JPH11149670A - 露光方法及びこれを用いた露光装置、ならびに原盤及び光ディスク - Google Patents

露光方法及びこれを用いた露光装置、ならびに原盤及び光ディスク

Info

Publication number
JPH11149670A
JPH11149670A JP9313665A JP31366597A JPH11149670A JP H11149670 A JPH11149670 A JP H11149670A JP 9313665 A JP9313665 A JP 9313665A JP 31366597 A JP31366597 A JP 31366597A JP H11149670 A JPH11149670 A JP H11149670A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
exposure
master
recording
optical disk
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9313665A
Other languages
English (en)
Inventor
Shin Masuhara
慎 増原
Shingo Imanishi
慎悟 今西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP9313665A priority Critical patent/JPH11149670A/ja
Publication of JPH11149670A publication Critical patent/JPH11149670A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Optical Head (AREA)
  • Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録光波長の短波長化や対物レンズの大NA
化を図ることなく、記録密度を大にして光記録媒体の高
容量化を図る露光方法及びこれを用いた露光装置、なら
びに原盤及び光ディスクを提供することである。 【解決手段】 記録用光源12から出射された光束をA
ODやEOD等の光偏向素子を用いて偏向する偏向部1
5を変調部14とビームエキスパンダ部16との間に配
設するとともに、変調部14に供給する変調信号と偏向
部15に供給する走査信号とを生成する記録信号供給部
18を配設し、変調部14に変調信号を供給するととも
に変調信号と同期する走査信号を偏向部15に供給し、
露光スポットを光ディスク原盤8のタンジェンシャル方
向に走査しつつ、フォトレジスト膜9に露光パターンを
形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は露光方法及びこれを
用いた露光装置、ならびに原盤及び光ディスクに関し、
さらに詳しくは、光ディスク原盤等の原盤上に形成され
たフォトレジスト膜に露光スポットを照射して露光し、
ピットあるいはグルーブを形成する露光方法及びこれを
用いた露光装置、ならびに原盤及び光ディスクに関す
る。
【0002】
【従来の技術】光記録媒体の一例である光ディスクは、
図6の概略外観斜視図に示したように、光学的に透明な
プラスチック等で構成されたディスク基板2の少なくと
も一方の面に信号記録領域3が形成されている。そし
て、CD(商品名、Compact Disc)に代表
されるROM(Read Only Memory)型
の光ディスク1の信号記録領域3には、図6における信
号記録領域3を拡大した概略拡大図である図7(a)に
示したようなピット5、あるいは相変化型ディスクや光
磁気ディスクに代表されるRAM(Random Ac
cess Memory)型の光ディスク1の信号記録
領域3には、同様の概略拡大図である図7(b)に示し
たようなグルーブ6が、例えば1〜2μmの所定のトラ
ックピッチでスパイラル状に形成されている。
【0003】ピット5が形成されているROM型の光デ
ィスク1では、信号記録領域3のタンジェンシャル方向
に形成された複数のピット5によりデータが構成されて
おり、ピット5はトラッキング用回折格子としても用い
られている。そして、ピット5が形成された信号記録領
域3の面上には光反射層(図示せず)が形成されてい
る。グルーブ6が形成されているRAM型の光ディスク
1では、信号記録領域3における凹凸の一方、例えば図
7(b)における凸側であるランド7にデータを記録
し、他方の凹側であるグルーブ6をトラッキング用に用
いるのが一般的であり、図示を何れも省略するが、グル
ーブ6及びランド7が形成された信号記録領域3の面上
には相変化膜あるいは磁性膜が形成され、これらの膜上
にはさらに光反射層が形成されている。また、RAM型
の光ディスク1や信号記録領域3にROM領域とRAM
領域とを共有するパーシャルROM型の光ディスク1に
おいても、ディスク固有情報やアドレス等の付帯情報は
ピット5によるデータが予め形成されているのが一般的
である。
【0004】これらの光ディスク1は、図示を省略する
が、光学ピックアップ装置を構成する半導体レーザ等の
光源から出射され、対物レンズを用い集光された光束を
読み取り面4側から照射し、RAM型の光ディスク1で
あれば、例えばランド7への信号の記録あるいはランド
7に記録された信号の読み取りが行われる。この場合の
トラッキングは、グルーブ6で回折された反射光を検出
することにより行われる。また、ROM型の光ディスク
1であれば、同様に光源から出射され、対物レンズを用
い集光された光束を読み取り面4側から照射し、ピット
5により回折された反射光を検出して信号の読み出しと
トラッキングが行われる。このように、光ディスク1の
信号記録領域3に形成されるピット5やグルーブ6等の
形状及び寸法精度は、光ディスク1としての性能を左右
するものであるため高精度での形成が要求される。
【0005】以下、光ディスク原盤から光ディスク1を
作製するまでの工程順について、概略工程説明図である
図8(a)〜(c)及び図8(c)に続く概略工程説明
図である図9(a)〜(c)を参照して説明する。な
お、図9(a)は光ディスク原盤8に形成されたグルー
ブ6及びランド7の部分を拡大した概略拡大斜視図であ
り、図9(b)は光ディスク原盤8に形成されたグルー
ブ6及びランド7の部分の概略断面図であり、図9
(c)は光ディスク原盤8から転写したディスク基板2
の概略断面図である。
【0006】先ず、図8(a)に示したように、光ディ
スク原盤8の表面を十分平坦に研磨した後、これを十分
に洗浄する。
【0007】次に、図8(b)に示したように、光ディ
スク原盤8上に、例えば露光処理によりアルカリ可溶性
に変化するフォトレジスト膜9をほぼ0.1μmの厚さ
に塗布する。一般的に、この塗布工程は回転塗布法によ
り行われる。
【0008】次に、図8(c)に示したように、後に述
べる露光装置の露光光学系を構成する対物レンズ17を
用い集光された露光スポットをフォトレジスト膜9に照
射して露光する。このとき、光ディスク原盤8を回転さ
せながら露光スポットを一回転あたり所定のトラックピ
ッチでラジアル方向に移動させることにより、図8
((c)に示したように、フォトレジスト膜9にスパイ
ラル状のグルーブ6の潜像10、または、このとき露光
スポットを断続的に照射してフォトレジスト膜9にピッ
ト5の潜像10を形成する。
【0009】次に、フォトレジスト膜9上に形成された
潜像10を、例えばアルカリ性現像液で現像することに
より露光部、即ち、フォトレジスト膜9の感光部分を除
去すれば、ROM型の光ディスク1用光ディスク原盤8
には連続したピット5が形成され、RAM型の光ディス
ク1用光ディスク原盤8には、図9(a)に示したよう
に、フォトレジスト膜9に連続溝であるグルーブ6とラ
ンド7がラジアル方向に交互に形成される。
【0010】次に、図9(b)に示したように、現像処
理されてフォトレジスト膜9にグルーブ6とランド7あ
るいはピット5が形成された光ディスク原盤8上にニッ
ケルメッキ等を施してスタンパ前駆体11aを形成す
る。そしてこのスタンパ前駆体11aを剥がすことによ
りフォトレジスト膜9のグルーブ6及びランド7あるい
はピット5を転写したスタンパ11が作製される。
【0011】次に、図9(c)に示したように、スタン
パ11の凹凸形状を射出成型法等により光ディスク1の
基板材料であるプラスチック材料に転写してグルーブ6
及びランド7が形成されたレプリカとしてのディスク基
板2を作製する。そして、ディスク基板2の作製後に、
このディスク基板2のグルーブ6及びランド7が形成さ
れた凹凸面上あるいはピット5が形成された面上、即ち
信号記録領域3の面上に記録膜、反射膜及び保護膜を形
成すれば、光記録媒体としての光ディスク1の作製が完
了する。
【0012】図10は、上記した光ディスク原盤8にグ
ルーブ6及びランド7あるいはピット5の潜像10を形
成する露光装置の構成及び露光光学系を示す概略構成図
である。符号12は、例えば波長が413nmのKrイ
オンレーザ等の記録用光源であり、符号13は記録用光
源12から出射される光束の出力の不安定さを除去する
とともに最終的な記録光強度を制御し、EO(電気光学
結晶素子)等で構成された記録光強度制御部である。符
号14は変調信号に応じた長さのピットを形成するため
の変調手段を有する変調部であり、変調部14を構成す
る変調器には数十MHzの帯域で使用できる性能が要求
され、一般的にはEOM(電気光学結晶素子変調器)あ
るいはAOM(音響光学結晶素子変調器)が用いられ
る。符号16は記録光束の径を拡大する光学系を有する
ビームエキスパンダ部であり、ビームエキスパンダ部1
6における拡大率により光ディスク原盤8のフォトレジ
スト膜9に対物レンズ17を用い集光される露光スポッ
トの径が制御される。このような構成により、光ディス
ク原盤8を所定の回転数で回転させながら露光スポット
をラジアル方向に一回転当たり所定のトラックピッチ移
動させれば、グルーブ6の潜像10あるいはピット5の
潜像10を所定のトラックピッチでスパイラル状に形成
することができる。
【0013】近年、従来のCDと比較して約5倍の記録
密度であるDVD(商品名、Digital Vers
atile Disc)等が商品化され、光ディスク1
の分野では益々高密度記録化の傾向にある。このため、
露光スポット径を小にする等の手段により、更に小であ
るグルーブ6やピット5の形成を可能とする露光技術が
求められている。露光スポット径φは、記録光波長λ及
び対物レンズ17の開口数NAから回折限界(φ=1.
22×(λ/NA))において最小となる。従って、露
光スポット径φをより小とするためには、対物レンズ1
7の開口数NAを大とする、記録光波長λを小とする、
あるいは対物レンズ17の開口数NAを大とするととも
に記録光波長λを小とすることが必要となる。
【0014】しかしながら、露光装置で使用されている
対物レンズ17の開口数NAは、一般的に開口数NAの
理論的最大値の1にほぼ同等である0.9〜0.95の
ものが既に使用されている。また、記録光波長λに関し
てはほぼ350nmの紫外光の使用が実用化され始めて
いるが、これよりも短波長である200nmのものを使
用する場合にはフォトレジスト膜9をはじめとして従来
プロセスの大幅な変更の必要性、この波長に対応した光
学部品の確保の困難性、この波長領域における人体への
悪影響等の問題点がある。以上の理由から、より小径の
露光スポットを得ることは現在のところ困難であり、上
記した手段以外で小径な露光スポットを形成する手段が
求められている。そして、仮に現在よりも小径の露光ス
ポットの形成が可能になったとしても、それを用いて可
能な範囲内で最大の記録密度を得るための技術は、当然
求められると推察される。
【0015】ところで、記録密度をタンジェンシャル方
向とラジアル方向とに分けて考えた場合、更なる高密度
化に対して、タンジェンシャル方向では従来の露光方法
であっても改善の余地がある。即ち、CDやDVDのよ
うなROM型の光ディスク1では、トラックピッチと最
短ピット周期(最短ピット長×2)との比率はほぼ1:
1であり、この比率は今後も大きく変わらないものと推
察される(CDではトラックピッチ1.6μm、最短ピ
ット周期1.67μmであり、DVDではトラックピッ
チ0.74μm、最短ピット周期0.80μm)。従っ
て、この比率を1:1としたまま記録密度を大にしてい
くと、例えばピット5の潜像10の露光及び現像工程に
おいては、分離形成可能なピット5の周期が一般的にラ
ジアル方向と比較してタンジェンシャル方向の方が大と
なるため、ラジアル方向よりもタンジェンシャル方向に
おけるピット5の形成の方が先ず困難となる。
【0016】タンジェンシャル方向におけるピット5の
形成の方が先ず困難となる理由について、フォトレジス
ト膜9に照射される集光スポットの概略状態図である図
11(a)〜(c)を参照して、更に詳細に説明する。
変調信号電圧レベルが「1」であり、フォトレジスト膜
9に露光スポットが照射されている時間をtとし、露光
スポットのタンジェンシャル方向の相対速度をVt とす
れば、露光スポットの移動距離LはL=Vt ×tとな
る。これに対して露光スポットのラジアル方向の相対速
度をVr とするとVr =0である。光ディスク原盤8の
フォトレジスト膜9に照射される露光スポットの平面形
状はほぼ円形であるが、実際の露光スポットの形状は露
光スポットの移動距離Lだけ伸びているものと考えられ
る。従って、より短い周期でピット5を分離形成するこ
とに関しては、タンジェンシャル方向が露光スポットの
移動距離Lの分だけ不利となる。例えば、記録光波長λ
=351nm、対物レンズ17のNA=0.90の露光
光学系で市販のi線用のフォトレジスト膜9(膜厚d=
約100nm)を露光した場合、ラジアル方向にはグル
ーブ6でトラックピッチ0.30μmまで隣接トラック
と完全に分離して形成することができたが、タンジェン
シャル方向では分離形成できた最短のピット5の周期は
0.36μmまでであった(このときの露光スポットの
移動距離Lは0.18μm)。
【0017】このことは、ピット5の記録方法を改善す
れば、タンジェンシャル方向においてもラジアル方向と
同程度のピット5の周期での記録が可能であることを意
味している。具体的には、露光スポットの移動距離Lを
できるだけ小とすることにより実現可能であり、上記し
た露光スポットの移動距離L=Vt ×tからVt が一定
の場合にはフォトレジスト膜9に露光スポットが照射さ
れている時間tをより小とすれば良い。ここでピット5
の周期をPl とし、これに対応した変調信号の時間長を
0 とし、フォトレジスト膜9に露光スポットが照射さ
れている時間tとt0 との比t/t0 で表されるパルス
デューティをD(D=t/t0 )とすれば、周期がPl
であるピット5の露光において、記録信号のパルスデュ
ーティDをできる限り0に近づけることによりピット5
の周期Pl を最小値とすることができる。
【0018】しかしながら、記録光強度の強度を変えず
に露光スポットの移動距離Lを小とすると、ピット5の
サイズ(幅、長さ)の確保が困難となる問題点が発生す
る。即ち、露光スポットの光束の強度分布が一様な径φ
を有する円であると仮定すると、図11(a)〜(c)
に示したような直交するxy軸で構成される座標におい
て、露光スポットの移動距離Lに対応して露光スポット
0 の中心点を(((−L/2),0)から(L/2,
0)までx軸に沿って移動させてピット5を形成したと
する。このとき座標の原点がピット5の中心となるが、
この点における被露光量(積算露光量)Qは露光スポッ
トの通過距離に比例し、図11(a)及び図11(b)
に示した露光スポットの移動距離L≧露光スポット径φ
の状態においては、露光スポットの移動距離Lの変化に
対して被露光量(積算露光量)Qは変化せずに一定値と
なり、図11(c)に示した露光スポットの移動距離L
<露光スポット径φの状態においては、露光スポットの
移動距離Lが大となるとともに被露光量(積算露光量)
Qも大となる比例関係となる。図12はこれをグラフに
示したものであり、露光スポットの移動距離L<露光ス
ポット径φの状態における被露光量Qは露光スポットの
移動距離Lが小になるとともに比例して小になることが
わかる。ところで、実際の露光スポットは光束中心から
周辺に向かって強度が小となるガウシャン分布となって
おり、図13に示したように、露光スポット径φより小
の移動距離Lでピット5を形成する場合には被露光量Q
が減少し、結果的に充分なサイズを有するピット5の形
成が困難であったり、あるいはフォトレジスト膜9に形
成されたピット5の潜像10の現像が困難となる場合が
ある。このようなピット5からは再生信号振幅が十分得
られず、エラーレートの増加をまねく。
【0019】従来技術を用いて上記した問題点を解決す
る手段としては、タンジェンシャル方向の長さが小であ
るピット5について、不足する被露光量Qをピット5の
長さに対応して変化させて最適化を図ることが考えられ
る。即ち、記録光強度を変調信号電圧レベルで最適化を
図る方法である。これを図14を参照して説明する。例
えば光ディスク原盤8のフォトレジスト膜9にランダム
なピットパターンを形成する場合、図10に示し参照し
た事例の露光装置における変調部14の変調器へ変調信
号を供給するとともに、例えばEOを用いた記録光強度
制御部13に、ピット5毎に所望の露光強度が得られる
ように変調信号と同期した光強度制御信号を供給すれば
よい。あるいは、変調部14の変調器にEOMあるいは
AOMを用いた場合には、変調信号電圧レベル「1」を
ピット5毎に変えることで同様の結果を得ることができ
る。
【0020】しかしながら、上記した手段では露光スポ
ットの移動距離Lを小とすればするほど露光スポットの
記録光強度を大としなければならない。例えば、露光ス
ポットの移動距離L=0である場合には、必要な露光ス
ポットの記録光強度は無限大となり、出力に限界のある
現在の記録用光源12では実現が困難であるとともに、
露光スポットの移動距離Lを小とする限界は記録用光源
12の出力値に制限される。従って、現在の露光装置に
使用される記録用光源12の出力、露光光学系の光量損
失、フォトレジスト膜9材料の感度、露光光学系を構成
する光学素子の耐久性等を考慮すれば、上記した手段に
より露光スポットの移動距離Lをより小とすることは困
難である。
【0021】そこで、露光スポットの記録光強度の必要
最大強度を小とするために、露光スポットのタンジェン
シャル方向の相対速度を小とする方法が考えられる。記
録光強度Iと露光スポットのタンジェンシャル方向の相
対速度との関係について、露光スポットのタンジェンシ
ャル方向の相対速度をVt をパラメータにし、図15
(a)に示したような関係(記録光強度I=一定)にあ
る場合と、記録光強度線密度をIv として図15(b)
に示したような関係(記録光強度I∝露光スポットのタ
ンジェンシャル方向の相対速度Vt (Iv (n)=In
/V,n=1,2,3 Iv (1)<Iv (2)<Iv
(3))にある場合についてグルーブ6の露光と現像を
行い、露光スポットのタンジェンシャル方向の相対速度
をVt に対するグルーブ6の幅Wを比較した結果、図1
5(a)に示したように、記録光強度Iが一定である場
合は露光スポットのタンジェンシャル方向の相対速度V
t が大になるとともにグルーブ6の幅が小となるが、図
15(b)に示したように、記録光強度I∝露光スポッ
トのタンジェンシャル方向の相対速度Vt の関係にある
場合はグルーブ6の幅Wが露光スポットのタンジェンシ
ャル方向の相対速度Vt に対して変化せず、IV =In
/Vの値が大であるほどグルーブ6の幅Wも大となる。
従って、実際の記録光強度Iの指標となるのは、記録光
強度Iを露光スポットのタンジェンシャル方向の相対速
度Vt に基づく値とする、いわば記録光強度線密度IV
であることがわかる。
【0022】露光スポットの移動距離L=0であれば記
録光強度線密度IV をほぼ無限大にする必要があるが、
そのためには記録光強度Iを無限大とするかわりに露光
スポットのタンジェンシャル方向の相対速度Vt を0と
しても良い。しかしながら、これには以下の欠点があ
る。1.単純に単一長のピット5のみを露光してピット
5を形成する場合でも、実際の露光装置では精度の保証
が可能な光ディスク原盤8を回転駆動するターンテーブ
ル回転数(通常、150rpm〜200rpm)には下
限があるので、露光スポットのタンジェンシャル方向の
相対速度Vt の最小値を0とすることは困難である。
2.ランダムなピットパターンを形成する場合では、タ
ンジェンシャル方向の長さが小であるピット5を形成す
るときのみ露光スポットのタンジェンシャル方向の相対
速度Vt を小としなくてはならないが、これは数百rp
mで回転する光ディスク原盤8の回転数を最大数MHz
で変化させる必要があり、実現困難である。
【0023】上記したように、現在の露光技術では記録
光強度線密度IV が有限値に制限されるので、露光スポ
ットの移動距離Lをタンジェンシャル方向における記録
密度向上に寄与するほど充分に小とすることが困難であ
り、ましてや露光スポットの移動距離L=0とすること
は困難であった。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】記録光波長の短波長化
や対物レンズNAを大とする、あるいは記録光波長の短
波長化とともに対物レンズNAを大とする手段を用いる
ことなく、記録密度を大にして光記録媒体の高容量化を
図る露光方法及びこれを用いた露光装置、ならびに原盤
及び光ディスクを提供することである。
【0025】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の露光方法では、記録用光源から出射された
光束を変調手段に供給される変調信号に基づいて変調
し、変調された光束をAODあるいはEOD等の光偏向
素子を用いた偏向手段により偏向し、偏向された光束を
対物レンズを用い集光して露光スポットを形成し、この
集光スポットを原盤上に形成されたフォトレジスト膜に
照射して変調信号に基づく露光パターンを形成する露光
方法において、偏向手段に、変調信号と同期して露光ス
ポットを原盤の回転方向とほぼ同方向に走査する走査信
号を供給しつつ、フォトレジスト膜に露光パターンを形
成することを特徴とする。また、この露光方法により作
製された原盤と、この原盤を用いて作製された光ディス
クを特徴とする。
【0026】本発明の露光装置では、少なくとも記録用
光源と、記録用光源から出射された光束を変調する変調
手段と、変調手段により変調された光束をAODあるい
はEOD等の光偏向素子を用いて偏向する偏向手段とを
有し、偏向手段により偏向された光束を、対物レンズを
用い集光して露光スポットを形成し、この集光スポット
を原盤上に形成されたフォトレジスト膜に照射して露光
パターンを形成する露光装置において、変調手段に供給
する変調信号と、偏向手段に、変調信号と同期して露光
スポットを原盤の回転方向とほぼ同方向に走査する走査
信号とを供給する記録信号供給手段を有し、フォトレジ
スト膜に露光スポットの径よりも小である露光パターン
を形成することを特徴とする。また、この露光装置によ
り作製された原盤と、この原盤を用いて作製された光デ
ィスクを特徴とする。
【0027】上述した手段によれば、記録用光源からの
出射された光束を変調する変調信号を操作することな
く、また、露光スポットの移動速度を露光装置で制御す
ることなく、実効的な記録信号パルスをほぼ0とするこ
とが可能であり、露光スポット径よりも小径であるピッ
トの形成が可能となり、しかも、記録光強度線密度は記
録信号パルス長に反比例して大となるので被露光量は自
動的に補償され、形成されるピットからは充分な再生信
号振幅を得ることができる露光方法及び露光装置の提供
ができる。従って、この露光方法及び露光装置を用いれ
ば、高密度化に対応する光ディスク原盤等の原盤が提供
でき、さらに、この原盤を用いれば、高密度化に対応す
る光ディスクを提供することができる。
【0028】
【発明の実施の形態】本発明の露光方法及びこれを用い
た露光装置は、露光装置を構成する変調部とビームエキ
スパンダ部との間に、対物レンズを用い集光される露光
スポットをタンジェンシャル方向に走査させるAODあ
るいはEOD等の光偏向素子で構成された偏向手段を設
けるとともに、変調部に変調信号及び偏向手段に走査信
号を供給する記録信号供給手段を設け、偏向手段に供給
される走査信号により露光スポットをタンジェンシャル
方向に走査するものである。この走査方向は、AODあ
るいはEOD等の光偏向素子の光軸に対して垂直な面内
の設置角度の調整により容易に行うことができる。以
下、図1〜図2を参照して本発明の実施の形態例につい
て説明する。なお、図中の構成要素で従来の技術と同様
の構造を成しているものについては、同一の参照符号を
付すものとする。
【0029】図1は、露光スポットのタンジェンシャル
方向の相対速度を小にして露光スポット径よりも小径の
ピットが形成可能であることを説明する概略説明図であ
り、図1(a)は光ディスク原盤8のフォトレジスト膜
9に露光光学系を構成する対物レンズ17を用い集光さ
れる露光スポットを照射して露光している状態の概略説
明図であり、図1(b)は従来の露光方法を示し、図1
(c)は本発明の露光方法を示す。従来の露光方法及び
露光装置では、露光スポットのフォトレジスト膜9にお
けるタンジェンシャル方向の相対速度Vt は、光ディス
ク原盤8の回転により生じる線速度Vg のみから与えら
れていた。従って、図1(b)に示したように、従来の
露光方法及び露光装置では、露光スポットが照射される
時間t(PointAからPointBまで)により露
光されて形成されるピットのタンジェンシャル方向の露
光距離LはL=Vg ×tとなる。これに対して、本発明
では、図1((c)に示したように、露光スポットをタ
ンジェンシャル方向に走査して光ディスク原盤8の回転
により生じる線速度Vg と同方向へ同速度の線速度Vs
を与えるので、露光スポットのフォトレジスト膜9にお
けるタンジェンシャル方向の相対速度Vt はVt =Vg
−Vs となる。従って、露光スポットが照射される時間
t(PointAからPointBの手前のPoint
Cまで)により露光されて形成されるピットのタンジェ
ンシャル方向の露光距離LはL=(Vg −Vs )×tと
なる。即ち、露光スポットのタンジェンシャル方向の走
査振幅を制御することにより、露光スポット径φよりも
小径のピットを形成することが可能となる。 そして、
g =Vs とすればVt =0となり、タンジェンシャル
方向の長さが極めて小であるピットを形成することが可
能となる。
【0030】以下、上記したタンジェンシャル方向の長
さが極めて小であるピットを形成する手順について、単
一の周期ピットの露光における記録信号の周期をT0
変調信号電圧レベル「1」の時間をTとし、変調信号電
圧レベル「1」となる前の対物レンズ17に対する露光
スポットの位置を初期位置(PointA)とした場合
について、概略説明図である図2(a)〜(d)を参照
して説明する。
【0031】先ず、図2(a)〜(b)に示したよう
に、変調信号電圧レベル「1」の時に記録用光源から出
射された光束が対物レンズ17を用い集光された露光ス
ポットを、光ディスク原盤速度Vg と同方向のタンジェ
ンシャル方向に露光スポット速度Vs で時間T(t1
らt2 )の間走査させる。これにより形成されるピット
の潜像の長さは、PointAからPointCまでの
タンジェンシャル方向の露光距離L=(Vg −Vs )×
Tとなる。
【0032】次に、図2(c)〜(d)に示したよう
に、記録用光源からの発光を停止(変調信号電圧レベル
「0」)している変調信号電圧レベルが「0」である時
間(t2 からt3 )を利用し、見かけの露光スポット
を、光ディスク原盤速度Vg と逆方向のタンジェンシャ
ル方向に露光スポット速度Vs で走査し、対物レンズ1
7に対して露光スポットが初期位置(PointB)と
なる位置に戻す。そして、図2(a)〜(d)の手順を
繰り返すことにより、露光スポット径φよりも小径のピ
ット等、タンジェンシャル方向の長さが極めて小である
ピットを形成することができる。
【0033】ランダムなピットパターンの形成に上記し
た事例の方法が適用可能となるのは、被露光量が不足し
て充分なピットサイズに形成できず、露光スポット径φ
よりも小である露光スポット移動距離Lでピットを形成
する場合である。現在、光ディスク1の記録に供される
変調信号として一般的に使用されているのはデジタル信
号であり、変調信号パターンのピット長(変調信号パル
ス幅)は有限個に限定される。例えば、DVDに用いら
れているEFM+と称される信号では3T,4T,5
T,・・・・,14T(1Tは基準のClock長を表
す)の12種類である。これらの中で記録補償の対象と
なるピット長はせいぜい小である方から1〜2種なの
で、この1〜2種のみについて上記した事例の露光方法
を適用すれば良い。そして、この1〜2種の信号は予め
ピット長が分かっているので、適切な補償量(露光スポ
ットの走査速度Vs )を数回の試行から求めることは容
易に行うことができる。このことにより、従来の露光方
法及びこれを用いた露光装置では充分なサイズに形成す
ることが困難であったピットを、ランダムなピットパタ
ーンにおいても充分な再生信号振幅が得られるほぼ理想
的なサイズに形成することができる。さらに、従来では
分離形成することが困難であったタンジェンシャル方向
の周期が小であるピットの形成も可能となる。以上のこ
とから、本発明はROM及びRAM型の光ディスク原盤
のマスタリングに限定されず、光磁気ディスクや相変化
型光ディスク等のRAM型におけるデータの記録時にも
適用することができる。
【0034】以下、本発明を適用した実施例について図
3〜図5を参照して説明する。なお、実施の形態例と同
様に、図中の構成要素で従来の技術と同様の構造を成し
ているものについては、同一の参照符号を付すものとす
る。
【0035】
【実施例】図3は、露光装置の構成及び露光光学系を示
した概略構成図である。符号12は、例えば波長が41
3nmのKrイオンレーザ等の記録用光源であり、符号
13は記録用光源12から出射される光束の出力の不安
定さを除去するとともに最終的な記録光強度を制御し、
EO(電気光学結晶素子)等で構成された記録光強度制
御部である。符号14は変調信号に応じた長さのピット
を形成するための変調手段を有する変調部であり、変調
部14を構成する変調器には数十MHzの帯域で使用で
きる性能が要求され、一般的にはEOM(電気光学結晶
素子変調器)あるいはAOM(音響光学結晶素子変調
器)が用いられる。符号15は偏向手段を有する偏向部
であり、EOD(電気光学結晶光偏向素子)あるいはA
OD(音響光学結晶光偏向素子)等の光偏向素子で構成
されている。この偏向部15により、光ディスク原盤8
のフォトレジスト膜9に照射される露光スポットのタン
ジェンシャル方向への走査が行われる。符号16は記録
光束の径を拡大する光学系を有するビームエキスパンダ
部であり、ビームエキスパンダ部16における拡大率に
より光ディスク原盤8のフォトレジスト膜9に対物レン
ズ17を用い集光される露光スポットの径が制御され
る。記録信号供給部18からは変調部14を構成する変
調器に記録用光源12から出射される光束を変調する変
調信号が供給され、この変調信号と同期して露光スポッ
トをタンジェンシャル方向に走査する走査信号が偏向部
15に供給される。このような構成により、光ディスク
原盤8を所定の回転数で回転させながら露光スポットを
ラジアル方向に一回転当たり所定のトラックピッチ移動
させれば、グルーブ6の潜像あるいはピット5の潜像を
所定のトラックピッチでスパイラル状に形成することが
できる。
【0036】上記した偏向部15を構成する光偏向素子
としてはAODよりも、走査周波数がピット形成時の記
録光変調周波数と同等の数十MHzに対応可能なEOD
が望ましい。
【0037】図4は、変調部14に供給される変調信号
と偏向部15に供給される走査信号との関係について、
単一周期のピットを形成する場合を説明する概略説明図
である。変調信号は通常の矩形波で良く、パルスデュー
ティについては本発明によって実効的な値を変えること
が可能であり、特に問題となることはない。そして、変
調信号と同期した走査信号は偏向部15を構成する光偏
向素子の駆動装置に供給され、供給される電圧Eと露光
スポットの変位量ΔXとは、下記の式1の関係にある。
【0038】ΔX=α×E (1) (但し、αは比例定数)
【0039】露光スポットは、変調信号のパルス立ち上
がり時である初期位置においては変位量ΔX=0であ
り、立ち下がり時においてほぼ最大変位量ΔXmax とな
り、次のパルス立ち上がり時にまた初期位置に戻ること
となる。そして、変調信号電圧レベル「1」の時間Tの
間の露光スポットの移動速度Vs は、下記の式2で表す
ことができる。
【0040】Vs =ΔXmax /T (2)
【0041】このように露光スポットを走査させる信号
パターンとしては、一般的に図4の走査信号例1に示し
たような三角波が用いられる。そして、三角波のピーク
電圧をEtop とし、走査信号の三角波のピークと変調信
号のパルスの立ち下がりのタイミングを一致させると、
上記した式1と式2から、下記の式3が導かれる。
【0042】Vs =(α×Etop )/T (3) この式3から走査信号のピーク電圧値Etop で露光スポ
ットの移動速度Vs を制御できることが分かる。但し、
ピーク電圧値Etop の正負は露光スポットの移動速度V
s と光ディスク原盤8の回転により生じる線速度Vg
同方向となるようにする。露光スポットが初期位置に戻
るまでの経路は任意であり、従って、次の変調信号のパ
ルスの立ち上がり時において走査信号の電圧が0となっ
ていれば良く、例えば図4の走査信号例2に示したよう
な鋸波状の信号パターンであっても良い。
【0043】図5は、変調部14に供給される変調信号
と偏向部15に供給される走査信号との関係について、
ランダムなピットパターンを形成する場合を説明する概
略関係説明図である。ランダムなピットパターンを形成
する場合、記録補償の必要な長さのピットについてのみ
偏向部15に、変調信号に同期した三角波あるいは鋸波
等の波形を記録信号供給部18から供給すれば良い。即
ち、それぞれの長さのピットに対応する補償量を、上記
した単一周期のピットを形成する場合と同様に、走査信
号のピーク電圧値Etop により制御することが可能であ
る。
【0044】
【発明の効果】本発明の露光方法及びこれを用いた露光
装置によれば、記録光波長の短波長化や対物レンズNA
を大とする、あるいは記録光波長の短波長化とともに対
物レンズNAを大とする手段を用いることなく、高密度
化に対応した光ディスク原盤等の原盤の提供が可能とな
る。従って、この原盤を用いれば、高密度化に対応した
光ディスクの提供が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の露光スポットのタンジェンシャル方
向の相対速度を小にして露光スポット径よりも小径のピ
ットが形成可能であることを説明する概略説明図であ
り、(a)は光ディスク原盤のフォトレジスト膜に露光
スポットを照射して露光している状態の概略説明図であ
り、(b)は従来の露光方法を示し、(c)は本発明の
露光方法を示す。
【図2】 本発明の実施の形態例を説明し、(a)〜
(d)はタンジェンシャル方向の長さが小であるピット
を形成する手順についての概略説明図である。
【図3】 本発明の露光装置の構成及び露光光学系の概
略構成図である。
【図4】 本発明の変調部に供給される変調信号と偏向
手段に供給される走査信号との関係について、単一周期
のピットを形成する場合の概略説明図である。
【図5】 本発明の変調部に供給される変調信号と偏向
手段に供給される走査信号との関係について、ランダム
なピットパターンを形成する場合の概略説明図である。
【図6】 従来の光ディスクの概略外観斜視図である。
【図7】 (a)〜(b)は、図6における信号記録領
域を拡大した概略拡大図である。
【図8】 (a)〜(c)は、従来の光ディスク原盤か
ら光ディスクを作製する概略工程説明図である。
【図9】 図8(c)に続く概略工程説明図であり、
(a)は光ディスク原盤に形成されたグルーブ及びラン
ドの部分を拡大した概略拡大斜視図であり、(b)は光
ディスク原盤に形成されたグルーブ及びランドの部分の
概略断面図であり、(c)は光ディスク原盤から転写し
たディスク基板の概略断面図である。
【図10】 従来の露光装置の構成及び露光光学系の概
略構成図である。
【図11】 (a)〜(c)は、従来のタンジェンシャ
ル方向におけるピットサイズの確保が困難となる理由の
概略説明図である。
【図12】 従来の被露光量と露光スポットの移動距離
との関係のグラフである。
【図13】 従来の被露光量と形成されるピット形状と
の関係の概略説明図である。
【図14】 従来の変調信号電圧レベルと形成されるピ
ット形状との関係の概略説明図である。
【図15】 従来の露光スポットのタンジェンシャル方
向の相対速度とグルーブ幅との関係を示し、(a)は記
録光強度が一定である場合のグラフであり、((b)は
記録光強度∝露光スポットのタンジェンシャル方向の相
対速度である場合のグラフである。
【符号の説明】
1…光ディスク、2…ディスク基板、3…信号記録領
域、4…読み取り面、5…ピット、6…グルーブ、7…
ランド、8…光ディスク原盤、9…フォトレジスト膜、
10…潜像、11…スタンパ、11a…スタンパ前駆
体、12…記録用光源、13…記録光強度制御部、14
…変調部、15…偏向部、16…ビームエキスパンダ
部、17…対物レンズ、18…記録信号供給部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録用光源から出射された光束を、変調
    手段に供給される変調信号に基づいて変調し、 前記変調手段により変調された前記光束を偏向手段を用
    いて偏向し、 前記偏向手段により偏向された前記光束を、対物レンズ
    を用い集光して露光スポットを形成し、 前記露光スポットを、原盤上に形成されたフォトレジス
    ト膜に照射して前記変調信号に基づく露光パターンを形
    成する露光方法において、 前記偏向手段に、前記変調信号と同期して前記露光スポ
    ットを前記原盤の回転方向とほぼ同方向に走査する走査
    信号を供給しつつ、前記フォトレジスト膜に前記露光パ
    ターンを形成することを特徴とする露光方法。
  2. 【請求項2】 前記偏向手段に光偏向素子を用いること
    を特徴とする請求項1に記載の露光方法。
  3. 【請求項3】 前記光偏向素子が電気光学結晶光偏向素
    子であることを特徴とする請求項2に記載の露光方法。
  4. 【請求項4】 前記原盤が光ディスク原盤であることを
    特徴とする請求項1に記載の露光方法。
  5. 【請求項5】 請求項1の露光方法により作製されたこ
    とを特徴とする原盤。
  6. 【請求項6】 請求項1の露光方法により作製された原
    盤を用いて作製されたことを特徴とする光ディスク。
  7. 【請求項7】 少なくとも記録用光源と、 前記記録用光源から出射された光束を変調する変調手段
    と、 前記変調手段により変調された前記光束を偏向する偏向
    手段とを有し、 前記偏向手段により偏向された前記光束を、対物レンズ
    を用い集光して露光スポットを形成し、 前記露光スポットを、原盤上に形成されたフォトレジス
    ト膜に照射して露光パターンを形成する露光装置におい
    て、 前記変調手段に供給する変調信号と、前記偏向手段に供
    給する走査信号とを生成する記録信号供給手段を有し、 前記変調手段に前記変調信号を供給するとともに、前記
    変調信号と同期する前記走査信号を前記偏向手段に供給
    し、 前記露光スポットを前記原盤の回転方向とほぼ同方向に
    走査しつつ前記フォトレジスト膜に前記露光パターンを
    形成することを特徴とする露光装置。
  8. 【請求項8】 前記原盤が光ディスク原盤であることを
    特徴とする請求項7に記載の露光装置。
  9. 【請求項9】 請求項7の露光装置により作製されたこ
    とを特徴とする原盤。
  10. 【請求項10】 請求項7の露光装置により作製された
    原盤を用いて作製されたことを特徴とする光ディスク。
JP9313665A 1997-11-14 1997-11-14 露光方法及びこれを用いた露光装置、ならびに原盤及び光ディスク Pending JPH11149670A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9313665A JPH11149670A (ja) 1997-11-14 1997-11-14 露光方法及びこれを用いた露光装置、ならびに原盤及び光ディスク

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9313665A JPH11149670A (ja) 1997-11-14 1997-11-14 露光方法及びこれを用いた露光装置、ならびに原盤及び光ディスク

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11149670A true JPH11149670A (ja) 1999-06-02

Family

ID=18044046

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9313665A Pending JPH11149670A (ja) 1997-11-14 1997-11-14 露光方法及びこれを用いた露光装置、ならびに原盤及び光ディスク

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11149670A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002023379A (ja) * 2000-07-10 2002-01-23 Sony Corp 光ディスク、露光装置および露光方法
JP2003036548A (ja) * 2001-07-24 2003-02-07 Ricoh Co Ltd Clv駆動指令パルス列生成方法及びその装置、送り方向のビーム照射位置誤差検出方法、ビーム照射位置誤差補正方法及びその装置、光ディスク原盤露光装置、光記録媒体
EP1347450A3 (en) * 2002-02-22 2007-12-05 Pioneer Corporation Information recording method using electron beam, information recording apparatus, and recording medium

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002023379A (ja) * 2000-07-10 2002-01-23 Sony Corp 光ディスク、露光装置および露光方法
JP2003036548A (ja) * 2001-07-24 2003-02-07 Ricoh Co Ltd Clv駆動指令パルス列生成方法及びその装置、送り方向のビーム照射位置誤差検出方法、ビーム照射位置誤差補正方法及びその装置、光ディスク原盤露光装置、光記録媒体
EP1347450A3 (en) * 2002-02-22 2007-12-05 Pioneer Corporation Information recording method using electron beam, information recording apparatus, and recording medium

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0628729A (ja) 光ディスク
JP3577870B2 (ja) 記録媒体原盤の製造方法及び記録媒体
US6791938B2 (en) Optical recording medium, master disc for the preparation of the optical recording medium and optical recording and/or reproducing apparatus
KR19990079395A (ko) 광디스크 및 광디스크 원반과 그 제조 방법 및 장치
KR100913509B1 (ko) 광 기록 매체, 광 기록 매체 제조용 원반, 광 기록 매체제조용 원반의 제조장치, 광 기록 매체 제조용 원반의제조 방법
JPH11149670A (ja) 露光方法及びこれを用いた露光装置、ならびに原盤及び光ディスク
JP2002216395A (ja) 光記録媒体、光記録媒体用原盤、光記録媒体原盤の製造装置、光記録再生装置
JP2004342216A (ja) 光記録媒体、光記録媒体製造用原盤、記録再生装置および記録再生方法
JP2000021033A (ja) 光ディスク原盤
JP2002298445A (ja) 光記録媒体及び光記録媒体製造用原盤
WO2004072968A1 (ja) 光記録媒体、光記録媒体製造用原盤、記録再生装置および記録再生方法
JP4320916B2 (ja) 光記録媒体、光記録媒体製造用原盤及び光記録再生装置
JPH11296910A (ja) 光記録媒体及び光記録媒体製造用原盤
JP4320915B2 (ja) 光記録媒体、光記録媒体製造用原盤及び光記録再生装置
JP2003059121A (ja) 光記録媒体製造用原盤の製造方法、露光装置、並びに光記録媒体製造用原盤および光記録媒体
JP2000048409A (ja) 光記録媒体、光記録媒体製造用原盤及び光記録再生装置
JP2002150621A (ja) 光ディスク原盤製造方法、光ディスク原盤、光ディスク並びに光ディスク原盤露光装置
JP2004055015A (ja) 光学記録方法及び光学記録再生媒体
JPH08306068A (ja) 光記録媒体
JPH0785504A (ja) 光ディスク及び光ディスク原盤のカッティング方法並びに光ディスク原盤のカッティング装置
JPH1153752A (ja) 露光方法及びこれを用いた露光装置、ならびに原盤及び光ディスク
JPH11296909A (ja) 記録媒体及び記録媒体製造用原盤
JP2003045040A (ja) 光記録媒体、光記録媒体作製用原盤、成形用スタンパ及びこれらの製造方法、ならびに光学記録再生方法
JPH113547A (ja) 光ディスクの製造方法
JPH11306602A (ja) 情報記録媒体作製用原盤および情報記録媒体の各製造方法と露光装置