JPH11148967A - Squid制御装置 - Google Patents
Squid制御装置Info
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- JPH11148967A JPH11148967A JP9313875A JP31387597A JPH11148967A JP H11148967 A JPH11148967 A JP H11148967A JP 9313875 A JP9313875 A JP 9313875A JP 31387597 A JP31387597 A JP 31387597A JP H11148967 A JPH11148967 A JP H11148967A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 熱負荷の増加を防止し、回路の差し替えを不
要にでき、しかも、確実に磁束トラップ除去を達成す
る。 【解決手段】 超伝導リング7aに対して直列にヒータ
6を接続してあるとともに、バイアス信号源1からの出
力を入力とする電圧−電流変換手段2の出力端子に第1
抵抗手段3および第2抵抗手段4を互いに並列接続し、
第1抵抗手段3、第2抵抗手段4をスイッチ手段5によ
って選択的に超伝導リング7aとヒータ6との直列接続
回路に接続し、第1抵抗手段3はSQUID動作のため
のバイアス電流を供給できる抵抗値を有し、第2抵抗手
段4は超伝導状態から常伝導状態への転移に十分な転移
用電流を供給できる抵抗値を有する。
要にでき、しかも、確実に磁束トラップ除去を達成す
る。 【解決手段】 超伝導リング7aに対して直列にヒータ
6を接続してあるとともに、バイアス信号源1からの出
力を入力とする電圧−電流変換手段2の出力端子に第1
抵抗手段3および第2抵抗手段4を互いに並列接続し、
第1抵抗手段3、第2抵抗手段4をスイッチ手段5によ
って選択的に超伝導リング7aとヒータ6との直列接続
回路に接続し、第1抵抗手段3はSQUID動作のため
のバイアス電流を供給できる抵抗値を有し、第2抵抗手
段4は超伝導状態から常伝導状態への転移に十分な転移
用電流を供給できる抵抗値を有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はSQUID制御装
置に関し、さらに詳細にいえば、ジョセフソン接合を有
する超伝導リングに対してインプットコイルにより外部
磁束を導入し、フィードバックコイルによって、超伝導
リングに導入された外部磁束の変化を補償する補償用磁
束を超伝導リングに導くよう構成されたSQUID制御
装置に関する。
置に関し、さらに詳細にいえば、ジョセフソン接合を有
する超伝導リングに対してインプットコイルにより外部
磁束を導入し、フィードバックコイルによって、超伝導
リングに導入された外部磁束の変化を補償する補償用磁
束を超伝導リングに導くよう構成されたSQUID制御
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、SQUID磁束計に代表され
るSQUID装置においては、SQUID素子に磁束が
トラップされていない状態で使用することが必須であ
る。磁束トラップは、SQUID素子を磁気的に外部と
遮断している超伝導シールドよりも、SQUID素子の
方が時間的に遅く超伝導状態に転移した場合、超伝導シ
ールドで磁気的に遮断されない磁束がSQUID素子内
部に補足されてしまうという過程において発生し易いと
いわれている。
るSQUID装置においては、SQUID素子に磁束が
トラップされていない状態で使用することが必須であ
る。磁束トラップは、SQUID素子を磁気的に外部と
遮断している超伝導シールドよりも、SQUID素子の
方が時間的に遅く超伝導状態に転移した場合、超伝導シ
ールドで磁気的に遮断されない磁束がSQUID素子内
部に補足されてしまうという過程において発生し易いと
いわれている。
【0003】また、磁束トラップがないSQUID素子
に対しても、コネクタの抜き差し、計測器の電源投入ま
たは遮断などでSQUID素子に突入電流が流れること
などが例示できる。したがって、例えば、SQUID素
子が磁束トラップを生じることなく冷却されている場合
であっても、計測器の電源投入時などには磁束トラップ
が発生する可能性が高いことになる。そして、磁束トラ
ップはSQUID素子の特性を著しく劣化させてしま
う。このような点を考慮すれば、計測器の電源投入など
が行われる都度、磁束トラップを除去するための処理を
行うことが好ましい。
に対しても、コネクタの抜き差し、計測器の電源投入ま
たは遮断などでSQUID素子に突入電流が流れること
などが例示できる。したがって、例えば、SQUID素
子が磁束トラップを生じることなく冷却されている場合
であっても、計測器の電源投入時などには磁束トラップ
が発生する可能性が高いことになる。そして、磁束トラ
ップはSQUID素子の特性を著しく劣化させてしま
う。このような点を考慮すれば、計測器の電源投入など
が行われる都度、磁束トラップを除去するための処理を
行うことが好ましい。
【0004】そして、磁束トラップ除去を行うために
は、超伝導シールドを超伝導状態に保持したまま、SQ
UID素子のみを超伝導状態から常伝導状態に一旦転移
させ、その後、再度SQUID素子を超伝導状態に転移
させなければならないので、SQUIDと独立したヒー
タに、SQUID制御回路と独立した電流供給手段から
の電流を供給する構成を採用している。
は、超伝導シールドを超伝導状態に保持したまま、SQ
UID素子のみを超伝導状態から常伝導状態に一旦転移
させ、その後、再度SQUID素子を超伝導状態に転移
させなければならないので、SQUIDと独立したヒー
タに、SQUID制御回路と独立した電流供給手段から
の電流を供給する構成を採用している。
【0005】なお、図6は従来のSQUID制御装置の
構成を示すブロック図である。このSQUID制御装置
は、バイアス信号源61から電圧−電流変換器62およ
び通常のバイアス電流を供給するための電流分解能を実
現する抵抗63を介してSQUID64の超伝導リング
64aにバイアス電流を供給している。そして、ジョセ
フソン接合を有する超伝導リング64aから取り出され
る電圧信号をプリアンプ65に供給し、プリアンプ65
からの出力信号をアンプ66により増幅して復調器・積
分器67に供給し、復調器・積分器67からの出力信号
を磁束ロックループ(FLL)回路出力としている。ま
た、復調器・積分器67からの出力信号と変調用搬送波
発生源68からの出力信号を電圧加算器69に供給し、
電圧加算器69からの出力信号を電圧−電流変換器70
および通常のフィードバック電流を供給するための電流
分解能を実現する抵抗71を介してフィードバックコイ
ル64bに供給している。
構成を示すブロック図である。このSQUID制御装置
は、バイアス信号源61から電圧−電流変換器62およ
び通常のバイアス電流を供給するための電流分解能を実
現する抵抗63を介してSQUID64の超伝導リング
64aにバイアス電流を供給している。そして、ジョセ
フソン接合を有する超伝導リング64aから取り出され
る電圧信号をプリアンプ65に供給し、プリアンプ65
からの出力信号をアンプ66により増幅して復調器・積
分器67に供給し、復調器・積分器67からの出力信号
を磁束ロックループ(FLL)回路出力としている。ま
た、復調器・積分器67からの出力信号と変調用搬送波
発生源68からの出力信号を電圧加算器69に供給し、
電圧加算器69からの出力信号を電圧−電流変換器70
および通常のフィードバック電流を供給するための電流
分解能を実現する抵抗71を介してフィードバックコイ
ル64bに供給している。
【0006】したがって、図示しないインプットコイル
により、バイアス電流が供給されている超伝導リング6
4aに対して外部磁束が導入された場合に、超伝導リン
グ64aから取り出される電圧信号を増幅し、復調する
とともに、積分し、積分信号をフィードバックコイル6
4bに供給して超伝導リング64aにおける磁束変化を
補償し、復調器・積分器67から外部磁束を示す信号を
出力することができる。
により、バイアス電流が供給されている超伝導リング6
4aに対して外部磁束が導入された場合に、超伝導リン
グ64aから取り出される電圧信号を増幅し、復調する
とともに、積分し、積分信号をフィードバックコイル6
4bに供給して超伝導リング64aにおける磁束変化を
補償し、復調器・積分器67から外部磁束を示す信号を
出力することができる。
【0007】また、特開平6−275872号公報に示
すように、超伝導リングもしくはフィードバックコイル
に対して直列もしくは並列にヒータを接続し、ヒータの
発熱を利用してSQUIDを常伝導状態に転移される構
成が提案されている。
すように、超伝導リングもしくはフィードバックコイル
に対して直列もしくは並列にヒータを接続し、ヒータの
発熱を利用してSQUIDを常伝導状態に転移される構
成が提案されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前者の構成を採用した
場合には、SQUID制御回路と別にヒータおよびヒー
タへの電流供給を行うための手段が必要であり、構成が
複雑化するのみならず、極低温環境と常温環境との間に
おいてSQUID制御用の配線とヒータへの通電用の配
線とが必要であり、これらの配線を通して極低温環境に
侵入する熱に起因して熱負荷が増加してしまうという不
都合がある。
場合には、SQUID制御回路と別にヒータおよびヒー
タへの電流供給を行うための手段が必要であり、構成が
複雑化するのみならず、極低温環境と常温環境との間に
おいてSQUID制御用の配線とヒータへの通電用の配
線とが必要であり、これらの配線を通して極低温環境に
侵入する熱に起因して熱負荷が増加してしまうという不
都合がある。
【0009】後者の構成(特開平6−275872号公
報に示す構成)を採用した場合には、配線数の増加に起
因する熱負荷の増加という不都合を解消させることがで
きる。しかし、磁束トラップ除去を行うためにヒータに
供給すべき電流は、SQUID駆動時の電流と比較して
2オーダーから3オーダー大きいのであるから、SQU
ID駆動用の回路と磁束トラップ除去用の回路とを準備
しておき、両回路を差し替える必要があり、構成のみな
らず操作が複雑化する。また、回路の差し替えに起因し
て、一度磁束トラップが除去されたSQUIDに再び磁
束トラップが生じる可能性がある。
報に示す構成)を採用した場合には、配線数の増加に起
因する熱負荷の増加という不都合を解消させることがで
きる。しかし、磁束トラップ除去を行うためにヒータに
供給すべき電流は、SQUID駆動時の電流と比較して
2オーダーから3オーダー大きいのであるから、SQU
ID駆動用の回路と磁束トラップ除去用の回路とを準備
しておき、両回路を差し替える必要があり、構成のみな
らず操作が複雑化する。また、回路の差し替えに起因し
て、一度磁束トラップが除去されたSQUIDに再び磁
束トラップが生じる可能性がある。
【0010】
【発明の目的】この発明は上記の問題点に鑑みてなされ
たものであり、熱負荷の増加を防止し、回路の差し替え
を不要にでき、しかも、確実に磁束トラップ除去を達成
することができるSQUID制御装置を提供することを
目的としている。
たものであり、熱負荷の増加を防止し、回路の差し替え
を不要にでき、しかも、確実に磁束トラップ除去を達成
することができるSQUID制御装置を提供することを
目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1のSQUID制
御装置は、超伝導リングに対して直列にヒータを接続し
てあるとともに、超伝導リングとヒータとの直列接続回
路に対して、SQUID動作のためのバイアス電流と、
超伝導状態から常伝導状態への転移に十分な転移電流と
を選択して供給する電流制御手段を設けてあるものであ
る。
御装置は、超伝導リングに対して直列にヒータを接続し
てあるとともに、超伝導リングとヒータとの直列接続回
路に対して、SQUID動作のためのバイアス電流と、
超伝導状態から常伝導状態への転移に十分な転移電流と
を選択して供給する電流制御手段を設けてあるものであ
る。
【0012】請求項2のSQUID制御装置は、前記電
流制御手段として、バイアス信号源と、バイアス信号源
からの出力を入力とする電圧−電流変換手段と、電圧−
電流変換手段の出力端子に互いに並列接続された第1抵
抗手段および第2抵抗手段と、第1抵抗手段、第2抵抗
手段を選択的に超伝導リングとヒータとの直列接続回路
に接続するスイッチ手段とを含み、第1抵抗手段はSQ
UID動作のためのバイアス電流を供給できる抵抗値を
有し、第2抵抗手段は超伝導状態から常伝導状態への転
移に十分な転移電流を供給できる抵抗値を有するものを
採用するものである。
流制御手段として、バイアス信号源と、バイアス信号源
からの出力を入力とする電圧−電流変換手段と、電圧−
電流変換手段の出力端子に互いに並列接続された第1抵
抗手段および第2抵抗手段と、第1抵抗手段、第2抵抗
手段を選択的に超伝導リングとヒータとの直列接続回路
に接続するスイッチ手段とを含み、第1抵抗手段はSQ
UID動作のためのバイアス電流を供給できる抵抗値を
有し、第2抵抗手段は超伝導状態から常伝導状態への転
移に十分な転移電流を供給できる抵抗値を有するものを
採用するものである。
【0013】請求項3のSQUID制御装置は、前記電
流制御手段として、バイアス信号源と、バイアス信号源
からの出力を入力とするラインドライバと、ラインドラ
イバの出力端子に互いに並列接続された第1抵抗手段お
よび第2抵抗手段と、第1抵抗手段、第2抵抗手段を選
択的に超伝導リングとヒータとの直列接続回路に接続す
るスイッチ手段とを含み、第1抵抗手段はSQUID動
作のためのバイアス電流を供給できる抵抗値を有し、第
2抵抗手段は超伝導状態から常伝導状態への転移に十分
な転移電流を供給できる抵抗値を有するものを採用する
ものである。
流制御手段として、バイアス信号源と、バイアス信号源
からの出力を入力とするラインドライバと、ラインドラ
イバの出力端子に互いに並列接続された第1抵抗手段お
よび第2抵抗手段と、第1抵抗手段、第2抵抗手段を選
択的に超伝導リングとヒータとの直列接続回路に接続す
るスイッチ手段とを含み、第1抵抗手段はSQUID動
作のためのバイアス電流を供給できる抵抗値を有し、第
2抵抗手段は超伝導状態から常伝導状態への転移に十分
な転移電流を供給できる抵抗値を有するものを採用する
ものである。
【0014】請求項4のSQUID制御装置は、フィー
ドバックコイルに対して直列にヒータを接続してあると
ともに、フィードバックコイルとヒータとの直列接続回
路に対して、補償用磁束を超伝導リングに導くための補
償用電流と、超伝導状態から常伝導状態への転移に十分
な転移電流とを選択して供給する電流制御手段を設けて
あるものである。
ドバックコイルに対して直列にヒータを接続してあると
ともに、フィードバックコイルとヒータとの直列接続回
路に対して、補償用磁束を超伝導リングに導くための補
償用電流と、超伝導状態から常伝導状態への転移に十分
な転移電流とを選択して供給する電流制御手段を設けて
あるものである。
【0015】請求項5のSQUID制御装置は、前記電
流制御手段として、補償用信号源と、補償用信号源から
の出力を入力とする電圧−電流変換手段と、電圧−電流
変換手段の出力端子に互いに並列接続された第1抵抗手
段および第2抵抗手段と、第1抵抗手段、第2抵抗手段
を選択的にフィードバックコイルとヒータとの直列接続
回路に接続するスイッチ手段とを含み、第1抵抗手段は
SQUID動作のための補償用電流を供給できる抵抗値
を有し、第2抵抗手段は超伝導状態から常伝導状態への
転移に十分な転移電流を供給できる抵抗値を有するもの
を採用するものである。
流制御手段として、補償用信号源と、補償用信号源から
の出力を入力とする電圧−電流変換手段と、電圧−電流
変換手段の出力端子に互いに並列接続された第1抵抗手
段および第2抵抗手段と、第1抵抗手段、第2抵抗手段
を選択的にフィードバックコイルとヒータとの直列接続
回路に接続するスイッチ手段とを含み、第1抵抗手段は
SQUID動作のための補償用電流を供給できる抵抗値
を有し、第2抵抗手段は超伝導状態から常伝導状態への
転移に十分な転移電流を供給できる抵抗値を有するもの
を採用するものである。
【0016】請求項6のSQUID制御装置は、前記電
流制御手段として、補償用信号源と、補償用信号源から
の出力を入力とするラインドライバと、ラインドライバ
の出力端子に互いに並列接続された第1抵抗手段および
第2抵抗手段と、第1抵抗手段、第2抵抗手段を選択的
にフィードバックコイルとヒータとの直列接続回路に接
続するスイッチ手段とを含み、第1抵抗手段はSQUI
D動作のための補償用電流を供給できる抵抗値を有し、
第2抵抗手段は超伝導状態から常伝導状態への転移に十
分な転移電流を供給できる抵抗値を有するものを採用す
るものである。
流制御手段として、補償用信号源と、補償用信号源から
の出力を入力とするラインドライバと、ラインドライバ
の出力端子に互いに並列接続された第1抵抗手段および
第2抵抗手段と、第1抵抗手段、第2抵抗手段を選択的
にフィードバックコイルとヒータとの直列接続回路に接
続するスイッチ手段とを含み、第1抵抗手段はSQUI
D動作のための補償用電流を供給できる抵抗値を有し、
第2抵抗手段は超伝導状態から常伝導状態への転移に十
分な転移電流を供給できる抵抗値を有するものを採用す
るものである。
【0017】
【作用】請求項1のSQUID制御装置であれば、電流
制御手段によって、超伝導状態から常伝導状態への転移
に十分な転移電流を選択して超伝導リングとヒータとの
直列接続回路に対して電流を供給して、超伝導状態から
常伝導状態への転移を実現し、磁束トラップ除去を達成
することができる。そして、磁束トラップ除去後は、電
流制御手段によって、SQUID動作のためのバイアス
電流を選択して超伝導リングとヒータとの直列接続回路
に対して電流を供給して、SQUID動作を行わせるこ
とができる。
制御手段によって、超伝導状態から常伝導状態への転移
に十分な転移電流を選択して超伝導リングとヒータとの
直列接続回路に対して電流を供給して、超伝導状態から
常伝導状態への転移を実現し、磁束トラップ除去を達成
することができる。そして、磁束トラップ除去後は、電
流制御手段によって、SQUID動作のためのバイアス
電流を選択して超伝導リングとヒータとの直列接続回路
に対して電流を供給して、SQUID動作を行わせるこ
とができる。
【0018】したがって、極低温環境と常温環境との間
の配線数の増加を防止して熱負荷の増加を防止でき、し
かも、SQUID駆動のための回路と磁束トラップ除去
のための回路を設ける必要がないので、構成、操作の複
雑化を防止できるとともに、磁束トラップ除去後に再度
磁束トラップが生じる可能性を防止できる。請求項2の
SQUID制御装置であれば、前記電流制御手段とし
て、バイアス信号源と、バイアス信号源からの出力を入
力とする電圧−電流変換手段と、電圧−電流変換手段の
出力端子に互いに並列接続された第1抵抗手段および第
2抵抗手段と、第1抵抗手段、第2抵抗手段を選択的に
超伝導リングとヒータとの直列接続回路に接続するスイ
ッチ手段とを含み、第1抵抗手段はSQUID動作のた
めのバイアス電流を供給できる抵抗値を有し、第2抵抗
手段は超伝導状態から常伝導状態への転移に十分な転移
電流を供給できる抵抗値を有するものを採用するのであ
るから、請求項1の作用に加え、従来のSQUID駆動
回路に対して第2抵抗手段とスイッチ手段とを付加する
だけでよく、構成の複雑化を大幅に抑制できる。
の配線数の増加を防止して熱負荷の増加を防止でき、し
かも、SQUID駆動のための回路と磁束トラップ除去
のための回路を設ける必要がないので、構成、操作の複
雑化を防止できるとともに、磁束トラップ除去後に再度
磁束トラップが生じる可能性を防止できる。請求項2の
SQUID制御装置であれば、前記電流制御手段とし
て、バイアス信号源と、バイアス信号源からの出力を入
力とする電圧−電流変換手段と、電圧−電流変換手段の
出力端子に互いに並列接続された第1抵抗手段および第
2抵抗手段と、第1抵抗手段、第2抵抗手段を選択的に
超伝導リングとヒータとの直列接続回路に接続するスイ
ッチ手段とを含み、第1抵抗手段はSQUID動作のた
めのバイアス電流を供給できる抵抗値を有し、第2抵抗
手段は超伝導状態から常伝導状態への転移に十分な転移
電流を供給できる抵抗値を有するものを採用するのであ
るから、請求項1の作用に加え、従来のSQUID駆動
回路に対して第2抵抗手段とスイッチ手段とを付加する
だけでよく、構成の複雑化を大幅に抑制できる。
【0019】請求項3のSQUID制御装置であれば、
前記電流制御手段として、バイアス信号源と、バイアス
信号源からの出力を入力とするラインドライバと、ライ
ンドライバの出力端子に互いに並列接続された第1抵抗
手段および第2抵抗手段と、第1抵抗手段、第2抵抗手
段を選択的に超伝導リングとヒータとの直列接続回路に
接続するスイッチ手段とを含み、第1抵抗手段はSQU
ID動作のためのバイアス電流を供給できる抵抗値を有
し、第2抵抗手段は超伝導状態から常伝導状態への転移
に十分な転移電流を供給できる抵抗値を有するものを採
用するのであるから、請求項1の作用に加え、従来のS
QUID駆動回路に対して第2抵抗手段とスイッチ手段
とを付加するとともに、電圧−電流変換手段に代えてラ
インドライバを採用するだけでよく、構成の複雑化を大
幅に抑制できる。
前記電流制御手段として、バイアス信号源と、バイアス
信号源からの出力を入力とするラインドライバと、ライ
ンドライバの出力端子に互いに並列接続された第1抵抗
手段および第2抵抗手段と、第1抵抗手段、第2抵抗手
段を選択的に超伝導リングとヒータとの直列接続回路に
接続するスイッチ手段とを含み、第1抵抗手段はSQU
ID動作のためのバイアス電流を供給できる抵抗値を有
し、第2抵抗手段は超伝導状態から常伝導状態への転移
に十分な転移電流を供給できる抵抗値を有するものを採
用するのであるから、請求項1の作用に加え、従来のS
QUID駆動回路に対して第2抵抗手段とスイッチ手段
とを付加するとともに、電圧−電流変換手段に代えてラ
インドライバを採用するだけでよく、構成の複雑化を大
幅に抑制できる。
【0020】請求項4のSQUID制御装置であれば、
電流制御手段によって、超伝導状態から常伝導状態への
転移に十分な転移電流を選択してフィードバックコイル
とヒータとの直列接続回路に対して電流を供給して、超
伝導状態から常伝導状態への転移を実現し、磁束トラッ
プ除去を達成することができる。そして、磁束トラップ
除去後は、電流制御手段によって、SQUID動作のた
めのバイアス電流を選択してフィードバックコイルとヒ
ータとの直列接続回路に対して電流を供給して、SQU
ID動作を行わせることができる。
電流制御手段によって、超伝導状態から常伝導状態への
転移に十分な転移電流を選択してフィードバックコイル
とヒータとの直列接続回路に対して電流を供給して、超
伝導状態から常伝導状態への転移を実現し、磁束トラッ
プ除去を達成することができる。そして、磁束トラップ
除去後は、電流制御手段によって、SQUID動作のた
めのバイアス電流を選択してフィードバックコイルとヒ
ータとの直列接続回路に対して電流を供給して、SQU
ID動作を行わせることができる。
【0021】したがって、極低温環境と常温環境との間
の配線数の増加を防止して熱負荷の増加を防止でき、し
かも、SQUID駆動のための回路と磁束トラップ除去
のための回路を設ける必要がないので、構成、操作の複
雑化を防止できるとともに、磁束トラップ除去後に再度
磁束トラップが生じる可能性を防止できる。請求項5の
SQUID制御装置であれば、前記電流制御手段とし
て、補償用信号源と、補償用信号源からの出力を入力と
する電圧−電流変換手段と、電圧−電流変換手段の出力
端子に互いに並列接続された第1抵抗手段および第2抵
抗手段と、第1抵抗手段、第2抵抗手段を選択的にフィ
ードバックコイルとヒータとの直列接続回路に接続する
スイッチ手段とを含み、第1抵抗手段はSQUID動作
のための補償用電流を供給できる抵抗値を有し、第2抵
抗手段は超伝導状態から常伝導状態への転移に十分な転
移電流を供給できる抵抗値を有するものを採用するので
あるから、請求項4の作用に加え、従来のSQUID駆
動回路に対して第2抵抗手段とスイッチ手段とを付加す
るだけでよく、構成の複雑化を大幅に抑制できる。
の配線数の増加を防止して熱負荷の増加を防止でき、し
かも、SQUID駆動のための回路と磁束トラップ除去
のための回路を設ける必要がないので、構成、操作の複
雑化を防止できるとともに、磁束トラップ除去後に再度
磁束トラップが生じる可能性を防止できる。請求項5の
SQUID制御装置であれば、前記電流制御手段とし
て、補償用信号源と、補償用信号源からの出力を入力と
する電圧−電流変換手段と、電圧−電流変換手段の出力
端子に互いに並列接続された第1抵抗手段および第2抵
抗手段と、第1抵抗手段、第2抵抗手段を選択的にフィ
ードバックコイルとヒータとの直列接続回路に接続する
スイッチ手段とを含み、第1抵抗手段はSQUID動作
のための補償用電流を供給できる抵抗値を有し、第2抵
抗手段は超伝導状態から常伝導状態への転移に十分な転
移電流を供給できる抵抗値を有するものを採用するので
あるから、請求項4の作用に加え、従来のSQUID駆
動回路に対して第2抵抗手段とスイッチ手段とを付加す
るだけでよく、構成の複雑化を大幅に抑制できる。
【0022】請求項6のSQUID制御装置であれば、
前記電流制御手段として、補償用信号源と、補償用信号
源からの出力を入力とするラインドライバと、ラインド
ライバの出力端子に互いに並列接続された第1抵抗手段
および第2抵抗手段と、第1抵抗手段、第2抵抗手段を
選択的にフィードバックコイルとヒータとの直列接続回
路に接続するスイッチ手段とを含み、第1抵抗手段はS
QUID動作のための補償用電流を供給できる抵抗値を
有し、第2抵抗手段は超伝導状態から常伝導状態への転
移に十分な転移電流を供給できる抵抗値を有するものを
採用するのであるから、請求項4の作用に加え、従来の
SQUID駆動回路に対して第2抵抗手段とスイッチ手
段とを付加するとともに、電圧−電流変換手段に代えて
ラインドライバを採用するだけでよく、構成の複雑化を
大幅に抑制できる。
前記電流制御手段として、補償用信号源と、補償用信号
源からの出力を入力とするラインドライバと、ラインド
ライバの出力端子に互いに並列接続された第1抵抗手段
および第2抵抗手段と、第1抵抗手段、第2抵抗手段を
選択的にフィードバックコイルとヒータとの直列接続回
路に接続するスイッチ手段とを含み、第1抵抗手段はS
QUID動作のための補償用電流を供給できる抵抗値を
有し、第2抵抗手段は超伝導状態から常伝導状態への転
移に十分な転移電流を供給できる抵抗値を有するものを
採用するのであるから、請求項4の作用に加え、従来の
SQUID駆動回路に対して第2抵抗手段とスイッチ手
段とを付加するとともに、電圧−電流変換手段に代えて
ラインドライバを採用するだけでよく、構成の複雑化を
大幅に抑制できる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、この
発明のSQUID制御装置の実施の態様を詳細に説明す
る。図1はこの発明のSQUID制御装置の一実施態様
を示すブロック図である。このSQUID制御装置は、
バイアス信号源1からの出力信号を電圧−電流変換器2
に供給し、この電圧−電流変換器2の出力端子に第1の
抵抗3と第2の抵抗4とを互いに並列接続し、第1の抵
抗3を通して取り出される第1の電流と第2の抵抗4を
通して取り出される第2の電流とをスイッチ5により選
択的に、ヒータ6と、ジョセフソン接合を有する超伝導
リング7aとの直列接続回路に供給している。そして、
超伝導リング7aから取り出される出力電圧をプリアン
プ8により増幅し、さらにアンプ9により増幅して、復
調器・積分器10に供給し、復調器・積分器10からの
出力信号および変調用搬送波発生源11からの出力信号
を電圧加算器12に供給して変調信号を得、この変調信
号を電圧−電流変換器13に供給し、この電圧−電流変
換器13の出力端子に第3の抵抗14を接続し、第3の
抵抗14を通して取り出される第3の電流をフィードバ
ックコイル7bに供給している。なお、復調器・積分器
10からの出力信号を磁束ロックループ(FLL)回路
出力としている。また、超伝導リング7aおよびフィー
ドバックコイル7bは、図示しないインプットコイルと
共にSQUIDを構成するものである。さらに、第1の
抵抗3は、SQUID動作のためのバイアス電流を供給
できる電流分解能(1μA以下)を実現できる抵抗値を
有するものであり、第2の抵抗4は、超伝導状態から常
伝導状態への転移に十分な転移用電流を供給できるダイ
ナミックレンジ(数mA以上)を実現できる抵抗値を有
するものである。
発明のSQUID制御装置の実施の態様を詳細に説明す
る。図1はこの発明のSQUID制御装置の一実施態様
を示すブロック図である。このSQUID制御装置は、
バイアス信号源1からの出力信号を電圧−電流変換器2
に供給し、この電圧−電流変換器2の出力端子に第1の
抵抗3と第2の抵抗4とを互いに並列接続し、第1の抵
抗3を通して取り出される第1の電流と第2の抵抗4を
通して取り出される第2の電流とをスイッチ5により選
択的に、ヒータ6と、ジョセフソン接合を有する超伝導
リング7aとの直列接続回路に供給している。そして、
超伝導リング7aから取り出される出力電圧をプリアン
プ8により増幅し、さらにアンプ9により増幅して、復
調器・積分器10に供給し、復調器・積分器10からの
出力信号および変調用搬送波発生源11からの出力信号
を電圧加算器12に供給して変調信号を得、この変調信
号を電圧−電流変換器13に供給し、この電圧−電流変
換器13の出力端子に第3の抵抗14を接続し、第3の
抵抗14を通して取り出される第3の電流をフィードバ
ックコイル7bに供給している。なお、復調器・積分器
10からの出力信号を磁束ロックループ(FLL)回路
出力としている。また、超伝導リング7aおよびフィー
ドバックコイル7bは、図示しないインプットコイルと
共にSQUIDを構成するものである。さらに、第1の
抵抗3は、SQUID動作のためのバイアス電流を供給
できる電流分解能(1μA以下)を実現できる抵抗値を
有するものであり、第2の抵抗4は、超伝導状態から常
伝導状態への転移に十分な転移用電流を供給できるダイ
ナミックレンジ(数mA以上)を実現できる抵抗値を有
するものである。
【0024】図2は電圧−電流変換器と出力端子に接続
された抵抗とを含む部分の構成を示す電気回路図であ
る。この電圧−電流変換器は、入力電圧Vinが抵抗R
2、R3を介して反転入力端子と非反転入力端子との間
に印加されたオペアンプOP1と、オペアンプOP1の
反転入力端子と出力端子との間に接続された抵抗R1
と、オペアンプOP1の出力端子に直列接続された抵抗
Rviと、オペアンプOP1の非反転入力端子に対して
抵抗R4を介して出力端子が接続され、抵抗Rviの出
力側(オペアンプOP1と反対側)に対して非反転入力
端子が接続されたオペアンプOP2とを有している。そ
して、オペアンプOP2の反転入力端子と出力端子とが
短絡されている。
された抵抗とを含む部分の構成を示す電気回路図であ
る。この電圧−電流変換器は、入力電圧Vinが抵抗R
2、R3を介して反転入力端子と非反転入力端子との間
に印加されたオペアンプOP1と、オペアンプOP1の
反転入力端子と出力端子との間に接続された抵抗R1
と、オペアンプOP1の出力端子に直列接続された抵抗
Rviと、オペアンプOP1の非反転入力端子に対して
抵抗R4を介して出力端子が接続され、抵抗Rviの出
力側(オペアンプOP1と反対側)に対して非反転入力
端子が接続されたオペアンプOP2とを有している。そ
して、オペアンプOP2の反転入力端子と出力端子とが
短絡されている。
【0025】図2に示す構成部分の作用は次のとおりで
ある。なお、オペアンプOP1の出力端子の電圧をV
1、抵抗Rviの出力側の電圧をV2、仮想短絡したオ
ペアンプOP1の入力端子電圧をV3、出力電流をIo
utで、それぞれ示している。 V1=V3−(Vin−V3)÷R2×R1 V2=V3÷R3×R4+V3 Iout=(V1−V2)÷Rvi =(V3−Vin÷R2×R1+V3÷R2×R1−V3÷R3×R4 −V3)÷Rvi ここで、R1=R2=R3=R4とすれば、Iout=
−Vin÷Rviとなる。
ある。なお、オペアンプOP1の出力端子の電圧をV
1、抵抗Rviの出力側の電圧をV2、仮想短絡したオ
ペアンプOP1の入力端子電圧をV3、出力電流をIo
utで、それぞれ示している。 V1=V3−(Vin−V3)÷R2×R1 V2=V3÷R3×R4+V3 Iout=(V1−V2)÷Rvi =(V3−Vin÷R2×R1+V3÷R2×R1−V3÷R3×R4 −V3)÷Rvi ここで、R1=R2=R3=R4とすれば、Iout=
−Vin÷Rviとなる。
【0026】したがって、電圧−電流変換器の出力端子
に接続される抵抗Rviの抵抗値を変化させることによ
り、出力電流Ioutを変化させることができることが
分かる。上記の構成のSQUID制御装置の作用は次の
とおりである。第2の抵抗4を通して取り出される第2
の電流をスイッチ5により選択して、ヒータ6と超伝導
リング7aとの直列接続回路に供給すれば、ヒータ6の
発熱によって超伝導状態から常伝導状態へ転移させるこ
とができ、ひいては磁束トラップ除去を達成することが
できる。
に接続される抵抗Rviの抵抗値を変化させることによ
り、出力電流Ioutを変化させることができることが
分かる。上記の構成のSQUID制御装置の作用は次の
とおりである。第2の抵抗4を通して取り出される第2
の電流をスイッチ5により選択して、ヒータ6と超伝導
リング7aとの直列接続回路に供給すれば、ヒータ6の
発熱によって超伝導状態から常伝導状態へ転移させるこ
とができ、ひいては磁束トラップ除去を達成することが
できる。
【0027】さらに詳細に説明する。磁束トラップ除去
を行う場合には、先ず、バイアス電流、変調用搬送波信
号など、SQUID駆動のために供給される電流が全て
0Aであることを確認する。電流が流れている場合に
は、これを下降させ、0Aにする。次いで、スイッチ5
により、第1の抵抗3に代えて第2の抵抗4を選択し、
バイアス信号源1を動作させ出力電圧を徐々に上昇させ
れば、電圧−電流変換器2および第2の抵抗4によっ
て、バイアス電流よりも著しく大きい電流をヒータ6に
供給して発熱させる。ヒータ6のこの発熱により超伝導
リング7aを昇温させ、超伝導状態から常伝導状態に転
移させる。
を行う場合には、先ず、バイアス電流、変調用搬送波信
号など、SQUID駆動のために供給される電流が全て
0Aであることを確認する。電流が流れている場合に
は、これを下降させ、0Aにする。次いで、スイッチ5
により、第1の抵抗3に代えて第2の抵抗4を選択し、
バイアス信号源1を動作させ出力電圧を徐々に上昇させ
れば、電圧−電流変換器2および第2の抵抗4によっ
て、バイアス電流よりも著しく大きい電流をヒータ6に
供給して発熱させる。ヒータ6のこの発熱により超伝導
リング7aを昇温させ、超伝導状態から常伝導状態に転
移させる。
【0028】その後は、バイアス信号源1の出力電圧を
徐々に下降させ、0Vにすると、図示しない冷却装置に
より、超伝導リングは再度超伝導状態となる。そして、
スイッチ5により、第2の抵抗4に代えて第1の抵抗3
を選択する。以上の一連の処理を行うことにより、超伝
導リングに捕捉されている磁束トラップの除去を達成す
ることができる。
徐々に下降させ、0Vにすると、図示しない冷却装置に
より、超伝導リングは再度超伝導状態となる。そして、
スイッチ5により、第2の抵抗4に代えて第1の抵抗3
を選択する。以上の一連の処理を行うことにより、超伝
導リングに捕捉されている磁束トラップの除去を達成す
ることができる。
【0029】その後は、第1の抵抗3を通して取り出さ
れる第1の電流をスイッチ5により選択して、ヒータ6
と超伝導リング7aとの直列接続回路に供給すれば、超
伝導リング7aに通常のバイアス電流を供給することが
できる。また、この状態におけるヒータ6の発熱は、前
記発熱と比較して著しく少ないので、超伝導状態から常
伝導状態への転移は発生しない。したがって、図示しな
いインプットコイルにより超伝導リング7aに外部磁束
が導入された場合に、超伝導リング7aから取り出され
る電圧信号をプリアンプ8およびアンプ9により増幅
し、復調器・積分器10により復調するとともに、積分
して積分信号を得、変調用搬送波発生源11からの出力
信号と積分信号とを電圧加算器12に供給して変調信号
を得、電圧−電流変換器13および第3の抵抗14によ
りフィードバック電流に変換してフィードバックコイル
7bに供給することにより、超伝導リング7aにおける
磁束変化を補償することができる。そして、復調器・積
分器10から出力される積分信号に基いて外部磁束を検
出することができる。
れる第1の電流をスイッチ5により選択して、ヒータ6
と超伝導リング7aとの直列接続回路に供給すれば、超
伝導リング7aに通常のバイアス電流を供給することが
できる。また、この状態におけるヒータ6の発熱は、前
記発熱と比較して著しく少ないので、超伝導状態から常
伝導状態への転移は発生しない。したがって、図示しな
いインプットコイルにより超伝導リング7aに外部磁束
が導入された場合に、超伝導リング7aから取り出され
る電圧信号をプリアンプ8およびアンプ9により増幅
し、復調器・積分器10により復調するとともに、積分
して積分信号を得、変調用搬送波発生源11からの出力
信号と積分信号とを電圧加算器12に供給して変調信号
を得、電圧−電流変換器13および第3の抵抗14によ
りフィードバック電流に変換してフィードバックコイル
7bに供給することにより、超伝導リング7aにおける
磁束変化を補償することができる。そして、復調器・積
分器10から出力される積分信号に基いて外部磁束を検
出することができる。
【0030】以上から明らかなように、ヒータ6は超伝
導リング7aに対して常に直列接続されているので、ヒ
ータ6を別個に設ける場合のような配線数の増加がな
く、熱付加の増加を防止することができる。また、回路
を差し替える必要がないので、構成の複雑化、操作の煩
雑化を防止することができるとともに、磁束トラップ除
去後に再度磁束トラップが発生するという不都合の発生
を防止することができる。
導リング7aに対して常に直列接続されているので、ヒ
ータ6を別個に設ける場合のような配線数の増加がな
く、熱付加の増加を防止することができる。また、回路
を差し替える必要がないので、構成の複雑化、操作の煩
雑化を防止することができるとともに、磁束トラップ除
去後に再度磁束トラップが発生するという不都合の発生
を防止することができる。
【0031】図3はこの発明のSQUID制御装置の他
の実施態様を示すブロック図である。このSQUID制
御装置が図1のSQUID制御装置と異なる点は、電圧
−電流変換器2に代えて平衡伝送を行うことができるラ
インドライバ15を採用した点、ラインドライバ15の
両出力端子に、それぞれ第1の抵抗3’と第2の抵抗
4’とを互いに並列接続し、第1の抵抗3’と第2の抵
抗4’とをそれぞれ二連スイッチ5’により選択的し、
ヒータ6と超伝導リング7aとの直列接続回路に直列接
続した点のみである。なお、第1の抵抗3’は、SQU
ID動作のためのバイアス電流を供給できる電流分解能
(1μA以下)を実現できる抵抗値を有するものであ
り、第2の抵抗4’は、超伝導状態から常伝導状態への
転移に十分な転移用電流を供給できるダイナミックレン
ジ(数mA以上)を実現できる抵抗値を有するものであ
る。
の実施態様を示すブロック図である。このSQUID制
御装置が図1のSQUID制御装置と異なる点は、電圧
−電流変換器2に代えて平衡伝送を行うことができるラ
インドライバ15を採用した点、ラインドライバ15の
両出力端子に、それぞれ第1の抵抗3’と第2の抵抗
4’とを互いに並列接続し、第1の抵抗3’と第2の抵
抗4’とをそれぞれ二連スイッチ5’により選択的し、
ヒータ6と超伝導リング7aとの直列接続回路に直列接
続した点のみである。なお、第1の抵抗3’は、SQU
ID動作のためのバイアス電流を供給できる電流分解能
(1μA以下)を実現できる抵抗値を有するものであ
り、第2の抵抗4’は、超伝導状態から常伝導状態への
転移に十分な転移用電流を供給できるダイナミックレン
ジ(数mA以上)を実現できる抵抗値を有するものであ
る。
【0032】上記の構成のSQUID制御装置を採用し
た場合には、平衡伝送を行えるラインドライバ15を用
いた定電圧印加による電流供給ができる回路において、
電圧−電流変換用の抵抗を、二連スイッチ5’により第
1の抵抗3’または第2の抵抗4’に切り替えることに
より、ヒータ6と超伝導リング7aとの直列接続回路に
バイアス電流を供給する状態と、転移用電流を供給する
状態とを選択することができる。
た場合には、平衡伝送を行えるラインドライバ15を用
いた定電圧印加による電流供給ができる回路において、
電圧−電流変換用の抵抗を、二連スイッチ5’により第
1の抵抗3’または第2の抵抗4’に切り替えることに
より、ヒータ6と超伝導リング7aとの直列接続回路に
バイアス電流を供給する状態と、転移用電流を供給する
状態とを選択することができる。
【0033】したがって、後者の状態を選択することに
より、磁束トラップ除去を達成することができ、前者の
状態を選択することにより、外部磁束の計測を達成する
ことができる。以上から明らかなように、ヒータ6は超
伝導リング7aに対して常に直列接続されているので、
ヒータ6を別個に設ける場合のような配線数の増加がな
く、熱付加の増加を防止することができる。また、回路
を差し替える必要がないので、構成の複雑化、操作の煩
雑化を防止することができるとともに、磁束トラップ除
去後に再度磁束トラップが発生するという不都合の発生
を防止することができる。
より、磁束トラップ除去を達成することができ、前者の
状態を選択することにより、外部磁束の計測を達成する
ことができる。以上から明らかなように、ヒータ6は超
伝導リング7aに対して常に直列接続されているので、
ヒータ6を別個に設ける場合のような配線数の増加がな
く、熱付加の増加を防止することができる。また、回路
を差し替える必要がないので、構成の複雑化、操作の煩
雑化を防止することができるとともに、磁束トラップ除
去後に再度磁束トラップが発生するという不都合の発生
を防止することができる。
【0034】図4はこの発明のSQUID制御装置のさ
らに他の実施態様を示すブロック図である。このSQU
ID制御装置が図1のSQUID制御装置と異なる点
は、ヒータ6を超伝導リング7aに対して直列接続する
代わりに、ヒータ6をフィードバックコイル7bに対し
て直列接続した点、電圧−電流変換器2の出力端子に第
1の抵抗3のみを接続し、第1の抵抗3を通して取り出
されるバイアス電流を超伝導リング7aに供給する点、
復調器・積分器10からの出力信号、変調用搬送波発生
源11からの出力信号のみならず、特別に設けられた直
流電圧源16からの出力信号を電圧加算器12に供給す
る点、電圧−電流変換器13からの出力端子に接続され
た第3の抵抗14と並列に第4の抵抗17を接続し、第
3の抵抗14と第4の抵抗17とを選択的にヒータ6と
フィードバックコイル7bとの直列接続回路に接続する
スイッチ18を設けた点のみである。なお、第3の抵抗
14は、SQUID動作のためのフィードバック電流を
供給できる電流分解能(1μA以下)を実現できる抵抗
値を有するものであり、第4の抵抗17は、超伝導状態
から常伝導状態への転移に十分な転移用電流を供給でき
るダイナミックレンジ(数mA以上)を実現できる抵抗
値を有するものである。
らに他の実施態様を示すブロック図である。このSQU
ID制御装置が図1のSQUID制御装置と異なる点
は、ヒータ6を超伝導リング7aに対して直列接続する
代わりに、ヒータ6をフィードバックコイル7bに対し
て直列接続した点、電圧−電流変換器2の出力端子に第
1の抵抗3のみを接続し、第1の抵抗3を通して取り出
されるバイアス電流を超伝導リング7aに供給する点、
復調器・積分器10からの出力信号、変調用搬送波発生
源11からの出力信号のみならず、特別に設けられた直
流電圧源16からの出力信号を電圧加算器12に供給す
る点、電圧−電流変換器13からの出力端子に接続され
た第3の抵抗14と並列に第4の抵抗17を接続し、第
3の抵抗14と第4の抵抗17とを選択的にヒータ6と
フィードバックコイル7bとの直列接続回路に接続する
スイッチ18を設けた点のみである。なお、第3の抵抗
14は、SQUID動作のためのフィードバック電流を
供給できる電流分解能(1μA以下)を実現できる抵抗
値を有するものであり、第4の抵抗17は、超伝導状態
から常伝導状態への転移に十分な転移用電流を供給でき
るダイナミックレンジ(数mA以上)を実現できる抵抗
値を有するものである。
【0035】上記の構成のSQUID制御装置を採用し
た場合には、スイッチ18を切替動作させることによ
り、第3の抵抗14と第4の抵抗17とを選択的にヒー
タ6とフィードバックコイル7bとの直列接続回路に接
続することができる。そして、第3の抵抗14を選択し
た場合には、SQUID動作のためのフィードバック電
流を供給して外部磁束計測動作を行うことができ、逆
に、第4の抵抗17を選択した場合には、超伝導状態か
ら常伝導状態への転移に十分な転移用電流を供給して磁
束トラップ除去を達成することができる。
た場合には、スイッチ18を切替動作させることによ
り、第3の抵抗14と第4の抵抗17とを選択的にヒー
タ6とフィードバックコイル7bとの直列接続回路に接
続することができる。そして、第3の抵抗14を選択し
た場合には、SQUID動作のためのフィードバック電
流を供給して外部磁束計測動作を行うことができ、逆
に、第4の抵抗17を選択した場合には、超伝導状態か
ら常伝導状態への転移に十分な転移用電流を供給して磁
束トラップ除去を達成することができる。
【0036】以上から明らかなように、ヒータ6はフィ
ードバックコイル7bに対して常に直列接続されている
ので、ヒータ6を別個に設ける場合のような配線数の増
加がなく、熱付加の増加を防止することができる。ま
た、回路を差し替える必要がないので、構成の複雑化、
操作の煩雑化を防止することができるとともに、磁束ト
ラップ除去後に再度磁束トラップが発生するという不都
合の発生を防止することができる。
ードバックコイル7bに対して常に直列接続されている
ので、ヒータ6を別個に設ける場合のような配線数の増
加がなく、熱付加の増加を防止することができる。ま
た、回路を差し替える必要がないので、構成の複雑化、
操作の煩雑化を防止することができるとともに、磁束ト
ラップ除去後に再度磁束トラップが発生するという不都
合の発生を防止することができる。
【0037】図5はこの発明のSQUID制御装置のさ
らに他の実施態様を示すブロック図である。このSQU
ID制御装置が図4のSQUID制御装置と異なる点
は、電圧−電流変換器13に代えて平衡伝送を行うこと
ができるラインドライバ19を採用した点、ラインドラ
イバ19の両出力端子に、それぞれ第3の抵抗14’と
第4の抵抗17’とを互いに並列接続し、第3の抵抗1
4’と第4の抵抗17’とをそれぞれ二連スイッチ1
8’により選択的し、ヒータ6とフィードバックコイル
7bとの直列接続回路に直列接続した点のみである。な
お、第3の抵抗14’は、SQUID動作のためのフィ
ードバック電流を供給できる電流分解能(1μA以下)
を実現できる抵抗値を有するものであり、第4の抵抗1
7’は、超伝導状態から常伝導状態への転移に十分な転
移用電流を供給できるダイナミックレンジ(数mA以
上)を実現できる抵抗値を有するものである。
らに他の実施態様を示すブロック図である。このSQU
ID制御装置が図4のSQUID制御装置と異なる点
は、電圧−電流変換器13に代えて平衡伝送を行うこと
ができるラインドライバ19を採用した点、ラインドラ
イバ19の両出力端子に、それぞれ第3の抵抗14’と
第4の抵抗17’とを互いに並列接続し、第3の抵抗1
4’と第4の抵抗17’とをそれぞれ二連スイッチ1
8’により選択的し、ヒータ6とフィードバックコイル
7bとの直列接続回路に直列接続した点のみである。な
お、第3の抵抗14’は、SQUID動作のためのフィ
ードバック電流を供給できる電流分解能(1μA以下)
を実現できる抵抗値を有するものであり、第4の抵抗1
7’は、超伝導状態から常伝導状態への転移に十分な転
移用電流を供給できるダイナミックレンジ(数mA以
上)を実現できる抵抗値を有するものである。
【0038】上記の構成のSQUID制御装置を採用し
た場合には、平衡伝送を行えるラインドライバ19を用
いた定電圧印加による電流供給ができる回路において、
電圧−電流変換用の抵抗を、二連スイッチ18’により
第3の抵抗14’または第4の抵抗17’に切り替える
ことにより、ヒータ6とフィードバックコイル7bとの
直列接続回路にフィードバック電流を供給する状態と、
転移用電流を供給する状態とを選択することができる。
た場合には、平衡伝送を行えるラインドライバ19を用
いた定電圧印加による電流供給ができる回路において、
電圧−電流変換用の抵抗を、二連スイッチ18’により
第3の抵抗14’または第4の抵抗17’に切り替える
ことにより、ヒータ6とフィードバックコイル7bとの
直列接続回路にフィードバック電流を供給する状態と、
転移用電流を供給する状態とを選択することができる。
【0039】したがって、後者の状態を選択することに
より、磁束トラップ除去を達成することができ、前者の
状態を選択することにより、外部磁束の計測を達成する
ことができる。以上から明らかなように、ヒータ6はフ
ィードバックコイル7bに対して常に直列接続されてい
るので、ヒータ6を別個に設ける場合のような配線数の
増加がなく、熱付加の増加を防止することができる。ま
た、回路を差し替える必要がないので、構成の複雑化、
操作の煩雑化を防止することができるとともに、磁束ト
ラップ除去後に再度磁束トラップが発生するという不都
合の発生を防止することができる。
より、磁束トラップ除去を達成することができ、前者の
状態を選択することにより、外部磁束の計測を達成する
ことができる。以上から明らかなように、ヒータ6はフ
ィードバックコイル7bに対して常に直列接続されてい
るので、ヒータ6を別個に設ける場合のような配線数の
増加がなく、熱付加の増加を防止することができる。ま
た、回路を差し替える必要がないので、構成の複雑化、
操作の煩雑化を防止することができるとともに、磁束ト
ラップ除去後に再度磁束トラップが発生するという不都
合の発生を防止することができる。
【0040】以上の各実施態様を、複数個のSQUID
を有するマルチチャンネルシステムに適用する場合に
は、以下に説明する処理を自動的に行うことが好まし
い。デジタル制御システムによって、電源投入後自動的
に、または計測中に磁束トラップが確認されたことに応
答して、デジタル制御部の出力ポート(CPUなど)を
用いて第1の抵抗と第2の抵抗との切り替え、または第
3の抵抗と第4の抵抗との切り替えを行い、直流電圧の
発生をデジタル制御部で制御されるD/Aコンバータを
用いて行うことにより、完全なデジタル制御により磁束
トラップ除去を実現することができる。
を有するマルチチャンネルシステムに適用する場合に
は、以下に説明する処理を自動的に行うことが好まし
い。デジタル制御システムによって、電源投入後自動的
に、または計測中に磁束トラップが確認されたことに応
答して、デジタル制御部の出力ポート(CPUなど)を
用いて第1の抵抗と第2の抵抗との切り替え、または第
3の抵抗と第4の抵抗との切り替えを行い、直流電圧の
発生をデジタル制御部で制御されるD/Aコンバータを
用いて行うことにより、完全なデジタル制御により磁束
トラップ除去を実現することができる。
【0041】また、上記の一連の作業をモジュール化し
てプログラミングし、必要な任意の時間にこのプログラ
ムを走らせるだけで、全チャンネルの磁束トラップ除去
作業を、制御用コンピュータからのコマンド1つで行う
ことができる。なお、これらの場合には、ヒータ6に供
給する磁束トラップ除去電流(超伝導状態から常伝導状
態への転移を行わせる転移電流)を、ヒータ6が発熱し
て超伝導リング7aが超伝導状態から常伝導状態へ転移
する値に予め設定しておくことが好ましく、超伝導リン
グ7aの状態を波形観測手段で観測して上記転移が行わ
れていることを確認する手間を省略することができる。
てプログラミングし、必要な任意の時間にこのプログラ
ムを走らせるだけで、全チャンネルの磁束トラップ除去
作業を、制御用コンピュータからのコマンド1つで行う
ことができる。なお、これらの場合には、ヒータ6に供
給する磁束トラップ除去電流(超伝導状態から常伝導状
態への転移を行わせる転移電流)を、ヒータ6が発熱し
て超伝導リング7aが超伝導状態から常伝導状態へ転移
する値に予め設定しておくことが好ましく、超伝導リン
グ7aの状態を波形観測手段で観測して上記転移が行わ
れていることを確認する手間を省略することができる。
【0042】さらに、SQUID制御装置を含む計測器
の電源投入時に上記のモジュールを自動的に呼び出して
実行すること、または信号処理を行って磁束トラップを
検出して、上記のモジュールを自動的に呼び出して実行
することがさらに好ましく、人為的なコマンド入力を必
要とせず、自動的に磁束トラップ除去を達成することが
できる。
の電源投入時に上記のモジュールを自動的に呼び出して
実行すること、または信号処理を行って磁束トラップを
検出して、上記のモジュールを自動的に呼び出して実行
することがさらに好ましく、人為的なコマンド入力を必
要とせず、自動的に磁束トラップ除去を達成することが
できる。
【0043】そして、このように磁束トラップ除去を自
動的に実行するようにすれば、SQUID制御装置を含
む計測装置の信頼性を大幅に向上させることができる。
動的に実行するようにすれば、SQUID制御装置を含
む計測装置の信頼性を大幅に向上させることができる。
【0044】
【発明の効果】請求項1の発明は、極低温環境と常温環
境との間の配線数の増加を防止して熱負荷の増加を防止
でき、しかも、SQUID駆動のための回路と磁束トラ
ップ除去のための回路を設ける必要がないので、構成、
操作の複雑化を防止できるとともに、磁束トラップ除去
後に再度磁束トラップが生じる可能性を防止できるとい
う特有の効果を奏する。
境との間の配線数の増加を防止して熱負荷の増加を防止
でき、しかも、SQUID駆動のための回路と磁束トラ
ップ除去のための回路を設ける必要がないので、構成、
操作の複雑化を防止できるとともに、磁束トラップ除去
後に再度磁束トラップが生じる可能性を防止できるとい
う特有の効果を奏する。
【0045】請求項2の発明は、請求項1の効果に加
え、従来のSQUID駆動回路に対して第2抵抗手段と
スイッチ手段とを付加するだけでよく、構成の複雑化を
大幅に抑制できるという特有の効果を奏する。請求項3
の発明は、請求項1の効果に加え、従来のSQUID駆
動回路に対して第2抵抗手段とスイッチ手段とを付加す
るとともに、電圧−電流変換手段に代えてラインドライ
バを採用するだけでよく、構成の複雑化を大幅に抑制で
きるという特有の効果を奏する。
え、従来のSQUID駆動回路に対して第2抵抗手段と
スイッチ手段とを付加するだけでよく、構成の複雑化を
大幅に抑制できるという特有の効果を奏する。請求項3
の発明は、請求項1の効果に加え、従来のSQUID駆
動回路に対して第2抵抗手段とスイッチ手段とを付加す
るとともに、電圧−電流変換手段に代えてラインドライ
バを採用するだけでよく、構成の複雑化を大幅に抑制で
きるという特有の効果を奏する。
【0046】請求項4の発明は、極低温環境と常温環境
との間の配線数の増加を防止して熱負荷の増加を防止で
き、しかも、SQUID駆動のための回路と磁束トラッ
プ除去のための回路を設ける必要がないので、構成、操
作の複雑化を防止できるとともに、磁束トラップ除去後
に再度磁束トラップが生じる可能性を防止できるという
特有の効果を奏する。
との間の配線数の増加を防止して熱負荷の増加を防止で
き、しかも、SQUID駆動のための回路と磁束トラッ
プ除去のための回路を設ける必要がないので、構成、操
作の複雑化を防止できるとともに、磁束トラップ除去後
に再度磁束トラップが生じる可能性を防止できるという
特有の効果を奏する。
【0047】請求項5の発明は、請求項4の効果に加
え、従来のSQUID駆動回路に対して第2抵抗手段と
スイッチ手段とを付加するだけでよく、構成の複雑化を
大幅に抑制できるという特有の効果を奏する。請求項6
の発明は、請求項4の効果に加え、従来のSQUID駆
動回路に対して第2抵抗手段とスイッチ手段とを付加す
るとともに、電圧−電流変換手段に代えてラインドライ
バを採用するだけでよく、構成の複雑化を大幅に抑制で
きるという特有の効果を奏する。
え、従来のSQUID駆動回路に対して第2抵抗手段と
スイッチ手段とを付加するだけでよく、構成の複雑化を
大幅に抑制できるという特有の効果を奏する。請求項6
の発明は、請求項4の効果に加え、従来のSQUID駆
動回路に対して第2抵抗手段とスイッチ手段とを付加す
るとともに、電圧−電流変換手段に代えてラインドライ
バを採用するだけでよく、構成の複雑化を大幅に抑制で
きるという特有の効果を奏する。
【図1】この発明のSQUID制御装置の一実施態様を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図2】電圧−電流変換器と出力端子に接続された抵抗
とを含む部分の構成を示す電気回路図である。
とを含む部分の構成を示す電気回路図である。
【図3】この発明のSQUID制御装置の他の実施態様
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図4】この発明のSQUID制御装置のさらに他の実
施態様を示すブロック図である。
施態様を示すブロック図である。
【図5】この発明のSQUID制御装置のさらに他の実
施態様を示すブロック図である。
施態様を示すブロック図である。
【図6】従来のSQUID制御装置を示すブロック図で
ある。
ある。
1 バイアス信号源 2、13 電圧−電流変換器 3、3’ 第1の抵抗 4、4’ 第2の抵抗 5、18 スイッチ 5’、18’ 二連スイッチ 6 ヒータ 7a 超伝導リング 7b フィードバックコイル 10 復調器・積分器 11 変調用搬送波発生源 12 電圧加算器 14、14’ 第3の抵抗 15、19 ラインドラ
イバ 16 直流電圧源 17、17’ 第4の抵抗
イバ 16 直流電圧源 17、17’ 第4の抵抗
Claims (6)
- 【請求項1】 ジョセフソン接合を有する超伝導リング
(7a)に対してインプットコイルにより外部磁束を導
入し、フィードバックコイル(7b)によって、超伝導
リング(7a)に導入された外部磁束の変化を補償する
補償用磁束を超伝導リング(7a)に導くよう構成され
たSQUID制御装置において、超伝導リング(7a)
に対して直列にヒータ(6)を接続してあるとともに、
超伝導リング(7a)とヒータ(6)との直列接続回路
に対して、SQUID動作のためのバイアス電流と、超
伝導状態から常伝導状態への転移に十分な転移電流とを
選択して供給する電流制御手段(1)(2)(3)
(3’)(4)(4’)(5)(5’)(15)を設け
てあることを特徴とするSQUID制御装置。 - 【請求項2】 前記電流制御手段(1)(2)(3)
(4)(5)は、バイアス信号源(1)と、バイアス信
号源(1)からの出力を入力とする電圧−電流変換手段
(2)と、電圧−電流変換手段(2)の出力端子に互い
に並列接続された第1抵抗手段(3)および第2抵抗手
段(4)と、第1抵抗手段(3)、第2抵抗手段(4)
を選択的に超伝導リング(7a)とヒータ(6)との直
列接続回路に接続するスイッチ手段(5)とを含み、第
1抵抗手段(3)はSQUID動作のためのバイアス電
流を供給できる抵抗値を有し、第2抵抗手段(4)は超
伝導状態から常伝導状態への転移に十分な転移電流を供
給できる抵抗値を有するものである請求項1に記載のS
QUID制御装置。 - 【請求項3】 前記電流制御手段(1)(3’)
(4’)(5’)(15)は、バイアス信号源(1)
と、バイアス信号源(1)からの出力を入力とするライ
ンドライバ(15)と、ラインドライバ(15)の出力
端子に互いに並列接続された第1抵抗手段(3’)およ
び第2抵抗手段(4’)と、第1抵抗手段(3’)、第
2抵抗手段(4’)を選択的に超伝導リング(7a)と
ヒータ(6)との直列接続回路に接続するスイッチ手段
(5’)とを含み、第1抵抗手段(3’)はSQUID
動作のためのバイアス電流を供給できる抵抗値を有し、
第2抵抗手段(4’)は超伝導状態から常伝導状態への
転移に十分な転移電流を供給できる抵抗値を有するもの
である請求項1に記載のSQUID制御装置。 - 【請求項4】 ジョセフソン接合を有する超伝導リング
(7a)に対してインプットコイルにより外部磁束を導
入し、フィードバックコイル(7b)によって、超伝導
リング(7a)に導入された外部磁束の変化を補償する
補償用磁束を超伝導リング(7a)に導くよう構成され
たSQUID制御装置において、フィードバックコイル
(7b)に対して直列にヒータ(6)を接続してあると
ともに、フィードバックコイル(7b)とヒータ(6)
との直列接続回路に対して、補償用磁束を超伝導リング
(7a)に導くための補償用電流と、超伝導状態から常
伝導状態への転移に十分な転移電流とを選択して供給す
る電流制御手段(10)(11)(12)(13)(1
4)(14’)(16)(17)(17’)(18)
(18’)(19)を設けてあることを特徴とするSQ
UID制御装置。 - 【請求項5】 前記電流制御手段(10)(11)(1
2)(13)(14)(16)(17)(18)は、補
償用信号源(10)(11)(12)(16)と、補償
用信号源(10)(11)(12)(16)からの出力
を入力とする電圧−電流変換手段(13)と、電圧−電
流変換手段(13)の出力端子に互いに並列接続された
第1抵抗手段(14)および第2抵抗手段(17)と、
第1抵抗手段(14)、第2抵抗手段(17)を選択的
にフィードバックコイル(7b)とヒータ(6)との直
列接続回路に接続するスイッチ手段(18)とを含み、
第1抵抗手段(14)はSQUID動作のための補償用
電流を供給できる抵抗値を有し、第2抵抗手段(17)
は超伝導状態から常伝導状態への転移に十分な転移電流
を供給できる抵抗値を有するものである請求項4に記載
のSQUID制御装置。 - 【請求項6】 前記電流制御手段(10)(11)(1
2)(14’)(16)(17’)(18’)(19)
は、補償用信号源(10)(11)(12)(16)
と、補償用信号源(10)(11)(12)(16)か
らの出力を入力とするラインドライバ(19)と、ライ
ンドライバ(19)の出力端子に互いに並列接続された
第1抵抗手段(14’)および第2抵抗手段(17’)
と、第1抵抗手段(14’)、第2抵抗手段(17’)
を選択的にフィードバックコイル(7b)とヒータ
(6)との直列接続回路に接続するスイッチ手段(1
8’)とを含み、第1抵抗手段(14’)はSQUID
動作のための補償用電流を供給できる抵抗値を有し、第
2抵抗手段(17’)は超伝導状態から常伝導状態への
転移に十分な転移電流を供給できる抵抗値を有するもの
である請求項4に記載のSQUID制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9313875A JPH11148967A (ja) | 1997-11-14 | 1997-11-14 | Squid制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9313875A JPH11148967A (ja) | 1997-11-14 | 1997-11-14 | Squid制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11148967A true JPH11148967A (ja) | 1999-06-02 |
Family
ID=18046568
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9313875A Pending JPH11148967A (ja) | 1997-11-14 | 1997-11-14 | Squid制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11148967A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1043597A3 (en) * | 1999-04-09 | 2001-07-11 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Device and method for adjusting the working point of a squid |
-
1997
- 1997-11-14 JP JP9313875A patent/JPH11148967A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1043597A3 (en) * | 1999-04-09 | 2001-07-11 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Device and method for adjusting the working point of a squid |
| EP1243937A3 (en) * | 1999-04-09 | 2002-11-13 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Superconducting magnetic sensor heater |
| EP1243936A3 (en) * | 1999-04-09 | 2002-11-13 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Squid Magnetometer |
| US6498483B1 (en) | 1999-04-09 | 2002-12-24 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Device and method for easily adjusting working point of SQUID |
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|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
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|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060616 |
|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060622 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20061027 |