示すように、本発明の乾
燥木材の製造方法は、長尺柱状の木材Wを、その性状に
よって仕分ける仕分け工程P0と、仕分け工程P0で仕
分けられた原料木材Wを台車1上に積載する木材積層工
程P1と、この木材積層工程P1で台車1上に形成され
た木材の積層体を乾燥装置2に搬入する積層体搬入工程
P2と、乾燥装置2内で木材Wを乾燥処理する乾燥工程
P3と、乾燥処理の完了した積層体を乾燥装置2から搬
出する積層体搬出工程P4とからなっている。
【0036】上記仕分け工程P0では、原料木材Wが各
種の性状に応じて仕分けられて性状毎のロットが形成さ
れる。仕分けの対象になる原料木材Wの性状としては、
含水率、重量、長さ寸法、断面積、樹種、および産地等
を挙げることができる。原料木材Wに乾燥処理を施す前
に、上記のような原料木材Wの性状に応じた仕分けを行
い、上記性状毎にまとめたものに乾燥処理を施すことに
よって、ロットごとに適合した乾燥条件を採用すること
が可能になり、原料木材Wに対してより効率的に、か
つ、より均一に乾燥処理を施すことができる。なお、木
材Wのどの性状を基準としてロットを形成するかについ
ては、状況に応じて任意に決められる。
種の性状に応じて仕分けられて性状毎のロットが形成さ
れる。仕分けの対象になる原料木材Wの性状としては、
含水率、重量、長さ寸法、断面積、樹種、および産地等
を挙げることができる。原料木材Wに乾燥処理を施す前
に、上記のような原料木材Wの性状に応じた仕分けを行
い、上記性状毎にまとめたものに乾燥処理を施すことに
よって、ロットごとに適合した乾燥条件を採用すること
が可能になり、原料木材Wに対してより効率的に、か
つ、より均一に乾燥処理を施すことができる。なお、木
材Wのどの性状を基準としてロットを形成するかについ
ては、状況に応じて任意に決められる。
【0037】上記木材積層工程P1では、木材Wが台車
1上に複数列で複数段に積層されて積層体W1が形成さ
れる。図2は、木材Wの積層状態の第1実施形態を示す
斜視図である。なお、図2において、X−X方向を幅方
向、Y−Y方向を前後方向といい、特に−X方向を左
方、+X方向を右方、−Y方向を前方、+Y方向を後方
という。この図に示すように、台車1は、平板状の台車
本体11と、この台車本体11の底部に設けられた複数
対の車輪12とからなっている。かかる台車1は、上記
車輪12の転動で敷地G内に敷設されたレール13に案
内されつつ上記乾燥装置2に搬入し得るようになってい
る。
1上に複数列で複数段に積層されて積層体W1が形成さ
れる。図2は、木材Wの積層状態の第1実施形態を示す
斜視図である。なお、図2において、X−X方向を幅方
向、Y−Y方向を前後方向といい、特に−X方向を左
方、+X方向を右方、−Y方向を前方、+Y方向を後方
という。この図に示すように、台車1は、平板状の台車
本体11と、この台車本体11の底部に設けられた複数
対の車輪12とからなっている。かかる台車1は、上記
車輪12の転動で敷地G内に敷設されたレール13に案
内されつつ上記乾燥装置2に搬入し得るようになってい
る。
【0038】このような台車1上に、木材Wが3段階に
分けて積層されて下段から第1段積層体W11、第2段
積層体W12、および第3段積層体W13が形成され
る。この積層体W1の形成に当っては、上記仕分け工程
P0において木材Wの性状毎に仕分けられて形成したい
ずれかのロットから同一の性状の木材Wが取り出されて
同一の段に積層される。具体的には、例えば、第1段積
層体W11を、含水率の多いものが仕分けられたロット
から木材Wを取り出して形成し、第2段積層体W12
を、含水率が中程度のもので形成し、第3段積層体W1
3を、含水率の少ないもので形成する、等の積層作業が
行われるのである。なお、本発明は、常に各段に異なる
性状の木材Wを積層することに限定されるものではな
く、各積層体W11,W12,W13が同一の性状のも
ので占められていてもよいし、場合によっては、特に仕
分け工程P0を経ることなく、ランダムに積層体W1を
形成してもよい。但し、いずれの場合も、各段の積層体
W1の高さ寸法は一様にしておくことが望ましい。
分けて積層されて下段から第1段積層体W11、第2段
積層体W12、および第3段積層体W13が形成され
る。この積層体W1の形成に当っては、上記仕分け工程
P0において木材Wの性状毎に仕分けられて形成したい
ずれかのロットから同一の性状の木材Wが取り出されて
同一の段に積層される。具体的には、例えば、第1段積
層体W11を、含水率の多いものが仕分けられたロット
から木材Wを取り出して形成し、第2段積層体W12
を、含水率が中程度のもので形成し、第3段積層体W1
3を、含水率の少ないもので形成する、等の積層作業が
行われるのである。なお、本発明は、常に各段に異なる
性状の木材Wを積層することに限定されるものではな
く、各積層体W11,W12,W13が同一の性状のも
ので占められていてもよいし、場合によっては、特に仕
分け工程P0を経ることなく、ランダムに積層体W1を
形成してもよい。但し、いずれの場合も、各段の積層体
W1の高さ寸法は一様にしておくことが望ましい。
【0039】各積層体W11,W12,W13は、それ
ぞれアルミニウム板からなる電極板9によって挟持され
ている。上記電極板9としては、第1下部電極91およ
び第1上部電極92からなる下部対向電極91,92
と、第2下部電極93および第2上部電極94からなる
中間部対向電極93,94と、第3下部電極95および
第3上部電極96からなる上部対向電極95,96とが
備えられている。
ぞれアルミニウム板からなる電極板9によって挟持され
ている。上記電極板9としては、第1下部電極91およ
び第1上部電極92からなる下部対向電極91,92
と、第2下部電極93および第2上部電極94からなる
中間部対向電極93,94と、第3下部電極95および
第3上部電極96からなる上部対向電極95,96とが
備えられている。
【0040】具体的には、第1段積層体W11は、予め
台車本体11上に備え付けられている第1下部電極91
と、第1段積層体W11の頂部に被せられる第1上部電
極92とによって挟持され、第2段積層体W12は、第
2下部電極93と第2上部電極94とによって挟持さ
れ、第3段積層体W13は、第3下部電極95と第3上
部電極96とによって挟持されている。各下部電極9
1,93,95と各上部電極92,94,96とによっ
てそれぞれ高周波印加用の対向電極が形成されるように
している。
台車本体11上に備え付けられている第1下部電極91
と、第1段積層体W11の頂部に被せられる第1上部電
極92とによって挟持され、第2段積層体W12は、第
2下部電極93と第2上部電極94とによって挟持さ
れ、第3段積層体W13は、第3下部電極95と第3上
部電極96とによって挟持されている。各下部電極9
1,93,95と各上部電極92,94,96とによっ
てそれぞれ高周波印加用の対向電極が形成されるように
している。
【0041】また、第1上部電極92と第2下部電極9
3との間、および第2上部電極94と第3下部電極95
との間には、桟木14が略当ピッチで幅方向に延びるよ
うに複数列で介設され、これによって第1上部電極92
および第2下部電極93間、並びに第2上部電極94お
よび第3下部電極95間が電気的に絶縁状態になるよう
にしている。第3上部電極96の上部には、金属製の板
状のウェイト板15が載置され、これによって各電極板
9と木材Wとの当接状態が良好になるようにしている。
3との間、および第2上部電極94と第3下部電極95
との間には、桟木14が略当ピッチで幅方向に延びるよ
うに複数列で介設され、これによって第1上部電極92
および第2下部電極93間、並びに第2上部電極94お
よび第3下部電極95間が電気的に絶縁状態になるよう
にしている。第3上部電極96の上部には、金属製の板
状のウェイト板15が載置され、これによって各電極板
9と木材Wとの当接状態が良好になるようにしている。
【0042】また、上記各積層体W11,W12,W1
3の上下方向の中間部分にはアルミニウム板製の補助電
極板97が介設され、これによって各積層体W11,W
12,W13は、補助電極板97を境にして上下に二つ
に分離された状態になっている。本実施形態において
は、台車本体11上に順次積層された第1下部電極9
1、第1段積層体W11、第1上部電極92、桟木1
4、第2下部電極93、第2段積層体W12、第2上部
電極94、桟木14、第3下部電極95、第3段積層体
W13、第3上部電極96、ウェイト板15および各積
層体W11,W12,W13の上下方向の中間部分に介
設された3枚の補助電極板97によって木材乾燥用のブ
ロックW0が形成されている。なお、補助電極板97は
必須ではなく、必要に応じて設ければよい。
3の上下方向の中間部分にはアルミニウム板製の補助電
極板97が介設され、これによって各積層体W11,W
12,W13は、補助電極板97を境にして上下に二つ
に分離された状態になっている。本実施形態において
は、台車本体11上に順次積層された第1下部電極9
1、第1段積層体W11、第1上部電極92、桟木1
4、第2下部電極93、第2段積層体W12、第2上部
電極94、桟木14、第3下部電極95、第3段積層体
W13、第3上部電極96、ウェイト板15および各積
層体W11,W12,W13の上下方向の中間部分に介
設された3枚の補助電極板97によって木材乾燥用のブ
ロックW0が形成されている。なお、補助電極板97は
必須ではなく、必要に応じて設ければよい。
【0043】そして、木材積層工程P1においては、台
車1が乾燥装置2から所定の作業域まで引き出され、こ
こですでに乾燥済みの乾燥木材が台車1上から取り除か
れた後、これから乾燥する木材Wが第1下部電極91上
に順次積載されて第1段積層体W11が形成される。各
木材Wは、まず第1下部電極91上で前後方向に延び、
かつ、幅方向に所定間隔の通風用間隙W2が形成される
ように順次積載されて最下部の積載層が形成され、引き
続き積載済みの各木材Wの上につぎの木材Wが順次積み
重ねられ、この作業が繰り返されることによって積載層
が順次高くなっていく。
車1が乾燥装置2から所定の作業域まで引き出され、こ
こですでに乾燥済みの乾燥木材が台車1上から取り除か
れた後、これから乾燥する木材Wが第1下部電極91上
に順次積載されて第1段積層体W11が形成される。各
木材Wは、まず第1下部電極91上で前後方向に延び、
かつ、幅方向に所定間隔の通風用間隙W2が形成される
ように順次積載されて最下部の積載層が形成され、引き
続き積載済みの各木材Wの上につぎの木材Wが順次積み
重ねられ、この作業が繰り返されることによって積載層
が順次高くなっていく。
【0044】本実施形態においては、木材Wは第1下部
電極91上に幅方向で8列になるように積載されてい
る。また、木材Wが各列で4段に積み重ねられた状態で
最上段の8本の木材Wの上に各木材Wを覆うように補助
電極板97が積層され、この補助電極板97の上に上記
と同様にして木材Wが4段に積み重ねられ、これら4段
の木材Wの上に第1上部電極92が積層されることによ
って第1段積層体W11が下部の対向電極(第1下部電
極91および第1上部電極92)間に装着された状態に
なるようにしている。
電極91上に幅方向で8列になるように積載されてい
る。また、木材Wが各列で4段に積み重ねられた状態で
最上段の8本の木材Wの上に各木材Wを覆うように補助
電極板97が積層され、この補助電極板97の上に上記
と同様にして木材Wが4段に積み重ねられ、これら4段
の木材Wの上に第1上部電極92が積層されることによ
って第1段積層体W11が下部の対向電極(第1下部電
極91および第1上部電極92)間に装着された状態に
なるようにしている。
【0045】そして、下部対向電極91,92間に第1
段積層体W11が形成された状態で、第1下部電極91
と補助電極板97との間、および補助電極板97と第1
上部電極92との間に積層された木材Wの列間には、上
下方向および長手方向に延びるそれぞれ7つの通風用間
隙W2が形成された状態になるようにしている。
段積層体W11が形成された状態で、第1下部電極91
と補助電極板97との間、および補助電極板97と第1
上部電極92との間に積層された木材Wの列間には、上
下方向および長手方向に延びるそれぞれ7つの通風用間
隙W2が形成された状態になるようにしている。
【0046】下部対向電極91,92間に第1段積層体
W11が形成された後、第1上部電極92上に複数本の
桟木14が前後方向に等ピッチで、かつ、幅方向に延び
るように配置され、ついでこれら桟木14上に第2下部
電極93が載置される。この第2下部電極93上に先の
第1段積層体W11と同様に各木材Wおよび補助電極板
97が積み重ねられ、最後に第2上部電極94が積層さ
れて中間部対向電極93,94間に第2段積層体W12
が形成された状態になる。この第2段積層体W12が形
成された状態で、上下に延びる木材Wの各列間には通風
用間隙W2が形成されている。
W11が形成された後、第1上部電極92上に複数本の
桟木14が前後方向に等ピッチで、かつ、幅方向に延び
るように配置され、ついでこれら桟木14上に第2下部
電極93が載置される。この第2下部電極93上に先の
第1段積層体W11と同様に各木材Wおよび補助電極板
97が積み重ねられ、最後に第2上部電極94が積層さ
れて中間部対向電極93,94間に第2段積層体W12
が形成された状態になる。この第2段積層体W12が形
成された状態で、上下に延びる木材Wの各列間には通風
用間隙W2が形成されている。
【0047】そして、中間部対向電極93,94間に第
2段積層体W12が形成された後、上記と同様の操作に
よって上部対向電極95,96間に第3段積層体W13
が形成され、この第3段積層体W13の頂部に第3上部
電極96が載置されることにより、台車1上に積層体W
1が形成された状態になり、さらに第3上部電極96上
にウェイト板15を載置することによってブロックW0
が形成される。本実施形態においては、このような台車
1がレール13上に2台配置され、2体のブロックW0
が同時に乾燥処理されるようにしている(図3)。
2段積層体W12が形成された後、上記と同様の操作に
よって上部対向電極95,96間に第3段積層体W13
が形成され、この第3段積層体W13の頂部に第3上部
電極96が載置されることにより、台車1上に積層体W
1が形成された状態になり、さらに第3上部電極96上
にウェイト板15を載置することによってブロックW0
が形成される。本実施形態においては、このような台車
1がレール13上に2台配置され、2体のブロックW0
が同時に乾燥処理されるようにしている(図3)。
【0048】このようにして台車1上に2体のブロック
W0が形成された後、つぎの積層体搬入工程P2が実行
されてブロックW0は乾燥装置2内に搬入される。この
搬入については、図略のブルトーザー等のプッシャーマ
シンが用いられ、このプッシャーマシンの走行で台車1
を押圧してレール13上で移動させ、これによってブロ
ックW0を乾燥装置2内に装填するようにしている。
W0が形成された後、つぎの積層体搬入工程P2が実行
されてブロックW0は乾燥装置2内に搬入される。この
搬入については、図略のブルトーザー等のプッシャーマ
シンが用いられ、このプッシャーマシンの走行で台車1
を押圧してレール13上で移動させ、これによってブロ
ックW0を乾燥装置2内に装填するようにしている。
【0049】図3は、本発明方法に適用される乾燥木材
の製造装置の第1実施形態を示す一部切欠き斜視図であ
る。なお、図3において、X−X方向を幅方向、Y−Y
方向を前後方向といい、特に−X方向を左方、+X方向
を右方、−Y方向を前方、+Y方向を後方という。図3
に示すように、乾燥木材の製造装置20は、所定の敷地
Gに建設された乾燥装置2と、この乾燥装置2に隣接し
て設けられた高周波発振機3と、乾燥装置2の近傍に設
けられた蒸気発生用のボイラ4とを備えて構成されてい
る。
の製造装置の第1実施形態を示す一部切欠き斜視図であ
る。なお、図3において、X−X方向を幅方向、Y−Y
方向を前後方向といい、特に−X方向を左方、+X方向
を右方、−Y方向を前方、+Y方向を後方という。図3
に示すように、乾燥木材の製造装置20は、所定の敷地
Gに建設された乾燥装置2と、この乾燥装置2に隣接し
て設けられた高周波発振機3と、乾燥装置2の近傍に設
けられた蒸気発生用のボイラ4とを備えて構成されてい
る。
【0050】そして、蒸気乾燥装置2内に導入されたブ
ロックW0にボイラ4からの蒸気が供給されて乾燥環境
の湿度と温度が制御された状態で高周波発振機3からの
高周波が印加され、これによって電極板9に挟持された
状態の木材Wが内部加熱および外部加熱されることによ
り乾燥されて乾燥木材W3が製造されるようになってい
る。
ロックW0にボイラ4からの蒸気が供給されて乾燥環境
の湿度と温度が制御された状態で高周波発振機3からの
高周波が印加され、これによって電極板9に挟持された
状態の木材Wが内部加熱および外部加熱されることによ
り乾燥されて乾燥木材W3が製造されるようになってい
る。
【0051】上記乾燥装置2は、直方体状のハウジング
21と、このハウジング21に内装された熱風循環機構
24とを備えた基本構成を有している。上記ハウジング
21は、幅方向一対の側壁21aと、これら一対の側壁
21aの後縁部間に差し渡されて後壁21bと、一対の
側壁21aの前縁部間に差し渡された前壁21cと、こ
れら側壁21a、後壁21bおよび前壁21cのの上縁
部に支持された天井板21dとからなっている。
21と、このハウジング21に内装された熱風循環機構
24とを備えた基本構成を有している。上記ハウジング
21は、幅方向一対の側壁21aと、これら一対の側壁
21aの後縁部間に差し渡されて後壁21bと、一対の
側壁21aの前縁部間に差し渡された前壁21cと、こ
れら側壁21a、後壁21bおよび前壁21cのの上縁
部に支持された天井板21dとからなっている。
【0052】上記前壁21cには、略幅方向いっぱいで
上下方向に延びた出入口21eが設けられているととも
に、この出入口21eに幅方向一対の観音開きの大扉2
2が設けられ、この大扉22の開放によってハウジング
21内に台車1を出し入れし得るようになるとともに、
同閉止によってハウジング21内を略密閉状態にし得る
ようになっている。また、ハウジング21内の敷地G上
には、上記レール13が引き込まれ、これによってブロ
ックW0の積載された台車1はレール13に案内されつ
つハウジング21に対して容易に出し入れすることがで
きるようにしている。
上下方向に延びた出入口21eが設けられているととも
に、この出入口21eに幅方向一対の観音開きの大扉2
2が設けられ、この大扉22の開放によってハウジング
21内に台車1を出し入れし得るようになるとともに、
同閉止によってハウジング21内を略密閉状態にし得る
ようになっている。また、ハウジング21内の敷地G上
には、上記レール13が引き込まれ、これによってブロ
ックW0の積載された台車1はレール13に案内されつ
つハウジング21に対して容易に出し入れすることがで
きるようにしている。
【0053】このようなハウジング21内には、出入口
21eの上縁部よりも若干上方位置で水平に側壁21a
間に棚板23が架橋されている。この棚板23の前縁部
と前壁21cとの間、および同後縁部と後壁21bとの
間には所定寸法の隙間が形成され、これによって熱風が
上記両隙間を通って棚板23の上下で循環し得るように
なっている。また、ハウジング21内の天井板21dと
後壁21bおよび前壁21cとが交差する前後方向一対
の隅部には斜めに整流板21fが設けられ、これらの整
流板21fによってハウジング21内の上隅部で熱風の
乱流が生じないようにしている。そして、上記ハウジン
グ21内の側壁21a、後壁21b、大扉22および棚
板23に囲まれた空間によって木材Wを乾燥する乾燥空
間2aが形成されている。
21eの上縁部よりも若干上方位置で水平に側壁21a
間に棚板23が架橋されている。この棚板23の前縁部
と前壁21cとの間、および同後縁部と後壁21bとの
間には所定寸法の隙間が形成され、これによって熱風が
上記両隙間を通って棚板23の上下で循環し得るように
なっている。また、ハウジング21内の天井板21dと
後壁21bおよび前壁21cとが交差する前後方向一対
の隅部には斜めに整流板21fが設けられ、これらの整
流板21fによってハウジング21内の上隅部で熱風の
乱流が生じないようにしている。そして、上記ハウジン
グ21内の側壁21a、後壁21b、大扉22および棚
板23に囲まれた空間によって木材Wを乾燥する乾燥空
間2aが形成されている。
【0054】上記熱風循環機構24は、上記棚板23に
支持された幅方向一対の通風管25と、この通風管25
に内装された送風ブロア26および蒸気ヒーター27
と、各通風管25の上面側に接続された排気管28と、
上記棚板23の後縁部からハウジング21内の敷地G上
まで垂下された整流仕切り板29とを備えて構成されて
いる。上記整流仕切り板29には複数個の通風孔29a
が穿設されている。また、整流仕切り板29と後壁21
bとの間には、通風管25から排出される熱風を短時間
ではあるが一時貯留して静圧状態を維持する静圧室2b
が形成され、これによって各通風孔29aからの乾燥空
間2aに向かう熱風の風量が略均一になるようにしてい
る。
支持された幅方向一対の通風管25と、この通風管25
に内装された送風ブロア26および蒸気ヒーター27
と、各通風管25の上面側に接続された排気管28と、
上記棚板23の後縁部からハウジング21内の敷地G上
まで垂下された整流仕切り板29とを備えて構成されて
いる。上記整流仕切り板29には複数個の通風孔29a
が穿設されている。また、整流仕切り板29と後壁21
bとの間には、通風管25から排出される熱風を短時間
ではあるが一時貯留して静圧状態を維持する静圧室2b
が形成され、これによって各通風孔29aからの乾燥空
間2aに向かう熱風の風量が略均一になるようにしてい
る。
【0055】上記各通風管25は、前後寸法が棚板23
と同一になるように寸法設定されている。かかる通風管
25は、棚板23と天井板21dとの間に挟持された前
後一対の衝立板23aの支持孔23bに嵌入され、これ
によって通風管25の棚板23上における配設状態が安
定するようにしている。
と同一になるように寸法設定されている。かかる通風管
25は、棚板23と天井板21dとの間に挟持された前
後一対の衝立板23aの支持孔23bに嵌入され、これ
によって通風管25の棚板23上における配設状態が安
定するようにしている。
【0056】上記送風ブロア26は、1本の通風管25
当り前後方向の両端部側に1台ずつで合計2台が設けら
れ、2本の通風管25で総計4台が設けられている。こ
れらの送風ブロア26が駆動されることによりハウジン
グ21の空気は通風管25内を通過して移動し、整流仕
切り板29の通風孔29aを通って乾燥空間2aに供給
され、乾燥空間2aと通風管25内とで循環移動するよ
うになっている。
当り前後方向の両端部側に1台ずつで合計2台が設けら
れ、2本の通風管25で総計4台が設けられている。こ
れらの送風ブロア26が駆動されることによりハウジン
グ21の空気は通風管25内を通過して移動し、整流仕
切り板29の通風孔29aを通って乾燥空間2aに供給
され、乾燥空間2aと通風管25内とで循環移動するよ
うになっている。
【0057】そして、後方側の2台の送風ブロア26の
駆動によってハウジング21の静圧室2b内を正圧にす
るとともに、前方の2台の送風ブロア26の駆動によっ
てハウジング21の乾燥空間2a内を積極的に負圧に
し、これによってハウジング21内での熱風の循環がよ
り順調に行われ、長尺の木材Wに対しても十分な気流を
得ることができ、効果的な乾燥を実現することができる
ようにしている。なお、各送風ブロア26の送風方向を
切り替えることにより、乾燥空間2a内が正圧になると
ともに、静圧室2b内が負圧になる。
駆動によってハウジング21の静圧室2b内を正圧にす
るとともに、前方の2台の送風ブロア26の駆動によっ
てハウジング21の乾燥空間2a内を積極的に負圧に
し、これによってハウジング21内での熱風の循環がよ
り順調に行われ、長尺の木材Wに対しても十分な気流を
得ることができ、効果的な乾燥を実現することができる
ようにしている。なお、各送風ブロア26の送風方向を
切り替えることにより、乾燥空間2a内が正圧になると
ともに、静圧室2b内が負圧になる。
【0058】上記蒸気ヒーター27は、外周面に伝熱フ
ィンの突設された金属製のパイプを組み合わせて形成さ
れ、各通風管25内を横断するように設けられている。
かかる蒸気ヒーター27は、1本の通風管25当り前後
の送風ブロア26間に2基が設けられている。これらの
蒸気ヒーター27によって通風管25内を通過する空気
が加熱されて熱風となり、この熱風は送風ブロア26の
駆動でハウジング21内を循環移動する。
ィンの突設された金属製のパイプを組み合わせて形成さ
れ、各通風管25内を横断するように設けられている。
かかる蒸気ヒーター27は、1本の通風管25当り前後
の送風ブロア26間に2基が設けられている。これらの
蒸気ヒーター27によって通風管25内を通過する空気
が加熱されて熱風となり、この熱風は送風ブロア26の
駆動でハウジング21内を循環移動する。
【0059】上記排気管28は、各通風管25におい
て、送風ブロア26と蒸気ヒーター27との略中間位置
から天井板21dを貫通して外部に向けて突設されてい
る。かかる排気管28は、1本の通風管25当り2本が
設けられている。そして、排気管28内には開閉ダンパ
ー28aが設けられており、乾燥空間2a内の温度や湿
度をより微調製するために図略の開閉機構の駆動によっ
て自動的に開閉されるようになっている。また、後方側
に設けられた2本の排気管28の頂部には強制排気ファ
ン28bが設けられ、これら強制排気ファン28bの駆
動によって通風管25内の熱風が強制的に外部に排出さ
れるようになっている。
て、送風ブロア26と蒸気ヒーター27との略中間位置
から天井板21dを貫通して外部に向けて突設されてい
る。かかる排気管28は、1本の通風管25当り2本が
設けられている。そして、排気管28内には開閉ダンパ
ー28aが設けられており、乾燥空間2a内の温度や湿
度をより微調製するために図略の開閉機構の駆動によっ
て自動的に開閉されるようになっている。また、後方側
に設けられた2本の排気管28の頂部には強制排気ファ
ン28bが設けられ、これら強制排気ファン28bの駆
動によって通風管25内の熱風が強制的に外部に排出さ
れるようになっている。
【0060】つぎに、本発明において重要な役割を果た
す整流仕切り板29について説明する。図4は、図3の
A線矢視図である。この図に示すように、整流仕切り板
29に穿設された通風孔29aは、ハウジング21の乾
燥空間2a内に装填された積層体W1の通風用間隙W2
に対応して設けられている。
す整流仕切り板29について説明する。図4は、図3の
A線矢視図である。この図に示すように、整流仕切り板
29に穿設された通風孔29aは、ハウジング21の乾
燥空間2a内に装填された積層体W1の通風用間隙W2
に対応して設けられている。
【0061】具体的には、整流仕切り板29の第1段積
層体W11に対向した部分には、上下方向に延びる通風
用間隙W2の各列に対向するように補助電極板97を挟
んで上下に2個ずつの合計4個の通風孔29aが設けら
れている。本実施形態においては、第1段積層体W11
に全部で7列の通風用間隙W2が形成されているため、
第1段積層体W11に対して通風孔29aは合計で28
個になる。そして、整流仕切り板29の第2段積層体W
12および第3段積層体W13に対向した部分にも同様
にそれぞれ28個ずつの通風孔29aが穿設され、結局
整流仕切り板29には総計で84個の通風孔29aが穿
設されている。
層体W11に対向した部分には、上下方向に延びる通風
用間隙W2の各列に対向するように補助電極板97を挟
んで上下に2個ずつの合計4個の通風孔29aが設けら
れている。本実施形態においては、第1段積層体W11
に全部で7列の通風用間隙W2が形成されているため、
第1段積層体W11に対して通風孔29aは合計で28
個になる。そして、整流仕切り板29の第2段積層体W
12および第3段積層体W13に対向した部分にも同様
にそれぞれ28個ずつの通風孔29aが穿設され、結局
整流仕切り板29には総計で84個の通風孔29aが穿
設されている。
【0062】従って、通風管25から静圧室2b内に送
りこまれた熱風は、この中で流速が大幅に減少して略均
圧になった後、各通風孔29aを通って乾燥空間2a内
に導入され、通風用間隙W2を通って木材Wの乾燥に供
されてから通風管25の前端側に戻されるようになって
いる。
りこまれた熱風は、この中で流速が大幅に減少して略均
圧になった後、各通風孔29aを通って乾燥空間2a内
に導入され、通風用間隙W2を通って木材Wの乾燥に供
されてから通風管25の前端側に戻されるようになって
いる。
【0063】図5は、このような整流仕切り板29に流
量調製板29bが装着された場合を示す図4の部分拡大
図であり、(イ)は通風孔29aの開口面積が最大に設
定された状態、(ロ)は流量調製板29bの開口面積が
減少された状態をそれぞれ示している。この流量調製板
29bは、通風孔29aの開口面積を増減させることに
よって通風孔29aを通る熱風の流量を調節するための
ものであり、これによって静圧室2b内の高さ位置によ
る圧力のばらつきに起因した乾燥空間2aへの熱風導入
量の高さ方向におけるばらつきを解消するようにしてい
る。
量調製板29bが装着された場合を示す図4の部分拡大
図であり、(イ)は通風孔29aの開口面積が最大に設
定された状態、(ロ)は流量調製板29bの開口面積が
減少された状態をそれぞれ示している。この流量調製板
29bは、通風孔29aの開口面積を増減させることに
よって通風孔29aを通る熱風の流量を調節するための
ものであり、これによって静圧室2b内の高さ位置によ
る圧力のばらつきに起因した乾燥空間2aへの熱風導入
量の高さ方向におけるばらつきを解消するようにしてい
る。
【0064】本実施形態においては、流量調製板29b
は、上下2つの通風孔29aを余裕をもって覆い得ると
ともに、幅方向の7つの通風孔29a覆い得る横方向に
長尺の金属板によって形成されている。かかる流量調製
板29bには、図5の(イ)に示すように、各通風孔2
9aに対応した同一径寸法の風量調整孔29cが設けら
れているとともに、幅方向の両端部には上下方向に延び
る長孔29dが穿設され、流量調製板29bは、この長
孔29dが整流仕切り板29に突設されたねじ軸29e
に外嵌され状態でナット29fの締結によって整流仕切
り板29に固定されている。
は、上下2つの通風孔29aを余裕をもって覆い得ると
ともに、幅方向の7つの通風孔29a覆い得る横方向に
長尺の金属板によって形成されている。かかる流量調製
板29bには、図5の(イ)に示すように、各通風孔2
9aに対応した同一径寸法の風量調整孔29cが設けら
れているとともに、幅方向の両端部には上下方向に延び
る長孔29dが穿設され、流量調製板29bは、この長
孔29dが整流仕切り板29に突設されたねじ軸29e
に外嵌され状態でナット29fの締結によって整流仕切
り板29に固定されている。
【0065】従って、ナット29fを緩めて流量調製板
29bを上下動させることによって通風孔29aの開口
面積を増減させることが可能になる。所望の開口面積が
得られた後、ナット29fが締結される。図5の(ロ)
は、流量調製板29bを下方にずらせた例を示してい
る。
29bを上下動させることによって通風孔29aの開口
面積を増減させることが可能になる。所望の開口面積が
得られた後、ナット29fが締結される。図5の(ロ)
は、流量調製板29bを下方にずらせた例を示してい
る。
【0066】また、上記ハウジング21の側壁21aの
内壁面には、図4に示すように、漏風防止板21gが設
けられている。この漏風防止板21gは、幅寸法が側壁
21aの内壁面と電極板9の幅方向の縁部との間の隙間
寸法よりも若干短めに寸法設定されているとともに、上
下寸法がブロックW0の高さ寸法に略等しく寸法設定さ
れている。このような漏風防止板21gが側壁21aの
内壁面に前後方向で複数枚設けられ、これによって熱風
が積層体W1の側面から離間した位置で流下する、いわ
ゆる漏風が生じないようにして乾燥効率の低下を防止し
ている。
内壁面には、図4に示すように、漏風防止板21gが設
けられている。この漏風防止板21gは、幅寸法が側壁
21aの内壁面と電極板9の幅方向の縁部との間の隙間
寸法よりも若干短めに寸法設定されているとともに、上
下寸法がブロックW0の高さ寸法に略等しく寸法設定さ
れている。このような漏風防止板21gが側壁21aの
内壁面に前後方向で複数枚設けられ、これによって熱風
が積層体W1の側面から離間した位置で流下する、いわ
ゆる漏風が生じないようにして乾燥効率の低下を防止し
ている。
【0067】そして、このような乾燥装置2の乾燥空間
2a内に運び込まれた台車1上の木材Wは、乾燥工程P
3(図1)の実行によって高周波発振機3からの高周波
印加により内部加熱されるとともに、ハウジング21内
を通風管25と乾燥空間2aとの間で循環する熱風に曝
されて外部加熱され、これらによって木材Wの乾燥状態
が均一になるいわゆる複合燥処理が施される。
2a内に運び込まれた台車1上の木材Wは、乾燥工程P
3(図1)の実行によって高周波発振機3からの高周波
印加により内部加熱されるとともに、ハウジング21内
を通風管25と乾燥空間2aとの間で循環する熱風に曝
されて外部加熱され、これらによって木材Wの乾燥状態
が均一になるいわゆる複合燥処理が施される。
【0068】図6は、本発明における第1実施形態の高
周波加熱を説明するための乾燥装置2を前方側から見た
説明図であり、図7は、同右方の側面図である。これら
の図に示すように、高周波発振機3は、乾燥装置2のハ
ウジング21の右方であって前後方向の略中間位置の敷
地G上に配設されている。この高周波発振機3の前後面
から配線を保護する前後方向一対の保護本管31が前後
方向に延設され(図7)ている。前方の保護本管31
は、乾燥空間2aに装填された前方のブロックW0用の
ものであり、後方の保護本管31は同後方のブロックW
0用のものである。
周波加熱を説明するための乾燥装置2を前方側から見た
説明図であり、図7は、同右方の側面図である。これら
の図に示すように、高周波発振機3は、乾燥装置2のハ
ウジング21の右方であって前後方向の略中間位置の敷
地G上に配設されている。この高周波発振機3の前後面
から配線を保護する前後方向一対の保護本管31が前後
方向に延設され(図7)ている。前方の保護本管31
は、乾燥空間2aに装填された前方のブロックW0用の
ものであり、後方の保護本管31は同後方のブロックW
0用のものである。
【0069】上記各保護本管31からは、前後方向一対
の保護管32が上方に向かってそれぞれ分岐延設されて
いる。これら保護管32からハウジング21に向かって
それぞれ3本の保護支管33が分岐突設され、先端側が
側壁21aを貫通して乾燥空間2a内に導入されてい
る。かかる保護支管33は、ハウジング21の下部に位
置した第1保護支管331、同上下方向の中間部に位置
した第2保護支管332、および同上部に位置した第3
保護支管333とからなっている。
の保護管32が上方に向かってそれぞれ分岐延設されて
いる。これら保護管32からハウジング21に向かって
それぞれ3本の保護支管33が分岐突設され、先端側が
側壁21aを貫通して乾燥空間2a内に導入されてい
る。かかる保護支管33は、ハウジング21の下部に位
置した第1保護支管331、同上下方向の中間部に位置
した第2保護支管332、および同上部に位置した第3
保護支管333とからなっている。
【0070】そして、これら保護本管31、保護管32
および保護支管33内に高周波用の配線が敷設され、高
周波発振機3からの高周波電圧が接続端子34を介して
各電極板9に供給されるようになっている。上記接続端
子34は、第1下部電極91に対応した第1下部電極用
端子341、第1上部電極92に対応した第1下部電極
用端子342、第2下部電極93に対応した第2下部電
極用端子343、第2上部電極94に対応した第2上部
電極用端子344、第3下部電極95に対応した第3下
部電極用端子345および第3上部電極96に対応した
第3上部電極用端子346とからなっている。
および保護支管33内に高周波用の配線が敷設され、高
周波発振機3からの高周波電圧が接続端子34を介して
各電極板9に供給されるようになっている。上記接続端
子34は、第1下部電極91に対応した第1下部電極用
端子341、第1上部電極92に対応した第1下部電極
用端子342、第2下部電極93に対応した第2下部電
極用端子343、第2上部電極94に対応した第2上部
電極用端子344、第3下部電極95に対応した第3下
部電極用端子345および第3上部電極96に対応した
第3上部電極用端子346とからなっている。
【0071】これらの接続端子34は、各台車1が乾燥
空間2a内の定位置に運び込まれた状態で、それぞれ若
干弾性変形しつつ対応した電極板9に当接し、これによ
って高周波発振機3からの高周波電圧が各上部電極9
2,94,96および各下部電極91,93,95に挟
持された各積層体W11,W12,W13に印加され、
これによって格段の積層された木材Wが内部加熱によっ
て乾燥されるようにしている。
空間2a内の定位置に運び込まれた状態で、それぞれ若
干弾性変形しつつ対応した電極板9に当接し、これによ
って高周波発振機3からの高周波電圧が各上部電極9
2,94,96および各下部電極91,93,95に挟
持された各積層体W11,W12,W13に印加され、
これによって格段の積層された木材Wが内部加熱によっ
て乾燥されるようにしている。
【0072】そして、各積層体W11,W12,W13
の上下方向の中間位置に介設された補助電極板97には
高周波は供給されないが、この補助電極板97の存在に
よって高周波の電界強度が平準化され、木材Wに対する
内部加熱による温度のばらつきが減少して実質的な均一
乾燥が実現する。
の上下方向の中間位置に介設された補助電極板97には
高周波は供給されないが、この補助電極板97の存在に
よって高周波の電界強度が平準化され、木材Wに対する
内部加熱による温度のばらつきが減少して実質的な均一
乾燥が実現する。
【0073】上記ボイラ4は、発生した蒸気を上記をハ
ウジング21内に供給して乾燥空間2a内を所定の湿度
環境にするとともに、所定の温度環境に設定するもので
ある。このボイラ4には第1蒸気本管41および第2蒸
気本管44が接続されている。
ウジング21内に供給して乾燥空間2a内を所定の湿度
環境にするとともに、所定の温度環境に設定するもので
ある。このボイラ4には第1蒸気本管41および第2蒸
気本管44が接続されている。
【0074】第1蒸気本管41は、2本の第1蒸気支管
42に分岐され、各第1蒸気支管42の下流端はハウジ
ング21の前壁21cおよび後壁21bの上部を貫通し
てハウジング21内にそれぞれ導入されて蒸気ノズル4
2aに接続されている。また、上記第1蒸気本管41に
は第1制御弁43が設けられ、この第1制御弁43の開
閉操作によってボイラ4からの蒸気が上記ノズル42a
からハウジング21内に供給されたり供給が停止される
ようになっている。第1制御弁43の開閉操作は、後述
する制御装置5によって制御され、上記開閉ダンパー2
8aの制御装置5による開閉制御とも相俟って乾燥空間
2a内が所定の湿度になるようにしている。
42に分岐され、各第1蒸気支管42の下流端はハウジ
ング21の前壁21cおよび後壁21bの上部を貫通し
てハウジング21内にそれぞれ導入されて蒸気ノズル4
2aに接続されている。また、上記第1蒸気本管41に
は第1制御弁43が設けられ、この第1制御弁43の開
閉操作によってボイラ4からの蒸気が上記ノズル42a
からハウジング21内に供給されたり供給が停止される
ようになっている。第1制御弁43の開閉操作は、後述
する制御装置5によって制御され、上記開閉ダンパー2
8aの制御装置5による開閉制御とも相俟って乾燥空間
2a内が所定の湿度になるようにしている。
【0075】第2蒸気本管44は、2本の第2蒸気支管
45に分岐され、各第2蒸気支管45の下流端は上記前
後方向一対の蒸気ヒーター27に接続されている。ま
た、上記第2蒸気本管44には第2制御弁46が設けら
れ、この第2制御弁46の開閉操作によってボイラ4か
らの蒸気が蒸気ヒーター27内に供給され、通風管25
内を流れる空気はこの蒸気ヒーター27との熱交換によ
って加熱され、これによって所定温度の熱風が形成さ
れ、この熱風が送風ブロア26の駆動でハウジング21
内を循環するようになっている。
45に分岐され、各第2蒸気支管45の下流端は上記前
後方向一対の蒸気ヒーター27に接続されている。ま
た、上記第2蒸気本管44には第2制御弁46が設けら
れ、この第2制御弁46の開閉操作によってボイラ4か
らの蒸気が蒸気ヒーター27内に供給され、通風管25
内を流れる空気はこの蒸気ヒーター27との熱交換によ
って加熱され、これによって所定温度の熱風が形成さ
れ、この熱風が送風ブロア26の駆動でハウジング21
内を循環するようになっている。
【0076】このような高周波による木材Wの内部加熱
および熱風の循環による木材Wの外部加熱は、制御装置
5によって制御されるようにしている。図8は、制御装
置5による乾燥制御の第1実施形態を示すブロック図で
ある。この図に示すように、制御装置5は、上記乾燥装
置2を統括的に制御する制御回路51と、この制御回路
51に種々の操業データを入力するための操作部52と
からなっている。上記制御回路51は、操作部52を介
して入力された操業データおよび乾燥装置2内の各所に
設けられたセンサからの検出信号を基に、各部の駆動お
よび高周波発振機3への電力の供給および電極板9に対
する印加の切り替えを制御するようになっている。本実
施形態においては、高周波発振機3は、13.56MH
zの高周波を発生するように設計されているが、本発明
は、周波数が13.56MHzであることに限定される
ものではなく、高周波加熱用として使用し得る数MHz
〜数GHzの範囲の高周波またはマイクロ波が適用可能
である。
および熱風の循環による木材Wの外部加熱は、制御装置
5によって制御されるようにしている。図8は、制御装
置5による乾燥制御の第1実施形態を示すブロック図で
ある。この図に示すように、制御装置5は、上記乾燥装
置2を統括的に制御する制御回路51と、この制御回路
51に種々の操業データを入力するための操作部52と
からなっている。上記制御回路51は、操作部52を介
して入力された操業データおよび乾燥装置2内の各所に
設けられたセンサからの検出信号を基に、各部の駆動お
よび高周波発振機3への電力の供給および電極板9に対
する印加の切り替えを制御するようになっている。本実
施形態においては、高周波発振機3は、13.56MH
zの高周波を発生するように設計されているが、本発明
は、周波数が13.56MHzであることに限定される
ものではなく、高周波加熱用として使用し得る数MHz
〜数GHzの範囲の高周波またはマイクロ波が適用可能
である。
【0077】上記操作部52には、乾燥装置2の系内に
対する電力供給をオン・オフする電源スイッチ52a
と、ボイラ4の駆動・停止を切り替えるボイラ用スイッ
チ52bと、送風ブロア26の駆動・停止を切り替える
ブロア用スイッチ52cと、排気用スイッチ52dと、
各種の制御情報、例えば木材Wに対する高周波の印加時
間等を制御回路51に入力するためのキーボード52e
とが設けられている。
対する電力供給をオン・オフする電源スイッチ52a
と、ボイラ4の駆動・停止を切り替えるボイラ用スイッ
チ52bと、送風ブロア26の駆動・停止を切り替える
ブロア用スイッチ52cと、排気用スイッチ52dと、
各種の制御情報、例えば木材Wに対する高周波の印加時
間等を制御回路51に入力するためのキーボード52e
とが設けられている。
【0078】上記電源スイッチ52aからの操作信号は
制御信号として制御回路51に向けて出力される。電源
スイッチ52aがオン操作されたときには高周波発振機
3の動作が開始され、オフ操作されたときには高周波発
振機3の動作が停止される。また、ボイラ用スイッチ5
2bからの操作信号は制御回路51に向けて出力され、
ボイラ用スイッチ52bがオンされるとボイラ4が駆動
して蒸気が生成され、オフされると蒸気の生成は中止さ
れる。また、ブロア用スイッチ52cからの操作信号は
制御回路51に向けて出力され、ブロア用スイッチ52
cがオンされると送風ブロア26が駆動し、オフされる
と送風ブロア26は停止する。さらに排気用スイッチ5
2dからの操作信号は制御回路51に向けて出力され、
排気用スイッチ52dがオンされると強制排気ファン2
8bが駆動し、オフされると強制排気ファン28bは停
止する。
制御信号として制御回路51に向けて出力される。電源
スイッチ52aがオン操作されたときには高周波発振機
3の動作が開始され、オフ操作されたときには高周波発
振機3の動作が停止される。また、ボイラ用スイッチ5
2bからの操作信号は制御回路51に向けて出力され、
ボイラ用スイッチ52bがオンされるとボイラ4が駆動
して蒸気が生成され、オフされると蒸気の生成は中止さ
れる。また、ブロア用スイッチ52cからの操作信号は
制御回路51に向けて出力され、ブロア用スイッチ52
cがオンされると送風ブロア26が駆動し、オフされる
と送風ブロア26は停止する。さらに排気用スイッチ5
2dからの操作信号は制御回路51に向けて出力され、
排気用スイッチ52dがオンされると強制排気ファン2
8bが駆動し、オフされると強制排気ファン28bは停
止する。
【0079】上記高周波発振機3は、電源回路35と、
この電源回路35から電力を得て高周波を発生する高周
波発生回路36と、この高周波発生回路36の出力側に
設けられた整合回路37とから構成されている。上記電
源回路35は、例えば220Vの商用電源を所定レベル
の直流電源に変換するものである。また、上記高周波発
生回路36は、電源回路35からの所定レベルの直流電
圧を得て所要レベルの高周波エネルギーを発生する自励
発振式の高周波発生回路である。
この電源回路35から電力を得て高周波を発生する高周
波発生回路36と、この高周波発生回路36の出力側に
設けられた整合回路37とから構成されている。上記電
源回路35は、例えば220Vの商用電源を所定レベル
の直流電源に変換するものである。また、上記高周波発
生回路36は、電源回路35からの所定レベルの直流電
圧を得て所要レベルの高周波エネルギーを発生する自励
発振式の高周波発生回路である。
【0080】さらに、上記整合回路37は、高周波発生
回路36と対向電極間(下部対向電極91,92間、中
間部対向電極93,94間および上部対向電極95,9
6間)に挟持される積層体W1(第1段積層体W11、
第2段積層体W12および第3段積層体W13)との整
合をとる回路であり、変成器37aの他、図略の整合用
コンデンサを有している。上記変成器37aには入力側
コイルL1と出力側コイルL2とからなるトランスを有
し、上記出力側コイルL2は切替器38を介して電極板
9(下部対向電極91,92、中間部対向電極93,9
4および上部対向電極95,96)にそれぞれ分岐接続
され、制御回路51からの制御信号によって印加先の対
向電極が順次切り替えられるようになっている。この切
り替えの制御信号は、制御回路51に内蔵されたタイマ
51aに基づいて出力されるようになっている。タイマ
51aへは操作部52のキーボード52dから各種の時
間設定が入力される。
回路36と対向電極間(下部対向電極91,92間、中
間部対向電極93,94間および上部対向電極95,9
6間)に挟持される積層体W1(第1段積層体W11、
第2段積層体W12および第3段積層体W13)との整
合をとる回路であり、変成器37aの他、図略の整合用
コンデンサを有している。上記変成器37aには入力側
コイルL1と出力側コイルL2とからなるトランスを有
し、上記出力側コイルL2は切替器38を介して電極板
9(下部対向電極91,92、中間部対向電極93,9
4および上部対向電極95,96)にそれぞれ分岐接続
され、制御回路51からの制御信号によって印加先の対
向電極が順次切り替えられるようになっている。この切
り替えの制御信号は、制御回路51に内蔵されたタイマ
51aに基づいて出力されるようになっている。タイマ
51aへは操作部52のキーボード52dから各種の時
間設定が入力される。
【0081】そして、まず下部対向電極91,92を介
して第1段積層体W11に高周波が所定時間印加され、
ついでタイマ51aに設定された所定の時間が経過する
と、制御回路51から切替器38に向けて制御信号(切
替信号)が出力され、これによって高周波の供給先が下
部対向電極91,92から中間部対向電極93,94に
切り替えられて第2段積層体W12が高周波印加され、
さらに上記所定の時間が経過すると上部対向電極95,
96による第3段積層体W13の加熱に切り替えられ、
以後、この切替操作が繰り返されることによって所定時
間間隔で第1段積層体W11、第2段積層体W12およ
び第3段積層体W13が順次内部加熱で乾燥処理される
ようにしている。
して第1段積層体W11に高周波が所定時間印加され、
ついでタイマ51aに設定された所定の時間が経過する
と、制御回路51から切替器38に向けて制御信号(切
替信号)が出力され、これによって高周波の供給先が下
部対向電極91,92から中間部対向電極93,94に
切り替えられて第2段積層体W12が高周波印加され、
さらに上記所定の時間が経過すると上部対向電極95,
96による第3段積層体W13の加熱に切り替えられ、
以後、この切替操作が繰り返されることによって所定時
間間隔で第1段積層体W11、第2段積層体W12およ
び第3段積層体W13が順次内部加熱で乾燥処理される
ようにしている。
【0082】一方、ハウジング21内には、適所(図3
に示す例では操作部52の前端側の開口部)に温度セン
サおよび湿度センサが設けられ、これらセンサの検出信
号が制御回路51に入力されるようになっている。本実
施形態においては、温度センサとして測定環境の温度を
そのまま検出する乾球温度計53が採用されているとと
もに、湿度センサとして水の蒸発潜熱分だけ温度が低め
に検出される、いわゆる湿球温度計54が採用されてい
る。なお、本発明は、温度センサとして乾球温度計53
を用い、湿度センサとして湿球温度計54を用いること
に限定されるものではなく、温感素子を利用した温度セ
ンサおよび湿感素子を利用した湿度センサを用いてもよ
い。また、ハウジング21内の適所には、原料木材Wの
含水率を検出する含水率センサ55が設けられていると
ともに、木材Wの内部の温度を検出する内部温度センサ
56が設けられ、これら含水率センサ55および内部温
度センサ56による検出信号が制御回路51に入力され
るようになっている。かかる含水率センサ55および内
部温度センサ56は、各積層体W11,W12,W13
毎に設けられ、これによって各積層体W11,W12,
W13単位での制御を行い得るようにしている。
に示す例では操作部52の前端側の開口部)に温度セン
サおよび湿度センサが設けられ、これらセンサの検出信
号が制御回路51に入力されるようになっている。本実
施形態においては、温度センサとして測定環境の温度を
そのまま検出する乾球温度計53が採用されているとと
もに、湿度センサとして水の蒸発潜熱分だけ温度が低め
に検出される、いわゆる湿球温度計54が採用されてい
る。なお、本発明は、温度センサとして乾球温度計53
を用い、湿度センサとして湿球温度計54を用いること
に限定されるものではなく、温感素子を利用した温度セ
ンサおよび湿感素子を利用した湿度センサを用いてもよ
い。また、ハウジング21内の適所には、原料木材Wの
含水率を検出する含水率センサ55が設けられていると
ともに、木材Wの内部の温度を検出する内部温度センサ
56が設けられ、これら含水率センサ55および内部温
度センサ56による検出信号が制御回路51に入力され
るようになっている。かかる含水率センサ55および内
部温度センサ56は、各積層体W11,W12,W13
毎に設けられ、これによって各積層体W11,W12,
W13単位での制御を行い得るようにしている。
【0083】そして、上記乾球温度計53によってハウ
ジング21内の温度が検出されるとともに、乾球温度計
53による検出温度と湿球温度計54による検出温度と
の温度差に基づいて制御装置5内で所定の演算が行われ
て湿度が算出され、これらの検出温度および算出湿度に
基づいて、制御回路51から第1制御弁43、第2制御
弁46、開閉ダンパー28aおよび強制排気ファン28
bに向けて所定の制御信号が出力され、第1制御弁43
および開閉ダンパー28aの開度と強制排気ファン28
bの駆動が調節されることによって乾燥空間2a内の湿
度(熱風の湿度)が設定湿度に制御され、また、第2制
御弁46の開度が調節されることによって乾燥空間2a
内の温度(熱風の温度)が設定温度に制御されるように
なっている。また、上記送風ブロア26には、その送風
量を乾燥時間の経過に伴って変化させる制御信号が制御
回路51から出力されるようになっている。
ジング21内の温度が検出されるとともに、乾球温度計
53による検出温度と湿球温度計54による検出温度と
の温度差に基づいて制御装置5内で所定の演算が行われ
て湿度が算出され、これらの検出温度および算出湿度に
基づいて、制御回路51から第1制御弁43、第2制御
弁46、開閉ダンパー28aおよび強制排気ファン28
bに向けて所定の制御信号が出力され、第1制御弁43
および開閉ダンパー28aの開度と強制排気ファン28
bの駆動が調節されることによって乾燥空間2a内の湿
度(熱風の湿度)が設定湿度に制御され、また、第2制
御弁46の開度が調節されることによって乾燥空間2a
内の温度(熱風の温度)が設定温度に制御されるように
なっている。また、上記送風ブロア26には、その送風
量を乾燥時間の経過に伴って変化させる制御信号が制御
回路51から出力されるようになっている。
【0084】また、制御回路51は、上記含水率センサ
55および内部温度センサ56からの検出信号に基づい
て高周波発振機3に対して制御信号が出力され、これに
よる木材Wに供給される高周波電力の調節によって木材
Wの乾燥が常に適正に進行されるようにしている。具体
的には、制御回路51内に原料木材Wの各種の性状に応
じた高周波出力値や高周波印加時間等の操業条件が入力
されており、乾燥される原料木材Wの性状に応じて上記
操業条件に適合するような高周波印加が実行される。こ
のような制御は、各積層体W11,W12,W13毎に
行われる。
55および内部温度センサ56からの検出信号に基づい
て高周波発振機3に対して制御信号が出力され、これに
よる木材Wに供給される高周波電力の調節によって木材
Wの乾燥が常に適正に進行されるようにしている。具体
的には、制御回路51内に原料木材Wの各種の性状に応
じた高周波出力値や高周波印加時間等の操業条件が入力
されており、乾燥される原料木材Wの性状に応じて上記
操業条件に適合するような高周波印加が実行される。こ
のような制御は、各積層体W11,W12,W13毎に
行われる。
【0085】制御装置5の上記構成によれば、まず、台
車1が大扉22の開放された出入口21eからハウジン
グ21の乾燥空間2a内に搬入され、ついで大扉22が
閉止された時点で電源スイッチ52aをオンにする。こ
うすることで乾燥装置2は、系に電力が供給されたスタ
ンバイ状態になる。ついで、キーボード52dから乾燥
装置2における乾燥処理に必要な制御事項を入力する。
制御事項としては、切り替え用のタイマ51aの設定時
間、熱風の標準風量、ハウジング21内に供給される蒸
気の標準流量、蒸気ヒーター27に供給される蒸気の標
準流量等を挙げることができる。
車1が大扉22の開放された出入口21eからハウジン
グ21の乾燥空間2a内に搬入され、ついで大扉22が
閉止された時点で電源スイッチ52aをオンにする。こ
うすることで乾燥装置2は、系に電力が供給されたスタ
ンバイ状態になる。ついで、キーボード52dから乾燥
装置2における乾燥処理に必要な制御事項を入力する。
制御事項としては、切り替え用のタイマ51aの設定時
間、熱風の標準風量、ハウジング21内に供給される蒸
気の標準流量、蒸気ヒーター27に供給される蒸気の標
準流量等を挙げることができる。
【0086】引き続きボイラ用スイッチ52bおよびブ
ロア用スイッチ52cをオンにする。こうすることによ
ってボイラ4からの蒸気が乾燥空間2a内および蒸気ヒ
ーター27内に供給されるとともに、送風ブロア26が
駆動して熱風のハウジング21内の循環移動が開始さ
れ、さらにタイマ51aに設定した高周波発振機3の駆
動開始時間に達することによって高周波発振機3が駆動
を始め、これによって乾燥空間2a内に装填された木材
Wの乾燥が開始される。
ロア用スイッチ52cをオンにする。こうすることによ
ってボイラ4からの蒸気が乾燥空間2a内および蒸気ヒ
ーター27内に供給されるとともに、送風ブロア26が
駆動して熱風のハウジング21内の循環移動が開始さ
れ、さらにタイマ51aに設定した高周波発振機3の駆
動開始時間に達することによって高周波発振機3が駆動
を始め、これによって乾燥空間2a内に装填された木材
Wの乾燥が開始される。
【0087】そして、高周波発振機3が駆動を開始して
からは、乾球温度計53および湿球温度計54の検出信
号が制御回路51に逐一入力され、この検出信号に基づ
く所定の制御信号が第1制御弁43、第2制御弁46、
開閉ダンパー28a、強制排気ファン28bおよび送風
ブロア26に向けて逐一出力され、これによって乾燥空
間2aが最適の乾燥環境になった状態で所定時間に亘る
内部加熱と外部加熱とを併用した複合乾燥処理が木材W
に施され、木材Wは理想的な状態で乾燥処理される。
からは、乾球温度計53および湿球温度計54の検出信
号が制御回路51に逐一入力され、この検出信号に基づ
く所定の制御信号が第1制御弁43、第2制御弁46、
開閉ダンパー28a、強制排気ファン28bおよび送風
ブロア26に向けて逐一出力され、これによって乾燥空
間2aが最適の乾燥環境になった状態で所定時間に亘る
内部加熱と外部加熱とを併用した複合乾燥処理が木材W
に施され、木材Wは理想的な状態で乾燥処理される。
【0088】そして、本実施形態においては、まず最初
に中間部対向電極93,94に所定時間高周波電圧が印
加されて第2段集合木材W12が、ついで上部対向電極
95,96に所定時間高周波電圧が印加されて第3段集
合木材W13が、最後に下部対向電極91,92に所定
時間高周波電圧が印加されて第1段集合木材W11が乾
燥されるようにしている。かかる高周波電圧の印加がサ
イクリックに所定回数繰り返されることによって積層体
W1が均一に乾燥されるようになっている。
に中間部対向電極93,94に所定時間高周波電圧が印
加されて第2段集合木材W12が、ついで上部対向電極
95,96に所定時間高周波電圧が印加されて第3段集
合木材W13が、最後に下部対向電極91,92に所定
時間高周波電圧が印加されて第1段集合木材W11が乾
燥されるようにしている。かかる高周波電圧の印加がサ
イクリックに所定回数繰り返されることによって積層体
W1が均一に乾燥されるようになっている。
【0089】そして、乾燥処理の終了時間に達すると、
表示装置に乾燥処理終了の表示がなされるとともに、電
源スイッチ52a、ボイラ用スイッチ52bおよびブロ
ア用スイッチ52cがそれぞれオフにされて乾燥装置2
の運転が停止される。この状態で積層体W1をハウジン
グ21内で放冷する所定時間の養生処理が施され、この
養生処理によって木材W間および木材W内の温度および
含水率のばらつきが是正されるとともに、反ったり変形
したりしようとする木材Wの内部応力が解消され、均一
に乾燥された寸法精度の良好な乾燥木材が得られる。
表示装置に乾燥処理終了の表示がなされるとともに、電
源スイッチ52a、ボイラ用スイッチ52bおよびブロ
ア用スイッチ52cがそれぞれオフにされて乾燥装置2
の運転が停止される。この状態で積層体W1をハウジン
グ21内で放冷する所定時間の養生処理が施され、この
養生処理によって木材W間および木材W内の温度および
含水率のばらつきが是正されるとともに、反ったり変形
したりしようとする木材Wの内部応力が解消され、均一
に乾燥された寸法精度の良好な乾燥木材が得られる。
【0090】ついで、上記養生処理が終わると、大扉2
2が開放されて台車1をハウジング21から外部に搬出
する積層体搬出工程P4(図1)が実行される。
2が開放されて台車1をハウジング21から外部に搬出
する積層体搬出工程P4(図1)が実行される。
【0091】積層体搬出工程P4においては、引き出さ
れた台車1上の積層体W1は、第3段積層体W13がま
ずフォークリフト等の作業機械によって台車1上から荷
降しされ、ついで第2段積層体W12が荷降しされ、最
後に第1段積層体W11が荷降しされる。特に第3段積
層体W13および第2段積層体W12の荷降し時には、
桟木14間の隙間にフォークリフトの爪を差し込むこと
ができるため、荷降し作業が容易になる。
れた台車1上の積層体W1は、第3段積層体W13がま
ずフォークリフト等の作業機械によって台車1上から荷
降しされ、ついで第2段積層体W12が荷降しされ、最
後に第1段積層体W11が荷降しされる。特に第3段積
層体W13および第2段積層体W12の荷降し時には、
桟木14間の隙間にフォークリフトの爪を差し込むこと
ができるため、荷降し作業が容易になる。
【0092】図9および図10は、木材Wの木口面保護
対策の実施形態を示す斜視図であり、図9は、木口面に
キャップが被せられた状態、図10は、積層体W1の木
口面が合成樹脂シートによって保護された状態をそれぞ
れ示している。
対策の実施形態を示す斜視図であり、図9は、木口面に
キャップが被せられた状態、図10は、積層体W1の木
口面が合成樹脂シートによって保護された状態をそれぞ
れ示している。
【0093】まず、図9に示す実施形態では、木材搭載
工程P1の前に予め各木材Wの木口面にキャップ6が被
せられ、このキャップ6の装着された木材Wが台車1上
に積載される。このキャップ6は、例えば耐熱性を有す
る合成樹脂製の薄板によって形成されている。このよう
なキャップ6が各木材Wに被せられることにより、積層
体W1がハウジング21内に装填され、通風孔29aか
らの熱風が木材Wの木口面に直接吹き付けられても、こ
の部分が過乾燥することによってひび割れたり、変形し
たりするという不都合が起こらない。
工程P1の前に予め各木材Wの木口面にキャップ6が被
せられ、このキャップ6の装着された木材Wが台車1上
に積載される。このキャップ6は、例えば耐熱性を有す
る合成樹脂製の薄板によって形成されている。このよう
なキャップ6が各木材Wに被せられることにより、積層
体W1がハウジング21内に装填され、通風孔29aか
らの熱風が木材Wの木口面に直接吹き付けられても、こ
の部分が過乾燥することによってひび割れたり、変形し
たりするという不都合が起こらない。
【0094】つぎに、図10に示す実施形態では、木材
搭載工程P1において、各下部電極91,93,95の
前端部および後端部に木材Wと略同一の幅寸法を有する
耐熱性帯体7の端部が配置され、これら耐熱性帯体7の
端部を押えるように最下部の木材Wが下部電極91,9
3,95上に積載され、ついで木材Wを4層に積み上げ
た後、耐熱性帯体7の上端部が最上部の木材Wの上面に
向けて折り返され、この折り返された部分に上部電極9
2,94,96が載置されている。こうすることによっ
て4本の木材Wからなる各積層体W11,W12,W1
3の木口面が耐熱性帯体7によって保護された状態にな
っている。この実施形態においても、木材Wの木口面が
熱風に直接曝されることが防止され、木口面の割れや変
形が防止される。
搭載工程P1において、各下部電極91,93,95の
前端部および後端部に木材Wと略同一の幅寸法を有する
耐熱性帯体7の端部が配置され、これら耐熱性帯体7の
端部を押えるように最下部の木材Wが下部電極91,9
3,95上に積載され、ついで木材Wを4層に積み上げ
た後、耐熱性帯体7の上端部が最上部の木材Wの上面に
向けて折り返され、この折り返された部分に上部電極9
2,94,96が載置されている。こうすることによっ
て4本の木材Wからなる各積層体W11,W12,W1
3の木口面が耐熱性帯体7によって保護された状態にな
っている。この実施形態においても、木材Wの木口面が
熱風に直接曝されることが防止され、木口面の割れや変
形が防止される。
【0095】なお、上記耐熱性帯体7に代えて、木製あ
るいは合成樹脂製の防止板を積層体W1の木口面に立て
掛けるようにしてもよい。
るいは合成樹脂製の防止板を積層体W1の木口面に立て
掛けるようにしてもよい。
【0096】以下本発明の第2実施形態について説明す
る。図11は、木材Wの積層状態の第2実施形態を示す
斜視図であり、図12は、本発明方法に適用される乾燥
木材の製造装置の第2実施形態を示す一部切欠き斜視図
である。また、図13は、本発明における第2実施形態
の高周波加熱を説明するための乾燥装置2を前方側から
見た説明図であり、図14は、制御装置5による乾燥制
御の第2実施形態を示すブロック図である。なお、図1
1および図12において、X−X方向を幅方向、Y−Y
方向を前後方向といい、特に−X方向を左方、+X方向
を右方、−Y方向を前方、+Y方向を後方という。
る。図11は、木材Wの積層状態の第2実施形態を示す
斜視図であり、図12は、本発明方法に適用される乾燥
木材の製造装置の第2実施形態を示す一部切欠き斜視図
である。また、図13は、本発明における第2実施形態
の高周波加熱を説明するための乾燥装置2を前方側から
見た説明図であり、図14は、制御装置5による乾燥制
御の第2実施形態を示すブロック図である。なお、図1
1および図12において、X−X方向を幅方向、Y−Y
方向を前後方向といい、特に−X方向を左方、+X方向
を右方、−Y方向を前方、+Y方向を後方という。
【0097】第2実施形態においては、第1〜第3各積
層体W11,W12,W13は、中間電極を介してそれ
ぞれ上下方向に二分割されている。具体的には、第1段
集合木材W11は、第1段下集合木材W111と、この
上に第1段中間電極912を介して積層された第1段上
集合木材W112とから形成されている。また、第2段
集合木材W12は、第2段下集合木材W121と、この
上に第2段中間電極934を介して積層された第2段上
集合木材W122とから形成されている。さらに、第3
段集合木材W13は、第3段下集合木材W131と、こ
の上に第3段中間電極956を介して積層された第3段
上集合木材W132とから形成されている。
層体W11,W12,W13は、中間電極を介してそれ
ぞれ上下方向に二分割されている。具体的には、第1段
集合木材W11は、第1段下集合木材W111と、この
上に第1段中間電極912を介して積層された第1段上
集合木材W112とから形成されている。また、第2段
集合木材W12は、第2段下集合木材W121と、この
上に第2段中間電極934を介して積層された第2段上
集合木材W122とから形成されている。さらに、第3
段集合木材W13は、第3段下集合木材W131と、こ
の上に第3段中間電極956を介して積層された第3段
上集合木材W132とから形成されている。
【0098】また、第1段下集合木材W111の上下方
向の中間部分には、補助電極板97が介設されていると
ともに、第1段上集合木材W112の上下方向の中間部
分にも補助電極板97が介設されている。同様に第2段
下集合木材W121、第2段上集合木材W122、第3
段下集合木材W131および第3段上集合木材W132
の上下方向の中間部分にも補助電極板97が介設されて
いる。
向の中間部分には、補助電極板97が介設されていると
ともに、第1段上集合木材W112の上下方向の中間部
分にも補助電極板97が介設されている。同様に第2段
下集合木材W121、第2段上集合木材W122、第3
段下集合木材W131および第3段上集合木材W132
の上下方向の中間部分にも補助電極板97が介設されて
いる。
【0099】そして、第2実施形態においては、図12
〜図14に示すように、第1保護支管331の第1下部
電極用端子341と第1下部電極用端子342との間か
ら第1中間電極3412が積層体W1に向けて導出さ
れ、この第1中間端子3412が第1段中間電極912
に接続されるようになっている。また、第2保護支管3
32の第2下部電極用端子343と第2上部電極用端子
344との間からは第2中間電極3434が積層体W1
に向けて導出され、この第2中間電極3434が第2段
中間電極934に接続されるようになっている。さら
に、第3保護支管333の第3下部電極用端子345と
第3上部電極用端子346との間からは第3中間電極3
456が積層体W1に向けて導出され、この第3中間電
極3456が第3段中間電極956に接続されるように
なっている。
〜図14に示すように、第1保護支管331の第1下部
電極用端子341と第1下部電極用端子342との間か
ら第1中間電極3412が積層体W1に向けて導出さ
れ、この第1中間端子3412が第1段中間電極912
に接続されるようになっている。また、第2保護支管3
32の第2下部電極用端子343と第2上部電極用端子
344との間からは第2中間電極3434が積層体W1
に向けて導出され、この第2中間電極3434が第2段
中間電極934に接続されるようになっている。さら
に、第3保護支管333の第3下部電極用端子345と
第3上部電極用端子346との間からは第3中間電極3
456が積層体W1に向けて導出され、この第3中間電
極3456が第3段中間電極956に接続されるように
なっている。
【0100】また、第1〜第3中間端子3412,34
34,3456からは第1段〜第3段中間電極912に
高周波電圧が印加されるとともに、第1下部電極91お
よび第1上部電極92、第2下部電極93および第2上
部電極94、並びに第3下部電極95および第3上部電
極96にはマイナスの高周波電圧が印加されるようにな
っている。
34,3456からは第1段〜第3段中間電極912に
高周波電圧が印加されるとともに、第1下部電極91お
よび第1上部電極92、第2下部電極93および第2上
部電極94、並びに第3下部電極95および第3上部電
極96にはマイナスの高周波電圧が印加されるようにな
っている。
【0101】そして、かかる第2実施形態においても、
第1実施形態と同様に、まず第2段集合木材W12が所
定時間高周波印加され、ついで第3段集合木材W13が
これに続き、最後に第1段集合木材W11が高周波印加
され、以後このような順番での高周波印加が繰り返され
るように制御されている。
第1実施形態と同様に、まず第2段集合木材W12が所
定時間高周波印加され、ついで第3段集合木材W13が
これに続き、最後に第1段集合木材W11が高周波印加
され、以後このような順番での高周波印加が繰り返され
るように制御されている。
【0102】第2実施形態によれば、電極板9の枚数を
少なくした上で木材Wのより少ない積層本数からなる積
層体を対象として高周波を印加することが可能になり、
積層本数が少なくなった分だけ木材Wに対する高周波加
熱が均一に行われるようになるとともに、電極板9の枚
数を節約する上で有効である。
少なくした上で木材Wのより少ない積層本数からなる積
層体を対象として高周波を印加することが可能になり、
積層本数が少なくなった分だけ木材Wに対する高周波加
熱が均一に行われるようになるとともに、電極板9の枚
数を節約する上で有効である。
【0103】本発明は、以上詳述したように、木材Wを
台車1に積載するに際し、幅方向に複数列で、かつ、隣
接する木材W間には所定寸法の通風用間隙W2が形成さ
れるように積層しているため、このようにして台車1上
に形成された積層体W1を乾燥装置2の乾燥空間2a内
に装填して高周波印加を施すとともに、乾燥空間2a内
に所定温度および所定湿度に制御された熱風を循環さ
せ、これによって内部乾燥と外部乾燥とが併用された複
合乾燥処理を施すことにより、木材W内に生じた水分蒸
発に起因する膨圧で木材Wの表層部分に膨出された水分
は、蒸気通風用間隙W2を通り抜ける熱風によって気化
されるため、従来のように隣接したもの同士が互いに当
接し合っている場合、外部乾燥が良好に行い得ず、これ
によって木材Wの均一乾燥が行い得なくなるとともに、
乾燥効率が低いという問題点が解消され、迅速に、か
つ、均一に木材Wに対して乾燥処理を施すことができる
ようになる。
台車1に積載するに際し、幅方向に複数列で、かつ、隣
接する木材W間には所定寸法の通風用間隙W2が形成さ
れるように積層しているため、このようにして台車1上
に形成された積層体W1を乾燥装置2の乾燥空間2a内
に装填して高周波印加を施すとともに、乾燥空間2a内
に所定温度および所定湿度に制御された熱風を循環さ
せ、これによって内部乾燥と外部乾燥とが併用された複
合乾燥処理を施すことにより、木材W内に生じた水分蒸
発に起因する膨圧で木材Wの表層部分に膨出された水分
は、蒸気通風用間隙W2を通り抜ける熱風によって気化
されるため、従来のように隣接したもの同士が互いに当
接し合っている場合、外部乾燥が良好に行い得ず、これ
によって木材Wの均一乾燥が行い得なくなるとともに、
乾燥効率が低いという問題点が解消され、迅速に、か
つ、均一に木材Wに対して乾燥処理を施すことができる
ようになる。
【0104】本発明は、上記の実施形態に限定されるも
のではなく、以下の内容をも包含するものである。
のではなく、以下の内容をも包含するものである。
【0105】(1)上記の実施形態においては、第1上
部電極92と第2下部電極93との間、および第2上部
電極94と第3下部電極95との間に桟木14を介設し
た状態で各上部電極92,94,96にはプラスの高周
波電圧を、各下部電極91,93,95にはマイナスの
高周波電圧を付与するようにしているが、こうする代わ
りに、上記桟木14の存在をなくし、積層体W1の上面
と裏面とに電極板を積層するとともに、積層体W1の中
間部分にも等ピッチで複数枚の電極板を介設し、これら
の電極板へのプラスの高周波電圧およびマイナスの高周
波電圧の付与を順次切り替えて付与するようにしてもよ
い。こうすることによってより均一な木材Wの内部加熱
が実現する。
部電極92と第2下部電極93との間、および第2上部
電極94と第3下部電極95との間に桟木14を介設し
た状態で各上部電極92,94,96にはプラスの高周
波電圧を、各下部電極91,93,95にはマイナスの
高周波電圧を付与するようにしているが、こうする代わ
りに、上記桟木14の存在をなくし、積層体W1の上面
と裏面とに電極板を積層するとともに、積層体W1の中
間部分にも等ピッチで複数枚の電極板を介設し、これら
の電極板へのプラスの高周波電圧およびマイナスの高周
波電圧の付与を順次切り替えて付与するようにしてもよ
い。こうすることによってより均一な木材Wの内部加熱
が実現する。
【0106】(2)上記の実施形態においては、各下部
電極91,93,95と上部電極92,94,96間に
挟持された各段積層体W11,W12,W13は、上下
方向の中間位置で高周波の供給されない補助電極板97
によって上下に二分され、この補助電極板97によって
電界強度の均一化を図り、木材Wに対する高周波印加の
均一化が実現されるようにしているが、こうする代わり
に補助電極板97をも電圧をかける電極として利用し、
下部電極91,93,95および上部電極92,94,
96にプラス側の高周波電圧をかけるとともに補助電極
板97にマイナス側の高周波電圧をかけるようにしても
よい。こうすることによって積層された木材W間の内部
乾燥の均一化がより一層促進される。
電極91,93,95と上部電極92,94,96間に
挟持された各段積層体W11,W12,W13は、上下
方向の中間位置で高周波の供給されない補助電極板97
によって上下に二分され、この補助電極板97によって
電界強度の均一化を図り、木材Wに対する高周波印加の
均一化が実現されるようにしているが、こうする代わり
に補助電極板97をも電圧をかける電極として利用し、
下部電極91,93,95および上部電極92,94,
96にプラス側の高周波電圧をかけるとともに補助電極
板97にマイナス側の高周波電圧をかけるようにしても
よい。こうすることによって積層された木材W間の内部
乾燥の均一化がより一層促進される。
【0107】(3)上記の実施形態においては、乾燥空
間2a内を流れる熱風は、後方から前方に向けて移動す
るようにしているが、常に後方から前方に向けて流す代
わりに、送風ブロア26の回転方向を所定時間間隔で逆
転させて前方から後方に向けても熱風を流すようにして
もよい。こうすることによって木材Wに対する外部乾燥
均一化がさらに促進される。
間2a内を流れる熱風は、後方から前方に向けて移動す
るようにしているが、常に後方から前方に向けて流す代
わりに、送風ブロア26の回転方向を所定時間間隔で逆
転させて前方から後方に向けても熱風を流すようにして
もよい。こうすることによって木材Wに対する外部乾燥
均一化がさらに促進される。
【0108】(4)上記の実施形態においては、2台の
台車1に積載された2組の積層体W1を対象として1台
の高周波発振機3によって対応しているが、こうする代
わりにそれぞれの積層体W1を対象として2台の高周波
発振機を設置してもよい。
台車1に積載された2組の積層体W1を対象として1台
の高周波発振機3によって対応しているが、こうする代
わりにそれぞれの積層体W1を対象として2台の高周波
発振機を設置してもよい。
【0109】(5)上記の実施形態においては、1つの
ブロックW0(積層体W1)を3つに分割して第1段積
層体W11、第2段積層体W12および第3段積層体W
13を形成し、それぞれの積層体W11,W12,W1
3に対して時分割的に切り替えて順に高周波を印加する
ようにしているが、本発明はかかる時分割方式の高周波
印加に限定されるものではなく、積層体W11,W1
2,W13に対して一括して同時に高周波を印加する一
括方式を採用してもよい。
ブロックW0(積層体W1)を3つに分割して第1段積
層体W11、第2段積層体W12および第3段積層体W
13を形成し、それぞれの積層体W11,W12,W1
3に対して時分割的に切り替えて順に高周波を印加する
ようにしているが、本発明はかかる時分割方式の高周波
印加に限定されるものではなく、積層体W11,W1
2,W13に対して一括して同時に高周波を印加する一
括方式を採用してもよい。
【0110】(6)含水率センサ55としては、乾燥装
置2内のレール13を重量計の上に敷設して台車1ごと
積層体W0の重量を測定可能に構成し、この重量変化で
積層体W1の水分の減少率を全体的に把握するようにし
てもよい。また、電極板9への電力供給量が一定になる
ように制御すれば、乾燥の進行に伴う水分の減少に応じ
て木材Wのインピーダンスが増大して上部電極と下部電
極との間の電位差が上昇するため、この電圧上昇を検出
して対向電極間の積層体W1の水分の減少率を知るよう
にしてもよい。
置2内のレール13を重量計の上に敷設して台車1ごと
積層体W0の重量を測定可能に構成し、この重量変化で
積層体W1の水分の減少率を全体的に把握するようにし
てもよい。また、電極板9への電力供給量が一定になる
ように制御すれば、乾燥の進行に伴う水分の減少に応じ
て木材Wのインピーダンスが増大して上部電極と下部電
極との間の電位差が上昇するため、この電圧上昇を検出
して対向電極間の積層体W1の水分の減少率を知るよう
にしてもよい。
【0111】また、上記内部温度センサ56について
は、電極間の木材Wやダミー材に熱電対等の温感素子を
埋設する方式や、木材Wの表面温度を通常の温度センサ
や放射温度計等で検出して内部の温度を推定する方式等
を挙げることができる。 積層体W1の1つに含水率セ
ンサ55を設けて高周波の印加制御を行うとともに、た
の積層体W1に対しては、同一条件で高周波印加制御を
行うようにしてもよい。
は、電極間の木材Wやダミー材に熱電対等の温感素子を
埋設する方式や、木材Wの表面温度を通常の温度センサ
や放射温度計等で検出して内部の温度を推定する方式等
を挙げることができる。 積層体W1の1つに含水率セ
ンサ55を設けて高周波の印加制御を行うとともに、た
の積層体W1に対しては、同一条件で高周波印加制御を
行うようにしてもよい。
【0112】(7)上記の実施形態においては、ハウジ
ング21から外部に搬出された台車1上にブロックW0
を形成し、このブロックW0を台車1ごとハウジング2
1内に搬入して乾燥処理を施すようにしているが、本発
明はかかる台車1を用いてブロックW0をハウジング2
1内に搬入出することに限定されるものではなく、逐一
木材Wをハウジング21内に運び込み、ハウジング21
内でブロックW0を形成するようにしてもよい。
ング21から外部に搬出された台車1上にブロックW0
を形成し、このブロックW0を台車1ごとハウジング2
1内に搬入して乾燥処理を施すようにしているが、本発
明はかかる台車1を用いてブロックW0をハウジング2
1内に搬入出することに限定されるものではなく、逐一
木材Wをハウジング21内に運び込み、ハウジング21
内でブロックW0を形成するようにしてもよい。
【0113】(8)上記の実施形態においては、第3上
部電極96の上部にウェイト板15を載置することによ
って木材Wと電極板9との接触状態を良好に行わせるよ
うにしているが、こうする代わりに、特に第3上部電極
96のみをハウジング21内に備え付けで装備し、台車
1がハウジング21内に搬入された状態でこの備え付け
の第3上部電極96によって最上部の第3段積層体W1
3の上面を所定の押圧手段の駆動あるいは付勢手段の付
勢力によって押圧するように構成してもよい。
部電極96の上部にウェイト板15を載置することによ
って木材Wと電極板9との接触状態を良好に行わせるよ
うにしているが、こうする代わりに、特に第3上部電極
96のみをハウジング21内に備え付けで装備し、台車
1がハウジング21内に搬入された状態でこの備え付け
の第3上部電極96によって最上部の第3段積層体W1
3の上面を所定の押圧手段の駆動あるいは付勢手段の付
勢力によって押圧するように構成してもよい。
【0114】(9)上記の実施形態においては、各木材
Wは、横に倒して垂直方向に積層されているが、本発明
は、かかる積層方式に限定されるものではなく、縦に立
てた状態で水平方向に積層してもよい。この場合、対向
する電極板は立設すればよい。また、立設された木材W
の下部の木口面を支持するために支持部材を設ける必要
があるが、この支持部材としてはメッシュ構造、あるい
は格子構造のものを採用するのが好ましい。これによっ
て木材W間の上下方向に延びる隙間に空気が流通し得る
ようになる。このように木材Wを縦向けに配置すること
により、たとえ立設された電極板の表面に結露が生じた
としても、対向電極間で短絡が生じることはない。
Wは、横に倒して垂直方向に積層されているが、本発明
は、かかる積層方式に限定されるものではなく、縦に立
てた状態で水平方向に積層してもよい。この場合、対向
する電極板は立設すればよい。また、立設された木材W
の下部の木口面を支持するために支持部材を設ける必要
があるが、この支持部材としてはメッシュ構造、あるい
は格子構造のものを採用するのが好ましい。これによっ
て木材W間の上下方向に延びる隙間に空気が流通し得る
ようになる。このように木材Wを縦向けに配置すること
により、たとえ立設された電極板の表面に結露が生じた
としても、対向電極間で短絡が生じることはない。
【0115】
【実施例】1.複合乾燥法の効果確認試験 高周波印加による内部加熱乾燥法と、熱風に暴露するこ
とによる外部加熱乾燥法との併用方式である複合乾燥法
の効果を確認するために、以下の効果確認試験を実施し
た。試験条件は以下の通りである。
とによる外部加熱乾燥法との併用方式である複合乾燥法
の効果を確認するために、以下の効果確認試験を実施し
た。試験条件は以下の通りである。
【0116】すなわち、供試財として高水分含有率(略
200%(水分を含まない木材の重量をM、水分の重量
をmとした場合の(m/M)×100(重量%)、以下
外数という)のスギ正角材(長さ3.65m、12cm
角)を用いた。このスギ正角材を切断して長さ50cm
の試料を6個採取した。各試料から幅3cmの含水率試
験片をとり、これらの含水率を常法でそれぞれ測定し
た。
200%(水分を含まない木材の重量をM、水分の重量
をmとした場合の(m/M)×100(重量%)、以下
外数という)のスギ正角材(長さ3.65m、12cm
角)を用いた。このスギ正角材を切断して長さ50cm
の試料を6個採取した。各試料から幅3cmの含水率試
験片をとり、これらの含水率を常法でそれぞれ測定し
た。
【0117】このような6個の試料を側面が相互に接触
するように、かつ、木口面が揃うように上方に向けて積
層し、この積層体の底部と頂部と2個ごとの中間部に電
極板を配置し、これらの電極板を介して6個の試料に、
中心部の温度が100℃になるように制御しながら高周
波を印加してするとともに、試料の周囲を熱風に曝し
た。上記熱風は乾球温度が80℃、乾湿温度差が4〜1
0℃になるように調節されたものを使用した。そして、
3時間ごとに各試料について幅方向の温度分布を測定し
た。温度測定は、高岳製作所製の光ファイバー温度計を
用いて行った。また、高周波発振機は、出力18kWの
ものを採用した。
するように、かつ、木口面が揃うように上方に向けて積
層し、この積層体の底部と頂部と2個ごとの中間部に電
極板を配置し、これらの電極板を介して6個の試料に、
中心部の温度が100℃になるように制御しながら高周
波を印加してするとともに、試料の周囲を熱風に曝し
た。上記熱風は乾球温度が80℃、乾湿温度差が4〜1
0℃になるように調節されたものを使用した。そして、
3時間ごとに各試料について幅方向の温度分布を測定し
た。温度測定は、高岳製作所製の光ファイバー温度計を
用いて行った。また、高周波発振機は、出力18kWの
ものを採用した。
【0118】高周波の印加を3時間継続することによっ
て試料の中心部の温度は略100℃に到達して内部の含
水率が急速に低下した。内部から表層に膨出した水分
は、熱風によって取り除かれ、24時間後には試料内の
水分値は平準化した。これらをグラフに示したのが図1
5および図16である。
て試料の中心部の温度は略100℃に到達して内部の含
水率が急速に低下した。内部から表層に膨出した水分
は、熱風によって取り除かれ、24時間後には試料内の
水分値は平準化した。これらをグラフに示したのが図1
5および図16である。
【0119】すなわち、図15は、試料の幅方向の含水
率分布を示すグラフであり、図16は、試料の含水率の
経時変化を示すグラフである。なお、これらのグラフに
おいて、水分含有率は外数で表示している。そして、ま
ず図15に示すように、試験開始前の試料においては、
表層は含水率が略150%程度であり、そのすぐ内側か
ら略均一に200%の高含水率になっているが、乾燥過
程で表層と中心部との含水率低下が先行し、その後、高
含水部分から順次乾燥する、複合乾燥法の特質が如実に
表れており、水分透過性の悪い木材や、大断面の木材の
乾燥に複合乾燥法が適していることを確認することがで
きた。
率分布を示すグラフであり、図16は、試料の含水率の
経時変化を示すグラフである。なお、これらのグラフに
おいて、水分含有率は外数で表示している。そして、ま
ず図15に示すように、試験開始前の試料においては、
表層は含水率が略150%程度であり、そのすぐ内側か
ら略均一に200%の高含水率になっているが、乾燥過
程で表層と中心部との含水率低下が先行し、その後、高
含水部分から順次乾燥する、複合乾燥法の特質が如実に
表れており、水分透過性の悪い木材や、大断面の木材の
乾燥に複合乾燥法が適していることを確認することがで
きた。
【0120】また、図16に示すように、試料の平均含
水率は、時間の経過に逆比例するように直線的に減少
し、迅速に乾燥が進行することが確認された。当初略2
00%であった含水率は、24時間経過後には略14%
にまで低下した。
水率は、時間の経過に逆比例するように直線的に減少
し、迅速に乾燥が進行することが確認された。当初略2
00%であった含水率は、24時間経過後には略14%
にまで低下した。
【0121】2.本発明の実規模装置の仕様 本発明の乾燥装置2は、乾燥対象になる木材Wの寸法に
ついて特に制限はなく、柱状のものであればどのような
寸法のものでも好適に適用することができるが、上記の
実施形態においては、木材Wとして通常の建設用の構造
材としてのものが適用されている。この木材Wの寸法
は、断面寸法が120mm角のスギの角材であり、長さ
寸法は略4.15mである。従って、上記実施形態にお
ける乾燥装置2は、このような角材の乾燥処理を前提と
したものになっている。以下、上記実施形態における乾
燥装置2の仕様の主なものを列記的に挙げる。
ついて特に制限はなく、柱状のものであればどのような
寸法のものでも好適に適用することができるが、上記の
実施形態においては、木材Wとして通常の建設用の構造
材としてのものが適用されている。この木材Wの寸法
は、断面寸法が120mm角のスギの角材であり、長さ
寸法は略4.15mである。従って、上記実施形態にお
ける乾燥装置2は、このような角材の乾燥処理を前提と
したものになっている。以下、上記実施形態における乾
燥装置2の仕様の主なものを列記的に挙げる。
【0122】(1)乾燥対象木材:120mm角×4.
15mのスギ材 (2)木材の含水率:略160重量%(外数) (3)仕上がりの目標含水率:15重量%(外数)以下 (4)乾燥所要時間:略3日 (5)乾燥空間内の温度:30℃〜80℃ (6)乾燥空間内の湿度:略100% (7)木材の台車1台への積載本数:64(8×8本)
本/段×3段=192本 (8)積層体における通風用間隙の幅寸法:4cm (9)ハウジングの寸法:前後長さ12m×幅2.3m
×高さ4.7m (10)熱風が通風用間隙を通るときの流速:1〜5m
/sec (11)ボイラからハウジング内に供給される蒸気の圧
力:3kg/cm2 (12)送風ブロアの能力:280m3/min×4台 (13)電極の材質:アルミニウム合金 (14)電極の寸法:前後長さ4.15m×幅1.4m
×厚み3mm なお、本発明装置は、この仕様に限定されるものではな
く、処理規模に応じて適宜最適の仕様が決定される。
15mのスギ材 (2)木材の含水率:略160重量%(外数) (3)仕上がりの目標含水率:15重量%(外数)以下 (4)乾燥所要時間:略3日 (5)乾燥空間内の温度:30℃〜80℃ (6)乾燥空間内の湿度:略100% (7)木材の台車1台への積載本数:64(8×8本)
本/段×3段=192本 (8)積層体における通風用間隙の幅寸法:4cm (9)ハウジングの寸法:前後長さ12m×幅2.3m
×高さ4.7m (10)熱風が通風用間隙を通るときの流速:1〜5m
/sec (11)ボイラからハウジング内に供給される蒸気の圧
力:3kg/cm2 (12)送風ブロアの能力:280m3/min×4台 (13)電極の材質:アルミニウム合金 (14)電極の寸法:前後長さ4.15m×幅1.4m
×厚み3mm なお、本発明装置は、この仕様に限定されるものではな
く、処理規模に応じて適宜最適の仕様が決定される。
【0123】3.乾燥工程の具体例 本発明に係る乾燥木材の製造工程のうち、乾燥工程P3
については、具体的には種々の方式があり、乾燥対象の
木材Wの種類や形状、また量や乾燥規模等によって適し
たものが適宜選択されるが、以下、上記仕様に適合した
乾燥工程P3についての一実施例について図17を基に
説明する。
については、具体的には種々の方式があり、乾燥対象の
木材Wの種類や形状、また量や乾燥規模等によって適し
たものが適宜選択されるが、以下、上記仕様に適合した
乾燥工程P3についての一実施例について図17を基に
説明する。
【0124】図17は、乾燥工程P3内のさらに詳細な
工程を示す工程図である。この図に示すように、本実施
例では、乾燥工程P3は、積層体W1が乾燥装置2内に
運び込まれるまでに予め実行される準備工程P31と、
積層体W1が乾燥装置2内に運び込まれた後に最初に実
行される乾燥環境整備工程P32と、これに引き続いて
実行される定常乾燥工程P33と、この定常乾燥工程P
33の収量後に実行される事後調整工程P34と、最後
に実行される養生工程P35とからなっている。
工程を示す工程図である。この図に示すように、本実施
例では、乾燥工程P3は、積層体W1が乾燥装置2内に
運び込まれるまでに予め実行される準備工程P31と、
積層体W1が乾燥装置2内に運び込まれた後に最初に実
行される乾燥環境整備工程P32と、これに引き続いて
実行される定常乾燥工程P33と、この定常乾燥工程P
33の収量後に実行される事後調整工程P34と、最後
に実行される養生工程P35とからなっている。
【0125】積層体W1が乾燥装置2内に装填される前
の上記準備工程P31においては、ボイラー4および送
風ブロア26のみが稼働され、これによって、まず、乾
燥空間2a内の乾燥環境がウォーミングアップされる。
具体的には、乾燥空間2a内は、温度が80℃で湿度が
100%に制御される。このために乾球温度計53およ
び湿球温度計54の双方が80℃になるように制御装置
5からの制御信号が第1制御弁43および第2制御弁4
6に向けて出力され、これによって蒸気ヒーター27内
および乾燥空間2a内に供給される蒸気の量が制御され
る。この準備工程P31は1時間継続され、これによっ
て乾燥空間2a内は、木材Wの複合乾燥に適した環境に
なる。
の上記準備工程P31においては、ボイラー4および送
風ブロア26のみが稼働され、これによって、まず、乾
燥空間2a内の乾燥環境がウォーミングアップされる。
具体的には、乾燥空間2a内は、温度が80℃で湿度が
100%に制御される。このために乾球温度計53およ
び湿球温度計54の双方が80℃になるように制御装置
5からの制御信号が第1制御弁43および第2制御弁4
6に向けて出力され、これによって蒸気ヒーター27内
および乾燥空間2a内に供給される蒸気の量が制御され
る。この準備工程P31は1時間継続され、これによっ
て乾燥空間2a内は、木材Wの複合乾燥に適した環境に
なる。
【0126】そして準備工程P31での1時間が経過
後、つぎの乾燥環境整備工程P32に移る。この乾燥環
境整備工程P32においては、積層体W1の存在下で高
周波印加は行わずに上記準備工程P31と同様にボイラ
ー4および送風ブロア26のみが稼働され、乾球温度お
よび湿球温度の双方が80℃に制御される。この乾燥環
境整備工程P32は3時間継続され、これによって木材
Wは略均一に80℃に加熱された状態になる。
後、つぎの乾燥環境整備工程P32に移る。この乾燥環
境整備工程P32においては、積層体W1の存在下で高
周波印加は行わずに上記準備工程P31と同様にボイラ
ー4および送風ブロア26のみが稼働され、乾球温度お
よび湿球温度の双方が80℃に制御される。この乾燥環
境整備工程P32は3時間継続され、これによって木材
Wは略均一に80℃に加熱された状態になる。
【0127】乾燥環境整備工程P32での3時間が経過
後、つぎの定常乾燥工程P33が実行される。この定常
乾燥工程P33においては、最初の1時間で第2段集合
木材W12に対して中間部対向電極93,94(図2)
から高周波が印加され、これによって木材Wの中心部が
100℃/hの昇温速度で略100℃まで昇温される。
1時間経過後、高周波の印加は上部対向電極95,96
からに切り替えられ、これによって今度は第3段集合木
材W13の中心部が同様の昇温速度により1時間で略1
00℃にまで加熱され、最後の1時間で下部対向電極9
1,92からの高周波印加で第1段集合木材W11の中
心部が100℃に加熱され、合計3時間の1サイクルの
加熱処理が完了する。以後このサイクルが繰り返される
ことによって定常乾燥工程P33での複合乾燥処理が進
行される。
後、つぎの定常乾燥工程P33が実行される。この定常
乾燥工程P33においては、最初の1時間で第2段集合
木材W12に対して中間部対向電極93,94(図2)
から高周波が印加され、これによって木材Wの中心部が
100℃/hの昇温速度で略100℃まで昇温される。
1時間経過後、高周波の印加は上部対向電極95,96
からに切り替えられ、これによって今度は第3段集合木
材W13の中心部が同様の昇温速度により1時間で略1
00℃にまで加熱され、最後の1時間で下部対向電極9
1,92からの高周波印加で第1段集合木材W11の中
心部が100℃に加熱され、合計3時間の1サイクルの
加熱処理が完了する。以後このサイクルが繰り返される
ことによって定常乾燥工程P33での複合乾燥処理が進
行される。
【0128】このような定常乾燥工程P33において
は、木材Wの中心部の温度が100℃〜103℃に制御
される一方、乾燥空間2a内の温度は80℃に制御され
つつ湿度は当初は低めに設定され、順次高くなるように
制御される。上記木材Wの中心部の温度を100℃〜1
03℃にする制御は、103℃以上になると集合木材W
1への高周波印加を中断し、逆に100℃未満になると
集合木材W1への高周波印加を再開する、間欠的な高周
波印加方式で行われる。こうすることによって、木材W
の中心部の過加熱が防止されるとともに、高周波印加が
中断されている間に伝熱効果で木材W内の温度分布の不
均一が是正されて均一になるという効果を得ることがで
きる。そして、木材Wの中心部は、昇温速度が100℃
/hになるように制御され、これによって水分の突沸が
生じて木材Wの内部が破損したり、温度分布が不均一に
なるのを防止している。
は、木材Wの中心部の温度が100℃〜103℃に制御
される一方、乾燥空間2a内の温度は80℃に制御され
つつ湿度は当初は低めに設定され、順次高くなるように
制御される。上記木材Wの中心部の温度を100℃〜1
03℃にする制御は、103℃以上になると集合木材W
1への高周波印加を中断し、逆に100℃未満になると
集合木材W1への高周波印加を再開する、間欠的な高周
波印加方式で行われる。こうすることによって、木材W
の中心部の過加熱が防止されるとともに、高周波印加が
中断されている間に伝熱効果で木材W内の温度分布の不
均一が是正されて均一になるという効果を得ることがで
きる。そして、木材Wの中心部は、昇温速度が100℃
/hになるように制御され、これによって水分の突沸が
生じて木材Wの内部が破損したり、温度分布が不均一に
なるのを防止している。
【0129】また、定常乾燥工程P33は、6時間ずつ
に区切った第1乾燥〜第6乾燥が実行され、最後の4時
間で仕上げの第6乾燥が実行される。そして、最初の第
1乾燥においては、乾球温度の80℃に対して湿球温度
が78℃と湿度が高めに設定され、これによって木材W
の中心部から表層側に圧出されてきた初期の水分を気化
させることが行われる。
に区切った第1乾燥〜第6乾燥が実行され、最後の4時
間で仕上げの第6乾燥が実行される。そして、最初の第
1乾燥においては、乾球温度の80℃に対して湿球温度
が78℃と湿度が高めに設定され、これによって木材W
の中心部から表層側に圧出されてきた初期の水分を気化
させることが行われる。
【0130】ついで、第2乾燥〜第5乾燥においては、
湿球温度は段階的に順次76℃、74℃、72℃、70
℃に設定して湿度を低くしていき、木材W内部の乾燥の
度合いに合わせて圧出水分の気化を効率的に維持し得る
ようにしていき、最後の第6乾燥において湿球温度を8
0℃に戻して湿度を100%にし、蒸気の熱容量を利用
して木材W間の湿度のばらつきを少なくするようにして
いる。
湿球温度は段階的に順次76℃、74℃、72℃、70
℃に設定して湿度を低くしていき、木材W内部の乾燥の
度合いに合わせて圧出水分の気化を効率的に維持し得る
ようにしていき、最後の第6乾燥において湿球温度を8
0℃に戻して湿度を100%にし、蒸気の熱容量を利用
して木材W間の湿度のばらつきを少なくするようにして
いる。
【0131】このような定常乾燥工程P33において
は、制御装置5からの制御信号によって第1制御弁43
および第2制御弁46に加えて送風ブロア26、開閉ダ
ンパー28aおよび強制排気ファン28bが制御され、
これらの制御で乾燥空間2a内の温度と湿度とが微調整
される。
は、制御装置5からの制御信号によって第1制御弁43
および第2制御弁46に加えて送風ブロア26、開閉ダ
ンパー28aおよび強制排気ファン28bが制御され、
これらの制御で乾燥空間2a内の温度と湿度とが微調整
される。
【0132】上記のような定常乾燥工程P33が終わる
と、つぎの事後調湿工程P34が実行される。この事後
調整工程P34においては、熱風の循環は継続された状
態で積層体W1への高周波印加が中止される。また、乾
燥空間2a内は、乾球温度および湿球温度の双方が80
℃になるように制御される。このような事後調整工程P
34での調湿処理が4時間継続される。これによって木
材Wは乾燥状態のまま湿度が100%の環境に曝されて
表面の過乾燥が防止され、つぎの養生工程P35での冷
却処理時に表面の割れや反りが防止される。
と、つぎの事後調湿工程P34が実行される。この事後
調整工程P34においては、熱風の循環は継続された状
態で積層体W1への高周波印加が中止される。また、乾
燥空間2a内は、乾球温度および湿球温度の双方が80
℃になるように制御される。このような事後調整工程P
34での調湿処理が4時間継続される。これによって木
材Wは乾燥状態のまま湿度が100%の環境に曝されて
表面の過乾燥が防止され、つぎの養生工程P35での冷
却処理時に表面の割れや反りが防止される。
【0133】そして、最後の養生工程P35において
は、送風ブロア26およびボイラー4の運転が停止され
た状態で、積層体W1に12時間〜24時間の自然放冷
が施され、木材Wが常温にまで冷却された後、台車1が
乾燥装置2から引き出され、1バッチの乾燥処理が完了
する。
は、送風ブロア26およびボイラー4の運転が停止され
た状態で、積層体W1に12時間〜24時間の自然放冷
が施され、木材Wが常温にまで冷却された後、台車1が
乾燥装置2から引き出され、1バッチの乾燥処理が完了
する。
【0134】上記のような実操業における乾燥処理で得
られた各木材について、所定個数のサンプルを採取し、
水分を測定したところ、すべてのサンプルは水分値が1
5%以下になっているとともに、そのばらつきも小さ
く、本発明の乾燥木材の製造方法および製造装置が優れ
たものであることを確認することができた。
られた各木材について、所定個数のサンプルを採取し、
水分を測定したところ、すべてのサンプルは水分値が1
5%以下になっているとともに、そのばらつきも小さ
く、本発明の乾燥木材の製造方法および製造装置が優れ
たものであることを確認することができた。
【0135】
【発明の効果】請求項1および12記載の発明によれ
ば、対向電極に挟持された積層体は、各列間に隙間がで
きるように木材が積層されて形成されているため、木材
の木口面側から上記隙間方向に所要湿度の熱風を送風す
ることにより、木材内部から圧出された自由水がこの熱
風に曝されて気化し、木材の表層側での水分の滞留が解
消され、これによって木材乾燥が迅速に進行し、乾燥処
理が完了した時点では、木材内部の水分分布を均一な状
態にすることができる。
ば、対向電極に挟持された積層体は、各列間に隙間がで
きるように木材が積層されて形成されているため、木材
の木口面側から上記隙間方向に所要湿度の熱風を送風す
ることにより、木材内部から圧出された自由水がこの熱
風に曝されて気化し、木材の表層側での水分の滞留が解
消され、これによって木材乾燥が迅速に進行し、乾燥処
理が完了した時点では、木材内部の水分分布を均一な状
態にすることができる。
【0136】また熱風は、木口面側から積層体に供給さ
れ、積層体の長手方向の下流側に向けて略整流状態で均
一な流れになって流下するため、従来の積層体の長手方
向に直交する方向に熱風を送る熱風供給方式の場合、熱
風が木材の側面に衝突して乱流が発生し、これによって
熱風に曝される部分が不均一になって乾燥状態にばらつ
きが生じるという不都合が解消され、木材を均一に乾燥
する上で有効である。
れ、積層体の長手方向の下流側に向けて略整流状態で均
一な流れになって流下するため、従来の積層体の長手方
向に直交する方向に熱風を送る熱風供給方式の場合、熱
風が木材の側面に衝突して乱流が発生し、これによって
熱風に曝される部分が不均一になって乾燥状態にばらつ
きが生じるという不都合が解消され、木材を均一に乾燥
する上で有効である。
【0137】さらに、木材は、すべて同一方向に向くよ
うに積層されるため、従来の井桁組みに比較して積層作
業および解体作業を容易におこなうことができる。
うに積層されるため、従来の井桁組みに比較して積層作
業および解体作業を容易におこなうことができる。
【0138】そして、このような複合乾燥法を採用する
ことにより、従来の熱風乾燥では、井桁組みに組み上げ
られた木材の4面から熱風を受けるようにしていても通
常の柱材の乾燥に200〜300時間かかっていたのに
対し、請求項1および8記載の発明による複合乾燥法を
採用することにより、熱風に曝される部分は木材の2面
に減少しているにも拘らず、高周波を用いた木材の内部
加熱による上記作用と、熱風による木材の表層側に圧出
された水分の取り去り作用とで乾燥時間を20〜40時
間と従来の略1/10に短縮することができる。
ことにより、従来の熱風乾燥では、井桁組みに組み上げ
られた木材の4面から熱風を受けるようにしていても通
常の柱材の乾燥に200〜300時間かかっていたのに
対し、請求項1および8記載の発明による複合乾燥法を
採用することにより、熱風に曝される部分は木材の2面
に減少しているにも拘らず、高周波を用いた木材の内部
加熱による上記作用と、熱風による木材の表層側に圧出
された水分の取り去り作用とで乾燥時間を20〜40時
間と従来の略1/10に短縮することができる。
【0139】請求項2記載の発明によれば、対向電極板
として積層体を上下で挟むように配設された上下の電極
板を採用し、複数列の積層体は、木材が下部電極板上で
それぞれ積層された後に上部電極板によっ下部電極板と
の間に挟持されるようにしたため、下部電極板上に木材
を順次積層していき、得られた積層体の頂部に上部電極
板を被せることによって、積層体が対向電極板間に挟持
された状態になり、積層体の対向電極への装着作業を容
易に行うことができる。
として積層体を上下で挟むように配設された上下の電極
板を採用し、複数列の積層体は、木材が下部電極板上で
それぞれ積層された後に上部電極板によっ下部電極板と
の間に挟持されるようにしたため、下部電極板上に木材
を順次積層していき、得られた積層体の頂部に上部電極
板を被せることによって、積層体が対向電極板間に挟持
された状態になり、積層体の対向電極への装着作業を容
易に行うことができる。
【0140】請求項3、4および13記載の発明によれ
ば、積層体は、積層方向に複数段で形成されるため、複
数段の積層体のそれぞれに専用の対向電極から高周波を
印加することが可能になり、1つの積層体の積層寸法を
大きくすることで加熱効率が低下するような不都合を回
避した上で全体の積層寸法を大きくすることが可能にな
り、乾燥処理効率を向上させることができる。
ば、積層体は、積層方向に複数段で形成されるため、複
数段の積層体のそれぞれに専用の対向電極から高周波を
印加することが可能になり、1つの積層体の積層寸法を
大きくすることで加熱効率が低下するような不都合を回
避した上で全体の積層寸法を大きくすることが可能にな
り、乾燥処理効率を向上させることができる。
【0141】また、特に請求項4および13の発明によ
れば、切替手段によって高周波を印加する積層体を順次
切り替えていくようにしているため、各積層体の加熱見
合いの能力を備えた高周波発生手段で間に合わせること
ができ、大出力の高周波発生手段を設けなくてもよい分
設備コストの低減化に寄与することができる。
れば、切替手段によって高周波を印加する積層体を順次
切り替えていくようにしているため、各積層体の加熱見
合いの能力を備えた高周波発生手段で間に合わせること
ができ、大出力の高周波発生手段を設けなくてもよい分
設備コストの低減化に寄与することができる。
【0142】請求項5および14記載の発明によれば、
高周波の印加条件を、各段ごとに設定するようにしたた
め、それぞれの段に、含水率、重量、長さ、段面積、樹
種あるいは産地等で層別された木材を積層した状態で、
各段の層別された木材の性状に合致する条件で高周波を
印加することが可能になり、複数種類の木材を一度にか
つ均一に乾燥処理することができる。
高周波の印加条件を、各段ごとに設定するようにしたた
め、それぞれの段に、含水率、重量、長さ、段面積、樹
種あるいは産地等で層別された木材を積層した状態で、
各段の層別された木材の性状に合致する条件で高周波を
印加することが可能になり、複数種類の木材を一度にか
つ均一に乾燥処理することができる。
【0143】請求項6記載の発明によれば、対向電極板
の積層方向中間位置に、電極板と平行に金属板を介設し
たため、積層体内での電界分布がより均一になり、木材
のより良好な均一乾燥を実現することができる。
の積層方向中間位置に、電極板と平行に金属板を介設し
たため、積層体内での電界分布がより均一になり、木材
のより良好な均一乾燥を実現することができる。
【0144】請求項7記載の発明によれば、乾燥装置内
が所定の温度および湿度になるように制御されるため、
木材の樹種や乾燥直前の木材の水分含有率に応じて、ま
た、乾燥の進行状態に応じて乾燥装置内が所定の温度お
よび湿度になるように経時的に制御するが可能であり、
こうすることによって初期含水率の多寡や樹種による乾
燥の難易等、あらゆる状況の木材を対象として乾燥を適
正にかつ効率的に行うことができる。
が所定の温度および湿度になるように制御されるため、
木材の樹種や乾燥直前の木材の水分含有率に応じて、ま
た、乾燥の進行状態に応じて乾燥装置内が所定の温度お
よび湿度になるように経時的に制御するが可能であり、
こうすることによって初期含水率の多寡や樹種による乾
燥の難易等、あらゆる状況の木材を対象として乾燥を適
正にかつ効率的に行うことができる。
【0145】請求項8および15記載の発明によれば、
乾燥装置内の湿度を略100%に設定した状態で乾燥装
置内の温度を沸点未満の所定の温度に昇温した後、積層
体への高周波の印加を開始し、木材内部の温度を少なく
とも沸点まで昇温するようにしたため、高周波印加によ
る木材乾燥が開始されるまでに温度と湿度の乾燥環境が
整備され、以後の木材に対する複合乾燥を順調に行うこ
とができる。また、木材の乾燥装置内の温度を沸点未満
の所定の温度に設定することにより、高周波印加で木材
内部の温度を水の沸点以上の温度にまで加熱した状態で
木材内部と乾燥環境との間に所定の温度勾配が形成され
るため、この温度勾配によって水が木材内部から表層部
に向かう推進力が形成され、これによって木材内部の乾
燥をより良好に行うことができる。
乾燥装置内の湿度を略100%に設定した状態で乾燥装
置内の温度を沸点未満の所定の温度に昇温した後、積層
体への高周波の印加を開始し、木材内部の温度を少なく
とも沸点まで昇温するようにしたため、高周波印加によ
る木材乾燥が開始されるまでに温度と湿度の乾燥環境が
整備され、以後の木材に対する複合乾燥を順調に行うこ
とができる。また、木材の乾燥装置内の温度を沸点未満
の所定の温度に設定することにより、高周波印加で木材
内部の温度を水の沸点以上の温度にまで加熱した状態で
木材内部と乾燥環境との間に所定の温度勾配が形成され
るため、この温度勾配によって水が木材内部から表層部
に向かう推進力が形成され、これによって木材内部の乾
燥をより良好に行うことができる。
【0146】請求項9および16記載の発明によれば、
乾燥装置内の温度を水の沸点以下の温度に設定した状態
で、高周波の印加により木材内部の温度を水の沸点以上
の温度に制御するようにしているため、高周波印加で木
材内部の温度を水の沸点以上の温度にまで加熱した状態
で木材内部と乾燥環境との間に所定の温度勾配が形成さ
れ、この温度勾配によって水が木材内部から表層部に向
かう推進力が形成され、これによって木材内部の乾燥を
より良好に行うことができる。
乾燥装置内の温度を水の沸点以下の温度に設定した状態
で、高周波の印加により木材内部の温度を水の沸点以上
の温度に制御するようにしているため、高周波印加で木
材内部の温度を水の沸点以上の温度にまで加熱した状態
で木材内部と乾燥環境との間に所定の温度勾配が形成さ
れ、この温度勾配によって水が木材内部から表層部に向
かう推進力が形成され、これによって木材内部の乾燥を
より良好に行うことができる。
【0147】請求項10記載の発明によれば、熱風の送
風方向を逆向きに切り替えられるようにしたため、熱風
の送風方向を逆向きに切り替えることにより、木材の長
手方向の乾燥状態の均一化を図ることができる。
風方向を逆向きに切り替えられるようにしたため、熱風
の送風方向を逆向きに切り替えることにより、木材の長
手方向の乾燥状態の均一化を図ることができる。
【0148】請求項18記載の発明によれば、熱風供給
手段は、木材の木口面の全域に対して風量を均一にする
整流手段を備えているため、この整流手段の作用によっ
て木材に対する熱風付与の偏りが解消され、木材をより
良好な状態で均一乾燥することができる。
手段は、木材の木口面の全域に対して風量を均一にする
整流手段を備えているため、この整流手段の作用によっ
て木材に対する熱風付与の偏りが解消され、木材をより
良好な状態で均一乾燥することができる。
【図1】本発明方法の一実施形態を示す工程図である。
【図2】木材の積層状態を示す斜視図である。
【図3】本発明方法に適用される乾燥木材の製造装置の
第1実施形態を示す一部切欠き斜視図である。
第1実施形態を示す一部切欠き斜視図である。
【図4】図3のA線矢視図である。
【図5】整流仕切り板に流量調製板が装着された場合を
示す図4の部分拡大図であり、(イ)は通風孔の開口面
積が最大に設定された状態、(ロ)は流量調製板の開口
面積が減少された状態をそれぞれ示している。
示す図4の部分拡大図であり、(イ)は通風孔の開口面
積が最大に設定された状態、(ロ)は流量調製板の開口
面積が減少された状態をそれぞれ示している。
【図6】本発明における第1実施形態の高周波乾燥を説
明するための前方側から見た乾燥装置の断面視の説明図
である。
明するための前方側から見た乾燥装置の断面視の説明図
である。
【図7】図6に示す乾燥装置の右方の側面図である。
【図8】制御装置による乾燥制御の一実施形態を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図9】木材の木口面保護対策の一実施形態を示す斜視
図であり、木口面にキャップが被せられた状態を示して
いる。
図であり、木口面にキャップが被せられた状態を示して
いる。
【図10】木材の木口面保護対策の他の実施形態を示す
斜視図であり、積層体の木口面が合成樹脂シートによっ
て保護された状態を示している。
斜視図であり、積層体の木口面が合成樹脂シートによっ
て保護された状態を示している。
【図11】木材の積層状態の第2実施形態を示す斜視図
である。
である。
【図12】本発明方法に適用される乾燥木材の製造装置
の第2実施形態を示す一部切欠き斜視図である。
の第2実施形態を示す一部切欠き斜視図である。
【図13】本発明における第2実施形態の高周波乾燥を
説明するための乾燥装置を前方側から見た説明図であ
る。
説明するための乾燥装置を前方側から見た説明図であ
る。
【図14】制御装置による乾燥制御の第2実施形態を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図15】試料の幅方向の含水率分布を示すグラフであ
る。
る。
【図16】試料の含水率の経時変化を示すグラフであ
る。
る。
【図17】乾燥工程内のさらに詳細な工程を示す工程図
である。
である。
1 台車 2 乾燥装置 3 高周波発振機 4 ボイラ 5 制御装置 9 電極板 91、93、95 第1〜第3下部電極 92、94、96 第1〜第3下部電極 97 補助電極板(金属板) W 木材 W0 ブロック W11 第1段積層体 W12 第2段積層体 W13 第3段積層体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中谷 勧 大阪市北区中之島3丁目3番22号 関西電 力株式会社内 (72)発明者 河野 義弘 和歌山県和歌山市湊1850 住金マネジメン ト株式会社内 (72)発明者 山本 康二 大阪市天王寺区上汐6丁目3番12号 山本 ビニター株式会社内
Claims (18)
- 【請求項1】 対向電極板間に挟持された長尺の複数の
木材に対して乾燥装置内で高周波を印加することにより
乾燥木材を製造する方法において、上記木材を上記長尺
方向と直交する方向に積層し、かつ、それぞれ同一積層
寸法になるように互いに隙間をおいて複数列分の積層体
を形成し、上記乾燥装置内で、上記積層方向両側の対向
電極板板間に高周波を印加するとともに、上記木材の木
口面側から上記隙間方向に熱風を送風することを特徴と
する乾燥木材の製造方法。 - 【請求項2】 上記対向電極板は、上記積層体を上下で
挟むように配設された上下の電極板であり、上記複数列
の積層体は、木材が下部電極板上でそれぞれ積層された
後に上部電極板によって下部電極板との間に挟持される
ことを特徴とする請求項1記載の乾燥木材の製造方法。 - 【請求項3】 上記積層体は、積層方向に複数段形成さ
れることを特徴とする請求項1または2記載の乾燥木材
の製造方法。 - 【請求項4】 上記高周波を、各段ごとに切り替えて印
加することを特徴とする請求項3記載の乾燥木材の製造
方法。 - 【請求項5】 上記高周波の印加条件が、各段ごとに設
定されることを特徴とする請求項3または4記載の乾燥
木材の製造方法。 - 【請求項6】 上記対向電極板の積層方向中間位置に、
電極板と平行に金属板を介設することを特徴とする請求
項1乃至5のいずれかに記載の乾燥木材の製造方法。 - 【請求項7】 上記乾燥装置内が所定の温度および湿度
になるように制御することを特徴とする請求項1乃至6
のいずれかに記載の乾燥木材の製造方法。 - 【請求項8】 上記乾燥装置内の湿度を略100%に設
定した状態で乾燥装置内の温度を水の沸点未満の所定の
温度まで昇温した後、上記積層体への高周波の印加を開
始し、木材内部の温度を少なくとも水の沸点まで昇温す
ることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の
乾燥木材の製造方法。 - 【請求項9】 上記乾燥装置内の温度を水の沸点以下の
温度に設定した状態で、高周波の印加により木材内部の
温度を水の沸点以上の温度に制御することを特徴とする
請求項1乃至8のいずれかに記載の乾燥木材の製造方
法。 - 【請求項10】 上記熱風の送風方向は、逆向きに切り
替えられるようになっていることを特徴とする請求項1
乃至9のいずれかに記載の乾燥木材の製造方法。 - 【請求項11】 上記各木材の木口面が覆われることを
特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載の乾燥木
材の製造方法。 - 【請求項12】 対向電極板間に挟持された長尺の複数
の木材に対して乾燥装置内で高周波を印加することによ
り乾燥木材を製造する装置において、それぞれ同一積層
寸法で、かつ、互いに隙間をおいて複数列分形成された
木材の積層体を、積層方向両側で挟持する対向電極板
と、上記対向電極板間に高周波を印加する高周波発生手
段と、上記木材の木口面側から上記隙間方向に熱風を送
風する熱風供給手段とを備えたことを特徴とする乾燥木
材の製造装置。 - 【請求項13】 上記対向電極板に挟持された複数列の
積層体は、積層方向に複数段形成されるように構成され
てなり、上記高周波発生手段と各段の積層体を挟持する
対向電極板との間には高周波の印加を選択的に切り替え
る切替手段が介設されていることを特徴とする請求項1
2記載の乾燥木材の製造装置。 - 【請求項14】 上記高周波発生手段は、高周波の印加
条件を各段ごとに設定可能に構成されていることを特徴
とする請求項13記載の乾燥木材の製造装置。 - 【請求項15】 上記乾燥装置内に蒸気を供給する蒸気
発生手段が設けられ、上記乾燥装置内の湿度を略100
%に制御した状態で乾燥装置内の温度を水の沸点未満の
所定の温度まで昇温させた後、上記高周波発生手段に上
記積層体への高周波印加を開始させて木材内部の温度を
少なくとも水の沸点まで昇温させる制御手段が設けられ
ていることを特徴とする請求項12乃至14のいずれか
に記載の乾燥木材の製造装置。 - 【請求項16】 上記乾燥装置内の温度を水の沸点以下
の温度に設定した状態で、高周波の印加により木材内部
の温度を水の沸点以上の温度に制御する制御手段が設け
られていることを特徴とする請求項12乃至15のいず
れかに記載の乾燥木材の製造装置。 - 【請求項17】 上記熱風供給手段は、木材の長尺方向
の両側に配設される送風ブロアを有し、上記送風ブロア
は、木材の長尺方向の同じ向きに気流を付与するもので
あることを特徴とする請求項12乃至16のいずれかに
記載の乾燥木材の製造装置。 - 【請求項18】 上記熱風供給手段は、上記木材の木口
面の全域に対して風量を均一にする整流手段を備えてい
ることを特徴とする請求項12乃至17のいずれかに記
載の乾燥木材の製造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31861397A JPH11148775A (ja) | 1997-11-19 | 1997-11-19 | 乾燥木材の製造方法および製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31861397A JPH11148775A (ja) | 1997-11-19 | 1997-11-19 | 乾燥木材の製造方法および製造装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11148775A true JPH11148775A (ja) | 1999-06-02 |
Family
ID=18101100
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31861397A Withdrawn JPH11148775A (ja) | 1997-11-19 | 1997-11-19 | 乾燥木材の製造方法および製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11148775A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006200267A (ja) * | 2005-01-21 | 2006-08-03 | Sekisui Chem Co Ltd | 軌道分岐部および軌道分岐部の敷設方法 |
| JP2008039348A (ja) * | 2006-08-10 | 2008-02-21 | Micro Denshi Kk | マイクロ波乾燥装置 |
| JP2011143670A (ja) * | 2010-01-18 | 2011-07-28 | Sumitomo Forestry Co Ltd | 木材の乾燥方法 |
| JP2012025015A (ja) * | 2010-07-22 | 2012-02-09 | Sumitomo Forestry Co Ltd | 木材の乾燥方法 |
| JP2024073075A (ja) * | 2022-11-17 | 2024-05-29 | 株式会社Tomten | 農産物乾燥システム及び農産物乾燥方法 |
-
1997
- 1997-11-19 JP JP31861397A patent/JPH11148775A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006200267A (ja) * | 2005-01-21 | 2006-08-03 | Sekisui Chem Co Ltd | 軌道分岐部および軌道分岐部の敷設方法 |
| JP2008039348A (ja) * | 2006-08-10 | 2008-02-21 | Micro Denshi Kk | マイクロ波乾燥装置 |
| JP2011143670A (ja) * | 2010-01-18 | 2011-07-28 | Sumitomo Forestry Co Ltd | 木材の乾燥方法 |
| JP2012025015A (ja) * | 2010-07-22 | 2012-02-09 | Sumitomo Forestry Co Ltd | 木材の乾燥方法 |
| JP2024073075A (ja) * | 2022-11-17 | 2024-05-29 | 株式会社Tomten | 農産物乾燥システム及び農産物乾燥方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050201 |