JPH11148822A - 写真測量用カメラ - Google Patents

写真測量用カメラ

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JPH11148822A
JPH11148822A JP10013233A JP1323398A JPH11148822A JP H11148822 A JPH11148822 A JP H11148822A JP 10013233 A JP10013233 A JP 10013233A JP 1323398 A JP1323398 A JP 1323398A JP H11148822 A JPH11148822 A JP H11148822A
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Toshihiro Nakayama
利宏 中山
Atsushi Kida
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各撮影位置でその三次元相対位置を検出し得
る相対的位置検出システムを装備した写真測量用カメラ
を提供する。 【解決手段】 写真測量用カメラは異なった撮影位置間
での相対的な位置関係を三次元的に検出する相対的位置
検出システム(64、66、68、70、72、74)
を備える。相対的位置検出システムがχ−ψ−ω三次元
直交座標系と関連させられ、このχ−ψ−ω三次元直交
座標系の座標原点が写真測量用カメラに対して適当な位
置に設定され、異なった撮影位置間での相対的な位置関
係がχ−ψ−ω三次元直交座標系に対して検出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は2つの異なった撮影
位置で得られた撮影画像に基づいて測量図を作成する写
真測量に用いられる写真測量用カメラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上述したような写真測量用カメラ
は例えば交通事故現場での測量図を作成するために使用
され、このとき交通事故現場は少なくとも2つの異なっ
た撮影位置で撮影される。各撮影位置で得られた撮影画
像には二次元直交座標系が設定され、該撮影画像に記録
された撮影対象物の所定の物点が二次元直交座標系によ
って特定される。次いで、二組の二次元直交座標系に基
づいて三次元直交座標系が設定され、この三次元直交座
標系によって撮影対象物が三次元座標が特定される。か
くして、撮影対象物を三次元座標系によって決定される
3つの平面のいずれかに投影することにより、交通次元
現場での測量図が得られる。
【0003】このような写真測量で撮影対象物の寸法が
正確に得られるためには、基準尺が必要とされ、この基
準尺は撮影対象物と共に各撮影画像に記録されなければ
ならない。また、撮影対象物が投影されるべき基準平面
についても各撮影画像中に規定されていなければならな
い。通常、このような基準尺及び基準平面を得るため
に、撮影現場には3つの円錐形状マーカが3ヵ所に設置
され、それら3つの円錐形状マーカのうちの2つの先端
間の距離が例えば巻尺で実測され、その距離が基準尺と
される。また、3つの円錐形状マーカの先端で決定され
る平面が基準平面とされる。要するに、3つの円錐形状
マーカが撮影対象物と共に撮影され、これにより測量図
の作成が可能となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うな三次元直交座標系で撮影対象物の三次元座標を特定
するためには、2箇所の撮影位置での相対的な位置関係
が三次元直交座標系によって明らかにされなければなら
ないが、しかしそのような相対的な位置関係を撮影現場
で実際に得ることは非常に面倒で現実的ではない。そこ
で、従来では、コンピュータを用いて近似計算を繰り返
すことにより、2箇所の撮影位置での相対的な位置関係
を求める手法が採られるが、しかしそのような近似計算
の繰返しには時間が掛かることが問題となる。
【0005】従って、本発明の目的は、各撮影位置でそ
の三次元相対位置を検出し得る相対的位置検出システム
を装備した写真測量用カメラを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による写真測量用
カメラは異なった撮影位置間での相対的な位置関係を三
次元的に検出する相対的位置検出システムを備える。好
ましくは、相対的位置検出システムは三次元直交座標系
と関連させられ、この三次元直交座標系の座標原点は写
真測量用カメラに対して適当な位置に設定され、異なっ
た撮影位置間での相対的な位置関係が三次元直交座標系
に対して検出される。また、好ましくは、三次元直交座
標系の座標原点については写真測量用カメラの後側主点
位置に設定される。
【0007】三次元直交座標系については地球に対して
鉛直に延在する第1の軸線と、該三次元直交座標系の座
標原点から水平にしかも互いに延在する第2及び第3の
軸線とから成ることが好ましい。相対的位置検出システ
ムは三次元直交座標系の第1、第2及び第3の軸線の回
りで写真測量用カメラの回転移動量データをそれぞれ検
出する回転移動量検出センサと、三次元直交座標系の第
1、第2及び第3の軸線に沿って写真測量用カメラの加
速度データをそれぞれ検出する加速度検出センサとを包
含し得る。この場合、好ましくは、三次元直交座標系の
第1の軸線の回りでの写真測量用カメラの回転移動量を
検出する回転移動量検出センサは磁気方位センサとして
構成される。
【0008】相対的位置検出システムは異なった撮影位
置で回転移動量検出センサによって検出された回転移動
量データに基づいて該異なった撮影位置に対して写真測
量用カメラの相対的三次元角度データを演算する第1の
演算手段と、異なった撮影位置で加速度検出センサによ
って検出された加速度データに基づいて該異なった撮影
位置に対して写真測量用カメラの並進移動量データを演
算する第2の演算手段とを包含し得る。また、相対的位
置検出システムは第2の演算手段によって演算された並
進移動量データに基づいて異なった撮影位置に対して相
対的三次元位置データを演算する第3の演算手段を包含
し得る。本発明による写真測量用カメラにおいては、更
に、異なった撮影位置の各々で得られた画像データを相
対的三次元角度データ及び相対的三次元位置データと共
に格納する着脱自在の記憶媒体が設けられ得る。
【0009】また、異なった撮影位置での撮影が連続的
に行われる場合、相対的位置検出システムは、更にま
た、該異なった撮影位置で得られた2つの連続した相対
的三次元角度データから角度差分データを演算する第4
の演算手段と、異なった撮影位置で得られた2つの連続
した相対的三次元位置データから位置差分データを演算
する第5の演算手段とを包含してもよい。この場合に
は、着脱自在の記憶媒体には異なった撮影位置の各々で
得られた画像データが角度差分データ及び位置差分デー
タと共に格納される。
【0010】本発明の別の局面によれば、写真測量用カ
メラによって撮影された画像データ格納した記憶媒体で
あって、該写真測量用カメラの撮影位置を特定する相対
的三次元角度データ及び相対的三次元位置データを画像
データと共に格納することを特徴とする記憶媒体が提供
される。好ましくは、相対的三次元角度データ及び相対
的三次元位置データは写真測量用カメラに対して規定さ
れた三次元直交座標系に関連して特定される。
【0011】三次元直交座標系の座標原点は写真測量用
カメラに対して適当な位置に設定され得るが、好ましく
は、その位置は写真測量用カメラの後側主点位置とされ
る。一層好ましくは、三次元直交座標系は地球に対して
鉛直に延在する第1の軸線と、該三次元直交座標系の座
標原点から水平にしかも互いに延在する第2及び第3の
軸線とから成る。
【0012】記憶媒体には、更に、写真測量用カメラに
よって異なった撮影位置で得られた2つの連続した相対
的三次元角度データに基づく角度差分データと、該2つ
の連続した相対的三次元位置データに基づく位置差分デ
ータとが格納され得る。
【0013】本発明の更に別の局面によれば、写真測量
用カメラによって撮影された画像データ格納した記憶媒
体であって、写真測量用カメラによって異なった撮影位
置で得られた2つの連続した該写真測量用カメラの相対
的三次元角度データに基づく角度差分データと、該2つ
の連続した該写真測量用カメラの相対的三次元位置デー
タに基づく位置差分データとを画像データと共に格納す
ることを特徴とする記憶媒体が提供される。好ましく
は、角度差分データ及び位置差分データは写真測量用カ
メラに対して規定された三次元直交座標系に関連して特
定される。
【0014】上述の場合と同様、三次元直交座標系の座
標原点は写真測量用カメラに対して適当な位置に設定さ
れ得るが、好ましくは、その位置は写真測量用カメラの
後側主点位置とされ、更に好ましくは、三次元直交座標
系は地球に対して鉛直に延在する第1の軸線と、該三次
元直交座標系の座標原点から水平にしかも互いに延在す
る第2及び第3の軸線とから成る。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明による写真測量用カ
メラの実施形態について添付図面を参照して以下に説明
する。
【0016】図1を参照すると、本発明による写真測量
用カメラの外観が示され、同図から明らかなように、写
真測量用カメラはカメラ本体10から成る。カメラ本体
10の前面のほぼ中央には撮像光学系12が設けられ、
またカメラ本体10の前面に向かって撮像光学系12の
右側にはフラッシュ14が配置される。更に、カメラ本
体10の前面にはフラッシュ14の反対側にはレリーズ
操作ボタン16が設けられる。カメラ本体10の頂部の
ほぼ中央にはファインダ18が搭載され、その片側には
液晶表示パネル20が設けられ、その反対側には電源ス
イッチ操作ボタン24が設けられる。
【0017】カメラ本体10の一側面、即ちカメラの前
面に向かって右側面にはスロット26が形成され、この
スロット26を通して適当なメモリカード例えばICメ
モリカード28が着脱自在に装着されるようになってい
る。スロット26に接近して押しボタン30が設けら
れ、この押しボタン30はICメモリカード28をカメ
ラ本体10から抜き出すためのエジェクタとして機能す
る。なお、図1では見ることができないが、カメラ本体
10の背面には液晶タイプのTVモニタが組み込まれ、
撮影されるべき画像を該TVモニタで観察することがで
きるようになっている。
【0018】図2を参照すると、そこには図1のカメラ
のブロック図が図示され、同ブッロク図において、参照
符号32はカメラの作動全般を制御するシステムコント
ローラを示す。システムコントローラ32はマイクロコ
ンピュータから構成され、そこには中央演算処理ユニッ
ト(CPU)、種々のルーチンを実行するためのプログ
ラム、常数等を格納する読出し専用メモリ(ROM)、
データ等を一時的に格納する書込み/読出し自在なメモ
リ(RAM)等が設けられる。
【0019】撮像光学系12は複数のレンズ群から構成
され、そこには絞り34が組み込まれる。カメラ本体1
0の内部には、光電変換素子として機能する適当な固体
撮像素子、例えばCCD(Charge-coupled device) から
成るCCDエリアイメージセンサ36が設けられ、この
CCDエリアイメージセンサ36は撮像光学系12の背
後側に配置される。また、撮像光学系12とCCDエリ
アイメージセンサ36との間にはクイックリターンミラ
ー38が配置され、このクイックリターンミラー38は
ダウン位置(図2で実線で示す傾斜位置)とアップ位置
(図2で実線で示す水平位置)との間で回動自在とされ
る。クイックリターンミラー38の上方側にはピント板
40が配置され、このピント板40はファインダ18の
ファインダ光学系の一部を成す。
【0020】ダウン位置とアップ位置との間でのクイッ
クリターンミラー38の回動はミラー駆動回路42によ
って行われ、ミラー駆動回路42の動作は露出制御回路
44によって制御される。露出制御回路44は測光セン
サ46を備え、露出制御回路44の動作は測光センサ4
6の測光信号に基づいてシステムコントローラ32に制
御下で行われる。なお、図2に示されていないが、撮像
光学系12に含まれる絞り34はアイリス駆動回路によ
って駆動され、そのアイリス駆動回路の動作も露出制御
回路44によって制御される。
【0021】クイックリターンミラー38は通常はダウ
ン位置即ち傾斜位置に置かれ、このとき撮像光学系12
を経た光はクイックリターンミラー38によってピント
板40側に反射させられてそこに結像させられる。即
ち、撮影者はファインダ18を通して被写体像を観察す
ることができる。撮影時、クイックリターンミラー38
はミラー駆動回路42によってダウン位置からアップ位
置まで回動させられ、このとき撮像光学系12を経た光
はCCDエリアイメージセンサ36の受光面に導かれて
そこに結像される。
【0022】CCDエリアイメージセンサ36は電子シ
ャッタ機能を持ち、その露光時間即ち電荷蓄積時間は測
光センサ46からの測光信号に基づいてかかる電子シャ
ッタ機能によって調節させられ、所定の露光時間の経過
後、クイックリターンミラー38はアップ位置からダウ
ン位置に戻される。露光時間中、CCDエリアイメージ
センサ36は光学的被写体を電気画素信号に変換し、こ
の電気画素信号は露光時間経過後にCCD駆動回路48
によってCCDイメージセンサ36から順次読み出され
る。なお、CCD駆動回路48の動作はシステムコント
ローラ32の制御下で行われる。
【0023】CCDエリアイメージセンサ36から読み
出された画素信号は増幅器50によって増幅された後、
アナログ/デジタル(A/D)変換器52によってデジ
タル画素信号に変換させられる。A/D変換器52から
出力されるデジタル画素信号はシステムコントローラ3
2の制御下で画像処理回路54によって適当な画像処理
例えばシェーディング補正、ガンマ補正等を受け、次い
でメモリ56に一時的に格納される。なお、メモリ56
はCCDエリアイメージセンサ36から得られる一フレ
ーム分のデジタル画素信号を格納し得る容量を備える。
【0024】デジタル画素信号はメモリ56からメモリ
カード駆動回路58に送られ、このメモリカード駆動回
路58はシステムコントローラ32の制御下でICメモ
リカード28のデータ書込み/読出しを制御するように
なっている。即ち、メモリ56から一フレーム分のデジ
タル画素信号がメモリカード駆動回路58に送られる
と、そこで一フレーム分のデジタル画素信号はICメモ
リカード28に書き込まれて格納される。また、メモリ
56から一フレーム分のデジタル画素信号は必要に応じ
てカラーエンコーダ60に出力されてもよく、このとき
一フレーム分のデジタル画像信号はカラーエンコーダ6
0によって一連のビデオカラー信号に変換され、次いで
液晶タイプのTVモニタ62に送信されてそこで被写体
像が再現される。なお、上述したように、液晶タイプの
TVモニタ62はカメラ本体10の背面に組み込まれる
ものである。
【0025】本発明によれば、カメラは作動状態下でそ
の相対的な移動量を検出する相対的位置検出システムを
具備し、本実施形態では、その相対的位置検出システム
は磁気方位センサ64と、第1の回転角度センサ66
と、第2の回転角度センサ68と、第1の加速度センサ
70と、第2の加速度センサ72と、第3の加速度セン
サ74とから構成される。これらセンサ64、66、6
8、70、72及び74はシステムコントローラ32の
制御下でセンサ制御回路76を通して動作させられる。
センサ制御回路76はシステムコントローラ32と同様
にマイクロコンピュータによって構成され、そこには中
央演算処理ユニット(CPU)、種々のルーチンを実行
するためのプログラム、常数等を格納する読出し専用メ
モリ(ROM)、データ等を一時的に格納する書込み/
読出し自在なメモリ(RAM)等が設けられる。
【0026】相対位置検出システム(64、66、6
8、70、72、74)は図1に示すようなχ−ψ−ω
三次元直交座標系と関連させられる。図示の便宜上、χ
−ψ−ω三次元直交座標系はカメラから分離されて図示
されているが、この三次元直交座標系は好ましくはその
座標原点がカメラの撮像光学系12の後側主点位置に一
致するように設定される。また、χ−ψ−ω三次元直交
座標系のψ軸線は地球に対して鉛直方向に延び、その他
のχ軸線及びω軸線は座標原点から互いに直角にかつ水
平の延びる。
【0027】磁気方位センサ64はχ−ψ−ω三次元直
交座標系のΨ軸線の回りでのカメラの回転移動量を検出
する。即ち、磁気方位センサ64により、ψ軸線の回り
での回転移動量が地磁気方向に対する絶対角度として検
出される。第1の回転角度センサ66はχ軸線の回りで
のカメラの回転移動量を検出し、また第2の回転角度セ
ンサ68はω軸回りでのカメラの回転移動量を検出す
る。センサ制御回路76はセンサ64、66及び68の
それぞれによって検出された回転移動量に基づいてカメ
ラの相対的三次元角度データを演算する。即ち、χ−ψ
−ω三次元直交座標系のψ軸線に対する撮像光学系12
の光軸の三次元角度がセンサ64、66及び68によっ
て検出される。
【0028】第1の加速度センサ70はχ−ψ−ω三次
元直交座標系のψ軸線に沿うカメラの加速度を検出し、
第2の加速度センサ72はχ軸線に沿うカメラの加速度
を検出し、第3の加速度センサ74はω軸線に沿うカメ
ラの加速度を検出する。センサ制御回路76はχ−ψ−
ω三次元直交座標系の3つの軸線に沿うカメラの各加速
度に基づいてその該当軸線に沿うカメラの並進移動量デ
ータを演算し、更にその並進移動量データに基づいてカ
メラの三次元位置データを演算する。
【0029】センサ制御回路76はデータメモリ78を
具備し、このデータメモリ78にはセンサ制御回路76
によって得られる演算結果、即ちセンサ64、66及び
68から検出された回転移動量に基づくカメラの相対的
三次元角度データ及びセンサ70、72及び74から検
出された加速度に基づくカメラの三次元位置データが一
時的に格納される。
【0030】上述した各センサ64、66、68、7
0、72、74は理想的にはχ−ψ−ω三次元直交座標
系の原点、即ちカメラの撮像光学系12の後側主点位置
に配置されるべきであるが、しかし撮像光学系12の後
側主点位置に各センサを実際に配置させること自体は不
可能である。従って、実際には、各センサ64、66、
68、70、72、74は撮像光学系12の後側主点位
置から外れたオフセット位置に配置され、このためセン
サ64、66及び68から検出された回転移動量に基づ
くカメラの相対的三次元角度データはそれらセンサのオ
フセット位置補正データに基づいて補正されなければな
らず、同様にセンサ70、72及び74から検出された
加速度に基づくカメラの三次元位置データもそれらセン
サのオフセット位置補正データに基づいて補正されなけ
ればならない。データメモリ78はそのような各センサ
のオフセット位置補正データの格納にも使用される。
【0031】図2に示すように、カメラには主電源スイ
ッチ80が設けられ、この主電源スイッチ80のオン/
オフ制御は電源スイッチ操作ボタン24(図1)の押下
操作によって行われる。また、カメラには測光センサス
イッチ82及びレリーズスイッチ84も設けられ、これ
ら測光センサスイッチ82及びレリーズスイッチ84は
レリーズ操作ボタン16(図1)と関連させられる。詳
述すると、レリーズ操作ボタン16が半押しされたと
き、測光センサスイッチ82がオンされ、レリーズ操作
ボタン16が全押しされたとき、レリーズスイッチ84
がオンされる。また、主電源スイッチ80及びレリーズ
スイッチ84はセンサ64、66、68、70、72及
び74を動作させるセンサ制御回路76と関連させられ
るが、これについては詳しく後述する。
【0032】更に、図2に示すように、フラッシュ14
はフラッシュ駆動回路86によって電気的に付勢され、
このフラッシュ駆動回路86の動作はシステムコントロ
ーラ32の制御下で行われる。フラッシュの電気的付勢
についてはレリーズ操作ボタン16の全押し時に必要に
応じて行われる。一方、液晶表示パネル20は液晶表示
パネル駆動回路88によって動作させられ、この液晶表
示パネル駆動回路88の動作はシステムコントローラ3
2の制御下で行われる。液晶表示パネル20にはカメラ
の種々の設定条件、適当なメッセージ等が適宜表示され
る。
【0033】図3を参照すると、センサ制御回路76で
実行されるセンサ制御ルーチンのフローチャートが示さ
れ、このセンサ制御ルーチンの実行は電源スイッチ操作
ボタン24を押下して主電源スイッチ80をオンするこ
とによって開始される。なお、好ましくは、電源スイッ
チ操作ボタン24の押下、即ち主電源スイッチ80のオ
ンについては、写真測量現場での適当な位置に設置した
三脚上にカメラを搭載した後に行われる。
【0034】ステップ301では、データメモリ78の
記憶領域が部分的に初期化される。即ち、三次元角度デ
ータ及び三次元位置データの書込み領域がクリアされ、
オフセット位置補正データ等が格納された格納領域はそ
の侭に維持される。
【0035】ステップ302では、χ−ψ−ω三次元直
交座標系のψ軸線、χ軸線及びω軸線の回りでのカメラ
の回転移動量がセンサ64、66及び68のそれぞれか
ら所定ビット数のデジタルデータとして取り込まれ、同
様にχ−ψ−ω三次元直交座標系のψ軸線、χ軸線及び
ω軸線に沿うカメラの加速度がセンサ70、72及び7
4のそれぞれから所定ビット数のデジタルデータとして
取り込まれる。センサ64、66及び68からの回転移
動量データの取込み及びセンサ70、72及び74から
の加速度データの取込み即ちサンプリングについては例
えば1 ms毎に行われる。
【0036】ステップ303では、フラグFが“0”に
等しいか否かが判断される。初期段階では、F=0であ
るので、ステップ303からステップ304に進み、主
電源スイッチ80のオン直後にセンサ64、66及び6
8から取り込まれた回転移動量及びセンサ70、72及
び74から取り込まれた加速度がそれぞれ初期データと
してセンサ制御回路78のRAMに格納される。次い
で、ステップ305に進み、そこでフラグFが“1”と
される。なお、フラグFは主電源スイッチ80のオフと
共にリセットされて“1”から“0”に変えられる。
【0037】ステップ305でフラグFが“1”とされ
た後、ステップ302に戻り、そこでセンサ64、66
及び68のそれぞれからは回転移動量が再び取り込ま
れ、またセンサ70、72及び74のそれぞれからは加
速度が取り込まれる。
【0038】ステップ303では、フラグFが“0”に
等しいか否かが再び判断される。現段階では、F=1で
あるので、ステップ306に進み、そこでセンサ70、
72及び74から先に取り込まれた初期加速度データと
今回検出された最新加速度データとに基づく積分演算に
より、χ−ψ−ω三次元直交座標系のそれぞれの軸線に
沿うカメラの並進移動量データが求められる。次いで、
ステップ307では、カメラの並進移動量データに基づ
いて、カメラの三次元位置データ、即ち主電源スイッチ
80をオンした時点でのカメラ初期位置に対するカメラ
の三次元位置データが演算される。続いて、ステップ3
08では、初期回転移動量データと最新の回転移動量デ
ータに基づいてカメラの三次元角度データが求められ
る。
【0039】ステップ309では、演算結果、即ちカメ
ラの三次元位置データ及び三次元角度データがオフセッ
ト位置補正データに基づいて補正され、次いでステップ
310に進み、そこで補正後の三次元位置データ及び三
次元角度データのそれぞれが[PD]及び[AD]としてデータ
メモリ78に格納される。その後、ステップ302に戻
り、同様なルーチンが主電源スイッチ80がオフされる
まで繰り返される。要するに、カメラの三次元位置デー
タ及び三次元角度データが1ms毎に求められ、その双方
のデータ[PD]及び[AD]がデータメモリ78に1ms毎に更
新されるような態様で格納される。
【0040】図4を参照すると、センサ制御回路76に
よって実行される割込みルーチンのフローチャートが示
されている。なお、この割込みルーチンの実行はシステ
ムコントローラ32からセンサ制御回路76に対して出
力される割込み信号によって開始され、センサ制御回路
76への割込み信号の出力はカメラの撮影時に行われ
る。
【0041】ステップ401では、システムコントロー
ラ32からセンサ制御回路76に対して所定の割込み信
号が出力されるや否や、センサ制御回路76へのその他
の割込み信号の入力が禁止される。通常、カメラにはセ
ンサ制御回路76の他にも種々の制御回路(図示されな
い)が設けられており、それら制御回路にシステムコン
トローラ32から割込み信号を出力するために該システ
ムコントローラ32には共通の出力ポートが使用される
ので、センサ制御回路76に所定の割込みルーチンが入
力された後には直ちにその他の割込みルーチンの入力が
禁止されなければならない。
【0042】ステップ402では、三次元位置データ[P
D]及び三次元角度データ[AD]がメモリカード78から読
み出されてセンサ制御回路76からシステムコントロー
ラ32に送られる。即ち、撮影時にシステムコントロー
ラ32からセンサ制御回路76に所定の割込み信号が出
力され、三次元位置データ[PD]及び三次元角度データ[A
D]がシステムコントローラ32に取り込まれる。
【0043】ステップ403では、センサ制御回路76
への割込み信号の入力の禁止状態が解除され、これによ
りセンサ制御回路76は次の撮影時にシステムコントロ
ーラ32から出力される割込み信号を受け入れ得る状態
となる。
【0044】図5を参照すると、システムコントローラ
32で実行される撮影作動ルーチンのフローチャートが
示され、この撮影作動ルーチンの実行も電源スイッチ操
作ボタン24を押下して主電源スイッチ80をオンする
ことによって開始される。
【0045】ステップ501では、初期テストプログラ
ムが実行され、これによりカメラの種々の機能が正常に
機能するか否かが判断される。もしカメラの機能のうち
の1つでも正常に機能し得ない場合には、カメラの機能
が正常でない旨の警告メッセージが液晶表示パネル20
上に表示される。
【0046】カメラの機能が正常なときは、ステップ5
02に進み、そこでレリーズ操作ボタン16が半押しさ
れたか否かが監視される。レリーズ操作ボタン16の半
押しの監視については、主電源スイッチ80がオンされ
ている限り、例えば1 ms毎に行われる。レリーズ操作ボ
タンスイッチ16の半押しが確認されると、ステップ5
02からステップ503に進み、そこで露光時間即ち電
荷蓄積時間が測光センサ46からの検出信号に基づいて
演算される。
【0047】次いで、ステップ504では、レリーズ操
作ボタン16が全押しされたか否かが監視される。レリ
ーズ操作ボタン16の半押し後にそれが全押しされない
場合にはステップ504からステップ502に戻る。な
お、レリーズ操作ボタン16の全押しの監視についても
1 ms毎に行われる。
【0048】ステップ504でレリーズ操作ボタン16
が全押しされてレリーズスイッチ84がオンされると、
ステップ505に進み、そこでレリーズ操作ボタン16
が無効化される。即ち、レリーズ操作ボタン18が全押
しされた直後にレリーズ操作ボタン16が再度半押しあ
るいは全押しされたとしても、その操作は無効とされ
る。
【0049】ステップ506では、撮影作動が実行され
る。詳述すると、絞り34の開度が露出制御回路44の
制御下で測光センサ46の測光信号に基づいてアイリス
駆動回路(図示されない)よって調節される。次いで、
クイックリターンミラー38がダウン位置からアップ位
置に向かって回動させられ、これによりCCDエリアイ
メージセンサ36の受光が撮像光学系12を経た光によ
って露光される。即ち、撮像光学系12によって撮られ
た光学的被写体像がCCDエリアイメージセンサ36の
受光面に結像されて、該光学的被写体像が一フレーム分
の電気的アナログ画素信号に変換される。
【0050】ステップ507では、三次元位置データ[P
D]及び三次元角度データ[AD]がセンサ制御回路76を介
してデータメモリ78から取り込まれ、システムコント
ローラ32のRAMに一時的に格納される。即ち、図4
の割込みルーチンの説明で述べたように、システムコン
トローラ32からセンサ制御回路76に割込み信号が出
力され、これによりデータメモリ78から三次元位置デ
ータ[PD]及び三次元角度データ[AD]が読み出されてシス
テムコントローラ32に送られる。
【0051】ステップ508では、CCDイメージセン
サ36で光学的被写体像の光電変換を行う露光時間即ち
電荷蓄積時間が経過したか否かが監視される。電荷蓄積
時間が経過すると、クイックリターンミラー38がアッ
プ位置からダウン位置に戻される。次いで、ステップ5
09では、一フレーム分の画素信号がCCD駆動回路4
8によってCCDエリアイメージセンサ36から順次読
み出され、その読出し画素信号は増幅器50によって増
幅された後にA/D変換器52によってデジタル画素信
号に変換される。A/D変換器52から出力されたデジ
タル画素信号は画像処理回路54で適宜処理さた後にメ
モリ56に一時的に格納される。
【0052】ステップ510では、一フレーム分のデジ
タル画素信号がメモリ56から順次読み出されてメモリ
カード駆動回路58に対して出力され、このメモリカー
ド駆動回路58によってICメモリカード28に書き込
まれて格納される。一方、このときシステムコントロー
ラ32のRAMから三次元位置データ[PD]、三次元角度
データ[AD]、フレーム番号データ及びその他の情報デー
タ等も読み出されてメモリカード駆動回路58を介して
ICメモリカード28に書き込まれて格納される。
【0053】一フレーム分のデジタル画像信号、三次元
位置データ[PD]及び三次元角度データ[AD]等がICメモ
リカード28に格納された後、ステップ511に進み、
そこでレリーズ操作ボタン16が再び有効化され、次い
でステップ502に戻る。即ち、カメラは次の撮影作動
に対して準備された状態となる。
【0054】ICメモリカード28の各記憶領域は図6
に概念的に示すような態様でフォーマット化される。即
ち、ICメモリカード28の各記憶領域はヘッダ領域と
画像データ格納領域とに分けられ、一フレーム分のデジ
タル画素領域は画像デジタル格納領域に書き込まれ、三
次元位置データ[PD]、三次元角度データ[AD]、フレーム
番号データ及びその他の情報データ(例えば、絞り、露
出時間等の撮影条件データや撮影日時データ)はヘッダ
領域に書き込まれる。なお、図6に示されているよう
に、画像データ格納領域の一部を必要に応じて予備領域
として残すこともできる。
【0055】次に、図7ないし図10を参照して、本発
明によるカメラを用いる写真測量の原理について説明す
る。
【0056】先ず、図7を参照すると、写真測量を行う
べき現場の被写体として、立方形の物体が参照符号OB
で示され、この被写体OBの傍らには基準尺SCが設置
される。基準尺SCは正三角形のプレートとして形成さ
れ、その3つの頂点が基準点P1 、P2 及びP3 とされ
る。基準点P1 、P2 及びP3 によって決定される平面
(図中、ハッチング領域として図示される)は基準平面
とされ、その一辺の長さがLとして示される。
【0057】また、図7では、本発明によるカメラが参
照符号CAで示される。被写体OBの測量図を得るため
には、被写体OBは基準尺SCと共にカメラCAによっ
て少なくとも異なった2つの撮影位置から撮影されなけ
ればならない。同図では、異なった2つの撮影位置、即
ち第1の撮影位置及び第2の撮影位置がそれぞれ参照符
号M1 及びM2 で示される。
【0058】ここで、以下の説明の前提条件として、カ
メラCAが三脚(図示されない)等を用いて最初に第1
の撮影位置M1 に設置された後にその主電源スイッチ
(80)がオンされ、その第1の撮影位置M1 での撮影
終了後にカメラCAが第2の撮影位置M2 まで移動させ
られ、その第2の撮影位置M2 で撮影が行われたものと
し、しかもその間に主電源スイッチ(80)はオフされ
ることなくオン状態に維持された侭であるとする。な
お、第1及び第2の撮影位置M1 及びM2 はそれぞれカ
メラCAの撮像光学系(12)の後側主点位置として定
義され、それぞれの撮影位置での撮像光学系(12)の
光軸は参照符号O1 及びO2 で示される。
【0059】図8及び図9には第1及び第2の撮影位置
1 及びM2 で撮影された画像が示され、図8に示す第
1の画像に対しては、そこに第1の直交座標系(x1
1)が設定され、その座標原点は第1の画像の撮像中
心c1 とされる。図8から明らかなように、第1の画像
では、基準点P1 、P2 及びP3 の像点はそれぞれ座標
11(px11, py11)、座標p12(px12, py12
及び座標p13(px13, py13)で示される。図9に示
す第2の画像に対しても、第2の直交座標系(x2 ,y
2 )が設定され、その座標原点も第1の画像の撮像中心
2 とされる。図9から明らかなように、基準点P1
2 及びP3 の像点はそれぞれ座標p21(px21, py
21)、座標p22(px22, py22)及びp23(px23,
py23)で示される。従って、第1及び第2の画像上で
の基準点P1 、P2 及びP3 のそれぞれの座標について
はpij(pxij, pyij)として表すことができる。こ
こで、iは画像の枚数に一致し、i=1は図8の第1の
画像に対応し、i=2は図9の第2の画像に対応する。
また、jは基準点Pj の数に一致する(本実施形態で
は、j= 1, , 3)。
【0060】図10を参照すると、カメラCAによる撮
影時の第1の画像(図8)と、カメラCAによる撮影時
の第2の画像(図9)と、基準尺SCとの間の位置関係
が相対的に示され、このとき基準尺SCの基準点P1
2 及びP3 間の距離も相対的な長さとなっているの
で、該距離はL′として示されている。
【0061】ここで、第1画像及び第2の画像に基づい
て被写体OBの三次元位置を特定すべくX−Y−Z三次
元直交元座標系が適宜設定される。図10で示す例で
は、X−Y−Z三次元直交座標系の座標原点は第1の撮
影位置M1 に一致させられ、しかもそのZ軸線は第1の
撮影位置M1 での光軸O1 に一致させられる。このとき
第2の撮影位置M2 の三次元座標は(X0 ,Y0
0 )で示され、この三次元座標は第1の撮影位置M1
に対する第2の撮影位置M2 の変位量を表す。また、第
2の撮影位置M2 での光軸O2 の三次元角度座標が
(α,β,γ)で示され、この三次元角度座標は光軸O
1 に対する光軸O2 の回転角度を表す。即ち、αは三次
元座標のX軸線と成す角度を示し、βは三次元角度座標
のY軸線と成す角度を示し、γは三次元角度座標のZ軸
線と成す角度を示す。
【0062】また、図10では、基準尺SCの3つの基
準点P1 、P2 及びP3 の三次元座標のそれぞれについ
ては、P1 (PX1 ,PY1 ,PZ1 )、P2 (P
2 ,PY2 ,PZ2 )及びP3 (PX3 ,PY3 ,P
3 )で示され、これら三次元座標についてはPj (P
j ,PYj ,PZj )(j= 1, , 3)として表す
ことができる。図10から明らかなように、各基準点
(Pj )と、その第1または第2の画像上の像点
(pij)と、第1または第2の撮影位置即ちカメラCA
の撮影レンズの後側主点位置(M1 、M2 )とは一直線
上にある。従って、三次元座標Pj (PXj ,PYj
PZj )については以下の共線方程式(1)を用いて求
めることができる。
【0063】
【数1】 なお、上記式(1)中のCはカメラCAの撮影レンズの
主点距離(焦点距離)であり、第1及び第2の画像にお
いて同じである。即ち、主点距離Cは第1の撮影位置
(後側主点位置)M1 と撮像中心c1 との距離、あるい
は第2の撮影位置(後側主点位置)M2 と撮像中心c2
との距離である。
【0064】既に述べたように、第1の画像が本発明に
よるカメラCAによって第1の撮影位置M1 で撮影され
たとき、第1の画像の画像データは三次元位置データ[P
D]、三次元角度データ[AD]、フレーム番号データ及びそ
の他の情報データと共にICメモリカード28に格納さ
れており、この場合χ−ψ−ω三次元直交座標系に関し
て第1の撮影位置M1 で得られた三次元位置データ[PD]
はX−Y−Z三次元直交座標系の三次元座標(X1 ,Y
1 ,Z1 )として表すことができ、またχ−ψ−ω三次
元直交座標系に関して第1の撮影位置M1 で得られた三
次元角度データ[AD]はX−Y−Z三次元直交座標系の三
次元角度座標(α1 ,β1 ,γ1 )として表すことがで
きる。
【0065】同様に、第2の画像が本発明によるカメラ
CAによって第2の撮影位置M2 で撮影されたとき、第
2の画像の画像データは三次元位置データ[PD]、三次元
角度データ[AD]、フレーム番号データ及びその他の情報
データと共にICメモリカード28に格納されており、
この場合χ−ψ−ω三次元直交座標系に関して第2の撮
影位置M2 で得られた三次元位置データ[PD]はX−Y−
Z三次元直交座標系の三次元座標(X2 ,Y2 ,Z2
として表すことができ、またχ−ψ−ω三次元直交座標
系に関して第2の撮影位置M2 で得られた三次元角度デ
ータ[AD]はX−Y−Z三次元直交座標系の三次元角度座
標(α2 ,β2 ,γ2 )として表すことができる。
【0066】図11を参照すると、ICメモリカード2
8に格納された画像データ、三次元位置データ[PD]及び
三次元角度データ[AD]に基づいて、上述したような写真
測量を行うコンピュータシステムのブロック図が示され
る。同図に示すように、コンピュータシステムには、写
真測量プログラムがインストールされたコンピュータ9
0と、このコンピュータ90に接続されたICメモリカ
ード読取り装置92とが設けられる。ICメモリカード
読取り装置92はICカードドライバ94を具備し、そ
こにはICメモリカード28を投入するスロットが設け
られる。ICカードドライバ94はそこに投入されたI
Cメモリカード28から画像データ、三次元位置データ
[PD]、三次元角度データ[AD]、フレーム番号データ及び
その他の情報データを読み出す。また、コンピュータシ
ステムには、ICメモリカードから読み出された画像デ
ータに基づいて画像を再現するTVモニタ装置96と、
コンピュータ90に種々の指令信号や種々のデータを入
力するためのキーボード98と、TVモニタ装置96上
のカーソルを操作するためのマウス100が設けられ
る。
【0067】図12を参照すると、図11のコンピュー
タシステムで実行される測量図作成ルーチンのフローチ
ャートが示され、そこでは図8及び図9に示すような第
1及び第2の画像に基づいて測量図が作成される。測量
図作成ルーチンが実行される前に、第1及び第2の画像
に対応する一組のフレーム番号がキーボード100を介
して適当な一組のフレーム番号データを入力することに
より選択され、かくして第1及び第2の画像に対応した
二フレーム分の画像データがICメモリカード28から
読み出され、TVモニタ装置96の表示画面には第1及
び第2の画像が図8及び図9に示すように表示される。
【0068】ステップ1201では、χ−ψ−ω三次元
直交座標系に関して第1の撮影位置M1 で得られた三次
元座標(X1 ,Y1 ,Z1 )、χ−ψ−ω三次元直交座
標系に関して第1の撮影位置M1 で得られた三次元角度
座標(α1 ,β1 ,γ1 )、χ−ψ−ω三次元直交座標
系に関して第2の撮影位置M2 で得られた三次元座標
(X2 ,Y2 ,Z2 )及びχ−ψ−ω三次元直交座標系
に関して第2の撮影位置M2 で得られた三次元角度座標
(α2 ,β2 ,γ2 )に基づいて、以下の演算が行われ
る。 X0 ←X2 −X10 ←Y2 −Y10 ←Z2 −Z1 α0 ←α2 −α1 β0 ←β2 −β1 γ0 ←γ2 −γ1 ここで、第1の撮影位置M1 がX−Y−Z三次元直交座
標系の座標原点に位置すると仮定し、かつカメラCAの
光軸O1 がX−Y−Z三次元直交座標系のY軸線に一致
すると仮定した場合、図10に示されるように、第1の
撮影位置M1 の三次元座標及び光軸O1 の三次元角度座
標は共に(0, , 0)で表せ、また第2の撮影位置M
2 の三次元座標及び光軸O2 の三次元角度座標のそれぞ
れについては(X0 , 0 , 0 )及び(α0 , β0 ,
γ0 )で表せる。
【0069】ステップ1202では、上述の演算結果、
即ち(X0 , 0 , 0 )及び(α0 , β0 , γ0 )が
それぞれ第1の撮影位置M1 に対する第2の撮影位置M
2 の三次元位置データとして、また光軸O1 に対する光
軸O2 の三次元角度データとしてコンピュータ90のR
AMに格納される。次いで、ステップ1203では、T
Vモニタ装置96の第1及び第2の画像上のそれぞれの
基準点Pj の像点の互いに対応した2次元座標p1j(p
1j, py1j)及びp2j(px2j, py2j)が順次コン
ピュータ90に入力されてコンピュータ90のRAMに
格納される。なお、2次元座標p1j(px1j, py1j
及びp2j(px2j, py2j)の入力については、マウス
100を操作して、TVモニタ装置96の第1及び第2
の画像上のそれぞれの基準点Pj の像点をカーソルで指
定してクリックすることにより行われる。
【0070】ステップ1204では、カウンタkに初期
値として1が与えられる。次いで、ステップ1205で
は、被写体OB上の任意の物点Qk=1 (図7)が選択さ
れ、TVモニタ装置96の第1及び第2の画像上のそれ
ぞれの物点Qk=1 の像点の互いに対応した2次元座標q
1k(qx1k, qy1k)及びq2k(qx2k, qy2k)がコ
ンピュータ90に入力されてコンピュータ90のRAM
に保持される。なお、2次元座標q1k(qx1k, q
1k)及びq2k(qx2k, qy2k)の入力についても、
マウス100を操作して、TVモニタ装置96の第1及
び第2の画像上のそれぞれの物点Qk=1 の像点をカーソ
ルで指定してクリックすることにより行われる。
【0071】ステップ1206では、2次元座標p
1j(px1j, py1j)及びp2j(px2j, py2j)と2
次元座標q1k(qx1k, qy1k)及びq2k(qx2k, q
2k)との入力データに基づいて、上述した共線方程式
(1)が解かれ、これにより基準点Pj (j= 1, ,
3)の三次元座標(PXj ,PYj ,PZj )及び物点
k=1 の三次元座標(QX1 ,QY1 ,QZ1 )が求め
られる。即ち、基準点Pj(j= 1, , 3)の三次元
座標(PXj ,PYj ,PZj )が第1の画像の基準点
座標p1j(px1j,py1j)と第2の画像の基準点座標
2j(px2j,py2j)とに基づいて求められ、かつ物
点Qk=1 の三次元座標(QX1 ,QY1 ,QZ1 )が第
1の画像の物点座標q11(qx11,qy11)と第2の画
像の物点座標q21(qx21,qy21)とに基づいて求め
られる。
【0072】ステップ1207では、座標値による距離
を実際の距離に補正するための補正倍率mが求められ
る。この演算には既知の長さ、例えば基準点P1 及びP
2 間の距離が用いられる。P1 及びP2 の実際の距離は
基準尺SCの一辺の長さLであることから、X−Y−Z
三次元直交座標系における基準点P1 及びP2 の距離
L’(図3参照)と実際の距離Lとの間には次の関係式
が成り立つ。L=L’×m (m:補正倍率)
【0073】ステップ1208では、上述の補正倍率m
を用いてスケーリングが行われ、これにより基準点Pj
の三次元座標(PXj ,PYj ,PZj )及び物点Q
k=1 の三次元座標(QX1 ,QY1 ,QZ1 )間で実測
値に基づく配置関係が得られることになる。
【0074】次いで、ステップ1209では、X−Y−
Z三次元直交座標系が図13に示すようなX′−Y′−
Z′三次元直交座標系に座標変換される。同図から明ら
かなように、X′−Y′−Z′三次元直交座標系の座標
原点は基準点P1 に一致させられ、またそのX′軸線は
基準点P1 及びP2 を結ぶ直線に一致させられる。更
に、X′−Z′平面は基準点P1 、P2 及びP3 によっ
て規定される基準平面を含む平面Psに一致させられ
る。なお、図13に示す例では、X′−Y′−Z′三次
元直交座標系の原点として、基準点P1 が選ばれている
が、基準平面Ps上の任意の点をX′−Y′−Z′三次
元直交座標系の原点とし得る。
【0075】ステップ1210では、物点Qk=1 をX′
−Z′平面が測量図としてTVモニタ装置96に表示さ
れ、このときX′−Z′平面即ち測量図上には、基準点
1、P2 及びP3 と共に物点Qk=1 との投影点が表示
される。なお、測量図はX′−Z′平面だけに限定され
ることはなく、X′−Y′平面あるいはY′−Z′平面
とすることもできるし、更にはX′−Y′−Z′三次元
直交座標系に基づく立体斜視図を測量図とすることもで
きる。
【0076】ステップ1211では、被写体OBのその
他の物点(Qk )に対する一組の2次元座標q1k(qx
1k, qy1k)及びq2k(qx2k, qy2k)が更に選択さ
れて指定されるべきか否かが判断される。その他の一組
の2次元座標q1k(qx1k,qy1k)及びq2k(qx2k,
qy2k)が更に選択されて指定されるべきとき、即ち
適正な測量図を得るために必要とされる被写体OBに対
する物点(Qk )の指定数が不十分であるとされたと
き、ステップ1211からステップ1212に進み、そ
こでカウンタkのカウント数が1だけカウントアップさ
れ、その後ステップ1205に戻り、ステップ1205
ないしステップ1210から成るルーチンが繰り返され
る。
【0077】ステップ1211で更なる一組の2次元座
標q1k(qx1k, qy1k)及びq2k(qx2k, qy2k
を選択して指定することが必要とされないとき、即ち適
正な測量図を得るために必要とされる被写体OBに対す
る物点(Qk )の指定数が十分であるとされたとき、測
量図作成ルーチンは終了する。
【0078】図14及び図15を参照すると、システム
コントローラ32で実行される別の撮影作動ルーチンの
フローチャートが示され、この撮影作動ルーチンの実行
も電源スイッチ操作ボタン24を押下して主電源スイッ
チ80をオンすることによって開始される。
【0079】ステップ1401では、初期テストプログ
ラムが実行され、これによりカメラの種々の機能が正常
に機能するか否かが判断される。もしカメラの機能のう
ちの1つでも正常に機能し得ない場合には、カメラの機
能が正常でない旨の警告メッセージが液晶表示パネル2
0上に表示される。
【0080】カメラの機能が正常なときは、ステップ1
402に進み、そこでカウンタnがリセットされる。次
いで、ステップ1403に進み、そこでレリーズ操作ボ
タン16が半押しされたか否かが監視される。レリーズ
操作ボタン16の半押しの監視については、主電源スイ
ッチ80がオンされている限り、例えば1 ms毎に行われ
る。レリーズ操作ボタンスイッチ16の半押しが確認さ
れると、ステップ1403からステップ1404に進
み、そこで露光時間即ち電荷蓄積時間が測光センサ46
からの検出信号に基づいて演算される。
【0081】次いで、ステップ1405では、レリーズ
操作ボタン16が全押しされたか否かが監視される。レ
リーズ操作ボタン16の半押し後にそれが全押しされな
い場合にはステップ1405からステップ1403に戻
る。なお、レリーズ操作ボタン16の全押しの監視につ
いても1 ms毎に行われる。
【0082】ステップ1405でレリーズ操作ボタン1
6が全押しされてレリーズスイッチ84がオンされる
と、ステップ1406に進み、そこでレリーズ操作ボタ
ン16が無効化される。即ち、レリーズ操作ボタン18
が全押しされた直後にレリーズ操作ボタン16が再度半
押しあるいは全押しされたとしても、その操作は無効と
される。
【0083】ステップ1407では、撮影作動が実行さ
れる。詳述すると、絞り34の開度が露出制御回路44
の制御下で測光センサ46の測光信号に基づいてアイリ
ス駆動回路(図示されない)よって調節される。次い
で、クイックリターンミラー38がダウン位置からアッ
プ位置に向かって回動させられ、これによりCCDエリ
アイメージセンサ36の受光が撮像光学系12を経た光
によって露光される。即ち、撮像光学系12によって撮
られた光学的被写体像がCCDエリアイメージセンサ3
6の受光面に結像されて、該光学的被写体像が一フレー
ム分の電気的アナログ画素信号に変換される。
【0084】ステップ1408では、三次元位置データ
[PD]及び三次元角度データ[AD]がセンサ制御回路76を
介してデータメモリ78から取り込まれ、システムコン
トローラ32のRAMに一時的に格納される。即ち、図
4の割込みルーチンの説明で述べたように、システムコ
ントローラ32からセンサ制御回路76に割込み信号が
出力され、これによりデータメモリ78から三次元位置
データ[PD]及び三次元角度データ[AD]が読み出されてシ
ステムコントローラ32に送られる。
【0085】ステップ1409では、三次元位置データ
[PD]及び三次元角度データ[AD]がそれぞれ[PD]n 及び[A
D]n としてシステムコントローラ32のRAMに格納さ
れて保持される。次いで、ステップ1410では、CC
Dイメージセンサ36で光学的被写体像の光電変換を行
う露光時間即ち電荷蓄積時間が経過したか否かが監視さ
れる。電荷蓄積時間が経過すると、クイックリターンミ
ラー38がアップ位置からダウン位置に戻される。次い
で、ステップ1411では、一フレーム分の画素信号が
CCD駆動回路48によってCCDエリアイメージセン
サ36から順次読み出され、その読出し画素信号は増幅
器50によって増幅された後にA/D変換器52によっ
てデジタル画素信号に変換される。A/D変換器52か
ら出力されたデジタル画素信号は画像処理回路54で適
宜処理さた後にメモリ56に一時的に格納される。
【0086】ステップ1412では、カウンタnのカウ
ント数が0より大きいか否かが判断される。現段階で
は、n=0であるから、ステップ1413に進み、そこ
で一フレーム分のデジタル画素信号がメモリ56から順
次読み出されてメモリカード駆動回路58に対して出力
され、このメモリカード駆動回路58によってICメモ
リカード28に書き込まれて格納される。一方、このと
きシステムコントローラ32のRAMから三次元位置デ
ータ[PD]n 、三次元角度データ[AD]n 、フレーム番号デ
ータ及びその他の情報データ等も読み出されてメモリカ
ード駆動回路58を介してICメモリカード28に書き
込まれて格納される。
【0087】一フレーム分のデジタル画像信号、三次元
位置データ[PD]n 及び三次元角度データ[AD]n 等がIC
メモリカード28に格納された後、ステップ1414に
進み、そこでレリーズ操作ボタン16が再び有効化さ
れ、次いでステップ1415でカウンタnのカウント数
が1だけカウントアップされる。その後、ステップ14
03に戻り、そこでカメラは次の撮影作動に対して準備
された状態となる。
【0088】主電源スイッチ80がオフされることなく
カメラが別の撮影位置まで移動させられて次の撮影が行
われたとき、ステップ1403ないしステップ1411
から成るルーチンが再び繰り返された後、ステップ14
12からステップ1416に進み(n=1)、そこで以
下の演算が行われる。 Δ[PD]←[PD]n −[PD]n-1 Δ[AD]←[AD]n −[AD]n-1
【0089】なお、図10に示すような写真測量で説明
したように、位置差分データΔ[PD]は第1の撮影位置M
1 に対する第2の撮影位置M2 の相対的な三次元座標デ
ータ(X0 , 0 , 0 )を表し、また角度差分データ
Δ[AD]は第1の撮影位置M1での光軸O1 に対する第2
の撮影位置M2 での光軸O2 の相対的な三次元角度座標
データ(α0 , β0 , γ0 )を表すことになる。
【0090】ステップ1417では、一フレーム分のデ
ジタル画素信号がメモリ56から順次読み出されてメモ
リカード駆動回路58に対して出力され、このメモリカ
ード駆動回路58によってICメモリカード28に書き
込まれて格納される。一方、このときシステムコントロ
ーラ32のRAMから三次元位置データ[PD]n 、位置差
分データΔ[PD]、三次元角度データ[AD]n 、角度差分デ
ータΔ[AD]、フレーム番号データ及びその他の情報デー
タ等も読み出されてメモリカード駆動回路58を介して
ICメモリカード28に書き込まれて格納される。
【0091】一フレーム分のデジタル画像信号、三次元
位置データ[PD]n 、位置差分データΔ[PD]、三次元角度
データ[AD]n 及び角度差分データΔ[AD]等がICメモリ
カード28に格納された後、ステップ1414に進み、
そこでレリーズ操作ボタン16が再び有効化され、次い
でステップ1415でカウンタnのカウント数が1だけ
カウントアップされる。その後、ステップ1403に戻
り、そこでカメラは更に次の撮影作動に対して準備され
た状態となる。即ち、主電源スイッチ80がオフされる
ことなくカメラが更に別の撮影位置まで移動させられて
次の撮影が順次行われるときには、各撮影位置で得られ
る一フレーム分のた画像データはその三次元位置データ
[PD]n 、位置差分データΔ[PD]、三次元角度データ[AD]
n 及び角度差分データΔ[AD]等と共にICメモリカード
28に格納されることになる。
【0092】図12に示すような測量図作成ルーチンに
おいては、図8及び図9に示したような一組の第1及び
第2の画像として、屡々2つの連続して撮影された画像
が選ばれる。図14及び図15で示したような撮影作動
ルーチンで得られたICメモリカード(28)を用いた
場合には、図12の測量図作成ルーチンのステップ12
01での演算は必要とされない。
【0093】図16を図を参照すると、図12に示した
測量図作成ルーチンの変形例であって、図14及び図1
5で示したような撮影作動ルーチンで得られたICメモ
リカード(28)に格納されたデータを用いて測量図の
作成を行う測量図作成ルーチンの一部が示されている。
【0094】ステップ1601では、一組の連続して撮
影された画像が図8及び図9に示した第1及び第2の画
像に対応するものとして選択されたか否かが判断され
る。一組の連続して撮影された画像が選択されたときに
は、ステップ1602に進み、そこで位置差分データΔ
[PD]が第1の撮影位置M1 に対する第2の撮影位置M2
の三次元位置データ(X0 , 0 , 0 )としてコンピ
ュータ90のRAMに格納され、また角度差分データΔ
[AD]が光軸O1 に対する光軸O2 の三次元角度データ
(α0 , β0 , γ0 )としてコンピュータ90のRAM
に格納される。
【0095】一方、1601で一組の連続して撮影され
た画像が選択されない場合には、ステップ1601から
ステップ1603に進み、そこでステップ1201で行
われた演算と同じ演算が行われて、三次元位置データ
(X0 , 0 , 0 )及び三次元角度データ(α0 , β
0 , γ0 )が求められ、次いでステップ1604でそれ
ら三次元位置データ及び三次元角度データがコンピュー
タ90のRAMに格納される。その後、図12の測量図
作成ルーチンのステップ1203に進み、所定の測量図
が作成されることになる。
【0096】測量図を作成する際に常に一組の連続して
撮影された画像を選択するという条件の基では、各撮影
位置で得られる一フレーム分の画像データと共にICメ
モリカード28に格納されるべきデータから三次元位置
データ[PD]n 及び三次元角度データ[AD]n を省いてもよ
く、この場合には最初の撮影位置で得られた一フレーム
分の画像データと共にICメモリカード28に格納され
るべき位置差分データΔ[PD]及び角度差分データΔ[AD]
としては、それぞれ(0, 0, 0)が用いられる。
【0097】
【発明の効果】以上の記載から明らかなように、本発明
による写真測量用カメラは各撮影位置でその三次元相対
位置を検出し得る相対的位置検出システムを装備してい
るので、測量図の作成を速やかに効率よく行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による写真測量用カメラの概略斜視図で
ある。
【図2】図1に示した写真測量用カメラのブッロク図で
ある。
【図3】図2に示したセンサ制御回路で実行されるセン
サ制御ルーチンのフローチャートである。
【図4】図2に示したセンサ制御回路で実行される割込
みルーチンのフローチャートである。
【図5】図2に示したシステムコントローラで実行され
る撮影作動ルーチンのフローチャートである。
【図6】図5の撮影作動ルーチンの実行時に得られた一
フレーム分の画像データ等を格納するICメモリカード
のフォーマットを模式的に示す模式図である。
【図7】写真測量の原理を説明するための概念図であ
る。
【図8】図7で第1の撮影位置で写真測量現場を撮影し
た第1の画像を示す概念図である。
【図9】図7で第2の撮影位置で写真測量現場を撮影し
た第2の画像を示す概念図である。
【図10】図8及び図9の第1及び第2の画像に基づい
て被写体の三次元座標を特定する際の概念図である。
【図11】測量図作成ルーチンを実行する写真測量コン
ピュータシステムのブロック図である。
【図12】図11の写真測量コンピュータシステムで実
行される測量図作成ルーチンのフローチャートである。
【図13】図12の測量図作成ルーチンで測量図を作成
する際の三次元直交座標系の座標変換を概念的に示す概
念図である。
【図14】図2のシステムコントローラで実行される別
の撮影作動ルーチンを示すフローチャートの一部分であ
る。
【図15】図2のシステムコントローラで実行される別
の撮影作動ルーチンを示すフローチャートのその他の部
分である。
【図16】図12に示した測量図作成ルーチンの変形例
を示すフローチャートの一部である。
【符号の説明】
10 カメラ本体 12 撮像光学系 16 レリーズ操作ボタン 24 電源スイッチ操作ボタン 28 ICメモリカード 32 システムコントローラ 36 CCDエリアイメージセンサ 44 露出制御回路 46 測光センサ 48 CCD駆動回路 54 画像処理回路 56 メモリ 64 磁気方位センサ 66 第1の回転角度センサ 68 第2の回転角度センサ 70 第1の加速度センサ 72 第2の加速度センサ 74 第3の加速度センサ 76 センサ制御回路 78 データメモリ 80 主電源スイッチ 82 測光センサスイッチ 84 レリーズスイッチ 90 コンピュータ 92 ICメモリカード読取り装置 94 ICカードドライバ 96 TVモニタ装置 98 キーボード 100 マウス

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 写真測量で用いられる写真測量用カメラ
    であって、異なった撮影位置間での相対的な位置関係を
    三次元的に検出する相対的位置検出システムを備えたこ
    とを特徴とする写真測量用カメラ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の写真測量用カメラにお
    いて、前記相対的位置検出システムが三次元直交座標系
    と関連させられ、この三次元直交座標系の座標原点が写
    真測量用カメラに対して適当な位置に設定され、前記異
    なった撮影位置間での相対的な位置関係が前記三次元直
    交座標系に対して検出されることを特徴とする写真測量
    用カメラ。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の写真測量用カメラにお
    いて、前記三次元直交座標系の座標原点が写真測量用カ
    メラの後側主点位置に設定されることを特徴とする写真
    測量用カメラ。
  4. 【請求項4】 請求項2または3に記載の写真測量用カ
    メラにおいて、前記三次元直交座標系が地球に対して鉛
    直に延在する第1の軸線と、該三次元直交座標系の座標
    原点から水平にしかも互いに延在する第2及び第3の軸
    線とから成ることを特徴とする写真測量用カメラ。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の写真測量用カメラにお
    いて、前記相対的位置検出システムが前記三次元直交座
    標系の第1、第2及び第3の軸線の回りで写真測量用カ
    メラの回転移動量データをそれぞれ検出する回転移動量
    検出センサと、前記三次元直交座標系の第1、第2及び
    第3の軸線に沿って写真測量用カメラの加速度データを
    それぞれ検出する加速度検出センサとを包含することを
    特徴とする写真測量用カメラ。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の写真測量用カメラにお
    いて、前記三次元直交座標系の第1の軸線の回りでの写
    真測量用カメラの回転移動量を検出する回転移動量検出
    センサが磁気方位センサとして構成されることを特徴と
    する写真測量用カメラ。
  7. 【請求項7】 請求項5または6に記載の写真測量用カ
    メラにおいて、前記相対的位置検出システムが更に前記
    異なった撮影位置で前記回転移動量検出センサによって
    検出された回転移動量データに基づいて該異なった撮影
    位置に対して写真測量用カメラの相対的三次元角度デー
    タを演算する第1の演算手段と、前記異なった撮影位置
    で前記加速度検出センサによって検出された加速度デー
    タに基づいて該異なった撮影位置に対して写真測量用カ
    メラの並進移動量データを演算する第2の演算手段とを
    包含することを特徴とする写真測量用カメラ。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の写真測量用カメラにお
    いて、前記相対的位置検出システムが更に前記第2の演
    算手段によって演算された並進移動量データに基づいて
    前記異なった撮影位置に対して相対的三次元位置データ
    を演算する第3の演算手段を包含することを特徴とする
    写真測量用カメラ。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の写真測量用カメラにお
    いて、更に、前記異なった撮影位置の各々で得られた画
    像データを前記相対的三次元角度データ及び前記三次元
    位置データと共に格納する着脱自在の記憶媒体が設けら
    れることを特徴とする写真測量用カメラ。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の写真測量用カメラに
    おいて、前記異なった撮影位置での撮影が連続的に行わ
    れ、前記相対的位置検出システムが更に前記異なった撮
    影位置で得られた2つの連続した相対的三次元角度デー
    タから角度差分データを演算する第4の演算手段と、前
    記異なった撮影位置で得られた2つの連続した相対的三
    次元位置データから位置差分データを演算する第5の演
    算手段とを包含し、前記記憶媒体が更に前記角度差分デ
    ータ及び前記位置差分データを格納することを特徴とす
    る写真測量用カメラ。
  11. 【請求項11】 請求項8に記載の写真測量用カメラに
    おいて、前記異なった撮影位置での撮影が連続的に行わ
    れ、前記相対的位置検出システムが更に前記異なった撮
    影位置で得られた2つの連続した相対的三次元角度デー
    タから角度差分データを演算する第4の演算手段と、前
    記異なった撮影位置で得られた2つの連続した相対的三
    次元位置データから位置差分データを演算する第5の演
    算手段とを包含することを特徴とする写真測量用カメ
    ラ。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の写真測量用カメラ
    において、前記異なった撮影位置の各々で得られた画像
    データを前記角度差分データ及び前記位置差分データと
    共に格納する着脱自在の記憶媒体が設けられることを特
    徴とする写真測量用カメラ。
  13. 【請求項13】 写真測量用カメラによって撮影された
    画像データを格納した記憶媒体であって、該写真測量用
    カメラの撮影位置を特定する相対的三次元角度データ及
    び相対的三次元位置データを前記画像データと共に格納
    することを特徴とする記憶媒体。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載の記憶媒体におい
    て、前記相対的三次元角度データ及び前記相対的三次元
    位置データが写真測量用カメラに対して規定された三次
    元直交座標系に関連して特定さていることを特徴とする
    写真測量用カメラ。
  15. 【請求項15】 請求項14に記載の記憶媒体におい
    て、前記三次元直交座標系の座標原点が写真測量用カメ
    ラに対して適当な位置に設定されることを特徴とする写
    真測量用カメラ。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載の記憶媒体におい
    て、前記三次元直交座標系が地球に対して鉛直に延在す
    る第1の軸線と、該三次元直交座標系の座標原点から水
    平にしかも互いに延在する第2及び第3の軸線とから成
    ることを特徴とする記憶媒体。
  17. 【請求項17】 請求項13に記載の記憶媒体におい
    て、更に、写真測量用カメラによって異なった撮影位置
    で得られた2つの連続した相対的三次元角度データに基
    づく角度差分データと、該2つの連続した相対的三次元
    位置データに基づく位置差分データとを格納することを
    特徴とする記憶媒体。
  18. 【請求項18】 写真測量用カメラによって撮影された
    画像データを格納した記憶媒体であって、写真測量用カ
    メラによって異なった撮影位置で得られた2つの連続し
    た写真測量用カメラの相対的三次元角度データに基づく
    角度差分データと、該2つの連続した写真測量用カメラ
    の相対的三次元位置データに基づく位置差分データとを
    前記画像データと共に格納することを特徴とする記憶媒
    体。
  19. 【請求項19】 請求項18に記載の記憶媒体におい
    て、前記角度差分データ及び前記位置差分データが写真
    測量用カメラに対して規定された三次元直交座標系に関
    連して特定さていることを特徴とする写真測量用カメ
    ラ。
  20. 【請求項20】 請求項19に記載の記憶媒体におい
    て、前記三次元直交座標系の座標原点が写真測量用カメ
    ラに対して適当な位置に設定されることを特徴とする写
    真測量用カメラ。
  21. 【請求項21】 請求項20に記載の記憶媒体におい
    て、前記三次元直交座標系が地球に対して鉛直に延在す
    る第1の軸線と、該三次元直交座標系の座標原点から水
    平にしかも互いに延在する第2及び第3の軸線とから成
    ることを特徴とする記憶媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8280677B2 (en) 2008-03-03 2012-10-02 Kabushiki Kaisha Topcon Geographical data collecting device
US8319952B2 (en) 2005-07-11 2012-11-27 Kabushiki Kaisha Topcon Geographic data collecting system
US8717432B2 (en) 2008-03-04 2014-05-06 Kabushiki Kaisha Topcon Geographical data collecting device
US8934009B2 (en) 2010-09-02 2015-01-13 Kabushiki Kaisha Topcon Measuring method and measuring device

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