JPH11152014A - シートベルト用車体加速度センサー - Google Patents

シートベルト用車体加速度センサー

Info

Publication number
JPH11152014A
JPH11152014A JP9319978A JP31997897A JPH11152014A JP H11152014 A JPH11152014 A JP H11152014A JP 9319978 A JP9319978 A JP 9319978A JP 31997897 A JP31997897 A JP 31997897A JP H11152014 A JPH11152014 A JP H11152014A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sensor
retractor
seat back
case
sensor case
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9319978A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Yamamoto
和夫 山本
Yoshito Hashimoto
吉人 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NSK Ltd
Original Assignee
NSK Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NSK Ltd filed Critical NSK Ltd
Priority to JP9319978A priority Critical patent/JPH11152014A/ja
Publication of JPH11152014A publication Critical patent/JPH11152014A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Automotive Seat Belt Assembly (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 シートバック内に取り付けられるリトラクタ
ーに装備される車体加速度センサーであって、センサー
ケースの回動動作をシートバックの傾動に正確に連動さ
せることができると共に、製造コストの低減を図ること
ができる良好なシートベルト用車体加速度センサーを提
供する。 【解決手段】 車体加速度センサー32は、センサーケー
ス36の向きがシートバック62の傾斜状態に拘わらず適正
に保たれるようにシートバック62の傾動に連動し、ケー
ス支持部材37を介してセンサーケース36をその回動軸線
S回りに回動させる伝達手段39を備える。伝達手段39
は、ケース支持部材37に連結されるリトラクター側連結
部48が当該センサーケース36の回動軸線Sを中心に円周
方向に沿って変位するべく、回動軸線Sを中心に周方向
に延びるガイド部材51のガイド溝51a内を摺動するスラ
イダー52にワイヤ46のリトラクター側端部46a が連結さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シートベルト用車
体加速度センサーに関し、特に車両等のリクライニング
式シートのシートバック内に取り付けられるシートベル
ト用リトラクターに使用され、緊急時にウェビングの伸
び出しを阻止するロック手段を作動させるシートベルト
用車体加速度センサーの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、車両の乗員等を座席に安全に保持
するためのシートベルト装置には、急な加速、衝突又は
減速に反応する慣性感知手段によってリトラクターを物
理的にロックする緊急ロック機構を備えて乗員を効果的
及び安全に拘束する緊急ロック式リトラクターが用いら
れている。こうした緊急ロック式リトラクターに用いら
れる慣性感知手段としては、車体の加速度を感知する車
体加速度センサーがある。車体加速度センサーは、例え
ば慣性体が車体の衝突や傾斜で移動すると、該慣性体の
上部に設けられたセンサーアームを揺動し、ウェビング
が巻装された巻取軸のウェビング引出し方向の回転をロ
ックするロック手段を作動させる構成である。
【0003】近年、上述の如きリトラクターを車両等の
リクライニング式シートのシートバック(シート背もた
れ)内に取付け、シートバックの傾斜が変更されても同
様に作動可能であるシートベルト用車体加速度センサー
が種々提案されている。例えば、米国特許第56223
83号明細書等に開示された車体加速度センサーのよう
に、回動自在にリトラクターベースに支持されたセンサ
ーケースに対して、該センサーケース上の慣性体支持面
の向きがシートバックの傾斜状態に拘わらず適正に保た
れるように前記シートバックの傾斜角度に応じて前記セ
ンサーケースをその回動軸線回りに連動させるべく、該
センサーケースとシート金具との間に可撓軸やギヤ装置
等の伝達手段を配置してそれぞれを相対回転しないよう
に結合したものが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
米国特許第5622383号明細書等に開示された車体
加速度センサーは、調節軸を中心に回動するシートバッ
クの傾動に応じて伝達手段の伝達部材を直線変位させ、
センサーケースに連結される該伝達部材のリトラクター
側連結部(アジャストエレメント)を介してセンサーケ
ースをその回動軸線回りに回動させる構成である。そし
て、このような構成では、図10に示すように、センサ
ーケースにその回動軸線O回りに所定角度αの回動動作
をさせようとしても、図中L1 ,L2 ,L3 で示すよう
に、それに必要な伝達部材の移動軸X上の直線変位量と
センサーケースの角度変位量との間には比例関係が成り
立たない。
【0005】そこで、センサーケースの回動動作をシー
トバックの傾動動作に正確に連動させるために、伝達手
段は前記伝達部材のリトラクター側連結部の直線変位量
を補正する機構が必要となる。従って、シートバックの
傾動にセンサーケースの回動を連動させる伝達手段が複
雑化し、部品点数が増大すると共に組立が複雑になり製
造コストアップの要因となるという問題がある。
【0006】また、前記車体加速度センサーにおける伝
達部材とセンサーケースは、両部材ともリトラクターベ
ースの外側に設けられて並列配置される為、回動(若し
くは移動)するセンサーケースと伝達部材のリトラクタ
ー側連結部とが干渉しない様に互いに離して配置する必
要がある。従って、前記車体加速度センサーを備えたリ
トラクターは、リトラクターベースの側板を大きくしな
ければならず、大型化してしまうという問題がある。
【0007】そこで、本発明の目的は上記課題を解消す
ることにあり、シートバック内に取り付けられるリトラ
クターに装備される車体加速度センサーであって、セン
サーケースの回動動作をシートバックの傾動に正確に連
動させることができると共に、製造コストの低減を図る
ことができる良好なシートベルト用車体加速度センサー
を提供することである。また、シートバックの傾動に連
動する伝達部材を備えながらリトラクターベースの側板
を小さくでき、リトラクターのコンパクト化が可能な車
体加速度センサーを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、車
両等のリクライニング式シートのシートバックに取付け
られたリトラクターベースと、該ベースに回動自在に支
持された巻取軸と、回動可能にリトラクターベースに支
持されたセンサーケースと、前記シートベルト用リトラ
クターの巻取軸のウェビング引出し方向への回転をロッ
クするロック手段を作動させる第1の位置と前記ロック
手段を作動させない第2の位置とにそれぞれ位置するべ
く前記センサーケース又はリトラクターベースに回動自
在に取付けられたセンサーアームと、所定以上の速度変
化を受けると前記センサーケースの慣性体支持面上を相
対移動し、前記センサーアームを前記第1の位置に移動
させる慣性体と、前記慣性体支持面の向きが前記シート
バックの傾斜状態に拘わらず適正に保たれるように前記
シートバックの傾斜角度に応じて前記センサーケースを
連動させる伝達手段とを備え、所定の車体加速度が作用
した時の前記慣性体の移動動作により前記ロック手段を
作動させるシートベルト用車体加速度センサーであっ
て、前記伝達手段は、前記センサーケースに連結される
リトラクター側連結部が当該センサーケースの回動軸線
を中心に円周方向に沿って変位する可撓性伝達部材を備
えていることを特徴とするシートベルト用車体加速度セ
ンサーにより達成される。
【0009】上記構成によれば、シートバックの傾動に
連動してセンサーケースを回動させる伝達手段の可撓性
伝達部材は、シートバックの傾動に連動して直線変位さ
れると、リトラクター側連結部が当該センサーケースの
回動軸線を中心に円周方向に沿って変位する。そこで、
前記可撓性伝達部材の直線変位によって回動されるセン
サーケースの回動角度は、該可撓性伝達部材の変位量と
の間で比例関係が成り立ち、伝達手段は、伝達部材のリ
トラクター側連結部の直線変位量を補正する機構が不要
となる。
【0010】尚、好ましくは前記伝達手段が、前記シー
トバックの調節軸近傍に連結される調節軸側連結部が当
該調節軸線を中心に円周方向に沿って変位する可撓性伝
達部材を備える。又、他の構成において、伝達手段は、
リトラクターベースを介し、センサーケースが設けられ
た側とは反対側に設けられる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて本発明
の一実施形態に係るシートベルト用車体加速度センサー
を詳細に説明する。図1に示すように、本実施形態の車
体加速度センサー32を備えたシートベルト用リトラク
ター100は、車体に取り付けられたリクライニング式
シート61のシートバック62内に取り付けられてい
る。前記シートバック62は、車体幅方向に延在する調
節軸(シートバックの調節軸線)71を中心として枢動
し得るように、シート座部63に接続されており、乗員
の体格などに応じて、傾斜状態が調整される。
【0012】前記シートベルト用リトラクター100
は、図2及び図3に示すように、ウェビング70が巻装
される略円筒状のボビン2と、該ボビン2を挿通してリ
トラクターベース1に回転自在に支持される共に、爪車
であるラッチプレート4aをー端側(図3中、右側)に
備えた巻取軸4と、車両緊急時に前記ラッチプレート4
aのウェビング引出し方向の回転を阻止する緊急ロック
機構300とを備えている。そして、該リトラクター1
00から前記シートバック62に形成されたスロット6
4を貫通して延出したウェビング70は、乗員をシート
に拘束する。
【0013】前記シートバック62のフレーム部材(図
示せず)に固定される前記リトラクターベース1は、そ
の大部分がコの字状断面を有するように金属板をプレス
成形したものであり、左右の側板la,1bの対向位置
には前記ボビン2と組み合わされた巻取軸4が回動自在
に橋架されている。前記リトラクターベース1の側板l
bを挿通した巻取軸4の他端部には、該巻取軸4を介し
て前記ボビン2をウェビング70巻取り方向に常時付勢
する公知の巻取りばね装置(図示せず)が装備されてい
る。
【0014】本発明において、車両緊急時に前記巻取軸
4のウェビング引出し方向への回転を拘束する緊急ロッ
ク機構300の具体的な構成は、公知の種々のものを採
用することができる。例えば、本実施形態の場合、ロッ
ク作動手段であるラチェットホイール19が巻取軸4に
対して回転遅れを生じることにより、ラッチカップ13
がロック手段であるポール11をラッチプレート4aに
係合させ、巻取軸4のウェビング引出し方向への回転を
阻止する。
【0015】前記ラチェットホイール19の下方には、
本発明に係る車体加速度センサー32が装備されてい
る。本実施形態の車体加速度センサー32は、図2及び
図3に示すように、センサーアーム31、センサーケー
ス36、慣性体33、ケース支持部材37、伝達手段3
9から構成されている。
【0016】前記センサーケース36は、前記慣性体3
3が載置される慣性体支持面36aと、前記センサーア
ーム31を回動自在に支持するアーム支持部36bとを
有した構造である。そして、前記センサーケース36の
慣性体支持面36aは、中心部に向かった窪んだすり鉢
形である。また、前記ケース支持部材37は、図2に示
すように、前記センサーケース36が嵌め込みにより着
脱可能に取り付けられるケース支持部40と、該ケース
支持部40の一側面から上方に延出してリトラクターベ
ース1に回転自在に支持される軸支部41と、該軸支部
41から半径方向外方に向かって延設される舌状の連結
部42とを有した構造である。
【0017】前記ケース支持部材37の軸支部41は、
図2に示すように、貫通形成した取付孔41aが、リト
ラクターの巻取軸4の軸受ブッシュを介して巻取軸4の
回動軸線Sを中心として回動自在に支持される。そし
て、前記連結部42が後述の伝達手段39に連結され、
シートバック62の傾動時には、前記ケース支持部材3
7が伝達手段39によりシートバック62の傾動に連動
して回動操作される。
【0018】前記センサーアーム31は、図2に示すよ
うに、基端側の軸部31aが前記センサーケース36に
回転自在に支持されており、センサーケース36をリト
ラクターに取り付けた状態では、先端部31bが前記ラ
チェットホイール19の歯19aに係合することによっ
て前記巻取軸4のウェビング引出し方向への回転をロッ
クするロック手段を作動させる第1の位置から、先端部
31bが前記歯19aから離脱して前記ロック手段を作
動させない第2の位置まで前記軸部31aを回転軸とし
て揺動変位可能である。又、前記センサーアーム31に
は、慣性体33の移動を検出するために慣性体33の上
部に接触する受け皿形の接触部31cが一体形成されて
いる。なお、本発明における「ロック手段」は、上記緊
急ロック機構300から車体加速度センサー32を除い
たものを意味する。
【0019】そこで、前記センサーアーム31の先端部
31bがラチェットホイール19の歯19aに係合する
と、前記ラチェットホイール19が巻取軸4に対して回
転遅れを生じ、ラッチカップ13を介してポール11が
ラッチプレート4aに係合して、巻取軸4のウェビング
引出し方向の回転が阻止される。前記慣性体33は、球
形をなしており、前記慣性体支持面36a上に載置され
て所定以上の速度変化を受けると前記慣性体支持面36
a上を相対移動し、該慣性体33に外接している前記セ
ンサーアーム31を前記第1の位置に移動させる。
【0020】前記伝達手段39は、前記慣性体支持面3
6aの向きが前記シートバック62の傾斜状態に拘わら
ず適正(鉛直方向上方向き)に保たれるように、前記ケ
ース支持部材37を介してセンサーケース36を前記シ
ートバック62の傾斜角度に応じてその回動軸線S回り
に回動させる。尚、伝達手段39に連結された前記ケー
ス支持部材37は、車両衝突時等に作用する慣性力で回
動軸線S回りに回動することはない。
【0021】前記伝達手段39は、図2乃至図4に示す
ように、前記リトラクターベース1の側板1aの内面側
に固定され、前記ケース支持部材37の回動軸線(即
ち、巻取軸4の回動軸線)Sを中心に周方向に延びるガ
イド溝51aを有するガイド部材51と、前記シートバ
ック62側のシートバック側プレート55に固定され、
前記調節軸71を中心に周方向に延びるガイド溝を有す
るガイド部材57と、前記シート座部63側の座部側プ
レート56に固定された連結ピン58に一端部が連結さ
れ、前記ガイド部材57のガイド溝内を相対変位して他
端部に連結された前記ケース支持部材37を回動軸線S
回りに連動させる可撓性伝達部材としてのワイヤ46
と、該ワイヤ46を摺動自在に収容したガイド筒45と
を備える。尚、前記ワイヤ46は、長手方向の力を受け
た時にその力で座屈することなくガイド部材及びガイド
筒内を摺動可能な適度の剛性を備える。
【0022】前記ワイヤ46が挿通するガイド筒45の
リトラクター側端部は、図2に示すように、前記リトラ
クターベース1の側板1aの内面側に固定された前記ガ
イド部材51に連結されている。また、ガイド筒45の
調節軸側端部は、図6に示すように、前記シートバック
側プレート55に固定されたガイド部材57に連結され
ている。
【0023】前記ワイヤ46のリトラクター側端部46
aには、図2に示すように、前記ガイド部材51のガイ
ド溝51aに摺動自在に嵌合すると共に前記ケース支持
部材37の連結部42にピン結合する係合ピン52aを
突設したスライダー52が連結されており、ケース支持
部材37を介して前記センサーケース36に連結される
リトラクター側連結部48が構成されている。尚、前記
スライダー52は、ダイキャストや樹脂成形で、前記リ
トラクター側端部46aをインサート成形している。
【0024】前記ガイド部材51には適宜間隔でねじ止
め用耳部51bが装備されており、ねじ部材53によっ
て該ガイド部材51はリトラクターベース1の側板1a
の内面側に固定される。そして、前記ガイド部材51及
び前記側板1aには、前記係合ピン52aが挿通可能な
開口部51c,1cが、ガイド溝51aと同様に前記セ
ンサーケース36の回動軸線Sを中心とする円弧状に形
成されており、これら開口部51c,1cを挿通して側
板1aの外面側に突出した前記係合ピン52aが、前記
ケース支持部材37の連結部42に枢着されている(図
5参照)。
【0025】前記ワイヤ46の調節軸側端部46bは、
図6に示すように、座部側プレート56に固定されて前
記ガイド部材57のガイド溝に沿って相対変位可能な連
結ピン58に連結されており、前記シートバック62の
傾動に応じて前記ワイヤ46を進退動させるべく該シー
トバック63の調節軸71近傍に配設される調節軸側連
結部50を構成している。そして、前記ガイド部材57
のガイド溝は、前記センサーケース36の回動軸線Sに
対する前記ガイド部材51の曲率半径と同じ曲率半径の
円弧状に形成されている。
【0026】そこで、本実施形態の車体加速度センサー
32では、リクライニング操作により、例えばシートバ
ック62を図1に示した傾斜状態から、図7に示した傾
斜状態に後傾させると、ワイヤ46の調節軸側連結部5
0では、図8に示すように、シートバック側プレート5
5の矢印(イ)方向への傾動に連動して、座部側プレー
ト56に固設された連結ピン58が前記ガイド部材57
のガイド溝内を矢印(ロ)方向に相対変位し、該連結ピ
ン58に連結されているワイヤ46を前記ガイド部材5
7のガイド溝から押し出すように直線変位させる。
【0027】そして、このようなシートバック62の後
傾時、リトラクター側連結部48では、シートバック6
2の傾動に応じて調節軸側連結部50がワイヤ46に付
与した直線変位をスライダー52が受ける結果、図9に
示すように、スライダー52が矢印(ハ)方向にガイド
溝51a内を摺動変位し、このスライダー52にピン結
合されているケース支持部材37と共にセンサーケース
36は矢印(ニ)で示すように回動軸線S回りに回動し
て、センサーケース36の慣性体支持面36aの向きを
適正に保つ。尚、図7に示した後傾状態からシートバッ
ク62が車体前方に傾動されるときは、上述の後傾時と
は逆方向にスライダー52が摺動変位し、センサーケー
ス36を後傾時とは逆方向に回動させて前記慣性体支持
面36aの向きを適正に保つ。
【0028】即ち、本実施形態の車体加速度センサー3
2では、シートバック62の傾動に連動してセンサーケ
ース36を回動させる伝達手段39のワイヤ46が、シ
ートバック62の傾動に連動して直線変位されると、リ
トラクター側連結部48がセンサーケース36の回動軸
線Sを中心に円周方向に沿って変位する。そこで、前記
ワイヤ46の直線変位によって回動されるケース支持部
材37に固定されたセンサーケース36の回動角度は、
該ワイヤ46の変位量との間で比例関係が成り立つ。そ
の上、前記ガイド部材51,57の各ガイド溝の曲率半
径は同じとされ、ワイヤ46の各リトラクター側連結部
48と調節軸側連結部50とが通る軌道半径が一致して
いるので、リクライニングによるシートバック62の回
転角度とセンサーケース36の回動角度は一致する。従
って、前記伝達手段39は、ワイヤ46のリトラクター
側連結部48の直線変位量を補正する機構が不要とな
り、構成の単純化によりコストの低減を図ることができ
る。
【0029】また、本実施形態においては、前記ケース
支持部材37に固定されたセンサーケース36がリトラ
クターベース1の側板1aの外面側に配置され、前記伝
達手段39のリトラクター側連結部48を構成するガイ
ド部材51が前記側板1aの内面側に配置されているの
で、前記ガイド部材51がリトラクターベース1を介
し、センサーケース36が設けられた側とは反対側に設
けられ、前記ガイド部材51と前記センサーケース36
とが干渉することはない。従って、センサーケース36
との干渉を回避する為に前記ガイド部材51の曲率半径
が必要以上に大きくされ、前記側板1aが大きくなって
しまうことがなく、リトラクター100をコンパクトに
できる。
【0030】尚、前記シートバック62の調節軸71近
傍に配設され、シートバック62の傾動に応じてワイヤ
46に直線変位を加える機構は、上記伝達手段39にお
ける調節軸側連結部50の構成に限定されるものではな
い。例えば、前記調節軸71を中心に周方向に延びるカ
ム面を有するカム板を前記シート座部63側に固定し、
該カム板のカム面に従動してワイヤ46を進退動作さ
せ、前記ケース支持部材37をその回動軸線S回りに連
動させる調節軸側連結部を構成することもできる。尚、
本発明におけるロック手段、センサーアーム、センサー
ケース及び慣性体の構成は、上記実施形態の構成に限定
されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて適宜変更
可能であることは言うまでもない。
【0031】
【発明の効果】本発明のシートベルト用車体加速度セン
サーによれば、シートバックの傾動に連動してセンサー
ケースを回動させる伝達手段の可撓性伝達部材は、シー
トバックの傾動に連動して直線変位されると、リトラク
ター側連結部が当該センサーケースの回動軸線を中心に
円周方向に沿って変位する。そこで、前記可撓性伝達部
材の直線変位によって回動されるセンサーケースの回動
角度は、該可撓性伝達部材の変位量との間で比例関係が
成り立ち、伝達手段は、伝達部材のリトラクター側連結
部の直線変位量を補正する機構が不要となり、構成の単
純化によりコストの低減を図ることができる。又、本発
明の他の構成のシートベルト用車体加速度センサーによ
れば、伝達手段が、リトラクターベースを介し、センサ
ーケースが設けられた側とは反対側に設けられるので、
回動するセンサーケースと伝達手段とが干渉することは
ない。そこで、リトラクターベースの側板が大きくなっ
てしまうことがなく、リトラクターをコンパクトにでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に基づく車体加速度センサ
ーを備えたシートベルト用リトラクターが取り付けられ
たリクライニング式シートの概略側面図である。
【図2】図1に示したシートベルト用リトラクターの側
面図である。
【図3】図1に示したシートベルト用リトラクターの部
分断面正面図である。
【図4】図2に示したリトラクター側連結部の正面図で
ある。
【図5】図4のA−A線に沿う断面図である。
【図6】図1に示したシートバック傾斜状態のときの調
節軸側連結部の構成を示す拡大図である。
【図7】図1に示したリクライニング式シートにおい
て、シートバックを後傾させた状態を示すシートの概略
側面図である。
【図8】図7に示したシートバック傾斜状態のときの調
節軸側連結部の状態を示す拡大図である。
【図9】図7に示したシートバック傾斜状態におけるリ
トラクターや車体加速度センサーの傾斜状態を示すリト
ラクターの側面図である。
【図10】従来のシートベルト用車体加速度センサーに
おける伝達部材の直線変位量とセンサーケースの角度変
位量との関係を示す説明図である。
【符号の説明】
1 リトラクターベース 2 ボビン 4 巻取軸 19 ラチェットホイール 11 ポール 31 センサーアーム 32 シートベルト用車体加速度センサー 33 慣性体 36 センサーケース 36a 慣性体支持面 37 ケース支持部材 39 伝達手段 45 ガイド筒 46 ワイヤ 48 リトラクター側連結部 50 調節軸側連結部 51 ガイド部材 52 スライダー 57 ガイド部材 58 連結ピン 61 リクライニング式シート 62 シートバック 63 シート座部 70 ウェビング 71 調節軸 100 シートベルト用リトラクター

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両等のリクライニング式シートのシー
    トバックに取付けられたリトラクターベースと、該ベー
    スに回動自在に支持された巻取軸と、回動可能にリトラ
    クターベースに支持されたセンサーケースと、前記シー
    トベルト用リトラクターの巻取軸のウェビング引出し方
    向への回転をロックするロック手段を作動させる第1の
    位置と前記ロック手段を作動させない第2の位置とにそ
    れぞれ位置するべく前記センサーケース又はリトラクタ
    ーベースに回動自在に取付けられたセンサーアームと、
    所定以上の速度変化を受けると前記センサーケースの慣
    性体支持面上を相対移動し、前記センサーアームを前記
    第1の位置に移動させる慣性体と、前記慣性体支持面の
    向きが前記シートバックの傾斜状態に拘わらず適正に保
    たれるように前記シートバックの傾斜角度に応じて前記
    センサーケースを連動させる伝達手段とを備え、所定の
    車体加速度が作用した時の前記慣性体の移動動作により
    前記ロック手段を作動させるシートベルト用車体加速度
    センサーであって、 前記伝達手段は、前記センサーケースに連結されるリト
    ラクター側連結部が当該センサーケースの回動軸線を中
    心に円周方向に沿って変位する可撓性伝達部材を備えて
    いることを特徴とするシートベルト用車体加速度センサ
    ー。
JP9319978A 1997-11-20 1997-11-20 シートベルト用車体加速度センサー Pending JPH11152014A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9319978A JPH11152014A (ja) 1997-11-20 1997-11-20 シートベルト用車体加速度センサー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9319978A JPH11152014A (ja) 1997-11-20 1997-11-20 シートベルト用車体加速度センサー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11152014A true JPH11152014A (ja) 1999-06-08

Family

ID=18116385

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9319978A Pending JPH11152014A (ja) 1997-11-20 1997-11-20 シートベルト用車体加速度センサー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11152014A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2750101B2 (ja) シートベルトウェブ・リトラクタ
US11052868B2 (en) Seat belt retractor
EP0776782A2 (en) Adjustable hinge mount for seats
US4132434A (en) Vehicle seat and safety seat belt assembly
JP4072575B2 (ja) シートベルト用リトラクター
WO1999014084A1 (en) Vehicle body acceleration sensor for seat belts
KR100890852B1 (ko) 시트 벨트 장치
JP3929577B2 (ja) シートベルト用車体加速度センサー
US6196633B1 (en) Retractor for a seat belt
JP2003048508A (ja) シートベルトリトラクタ
US12043209B2 (en) Seat belt retractor
JPH11152014A (ja) シートベルト用車体加速度センサー
JPH11291865A (ja) シートベルト用リトラクター
JPH11326362A (ja) シートベルト用車体加速度センサー
JPH10203309A (ja) シートベルト用リトラクター
JPH11165569A (ja) リクライニング式シート
JPH11129866A (ja) シートベルト用車体加速度センサー
JP4124846B2 (ja) リクライニング式シート
JP3768657B2 (ja) シートベルト用車体加速度センサー
JPS6092945A (ja) 車両用リクライニングシ−ト用のビルトイン型シ−トベルト装置
JP5314571B2 (ja) シートベルト装置
JPH1134799A (ja) シートベルト用車体加速度センサー
JP3616486B2 (ja) シートベルト装置
JP3147802B2 (ja) ウエビング巻取装置
JPH1148910A (ja) シートベルト用リトラクター

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041101

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041117

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050330