JPH1115035A - カメラシステム、カメラボディ及び交換レンズ - Google Patents

カメラシステム、カメラボディ及び交換レンズ

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JPH1115035A
JPH1115035A JP9171988A JP17198897A JPH1115035A JP H1115035 A JPH1115035 A JP H1115035A JP 9171988 A JP9171988 A JP 9171988A JP 17198897 A JP17198897 A JP 17198897A JP H1115035 A JPH1115035 A JP H1115035A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 撮影倍率が高くても、ブレ補正効果を向上さ
せることができるカメラシステム、カメラボディ及び交
換レンズを提供する。 【解決手段】 カメラボディ1は、CCD10を備え、
交換レンズ2は、ブレ補正レンズ20を備えている。ボ
ディ側CPU14は、角速度センサ23の角速度情報及
びCCD10の画像情報に基づいて、被写体像をブレの
ない画像に修復する。レンズ側CPU24は、この角速
度情報に基づいて、ブレ補正量を演算してブレ補正駆動
部200を駆動制御するとともに、焦点距離情報及び被
写体距離情報に基づいて撮影倍率を演算する。そして、
撮影倍率が所定値よりも小さいときには、ブレ補正レン
ズ20側をレンズ側CPU24が駆動制御する。一方、
撮影倍率が所定値以上であるときには、平行ブレの影響
が大きいために、CCD10の画像情報に基づいてボデ
ィ側CPU14がブレを補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブレを補正するブ
レ補正装置を搭載したカメラシステム、カメラボディ及
び交換レンズに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ディジタルスチルカメラは、撮影した映
像をデータとして取り込むことによって、通信回線を介
したデータの送信及び受信や、画像データの加工などを
手軽に行っている。このようなディジタルスチルカメラ
には、従来の銀塩カメラ用の交換レンズをそのまま装着
可能なタイプがある。このために、撮影者は、ディジタ
ルスチルカメラ本体のみを購入し、銀塩カメラ用の交換
レンズを装着することによって、銀塩カメラと同様の使
い方で撮影を楽しむことが可能となった。
【0003】一方、銀塩カメラの分野では、カメラの手
ブレなどを検出するセンサの出力信号に応じてブレ補正
光学系を駆動し、ブレを補正する技術が、AF、AE技
術に続き確立されつつある。このような手ブレは、ディ
ジタルスチルカメラについても、銀塩カメラと同様に起
こり得る。ディジタルスチルカメラは、銀塩カメラのよ
うなメカニカルシャッタをほとんど備えていないが、銀
塩カメラと同様にシャッタスピードの概念が存在する。
ディジタルスチルカメラにおけるシャッタスピードは、
CCD(Charge Coupled Devic
e;電荷転送素子)の電荷蓄積時間であり、銀塩カメラ
のときと同様に、測光値により変化する。そして、電荷
蓄積時間内に撮像装置に生じたブレは、撮像装置内のメ
モリにブレた像として記憶される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のカメラは、A
F、AE、ブレ補正、電子記録などの様々な技術が付加
されており、カメラの消費電力の問題が一層深刻化して
いる。特に、従来のブレ補正装置は、ミラー動作、絞り
駆動、AFの駆動などの動作とブレ補正動作とが重なっ
たときに、電力の消費が特に高くなり、これらを動作し
て写真を撮ると、電池の交換が頻繁に必要となる可能性
があった。従来のブレ補正装置は、角速度センサによっ
てカメラのブレを検出しているが、撮影倍率が高いとき
にはカメラの「平行ブレ」の影響が大きくなり、ブレ補
正光学系によってブレを補正することが困難になる可能
性があった。このように、ブレ補正が困難であるにもか
かわらず、ブレ補正光学系を駆動すると、電力を一層消
費してしまういう問題があった。ここで、平行ブレと
は、人体に保持されたカメラが、人体の軸(肩、腕、肘
等)を中心に回転して生ずる角速度のついたブレではな
く、カメラ本体がカメラを中心に角速度が生じない方向
に、例えば、横方向に平行移動して生じたブレをいう。
【0005】本発明の課題は、平行ブレに対しても、ブ
レ補正効果を向上させることができるカメラシステム、
カメラボディ及び交換レンズを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、以下のような
解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容
易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付
して説明するが、これに限定されるものではない。すな
わち、請求項1の発明は、第1(20)及び第2のブレ
補正部(10)と、前記第1のブレ補正部を作動する第
1の作動部(200)と、前記第2のブレ補正部を作動
する第2の作動部(14)と、前記第1及び前記第2の
作動部を制御する制御部(14,24)とを含み、前記
制御部は、撮影倍率に応じて、前記第1又は前記第2の
作動部を作動(S500,S2000)させることを特
徴とするカメラシステムである。
【0007】請求項2の発明は、請求項1に記載のカメ
ラシステムにおいて、前記制御部は、撮影倍率が所定値
以上のときには、前記第2の作動部を作動(S200
0)させ、撮影倍率が所定値よりも小さいときには、前
記第1の作動部を作動(S500)させることを特徴と
するカメラシステムである。
【0008】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
に記載のカメラシステムにおいて、前記第1のブレ補正
部は、撮影光学系の光路を変更するブレ補正光学系(2
0)を備え、前記第2のブレ補正部は、被写体像を画像
情報に変換する画像情報変換部(10)を備え、前記第
1の作動部は、前記ブレ補正光学系を駆動する駆動部
(200)を備え、前記第2の作動部は、被写体像をブ
レのない画像に修復する画像修復部(14)を備えるこ
とを特徴とするカメラシステムである。
【0009】請求項4の発明は、請求項3に記載のカメ
ラシステムにおいて、ブレを検出し、ブレ検出情報を出
力(S200)するブレ検出部(23)と、前記ブレ検
出情報に基づいて、ブレ補正量に応じたブレ補正情報を
演算する演算部(24)とを含み、前記制御部は、前記
ブレ補正情報に基づいて、前記駆動部を駆動(S50
0)させ、前記ブレ補正情報及び前記画像情報に基づい
て、前記画像修復部によって被写体像をブレのない画像
に修復(S2000)させることを特徴とするカメラシ
ステムである。
【0010】請求項5の発明は、レンズ側ブレ補正部
(20)と、前記レンズ側ブレ補正部を作動するレンズ
側作動部(200)とを含む交換レンズ(2)に装着可
能なカメラボディ(1)において、ボディ側ブレ補正部
(10)と、前記ボディ側ブレ補正部を作動するボディ
側作動部(14)と、前記ボディ側作動部を制御するボ
ディ側制御部(14)とを含み、前記ボディ側制御部
は、撮影倍率に応じて、前記ボディ側作動部を作動させ
(S2000)又は前記レンズ側作動部の作動を前記交
換レンズ側に指示(S500)することを特徴としてい
るカメラボディである。
【0011】請求項6の発明は、請求項5に記載のカメ
ラボディにおいて、前記制御部は、撮影倍率が所定値以
上のときには、前記ボディ側作動部を作動(S200
0)させ、撮影倍率が所定値よりも小さいときには、前
記レンズ側作動部の作動を前記交換レンズ側に指示(S
500)することを特徴とするカメラボディである。
【0012】請求項7の発明は、請求項5又は請求項6
に記載のカメラボディにおいて、前記ボディ側ブレ補正
部は、被写体像を画像情報に変換する画像情報変換部
(10)を備え、前記ボディ側作動部は、被写体像をブ
レのない画像に修復する画像修復部(14)を備えるこ
とを特徴とするカメラボディである。
【0013】請求項8の発明は、請求項7に記載のカメ
ラボディにおいて、ブレを検出し、ブレ検出情報を出力
(S200)するブレ検出部(13)と、前記ブレ検出
情報に基づいて、ブレ補正量に応じたブレ補正情報を演
算する演算部(14)とを含み、前記ボディ側制御部
は、前記ブレ補正情報及び前記画像情報に基づいて、前
記画像修復部によって被写体像をブレのない画像に修復
(S2000)させることを特徴とするカメラボディで
ある。
【0014】請求項9の発明は、請求項7に記載のカメ
ラボディにおいて、前記交換レンズ側から出力(S20
0)されたブレ検出情報に基づいて、ブレ補正量に応じ
たブレ補正情報を演算する演算部(14)を備え、前記
ボディ側制御部は、前記ブレ補正情報及び前記画像情報
に基づいて、前記画像修復部によって被写体像をブレの
ない画像に修復(S2000)させることを特徴として
いるカメラボディである。
【0015】請求項10の発明は、ボディ側ブレ補正部
(10)と、前記ボディ側ブレ補正部を作動するボディ
側作動部(14)とを含むカメラボディ(1)に装着可
能な交換レンズ(2)において、レンズ側ブレ補正部
(20)と、前記レンズ側ブレ補正部を作動するレンズ
側作動部(200)と、前記レンズ側作動部を制御する
レンズ側制御部(24)とを含み、前記レンズ側制御部
は、撮影倍率に応じて、前記レンズ側作動部を作動(S
500)させ又は前記ボディ側作動部の作動を前記カメ
ラボディ側に指示(S2000)することを特徴として
いる交換レンズである。
【0016】請求項11の発明は、請求項10に記載の
交換レンズにおいて、前記レンズ側制御部は、撮影倍率
が所定値以上のときには、前記レンズ側作動部を停止
(S800)させ、撮影倍率が所定値よりも小さいとき
には、前記レンズ側作動部を作動(S500)させるこ
とを特徴とする交換レンズである。
【0017】請求項12の発明は、請求項10に記載の
交換レンズにおいて、前記レンズ側制御部は、撮影倍率
が所定値以上のときには、前記ボディ側作動部の作動を
前記カメラボディ側に指示(S2000)し、撮影倍率
が所定値よりも小さいときには、前記レンズ側作動部を
作動(S500)させることを特徴とする交換レンズで
ある。
【0018】請求項13の発明は、請求項10から請求
項12までのいずれか1項に記載の交換レンズにおい
て、前記レンズ側ブレ補正部は、撮影光学系の光路を変
更するブレ補正光学系(20)を備え、前記レンズ側作
動部は、前記ブレ補正光学系を駆動するレンズ側駆動部
(200)を備えることを特徴としている交換レンズで
ある。
【0019】請求項14の発明は、請求項13に記載の
交換レンズにおいて、ブレを検出し、ブレ検出情報を出
力(S200)するブレ検出部(23)と、前記ブレ検
出情報に基づいて、ブレ補正量に応じたブレ補正情報を
演算する演算部(24)とを含み、前記レンズ側制御部
は、前記ブレ補正情報に基づいて、前記レンズ側駆動部
を駆動(S500)させることを特徴とする交換レンズ
である。
【0020】請求項15の発明は、請求項13に記載の
交換レンズにおいて、前記カメラボディ側から出力(S
200)されたブレ検出情報に基づいて、ブレ補正量に
応じたブレ補正情報を演算する演算部(24)を備え、
前記レンズ側制御部は、前記ブレ補正情報に基づいて、
前記レンズ側駆動部を駆動(S500)させることを特
徴とする交換レンズである。
【0021】
【発明の実施の形態】
〔第1実施形態〕以下、図面を参照して、本発明の第1
実施形態について、さらに詳しく説明する。まず、本発
明の第1実施形態に係るカメラシステムについて、ブレ
補正機能を搭載した一眼レフカメラを例に挙げて説明す
る。図1は、本発明の第1実施形態に係るカメラシステ
ムを示す断面図である。
【0022】(カメラシステム)本発明の第1実施形態
に係るカメラシステムは、図1に示すように、後述する
CCD10、スクリーン11a上の像をペンタプリズム
によって反転するファインダ光学系11、ミラー駆動部
12及びボディ側CPU14などを備えるカメラボディ
1と、このカメラボディ1に着脱自在に装着され、ブレ
補正レンズ20、レンズ駆動部200、位置検出部23
0、角速度センサ23及びレンズ側CPU24などを備
える交換レンズ2とからなる。
【0023】(カメラボディ)CCD10は、撮影光学
系を透過した被写体像を画像情報に変換する光電変換素
子である。CCD10は、図1に示すように、カメラボ
ディ1内に設けられたクイックリターンミラー120の
後方に配置されており、光学系焦点面において基板11
0を介してカメラボディ1に取り付けられている。
【0024】ミラー駆動部12は、撮影動作時に撮影光
束からクイックリターンミラー120を退避するための
ものである。ミラー駆動部12は、図1に示すように、
撮影光学系の後ろに配置されており、撮影光学系を透過
してきた光束を、ファインダ光学系11に振り分けるク
イックリターンミラー120を駆動する。ミラー駆動部
12は、例えば、DCモータによりカムとリンクを駆動
して、クイックリターンミラー120を駆動する機構
や、クイックリターンミラー120をばねによってはね
上げて駆動する機構などからなる。
【0025】ボディ側CPU14は、例えば、CCD1
0に蓄積された画像データのデータ圧縮処理や、画像デ
ータとこの画像データを出力したときのブレデータとに
基づいて、ブレのない元の画像への修復や、レリーズス
イッチ143のON動作に基づいて、画像修復処理の開
始又は停止の制御や、ミラー駆動部12の駆動制御など
をする中央処理部である。ボディ側CPU14には、C
CD10と、ミラー駆動部12と、レンズ側CPU24
により演算したブレ量をブレデータとして記憶するブレ
データメモリ140と、ボディ側CPU14により圧縮
した画像データを書き込む画像データメモリ141と、
レリーズスイッチ143とが接続されている。また、ボ
ディ側CPU14は、レンズ接点3を介してレンズ側C
PU24と通信が可能である。
【0026】レリーズスイッチ143は、一連の撮影準
備動作を半押し動作によって開始するとともに、ミラー
駆動部12の駆動などの撮影動作を全押し動作によって
開始するためのスイッチである。
【0027】(交換レンズ)ブレ補正レンズ20は、撮
影光学系の一部又は全部を構成し、光軸Iと垂直な方向
に駆動することによって、ブレを補正するレンズであ
る。ブレ補正レンズ20は、交換レンズ2をカメラボデ
ィ1に装着したときに、クイックリターンミラー120
の前側に位置する。ブレ補正レンズ20は、その外周部
がレンズ枠20aの内周部によって保持されている。
【0028】レンズ駆動部200は、光軸Iと垂直な平
面内(図中xy平面内)において、電磁駆動方式によっ
てブレ補正レンズ20を駆動するものである。レンズ駆
動部200は、取付部材210に取り付けられたヨーク
205と、このヨーク205との間に磁界を形成するマ
グネット204と、ヨーク205とマグネット204と
の間に配置され、レンズ枠20aに取り付けられたコイ
ル201と、取付部材220のレンズ枠20a側の面に
取り付けられ、マグネット204を固定するヨーク20
2と、一種のリンク機構を構成し、xy平面内でレンズ
枠20aを移動自在に支持する4本(4本中の2本は図
示を省略)の細いワイヤ203とを備えている。レンズ
駆動部200は、コイル201が通電すると、図中矢印
方向の力を発生し、ブレ補正レンズ20を駆動する。な
お、レンズ駆動部200は、ピッチ方向(y軸方向)の
駆動力を発生し、ヨー方向(x軸方向)の駆動力を発生
する駆動部は、レンズ駆動部200と同一構造であり、
図示を省略する。
【0029】位置検出部230は、光軸Iと垂直な平面
内におけるブレ補正レンズ20の位置を検出するもので
ある。位置検出部230は、取付部材210に取り付け
られたIRED231と、取付部材220に取り付けら
れた1次元のPSD233と、IRED231とPSD
233との間に配置され、かつ、レンズ枠200の外周
部に取り付けられており、IRED231からの光束を
制限するスリット部材232とを備えている。位置検出
部230は、スリット部材232が移動することによっ
て、PSD233上で移動する光の位置を検出し、ブレ
補正レンズ20の駆動位置に関する駆動量情報をレンズ
側CPU24に出力する。なお、位置検出部230は、
ブレ補正レンズ20のピッチ方向(y軸方向)の位置を
検出し、ブレ補正レンズ20のヨー方向(x軸方向)の
位置を検出する位置検出部は、位置検出部230と同一
構造であり、図示を省略する。
【0030】角速度センサ23は、交換レンズ2に生じ
るブレをモニタし、このブレに応じた角速度情報(ブレ
検出情報)を出力するセンサである。角速度センサ23
は、高域のノイズ成分をカットするフィルタ230に、
検出したブレ検出情報を出力している。
【0031】レンズ側CPU24は、例えば、ブレ量
(ブレ補正量)に応じたブレ補正レンズ20の目標駆動
位置情報(ブレ補正情報)を演算したり、レンズ駆動部
200に駆動又は駆動停止を指示したり、焦点検出部2
41から出力された焦点検出情報及び合焦レンズ位置検
出部243から出力された被写体距離情報に基づいて、
撮影倍率を演算したりする中央処理部である。レンズ側
CPU24には、フィルタ230と、位置検出部230
のPSD233と、交換レンズ2に関する種々の情報
(以下、レンズ情報という)を書き込んだEEPROM
240と、例えば、撮影光学系を通過した被写体光によ
る照度を検出し、焦点距離に関する焦点距離情報を出力
するTTL焦点検出部241と、例えば、光学的なロー
タリエンコーダなどによって、図示しないフォーカシン
グレンズの光軸I方向の位置を検出し、被写体までの距
離に関する被写体距離情報を出力する合焦レンズ位置検
出部243と、PWM(Pulse Width Mo
dulation)ドライバ242と、カメラボディ1
側に設けられたレリーズスイッチ143の半押し機能と
同等であって、ON動作によってブレ補正システムを起
動するブレ補正スタートスイッチ244とが接続されて
いる。
【0032】図2は、本発明の第1実施形態に係るカメ
ラシステムにおけるレンズ側CPUによるブレ量の演算
過程を示すブロック図である。レンズ側CPU24は、
例えば、移動平均法やディジタルフィルタなどによっ
て、フィルタ230の出力信号(角速度情報)から低周
波数成分(ブレ補正制御の基準値(オメガゼロ値)ω
0)を抽出する。そして、レンズ側CPU24は、角速
度情報から低周波数成分を減算し積分することによっ
て、角変位情報を出力する。レンズ側CPU24は、焦
点検出部241から出力された焦点距離情報(焦点距離
f)をこの角変位情報に乗算することによってブレ量を
求める。レンズ側CPU24は、このブレ量をブレデー
タとしてレンズ接点3を介してボディ側CPU14に出
力し、ボディ側CPU14は、このブレデータをブレデ
ータメモリ140に格納する。レンズ側CPU24は、
合焦レンズ位置検出部243から出力された被写体距離
情報(被写体距離D)と焦点距離fとの関数からなり、
ブレ補正レンズ20の移動量に対する像の移動量を表す
補正係数αを演算する。そして、レンズ側CPU24
は、この補正係数αをブレ量に乗算し、ブレ補正レンズ
20の目標駆動位置情報を求める。
【0033】レンズ側CPU24は、ブレ補正レンズ2
0が目標駆動位置に適切に駆動されるように、位置検出
部230から出力された駆動量情報と目標駆動位置情報
との差を演算する。そして、レンズ側CPU24は、ブ
レ補正レンズ20が駆動範囲内に入るように修正した目
標駆動位置情報を、駆動指令値としてPWMドライバ2
42に出力する。PWMドライバ242は、この駆動指
令値に応じたDutyにて、レンズ駆動部200のコイ
ル201に駆動電圧を印加し、ブレ補正レンズ20を駆
動する。また、レンズ側CPU24は、ブレ補正スター
トスイッチ244のON動作又はOFF動作に基づい
て、レンズ駆動部200に駆動又は駆動停止を指示す
る。
【0034】つぎに、本発明の第1実施形態に係るカメ
ラシステムの動作を説明する。図3は、本発明の第1実
施形態に係るカメラシステムの動作を説明するフローチ
ャートである。ステップ(以下、Sとする)100にお
いて、レリーズスイッチ143が半押し動作する。レリ
ーズスイッチ143の半押し動作によって、本フローチ
ャートがスタートする。ボディ側CPU14は、レリー
ズスイッチ143の半押し動作と同時に、図示しない半
押しタイマをON動作する。なお、図4に示すフローチ
ャートは、ブレ補正を行うときのものであり、ブレ補正
を行わないときには、通常のカメラ動作が行われる。
【0035】S200において、角速度センサ23がO
N動作する。図示しない電源供給部は、半押しON動作
に同期して、レンズ接点3を介して角速度センサ23に
電源を供給し、角速度センサ23がON動作(電源O
N)する。角速度センサ23は、立ち上がり時において
不安定な期間があるために、半押し直後にON動作す
る。角速度センサ23は、カメラボディ1及び交換レン
ズ2に生じる振動を検出し、フィルタ230を介してレ
ンズ側CPU24に検出したブレ検出情報を出力する。
【0036】S300において、ブレ補正レンズ20が
ロック解除される。レンズ側CPU24は、ブレ補正レ
ンズ20のロック解除を図示しないロック機構部に指示
し、ロック機構部は、ブレ補正レンズ20のロックを解
除する。
【0037】S400において、測距及び測光が行われ
る。焦点検出部241は、撮影光学系を通過した被写体
光による照度を検出し、レンズ側CPU24に焦点距離
情報を出力する。その後に、AF駆動によって合焦レン
ズを光軸I方向に駆動し、位置検出部243は、合焦レ
ンズの位置を検出し、レンズ側CPU24に被写体距離
情報を出力する。
【0038】S450において、レンズ側CPU24が
撮影倍率を演算する。S400において、測距、測光及
びAF駆動が行われた後に、レンズ側CPU24は、被
写体距離情報と焦点距離情報とに基づいて、撮影倍率β
を演算する。
【0039】S500において、ブレ補正レンズ20が
駆動制御される。レンズ側CPU24は、角速度センサ
23から出力されたブレ検出情報、被写体距離情報、焦
点距離情報及びレンズ情報に基づいて、ブレ量を演算す
る。レンズ側CPU24は、このブレ量に応じた目標駆
動位置情報に基づいて、ブレ補正レンズ20を駆動制御
する。
【0040】S550において、ボディ側CPU14
は、半押しタイマがOFF動作しているか否かを判断す
る。半押しタイマがOFF動作(タイムアップ)してい
るときにはS1800に進み、半押しタイマがOFF動
作していないときにはS600に進む。
【0041】S1800において、ブレ補正レンズ20
が駆動停止する。ボディ側CPU14は、ブレ補正停止
のコマンドをレンズ接点3を介してレンズ側CPU24
に出力する。レンズ側CPU24は、ブレ補正停止のコ
マンドに基づいて、ブレ補正レンズの駆動停止をレンズ
駆動部200に指示し、ブレ補正制御を停止する。
【0042】S1900において、ブレ補正レンズ20
がロックされる。レンズ側CPU24は、ブレ補正レン
ズ20のロック開始をロック機構部に指示する。また、
電源供給部は、角速度センサ13,23への電源の供給
を中止し、角速度センサ23がOFF動作する。
【0043】S600において、ボディ側CPU14
は、レリーズスイッチ143が全押し動作しているか否
かを判断する。レリーズスイッチ143が全押し動作し
ているときには、S700に進み、レリーズスイッチ1
43が全押し動作していないときには、S400に戻
り、測距及び測光が繰り返し行われる。
【0044】S700において、クイックリターンミラ
ー120がアップする。ボディ側CPU14は、ミラー
駆動部12にミラーアップを指示し、クイックリターン
ミラー120は、撮影光路中から図1に示す点線位置ま
で退避する。
【0045】S710において、撮影倍率βが0.2よ
りも大きいか否かが判断される。撮影倍率βが0. 2以
上であるときには、平行ブレの影響が大きいために、レ
ンズ側CPU24は、光学的なブレ補正を行っても効果
が少ないと判断し、S800に進む。一方、撮影倍率β
が0. 2よりも小さいときには、レンズ側CPU24
は、ブレ補正レンズ20の駆動制御を続行し、ボディ側
CPU14は、S720において、図示しない絞り機構
部を駆動制御する。そして、S730において、画像デ
ータメモリ140が画像データを取り込み、ボディ側C
PU14は、S740において絞りを開放に駆動制御し
て、S750においてミラー駆動部12にミラーダウン
を指示する。
【0046】S800において、ブレ補正レンズ20が
ロックされる。ボディ側CPU14は、ブレ補正停止の
コマンドをレンズ接点3を介してレンズ側CPU24に
出力する。レンズ側CPU24は、ブレ補正停止のコマ
ンドに基づいて、ブレ補正レンズの駆動停止をレンズ駆
動部200に指示するとともに、ブレ補正レンズ20の
ロックをロック機構部に指示する。なお、S800にお
いて、ブレ補正レンズ20をロック機構部がロックする
が、レンズ側CPU24は、角速度センサ23の角速度
情報に基づいて、ブレ量の演算を継続し、ボディ側CP
U14にブレデータを出力する。
【0047】S900において、絞り駆動が開始され
る。図示しない絞り機構部が駆動制御される。
【0048】S1100において、画像データが取り込
まれる。CCD10は、電荷蓄積し撮影を行う。ボディ
側CPU14は、CCD10に蓄積された画像データを
データ圧縮処理し、画像データメモリ141に圧縮した
データを書き込む。
【0049】S1150において、ブレデータが取り込
まれる。ボディ側CPU14は、CCD10が画像デー
タを出力したとき(撮影時)のブレデータを、ブレデー
タメモリ140に書き込む。
【0050】S1300において、絞り開放駆動が開始
される。図示しない絞り機構部が駆動制御され、絞りが
開放される。
【0051】S1400において、ブレ補正レンズ20
がロック解除される。ボディ側CPU14は、ブレ補正
開始のコマンドをレンズ接点3を介してレンズ側CPU
24に出力する。レンズ側CPU24は、ブレ補正開始
のコマンドに基づいて、ブレ補正レンズ20のロック解
除を図示しないロック機構部に指示し、ロック機構部
は、ブレ補正レンズ20のロックを解除する。
【0052】S1500において、ブレ補正レンズ20
が駆動制御される。レンズ側CPU24は、角速度セン
サ23から出力されたブレ検出情報、被写体距離情報、
焦点距離情報及びレンズ情報に基づいて、ブレ量を演算
する。レンズ側CPU24は、このブレ量に応じた目標
駆動位置情報に基づいて、ブレ補正レンズ20を駆動制
御する。
【0053】S1600において、クイックリターンミ
ラー120がダウンする。ボディ側CPU14は、ミラ
ー駆動部12にミラーダウンを指示し、クイックリター
ンミラー120は、図1に示す点線位置から撮影光路中
まで駆動する。
【0054】S2000において、画像データ修復部が
画像を修復する。ボディ側CPU14は、画像データメ
モリ141に格納された画像データと、ブレデータメモ
リ140に格納されたブレデータとに基づいて画像を修
復する。このような画像データ修復方法については、特
開平6−118468号公報などに開示されているため
に、以下では、その方法を簡単に説明する。ボディ側C
PU14は、ブレデータメモリ140に格納されたブレ
データの記録値を、サンプリング時間毎(例えば、1m
sec毎)に読み出す。そして、ボディ側CPU14
は、この記録値に基づいてブレの軌跡を求め、このブレ
の軌跡からブレ修正関数を求める。画像データの周辺部
は、ブレの中途から得られたデータやブレの中途でけら
れたデータを含むために、ボディ側CPU14は、画像
の修復をうまく行えない。このために、ボディ側CPU
14は、画像データメモリ141に格納された画像デー
タを読み込み、ブレ量の最大値分だけブレの軌跡から画
像データの周辺をカットする。そして、ボディ側CPU
14は、ブレ修正関数を用いて、画像データを修正する
ための演算を行う。
【0055】S2100において、修復した画像データ
が記録される。ボディ側CPU14は、画像データメモ
リ141に格納された修復前の画像データの上に、修復
後の画像データをオーバライトする。修復した画像デー
タの記録後は、S400に戻る。
【0056】本発明の第1実施形態に係るカメラシステ
ムは、レンズ側CPU24が撮影倍率βを演算し、撮影
倍率βが所定値以上のときには、ボディ側CPU14が
画像データをブレのない画像に修復している。一方、レ
ンズ側CPU24は、撮影倍率βが所定値よりも小さい
ときには、レンズ駆動部200を駆動制御する。撮影倍
率βが所定値以上であるときには、角速度センサ23に
よって検出できない平行ブレの影響が大きいために、ブ
レ補正レンズ20によって光学的にブレをそれ以上補正
しても効果が少ない。このために、レンズ側CPU24
がレンズ駆動部200に駆動停止を指示することで消費
電力の低減を図ることができる。また、撮影倍率βが所
定値以上であるときには、平行ブレの影響が大きく、従
来の角速度センサを用いたブレ補正システムでは、ブレ
の補正効果が低下する。ブレの補正効果の点で優れてい
るために、CCD10から出力された画像データをブレ
のない画像に、ボディ側CPU14が修復する。一方、
撮影倍率βが所定値よりも小さいときには、ボディ側C
PU14によって画像データをブレのない画像に修復す
るよりも、以下の理由から、ブレ補正レンズ20を駆動
して光学的にブレを補正するほうがよい。このために、
レンズ側CPU24がレンズ駆動部200を駆動制御す
る。 (a) 平行ブレの影響を無視できるために、角速度セ
ンサとブレ補正レンズを用いた従来のブレ補正システム
で補正が可能であり、画像データを用いたブレ補正シス
テムは、CPUの処理能力が要求される。 (b) 撮影前は、ブレ補正レンズを用いて補正し、撮
影時には、画像データを用いて補正する場合に、撮影時
にブレ補正レンズのロック動作が必要とり、タイムラグ
が生じてしまう。 (c) 画像データを用いて補正を行なう場合に、画像
データが欠落した範囲(画像の周辺部)の補正を行なう
ことができない。 (d) 画像データを用いて補正を行なう場合に、ブレ
量が大きくなるに従って、補正精度が低下する。 なお、平行ブレは、撮影倍率に係わらず影響するが、低
倍率のときは広い範囲の画像を記録するので、ブレによ
る画像への影響が少ないが、倍率が高いときには、ブレ
に大きく影響されるので、補正しなければ目立ってしま
う。しかし、平行ブレは、ブレセンサでは検出できず、
どうしてもその影響が残ってしまうので、倍率に応じて
切り換えるようにしたものである。
【0057】本発明の第1実施形態に係るカメラシステ
ムは、交換レンズ2側のみにブレ補正装置を備えてい
る。レリーズスイッチ143が半押し状態(撮影準備状
態)であるときには、ブレ補正レンズ20を通過した光
は、クイックリターンミラー120によって反射され、
スクリーン11a上に像を結ぶ。このために、撮影者
は、スクリーン11a上の像をファインダ光学系11に
より確認することができる。この場合に、レンズ側CP
U24は、レンズ駆動部200に駆動を指示し、ブレ補
正レンズ20がブレを補正するために、撮影者は、ブレ
のない像を捉えることができる。
【0058】一方、レリーズスイッチ143が全押し状
態(撮影状態)であるときには、クイックリターンミラ
ー120は、跳ね上がっており、被写体像は、CCD1
0上に結像する。このために、撮影者は、スクリーン1
1a上の像をファインダ光学系11により確認すること
ができない。レンズ側CPU24は、レンズ駆動部20
0に駆動停止を指示し、ボディ側CPU14は、画像デ
ータメモリ141に書き込まれた画像データと、ブレデ
ータメモリ140に格納されたブレデータとに基づい
て、被写体像のブレを補正する。このように、本発明の
第1実施形態に係るカメラシステムは、撮影時期に応じ
て、レンズ駆動部200が駆動したり、ボディ側CPU
14が画像データを修復したりするために、いずれか一
方を作動することで消費電力の低減を図ることができ
る。
【0059】〔第2実施形態〕図4は、本発明の第2実
施形態に係るカメラシステムのパターンを示す図であ
る。図4(A)に示すカメラシステムは、レンズ側CP
U24を省略又はレンズ側CPU24を介さずに、ボデ
ィ側CPU14とレンズ駆動部200とを接続してい
る。ボディ側CPU14は、カメラボディ1側に設けら
れた角速度センサ13が出力する角速度情報とCCD1
0が出力する画像データとに基づいて、ブレのない画像
に修復する。
【0060】図4(B)に示すカメラシステムは、ボデ
ィ側CPU14を省略又はボディ側CPU14を介さず
に、CCD10及び角速度センサ13をレンズ側CPU
24に接続している。レンズ側CPU24は、角速度セ
ンサ13が出力する角速度情報とCCD10が出力する
画像データに基づいてブレのない画像に修復する。
【0061】図4(C)に示すカメラシステムは、レン
ズ側CPU24を省略又はレンズ側CPU24を介さず
に、レンズ駆動部200及び角速度センサ23とボディ
側CPU14とを接続している。ボディ側CPU14
は、角速度センサ23が出力する角速度情報とCCD1
0が出力する画像データとに基づいて、ブレのない画像
に修復する。
【0062】図4(D)に示すカメラシステムは、ボデ
ィ側CPU14を省略又はボディ側CPU14を介さず
に、レンズ側CPU24とCCD10とを接続してい
る。レンズ側CPU24は、角速度センサ23が出力す
る角速度情報とCCD10が出力する画像データとに基
づいて、ブレのない画像に修復する。図4(D)に示す
カメラシステムは、従来の銀塩カメラ用の交換レンズを
装着可能であって、CCD駆動部や角速度センサを備え
ていないディジタルスチルカメラについて、レンズ側C
PU24によってCCD10を制御することができる。
【0063】〔他の実施形態〕以上説明した実施形態に
限定されることはなく、種々の変形や変更が可能であっ
て、それらも本発明の均等の範囲内である。例えば、本
発明の第1実施形態に係るカメラシステムは、特開平6
−118468号公報に記載された画像修復方法を一例
として挙げたものであり、画像データの修復が可能であ
れば、これに限定されず他の方法であってもよい。ま
た、撮影倍率βは、0. 2を判断値としているが、この
値は、レンズによって前後するために、0.2に限定さ
れるものではない。
【0064】本発明の第1実施形態に係るカメラシステ
ムは、レリーズスイッチ143の半押し動作と同時に、
半押しタイマをON動作しているが、ブレ補正スタート
スイッチ244のON動作と同時に、半押しタイマをO
N動作してもよい。また、ブレ補正レンズ20は、ロッ
ク機構部で機械的にロックしてもよいが、撮影光学系全
体の光軸Iとブレ補正レンズ20の中心が一致するよう
にレンズ駆動部200で駆動し、その位置で保持しても
よい。本発明の第1実施形態に係るカメラシステムは、
ミラーダウンの後にボディ側CPU14によって画像デ
ータを修復しているがこれに限定するものではない。ボ
ディ側CPU14は、画像データとブレデータがそろっ
た後であれば、いつでも画像データを修復することがで
きる。
【0065】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、請求項1記
載の発明によれば、制御部は、撮影倍率に応じて、第1
のブレ補正部を作動する第1の作動部又は第2のブレ補
正部を作動する第2の作動部を作動させるので、ブレ補
正が困難なときに、第1又は第2の作動部が作動して、
ブレ補正効果を向上させることができる。
【0066】請求項2記載の発明によれば、制御部は、
撮影倍率が所定値以上のときには、第2の作動部を作動
させ、撮影倍率が所定値よりも小さいときには、第1の
作動部を作動させるので、撮影倍率が所定値よりも小さ
い場合であって、ブレ補正が可能なときには、第1の作
動部を作動させ、撮影倍率が所定値以上であってブレ補
正が困難なときには、第1の作動部ではなく第2の作動
部を作動させることによって、ブレ補正効果を向上させ
ることができる。
【0067】請求項3記載の発明によれば、第1のブレ
補正部は、ブレ補正光学系を備え、第2のブレ補正部
は、画像情報変換部を備えており、第1の作動部は、こ
のブレ補正光学系を駆動する駆動部を備え、第2の作動
部は、被写体像をブレのない画像に修復する画像修復部
を備えているので、撮影倍率が所定値よりも小さいとき
には、ブレ補正光学系によりブレ補正が可能であり、撮
影倍率が所定値以上のときには、平行ブレの影響が大き
いために、画像修復部によってブレを補正することがで
きる。
【0068】請求項4記載の発明によれば、演算部は、
ブレ検出部が出力するブレ検出情報に基づいて、ブレ補
正量に応じたブレ補正情報を演算し、制御部は、このブ
レ補正情報に基づいて駆動部を駆動させ、ブレ補正情報
及び画像情報に基づいて、画像修復部によって被写体像
をブレのない画像に修復させるので、ブレ補正光学系又
は画像情報変換部によってブレを補正することができ
る。
【0069】請求項5記載の発明によれば、レンズ側作
動部を含む交換レンズに装着可能なカメラボディは、ボ
ディ側ブレ補正部を作動するボディ側作動部と、このボ
ディ側作動部を制御するボディ側制御部とを含み、ボデ
ィ側制御部は、撮影倍率に応じて、ボディ側作動部を作
動させ又はレンズ側作動部の作動を交換レンズ側に指示
するので、ブレ補正が困難なときに、ボディ側作動部又
はレンズ側作動部が作動して、ブレ補正効果を向上させ
ることができる。
【0070】請求項6記載の発明によれば、制御部は、
撮影倍率が所定値以上のときには、ボディ側作動部を作
動させ、撮影倍率が所定値よりも小さいときには、レン
ズ側作動部の作動を交換レンズ側に指示するので、撮影
倍率が所定値よりも小さい場合であって、ブレ補正が可
能なときには、レンズ側作動部の作動を交換レンズ側に
指示し、撮影倍率が所定値以上であってブレ補正が困難
なときには、ボディ側作動部を作動させて、ブレ補正効
果を向上させることができる。
【0071】請求項7記載の発明によれば、ボディ側ブ
レ補正部は、画像情報変換部を備え、ボディ側作動部
は、被写体像をブレのない画像に修復する画像修復部を
備えるので、撮影倍率が所定値以上のときには、平行ブ
レの影響が大きいために、画像修復部によってブレを補
正することができる。
【0072】請求項8記載の発明によれば、演算部は、
ブレ検出部が出力するブレ検出情報に基づいて、ブレ補
正量に応じたブレ補正情報を演算し、ボディ側制御部
は、このブレ補正情報及び画像情報に基づいて、画像修
復部によって被写体像をブレのない画像に修復させる。
また、請求項9記載の発明によれば、演算部は、交換レ
ンズ側から出力されたブレ検出情報に基づいて、ブレ補
正量に応じたブレ補正情報を演算し、ボディ側制御部
は、このブレ補正情報及び画像情報に基づいて、画像修
復部によって被写体像をブレのない画像に修復させる。
したがって、撮影倍率が所定値以上のときには、画像修
復部によってブレを補正することができる。
【0073】請求項10記載の発明によれば、ボディ側
ブレ補正部を作動するボディ側作動部を含むカメラボデ
ィに装着可能な交換レンズは、レンズ側ブレ補正部を作
動するレンズ側作動部と、このレンズ側作動部を制御す
るレンズ側制御部とを含み、レンズ側制御部は、撮影倍
率に応じて、レンズ側作動部を作動させ又はボディ側作
動部の作動をカメラボディ側に指示するので、ブレ補正
が困難なときに、レンズ側作動部又はボディ側作動部が
作動して、ブレ補正効果を向上させることができる。
【0074】請求項11記載の発明によれば、レンズ側
制御部は、撮影倍率が所定値以上のときには、レンズ側
作動部を停止させ、撮影倍率が所定値よりも小さいとき
には、レンズ側作動部を作動させるので、撮影倍率が所
定値以上であってブレ補正が困難なときには、レンズ側
作動部を停止させて、電力を消費するのを防止すること
ができる。また、撮影倍率が所定値よりも小さい場合で
あって、ブレ補正が可能なときには、レンズ側作動部を
作動させてブレを補正することができる。
【0075】請求項12記載の発明によれば、レンズ側
制御部は、撮影倍率が所定値以上のときには、ボディ側
作動部の作動をカメラボディ側に指示し、撮影倍率が所
定値よりも小さいときには、レンズ側作動部を作動させ
るので、撮影倍率が所定値以上であってブレ補正が困難
なときには、レンズ側作動部ではなくボディ側作動部を
作動させることによって、レンズ側作動部が作動して、
電力を消費するのを防止することができる。また、撮影
倍率が所定値よりも小さい場合であって、ブレ補正が可
能なときには、レンズ側作動部を作動させてブレを補正
することができる。
【0076】請求項13記載の発明によれば、レンズ側
ブレ補正部は、ブレ補正光学系を備え、レンズ側作動部
は、このブレ補正光学系を駆動するレンズ側駆動部を備
えるので、撮影倍率が小さいときには、平行ブレの影響
が少ないために、レンズ側駆動部によってブレ補正光学
系を駆動して、ブレを補正することができる。
【0077】請求項14記載の発明によれば、演算部
は、ブレ検出部が出力するブレ検出情報に基づいて、ブ
レ補正量に応じたブレ補正情報を演算し、レンズ側制御
部は、このブレ補正情報に基づいて、レンズ側駆動部を
駆動させる。また、請求項15記載の発明によれば、演
算部は、カメラボディ側から出力されたブレ検出情報に
基づいて、ブレ補正量に応じたブレ補正情報を演算し、
レンズ側制御部は、ブレ補正情報に基づいて、レンズ側
駆動部を駆動させる。したがって、撮影倍率が所定値よ
りも小さいときには、ブレ補正光学系によってブレを補
正することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るカメラシステムを
示す断面図である。
【図2】本発明の第2実施形態に係るカメラシステムに
おけるレンズ側CPUによるブレ量の演算過程を示すブ
ロック図である。
【図3】本発明の第1実施形態に係るカメラシステムの
動作を説明するフローチャートである。
【図4】本発明の第2実施形態に係るカメラシステムの
パターンを示す図である。
【符号の説明】
1 カメラボディ 2 交換レンズ 10 CCD 11 ファインダ光学系 13,23 角速度センサ 14 ボディ側CPU 20 ブレ補正レンズ 24 レンズ側CPU 200 レンズ駆動部 230 位置検出部

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1及び第2のブレ補正部と、 前記第1のブレ補正部を作動する第1の作動部と、 前記第2のブレ補正部を作動する第2の作動部と、 前記第1及び前記第2の作動部を制御する制御部とを含
    み、 前記制御部は、撮影倍率に応じて、前記第1又は前記第
    2の作動部を作動させること、 を特徴とするカメラシステム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のカメラシステムにおい
    て、 前記制御部は、 撮影倍率が所定値以上のときには、前記第2の作動部を
    作動させ、 撮影倍率が所定値よりも小さいときには、前記第1の作
    動部を作動させること、 を特徴とするカメラシステム。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載のカメラシ
    ステムにおいて、 前記第1のブレ補正部は、撮影光学系の光路を変更する
    ブレ補正光学系を備え、 前記第2のブレ補正部は、被写体像を画像情報に変換す
    る画像情報変換部を備え、 前記第1の作動部は、前記ブレ補正光学系を駆動する駆
    動部を備え、 前記第2の作動部は、被写体像をブレのない画像に修復
    する画像修復部を備えること、 を特徴とするカメラシステム。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のカメラシステムにおい
    て、 ブレを検出し、ブレ検出情報を出力するブレ検出部と、 前記ブレ検出情報に基づいて、ブレ補正量に応じたブレ
    補正情報を演算する演算部とを含み、 前記制御部は、 前記ブレ補正情報に基づいて、前記駆動部を駆動させ、 前記ブレ補正情報及び前記画像情報に基づいて、前記画
    像修復部によって被写体像をブレのない画像に修復させ
    ること、 を特徴とするカメラシステム。
  5. 【請求項5】 レンズ側ブレ補正部と、 前記レンズ側ブレ補正部を作動するレンズ側作動部と、 を含む交換レンズに装着可能なカメラボディにおいて、 ボディ側ブレ補正部と、 前記ボディ側ブレ補正部を作動するボディ側作動部と、 前記ボディ側作動部を制御するボディ側制御部とを含
    み、 前記ボディ側制御部は、撮影倍率に応じて、前記ボディ
    側作動部を作動させ又は前記レンズ側作動部の作動を前
    記交換レンズ側に指示すること、 を特徴とするカメラボディ。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のカメラボディにおい
    て、 前記制御部は、 撮影倍率が所定値以上のときには、前記ボディ側作動部
    を作動させ、 撮影倍率が所定値よりも小さいときには、前記レンズ側
    作動部の作動を前記交換レンズ側に指示すること、 を特徴とするカメラボディ。
  7. 【請求項7】 請求項5又は請求項6に記載のカメラボ
    ディにおいて、 前記ボディ側ブレ補正部は、被写体像を画像情報に変換
    する画像情報変換部を備え、 前記ボディ側作動部は、被写体像をブレのない画像に修
    復する画像修復部を備えること、 を特徴とするカメラボディ。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載のカメラボディにおい
    て、 ブレを検出し、ブレ検出情報を出力するブレ検出部と、 前記ブレ検出情報に基づいて、ブレ補正量に応じたブレ
    補正情報を演算する演算部とを含み、 前記ボディ側制御部は、前記ブレ補正情報及び前記画像
    情報に基づいて、前記画像修復部によって被写体像をブ
    レのない画像に修復させること、 を特徴とするカメラボディ。
  9. 【請求項9】 請求項7に記載のカメラボディにおい
    て、 前記交換レンズ側から出力されたブレ検出情報に基づい
    て、ブレ補正量に応じたブレ補正情報を演算する演算部
    を備え、 前記ボディ側制御部は、前記ブレ補正情報及び前記画像
    情報に基づいて、前記画像修復部によって被写体像をブ
    レのない画像に修復させること、 を特徴とするカメラボディ。
  10. 【請求項10】 ボディ側ブレ補正部と、 前記ボディ側ブレ補正部を作動するボディ側作動部と、 を含むカメラボディに装着可能な交換レンズにおいて、 レンズ側ブレ補正部と、 前記レンズ側ブレ補正部を作動するレンズ側作動部と、 前記レンズ側作動部を制御するレンズ側制御部とを含
    み、 前記レンズ側制御部は、撮影倍率に応じて、前記レンズ
    側作動部を作動させ又は前記ボディ側作動部の作動を前
    記カメラボディ側に指示すること、 を特徴とする交換レンズ。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の交換レンズにおい
    て、 前記レンズ側制御部は、 撮影倍率が所定値以上のときには、前記レンズ側作動部
    を停止させ、 撮影倍率が所定値よりも小さいときには、前記レンズ側
    作動部を作動させること、 を特徴とする交換レンズ。
  12. 【請求項12】 請求項10に記載の交換レンズにおい
    て、 前記レンズ側制御部は、 撮影倍率が所定値以上のときには、前記ボディ側作動部
    の作動を前記カメラボディ側に指示し、 撮影倍率が所定値よりも小さいときには、前記レンズ側
    作動部を作動させること、 を特徴とする交換レンズ。
  13. 【請求項13】 請求項10から請求項12までのいず
    れか1項に記載の交換レンズにおいて、 前記レンズ側ブレ補正部は、撮影光学系の光路を変更す
    るブレ補正光学系を備え、 前記レンズ側作動部は、前記ブレ補正光学系を駆動する
    レンズ側駆動部を備えること、 を特徴とする交換レンズ。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載の交換レンズにおい
    て、 ブレを検出し、ブレ検出情報を出力するブレ検出部と、 前記ブレ検出情報に基づいて、ブレ補正量に応じたブレ
    補正情報を演算する演算部とを含み、 前記レンズ側制御部は、前記ブレ補正情報に基づいて、
    前記レンズ側駆動部を駆動させること、 を特徴とする交換レンズ。
  15. 【請求項15】 請求項13に記載の交換レンズにおい
    て、 前記カメラボディ側から出力されたブレ検出情報に基づ
    いて、ブレ補正量に応じたブレ補正情報を演算する演算
    部を備え、 前記レンズ側制御部は、前記ブレ補正情報に基づいて、
    前記レンズ側駆動部を駆動させること、 を特徴とする交換レンズ。
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