JPH1114995A - 液晶配向膜、その製造法およびそれを用いた液晶表示素子 - Google Patents
液晶配向膜、その製造法およびそれを用いた液晶表示素子Info
- Publication number
- JPH1114995A JPH1114995A JP66398A JP66398A JPH1114995A JP H1114995 A JPH1114995 A JP H1114995A JP 66398 A JP66398 A JP 66398A JP 66398 A JP66398 A JP 66398A JP H1114995 A JPH1114995 A JP H1114995A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid crystal
- alignment film
- film
- crystal alignment
- dianhydride
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Liquid Crystal (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
ぜずに、液晶配向膜を提供すること。 【解決手段】 有機膜に、偏光されたパルスレーザーを
照射して、この有機膜の表面の分子を配向させて液晶配
向膜を製造する方法およびかくして製造して得られたポ
リイミドの液晶配向膜。
Description
製造法およびそれを用いた液晶表示素子に関する。さら
に詳しくは、偏光されたパルスレーザーの照射により膜
表面の分子を配向させる液晶配向膜の製造法およびかく
して製造された液晶配向膜並びにそれを用いた液晶表示
素子に関する。
膜が設けられている基板の当該表面に液晶配向膜を形成
して液晶表示素子用基板とし、その2枚を対向配置して
その間隙内に、例えば正の誘電異方性を有するネマチッ
ク型液晶の層を形成してサンドイッチ構造のセルとし、
当該液晶分子の長軸が一方の基板から他方の基板に向か
って連続的に90度捻れるようにした、いわゆるTN
(Twisted Nematic)型液晶セルを有す
るTN型液晶表示素子が知られている。このTN型液晶
表示素子などの液晶表示素子における液晶分子の配向
は、通常、ラビング処理により液晶分子に対する配向能
が付与された液晶配向膜により実現される。
のような問題点が指摘される:TFT素子の破壊につ
ながるので、その製造装置には静電対策がなされている
が、ラビング処置により発生する静電気に対しては完全
ではない、ラビング処理は塵を発生するため、引き続
いて洗浄を必要とし工程数が増加する、段差部を有す
る配向膜では、段差部と平坦部のラビング条件が異なる
ようになるので、配向規制力およびチルト角の不均一を
生じ易い、ラビング方向が単一であるため、分割配向
画素からなる配向膜の製造には工程が煩雑になる、大
型基板、例えば550×650mm以上の大型基板の配
向膜を均一にラビングするためには、特別の装置を必要
とする。
処理を行わずに(以下、ノンラビング処理という)液晶
配向膜に液晶分子に対する配向能を付与する方法も開発
されている。そのような方法の1つとして、液晶配向膜
にレーザーを照射する方法がある。
表示装置における電極基板上の高分子フィルム表面に高
強度の紫外レーザー、例えばXeF、XeCl、Kr
F、ArFあるいはF2エキシマレーザーを照射して周
期的な模様を形成し液晶配向膜を製造する方法が開示さ
れている。特開平6−130390号公報には、真空容
器内において、その内部を真空排気しながら、基板上に
形成されていて液晶分子を一定方向に配向させるための
配向膜に対して、多数の互いに平行なスリット穴を有す
るマスクを通してエキシマレーザー光を照射する方法が
開示されている。
は、一対の透明基板の相互に対向する表面に配向膜を形
成し、その間に液晶を封入してなる電気光学装置を製造
する方法であって、前記各透明基板の相互に対向する表
面に、液晶膜を支持するためのスペーサーを混入させた
配向膜を形成した後に、前記配向膜にレーザー光を照射
して配向処理していく方法が開示されている。上記方法
では、いずれの方法でも、液晶配向膜にレーザー光を照
射した際に、配向膜表面の高分子がある周期をもって切
断され、切断された原子もしくは分子が酸化されて気化
するため、配向膜の表面に周期的な凹凸が生ずる。その
ため、この方法では、気化された分解物によってクリー
ンルームの環境が悪化し、また表面の周期的な凹凸が高
分子の分解によって生起されるため表面の電気特性も十
分でないという欠点があった。
は、ノンラビング処理により配向膜の表面の分子を配向
させる新規な方法を提供することにある。本発明の他の
目的は、塵や分解物を生じることなく、配向膜の表面の
分子を効果的に配向することのできる方法を提供するこ
とにある。本発明のさらに他の目的は、配向膜の表面の
分子を分解することなく、非分解的に配向膜の表面に、
液晶分子に対する配向能を付与する周期的な凹凸を形成
することのできる方法を提供することにある。本発明の
さらに他の目的は、表面に非分解的に且つ周期的に形成
された凹凸もしくはうねりを持つ、ポリイミド膜からな
る液晶配向膜を提供することにある。本発明のさらに他
の目的は、本発明の上記液晶配向膜を用いた液晶表示素
子を提供することにある。本発明のさらに他の目的およ
び利点は、以下の説明から明らかになろう。
の上記目的および利点は、第1に、有機膜に、偏光され
たパルスレーザーを光照射による高分子の分解が起こる
最低限界パルスエネルギー(約10mJ/cm2)より
もはるかに低いパルスエネルギー(約1〜3mJ/cm
2)で照射することにより、該有機膜の表面の分子を配
向させることを特徴とする液晶配向膜の製造法によって
達成される。また、本発明によれば、第2に、偏光され
たパルスレーザーの照射により配向された分子が表面に
存在するポリイミド膜からなることを特徴とする液晶配
向膜が提供される。さらに、本発明によれば、第3に、
本発明の上記液晶配向膜を具備してなることを特徴とす
る液晶表示素子が提供される。以下、本発明方法につい
て先ず具体的に説明する。本発明方法において、液晶配
向膜を形成するための有機膜の素材は、有機ポリマーか
らなる。有機ポリマーとしては、例えばポリイミド、ポ
リスルホン、ポリエステル、ポリアミド、ポリ(メタ)
アクリレート、ポリカーボネート、ポリフェニレンスル
フィド、ポリフェニレンオキサイド、ノルボルネン系樹
脂等を挙げることができる。
公知のものがいずれも使用できる。中でも、二次転移点
(Tg)あるいは融点(Tm)が少なくとも約90℃で
あり、且つSP値が少なくとも8.5であるものが好ま
しい。Tgはより好ましくは少なくとも150℃であ
り、特に好ましくは少なくとも180℃である。また、
これらの有機ポリマーは、例えばアルコール類やケトン
類のような通常の溶剤で膨潤しないものが有利である。
上記有機ポリマーの1つであるポリイミドは、下記式
(I)
してR02は2価の有機基である、で表される繰返し単位
を含有してなる。R01は、テトラカルボン酸から4個の
カルボキシル基を除去した4価の有機基に相当し、そし
てR02はジアミン化合物から2個のアミノ基を除去した
2価の有機基に相当する。
水物とジアミン化合物とを有機溶剤中で反応させてポリ
アミック酸を合成し、さらに必要に応じて該ポリアミッ
ク酸を脱水閉環してポリイミドとすることによって得る
ことができる。
カルボン酸二無水物としては、例えば、ブタンテトラカ
ルボン酸二無水物、1,2,3,4−シクロブタンテトラ
カルボン酸二無水物、1,2−ジメチル−1,2,3,4−
シクロブタンテトラカルボン酸二無水物、1,3−ジメ
チル−1,2,3,4−シクロブタンテトラカルボン酸二
無水物、1,3−ジクロロ−1,2,3,4−シクロブタン
テトラカルボン酸二無水物、1,2,3,4−テトラメチ
ル−1,2,3,4−シクロブタンテトラカルボン酸二無
水物、1,2,3,4−シクロペンタンテトラカルボン酸
二無水物、1,2,4,5−シクロヘキサンテトラカルボ
ン酸二無水物、3,3’,4,4’−ジシクロヘキシルテ
トラカルボン酸二無水物、2,3,5−トリカルボキシシ
クロペンチル酢酸二無水物、3,5,6−トリカルボキシ
ノルボルナン−2−酢酸二無水物、2,3,4,5−テト
ラヒドロフランテトラカルボン酸二無水物、1,3,3
a,4,5,9b−ヘキサヒドロ−5(テトラヒドロ−2,
5−ジオキソ−3−フラニル)−ナフト[1,2−c]
−フラン−1,3−ジオン、1,3,3a,4,5,9b−ヘ
キサヒドロ−5−メチル−5(テトラヒドロ−2,5−
ジオキソ−3−フラニル)−ナフト[1,2−c]−フ
ラン−1,3−ジオン、1,3,3a,4,5,9b−ヘキサ
ヒドロ−5−エチル−5(テトラヒドロ−2,5−ジオ
キソ−3−フラニル)−ナフト[1,2−c]−フラン
−1,3−ジオン、1,3,3a,4,5,9b−ヘキサヒド
ロ−7−メチル−5(テトラヒドロ−2,5−ジオキソ
−3−フラニル)−ナフト[1,2−c]−フラン−1,
3−ジオン、1,3,3a,4,5,9b−ヘキサヒドロ−
7−エチル−5(テトラヒドロ−2,5−ジオキソ−3
−フラニル)−ナフト[1,2−c]−フラン−1,3−
ジオン、1,3,3a,4,5,9b−ヘキサヒドロ−8−
メチル−5(テトラヒドロ−2,5−ジオキソ−3−フ
ラニル)−ナフト[1,2−c]−フラン−1,3−ジオ
ン、1,3,3a,4,5,9b−ヘキサヒドロ−8−エチ
ル−5(テトラヒドロ−2,5−ジオキソ−3−フラニ
ル)−ナフト[1,2−c]−フラン−1,3−ジオン、
1,3,3a,4,5,9b−ヘキサヒドロ−5,8−ジメチ
ル−5(テトラヒドロ−2,5−ジオキソ−3−フラニ
ル)−ナフト[1,2−c]−フラン−1,3−ジオン、
5−(2,5−ジオキソテトラヒドロフラル)−3−メ
チル−3−シクロヘキセン−1,2−ジカルボン酸二無
水物、ビシクロ[2,2,2]−オクト−7−エン−2,
3,5,6−テトラカルボン酸二無水物、下記式(II)お
よび(III)で表される化合物などの脂肪族および脂環
式テトラカルボン酸二無水物;
2価の有機基を示し、R2およびR4は、水素原子または
アルキル基を示し、複数存在するR2およびR4は、それ
ぞれ同一でも異なっていてもよい。)
4’−ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物、3,
3’,4,4’−ビフェニルスルホンテトラカルボン酸二
無水物、1,4,5,8−ナフタレンテトラカルボン酸二
無水物、2,3,6,7−ナフタレンテトラカルボン酸二
無水物、3,3’,4,4’−ビフェニルエーテルテトラ
カルボン酸二無水物、3,3’,4,4’−ジメチルジフ
ェニルシランテトラカルボン酸二無水物、3,3’,4,
4’−テトラフェニルシランテトラカルボン酸二無水
物、1,2,3,4−フランテトラカルボン酸二無水物、
4,4’−ビス(3,4−ジカルボキシフェノキシ)ジフ
ェニルスルフィド二無水物、4,4’−ビス(3,4−ジ
カルボキシフェノキシ)ジフェニルスルホン二無水物、
4,4’−ビス(3,4−ジカルボキシフェノキシ)ジフ
ェニルプロパン二無水物、3,3’,4,4’−ビフェニ
ルテトラカルボン酸二無水物、ビス(フタル酸)フェニ
ルホスフィンオキサイド二無水物、p−フェニレン−ビ
ス(トリフェニルフタル酸)二無水物、m−フェニレン
−ビス(トリフェニルフタル酸)二無水物、ビス(トリ
フェニルフタル酸)−4,4’−ジフェニルエーテル二
無水物、ビス(トリフェニルフタル酸)−4,4’−ジ
フェニルメタン二無水物、エチレングリコール−ビス
(アンヒドロトリメリテート)、プロピレングリコール
−ビス(アンヒドロトリメリテート)、1,4−ブタン
ジオール−ビス(アンヒドロトリメリテート)、1,6
−ヘキサンジオール−ビス(アンヒドロトリメリテー
ト)、1,8−オクタンジオール−ビス(アンヒドロト
リメリテート)、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)プロパン−ビス(アンヒドロトリメリテート)、下
記式(1)〜(4)で表される化合物などの芳香族テト
ラカルボン酸二無水物を挙げることができる。これらは
1種単独でまたは2種以上組み合わせて用いられる。
無水物、1,2,3,4−シクロブタンテトラカルボン酸
二無水物、1,3−ジメチル−1,2,3,4−シクロブタ
ンテトラカルボン酸二無水物、1,2,3,4−シクロペ
ンタンテトラカルボン酸二無水物、2,3,5−トリカル
ボキシシクロペンチル酢酸二無水物、5−(2,5−ジ
オキソテトラヒドロフラル)−3−メチル−3−シクロ
ヘキセン−1,2−ジカルボン酸二無水物、1,3,3a,
4,5,9b−ヘキサヒドロ−5−(テトラヒドロ−2,
5−ジオキソ−3−フラニル)−ナフト[1,2−c]
フラン−1,3−ジオン、1,3,3a,4,5,9b−ヘキ
サヒドロ−8−メチル−5−(テトラヒドロ−2,5−
ジオキソ−3−フラニル)−ナフト[1,2−c]フラ
ン−1,3−ジオン、1,3,3a,4,5,9b−ヘキサヒ
ドロ−5,8−ジメチル−5−(テトラヒドロ−2,5−
ジオキソ−3−フラニル)−ナフト[1,2−c]フラ
ン−1,3−ジオン、ビシクロ[2,2,2]−オクト−
7−エン−2,3,5,6−テトラカルボン酸二無水物、
ピロメリット酸二無水物、3,3’,4,4’−ベンゾフ
ェノンテトラカルボン酸二無水物、3,3’,4,4’−
ビフェニルスルホンテトラカルボン酸二無水物、1,4,
5,8−ナフタレンテトラカルボン酸二無水物、上記式
(II)で表される化合物のうち下記式(5)〜(7)で
表される化合物および上記式(III)で表される化合物
のうち下記式(8)で表される化合物が、良好な液晶配
向性を発現させることができる観点から好ましく、特に
好ましいものとして、1,2,3,4−シクロブタンテト
ラカルボン酸二無水物、1,3−ジメチル−1,2,3,4
−シクロブタンテトラカルボン酸二無水物、2,3,5−
トリカルボキシシクロペンチル酢酸二無水物、1,3,3
a,4,5,9b−ヘキサヒドロ−5−(テトラヒドロ−
2,5−ジオキソ−3−フラニル)−ナフト[1,2−
c]フラン−1,3−ジオン、1,3,3a,4,5,9b−
ヘキサヒドロ−8−メチル−5−(テトラヒドロ−2,
5−ジオキソ−3−フラニル)−ナフト[1,2−c]
フラン−1,3−ジオン、ピロメリット酸二無水物およ
び下記式(5)で表される化合物を挙げることができ
る。
ク酸の合成に用いられるジアミン化合物としては、例え
ばp−フェニレンジアミン、m−フェニレンジアミン、
4,4’−ジアミノジフェニルメタン、4,4’−ジアミ
ノジフェニルエタン、4,4’−ジアミノジフェニルス
ルフィド、4,4’−ジアミノジフェニルスルホン、3,
3’−ジメチル−4,4’−ジアミノビフェニル、4,
4’−ジアミノベンズアニリド、4,4’−ジアミノジ
フェニルエーテル、1,5−ジアミノナフタレン、3,3
−ジメチル−4,4’−ジアミノビフェニル、5−アミ
ノ−1−(4’−アミノフェニル)−1,3,3−トリメ
チルインダン、6−アミノ−1−(4’−アミノフェニ
ル)−1,3,3−トリメチルインダン、3,4’−ジア
ミノジフェニルエーテル、3,3’−ジアミノベンゾフ
ェノン、3,4’−ジアミノベンゾフェノン、4,4’−
ジアミノベンゾフェノン、2,2−ビス[4−(4−ア
ミノフェノキシ)フェニル]プロパン、2,2−ビス
[4−(4−アミノフェノキシ)フェニル]スルホン、
1,4−ビス(4−アミノフェノキシ)ベンゼン、1,3
−ビス(4−アミノフェノキシ)ベンゼン、1,3−ビ
ス(3−アミノフェノキシ)ベンゼン、9,9−ビス
(4−アミノフェニル)−10−ヒドロアントラセン、
2,7−ジアミノフルオレン、9,9−ビス(4−アミノ
フェニル)フルオレン、4,4’−メチレン−ビス(2
−クロロアニリン)、2,2’,5,5’−テトラクロロ
−4,4’−ジアミノビフェニル、2,2’−ジクロロ−
4,4’−ジアミノ−5,5’−ジメトキシビフェニル、
3,3’−ジメトキシ−4,4’−ジアミノビフェニル、
1,4,4’−(p−フェニレンイソプロピリデン)ビス
アニリン、4,4’−(m−フェニレンイソプロピリデ
ン)ビスアニリンなどの芳香族ジアミン;
プロパンジアミン、テトラメチレンジアミン、ペンタメ
チレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、ヘプタメチ
レンジアミン、オクタメチレンジアミン、ノナメチレン
ジアミン、4,4−ジアミノヘプタメチレンジアミン、
1,4−ジアミノシクロヘキサン、イソホロンジアミ
ン、テトラヒドロジシクロペンタジエニレンジアミン、
ヘキサヒドロ−4,7−メタノインダニレンジメチレン
ジアミン、トリシクロ[6.2.1.02,7]−ウンデシレ
ンジメチルジアミン、4,4’−メチレンビス(シクロ
ヘキシルアミン)などの脂肪族および脂環式ジアミン;
ノピリジン、3,4−ジアミノピリジン、2,4−ジアミ
ノピリミジン、5,6−ジアミノ−2,3−ジシアノピラ
ジン、5,6−ジアミノ−2,4−ジヒドロキシピリミジ
ン、2,4−ジアミノ−6−ジメチルアミノ−1,3,5
−トリアジン、1,4−ビス(3−アミノプロピル)ピ
ペラジン、2,4−ジアミノ−6−イソプロポキシ−1,
3,5−トリアジン、2,4−ジアミノ−6−メトキシ−
1,3,5−トリアジン、2,4−ジアミノ−6−フェニ
ル−1,3,5−トリアジン、2,4−ジアミノ−6−メ
チル−s−トリアジン、2,4−ジアミノ−1,3,5−
トリアジン、4,6−ジアミノ−2−ビニル−s−トリ
アジン、2,4−ジアミノ−5−フェニルチアゾール、
2,6−ジアミノプリン、5,6−ジアミノ−1,3−ジ
メチルウラシル、3,5−ジアミノ−1,2,4−トリア
ゾール、6,9−ジアミノ−2−エトキシアクリジンラ
クテート、3,8−ジアミノ−6−フェニルフェナント
リジン、1,4−ジアミノピペラジン、3,6−ジアミノ
アクリジン、ビス(4−アミノフェニル)フェニルアミ
ンおよび下記式(IV) 〜(V)で表される化合物など
の、分子内に2つの1級アミノ基および該1級アミノ基
以外の窒素原子を有するジアミン;
トリアジン、ピペリジンおよびピペラジンから選ばれる
窒素原子を含む環構造を有する1価の有機基を示し、X
は2価の有機基を示す。)
トリアジン、ピペリジンおよびピペラジンから選ばれる
窒素原子を含む環構造を有する2価の有機基を示し、X
は2価の有機基を示し、複数存在するXは、同一でも異
なっていてもよい。)
ンジアミン類;下記式(VII)で表されるジアミノオル
ガノシロキサン;
OCO−、−NHCO−、−CONH−および−CO−
から選ばれる2価の有機基を示し、R8は、ステロイド
骨格を有する1価の有機基または炭素数6〜30のアル
キル基を示す。)
基を示し、複数存在するR9は、それぞれ同一でも異な
っていてもよく、pは1〜3の整数であり、qは1〜2
0の整数である。)
などを挙げることができる。これらのジアミン化合物
は、単独でまたは2種以上組み合わせて用いることがで
きる。
1〜5の整数である。)
4,4’−ジアミノジフェニルメタン、4,4’−ジアミ
ノジフェニルスルフィド、1,5−ジアミノナフタレ
ン、2,7−ジアミノフルオレン、4,4’−ジアミノジ
フェニルエーテル、2,2−ビス[4−(4−アミノフ
ェノキシ)フェニル]プロパン、9,9−ビス(4−ア
ミノフェニル)フルオレン 、4,4’−(p−フェニレ
ンジイソプロピリデン)ビスアニリン、4,4’−(m
−フェニレンジイソプロピリデン)ビスアニリン、1,
4−シクロヘキサンジアミン、4,4’−メチレンビス
(シクロヘキシルアミン)、1,4−ビス(4−アミノ
フェノキシ)ベンゼン、4,4’−ビス(4−アミノフ
ェノキシ)ビフェニル、上記式(9)〜(13)で表さ
れる化合物、2,6−ジアミノピリジン、3,4−ジアミ
ノピリジン、2,4−ジアミノピリミジン、3,6−ジア
ミノアクリジン、上記式(IV) で表される化合物のう
ち下記式(14)で表される化合物、上記式(V)で表
される化合物のうち下記式(15)で表される化合物お
よび上記式(VI)で表される化合物のうち下記式(1
6)〜(19)で表される化合物が好ましい。
反応に供されるテトラカルボン酸二無水物とジアミン化
合物の使用割合は、ジアミン化合物に含まれるアミノ基
1当量に対して、テトラカルボン酸二無水物の酸無水物
基が0.2〜2当量となる割合が好ましく、より好まし
くは0.3〜1.2当量となる割合である。ポリアミック
酸の合成反応は、有機溶媒中で、通常0〜150℃、好
ましくは0〜100℃の反応温度で1〜48時間にわた
って行われる。上記有機溶媒としては、反応で生成する
反応物を溶解しうるものであれば特に制限はない。例え
ば、N−メチル−2−ピロリドン、N,N−ジメチルア
セトアミド、N,N−ジメチルホルムアミド、ジメチル
スルホキシド、γ−ブチロラクトン、テトラメチル尿
素、ヘキサメチルホスホルトリアミドなどの非プロトン
系極性溶媒;m−クレゾール、キシレノール、フェノー
ル、ハロゲン化フェノールなどのフェノール系溶媒を挙
げることができる。有機溶媒の使用量は、通常、テトラ
カルボン酸二無水物およびジアミン化合物の総量が、反
応溶液の全量に対して0.1〜30重量%になるように
するのが好ましい。
の貧溶媒であるアルコール類、ケトン類、エステル類、
エーテル類、ハロゲン化炭化水素類、炭化水素類など
を、生成するポリアミック酸が析出しない範囲で併用す
ることができる。かかる貧溶媒の具体例としては、例え
ばメチルアルコール、エチルアルコール、イソプロピル
アルコール、シクロヘキサノール、エチレングリコー
ル、プロピレングリコール、1,4−ブタンジオール、
トリエチレングリコール、アセトン、メチルエチルケト
ン、シクロヘキサノン、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸
ブチル、シュウ酸ジエチル、マロン酸ジエチル、ジエチ
ルエーテル、エチレングリコールメチルエーテル、エチ
レングリコールエチルエーテル、エチレングリコールモ
ノフェニルエーテル、エチレングリコールメチルフェニ
ルエーテル、エチレングリコールエチルフェニルエーテ
ル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレ
ングリコールジエチルエーテル、ジエチレングリコール
モノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチル
エーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテルア
セテート、ジエチレングリコールモノエチルエーテルア
セテート、エチレングリコールメチルエーテルアセテー
ト、エチレングリコールエチルエーテルアセテート、4
−ヒドロキシ−4−メチル−2−ペンタノン、2,4−
ペンタンジオン、2,5−ヘキサンジオン、2−ヒドロ
キシプロピオン酸エチル、2−ヒドロキシ−2−メチル
プロピオン酸エチル、2−ヒドロキシ−2−メチルプロ
ピオン酸エチル、エトキシ酢酸エチル、ヒドロキシ酢酸
エチル、2−ヒドロキシ−3−メチルブタン酸メチル、
3−メトキシプロピオン酸メチル、3−メトキシプロピ
オン酸エチル、3−エトキシプロピオン酸エチル、3−
エトキシプロピオン酸メチル、ピルビン酸メチル、ピル
ビン酸エチル、ピルビン酸ヒドロキシメチル、アセト酢
酸メチル、アセト酢酸エチル、メチルメトキシブタノー
ル、エチルメトキシブタノール、メチルエトキシブタノ
ール、エチルエトキシブタノール、テトラヒドロフラ
ン、テトラヒドロフルフリルアルコール、テトラヒドロ
−3−フランメタノール、1,3−ジオキソラン、1,3
−ジオキセパン、4−メチル−1,3−ジオキソラン、
ジクロロメタン、1,2−ジクロロエタン、1,4−ジク
ロロブタン、トリクロロエタン、クロルベンゼン、o−
ジクロルベンゼン、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、ベ
ンゼン、トルエン、キシレンなどを挙げることができ
る。これらは単独でまたは2種以上を組み合わせて用い
られる。
を溶解してなる反応溶液が得られる。そして、この反応
溶液を大量の貧溶媒中に注いで析出物を得、この析出物
を減圧下乾燥することによりポリアミック酸を得ること
ができる。また、このポリアミック酸を再び有機溶媒に
溶解させ、次いで貧溶媒で析出する工程を1回または数
回行うことにより、ポリアミック酸の精製を行うことが
できる。
するポリイミドは、上記ポリアミック酸を脱水閉環する
ことにより調製することができる。ポリアミック酸の脱
水閉環は、(i)ポリアミック酸を加熱する方法によ
り、または(ii)ポリアミック酸を有機溶媒に溶解し、
この溶液中に脱水剤および脱水閉環触媒を添加し必要に
応じて加熱する方法により行われる。上記(i)のポリ
アミック酸を加熱する方法における反応温度は、通常5
0〜200℃とされ、好ましくは60〜170℃とされ
る。反応温度が50℃未満では脱水閉環反応が十分に進
行せず、反応温度が200℃を超えると得られるイミド
化重合体の分子量が低下することがある。一方、上記
(ii)のポリアミック酸の溶液中に脱水剤および脱水閉
環触媒を添加する方法において、脱水剤としては、例え
ば無水酢酸、無水プロピオン酸、無水トリフルオロ酢酸
などの酸無水物を用いることができる。脱水剤の使用量
は、ポリアミック酸の繰り返し単位1モルに対して0.
01〜20モルとするのが好ましい。また、脱水閉環触
媒としては、例えばピリジン、コリジン、ルチジン、ト
リエチルアミンなどの3級アミンを用いることができ
る。しかし、これらに限定されるものではない。脱水閉
環触媒の使用量は、使用する脱水剤1モルに対して0.
01〜10モルとするのが好ましい。なお、脱水閉環反
応に用いられる有機溶媒としては、ポリアミック酸の合
成に用いられるものとして例示した有機溶媒を挙げるこ
とができる。そして、脱水閉環反応の反応温度は、通常
0〜180℃、好ましくは10〜150℃とされる。ま
た、このようにして得られる反応溶液に対し、ポリアミ
ック酸の精製方法と同様の操作を行うことにより、ポリ
イミドを精製することができる。
る液晶配向剤を構成するポリイミドは、分子量が調節さ
れた末端修飾型のものであってもよい。この末端修飾型
の重合体を用いることにより、本発明の効果が損われる
ことなく液晶配向剤の塗布特性などを改善することがで
きる。このような末端修飾型のものは、ポリアミック酸
を合成する際に、酸一無水物、モノアミン化合物、モノ
イソシアネート化合物などを反応系に添加することによ
り合成することができる。ここで、酸一無水物として
は、例えば無水マレイン酸、無水フタル酸、無水イタコ
ン酸、n−デシルサクシニック酸無水物、n−ドデシル
サクシニック酸無水物、n−テトラデシルサクシニック
酸無水物、n−ヘキサデシルサクシニック酸無水物など
を挙げることができる。また、モノアミン化合物として
は、例えばアニリン、シクロヘキシルアミン、n−ブチ
ルアミン、n−ペンチルアミン、n−ヘキシルアミン、
n−ヘプチルアミン、n−オクチルアミン、n−ノニル
アミン、n−デシルアミン、n−ウンデシルアミン、n
−ドデシルアミン、n−トリデシルアミン、n−テトラ
デシルアミン、n−ペンタデシルアミン、n−ヘキサデ
シルアミン、n−ヘプタデシルアミン、n−オクタデシ
ルアミン、n−エイコシルアミンなどを挙げることがで
きる。また、モノイソシアネート化合物としては、例え
ばフェニルイソシアネート、ナフチルイソシアネートな
どを挙げることができる。
配向剤を構成するポリイミドは、その前駆体であるポリ
アミック酸の対数粘度(ηln)の値が、好ましくは
0.05〜10dl/g、さらに好ましくは0.05〜5
dl/gのものである。ここに、対数粘度(ηln)の
値は、N−メチル−2−ピロリドンを溶媒として用い、
重合体の濃度が0.5g/100ミリリットルである溶
液について30℃で粘度の測定を行い、下記式(1)で
示される式によって求められるものである。
膜となる有機膜を形成するための液晶配向剤における重
合体の含有割合は、粘性、揮発性などを考慮して選択さ
れるが、好ましくは液晶配向剤全体に対して0.1〜2
0重量%、さらに好ましくは1〜10重量%の範囲とさ
れる。すなわち、重合体溶液からなる液晶配向剤は、印
刷法、スピンコート法などにより基板表面に塗布され、
次いでこれを乾燥することにより、配向膜材料である有
機膜が形成されるのであるが、重合体の含有割合が0.
1重量%未満である場合には、この有機膜の膜厚が過少
となって良好な液晶配向膜を得ることができない場合が
あり、20重量%を越える場合には、有機膜の膜厚が過
大となって良好な液晶配向膜を得難く、また、液晶配向
剤の粘度が増大して塗布特性に劣るものとなる場合があ
る。重合体を溶解させる有機溶媒としては、重合体を溶
解できるものであれば特に制限されるものではなく、例
えばポリアミック酸の合成反応や脱水閉環反応に用いら
れるものとして例示した溶媒を挙げることができる。ま
た、ポリアミック酸の合成反応の際に併用することがで
きるものとして例示した貧溶媒も適宜選択して併用する
ことができる。
液晶配向剤は、重合体と塗布される基板表面との接着性
を向上させる観点から、官能性シラン含有化合物やエポ
キシ基含有化合物が配合されていてもよい。このような
官能性シラン含有化合物としては、例えば3−アミノプ
ロピルトリメトキシシラン、3−アミノプロピルトリエ
トキシシラン、2−アミノプロピルトリメトキシシラ
ン、2−アミノプロピルトリエトキシシラン、N−(2
−アミノエチル)−3−アミノプロピルトリメトキシシ
ラン、N−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピル
メチルジメトキシシラン、3−ウレイドプロピルトリメ
トキシシラン、3−ウレイドプロピルトリエトキシシラ
ン、N−エトキシカルボニル−3−アミノプロピルトリ
メトキシシラン、N−エトキシカルボニル−3−アミノ
プロピルトリエトキシシラン、N−トリエトキシシリル
プロピルトリエチレントリアミン、N−トリメトキシシ
リルプロピルトリエチレントリアミン、10−トリメト
キシシリル−1,4,7−トリアザデカン、10−トリエ
トキシシリル−1,4,7−トリアザデカン、9−トリメ
トキシシリル−3,6−ジアザノニルアセテート、9−
トリエトキシシリル−3,6−ジアザノニルアセテー
ト、N−ベンジル−3−アミノプロピルトリメトキシシ
ラン、N−ベンジル−3−アミノプロピルトリエトキシ
シラン、N−フェニル−3−アミノプロピルトリメトキ
シシラン、N−フェニル−3−アミノプロピルトリエト
キシシラン、N−ビス(オキシエチレン)−3−アミノ
プロピルトリメトキシシラン、N−ビス(オキシエチレ
ン)−3−アミノプロピルトリエトキシシランなどを挙
げることができる。また、エポキシ基含有化合物として
は、例えばエチレングリコールジグリシジルエーテル、
ポリエチレングリコールジグリシジルエーテル、プロピ
レングリコールジグリシジルエーテル、トリプロピレン
グリコールジグリシジルエーテル、ポリプロピレングリ
コールジグリシジルエーテル、ネオペンチルグリコール
ジグリシジルエーテル、1,6−ヘキサンジオールジグ
リシジルエーテル、グリセリンジグリシジルエーテル、
2,2−ジブロモネオペンチルグリコールジグリシジル
エーテル、1,3,5,6−テトラグリシジル−2,4−ヘ
キサンジオール、N,N,N’,N’,−テトラグリシジル
−m−キシレンジアミン、1,3−ビス(N,N−ジグリ
シジルアミノメチル)シクロヘキサン、N,N,N’,
N’,−テトラグリシジル−4、4’−ジアミノジフェ
ニルメタンなどを好ましいものとして挙げることができ
る。これら官能性シラン含有化合物やエポキシ基含有化
合物の配合割合は、重合体100重量部に対して、通
常、40重量部以下、好ましくは0.1〜30重量部で
ある。
の液晶配向膜の製造方法は、例えば次のようにして有利
に実施される。 (1)パターニングされた透明導電膜が設けられた基板
の透明導電膜側に、有機ポリマーを含む液晶配向剤を、
例えばロールコーター法、スピンナー法、印刷法などの
方法によって塗布し、次いで塗布面を加熱することによ
り被膜を形成する。ここに基板としては、例えばフロー
トガラス、ソーダガラスなどのガラス、ポリエチレンテ
レフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエー
テルスルホン、ポリカーボネート、ポリアリレート、ノ
ルボルネン系樹脂などのプラスチックフィルムなどから
なる透明基板を用いることができる。基板の一面に設け
られた透明導電膜としては、SnO2からなるNESA
膜、In2O3−SnO2からなるITO膜などを用いる
ことができ、これらの透明導電膜のパターニングには、
フォト・エッチング法、予めマスクを用いる方法などが
用いられる。液晶配向剤の塗布に際しては、基板および
透明導電膜と塗膜との接着性をさらに良好にするため
に、基板および透明導電膜上に、予め官能性シラン含有
化合物、チタネートなどを塗布することもできる。また
加熱温度は、好ましくは80〜250℃とされ、より好
ましくは120〜200℃とされる。形成される被膜の
膜厚は、通常0.001〜1μm、好ましくは0.005
〜0.5μmである。
ルスレーザーを、光照射による有機膜表面の分解が起こ
る最低限界パルスエネルギーよりもはるかに低いパルス
エネルギーで照射する。この照射により、有機膜の表面
の分子が配向せしめられて液晶配向膜を生成する。レー
ザーとしては、例えばArF、KrF、XeCl、Xe
F等のエキシマレーザー:半導体(ダイオード)やフラ
ッシュランプなどで励起された、例えばNd:YAGレ
ーザー、Nd:YLFレーザー、Nd:YNO4レーザ
ー、Ti−サファイアレーザー、OPO(オプト−パラ
メトリックオツシレーター)の如き固体レーザー:ある
いは色素レーザーを挙げることができる。これらのう
ち、エキシマレーザーは、ブラスター角にある水晶フィ
ルターの如き偏光板と一緒に用いられる。レーザーの波
長は193nm〜532nmあるいはそれ以上であって
もよい。好ましくは193〜355nmである。偏光さ
れたパルスレーザーのパルス幅は、例えば5nsec〜
1msecが好ましい。
射角は10〜40度が好ましく、照射エネルギーは、パ
ルス当り1〜3mJ/cm2が好ましく、全照射量は1
0mJ/cm2〜2J/cm2が好ましい。偏光されたパ
ルスレーザーの照射により、下記式(VIII)
波長(nm)、nは有機ポリマーの屈折率、θは偏光さ
れたパルスレーザーの入射角(度)、そしてPは有機膜
の表面に生成される光弾性波のピッチ(nm)である、
で表されるピッチ(nm)間隔にほぼ等しいピッチ間隔
を持つ平行なうねりが有機膜の表面に形成される。ピッ
チ間隔は、例えば90〜100nmであることができ
る。表面の分子の配向方向は、有機ポリマーの種類に依
存するが、例えば有機膜の表面から薄さほぼ50〜10
0nmの部分の有機ポリマーがうねりに直交するように
分子配向する。
たパルスレーザーの照射により配向された分子が表面に
存在する液晶配向膜が製造される。それ故、本発明によ
れば、第2に、好適には、偏光されたパルスレーザーの
照射により配向された分子が表面に存在するポリイミド
膜からなることを特徴とする液晶配向膜が同様に提供さ
れる。
は、上記のようにして液晶配向膜が形成された基板を2
枚作成し、それぞれの液晶配向膜における偏光されたパ
ルスレーザーの照射方向が直交または逆平行となるよう
に、2枚の基板を間隙(セルギャップ)を介して対向さ
せ、2枚の基板の周辺部をシール剤を用いて貼り合わ
せ、基板の表面およびシール剤により区画されたセルギ
ャップ内に液晶を充填し、充填孔を封止して液晶セルを
構成する。そして、液晶セルの外表面、すなわち、液晶
セルを構成するそれぞれの基板の他面側に、偏光板を、
その偏光方向が当該基板の一面に形成された液晶配向膜
の偏光されたパルスレーザーの照射方向と一致または直
交するように貼り合わせることにより、液晶表示素子が
得られる。
びスペーサーとしての酸化アルミニウム球を含有したエ
ポキシ樹脂などを用いることができる。上記液晶として
は、例えばネマティック型液晶、スメクティック型液晶
を挙げることができる。その中でもネマティック型液晶
が好ましく、例えばシッフベース系液晶、アゾキシ系液
晶、ビフェニル系液晶、フェニルシクロヘキサン系液
晶、エステル系液晶、ターフェニル系液晶、ビフェニル
シクロヘキサン系液晶、ピリミジン系液晶、ジオキサン
系液晶、ビシクロオクタン系液晶、キュバン系液晶など
が用いられる。また、これらの液晶に、例えばコレスチ
ルクロライド、コレステリルノナエート、コレステリル
カーボネートなどのコレステリック液晶や商品名「C−
15」、「CB−15」(メルク社製)として販売され
ているようなカイラル剤などを添加して使用することも
できる。さらに、p−デシロキシベンジリデン−p−ア
ミノ−2−メチルブチルシンナメートなどの強誘電性液
晶も使用することができる。
の液晶配向膜を備えた液晶表示素子が提供される。ま
た、液晶セルの外側に使用される偏光板としては、ポリ
ビニルアルコールを延伸配向させながら、ヨウ素を吸収
させたH膜と呼ばれる偏光膜を酢酸セルロース保護膜で
挟んだ偏光板またはH膜そのものからなる偏光板などを
挙げることができる。
に説明するが、本発明はこれらの実施例に制限されるも
のではない。 実施例1 トリカルボキシシクロペンチル酢酸二無水物/4,4’
−ジアミノジフェニルメタンからなる下記式
イミド(対数粘度:1.3dl/g)を有機ポリマーと
して使用した。この重合体をγ−ブチロラクトンに溶解
させて、固形分濃度4重量%の溶液とし、この溶液を孔
径1μmのフィルターで濾過し、液晶配向剤溶液を調製
した。この溶液を、ITO膜からなる透明電極付きガラ
ス基板の上に透明電極面に、膜厚が0.1μmになるよ
うにスピンナーを用いて塗布し、180℃で1時間乾燥
し薄膜を形成した。上記薄膜表面に、Quanta−R
ay GCR(Spectra−Physics社製)
により、266nmの波長を主とする、偏光されたNd
−YAGレーザーを、パルス頻度10Hz、入射角15
度で3mJ/cm2照射し、本発明の液晶配向膜を形成
した。
対の基板の、液晶配向膜を有するそれぞれの外縁に、直
径17μmの酸化アルミニウム球入りエポキシ樹脂接着
剤をスクリーン印刷塗布した後、一対の基板を液晶配向
膜面が相対するように、しかもパルスレーザーの照射方
向が直交するように重ね合わせて圧着し、接着剤を硬化
させた。次いで、液晶注入口より一対の基板間に、ネマ
ティック型液晶(メルク社製、ZLI−1565)を充
填した後、エポキシ系接着剤で液晶注入口を封止し、基
板の外側の両面に偏光板を、偏光板の偏光方向がそれぞ
れの基板の液晶配向膜のパルスレーザーの照射方向と一
致するように張り合わせ、液晶表示素子を作製したとこ
ろ、液晶の配向性は良好であった。電圧5Vを印加した
ところ、印加した電圧のON−OFFに応答して、液晶
表示素子の明暗の変化が観察された。
リット酸/4,4’−ジアミノジフェニルメタンからな
る、下記式
リイミド(前駆体ポリアミック酸の対数粘度:1.9d
l/g)を用いる他は、実施例1と全く同様にして、実
施例1と同様の観察ができた。
チレンを用いる他は、実施例1と全く同様にして、実施
例1と同様の観察ができた。
同様に薄膜を形成した。得られた薄膜にレーヨン製の布
を巻き付けたロールを有するラビングマシーンにより、
ロールの回転数500rpm、ステージの移動速度1c
m/秒、毛足押し込み長さ0.4mmでラビング処理を
行い、液晶配向膜を形成した。次に、上記液晶配向膜が
形成された一対の基板の、液晶配向膜を有するそれぞれ
の外縁に、直径17μmの酸化アルミニウム球入りエポ
キシ樹脂接着剤をスクリーン印刷塗布した後、一対の基
板を液晶配向膜面に相対するように、しかもラビング方
向が直交するように重ね合わせて圧着し、接着剤を硬化
させた。次いで、実施例1と同様に液晶を充填し、偏光
板を張り合わせて液晶表示素子を作製した。偏光板は偏
光方向がそれぞれの基板の液晶配向膜のラビング方向と
一致するように張り合わせた。
た液晶表示素子をそれぞれ用い、印加電圧を1V〜5V
まで変えて、ノーマリホワイトのTN型液晶セルの透過
率を測定し、各液晶表示素子におけるセルの透過率−電
圧特性を評価した。結果を図1に示す。図1からわかる
ように、本発明の液晶表示素子は、ラビング処理により
配向能を付与した液晶表示素子とほぼ同様の、透過率−
電圧特性を示した。
となく、非分解物に、配向膜の表面の分子を効果的に配
向して、液晶分子に配向能を付与することにできる液晶
配向膜が得られる。
t)との関係を示す。
Claims (3)
- 【請求項1】 有機膜に、偏光されたパルスレーザーを
照射して、該有機膜の表面の分子を配向させることを特
徴とする液晶配向膜の製造法。 - 【請求項2】 偏光されたパルスレーザーの照射により
配向された分子が表面に存在するポリイミド膜からなる
ことを特徴とする液晶配向膜。 - 【請求項3】 請求項2に記載の液晶配向膜を具備して
なることを特徴とする液晶表示素子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP66398A JP3941080B2 (ja) | 1997-04-30 | 1998-01-06 | 液晶配向膜の製造法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9-112701 | 1997-04-30 | ||
| JP11270197 | 1997-04-30 | ||
| JP66398A JP3941080B2 (ja) | 1997-04-30 | 1998-01-06 | 液晶配向膜の製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1114995A true JPH1114995A (ja) | 1999-01-22 |
| JP3941080B2 JP3941080B2 (ja) | 2007-07-04 |
Family
ID=26333683
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP66398A Expired - Fee Related JP3941080B2 (ja) | 1997-04-30 | 1998-01-06 | 液晶配向膜の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3941080B2 (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002155138A (ja) * | 2000-11-21 | 2002-05-28 | Jsr Corp | 重合体、その製造方法、液晶配向剤および液晶配向膜 |
| WO2003080732A1 (en) * | 2002-03-26 | 2003-10-02 | Dai Nippon Printing Co., Ltd. | Organic semiconductor material, organic semiconductor structure and organic semiconductor device |
| JP2007140465A (ja) * | 2005-10-18 | 2007-06-07 | Dainippon Ink & Chem Inc | 光配向膜用組成物、光配向膜の製造方法、及びこれを用いた光学異方体、光学素子、その製造方法 |
| JP2010164975A (ja) * | 2009-01-19 | 2010-07-29 | Lg Chem Ltd | 光学フィルム、その製造方法、およびそれを含む液晶表示装置 |
| KR101372932B1 (ko) * | 2013-04-30 | 2014-03-12 | 한국생산기술연구원 | 펄스 uv를 이용한 광배향 장치 |
| KR20140130007A (ko) * | 2013-12-23 | 2014-11-07 | 한국생산기술연구원 | 펄스 uv를 이용한 광배향 장치 |
| WO2015002353A1 (ko) * | 2013-07-02 | 2015-01-08 | 한국생산기술연구원 | 편광 펄스 uv를 이용한 광배향 방법 및 패턴드 리타더 제조방법 |
-
1998
- 1998-01-06 JP JP66398A patent/JP3941080B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002155138A (ja) * | 2000-11-21 | 2002-05-28 | Jsr Corp | 重合体、その製造方法、液晶配向剤および液晶配向膜 |
| WO2003080732A1 (en) * | 2002-03-26 | 2003-10-02 | Dai Nippon Printing Co., Ltd. | Organic semiconductor material, organic semiconductor structure and organic semiconductor device |
| US7847284B2 (en) | 2002-03-26 | 2010-12-07 | Dai Nippon Printing Co., Ltd. | Organic semiconductor material, organic semiconductor structure, and organic semiconductor device |
| JP2007140465A (ja) * | 2005-10-18 | 2007-06-07 | Dainippon Ink & Chem Inc | 光配向膜用組成物、光配向膜の製造方法、及びこれを用いた光学異方体、光学素子、その製造方法 |
| JP2010164975A (ja) * | 2009-01-19 | 2010-07-29 | Lg Chem Ltd | 光学フィルム、その製造方法、およびそれを含む液晶表示装置 |
| KR101372932B1 (ko) * | 2013-04-30 | 2014-03-12 | 한국생산기술연구원 | 펄스 uv를 이용한 광배향 장치 |
| WO2014178508A1 (ko) * | 2013-04-30 | 2014-11-06 | 한국생산기술연구원 | 펄스 uv를 이용한 광배향 장치 |
| US9494420B2 (en) | 2013-04-30 | 2016-11-15 | Korea Institute Of Industrial Technology | Optical alignment device using UV pulse |
| WO2015002353A1 (ko) * | 2013-07-02 | 2015-01-08 | 한국생산기술연구원 | 편광 펄스 uv를 이용한 광배향 방법 및 패턴드 리타더 제조방법 |
| US10247868B2 (en) | 2013-07-02 | 2019-04-02 | Korea Institute Of Industrial Technology | Optical alignment method and patterned retarder manufacturing method using polarized pulse UV |
| KR20140130007A (ko) * | 2013-12-23 | 2014-11-07 | 한국생산기술연구원 | 펄스 uv를 이용한 광배향 장치 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3941080B2 (ja) | 2007-07-04 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR100312150B1 (ko) | 액정배향제및액정표시소자 | |
| KR100447917B1 (ko) | 액정배향제및액정표시소자의제조방법 | |
| US6312769B1 (en) | Liquid crystal alignment layer, production method for the same, and liquid crystal display device comprising the same | |
| KR100803507B1 (ko) | 수직배향형 액정 배향제 및 이를 이용한 액정 표시 소자 | |
| JP2008176304A (ja) | 液晶配向剤、液晶配向膜、液晶表示素子および光学部材 | |
| JPH10338880A (ja) | 液晶配向剤 | |
| JP4645823B2 (ja) | 垂直液晶配向剤、および垂直液晶表示素子 | |
| KR100423213B1 (ko) | 액정배향막의제조방법및액정표시소자 | |
| JP2000204250A (ja) | 液晶配向剤および液晶表示素子 | |
| JP4099522B2 (ja) | 液晶配向剤 | |
| JP3603292B2 (ja) | 液晶配向膜の製造方法および液晶表示素子 | |
| JP3941080B2 (ja) | 液晶配向膜の製造法 | |
| JP2002020487A (ja) | アルキルフルオレンジアミン、ポリアミック酸、イミド化重合体、液晶配向剤、液晶配向膜の形成方法および液晶表示素子 | |
| JP4134362B2 (ja) | 液晶配向剤 | |
| JP4716061B2 (ja) | 液晶配向剤および液晶表示素子 | |
| JP4539836B2 (ja) | 液晶配向剤および横電界方式液晶表示素子 | |
| JP3932543B2 (ja) | ポリアミック酸、ポリイミドおよび液晶配向剤 | |
| JPH09311338A (ja) | 液晶配向剤 | |
| JPH10183120A (ja) | 液晶配向剤 | |
| JPH11237638A (ja) | 液晶配向膜の調製法 | |
| JP3357502B2 (ja) | 液晶表示素子の製造方法 | |
| JPH09157392A (ja) | 液晶表示素子 | |
| JP3799700B2 (ja) | 液晶配向剤および液晶表示素子 | |
| KR100554330B1 (ko) | 액정배향막의제조방법 | |
| JP4320504B2 (ja) | 液晶配向剤、液晶配向膜の形成方法および液晶表示素子 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040714 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060913 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20061010 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20061122 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20061225 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070205 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20070312 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20070325 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100413 Year of fee payment: 3 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100413 Year of fee payment: 3 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110413 Year of fee payment: 4 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110413 Year of fee payment: 4 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120413 Year of fee payment: 5 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130413 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130413 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140413 Year of fee payment: 7 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |