JPH11149567A - 画像処理装置及び画像処理方法 - Google Patents
画像処理装置及び画像処理方法Info
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- JPH11149567A JPH11149567A JP9315655A JP31565597A JPH11149567A JP H11149567 A JPH11149567 A JP H11149567A JP 9315655 A JP9315655 A JP 9315655A JP 31565597 A JP31565597 A JP 31565597A JP H11149567 A JPH11149567 A JP H11149567A
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- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING OR CALCULATING; COUNTING
- G06T—IMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
- G06T15/00—Three-dimensional [3D] image rendering
- G06T15/005—General purpose rendering architectures
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Graphics (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Image Generation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 画像表現をリアルに且つ高速に処理すること
ができ、しかもできるだけ簡素な回路構成から成る画像
処理装置を提供する。 【解決手段】 画像処理装置は、複数のポリゴンの集合
で近似した3次元物体を座標変換する座標変換手段14
と、座標変換手段14からの変換データに基づいて各ポ
リゴンの状態を判定し、ポリゴンが一定条件を満たした
ときに該ポリゴンを更に分割するポリゴン分割手段16
と、3次元物体に光が照射された状態における前記分割
ポリゴンの各頂点の輝度を算出する輝度算出手段18
と、輝度算出手段14で算出された輝度データを含む画
像情報に従って3次元画像を画面表示する表示制御手段
とを備えている。
ができ、しかもできるだけ簡素な回路構成から成る画像
処理装置を提供する。 【解決手段】 画像処理装置は、複数のポリゴンの集合
で近似した3次元物体を座標変換する座標変換手段14
と、座標変換手段14からの変換データに基づいて各ポ
リゴンの状態を判定し、ポリゴンが一定条件を満たした
ときに該ポリゴンを更に分割するポリゴン分割手段16
と、3次元物体に光が照射された状態における前記分割
ポリゴンの各頂点の輝度を算出する輝度算出手段18
と、輝度算出手段14で算出された輝度データを含む画
像情報に従って3次元画像を画面表示する表示制御手段
とを備えている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像情報に従って
3次元画像を表示する画像処理装置及び画像処理方法に
関し、特に、画像処理をリアルに且つ高速に行うことが
可能な画像処理装置及び画像処理方法に関する。
3次元画像を表示する画像処理装置及び画像処理方法に
関し、特に、画像処理をリアルに且つ高速に行うことが
可能な画像処理装置及び画像処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の3次元画像処理装置では、3次元
画像を画面表示する際に、文献ASCII.Vol.1
9に記載されるグローシェーディング、或いはフォンシ
ェーディングが行われる。グローシェーディングとは、
後述する複数のポリゴンにおける各頂点の輝度を計算し
て求め、計算値をもとにポリゴン面における輝度を線形
補間し、3次元図形情報(以下、ポリゴンデータと呼
ぶ)内の各ピクセルにおける輝度を求める技法である。
この技法では、各ポリゴンにおける微妙な輝度変化が表
現できず、曲率が大きい3次元物体においては複数のポ
リゴンが相互に接する点が際だち、或いは、光の強さが
ポリゴンの面全体で混合されるため、ハイライトが不自
然に見える。
画像を画面表示する際に、文献ASCII.Vol.1
9に記載されるグローシェーディング、或いはフォンシ
ェーディングが行われる。グローシェーディングとは、
後述する複数のポリゴンにおける各頂点の輝度を計算し
て求め、計算値をもとにポリゴン面における輝度を線形
補間し、3次元図形情報(以下、ポリゴンデータと呼
ぶ)内の各ピクセルにおける輝度を求める技法である。
この技法では、各ポリゴンにおける微妙な輝度変化が表
現できず、曲率が大きい3次元物体においては複数のポ
リゴンが相互に接する点が際だち、或いは、光の強さが
ポリゴンの面全体で混合されるため、ハイライトが不自
然に見える。
【0003】また、フォンシェーディングとは、ポリゴ
ンが平面であり、周辺ポリゴンの角度を考慮して本来あ
るべき曲面の状態を導き出し、ポリゴン内における各ピ
クセルの輝度を全て計算で求める技法である。この技法
では、ポリゴン内の微妙な輝度変化は表現できるが、ピ
クセル毎に複雑な輝度計算が必要であるため、処理速度
が遅い。ピクセル単位で行う輝度計算は負荷が重い処理
であるため、高速動作を実現するには、輝度計算処理を
複数並列して行う必要がある。従って、フォンシェーデ
ィングでは、回路規模がグローシェーディングより増大
し、高速処理が要求されるテレビゲーム等には対処でき
ず、ゲーム等では一般にグローシェーディング技法が用
いられる。
ンが平面であり、周辺ポリゴンの角度を考慮して本来あ
るべき曲面の状態を導き出し、ポリゴン内における各ピ
クセルの輝度を全て計算で求める技法である。この技法
では、ポリゴン内の微妙な輝度変化は表現できるが、ピ
クセル毎に複雑な輝度計算が必要であるため、処理速度
が遅い。ピクセル単位で行う輝度計算は負荷が重い処理
であるため、高速動作を実現するには、輝度計算処理を
複数並列して行う必要がある。従って、フォンシェーデ
ィングでは、回路規模がグローシェーディングより増大
し、高速処理が要求されるテレビゲーム等には対処でき
ず、ゲーム等では一般にグローシェーディング技法が用
いられる。
【0004】ここで、ポリゴンに関して説明する。図9
はポリゴンを説明するための模式図である。まず、入力
されたマッピングパターンの解像度に対応した密度で、
マッピングされるべき物体表面を分割する。この際に、
例えばマッピングパターンにおける各画素の相対的凹凸
の度合を表す値(Z値)に関する解像度が4×4であれ
ば、物体表面を図9(a)に示すように4×4に分割す
る。分割された各領域における中央の点を内部頂点Tと
し、各内部頂点Tの座標を、マッピングパターンのZ値
の大きさに対応した値で移動させる。この際に、平面マ
ッピングであれば平面に垂直な方向に内部頂点Tの座標
を上下移動させ、曲面マッピングであれば曲面の曲率半
径方向に内部頂点Tの座標を上下移動させて、(b)に示
すような曲面を形成する。この曲面を多角形分割(特に
三角形)に分割することによって形成される(c)の各三
角形データPがポリゴンである。
はポリゴンを説明するための模式図である。まず、入力
されたマッピングパターンの解像度に対応した密度で、
マッピングされるべき物体表面を分割する。この際に、
例えばマッピングパターンにおける各画素の相対的凹凸
の度合を表す値(Z値)に関する解像度が4×4であれ
ば、物体表面を図9(a)に示すように4×4に分割す
る。分割された各領域における中央の点を内部頂点Tと
し、各内部頂点Tの座標を、マッピングパターンのZ値
の大きさに対応した値で移動させる。この際に、平面マ
ッピングであれば平面に垂直な方向に内部頂点Tの座標
を上下移動させ、曲面マッピングであれば曲面の曲率半
径方向に内部頂点Tの座標を上下移動させて、(b)に示
すような曲面を形成する。この曲面を多角形分割(特に
三角形)に分割することによって形成される(c)の各三
角形データPがポリゴンである。
【0005】ところで、コンピュータグラフィックスで
設計や検討を行う際には、実際の物体の材質感を表現す
ること、つまり物体表面の微妙な凹凸感や色彩を表現す
ることが要求される。物体表面の凹凸を表現する技法と
してディスプレースメントマッピングが知られている
が、この技法では、凹凸を如何に付与するかという情報
を得ることが難しい。
設計や検討を行う際には、実際の物体の材質感を表現す
ること、つまり物体表面の微妙な凹凸感や色彩を表現す
ることが要求される。物体表面の凹凸を表現する技法と
してディスプレースメントマッピングが知られている
が、この技法では、凹凸を如何に付与するかという情報
を得ることが難しい。
【0006】従来の画像処理装置が、特開平3−271
877号公報に記載されている。該公報に記載の画像処
理装置は、物体表面に所望の凹凸、色、或いは模様を付
与して表示する装置であり、前記Z値を有するマッピン
グ・パターンデータを備えている。画像処理装置では、
Z値に従って各画素を持ち上げ又は押し下げることによ
って、3次元図形の表面に凹凸を付与し、マッピングパ
ターンにおける各画素の色を色マッピング部で参照する
ことによって、3次元図形の表面に色、或いは模様を付
与する。しかし、凹凸を付与する処理が極めて複雑で、
ポリゴン数も極端に増大するため、処理速度が遅い。
877号公報に記載されている。該公報に記載の画像処
理装置は、物体表面に所望の凹凸、色、或いは模様を付
与して表示する装置であり、前記Z値を有するマッピン
グ・パターンデータを備えている。画像処理装置では、
Z値に従って各画素を持ち上げ又は押し下げることによ
って、3次元図形の表面に凹凸を付与し、マッピングパ
ターンにおける各画素の色を色マッピング部で参照する
ことによって、3次元図形の表面に色、或いは模様を付
与する。しかし、凹凸を付与する処理が極めて複雑で、
ポリゴン数も極端に増大するため、処理速度が遅い。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】例えば、上記公報に記
載の画像処理装置をグローシェーディングで実現する際
には、物体表面に凹凸を付与するディスプレースメント
マッピング処理と、この処理によって増大するポリゴン
の輝度計算処理とが、負荷を重くする。高速動作を実現
するには、前述のように、ディスプレースメントマッピ
ング及び輝度計算を複数並列して処理する必要がある。
このため、回路規模がグローシェーディングに比較して
大幅に増大する。
載の画像処理装置をグローシェーディングで実現する際
には、物体表面に凹凸を付与するディスプレースメント
マッピング処理と、この処理によって増大するポリゴン
の輝度計算処理とが、負荷を重くする。高速動作を実現
するには、前述のように、ディスプレースメントマッピ
ング及び輝度計算を複数並列して処理する必要がある。
このため、回路規模がグローシェーディングに比較して
大幅に増大する。
【0008】例えば、テレビゲーム等で用いられる3次
元画像処理では、操作者のキー操作で入力される情報に
対応して、物体をリアルに且つ違和感なくリアルタイム
で動作させる必要がある。しかし、上記従来の画像処理
装置の活用範囲は、グローシェーディング及びフォンシ
ェーディング技法と同様に、処理速度が比較的問題視さ
れない静止画等においてのみである。
元画像処理では、操作者のキー操作で入力される情報に
対応して、物体をリアルに且つ違和感なくリアルタイム
で動作させる必要がある。しかし、上記従来の画像処理
装置の活用範囲は、グローシェーディング及びフォンシ
ェーディング技法と同様に、処理速度が比較的問題視さ
れない静止画等においてのみである。
【0009】本発明は、上記に鑑み、画像表現をリアル
に且つ高速に処理することができ、しかもできるだけ簡
素な回路構成から成る画像処理装置を提供することを目
的とする。本発明は更に、画像表現をリアルに且つ高速
に処理することができる画像処理方法を提供することを
目的とする。
に且つ高速に処理することができ、しかもできるだけ簡
素な回路構成から成る画像処理装置を提供することを目
的とする。本発明は更に、画像表現をリアルに且つ高速
に処理することができる画像処理方法を提供することを
目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の画像処理装置は、複数のポリゴンの集合で
近似した3次元物体を座標変換する座標変換手段と、前
記座標変換手段からの変換データに基づいて各ポリゴン
の状態を判定し、ポリゴンが一定条件を満たしたときに
該ポリゴンを更に分割するポリゴン分割手段と、3次元
物体に光が照射された状態における前記分割ポリゴンの
各頂点の輝度を算出する輝度算出手段と、前記輝度算出
手段で算出された輝度データを含む画像情報に従って3
次元画像を画面表示する表示制御手段とを備えることを
特徴とする。
に、本発明の画像処理装置は、複数のポリゴンの集合で
近似した3次元物体を座標変換する座標変換手段と、前
記座標変換手段からの変換データに基づいて各ポリゴン
の状態を判定し、ポリゴンが一定条件を満たしたときに
該ポリゴンを更に分割するポリゴン分割手段と、3次元
物体に光が照射された状態における前記分割ポリゴンの
各頂点の輝度を算出する輝度算出手段と、前記輝度算出
手段で算出された輝度データを含む画像情報に従って3
次元画像を画面表示する表示制御手段とを備えることを
特徴とする。
【0011】本発明の画像処理装置では、ポリゴンが一
定条件を満たしたとき、即ちポリゴン内の輝度変化が大
きい可能性があるときにのみポリゴンを細分化し、分割
ポリゴンにおける各頂点の輝度計算を行い、算出された
輝度データを含む画像情報に従って3次元画像を表示す
ることができる。このため、リアルな画像表現を高速処
理することができ、しかも該処理が実現可能な画像処理
装置を、簡素な回路構成で得ることができる。
定条件を満たしたとき、即ちポリゴン内の輝度変化が大
きい可能性があるときにのみポリゴンを細分化し、分割
ポリゴンにおける各頂点の輝度計算を行い、算出された
輝度データを含む画像情報に従って3次元画像を表示す
ることができる。このため、リアルな画像表現を高速処
理することができ、しかも該処理が実現可能な画像処理
装置を、簡素な回路構成で得ることができる。
【0012】ここで、表示制御手段は、表示制御手段
は、拡大/縮小計算したバンプマッピングアドレスに対
応するバンプデータを備えるバンプデータ格納部と、色
データを含むテクスチャデータを備えるテクスチャデー
タ格納部と、前記分割ポリゴンの表面における各輝度、
前記バンプデータ及びテクスチャデータに基づいて、ポ
リゴン表面におけるバンプを表現するデータを生成する
データ生成手段とを備えることが好ましい。この場合、
分割したポリゴン内におけるピクセルの輝度をバンプデ
ータに従って揺らすことにより、微妙な輝度変化を表現
することができる。
は、拡大/縮小計算したバンプマッピングアドレスに対
応するバンプデータを備えるバンプデータ格納部と、色
データを含むテクスチャデータを備えるテクスチャデー
タ格納部と、前記分割ポリゴンの表面における各輝度、
前記バンプデータ及びテクスチャデータに基づいて、ポ
リゴン表面におけるバンプを表現するデータを生成する
データ生成手段とを備えることが好ましい。この場合、
分割したポリゴン内におけるピクセルの輝度をバンプデ
ータに従って揺らすことにより、微妙な輝度変化を表現
することができる。
【0013】更に好ましくは、ポリゴン分割手段は、予
め定められた基準値を有しており、ポリゴンの各辺の長
さを該基準値と比較し、長さが基準値を超えた場合に一
定条件が満足したと判定して、長さが基準値内に納まる
までポリゴンの分割を繰り返し行う。この場合、分割が
必要なポリゴンを簡便に判定することができる。
め定められた基準値を有しており、ポリゴンの各辺の長
さを該基準値と比較し、長さが基準値を超えた場合に一
定条件が満足したと判定して、長さが基準値内に納まる
までポリゴンの分割を繰り返し行う。この場合、分割が
必要なポリゴンを簡便に判定することができる。
【0014】或いは、これに代えて、ポリゴン分割手段
は、予め定められた基準値を有しており、ポリゴンの各
頂点が接する面における法線ベクトルを平均し、その平
均単位法線ベクトル相互間の角度要素を算出して前記基
準値と比較し、角度要素が基準値を超えた場合に一定条
件が満足したと判定して、角度要素が基準値内に納まる
までポリゴンの分割を繰り返し行うことも好ましい態様
である。この場合、分割が必要なポリゴンを簡便に判定
することができる。
は、予め定められた基準値を有しており、ポリゴンの各
頂点が接する面における法線ベクトルを平均し、その平
均単位法線ベクトル相互間の角度要素を算出して前記基
準値と比較し、角度要素が基準値を超えた場合に一定条
件が満足したと判定して、角度要素が基準値内に納まる
までポリゴンの分割を繰り返し行うことも好ましい態様
である。この場合、分割が必要なポリゴンを簡便に判定
することができる。
【0015】好適には、表示制御手段が、ポリゴン分割
を含む各種処理手順をプログラム化して記録した記録媒
体を備え、座標変換手段、ポリゴン分割手段及び輝度算
出手段が、記録媒体から読み込まれる処理プログラムに
従って処理を実行する。この場合、回路構成の一層の簡
素化が可能になる。
を含む各種処理手順をプログラム化して記録した記録媒
体を備え、座標変換手段、ポリゴン分割手段及び輝度算
出手段が、記録媒体から読み込まれる処理プログラムに
従って処理を実行する。この場合、回路構成の一層の簡
素化が可能になる。
【0016】また、本発明の画像処理方法は、複数のポ
リゴンの集合で近似した3次元物体を座標変換する座標
変換処理と、前記座標変換処理による変換データに基づ
いて各ポリゴンの状態を判定し、ポリゴンが一定条件を
満たしたときに該ポリゴンを更に分割するポリゴン分割
処理と、3次元物体に光が照射された状態における前記
分割ポリゴンの各頂点の輝度を算出する輝度算出処理
と、前記輝度算出処理で算出された輝度データを含む画
像情報に従って3次元画像を画面表示する表示制御処理
とを含むことを特徴とする。
リゴンの集合で近似した3次元物体を座標変換する座標
変換処理と、前記座標変換処理による変換データに基づ
いて各ポリゴンの状態を判定し、ポリゴンが一定条件を
満たしたときに該ポリゴンを更に分割するポリゴン分割
処理と、3次元物体に光が照射された状態における前記
分割ポリゴンの各頂点の輝度を算出する輝度算出処理
と、前記輝度算出処理で算出された輝度データを含む画
像情報に従って3次元画像を画面表示する表示制御処理
とを含むことを特徴とする。
【0017】上記画像処理方法では、ポリゴン内の輝度
変化が大きい可能性があるときにのみポリゴンを細分化
し、分割ポリゴンにおける各頂点で輝度計算を行い、算
出輝度データを含む画像情報に従って3次元画像を表示
するので、リアルな画像表現を高速処理することができ
る。
変化が大きい可能性があるときにのみポリゴンを細分化
し、分割ポリゴンにおける各頂点で輝度計算を行い、算
出輝度データを含む画像情報に従って3次元画像を表示
するので、リアルな画像表現を高速処理することができ
る。
【0018】
【発明の実施の形態】図面を参照して本発明を更に詳細
に説明する。図1は、本発明の第1実施形態例に係る画
像処理装置を示すシステムブロック図である。画像処理
装置は、ポリゴンの分割処理を基本とするジオメトリ部
11と、バンプマッピング処理を基本とするレンダリン
グ部12とを備える。バンプマッピングとは、対象とな
る物体(オブジェクト)の表面に凹凸感(バンプ)を付
与する技法であり、物体を凹凸させずにその凹凸情報
(バンプデータ)に従って法線ベクトルを揺らすことに
より、単純な物体表面を凹凸形状に見せる。
に説明する。図1は、本発明の第1実施形態例に係る画
像処理装置を示すシステムブロック図である。画像処理
装置は、ポリゴンの分割処理を基本とするジオメトリ部
11と、バンプマッピング処理を基本とするレンダリン
グ部12とを備える。バンプマッピングとは、対象とな
る物体(オブジェクト)の表面に凹凸感(バンプ)を付
与する技法であり、物体を凹凸させずにその凹凸情報
(バンプデータ)に従って法線ベクトルを揺らすことに
より、単純な物体表面を凹凸形状に見せる。
【0019】ジオメトリ部11内の各処理について説明
する。ジオメトリ部11は、座標変換部14、ポリゴン
分割部16、輝度計算部18及びスクリーン投影部19
を備える。
する。ジオメトリ部11は、座標変換部14、ポリゴン
分割部16、輝度計算部18及びスクリーン投影部19
を備える。
【0020】座標変換部14は、複数のポリゴンの集合
で近似した3次元物体を座標変換する機能を有し、ポリ
ゴンにおける各頂点のデータとしての3次元座標、平均
単位法線ベクトル、及びテクスチャマッピングアドレス
を有するポリゴンデータ13を入力し、回転、拡大、縮
小或いは移動などの座標変換を実行する。ポリゴン分割
部16は、座標変換部14から送られたポリゴンにおけ
る各辺の長さを、分割値指定15で定義された基準値と
比較して、各辺の長さが基準値内に納まるまでポリゴン
の分割を繰り返す。
で近似した3次元物体を座標変換する機能を有し、ポリ
ゴンにおける各頂点のデータとしての3次元座標、平均
単位法線ベクトル、及びテクスチャマッピングアドレス
を有するポリゴンデータ13を入力し、回転、拡大、縮
小或いは移動などの座標変換を実行する。ポリゴン分割
部16は、座標変換部14から送られたポリゴンにおけ
る各辺の長さを、分割値指定15で定義された基準値と
比較して、各辺の長さが基準値内に納まるまでポリゴン
の分割を繰り返す。
【0021】ここで、ポリゴン分割時に必要な計算式に
ついて説明する。図2はポリゴンの辺の長さを示す図で
ある。空間座標を夫々X,Y,Zとし、ポリゴンの各頂
点を夫々P0(X0,Y0,Z0)、P1(X1,Y1,Z1)、P2(X2,Y2,
Z2)とするとき、ポリゴンにおける各辺の長さLnm
(但しnm=01,12,20)は、次式(1)で求ま
る。
ついて説明する。図2はポリゴンの辺の長さを示す図で
ある。空間座標を夫々X,Y,Zとし、ポリゴンの各頂
点を夫々P0(X0,Y0,Z0)、P1(X1,Y1,Z1)、P2(X2,Y2,
Z2)とするとき、ポリゴンにおける各辺の長さLnm
(但しnm=01,12,20)は、次式(1)で求ま
る。
【0022】
【数1】
【0023】式(1)における |Xn−Xm|,|Yn−Ym|,|Zn−Zm| は、各辺の長さのX,Y,Z成分を夫々表すが、計算が
複雑であるため、式(1)を簡略化し、次式(2)に示
すように、X,Y,Z成分の内で一番長いものを、ポリ
ゴンにおける各辺の長さとして選択する。
複雑であるため、式(1)を簡略化し、次式(2)に示
すように、X,Y,Z成分の内で一番長いものを、ポリ
ゴンにおける各辺の長さとして選択する。
【0024】
【数2】
【0025】また、空間座標をX,Y,Zとし、テクス
チャマッピングアドレスの縦方向成分及び横方向成分を
夫々U,Vとし、平均単位法線ベクトルのX,Y,Z成
分を夫々Nx,Ny,Nzとし、ポリゴンにおける各頂
点をPn(Xn,Yn,Zn,Un,Vn,Nxn,N
yn,Nzn(但しn=0,1,2))とする。このと
き、ポリゴン各辺の中点Pnm(Xnm,Ynm,Zn
m,Unm,Vnm,Nxnm,Nynm,Nznm
(但しnm=01,12,20))における各成分は、次
式(3)で求まる。
チャマッピングアドレスの縦方向成分及び横方向成分を
夫々U,Vとし、平均単位法線ベクトルのX,Y,Z成
分を夫々Nx,Ny,Nzとし、ポリゴンにおける各頂
点をPn(Xn,Yn,Zn,Un,Vn,Nxn,N
yn,Nzn(但しn=0,1,2))とする。このと
き、ポリゴン各辺の中点Pnm(Xnm,Ynm,Zn
m,Unm,Vnm,Nxnm,Nynm,Nznm
(但しnm=01,12,20))における各成分は、次
式(3)で求まる。
【0026】
【数3】
【0027】輝度計算部18は、3次元物体に光が照射
された状態における分割ポリゴンの各頂点の輝度を算出
する機能を有しており、ポリゴン分割部16から送られ
るポリゴンと光源指定17で指定された点光源(又は平
行光源)との間の距離、及び、光源指定17で指定され
た法線ベクトルの角度から、ポリゴンにおける各頂点の
輝度を算出する。スクリーン投影部19は、輝度計算部
18で得られたポリゴンを、視点から見たスクリーンに
投影する機能を有する。
された状態における分割ポリゴンの各頂点の輝度を算出
する機能を有しており、ポリゴン分割部16から送られ
るポリゴンと光源指定17で指定された点光源(又は平
行光源)との間の距離、及び、光源指定17で指定され
た法線ベクトルの角度から、ポリゴンにおける各頂点の
輝度を算出する。スクリーン投影部19は、輝度計算部
18で得られたポリゴンを、視点から見たスクリーンに
投影する機能を有する。
【0028】次に、レンダリング部12内の各処理につ
いて説明する。レンダリング部12は、隠面消去部2
1、テクスチャマッピング部23、及びバンプマッピン
グ部25を備える。
いて説明する。レンダリング部12は、隠面消去部2
1、テクスチャマッピング部23、及びバンプマッピン
グ部25を備える。
【0029】隠面消去部21は、視点から見えない画像
部分を表示しないように制限する機能を備え、スクリー
ン座標、輝度及びテクスチャマッピングアドレスを有す
るポリゴンを、スクリーン投影部19から各頂点データ
として入力し、各頂点データを補間してポリゴン内のデ
ータ(以下、ピクセルデータと呼ぶ)を求める。隠面消
去部21は更に、求めたピクセルデータのZ値を、Zバ
ッファ20に格納されている以前のZ値と比較して、可
視に関する値か否かを判定する。この結果、可視に関す
る値であればZバッファ20のZ値を更新してピクセル
データを有効にし、また、不可視に関する値であればそ
のピクセルデータを破棄する。
部分を表示しないように制限する機能を備え、スクリー
ン座標、輝度及びテクスチャマッピングアドレスを有す
るポリゴンを、スクリーン投影部19から各頂点データ
として入力し、各頂点データを補間してポリゴン内のデ
ータ(以下、ピクセルデータと呼ぶ)を求める。隠面消
去部21は更に、求めたピクセルデータのZ値を、Zバ
ッファ20に格納されている以前のZ値と比較して、可
視に関する値か否かを判定する。この結果、可視に関す
る値であればZバッファ20のZ値を更新してピクセル
データを有効にし、また、不可視に関する値であればそ
のピクセルデータを破棄する。
【0030】テクスチャマッピング部23は、隠面消去
部21を経由したピクセルデータのテクスチャマッピン
グアドレスに、対応するテクスチャデータ22を貼り付
ける機能を有する。バンプマッピング部25は、バンプ
の拡大/縮小計算した後に、バンプマッピングアドレス
に対応するバンプデータ24を読み取り、強弱計算して
輝度を揺らす。
部21を経由したピクセルデータのテクスチャマッピン
グアドレスに、対応するテクスチャデータ22を貼り付
ける機能を有する。バンプマッピング部25は、バンプ
の拡大/縮小計算した後に、バンプマッピングアドレス
に対応するバンプデータ24を読み取り、強弱計算して
輝度を揺らす。
【0031】ここで、バンプマッピングに必要な計算式
について説明する。バンプマッピングアドレスの縦方向
成分及び横方向成分を夫々Ub,Vbとし、バンプに対
する拡大/縮小率のUb,Vb成分を夫々Ubscale、
Vbscaleとし、出力するバンプマッピングアドレスを
Ub’,Vb’とするとき、バンプの拡大/縮小計算は
次式(4)で求まる。
について説明する。バンプマッピングアドレスの縦方向
成分及び横方向成分を夫々Ub,Vbとし、バンプに対
する拡大/縮小率のUb,Vb成分を夫々Ubscale、
Vbscaleとし、出力するバンプマッピングアドレスを
Ub’,Vb’とするとき、バンプの拡大/縮小計算は
次式(4)で求まる。
【0032】
【数4】
【0033】バンプマッピングアドレスUb’,Vb’
に対応するバンプデータをBumpとし、バンプの強弱
率をBpとし、強弱計算後のバンプデータをBump’
とするとき、このバンプデータは次式(5)で求まる。
に対応するバンプデータをBumpとし、バンプの強弱
率をBpとし、強弱計算後のバンプデータをBump’
とするとき、このバンプデータは次式(5)で求まる。
【0034】
【数5】
【0035】バンプマッピング部25を経たピクセルデ
ータは、フレームバッファ26に一旦格納された後に、
CRT27に出力される。
ータは、フレームバッファ26に一旦格納された後に、
CRT27に出力される。
【0036】次に、本実施形態例に係る画像処理装置の
動作を説明する。図3は画像処理装置全体の動作を示す
フローチャートである。まず、ステップS18で、各頂
点のデータとして、3次元座標、平均単位法線ベクトル
及びテクスチャマッピングアドレスを有するポリゴンを
入力する。次いで、入力したポリゴンを座標変換し、ポ
リゴン内の輝度の変化量が大きい可能性があるときにポ
リゴンを更に分割する(ステップS19、S20)。
動作を説明する。図3は画像処理装置全体の動作を示す
フローチャートである。まず、ステップS18で、各頂
点のデータとして、3次元座標、平均単位法線ベクトル
及びテクスチャマッピングアドレスを有するポリゴンを
入力する。次いで、入力したポリゴンを座標変換し、ポ
リゴン内の輝度の変化量が大きい可能性があるときにポ
リゴンを更に分割する(ステップS19、S20)。
【0037】また、ステップS21で、ポリゴンと光源
指定で指定された点光源(又は平行光源)との間の距
離、及び法線ベクトルの角度の関係から、ポリゴンの各
頂点の輝度を算出し、ステップS22で、視点から見た
スクリーンにポリゴンを投影する。次いで、ステップS
23では、ポリゴン内の各ピクセルデータにおけるZ値
を、Zバッファ20に格納されるそれ以前のZ値と比較
することによって可視か否かを判定する。この際に、可
視であればZバッファ20におけるZ値を更新してピク
セルデータを有効とし、不可視であればピクセルデータ
を破棄する。
指定で指定された点光源(又は平行光源)との間の距
離、及び法線ベクトルの角度の関係から、ポリゴンの各
頂点の輝度を算出し、ステップS22で、視点から見た
スクリーンにポリゴンを投影する。次いで、ステップS
23では、ポリゴン内の各ピクセルデータにおけるZ値
を、Zバッファ20に格納されるそれ以前のZ値と比較
することによって可視か否かを判定する。この際に、可
視であればZバッファ20におけるZ値を更新してピク
セルデータを有効とし、不可視であればピクセルデータ
を破棄する。
【0038】次いで、ステップS24で、ピクセルデー
タにおけるテクスチャマッピングアドレスに、対応する
テクスチャデータを貼り付け、ステップS25で、バン
プデータを読み取ってピクセルの輝度を揺らし、フレー
ムバッファ26に出力する(ステップS26)。更に、
ステップS27では、ポリゴン内の全てのピクセル処理
が終了したか否かを判定し、終了しなければステップS
23に戻って処理を繰り返し、終了すればステップS2
8に進み、分割したポリゴン全ての処理が終了したか否
かを判定する。この結果、終了しなければステップS2
1に戻って処理を繰り返し、そうでなければ処理を終了
する。以上の各ステップでは、ステップS18〜S23
がポリゴン単位で処理され、ステップS24及びS25
がピクセル単位で処理される。
タにおけるテクスチャマッピングアドレスに、対応する
テクスチャデータを貼り付け、ステップS25で、バン
プデータを読み取ってピクセルの輝度を揺らし、フレー
ムバッファ26に出力する(ステップS26)。更に、
ステップS27では、ポリゴン内の全てのピクセル処理
が終了したか否かを判定し、終了しなければステップS
23に戻って処理を繰り返し、終了すればステップS2
8に進み、分割したポリゴン全ての処理が終了したか否
かを判定する。この結果、終了しなければステップS2
1に戻って処理を繰り返し、そうでなければ処理を終了
する。以上の各ステップでは、ステップS18〜S23
がポリゴン単位で処理され、ステップS24及びS25
がピクセル単位で処理される。
【0039】ここで、ポリゴン分割処理を図4及び図5
を参照して説明する。図4は、図3のステップS20に
おけるポリゴン分割時のサブルーチンを示すフローチャ
ートである。図5はポリゴン分割時の具体例を示す模式
図であり、(a)はポリゴンの3辺(L01,L12,L20)
が全て規準値Lより大きい場合、(b)はポリゴンの辺L
01,L12/L12,L20/L20,L01の内の2辺が規準値L
より大きいときのL20,L01>Lの場合、(c)はポリゴン
の辺L01,L12,L20の内の1辺が規準値Lより大きい
ときのL12>Lの場合である。
を参照して説明する。図4は、図3のステップS20に
おけるポリゴン分割時のサブルーチンを示すフローチャ
ートである。図5はポリゴン分割時の具体例を示す模式
図であり、(a)はポリゴンの3辺(L01,L12,L20)
が全て規準値Lより大きい場合、(b)はポリゴンの辺L
01,L12/L12,L20/L20,L01の内の2辺が規準値L
より大きいときのL20,L01>Lの場合、(c)はポリゴン
の辺L01,L12,L20の内の1辺が規準値Lより大きい
ときのL12>Lの場合である。
【0040】まず、ステップS29では、3次元座標、
平均単位法線ベクトル、及びテクスチャマッピングアド
レスを各頂点のデータとして有するポリゴンを入力し、
ステップS30で、ポリゴンの各辺の長さを算出する。
次いで、ステップS31で、ポリゴンの各辺の長さと基
準値Lとを比較し、3辺が全て基準値Lを超えていれ
ば、ステップS32で、ポリゴンにおける3辺を夫々2
等分して4分割(図5(a))する。また、2辺のみが基
準値Lを超えていれば、ステップS33で、ポリゴンに
おける上記2辺を夫々2等分して3分割(図5(b))す
る。更に、1辺のみが基準値Lを超えていれば、ステッ
プS34で、ポリゴンにおける上記1辺を2等分してポ
リゴンを2分割(図5(c))する。ステップS32〜3
4は夫々、処理終了後にステップS30に戻り、ポリゴ
ンの3辺全てが基準値L内に納まるまで処理を繰り返し
実行する。
平均単位法線ベクトル、及びテクスチャマッピングアド
レスを各頂点のデータとして有するポリゴンを入力し、
ステップS30で、ポリゴンの各辺の長さを算出する。
次いで、ステップS31で、ポリゴンの各辺の長さと基
準値Lとを比較し、3辺が全て基準値Lを超えていれ
ば、ステップS32で、ポリゴンにおける3辺を夫々2
等分して4分割(図5(a))する。また、2辺のみが基
準値Lを超えていれば、ステップS33で、ポリゴンに
おける上記2辺を夫々2等分して3分割(図5(b))す
る。更に、1辺のみが基準値Lを超えていれば、ステッ
プS34で、ポリゴンにおける上記1辺を2等分してポ
リゴンを2分割(図5(c))する。ステップS32〜3
4は夫々、処理終了後にステップS30に戻り、ポリゴ
ンの3辺全てが基準値L内に納まるまで処理を繰り返し
実行する。
【0041】次に、バンプマッピング処理について説明
する。図6は、図3のステップS25におけるバンプマ
ッピングに関するサブルーチンを示すフローチャートで
ある。
する。図6は、図3のステップS25におけるバンプマ
ッピングに関するサブルーチンを示すフローチャートで
ある。
【0042】まず、ステップS35で、テクスチャマッ
ピングアドレス及び輝度を入力し、ステップS36で、
テクスチャマッピングに対応するテクスチャデータを読
み取り、ステップS37で、テクスチャマッピングアド
レスからバンプマッピングアドレスに変換する。次い
で、ステップS38で、バンプの拡大/縮小計算を実行
し、ステップS39で、バンプマッピングアドレスに対
応するバンプデータを読み取り、ステップS40で、バ
ンプの強弱を計算する。更に、ステップS41で、輝度
をバンプデータに従って揺らし、ステップS42で、テ
クスチャデータ(色データR,G,B)に輝度情報を掛け
合わせる。
ピングアドレス及び輝度を入力し、ステップS36で、
テクスチャマッピングに対応するテクスチャデータを読
み取り、ステップS37で、テクスチャマッピングアド
レスからバンプマッピングアドレスに変換する。次い
で、ステップS38で、バンプの拡大/縮小計算を実行
し、ステップS39で、バンプマッピングアドレスに対
応するバンプデータを読み取り、ステップS40で、バ
ンプの強弱を計算する。更に、ステップS41で、輝度
をバンプデータに従って揺らし、ステップS42で、テ
クスチャデータ(色データR,G,B)に輝度情報を掛け
合わせる。
【0043】次に、第2実施形態例における画像処理装
置について説明する。図7はポリゴンにおける各辺の状
態を示す模式図である。本実施形態例における構成及び
動作は、第1実施形態例におけるポリゴン分割部16以
外は同様であるので、ここでは機能が異なるポリゴン分
割部16に関してのみ説明する。
置について説明する。図7はポリゴンにおける各辺の状
態を示す模式図である。本実施形態例における構成及び
動作は、第1実施形態例におけるポリゴン分割部16以
外は同様であるので、ここでは機能が異なるポリゴン分
割部16に関してのみ説明する。
【0044】本実施形態例におけるポリゴン分割部16
(図1参照)は、ポリゴン分割計算を第1実施形態例の
場合と同様に行う。また、本実施形態例における動作
は、第1実施形態例における辺の長さを、単位法線ベク
トル間の角度に置き換えたものと同等である。すなわ
ち、ポリゴン分割部16は、各頂点に接する面の法線ベ
クトルを平均して大きさを1とした平均単位法線ベクト
ルを入力し、平均単位法線ベクトル間の角度要素を算出
して基準値と比較判定し、角度要素が基準値を超えてい
ればポリゴンを更に分割し、基準値内に納まるまで分割
を繰り返し行う。平均単位法線ベクトルは、座標変換部
14(図1参照)で算出される。
(図1参照)は、ポリゴン分割計算を第1実施形態例の
場合と同様に行う。また、本実施形態例における動作
は、第1実施形態例における辺の長さを、単位法線ベク
トル間の角度に置き換えたものと同等である。すなわ
ち、ポリゴン分割部16は、各頂点に接する面の法線ベ
クトルを平均して大きさを1とした平均単位法線ベクト
ルを入力し、平均単位法線ベクトル間の角度要素を算出
して基準値と比較判定し、角度要素が基準値を超えてい
ればポリゴンを更に分割し、基準値内に納まるまで分割
を繰り返し行う。平均単位法線ベクトルは、座標変換部
14(図1参照)で算出される。
【0045】ここで、ポリゴンの各頂点の平均単位法線
ベクトル間の角度を求める計算式について説明する。ポ
リゴン各頂点の平均単位法線ベクトルを夫々Nxn,N
yn,Nznとするとき、図7におけるポリゴンの各頂
点の平均単位法線ベクトル間の角度αnm(但し、nm
=01,12,20)は次式(6)で求まる。
ベクトル間の角度を求める計算式について説明する。ポ
リゴン各頂点の平均単位法線ベクトルを夫々Nxn,N
yn,Nznとするとき、図7におけるポリゴンの各頂
点の平均単位法線ベクトル間の角度αnm(但し、nm
=01,12,20)は次式(6)で求まる。
【0046】
【数6】
【0047】式(6)におけるNxn×Nxm、Nyn
×Nym、Nzn×Nzmは夫々、X成分、Y成分、Z
成分相互間における角度を表している。
×Nym、Nzn×Nzmは夫々、X成分、Y成分、Z
成分相互間における角度を表している。
【0048】一方、角度を求める方法ではないが、式
(6)以外にも、法線ベクトルの各X、Y、Z成分相互
間の角度の大きさを算出し、最も大きい角度を選択して
頂点間の角度とする次式(7)を用いることもできる。
(6)以外にも、法線ベクトルの各X、Y、Z成分相互
間の角度の大きさを算出し、最も大きい角度を選択して
頂点間の角度とする次式(7)を用いることもできる。
【0049】
【数7】
【0050】次に、第3実施形態例に係る画像処理装置
について説明する。図8は、この画像処理装置のシステ
ムブロック図である。
について説明する。図8は、この画像処理装置のシステ
ムブロック図である。
【0051】本画像処理装置は、演算処理部43を備え
ており、演算処理部43に、図1の画像処理装置と同様
のポリゴンデータ13、分割値指定15、光源指定1
7、バンプデータ24、Zバッファ20、フレームバッ
ファ26、テクスチャデータ22及びCRT27が接続
される。演算処理部43には更に、ポリゴン分割を含む
ジオメトリ処理手順を処理プログラムとして記録した記
録媒体44が接続される。記録媒体44は、磁気ディス
ク、半導体メモリ等から構成できる。
ており、演算処理部43に、図1の画像処理装置と同様
のポリゴンデータ13、分割値指定15、光源指定1
7、バンプデータ24、Zバッファ20、フレームバッ
ファ26、テクスチャデータ22及びCRT27が接続
される。演算処理部43には更に、ポリゴン分割を含む
ジオメトリ処理手順を処理プログラムとして記録した記
録媒体44が接続される。記録媒体44は、磁気ディス
ク、半導体メモリ等から構成できる。
【0052】本画像処理装置は、記録媒体44から処理
プログラムを演算処理部43に読み込んで、第1実施形
態例におけるジオメトリ部11内の各処理部(14、1
6、18、19)、及びレンダリング部12内の各処理
部(21、23、25)と同様の処理を実行する。
プログラムを演算処理部43に読み込んで、第1実施形
態例におけるジオメトリ部11内の各処理部(14、1
6、18、19)、及びレンダリング部12内の各処理
部(21、23、25)と同様の処理を実行する。
【0053】以上のように、第1〜第3実施形態例にお
ける画像処理装置によると、大きめのポリゴンの中心に
光源の光を照射した場合に、ポリゴンを分割してその各
頂点の輝度計算を行うことにより、ポリゴン内の中心の
みを明るくし、光源から離れるに従って暗くなるような
画像表現ができる。これにより、従来のグローシェーデ
ィングに比較して画質が向上する。また、ポリゴン内の
輝度変化が大きい可能性があるとき、即ち画質が低下す
る可能性があるときには、ポリゴンを細分化して各頂点
で輝度計算できるので、従来のフォンシェーディングに
比較して、画質低下を招くことなく画像処理できる。更
に、ピクセル毎の輝度計算が不要であり、分割したポリ
ゴンにおける各頂点のみ計算すれば良いので、処理速度
が大幅に向上する。
ける画像処理装置によると、大きめのポリゴンの中心に
光源の光を照射した場合に、ポリゴンを分割してその各
頂点の輝度計算を行うことにより、ポリゴン内の中心の
みを明るくし、光源から離れるに従って暗くなるような
画像表現ができる。これにより、従来のグローシェーデ
ィングに比較して画質が向上する。また、ポリゴン内の
輝度変化が大きい可能性があるとき、即ち画質が低下す
る可能性があるときには、ポリゴンを細分化して各頂点
で輝度計算できるので、従来のフォンシェーディングに
比較して、画質低下を招くことなく画像処理できる。更
に、ピクセル毎の輝度計算が不要であり、分割したポリ
ゴンにおける各頂点のみ計算すれば良いので、処理速度
が大幅に向上する。
【0054】また、第1〜第3実施形態例における画像
処理装置では、従来のディスプレースメントマッピング
に比較し、ポリゴン表面の輝度にバンプデータを掛け合
わせるという単純計算式を通すだけで、バンプを表現で
きる。従って、計算処理が軽くなり、処理速度が大幅に
向上する。
処理装置では、従来のディスプレースメントマッピング
に比較し、ポリゴン表面の輝度にバンプデータを掛け合
わせるという単純計算式を通すだけで、バンプを表現で
きる。従って、計算処理が軽くなり、処理速度が大幅に
向上する。
【0055】以上、本発明をその好適な実施形態例に基
づいて説明したが、本発明の画像処理装置及び画像処理
方法は、上記実施形態例にのみ限定されるものではな
く、上記実施形態例から種々の修正及び変更を施した画
像処理装置及び画像処理方法も、本発明の範囲に含まれ
る。
づいて説明したが、本発明の画像処理装置及び画像処理
方法は、上記実施形態例にのみ限定されるものではな
く、上記実施形態例から種々の修正及び変更を施した画
像処理装置及び画像処理方法も、本発明の範囲に含まれ
る。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
画像表現をリアルに且つ高速に処理することができ、し
かもできるだけ簡素な回路構成から成る画像処理装置を
得ることができ、また、画像表現をリアルに且つ高速に
処理することができる画像処理方法を得ることができ
る。
画像表現をリアルに且つ高速に処理することができ、し
かもできるだけ簡素な回路構成から成る画像処理装置を
得ることができ、また、画像表現をリアルに且つ高速に
処理することができる画像処理方法を得ることができ
る。
【図1】本発明の第1実施形態例に係る画像処理装置を
示すシステムブロック図である。
示すシステムブロック図である。
【図2】ポリゴンの各辺の長さを示す図である。
【図3】第1実施形態例に係る画像処理装置全体の動作
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
【図4】ポリゴンの分割手順を示すフローチャートであ
る。
る。
【図5】ポリゴンの分割の具体例を示す模式図であり、
(a)はポリゴンの3辺が全て基準値より大きい場合、(b)
はポリゴンの辺の内の2辺が基準値より大きい場合、
(c)はポリゴンの辺の内の1辺が基準値より大きい場合
を夫々示す。
(a)はポリゴンの3辺が全て基準値より大きい場合、(b)
はポリゴンの辺の内の2辺が基準値より大きい場合、
(c)はポリゴンの辺の内の1辺が基準値より大きい場合
を夫々示す。
【図6】バンプマッピング処理を示すフローチャートで
ある。
ある。
【図7】本発明の第2実施形態例におけるポリゴン各辺
の状態を示す模式図である。
の状態を示す模式図である。
【図8】本発明の第3実施形態例に係る画像処理装置を
示すシステムブロック図である。
示すシステムブロック図である。
【図9】ポリゴンを説明するための模式図であり、(a)
は物体表面を分割した状態、(b)は内部頂点の座標を移
動させて曲面を形成した状態、(c)は曲面を三角形に分
割して多数のポリゴンを形成した状態を夫々示す。
は物体表面を分割した状態、(b)は内部頂点の座標を移
動させて曲面を形成した状態、(c)は曲面を三角形に分
割して多数のポリゴンを形成した状態を夫々示す。
11 ジオメトリ部 12 レンダリング部 13 ポリゴンデータ 14 座標変換部 15 分割値指定 16 ポリゴン分割部 17 光源指定 18 輝度計算部 19 スクリーン投影部 20 Zバッファ 21 隠面消去部 22 テクスチャデータ 23 テクスチャマッピング部 24 バンプデータ 25 バンプマッピング部 26 フレームバッファ 27 CRT 43 演算処理部 44 記録媒体
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年12月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
Claims (6)
- 【請求項1】 複数のポリゴンの集合で近似した3次元
物体を座標変換する座標変換手段と、 前記座標変換手段からの変換データに基づいて各ポリゴ
ンの状態を判定し、ポリゴンが一定条件を満たしたとき
に該ポリゴンを更に分割するポリゴン分割手段と、 3次元物体に光が照射された状態における前記分割ポリ
ゴンの各頂点の輝度を算出する輝度算出手段と、 前記輝度算出手段で算出された輝度データを含む画像情
報に従って3次元画像を画面表示する表示制御手段とを
備えることを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項2】 前記表示制御手段は、拡大/縮小計算し
たバンプマッピングアドレスに対応するバンプデータを
備えるバンプデータ格納部と、 色データを含むテクスチャデータを備えるテクスチャデ
ータ格納部と、 前記分割ポリゴンの表面における各輝度、前記バンプデ
ータ及びテクスチャデータに基づいて、ポリゴン表面に
おけるバンプを表現するデータを生成するデータ生成手
段とを備えることを特徴とする請求項1に記載の画像処
理装置。 - 【請求項3】 前記ポリゴン分割手段は、ポリゴンの各
辺の長さを所定の基準値と比較し、長さが該基準値を超
えた場合に一定条件が満足したと判定することを特徴と
する請求項1に記載の画像処理装置。 - 【請求項4】 前記ポリゴン分割手段は、ポリゴンの各
頂点が接する面における法線ベクトルを平均し、その平
均単位法線ベクトル相互間の角度要素を算出して所定の
基準値と比較し、角度要素が該基準値を超えた場合に一
定条件が満足したと判定することを特徴とする請求項1
に記載の画像処理装置。 - 【請求項5】 前記表示制御手段が、ポリゴン分割を含
む各種処理手順をプログラム化して記録した記録媒体を
備え、前記座標変換手段、前記ポリゴン分割手段及び前
記輝度算出手段が、前記記録媒体から読み込まれる処理
プログラムに従って処理を実行することを特徴とする請
求項1乃至4の内の何れか1項に記載の画像処理装置。 - 【請求項6】 複数のポリゴンの集合で近似した3次元
物体を座標変換する座標変換処理と、 前記座標変換処理による変換データに基づいて各ポリゴ
ンの状態を判定し、ポリゴンが一定条件を満たしたとき
に該ポリゴンを更に分割するポリゴン分割処理と、 3次元物体に光が照射された状態における前記分割ポリ
ゴンの各頂点の輝度を算出する輝度算出処理と、 前記輝度算出処理で算出された輝度データを含む画像情
報に従って3次元画像を画面表示する表示制御処理とを
含むことを特徴とする画像処理方法。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31565597A JP3179392B2 (ja) | 1997-11-17 | 1997-11-17 | 画像処理装置及び画像処理方法 |
| US09/184,725 US6246414B1 (en) | 1997-11-17 | 1998-11-02 | Image processing in which polygon is divided |
| EP98121237A EP0917106A2 (en) | 1997-11-17 | 1998-11-06 | Image processing method and apparatus with polygon division |
| TW087118588A TW432293B (en) | 1997-11-17 | 1998-11-06 | Image processing in which polygon is divided |
| KR1019980049091A KR100349483B1 (ko) | 1997-11-17 | 1998-11-16 | 폴리곤이분할되는화상처리 |
| CN98125812A CN1218940A (zh) | 1997-11-17 | 1998-11-17 | 分隔多边形的图象处理 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31565597A JP3179392B2 (ja) | 1997-11-17 | 1997-11-17 | 画像処理装置及び画像処理方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11149567A true JPH11149567A (ja) | 1999-06-02 |
| JP3179392B2 JP3179392B2 (ja) | 2001-06-25 |
Family
ID=18067994
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31565597A Expired - Fee Related JP3179392B2 (ja) | 1997-11-17 | 1997-11-17 | 画像処理装置及び画像処理方法 |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6246414B1 (ja) |
| EP (1) | EP0917106A2 (ja) |
| JP (1) | JP3179392B2 (ja) |
| KR (1) | KR100349483B1 (ja) |
| CN (1) | CN1218940A (ja) |
| TW (1) | TW432293B (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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