JPH11149576A - 3次元モデリング装置、3次元モデリング方法、3次元モデリングプログラムを記録した媒体、および3次元形状推定プログラムを記録した媒体 - Google Patents
3次元モデリング装置、3次元モデリング方法、3次元モデリングプログラムを記録した媒体、および3次元形状推定プログラムを記録した媒体Info
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- JPH11149576A JPH11149576A JP10005982A JP598298A JPH11149576A JP H11149576 A JPH11149576 A JP H11149576A JP 10005982 A JP10005982 A JP 10005982A JP 598298 A JP598298 A JP 598298A JP H11149576 A JPH11149576 A JP H11149576A
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Abstract
能な3次元モデリング装置を提供する。 【解決手段】 対象物体10を複数の視点から撮影し、
得られた複数の物体画像のうち中心画像A0および周辺
画像A1,A15間における濃度情報を予め用意された
ボクセル空間11の対応するボクセルに投票し、各ボク
セル12に投票された濃度情報の標準偏差を算出し、ボ
クセル空間11内のボクセル12のうち標準偏差が小さ
いボクセル12を滑らかに結合することにより対象物体
10の形状を推定する。
Description
装置およびその方法、3次元モデリングプログラムを記
録した媒体、ならびに3次元形状推定プログラムを記録
した媒体に関し、特に、対象物体の立体モデルを生成す
る3次元モデリング装置およびその方法ならびに3次元
モデリングプログラムを記録した媒体に関する。
るためには、3次元対象物体の形状およびテクスチャ
(色彩および模様)を表現した立体モデルが作成され
る。
ング方法としては、たとえばシルエット法やステレオ法
がある。シルエット法は、対象物体を複数の視点から単
眼カメラで撮影し、それにより得られた複数のシルエッ
ト画像に基づいて対象物体の立体モデルを生成する。
ット法は撮影された対象物体の輪郭に基づいて立体モデ
ルを生成するため、対象物体の凹所を表現することがで
きないという問題がある。
用いた双方向投票による物体形状と色の推定』,情報処
理学会第53回(平成8年後期)全国大会,2−301
および302頁」には、色情報を投票して対象物体の形
状を推定する方法が開示されている。この方法は、表面
ボクセルにおいては同じ色が投票されるはずであるとい
う仮定に基づいたものである。しかしながら、この方法
は、すべての画像情報を一旦用いて色の投票を行なって
いるため、表面ボクセルに対し、裏方向の画像情報まで
もが投票されてしまう。したがって、通常、表面ボクセ
ルにおいても投票された色が異なってしまう。この問題
を解決するため、ボクセルに投票された候補色を絞り込
む必要が生じている。この処理のため、この方法は、投
票された色をすべて保持するための多大なメモリが必要
となる。これに加え、候補色の中から色の同一性を抽出
して表面ボクセルを決定するために、同じ部分が常に同
じ色で撮影される必要がある。あるいは、同じ色である
か否かを判断するためのしきい値設定が必要になる。こ
のしきい値設定は一般に困難な処理となる。
めになされたもので、対象物体の凹所を表現可能な簡易
かつ安価な3次元モデリング装置およびその方法ならび
に3次元モデリングプログラムを記録した媒体を提供す
ることを目的とする。
うと、対象物体の立体モデルを生成する3次元モデリン
グ装置は、物体画像獲得手段と、形状推定手段と、生成
手段とを備える。物体画像獲得手段は、対象物体を複数
の視点から撮影し、複数の物体画像を得る。形状推定手
段は、複数の物体画像のうち少なくとも2つの物体画像
間における画像情報のばらつきに基づいて対象物体の形
状を推定する。生成手段は、推定された形状に基づいて
立体モデルを生成する。
および/または濃度である。
報累積手段と、算出手段とを含む。画像情報累積手段
は、複数の領域から構成される3次元仮想空間の各領
域、より具体的には各領域に対応する記憶領域に少なく
とも2つの物体画像の対応する画像情報を累積する。算
出手段は、領域に累積された画像情報のばらつきを算出
する。
さらに、存在領域推定手段を備える。存在領域推定手段
は、複数の物体画像中の対象物体の輪郭に基づいて3次
元仮想空間における対象物体の存在領域を概略的に推定
する。上記画像情報累積手段は、3次元仮想空間の領域
のうち存在領域内の領域に画像情報を累積する。ここ
で、画像情報を累積するのは存在領域内の領域だけの方
が好ましい。
結合手段を含む。結合手段は、対象物体の形状を推定す
るために、3次元仮想空間の領域のうちばらつきの小さ
い領域を滑らかに結合する。
小さい領域を滑らかに結合するために、ばらつきの小さ
さと結合されるべき領域の滑らかさとを変数とする評価
関数を最小化する。
座標変換手段と、結合手段とを含む。座標変換手段は、
3次元仮想空間の座標空間視点の1つから放射状に広が
る座標軸を有する透視座標空間に変換する。結合手段
は、対象物体の形状を推定するために、透視座標空間に
おいて1つの視点を通る直線上の領域のうちばらつきが
最小またはその最小値よりも所定の値だけ大きい領域を
結合する。さらに好ましくは、上記3次元仮想空間の座
標空間は直交座標空間である。
結合手段を含む。結合手段は、対象物体の形状を推定す
るために、3次元仮想空間において視点の1つを通る直
線上の領域のうちばらつきが最小またはその最小値より
も所定の値だけ大きい領域を結合する。さらに好ましく
は、上記3次元仮想空間の座標空間は直交座標空間であ
る。
面推定手段と、統合手段とを含む。部分表面推定手段
は、複数の物体画像間において互いに対応する画像情報
のばらつきに基づいて対象物体の複数の部分表面(仮形
状)を推定する。統合手段は、複数の部分表面を統合し
て対象物体の形状を決定する。
報累積手段と、算出手段と、部分表面推定手段と、統合
手段とを含む。画像情報累積手段は、複数の領域から構
成される3次元仮想空間の各領域、より具体的には各領
域に対応する記憶領域に少なくとも2つの物体画像の対
応する画像情報を累積する。算出手段は、領域に累積さ
れた画像情報のばらつきを算出する。部分表面推定手段
は、複数の物体画像間において互いに対応する画像情報
のばらつきに基づいて対象物体の複数の部分表面(仮形
状)を推定する。統合手段は、複数の部分表面を統合し
て対象物体の形状を決定する。この統合手段は、距離累
積手段と、認定手段とを含む。距離累積手段は、3次元
仮想空間の領域のうち存在領域内にありかつ部分表面の
各々の外側にある領域、より具体的には各領域に対応す
る記憶領域に、その領域から複数の部分表面までの距離
を累積する。認定手段は、累積された距離の総和が所定
の値よりも大きい領域を対象物体の外側と認定する。こ
こで、この3次元モデリング装置はさらに、複数の物体
画像中の対象物体の輪郭に基づいて3次元仮想空間にお
ける対象物体の存在領域を概略的に推定する存在領域推
定手段を備え、上記画像情報累積手段は3次元仮想空間
の領域のうち存在領域内の領域に画像情報を累積しても
よい。また、上記形状推定手段はさらに、対象物体の形
状を推定するために、3次元仮想空間の領域のうちばら
つきの小さい領域を滑らかに結合する結合手段を含んで
いてもよい。また、この結合手段は、ばらつきの小さい
領域を滑らかに結合するために、ばらつきの小ささと結
合されるべき領域の滑らかさとを変数とする評価関数を
最小化してもよい。また、上記形状推定手段はさらに、
3次元仮想空間の座標空間視点の1つから放射状に広が
る座標軸を有する透視座標空間に変換する座標変換手段
と、対象物体の形状を推定するために、透視座標空間に
おいて1つの視点を通る直線上の領域のうちばらつきが
最小またはその最小値よりも所定の値だけ大きい領域を
結合する結合手段とを含んでいてもよい。また、上記形
状推定手段はさらに、対象物体の形状を推定するため
に、3次元仮想空間において視点の1つを通る直線上の
領域のうちばらつきが最小またはその最小値よりも所定
の値だけ大きい領域を結合する結合手段を含んでいても
よい。
報累積手段と、算出手段と、部分表面推定手段と、統合
手段とを含む。画像情報累積手段は、複数の領域から構
成される3次元仮想空間の各領域、より具体的には各領
域に対応する記憶領域に少なくとも2つの物体画像の対
応する画像情報を累積する。算出手段は、領域に累積さ
れた画像情報のばらつきを算出する。部分表面推定手段
は、複数の物体画像間において互いに対応する画像情報
のばらつきに基づいて対象物体の複数の部分表面(仮形
状)を推定する。統合手段は、複数の部分表面を統合し
て対象物体の形状を決定する。この統合手段は、距離累
積手段と、累積回数計算手段と、認定手段とを含む。距
離累積手段は、3次元仮想空間の領域のうち存在領域内
にありかつ部分表面の各々の外側にある領域に、その領
域から複数の部分表面までの距離を累積する。累積回数
計算手段は、累積回数を計算する。認定手段は、累積さ
れた距離の総和を計算された累積回数で除した距離平均
値が所定の値よりも大きい領域を対象物体の外側と認定
する。ここで、この3次元モデリング装置はさらに、複
数の物体画像中の対象物体の輪郭に基づいて3次元仮想
空間における対象物体の存在領域を概略的に推定する存
在領域推定手段を備え、上記画像情報累積手段は3次元
仮想空間の領域のうち存在領域内の領域に画像情報を累
積してもよい。また、上記形状推定手段はさらに、対象
物体の形状を推定するために、3次元仮想空間の領域の
うちばらつきの小さい領域を滑らかに結合する結合手段
を含んでいてもよい。また、この結合手段は、ばらつき
の小さい領域を滑らかに結合するために、ばらつきの小
ささと結合されるべき領域の滑らかさとを変数とする評
価関数を最小化してもよい。また、上記形状推定手段は
さらに、3次元仮想空間の座標空間視点の1つから放射
状に広がる座標軸を有する透視座標空間に変換する座標
変換手段と、対象物体の形状を推定するために、透視座
標空間において1つの視点を通る直線上の領域のうちば
らつきが最小またはその最小値よりも所定の値だけ大き
い領域を結合する結合手段とを含んでいてもよい。ま
た、上記形状推定手段はさらに、対象物体の形状を推定
するために、3次元仮想空間において視点の1つを通る
直線上の領域のうちばらつきが最小またはその最小値よ
りも所定の値だけ大きい領域を結合する結合手段を含ん
でいてもよい。
報累積手段と、算出手段と、部分表面推定手段と、統合
手段とを含む。画像情報累積手段は、複数の領域から構
成される3次元仮想空間の各領域、より具体的には各領
域に対応する記憶領域に少なくとも2つの物体画像の対
応する画像情報を累積する。算出手段は、領域に累積さ
れた画像情報のばらつきを算出する。部分表面推定手段
は、複数の物体画像間において互いに対応する画像情報
のばらつきに基づいて対象物体の複数の部分表面(仮形
状)を推定する。統合手段は、複数の部分表面を統合し
て対象物体の形状を決定する。この統合手段は、投票手
段と、認定手段とを含む。投票手段は、3次元仮想空間
の領域のうち部分表面の各々の内側にある領域に所定の
第1の値を投票する。認定手段は、投票された第1の値
の総和が所定の第2の値よりも大きい領域を対象物体の
内側と認定する。ここで、この3次元モデリング装置は
さらに、複数の物体画像中の対象物体の輪郭に基づいて
3次元仮想空間における対象物体の存在領域を概略的に
推定する存在領域推定手段を備え、上記画像情報累積手
段は3次元仮想空間の領域のうち存在領域内の領域に画
像情報を累積してもよい。また、上記形状推定手段はさ
らに、対象物体の形状を推定するために、3次元仮想空
間の領域のうちばらつきの小さい領域を滑らかに結合す
る結合手段を含んでいてもよい。また、この結合手段
は、ばらつきの小さい領域を滑らかに結合するために、
ばらつきの小ささと結合されるべき領域の滑らかさとを
変数とする評価関数を最小化してもよい。また、上記形
状推定手段はさらに、3次元仮想空間の座標空間視点の
1つから放射状に広がる座標軸を有する透視座標空間に
変換する座標変換手段と、対象物体の形状を推定するた
めに、透視座標空間において1つの視点を通る直線上の
領域のうちばらつきが最小またはその最小値よりも所定
の値だけ大きい領域を結合する結合手段とを含んでいて
もよい。また、上記形状推定手段はさらに、対象物体の
形状を推定するために、3次元仮想空間において視点の
1つを通る直線上の領域のうちばらつきが最小またはそ
の最小値よりも所定の値だけ大きい領域を結合する結合
手段を含んでいてもよい。
体画像の画素ごとに画像情報を累積する。
体画像の複数の画素を含む所定ブロックごとに画像情報
を累積する。
上記3次元仮想空間はボクセル空間である。
像情報の標準偏差である。好ましくは、上記形状推定手
段は、ブロック設定手段と、算出手段とを含む。ブロッ
ク設定手段は、物体画像ごとに複数の画素を含むブロッ
クを設定する。算出手段は、ブロック間において互いに
対応する画素の値の差をそれぞれ算出し、その算出され
た差の絶対値の総和を画像情報のばらつきとして算出す
る。
ク設定手段と、算出手段とを含む。ブロック設定手段
は、物体画像ごとに複数の画素を含むブロックを設定す
る。算出手段は、ブロック間において互いに対応する画
素の値の差をそれぞれ算出し、その算出された差の自乗
の総和を画像情報のばらつきとして算出する。
体の立体モデルを生成する3次元モデリング方法は、対
象物体を複数の視点から撮影し、複数の物体画像を得る
ステップと、複数の物体画像のうち少なくとも2つの物
体画像間において互いに対応する画像情報のばらつきに
基づいて対象物体の形状を推定するステップと、推定さ
れた形状に基づいて立体モデルを生成するステップとを
含む。
および/または濃度である。
は、複数の領域から構成される3次元仮想空間の領域に
少なくとも2つの物体画像の対応する画像情報を累積す
るステップと、領域に累積された画像情報のばらつきを
算出するステップとを含む。
さらに、複数の物体画像中の対象物体の輪郭に基づいて
3次元仮想空間における対象物体の存在領域を概略的に
推定するステップを含む。上記累積するステップは、3
次元仮想空間の領域のうち存在領域内の領域に画像情報
を累積する。ここで、画像情報を累積するのは存在領域
内の領域だけの方が好ましい。
はさらに、対象物体の形状を推定するために、3次元仮
想空間の領域のうちばらつきの小さい領域を滑らかに結
合するステップを含む。
らつきの小さい領域を滑らかに結合するために、ばらつ
きの小ささと結合されるべき領域の滑らかさとを変数と
する評価関数を最小化する。
はさらに、3次元仮想空間の座標空間視点の1つから放
射状に広がる座標軸を有する透視座標空間に変換するス
テップと、対象物体の形状を推定するために、透視座標
空間において1つの視点を通る直線上の領域のうちばら
つきが最小またはその最小値よりも所定の値だけ大きい
領域を結合するステップとを含む。さらに好ましくは、
上記3次元仮想空間の座標空間は直交座標空間である。
はさらに、対象物体の形状を推定するために、3次元仮
想空間において視点の1つを通る直線上の領域のうちば
らつきが最小またはその最小値よりも所定の値だけ大き
い領域を結合するステップを含む。さらに好ましくは、
上記3次元仮想空間の座標空間は直交座標空間である。
は、複数の物体画像間において互いに対応する画像情報
のばらつきに基づいて対象物体の複数の部分表面を推定
するステップと、複数の部分表面を統合して対象物体の
形状を決定するステップとを含む。
次元仮想空間の領域のうち存在領域内にありかつ部分表
面の各々の外側にある領域、より具体的には各領域に対
応する記憶領域に、その領域から複数の部分表面までの
距離を累積するステップと、累積された距離の総和が所
定の値よりも大きい領域を対象物体の外側と認定するス
テップとを含む。
次元仮想空間の領域のうち存在領域内にありかつ部分表
面の各々の外側にある領域に、その領域から複数の部分
表面までの距離を累積するステップと、累積回数を計算
するステップと、累積された距離の総和を計算された累
積回数で除した距離平均値が所定の値よりも大きい領域
を対象物体の外側と認定するステップとを含む。
次元仮想空間の領域のうち部分表面の各々の内側にある
領域に所定の第1の値を投票するステップと、投票され
た第1の値の総和が所定の第2の値よりも大きい領域を
対象物体の内側と認定するステップとを含む。ここで、
第2の値は[部分表面の数×第1の値]またはその近傍
値がよい。
ップは、物体画像の画素ごとに画像情報を累積する。
ップは、物体画像の複数の画素を含む所定ブロックごと
に画像情報を累積する。
上記3次元仮想空間はボクセル空間である。
像情報の標準偏差である。好ましくは、上記形状を推定
するステップは、物体画像ごとに複数の画素を含むブロ
ックを設定するステップと、ブロック間において互いに
対応する画素の値の差をそれぞれ算出し、その算出され
た差の絶対値の総和を画像情報のばらつきとして算出す
るステップとを含む。
は、物体画像ごとに複数の画素を含むブロックを設定す
るステップと、ブロック間において互いに対応する画素
の値の差をそれぞれ算出し、その算出された差の自乗の
総和を画像情報のばらつきとして算出するステップとを
含む。
媒体は、コンピュータに、対象物体を複数の視点から撮
影して得られた複数の物体画像に基づいて対象物体の立
体モデルを生成させる3次元モデリングプログラムを記
録した媒体である。上記プログラムは、複数の物体画像
のうち少なくとも2つの物体画像間において互いに対応
する画像情報のばらつきに基づいて対象物体の形状を推
定するステップと、推定された形状に基づいて立体モデ
ルを生成するステップとを含む。
および/または濃度である。
は、複数の領域から構成される3次元仮想空間の領域に
少なくとも2つの物体画像の対応する画像情報を累積す
るステップと、領域に累積された画像情報のばらつきを
算出するステップとを含む。
体画像中の対象物体の輪郭に基づいて3次元仮想空間に
おける対象物体の存在領域を概略的に推定するステップ
をさらに含む。上記累積するステップは、3次元仮想空
間の領域のうち存在領域内の領域に画像情報を累積す
る。ここで、画像情報を累積するのは存在領域内の領域
だけの方が好ましい。
はさらに、対象物体の形状を推定するために、3次元仮
想空間の領域のうちばらつきの小さい領域を滑らかに結
合するステップを含む。
らつきの小さい領域を滑らかに結合するために、ばらつ
きの小ささと結合されるべき領域の滑らかさとを変数と
する評価関数を最小化する。
はさらに、3次元仮想空間の座標空間視点の1つから放
射状に広がる座標軸を有する透視座標空間に変換するス
テップと、対象物体の形状を推定するために、透視座標
空間において1つの視点を通る直線上の領域のうちばら
つきが最小またはその最小値よりも所定の値だけ大きい
領域を結合するステップとを含む。さらに好ましくは、
上記3次元仮想空間の座標空間は直交座標空間である。
はさらに、対象物体の形状を推定するために、3次元仮
想空間において視点の1つを通る直線上の領域のうちば
らつきが最小またはその最小値よりも所定の値だけ大き
い領域を結合するステップを含む。さらに好ましくは、
上記3次元仮想空間の座標空間は直交座標空間である。
は、複数の物体画像間において互いに対応する画像情報
のばらつきに基づいて対象物体の複数の部分表面を推定
するステップと、複数の部分表面を統合して対象物体の
形状を決定するステップとを含む。
次元仮想空間の領域のうち存在領域内にありかつ部分表
面の各々の外側にある領域、より具体的には各領域に対
応する記憶領域に、その領域から複数の部分表面までの
距離を累積するステップと、累積された距離の総和が所
定の値よりも大きい領域を対象物体の外側と認定するス
テップとを含む。
次元仮想空間の領域のうち部分表面の各々の内側にある
領域に所定の第1の値を投票するステップと、投票され
た第1の値の総和が所定の第2の値よりも大きい領域を
対象物体の内側と認定するステップとを含む。ここで、
第2の値は[部分表面の数×第1の値]またはその近傍
値がよい。
ップは、物体画像の画素ごとに画像情報を累積する。
ップは、物体画像の複数の画素を含む所定ブロックごと
に画像情報を累積する。
上記3次元仮想空間はボクセル空間である。
像情報の標準偏差である。好ましくは、上記形状を推定
するステップは、物体画像ごとに複数の画素を含むブロ
ックを設定するステップと、ブロック間において互いに
対応する画素の値の差をそれぞれ算出し、その算出され
た差の絶対値の総和を画像情報のばらつきとして算出す
るステップとを含む。
は、物体画像ごとに複数の画素を含むブロックを設定す
るステップと、ブロック間において互いに対応する画素
の値の差をそれぞれ算出し、その算出された差の自乗の
総和を画像情報のばらつきとして算出するステップとを
含む。
媒体は、コンピュータに、対象物体を複数の視点から撮
影して得られた複数の物体画像に基づいて対象物体の形
状を推定させる3次元形状推定プログラムを記録した媒
体である。上記プログラムは、複数の物体画像のうち少
なくとも2つの物体画像間において互いに対応する画像
情報のばらつきを算出するステップと、算出されたばら
つきに基づいて対象物体の形状を推定するステップとを
含む。
を参照して詳しく説明する。なお、図中同一または相当
部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
形態1による3次元モデリング装置の全体構成を示す図
である。図1を参照して、この実施の形態1による3次
元モデリング装置は、回転テーブル1と、デジタルスチ
ルカメラ2と、コンピュータ3と、CD−ROM(コン
パクトディスク−リードオンリメモリ)4とを備える。
回転テーブル1は、その上に載置された対象物体(図示
せず)を回転させるためのものである。ここでは回転テ
ーブル1を用いたが、これに代えて対象物体の向きを変
えることができるロボットアームなどを用いてもよい。
デジタルスチルカメラ2は、立体モデルを得ようとする
対象物体を複数の視点から撮影し、複数の物体画像を得
るためのものである。ここでは静止画を得ることができ
るデジタルスチルカメラ2を用いたが、これに代えて動
画を得ることができるビデオカメラなどを用いてもよ
い。CD−ROM4には、コンピュータ3に、デジタル
スチルカメラ2で得られた物体画像に基づいて対象物体
の立体モデルを生成させるためのプログラムが記録され
ている。ここではプログラムを記録する媒体としてCD
−ROM4を用いたが、これに代えてフロッピィディス
ク、CD−R、DVD、メモリカードなどを用いてもよ
い。
ラ2を固定し、対象物体を回転させることによって対象
物体を複数の視点から撮影するようにしているが、対象
物体を固定し、カメラ2を移動することによって対象物
体を複数の視点から撮影するようにしてもよい。ただ
し、カメラ2を移動する場合はカメラ2の撮影位置を求
める必要がある。この3次元モデリング装置は、カメラ
2を固定し、対象物体を回転させているため、各視点か
ら対象物体までの距離は互いに等しいが、この距離は必
ずしも等しくなくてもよい。距離が等しくない場合は、
以下に詳述する方法で各視点から対象物体までの距離を
考慮して種々の計算を行なう必要がある。
主要構成を示すブロック図である。図2を参照して、こ
のコンピュータ3は、中央処理装置(CPU)5と、リ
ードオンリメモリ(ROM)6と、ランダムアクセスメ
モリ(RAM)7と、入出力インタフェース(I/F)
8と、CPU5、ROM6、RAM7およびI/F8を
相互に結合するためのデータ/アドレスバス9とを備え
る。デジタルスチルカメラ2、およびCD−ROM4の
ためのドライブユニットはI/F8に接続され、これに
よりデジタルスチルカメラ2で得られた物体画像および
CD−ROM4に記録されたプログラムはI/F10を
介してRAM7に格納される。CPU5は、ROM6お
よびRAM7に格納されたプログラムに従って演算処理
を行なう。
記録された3次元モデリングプログラムを示すフローチ
ャートである。図4(a)は、図3中の対象物体および
背景の撮影ステップS2を説明するための図である。図
4(b)は、図3中のシルエット画像の作成ステップS
3を説明するための図である。図4(c)は、図3中の
形状推定処理ステップS4を説明するための図である。
図4(d)は、図3中のポリゴン作成ステップS5を説
明するための図である。図4(e)は、図3中のテクス
チャマッピングステップS6を説明するための図であ
る。
では、回転テーブル1とカメラ2との間の相対的な位置
関係を決定するためのキャリブレーションを行なう。
よびその背景をカメラ2で撮影する。より具体的には、
まず、対象物体10を回転テーブル1の上に置かずに背
景だけを1つの視点から撮影する。これにより1枚の背
景画像が得られる。次に、対象物体10を回転テーブル
1の上に置き、回転テーブル1を回転させることによっ
て対象物体10を複数の視点から撮影する。たとえば回
転テーブル1を22.5°ずつ回転させると、図5に示
されるように対象物体10を16の視点(0〜15)か
ら撮影することになるため、16枚の物体画像A0〜A
15が得られる。回転テーブル1およびカメラ2はコン
ピュータ3内のI/F8に接続され、CPU5によって
制御される。また、得られた1枚の背景画像および16
枚の物体画像A0〜A15はI/F8を介してRAM7
に格納される。なお、ここでは対象物体10を16の視
点から撮影しているが、視点の数は2以上であればよ
く、特に限定されるものではない。
分処理法に従ってシルエット画像が作成される。すなわ
ち、物体画像A0〜A15と背景画像との間で差分処理
が行なわれ、図4(b)に示されるように16枚のシル
エット画像B0〜B15が作成される。差分処理におい
ては、物体画像の色信号レベルと背景画像の色信号レベ
ルとの差が各画素ごとに算出される。なお、ここでは画
像間差分処理法を用いているが、これに代えて公知のス
テレオ法を用いてもよい。ステレオ法は、両眼カメラで
対象物体10を撮影し、その画像中の奥行き情報に基づ
いて対象物体10を背景と区別するものである。
行なわれる。この形状推定処理のために、図6に示され
るような直交座標系のボクセル空間11が予め用意さ
れ、RAM7に格納されている。ここでは直交座標系の
ボクセル空間11を用いているが、これに代えて円筒座
標系のボクセル空間を用いてもよい。ボクセル空間11
は、複数のボクセル12から構成される。
ップS4の詳細を示すフローチャートである。まず、ス
テップS40の概略形状推定処理では、複数のシルエッ
ト画像B1〜B15に基づいてボクセル空間11におけ
る対象物体10の存在領域が概略的に推定される。次
に、ステップS41の詳細形状推定処理では、物体画像
A0〜A15間における濃度情報(輝度信号レベル)の
標準偏差に基づいて対象物体10の形状が詳細に推定さ
れる。
るステップS40では公知のボーティング処理が行なわ
れる。すなわち、図8に示されるように、各シルエット
画像B1,B2が各視点からボクセル空間11に投影さ
れる。このときシルエット画像B1,B2中の物体部分
13が貫通するボクセル12に対象物体10が存在する
可能性として1点が投票される。すべてのシルエット画
像B1〜B15がボクセル空間11に投影されたとき、
投票数が所定数よりも多いボクセル12が対象物体10
の存在領域と推定される。ただし、図5に示されるよう
な対象物体10の凹所14はシルエット画像B0〜B1
5に現われないため、このボーティング処理によって推
定された存在領域は対象物体10の形状を概略的に表現
するものにすぎない。すなわち、対象物体10の凹所の
真の表面14は現れず、仮の表面15が現れる。
れの視点からも同じ色および濃度で観察されるが、仮の
表面15は視点によって異なった色または濃度で観察さ
れる。したがって、同じ部分でも視点によって異なった
色または濃度で観察される部分は対象物体10の凹所で
ある可能性が高い。
するステップS41では、対象物体10の形状を概略的
に推定した後、濃度情報の標準偏差に基づいて対象物体
10の形状、特に凹所の形状が詳細に推定される。より
具体的には、図9に示されるように、16枚の物体画像
A0〜A15のうち、中心画像として物体画像A0、お
よび周辺画像として物体画像A0に隣接する物体画像A
1,A15を用いて形状推定を行なう場合、物体画像A
0,A1,A15ともに、その画素の濃度情報がボクセ
ル空間11に投影され、各画素からの投影線16が貫通
するすべてのボクセル12にその画素の濃度情報が累積
される(色ボーティング処理ステップS410)。換言
すれば、すべてのボクセル12について、物体画像A
0,A1,A15への投影点が求められ、その投影点の
濃度情報が対応するボクセル12に累積される。そし
て、各ボクセル12に累積された濃度情報の標準偏差が
算出される。標準偏差が大きいボクセル12は、それに
対応する部分が視点によって異なった濃度で観察される
ことを意味するので、そのようなボクセル12は対象物
体10の凹所である可能性が高い。そのため、ボクセル
空間11内のボクセル12のうち標準偏差が小さいボク
セルを滑らかに結合することにより、図5に示された視
点(0)から観察可能な対象物体10の部分表面が推定
される(部分表面推定処理ステップS52)。
10および部分表面推定処理ステップS52は、物体画
像A0〜A15の各々を中心画像として行なわれる。し
たがって、推定された16枚の部分表面が統合され、こ
れにより対象物体10の立体形状が得られる(部分表面
統合処理ステップS412)。
は、ステップS4で得られた対象物体10の立体形状に
基づいて三角パッチからなるポリゴン17が作成され
る。したがって、対象物体10の立体形状は多数のポリ
ゴン17で表現される。ポリゴン17で表現された立体
形状はRAM7に格納される。
作成された各ポリゴン17に対応するテクスチャがマッ
ピングされる。これにより、対象物体12をモデル化し
た立体モデル18が作成される。テクスチャは物体画像
A0〜A15から得られる色情報で、RAM9に格納さ
れる。
象物体10を複数の視点から撮影して複数の物体画像A
0〜A15を得ているが、対象物体10の立体形状を推
定するために必要な物体画像を得ることさえできれば、
上記ステップS1〜S3は適宜他の公知の手法に置換え
てもよい。また、物体画像および推定された立体形状に
基づいて立体モデル18を生成することさえできれば、
上記ステップS5およびS6は適宜他の公知の手法に置
換えてもよい。また、対象物体10の輪郭に基づいてボ
クセル空間11における対象物体10の存在領域を概略
的に推定することさえできれば、上記ステップS4中の
前半のステップは適宜他の公知の手法に置換えてもよ
い。
リング装置を用いて対象物体10の立体モデル18を生
成する方法について説明する。
ブレーションを行なった後、ステップS2で1つの視点
から背景を撮影し、続いて複数の視点から対象物体10
を撮影する。これにより1枚の背景画像および複数の物
体画像A0〜A15が得られる。続いてステップS3
で、物体画像A0〜A15と背景画像との間で差分処理
が行なわれ、これによりシルエット画像B0〜B15が
得られる。
B0〜B15に基づいてボーティング処理などの概略形
状推定処理が行なわれた後、ステップS41で物体画像
A0〜A15の濃度情報に基づいて詳細形状推定処理が
行なわれる。図10は、図7中の概略形状推定処理ステ
ップS40、色ボーティング処理ステップS410およ
び部分表面推定処理ステップS52の詳細を示すフロー
チャートである。なお、図10中のステップS421〜
ステップS51が図7中の色ボーティング処理ステップ
S410に対応する。図11は、図7中の部分表面統合
処理ステップS412の詳細を示すフローチャートであ
る。
0〜B15に基づいて上述したボーティング処理などの
概略形状推定処理が行なわれ、対象物体10の初期立体
形状が概略的に抽出される。より具体的には、投票数が
所定数よりも多いボクセル(x,y,z)は対象物体1
0の存在領域と推定され、そのボクセルの存否変数v
(x,y,z)が「1」に設定される。他方、投票数が
所定数よりも少ないボクセル(x,y,z)は対象物体
10の存在領域と推定されず、そのボクセルの存否変数
v(x,y,z)が「0」に設定される。したがって、
v(x,y,z)=1のボクセルが対象物体10の概略
的な存在領域を形成する。
視点(0)から対象物体10を撮影して得られた物体画
像が中心画像kとして選択される。
c1,c2)が初期化される。続いてステップS43
で、中心画像k(=0)から図5上で時計方向にn個離
れた視点(16−n(「16」は図5上の「0」に相当
する))から対象物体10を撮影して得られた物体画像
が周辺画像iとして選択される。たとえばn=2とする
と、図5に示された視点(14)から対象物体10を撮
影して得られた物体画像(周辺画像)A14が選択され
る。
(x,y,z)が「0」か否か、つまりそのボクセル
(x,y,z)が対象物体10の存在領域か否かが判定
される。
りv(x,y,z)=1の場合、ステップS45で、図
12に示されるように座標(x,y,z)に位置するボ
クセル12の画像i(ここではi=14)への投影点
(X,Y)が計算される。
プS50で標準偏差s(x,y,z)を計算するために
必要な値が計算される。より具体的には、変数c0
(x,y,z)をインクリメントすることによってボク
セル12に累積される濃度情報の数がカウントされる。
また、変数c1(x,y,z)に投影点(X,Y)に位
置する画素の濃度情報c(X,Y)が加算される。ま
た、変数c2(x,y,z)にその濃度情報の自乗c
(X,Y)2 が加算される。なお、ステップS44でv
(x,y,z)=0の場合、ステップS45およびS4
6の処理は行なわれない。
44〜S46の処理がすべてのボクセルについて行なわ
れたか否かが判定される。未だすべてのボクセルについ
て上記ステップS44〜S46の処理が行なわれていな
い場合、再び対象物体10の存在領域内の各ボクセルの
変数c1(x,y,z)およびc2(x,y,z)に画
像i(=14)中の対応する投影点(X,Y)の濃度情
報c(X,Y)およびその自乗c(X,Y)2 がそれぞ
れ加算される。
44〜S46の処理が行なわれた場合、ステップS48
で、上記ステップS44〜S47の処理が中心画像k
(=0)およびすべての周辺画像i(=14,15,
1,2)について行なわれたか否かが判定される。最初
は周辺画像i(=14)について上記ステップS44〜
S47の処理が行なわれたにすぎないが、ステップS4
9で変数iがインクリメントされ、対象の周辺画像iが
i=14からi=15に変更される。したがって、上記
と同様に、対象物体10の存在領域内のボクセル12に
周辺画像i(=15)中の対応する投影点(X,Y)の
濃度情報c(X,Y)およびc(X,Y)2が累積され
る。
は2)を超えたとき、中心画像k(=0)および周辺画
像i(=14,15,1,2)の濃度情報がすべて対象
物体10の存在領域内のボクセル12に累積されたこと
になる。
n)の値よりも大きいと判定されると、ステップS49
0で存否変数v(x,y,z)が「0」か否か、つまり
そのボクセル(x,y,z)が対象物体10の存在領域
か否かが判定される。v(x,y,z)=0ではない場
合、つまりv(x,y,z)=1の場合、ステップS5
0で、ステップS46で計算されたc0,c1およびc
2に基づいて各ボクセル12に累積された濃度情報の標
準偏差s(x,y,z)が計算される。
ルについて標準偏差s(x,y,z)が計算されたか否
かが判定される。
(x,y,z)が計算された場合、ステップS52でボ
クセル空間11内において各視点(0〜15)から観察
した対象物体10の部分表面Sp(k)が推定される。
上述したように、対象物体10の凹所14内に位置する
ボクセルの標準偏差s(x,y,z)は一般に大きくな
り、対象物体10の表面に位置するボクセルの標準偏差
s(x,y,z)は小さくなる。したがって、同一のx
y座標をもつボクセルのうち標準偏差s(x,y,z)
が最小のボクセルを結合することによって対象物体10
の表面を推定することができる。ただし、照明条件が変
動したり、凹所14の表面で同じ色が連続する場合、ノ
イズの影響を受け、対象物体10の表面に位置しないボ
クセルの標準偏差s(x,y,z)が最小になることが
ある。したがって、単純に標準偏差s(x,y,z)が
最小のボクセルを結合した場合、必ずしも正確な形状を
推定できるとは限らない。
なく推定される形状の連続性も考慮して対象物体10の
形状を推定するのが望ましい。より具体的には、標準偏
差s(x,y,z)および隣接するボクセル間の距離を
変数とするエネルギ関数(評価関数)を規定し、そのエ
ネルギ関数の値が最小となるボクセルを対象物体10の
表面に位置すると推定し、これらのボクセルによって構
成される面を部分表面Sp(k)とする。以下、この方
法を「最小エネルギ法」と呼ぶ。なお、このエネルギ関
数は、標準偏差s(x,y,z)、および隣接するボク
セル空間の傾きと、これに対応する概略形状での表面の
傾きとの差を変数とするものであってもよい。このよう
な部分表面の推定は、たとえばダイナミックプログラミ
ング(DP)法、緩和法などによって行なわれる。ダイ
ナミックプログラミング法については後に図13を用い
て詳述する。
周辺画像i(=14,15,1,2)に基づいて部分表
面Sp(k)が対象物体10の表面候補として推定され
るが、他の視点(1〜15)からの画像を中心画像とし
たときも同様に部分表面Sp(k)が対象物体10の表
面候補としてそれぞれ推定される(S541,S54
2)。したがって、計算された複数の部分表面Sp
(k)を統合して対象物体10の真の表面を決定する必
要がある。
た対象物体10の存在領域内に位置しかつステップS5
2で算出された部分表面Sp(k)よりも内側に位置す
るボクセルは対象物体10の真の存在領域である可能性
が高い。これに対し、ステップS40で概略的に推定さ
れた対象物体10の存在領域内に位置しかつステップS
52で計算された部分表面Sp(k)よりも外側に位置
するボクセルは対象物体10の真の存在領域でない可能
性がある。その可能性はステップS52で推定された部
分表面Sp(k)から遠く離れたボクセルほど高い。そ
こで、部分表面Sp(k)よりも外側に位置する各ボク
セルに部分表面Sp(k)までの距離をペナルティとし
て与える。そして、このペナルティの平均値が所定の値
よりも大きいボクセルを対象物体10の存在領域以外の
領域とする。
に、まずステップS543で変数(p0,p1)が初期
化され、続いてステップS544で図5に示された視点
(0)から対象物体10を撮影して得られた物体画像A
0が中心画像kとして選択される。続いて、ステップS
545で存否変数v(x,y,z)が「0」か否か、つ
まりそのボクセル(x,y,z)が対象物体10の存在
領域か否かが判定される。v(x,y,z)=0ではな
い場合、つまりv(x,y,z)=1の場合、ステップ
S53で、ボクセル(x,y,z)がステップS52で
計算された部分表面Sp(k)よりも外側に位置するか
否かが判定される。
z)がインクリメントされる(S54)。これにより、
そのボクセル(x,y,z)に与えられたペナルティの
数がカウントされる。また、変数p1(x,y,z)に
距離d((x,y,z),Sp(k))が加算される
(S54)。距離d((x,y,z),Sp(k))は
ボクセル(x,y,z)からステップS52で推定され
た対象物体10の部分表面Sp(k)までの距離であ
る。これにより、部分表面Sp(k)から遠いボクセル
ほど大きなペナルティが与えられる。
いて上記ステップS53〜S54の処理が行なわれたか
否かが判定され、行なわれた場合は、ステップS56で
図5に示されたすべての視点(0〜15)から撮影され
た画像を中心画像として上記ステップS43〜S55の
処理が行なわれたか否か、つまり変数kがその最大値k
max(ここでは15)に達したか否かが判定される。
変数kがその最大値kmaxよりも小さい場合、ステッ
プS57で変数kがインクリメントされ、再びステップ
S53〜S55の処理が行なわれる。
小さくない場合、ステップS570で存否変数v(x,
y,z)が「0」か否か、つまりそのボクセル(x,
y,z)が対象物体10の存在領域か否かが判定され
る。v(x,y,z)=0ではない場合、つまりv
(x,y,z)=1の場合、ステップS58〜S60で
ペナルティの高いボクセル(x,y,z)が対象物体1
0の存在領域ではないとされる。より具体的には、ステ
ップS58で各ボクセル(x,y,z)に与えられたペ
ナルティの平均値p1(x,y,z)/p0(x,y,
z)が所定の値よりも大きいか否かが判定される。ここ
で、p0(x,y,z)はボクセル(x,y,z)に与
えられたペナルティの数である。
p0(x,y,z)が所定の値よりも大きい場合、ステ
ップS59でそのボクセルの存否変数v(x,y,z)
は0に設定される。ペナルティの平均値p1(x,y,
z)/p0(x,y,z)が所定の値よりも大きくない
場合、ステップS59の処理は行なわれない。
ルについてステップS58およびS59の処理が行なわ
れたか否かが判定される。したがって、所定の値よりも
大きい平均値p1(x,y,z)/p0(x,y,z)
を有するボクセル(x,y,z)は対象物体10の存在
領域から除外される。これにより、複数の部分表面Sp
(k)が統合され、対象物体10の凹所が表現され得
る。以下、図11に示された部分表面Sp(k)を統合
する方法を「距離ペナルティ法」と呼ぶ。
A15および対象物体10の形状に基づいて、図3に示
されたステップS5でポリゴン17が作成され、ステッ
プS6でテクスチャがマッピングされる。これにより、
対象物体10の立体モデル18が作成される。
2において部分表面Sp(k)をダイナミックプログラ
ミングによって計算する方法を示すフローチャートであ
る。なお、図示されていないが、図13の処理を行なう
前に、ボクセル空間を中心画像kに応じて、後述の図2
2に示された座標変換を行なっておくのが望ましい。図
14は、図10および図11に示されたフローチャート
に従って計算されたY=y0平面における標準偏差sを
示す鳥瞰図である。図15は、ボクセル空間11のY=
y0平面内のボクセルの標準偏差sを示す図である。図
13に示されたダイナミックプログラミング法は、図1
4および図15上で、滑らかさを保ちつつ可能な限り標
準偏差sの小さい箇所を結ぶものである。
標yにその最小値yminが設定され、続いてステップ
S521でxにその最小値xminが設定され、座標z
にその最小値zminが設定される。
=xminの列(図15上で最も左側の列)のボクセル
の標準偏差s(x,y,z)が仮のエネルギ関数値用配
列e(z)の初期値としてそれぞれ設定される。
ントされ、続いてステップS526で座標zがその最小
値zminに設定される。
=xmin+1の列のエネルギ関数e(z)が計算され
る。ステップS527において、MIN(e(z0)+
dif(z,z0),z0=zmin〜zmax)は、
現在の座標x(ここではx=xmin+1)において、
求めようとする対象物体10の表面が座標zであると仮
定し、かつ、座標x−1における表面が座標z0(z0
はzmin〜zmaxのいずれか)であると仮定したと
き、評価値(e(z0)+dif(z,z0))のうち
最小のもの(min)である。dif(z,z0)は、
たとえば、表面xの座標zから表面x−1の座標z0ま
での距離である。あるいは、dif(z,z0)は、表
面xの座標zから表面x−1の座標z0までの傾きと、
概略表面xの座標z’から概略表面x−1の座標z0’
までの傾きとの差である。このMIN(e(z0)+d
if(z,z0))にX=xmin+1の列の各ボクセ
ルの標準偏差s(x,y,z)が加算され、各ボクセル
について仮のエネルギ関数値e(z)が計算される。
標z0の値が変数preID(x,y,z)に設定され
る。これにより、X=xmin−1において、座標zの
値をzと仮定したときの、仮のエネルギ関数値e(z)
が最小になるための座標x−1における座標zがそれぞ
れ記憶される。
で、上記ステップS527〜S529の処理がxmin
〜xmax−1のすべての座標xに対応するz座標列に
ついて行なわれる。したがって、エネルギ関数e(z)
にはxminから現在の座標xまでの各zに対する最小
エネルギ関数値が記録されている。
(z)のうち最小値を与える座標zが算出される。この
座標zがxmax−1の列における対象物体10の表面
の位置である。ここで、変数preID(x,y,z)
を見れば、現在よりも1つ前の座標x−1における表面
のz座標が記録されている。したがって、座標xを順次
デクリメントし、その座標xを変数preID(x,
y,z)に代入すれば、−X方向に向かって順次対象物
体10の表面の位置を辿っていくことができる。このよ
うにして計算された部分表面Sp(k)が図16中に示
されている。図16から明らかなように、部分表面Sp
(k)と決定されたボクセルの標準偏差は各列において
必ずしも最小のものではない。仮に各列において最小の
標準偏差を持つボクセルが部分表面Sp(k)を構成す
るものとして選択されたならば、その部分表面Sp
(k)の連続性が悪くなる。ここでは、部分表面Sp
(k)の連続性を考慮して表面を構成するボクセルが選
択されている。
で、上記ステップS521〜S531の処理がymin
〜ymaxのすべての座標yについて行なわれる。
0で得られた初期のY=y0平面におけるボクセルを示
す図である。図17中において「**」で示されたボク
セルは対象物体10の概略的な存在領域に位置するもの
である。図11に示されたステップS54では、図17
では対象物体10の内部であるが、図16では外部であ
る各ボクセルから図16に示された対象物体10の部分
表面Sp(k)までの距離d((x,y,z),Sp
(k))が計算される。
物体画像A0〜A15間における濃度情報の標準偏差に
基づいて対象物体10の形状を推定しているため、対象
物体10の凹所を表現した立体モデル18を作成するこ
とができる。
形状を推定する前に、シルエット画像P0〜P15に基
づいてボーティング処理により対象物体10の存在領域
を概略的に推定しているため、対象物体10の立体モデ
ル18を迅速に生成することができる。
さいボクセルを滑らかに結合することによって推定して
いるため、照明条件などが変動しても安定して正確な立
体モデル18を生成することができる。
の形態2による3次元モデリング装置における形状推定
処理(部分表面統合処理を除く)を示すフローチャート
である。この実施の形態2では、図10に示されたステ
ップS45およびS46に代えてステップS70〜S7
4の処理が行なわれる。また、図10に示されたステッ
プS50に代えてステップS75の処理が行なわれる。
また、図10に示されたステップS421では変数c2
が初期化されているが、ここでは変数c2は用いられて
いないので初期化されない。その他は、図10に示され
たものと同じ処理が行なわれる。
示されるようにボクセル12の画像iへの投影点(X,
Y)の画素の濃度情報がボクセル12に累積されるが、
この実施の形態2では図19に示されるようにボクセル
12の中心画像kへの投影点(Xk,Yk)を含む複数
の画素から構成されるブロック領域Bkがボクセル12
の周辺画像iへの投影点(Xi,Yi)を含む複数の画
素から構成されるブロック領域Biと図20に示される
ように比較され、濃度情報が異なる画素の数がボクセル
12に累積される。
ル(x,y,z)の中心画像kへの投影点(Xk,Y
k)が計算される。続いてステップS71で、投影点
(Xk,Yk)を含むm×n個の画素からなるブロック
領域Bkが設定される。続いてステップS72で、ボク
セル(x,y,z)の周辺画像iへの投影点(Xi,Y
i)が計算される。続いてステップS73で、投影点
(Xi,Yi)を含むm×n個の画素からなるブロック
領域Biが設定される。
z)がインクリメントされ、これにより各ボクセル
(x,y,z)に累積される濃度情報が異なる画素の数
がカウントされる。また、ブロック領域Bkがブロック
領域Biと比較され、濃度LMk,LMiの差の絶対値
|LMk−LMi|の総和dif(Bk,Bi)がc1
(x,y,z)に加算される。たとえば図20に示され
るように、4×4個の画素からなるブロック領域Bkお
よびBiを設定する場合、16の画素のうち、3つの画
素の濃度情報がブロック領域Bkとブロック領域Biと
の間で相違し、その差の絶対値の合計は「4」であるた
め、dif(Bk,Bi)として「4」がc1(x,
y,z)に加算される。
値がc1(x,y,z)に設定される。
(x,y,z)に累積された濃度差の絶対値の総和の平
均値s(x,y,z)が計算される。この平均値s
(x,y,z)が濃度情報のばらつき評価値として上記
標準偏差の代わりに用いられる。
物体画像間における濃度情報のばらつきをブロックB
k,Biごとに評価しているため、対象物体10の立体
モデル18をより精度良く生成することができる。
ける濃度情報のばらつきをブロック間で評価する際、ブ
ロック内の画素ごとの差の絶対値|LMk−LMi|の
総和を用いたが、ブロック内の画素ごとの差の自乗(L
Mk−LMi)2 の総和を用いてもよい。さらには、ブ
ロック内の画素ごとの標準偏差の平均値を用いてもよ
い。
の形態3による3次元モデリング装置における部分表面
推定処理を示すフローチャートである。上記実施の形態
では、できるだけ正確な部分表面Sp(k)を得るため
に図13に示されたダイナミックプログラミング法を用
いているが、計算量が多くなる。したがって、以下に詳
述する実施の形態3のように、単純に標準偏差が最小の
ボクセルを部分表面Sp(k)と推定してもよい。
応じてボクセル空間11が座標変換される。ここでは、
図22に示されるように、直交座標系のボクセル空間1
1が回転され、さらに並進されて再び直交座標系のボク
セル空間30に変換される。座標変換前のボクセル空間
11の各ボクセルの座標を(x,y,z)とし、座標変
換後のボクセル空間30の各ボクセルの座標を(x′,
y′,z′)とし、回転変換のためのオイラー角をそれ
ぞれφ、θ、ψとすると、この座標変換は次の式(1)
で表わされる。
は、変換前のボクセル空間11の中心から中心画像kの
視点へのベクトルである。回転変換後のボクセル空間は
このベクトル(xs,ys,zs)に応じて並進され、
変換後のボクセル空間30となる。
ップS301で座標y′が最小値y′minに初期化さ
れ、ステップS302で座標x′が最小値x′minに
初期化され、さらにステップS303で座標z′が最小
値z′minに初期化され、標準偏差一時変数stmp
が無限大∞に初期化され、かつ座標一時変数ztmpが
無限大∞に初期化される。
(x′,y′,z′)が「0」か否か、つまりそのボク
セル(x′,y′,z′)が対象物体10の存在領域か
否かが判定される。v(x′,y′,z′)=0ではな
い場合、つまりv(x′,y′,z′)=1の場合、ス
テップS304で、標準偏差一時変数stmpの値が座
標(x′,y′,z′)のボクセルの標準偏差s
(x′,y′,z′)と比較される。標準偏差一時変数
stmpの値がそのボクセルの標準偏差s(x′,
y′,z′)よりも大きい場合は、ステップS305で
標準偏差一時変数stmpに改めてその標準偏差s
(x′,y′,z′)が設定され、そのときの座標z′
が位置一時変数ztmpに設定される。
すべての座標z′(=z′min〜z′max)につい
て上記ステップS304および305の処理が行なわれ
る。その結果、変換後のボクセル空間30において同一
のx′y′座標をもつ複数のボクセルのうち標準偏差が
最小のボクセルが特定される。このようにして特定され
た標準偏差が最小のボクセルのz′座標はステップS3
08で表面変数surface(x′,y′)に設定さ
れる。この表面変数surface(x′,y′)は各
中心画像kに対応して設定される。すなわち、この表面
変数surface(x′,y′)は、各中心画像k上
に撮影されている対象物体の表面位置を示すものであ
る。なお、この時点で位置一時変数ztmpが∞であれ
ば、表面変数surface(x′,y′)に対応した
物体表面は存在しないことを意味する。
けるY′=y′平面を示す。ボクセル空間30内にはボ
ーティング処理により推定された対象物体10の概略形
状31が示されている。この概略形状31内の各ボクセ
ルには標準偏差s(x′,y′,z′)が与えられてい
る。上述したステップS304〜S307は、たとえば
同一のx′y′座標をもつ複数のボクセル32の中から
標準偏差s(x′,y′,z′)が最小のボクセルを特
定するものである。ここでは、z′=37のボクセルが
最小の標準偏差を有している。上述したステップS30
8は、この最小の標準偏差をもつボクセルの座標z′を
表面変数surface(x′,y′)の対応する座標
に与えるものである。
より、Y′=y′平面上のすべての座標x′(=x′m
in〜x′max)について上記ステップS303〜S
308の処理が行なわれる。また、ステップS311お
よびS312により、すべての座標y′(=y′min
〜y′max)について上記ステップS302〜S31
0の処理が行なわれる。これにより、対象物体10の部
分表面Sp(k)が決定され、その部分表面Sp(k)
のボクセルの座標z′が表面変数surface
(x′,y′)に与えられる。
グラミング法に代えて用いられるもので、以下「座標変
換による最小ばらつき探索法」と呼ぶ。
た部分表面Sp(k)は上述した距離ペナルティ法また
は後に詳述する単純ボーティング法により1つの表面に
統合され、これにより対象物体10の形状が決定され
る。たとえば図23に示されるように、●で示されるボ
クセルは対象物体10の内部にあると判断され、○で表
わされるボクセルは対象物体10の外部にあると判断さ
れる。
クセルを特定することにより対象物体10の形状を推定
すれば、上記ダイナミックプログラミング法よりも高速
で部分表面Sp(k)を決定することができる。
においては、直交座標系のボクセル空間11で同一のx
y座標をもつ複数のボクセルのうち標準偏差が最小のボ
クセルが必ずしも対象物体10の真の表面14に位置し
ていない。これは画像ノイズに起因するものもあるが、
主として計算方法に起因するものである。この理由を図
9および図24を用いて詳細に説明する。
セル空間11において、同一のxy座標をもつすべての
ボクセル12から中心画像となる物体画像A0への投影
線16が物体画像A0上の同じ位置に投影する場合は、
照明条件の著しい変動がない限り、真の表面に位置する
ボクセルの物体画像A0への投影点の色彩が複雑である
か単一であるかに関わらず、その同一のxy座標をもつ
複数のボクセル12のうち標準偏差が最小のボクセル1
2が対象物体10の真の表面上に位置すると考えてもよ
い。しかしながら、上述したボクセル12から中心画像
となる物体画像A0への投影線16は、透視投影に基づ
いているため、図24に示されるように、同一のxy座
標をもつ複数のボクセル12から物体画像A0への投影
線16は物体画像A0上の異なる位置に投影することが
多い。この場合、真の表面14上に位置するボクセル1
2から物体画像A0上への投影点付近には複雑な色彩が
あり、その他のボクセル12から中心画像である物体画
像A0および周辺画像である物体画像A1およびA15
上への投影点には単一の色彩があるとすると、真の表面
14上に位置しないボクセルの標準偏差が真の表面14
上に位置するボクセルの標準偏差よりも小さくなる場合
がある。
0における直交座標系から直交座標系への座標変換に代
えて、直交座標系から図25に示されるような透視座標
系への座標変換が行なわれてもよい。この透視座標系の
ボクセル空間35は、中心画像kの視点を頂点とした錐
体状をなしている。
系のボクセル空間35をY方向から見た図であり、図2
6(b)は図6に示された直交座標系のボクセル空間1
1をY方向から見た図である。中心画像kの視点からボ
クセル空間11の中心までの距離をlとすると、この直
交座標系から透視座標系への座標変換は次の式(2)に
より表わされる。
記と同様に、図27に示されるような同一のx′y′座
標をもつ複数のボクセル36の中から標準偏差が最小の
ボクセルが特定され、その特定されたボクセルの座標
z′が表面変数surface(x′,y′)に与えら
れる。ただし、ここで表面変数surface(x′,
y′)に与えられる値はこの変数surface
(x′,y′)が設定される中心画像からその標準偏差
が最小のボクセルまでの距離である。このように、透視
座標系のボクセル空間35において各中心画像kの視点
を通る直線状のボクセルのうち標準偏差が最小のボクセ
ルが結合され、対象物体10の部分表面Sp(k)が決
定される。
の●のボクセルは対象物体10の内部と判定され、○の
ボクセルは対象物体10の外部と判定される。
標変換を行えば、最小の標準偏差をもつボクセルを特定
することにより対象物体10の形状を簡単かつ正確に推
定することができる。また、このような座標変換による
最小ばらつき法は上記ダイナミックプログラミング法よ
りも高速で部分表面Sp(k)を決定することができ、
その結果、この処理に必要なメモリのワークエリアを削
減するこができる。
の形態4による3次元モデリング装置における部分表面
推定処理を示すフローチャートである。ここでは、図2
1に示されたステップS308に代えて、ステップS3
20〜S324が設けられている。この方法は上記実施
の形態3の部分表面Sp(k)上またはそれよりも外側
に部分表面を特定するもので、以下「座標変換による準
最小ばらつき探索法」と呼ぶ。
7で同一のx′y′座標をもつボクセルの中から標準偏
差が最小のボクセルが特定される。
差に所定の値αを加えたものが最小標準偏差変数smi
nに設定される。そして、ステップS320〜S323
で、再び同一のx′y′座標をもつ複数のボクセルの中
から[最小の標準偏差+α]以下の標準偏差をもつボク
セルが特定される。このとき、ボクセルはz′minか
らz′maxに向かって順に探索される。したがって、
最小の標準偏差をもつボクセルよりも外側に、[最小の
標準偏差+α]以下の標準偏差をもつボクセルが存在す
る場合は、そのボクセルの座標z′がステップS324
で表面変数surface(x′,y′)に設定され
る。この場合、図23または図27に示された部分表面
Sp(k)よりも外側に部分表面が特定される。なお、
最小の標準偏差をもつボクセルよりも外側に、[最小の
標準偏差+α]以下の標準偏差をもつボクセルが存在し
ない場合は、最小の標準偏差をもつボクセルの座標z′
が表面変数surface(x′,y′)に設定され、
図23または図27に示された部分表面Sp(k)上に
部分表面が特定される。
最小の標準偏差よりも少しだけ大きい標準偏差をもつボ
クセルが特定され、これにより部分表面Sp(k)が推
定されているため、照明条件の変動などによりノイズが
入っても、一部を欠いた立体モデルが生成されることは
ない。
の形態5による3次元モデリング装置における部分表面
推定処理を示すフローチャートである。この方法は、上
記実施の形態のようにボクセル空間の座標変換を行なう
ことなく視点からボクセル空間への透視性を考慮して標
準偏差が最小のボクセルを特定して対象物体10の部分
表面を推定するもので、以下「光線追跡による最小ばら
つき探索法」と呼ぶ。
標(px,py,pz)を定義する。すなわち、中心画
像kの視点の座標を(ox,oy,oz)と定義する。
そして、この視点(ox,oy,oz)からボクセル空
間11の中心に向かう方向にZ′座標軸を設け、中心画
像k上にX′座標軸およびY′座標軸を設ける。視点
(ox,oy,oz)から放射状に出る光線40が中心
画像kを貫通するx′y′座標を(px,py)とし、
中心画像kのz′座標をpzとする。
500で座標pyに最小値pyminが設定され、続い
てステップS501で座標pxに最小値pxminが設
定される。
トルv=(vx,vy,vz)が計算される。ただし、
ここでは次の式(3)〜(5)が成立する。
−oz)との外積が0ということは、これらのベクトル
が同一方向に横たわっている(向きは同じか反対か不
明)ことを意味する。また、ベクトルvとベクトル(p
x−ox,py−oy,pz−oz)との内積が0以上
ということは、これらのベクトルの向きも同じであるこ
とを意味する。
値nminが設定され、標準偏差一時変数stmpに無
限大∞が設定され、かつ座標一時変数ztmpに無限大
∞が設定される。
図31に示されるように、直交座標系のボクセル空間1
1において視点(ox,oy,oz)を通る各光線40
上の複数のボクセルの中から標準偏差が最小のボクセル
が特定される。図31では、複数のボクセル(○,●で
表わされる)のうち、●で表わされるボクセルが特定さ
れている。
(ox,oy,oz)を基準としてn倍の単位光線ベク
トルvで表わされる座標(x′y′z′)に位置するボ
クセルが選択される。
(x,y,z)が対象物体10の存在領域か否かが判定
される。v(x,y,z)=1の場合、ステップS50
5で、標準偏差一時変数stmpの値がその選択された
ボクセルの標準偏差s(x,y,z)と比較される。標
準偏差一時変数stmpの値が標準偏差s(x,y,
z)よりも大きい場合は、ステップS506でその標準
偏差s(x,y,z)が代わりに標準偏差一時変数st
mpに設定され、そのときの自然数nが位置一時変数z
tmpに設定される。
より、すべての自然数n(=nmin〜nmax)につ
いて上記ステップS504〜S506の処理が行なわれ
る。そのため、光線40上に位置する複数のボクセルの
中から標準偏差が最小のボクセルが特定される。
たボクセルのz′座標(位置一時変数ztmpに設定さ
れている)が表面変数surface(px,py)に
設定される。
より、すべての座標pxについて上記ステップS502
〜S509の処理が行なわれる。
より、すべての座標py(=pymin〜pymax)
について上記ステップS501〜S511の処理が行な
われる。
通るある1つの光線40上の複数のボクセルの中から最
小の標準偏差をもつ●で表わされるボクセルが特定され
る。この特定されたボクセルのpz座標は「37」であ
るので、この「37」が中心画像k上の表面変数sur
face(x,y)の対応する座標に設定される。
準偏差をもつボクセルのpz座標が表面変数surfa
ce(x,y)に設定されることにより、図32および
図33に示されるように対象物体10の部分表面Sp
(k)が特定される。
Sp(k)は、上述した距離ペナルティ法または後に詳
述する単純ボーティング法により1つに統合され、これ
により対象物体10の形状が決定される。図32に示さ
れるように、部分表面Sp(k)よりも外側に位置する
○で表わされるボクセルは対象物体の外部に位置し、部
分表面Sp(k)よりも内側に位置する●で表わされる
ボクセルは対象物体10の内部に位置している。
視点から放射上に出る光線上の複数のボクセルのうち最
小の標準偏差をもつボクセルが特定されているため、対
象物体10の形状を比較的正確に推定することができ
る。このような光線追跡による最小ばらつき探索法は上
記ダイナミックプログラミング法よりも高速で部分表面
Sp(k)を決定することができ、その結果、この処理
に必要なメモリのワークエリアを削減するこができる。
の形態6による3次元モデリング装置における部分表面
統合処理を示すフローチャートである。この方法は、上
述した距離ペナルティ法に代えて用いられ、上記部分表
面推定処理により得られた複数の部分表面Sp(k)を
1つに統合して対象物体の形状を決定するものである。
以下、この方法を「単純ボーティング法」と呼ぶ。
の部分表面Sp(k)が決定されたボクセル空間を示
す。ここでは、推定された概略形状31よりも内側でか
つ部分表面Sp(k)よりも内側のボクセルに得点
「1」が与えられている。このような得点がボクセル空
間に投票されると、図35(d)に示されるようなボク
セル空間が得られる。ここで、対象物体10は16個の
視点から観察されているため、各ボクセルの最高得点は
「16」である。この得点数が高いボクセルほど対象物
体10の真の存在領域である可能性が高いが、ここでは
表面条件の変動などによるノイズを考慮して投票数が
「14」以上のボクセルを図35(e)に示されるよう
に対象物体10の真の存在領域45として推定してい
る。
に、ステップS600で変数cnt(x,y,z)が初
期化され、ステップS6001で中心画像kとして物体
画像A0が設定される。続いてステップS601〜S6
03で、座標y、x、zにそれぞれ最小値ymin、x
min、zminが設定される。
れたステップS40の結果に従って座標(x,y,z)
のボクセルが対象物体10の概略存在領域内か否かが判
定される。概略存在領域内、つまりv(x,y,z)=
1の場合は、ステップS605で中心画像kに応じて座
標変換が行なわれる。ここでは、座標(x,y,z)が
上述した座標(x′,y′,z′)に変換される。
が部分表面Sp(k)よりも内側にあるか否か、つまり
surface(x′,y′)≦z′か否かが判定され
る。このボクセルが部分表面Sp(k)よりも内側にあ
る場合は、ステップS607で変数cnt(x,y,
z)がインクリメントされる。
り、すべての座標x(=xmin〜xmax)、すべて
の座標y(=ymin〜ymax)、すべての座標z
(=zmin〜zmax)について上記ステップS60
4〜S607の処理が行なわれる。これにより図35
(a)〜(c)に示されるようなボクセル空間が得られ
る。
より、すべての中心画像k(=0〜kmax)について
上記ステップS601〜S613の処理が行なわれる。
これにより、図35(d)に示されるようなボクセル空
間が得られる。
(x,y,z)が対象物体10の存在領域か否かが判定
される。v(x,y,z)=1の場合、ステップS61
6で、各ボクセルの変数cnt(x,y,z)が所定の
値(ここでは「14」)と比較される。変数cnt
(x,y,z)が所定の値よりも小さい場合は、ステッ
プS617でそのボクセルは対象物体10の存在領域
外、つまり変数v(x,y,z)に0が設定される。
ボクセルについて上記ステップS616およびS617
の処理が行なわれ、これにより図35(e)に示される
ようなボクセルが得られる。これにより対象物体10の
形状45が決定される。
推定された複数の部分表面Sp(k)を単純ボーティン
グ法により統合しているため、上述した距離ペナルティ
法よりも高速で対象物体10の形状を決定することがで
きる。
本発明は上記実施の形態に限定されるものではない。た
とえば、上記実施の形態は画像情報として濃度を用いて
いるが、これに代えて色を用いてもよく、さらに色およ
び濃度の組合せを用いてもよい。また、上記実施の形態
は画像情報の標準偏差を用いているが、これに代えて画
像情報の分散を用いてもよく、要するに、画像情報のば
らつきを評価する値を用いればよい。
を複数の視点から撮影して得られた複数の物体画像のう
ち少なくとも2つの物体画像間における画像情報のばら
つきに基づいて対象物体の形状を推定しているため、対
象物体の凹所を表現した立体モデルを生成することがで
きる。
セル空間における対象物体の存在領域を概略的に推定し
ているため、対象物体の立体モデルを迅速に生成するこ
とができる。
に結合することにより対象物体の形状を推定しているた
め、照明条件などが変動しても正確な立体モデルを安定
して生成することができる。
標空間に変換し、その透視座標空間において1つの視点
を通る直線上の複数の領域のうち、ばらつきが最小また
はその最小値よりも所定の値だけ大きい領域を結合して
いるため、対象物体の形状を高速で推定することができ
る。
を通る直線上の複数の領域のうち、ばらつきが最小また
はその最小値よりも所定の値だけ大きい領域を結合して
いるため、対象物体の形状を高速で推定することができ
る。
域の内側にありかつ部分表面の各々の外側にある領域に
その領域から複数の部分表面までの距離を累積し、その
累積された距離の総和が所定の値よりも大きい領域を対
象物体の外側と認定しているため、対象物体の形状を比
較的正確に決定することができる。
面の各々の内側にある領域に所定の値を投票し、その投
票された値の総和が所定の値よりも大きい領域を対象物
体の内側と認定しているため、対象物体の形状を高速で
決定することができる。
に画像情報を累積しているため、対象物体の立体モデル
をより精度良く生成することができる。
ロックを設定し、そのブロック間において互いに対応す
る画素の値の差をそれぞれ算出し、その算出された差の
絶対値の総和を画像情報のばらつきとして算出している
ため、対象物体の形状を高速で推定することができる。
ロックを設定し、そのブロック間において互いに対応す
る画素の値の差をそれぞれ算出し、その算出された差の
自乗の総和を画像情報のばらつきとして算出しているた
め、対象物体の形状を高速で推定することができる。
装置の全体構成を示す図である。
ブロック図である。
元モデリングプログラムを示すフローチャートである。
テップを説明するための図であり、(b)は図3中のシ
ルエット画像作成ステップを説明するための図であり、
(c)は図3中の形状推定処理ステップを説明するため
の図であり、(d)は図3中のポリゴン作成ステップを
説明するための図であり、(e)は図3中のテクスチャ
マッピングステップを説明するための図である。
説明するための図である。
ル空間を示す概念図である。
ーチャートである。
めの図である。
ための図である。
ィング処理、および部分表面推定処理の詳細を示すフロ
ーチャートである。
すフローチャートである。
点を説明するための図である。
ナミックプログラミング法を示すフローチャートであ
る。
算されたY=y0平面における標準偏差を示す鳥瞰図で
ある。
算されたY=y0平面における標準偏差の数値を示す図
である。
定された部分表面を示す図である。
体の存在領域の初期形状を示す図である。
グ装置における形状推定処理を示すフローチャートであ
る。
いられる投影点を説明するための図である。
領域間で濃度が異なる画素の数を計算する方法を説明す
るための図である。
グ装置における部分表面推定処理の詳細を示すフローチ
ャートである。
標系のボクセル空間から直交座標系のボクセル空間への
座標変換を説明するための図である。
交座標系のボクセル空間から直交座標系のボクセル空間
への座標変換を行なった場合における部分表面の特定お
よびその統合方法を説明するための図である。
体の部分表面上に位置するとは限らない理由を明らかに
するために、同一のxy座標をもつ複数のボクセルから
中心画像への投影点が異なる場合における色ボーティン
グ処理を説明するための図である。
換で使用可能な透視座標系のボクセル空間を示す斜視図
である。
セル空間をY方向から見た上面図であり、(b)は図6
に示された直交座標系のボクセル空間をY方向から見た
上面図である。
れるような透視座標系のボクセル空間への座標変換が行
なわれた場合における部分表面の特定およびその統合方
法を説明するための図である。
グ装置における部分表面推定処理の詳細を示すフローチ
ャートである。
グ装置における部分表面推定処理の詳細を示すフローチ
ャートである。
る座標系を説明するための図である。
き探索法を説明するための図である。
き探索法により特定された部分表面の統合方法を説明す
るための図である。
き探索法により1つの部分表面が特定されたボクセルを
示す図である。
装置における部分表面統合処理の詳細を示すフローチャ
ートである。
ーティング法を説明するための図である。
Claims (55)
- 【請求項1】 対象物体の立体モデルを生成する3次元
モデリング装置であって、 前記対象物体を複数の視点から撮影し、複数の物体画像
を得る物体画像獲得手段と、 前記複数の物体画像のうち少なくとも2つの物体画像間
において互いに対応する画像情報のばらつきに基づいて
前記対象物体の形状を推定する形状推定手段と、 前記推定された形状に基づいて前記立体モデルを生成す
る生成手段とを備える、3次元モデリング装置。 - 【請求項2】 前記物体画像の画像情報は色および/ま
たは濃度である、請求項1に記載の3次元モデリング装
置。 - 【請求項3】 前記形状推定手段は、 複数の領域から構成される3次元仮想空間の領域に前記
少なくとも2つの物体画像の対応する画像情報を累積す
る画像情報累積手段と、 前記領域に累積された画像情報のばらつきを算出する算
出手段とを含む、請求項1または請求項2に記載の3次
元モデリング装置。 - 【請求項4】 前記複数の物体画像中の前記対象物体の
輪郭に基づいて前記3次元仮想空間における前記対象物
体の存在領域を概略的に推定する存在領域推定手段をさ
らに備え、 前記画像情報累積手段は、前記3次元仮想空間の領域の
うち前記存在領域内の領域に前記画像情報を累積する、
請求項3に記載の3次元モデリング装置。 - 【請求項5】 前記形状推定手段はさらに、前記対象物
体の形状を推定するために、前記3次元仮想空間の領域
のうち前記ばらつきの小さい領域を滑らかに結合する結
合手段を含む、請求項3または請求項4に記載の3次元
モデリング装置。 - 【請求項6】 前記結合手段は、前記ばらつきの小さい
領域を滑らかに結合するために、前記ばらつきの小ささ
と前記結合されるべき領域の滑らかさとを変数とする評
価関数を最小化する、請求項5に記載の3次元モデリン
グ装置。 - 【請求項7】 前記形状推定手段はさらに、 前記3次元仮想空間の座標空間を前記視点の1つから放
射状に広がる座標軸を有する透視座標空間に変換する座
標変換手段と、 前記対象物体の形状を推定するために、前記透視座標空
間において前記1つの視点を通る直線上の領域のうち前
記ばらつきが最小またはその最小値よりも所定の値だけ
大きい領域を結合する結合手段とを含む、請求項3から
請求項6のいずれかに記載の3次元モデリング装置。 - 【請求項8】 前記形状推定手段はさらに、 前記対象物体の形状を推定するために、前記3次元仮想
空間において前記視点の1つを通る直線上の領域のうち
前記ばらつきが最小またはその最小値よりも所定の値だ
け大きい領域を結合する結合手段を含む、請求項3から
請求項6のいずれかに記載の3次元モデリング装置。 - 【請求項9】 前記形状推定手段は、 前記複数の物体画像間において互いに対応する画像情報
のばらつきに基づいて前記対象物体の複数の部分表面を
推定する部分表面推定手段と、 前記複数の部分表面を統合して前記対象物体の形状を決
定する統合手段とを含む、請求項1から請求項8のいず
れかに記載の3次元モデリング装置。 - 【請求項10】 前記形状推定手段は、 複数の領域から構成される3次元仮想空間の領域に前記
少なくとも2つの物体画像の対応する画像情報を累積す
る画像情報累積手段と、 前記領域に累積された画像情報のばらつきを算出する算
出手段と、 前記ばらつきに基づいて前記対象物体の複数の部分表面
を推定する部分表面推定手段と、 前記複数の部分表面を統合して前記対象物体の形状を決
定する統合手段とを含み、 前記統合手段は、 前記3次元仮想空間の領域のうち前記存在領域内にあり
かつ前記部分表面の各々の外側にある領域に、その領域
から前記複数の部分表面までの距離を累積する距離累積
手段と、 前記累積された距離の総和が所定の値よりも大きい領域
を前記対象物体の外側と認定する認定手段とを含む、請
求項1または請求項2に記載の3次元モデリング装置。 - 【請求項11】 前記形状推定手段は、 複数の領域から構成される3次元仮想空間の領域に前記
少なくとも2つの物体画像の対応する画像情報を累積す
る画像情報累積手段と、 前記領域に累積された画像情報のばらつきを算出する算
出手段と、 前記ばらつきに基づいて前記対象物体の複数の部分表面
を推定する部分表面推定手段と、 前記複数の部分表面を統合して前記対象物体の形状を決
定する統合手段とを含み、 前記統合手段は、 前記3次元仮想空間の領域のうち前記存在領域内にあり
かつ前記部分表面の各々の外側にある領域に、その領域
から前記複数の部分表面までの距離を累積する距離累積
手段と、 前記累積回数を計算する累積回数計算手段と、 前記累積された距離の総和を前記計算された累積回数で
除した距離平均値が所定の値よりも大きい領域を前記対
象物体の外側と認定する認定手段とを含む、請求項1ま
たは請求項2に記載の3次元モデリング装置。 - 【請求項12】 前記形状推定手段は、 複数の領域から構成される3次元仮想空間の領域に前記
少なくとも2つの物体画像の対応する画像情報を累積す
る画像情報累積手段と、 前記領域に累積された画像情報のばらつきを算出する算
出手段と、 前記ばらつきに基づいて前記対象物体の複数の部分表面
を推定する部分表面推定手段と、 前記複数の部分表面を統合して前記対象物体の形状を決
定する統合手段とを含み、 前記統合手段は、 前記3次元仮想空間の領域のうち前記部分表面の各々の
内側にある領域に所定の第1の値を投票する投票手段
と、 前記投票された第1の値の総和が所定の第2の値よりも
大きい領域を前記対象物体の内側と認定する認定手段と
を含む、請求項1または請求項2に記載の3次元モデリ
ング装置。 - 【請求項13】 前記画像情報累積手段は、前記物体画
像の画素ごとに前記画像情報を累積する、請求項3から
請求項12のいずれかに記載の3次元モデリング装置。 - 【請求項14】 前記画像情報累積手段は、前記物体画
像の複数の画素を含む所定ブロックごとに前記画像情報
を累積する、請求項3から請求項12のいずれかに記載
の3次元モデリング装置。 - 【請求項15】 前記領域はボクセルであり、前記3次
元仮想空間はボクセル空間である、請求項3から請求項
14のいずれかに記載の3次元モデリング装置。 - 【請求項16】 前記画像情報のばらつきは前記画像情
報の標準偏差である、請求項1から請求項15のいずれ
かに記載の3次元モデリング装置。 - 【請求項17】 前記形状推定手段は、 前記物体画像ごとに複数の画素を含むブロックを設定す
るブロック設定手段と、 前記ブロック間において互いに対応する画素の値の差を
それぞれ算出し、その算出された差の絶対値の総和を前
記画像情報のばらつきとして算出する算出手段とを含
む、請求項1から請求項16のいずれかに記載の3次元
モデリング装置。 - 【請求項18】 前記形状推定手段は、 前記物体画像ごとに複数の画素を含むブロックを設定す
るブロック設定手段と、 前記ブロック間において互いに対応する画素の値の差を
それぞれ算出し、その算出された差の自乗の総和を前記
画像情報のばらつきとして算出する算出手段とを含む、
請求項1から請求項16のいずれかに記載の3次元モデ
リング装置。 - 【請求項19】 対象物体の立体モデルを生成する3次
元モデリング方法であって、 前記対象物体を複数の視点から撮影し、複数の物体画像
を得るステップと、 前記複数の物体画像のうち少なくとも2つの物体画像間
において互いに対応する画像情報のばらつきに基づいて
前記対象物体の形状を推定するステップと、 前記推定された形状に基づいて前記立体モデルを生成す
るステップとを含む、3次元モデリング方法。 - 【請求項20】 前記物体画像の画像情報は色および/
または濃度である、請求項19に記載の3次元モデリン
グ方法。 - 【請求項21】 前記形状を推定するステップは、 複数の領域から構成される3次元仮想空間の領域に前記
少なくとも2つの物体画像の対応する画像情報を累積す
るステップと、 前記領域に累積された画像情報のばらつきを算出するス
テップとを含む、請求項19または請求項20に記載の
3次元モデリング方法。 - 【請求項22】 前記複数の物体画像中の前記対象物体
の輪郭に基づいて前記3次元仮想空間における前記対象
物体の存在領域を概略的に推定するステップをさらに含
み、 前記累積するステップは、前記3次元仮想空間の領域の
うち前記存在領域内の領域に前記画像情報を累積する、
請求項21に記載の3次元モデリング方法。 - 【請求項23】 前記形状を推定するステップはさら
に、前記対象物体の形状を推定するために、前記3次元
仮想空間の領域のうち前記ばらつきの小さい領域を滑ら
かに結合するステップを含む、請求項21または請求項
22に記載の3次元モデリング方法。 - 【請求項24】 前記結合するステップは、前記ばらつ
きの小さい領域を滑らかに結合するために、前記ばらつ
きの小ささと前記結合されるべき領域の滑らかさとを変
数とする評価関数を最小化する、請求項23に記載の3
次元モデリング方法。 - 【請求項25】 前記形状を推定するステップはさら
に、 前記3次元仮想空間の座標空間を前記視点の1つから放
射状に広がる座標軸を有する透視座標空間に変換するス
テップと、 前記対象物体の形状を推定するために、前記透視座標空
間において前記1つの視点を通る直線上の領域のうち前
記ばらつきが最小またはその最小値よりも所定の値だけ
大きい領域を結合するステップとを含む、請求項21か
ら請求項24のいずれかに記載の3次元モデリング方
法。 - 【請求項26】 前記形状を推定するステップはさら
に、 前記対象物体の形状を推定するために、前記3次元仮想
空間において前記視点の1つを通る直線上の領域のうち
前記ばらつきが最小またはその最小値よりも所定の値だ
け大きい領域を結合するステップを含む、請求項21ま
たは請求項22に記載の3次元モデリング方法。 - 【請求項27】 前記形状を推定するステップは、 前記複数の物体画像間において互いに対応する画像情報
のばらつきに基づいて前記対象物体の複数の部分表面を
推定するステップと、 前記複数の部分表面を統合して前記対象物体の形状を決
定するステップとを含む、請求項19から請求項26の
いずれかに記載の3次元モデリング方法。 - 【請求項28】 前記形状を推定するステップは、 複数の領域から構成される3次元仮想空間の領域に前記
少なくとも2つの物体画像の対応する画像情報を累積す
るステップと、 前記領域に累積された画像情報のばらつきを算出するス
テップと、 前記ばらつきに基づいて前記対象物体の複数の部分表面
を推定するステップと、 前記複数の部分表面を統合して前記対象物体の形状を決
定するステップとを含み、 前記統合するステップは、 前記3次元仮想空間の領域のうち前記存在領域内にあり
かつ前記部分表面の各々の外側にある領域に、その領域
から前記複数の部分表面までの距離を累積するステップ
と、 前記累積された距離の総和が所定の値よりも大きい領域
を前記対象物体の外側と認定するステップとを含む、請
求項19または請求項20に記載の3次元モデリング方
法。 - 【請求項29】 前記形状を推定するステップは、 複数の領域から構成される3次元仮想空間の領域に前記
少なくとも2つの物体画像の対応する画像情報を累積す
るステップと、 前記領域に累積された画像情報のばらつきを算出するス
テップと、 前記ばらつきに基づいて前記対象物体の複数の部分表面
を推定するステップと、 前記複数の部分表面を統合して前記対象物体の形状を決
定するステップとを含み、 前記統合するステップは、 前記3次元仮想空間の領域のうち前記存在領域内にあり
かつ前記部分表面の各々の外側にある領域に、その領域
から前記複数の部分表面までの距離を累積するステップ
と、 前記累積回数を計算するステップと、 前記累積された距離の総和を前記計算された累積回数で
除した距離平均値が所定の値よりも大きい領域を前記対
象物体の外側と認定するステップとを含む、請求項19
または請求項20に記載の3次元モデリング方法。 - 【請求項30】 前記形状を推定するステップは、 複数の領域から構成される3次元仮想空間の領域に前記
少なくとも2つの物体画像の対応する画像情報を累積す
るステップと、 前記領域に累積された画像情報のばらつきを算出するス
テップと、 前記ばらつきに基づいて前記対象物体の複数の部分表面
を推定するステップと、 前記複数の部分表面を統合して前記対象物体の形状を決
定するステップとを含み、 前記統合するステップは、 前記3次元仮想空間の領域のうち前記部分表面の各々の
内側にある領域に所定の第1の値を投票するステップ
と、 前記投票された第1の値の総和が所定の第2の値よりも
大きい領域を前記対象物体の内側と認定するステップと
を含む、請求項19または請求項20に記載の3次元モ
デリング方法。 - 【請求項31】 前記画像情報を累積するステップは、
前記物体画像の画素ごとに前記画像情報を累積する、請
求項21から請求項30のいずれかに記載の3次元モデ
リング方法。 - 【請求項32】 前記画像情報を累積するステップは、
前記物体画像の複数の画素を含む所定ブロックごとに前
記画像情報を累積する、請求項21から請求項30のい
ずれかに記載の3次元モデリング方法。 - 【請求項33】 前記領域はボクセルであり、前記3次
元仮想空間はボクセル空間である、請求項21から請求
項32のいずれかに記載の3次元モデリング方法。 - 【請求項34】 前記画像情報のばらつきは前記画像情
報の標準偏差である、請求項19から請求項33のいず
れかに記載の3次元モデリング方法。 - 【請求項35】 前記形状を推定するステップは、 前記物体画像ごとに複数の画素を含むブロックを設定す
るステップと、 前記ブロック間において互いに対応する画素の値の差を
それぞれ算出し、その算出された差の絶対値の総和を前
記画像情報のばらつきとして算出するステップとを含
む、請求項19から請求項34のいずれかに記載の3次
元モデリング方法。 - 【請求項36】 前記形状を推定するステップは、 前記物体画像ごとに複数の画素を含むブロックを設定す
るステップと、 前記ブロック間において互いに対応する画素の値の差を
それぞれ算出し、その算出された差の自乗の総和を前記
画像情報のばらつきとして算出するステップとを含む、
請求項19から請求項34のいずれかに記載の3次元モ
デリング方法。 - 【請求項37】 コンピュータに、対象物体を複数の視
点から撮影して得られた複数の物体画像に基づいて前記
対象物体の立体モデルを生成させる3次元モデリングプ
ログラムを記録した媒体であって、 前記プログラムは、 前記複数の物体画像のうち少なくとも2つの物体画像間
において互いに対応する画像情報のばらつきに基づいて
前記対象物体の形状を推定するステップと、 前記推定された形状に基づいて前記立体モデルを生成す
るステップとを含む、3次元モデリングプログラムを記
録した媒体。 - 【請求項38】 前記物体画像の画像情報は色および/
または濃度である、請求項37に記載の3次元モデリン
グプログラムを記録した媒体。 - 【請求項39】 前記形状を推定するステップは、 複数の領域から構成される3次元仮想空間の領域に前記
少なくとも2つの物体画像の対応する画像情報を累積す
るステップと、 前記領域に累積された画像情報のばらつきを算出するス
テップとを含む、請求項37または請求項38に記載の
3次元モデリングプログラムを記録した媒体。 - 【請求項40】 前記プログラムは、前記複数の物体画
像中の前記対象物体の輪郭に基づいて前記3次元仮想空
間における前記対象物体の存在領域を概略的に推定する
ステップをさらに含み、 前記累積するステップは、前記3次元仮想空間の領域の
うち前記存在領域内の領域に前記画像情報を累積する、
請求項39に記載の3次元モデリングプログラムを記録
した媒体。 - 【請求項41】 前記形状を推定するステップはさら
に、前記対象物体の形状を推定するために、前記3次元
仮想空間の領域のうち前記ばらつきの小さい領域を滑ら
かに結合するステップを含む、請求項39または請求項
40に記載の3次元モデリングプログラムを記録した媒
体。 - 【請求項42】 前記結合するステップは、前記ばらつ
きの小さい領域を滑らかに結合するために、前記ばらつ
きの小ささと前記結合されるべき領域の滑らかさとを変
数とする評価関数を最小化する、請求項41に記載の3
次元モデリングプログラムを記録した媒体。 - 【請求項43】 前記形状を推定するステップはさら
に、 前記3次元仮想空間の座標空間を前記視点の1つから放
射状に広がる座標軸を有する透視座標空間に変換するス
テップと、 前記対象物体の形状を推定するために、前記透視座標空
間において前記1つの視点を通る直線上の領域のうち前
記ばらつきが最小またはその最小値よりも所定の値だけ
大きい領域を結合するステップとを含む、請求項39か
ら請求項42のいずれかに記載の3次元モデリングプロ
グラムを記録した媒体。 - 【請求項44】 前記形状を推定するステップはさら
に、 前記対象物体の形状を推定するために、前記3次元仮想
空間において前記視点の1つを通る直線上の領域のうち
前記ばらつきが最小またはその最小値よりも所定の値だ
け大きい領域を結合するステップを含む、請求項39ま
たは請求項40に記載の3次元モデリングプログラムを
記録した媒体。 - 【請求項45】 前記形状を推定するステップは、 前記複数の物体画像間において互いに対応する画像情報
のばらつきに基づいて前記対象物体の複数の部分表面を
推定するステップと、 前記複数の部分表面を統合して前記対象物体の形状を決
定するステップとを含む、請求項37から請求項45の
いずれかに記載の3次元モデリングプログラムを記録し
た媒体。 - 【請求項46】 前記形状を推定するステップは、 複数の領域から構成される3次元仮想空間の領域に前記
少なくとも2つの物体画像の対応する画像情報を累積す
るステップと、 前記領域に累積された画像情報のばらつきを算出するス
テップと、 前記ばらつきに基づいて前記対象物体の複数の部分表面
を推定するステップと、 前記複数の部分表面を統合して前記対象物体の形状を決
定するステップとを含み、 前記統合するステップは、 前記3次元仮想空間の領域のうち前記存在領域内にあり
かつ前記部分表面の各々の外側にある領域に、その領域
から前記複数の部分表面までの距離を累積するステップ
と、 前記累積された距離の総和が所定の値よりも大きい領域
を前記対象物体の外側と認定するステップとを含む、請
求項37または請求項38に記載の3次元モデリングプ
ログラムを記録した媒体。 - 【請求項47】 前記形状を推定するステップは、 複数の領域から構成される3次元仮想空間の領域に前記
少なくとも2つの物体画像の対応する画像情報を累積す
るステップと、 前記領域に累積された画像情報のばらつきを算出するス
テップと、 前記ばらつきに基づいて前記対象物体の複数の部分表面
を推定するステップと、 前記複数の部分表面を統合して前記対象物体の形状を決
定するステップとを含み、 前記統合するステップは、 前記3次元仮想空間の領域のうち前記存在領域内にあり
かつ前記部分表面の各々の外側にある領域に、その領域
から前記複数の部分表面までの距離を累積するステップ
と、 前記累積回数を計算するステップと、 前記累積された距離の総和を前記計算された累積回数で
除した距離平均値が所定の値よりも大きい領域を前記対
象物体の外側と認定するステップとを含む、請求項37
または請求項38に記載の3次元モデリング装置プログ
ラムを記録した媒体。 - 【請求項48】 前記形状を推定するステップは、 複数の領域から構成される3次元仮想空間の領域に前記
少なくとも2つの物体画像の対応する画像情報を累積す
るステップと、 前記領域に累積された画像情報のばらつきを算出するス
テップと、 前記ばらつきに基づいて前記対象物体の複数の部分表面
を推定するステップと、 前記複数の部分表面を統合して前記対象物体の形状を決
定するステップとを含み、 前記統合するステップは、 前記3次元仮想空間の領域のうち前記部分表面の各々の
内側にある領域に所定の第1の値を投票するステップ
と、 前記投票された第1の値の総和が所定の第2の値よりも
大きい領域を前記対象物体の内側と認定するステップと
を含む、請求項37または請求項38に記載の3次元モ
デリングプログラムを記録した媒体。 - 【請求項49】 前記画像情報を累積するステップは、
前記物体画像の画素ごとに前記画像情報を累積する、請
求項39から請求項48のいずれかに記載の3次元モデ
リングプログラムを記録した媒体。 - 【請求項50】 前記画像情報を累積するステップは、
前記物体画像の複数の画素を含む所定ブロックごとに前
記画像情報を累積する、請求項39から請求項48のい
ずれかに記載の3次元モデリングプログラムを記録した
媒体。 - 【請求項51】 前記領域はボクセルであり、前記3次
元仮想空間はボクセル空間である、請求項39から請求
項50のいずれかに記載の3次元モデリングプログラム
を記録した媒体。 - 【請求項52】 前記画像情報のばらつきは前記画像情
報の標準偏差である、請求項37から請求項51のいず
れかに記載の3次元モデリングプログラムを記録した媒
体。 - 【請求項53】 前記形状を推定するステップは、 前記物体画像ごとに複数の画素を含むブロックを設定す
るステップと、 前記ブロック間において互いに対応する画素の値の差を
それぞれ算出し、その算出された差の絶対値の総和を前
記画像情報のばらつきとして算出するステップとを含
む、請求項37から請求項52のいずれかに記載の3次
元モデリングプログラムを記録した媒体。 - 【請求項54】 前記形状を推定するステップは、 前記物体画像ごとに複数の画素を含むブロックを設定す
るステップと、 前記ブロック間において互いに対応する画素の値の差を
それぞれ算出し、その算出された差の自乗の総和を前記
画像情報のばらつきとして算出するステップとを含む、
請求項37から請求項52のいずれかに記載の3次元モ
デリングプログラムを記録した媒体。 - 【請求項55】 コンピュータに、対象物体を複数の視
点から撮影して得られた複数の物体画像に基づいて前記
対象物体の形状を推定させる3次元形状推定プログラム
を記録した媒体であって、 前記プログラムは、 前記複数の物体画像のうち少なくとも2つの物体画像間
において互いに対応する画像情報のばらつきを算出する
ステップと、 前記算出されたばらつきに基づいて前記対象物体の形状
を推定するステップとを含む、3次元形状推定プログラ
ムを記録した媒体。
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