JPH11150734A - ディスプレイ装置 - Google Patents
ディスプレイ装置Info
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- JPH11150734A JPH11150734A JP31561197A JP31561197A JPH11150734A JP H11150734 A JPH11150734 A JP H11150734A JP 31561197 A JP31561197 A JP 31561197A JP 31561197 A JP31561197 A JP 31561197A JP H11150734 A JPH11150734 A JP H11150734A
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- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
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- Video Image Reproduction Devices For Color Tv Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 追加の部品点数を低減し、かつ安価に、ディ
スプレイ装置から発生するVLF帯の不要輻射磁界をM
PR−IIの規定値内に裕度を持って抑制することが可能
なディスプレイ装置を提供する。 【解決手段】 偏向コイルを有する偏向ヨーク5を備
え、駆動回路3を用いて偏向ヨーク5が駆動させられる
ディスプレイ装置1において、駆動回路基板3上に少な
くとも1個のコイル2を設け、偏向ヨーク5から発生す
る不要輻射磁界6をコイル2から発生する磁界7によっ
て相殺させることにより、ディスプレイ装置1から発生
する不要輻射磁界を低減させる。この際、CRT管面の
中心から前面方向50cmの位置において、偏向ヨーク
5から発生する不要輻射磁界6と、コイル2から発生す
る磁界7とが、実質的に打ち消しあうような位置および
方向に、コイル2を設ける。
スプレイ装置から発生するVLF帯の不要輻射磁界をM
PR−IIの規定値内に裕度を持って抑制することが可能
なディスプレイ装置を提供する。 【解決手段】 偏向コイルを有する偏向ヨーク5を備
え、駆動回路3を用いて偏向ヨーク5が駆動させられる
ディスプレイ装置1において、駆動回路基板3上に少な
くとも1個のコイル2を設け、偏向ヨーク5から発生す
る不要輻射磁界6をコイル2から発生する磁界7によっ
て相殺させることにより、ディスプレイ装置1から発生
する不要輻射磁界を低減させる。この際、CRT管面の
中心から前面方向50cmの位置において、偏向ヨーク
5から発生する不要輻射磁界6と、コイル2から発生す
る磁界7とが、実質的に打ち消しあうような位置および
方向に、コイル2を設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスプレイ装置
に関し、詳しくは、ディスプレイ装置から外部に漏洩す
る漏洩磁界の抑制技術に関するものである。
に関し、詳しくは、ディスプレイ装置から外部に漏洩す
る漏洩磁界の抑制技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ディスプレイ装置は、パーソナルコンピ
ュータ等の普及により、その市場が急速に拡大し、身近
のものとなってきている。このような状況の中で、近
年、ディスプレイ装置から放射されるノイズや電磁波が
規制されるようになり、特に北欧においては、不要輻射
磁界の規制値が示されている。このため、ディスプレイ
装置から漏洩する不要輻射磁界を低減する必要があり、
そのための様々な技術が開発・研究されている。この種
の不要輻射磁界を低減するディスプレイ装置は、例え
ば、特開平5−190115号公報等に開示されてい
る。
ュータ等の普及により、その市場が急速に拡大し、身近
のものとなってきている。このような状況の中で、近
年、ディスプレイ装置から放射されるノイズや電磁波が
規制されるようになり、特に北欧においては、不要輻射
磁界の規制値が示されている。このため、ディスプレイ
装置から漏洩する不要輻射磁界を低減する必要があり、
そのための様々な技術が開発・研究されている。この種
の不要輻射磁界を低減するディスプレイ装置は、例え
ば、特開平5−190115号公報等に開示されてい
る。
【0003】図6は、従来技術に係る不要輻射磁界を低
減するディスプレイ装置を構成している偏向ヨークの断
面図を示したものである。この偏向ヨークは、セパレー
タ101と、セパレータ101に巻回して設けられた水
平偏向コイル102と、セパレータ101の中央部分を
覆うように配置されたフェライトコア103と、水平偏
向コイル102(偏向ヨーク)の前端側を覆うように配
置されたキャンセルコイルボビン104と、このキャン
セルコイルボビン104に巻回して設けられたキャンセ
ルコイル105とを用いて構成されている。
減するディスプレイ装置を構成している偏向ヨークの断
面図を示したものである。この偏向ヨークは、セパレー
タ101と、セパレータ101に巻回して設けられた水
平偏向コイル102と、セパレータ101の中央部分を
覆うように配置されたフェライトコア103と、水平偏
向コイル102(偏向ヨーク)の前端側を覆うように配
置されたキャンセルコイルボビン104と、このキャン
セルコイルボビン104に巻回して設けられたキャンセ
ルコイル105とを用いて構成されている。
【0004】従来技術に係る不要輻射磁界を低減するデ
ィスプレイ装置は、図6に示された偏向ヨークを陰極線
管の外部の所定の位置に有しており、この偏向ヨーク
は、上述したように、偏向ヨーク本体の前端側に、不要
輻射磁界を打ち消すための上下一対のループ状キャンセ
ルコイル105を備えている。ここで、キャンセルコイ
ル105によって陰極線管の管軸上に発生するキャンセ
ル磁界は、偏向ヨーク本体の前方部と後方部で発生する
偏向磁界とは逆極性の二つのピークを有し、かつ、その
二つのピーク値の比率が略等しくなるような分布特性を
持つ。
ィスプレイ装置は、図6に示された偏向ヨークを陰極線
管の外部の所定の位置に有しており、この偏向ヨーク
は、上述したように、偏向ヨーク本体の前端側に、不要
輻射磁界を打ち消すための上下一対のループ状キャンセ
ルコイル105を備えている。ここで、キャンセルコイ
ル105によって陰極線管の管軸上に発生するキャンセ
ル磁界は、偏向ヨーク本体の前方部と後方部で発生する
偏向磁界とは逆極性の二つのピークを有し、かつ、その
二つのピーク値の比率が略等しくなるような分布特性を
持つ。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来技術に係るディスプレイ装置においては、不要輻射
磁界を抑制するために、偏向ヨーク本体の前端側に上下
一対のキャンセルコイルを設けなければならないので、
部品点数および作業工程等が増加し、偏向ヨーク製造時
の作業効率、延いては、ディスプレイ装置製造時の作業
効率およびコストアップ等が問題となる。また、上記従
来技術においては、スウェーデンの労働団体で決められ
たMPR−IIで規定されている2kHzから400kH
zのVLF帯での不要輻射磁界を安価に規定値内に抑え
ることができない場合が生じる。
従来技術に係るディスプレイ装置においては、不要輻射
磁界を抑制するために、偏向ヨーク本体の前端側に上下
一対のキャンセルコイルを設けなければならないので、
部品点数および作業工程等が増加し、偏向ヨーク製造時
の作業効率、延いては、ディスプレイ装置製造時の作業
効率およびコストアップ等が問題となる。また、上記従
来技術においては、スウェーデンの労働団体で決められ
たMPR−IIで規定されている2kHzから400kH
zのVLF帯での不要輻射磁界を安価に規定値内に抑え
ることができない場合が生じる。
【0006】また、現実の偏向コイルは、前方(CRT
表示画面側)に径大のコーン状であることや、CRTの
表示画像品位を向上することを目的として、局所的に偏
向磁界に強い歪みを与えるために、通常、偏向ヨーク後
端部に設けられる補助コイルの影響で、漏洩磁界は偏向
ヨークの中心を基準とした対称の特性を有するものでな
いことが多い。
表示画面側)に径大のコーン状であることや、CRTの
表示画像品位を向上することを目的として、局所的に偏
向磁界に強い歪みを与えるために、通常、偏向ヨーク後
端部に設けられる補助コイルの影響で、漏洩磁界は偏向
ヨークの中心を基準とした対称の特性を有するものでな
いことが多い。
【0007】このような場合に、前方と後方で対照的な
2つのピークを有するキャンセル磁界では、漏洩磁界を
有効にキャンセルすることができない。具体的には、画
面前方で最適にキャンセルしようとすると、CRTの後
方では、キャンセル磁界がむしろ漏洩磁界を強化する方
向となる場合もあった。
2つのピークを有するキャンセル磁界では、漏洩磁界を
有効にキャンセルすることができない。具体的には、画
面前方で最適にキャンセルしようとすると、CRTの後
方では、キャンセル磁界がむしろ漏洩磁界を強化する方
向となる場合もあった。
【0008】そこで、本発明はこのような課題を解決す
るためになされたもので、追加の部品点数を低減し、か
つ安価に、ディスプレイ装置から発生するVLF帯の不
要輻射磁界をすべての方向で低減し、MPR−IIの規定
値内に裕度を持って抑制することが可能なディスプレイ
装置を提供することを目的とする。
るためになされたもので、追加の部品点数を低減し、か
つ安価に、ディスプレイ装置から発生するVLF帯の不
要輻射磁界をすべての方向で低減し、MPR−IIの規定
値内に裕度を持って抑制することが可能なディスプレイ
装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、偏向コイルを有する偏向ヨークを備え、駆
動回路を用いて前記偏向ヨークが駆動させられるディス
プレイ装置において、前記駆動回路基板上に少なくとも
1個のコイルを設け、前記偏向ヨークから発生する不要
輻射磁界を前記コイルから発生する磁界によって相殺さ
せることにより、前記ディスプレイ装置から発生する不
要輻射磁界を低減させることを特徴とする。本発明に係
るディスプレイ装置によれば、前記不要輻射磁界を抑制
するためのキャンセル磁界を発生させる機能を有する前
記コイルを、前記駆動回路基板上に半田付け等して直接
設けているので、キャンセルコイルボビン等の留め具等
が不要となり、部品点数を少なくすることができる。し
たがって、ディスプレイ装置を構成する部品点数の低
減、およびディスプレイ装置製造時の作業効率の向上等
が可能となるので、前記不要輻射磁界を抑制する際のコ
ストアップを最小限に止めることができる。
の本発明は、偏向コイルを有する偏向ヨークを備え、駆
動回路を用いて前記偏向ヨークが駆動させられるディス
プレイ装置において、前記駆動回路基板上に少なくとも
1個のコイルを設け、前記偏向ヨークから発生する不要
輻射磁界を前記コイルから発生する磁界によって相殺さ
せることにより、前記ディスプレイ装置から発生する不
要輻射磁界を低減させることを特徴とする。本発明に係
るディスプレイ装置によれば、前記不要輻射磁界を抑制
するためのキャンセル磁界を発生させる機能を有する前
記コイルを、前記駆動回路基板上に半田付け等して直接
設けているので、キャンセルコイルボビン等の留め具等
が不要となり、部品点数を少なくすることができる。し
たがって、ディスプレイ装置を構成する部品点数の低
減、およびディスプレイ装置製造時の作業効率の向上等
が可能となるので、前記不要輻射磁界を抑制する際のコ
ストアップを最小限に止めることができる。
【0010】また、本発明に係るディスプレイ装置にお
いては、CRT管面の中心から前面方向50cmの位置
における前記偏向ヨークから発生する不要輻射磁界と、
前記コイルから発生する磁界とが、実質的に打ち消しあ
うような位置および方向に、前記コイルが設けられてい
ることが好ましい。この好ましい例によれば、前記不要
輻射磁界を効果的に抑制することが可能となるので、前
記コイルの数を必要最小限に抑えることができる。した
がって、前記不要輻射磁界を抑制する際のコストアップ
を最小限に止めることができる。
いては、CRT管面の中心から前面方向50cmの位置
における前記偏向ヨークから発生する不要輻射磁界と、
前記コイルから発生する磁界とが、実質的に打ち消しあ
うような位置および方向に、前記コイルが設けられてい
ることが好ましい。この好ましい例によれば、前記不要
輻射磁界を効果的に抑制することが可能となるので、前
記コイルの数を必要最小限に抑えることができる。した
がって、前記不要輻射磁界を抑制する際のコストアップ
を最小限に止めることができる。
【0011】また、本発明に係るディスプレイ装置にお
いては、CRT表示面の長辺を水平方向に置いた状態
で、前記長辺の上方あるいは下方に、前記コイルが設け
られていることが好ましい。この好ましい例によれば、
比較的容易に、前記不要輻射磁界を抑制することが可能
となる。
いては、CRT表示面の長辺を水平方向に置いた状態
で、前記長辺の上方あるいは下方に、前記コイルが設け
られていることが好ましい。この好ましい例によれば、
比較的容易に、前記不要輻射磁界を抑制することが可能
となる。
【0012】また、本発明に係るディスプレイ装置にお
いては、CRT表示面の長辺を水平方向に置いた状態
で、前記長辺の上方あるいは下方であって、ディスプレ
イ装置を構成する陰極線管のコーン部における管面前面
部側に、前記コイルが設けられていることが好ましい。
この好ましい例によれば、前記コイルを前記陰極線管の
コーン部における管面前面部側の上方あるいは下方に設
けているので、陰極線管の管面前面部側に発生する不要
輻射磁界を、管面前面部に近いところで発生するキャン
セル磁界によって効果的に抑制することができる。すな
わち、不要輻射磁界測定位置の直前で不要輻射磁界をキ
ャンセルすることができるため、より有効に偏向ヨーク
から発生する不要輻射磁界をキャンセルすることができ
る。
いては、CRT表示面の長辺を水平方向に置いた状態
で、前記長辺の上方あるいは下方であって、ディスプレ
イ装置を構成する陰極線管のコーン部における管面前面
部側に、前記コイルが設けられていることが好ましい。
この好ましい例によれば、前記コイルを前記陰極線管の
コーン部における管面前面部側の上方あるいは下方に設
けているので、陰極線管の管面前面部側に発生する不要
輻射磁界を、管面前面部に近いところで発生するキャン
セル磁界によって効果的に抑制することができる。すな
わち、不要輻射磁界測定位置の直前で不要輻射磁界をキ
ャンセルすることができるため、より有効に偏向ヨーク
から発生する不要輻射磁界をキャンセルすることができ
る。
【0013】また、本発明に係るディスプレイ装置にお
いては、前記コイルが、空心コイルであることが好まし
い。この好ましい例によれば、比較的に安価な空心コイ
ルを用いて前記コイルを構成することが可能となるの
で、より一層安価なディスプレイ装置を得ることができ
る。
いては、前記コイルが、空心コイルであることが好まし
い。この好ましい例によれば、比較的に安価な空心コイ
ルを用いて前記コイルを構成することが可能となるの
で、より一層安価なディスプレイ装置を得ることができ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を用いて説明する。 (第一の実施形態)図1は、本発明の第一の実施形態に
係るディスプレイ装置の概略構成図を示したものであ
る。本実施形態に係るディスプレイ装置1は、陰極線管
4のネック部外周の所定位置に偏向ヨーク5を備え、偏
向ヨーク5を駆動させる駆動回路基板3を陰極線管4の
下側に備えている。そして、この駆動回路基板3上に
は、キャンセルコイル2が一つ設けられている。このキ
ャンセルコイル2は、駆動回路中の水平偏向回路の一部
を構成し、駆動回路基板3上において、偏向ヨーク5の
下方の位置になるように設けられている。また、このキ
ャンセルコイル2としては、例えば、直径0.8mmの
銅線で構成された巻き数20ターンの空心コイルが用い
られる。この図1においては、偏向ヨーク5で発生して
いる不要輻射磁界6を、キャンセルコイル2で発生させ
るキャンセル磁界7によって抑制して、ディスプレイ装
置1から発生する不要輻射磁界をMPR−IIの規定値内
に裕度を持って抑制することが可能なように、キャンセ
ルコイル2を、偏向ヨーク5の下側の位置で、かつ不要
輻射磁界6をキャンセル磁界7によって抑制可能な位置
および方向に設置している。
て、図面を用いて説明する。 (第一の実施形態)図1は、本発明の第一の実施形態に
係るディスプレイ装置の概略構成図を示したものであ
る。本実施形態に係るディスプレイ装置1は、陰極線管
4のネック部外周の所定位置に偏向ヨーク5を備え、偏
向ヨーク5を駆動させる駆動回路基板3を陰極線管4の
下側に備えている。そして、この駆動回路基板3上に
は、キャンセルコイル2が一つ設けられている。このキ
ャンセルコイル2は、駆動回路中の水平偏向回路の一部
を構成し、駆動回路基板3上において、偏向ヨーク5の
下方の位置になるように設けられている。また、このキ
ャンセルコイル2としては、例えば、直径0.8mmの
銅線で構成された巻き数20ターンの空心コイルが用い
られる。この図1においては、偏向ヨーク5で発生して
いる不要輻射磁界6を、キャンセルコイル2で発生させ
るキャンセル磁界7によって抑制して、ディスプレイ装
置1から発生する不要輻射磁界をMPR−IIの規定値内
に裕度を持って抑制することが可能なように、キャンセ
ルコイル2を、偏向ヨーク5の下側の位置で、かつ不要
輻射磁界6をキャンセル磁界7によって抑制可能な位置
および方向に設置している。
【0015】図2は、本実施形態に係るキャンセルコイ
ル2、偏向ヨーク5および水平偏向回路の回路図を示し
たものである。本実施形態に係る水平偏向回路は、水平
出力トランジスタ8、共振コンデンサ9、ダンパーダイ
オード10、S字補正コンデンサ11、リニアリティコ
イル12およびフライバックトランス13を用いて構成
されている。そして、この水平偏向回路とキャンセルコ
イル2と偏向ヨーク5とは、図2に示すように接続され
ている。
ル2、偏向ヨーク5および水平偏向回路の回路図を示し
たものである。本実施形態に係る水平偏向回路は、水平
出力トランジスタ8、共振コンデンサ9、ダンパーダイ
オード10、S字補正コンデンサ11、リニアリティコ
イル12およびフライバックトランス13を用いて構成
されている。そして、この水平偏向回路とキャンセルコ
イル2と偏向ヨーク5とは、図2に示すように接続され
ている。
【0016】図3は、図2の一部を拡大したものであ
り、具体的にはキャンセルコイル2から発生するキャン
セル磁界7と、偏向ヨーク5から発生する不要輻射磁界
6との関係(それぞれの磁界の方向)を示したものであ
る。本実施形態においては、偏向ヨーク5から発生する
不要輻射磁界6と、キャンセルコイル2から発生するキ
ャンセル磁界7とが、CRT管面の中心から前面方向5
0cmの位置において、実質的に打ち消しあうような位
置および方向に、キャンセルコイル2が設けられてい
る。本実施形態によれば、キャンセルコイル2をこのよ
うな位置および方向に設けることにより、キャンセル磁
界7によって不要輻射磁界6を抑制することが可能とな
る。
り、具体的にはキャンセルコイル2から発生するキャン
セル磁界7と、偏向ヨーク5から発生する不要輻射磁界
6との関係(それぞれの磁界の方向)を示したものであ
る。本実施形態においては、偏向ヨーク5から発生する
不要輻射磁界6と、キャンセルコイル2から発生するキ
ャンセル磁界7とが、CRT管面の中心から前面方向5
0cmの位置において、実質的に打ち消しあうような位
置および方向に、キャンセルコイル2が設けられてい
る。本実施形態によれば、キャンセルコイル2をこのよ
うな位置および方向に設けることにより、キャンセル磁
界7によって不要輻射磁界6を抑制することが可能とな
る。
【0017】図4は、MPR−IIに規定されている不要
輻射磁界の測定方法を示したものであり、具体的にはデ
ィスプレイ装置とその不要輻射磁界の測定位置とを示し
た概略図である。図4に示すように、不要輻射磁界の測
定位置は、ディスプレイ装置の管軸を含む水平面(Y=
0平面)上における、ディスプレイ装置の中心を基準と
した円周上での22.5度毎の位置である。このときの
円の半径Rは、以下の式[数1]であらわされる。
輻射磁界の測定方法を示したものであり、具体的にはデ
ィスプレイ装置とその不要輻射磁界の測定位置とを示し
た概略図である。図4に示すように、不要輻射磁界の測
定位置は、ディスプレイ装置の管軸を含む水平面(Y=
0平面)上における、ディスプレイ装置の中心を基準と
した円周上での22.5度毎の位置である。このときの
円の半径Rは、以下の式[数1]であらわされる。
【0018】
【数1】 R=L/2+50(cm) ここで、Lはディスプレイ装置の全長(cm)である。
以上の図4に示された測定方法で不要輻射磁界の値を測
定したところ、以下の[表1]の結果が得られた。
以上の図4に示された測定方法で不要輻射磁界の値を測
定したところ、以下の[表1]の結果が得られた。
【0019】
【表1】
【0020】この[表1]から明らかなように、本実施
形態に係るディスプレイ装置によれば、不要輻射磁界の
値を、MPR−IIで規定する規定値25nT(ナノテス
ラ)以下に抑えることが可能となる。また、本実施形態
によれば、従来技術に係るディスプレイ装置と比較し
て、部品点数が少なく安価なディスプレイ装置を実現す
ることができる。
形態に係るディスプレイ装置によれば、不要輻射磁界の
値を、MPR−IIで規定する規定値25nT(ナノテス
ラ)以下に抑えることが可能となる。また、本実施形態
によれば、従来技術に係るディスプレイ装置と比較し
て、部品点数が少なく安価なディスプレイ装置を実現す
ることができる。
【0021】以上のように、本実施形態に係るディスプ
レイ装置は、駆動回路基板3上における偏向ヨーク5の
下方の位置に、キャンセルコイル2を一つ設けることに
より、不要輻射磁界を抑制している。また、本実施形態
においては、キャンセルコイルの個数を必要最小限に抑
え、駆動回路基板3上にキャンセルコイル2を直接半田
付けすることによって留め具(例えばキャンセルコイル
ボビン)等を省略して、部品点数を少なくしている。す
わなち、本実施形態によれば、従来技術に係るディスプ
レイ装置と比較して、キャンセルコイルを取り付けるた
めの留め具等の追加部品が必要なく、また、キャンセル
コイルそのものの数も少なくすることが可能となるの
で、全体としての部品点数を少なくすることができる。
したがって、本実施形態によれば、部品点数を少なく
し、製造時の作業効率を向上させ、コストアップを最小
限に止めることができるので、従来のものよりも安価な
ディスプレイ装置を得ることが可能となる。また、本実
施形態においては、キャンセルコイル2として空心コイ
ルを用いることが可能となるので、さらにキャンセルコ
イル2のコストを下げることができ、より一層安価なデ
ィスプレイ装置を得ることが可能となる。
レイ装置は、駆動回路基板3上における偏向ヨーク5の
下方の位置に、キャンセルコイル2を一つ設けることに
より、不要輻射磁界を抑制している。また、本実施形態
においては、キャンセルコイルの個数を必要最小限に抑
え、駆動回路基板3上にキャンセルコイル2を直接半田
付けすることによって留め具(例えばキャンセルコイル
ボビン)等を省略して、部品点数を少なくしている。す
わなち、本実施形態によれば、従来技術に係るディスプ
レイ装置と比較して、キャンセルコイルを取り付けるた
めの留め具等の追加部品が必要なく、また、キャンセル
コイルそのものの数も少なくすることが可能となるの
で、全体としての部品点数を少なくすることができる。
したがって、本実施形態によれば、部品点数を少なく
し、製造時の作業効率を向上させ、コストアップを最小
限に止めることができるので、従来のものよりも安価な
ディスプレイ装置を得ることが可能となる。また、本実
施形態においては、キャンセルコイル2として空心コイ
ルを用いることが可能となるので、さらにキャンセルコ
イル2のコストを下げることができ、より一層安価なデ
ィスプレイ装置を得ることが可能となる。
【0022】(第二の実施形態)図5は、本発明の第二
の実施形態に係るディスプレイ装置の概略構成図を示し
たものである。本実施形態に係るディスプレイ装置21
は、陰極線管24のネック部外周の所定の位置に偏向ヨ
ーク25を備え、偏向ヨーク25を駆動させる駆動回路
基板23を陰極線管24の下側に備えている。そして、
この駆動回路基板23上には、キャンセルコイル22が
一つ設けられている。このキャンセルコイル22は、駆
動回路中の水平偏向回路の一部を構成し、駆動回路基板
23上において、陰極線管24のコーン部24aにおけ
る管面前面部24b側の下方付近に位置するように設け
られている。すなわち、本実施形態に係るディスプレイ
装置と、第一の実施形態に係るディスプレイ装置とは、
駆動回路基板上におけるキャンセルコイルの取り付け位
置が相違している。
の実施形態に係るディスプレイ装置の概略構成図を示し
たものである。本実施形態に係るディスプレイ装置21
は、陰極線管24のネック部外周の所定の位置に偏向ヨ
ーク25を備え、偏向ヨーク25を駆動させる駆動回路
基板23を陰極線管24の下側に備えている。そして、
この駆動回路基板23上には、キャンセルコイル22が
一つ設けられている。このキャンセルコイル22は、駆
動回路中の水平偏向回路の一部を構成し、駆動回路基板
23上において、陰極線管24のコーン部24aにおけ
る管面前面部24b側の下方付近に位置するように設け
られている。すなわち、本実施形態に係るディスプレイ
装置と、第一の実施形態に係るディスプレイ装置とは、
駆動回路基板上におけるキャンセルコイルの取り付け位
置が相違している。
【0023】本実施形態に係るディスプレイ装置によれ
ば、図5に示すように、キャンセルコイル22を陰極線
管24のコーン部24aにおける管面前面部24b側の
下方付近に設けているので、陰極線管24の管面前面部
24b側に発生する不要輻射磁界26を、管面前面部2
4bに近いところで発生するキャンセル磁界27によっ
て効果的に抑制することができる。すなわち、本実施形
態によれば、測定位置の直前で不要輻射磁界26をキャ
ンセルすることができるため、より有効に偏向ヨーク2
5から発生する不要輻射磁界をキャンセルすることがで
きる。
ば、図5に示すように、キャンセルコイル22を陰極線
管24のコーン部24aにおける管面前面部24b側の
下方付近に設けているので、陰極線管24の管面前面部
24b側に発生する不要輻射磁界26を、管面前面部2
4bに近いところで発生するキャンセル磁界27によっ
て効果的に抑制することができる。すなわち、本実施形
態によれば、測定位置の直前で不要輻射磁界26をキャ
ンセルすることができるため、より有効に偏向ヨーク2
5から発生する不要輻射磁界をキャンセルすることがで
きる。
【0024】また、本実施形態の場合は、キャンセルコ
イルの発生源が従来技術の偏向ヨークの先端部よりもさ
らにCRT表示面側にあるため、MPR−II規格の測定
位置であるCRTの前面50cm位置での漏洩磁界をキ
ャンセルするような磁界を発生した場合に、CRTの後
側でのキャンセル磁界が従来技術に比較して弱くなるの
で、CRT後方側で漏洩磁界をキャンセルせずにむしろ
増長してしまうといった、従来技術の欠点を防止するこ
とができる。
イルの発生源が従来技術の偏向ヨークの先端部よりもさ
らにCRT表示面側にあるため、MPR−II規格の測定
位置であるCRTの前面50cm位置での漏洩磁界をキ
ャンセルするような磁界を発生した場合に、CRTの後
側でのキャンセル磁界が従来技術に比較して弱くなるの
で、CRT後方側で漏洩磁界をキャンセルせずにむしろ
増長してしまうといった、従来技術の欠点を防止するこ
とができる。
【0025】また、本実施形態におけるキャンセル磁界
27と不要輻射磁界26との関係(それぞれの磁界の方
向)については、第一の実施形態と同様に、不要輻射磁
界26とキャンセル磁界27とが、CRT管面の中心か
ら前面方向50cmの位置において、実質的に打ち消し
あうような位置および方向に、キャンセルコイル22が
設けられている。本実施形態によれば、キャンセルコイ
ル22をこのような位置および方向に設けたことによ
り、第一の実施形態の場合と同様に、キャンセル磁界2
7によって不要輻射磁界26を効果的に抑制することが
できる。
27と不要輻射磁界26との関係(それぞれの磁界の方
向)については、第一の実施形態と同様に、不要輻射磁
界26とキャンセル磁界27とが、CRT管面の中心か
ら前面方向50cmの位置において、実質的に打ち消し
あうような位置および方向に、キャンセルコイル22が
設けられている。本実施形態によれば、キャンセルコイ
ル22をこのような位置および方向に設けたことによ
り、第一の実施形態の場合と同様に、キャンセル磁界2
7によって不要輻射磁界26を効果的に抑制することが
できる。
【0026】本実施形態による効果を確認するために、
第一の実施形態の場合と同様の測定方法で不要輻射磁界
の値を測定したところ、以下の[表2]の結果を得るこ
とができた。
第一の実施形態の場合と同様の測定方法で不要輻射磁界
の値を測定したところ、以下の[表2]の結果を得るこ
とができた。
【0027】
【表2】
【0028】この[表2]から明らかなように、本実施
形態に係るディスプレイ装置によれば、不要輻射磁界の
値を、MPR−IIで規定する規定値25nT(ナノテス
ラ)を裕度を持ってクリアすることが可能となる。ま
た、本実施形態によれば、第一の実施形態の場合と同様
に、従来技術に係るディスプレイ装置と比較して、部品
点数が少なく安価なディスプレイ装置を実現することが
できる。
形態に係るディスプレイ装置によれば、不要輻射磁界の
値を、MPR−IIで規定する規定値25nT(ナノテス
ラ)を裕度を持ってクリアすることが可能となる。ま
た、本実施形態によれば、第一の実施形態の場合と同様
に、従来技術に係るディスプレイ装置と比較して、部品
点数が少なく安価なディスプレイ装置を実現することが
できる。
【0029】なお、以上の各実施形態においては、キャ
ンセルコイルを、偏向ヨークの下側および陰極線管のコ
ーン部の下側に設置した場合について説明したが、本発
明はこの構成に限定されるものではなく、例えば、不要
輻射磁界をキャンセル磁界によって抑制可能な位置およ
び方向であれば、適宜適当な位置および方向に設置して
もよい。すなわち、各実施形態を構成している各キャン
セルコイル2,22と逆磁性のキャンセルコイルを用い
る場合には、キャンセルコイルを、偏向ヨークの上側あ
るいは陰極線管のコーン部の上側に設置することによっ
て、本発明に係る各実施形態と同様の効果を得ることが
できる。
ンセルコイルを、偏向ヨークの下側および陰極線管のコ
ーン部の下側に設置した場合について説明したが、本発
明はこの構成に限定されるものではなく、例えば、不要
輻射磁界をキャンセル磁界によって抑制可能な位置およ
び方向であれば、適宜適当な位置および方向に設置して
もよい。すなわち、各実施形態を構成している各キャン
セルコイル2,22と逆磁性のキャンセルコイルを用い
る場合には、キャンセルコイルを、偏向ヨークの上側あ
るいは陰極線管のコーン部の上側に設置することによっ
て、本発明に係る各実施形態と同様の効果を得ることが
できる。
【0030】また、以上の各実施形態においては、キャ
ンセルコイルを1個設けた場合について説明したが、本
発明はこの構成に限定されるものではなく、例えば、必
要に応じてキャンセルコイルを2個以上設けてもよい。
ンセルコイルを1個設けた場合について説明したが、本
発明はこの構成に限定されるものではなく、例えば、必
要に応じてキャンセルコイルを2個以上設けてもよい。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
追加の部品点数を低減して、かつ安価に、ディスプレイ
装置から発生するVLF帯の不要輻射磁界をすべての方
向で低減し、MPR−IIの規定値内に裕度を持って抑制
することが可能なディスプレイ装置を得ることができ
る。
追加の部品点数を低減して、かつ安価に、ディスプレイ
装置から発生するVLF帯の不要輻射磁界をすべての方
向で低減し、MPR−IIの規定値内に裕度を持って抑制
することが可能なディスプレイ装置を得ることができ
る。
【図1】本発明の第一の実施形態に係るディスプレイ装
置の概略構成図
置の概略構成図
【図2】図1のディスプレイ装置を構成しているキャン
セルコイル、偏向ヨークおよび水平偏向回路の回路図
セルコイル、偏向ヨークおよび水平偏向回路の回路図
【図3】図2のキャンセルコイルから発生するキャンセ
ル磁界と偏向ヨークから発生する不要輻射磁界の方向を
示した図
ル磁界と偏向ヨークから発生する不要輻射磁界の方向を
示した図
【図4】ディスプレイ装置の不要輻射磁界の測定位置を
示した図
示した図
【図5】本発明の第二の実施形態に係るディスプレイ装
置の概略構成図
置の概略構成図
【図6】従来技術に係るディスプレイ装置を構成してい
る偏向ヨークの断面図
る偏向ヨークの断面図
1,21 ディスプレイ装置 2,22 キャンセルコイル 3,23 駆動回路基板 4,24 陰極線管 5,25 偏向ヨーク 6,26 不要輻射磁界 7,27 キャンセル磁界 8 水平出力トランジスタ 9 共振コンデンサ 10 ダンパーダイオード 11 S字補正コンデンサ 12 リニアリティコイル 13 フライバックトランス 24a 陰極線管のコーン部 24b 陰極線管の管面前面部
Claims (5)
- 【請求項1】 偏向コイルを有する偏向ヨークを備え、
駆動回路を用いて前記偏向ヨークが駆動させられるディ
スプレイ装置において、 前記駆動回路基板上に少なくとも1個のコイルを設け、
前記偏向ヨークから発生する不要輻射磁界を前記コイル
から発生する磁界によって相殺させることにより、前記
ディスプレイ装置から発生する不要輻射磁界を低減させ
ることを特徴とするディスプレイ装置。 - 【請求項2】 CRT管面の中心から前面方向50cm
の位置において、前記偏向ヨークから発生する不要輻射
磁界と、前記コイルから発生する磁界とが、実質的に打
ち消しあうような位置および方向に、前記コイルが設け
られている請求項1に記載のディスプレイ装置。 - 【請求項3】 CRT表示面の長辺を水平方向に置いた
状態で、前記長辺の上方あるいは下方に、前記コイルが
設けられている請求項2に記載のディスプレイ装置。 - 【請求項4】 CRT表示面の長辺を水平方向に置いた
状態で、前記長辺の上方あるいは下方であって、ディス
プレイ装置を構成する陰極線管のコーン部における管面
前面部側に、前記コイルが設けられている請求項2に記
載のディスプレイ装置。 - 【請求項5】 前記コイルが、空心コイルである請求項
1から4のいずれか1項に記載のディスプレイ装置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31561197A JPH11150734A (ja) | 1997-11-17 | 1997-11-17 | ディスプレイ装置 |
| TW087118167A TW387196B (en) | 1997-11-17 | 1998-11-02 | Display device |
| US09/186,431 US6147454A (en) | 1997-11-17 | 1998-11-05 | Display unit with reduced leakage magnetic field |
| KR1019980049206A KR100302429B1 (ko) | 1997-11-17 | 1998-11-17 | 디스플레이장치 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31561197A JPH11150734A (ja) | 1997-11-17 | 1997-11-17 | ディスプレイ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11150734A true JPH11150734A (ja) | 1999-06-02 |
Family
ID=18067453
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31561197A Pending JPH11150734A (ja) | 1997-11-17 | 1997-11-17 | ディスプレイ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11150734A (ja) |
-
1997
- 1997-11-17 JP JP31561197A patent/JPH11150734A/ja active Pending
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