JPH11151925A - 車両用空調装置 - Google Patents
車両用空調装置Info
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- JPH11151925A JPH11151925A JP4304398A JP4304398A JPH11151925A JP H11151925 A JPH11151925 A JP H11151925A JP 4304398 A JP4304398 A JP 4304398A JP 4304398 A JP4304398 A JP 4304398A JP H11151925 A JPH11151925 A JP H11151925A
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Abstract
おいて、ルーバ43のオートストップ位置やオートスイ
ングの中心位置を乗員の居る位置に合わせて修正できる
ようにすることを目的とする。 【解決手段】 ルーバモータが停止しているオートスト
ップ中に、ルーバ43の停止位置がずれたことを検出し
た場合には、中席側、後席側の乗員の居る位置が初期設
定位置と異なっていると判断して、予め記憶されている
オートストップ位置(中席側、後席側の乗員の初期設定
位置)をシート移動後のものに書き換えるようにする。
また、ルーバモータが動いているオートスイング中に、
ルーバ43のスイング範囲がずれたことを検出した場合
には、中席側、後席側の乗員の居る位置が初期設定位置
と異なっていると判断して、予め記憶されているオート
スイングの中心位置をシート移動後のものに書き換える
ようにする。
Description
口から吹き出される空調風の吹出方向を変更するルーバ
フィンの停止位置やルーバフィンの目標揺動範囲の中心
位置を修正することが可能な車両用空調装置に関するも
のである。
る内気温度と温度設定器にて設定された設定温度との温
度差に応じて、空調ユニットのフェイス吹出口から吹き
出される空調風の吹出方向を変更するようにした車両用
空調装置(第1従来例:例えば特開昭57−10791
2号公報等)が知られている。
吹出口から吹き出される空調風の吹出方向が乗員を避け
る方向のときでも、日射センサにて検出される日射量が
所定の日射量を越えて乗員に当たっている場合には、空
調風の吹出方向を乗員に向けるようにした車両用空調装
置(第2従来例:例えば特開昭59−160617号公
報等)も知られている。
内のレイアウトの自由化(所謂シートアレンジメント)
が進んでいる。これには、車両の前後方向に例えばサー
ドシートを大きく移動させるシートスライド、例えばセ
カンドシートを180°回転させる回転対面シート、全
席をフルリクライニングさせるオールフラットシートな
どが登場している。
可能なシートを搭載した車両(ワンボックスカー)の場
合、日射あり時またはクールダウン時に、初期設定通り
の吹出方向となるように空調風を吹き出しても、あるい
は乗員の居る位置を目標位置としてその目標位置を中心
に空調風の吹出方向がスイングするように制御しても、
乗員の位置が初期位置から大幅にずれていることが考え
られる。この場合には、空調風の吹出方向がわざわざ乗
員の居る位置を外してしまうために、乗員の空調感、特
に冷房フィーリングを低下させるという問題が生じてい
る。また、前席においても、中席や後席ほどではない
が、乗員の体格や姿勢、シート位置などによって初期設
定通りでは不満となる。ここで、乗員の居る位置を検出
する専用のセンサを車両に設置して、そのセンサにて検
出した乗員の居る位置に向けて空調風を吹き出すように
することも考えられるが、当然のように専用のセンサを
追加する必要上、部品点数が多くなると共に、車両全体
の価格が高価となるという問題が生じる。
が所定値以上の時は、風向偏向羽根(ルーバ)のスイン
グを停止し、車内設定温度と車内温度との温度差が所定
値以下の時は、風向偏向羽根のスイングさせるようにし
た車両用空調装置(第3従来例:例えば特公昭62−4
8621号公報等)が知られている。ところが、その所
定値が乗員にとって未だ暑いと感じている時に、スイン
グしようとしているルーバを乗員が自分の方向に引き戻
しても、所定値以下である限り、再び乗員の方向を避け
る方向にルーバがスイングしてしまうので、乗員が希望
する空調状態を制御に反映できないという問題が生じて
いる。逆に、乗員が寒いと感じている時に、スイングし
てきたルーバを乗員の方向から外そうとしても、スイン
グ条件を満たしている限り、再びルーバがスイングして
しまうので、乗員が希望する空調状態を制御に反映でき
ないという問題が生じている。
らず、ルーバのスイングを所定時間以上停止することに
より、乗員が希望する空調状態を制御に反映することも
考えられるが、例えば吹出口から吹き出される空調風の
吹出温度が非常に冷たい時には長時間空調風が当たって
いる箇所が局所冷房となり、乗員が寒いと感じて不快と
なる。また、乗員の身体に当たる日射が非常に強い時に
は、長時間空調風が当たらないと、暑く感じて不快とな
る。
る位置を検出する専用のセンサを追加することなく、吹
出状態可変手段の停止位置または目標揺動範囲の中心位
置を乗員の居る位置に合わせて修正できるようにするこ
とを目的とする。また、本発明は、上記問題点に鑑み、
乗員が希望する空調状態を制御に反映できるようにする
ことを目的とする。
よれば、停止位置指令手段により吹出状態可変手段の揺
動運動を停止するように指令されている時、空調ダクト
の吹出口から吹き出される空調風の吹出状態が乗員の居
る位置とずれている場合には、吹出口から吹き出される
空調風の吹出状態が乗員の居る位置に向くように乗員が
吹出状態可変手段を直接動かす。それによって、吹出状
態検出手段にて検知する吹出状態可変手段の現在位置と
停止位置指令手段にて指令された吹出状態可変手段の停
止位置とが異なることになる。このような場合には、停
止位置指令手段にて指令された吹出状態可変手段の停止
位置を、乗員の操作により変更された現在位置またはそ
の付近に補正するように停止位置指令手段に出力する。
したがって、乗員の居る位置を検出する専用のセンサを
追加することなく、乗員の居る位置に応じた空調風の目
標吹出状態の修正を行うことができる。このため、仮に
車両のシートの状態を変更することにより、乗員の居る
位置が初期位置から大幅にずれていても、空調ダクトの
吹出口から吹き出される空調風の吹出状態が乗員を外す
ことはない。これにより、空調ダクトの吹出口から吹き
出される空調風の吹出状態が乗員に向かうことで乗員の
空調感を向上することができる。
記憶手段から予め記憶されている初期設定位置で吹出状
態可変手段が停止するように指令されると、初期設定位
置で吹出状態可変手段が停止するようにアクチュエータ
の作動状態が制御される。そして、停止位置補正手段か
ら補正指令を入力した場合には、停止位置記憶手段が吹
出状態可変手段の停止位置を吹出状態検出手段にて検知
した現在位置に書き換える。また、請求項3に記載の発
明によれば、手動設定手段から乗員の手動操作によって
決められた手動操作位置で吹出状態可変手段が停止する
ように指令されると、手動操作位置で吹出状態可変手段
が停止するようにアクチュエータの作動状態が制御され
る。
可変手段が揺動運動している時、空調ダクトの吹出口か
ら吹き出される空調風の吹出状態が乗員の居る位置とず
れている場合には、吹出口から吹き出される空調風の吹
出状態が乗員の居る位置に向くように乗員が吹出状態可
変手段を直接動かす。それによって、吹出状態可変手段
の現在位置が目標位置決定手段にて決定されたアクチュ
エータの作動速度から予測される目標位置と異なること
になる。このような場合には、吹出状態可変手段の目標
揺動範囲の中心位置を、乗員の操作により変更された現
在位置に補正するように中心位置指令手段に出力する。
これにより、次回からは、補正された中心位置を中心に
した目標揺動範囲で吹出状態可変手段が揺動運動するこ
とになる。したがって、請求項1に記載の発明と同様な
効果を達成することができる。
記憶手段から予め記憶されている初期設定位置を中心に
して吹出状態可変手段が揺動運動するように指令される
と、初期設定位置を中心にした目標揺動範囲で吹出状態
可変手段が揺動運動するようにアクチュエータの作動状
態が制御される。そして、中心位置補正手段から補正指
令を入力した場合には、中心位置記憶手段が吹出状態可
変手段の目標揺動範囲の中心位置を吹出状態検出手段に
て検知した現在位置に書き換える。また、請求項6に記
載の発明によれば、手動設定手段から乗員の手動操作に
よって決められた手動操作位置を中心にして吹出状態可
変手段が揺動運動するように指令されると、手動操作位
置を中心にした目標揺動範囲で吹出状態可変手段が揺動
運動するようにアクチュエータの作動状態が制御され
る。
検出手段にて検出した空調状態と空調状態設定手段にて
設定した目標空調状態とが大きく異なる場合には、吹出
状態可変手段の揺動運動が吹出状態可変手段の目標揺動
範囲の中心位置で停止するようにアクチュエータの作動
状態を制御することにより、空調ダクトの吹出口から吹
き出す空調風が局所的に乗員に当たる。これにより、乗
員の空調感を向上することができる。また、請求項8に
記載の発明によれば、日射量検出手段にて検出した日射
量が所定の日射量以上の場合には、吹出状態可変手段の
揺動運動が吹出状態可変手段の目標揺動範囲の中心位置
で停止するようにアクチュエータの作動状態を制御する
ことにより、空調ダクトの吹出口から吹き出す空調風が
局所的に乗員に当たる。これにより、乗員の空調感を向
上することができる。そして、請求項9に記載の発明に
よれば、内気温度検出手段にて検出した内気温度と温度
設定手段にて設定した設定温度とが大きく異なる場合に
は、吹出状態可変手段の揺動運動が吹出状態可変手段の
目標揺動範囲の中心位置で停止するようにアクチュエー
タの作動状態を制御することにより、空調ダクトの吹出
口から吹き出す空調風が局所的に乗員に当たる。これに
より、乗員の空調感を向上することができる。
揺動範囲で吹出状態可変手段が揺動運動している時、乗
員操作判定手段にて吹出状態可変手段を乗員が操作した
と判定した場合には、吹出状態可変手段の揺動範囲のう
ち少なくとも一方の揺動端が、乗員による吹出状態可変
手段の操作量に応じて制限される。それによって、吹出
状態可変手段の向きが隣接する空調ゾーンに向かないの
で、空調風が隣接する空調ゾーンに入り込まず、隣接す
る空調ゾーンとの独立コントロール性を保つことができ
る。
揺動範囲で吹出状態可変手段が揺動運動している時、乗
員操作判定手段にて吹出状態可変手段を乗員が操作した
と判定した場合には、隣接する空調ゾーンへの空調風の
吹出方向を制限するために、乗員の操作前の揺動範囲を
満足できない時、吹出状態可変手段の揺動運動を所定時
間が経過するまで停止または減速させることにより、隣
接する空調ゾーンへの影響を抑えることができる。ま
た、請求項12に記載の発明によれば、所定時間を、空
調風の吹出方向が前記制限を越えて隣接する空調ゾーン
に入り、再び前記制限へ戻ってくるのに必要な時間に略
等しくしている。そして、請求項13に記載の発明によ
れば、吹出状態可変手段を停止または減速させる位置
を、隣接する空調ゾーンへの空調風の吹出方向を制限す
る制限地点付近にしている。
作判定手段にて吹出状態可変手段を乗員が操作したと判
定した場合には、吹出状態検出手段にて検知した吹出状
態可変手段の現在位置またはその付近で吹出状態可変手
段の揺動運動を所定時間が経過するまで停止させること
により、乗員が希望する空調状態を制御に反映できる。
そして、請求項15に記載の発明によれば、空調風の吹
出方向が乗員に向かう方向の場合に空調負荷が大きい
程、吹出状態可変手段の揺動運動を停止させる所定時間
を長く設定し、且つ空調風の吹出方向が乗員を外す方向
の場合に空調負荷が大きい程、吹出状態可変手段の揺動
運動を停止させる所定時間を短く設定することにより、
冷房時に乗員が暑く感じたり、暖房時に乗員が寒く感じ
たりすることはなく、乗員の不快感を抑えることができ
る。また、空調風の吹出方向が乗員に向かう方向の場合
に空調負荷が小さい程、吹出状態可変手段の揺動運動を
停止させる所定時間を短く設定し、且つ空調風の吹出方
向が乗員を外す方向の場合に空調負荷が小さい程、吹出
状態可変手段の揺動運動を停止させる所定時間を長く設
定することにより、冷房時に乗員が寒く感じたり、暖房
時に乗員が暑く感じたりすることはなく、乗員の不快感
を抑えることができる。
態可変手段がアクチュエータの作動速度から予想される
移動量以上に移動したことを検出した場合に、吹出状態
可変手段を乗員が操作したと判定するようにしている。
さらに、請求項17に記載の発明によれば、吹出状態可
変手段が所定の揺動範囲外に移動したことを検出した場
合に、吹出状態可変手段を乗員が操作したと判定するよ
うにしている。それによって、請求項16の発明よりも
簡単に吹出状態可変手段を乗員が操作したと判定でき
る。
し図17は本発明の第1実施形態を示したもので、図1
は車両用空調装置の全体構成を示した図で、図2は車両
用空調装置を搭載した車両の車室内を示した図である。
車両400の前部座席側の乗員(運転席の乗員および助
手席の乗員:第1の乗員)を空調するための第1空調ゾ
ーンを温度調節する第1空調ユニット1aと、主として
車両400の中間座席、後部座席側の乗員(中間座席の
乗員:第2の乗員および後部座席の乗員:第3の乗員)
を空調するための第2空調ゾーンを温度調節する第2空
調ユニット1bと、第1、第2空調ユニット1a、1b
の空調機能部品を制御する空調制御装置(以下エアコン
ECUと言う)50とを備える。
席(フロントシート:以下前席と略す)401、中間座
席(セカンドシート:以下中席と略す)402および後
部座席(サードシート:以下後席と略す)403を備え
ている。そして、車両400は、複数のシートアレンジ
メントが可能なワンボックスカーで、例えば後席403
を大きく前後方向に移動させるシートスライド、中席4
02を180°回転させて中席側の乗員と後席側の乗員
とを対面させる回転対面シート、全席をフルリクライニ
ングさせるオールフラットシートなどのシートアレンジ
が可能である。
室内の最前方に配置されており、車室内に空気を導くた
めの第1空調ダクト2aを有している。この第1空調ダ
クト2aの空気最上流側には、内気導入口6aと外気導
入口7aとの開口状態(所謂内外気モード)を切り替え
る内外気切替ドア3aが設けられている。そして、この
内外気切替ドア3aは、サーボモータ5aによって駆動
される。これによって、第1空調ユニット1aは、第1
空調ダクト2a内に取り入れられる空気が内気100%
である内気循環モードと、外気100%である外気導入
モードが切替可能となっている。
室内の最後方に配置されており、車室内に空気を導くた
めの第2空調ダクト2bを有している。この第2空調ダ
クト2bの空気最上流側には、内気導入口6bが設けら
れており、上述の第1空調ダクト2aとは異なり第2空
調ダクト2b内に取り込まれる空気は内気のみとなり、
常に内気循環モードとなる。ここで、上述の第1空調ユ
ニット1aが、外気導入モードである場合は、図2に示
したように、第1空調ダクト2aから空調風が吹き出さ
れると、この空調風の吹出に伴って、例えば車室内最後
方に位置するリヤパッケージトレー(図示せず)で開口
し、車室外と連通した排出孔7bから車室内の空気が排
出されることになる。
の内気導入口6a、6bの空気下流側部位には、第1、
第2ブロワ4a、4bが配設されている。これらの第
1、第2ブロワ4a、4bは、ブロワ駆動回路8a、8
bによって制御されるブロワモータ9a、9bにて回転
駆動されて、各第1、第2空調ダクト2a、2b内にお
いて車室内に向かう空気流を発生させる送風機である。
内の、第1、第2ブロワ4a、4bの空気下流側には、
通過する空気を冷却する冷却用熱交換器としての第1、
第2エバポレータ10a、10bが各空気通路全体を塞
ぐように配設されている。これらの第1、第2エバポレ
ータ10a、10bは、車両400に搭載された冷凍サ
イクル(図示せず)の一構成部品である。なお、本実施
形態の冷凍サイクルは、コンデンサと膨張弁との間に、
並列に第1、第2エバポレータ10a、10bが接続さ
れており、各第1、第2エバポレータ10a、10bの
冷媒上流側には、それぞれの冷媒の流れを断続する第
1、第2電磁弁(図示せず)が設けられており、これら
の第1、第2電磁弁の開閉状態によって第1、第2エバ
ポレータ10a、10bに冷媒が供給されるか否かが決
定される。
内の第1、第2エバポレータ10a、10bの空気下流
側には、車室内に吹き出される空気の吹出温度を調節す
る第1、第2温度調節手段が配設されている。第1、第
2温度調節手段は、加熱用熱交換器としての第1、第2
ヒータコア13a、13bと、第1、第2エバポレータ
10a、10bを通過した空気の加熱量を調節する加熱
量調節手段である第1、第2エアミックスドア(A/M
ドア)15a、15bとから構成されている。第1、第
2A/Mドア15a、15bは、それぞれサーボモータ
17a、17bによって駆動される。
空気最下流側には、上述の空調機能部品によって温度調
節された空調風を車室内に吹き出すための吹出口が設け
られている。この吹出口は、第1空調ユニット1aと第
2空調ユニット1bとでその形成位置が異なることから
2つに分けて説明する。
には、車室内の最前方のインストルメントパネル40内
で、車室内の異なる位置に向かって空調風を吹き出すた
めの第1吹出口(前席側吹出口)が配設されている。具
体的には、車両400のフロントウインドの内面に向か
って空調風を吹き出すためのデフロスタ(DEF)吹出
口20(図3参照)と、車両400の前席側の乗員の上
半身(頭胸部)に向かって空調風を吹き出すための4個
の前席側フェイス(FACE)吹出口21a(図3参
照)と、車両400の前席側の乗員の下半身(足元部)
に向かって空調風を吹き出すための2個の前席側フット
(FOOT)吹出口23aとが第1吹出口の一例として
挙げられる。
は、インストルメントパネル40の車両幅方向の中央部
で開口した運転席側、助手席側センタFACE吹出口
と、車両幅方向の最も両端側に配置された運転席側、助
手席側サイドFACE吹出口とからなる。これらのうち
4個の前席側FACE吹出口21aおよび2個の前席側
FOOT吹出口23aは、サーボモータ29aによって
駆動される第1吹出口開閉手段としての第1吹出口切替
ドア36aによって、その開口状態(所謂吹出口モー
ド)が調節される。これによって、第1空調ユニット1
aは、4個の前席側FACE吹出口21aのみを開口さ
せるフェイス(FACE)モード、2個の前席側FOO
T吹出口23aのみを開口させるフット(FOOT)モ
ード、および4個の前席側FACE吹出口21aと2個
の前席側FOOT吹出口23aの両方を開口させるバイ
レベル(B/L)モード等の吹出口モードが切替可能と
なる。
には、第2吹出口として、車両400の中席側、後席側
の乗員の上半身(頭胸部)に向かって空調風を吹き出す
ための複数個の中席側フェイス(FACE)吹出口31
b、および2個の後席側フェイス(FACE)吹出口3
2b(図16参照)と、車両400の中席側、後席側の
乗員の下半身(足元部)に向かって空調風を吹き出すた
めの複数個の中席側、後席側フット(FOOT)吹出口
33bとが配設されている。
b、32bは、例えば車両400の中席402および後
席403に対応した中席側、後席側の天井部の、中席
側、後席側の車両幅方向の両側に設けられている。な
お、残りの4個の中席側FACE吹出口31bは、例え
ば車両400の中席402に対応した中席側の天井部の
車両進行方向の前方側に設けられている。また、複数個
の中席側、後席側FOOT吹出口33bは、例えば車両
400の中席402の下部で、車両400のフロア近傍
で開口するように設けられており、上述の中席側、後席
側FACE吹出口31b、32bと同様に車両幅方向の
両側に設けられている。
1b、32bおよび中席側、後席側FOOT吹出口33
bは、サーボモータ39bによって駆動される第2吹出
口開閉手段としての第2吹出口切替ドア36bによっ
て、その開口状態(所謂吹出口モード)が調節される。
これによって、第2空調ユニット1bは、複数個の中席
側、後席側FACE吹出口31b、32bのみを開口さ
せるフェイス(FACE)モード、6個の中席側、後席
側FOOT吹出口33bのみを開口させるフット(FO
OT)モード、および複数個の中席側、後席側FACE
吹出口31b、32bと複数個の中席側、後席側FOO
T吹出口33bの両方を開口させるバイレベル(B/
L)モード等の吹出口モードが切替可能となる。
出口31b、32bに設置される吹出状態可変装置を図
1、図4ないし図6に基づいて説明する。ここで、図4
は吹出状態可変装置の全体構成を示した図である。
転席側:以下Dr側と言う)、パッセンジャー側(助手
席側:以下Pa側と言う)センタグリル41、Dr側、
Pa側サイドグリル42、複数個の中席側、後席側フェ
イス(RrFACE)グリル49内にそれぞれ設けられ
ている。これらのうち複数個のRrFACEグリル49
内に形成される空気通路は、それぞれ上述の複数個の中
席側、後席側FACE吹出口31b、32bとして利用
される。そして、複数個のRrFACEグリル49内に
は、ルーバ水平方向揺動機構(図5参照)およびルーバ
上下方向揺動機構(図6参照)がそれぞれ設けられてい
る。
機構は、RrFACEグリル49内において車両400
の進行方向に対して左右方向または前後方向等の水平方
向に複数列設されたルーバフィン(以下ルーバと言う)
43と、このルーバ43を、支点を中心にして左右方向
または前後方向(水平方向)に所定の揺動範囲にて揺動
運動(スイング)させるリンクレバー44と、アームプ
レート45を介してリンクレバー44を左右方向に往復
運動させるルーバモータ(例えばDCサーボモータ)4
3aとから構成されている。なお、複数のルーバ43
は、本発明の吹出状態可変手段に相当するもので、複数
個の中席側、後席側FACE吹出口31b、32bから
吹き出される空調風の吹出方向をそれぞれ左右方向また
は前後方向に変更する吹出方向可変手段を構成する。
機構は、RrFACEグリル49内において車両400
の進行方向に対して上下方向に複数列設されたルーバフ
ィン(以下ルーバと言う)46と、このルーバ46を、
支点を中心にして上下方向に所定の揺動範囲にて揺動運
動(スイング)させるリンクレバー47と、アームプレ
ート48を介してリンクレバー47を上下方向に往復運
動させるルーバモータ(例えばDCサーボモータ)46
aとから構成されている。なお、複数のルーバ46は、
本発明の吹出状態可変手段に相当するもので、複数個の
中席側、後席側FACE吹出口31b、32bから吹き
出される空調風の吹出方向を上下方向に変更する吹出方
向可変手段を構成する。
いし図6に基づいて説明する。エアコンECU50は、
本発明の吹出状態制御手段、停止位置指令手段、中心位
置指令手段、目標位置決定手段、目標揺動範囲決定手
段、停止位置補正手段、目標位置補正手段に相当するも
ので、内部にCPU、ROM、RAM等からなる周知の
マイクロコンピュータが設けられている。このエアコン
ECU50は、各センサからのセンサ信号が図示しない
入力回路によってA/D変換された後に、マイクロコン
ピュータに入力されるように構成されている。そして、
エアコンECU50は、車両400のイングニッション
スイッチ(図示せず)またはアクセサリースイッチ(図
示せず)がONされることにより、車両400に搭載さ
れたバッテリから給電され、演算処理が可能となる。
1、第2空調ユニット1a、1bの空調制御に必要であ
り、第1、第2空調ゾーンの空調状態に影響を及ぼす空
調環境因子を検出する各種センサが電気的に接続されて
いる。具体的には、第1、第2空調ゾーン内の空気温度
(以下第1、第2内気温度と言う)を検出する第1、第
2内気温度センサ91a、91bと、車室外の空気温度
(以下外気温度と言う)を検出する外気温度センサ92
と、主として第1空調ゾーン内に進入する日射量を検出
する日射センサ93とが電気的に接続されている。
10bを通過した直後の空気温度(以下第1、第2エバ
後温度と言う)を検出する第1、第2エバ後温度センサ
95a、95bと、エンジンの冷却水の温度(以下冷却
水温度と言う)を検出する冷却水温度センサ96と、複
数個の中席側、後席側FACE吹出口31b、32bか
ら吹き出される空調風の吹出方向を検出する複数個のポ
テンショメータ97および複数個のポテンショメータ9
8と、第1、第2空調ゾーン内の空気温度を所望の温度
(以下第1、第2設定温度と言う)に設定する第1、第
2温度設定スイッチ64a、64bとが電気的に接続さ
れている。
は、本発明の内気温度検出手段に相当するものである。
そして、日射センサ93は、本発明の日射量検出手段に
相当するもので、第1、第2空調エリア内に照射される
日射量(日射強度)を検知する日射強度検知手段(例え
ばフォトトランジスタ、フォトダイオード、太陽電
池)、太陽光の照射方向(日射方向、日射方位角)を検
知する日射方向検知手段(例えばフォトダイオード、太
陽電池、サーミスタ等の感温素子)、および太陽光の高
度(日射仰角、日射高度、太陽仰角)を検知する日射高
度検知手段(例えばフォトダイオード、太陽電池、サー
ミスタ等の感温素子)を有している。
の吹出状態検出手段に相当するもので、ルーバ43の左
右方向の停止位置および現在位置(検出角度)を検知す
ることにより、ルーバ43の左右方向のルーバ角度を検
出するルーバ角度検出手段であると共に、中席側、後席
側FACE吹出口31b、32bから吹き出される空調
風の左右方向の風向を検出する吹出方向検出手段であ
り、ルーバ水平方向揺動機構近傍にそれぞれ設けられて
いる。複数個のポテンショメータ98は、本発明の吹出
状態検出手段に相当するもので、ルーバ46の上下方向
の停止位置および現在位置(検出角度)を検知すること
により、ルーバ46の上下方向のルーバ角度を検出する
ルーバ角度検出手段であると共に、中席側、後席側FA
CE吹出口31b、32bから吹き出される空調風の上
下方向の風向を検出する風向検出手段であり、ルーバ上
下方向揺動機構近傍にそれぞれ設けられている。具体的
には、複数個のポテンショメータ97、98は、図5お
よび図6に示したように、リンクレバー44、47と一
体的に左右方向、前後方向、上下方向に往復移動する可
動接点97a、98a、およびこの可動接点97a、9
8aの移動により分圧比を変える抵抗素子97b、98
b等よりなる。
ンストルメントパネル40上に設置されており、このイ
ンストルメントパネル40上にはその他に吹出口モード
を切り替える吹出口切替スイッチ(図示せず)、内外気
モードを切り替える内外気切替スイッチ(図示せず)、
第1空調ゾーンを自動的に温度調節するように指令する
AUTOスイッチ、および第1空調ユニット1aの作動
を停止させるOFFスイッチ等が設置されている。第2
温度設定スイッチ64bは、本発明の温度設定手段に相
当するもので、車両400の後席側で、例えば天井部分
に配設されたコントローラ(図示せず)またはリモート
コントローラ(図示せず)の操作パネル上に設置されて
おり、この操作パネル上にはその他に吹出口モードを切
り替える吹出口切替スイッチ(図示せず)、第2空調ゾ
ーンを自動的に温度調節するように指令するAUTOス
イッチ(図示せず)、および第2空調ユニット1bの作
動を停止させるOFFスイッチ(図示せず)等が設置さ
れている。
は、上述のサーボモータ5a、ブロワモータ9a、9
b、図示しないコンプレッサの電磁クラッチ、冷凍サイ
クルの第1、第2電磁弁、サーボモータ17a、17
b、29a、39b、複数個のルーバモータ43aおよ
び複数個のルーバモータ46aが電気的に接続されてい
る。つまり、エアコンECU50は、上述の入力端子か
ら取り入れられた空調情報に基づいて、演算処理を行
い、所望の空調状態となるように出力端子から制御信号
を出力し、上記各空調機能部品を制御する。これによっ
て、この車両用空調装置は自動的に車室内の温度、内外
気モードの切り替え、吹出口モードの切り替え、ルーバ
43、46のオートストップ位置、ルーバ43、46の
オートスイングの中心位置、および送風量を自動コント
ロールする。
実施形態のエアコンECU50による空調制御方法を、
図1ないし図15に基づいて簡単に説明する。ここで、
図7はエアコンECU50の制御プログラムの一例を示
したフローチャートである。
ット)を行う(初期設定手段:ステップS1)。具体的
には、予め決められた初期設定位置で各FACE吹出口
のルーバ43、46が停止するように初期設定(リセッ
ト)する。そして、RAM等が上記の初期設定位置をル
ーバ43、46のオートストップ位置(停止位置)とし
て記憶する(停止位置記憶手段)。また、予め決められ
た初期設定位置を中心にしたスイング範囲で各FACE
吹出口のルーバ43、46が揺動運動するように初期設
定(リセット)する。そして、RAM等が上記の初期設
定位置をルーバ43、46のオートスイング(目標揺動
範囲)の中心位置として記憶する(中心位置記憶手
段)。
a、64bから空調情報としてそれぞれ第1空調ゾーン
の第1設定温度Tset(Fr)および第2空調ゾーン
の第2設定温度Tset(Rr)を読み込み、一時的に
RAMに記憶する(第1、第2温度設定手段:ステップ
S2)。上述の各センサから、第1空調ゾーンの空調処
理に必要な外気温度TAM、第1内気温度TR(F
r)、日射量TS、第1エバ後温度TE(Fr)および
冷却水温度TWと、第2空調ゾーンの空調処理に必要な
第2内気温度TR(Rr)および第2エバ後温度TE
(Rr)とを読み込み、一時的にRAMに記憶する(第
1、第2内気温度検出手段:ステップS3)。なお、外
気温度TAM、日射量TSおよび冷却水温度TWは第2
空調ゾーンの空調処理にも必要である。
組み付けられたポテンショメータ97にて検出されるル
ーバ43の検出角度(現在位置)θs、およびポテンシ
ョメータ98にて検出されるルーバ46の検出角度(現
在位置)θsを読み込む(吹出状態検出手段:ステップ
S4)。次に、下記に示す数1の式に基づいて、第1空
調ユニット1aの吹出口から吹き出される空調風の第1
目標吹出温度TAO(Fr)を算出する(第1目標吹出
温度決定手段:ステップS5)。
(Fr)−KR(Fr)・TR(Fr)−KAM(F
r)・TAM−KS(Fr)・TS+C(Fr) ここで、Kset(Fr)、KR(Fr)、KAM(F
r)、KS(Fr)はそれぞれ第1設定温度Tset
(Fr)、第1内気温度TR(Fr)、外気温度TAM
および日射量TSの補正ゲインであり、C(Fr)は補
正定数である。
TAO(Fr)に基づいて図8の特性図から第1空調ユ
ニット1aの内外気モードを決定する(ステップS
6)。なお、図8中、SW1は内外気切替ドア3aの目
標開度であり、本実施形態においては内気導入口6aを
全開し、外気導入口7aを全閉する場合を目標開度SW
1=0%とし、内気導入口6aを全閉し、外気導入口7
aを全開する場合を目標開度SW1=100%とする。
TAO(Fr)に基づいて図9の特性図から第1空調ユ
ニット1aの吹出口モードを決定する(ステップS
7)。次に、第1空調ユニット1aの第1ブロワ4aの
送風量を決定する。実際には、上述のステップS5にて
算出されたTAO(Fr)に基づいて図10の特性図か
らブロワモータ9aに印加されるブロワ制御電圧(V)
を決定する(ステップS8)。
2空調ユニット1bの吹出口から吹き出される空調風の
第2目標吹出温度TAO(Rr)を算出する(第2目標
吹出温度決定手段:ステップS9)。
(Rr)−KR(Rr)・TR(Rr)−KAM(R
r)・TAM−KS(Rr)・TS+C(Rr) ここで、Kset(Rr)、KR(Rr)、KAM(R
r)、KS(Rr)はそれぞれ第2設定温度Tset
(Rr)、第2内気温度TR(Rr)、外気温度TAM
および日射量TSの補正ゲインであり、C(Rr)は補
正定数である。
TAO(Rr)に基づいて図11の特性図から第2空調
ユニット1bの吹出口モードを決定する(ステップS1
0)。次に、図13ないし図15のルーチンが起動し
て、各吹出状態可変装置の制御状態を決定する。具体的
には、第2空調ユニット1bの複数個の中席側、後席側
FACE吹出口31b、32b、つまり複数個のRrF
ACEグリル49からの空調風の吹出方向を決定する
(吹出方向決定手段:ステップS11)。次に、第2空
調ユニット1bの第2ブロワ4bの送風量を決定する。
実際には、上述のステップS9にて算出されたTAO
(Rr)に基づいて図12の特性図からブロワモータ9
bに印加されるブロワ制御電圧(V)を決定する(ステ
ップS12)。次に、上述のステップS5およびステッ
プS9にて算出されたTAO(Fr)、TAO(Rr)
に基づいて第1、第2A/Mドア15a、15bの各目
標開度θ(Fr)、θ(Rr)を下記の数3の式および
数4の式から算出する(ステップS13)。
r)}/{TW−TE(Fr)}〕×100%
r)}/{TW−TE(Rr)}〕×100%
3にて決定または算出された空調制御状態となるよう
に、上記の各種空調機能部品に制御信号を出力する(ス
テップS14)。次に、所定の制御周期時間(τ)が経
過したか否かを判定する(ステップS15)。この判定
結果がYESの場合には、ステップS2にリターンさ
れ、その判定結果がNOの場合には、制御周期時間
(τ)の経過を待つ。
ルーバ制御決定を図13ないし図15に基づいて説明す
る。ここで、図13ないし図15はエアコンECU50
によるスイングルーバ制御決定を示したフローチャート
である。このフローチャートは、各RrFACEグリル
49の吹出状態可変装置毎に行われる。
調ユニット1bの吹出口モードがFACEモードまたは
B/Lモードであるか否かを判定する(ステップS2
1)。この判定結果がNOの場合には、図13のルーチ
ンを抜ける。また、ステップS21の判定結果がYES
の場合には、クールダウン時であるか否かを判定する。
具体的には、外気温度TAMが30℃以上で、第2空調
ユニット1bの起動(エンジン始動)時から所定時間
(例えば10分間)以内の時、あるいは第2設定温度T
set(Rr)よりも第2内気温度TR(Rr)が例え
ば5℃以上高い時であるか否かを判定する(ステップS
22)。この判定結果がYESの場合には、図14のル
ーチンが起動して、ルーバ43、46を停止(オートス
トップ)させる(ステップS23)。その後に、図13
のルーチンを抜ける。
場合には、第2内気温度TR(Rr)が所定の温度α
(例えば30℃)以上であるか否かを判定する(ステッ
プS24)。この判定結果がYESの場合には、ステッ
プS23に進む。また、ステップS24の判定結果がN
Oの場合には、日射量TSが一定量β(例えば500W
/m2 )以上であるか否かを判定する(ステップS2
5)。この判定結果がYESの場合には、ステップS2
3に進む。また、ステップS25の判定結果がNOの場
合には、日射左右角が一定角度γ(例えば60°)以上
であるか否かを判定する(ステップS26)。この判定
結果がYESの場合には、ステップS23に進む。ま
た、ステップS26の判定結果がNOの場合には、図1
5のルーチンが起動して、ルーバ43、46をオートス
イングさせる(ステップS27)。その後に、図13の
ルーチンを抜ける。
回(例えば初期設定)の通りのルーバ43、46のオー
トストップ位置θcをRAM等から読み込む(停止位置
指令手段:ステップS31)。次に、ステップS31で
読み込んだオートストップ位置θc、すなわち、空調風
の吹出方向が中席側、後席側の乗員が居る位置でルーバ
43、46が停止するようにルーバモータ43a、46
aを制御する(ステップS32)。
バモータ43a、46aの作動停止中に、各ポテンショ
メータ97にて検出したルーバ43の左右方向の検出角
度(現在位置)θsがステップS31で読み込んだオー
トストップ位置(停止位置)θcと異なっているか否か
を判定する。また、各ポテンショメータ98にて検出し
たルーバ46の上下方向の検出角度(現在位置)θsが
ステップS31で読み込んだオートストップ位置(停止
位置)θcと異なっているか否かを判定する(ステップ
S33)。この判定結果がNOの場合には、図14のル
ーチンを抜ける。
の場合には、ルーバ43、46のオートストップ位置θ
cを補正する。具体的には、各ポテンショメータ97、
98にて検出したルーバ43、46の検出角度θsをオ
ートストップ位置θcとして記憶する。すなわち、オー
トストップ位置θcを書き換える(停止位置補正手段、
停止位置記憶手段:ステップS34)。次に、ルーバ4
3、46のオートスイングの中心位置θcを補正する。
具体的には、各ポテンショメータ97、98にて検出し
たルーバ43、46の検出角度θsをオートスイングの
中心位置として記憶する。すなわち、オートスイングの
中心位置θcを書き換える(中心位置補正手段、中心位
置記憶手段:ステップS35)。その後に、図14のル
ーチンを抜ける。
回(例えば初期設定)の通りのオートスイングの中心位
置θcを読み込む(中心位置指令手段:ステップS4
1)。次に、ステップS41で読み込んだ中心位置θc
を中心としたオートスイング範囲(目標揺動範囲)を決
定する(目標揺動範囲決定手段:ステップS42)。次
に、前回(例えば初期設定)の通りの中心位置θcを中
心に、すなわち、空調風の吹出方向が中席側、後席側の
乗員が居る位置を中心にルーバ43、46がオートスイ
ング範囲(例えば往復120°)でスイングするように
ルーバモータ43a、46aを制御する(ステップS4
3)。次に、ルーバモータ43a、46aの作動速度か
ら予測される、ルーバ43、46の目標ルーバ角度(目
標位置)θnを算出する(目標位置決定手段:ステップ
S44)。具体的には、ルーバ43、46のスイング速
度が一定速度(例えば10°/sec)の時には、図1
5のルーチンの制御周期時間が例えば1秒間とすると1
0°ルーバ43、46がスイングすることになるので、
1秒後の目標ルーバ角度θnは{前回の目標位置(θ
n)+10°}となる。
バモータ43a、46aの作動中の場合に、各ポテンシ
ョメータ97にて検出したルーバ43の左右方向の検出
角度(現在位置)θsが、ステップS44で決定した目
標ルーバ角度θnと異なっているか否かを判定する。ま
た、各ポテンショメータ98にて検出したルーバ46の
上下方向の検出角度(現在位置)θsが、ステップS4
4で決定した目標ルーバ角度θnと異なっているか否か
を判定する(ステップS45)。この判定結果がNOの
場合には、図15のルーチンを抜ける。
の場合には、ルーバ43、46のオートストップ位置θ
cを補正する。具体的には、各ポテンショメータ97、
98にて検出したルーバ43、46の検出角度θsをオ
ートストップ位置θcとして記憶する。すなわち、オー
トストップ位置θcを書き換える(停止位置補正手段、
停止位置記憶手段:ステップS46)。次に、ルーバ4
3、46のオートスイングの中心位置θcを補正する。
具体的には、各ポテンショメータ97、98にて検出し
たルーバ43、46の検出角度θsをオートスイングの
中心位置θcとして記憶する。すなわち、オートスイン
グの中心位置θcを書き換える(中心位置補正手段、中
心位置記憶手段:ステップS47)。その後に、図15
のルーチンを抜ける。
の車両用空調装置の作用を図1ないし図17に基づいて
簡単に説明する。
ドがFACEモード(B/Lモードでも良い)の場合に
は、第1ブロワ4aの作用によって内気導入口6aから
第1空調ダクト2a内に吸い込まれた内気が第1エバポ
レータ10aで例えば4℃程度まで冷やされた後に、第
1A/Mドア15aの開度に応じて第1ヒータコア13
aを通過する空気量が調節されて、前席側の乗員が設定
した第1設定温度Tset(Fr)に応じた最適な温度
の空調風となる。その後に、空調風(冷風)は、第1空
調ダクト2aの最下流側端で開口した複数個の前席側F
ACE吹出口21aから、車両400の車室内の前席側
の第1空調ゾーン内に吹き出される。特に冷風は、第1
空調ゾーン内の前席側の乗員の頭胸部に向けて吹き出さ
れる。
ドがFACEモード(B/Lモードでも良い)の場合に
は、第1空調ユニット1aと同様にして、第2ブロワ4
bの作用によって内気導入口6bから第2空調ダクト2
b内に吸い込まれた内気が第2エバポレータ10bで例
えば4℃程度まで冷やされた後に、第2A/Mドア15
bの開度に応じて第2ヒータコア13bを通過する空気
量が調節されて、中席側、後席側の乗員が設定した第2
設定温度Tset(Rr)に応じた最適な温度の空調風
となる。その後に、空調風(冷風)は、第2空調ダクト
2bの最下流側端で開口した複数個の中席側、後席側F
ACE吹出口31b、32bから、車両400の車室内
の後席側の第2空調ゾーン内に吹き出される。特に冷風
は、第2空調ゾーン内の中席側、後席側の乗員の頭胸部
に向けて吹き出される。
席側の第2空調ゾーン内の空調状態がクールダウン時や
日射あり時の場合には、図16および図17(a)に示
したように、中席側、後席側FACE吹出口31b、3
2bから吹き出される空調風を中席側、後席側の乗員に
局所的(スポット的)に向けようと、初期設定されてい
るオートストップ位置(初期設定位置)にルーバ43、
46が駆動された後にルーバ43、46が停止する。こ
のときの空調風の吹出方向を、図16に初期設定時の矢
印で、図17(a)に矢印で示す。ところが、図16に
示したように、中席側の乗員が中席402を180°回
して回転対面状態にしたり、後席側の乗員が後席403
を車両400の後方側にスライドさせたりする等して、
上記の作動後にルーバ43、46が向いた方向、つまり
初期設定により決められた空調風の吹出方向と中席側、
後席側の乗員の居る位置がずれてしまうことがある。
3、46に直接触れてルーバ43、46を自分の方へ向
けることにより、中席側FACE吹出口31bから吹き
出される空調風の吹出方向を自分の方(図16のシート
移動後の矢印方向)へ向ける。また、後席側の乗員はル
ーバ43、46に直接触れてルーバ43、46を自分の
方へ向けることにより、図17(b)に示したように、
中席側、後席側FACE吹出口31b、32bから吹き
出される空調風の吹出方向を自分の方(図16の黒点入
り矢印方向)へ向ける。
ーバ43、46を操作した場合で、しかもルーバ43、
46がオートストップの場合には、ルーバモータ43
a、46aの作動が停止しているのにも拘らず、各ポテ
ンショメータ97、98の検出角度、すなわち、ルーバ
43、46の現在位置(ポテンショメータの出力信号)
が変化しているのをエアコンECU50が検出すること
になる。このとき、エアコンECU50は、中席側、後
席側の乗員の居る位置がシート移動後の位置であると判
断して、予め記憶されていたルーバ43、46のオート
ストップ位置およびオートスイングの中心位置を今回検
出した検出角度に補正して記憶するようにしている。
や日射あり時の状態から、第2空調ユニット1bが定常
運転されている時(例えば第2設定温度に第2内気温度
が接近している時)や日射なし時の状態に空調状態が変
化して、ルーバ43、46を所定のルーバ角度でスイン
グさせるスイングモードに切り替わった場合でも、中席
側、後席側の乗員が向けたルーバ43、46の位置をオ
ートスイングの中心位)として書き換え、図17(b)
に示したように、その書き換えた中心位置(図17の破
線位置)を中心にしてルーバ43、46が所定のスイン
グ範囲(例えば往復120°)でスイングすることにな
る。なお、この補正されたルーバ43、46のオートス
トップ位置およびオートスイングの中心位置は、上下方
向および左右方向共に更新される。その後、クールダウ
ン時や日射あり時等、中席側、後席側の乗員に局所的
(スポット的)に向けるようにルーバ43、46をオー
トストップする時は、この補正されたオートストップ位
置を目標に制御される。
3、46を操作した場合で、しかもルーバ43、46が
オートスイングの場合には、図16および図17
(a)、(b)に示したように、初期設定されたスイン
グ範囲では理想のスイング範囲を外れていることを意味
しているので補正をかける。この場合も、ルーバ43、
46のオートストップ位置およびオートスイングの中心
位置は、上下方向および左右方向共に更新される。ここ
で、中席側、後席側の乗員がルーバ43、46を操作す
ることにより、ルーバ43、46のスイング範囲が初期
設定されたスイング範囲より大幅にずれていた場合は、
オートスイング中に検出するはずのないルーバ角度が検
出されることになる。このため、エアコンECU50が
中席側、後席側の乗員がルーバ43、46に直接触れて
ルーバ43、46を操作したことを容易に検出できる。
このとき、エアコンECU50は、このオートスイング
範囲から外れた場所に中席側、後席側の乗員が居るもの
として、今回検出した検出角度θsをオートスイングの
中心位置として記憶し、その中心位置を中心にスイング
するように補正する。その後に、第2空調ゾーン内の空
調状態が変化して、クールダウン時や日射あり時のよう
に、中席側、後席側の乗員に空調風を局所的(スポット
的)に向けてオートルーバ制御を行いたい時は、補正さ
れた中心位置をオートストップ位置として制御される。
中席側、後席側の乗員が操作した時は複雑となる。その
理由は、ルーバ43、46のスイングスピード(ルーバ
モータ43a、46aの作動速度)は一定速度であるた
め、例えば往復120°のスイング範囲でスイングして
いるルーバ43、46が12秒かけて1回スイングして
いるとすると、エアコンECU50は1回のルーバ4
3、46の位置検出毎に2度のポテンショ変化を検出す
ることになる。それによって、ルーバ43、46のスイ
ングスピード、つまりルーバモータ43a、46aの作
動速度から予測した目標位置θnよりずれたことを検出
した時、すなわち、各ポテンショメータ97、98によ
り前回検出された検出角度θsより10°以上の大きい
変化が検出された時には、明らかに、中席側、後席側の
乗員の操作があったと判断できる(1秒間に5回検出す
るエアコンECU50の場合)。したがって、今回検出
された検出角度θsが中席側、後席側の乗員の居る位置
であるとを判断して、その検出角度θsをオートスイン
グの中心位置として書き換え、その書き換えた中心位置
を中心にして所定のスイング範囲でスイングするように
制御する。その後に、第2空調ゾーン内の空調状態が変
化して、クールダウン時や日射ある時のように、中席
側、後席側の乗員に空調風を局所的(スポット的)に向
けてルーバ制御を行いたい時には、補正されたオートス
イングの中心位置(=オートストップの位置)を目標に
制御される。
後方向に後席403を大きく移動させるシートスライ
ド、中席402を180°回転させる回転対面シート、
全席をフルリクライニングさせるオールフラットシート
などのように、複数のシートアレンジメントが可能な車
両400の場合でも、中席側、後席側の乗員がルーバ4
3、46を直接触れてルーバ43、46を操作したこと
をエアコンECU50にて検出することにより、中席
側、後席側の乗員の居る位置に応じた空調風の目標吹出
方向の修正を簡単に行うことができる。この結果、仮に
中席402や後席403のシートアレンジメントを変更
することにより、中席側、後席側の乗員の居る位置が初
期設定位置から大幅にずれても、記憶されているオート
ストップ位置およびオートスイングの中心位置をシート
移動後のものに書き換えるようにしているので、シート
移動後に、中席側、後席側FACE吹出口31b、32
bから吹き出される空調風の吹出方向が中席側、後席側
の乗員を外すことはない。したがって、中席側、後席側
の乗員の居る位置が初期設定位置から大幅にずれていて
も、中席側、後席側FACE吹出口31b、32bから
吹き出される空調風の吹出方向が乗員に向かうことで乗
員の冷房フィーリングを飛躍的に向上することができ
る。また、中席側、後席側の乗員の居る位置を検出する
専用のセンサを追加する必要はないので、部品点数が減
少し、車両400全体の製品価格を低下させることもで
きる。
0は本発明の第2実施形態を示したもので、図18は車
両用空調装置の全体構成を示した図で、図19はエアコ
ン操作パネルおよびDr側、Pa側ルーバ操作パネルを
示した図である。
ト1は、Dr側空調ゾーンとPa側空調ゾーンとの温度
調節、オートルーバ制御およびマニュアルルーバ制御等
を互いに独立して行うことが可能なエアコンユニットで
ある。空調ユニット1は、空調ダクト2を備えている。
この空調ダクト2の上流側には、サーボモータ5により
駆動されて内気吸込口6と外気吸込口7とを開閉する内
外気切替ドア3と、ブロワ駆動回路8によって制御され
るブロワモータ9により回転駆動されるブロワ4とが設
けられている。そして、空調ダクト2内には、エバポレ
ータ10が設けられている。また、そのエバポレータ1
0の下流側には、ヒータコア13が設けられている。な
お、第1空気通路11および第2空気通路12は仕切り
板14により区画されており、ヒータコア13は仕切り
板14を貫通して設けられている。そして、ヒータコア
13の上流側には、車室内のDr側空調ゾーンとPa側
空調ゾーンとの温度調節を互いに独立して行うためのD
r側、Pa側A/Mドア15、16が設けられている。
そして、Dr側、Pa側A/Mドア15、16は、サー
ボモータ17、18により駆動される。
出口20、Dr側センタFACE吹出口21、Dr側サ
イドFACE吹出口22およびDr側FOOT吹出口2
3が開口している。また、第2空気通路12の下流側で
は、Pa側センタFACE吹出口31、Pa側サイドF
ACE吹出口32およびPa側FOOT吹出口33が開
口している。そして、第1、第2空気通路11、12内
には、車室内のDr側とPa側との吹出口モードの設定
を互いに独立して行うDr側、Pa側吹出口切替ドア2
4〜26、35、36が設けられている。そして、Dr
側、Pa側吹出口切替ドア24〜26、35、36は、
サーボモータ28、29、39により駆動される。ここ
で、Dr側、Pa側の吹出口モードとしては、FACE
モード、B/Lモード、FOOTモード、F/Dモー
ド、DEFモード等がある。
1、Dr側サイドFACE吹出口22、Pa側センタF
ACE吹出口31およびPa側サイドFACE吹出口3
2には、吹出状態可変装置がそれぞれ取り付けられてい
る。各吹出状態可変装置は、Dr側、Pa側センタグリ
ル41、Dr側、Pa側サイドグリル42内にそれぞれ
設けられている。なお、これらのDr側、Pa側セン
タ、サイドグリル41、42内の空気通路は、上記のD
r側センタFACE吹出口21、Dr側サイドFACE
吹出口22、Pa側センタFACE吹出口31およびP
a側サイドFACE吹出口32として利用される。そし
て、それらのDr側、Pa側センタ、サイドグリル4
1、42内には、ルーバ水平方向揺動機構(図5参照)
およびルーバ上下方向揺動機構(図6参照)がそれぞれ
設けられている。ここで、本実施形態のルーバフィン4
3、46は、センタルーバまたはサイドルーバと言う。
18および図19に示したように、エアコン操作パネル
51、Dr側ルーバ操作(SWINGSW)パネル52
およびPa側ルーバ操作(SWINGSW)パネル53
から各スイッチ信号が入力される。エアコン操作パネル
51は、車室内前面の車幅方向の中央部、つまりインス
トルメントパネル40に一体的に設置されている。エア
コン操作パネル51には、エアコン(A/C)スイッチ
54、吸込口モード切替スイッチ55、フロントデフロ
スタスイッチ56、リヤデフロスタスイッチ57、DU
ALスイッチ58、吹出口モード切替スイッチ59、ブ
ロワ風量切替スイッチ60、オートスイッチ61、オフ
スイッチ62、液晶表示装置63、Dr側温度設定スイ
ッチ64およびPa側温度設定スイッチ65等が設置さ
れている。
r側空調ゾーン内の温度調節とPa側空調ゾーン内の温
度調節とを互いに独立して行う左右独立温度コントロー
ルを指令する左右独立制御指令手段である。また、吹出
口モード切替スイッチ59は、FACEモード、B/L
モード、FOOTモードまたはF/Dモードのうちのい
ずれかの吹出口モードに固定する吹出口切替手段であ
る。ブロワ風量切替スイッチ60は、ブロワ4のブロワ
風量を段階的に切り替える風量切替手段である。そのブ
ロワ風量切替スイッチ60は一回押す毎に、OFF、L
o、M1、M2、M3およびHiのように順に切り替わ
る。ブロワ風量切替スイッチ60を押して液晶表示装置
63にOFFが表示されると、ブロワモータ9への通電
を停止する。また、Lo、M1、M2、M3およびHi
が表示されると、ブロワモータ9に印加するブロワ制御
電圧VAを最小値(最小風量)、第1中間値(第1中間
風量)、第2中間値(第2中間風量)、第3中間値(第
3中間風量)および最大値(最大風量)に固定される。
Dr側空調ゾーン内の温度を所望の温度に設定するため
のDr側温度設定手段である。また、Pa側温度設定ス
イッチ65は、Pa側空調ゾーン内の温度を所望の温度
に設定するためのPa側温度設定手段である。Dr側温
度設定スイッチ64およびPa側温度設定スイッチ65
は、20℃〜30℃の間で例えば0.5℃毎にDr側設
定温度およびPa側設定温度を設定可能なものである。
Dr側ルーバ操作パネル52は、インストルメントパネ
ル40の中央部においてエアコン操作パネル51の右隣
に設置され、Dr側センタ、サイドグリル41、42の
両方をスイング可能にするMATCHスイッチ66、D
r側センタグリル41をスイング可能にするCENTE
Rスイッチ67、Dr側サイドグリル42をスイング可
能にするSIDEスイッチ68およびスイングモード切
替スイッチ69とから構成されている。
NTERスイッチ67、SIDEスイッチ68は、平常
位置(OFF)と押込位置(ON)とを持つプッシュ式
スイッチである。スイングモード切替スイッチ69は、
STOP(スイング停止)、AUTO(オートスイン
グ)、Rr、U−DSWING(上下方向スイング)、
R−LSWING(左右方向スイング)の各切替位置を
有するロータリー式スイッチである。なお、スイングモ
ード切替スイッチ69は、AUTOに設定されると、D
r側センタグリル41またはDr側サイドグリル42の
センタ、サイドルーバ43、46をオートルーバ制御を
行うように指令を出力する。そして、スイングモード切
替スイッチ69は、Rrに設定されると、車両の前部座
席側空調ゾーンよりも後部座席側空調ゾーンの方が風量
配分が多くなるようにセンタ、サイドルーバ43、46
をスイングさせる。例えばDr側センタグリル41のセ
ンタ、サイドルーバ43、46のスイング速度を、Dr
側空調ゾーン内の乗員に当たるように空調風が吹き出す
ゾーンでは速く、Dr側空調ゾーン内の乗員に当たらな
いように空調風が吹き出すゾーンでは遅くする。
は、U−DSWINGに設定されると、Dr側センタグ
リル41またはDr側サイドグリル42のセンタ、サイ
ドルーバ46を所定のスイング範囲で上下方向(U−D
方向)にスイングさせるマニュアルルーバ制御を行うよ
うに指令を出力する。さらに、スイングモード切替スイ
ッチ69は、R−LSWINGに設定されると、Dr側
センタグリル41またはDr側サイドグリル42のセン
タ、サイドルーバ43を所定のスイング範囲で左右方向
(R−L方向)にスイングさせるマニュアルルーバ制御
を行うように指令を出力する。Pa側ルーバ操作パネル
53は、Dr側ルーバ操作パネル52と同様にして、P
a側センタ、サイドグリル41、42の両方をスイング
可能にするMATCHスイッチ70、Pa側センタグリ
ル41をスイング可能にするCENTERスイッチ7
1、Pa側サイドグリル42をスイング可能にするSI
DEスイッチ72およびスイングモード切替スイッチ7
3とから構成されている。
NTERスイッチ71、SIDEスイッチ72は、平常
位置(OFF)と押込位置(ON)とを持つプッシュ式
スイッチである。スイングモード切替スイッチ73は、
STOP(スイング停止)、AUTO(オートスイン
グ)、Rr、U−DSWING(上下方向スイング)、
R−LSWING(左右方向スイング)の各切替位置を
有するロータリー式スイッチである。なお、スイングモ
ード切替スイッチ73は、スイングモード切替スイッチ
69と同様にして、AUTOに設定されると、Pa側セ
ンタグリル41またはPa側サイドグリル42のセン
タ、サイドルーバ43、46を自動制御するオートルー
バ制御を行うように指令を出力する。そして、スイング
モード切替スイッチ73は、Rrに設定されると、車両
の前部座席側空調ゾーンよりも後部座席側空調ゾーンの
方が風量配分が多くなるようにセンタ、サイドルーバ4
3、46をスイングさせる。例えばPa側センタグリル
41のセンタ、サイドルーバ43、46のスイング速度
を、Pa側空調ゾーン内の乗員に当たるように空調風が
吹き出すゾーンでは速く、Pa側空調ゾーン内の乗員に
当たらないように空調風が吹き出すゾーンでは遅くす
る。
は、U−DSWINGに設定されると、Pa側センタグ
リル41またはPa側サイドグリル42のセンタ、サイ
ドルーバ46を所定のスイング範囲で上下方向(U−D
方向)にスイングさせるマニュアルルーバ制御を行うよ
うに指令を出力する。さらに、スイングモード切替スイ
ッチ73は、R−LSWINGに設定されると、Pa側
センタグリル41またはPa側サイドグリル42のセン
タ、サイドルーバ43を所定のスイング範囲で左右方向
(R−L方向)にスイングさせるマニュアルルーバ制御
を行うように指令を出力する。ここで、図19に示した
ように、Dr側、Pa側センタグリル41間には、Dr
側、Pa側センタFACE吹出口21、31を開閉する
シャッタ(図示せず)を手動操作するためのドア開閉ス
イッチ74が設けられている。また、Dr側、Pa側セ
ンタグリル41およびDr側、Pa側サイドグリル42
には、各センタ、サイドルーバ43、46のルーバ方向
を手動操作により左右方向、上下方向に動かすためのノ
ブ75、76が設けられている。
度を検出する内気温度センサ91、外気温度を検出する
外気温度センサ92、およびDr側、Pa側空調ゾーン
内に照射される日射量を検出するDr側、Pa側日射量
検知手段としての日射センサ93が接続されている。ま
た、Dr側、Pa側空調ゾーン内に吹き出す空調風の吹
出温度を検出するDr側、Pa側吹出温度センサ94
a、94b、エバポレータ10による実際の空気冷却度
合を検出するエバ後温度センサ95、車両のエンジンの
冷却水の温度を検出する冷却水温度センサ96、および
各吹出状態可変装置のセンタ、サイドルーバ43、46
の現在位置(空調風の吹出方向)を検出するポテンショ
メータ97、98が接続されている。なお、日射センサ
93は、Dr側、Pa側空調ゾーン内に照射される日射
量(日射強度)を検知する日射強度検知手段(例えばフ
ォトトランジスタ、フォトダイオード、太陽電池)、太
陽光の照射方向(日射方向、日射方位角)を検知する日
射方向検知手段(例えばフォトダイオード、太陽電池、
サーミスタ等の感温素子)、および太陽光の高度(日射
仰角、日射高度、太陽仰角)を検知する日射高度検知手
段(例えばフォトダイオード、太陽電池、サーミスタ等
の感温素子)を有している。
形態のエアコンECU50による制御方法を、図20な
いし図30に基づいて説明する。ここで、図20はエア
コンECU50の制御プログラムの一例を示したフロー
チャートである。
憶内容等を初期化する(ステップ100)。次に、各種
データをデータ処理用メモリに読み込む(ステップ11
0)。次に、上記のような記憶データおよび下記の数5
の式、数6の式に基づいて、Dr側の目標吹出温度TA
O(Dr)、およびPa側の目標吹出温度TAO(P
a)を演算する(ステップ120)。
(Pa)は、それぞれDr側空調ゾーン内の設定温度、
Pa側空調ゾーン内の設定温度を表し、TSは、それぞ
れDr側、Pa側空調ゾーン内の日射量を表す。また、
TR、TAMは、それぞれ内気温度、外気温度を表す。
Kset、KR、KAM、KS、Kd(Dr)およびK
d(Pa)は、それぞれ温度設定ゲイン、内気温度ゲイ
ン、外気温度ゲイン、日射量ゲイン、第1、第2空調ゾ
ーンの温度差補正ゲインを表す。なお、Ka(Dr)、
Ka(Pa)は、それぞれ外気温度TAMがDr側空調
ゾーンおよびPa側空調ゾーンの各空調温度に及ぼす影
響度合を補正するゲインを表し、CD(Dr)、CD
(Pa)は上記影響度合に応じた定数、Cは補正定数を
表す。ここで、Ka(Dr)、Ka(Pa)、CD(D
r)、CD(Pa)といった値は、車両の形や大きさ、
空調ユニット1の吹出風向等様々なパラメータで変化す
る。
側の目標吹出温度TAO(Dr)およびPa側の目標吹
出温度TAO(Pa)と、図21の特性図に示した目標
吹出温度に対するブロワ制御電圧特性とに基づいてブロ
ワモータ9に印加するブロワ制御電圧VA(Dr)、V
A(Pa)を演算する(ステップ130)。次に、上記
のステップ120で求めたDr側の目標吹出温度TAO
(Dr)およびPa側の目標吹出温度TAO(Pa)
と、図22の特性図に示した目標吹出温度に対する吹出
口モード特性とに基づいてDr側空調ゾーンおよびPa
側空調ゾーンの各吹出口モードを決定する(ステップ1
40)。なお、エアコン操作パネル51に設けられた吹
出口モード切替スイッチ59を操作することにより、F
ACEモード、B/Lモード、FOOTモードまたはF
/Dモードのうちのいずれかの吹出口モードに固定され
る。ここで、本実施形態では、フロントデフロスタスイ
ッチ56を操作するとDEFモードが設定される。ま
た、吹出口モードがFOOTモード、F/Dモードまた
はDEFモードであっても、Dr側サイドFACE吹出
口22およびPa側サイドFACE吹出口32は常に開
口している。
の吹出状態可変装置を作動させる場合の作動パターンを
決定する(ステップ150)。このステップ150の制
御処理は後述する。次に、Dr側A/Mドア15のA/
M開度SW(Dr)(%)およびPa側A/Mドア16
のA/M開度SW(Pa)(%)の演算を、Dr側の目
標吹出温度TAO(Dr)およびPa側の目標吹出温度
TAO(Pa)と、エバ後温度センサ95にて検知した
エバ後温度(TE)と、冷却水温度センサ96にて検知
した冷却水温度(TW)と、下記の数7の式および数8
の式とに基づいて行う(ステップ160)。
00/(TW−TE)
00/(TW−TE)
制御電圧VAとなるようにブロワ駆動回路8に制御信号
を出力する(ステップ170)。次に、ステップ160
で決定されたA/M開度SW(Dr)およびA/M開度
SW(Pa)となるようにサーボモータ17、18に制
御信号を出力する(ステップ180)。次に、ステップ
140で決定された吹出口モードとなるようにサーボモ
ータ28、29、39に制御信号を出力する(ステップ
190)。次に、ステップ150で決定された吹出方
向、吹出位置およびスイング範囲となるようにルーバモ
ータ43a、46aに制御信号を出力する(ステップ2
00)。次に、上記ステップ150の制御処理について
図23のフローチャートに基づいて説明する。最初に吹
出口モードがFACEモードまたはB/Lモードである
か否かを判定する(ステップ301)。この判定結果が
NOの場合には、サイドウインドへ空調風を吹き出すこ
とにより、サイドウインドの防曇や冷輻射のカットを行
う目的で、サイドルーバ43、46を近傍のサイドウイ
ンドへ向けるようにルーバ方向を決定する(ステップ3
02)。その後に、ステップ150の制御処理を抜け
る。
の場合には、タイマーカウント中であるか否かを判定す
る(ステップ303)。この判定結果がYESの場合に
は、ステップ314の制御処理に進む。また、ステップ
303の判定結果がNOの場合には、冷房時にクールダ
ウン中であるか否かを判定する。すなわち、下記の数9
の式および数10の式を満足するか否かを判定する(ス
テップ304)。
を表し、Tset(Dr)、Tset(Pa)はDr
側、Pa側温度設定スイッチ64、65にて設定された
Dr側、Pa側設定温度を表す。
合、すなわち、クールダウン中である場合には、センタ
ルーバ43、46を、Dr側、Pa側空調ゾーン内の乗
員の首付近A(図24参照)に向ける(固定する)よう
にルーバ方向を決定し、サイドルーバ43、46を、D
r側、Pa側空調ゾーン内の乗員の首付近B(図24参
照)に向ける(固定する)ようにルーバ方向を決定する
(ステップ305)。これにより、Dr側、Pa側空調
ゾーン内の乗員に空調風が集中して吹き出される(局所
冷房)。次に、乗員がセンタルーバ43、46を例えば
Cに動かしたか否かを判定する(ステップ306)。こ
の判定結果がNOの場合には、センタルーバ43、46
のスイング範囲の基準位置(目標位置)を前回の位置
(A)にする(ステップ307)。また、ステップ30
6の判定結果がYESの場合には、センタルーバ43、
46のスイング範囲の基準位置(目標位置)を今回の位
置(C)に変更(補正)する(吹出状態補正手段:ステ
ップ308)。次に、乗員がサイドルーバ43、46を
例えばDに動かしたか否かを判定する(ステップ30
9)。この判定結果がNOの場合には、サイドルーバ4
3、46のスイング範囲の基準位置(目標位置)を前回
の位置(B)にする(ステップ310)。また、ステッ
プ309の判定結果がYESの場合には、サイドルーバ
43、46のスイング範囲の基準位置(目標位置)を今
回の位置(D)に変更(補正)する(吹出状態補正手
段:ステップ311)。
か否かを判定する(ステップ312)。この判定結果が
NOの場合には、ステップ150の制御処理を抜ける。
また、ステップ312の判定結果がYESの場合には、
タイマーのカウントを開始し、操作のあったセンタルー
バ43、46またはサイドルーバ43、46のスイング
を図25(a)〜図25(c)に示した所定時間が経過
するまで停止する(吹出状態補正手段:ステップ31
3)。ここで、図25(a)のグラフの横軸の吹出温度
は、Dr側、Pa側吹出温度センサ94a、94bの検
出値の他に、目標吹出温度、冷却水温度、A/M開度ま
たはエバ後温度から求められる。この図25(a)で求
めた基準の停止時間に内気温度や日射量に応じた補正時
間を加えることで、より乗員の温感に合った所定時間を
算出することができる。なお、補正後の停止時間は最大
30分間、最小30秒間とする。また、所定時間は、空
調風の吹出方向が乗員に向かう方向の時に、空調熱負荷
(例えば日射強度等)が大きい程長く設定され、且つ空
調風の吹出方向が乗員を外す方向の時に、空調熱負荷
(例えば日射強度等)が大きい程短く設定される。
気温度補正時間+日射量補正時間
かを判定する。すなわち、所定時間が経過したか否かを
判定する(ステップ314)。この判定結果がNOの場
合には、ステップ150の制御処理を抜ける。また、ス
テップ314の判定結果がYESの場合には、タイマー
のカウントを終了して、ステップ313の制限を解除す
る(ステップ315)。その後に、ステップ150の制
御処理を抜ける。また、ステップ304の判定結果がN
Oの場合、すなわち、冷房時のクールダウン中ではない
場合または暖房時の場合には、センタ、サイドルーバ4
3、46を、スイング範囲の基準位置を中心に、空調熱
負荷に対応したスイング範囲でスイングするように決定
する。ここで、初期設定では、センタルーバの基準位置
は、Dr側、Pa側空調ゾーン内の乗員の首付近A(図
24参照)、およびサイドルーバの基準位置はDr側、
Pa側空調ゾーン内の乗員の首付近B(図24参照)で
ある。
射方向、日射量(日射強度)と、図26(a)の特性図
とに基づいて、センタ、サイドルーバ43、46の揺動
範囲(スイング範囲)θ(Dr)、θ(Pa)を決定す
る。そして、センタ、サイドルーバ43、46のスイン
グ範囲と図26(b)の特性図と下記の数12の式、数
13の式とに基づいて、図27に示した目標揺動範囲
(目標スイング範囲)θ(Dr)、θ(Pa)を決定す
る(ステップ316)。
タ、サイドルーバ43、46の目標スイング範囲θ(D
r)、θ(Pa)と、図28および図29の特性図とに
基づいて、各センタ、サイドルーバ43、46の揺動速
度を算出する(ステップ317)。例えばセンタ、サイ
ドルーバ43、46のスイング範囲が広い程、センタ、
サイドルーバ43、46の揺動速度を速くして揺動周期
を一定にする。次に、センタルーバ43、46のスイン
グ中に乗員の操作があった否かを判定する(ステップ3
18)。ここで、この乗員操作の有無の判定は、図30
(a)、(b)に示したように、ルーバモータ43a、
46aの作動速度(ルーバの揺動速度)とポテンショメ
ータ97、98の移動速度との差から求めても良いし、
現状のスイング範囲外にポテンショメータ97、98の
検出値が移動したことを判定しても良い。また、ルーバ
を動かすスイッチが有る時には、そのスイッチの入力を
検出しても良い。
は、センタルーバ43、46のスイング範囲の基準位置
を前回の位置にする(ステップ319)。また、ステッ
プ318の判定結果がYESの場合には、センタルーバ
43、46のスイング範囲の基準位置を今回の位置に変
更(補正)する(吹出状態補正手段:ステップ32
0)。次に、サイドルーバ43、46のスイング中に乗
員の操作があったか否かを判定する(ステップ32
1)。この判定結果がNOの場合には、サイドルーバ4
3、46のスイング範囲の基準位置を前回の位置にする
(ステップ322)。また、ステップ321の判定結果
がYESの場合には、サイドルーバ43、46のスイン
グ範囲の基準位置を今回の位置に変更(補正)する(吹
出状態補正手段:ステップ323)。その後に、ステッ
プ312の制御処理に進む。
実施形態の車両用空調装置では、クールダウンが終了し
て車室内の空調状態が定常状態に近づき、センタ、サイ
ドルーバ43、46の向きを乗員方向に向けた状態で固
定する局所冷房から、センタ、サイドルーバ43、46
を所定のスイング範囲でスイングさせる際に、スイング
しようとしているセンタ、サイドルーバ43、46を乗
員が自分の方向に引き戻すと、空調熱負荷に応じて変化
する所定時間が経過するまではセンタ、サイドルーバ4
3、46の向きを乗員方向に向いた状態で固定される。
ングしてきたセンタ、サイドルーバ43、46の向きを
自分の方向から外すと、同様に、空調熱負荷に応じて変
化する所定時間が経過するまではセンタ、サイドルーバ
43、46の向きが乗員を外す方向に向く。あるいは、
後部座席の乗員に配慮して、スイングしてきたセンタ、
サイドルーバ43、46の向きを後部座席の乗員に向け
ると、同様に、空調熱負荷に応じて変化する所定時間が
経過するまではセンタ、サイドルーバ43、46の向き
が後部座席の乗員方向(前部座席の乗員を外す方向)に
向く。そして、上記のような乗員の要望を記憶して次回
にはその乗員が動かした位置を中心にスイングするよう
にオートスイング制御することにより、乗員が希望する
吹出状態を制御に反映することができる。
発明の第3実施形態を示したもので、図31(a)、
(b)はスイング中に乗員がルーバを操作した場合を示
した図で、図32はルーバ制御演算の一部を示したフロ
ーチャートである。
ように、センタルーバ43、46のスイング範囲の基準
位置を今回の位置に変更(補正)した場合には、乗員が
ルーバを動かす前と同じスイング範囲(例えば70°:
1往復10秒間)を保つと、左右独立コントロール中で
あっても、隣の空調ゾーンに空調風が吹き出されてしま
う(ステップ324)場合が考えられる。この判定結果
がYESの場合には、図31(b)に示したように、隣
の空調ゾーンへの空調風の吹出方向を制限する制限地点
を越えて隣の空調ゾーンに入り、再び制限地点に戻って
くるのに必要な時間(例えば4.3秒間)が経過するま
で、スイング範囲の揺動端で一時停止させる(ステップ
325)。これにより、乗員がルーバを動かす前よりも
狭いスイング範囲(例えば40°:1往復10秒間)と
なり、あまり空調風に当たりたくないDr側空調ゾーン
内の乗員の要求と左右独立コントロール性を維持したい
Pa側空調ゾーン内の乗員の要求とを同時に満足するこ
とができる。
施形態を示したもので、Dr側、Pa側センタグリルお
よびエアコン操作パネルを示した図である。
と一体的に、Dr側空調ゾーンおよびPa側空調ゾーン
内の各FACE吹出口21、22、31、32から吹き
出される空調風の吹出状態(センタ、サイドルーバ4
3、46のスイング状態)を操作するためのルーバ操作
(SWINGSW)パネル100が設けられている。こ
のルーバ操作パネル100は、MATCHスイッチ10
1、Drスイッチ102、Paスイッチ103およびス
イングモード切替スイッチ104とから構成されてい
る。なお、スイングモード切替スイッチ104は、第2
実施形態のスイングモード切替スイッチ69、73と同
様に、STOP(スイング停止)、AUTO(オートス
イング)、Rr、U−DSWING(上下方向スイン
グ)、R−LSWING(左右方向スイング)の各切替
位置を有するロータリー式スイッチである。
イッチ102およびPaスイッチ103は、平常位置
(OFF)と押込位置(ON)とを持つプッシュ式スイ
ッチである。MATCHスイッチ101がONされる
と、センタ、サイドルーバ43、46のうちの少なくと
も一方をスイングさせるように出力する。そして、Dr
スイッチ102がONされると、Dr側のセンタ、サイ
ドルーバ43、46のうちの少なくとも一方をスイング
させるように出力する。さらに、Paスイッチ103が
ONされると、Pa側のセンタ、サイドルーバ43、4
6のうちの少なくとも一方をスイングさせるように出力
する。
発明の第5実施形態を示したもので、図34は車両のイ
ンストルメントパネルを示した正面図で、図35は空調
ユニットのフェイスダクトを示した断面図である。
ト2内の仕切り板14を廃止している。そして、前部座
席側FACE吹出口として、空調ダクト2の空気下流側
端部に連結されたフェイスダクト160の最空気下流側
で開口するワイドフローFACE吹出口161が設けら
れている。ワイドフローFACE吹出口161は、イン
ストルメントパネル40の前面中央で開口するDr側、
Pa側センタFACE吹出口162、163と、インス
トルメントパネル40の車両幅方向両側、すなわち、車
両のサイドウインド近傍で開口するDr側、Pa側サイ
ドFACE吹出口164、165と、これらのFACE
吹出口の間で開口するDr側、Pa側ミドルFACE吹
出口166、167とから構成されている。なお、各F
ACE吹出口162〜167には、乗員の手動操作によ
り空調風の吹出方向を変更するための複数のルーバがそ
れぞれ設けられている。そして、フェイスダクト160
には、各FACE吹出口162〜167を開閉するため
のFACEドア171が回動自在に取り付けられてお
り、Dr側サイド、ミドルFACE吹出口164、16
6を開閉するためのDr側ミドルFACEドア172が
回動自在に取り付けられており、Pa側サイド、ミドル
FACE吹出口165、167を開閉するためのPa側
ミドルFACEドア173が回動自在に取り付けられて
いる。なお、Dr側、Pa側ミドルFACEドア17
2、173は、本発明の吹出状態可変手段に相当するも
ので、開度に応じてDr、Pa側サイドFACE吹出口
164、165およびDr、Pa側ミドルFACE吹出
口166、167から各空調エリア内に吹き出す空調風
の吹出状態(例えばワイド吹出モードとスポット吹出モ
ード)を変更する。
ュエータによりFACEドア171を開放側に動かし、
サーボモータ等のアクチュエータによりDr側、Pa側
ミドルFACEドア172、173を閉塞側に動かす。
それによって、Dr側、Pa側センタFACE吹出口1
62、163およびDr側、Pa側サイドFACE吹出
口164、165を開放し、Dr側、Pa側ミドルFA
CE吹出口166、167を閉塞することにより、ワイ
ドフローFACE吹出口161の開口面積を小さくする
ことで、ワイドフローFACE吹出口161から吹き出
される空調風の吹出範囲を小さくして空調エリア内の乗
員の身体の一部分に局所的に空調風を吹き出す(スポッ
ト吹出モード)。また、FACEドア171を開放側に
動かし、Dr側、Pa側ミドルFACEドア172、1
73を中間位置に動かす。それによって、Dr側、Pa
側センタFACE吹出口162、163、Dr側、Pa
側サイドFACE吹出口164、165およびDr側、
Pa側ミドルFACE吹出口166、167を開放する
ことにより、ワイドフローFACE吹出口161の開口
面積を大きくすることで、ワイドフローFACE吹出口
161から吹き出される空調風の吹出範囲を大きくして
空調エリア内に拡散的に空調風を吹き出す(ワイド吹出
モード)。なお、フェイスダクト160内にFACEド
アを追加して更に細やかな配風量の変更制御を行うよう
にしても良いし、空調ダクト2およびフェイスダクト1
60内に仕切り板を1個または2個以上入れて、それぞ
れの空気通路毎に送風機を配置して、各送風機の送風量
を異ならせることで、Dr側、Pa側空調エリア内の乗
員毎の配風量を変更しても良い。
発明の第6実施形態を示したもので、図36は吹出状態
可変装置を示した図である。
ルーバ201、ルーバモータ202、リンクプレート2
03およびリンクレバー204等から構成されている。
ルーバ201は、FACE吹出口205を形成するFA
CEグリル206に回転自在に支持された回転軸207
を中心として回動可能に設けられ、回転軸207と反対
側の上端部に図示上方へ突出するピン208を具備して
いる。ルーバモータ202は、出力軸(図示せず)の先
端外周にギヤ209が固定されている。リンクプレート
203は、FACEグリル206の上部に配されて、そ
の一端部にルーバモータ202のギヤ209と噛み合う
ラック210を具備し、出力軸の回転に伴ってFACE
グリル206の前後にスライド可能に設けられている。
また、リンクプレート203には、複数本(ルーバ20
1の個数と同じ)のリンク溝211が形成されている。
リンクレバー204は、リンクプレート203の動きを
ルーバ201に伝達するもので、ルーバ201と同じ個
数だけ設けられ、リンクプレート203のリンク溝21
1に嵌合するピン212と、ルーバ201に具備された
ピン208が嵌合するガイド溝213とが形成されてい
る。
力軸が回転してリンクプレート203がFACEグリル
206上を前方へ移動すると、図37(a)に示したよ
うに、各リンクレバー204を介して各ルーバ201の
向きがそれぞれ乗員方向を向いた位置に駆動される。こ
れにより、センタFACEグリル206とサイドFAC
Eグリル206より空調風が乗員方向へ集中的に吹き出
される(集中モード)。一方、ルーバモータ202の出
力軸が逆回転してリンクプレート203がFACEグリ
ル206上を後方へ移動すると、図37(b)に示した
ように、各リンクレバー204を介して各ルーバ201
の向きが外側へ拡がるように駆動される。これにより、
センタFACEグリル206とサイドFACEグリル2
06より吹き出される空調風がそれぞれ拡散される(拡
散モード)。この吹出状態可変装置によれば、集中モー
ドを選択することで空調風を集中的に乗員に向けること
ができる。また、拡散モードを選択すれば、空調ゾーン
内に広く空調風を当てることができると共に、乗員への
空調風の配風量を減らすこともできる。
施形態を示したもので、吹出状態可変装置を示した図で
ある。本実施形態の吹出状態可変装置は、ケース221
と、このケース221に対して回動自在に組み付けられ
たドラム222と、このドラム222に取り付けられた
ルーバ223等から構成されている。この吹出状態可変
装置は、ケース221に対しドラム222を回動させる
ことにより、ドラム222と一体的にルーバ223の向
きが変化して空調風の吹出方向を変えることができる。
発明の第8実施形態を示したもので、図39および図4
0(a)は吹出状態可変装置を示した図である。本実施
形態の吹出状態可変装置は、細長い円筒状態に設けられ
たルーバ本体301と、このルーバ本体301を回転駆
動するルーバモータ302とを備えている。ルーバ本体
301には、図40(b)に示したように、回転中心よ
り偏心した位置に一定幅の円弧状を成す空気通路301
aが形成されている。この吹出状態可変装置は、例えば
図41に示したように、ワンボックスカー等の車両30
3の空気吹出口304(図40(a)参照)に取り付け
て使用することができる。
により回転駆動されることで、空気吹出口304より吹
き出される空調風の吹出方向を上下方向の任意の方向に
選択できる。例えば図42(a)に示す位置では、主に
乗員の上半身に向けて空調風を吹き出すことができる。
また、図42(b)に示す位置では、主に乗員の下半身
に向けて空調風を吹き出すことができる。そして、図4
2(c)に示す位置では、車両303の天井方向に向け
て空調風を吹き出すことができる。さらに、図42
(d)に示す位置では、空気吹出口304を閉塞するこ
とができる。また、ルーバ本体301をスイングさせる
と、図43(a)〜図43(c)に示したように、ルー
バ本体301のスイング幅に応じて、空気吹出口304
より吹き出される空調風を所定のスイング範囲で吹き出
すことができる。
発明の第9実施形態を示したもので、図44は吹出状態
可変装置を示した図である。本実施形態の吹出状態可変
装置は、空調風の吹出領域を車幅方向で変更できるもの
で、FACE吹出口307を形成するケース308に対
し回転自在に取り付けられた回転バルブ309を備えて
いる。ケース308には、背面に接続された2本の送風
ダクト310より空調風が供給される。ケース308の
前面には、格子状のFACEグリル311が取り付けら
れている。回転バルブ309は、両端に取り付けられた
調整ダイヤル312、および図示しないバルブモータに
よって回転位置を調整することができ、例えば図45
(a)〜図45(c)および図46(a)〜図46
(c)に示したように、回転バルブ309の回転位置に
よりFACE吹出口307の開口状態を変更することに
より、空調風の吹出領域を車幅方向で変更することがで
きる。また、図47(a)〜図47(e)に示したよう
に、回転バルブ309の形状を変更することで多様な吹
出状態を得ることが可能である。なお、この回転バルブ
309を第8実施形態のルーバ本体301として使用す
ることもできる。
をワンボックスカー等の車両303、400に搭載され
る車両用空調装置に適用した例を説明したが、本発明を
バス車両や鉄道車両等の大型車両に搭載される大型車両
用空調装置に使用しても良い。本実施形態では、吹出口
から吹き出される空調風の吹出状態を変更する吹出状態
可変手段として、空調風の吹出方向または配風量(吹出
風量)を変更する吹出方向可変手段または吹出風量可変
手段を使用した例を説明したが、吹出状態可変手段とし
て、空調風の吹出位置(吹出高さ、吹出幅)を変更する
吹出位置可変手段を使用しても良い。本実施形態では、
1個のブロワ4を回転させることにより空調ダクト2の
各FACE吹出口21、22、31、32から車室内に
空調風を吹き出すように構成したが、2個の送風機を回
転させることにより空調ダクト2のDr側、Pa側FA
CE吹出口から車室内に空調風を吹き出す配風量を変更
可能なように構成しても良く、FACE吹出口の数に対
応した個数の送風機を回転させることにより空調ダクト
2の各FACE吹出口から車室内に空調風を吹き出す配
風量(吹出風量)を変更可能なように構成しても良い。
また、各FACE吹出口毎、または一方側、他方側吹出
口毎に互いに独立して風量調節を行えるようにしても良
い。
モードまたはF/Dモードの時もDr側サイドFACE
吹出口22およびPa側サイドFACE吹出口32から
空調風(主に温風)を吹き出すようにしたが、吹出口モ
ードがFACEモードまたはB/Lモードの時のみDr
側サイドFACE吹出口22およびPa側サイドFAC
E吹出口32から空調風を吹き出すようにしても良い。
本実施形態では、Dr側、Pa側センタグリル41、D
r側、Pa側サイドグリル42をインストルメントパネ
ル40に固定したが、各センタ、サイドグリルを左右方
向に回動自在に支持された状態で格納部材に取り付けて
も良く、各センタ、サイドグリルを上下方向に回動自在
に支持された状態で格納部材に取り付けても良い。この
場合には、グリル本体を吹出方向可変手段または吹出状
態可変手段として揺動させるようにしても良い。
E吹出口に左右方向に揺動運動するセンタ、サイドルー
バ43および上下方向に揺動運動するセンタ、サイドル
ーバ46の両方を設けたが、ルーバとして、各FACE
吹出口に水平方向に揺動運動するセンタ、サイドルーバ
43または上下方向に揺動運動するセンタ、サイドルー
バ46のいずれか一方のみを設けても良い。本実施形態
では、空調負荷検知手段として日射強度検知手段、日射
方向検知手段および日射高度検知手段を有する日射セン
サ93を設けたが、少なくとも日射強度検知手段を有す
る日射センサを設けても良い。この場合には、マイクロ
コンピュータで日射センサからの日射強度信号を入力し
て日射方向および日射高度(太陽仰角)を算出するよう
にする。また、日射センサとして、カーナビゲーション
システムのマイクロコンピュータにその日時の太陽高度
や車両の現在位置に対する日射方向を記憶させている場
合には、そのカーナビゲーションシステムの出力信号を
日射センサ信号としてエアコンECUに読み込むように
しても良い。
するアクチュエータとしてDCサーボモータを用いた
が、ルーバ43、46を駆動するアクチュエータとして
ステッピングモータを用いても良い。この場合には、基
準位置からのパルス数をカウントすることでルーバ4
3、46の移動量を算出することができるので、ルーバ
位置検出手段(吹出状態検出手段)として使用でき、ポ
テンショメータ97、98を設けなくても良い。なお、
この場合には、スイッチ以外では乗員がルーバ43、4
6を動かすことができないようにすることが望ましい。
本実施形態の各機能は、マルチディスプレイ等の操作に
よりON、OFFを乗員が選択できることが望ましい。
ング範囲を一定のスイング範囲となるようにオートルー
バ制御したが、空調ゾーン内の冷房熱負荷が小さければ
小さい程、オートスイングの中心位置を中心とした、ル
ーバ43、46の目標揺動範囲(スイング範囲)を広く
設定するようにしても良い。また、空調ゾーン内の冷房
熱負荷が大きければ大きい程、オートスイングの中心位
置を中心とした、ルーバ43、46の目標揺動範囲(ス
イング範囲)を狭く設定するようにしても良い。
リル49を車両400の天井部の、中席側、後席側の車
両幅方向の両側に固定したが、各グリルを左右方向に回
動自在に支持された状態で格納部材に取り付けても良
く、また各グリルを上下方向に回動自在に支持された状
態で格納部材に取り付けても良い。この場合には、グリ
ル本体を吹出状態可変手段としてスイングさせるように
しても良い。本実施形態では、左右方向に一文字状にス
イングするルーバ43と、上下方向に一文字状にスイン
グするルーバ46とを設けたが、何れか一方でも良い。
また、吹出状態可変手段として、8の字型、∞の字型や
×の字型にスイングするルーバフィンを設けても良い。
て、予め記憶された初期設定位置(オートストップ位
置)でルーバ43、46が停止するように指令すると共
に、停止位置補正手段から補正指令を入力した際にオー
トストップ位置を書き換える停止位置記憶手段(例えば
RAM)を使用したが、乗員の手動操作によって決めら
れた手動操作位置(オートストップ位置)でルーバ4
3、46が停止するように指令するマニュアルスイッチ
等の手動設定手段を使用しても良い。なお、手動設定手
段としては、ルーバ43、46のスイングの停止を指令
するオンオフスイッチを使用したり、ルーバ43、46
を乗員が直接触れてスイングを停止させたりしても良
い。本実施形態では、中心位置指令手段として、予め記
憶された初期設定位置(オートスイングの中心位置)を
中心にしてルーバ43、46がスイングするように指令
すると共に、中心位置補正手段から補正指令を入力した
際にオートスイングの中心位置を書き換える中心位置記
憶手段(例えばRAM)を使用したが、乗員の手動操作
によって決められた手動操作位置(オートスイングの中
心位置)を中心にしてルーバ43、46が揺動運動する
ように指令するマニュアルスイッチ等の手動設定手段を
使用しても良い。なお、手動設定手段としては、ルーバ
43、46のスイングを指令するオンオフスイッチを使
用したり、ルーバ43、46を乗員が直接触れてスイン
グさせたりしても良い。
る(第1実施形態)。
た概略図である(第1実施形態)。
である(第1実施形態)。
ある(第1実施形態)。
である(第1実施形態)。
である(第1実施形態)。
たフローチャートである(第1実施形態)。
特性図である(第1実施形態)。
特性図である(第1実施形態)。
表す特性図である(第1実施形態)。
す特性図である(第1実施形態)。
表す特性図である(第1実施形態)。
ートである(第1実施形態)。
ートである(第1実施形態)。
ートである(第1実施形態)。
態を示した説明図である(第1実施形態)。
び空調風のスイング範囲を示した説明図で、(b)はシ
ート移動後の空調風の吹出方向および空調風のスイング
範囲を示した説明図である(第1実施形態)。
ある(第2実施形態)。
(第2実施形態)。
したフローチャートである(第2実施形態)。
御電圧との関係を表す特性図である(第2実施形態)。
ードとの関係を表す特性図である(第2実施形態)。
る(第2実施形態)。
である(第2実施形態)。
表すグラフで、(b)は内気温度と補正時間との関係を
表すグラフで、(c)は日射量と補正時間との関係を表
すグラフである(第2実施形態)。
との関係を表す特性図で、(b)は内気温度とスイング
範囲との関係を表すグラフである(第2実施形態)。
2実施形態)。
グラフである(第2実施形態)。
グラフである(第2実施形態)。
を操作した状態を示した説明図である(第2実施形
態)。
を操作した状態を示した説明図である(第3実施形
態)。
トである(第3実施形態)。
(第4実施形態)。
図である(第5実施形態)。
図である(第5実施形態)。
6実施形態)。
作動説明図である(第6実施形態)。
7実施形態)。
8実施形態)。
で、(b)はルーバ本体を示した断面図である(第8実
施形態)。
模式図である(第8実施形態)。
明図である(第8実施形態)。
した模式図である(第8実施形態)。
(第9実施形態)。
明図である(第9実施形態)。
明図である(第9実施形態)。
た斜視図である(第9実施形態)。
可変手段) 46 ルーバ、センタルーバ、サイドルーバ(吹出状態
可変手段) 50 エアコンECU(吹出状態制御手段) 93 日射センサ(日射量検出手段) 97 ポテンショメータ(吹出状態検出手段) 98 ポテンショメータ(吹出状態検出手段) 31b 中席側FACE吹出口(吹出口) 32b 後席側FACE吹出口(吹出口) 43a ルーバモータ(アクチュエータ) 46a ルーバモータ(アクチュエータ) 64b 第2温度設定スイッチ(温度設定手段) 91b 第2内気温度センサ(内気温度検出手段)
Claims (18)
- 【請求項1】(a)車室内の空調ゾーンに向けて空調風
を吹き出すための吹出口を有する空調ダクトと、 (b)前記吹出口から吹き出される空調風の吹出方向、
吹出風量または吹出位置等の吹出状態を変更することが
可能な吹出状態可変手段と、 (c)この吹出状態可変手段を駆動するアクチュエータ
と、 (d)前記吹出状態可変手段の現在位置を検知して空調
風の吹出状態を検出する吹出状態検出手段と、 (e)前記吹出状態可変手段が所定の位置で停止するよ
うに指令する停止位置指令手段と、 (f)所定の揺動範囲で前記吹出状態可変手段が揺動運
動するように前記アクチュエータの作動状態を制御する
と共に、前記停止位置指令手段により指令された停止位
置で前記吹出状態可変手段が揺動運動を停止するように
前記アクチュエータの作動状態を制御する吹出状態制御
手段と、 (g)前記停止位置指令手段により指令された停止位置
に前記吹出状態可変手段が停止している時、前記吹出状
態検出手段にて検知した前記吹出状態可変手段の現在位
置と前記吹出状態可変手段の停止位置とが異なる場合
に、 前記吹出状態可変手段の停止位置を、前記吹出状態検出
手段にて検知した前記吹出状態可変手段の現在位置また
はその付近に補正するように前記停止位置指令手段に出
力する停止位置補正手段とを備えた車両用空調装置。 - 【請求項2】請求項1に記載の車両用空調装置におい
て、 前記停止位置指令手段は、予め記憶されている初期設定
位置で前記吹出状態可変手段が停止するように指令する
と共に、前記停止位置補正手段から補正指令を入力した
際に前記吹出状態可変手段の停止位置を書き換える停止
位置記憶手段であることを特徴とする車両用空調装置。 - 【請求項3】請求項1に記載の車両用空調装置におい
て、 前記停止位置指令手段は、乗員の手動操作によって決め
られた手動操作位置で前記吹出状態可変手段が停止する
ように指令する手動設定手段であることを特徴とする車
両用空調装置。 - 【請求項4】(a)車室内の空調ゾーンに向けて空調風
を吹き出すための吹出口を有する空調ダクトと、 (b)前記吹出口から吹き出される空調風の吹出方向、
吹出風量または吹出位置等の吹出状態を変更することが
可能な吹出状態可変手段と、 (c)この吹出状態可変手段を駆動するアクチュエータ
と、 (d)前記吹出状態可変手段の現在位置を検知して空調
風の吹出状態を検出する吹出状態検出手段と、 (e)前記吹出状態可変手段が所定の位置を中心にして
揺動運動するように指令する中心位置指令手段と、 (f)この中心位置指令手段により指令された中心位置
を中心とした、前記吹出状態可変手段の目標揺動範囲を
決定する目標揺動範囲決定手段と、 (g)この目標揺動範囲決定手段にて決定された目標揺
動範囲で前記吹出状態可変手段が揺動運動するように前
記アクチュエータの作動状態を制御する吹出状態制御手
段と、 (h)前記アクチュエータの作動速度から予測される、
前記吹出状態可変手段の目標位置を決定する目標位置決
定手段と、 (i)前記吹出状態可変手段が揺動運動している時、前
記吹出状態検出手段にて検知した前記吹出状態可変手段
の現在位置と前記目標位置決定手段にて決定された目標
位置とが異なる場合に、 前記吹出状態可変手段の目標揺動範囲の中心位置を、前
記吹出状態検出手段にて検知した前記吹出状態可変手段
の現在位置またはその付近に補正するように前記中心位
置指令手段に出力する中心位置補正手段とを備えた車両
用空調装置。 - 【請求項5】請求項4に記載の車両用空調装置におい
て、 前記中心位置指令手段は、予め記憶されている初期設定
位置を中心にして前記吹出状態可変手段が揺動運動する
ように指令すると共に、前記中心位置補正手段から補正
指令を入力した際に前記吹出状態可変手段の目標揺動範
囲の中心位置を書き換える中心位置記憶手段であること
を特徴とする車両用空調装置。 - 【請求項6】請求項4に記載の車両用空調装置におい
て、 前記中心位置指令手段は、乗員の手動操作によって決め
られた手動操作位置を中心にして前記吹出状態可変手段
が揺動運動するように指令する手動設定手段であること
を特徴とする車両用空調装置。 - 【請求項7】請求項4ないし請求項6のうちのいずれか
1つに記載の車両用空調装置において、 車室内の空調状態を検出する空調状態検出手段と、 車室内の空調状態を所望の空調状態に設定する空調状態
設定手段とを備え、 前記吹出状態制御手段は、前記空調状態検出手段にて検
出した空調状態と前記空調状態設定手段にて設定した目
標空調状態とが大きく異なる際に、前記吹出状態可変手
段の揺動運動が前記目標揺動範囲の中心位置で停止する
ように前記アクチュエータの作動状態を制御することを
特徴とする車両用空調装置。 - 【請求項8】請求項7に記載の車両用空調装置におい
て、 前記空調状態検出手段は、車室内に進入する日射量を検
出する日射量検出手段であり、 前記吹出状態制御手段は、前記日射量検出手段にて検出
した日射量が所定の日射量以上の際に、前記吹出状態可
変手段の揺動運動が前記目標揺動範囲の中心位置で停止
するように前記アクチュエータの作動状態を制御するこ
とを特徴とする車両用空調装置。 - 【請求項9】請求項7または請求項8に記載の車両用空
調装置において、 前記空調状態検出手段は、車室内の空気温度を検出する
内気温度検出手段であり、 前記空調状態設定手段は、車室内の温度を所望の温度に
設定する温度設定手段であり、 前記吹出状態制御手段は、前記内気温度検出手段にて検
出した内気温度と前記温度設定手段にて設定した設定温
度とが大きく異なる際に、前記吹出状態可変手段の揺動
運動を前記目標揺動範囲の中心位置で停止するように前
記アクチュエータの作動状態を制御することを特徴とす
る車両用空調装置。 - 【請求項10】(a)車室内の空調ゾーンに向けて空調
風を吹き出すための吹出口を有する空調ダクトと、 (b)前記吹出口から吹き出される空調風の吹出方向、
吹出風量または吹出位置等の吹出状態を変更することが
可能な吹出状態可変手段と、 (c)この吹出状態可変手段を駆動するアクチュエータ
と、 (d)所定の揺動範囲で前記吹出状態可変手段が揺動運
動するように前記アクチュエータの作動状態を制御する
吹出状態制御手段と、 (e)前記吹出状態可変手段を乗員が操作したか否かを
判定する乗員操作判定手段と、 (f)この乗員操作判定手段にて前記吹出状態可変手段
を乗員が操作したと判定した場合に、 前記吹出状態可変手段の揺動範囲のうち少なくとも一方
の揺動端を、乗員による前記吹出状態可変手段の操作量
に応じて制限する吹出状態制限手段とを備えた車両用空
調装置。 - 【請求項11】(a)車室内の空調ゾーンに向けて空調
風を吹き出すための吹出口を有する空調ダクトと、 (b)前記吹出口から吹き出される空調風の吹出方向、
吹出風量または吹出位置等の吹出状態を変更することが
可能な吹出状態可変手段と、 (c)この吹出状態可変手段を駆動するアクチュエータ
と、 (d)所定の揺動範囲で前記吹出状態可変手段が揺動運
動するように前記アクチュエータの作動状態を制御する
と共に、少なくとも隣接する空調ゾーンへの空調風の吹
出方向を制限するように前記アクチュエータの作動状態
を制御する吹出状態制御手段と、 (e)前記吹出状態可変手段を乗員が操作したか否かを
判定する乗員操作判定手段と、 (f)この乗員操作判定手段にて前記吹出状態可変手段
を乗員が操作したと判定した場合に、 前記制限のために、前記乗員の操作前の揺動範囲を満足
できない時、前記吹出状態可変手段の揺動運動を所定時
間が経過するまで停止または減速させる吹出状態補正手
段とを備えた車両用空調装置。 - 【請求項12】請求項11に記載の車両用空調装置にお
いて、 前記所定時間は、空調風の吹出方向が前記制限を越えて
隣接する空調ゾーンに入り、再び前記制限へ戻ってくる
のに必要な時間と略等しいことを特徴とする車両用空調
装置。 - 【請求項13】請求項11または請求項12に記載の車
両用空調装置において、 前記吹出状態可変手段を停止または減速させる位置は、
前記隣接する空調ゾーンへの空調風の吹出方向を制限す
る制限地点付近であることを特徴とする車両用空調装
置。 - 【請求項14】(a)車室内の空調ゾーンに向けて空調
風を吹き出すための吹出口を有する空調ダクトと、 (b)前記吹出口から吹き出される空調風の吹出方向、
吹出風量または吹出位置等の吹出状態を変更することが
可能な吹出状態可変手段と、 (c)この吹出状態可変手段を駆動するアクチュエータ
と、 (d)所定の揺動範囲で前記吹出状態可変手段が揺動運
動するように前記アクチュエータの作動状態を制御する
吹出状態制御手段と、 (e)前記吹出状態可変手段を乗員が操作したか否かを
判定する乗員操作判定手段と、 (f)前記吹出状態可変手段の現在位置を検知して空調
風の吹出状態を検出する吹出状態検出手段と、 (g)前記乗員操作判定手段にて前記吹出状態可変手段
を乗員が操作したと判定した場合に、 前記吹出状態検出手段にて検知した前記吹出状態可変手
段の現在位置またはその付近で前記吹出状態可変手段の
揺動運動を所定時間が経過するまで停止させる吹出状態
補正手段とを備えた車両用空調装置。 - 【請求項15】請求項14に記載の車両用空調装置にお
いて、 前記吹出状態検出手段は、前記吹出状態可変手段の現在
位置を検知して前記吹出口から吹き出される空調風の吹
出方向を検出するもので、 前記吹出状態補正手段は、前記吹出状態検出手段にて検
出した空調風の吹出方向が乗員に向かう方向の時に、空
調負荷が大きい程前記所定時間を長く設定し、且つ前記
吹出状態検出手段にて検出した空調風の吹出方向が乗員
を外す方向の時に、空調負荷が大きい程前記所定時間を
短く設定することを特徴とする車両用空調装置。 - 【請求項16】請求項10、請求項11または請求項1
4のうちのいずれか1つに記載の車両用空調装置におい
て、 前記乗員操作判定手段は、前記吹出状態可変手段が前記
アクチュエータの作動速度から予想される移動量以上に
移動したことを検出した場合に、前記吹出状態可変手段
を乗員が操作したと判定することを特徴とする車両用空
調装置。 - 【請求項17】請求項10、請求項11または請求項1
4のうちのいずれか1つに記載の車両用空調装置におい
て、 前記乗員操作判定手段は、前記吹出状態可変手段が前記
所定の揺動範囲外に移動したことを検出した場合に、前
記吹出状態可変手段を乗員が操作したと判定することを
特徴とする車両用空調装置。 - 【請求項18】請求項1ないし請求項17のいずれかに
記載の車両用空調装置において、 少なくとも1つ以上の前記吹出状態可変手段で独立に行
えることを特徴とする車両用空調装置。
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|---|---|---|---|
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Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004256077A (ja) * | 2003-02-27 | 2004-09-16 | Denso Corp | 車両用フレッシュエア供給装置 |
| JP2007155271A (ja) * | 2005-12-07 | 2007-06-21 | Sharp Corp | リモートコントロール装置及び空気調和機 |
| US10370008B2 (en) | 2012-12-27 | 2019-08-06 | Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha | Vehicle air-conditioning system and railroad vehicle equipped with same |
-
1998
- 1998-02-25 JP JP04304398A patent/JP4003279B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2007155271A (ja) * | 2005-12-07 | 2007-06-21 | Sharp Corp | リモートコントロール装置及び空気調和機 |
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