JPH11152U - キ―スイッチ - Google Patents
キ―スイッチInfo
- Publication number
- JPH11152U JPH11152U JP004706U JP470699U JPH11152U JP H11152 U JPH11152 U JP H11152U JP 004706 U JP004706 U JP 004706U JP 470699 U JP470699 U JP 470699U JP H11152 U JPH11152 U JP H11152U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- link
- key
- key top
- rubber spring
- switch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Push-Button Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】キートップや案内手段とラバースプリングとの
配置関係を常に適正に保持しながら確実なスイッチング
動作を行うことが可能なキー水津値を提供する。 【解決手段】取付け孔7aを、一対の回動係止部27と
一対の摺動係止部28により区画される領域に渡ってホ
ルダ部材7に穿設し、また、ホルダ部材7の下方に配置
された印刷基板のスイッチング部29、29を、取付け
孔7aの略中央部に配置し、取付け孔7aに配置される
ラバースプリング6の可動接点部30とスイッチング部
29、29とを離間して対向させるとともに、第1リン
クと第2リンクの中途交叉部をラバースプリング6の上
面略中央部に載置することにより、キートップを押下し
た際に発生する押圧力を、中途交叉部からラバースプリ
ングの上面略中央部に作用させる。
配置関係を常に適正に保持しながら確実なスイッチング
動作を行うことが可能なキー水津値を提供する。 【解決手段】取付け孔7aを、一対の回動係止部27と
一対の摺動係止部28により区画される領域に渡ってホ
ルダ部材7に穿設し、また、ホルダ部材7の下方に配置
された印刷基板のスイッチング部29、29を、取付け
孔7aの略中央部に配置し、取付け孔7aに配置される
ラバースプリング6の可動接点部30とスイッチング部
29、29とを離間して対向させるとともに、第1リン
クと第2リンクの中途交叉部をラバースプリング6の上
面略中央部に載置することにより、キートップを押下し
た際に発生する押圧力を、中途交叉部からラバースプリ
ングの上面略中央部に作用させる。
Description
【0001】
本考案は、ワードプロセッサ、パーソナルコンピュータ等の入力装置等のキー ボード等に使用されるキースイッチに関するものである。
【0002】
従来、この種のキーボードにおけるキースイッチとして、例えば、実開平2− 5236号公報、特開昭60−62017号公報等に記載されたキースイッチが 存在する。
【0003】 ここに、実開平2−5236号公報には、外側矩形状と内側矩形状枠体とをX 字状に回動可能に支持してなるX枠体を有する押釦スイッチが記載されており、 この押釦スイッチでは、外側矩形状枠体の上部をキートップの裏面と上ホルダー の溝部との間に回動可能に支持し、且つ、脚部をプリント基板に取り付けられた 断面下向きコ字型の第2下ホルダーにスライド自在に支持し、また、内側矩形状 枠体の上部をキートップの裏面と上ホルダーの平坦部との間にスライド自在に支 持し、且つ、脚部をプリント基板に取り付けられた断面下向きコ字型の第1下ホ ルダーに回動可能に支持し、キートップとプリント基板との間にスイッチングを 行うラバースイッチが配設されている。
【0004】 ここに、ラバースイッチは、プリント基板に取り付けられた第1下ホルダーと 第2下ホルダーとの間で、ラバースイッチの可動接点がプリント基板の固定接点 と対向するように配置されている。このとき、ラバースイッチは、プリント基板 上で位置決め配置されるのではなく、キートップに形成された突起の下端部をラ バースイッチの穴部に装着することにより、キートップに対して位置決め配置さ れている。
【0005】 また、特開昭60−60217号公報には、接点部と比較して平面形状の大き いスペースキー等のキートップの一端部を押下したとき、キートップが傾かずに 平行状に上下動するようにすべく、側面視X字状に配置した一対のリンク部材に おける中途部同士を回動自在に連結し、この一対のリンク部材を、キートップ下 面とホルダ部材との間に配置した押圧キーが記載されている。
【0006】 ここに、基板に取り付けられた非可動キー部分には、各リンク部材の下側端部 を係止する4つの案内ポケットが設けられており、また、各案内ポケットにより 区画される領域から外れた外側位置にて基板には孔が形成されるとともに、この 孔内にはスイッチ体が配置されている。かかるスイッチ体に対しては、キートッ プの下面に取り付けられた担体に形成されたスイッチタペットが非可動キー部分 の孔を介して対向されている。
【0007】
ところで、前記実開平2−5236号公報に記載された押釦スイッチでは、プ リント基板上にラバースイッチを位置決め配置するための配置部は何ら形成され てはおらず、キートップの突起の下端部をラバースイッチの穴部に装着すること によりキートップに対するラバースイッチの位置決め固定を行い、また、X枠体 、プリント基板に対する配置関係を決定している。かかる場合、キートップの押 下操作に基づく押圧力は、ラバースイッチの略中央部に作用させてスイッチング 動作を行うことが可能ではあるが、キートップの突起をラバースイッチの穴部に 装着する作業は、煩雑な作業となって押釦スイッチの組立作業も当然に煩雑なも のとなる。また、ラバースイッチはキートップとの間で位置決めされるだけのも のであり、ラバースイッチとプリント基板上との配置関係は極めて相対的なもの であるから、ラバースイッチの可動接点とプリント基板上の固定接点とは必ずし も適正な関係に配置されるとは限らず、場合によってはキートップが押下された 際に可動接点と固定接点とが適正なスイッチング動作を行うことができないこと もあり得る。
【0008】 これに対して、前記特開昭60−60217号公報に記載された押圧キーでは 基板に孔を形成し、この孔内にスイッチ体を配置する構成を有しているので、ス イッチ体を基板の孔内に配置するだけでスイッチ体と基板の下方に配置されたス イッチフォイル8のスイッチ部との配置関係を一定の関係に保持することが可能 であり、前記実開平2−5236号の押釦スイッチにおけるような問題を解消す ることができるものではある。
【0009】 しかしながら、特開昭60−60217号公報の押圧キーでは、スイッチ体が 配置される基板の孔は、一対の各リンク部材における下側端部を係止する4つの 案内ポケットにより区画される領域から外れた外側位置に形成されており、キー トップの中央部や各リンク部材の回動支持部からはかなり離れた位置に存在して いる。しかも、担体のスイッチタペットと非可動キー部分の穴とは、図面からも 明らかなように、両者の間に隙間を有するかなりルーズな挿通関係に設定されて いる。
【0010】 前記押圧キーにおいて、キートップは、その押下時に各リンク部材を介して上 下動案内されるものの、キートップの中央部や各リンク部材の回動支持部から離 れた位置で押下された場合に、前記のように基板の孔が4つの案内ポケットによ り区画される領域から外れた外側位置に形成されており、且つ、スイッチタペッ トと非可動キー部分の穴とがルーズな挿通関係に設定されていることに起因して 、 キートップは水平方向に移動してしまう虞が多分に存する。このような場合には 、スイッチタペットの下端とスイッチ体の上面との位置関係がずれてしまうこと となり、これよりキートップの押下操作に基づく押圧力が適正にスイッチ体に作 用しなくなる。この結果、スイッチ体が本来の弾性変形を行うことができなくな って、場合によってはスイッチフォイルを適正にスイッチング動作させることが できなくなってしまうものである。
【0011】 本考案は、前記従来の問題点を解消するためになされたものであり、一対の各 リンクにおける下側自由端に形成されたピンを可動自在に係止する4つの係止部 、及び、各係止部により区画される領域の略中央部にラバースプリングを配置す るスプリング配置孔をホルダ部材に形成し、キートップの入力操作に基づく押圧 力をラバースプリングの上面略中央部に作用させることにより、キートップや案 内手段とラバースプリングとの配置関係を常に適正に保持しながら確実なスイッ チング動作を行うことが可能なキースイッチを提供することを目的とする。
【0012】
前記目的を達成するため本考案の請求項1に係るキースイッチは、キートップ の下面とその下方のホルダ部材とに連結係止してキートップの上下動を案内支持 するための案内手段と、前記キートップによる入力操作にて弾性変形可能なキャ ップ状のラバースプリングと、ラバースプリングの弾性変形によりスイッチング 動作をするスイッチ部とを有し、前記案内手段を、第1リンクと第2リンクとを 相互に可動自在に連結して構成し、第1リンク及び第2リンクの各自由端を前記 キートップの下面及びホルダ部材に連結係止したキースイッチにおいて、前記第 1リンクの下側自由端に形成された一対の第1ピンと、前記第2リンクの下側自 由端に形成された一対の第2ピンと、前記ホルダ部材に形成され、第1リンクの 各第1ピン及び第2リンクの各第2ピンを可動自在に係止する4つの係止部と、 前記各係止部により区画される領域の略中央部にてホルダ部材に形成され、前記 キートップの入力操作に基づく押圧力が前記ラバースプリングの上面略中央部に 作用するようにラバースプリングを配置するスプリング配置孔とを備えたことを 特徴とする。
【0013】 また、請求項2に係るキースイッチは、請求項1のキースイッチにおいて、前 記第1リンク及び第2リンクは、側面視でX字状に交叉配置されており、前記ラ バースプリングは、キートップの入力操作時に第1リンクと第2リンクの中途交 叉部を介して押圧されることを特徴とする。
【0014】
次に、本考案を具体化した実施例について図1〜図8を参照して説明する。図 1はキースイッチの側断面図を示し、キースイッチ1はキートップ2と、第1リ ンク4と第2リンク5とを側面視X字状に配置した案内手段3と、該案内手段3 にて押圧されるキャップ状のラバースプリング6と、前記案内手段3を支持する ための合成樹脂製のホルダ部材7と、ラバースプリングを位置決め配置するホル ダ部材7の取付け孔7aにスイッチング部29,29(図7及び図8参照)が臨 むようにホルダ部材7の下面に張設されたフレキシブルな印刷基板9と、その下 面側に張設された補強板10とからなる。
【0015】 図1、図2及び図7に示すように、ラバースプリング6は、印刷基板9におけ るスイッチング部(電気接点部)29,29の上方を覆うように、ホルダ部材7 の取付け孔7a内に嵌挿配置する。本考案のラバースプリング6は、電気絶縁性 のシリコーンゴム或いはEPDM(エチレンプロピレンジエンメチレン)等で構 成され、平面視略円板状の厚い頭部と、該頭部の周囲から下向きに延びる截頭円 錐状のドーム部と、該ドーム部の外周に略水平に半径外向きに延びる厚肉の鍔部 とからなる下向き開放のキャップ状に一体成形する。キートップの押下時に、第 1リンク4と第2リンク5との連結交叉部下面にて押圧されるラバースプリング 6の頭部の下面には、前記スイッチング部29,29の接点部に当接して両スイ ッチング部を電気的にON・OFFするための導電性を有する導電ゴムからなる 可動接点部30を固着する。なお、ラバースプリング6全体を、シリコーンゴム にカーボンブラック等の導電性粒子を分散充填させて導電性を備えるように形成 しても良い。
【0016】 ABS樹脂等の合成樹脂にて成形されたキートップ2は、その上面(表面)に 数字、英字等の文字が刻印または印刷等により付されている。キートップ2の下 面には、後述する第1リンク4における上自由端側のピン部11a,11bを略 水平方向でキートップ2の前後方向に摺動可能に係止するための前後長手溝状の 摺動係止部16,16と、第2リンク5における上自由端のピン部13a,13 bを回動のみ可能に係止するための孔状の回動係止部15,15とを一体的に備 えた前後長手の左右一対の係止部材17,17を一体成形或いは接着剤等により 接着して突設させる(図5参照)。
【0017】 図4(a)(b)を参照して、ガラス繊維強化合成樹脂製等の合成樹脂製の第 1リンク4及び第2リンク5を詳細に説明する。図4(a)は第1リンク4の平 面図、図4(b)は第2リンク5の平面図である。第1リンク4は基部18と上 下自由端部19,20とにより平面視で実質上略H状に一体成形したもので、基 部18にはその側面に水平方向に貫通する支持孔21を備える。下自由端部20 の左右両側端から延びるアーム部20a,20bの側面には、各々ピン部12a ,12bを横向きに突設し、上自由端部19の側面にはピン部11a,11bを 横向きに突設する。
【0018】 また、第2リンク5も基部22と上下自由端部23,24とにより平面視で実 質上略H状に一体成形する。前記基部22の一側面には横向きに支持軸25を突 設し、該支持軸25を前記第1リンク4における支持孔21に嵌挿し、第1リン ク4と第2リンク5とを支持軸25回りに回動可能に連結する。第2リンク5に おける下自由端部24の左右両側端から延びるアーム部24a,24bの側面に は、各々ピン部14a,14bを横向きに突設し、上自由端部23の側面にはピ ン部13a,13bを横向きに突設する。
【0019】 この実施例では側面視において、前記第1リンク4における支持孔21の中心 線から上下のピン部11a,12aの中心線までの距離及び、第2リンク5にお ける支持軸25の中心線からピン部13a,14aまでの距離がそれぞれ相等し くなるように形成する。このように構成すると、後述のように、第1リンク4の 下自由端側のピン部12a,12b箇所を中心にして案内手段3が回動変位する ことにより、キートップ2はホルダ部材7の上面に対して平行状に昇降動するこ とができる。
【0020】 図7及び図8はガラス繊維強化合成樹脂製等の合成樹脂(前記両リンク4,5 と別部材であることが望ましい)のホルダ部材7の一部を示す図で、該ホルダ部 材7には前記キャップ状のラバースプリング6下端の鍔部が位置ずれ不能に嵌挿 できる略矩形状の取付け孔7aを穿設し、該取付け孔7aの左右両側縁には、左 右一対の回動係止部27と、前後長手溝状の摺動係止部28とを、その各係止部 27,28が下方に開放するように一体的に射出形成されている。そして、この 回動係止部27,27に対しては、第1リンク4における下端側のピン部12a ,12bが回動可能に嵌挿し、摺動係止部28,28に対しては第2リンク5に おける下端側のピン部14a,14bが前後摺動するように嵌挿する。
【0021】 尚、取付け孔7aは、図8に示されているように、一対の回動係止部27と一 対の摺動係止部28により区画される領域に渡ってホルダ部材7に穿設されてお り、また、ホルダ部材7の下方に配置された印刷基板9のスイッチング部29、 29は、取付け孔7aの略中央部に配置されることとなる。これより、取付け孔 7aに配置されるラバースプリング6の可動接点部30とスイッチング部29、 29とは離間して対向され、また、第1リンク4と第2リンク5の中途交叉部が ラバースプリング6の上面略中央部に載置されることから(図1、図2参照)、 キートップ2を押下した際に発生する押圧力は、中途交叉部からラバースプリン グ6の上面略中央部に作用する。この結果、キートップ2や案内手段3とラバー スプリング6との配置関係を常に適正に保持しながら可動接点部30とスイッチ ング部29、29とを介して確実なスイッチング動作を行うことができる。
【0022】 このとき、ピン部11a,11b及び14a,14b並びに摺動係止部16, 28の形状寸法は、第1リンク4、第2リンク5が図6における左右方向に対し て略不動となり、且つピン部11a,14aの図1中の左右方向の摺動を妨げな いように決定される。具体的には、本実施例においては、各ピン部先端が対応す る摺動係止部の外側側面と略接して摺動するようにしている。また、このため、 支持孔21より支持軸25が抜け出ることが防止される。
【0023】 この構成により、キートップ2の押下時に、ホルダ部材7の回動係止部27の 箇所を中心として第1リンク4が下向き回動するので、該第1リンク4と第2リ ンク5との側面視X字状に回動連結された中途交叉部は、ラバースプリング6の 頭部を斜め下向きに押圧することになる。
【0024】 そして、キートップ2が下向きに押圧されていない状態(フリー状態)におい て、ラバースプリング6の弾性力により、キートップ2が最上昇位置にあるとき 、前記第2リンク5における下端側のピン部14a,14bが摺動係止部28, 28の一側面(前記回動係止部27に近い側の側面)の前ストッパ部31に当接 するように構成する。この場合、回動係止部27から前ストッパ部31まで水平 距離(L1)を変更することにより、キートップ2が最上昇位置にあるときの、 ホルダ部材7上面からの高さ寸法(H1)を規制することができる。そして、前 記摺動係止部28の長溝の前後長さ(L2)を変更することにより、案内手段3 そのものの昇降距離(H2)を規制することができる。
【0025】 なお、前記キートップ2が最上昇位置から、案内手段3にてラバースプリング 6を最大限下向きに押圧する(押し切り状態という)迄のキートップ2の昇降距 離をストロークというが、前記押し切り状態より手前(高い位置)で、第2リン ク5における下端側のピン部14a,14bが摺動係止部28,28の他側面( 前記回動係止部27より遠い側の側面)の後ストッパ部32に当接することで、 実質上キートップ2の最下降位置を規制することもできる。この結果、前記摺動 溝の長さが同じでも、前ストッパ部31の位置を変更するだけで、キートップ2 の最上昇位置と実質上のストロークとを同時に変更することができ、例えば、ス トロークが短く且つキートップの最上昇位置の低い、キーを提供することができ る。
【0026】 このように、ホルダ部材7における回動係止部27から摺動係止部28の前ス トッパ部31までの距離(L1)を変更することや、これに加えて摺動部28の 前ストッパ部31から後ストッパ部32間での距離(L2)、換言すれば摺動溝 の長さを変更することで、案内手段3の両リンク4,5の支持軸25からピン部 迄の寸法や、ラバースプリングの上下寸法を変更することなく、キートップ2の 最上昇位置やストロークを大小任意に変更することができる。
【0027】 前記距離(L1)や(L2)を変更するには、ホルダ部材7の射出成形用金型 の一方の金型における摺動係止部28位置及び/又は摺動溝部の溝長さを変更さ せても良いし、前記摺動係止部28の肉厚を大きめに射出形成したのち、ストロ ークを変更させようとする箇所の摺動係止部28の摺動溝を切削することにより 前記前ストッパ部31及び/又は後ストッパ部32を決めるように調節しても良 い。
【0028】 そこで、本実施例においては、単一のキーボード内において、文字コード及び 改行コード等を出力するキーに関してはストローク量を長くし、また、上記文字 コードよりも奥側に並ぶハーフキー(一般にファンクションキーとして利用され ている)等のキーに関してはストローク量を少なくしている。このようにしてそ れらのキータッチを変え、使用者がブラインドタッチにより利用する際に、それ らのキーの違いを目視によらず確認可能とし、使用効率を向上している。
【0029】 この際、全てのキーのホルダ部材7は一枚の板状に一体成形されるため、その ホルダ部材7上に形成される各ストッパ部31,32の位置が二種類あっても、 その製造コストは従来のものと変わらない。また、第1リンク4及び第2リンク 5は、異なるストロークのキーであっても共通のものを用いるので、ストローク 量に応じて案内手段の形状を変更していた従来のものに比べて、その製造コスト を大幅に減少せしめることが可能である。
【0030】 前記キートップ2の最上昇位置の規制やストロークの大小調節のためには、ホ ルダ部材7でなく、キートップ2下面に設ける一対の係止部材17,17の形状 を変更しても良い。すなわち、第1リンク4における上自由端側のピン部11a ,11bを略水平方向で前後方向に摺動可能に係止するための摺動係止部16, 16の一方のストッパ部(回動係止部15に近い側)の位置及び/または摺動係 止部16の摺動溝長さを変更するようにしても良いのである。さらに、回動係止 部15と摺動係止部16とを別々にキートップ2下面に設けるようにしても良い 。
【0031】 なお、前述のように、ラバースプリング6の押し切りの手前で後ストッパ部3 2に第2リンク5における下端側のピン部14a,14bが当接するように摺動 係止部28の位置および摺動長さを設定すると、ラバースプリング6を極限まで 押圧することが防止できて、ラバースプリング6に無理な力が作用せず、ラバー スプリング6を保護することができる。また、前記押し切り状態の手前で、案内 手段3における第1リンク4及び/又は第2リンク5のピン部が摺動係止部16 、28の後ストッパ部32に当接することで、それ以上のキートップ2の押下に 対して第1リンク4や第2リンク5が弾性的に撓むことを利用して、押し切りま でのキータッチの衝撃を和らげることができる。
【0032】 さらに本実施例においては、単一のキーボード上に二種類のストロークを有す る例を示したが、例えば携帯用コンピュータ等のキーストロークよりも薄型であ ることが要求されるキーボードと据え置き型等のより大きなキーストロークが要 求されるキーボードとを同一の案内手段で構成することも可能である。このよう にした場合においても、従来、別部品として製造していた案内手段を共通とする ことができるので、トータルの製造コストは大幅に減少する。 なお、スイッチング部29を形成するフレキシブル印刷基板9に代えてメンブ レンスイッチ回路板等の基板であっても良く、また、可変容量型キーボードにも 適用できる。
以上要するに、本考案では、一対の各リンクにおける下側自由端に形成された ピンを可動自在に係止する4つの係止部、及び、各係止部により区画される領域 の略中央部にラバースプリングを配置するスプリング配置孔をホルダ部材に形成 し、キートップの入力操作に基づく押圧力をラバースプリングの上面略中央部に 作用させることにより、キートップや案内手段とラバースプリングとの配置関係 を常に適正に保持しながら確実なスイッチング動作を行うことができる。
【0033】 特に、案内手段を構成する第1リンク及び第2リンクは、側面視でX字状に交 叉配置されており、ラバースプリングは、キートップの入力操作時に第1リンク と第2リンクの中途交叉部を介して押圧されることから、キートップの入力操作 に基づく押圧力を第1リンクと第2リンクの中途交叉部から直接ラバースプリン グの上面略中央部に作用させて、より確実なスイッチング動作を可能とする。
【図1】キースイッチの側断面図である。
【図2】ストッパ部の位置を変更した場合のキースイッ
チの側断面図である。
チの側断面図である。
【図3】キースイッチを押し切り状態に下場合の側断面
図である。
図である。
【図4】(a)は第1リンクの平面図、(b)は第2リ
ンクの平面図である。
ンクの平面図である。
【図5】キートップの下面図である。
【図6】図1のVI−VI矢視断面図である。
【図7】ラバースプリング及び取付け孔の平面図であ
る。
る。
【図8】ホルダ部材の取付け孔部の斜視図である。
1 キースイッチ 2 キートップ 3 案内手段 4 第1リンク 5 第2リンク 6 ラバースプリング 7 ホルダ部材 7a 取付け孔 9 印刷基板 10 補強板 11a,11b,12a,12b ピン部 15,27 回動係止部 16,28 摺動係止部 25 支持軸 29 スイッチング部 30 可動接点部 31 前ストッパ部 32 後ストッパ部
フロントページの続き (72)考案者 望月 勲 名古屋市瑞穂区苗代町15番1号 ブラザー 工業株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 キートップの下面とその下方のホルダ部
材とに連結係止してキートップの上下動を案内支持する
ための案内手段と、前記キートップによる入力操作にて
弾性変形可能なキャップ状のラバースプリングと、ラバ
ースプリングの弾性変形によりスイッチング動作をする
スイッチ部とを有し、 前記案内手段を、第1リンクと第2リンクとを相互に可
動自在に連結して構成し、第1リンク及び第2リンクの
各自由端を前記キートップの下面及びホルダ部材に連結
係止したキースイッチにおいて、 前記第1リンクの下側自由端に形成された一対の第1ピ
ンと、 前記第2リンクの下側自由端に形成された一対の第2ピ
ンと、 前記ホルダ部材に形成され、第1リンクの各第1ピン及
び第2リンクの各第2ピンを可動自在に係止する4つの
係止部と、 前記各係止部により区画される領域の略中央部にてホル
ダ部材に形成され、前記キートップの入力操作に基づく
押圧力が前記ラバースプリングの上面略中央部に作用す
るようにラバースプリングを配置するスプリング配置孔
とを備えたことを特徴とするキースイッチ。 - 【請求項2】 前記第1リンク及び第2リンクは、側面
視でX字状に交叉配置されており、前記ラバースプリン
グは、キートップの入力操作時に第1リンクと第2リン
クの中途交叉部を介して押圧されることを特徴とする請
求項1記載のキースイッチ。
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP47069999 | 1999-06-28 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11152U true JPH11152U (ja) | 1999-11-30 |
| JP2607630Y2 JP2607630Y2 (ja) | 2002-03-04 |
Family
ID=18527017
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1999004706U Expired - Lifetime JP2607630Y2 (ja) | 1999-06-28 | 1999-06-28 | キースイッチ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2607630Y2 (ja) |
-
1999
- 1999-06-28 JP JP1999004706U patent/JP2607630Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2607630Y2 (ja) | 2002-03-04 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2861684B2 (ja) | キースイッチ装置 | |
| JPH0566832U (ja) | キースイッチ | |
| JPH11152U (ja) | キ―スイッチ | |
| JP3352680B2 (ja) | キースイッチ装置 | |
| JP3352677B2 (ja) | キースイッチ装置 | |
| JP3421303B2 (ja) | キースイッチ装置 | |
| JPH11136U (ja) | 入力装置 | |
| JP3352678B2 (ja) | キースイッチ装置 | |
| JP3392845B2 (ja) | キースイッチ装置 | |
| JP3299535B2 (ja) | キースイッチ装置 | |
| JP2002343182A (ja) | キースイッチ装置 | |
| JP3286297B2 (ja) | キースイッチ装置 | |
| JP3147081B2 (ja) | キースイッチ装置、および、そのキースイッチ装置が使用されるキーボード装置 | |
| JP3286299B2 (ja) | キースイッチ装置 | |
| JP3201384B2 (ja) | キースイッチ装置 | |
| JP3352673B2 (ja) | キースイッチ装置 | |
| JP3318284B2 (ja) | キースイッチ装置 | |
| JP3392836B2 (ja) | キースイッチ装置 | |
| JP3451080B2 (ja) | キースイッチ | |
| JP2877229B2 (ja) | キースイッチ装置 | |
| JP2962357B2 (ja) | キースイッチ装置 | |
| JP3234827B2 (ja) | キースイッチ及びそのキースイッチの組立方法 | |
| JP2950418B2 (ja) | キースイッチ装置 | |
| JP3316205B2 (ja) | キースイッチ装置 | |
| JP2600990Y2 (ja) | キースイッチ |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |