JPH11149902A - 金属蒸気放電灯 - Google Patents
金属蒸気放電灯Info
- Publication number
- JPH11149902A JPH11149902A JP31402897A JP31402897A JPH11149902A JP H11149902 A JPH11149902 A JP H11149902A JP 31402897 A JP31402897 A JP 31402897A JP 31402897 A JP31402897 A JP 31402897A JP H11149902 A JPH11149902 A JP H11149902A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- opening
- tube
- arc tube
- conductive tube
- conductive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】発光管の内部に封入された封入物の減少や漏れ
を防止した金属蒸気放電灯を提供する。 【解決手段】発光管1は、両端部に導光管2が挿入され
る開口孔9を備えている。導光管2は一端に開口部2a
が形成され、他端に孔2cを有する閉塞部2bが形成さ
れている。電極棒3は先端にコイル3aを備えており、
コイル3aを開口部2a側にして孔2c内に挿入され、
チタニウムからなるろう材15により孔2cを気密に封
着する。導光管2は開口部2a側から発光管1の開口孔
9に挿入され、開口部2aの先端面が開口孔9の内側端
面7よりも外側に位置する状態で、導光管2はセラミッ
クセメント4により発光管1の開口孔9を封着する。
を防止した金属蒸気放電灯を提供する。 【解決手段】発光管1は、両端部に導光管2が挿入され
る開口孔9を備えている。導光管2は一端に開口部2a
が形成され、他端に孔2cを有する閉塞部2bが形成さ
れている。電極棒3は先端にコイル3aを備えており、
コイル3aを開口部2a側にして孔2c内に挿入され、
チタニウムからなるろう材15により孔2cを気密に封
着する。導光管2は開口部2a側から発光管1の開口孔
9に挿入され、開口部2aの先端面が開口孔9の内側端
面7よりも外側に位置する状態で、導光管2はセラミッ
クセメント4により発光管1の開口孔9を封着する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属蒸気放電灯に
関するものである。
関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の金属蒸気放電灯としては、発光
管内部に発光物質としてのナトリウムを封入した高圧ナ
トリウムランプがある。高圧ナトリウムランプは、図8
に示すように、例えば透光性セラミック又は単結晶アル
ミナから形成され両端に開口孔9が設けられた略円筒状
の発光管1と、一端に開口部2aが形成されるとともに
他端に閉塞部2bが形成された導電管2とから構成さ
れ、導電管2は開口部2a側から発光管1の開口孔9に
挿入され、導電管2はセラミックセメント4により開口
孔9に気密に封着される。また、先端にコイル3aを備
えた電極棒3が、導電管2の閉塞部2bに設けた孔2c
内にコイル3aを開口部2a側にして挿通され、チタニ
ウムからなるろう材15により孔2cに気密に封着され
ている。そして、発光管1の内部には例えば発光物質と
してのナトリウム5と、始動用ガスとしてのキセノンガ
ス(図示せず)と、緩衝ガス用金属としての水銀(図示
せず)とが封入されている(特開平4−121931号
公報参照)。
管内部に発光物質としてのナトリウムを封入した高圧ナ
トリウムランプがある。高圧ナトリウムランプは、図8
に示すように、例えば透光性セラミック又は単結晶アル
ミナから形成され両端に開口孔9が設けられた略円筒状
の発光管1と、一端に開口部2aが形成されるとともに
他端に閉塞部2bが形成された導電管2とから構成さ
れ、導電管2は開口部2a側から発光管1の開口孔9に
挿入され、導電管2はセラミックセメント4により開口
孔9に気密に封着される。また、先端にコイル3aを備
えた電極棒3が、導電管2の閉塞部2bに設けた孔2c
内にコイル3aを開口部2a側にして挿通され、チタニ
ウムからなるろう材15により孔2cに気密に封着され
ている。そして、発光管1の内部には例えば発光物質と
してのナトリウム5と、始動用ガスとしてのキセノンガ
ス(図示せず)と、緩衝ガス用金属としての水銀(図示
せず)とが封入されている(特開平4−121931号
公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した高圧ナトリウ
ムランプでは、開口孔9内に挿入される導電管2の深さ
が規制棒8によって規制されており、導電管2の開口部
2aの先端面が開口孔9の内側端面7と略面一になるよ
うに調整されている。したがって、発光管1と導電管2
とを接着するセラミックセメント4が放電空間に面して
おり、ランプ点灯中に発光管1内に封入されたナトリウ
ム5と放電空間に面したセラミックセメント4とが反応
して、ナトリウム5の量が減少するという問題があっ
た。また、ナトリウム5との反応によってセラミックセ
メント4が劣化し、発光管1と導電管2との接着部から
ナトリウム5がリークするという虞もあった。
ムランプでは、開口孔9内に挿入される導電管2の深さ
が規制棒8によって規制されており、導電管2の開口部
2aの先端面が開口孔9の内側端面7と略面一になるよ
うに調整されている。したがって、発光管1と導電管2
とを接着するセラミックセメント4が放電空間に面して
おり、ランプ点灯中に発光管1内に封入されたナトリウ
ム5と放電空間に面したセラミックセメント4とが反応
して、ナトリウム5の量が減少するという問題があっ
た。また、ナトリウム5との反応によってセラミックセ
メント4が劣化し、発光管1と導電管2との接着部から
ナトリウム5がリークするという虞もあった。
【0004】一方、発光管1内に封入した金属ハロゲン
化物をアーク放電により蒸発させ金属とハロゲンに解離
して金属特有の色を発光させるメタルハライドランプに
おいても、上述の高圧ナトリウムランプと同様に、発光
管1内に封入された金属ハロゲン化物と放電空間に面し
たセラミックセメント4とが激しく反応するため、金属
ハロゲン化物が減少したり、金属ハロゲン化物との反応
によってセラミックセメント4が劣化し、金属ハロゲン
化物がリークするという問題があった。
化物をアーク放電により蒸発させ金属とハロゲンに解離
して金属特有の色を発光させるメタルハライドランプに
おいても、上述の高圧ナトリウムランプと同様に、発光
管1内に封入された金属ハロゲン化物と放電空間に面し
たセラミックセメント4とが激しく反応するため、金属
ハロゲン化物が減少したり、金属ハロゲン化物との反応
によってセラミックセメント4が劣化し、金属ハロゲン
化物がリークするという問題があった。
【0005】さらに、上述した高圧ナトリウムランプや
メタルハライドランプでは、電極棒3全体が放電空間に
晒されているため、放電空間中のイオンによって電極棒
3の電極材料(例えばタングステン)が電極棒3の表面
から放出されて(スパッタリング)、発光管1の内壁に
付着し、発光管1の端部が黒化するという問題もあっ
た。
メタルハライドランプでは、電極棒3全体が放電空間に
晒されているため、放電空間中のイオンによって電極棒
3の電極材料(例えばタングステン)が電極棒3の表面
から放出されて(スパッタリング)、発光管1の内壁に
付着し、発光管1の端部が黒化するという問題もあっ
た。
【0006】本発明は上記問題点に鑑みて為されたもの
であり、請求項1乃至4の発明の目的は、発光管内部に
封入された封入物の減少や漏れを防止した金属蒸気放電
灯を提供することにある。さらに、請求項5の発明の目
的は、上記目的に加えて、電極のスパッタリングによる
発光管端部の黒化を防止した金属蒸気放電灯を提供する
ことにある。
であり、請求項1乃至4の発明の目的は、発光管内部に
封入された封入物の減少や漏れを防止した金属蒸気放電
灯を提供することにある。さらに、請求項5の発明の目
的は、上記目的に加えて、電極のスパッタリングによる
発光管端部の黒化を防止した金属蒸気放電灯を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明では、両端に開口孔が形成された発
光管と、一端に開口部が形成されるとともに他端に閉塞
部が形成され、開口部側に電極が配設された導電管とを
備え、導電管は発光管の開口孔に開口部側から挿入さ
れ、開口部の先端面が開口孔の内側端面よりも外側にあ
る状態で、導電管がセラミックセメントにより開孔孔に
封着されているので、導電管を発光管に封着するセラミ
ックセメントと放電空間との距離を長くして、発光管に
封入された発光物質とセラミックセメントとの反応を抑
制することができる。
に、請求項1の発明では、両端に開口孔が形成された発
光管と、一端に開口部が形成されるとともに他端に閉塞
部が形成され、開口部側に電極が配設された導電管とを
備え、導電管は発光管の開口孔に開口部側から挿入さ
れ、開口部の先端面が開口孔の内側端面よりも外側にあ
る状態で、導電管がセラミックセメントにより開孔孔に
封着されているので、導電管を発光管に封着するセラミ
ックセメントと放電空間との距離を長くして、発光管に
封入された発光物質とセラミックセメントとの反応を抑
制することができる。
【0008】請求項2の発明では、両端に開口孔が形成
された発光管と、一端に開口部が形成されるとともに他
端に閉塞部が形成され、開口部側に電極が配設された導
電管とを備え、開口孔の周囲の発光管の両端面に導電管
の開口部が挿入される凹所を夫々設け、この凹所に導電
管が開口部側から夫々挿入され、開口部の先端面が凹所
の底に当接した状態で、導電管がセラミックセメントに
より開孔孔に封着されており、開口部の先端面が開口孔
の内側端面よりも外側に位置するので、導電管を発光管
に封着するセラミックセメントと放電空間との距離を長
くして、発光管に封入された発光物質とセラミックセメ
ントとの反応を抑制することができる。しかも、開口部
の先端面が凹所の底に当接した状態で導電管が発光管に
封着されるので、導電管を挿入する深さを調整するため
の規制棒を別途設ける必要がなく、導電管を挿入する深
さのばらつきを小さくすることができる。
された発光管と、一端に開口部が形成されるとともに他
端に閉塞部が形成され、開口部側に電極が配設された導
電管とを備え、開口孔の周囲の発光管の両端面に導電管
の開口部が挿入される凹所を夫々設け、この凹所に導電
管が開口部側から夫々挿入され、開口部の先端面が凹所
の底に当接した状態で、導電管がセラミックセメントに
より開孔孔に封着されており、開口部の先端面が開口孔
の内側端面よりも外側に位置するので、導電管を発光管
に封着するセラミックセメントと放電空間との距離を長
くして、発光管に封入された発光物質とセラミックセメ
ントとの反応を抑制することができる。しかも、開口部
の先端面が凹所の底に当接した状態で導電管が発光管に
封着されるので、導電管を挿入する深さを調整するため
の規制棒を別途設ける必要がなく、導電管を挿入する深
さのばらつきを小さくすることができる。
【0009】請求項3の発明では、請求項2の発明にお
いて、上記凹所が溝からなっており、導電管の開口部の
先端が溝内部に嵌まるので、導電管を発光管に封着する
セラミックセメントを放電空間から遮蔽することによ
り、発光管に封入された発光物質とセラミックセメント
との反応をさらに抑制することができ、そのうえ、導電
管の軸方向と直交する面内のずれが小さくなり、対向配
置された電極の軸調整を容易に行うことができる。
いて、上記凹所が溝からなっており、導電管の開口部の
先端が溝内部に嵌まるので、導電管を発光管に封着する
セラミックセメントを放電空間から遮蔽することによ
り、発光管に封入された発光物質とセラミックセメント
との反応をさらに抑制することができ、そのうえ、導電
管の軸方向と直交する面内のずれが小さくなり、対向配
置された電極の軸調整を容易に行うことができる。
【0010】請求項4の発明では、両端に開口孔が形成
された発光管と、一端に開口部が形成されるとともに他
端に閉塞部が形成され、開口部側に電極が配設された導
電管とを備え、開口孔の周囲の発光管の両端面に導電管
の開口部内面と当接する突部を夫々設け、導電管は発光
管両端の突部に開口部側から夫々挿入され、開口部の先
端面が発光管の端面に当接した状態で、導電管がセラミ
ックセメントにより発光管に封着されており、開口部の
先端面が発光管の両端面に位置するので、導電管を発光
管に封着するセラミックセメントと放電空間との距離を
長くすることができ、しかも発光管の端面に形成された
突部が導電管の開口部内面と当接しているので、セラミ
ックセメントを放電空間から遮蔽することにより、発光
管に封入された発光物質とセラミックセメントとの反応
をさらに抑制することができる。
された発光管と、一端に開口部が形成されるとともに他
端に閉塞部が形成され、開口部側に電極が配設された導
電管とを備え、開口孔の周囲の発光管の両端面に導電管
の開口部内面と当接する突部を夫々設け、導電管は発光
管両端の突部に開口部側から夫々挿入され、開口部の先
端面が発光管の端面に当接した状態で、導電管がセラミ
ックセメントにより発光管に封着されており、開口部の
先端面が発光管の両端面に位置するので、導電管を発光
管に封着するセラミックセメントと放電空間との距離を
長くすることができ、しかも発光管の端面に形成された
突部が導電管の開口部内面と当接しているので、セラミ
ックセメントを放電空間から遮蔽することにより、発光
管に封入された発光物質とセラミックセメントとの反応
をさらに抑制することができる。
【0011】請求項5の発明では、請求項1乃至4の発
明において、電極の先端が、発光管端部の開口孔の内側
端面と略面一に配置されているので、放電空間に晒され
る電極の部位を小さくすることができる。
明において、電極の先端が、発光管端部の開口孔の内側
端面と略面一に配置されているので、放電空間に晒され
る電極の部位を小さくすることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
して説明する。(実施形態1)本実施形態の金属蒸気放
電灯たる高圧ナトリウムランプの断面図を図1に示す。
この高圧ナトリウムランプは、両端に開口孔9が形成さ
れた略円筒状の発光管1と、一端に開口部2aが形成さ
れるとともに他端に閉塞部2bが形成され、開口部2a
を内側にして発光管1両端の開口孔9内に挿入された導
電管2,2とからなり、発光管1と導電管2,2とは例
えばY2 O3 −SrO−CaO−Al2O3 からなるセ
ラミックセメント4で接着される。尚、開口孔9の内径
は、導電管2の開口部2aの外径よりも大きい値に形成
されている。
して説明する。(実施形態1)本実施形態の金属蒸気放
電灯たる高圧ナトリウムランプの断面図を図1に示す。
この高圧ナトリウムランプは、両端に開口孔9が形成さ
れた略円筒状の発光管1と、一端に開口部2aが形成さ
れるとともに他端に閉塞部2bが形成され、開口部2a
を内側にして発光管1両端の開口孔9内に挿入された導
電管2,2とからなり、発光管1と導電管2,2とは例
えばY2 O3 −SrO−CaO−Al2O3 からなるセ
ラミックセメント4で接着される。尚、開口孔9の内径
は、導電管2の開口部2aの外径よりも大きい値に形成
されている。
【0013】発光管1は透光性セラミック又は単結晶ア
ルミナからなり、例えば内径が6mm、外径が7.4m
m、全長が60mmの略円筒状に形成されている。また
導電管2はニオブ(Nb)と1%のジルコニウム(Z
r)とから形成され、規制棒8によって発光管1の開口
孔9内に挿入される深さが調整されており、導電管2の
開口部2aの端面は発光管1の開口孔9の内側端面7よ
りも外側にくるように調整されている。
ルミナからなり、例えば内径が6mm、外径が7.4m
m、全長が60mmの略円筒状に形成されている。また
導電管2はニオブ(Nb)と1%のジルコニウム(Z
r)とから形成され、規制棒8によって発光管1の開口
孔9内に挿入される深さが調整されており、導電管2の
開口部2aの端面は発光管1の開口孔9の内側端面7よ
りも外側にくるように調整されている。
【0014】ここに、発光管1の内部には、例えば発光
物質としてのナトリウム5が4mg、始動用ガスとして
のキセノンガスが2700Pa、緩衝ガス用金属として
の水銀が16mg封入される。また、一端にタングステ
ン線からなる二層巻きコイル3aが設けられた電極棒3
の他端は、コイル3aを開口部2a側にして閉塞部2b
に穿設された孔2cに挿通され、先端を孔2cから外部
に突出した状態で例えばチタニウムよりなるろう材15
で導電管2に気密に封着される。
物質としてのナトリウム5が4mg、始動用ガスとして
のキセノンガスが2700Pa、緩衝ガス用金属として
の水銀が16mg封入される。また、一端にタングステ
ン線からなる二層巻きコイル3aが設けられた電極棒3
の他端は、コイル3aを開口部2a側にして閉塞部2b
に穿設された孔2cに挿通され、先端を孔2cから外部
に突出した状態で例えばチタニウムよりなるろう材15
で導電管2に気密に封着される。
【0015】上述のように、導電管2が開口孔9内に挿
入される深さは規制棒8によって所望の深さに規制され
ており、導電管2を開口孔9内に浅めに挿入することに
より、発光管1と導電管2とを接着するセラミックセメ
ント4と放電空間との距離が長くなり、そのうえセラミ
ックセメント4の温度が低下するので、セラミックセメ
ント4と発光管1内に封入されたナトリウム5との反応
を抑制することができる。したがって、セラミックセメ
ント4とナトリウム5との反応によって、ナトリウム5
が減少したり、セラミックセメント4が劣化してナトリ
ウム5がリークするのを防止できる。
入される深さは規制棒8によって所望の深さに規制され
ており、導電管2を開口孔9内に浅めに挿入することに
より、発光管1と導電管2とを接着するセラミックセメ
ント4と放電空間との距離が長くなり、そのうえセラミ
ックセメント4の温度が低下するので、セラミックセメ
ント4と発光管1内に封入されたナトリウム5との反応
を抑制することができる。したがって、セラミックセメ
ント4とナトリウム5との反応によって、ナトリウム5
が減少したり、セラミックセメント4が劣化してナトリ
ウム5がリークするのを防止できる。
【0016】ところで、上述した従来の高圧ナトリウム
ランプを10本製作して、入力150Wで5時間30分
点灯し、その後30分消灯する点灯サイクルを繰り返し
て寿命試験を行ったところ、点灯時間が12000時間
となった時点で、発光管1と導電管2との接着部が原因
と思われるナトリウム5のリークが4本発生した。一
方、本実施形態の高圧ナトリウム放電灯を10本製作
し、同様の寿命試験を行ったところ、点灯時間が120
00時間の時点でナトリウム5のリークが発生した高圧
ナトリウムランプは1本に低減した。
ランプを10本製作して、入力150Wで5時間30分
点灯し、その後30分消灯する点灯サイクルを繰り返し
て寿命試験を行ったところ、点灯時間が12000時間
となった時点で、発光管1と導電管2との接着部が原因
と思われるナトリウム5のリークが4本発生した。一
方、本実施形態の高圧ナトリウム放電灯を10本製作
し、同様の寿命試験を行ったところ、点灯時間が120
00時間の時点でナトリウム5のリークが発生した高圧
ナトリウムランプは1本に低減した。
【0017】尚、発光管1の両端部の厚み(つまり開口
孔9の長さ)や、セラミックセメント4による気密保持
性を考慮して、気密保持性が充分に得られる範囲内で、
発光管1の開口孔9の内側端面7から、導電管2の開口
部2aの先端面までの距離をできるだけ長くするのが望
ましく、両者の間の距離を長くすることによって、セラ
ミックセメント4とナトリウム5との反応をさらに低減
することができる。
孔9の長さ)や、セラミックセメント4による気密保持
性を考慮して、気密保持性が充分に得られる範囲内で、
発光管1の開口孔9の内側端面7から、導電管2の開口
部2aの先端面までの距離をできるだけ長くするのが望
ましく、両者の間の距離を長くすることによって、セラ
ミックセメント4とナトリウム5との反応をさらに低減
することができる。
【0018】(実施形態2)本実施形態の高圧ナトリウ
ムランプの一部省略せる断面図を図2に示す。尚、実施
形態1の高圧ナトリウムランプと同様の構成要素には同
一の符号を付して、その説明を省略する。本実施形態で
は、実施形態1の高圧ナトリウムランプにおいて、発光
管1の端部に設けた開口孔9の孔径を導電管2の外径よ
りも小さくしており、開口孔9の周囲の発光管1の端面
には、開口孔9と同心で導電管2の外径よりも径の大き
い凹所たる座ぐり穴10が形成されており、開口孔9と
座ぐり穴10との境目が段部11となっている。
ムランプの一部省略せる断面図を図2に示す。尚、実施
形態1の高圧ナトリウムランプと同様の構成要素には同
一の符号を付して、その説明を省略する。本実施形態で
は、実施形態1の高圧ナトリウムランプにおいて、発光
管1の端部に設けた開口孔9の孔径を導電管2の外径よ
りも小さくしており、開口孔9の周囲の発光管1の端面
には、開口孔9と同心で導電管2の外径よりも径の大き
い凹所たる座ぐり穴10が形成されており、開口孔9と
座ぐり穴10との境目が段部11となっている。
【0019】例えば、座ぐり穴10の内径は4.2m
m、深さ(d1 )は2mmに形成され、開口孔9の内径
は3.2mm、深さ(d2 )は1mmに形成されてい
る。ここで、導電管2の外径は開口孔9の内径よりも大
きく、且つ、座ぐり穴10の内径よりも小さい値に形成
されているので、導電管2を開口部2a側から開口孔9
内に挿入すると、開口部2aの端面が座ぐり孔10の底
(すなわち段部11)に当接し、導電管2を開口孔9内
にそれ以上挿入することができないため、実施形態1の
高圧ナトリウムランプのように、導電管2の挿入を規制
するための規制棒8を別途設ける必要がなく、ランプの
製造工程を簡単にできる。
m、深さ(d1 )は2mmに形成され、開口孔9の内径
は3.2mm、深さ(d2 )は1mmに形成されてい
る。ここで、導電管2の外径は開口孔9の内径よりも大
きく、且つ、座ぐり穴10の内径よりも小さい値に形成
されているので、導電管2を開口部2a側から開口孔9
内に挿入すると、開口部2aの端面が座ぐり孔10の底
(すなわち段部11)に当接し、導電管2を開口孔9内
にそれ以上挿入することができないため、実施形態1の
高圧ナトリウムランプのように、導電管2の挿入を規制
するための規制棒8を別途設ける必要がなく、ランプの
製造工程を簡単にできる。
【0020】而して、導電管2を発光管1の開口孔9内
に挿入し、導電管2の開口部2aの端面を段部11に当
接させた状態で、導電管2をセラミックセメント4によ
り発光管1に封着する。この時、セラミックセメント4
は導電管2の外面と座ぐり穴10の内面との間に接着さ
れ、セラミックセメント4が開口孔9の内面側に露出し
ておらず、セラメックセメント4が放電空間に晒されて
いないので、セラミックセメント4と発光管1内に封入
されたナトリウム5との反応を抑制することができる。
に挿入し、導電管2の開口部2aの端面を段部11に当
接させた状態で、導電管2をセラミックセメント4によ
り発光管1に封着する。この時、セラミックセメント4
は導電管2の外面と座ぐり穴10の内面との間に接着さ
れ、セラミックセメント4が開口孔9の内面側に露出し
ておらず、セラメックセメント4が放電空間に晒されて
いないので、セラミックセメント4と発光管1内に封入
されたナトリウム5との反応を抑制することができる。
【0021】ここで、上述した図2に示す高圧ナトリウ
ムランプを製作し、150W入力で5時間30分点灯
し、その後30分消灯する点灯サイクルを繰り返したと
ころ、点灯時間が12000時間の時点でナトリウムの
リークが発生したものはなく、従来の高圧ナトリウムラ
ンプに比べてナトリウムのリークが減少する。ところ
で、セラミックセメント4と放電空間との間の距離を長
くするためには、発光管1の端部の厚みやセラミックセ
メント4による気密保持性を考慮して、充分な気密性が
得られる範囲で座ぐり穴10の深さを浅くするのが望ま
しい。例えば図3に示すように座ぐり穴10の内径を
3.2mm、深さ(d1 )を1mmに形成して、図2に
示すランプに比べて座ぐり穴10の深さを1mm浅くす
ることにより、セラミックセメント4と放電空間との間
の距離をさらに長くすることができ、セラミックセメン
ト4の温度がさらに低減され、セラミックセメント4と
発光管1内に封入されたナトリウム5との反応をさらに
抑制することができる。
ムランプを製作し、150W入力で5時間30分点灯
し、その後30分消灯する点灯サイクルを繰り返したと
ころ、点灯時間が12000時間の時点でナトリウムの
リークが発生したものはなく、従来の高圧ナトリウムラ
ンプに比べてナトリウムのリークが減少する。ところ
で、セラミックセメント4と放電空間との間の距離を長
くするためには、発光管1の端部の厚みやセラミックセ
メント4による気密保持性を考慮して、充分な気密性が
得られる範囲で座ぐり穴10の深さを浅くするのが望ま
しい。例えば図3に示すように座ぐり穴10の内径を
3.2mm、深さ(d1 )を1mmに形成して、図2に
示すランプに比べて座ぐり穴10の深さを1mm浅くす
ることにより、セラミックセメント4と放電空間との間
の距離をさらに長くすることができ、セラミックセメン
ト4の温度がさらに低減され、セラミックセメント4と
発光管1内に封入されたナトリウム5との反応をさらに
抑制することができる。
【0022】(実施形態3)本実施形態の高圧ナトリウ
ムランプの一部省略せる断面図を図4に示す。尚、実施
形態2の高圧ナトリウムランプと同様の構成要素には同
一の符号を付して、その説明を省略する。本実施形態で
は、図2の高圧ナトリウムランプにおいて、座ぐり穴1
0の底に溝12を形成し、溝12と開口孔9との間に隔
壁13を設けている。隔壁13は例えば内径が2.4m
m、外径が3.4mm、高さ(d3 )が1mmに形成さ
れており、導電管2の内径は隔壁12の内径よりも大き
く、導電管2の外径は座ぐり穴10の外径よりも小さい
値に形成されている。
ムランプの一部省略せる断面図を図4に示す。尚、実施
形態2の高圧ナトリウムランプと同様の構成要素には同
一の符号を付して、その説明を省略する。本実施形態で
は、図2の高圧ナトリウムランプにおいて、座ぐり穴1
0の底に溝12を形成し、溝12と開口孔9との間に隔
壁13を設けている。隔壁13は例えば内径が2.4m
m、外径が3.4mm、高さ(d3 )が1mmに形成さ
れており、導電管2の内径は隔壁12の内径よりも大き
く、導電管2の外径は座ぐり穴10の外径よりも小さい
値に形成されている。
【0023】而して、導電管2を開口部2a側から座ぐ
り孔10内に挿入すると、開口部2aの端面が溝12内
に挿入され、開口部2aの端面が溝12の底に当接する
と、それ以上導電管2を発光管1内に挿入することがで
きないため、実施形態1の高圧ナトリウムランプのよう
に、導電管2が挿入される深さを規制する規制棒8を別
途設ける必要がなく、ランプの製造工程を簡単にするこ
とができる。さらに、導電管2の開口部2aの端面は溝
12内に挿入されるので、導電管2の円周方向のずれが
少なくなる。したがって、発光管1の両端に取り付けら
れる導電管2,2に夫々固定された相対する電極棒3,
3の軸調整が容易に行える。さらに導電管2の開口部2
aの端面を溝12内に挿入した後、導電管2をセラミッ
クセメント4で発光管1に封着しているので、隔壁13
によりセラミックセメント4を放電空間から遮蔽するこ
とができ、セラミックセメント4と発光管1内に封入さ
れたナトリウムとの反応が抑制される。
り孔10内に挿入すると、開口部2aの端面が溝12内
に挿入され、開口部2aの端面が溝12の底に当接する
と、それ以上導電管2を発光管1内に挿入することがで
きないため、実施形態1の高圧ナトリウムランプのよう
に、導電管2が挿入される深さを規制する規制棒8を別
途設ける必要がなく、ランプの製造工程を簡単にするこ
とができる。さらに、導電管2の開口部2aの端面は溝
12内に挿入されるので、導電管2の円周方向のずれが
少なくなる。したがって、発光管1の両端に取り付けら
れる導電管2,2に夫々固定された相対する電極棒3,
3の軸調整が容易に行える。さらに導電管2の開口部2
aの端面を溝12内に挿入した後、導電管2をセラミッ
クセメント4で発光管1に封着しているので、隔壁13
によりセラミックセメント4を放電空間から遮蔽するこ
とができ、セラミックセメント4と発光管1内に封入さ
れたナトリウムとの反応が抑制される。
【0024】ところで、図5に示すように、導電管2の
内側に収まる範囲で隔壁13の高さを高くしても良く、
隔壁13の高さを高くすることによって、セラミックセ
メント4を放電空間から完全に遮蔽することができ、セ
ラミックセメント4と発光管1内に封入されたナトリウ
ムとの反応がさらに抑制される。ここに、図4に示す高
圧ナトリウムランプを製作し、150W入力で5時間3
0分点灯し、その後30分消灯する点灯サイクルで寿命
試験を行ったところ、点灯時間が12000時間の時点
でナトリウムのリークが発生したものはなく、ナトリウ
ムのリークを防止することができる。
内側に収まる範囲で隔壁13の高さを高くしても良く、
隔壁13の高さを高くすることによって、セラミックセ
メント4を放電空間から完全に遮蔽することができ、セ
ラミックセメント4と発光管1内に封入されたナトリウ
ムとの反応がさらに抑制される。ここに、図4に示す高
圧ナトリウムランプを製作し、150W入力で5時間3
0分点灯し、その後30分消灯する点灯サイクルで寿命
試験を行ったところ、点灯時間が12000時間の時点
でナトリウムのリークが発生したものはなく、ナトリウ
ムのリークを防止することができる。
【0025】(実施形態4)本実施形態の高圧ナトリウ
ムランプの断面図を図6に示す。尚、基本的な構成は実
施形態1の高圧ナトリウムランプと同様であるので、同
一の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略す
る。本実施形態では、開口孔9の周囲の発光管1の端面
に、例えば外径が3.4mm、内径が2.4mmの開口
孔9と同心の略円筒状の突部たる隔壁13が形成されて
おり、隔壁13の内径は開口孔9の径と略同じ値に形成
され、隔壁13の外径は導電管2の内径よりも小さい値
に形成されている。そして、隔壁13に導電管2の開口
部2aを挿入した状態で、導電管2をセラミックセメン
ト4により発光管1に封着する。この時、隔壁13によ
りセラミックセメント4が発光管1の放電空間から完全
に遮蔽され、セラミックセメント4と発光管1内に封入
されたナトリウムとの反応が抑制される。
ムランプの断面図を図6に示す。尚、基本的な構成は実
施形態1の高圧ナトリウムランプと同様であるので、同
一の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略す
る。本実施形態では、開口孔9の周囲の発光管1の端面
に、例えば外径が3.4mm、内径が2.4mmの開口
孔9と同心の略円筒状の突部たる隔壁13が形成されて
おり、隔壁13の内径は開口孔9の径と略同じ値に形成
され、隔壁13の外径は導電管2の内径よりも小さい値
に形成されている。そして、隔壁13に導電管2の開口
部2aを挿入した状態で、導電管2をセラミックセメン
ト4により発光管1に封着する。この時、隔壁13によ
りセラミックセメント4が発光管1の放電空間から完全
に遮蔽され、セラミックセメント4と発光管1内に封入
されたナトリウムとの反応が抑制される。
【0026】このように、本実施形態の高圧ナトリウム
ランプでは、発光管1の端部に隔壁13を突設している
だけなので、発光管1に溝を形成する場合に比べて、発
光管1の加工を容易に行うことができる。また、隔壁1
3が導電管2の内面と当接することにより、導電管2の
円周方向の動きが規制されるので、導電管2の円周方向
のずれが少なくなり、導電管2,2にそれぞれ固定され
た相対する電極棒3,3の軸調整が容易に行える。
ランプでは、発光管1の端部に隔壁13を突設している
だけなので、発光管1に溝を形成する場合に比べて、発
光管1の加工を容易に行うことができる。また、隔壁1
3が導電管2の内面と当接することにより、導電管2の
円周方向の動きが規制されるので、導電管2の円周方向
のずれが少なくなり、導電管2,2にそれぞれ固定され
た相対する電極棒3,3の軸調整が容易に行える。
【0027】ところで、この高圧ナトリウムランプを製
作し、150W入力で5時間30分点灯し、その後30
分消灯する点灯サイクルで寿命試験を行ったところ、点
灯時間が12000時間の時点でナトリウムのリークが
発生したものはなく、ナトリウムのリークを防止するこ
とができる。(実施形態5)本実施形態の高圧ナトリウ
ムランプの断面図を図7に示す。尚、基本的な構成は上
述した図4の高圧ナトリウムランプと同様であるので、
同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略
する。
作し、150W入力で5時間30分点灯し、その後30
分消灯する点灯サイクルで寿命試験を行ったところ、点
灯時間が12000時間の時点でナトリウムのリークが
発生したものはなく、ナトリウムのリークを防止するこ
とができる。(実施形態5)本実施形態の高圧ナトリウ
ムランプの断面図を図7に示す。尚、基本的な構成は上
述した図4の高圧ナトリウムランプと同様であるので、
同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略
する。
【0028】この高圧ナトリウムランプでは、発光管1
の内方に突出する電極棒3の先端位置を、発光管1の端
部に設けた開口1aの内側端面7と略面一にしているの
で、電極棒3の先端のみが放電空間に面している。した
がって、放電空間中に晒される電極棒3の部位を小さく
することにより、放電空間中のイオンによって電極棒3
及びコイル3aの表面から電極材料(例えばタングステ
ン)が放出されるのを減少して、スパッタリングによっ
て放出された電極材料が発光管1の内面に付着して、発
光管1の端部が黒化するのを減少できる。
の内方に突出する電極棒3の先端位置を、発光管1の端
部に設けた開口1aの内側端面7と略面一にしているの
で、電極棒3の先端のみが放電空間に面している。した
がって、放電空間中に晒される電極棒3の部位を小さく
することにより、放電空間中のイオンによって電極棒3
及びコイル3aの表面から電極材料(例えばタングステ
ン)が放出されるのを減少して、スパッタリングによっ
て放出された電極材料が発光管1の内面に付着して、発
光管1の端部が黒化するのを減少できる。
【0029】ここで、図8に示す従来の高圧ナトリウム
ランプを10本製作し、150W入力で5時間30分点
灯し、その後30分消灯する点灯サイクルを繰り返す寿
命試験を行ったところ、点灯時間が100時間の時点で
の光束維持率を100%とすると、点灯時間が1200
0時間の時点での光束維持率は平均で85%となった。
一方、本実施形態の高圧ナトリウムランプを10本製作
し、同様の寿命試験を行ったところ、点灯時間が120
00時間の時点での光束維持率は平均で90%となり、
従来の高圧ナトリウムランプに比べて、発光管1の黒化
を防止でき、光束維持率が向上した。
ランプを10本製作し、150W入力で5時間30分点
灯し、その後30分消灯する点灯サイクルを繰り返す寿
命試験を行ったところ、点灯時間が100時間の時点で
の光束維持率を100%とすると、点灯時間が1200
0時間の時点での光束維持率は平均で85%となった。
一方、本実施形態の高圧ナトリウムランプを10本製作
し、同様の寿命試験を行ったところ、点灯時間が120
00時間の時点での光束維持率は平均で90%となり、
従来の高圧ナトリウムランプに比べて、発光管1の黒化
を防止でき、光束維持率が向上した。
【0030】尚、本実施形態では図4の高圧ナトリウム
ランプを例として説明を行ったが、本発明を実施形態1
乃至4の高圧ナトリウムランプに適用した場合でも、同
様の効果を得ることができる。また、上述の各実施形態
では高圧ナトリウムランプを例として説明を行ったが、
本発明をメタルハライドランプに適用した場合でも、同
様の効果を得ることができる。
ランプを例として説明を行ったが、本発明を実施形態1
乃至4の高圧ナトリウムランプに適用した場合でも、同
様の効果を得ることができる。また、上述の各実施形態
では高圧ナトリウムランプを例として説明を行ったが、
本発明をメタルハライドランプに適用した場合でも、同
様の効果を得ることができる。
【0031】
【発明の効果】上述のように、請求項1の発明は、両端
に開口孔が形成された発光管と、一端に開口部が形成さ
れるとともに他端に閉塞部が形成され、開口部側に電極
が配設された導電管とを備え、導電管は発光管両端の開
口孔に開口部側から夫々挿入され、開口部の先端面が開
口孔の内側端面よりも外側にある状態で、導電管がセラ
ミックセメントにより開孔孔に封着されているので、導
電管を発光管に封着するセラミックセメントと放電空間
との距離を長くして、発光管に封入された発光物質とセ
ラミックセメントとの反応を抑制することができる。し
たがって、封入物とセラミックセメントとの反応により
発光物質が減少したり、セラミックセメントが劣化し
て、発光物質が漏れるのを防止できるという効果があ
る。
に開口孔が形成された発光管と、一端に開口部が形成さ
れるとともに他端に閉塞部が形成され、開口部側に電極
が配設された導電管とを備え、導電管は発光管両端の開
口孔に開口部側から夫々挿入され、開口部の先端面が開
口孔の内側端面よりも外側にある状態で、導電管がセラ
ミックセメントにより開孔孔に封着されているので、導
電管を発光管に封着するセラミックセメントと放電空間
との距離を長くして、発光管に封入された発光物質とセ
ラミックセメントとの反応を抑制することができる。し
たがって、封入物とセラミックセメントとの反応により
発光物質が減少したり、セラミックセメントが劣化し
て、発光物質が漏れるのを防止できるという効果があ
る。
【0032】請求項2の発明は、両端に開口孔が形成さ
れた発光管と、一端に開口部が形成されるとともに他端
に閉塞部が形成され、開口部側に電極が配設された導電
管とを備え、開口孔の周囲の発光管の両端面に導電管の
開口部が挿入される凹所を夫々設け、この凹所に導電管
が開口部側から夫々挿入され、開口部の先端面が凹所の
底に当接した状態で、導電管がセラミックセメントによ
り開孔孔に封着されており、開口部の先端面が開口孔の
内側端面よりも外側に位置するので、導電管を発光管に
封着するセラミックセメントと放電空間との距離を長く
して、発光管に封入された発光物質とセラミックセメン
トとの反応を抑制することができる。したがって、封入
物とセラミックセメントとの反応により封入物が減少し
たり、セラミックセメントが劣化して、封入物が漏れる
のを防止できるという効果がある。しかも、開口部の先
端面が凹所の底に当接した状態で導電管が発光管に封着
されるので、導電管を挿入する深さを調整するための規
制棒を別途設ける必要がなく、導電管を挿入する深さの
ばらつきを小さくでき、導電管の位置決めを容易に行え
るという効果がある。
れた発光管と、一端に開口部が形成されるとともに他端
に閉塞部が形成され、開口部側に電極が配設された導電
管とを備え、開口孔の周囲の発光管の両端面に導電管の
開口部が挿入される凹所を夫々設け、この凹所に導電管
が開口部側から夫々挿入され、開口部の先端面が凹所の
底に当接した状態で、導電管がセラミックセメントによ
り開孔孔に封着されており、開口部の先端面が開口孔の
内側端面よりも外側に位置するので、導電管を発光管に
封着するセラミックセメントと放電空間との距離を長く
して、発光管に封入された発光物質とセラミックセメン
トとの反応を抑制することができる。したがって、封入
物とセラミックセメントとの反応により封入物が減少し
たり、セラミックセメントが劣化して、封入物が漏れる
のを防止できるという効果がある。しかも、開口部の先
端面が凹所の底に当接した状態で導電管が発光管に封着
されるので、導電管を挿入する深さを調整するための規
制棒を別途設ける必要がなく、導電管を挿入する深さの
ばらつきを小さくでき、導電管の位置決めを容易に行え
るという効果がある。
【0033】請求項3の発明は、上記凹所が溝からなっ
ており、導電管の開口部の先端が溝内部に嵌まるので、
導電管を発光管に封着するセラミックセメントを放電空
間から遮蔽することにより、発光管に封入された発光物
質とセラミックセメントとの反応をさらに抑制すること
ができるという効果がある。そのうえ、導電管の軸方向
と直交する面内のずれが小さくなり、対向配置された電
極の軸調整を容易に行うことができるという効果もあ
る。
ており、導電管の開口部の先端が溝内部に嵌まるので、
導電管を発光管に封着するセラミックセメントを放電空
間から遮蔽することにより、発光管に封入された発光物
質とセラミックセメントとの反応をさらに抑制すること
ができるという効果がある。そのうえ、導電管の軸方向
と直交する面内のずれが小さくなり、対向配置された電
極の軸調整を容易に行うことができるという効果もあ
る。
【0034】請求項4の発明は、両端に開口孔が形成さ
れた発光管と、一端に開口部が形成されるとともに他端
に閉塞部が形成され、開口部側に電極が配設された導電
管とを備え、開口孔の周囲の発光管の両端面に導電管の
開口部内面と当接する突部を夫々設け、導電管は発光管
両端の突部に開口部側から夫々挿入され、開口部の先端
面が発光管の端面に当接した状態で、導電管がセラミッ
クセメントにより発光管に封着されており、開口部の先
端面が発光管の両端面に位置するので、導電管を発光管
に封着するセラミックセメントと放電空間との距離を長
くすることができ、しかも発光管の端面に形成された突
部が導電管の開口部内面と当接しているので、セラミッ
クセメントを放電空間から遮蔽することにより、発光管
に封入された発光物質とセラミックセメントとの反応を
さらに抑制することができる。したがって、封入物とセ
ラミックセメントとの反応により封入物が減少したり、
セラミックセメントが劣化して、封入物が漏れるのを防
止できるという効果がある。そのうえ、導電管の開口部
内面と突部とが当接することにより、導電管の軸方向と
直交する面内の動きが規制され、この面内での導電管の
ずれが小さくなるので、対向配置された電極の軸調整を
容易に行うことができるという効果もある。
れた発光管と、一端に開口部が形成されるとともに他端
に閉塞部が形成され、開口部側に電極が配設された導電
管とを備え、開口孔の周囲の発光管の両端面に導電管の
開口部内面と当接する突部を夫々設け、導電管は発光管
両端の突部に開口部側から夫々挿入され、開口部の先端
面が発光管の端面に当接した状態で、導電管がセラミッ
クセメントにより発光管に封着されており、開口部の先
端面が発光管の両端面に位置するので、導電管を発光管
に封着するセラミックセメントと放電空間との距離を長
くすることができ、しかも発光管の端面に形成された突
部が導電管の開口部内面と当接しているので、セラミッ
クセメントを放電空間から遮蔽することにより、発光管
に封入された発光物質とセラミックセメントとの反応を
さらに抑制することができる。したがって、封入物とセ
ラミックセメントとの反応により封入物が減少したり、
セラミックセメントが劣化して、封入物が漏れるのを防
止できるという効果がある。そのうえ、導電管の開口部
内面と突部とが当接することにより、導電管の軸方向と
直交する面内の動きが規制され、この面内での導電管の
ずれが小さくなるので、対向配置された電極の軸調整を
容易に行うことができるという効果もある。
【0035】請求項5の発明は、上記電極の先端が、発
光管両端の開口孔の内側端面と略面一に配置されている
ので、放電空間に晒される電極の部位を小さくすること
ができ、放電空間中のイオンによって電極材料が放出さ
れるのを抑制して、発光管の黒化を防止できるという効
果もある。
光管両端の開口孔の内側端面と略面一に配置されている
ので、放電空間に晒される電極の部位を小さくすること
ができ、放電空間中のイオンによって電極材料が放出さ
れるのを抑制して、発光管の黒化を防止できるという効
果もある。
【図1】実施形態1の金属蒸気放電灯を示す断面図であ
る。
る。
【図2】実施形態2の金属蒸気放電灯を示す一部省略せ
る断面図である。
る断面図である。
【図3】同上の別の金属蒸気放電灯を示す一部省略せる
断面図である。
断面図である。
【図4】実施形態3の金属蒸気放電灯を示す一部省略せ
る断面図である。
る断面図である。
【図5】同上の別の金属蒸気放電灯を示す一部省略せる
断面図である。
断面図である。
【図6】実施形態4の金属蒸気放電灯を示す一部省略せ
る断面図である。
る断面図である。
【図7】実施形態5の金属蒸気放電灯を示す一部省略せ
る断面図である。
る断面図である。
【図8】従来の金属蒸気放電灯を示す断面図である。
1 発光管 2 導電管 2a 開口部 2b 閉塞部 2c 孔 3 電極棒 3a コイル 4 セラミックセメント 7 内側端面 9 開口孔 15 ろう材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 住友 卓 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内
Claims (5)
- 【請求項1】両端に開口孔が形成された発光管と、一端
に開口部が形成されるとともに他端に閉塞部が形成さ
れ、開口部側に電極が配設された導電管とを備え、導電
管は発光管両端の開口孔に開口部側から夫々挿入され、
開口部の先端面が開口孔の内側端面よりも外側にある状
態で、導電管がセラミックセメントにより開孔孔に封着
されることを特徴とする金属蒸気放電灯。 - 【請求項2】両端に開口孔が形成された発光管と、一端
に開口部が形成されるとともに他端に閉塞部が形成さ
れ、開口部側に電極が配設された導電管とを備え、開口
孔の周囲の発光管の両端面に導電管の開口部が挿入され
る凹所を夫々設け、この凹所に導電管が開口部側から夫
々挿入され、開口部の先端面が凹所の底に当接した状態
で、導電管がセラミックセメントにより開孔孔に封着さ
れることを特徴とする金属蒸気放電灯。 - 【請求項3】上記凹所が溝であることを特徴とする請求
項2記載の金属蒸気放電灯。 - 【請求項4】両端に開口孔が形成された発光管と、一端
に開口部が形成されるとともに他端に閉塞部が形成さ
れ、開口部側に電極が配設された導電管とを備え、開口
孔の周囲の発光管の両端面に導電管の開口部内面と当接
する突部を夫々設け、導電管は発光管両端の突部に開口
部側から夫々挿入され、開口部の先端面が発光管の端面
に当接した状態で、導電管がセラミックセメントにより
発光管に封着されることを特徴とする金属蒸気放電灯。 - 【請求項5】上記電極の先端が、発光管端部の開口孔の
内側端面と略面一に配置されたことを特徴とする請求項
1乃至4記載の金属蒸気放電灯。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31402897A JPH11149902A (ja) | 1997-11-14 | 1997-11-14 | 金属蒸気放電灯 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31402897A JPH11149902A (ja) | 1997-11-14 | 1997-11-14 | 金属蒸気放電灯 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11149902A true JPH11149902A (ja) | 1999-06-02 |
Family
ID=18048351
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31402897A Withdrawn JPH11149902A (ja) | 1997-11-14 | 1997-11-14 | 金属蒸気放電灯 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11149902A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002049074A1 (en) * | 2000-12-14 | 2002-06-20 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | High pressure discharge lamp |
| JP2002245971A (ja) * | 2000-12-12 | 2002-08-30 | Toshiba Lighting & Technology Corp | 高圧放電ランプ、高圧放電ランプ点灯装置および照明装置 |
| WO2003032363A1 (fr) * | 2001-10-02 | 2003-04-17 | Ngk Insulators, Ltd. | Lampe a decharge a haute tension, phare pour automobile et tube a arc pour ladite lampe a decharge a haute tension |
| US6791267B2 (en) | 2001-10-02 | 2004-09-14 | Ngk Insulators, Ltd. | High pressure discharge lamps, lighting systems, head lamps for automobiles and light emitting vessels for high pressure discharge lamps |
| US7288303B2 (en) | 2004-06-08 | 2007-10-30 | Ngk Insulators, Ltd. | Structures of brittle materials and metals |
| JPWO2005122214A1 (ja) * | 2004-06-08 | 2008-04-10 | 日本碍子株式会社 | 発光容器および高圧放電灯用発光容器 |
| US7521870B2 (en) | 2004-06-08 | 2009-04-21 | Ngk Insulators, Ltd. | Luminous containers and those for high pressure discharge lamps |
| JP2011034779A (ja) * | 2009-07-31 | 2011-02-17 | Ushio Inc | 希ガス−ハロゲン・エキシマランプ |
-
1997
- 1997-11-14 JP JP31402897A patent/JPH11149902A/ja not_active Withdrawn
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002245971A (ja) * | 2000-12-12 | 2002-08-30 | Toshiba Lighting & Technology Corp | 高圧放電ランプ、高圧放電ランプ点灯装置および照明装置 |
| EP1220295A3 (en) * | 2000-12-12 | 2003-12-03 | Toshiba Lighting & Technology Corporation | High pressure discharge lamp, high pressure discharge lamp lighting apparatus and luminaire therefor |
| WO2002049074A1 (en) * | 2000-12-14 | 2002-06-20 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | High pressure discharge lamp |
| WO2003032363A1 (fr) * | 2001-10-02 | 2003-04-17 | Ngk Insulators, Ltd. | Lampe a decharge a haute tension, phare pour automobile et tube a arc pour ladite lampe a decharge a haute tension |
| US6791267B2 (en) | 2001-10-02 | 2004-09-14 | Ngk Insulators, Ltd. | High pressure discharge lamps, lighting systems, head lamps for automobiles and light emitting vessels for high pressure discharge lamps |
| US7288303B2 (en) | 2004-06-08 | 2007-10-30 | Ngk Insulators, Ltd. | Structures of brittle materials and metals |
| JPWO2005122214A1 (ja) * | 2004-06-08 | 2008-04-10 | 日本碍子株式会社 | 発光容器および高圧放電灯用発光容器 |
| US7521870B2 (en) | 2004-06-08 | 2009-04-21 | Ngk Insulators, Ltd. | Luminous containers and those for high pressure discharge lamps |
| JP2011034779A (ja) * | 2009-07-31 | 2011-02-17 | Ushio Inc | 希ガス−ハロゲン・エキシマランプ |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR100854648B1 (ko) | 냉음극 형광램프 | |
| US5001396A (en) | Arc tube and high pressure discharge lamp including same | |
| US6307321B1 (en) | High-pressure discharge lamp and lighting apparatus | |
| JPH11149902A (ja) | 金属蒸気放電灯 | |
| US4625149A (en) | Metal vapor discharge lamp including an inner burner having tapered ends | |
| JPH1196973A (ja) | 高圧放電ランプおよび照明装置 | |
| US20030085657A1 (en) | High-pressure discharge lamp | |
| JP3528794B2 (ja) | 蛍光ランプ | |
| GB2366908A (en) | Metal halide lamp with ceramic discharge vessel | |
| US6856079B1 (en) | Ceramic discharge lamp arc tube seal | |
| EP1041603A1 (en) | High-voltage discharge lamp and lighting device | |
| JP2001256918A (ja) | 高圧放電灯およびその製造方法 | |
| JP4022302B2 (ja) | メタルハライド放電ランプおよび照明装置 | |
| CA2183288A1 (en) | Arc tube for electrodeless high pressure sodium lamp | |
| US8174193B2 (en) | Vehicular discharge lamp | |
| KR100582236B1 (ko) | 냉음극 형광 램프 | |
| JP2751706B2 (ja) | 無電極放電ランプの製造方法 | |
| JP3133739B2 (ja) | 高圧ナトリウムランプ | |
| JPH08148118A (ja) | 高圧金属蒸気放電ランプ | |
| JP2001319622A (ja) | 傾斜機能材料を用いたランプ | |
| JP3576133B2 (ja) | 高圧放電ランプ | |
| JPH07240173A (ja) | 放電ランプおよびランプ装置 | |
| JP4385496B2 (ja) | 高圧蒸気放電灯 | |
| JP3344021B2 (ja) | 冷陰極低圧放電灯 | |
| JPH06251746A (ja) | 冷陰極低圧放電灯 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050201 |