JPH11152105A - 自動包装装置 - Google Patents

自動包装装置

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JPH11152105A
JPH11152105A JP32303097A JP32303097A JPH11152105A JP H11152105 A JPH11152105 A JP H11152105A JP 32303097 A JP32303097 A JP 32303097A JP 32303097 A JP32303097 A JP 32303097A JP H11152105 A JPH11152105 A JP H11152105A
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JP
Japan
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group
machine
bag
size
film
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JP32303097A
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English (en)
Inventor
Yutaka Inagaki
豊 稲垣
Hiroshi Kimura
洋 木村
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Ibiden Co Ltd
Original Assignee
Ibiden Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 包装すべき対象物のサイズの変更に容易に対
応できる,多品種少量生産に適した自動包装装置を提供
すること。 【解決手段】 基板群を導入コンベア1に投入する際
に,キーボード17またはスキャナ18,あるいは測定
カメラ101により基板群のサイズその他の情報を制御
コンピュータ16に入力し,その入力情報に基づいて包
装機5の受け入れ部における基板群の押し込み量と,両
側のサイドシール機の間隔とを調整することとして,互
いに異なるサイズの基板群を次々に包装する場合でも自
動的に各基板群ごとのサイズに適した包装を行うことが
できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,例えば印刷回路製
造用の基板のような平板物を複数枚積み重ねた対象物を
フィルム状の部材で包装する自動包装装置に関する。さ
らに詳細には,対象物として異なるサイズのものが次々
に投入された場合でも適正な包装が自動的になされる,
多品種少量生産に適した自動包装装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】印刷回路製造用の基板は,湿気を嫌い,
また,パーティクルが付着しないようにクリーンな状態
で基板製造者から印刷回路製造者に納入しなければなら
ない。従来,このための基板の包装は,フィルム状の部
材により余計な余白を残すことなく,四辺をシールして
(フィルムを一辺で折り返して残り三辺をシールしても
よい)外気から遮断するようにして行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の包
装には,以下のような問題点があった。すなわち,印刷
回路製造用の基板は仕向先の要望等により品種が大変に
多く,製品の仕様によってサイズが様々である。そし
て,互いに異なる仕様の基板を少数ロットずつ次々に出
荷しなければならない場合も少なくない。従来の包装で
はこのような場合におけるサイズ変更の対応が面倒であ
った。
【0004】本発明は,前記した従来の技術が有する問
題点の解決を目的としてなされたものである。すなわち
その課題とするところは,包装すべき対象物のサイズの
変更に容易に対応でき,多品種少量生産に適した自動包
装装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
になされた本発明は,対象物をフィルム状部材で包装す
る自動包装装置であって,上下から供給された前記フィ
ルム状部材をその幅方向に接合するとともに接合箇所の
前後を分離するクロスシール手段と,前記フィルム状部
材を前記クロスシール手段の接合方向と交差する方向に
接合する第1サイドシール手段および第2サイドシール
手段と,前記第1サイドシール手段と前記第2サイドシ
ール手段との間隔を前記対象物のサイズに応じて調整す
る調整手段を有することを特徴とする。
【0006】この自動包装装置では,上下からフィルム
状部材が供給されており,それらのフィルム状部材は,
クロスシール手段により幅方向に接合されている。これ
により,接合箇所で上下のフィルム状部材がつながった
状態となっており,接合により生じた余計な端部は,分
離され除去されている。そして包装される対象物は,こ
の状態のフィルム状部材で上下面が覆われる。この状態
で再度クロスシール手段を作用させるとフィルム状部材
は,対象物を収納する筒状の部分が,その後方の上下が
つながった部分から分離させられる。後方の部分は,後
続の対象物の包装に用いられる。分離された筒状の部分
は,対象物の両サイドを,第1サイドシール手段および
第2サイドシール手段により幅方向と交差する方向に接
合される。これにより対象物は,袋状のフィルム状部材
により封入されることとなる。ここにおいて,第1サイ
ドシール手段と第2サイドシール手段との間隔は,調整
手段により対象物のサイズに応じて調整されるので,互
いに異なるサイズの対象物を次々に包装する場合でも各
対象物のサイズに適した包装がなされる。なお,クロス
シール手段およびサイドシール手段(第1,第2とも)
は,重ね合わせられたフィルム状部材を熱融着等により
接合する機能を有するものである。
【0007】かかる本発明の自動包装装置は,対象物を
クロスシール手段の接合方向と交差する方向に押し出す
押し出し手段を備えてもよい。その場合には,対象物が
押し出し手段により接合方向(幅方向)と交差する方向
に押し出され,つながった状態のフィルム状部材に押し
付けられる。これにより,対象物の押し出しのためにフ
ィルム状部材が折り返された形状となり,対象物は上下
面がフィルム状部材で覆われた状態となる。この押し出
し手段による押し出し量は,対象物のサイズに応じて調
整されることとし,その調整のための手段を備えてもよ
い。
【0008】本発明の自動包装装置はまた,前記対象物
のサイズに関する情報を入力する対象物情報入力手段を
有し,前記調整手段は,前記対象物情報入力手段により
入力された情報に基づいて前記第1サイドシール手段と
前記第2サイドシール手段との間隔を調整することとし
てもよい。
【0009】このようにした自動包装装置では,対象物
を包装しようとする場合には,まず対象物情報入力手段
により対象物のサイズに関する情報が入力される。そし
て,ここで入力された情報に基づいて調整手段が第1サ
イドシール手段と第2サイドシール手段との間隔を調整
するので,互いに異なるサイズの対象物を次々に包装す
る場合でも各々の対象物のサイズに応じた第1サイドシ
ール手段と第2サイドシール手段との間隔で包装がなさ
れる。なお,前記押し出し手段の押し出し量も対象物情
報入力手段により入力された情報に基づくこととしても
よい。ここで,対象物情報入力手段は,オペレータが操
作するキーボードや,対象物(もしくはその伝票等)に
バーコード等の情報伝達記号が付されている場合にそれ
を読み取るスキャナ等の読み取り装置として実現され
る。あるいは,対象物の外形を観察してそのサイズを読
み取るカメラとして実現することも可能である。
【0010】また,本発明の自動包装装置は,前記押し
出し手段の押し出し方向と交差する方向から供給された
前記対象物を所定の位置で停止させる停止手段を有し,
前記押し出し手段は,前記停止手段により停止した前記
対象物を前記フィルム状部材に向けて押し出すこととし
てもよい。
【0011】このようにした自動包装装置では,包装し
ようとする対象物は,押し出し手段の押し出し方向と交
差する方向から供給され,停止手段により所定の位置で
停止させられる。そしてその位置から,押し出し手段に
より押し出されてフィルム状部材に押し付けられる。し
たがって,対象物はそのサイズの大小にかかわらず停止
手段により一旦停止させられてから,確実にフィルム状
部材で包装される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下,本発明を具体化した実施の
形態について,図面を参照しつつ詳細に説明する。本実
施の形態は,印刷回路製造用の基板を複数枚束ねて包装
する自動包装装置である。本実施の形態に係る自動包装
装置100は,概略,図1に示すように,導入コンベア
1と,第1帯掛け機2と,第1中間コンベア3と,乾燥
剤投入機4と,包装機5と,第2中間コンベア6と,片
寄せ機7と,耳折り機8と,ラベル貼付機9と,製品分
別機10と,第2帯掛け機11と,第1排出コンベア1
2と,第2排出コンベア13とから構成されている。以
下,各構成部分の概要を順次説明する。
【0013】導入コンベア1は,包装しようとする基板
を受け入れるコンベアであり,積み重ねられた基板(図
2の(a)参照,以下,「基板群」という)14がオペ
レータにより載置されるとこれを矢印の方向へ搬送する
ようになっている。この導入コンベア1には,測定カメ
ラ101が設けられている。測定カメラ101は,載置
された基板群14のサイズを測定する機能を有してい
る。また,導入コンベア1には,載置される基板群14
の仕様等に関する情報を入力するためのキーボード17
やスキャナ18が備えられており,制御コンピュータ1
6に接続されている。ここで入力された情報は,制御コ
ンピュータ16を介して包装機5やラベル貼付機9,製
品分別機10等の各部に提供されるようになっている。
【0014】第1帯掛け機2は,導入コンベア1上の基
板群14に,荷崩れ防止のためにフィルムテープで帯掛
け20(図2の(b)参照)を施す装置である。続い
て,第1中間コンベア3は,第1帯掛け機2から包装機
5まで基板群14を搬送するコンベアである。その途中
には,基板群14の上に乾燥剤袋40(図2の(c)参
照)を載置する乾燥剤投入機4が配置されている。次
に,包装機5は,基板群14を図3に示すようにフィル
ム50で包装する装置であり,フィルム50を供給する
ロール51が上段および下段に配置されている。その詳
細は後述する。包装機5に続いて,包装された基板群1
4を片寄せ機7へ搬送する第2中間コンベア6が設けら
れている。
【0015】片寄せ機7は,包装機5で包装された基板
群14を,フィルム50の袋50aの中の一方に片寄せ
する装置である。このため,袋50aの一方を持ち上げ
ることにより,図4に示すように基板群14を袋50a
の中で移動させるようになっている。次に耳折り機8
は,基板群14の片寄せがなされた袋50aの余裕部分
50bを基板群14に沿って折り返す(この動作を「耳
折り」という,図5の(a)および(b)参照)装置で
ある。耳折り機8には,折り返された余裕部分50bの
端部を印刷ラベル90(図5の(c)参照)で止めるラ
ベル貼付機9が付設されている。
【0016】耳折り機8およびラベル貼付機9の後方の
製品分別機10は,印刷ラベル90の貼付がなされた基
板群14を,第1排出コンベア12向けと第2排出コン
ベア13向けとに仕分けする装置である。なお,製品分
別機10と第1排出コンベア12との間には,製品にフ
ィルムテープで帯掛け21(図5の(d)参照)を施す
第2帯掛け機11が設けられている。第1排出コンベア
12は,第2帯掛け機11で自動的に帯掛け21が施さ
れた製品が排出されるコンベアである。第2排出コンベ
ア13は,サイズが小さすぎて第2帯掛け機11による
帯掛けができない製品や途中でトラブルが生じたもの等
が排出されるコンベアである。
【0017】かかる全体構成を有する自動包装装置10
0では,概略,次の手順で製品の包装がなされる。ま
ず,オペレータにより導入コンベア1上に基板群14が
載置されると,その基板群14は導入コンベア1により
第1帯掛け機2へ向けて搬送される。この時点での基板
群14は,多数の基板を単に積み重ねただけのものであ
る。搬送の途中で測定カメラ101により基板群14の
サイズが測定され,後の各動作に必要な情報が取得され
る。また,オペレータがキーボード17により基板群1
4の仕様に関する情報を制御コンピュータ16を入力す
ることもできる。あるいは,基板群14に添付されてい
た伝票(指示書または仕様書等)にバーコードが印刷さ
れていれば,これをスキャナ18で読み取ることによっ
ても必要な情報を入力することができる。必要な情報に
は,基板群14のサイズのほか,包装機5での余白量な
どがある。
【0018】そして基板群14は,第1帯掛け機2を通
過する際に帯掛け20が施される(図2の(b)参
照)。これにより,基板群14が包装途中で荷崩れを起
こすことが防止される。そして,帯掛け20が施された
基板群14は,導入コンベア1から第1中間コンベア3
に移されて包装機5へ向かい,その途中で乾燥剤投入機
4から乾燥剤袋40が付与される(図2の(c)参
照)。印刷回路製造用の基板は湿気を嫌うからである。
【0019】包装機5では,基板群14がフィルム50
で包装され袋状に密閉される(図3参照)。このとき,
基板群14のサイズに対しかなり余裕をもって包装され
る。乾燥剤袋40も基板群14とともに袋50aの中に
封入される。このとき,袋50aの余裕部分50bの先
端付近にはミシン目60が入れられることもある。包装
された基板群14は,第2中間コンベア6により片寄せ
機7に搬送されると,袋50aの中で一方に片寄せされ
る(図4参照)。次いで耳折り機8で袋50aの余裕部
分50bが耳折りされるとともにラベル貼付機9により
印刷ラベル90でラベル止めされる(図5の(a)〜
(c)参照)。なお,ラベル貼付機9は,仕様や仕向先
等の製品情報を文字,記号,あるいはバーコード等によ
り印刷ラベル90に印刷しておくこともできる。
【0020】ラベル止めがなされると,製品分別機10
で仕分けされる。すなわち,サイズが特殊である等の理
由により手動で排出されるものや途中でトラブルが生じ
たものは第2排出コンベア13に排出され,それ以外の
もののみが第1排出コンベア12に排出される。第1排
出コンベア12に排出されるものは,第2帯掛け機11
で袋50aの外側に帯掛け21が施される(図5の
(d)参照)。この帯掛け21は,余裕部分50bの耳
折り状態を維持する役割を印刷ラベル90とともに果た
すとともに,ミシン目60を覆って袋50a内の気密性
を役割をも果たす。かくして包装が完了し,客先への出
荷がなされる状態となる。以上が,自動包装装置100
の全体の概略である。
【0021】次に,自動包装装置100の構成部分のう
ち主要なものである,包装機5,片寄せ機7,耳折り機
8について,それらの詳細を説明する。
【0022】最初に包装機5について説明する。包装機
5は前記のように,第1中間コンベア3で搬送されてき
た基板群14をフィルム50で包装する装置であり,基
板群14のサイズにかかわらず連続的に包装作業ができ
るように構成されている。包装機5は,フィルム50を
供給するロール51が配置された上段および下段とその
間で基板群14の包装作業を行う中段とからなる。包装
機5の中段は,図6の平面図に示すように,第1中間コ
ンベア3により搬送されてくる基板群14を受け入れる
受け入れ部52と,受け入れた基板群14をフィルム5
0により包み込んでシールするシール部53とを有して
いる。
【0023】受け入れ部52は,第1中間コンベア3か
ら送り出される基板群14を所定の位置で停止させる供
給ストッパ部材54と,その前のフリーローラ55と,
フリーローラ55上の基板群14をシール部53へ向け
て押し出す押し出し板56およびそれを駆動するエアシ
リンダ57とを有している。
【0024】シール部53は,押し出し板56と平行な
方向にフィルム50をシールするクロスシール機49
と,これと垂直な方向にフィルム50をシールする両側
のサイドシール機47,48とを有している。クロスシ
ール機49およびサイドシール機47,48は,フィル
ム50をシールすると同時にシール箇所で切断して前後
を分離する機能を有している。一方のサイドシール機4
7には,ミシン目カッタ46が付設されている。また,
シール部53の側部(参照図6では下側)には,両側の
サイドシール機47,48の間隔を調整する調整部45
が設けられている。さらに,第2中間コンベア6への渡
し箇所には,フリーローラ44が設けられている。かか
るシール部53にはまた,サイドシールを行った後のフ
ィルム50の端材を収納する端材箱43,43が備えら
れている。
【0025】かかる包装機5における,第1中間コンベ
ア3から基板群14が搬送されてくるときの待機状態
は,以下のとおりである。すなわち,受け入れ部52で
は,押し出し板56が退避した状態となっている。供給
ストッパ部材54の前のフリーローラ55上に基板群1
4を支障なく受け入れるためである。また,シール部5
3では,両側のサイドシール機47,48の間隔が,基
板群14のサイズに応じてこれに余裕部分50bを加味
した値に調整されている。この調整は,測定カメラ10
1により測定された値もしくはスキャナ18で読み取っ
たバーコード情報に基づき制御コンピュータ16を介し
て調整部45で自動的になされる。あるいは,オペレー
タが手作業で調整部45を操作して調整することもでき
る。そして,受け入れ部52とシール部53との間で
は,図7に示すように,上下のロール51,51から供
給されたフィルム50,50が,シール跡58で接合さ
れた状態で基板群14を待機している。シール跡58
は,上下からのフィルム50,50を,端部付近にてク
ロスシール機49でシールするとともに余白部分を切断
除去したときの跡である。
【0026】かかる待機状態において,第1中間コンベ
ア3から基板群14が搬送されてくると,その基板群1
4は,受け入れ部52のフリーローラ55上を走行し,
供給ストッパ部材54に当接して停止する。供給ストッ
パ部材54は固定されているので,基板群14は,その
サイズにかかわらず決まった位置で停止する。そしてそ
の状態で,エアシリンダ57を作動させて押し出し板5
6で基板群14をシール部53に向けて押し出す。する
と図8に示すように,押し出された基板群14は,フィ
ルム50,50のシール跡58付近の位置に押し付けら
れる。
【0027】そして基板群14をさらに押し込み,図3
の(a)に示す状態にしてクロスシール機49で上下の
フィルム50,50をシールすると,基板群14は乾燥
剤袋40ごと筒状のフィルム50,50に囲まれた状態
となる。このときの基板群14の押し込み量は,制御コ
ンピュータ16を介して提供される基板群14のサイズ
の情報に基づいて調整されており,筒状のフィルム5
0,50の幅が基板群14に対して適切な余裕を持つよ
うにされている。このシールの際にフィルム50,50
が切断されて前後が分離されるので,残った部分のフィ
ルム50,50は図7の状態となり,後続の基板群14
を待つ。このとき,フィルム50,50のうち基板群1
4を筒状に囲むために消費された分は,上下のロール5
1,51から巻き出されて補充されている。
【0028】そして,筒状のフィルム50,50をサイ
ドシール機47,48でシールして耳部の端材59,5
9を切り離すと,図3の(b)に示すように基板群14
が乾燥剤袋40とともに袋50aの中に封入された状態
となる。このとき,袋50aが張らないように,内部の
空気が吸い出される。また,一方のサイドシール機47
の側には,ミシン目カッタ46でミシン目60が入れら
れる。ただし,スキャナ18で読み取ったバーコード情
報など,基板群14の仕様によっては,ミシン目60を
入れない場合もある。ミシン目60が入れられても,後
に第2帯掛け機11で帯掛け21が施され(図5の
(d)参照)て覆われるので,袋50a内に外部の湿気
が入り込む弊害はない。袋50aに封入された基板群1
4は,フリーローラ44から第2中間コンベア6に掃き
出され,片寄せ機7に搬送される。なお,切り取られた
端材59,59は,端材箱43,43に収納される。
【0029】かくして基板群14は,そのサイズに応じ
て,帯掛け20と平行な方向にはかなりの余裕を持たせ
て袋50aの中に封入される。異なる仕様の基板群14
が次々に投入されても,それぞれの基板群14のサイズ
に応じて適切な余裕が取られて袋詰めされる。
【0030】次に,片寄せ機7について説明する。片寄
せ機7は前記のように,第2中間コンベア6で搬送され
てきた基板群14を,袋50aの中の一方に片寄せする
装置である。片寄せ機7は,図9に示すように,基板群
14を封入した袋50aを載置する傾斜板70と,傾斜
板70を傾斜させるエアシリンダ71とを有している。
傾斜板70は,片寄せ機7のシャシ73に固定された軸
74に対し回動可能に取り付けられている。軸74のあ
る側が,図1では前面側である。エアシリンダ71の上
下端は,傾斜板70の下面のほぼ中央の軸75と,シャ
シ73の底部のほぼ中央の軸76とに,それぞれ取り付
けられている。また,傾斜板70の先端77には,袋5
0aの余裕部分50bを掴むクランプ72が設けられて
いる。さらに,シャシ73の後部には,傾斜板70の先
端77を下方から支える支持部78が設けられている。
図9は,エアシリンダ71を縮小させた状態であり,傾
斜板70の先端77の下面が支持部78に接触して傾斜
板70が水平となっている状態を示している。一方,図
10はエアシリンダ71を伸張させることにより傾斜板
70を傾けた状態を示している。
【0031】片寄せ機7の動作を説明する。片寄せ機7
は,第2中間コンベア6により搬送されて来る袋50a
詰めされた基板群14を,図9に示す傾斜板70が水平
な状態で待機している。第2中間コンベア6から片寄せ
機7に移った基板群14は,水平な傾斜板70上に載置
される。このとき,基板群14と袋50aの前側(図9
では左側)の端部との間には,余裕mがある。基板群1
4が傾斜板70上に載置されると,傾斜板70の先端7
7のクランプ72により,袋50aの後ろ側(図9では
右側)の余裕部分50bが掴まれる。
【0032】そしてその状態で,エアシリンダ71が伸
張して傾斜板70が傾斜させられ,図10の状態とな
る。このため,袋50aの中で基板群14が重力により
移動し,余裕mがなくなる。このとき逆に後ろ側の余裕
がその分大きくなる。これにより,図4に示す片寄せが
なされる。片寄せがなされると,エアシリンダ71が縮
小して図9に示す傾斜板70が水平な状態に戻り,クラ
ンプ72も解除される。傾斜板70が水平な状態に戻っ
ても,基板群14は片寄せされた状態のままであり,そ
の状態で続く耳折り機8に移される。かくして基板群1
4は,そのサイズにかかわらず袋50aの中で一方に片
寄せされる。
【0033】続いて,耳折り機8について説明する。耳
折り機8は前記のように,片寄せされた袋50aの余裕
部分50bを基板群14に沿って折り返す耳折り作業を
行う装置である。耳折り機8は図11に示すように,基
板群14を収納した袋50aが載置される載置台80
と,載置台80の上方にあって袋50aを載置台80に
押さえ付ける製品押さえパッド81と,袋50aの余裕
部分50bの折り返しを行う鉤アーム82とを有してい
る。載置台80の端部には,製品端検知センサ63が備
えられており,基板群14の端部が載置台80の端にロ
ーラで移動して停止するようになっている。
【0034】載置台80の上方にはまた,水平に移動可
能なビーム84が設けられており,そのビーム84の先
端付近下方には,鉤アーム82を保持する部材の一つで
ある保持板85が取り付けられ,ビーム84の水平移動
とともに移動するようにされている。この保持板85に
は,突起86が形成されている。載置台80の上方には
さらに,エアナイフ61,62が設けられている。エア
ナイフ62は,スムーズな耳折り開始およびそのときの
シワ防止を目的として袋50aに帯状のエアを吹き付け
る吹き付け装置である。エアナイフ61は,耳折りされ
た余裕部分50bを袋50aに押し付けておくために帯
状のエアを吹き付ける吹き付け装置である。
【0035】鉤アーム82は,略U字形状の部材であっ
て,その下端には袋50a等の押さえ付けを行う押さえ
ローラ83が設けられている。また,上端には,長孔7
9が設けられ,保持板85の突起86がここに填め込ま
れている。さらに,長孔79の付近からU字形状の外側
に向かって枝部87が形成されており,ここに5つの孔
88A〜88Eが直線状に並べて設けられている。この
うち長孔79から最も遠い孔88Eには,引きバネ89
の一端が掛けられている。引きバネ89の他端は,固定
点90に掛けられている。これにより鉤アーム82にお
ける孔88Eの位置は,図11中右向きに付勢されてい
る。
【0036】また,枝部87の図11中左方には,エア
シリンダ91が水平に設けられている。このエアシリン
ダ91のピストンロッド92には,ジョイント93を介
してリンク95が取り付けられており,その先端94は
鉤アーム82の孔88Bに填め込まれている。エアシリ
ンダ91自体は固定されており,ピストンロッド92が
伸縮することにより,引きバネ89の付勢とともに鉤ア
ーム82を動かし,またビーム84を水平移動させるも
のである。図11は,ピストンロッド92がいっぱいに
伸張した状態を示しており,ビーム84もその移動範囲
内の最も右よりに位置している。この状態では,引きバ
ネ89の付勢により,鉤アーム82の下端の押さえロー
ラ83が載置台80の側面における上面付近の位置に押
し付けられている。耳折り機8は,この状態で片寄せ機
7から袋50aを受け入れ,製品押さえパッド81でこ
れを載置台80に固定して,耳折り作業を開始する。袋
50aの受け入れの際,鉤アーム82が略U字形状であ
ることにより,余裕部分50bと鉤アーム82との干渉
が防止されている。
【0037】耳折り作業は,次のようにして行われる。
図11の状態からエアシリンダ91を作動させピストン
ロッド92を吸引させると,その吸引力Fは,鉤アーム
82の枝部87を引きバネ89の付勢と逆向きに引き寄
せる力として作用する。また,押さえローラ83は載置
台80の側面により強く押し付けられる。しかし,エア
シリンダ91の吸引力FC が,次式のFTHに達するまで
は,鉤アーム82は動かない。この状態では,突起86
(長孔79)が支点となっており,ここを中心とする力
Cのモーメント(FC・rB)が引きバネ89の付勢力の
モーメント(FS・rE)より小さいからである。 FTH = FS・(rE/rB) FS:引きバネ89の張力 rE:突起86と孔88Eとの間の距離 rB:突起86と孔88Bとの間の距離
【0038】エアシリンダ91の吸引力FCがFTHを上
回ると,吸引力FCのモーメントが引きバネ89の付勢
力のモーメントに勝り,鉤アーム82は突起86(長孔
79)を中心に図11中反時計回りに回動する。この回
動により,鉤アーム82の押さえローラ83が,載置台
80の側面に押し付けられつつ上方に向けて移動する。
また,鉤アーム82全体はエアシリンダ91に吸引され
て図11中左向きに移動する。このため,突起86が長
孔79に押されてビーム84全体が左向きに移動すると
ともに,引きバネ89が孔88Eに引っ張られて伸張す
る(図12参照)。そしてこのとき,エアナイフ62に
より耳折り開始点W(図11参照)にエアが吹き付けら
れる。耳折りを,スムーズにかつ折りシワを残さずに行
うためである。このエア吹き付けは,後述するラベル貼
付がなされるまで続けられる。
【0039】そして,押さえローラ83が載置台80上
の製品の上面の高さに達すると,それまでは突起86
(長孔79)であった鉤アーム82の回動の支点が,引
きバネ89が掛けられている孔88Eに移る。このため
鉤アーム82はこれ以後,孔88Eを中心に図12中時
計回りに回動しようとする。これにより,押さえローラ
83が袋50a(およびその中の基板群14)を載置台
80の上面に押し付けつつ図12中左向きに移動するこ
ととなる(図13参照)。このため,鉤アーム82全体
はエアシリンダ91に吸引されてさらに左向きに移動す
るので,ビーム84全体もさらに左向きに移動するとと
もに,引きバネ89もさらに伸張する。
【0040】この動作により,袋50aの余裕部分50
bが基板群14に沿って折り返される(図5の(b)参
照)。これが「耳折り」である。ここにおいて,押さえ
ローラ83が載置台80の上面の高さに達した以後の動
作における,基板群14の存在等による押さえローラ8
3の上下動は,突起86が填め込まれているのが長孔7
9であること,ピストンロッド92とリンク95との間
にジョイント93が介在していること,および引きバネ
89が柔軟であること,により吸収される。したがって
耳折り動作は,基板群14のサイズ等の個別要因にかか
わらずスムーズに実行される。また,各部の力の掛かり
具合は,リンク95や引きバネ89を掛ける孔88A〜
88Eを選択することにより調整することができる。な
お,この耳折り動作の際,エアナイフ61により余裕部
分50bにエアが吹き付けられ,余裕部分50bがエア
で製品に押し付けられる。このエア吹き付けは,次のラ
ベル貼付がなされるまで続けられる。
【0041】そして,耳折り機8に付設されているラベ
ル貼付機9により,折り返された余裕部分50bに印刷
ラベル90が貼付され,ラベル止めされる(図5の
(c)参照)。袋50aの余裕部分50bを折り返され
たままにしておくためと,製品に関する情報を表示する
ためである。したがって印刷ラベル90には,基板群1
4の仕様や仕向先等の製品情報を表す文字や記号あるい
はバーコードが印刷されている。印刷ラベル90に印刷
される製品情報は,導入コンベア1への投入の際にキー
ボード17またはスキャナ18で入力された情報に基づ
く。
【0042】耳折り動作および印刷ラベル90の貼付が
終了すると,エアシリンダ91がピストンロッド92を
押し出して,鉤アーム82は図11の位置に戻る。そし
て,製品押さえパッド81での押さえ付けが解除された
上で基板群14が製品分別機10へ掃き出され,以後の
処理が行われる。
【0043】かかる自動包装装置100で包装された荷
姿は,仕向先における再包装性という利点を有してい
る。すなわち,仕向先に搬入され中身の基板群14を使
用するときは,袋50aの外の帯掛け21を取り除いた
上で袋50aの余裕部分50bの先端付近をミシン目6
0で切断して開封する。ミシン目60が形成されていな
い場合には,ハサミ等で切断する。このとき印刷ラベル
90は捨てずに袋50a上に残しておく。そして,基板
群14の一部を使用し残りを再び保管するときは,再び
乾燥剤袋40とともに袋50aに収納し,余裕部分50
bを元のように折り返してその先端を印刷ラベル90で
止めればよい。このように容易に使い残り品の再包装が
でき,便利である。この状態でデシケータ等に保管すれ
ば,次回の作業時までは十分に内部の乾燥状態を維持す
ることができる。
【0044】以上詳細に説明したように本実施の形態に
係る自動包装装置100では,包装機5の受け入れ部5
2において,第1中間コンベア3から受け入れられた基
板群14を供給ストッパ部材54に当接させて停止さ
せ,これを押し出し板56でフィルム50,50に押し
付け,さらに押し込んでからシール部53のクロスシー
ル機49で上下のフィルム50,50をシールし,そし
てサイドシール機47,48で両サイドをシールするこ
とにより基板群14を包装する。ここにおいて,基板群
14が押し出し板56によりフィルム50,50に押し
付けられてからの押し込み量と,サイドシール機47,
48の間隔とを,基板群14のサイズに合わせて制御コ
ンピュータ16により調整するようにしたので,基板群
14のサイズが変わった場合でも容易に新たな基板群1
4のサイズに適した包装を行うことができる。
【0045】そして,包装する基板群14の投入を行う
導入コンベア1には,キーボード17やスキャナ18,
さらには測定カメラ101を設けたので,これらにより
自動もしくは手動で基板群14のサイズその他の情報を
制御コンピュータ16に入力することができる。このた
め,互いに異なるサイズの基板群14を次々に包装する
場合でも自動的に各基板群14ごとのサイズに適した包
装を行うことができる。特に,基板群14のサイズのほ
か,包装機5での余白量などの情報を,スキャナ18も
しくはキーボード17で入力することにより,より良好
に基板群14の包装を行うことができる。
【0046】なお,前記実施の形態は単なる例示にすぎ
ず,本発明を何ら限定するものではない。したがって本
発明は当然に,その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改
良,変形が可能である。例えば,前期実施の形態では,
押し出し板56や傾斜板70,鉤アーム82の駆動手段
としてエアシリンダを用いたが,これに限らず油圧シリ
ンダでもよいし,モータのような回転駆動手段とギヤ機
構との組み合わせによるものでもよい。また,包装機5
におけるストッパ部材54の位置を基板群14のサイズ
に応じて可変としてもよい。また,印刷回路製造用基板
以外のものの包装に用いてもよい。
【0047】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば,包装すべき対象物のサイズが変わってもその変
更に容易に対応でき,各々の対象物ごとにそのサイズに
適した包装ができる自動包装装置が提供されており,こ
れにより多品種少量生産への対応が容易となっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係る自動包装装置の全体の概略構
成を説明する図である。
【図2】包装対象物である基板群に第1の帯掛けを施し
乾燥剤袋を投入する状況を説明する図である。
【図3】基板群をフィルムで包装する状況を説明する図
である。
【図4】基板群が袋の中で片寄せされる状況を説明する
図である。
【図5】基板群を収納した袋が耳折りされ,ラベルが貼
付され,第2の帯掛けが施される状況を説明する図であ
る。
【図6】自動包装装置の構成部分である包装機の平面図
である。
【図7】フィルムが基板群を待機している状態を示す図
である。
【図8】フィルムに基板群が押し付けられる状態を示す
図である。
【図9】自動包装装置の構成部分である片寄せ機の構成
図である。
【図10】片寄せ機の傾斜板を傾斜させた状態を示す図
である。
【図11】自動包装装置の構成部分である耳折り機の構
成図である。
【図12】耳折り機の動作状態を示す図である。
【図13】耳折り機の動作状態を示す図である。
【符号の説明】
14 基板群 16 制御コンピュータ 17 キーボード 18 スキャナ 47 サイドシール機 48 サイドシール機 49 クロスシール機 50 フィルム 54 供給ストッパ部材 56 押し出し板 100 自動包装装置 101 測定カメラ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対象物をフィルム状部材で包装する自動
    包装装置において,上下から供給された前記フィルム状
    部材をその幅方向に接合するとともに接合箇所の前後を
    分離するクロスシール手段と,前記フィルム状部材を前
    記クロスシール手段の接合方向と交差する方向に接合す
    る第1サイドシール手段および第2サイドシール手段
    と,前記第1サイドシール手段と前記第2サイドシール
    手段との間隔を前記対象物のサイズに応じて調整する調
    整手段とを有することを特徴とする自動包装装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載する自動包装装置におい
    て,前記対象物のサイズに関する情報を入力する対象物
    情報入力手段を有し,前記調整手段は,前記対象物情報
    入力手段により入力された情報に基づいて前記第1サイ
    ドシール手段と前記第2サイドシール手段との間隔を調
    整することを特徴とする自動包装装置。
JP32303097A 1997-11-25 1997-11-25 自動包装装置 Pending JPH11152105A (ja)

Priority Applications (1)

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JP32303097A JPH11152105A (ja) 1997-11-25 1997-11-25 自動包装装置

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ID=18150341

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JP (1) JPH11152105A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107380530A (zh) * 2017-06-28 2017-11-24 奥士康科技股份有限公司 一种pcb板快速包装作业方法
CN114476179A (zh) * 2022-02-14 2022-05-13 林炫 一种全自动薄膜封切包装机

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