JPH11155116A - 投写型画像表示装置 - Google Patents
投写型画像表示装置Info
- Publication number
- JPH11155116A JPH11155116A JP9337865A JP33786597A JPH11155116A JP H11155116 A JPH11155116 A JP H11155116A JP 9337865 A JP9337865 A JP 9337865A JP 33786597 A JP33786597 A JP 33786597A JP H11155116 A JPH11155116 A JP H11155116A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- image
- image display
- display device
- spatial
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Liquid Crystal (AREA)
- Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
- Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 光書き込み型液晶ライトバルブ等を用いた投
写型画像表示装置において、高輝度と高解像度化ととも
に、鮮鋭度をも向上させて文字,図形等の静止画表示性
能を大幅に向上できる投写型画像表示装置を提供するこ
とを目的とする。 【解決手段】 空間光変調素子101に書き込まれる画
像光の画像情報に応じて黒近傍の発光特性を制御して、
入力映像ソースに適した画像表示を行う。上記したよう
な各種の信号源に応じて発光特性の制御を行うことによ
り、動画等の映像表示時と文字,図形等のコンピュータ
表示時に最適な表示性能(輝度,階調性,鮮鋭度)を実
現できる。
写型画像表示装置において、高輝度と高解像度化ととも
に、鮮鋭度をも向上させて文字,図形等の静止画表示性
能を大幅に向上できる投写型画像表示装置を提供するこ
とを目的とする。 【解決手段】 空間光変調素子101に書き込まれる画
像光の画像情報に応じて黒近傍の発光特性を制御して、
入力映像ソースに適した画像表示を行う。上記したよう
な各種の信号源に応じて発光特性の制御を行うことによ
り、動画等の映像表示時と文字,図形等のコンピュータ
表示時に最適な表示性能(輝度,階調性,鮮鋭度)を実
現できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光書き込み型液晶
ライトバルブ等の光変調素子を用いた投写型画像表示装
置に関する。
ライトバルブ等の光変調素子を用いた投写型画像表示装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来は、直視型ディスプレイでは大型化
が困難であるため、CRTや薄膜トタンジスタ駆動の液
晶パネル等の液晶表示装置を用いた投写型画像表示装置
が提案されているが、高輝度と高解像度の両立が困難で
あるという欠点がある。
が困難であるため、CRTや薄膜トタンジスタ駆動の液
晶パネル等の液晶表示装置を用いた投写型画像表示装置
が提案されているが、高輝度と高解像度の両立が困難で
あるという欠点がある。
【0003】そこで、光導電層と光変調層とを組み合わ
せた光書き込み型の空間光変調素子を用いた投写型画像
表示装置として特開平4−338924号公報に記載さ
れたものが知られている。
せた光書き込み型の空間光変調素子を用いた投写型画像
表示装置として特開平4−338924号公報に記載さ
れたものが知られている。
【0004】図22は、従来の空間光変調素子の断面構
造図であり、空間光変調素子101は、内部表面に導電
性透明電極103,103’を形成したガラス基板10
2,102’の間に、順次積層した光導電層104,光
反射層105,光変調層106を挟んだ構造である。ま
た、隣接する光反射層105の隙間の下方の光導電層1
04をエッチングし、そのエッチングしたところを光吸
収層107で埋めている。
造図であり、空間光変調素子101は、内部表面に導電
性透明電極103,103’を形成したガラス基板10
2,102’の間に、順次積層した光導電層104,光
反射層105,光変調層106を挟んだ構造である。ま
た、隣接する光反射層105の隙間の下方の光導電層1
04をエッチングし、そのエッチングしたところを光吸
収層107で埋めている。
【0005】従来の空間光変調素子101では、ガラス
基板102側から光導電層104に書き込み光が入力さ
れると、その2次元光強度分布に応じて、光変調層10
6に印加される電圧が変化し、光変調層106がスイッ
チングする。その結果、ガラス基板102’側から入力
された読み出し光が変調され、光反射層105により反
射され、ガラス基板102’側から出力される。光吸収
層107は、強い読み出し光がガラス基板102’側か
ら入力された場合、光反射層105の隙間から光導電層
104に入力されるのを防ぐためのものである。
基板102側から光導電層104に書き込み光が入力さ
れると、その2次元光強度分布に応じて、光変調層10
6に印加される電圧が変化し、光変調層106がスイッ
チングする。その結果、ガラス基板102’側から入力
された読み出し光が変調され、光反射層105により反
射され、ガラス基板102’側から出力される。光吸収
層107は、強い読み出し光がガラス基板102’側か
ら入力された場合、光反射層105の隙間から光導電層
104に入力されるのを防ぐためのものである。
【0006】図23は、前記図22に示す空間光変調素
子を用いた従来の投写型画像表示装置のシステム構成図
であり、画像源108としては、CRT,TFT−LC
D等が用いられ、この出力画像光を書き込み光109と
して書き込みレンズ110を介して空間光変調素子10
1の光導電層104に結像させ、画像入力を行う。光源
111からの読み出し光112は、空間光変調素子10
1のガラス基板102’側から入力され、光変調層10
6による変調を受け、光反射層105により反射された
後、再び光変調層106を通過し、出力光113として
可視化手段114を通過して可視化され、投写レンズ1
15によりスクリーン116上に拡大投写される。
子を用いた従来の投写型画像表示装置のシステム構成図
であり、画像源108としては、CRT,TFT−LC
D等が用いられ、この出力画像光を書き込み光109と
して書き込みレンズ110を介して空間光変調素子10
1の光導電層104に結像させ、画像入力を行う。光源
111からの読み出し光112は、空間光変調素子10
1のガラス基板102’側から入力され、光変調層10
6による変調を受け、光反射層105により反射された
後、再び光変調層106を通過し、出力光113として
可視化手段114を通過して可視化され、投写レンズ1
15によりスクリーン116上に拡大投写される。
【0007】この空間光変調素子101の、光導電層1
04にはp−i−p構造のアモルファスシリコンが、光
変調層106としてはネマチック型液晶,強誘電性液晶
等の液晶材料が、可視化手段114としては偏光ビーム
スプリッタが、光源111としてはメタルハライドラン
プ,キセノンランプ等がそれぞれ用いられている。
04にはp−i−p構造のアモルファスシリコンが、光
変調層106としてはネマチック型液晶,強誘電性液晶
等の液晶材料が、可視化手段114としては偏光ビーム
スプリッタが、光源111としてはメタルハライドラン
プ,キセノンランプ等がそれぞれ用いられている。
【0008】このような投写型画像表示装置では、光源
111の高輝度化と、空間光変調素子101への画像入
力手段である画像源108の高解像度化をすることによ
り、高輝度で高解像度な画像表示を行うことが可能とな
る。
111の高輝度化と、空間光変調素子101への画像入
力手段である画像源108の高解像度化をすることによ
り、高輝度で高解像度な画像表示を行うことが可能とな
る。
【0009】次に、従来の空間光変調素子101の駆動
方法について説明する。図24は空間光変調素子の一般
的な駆動電圧波形図である。駆動電圧は消去期間と書き
込み期間からなり、入力映像信号の垂直同期信号に同期
して空間光変調素子101の全面に印加される。空間光
変調素子101は書き込み期間に入力された光強度に応
じて読み出し光を変調し光出力される。消去期間では書
き込み光の有無にかかわらず強制的に初期化され出力は
ゼロとなる。
方法について説明する。図24は空間光変調素子の一般
的な駆動電圧波形図である。駆動電圧は消去期間と書き
込み期間からなり、入力映像信号の垂直同期信号に同期
して空間光変調素子101の全面に印加される。空間光
変調素子101は書き込み期間に入力された光強度に応
じて読み出し光を変調し光出力される。消去期間では書
き込み光の有無にかかわらず強制的に初期化され出力は
ゼロとなる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の投写型画像表示装置の構成では、明るさや解像度の
他にも鮮鋭度の向上が要求されていた。
来の投写型画像表示装置の構成では、明るさや解像度の
他にも鮮鋭度の向上が要求されていた。
【0011】本発明は、上記課題に鑑み、光書き込み型
液晶ライトバルブ等の空間光変調素子を用いた投写型画
像表示装置において、高輝度と高解像度化とともに、鮮
鋭度をも向上させて文字,図形等の静止画表示性能を大
幅に向上できる光書き込み型液晶ライトバルブ等の空間
光変調素子を用いた投写型画像表示装置を提供すること
を目的とする。
液晶ライトバルブ等の空間光変調素子を用いた投写型画
像表示装置において、高輝度と高解像度化とともに、鮮
鋭度をも向上させて文字,図形等の静止画表示性能を大
幅に向上できる光書き込み型液晶ライトバルブ等の空間
光変調素子を用いた投写型画像表示装置を提供すること
を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、空間光変調素子に書き込まれる画像光の画
像情報に応じて黒近傍の発光特性を制御して、入力映像
ソースに適した画像表示を行うことを備えたものであ
る。
に本発明は、空間光変調素子に書き込まれる画像光の画
像情報に応じて黒近傍の発光特性を制御して、入力映像
ソースに適した画像表示を行うことを備えたものであ
る。
【0013】また、本発明は、空間光変調素子に書き込
まれる画像光の画像情報に応じて画像光の空間周波数を
制御して解像度特性を制御して、入力映像ソースに応じ
て鮮鋭度を向上させることを備えたものである。
まれる画像光の画像情報に応じて画像光の空間周波数を
制御して解像度特性を制御して、入力映像ソースに応じ
て鮮鋭度を向上させることを備えたものである。
【0014】また、本発明は、空間光変調素子に印加さ
れる駆動波形を制御して、空間光変調素子の各種の経時
変化の低減と復帰時間を早めることを備えたものであ
る。
れる駆動波形を制御して、空間光変調素子の各種の経時
変化の低減と復帰時間を早めることを備えたものであ
る。
【0015】また、本発明は、空間光変調素子から読み
出された画像光の黒レベルを検出して書き込み画像光の
黒レベルを制御して、黒レベルの安定化を図ることを備
えたものである。
出された画像光の黒レベルを検出して書き込み画像光の
黒レベルを制御して、黒レベルの安定化を図ることを備
えたものである。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、空間光変調素子と、前記空間光変調素子への書き込
み光としての画像光を発生する画像源と、前記画像光の
画像情報に応じて黒近傍の画像光を制御して発光特性を
制御する発光特性制御部を備えたことを特徴とする投写
型画像表示装置であり、発光特性制御部で画像光を制御
して発光特性を制御することにより入力映像ソースに適
した画像表示を行うという作用を有する。
は、空間光変調素子と、前記空間光変調素子への書き込
み光としての画像光を発生する画像源と、前記画像光の
画像情報に応じて黒近傍の画像光を制御して発光特性を
制御する発光特性制御部を備えたことを特徴とする投写
型画像表示装置であり、発光特性制御部で画像光を制御
して発光特性を制御することにより入力映像ソースに適
した画像表示を行うという作用を有する。
【0017】請求項2に記載の発明は、発光特性制御部
が、画像光と空間光変調素子で決定されるガンマ特性に
おいて、動画では線形特性に、静止画では飽和特性にな
るように設定することを特徴とする請求項1記載の投写
型画像表示装置であり、ガンマ特性を、動画では線形特
性に、静止画では飽和特性にすることにより、入力映像
ソースに適した画像表示を行うという作用を有する。
が、画像光と空間光変調素子で決定されるガンマ特性に
おいて、動画では線形特性に、静止画では飽和特性にな
るように設定することを特徴とする請求項1記載の投写
型画像表示装置であり、ガンマ特性を、動画では線形特
性に、静止画では飽和特性にすることにより、入力映像
ソースに適した画像表示を行うという作用を有する。
【0018】請求項3に記載の発明は、発光特性制御部
が、動画では忠実な黒レベルに設定され高時間開口率と
なるように設定し、文字,図形等の静止画では黒圧縮の
黒レベルに設定され低時間開口率となるように設定する
ことを特徴とする請求項1記載の投写型画像表示装置で
あり、動画では高時間開口率に、静止画では低時間開口
率になるように設定することにより、入力映像ソースに
適した画像表示を行うという作用を有する。
が、動画では忠実な黒レベルに設定され高時間開口率と
なるように設定し、文字,図形等の静止画では黒圧縮の
黒レベルに設定され低時間開口率となるように設定する
ことを特徴とする請求項1記載の投写型画像表示装置で
あり、動画では高時間開口率に、静止画では低時間開口
率になるように設定することにより、入力映像ソースに
適した画像表示を行うという作用を有する。
【0019】請求項4に記載の発明は、発光特性制御部
が、時間開口率を変化させた場合においても画面上での
コントラストが一定となるように、画像光の黒近傍の発
光特性を制御することを特徴とする請求項1記載の投写
型画像表示装置であり、画像光の発光特性を制御するこ
とにより、時間開口率を変化させた場合においても画面
上でのコントラストが一定となるという作用を有する。
が、時間開口率を変化させた場合においても画面上での
コントラストが一定となるように、画像光の黒近傍の発
光特性を制御することを特徴とする請求項1記載の投写
型画像表示装置であり、画像光の発光特性を制御するこ
とにより、時間開口率を変化させた場合においても画面
上でのコントラストが一定となるという作用を有する。
【0020】請求項5に記載の発明は、空間光変調素子
と、前記空間光変調素子への書き込み光である画像光を
発生する画像源と、前記画像光の画像情報に応じて画像
光の空間周波数を制御して解像度特性を制御する空間周
波数特性制御部を備えたことを特徴とする投写型画像表
示装置であり、空間周波数特性制御部で画像情報に応じ
て画像光の空間周波数を制御して解像度特性を制御する
ことにより入力映像ソースに適して鮮鋭度を向上させる
という作用を有する。
と、前記空間光変調素子への書き込み光である画像光を
発生する画像源と、前記画像光の画像情報に応じて画像
光の空間周波数を制御して解像度特性を制御する空間周
波数特性制御部を備えたことを特徴とする投写型画像表
示装置であり、空間周波数特性制御部で画像情報に応じ
て画像光の空間周波数を制御して解像度特性を制御する
ことにより入力映像ソースに適して鮮鋭度を向上させる
という作用を有する。
【0021】請求項6に記載の発明は、空間周波数特性
制御部が、動画では空間周波数特性を広帯域に設定し、
静止画では空間周波数特性を狭帯域に設定することを特
徴とする請求項5記載の投写型画像表示装置であり、動
画,静止画に応じて空間周波数特性を設定することによ
り入力映像ソースに適して鮮鋭度を向上させるという作
用を有する。
制御部が、動画では空間周波数特性を広帯域に設定し、
静止画では空間周波数特性を狭帯域に設定することを特
徴とする請求項5記載の投写型画像表示装置であり、動
画,静止画に応じて空間周波数特性を設定することによ
り入力映像ソースに適して鮮鋭度を向上させるという作
用を有する。
【0022】請求項7に記載の発明は、空間光変調素子
と、前記空間光変調素子への書き込み光である画像光を
発生する画像源と、前記空間光変調素子に印加される駆
動波形を制御する駆動波形制御部を備え、空間光変調素
子に印加される駆動波形を制御することを特徴とする投
写型画像表示装置であり、駆動波形制御部で空間光変調
素子に印加される駆動波形を制御することにより空間光
変調素子の経時変化の低減と復帰時間を早めるという作
用を有する。
と、前記空間光変調素子への書き込み光である画像光を
発生する画像源と、前記空間光変調素子に印加される駆
動波形を制御する駆動波形制御部を備え、空間光変調素
子に印加される駆動波形を制御することを特徴とする投
写型画像表示装置であり、駆動波形制御部で空間光変調
素子に印加される駆動波形を制御することにより空間光
変調素子の経時変化の低減と復帰時間を早めるという作
用を有する。
【0023】請求項8に記載の発明は、駆動波形制御部
が、通常動作時では画像光の垂直走査周波数に同期して
消去期間と書き込み期間を有する駆動電圧を発生させ
て、特別動作時では周波数や駆動電圧を制御することを
特徴とする請求項7記載の投写型画像表示装置であり、
駆動波形制御部で周波数や駆動電圧を制御することによ
り空間光変調素子の経時変化の低減と復帰時間を早める
という作用を有する。
が、通常動作時では画像光の垂直走査周波数に同期して
消去期間と書き込み期間を有する駆動電圧を発生させ
て、特別動作時では周波数や駆動電圧を制御することを
特徴とする請求項7記載の投写型画像表示装置であり、
駆動波形制御部で周波数や駆動電圧を制御することによ
り空間光変調素子の経時変化の低減と復帰時間を早める
という作用を有する。
【0024】請求項9に記載の発明は、空間光変調素子
と、前記空間光変調素子への書き込み光である画像光を
発生する画像源と、前記空間光変調素子に印加される駆
動波形を発生する駆動波形発生部と、前記空間光変調素
子に書き込まれた画像光を読み出す読出手段と、前記読
み出された画像光の黒レベルを検出して前記画像源の黒
レベルを制御する黒レベル制御手段を備えたことを特徴
とする投写型画像表示装置であり、空間光変調素子から
読み出された画像光の黒レベルを検出して書き込み画像
光の黒レベルを制御して、黒レベルの安定化を図ること
により、安定な画像表示が実現できるという作用を有す
る。
と、前記空間光変調素子への書き込み光である画像光を
発生する画像源と、前記空間光変調素子に印加される駆
動波形を発生する駆動波形発生部と、前記空間光変調素
子に書き込まれた画像光を読み出す読出手段と、前記読
み出された画像光の黒レベルを検出して前記画像源の黒
レベルを制御する黒レベル制御手段を備えたことを特徴
とする投写型画像表示装置であり、空間光変調素子から
読み出された画像光の黒レベルを検出して書き込み画像
光の黒レベルを制御して、黒レベルの安定化を図ること
により、安定な画像表示が実現できるという作用を有す
る。
【0025】請求項10に記載の発明は、黒レベル制御
手段が、書き込まれた画像光に重畳された基準光を検出
して、画像光のレベルを制御する帰還制御ループで構成
されたことを特徴とする請求項9記載の投写型画像表示
装置であり、黒レベルの安定化を図ることにより、安定
な画像表示が実現できるという作用を有する。
手段が、書き込まれた画像光に重畳された基準光を検出
して、画像光のレベルを制御する帰還制御ループで構成
されたことを特徴とする請求項9記載の投写型画像表示
装置であり、黒レベルの安定化を図ることにより、安定
な画像表示が実現できるという作用を有する。
【0026】請求項11に記載の発明は、黒レベル制御
手段が、映像信号に基準信号を重畳して画像源から書き
込まれた画像光と、読み出された画像光の基準信号を検
出して黒レベルを制御する帰還制御ループで構成された
ことを特徴とする請求項9記載の投写型画像表示装置で
あり、黒レベルの安定化を図ることにより、安定な画像
表示が実現できるという作用を有する。
手段が、映像信号に基準信号を重畳して画像源から書き
込まれた画像光と、読み出された画像光の基準信号を検
出して黒レベルを制御する帰還制御ループで構成された
ことを特徴とする請求項9記載の投写型画像表示装置で
あり、黒レベルの安定化を図ることにより、安定な画像
表示が実現できるという作用を有する。
【0027】以下、本発明の実施の形態について、図面
を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は、本発明の実施の形態1におけ
る投写型画像表示装置のシステム構成図であり、従来の
投写型画像表示装置のシステム構成図を示す図23と同
じ部分には同じ符号を付して説明すると、画像源108
からの画像光を書き込み光109として書き込みレンズ
110を介して空間光変調素子101の光導電層に結像
させ、画像入力を行う。光源111からの読み出し光1
12は、可視化手段114を介して空間光変調素子10
1に入力され、光変調層による変調を受け、光反射層に
より反射された後、再び光変調層を通過し、出力光11
3として可視化手段114を通過して可視化され、投写
レンズ115によりスクリーン上に拡大投写される。こ
こまでの構成は、従来の投写型画像表示装置のシステム
構成図を示す図23と同じであるが、実施の形態1にお
ける投写型画像表示装置のシステム構成図である図1が
図23と異なるところは、入力信号端と画像源108と
の間に、入力信号、即ち画像情報に応じて陰極線管(以
降CRTと略す)よりなる画像源108の発光特性を制
御するための発光特性制御部1を挿入した点と、入力信
号端と空間光変調素子101との間に、入力信号に応じ
て空間光変調素子101を駆動するための駆動波形発生
部2を挿入した点である。
を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は、本発明の実施の形態1におけ
る投写型画像表示装置のシステム構成図であり、従来の
投写型画像表示装置のシステム構成図を示す図23と同
じ部分には同じ符号を付して説明すると、画像源108
からの画像光を書き込み光109として書き込みレンズ
110を介して空間光変調素子101の光導電層に結像
させ、画像入力を行う。光源111からの読み出し光1
12は、可視化手段114を介して空間光変調素子10
1に入力され、光変調層による変調を受け、光反射層に
より反射された後、再び光変調層を通過し、出力光11
3として可視化手段114を通過して可視化され、投写
レンズ115によりスクリーン上に拡大投写される。こ
こまでの構成は、従来の投写型画像表示装置のシステム
構成図を示す図23と同じであるが、実施の形態1にお
ける投写型画像表示装置のシステム構成図である図1が
図23と異なるところは、入力信号端と画像源108と
の間に、入力信号、即ち画像情報に応じて陰極線管(以
降CRTと略す)よりなる画像源108の発光特性を制
御するための発光特性制御部1を挿入した点と、入力信
号端と空間光変調素子101との間に、入力信号に応じ
て空間光変調素子101を駆動するための駆動波形発生
部2を挿入した点である。
【0028】以上のように構成された本実施の形態1に
おける投写型画像表示装置について、以下、その動作
を、入力信号レベル対スクリーン上照度の関係を示す図
2の発光特性図を用いて説明する。
おける投写型画像表示装置について、以下、その動作
を、入力信号レベル対スクリーン上照度の関係を示す図
2の発光特性図を用いて説明する。
【0029】まず、一般に、静止画である文字,図形等
のコンピュータ表示時と、動画等の映像表示時では要求
される表示性能が異なるため、その要求性能に応じて発
光特性制御部1を制御して最適な発光特性を選択して最
適な画像表示を行うものである。階調性や色再現性が要
求される映像表示時では、図2の発光特性図における破
線に示すような線形特性の発光特性にし、また、鮮鋭度
が要求される文字,図形等のコンピュータ表示時では、
図2の実線に示す飽和特性の発光特性にして最適な画像
表示を実現している。
のコンピュータ表示時と、動画等の映像表示時では要求
される表示性能が異なるため、その要求性能に応じて発
光特性制御部1を制御して最適な発光特性を選択して最
適な画像表示を行うものである。階調性や色再現性が要
求される映像表示時では、図2の発光特性図における破
線に示すような線形特性の発光特性にし、また、鮮鋭度
が要求される文字,図形等のコンピュータ表示時では、
図2の実線に示す飽和特性の発光特性にして最適な画像
表示を実現している。
【0030】また、図1のシステム構成図に示した投写
型画像表示装置の表示システムでは、一般的な直視型の
液晶ディスプレイ等とは異なり時間開口率という概念が
必要となる。この時間開口率について、図3の時間開口
率説明図により説明を行う。
型画像表示装置の表示システムでは、一般的な直視型の
液晶ディスプレイ等とは異なり時間開口率という概念が
必要となる。この時間開口率について、図3の時間開口
率説明図により説明を行う。
【0031】本実施の形態1の空間光変調素子101に
おける光変調層が強誘電性液晶の場合、光によって書き
込まれたと同時に液晶が回転し、白表示を行うが、その
液晶の状態は書き込み光がなくなってもリセットがかか
るまで維持してしまう。この特性を一般的に強誘電性液
晶のメモリー効果と呼んでいるが、この特性のためリセ
ットと書き込みのタイミングの差によって時間開口率が
空間的に異なり、輝度のムラとなって見えてしまう。ま
た、CRTの光強度の大きさによって液晶の回転角及び
回転のスピードが変化し、階調表現が可能となる。
おける光変調層が強誘電性液晶の場合、光によって書き
込まれたと同時に液晶が回転し、白表示を行うが、その
液晶の状態は書き込み光がなくなってもリセットがかか
るまで維持してしまう。この特性を一般的に強誘電性液
晶のメモリー効果と呼んでいるが、この特性のためリセ
ットと書き込みのタイミングの差によって時間開口率が
空間的に異なり、輝度のムラとなって見えてしまう。ま
た、CRTの光強度の大きさによって液晶の回転角及び
回転のスピードが変化し、階調表現が可能となる。
【0032】図3の時間開口率説明図は、その階調表現
のシステムについて説明されたものであり、185は1
フィールド期間に1回印加されるリセットパルスであ
り、横軸は時間、縦軸は電圧を示し、186は画像源1
08であるCRTの発光特性であり、横軸は時間、縦軸
はCRTの発光強度を示し、時間とともに指数関数的に
減少している。187から189は投写レンズ115に
よりスクリーン上に拡大投写される出力光113の光強
度を示し、それぞれCRTの光強度が弱い時、中間の
時、強い時に対応し、横軸は時間、縦軸はスクリーン上
の光強度を示している。
のシステムについて説明されたものであり、185は1
フィールド期間に1回印加されるリセットパルスであ
り、横軸は時間、縦軸は電圧を示し、186は画像源1
08であるCRTの発光特性であり、横軸は時間、縦軸
はCRTの発光強度を示し、時間とともに指数関数的に
減少している。187から189は投写レンズ115に
よりスクリーン上に拡大投写される出力光113の光強
度を示し、それぞれCRTの光強度が弱い時、中間の
時、強い時に対応し、横軸は時間、縦軸はスクリーン上
の光強度を示している。
【0033】図4の(a),(b)及び(c)は、図3
の時間開口率説明図をそれぞれスクリーン上で上部、即
ち、リセットパルスの直後に書き込まれた時、中部、即
ち、リセットパルスから書き込まれるまでほぼ1垂直期
間の半分である時、及び、下部、即ち、書き込まれてか
らすぐにリセットされる時に対応して示したガンマ特性
の空間分布特性図である。
の時間開口率説明図をそれぞれスクリーン上で上部、即
ち、リセットパルスの直後に書き込まれた時、中部、即
ち、リセットパルスから書き込まれるまでほぼ1垂直期
間の半分である時、及び、下部、即ち、書き込まれてか
らすぐにリセットされる時に対応して示したガンマ特性
の空間分布特性図である。
【0034】画面上部で書き込まれた図4の(a)にお
いて、190はリセットパルス、191はCRTの発光
特性であり、CRTの発光強度は時間とともに指数関数
的に減少している。192はスクリーン上での光強度で
あり、リセットパルスの後、すぐにCRTからの光によ
り書き込まれているため、ほとんど1フィールド期間光
り続けることになる。この場合、時間開口率はほぼ10
0%となる。実際に人間の目に明るさとしてとらえられ
るのは、光強度のピーク値ではなく、時間平均であり、
図4の斜線部分の面積である。この面積比率を時間開口
率と呼ぶこともできる。
いて、190はリセットパルス、191はCRTの発光
特性であり、CRTの発光強度は時間とともに指数関数
的に減少している。192はスクリーン上での光強度で
あり、リセットパルスの後、すぐにCRTからの光によ
り書き込まれているため、ほとんど1フィールド期間光
り続けることになる。この場合、時間開口率はほぼ10
0%となる。実際に人間の目に明るさとしてとらえられ
るのは、光強度のピーク値ではなく、時間平均であり、
図4の斜線部分の面積である。この面積比率を時間開口
率と呼ぶこともできる。
【0035】画面中部で書き込まれた図4の(b)にお
いて、193はリセットパルス、194はCRTの発光
特性であり、195はスクリーン上の光強度であり、1
フィールドのほぼ真ん中で書き込まれている。この場
合、液晶は図4の(a)の時と同様書き込まれたと同時
に白表示をするが、リセットパルスまでの期間は上記図
4の(a)の時と比較して約半分程度になる。つまり、
時間開口率が減少し、暗くなる訳である。
いて、193はリセットパルス、194はCRTの発光
特性であり、195はスクリーン上の光強度であり、1
フィールドのほぼ真ん中で書き込まれている。この場
合、液晶は図4の(a)の時と同様書き込まれたと同時
に白表示をするが、リセットパルスまでの期間は上記図
4の(a)の時と比較して約半分程度になる。つまり、
時間開口率が減少し、暗くなる訳である。
【0036】次に、画面下部で書き込まれた図4の
(c)の状態は、CRTにより書き込みされてからすぐ
にリセットパルスが印加されている。196はリセット
パルス、197はCRTの発光特性であり、198はス
クリーン上の光強度である。このような場合、液晶がリ
セットされてもCRTの残光特性により次のフィールド
で書き込まれた状態になり、液晶が若干回転してしま
う。もちろん、CRTの光強度によって次フィールドの
残光の強度が異なるため、スクリーン上の光強度は変化
する。
(c)の状態は、CRTにより書き込みされてからすぐ
にリセットパルスが印加されている。196はリセット
パルス、197はCRTの発光特性であり、198はス
クリーン上の光強度である。このような場合、液晶がリ
セットされてもCRTの残光特性により次のフィールド
で書き込まれた状態になり、液晶が若干回転してしま
う。もちろん、CRTの光強度によって次フィールドの
残光の強度が異なるため、スクリーン上の光強度は変化
する。
【0037】以上のように、時間開口率が変化して階調
表現が実現できる。次に、図1における発光特性制御部
1の動作について詳細に説明する。図5はガンマ補正動
作を説明するための発光特性制御部1の回路構成図、図
6と図7はガンマ特性図である。
表現が実現できる。次に、図1における発光特性制御部
1の動作について詳細に説明する。図5はガンマ補正動
作を説明するための発光特性制御部1の回路構成図、図
6と図7はガンマ特性図である。
【0038】図5の回路構成図において、3はガンマ入
力端子、4はガンマ出力端子、5はベースがガンマ入力
端子3に、エミッタが抵抗を介してVcc端子に、コレ
クタが抵抗を介してアースにそれぞれ接続したトランジ
スタ、6はベースがトランジスタ5のコレクタに、エミ
ッタがガンマ出力端子4に、コレクタがVcc端子にそ
れぞれ接続したトランジスタ、7は制御信号端子8とア
ース間に接続された直列抵抗であり、トランジスタ5の
コレクタ及びトランジスタ6のベースと直列抵抗7との
間に、ダイオードD1と抵抗R1の直列回路、ダイオー
ドD2と抵抗R2の直列回路、ダイオードD3と抵抗R
3の直列回路が並列に挿入接続されている。
力端子、4はガンマ出力端子、5はベースがガンマ入力
端子3に、エミッタが抵抗を介してVcc端子に、コレ
クタが抵抗を介してアースにそれぞれ接続したトランジ
スタ、6はベースがトランジスタ5のコレクタに、エミ
ッタがガンマ出力端子4に、コレクタがVcc端子にそ
れぞれ接続したトランジスタ、7は制御信号端子8とア
ース間に接続された直列抵抗であり、トランジスタ5の
コレクタ及びトランジスタ6のベースと直列抵抗7との
間に、ダイオードD1と抵抗R1の直列回路、ダイオー
ドD2と抵抗R2の直列回路、ダイオードD3と抵抗R
3の直列回路が並列に挿入接続されている。
【0039】上記構成の回路において、ガンマ入力端子
3の信号レベルが高くなると、ダイオードD1〜ダイオ
ードD3が順次導通し、トランジスタ5の負荷抵抗が抵
抗R1〜抵抗R3と順次並列に接続され、入力レベルに
応じて負荷抵抗が減少する。これによってガンマ特性の
折れ線近似を行っている。また、制御信号端子8には2
次元的なガンマ補正を行うための制御信号が入力され、
各領域毎の発光特性が補正される。この時、ガンマ補正
を行う図5の入出特性は、図7のガンマ特性図に示すよ
うに、破線は補正前、実線は補正後の特性であり、この
ようにダイナミック的にガンマ特性を制御することによ
り、画面上のガンマ特性は図6のガンマ特性図に示すよ
うに、破線に示す補正前発光特性が、実線,一点波線に
示す補正後発光特性となり階調性が大幅に改善できる。
3の信号レベルが高くなると、ダイオードD1〜ダイオ
ードD3が順次導通し、トランジスタ5の負荷抵抗が抵
抗R1〜抵抗R3と順次並列に接続され、入力レベルに
応じて負荷抵抗が減少する。これによってガンマ特性の
折れ線近似を行っている。また、制御信号端子8には2
次元的なガンマ補正を行うための制御信号が入力され、
各領域毎の発光特性が補正される。この時、ガンマ補正
を行う図5の入出特性は、図7のガンマ特性図に示すよ
うに、破線は補正前、実線は補正後の特性であり、この
ようにダイナミック的にガンマ特性を制御することによ
り、画面上のガンマ特性は図6のガンマ特性図に示すよ
うに、破線に示す補正前発光特性が、実線,一点波線に
示す補正後発光特性となり階調性が大幅に改善できる。
【0040】よって、図6の一点破線に示す補正後発光
特性は、図2において示す実線の文字,図形等のコンピ
ュータ表示時の発光特性に、また、図6の実線に示す補
正後発光特性は、図2において示す破線の映像表示時の
発光特性となり、ガンマ補正を制御するだけで発光特性
が容易に制御できることになる。
特性は、図2において示す実線の文字,図形等のコンピ
ュータ表示時の発光特性に、また、図6の実線に示す補
正後発光特性は、図2において示す破線の映像表示時の
発光特性となり、ガンマ補正を制御するだけで発光特性
が容易に制御できることになる。
【0041】また、2次元的空間位置の対応した補正デ
ータをディジタル方式で作成し、この補正データを用い
て折れ線ガンマ補正回路の折れ線設定値を制御してダイ
ナミック的にガンマ特性を変化させることにより、高精
度のガンマ補正が実現できることは言うまでもない。
ータをディジタル方式で作成し、この補正データを用い
て折れ線ガンマ補正回路の折れ線設定値を制御してダイ
ナミック的にガンマ特性を変化させることにより、高精
度のガンマ補正が実現できることは言うまでもない。
【0042】次に、黒近傍のガンマ特性とコントラスト
の関係について説明する。図8は、図6の黒近傍の発光
特性を拡大したガンマ特性図であり、図8の実線は映像
表示時の発光特性、図8の一点波線は文字,図形等のコ
ンピュータ表示時の発光特性である。図8から分かるよ
うに、黒近傍のガンマ特性はコンピュータ表示時では黒
信号は圧縮されている。図9は、図8に示す2種類の発
光特性を有した場合のコントラスト特性図であり、横軸
が時間開口率、縦軸は白地に黒窓信号を映出した場合の
コントラストである。高時間開口率までコントラストが
維持でき、文字の鮮鋭度が向上される。但し、黒近傍の
階調性が劣化するがコンピュータ表示時ではさほど悪影
響されない。
の関係について説明する。図8は、図6の黒近傍の発光
特性を拡大したガンマ特性図であり、図8の実線は映像
表示時の発光特性、図8の一点波線は文字,図形等のコ
ンピュータ表示時の発光特性である。図8から分かるよ
うに、黒近傍のガンマ特性はコンピュータ表示時では黒
信号は圧縮されている。図9は、図8に示す2種類の発
光特性を有した場合のコントラスト特性図であり、横軸
が時間開口率、縦軸は白地に黒窓信号を映出した場合の
コントラストである。高時間開口率までコントラストが
維持でき、文字の鮮鋭度が向上される。但し、黒近傍の
階調性が劣化するがコンピュータ表示時ではさほど悪影
響されない。
【0043】以上のように、ハイビジョンや現行TVの
動画等の映像表示時では、コントラスト,解像度,階調
性,色再現性等の忠実な表示性能が要求される。そのた
め、図6の実線に示すように、白から黒までの忠実な階
調性,色再現性が表現できる発光特性として、実働使用
状態は高時間開口率で使用してコントラストのあるメリ
ハリのある映像を表現している。
動画等の映像表示時では、コントラスト,解像度,階調
性,色再現性等の忠実な表示性能が要求される。そのた
め、図6の実線に示すように、白から黒までの忠実な階
調性,色再現性が表現できる発光特性として、実働使用
状態は高時間開口率で使用してコントラストのあるメリ
ハリのある映像を表現している。
【0044】一方、文字,図形等のコンピュータ表示時
では、全画面にわたる文字の鮮鋭度が要求される。その
ため、図6の一点波線に示すように、CRT上の画像光
の黒レベルになるように設定して黒圧縮させて平均輝度
を向上させるような発光特性として、実働使用状態では
低時間開口率で使用して文字の鮮鋭度を大幅に向上させ
た映像を表現している。
では、全画面にわたる文字の鮮鋭度が要求される。その
ため、図6の一点波線に示すように、CRT上の画像光
の黒レベルになるように設定して黒圧縮させて平均輝度
を向上させるような発光特性として、実働使用状態では
低時間開口率で使用して文字の鮮鋭度を大幅に向上させ
た映像を表現している。
【0045】次に、コンピュータ表示時の白地に黒文字
を表示した場合の文字鮮鋭度劣化の原理について説明す
る。図10は鮮鋭度劣化動作を説明するため、空間光変
調素子101の入出力(ガンマ)特性を示すガンマ特性
図であり、下図に書き込み系のスポット特性を、左図に
読み出し系のスポット特性をそれぞれ示す。波線に示す
ように黒地に白文字表示時は読み出し画像として劣化は
ないが、反対に実線に示す白地に黒文字表示時の読み出
し画像としてはレスポンス低下と文字が細り、鮮鋭度が
著しく劣化する。そのため、本実施の形態1では、映像
表示時とコンピュータ表示時の最適な画質となるように
駆動している。
を表示した場合の文字鮮鋭度劣化の原理について説明す
る。図10は鮮鋭度劣化動作を説明するため、空間光変
調素子101の入出力(ガンマ)特性を示すガンマ特性
図であり、下図に書き込み系のスポット特性を、左図に
読み出し系のスポット特性をそれぞれ示す。波線に示す
ように黒地に白文字表示時は読み出し画像として劣化は
ないが、反対に実線に示す白地に黒文字表示時の読み出
し画像としてはレスポンス低下と文字が細り、鮮鋭度が
著しく劣化する。そのため、本実施の形態1では、映像
表示時とコンピュータ表示時の最適な画質となるように
駆動している。
【0046】以上のように、本実施の形態1によれば、
空間光変調素子に書き込まれる画像光の画像情報に応じ
て発光特性を制御して、各種の信号源に対応して最適な
表示性能(輝度,階調性,鮮鋭度)を実現できる。
空間光変調素子に書き込まれる画像光の画像情報に応じ
て発光特性を制御して、各種の信号源に対応して最適な
表示性能(輝度,階調性,鮮鋭度)を実現できる。
【0047】(実施の形態2)図11は、本発明の実施
の形態2における投写型画像表示装置のシステム構成図
であり、実施の形態1における投写型画像表示装置のシ
ステム構成図である図1と同じ部分には同じ符号を付し
て説明は省略する。図11が図1と異なるところは、図
1における発光特性制御部1の代わりに、CRT等の画
像源108に印加される映像帯域幅を制御して空間周波
数特性を制御するための空間周波数特性制御部9を挿入
した点である。
の形態2における投写型画像表示装置のシステム構成図
であり、実施の形態1における投写型画像表示装置のシ
ステム構成図である図1と同じ部分には同じ符号を付し
て説明は省略する。図11が図1と異なるところは、図
1における発光特性制御部1の代わりに、CRT等の画
像源108に印加される映像帯域幅を制御して空間周波
数特性を制御するための空間周波数特性制御部9を挿入
した点である。
【0048】以上のように構成された本実施の形態2の
投写型画像表示装置について、以下その動作を図12の
空間周波数特性図を用いて説明する。
投写型画像表示装置について、以下その動作を図12の
空間周波数特性図を用いて説明する。
【0049】一般に、文字,図形等のコンピュータ表示
時と、動画等の映像表示時では要求される表示性能が異
なるため、その要求性能に応じて画像源に対する発光特
性制御部を制御して最適な発光特性を選択して、最適な
画像表示を行うものである。比較的信号APLが低く高
時間開口率で駆動する映像表示時では、図12の実線に
示すように広帯域の空間周波数特性に設定して高解像度
表示を行う。反対に比較的信号APLが高い(白地に黒
文字表示時)コンピュータ表示時では、図12の波線に
示すように狭帯域の空間周波数特性に設定して、黒文字
の鮮鋭度を改善して最適な画像表示を実現している。
時と、動画等の映像表示時では要求される表示性能が異
なるため、その要求性能に応じて画像源に対する発光特
性制御部を制御して最適な発光特性を選択して、最適な
画像表示を行うものである。比較的信号APLが低く高
時間開口率で駆動する映像表示時では、図12の実線に
示すように広帯域の空間周波数特性に設定して高解像度
表示を行う。反対に比較的信号APLが高い(白地に黒
文字表示時)コンピュータ表示時では、図12の波線に
示すように狭帯域の空間周波数特性に設定して、黒文字
の鮮鋭度を改善して最適な画像表示を実現している。
【0050】次に、空間周波数特性の制御を詳細に説明
するため、図11における空間周波数特性制御部9の詳
細なブロック図である図13と、空間周波数特性図であ
る図14の(a)と動作波形図である図14の(b),
(c)を用いる。
するため、図11における空間周波数特性制御部9の詳
細なブロック図である図13と、空間周波数特性図であ
る図14の(a)と動作波形図である図14の(b),
(c)を用いる。
【0051】入力端子10からの映像信号は低域通過フ
ィルタ(以降LPFと略す)11,12に供給され、図
12に示すように2種類の帯域幅が設定される。入力端
子13からの同期信号は信号判別回路14に供給され、
走査周波数から映像表示(NTSC,HDTV)かコン
ピュータ表示かの判別が行われる。信号判別回路14か
らの判別信号はLPF11とLPF12からの信号を切
り換えるための切換回路15に供給され、判別信号に基
づいて切り換えられる。切換回路15からの映像信号は
映像増幅回路16を通して画像源108に印加される。
図14の(a)に投写型画像表示装置の各要素毎の空間
周波数特性を示し、実線に読み出し系、一点波線に空間
光変調素子、波線に書き込み系の空間周波数を示す。図
14の(a)から分かるように、光書き込み手段である
画像源108としてCRTを用いた場合は、スポット特
性のガウス分布に起因して空間周波数が急激な下降特性
を有していることになる。従って、コンピュータ等の1
ドット単位での信号では、前記の図10のガンマ特性図
で述べたように白地に黒文字信号を表示した場合に文字
鮮鋭度が著しく劣化するため、図14の(b)に示す空
間周波数f1に相当する文字信号を、帯域制限すること
により見かけ上に空間周波数f2に相当する周波数軸上
に変換して図14の(c)に変換することにより、文字
信号の振幅低下と文字細りを改善している。
ィルタ(以降LPFと略す)11,12に供給され、図
12に示すように2種類の帯域幅が設定される。入力端
子13からの同期信号は信号判別回路14に供給され、
走査周波数から映像表示(NTSC,HDTV)かコン
ピュータ表示かの判別が行われる。信号判別回路14か
らの判別信号はLPF11とLPF12からの信号を切
り換えるための切換回路15に供給され、判別信号に基
づいて切り換えられる。切換回路15からの映像信号は
映像増幅回路16を通して画像源108に印加される。
図14の(a)に投写型画像表示装置の各要素毎の空間
周波数特性を示し、実線に読み出し系、一点波線に空間
光変調素子、波線に書き込み系の空間周波数を示す。図
14の(a)から分かるように、光書き込み手段である
画像源108としてCRTを用いた場合は、スポット特
性のガウス分布に起因して空間周波数が急激な下降特性
を有していることになる。従って、コンピュータ等の1
ドット単位での信号では、前記の図10のガンマ特性図
で述べたように白地に黒文字信号を表示した場合に文字
鮮鋭度が著しく劣化するため、図14の(b)に示す空
間周波数f1に相当する文字信号を、帯域制限すること
により見かけ上に空間周波数f2に相当する周波数軸上
に変換して図14の(c)に変換することにより、文字
信号の振幅低下と文字細りを改善している。
【0052】次に、この文字表示時の鮮鋭度改善効果に
ついて詳細に説明するため、図15のガンマ特性図を用
いる。図15に図10と同様に空間光変調素子101の
入出力(ガンマ)特性を示し、下図に書き込み系のスポ
ット特性、左図に読み出し系のスポット特性を示す。図
15の一点波線には従来の帯域制限を行わない場合の書
き込み系と読み出し系のスポット特性を示す。その場
合、文字信号のレスポンス低下と文字が細り、鮮鋭度が
著しく劣化する。そのため、図15の実線に示すよう
に、帯域制限を行って、空間周波数軸上で低い領域に変
換して、レスポンスが高く文字幅が広くなるように設定
して、白地に黒文字表示の鮮鋭度が改善でき、コンピュ
ータ表示時の最適な画質となるように駆動している。
ついて詳細に説明するため、図15のガンマ特性図を用
いる。図15に図10と同様に空間光変調素子101の
入出力(ガンマ)特性を示し、下図に書き込み系のスポ
ット特性、左図に読み出し系のスポット特性を示す。図
15の一点波線には従来の帯域制限を行わない場合の書
き込み系と読み出し系のスポット特性を示す。その場
合、文字信号のレスポンス低下と文字が細り、鮮鋭度が
著しく劣化する。そのため、図15の実線に示すよう
に、帯域制限を行って、空間周波数軸上で低い領域に変
換して、レスポンスが高く文字幅が広くなるように設定
して、白地に黒文字表示の鮮鋭度が改善でき、コンピュ
ータ表示時の最適な画質となるように駆動している。
【0053】以上のように本実施の形態2によれば、空
間光変調素子に書き込まれる画像光の画像情報に応じて
画像光の空間周波数を制御して解像度特性を制御して、
入力映像ソースに応じて鮮鋭度の向上が実現できる。
間光変調素子に書き込まれる画像光の画像情報に応じて
画像光の空間周波数を制御して解像度特性を制御して、
入力映像ソースに応じて鮮鋭度の向上が実現できる。
【0054】(実施の形態3)図16は、本発明の実施
の形態3における投写型画像表示装置のシステム構成図
であり、実施の形態1における投写型画像表示装置のシ
ステム構成図である図1と同じ部分には同じ符号を付し
て説明は省略する。図16が図1と異なるところは、図
1における発光特性制御部1の代わりに、CRT等の画
像源108を駆動するためのCRT駆動部17を挿入し
た点と、駆動波形発生部2の代わりに、空間光変調素子
101を駆動するための駆動波形制御部18を挿入した
点である。
の形態3における投写型画像表示装置のシステム構成図
であり、実施の形態1における投写型画像表示装置のシ
ステム構成図である図1と同じ部分には同じ符号を付し
て説明は省略する。図16が図1と異なるところは、図
1における発光特性制御部1の代わりに、CRT等の画
像源108を駆動するためのCRT駆動部17を挿入し
た点と、駆動波形発生部2の代わりに、空間光変調素子
101を駆動するための駆動波形制御部18を挿入した
点である。
【0055】以上のように構成された本実施の形態3に
おける投写型画像表示装置について、以下その動作を図
17の駆動波形図と駆動条件を示す下記の表1を用いて
説明する。
おける投写型画像表示装置について、以下その動作を図
17の駆動波形図と駆動条件を示す下記の表1を用いて
説明する。
【0056】
【表1】
【0057】一般に、空間光変調素子101は、各種の
経時変化により画質劣化が生じるため、表1に示す通常
動作時の駆動条件とは別に、特別な駆動条件を設けて、
画質への影響を少なくしている。このように駆動条件を
切り換えることにより、空間光変調素子101の経時変
化を低減させ、さらに、復帰時間を早めて、画質の安定
化を図っている。図17の駆動波形図に示すように、駆
動波形はパルス幅,消去電圧,書き込み電圧という3つ
のパラメータがある。パルス幅が広くなる場合、消去電
圧が高くなる場合、書き込み電圧が高くなる場合は輝度
は暗くなる。
経時変化により画質劣化が生じるため、表1に示す通常
動作時の駆動条件とは別に、特別な駆動条件を設けて、
画質への影響を少なくしている。このように駆動条件を
切り換えることにより、空間光変調素子101の経時変
化を低減させ、さらに、復帰時間を早めて、画質の安定
化を図っている。図17の駆動波形図に示すように、駆
動波形はパルス幅,消去電圧,書き込み電圧という3つ
のパラメータがある。パルス幅が広くなる場合、消去電
圧が高くなる場合、書き込み電圧が高くなる場合は輝度
は暗くなる。
【0058】特別動作時では、駆動周波数は高い方向
(200Hz)、書き込み電圧は高い方向(0V)、消
去電圧は高い方向(15V)、パルス幅は広い方向に制
御して、空間光変調素子101の発光特性を変化させ
て、特に焼き付きや黒レベル、さらに効率の変動を抑え
ている。
(200Hz)、書き込み電圧は高い方向(0V)、消
去電圧は高い方向(15V)、パルス幅は広い方向に制
御して、空間光変調素子101の発光特性を変化させ
て、特に焼き付きや黒レベル、さらに効率の変動を抑え
ている。
【0059】空間光変調素子101の経時変化は、液晶
の温度特性やリセット不良や遮光性等によって発生する
ため、この発生要因に応じて、各駆動条件のパラメータ
を変更させることにより低減させている。目立ちにくい
制御方法としては、書き込み電圧とパルス幅を順次変化
させる方法である。周波数は明るさの点に、消去電圧は
素子の信頼性の点に課題があるが、4つのパラメータを
順次制御することにより、効率的な経時変化の低減が行
える。
の温度特性やリセット不良や遮光性等によって発生する
ため、この発生要因に応じて、各駆動条件のパラメータ
を変更させることにより低減させている。目立ちにくい
制御方法としては、書き込み電圧とパルス幅を順次変化
させる方法である。周波数は明るさの点に、消去電圧は
素子の信頼性の点に課題があるが、4つのパラメータを
順次制御することにより、効率的な経時変化の低減が行
える。
【0060】さらに、効率的な空間光変調素子101の
経時変化の低減を実現するには前記駆動波形制御部18
による制御とともに、CRT駆動部17によるCRT駆
動条件として、例えば全領域に白信号を書き込む等の制
御も行うことにより、より一層の改善を行うことができ
る。通常動作と特別動作の切り換えは、変化が目立ちに
くい場面や制御方法で行っている。
経時変化の低減を実現するには前記駆動波形制御部18
による制御とともに、CRT駆動部17によるCRT駆
動条件として、例えば全領域に白信号を書き込む等の制
御も行うことにより、より一層の改善を行うことができ
る。通常動作と特別動作の切り換えは、変化が目立ちに
くい場面や制御方法で行っている。
【0061】以上のように本実施の形態3によれば、空
間光変調素子101に印加される駆動波形を制御して、
空間光変調素子101の各種の経時変化の低減と復帰時
間を早めることができるため、安定な画像表示が実現で
きる。
間光変調素子101に印加される駆動波形を制御して、
空間光変調素子101の各種の経時変化の低減と復帰時
間を早めることができるため、安定な画像表示が実現で
きる。
【0062】(実施の形態4)図18は、本発明の実施
の形態4における投写型画像表示装置のシステム構成図
であり、実施の形態1における投写型画像表示装置のシ
ステム構成図である図1と同じ部分には同じ符号を付し
て説明は省略する。図18が図1と異なるところは、図
1における可視化手段114に読み出し画像光の黒レベ
ル光を検出するための検出部19を設けた点と、図1に
おける発光特性制御部1の代わりに、前記検出部19か
らの検出信号に基づいて、CRT等の画像源108に印
加される映像信号のカットオフを制御するためのカット
オフ制御部20を設けた点である。
の形態4における投写型画像表示装置のシステム構成図
であり、実施の形態1における投写型画像表示装置のシ
ステム構成図である図1と同じ部分には同じ符号を付し
て説明は省略する。図18が図1と異なるところは、図
1における可視化手段114に読み出し画像光の黒レベ
ル光を検出するための検出部19を設けた点と、図1に
おける発光特性制御部1の代わりに、前記検出部19か
らの検出信号に基づいて、CRT等の画像源108に印
加される映像信号のカットオフを制御するためのカット
オフ制御部20を設けた点である。
【0063】以上のように構成された本実施の形態4の
投写型画像表示装置について、以下その動作を図19の
発光特性図を用いて説明する。
投写型画像表示装置について、以下その動作を図19の
発光特性図を用いて説明する。
【0064】一般に、空間光変調素子は液晶等で構成さ
れているため、図19に示すように温度特性により発光
特性が変化する。そのため、空間光変調素子101から
読み出された画像光で、かつ結像面上の黒レベル光をフ
ォトダイオード等で構成された検出部19で拡大検出さ
れる。この検出部19からの検出信号は、CRT等の画
像源108の駆動電圧の直流電位を制御してカットオフ
制御を行うカットオフ制御部20に供給される。カット
オフ制御部20では逐次検出された検出信号に基づいて
制御が行われ、図19に示すように、空間光変調素子1
01の発光特性が実線,波線のように変化した場合にお
いても自動的に補償され、安定な画像表示が行える。
れているため、図19に示すように温度特性により発光
特性が変化する。そのため、空間光変調素子101から
読み出された画像光で、かつ結像面上の黒レベル光をフ
ォトダイオード等で構成された検出部19で拡大検出さ
れる。この検出部19からの検出信号は、CRT等の画
像源108の駆動電圧の直流電位を制御してカットオフ
制御を行うカットオフ制御部20に供給される。カット
オフ制御部20では逐次検出された検出信号に基づいて
制御が行われ、図19に示すように、空間光変調素子1
01の発光特性が実線,波線のように変化した場合にお
いても自動的に補償され、安定な画像表示が行える。
【0065】次に、この自動カットオフの制御を詳細に
説明するため、図18における検出部19とカットオフ
制御部20を詳細に示した図20のブロック図と、図2
1の(a),(b),(c)に示す動作波形図と図21
の(d)に示す特性図を用いる。なお、カットオフ制御
は、CRT等の画像源108に印加される電圧と、空間
光変調素子101に印加される駆動電圧を制御して行う
方法があるが、ここでは分かりやすくするため、CRT
等の画像源108に印加される信号を制御する場合につ
いて述べる。
説明するため、図18における検出部19とカットオフ
制御部20を詳細に示した図20のブロック図と、図2
1の(a),(b),(c)に示す動作波形図と図21
の(d)に示す特性図を用いる。なお、カットオフ制御
は、CRT等の画像源108に印加される電圧と、空間
光変調素子101に印加される駆動電圧を制御して行う
方法があるが、ここでは分かりやすくするため、CRT
等の画像源108に印加される信号を制御する場合につ
いて述べる。
【0066】図20において、映像信号はカットオフ制
御部20内の加算回路21で検出基準信号が重畳され、
映像増幅回路22と電流検出回路23を通して、図21
の(a)に示す映像信号はCRT等の画像源108のカ
ソード電極に印加される。電流検出回路23の検出基準
信号のカソード電流検出信号は切換回路24を通してク
ランプ回路25に供給され、制御信号に基づいてBLK
(帰線消去)がクランプされ図21の(b)における波
線に示すカットオフ制御信号VG1がCRT等の画像源
108のグリッド電極に印加される。この帰還制御ルー
プは従来のオートカットオフシステムと同様である。そ
の後、図19に示す空間光変調素子101の発光特性が
実線から波線に変化した場合、フォトダイオード26で
検出される検出信号は図21の(c)に示す波線から実
線に変化する。この検出信号はピーク検出回路27に供
給され、ピーク値が検出され、通常のVS1からVS2
に増加する。この情報を切換回路24に供給して、帰還
制御を行うことにより、グリッド電極に印加されるカッ
トオフ制御信号は図21の(b)に示す実線のようにな
り、図19の波線に示す発光特性が補償されて実線とな
り、安定な画像表示が実現できる。図21の(d)の特
性図に電源投入後からのカットオフ制御電圧の変化の様
子を示すように、電源投入直後はCRT等の画像源10
8による経時変化が大きく、その後は特に空間光変調素
子101による経時変化が主要因であるため、電源投入
直後の数分間は従来の書き込み系(CRTカソード電流
検出)のオートカットオフシステムで動作させ、CRT
等の画像源108の安定後は読み出し系(画像光検出)
のオートカットオフシステムに切り換えることにより、
効率の良い安定化を図っている。このような構成とする
ことにより、CRT等の画像源108と空間光変調素子
101の両方の経時変化の補償を行うことができる。
御部20内の加算回路21で検出基準信号が重畳され、
映像増幅回路22と電流検出回路23を通して、図21
の(a)に示す映像信号はCRT等の画像源108のカ
ソード電極に印加される。電流検出回路23の検出基準
信号のカソード電流検出信号は切換回路24を通してク
ランプ回路25に供給され、制御信号に基づいてBLK
(帰線消去)がクランプされ図21の(b)における波
線に示すカットオフ制御信号VG1がCRT等の画像源
108のグリッド電極に印加される。この帰還制御ルー
プは従来のオートカットオフシステムと同様である。そ
の後、図19に示す空間光変調素子101の発光特性が
実線から波線に変化した場合、フォトダイオード26で
検出される検出信号は図21の(c)に示す波線から実
線に変化する。この検出信号はピーク検出回路27に供
給され、ピーク値が検出され、通常のVS1からVS2
に増加する。この情報を切換回路24に供給して、帰還
制御を行うことにより、グリッド電極に印加されるカッ
トオフ制御信号は図21の(b)に示す実線のようにな
り、図19の波線に示す発光特性が補償されて実線とな
り、安定な画像表示が実現できる。図21の(d)の特
性図に電源投入後からのカットオフ制御電圧の変化の様
子を示すように、電源投入直後はCRT等の画像源10
8による経時変化が大きく、その後は特に空間光変調素
子101による経時変化が主要因であるため、電源投入
直後の数分間は従来の書き込み系(CRTカソード電流
検出)のオートカットオフシステムで動作させ、CRT
等の画像源108の安定後は読み出し系(画像光検出)
のオートカットオフシステムに切り換えることにより、
効率の良い安定化を図っている。このような構成とする
ことにより、CRT等の画像源108と空間光変調素子
101の両方の経時変化の補償を行うことができる。
【0067】以上のように本実施の形態4によれば、空
間光変調素子101から読み出された画像光の黒レベル
を検出して書き込み画像光の黒レベルを制御して、黒レ
ベルの安定化を図ることにより、安定な画像表示が実現
できる。
間光変調素子101から読み出された画像光の黒レベル
を検出して書き込み画像光の黒レベルを制御して、黒レ
ベルの安定化を図ることにより、安定な画像表示が実現
できる。
【0068】なお、本実施の形態4において、理解を容
易にするため光書き込み型液晶ライトバルブ等を用いた
投写型画像表示装置について述べてきたが、それ以外の
投写型表示装置についても有効であることは言うまでも
ない。
易にするため光書き込み型液晶ライトバルブ等を用いた
投写型画像表示装置について述べてきたが、それ以外の
投写型表示装置についても有効であることは言うまでも
ない。
【0069】
【発明の効果】以上のように、本発明の投写型画像表示
装置によれば、空間光変調素子に書き込まれる画像光の
画像情報に応じて黒近傍の発光特性を制御して、各種の
信号源に対応して最適な表示性能(輝度,階調性,鮮鋭
度)を実現できる。
装置によれば、空間光変調素子に書き込まれる画像光の
画像情報に応じて黒近傍の発光特性を制御して、各種の
信号源に対応して最適な表示性能(輝度,階調性,鮮鋭
度)を実現できる。
【0070】さらに、空間光変調素子に書き込まれる画
像光の画像情報に応じて画像光の空間周波数を制御して
解像度特性を制御することにより、各種の信号源に対応
して最適な鮮鋭度を実現できる。
像光の画像情報に応じて画像光の空間周波数を制御して
解像度特性を制御することにより、各種の信号源に対応
して最適な鮮鋭度を実現できる。
【0071】さらに、空間光変調素子に印加される駆動
波形を制御して、空間光変調素子の各種の経時変化の低
減と復帰時間を早めることにより、安定な画像表示が実
現できる。
波形を制御して、空間光変調素子の各種の経時変化の低
減と復帰時間を早めることにより、安定な画像表示が実
現できる。
【0072】さらに、空間光変調素子から読み出された
画像光の黒レベルを検出して書き込み画像光の黒レベル
を制御して、黒レベルの安定化を図ることにより、安定
な画像表示が実現できる。
画像光の黒レベルを検出して書き込み画像光の黒レベル
を制御して、黒レベルの安定化を図ることにより、安定
な画像表示が実現できる。
【図1】本発明の実施の形態1における投写型画像表示
装置のシステム構成図
装置のシステム構成図
【図2】本発明の実施の形態1における投写型画像表示
装置の発光特性の制御動作を説明するための発光特性図
装置の発光特性の制御動作を説明するための発光特性図
【図3】本発明の実施の形態1における投写型画像表示
装置の動作を説明するための時間開口率説明図
装置の動作を説明するための時間開口率説明図
【図4】本発明の実施の形態1における投写型画像表示
装置の動作を説明するためのガンマ特性の空間分布特性
図
装置の動作を説明するためのガンマ特性の空間分布特性
図
【図5】本発明の実施の形態1における投写型画像表示
装置のガンマ補正動作を説明するための発光特性制御部
の回路構成図
装置のガンマ補正動作を説明するための発光特性制御部
の回路構成図
【図6】本発明の実施の形態1における投写型画像表示
装置の動作を説明するためのガンマ特性図
装置の動作を説明するためのガンマ特性図
【図7】本発明の実施の形態1における投写型画像表示
装置の動作を説明するためのガンマ特性図
装置の動作を説明するためのガンマ特性図
【図8】本発明の実施の形態1における投写型画像表示
装置の動作を説明するための黒近傍の発光特性を拡大し
たガンマ特性図
装置の動作を説明するための黒近傍の発光特性を拡大し
たガンマ特性図
【図9】本発明の実施の形態1における投写型画像表示
装置の動作を説明するためのコントラスト特性図
装置の動作を説明するためのコントラスト特性図
【図10】本発明の実施の形態1における投写型画像表
示装置の鮮鋭度劣化動作を説明するため、空間光変調素
子の入出力(ガンマ)特性を示すガンマ特性図
示装置の鮮鋭度劣化動作を説明するため、空間光変調素
子の入出力(ガンマ)特性を示すガンマ特性図
【図11】本発明の実施の形態2における投写型画像表
示装置のシステム構成図
示装置のシステム構成図
【図12】本発明の実施の形態2における投写型画像表
示装置の動作を説明するための空間周波数特性図
示装置の動作を説明するための空間周波数特性図
【図13】本発明の実施の形態2における投写型画像表
示装置の空間周波数特性の制御動作を説明するための空
間周波数制御部の詳細なブロック図
示装置の空間周波数特性の制御動作を説明するための空
間周波数制御部の詳細なブロック図
【図14】(a)本発明の実施の形態2における投写型
画像表示装置の動作を説明するための空間周波数特性図 (b),(c)本発明の実施の形態2における投写型画
像表示装置の動作を説明するための動作波形図
画像表示装置の動作を説明するための空間周波数特性図 (b),(c)本発明の実施の形態2における投写型画
像表示装置の動作を説明するための動作波形図
【図15】本発明の実施の形態2における投写型画像表
示装置の動作を説明するための空間光変調素子の入出力
(ガンマ)特性を示すガンマ特性図
示装置の動作を説明するための空間光変調素子の入出力
(ガンマ)特性を示すガンマ特性図
【図16】本発明の実施の形態3における投写型画像表
示装置のシステム構成図
示装置のシステム構成図
【図17】本発明の実施の形態3における投写型画像表
示装置の駆動波形制御動作を説明するための駆動波形図
示装置の駆動波形制御動作を説明するための駆動波形図
【図18】本発明の実施の形態4における投写型画像表
示装置のシステム構成図
示装置のシステム構成図
【図19】本発明の実施の形態4における投写型画像表
示装置の動作を説明するための発光特性図
示装置の動作を説明するための発光特性図
【図20】本発明の実施の形態4における投写型画像表
示装置の検出部とカットオフ制御部を詳細に示したブロ
ック図
示装置の検出部とカットオフ制御部を詳細に示したブロ
ック図
【図21】(a),(b),(c)本発明の実施の形態
4における投写型画像表示装置の動作を説明するための
動作波形図 (d)本発明の実施の形態4における投写型画像表示装
置の動作を説明するための特性図
4における投写型画像表示装置の動作を説明するための
動作波形図 (d)本発明の実施の形態4における投写型画像表示装
置の動作を説明するための特性図
【図22】従来の投写型画像表示装置に使用された空間
光変調素子の断面構成図
光変調素子の断面構成図
【図23】従来の投写型画像表示装置のシステム構成図
【図24】従来の空間光変調素子の駆動電圧波形図
1 発光特性制御部 2 駆動波形発生部 3 ガンマ入力端子 4 ガンマ出力端子 5,6 トランジスタ 7 直列抵抗 8 制御信号端子 9 空間周波数特性制御部 10,13 入力端子 11,12 LPF 14 信号判別回路 15,24 切換回路 16 映像増幅回路 17 CRT駆動部 18 駆動波形制御部 19 検出部 20 カットオフ制御部 21 加算回路 22 映像増幅回路 23 電流検出回路 25 クランプ回路 26 フォトダイオード 27 ピーク検出回路 101 空間光変調素子 102,102’ ガラス基板 103,103’ 導電性透明電極 104 光導電層 105 光反射層 106 光変調層 107 光吸収層 108 画像源 109 書き込み光 110 書き込みレンズ 111 光源 112 読み出し光 113 出力光 114 可視化手段 115 投写レンズ 116 スクリーン
Claims (11)
- 【請求項1】 空間光変調素子と、前記空間光変調素子
への書き込み光としての画像光を発生する画像源と、前
記画像光の画像情報に応じて黒近傍の画像光を制御して
発光特性を制御する発光特性制御部を備えたことを特徴
とする投写型画像表示装置。 - 【請求項2】 発光特性制御部が、画像光と空間光変調
素子で決定されるガンマ特性において、動画では線形特
性に、静止画では飽和特性になるように設定することを
特徴とする請求項1記載の投写型画像表示装置。 - 【請求項3】 発光特性制御部が、動画では忠実な黒レ
ベルに設定され高時間開口率となるように設定し、文
字,図形等の静止画では黒圧縮の黒レベルに設定され低
時間開口率となるように設定することを特徴とする請求
項1記載の投写型画像表示装置。 - 【請求項4】 発光特性制御部が、時間開口率を変化さ
せた場合においても画面上でのコントラストが一定とな
るように、画像光の黒近傍の発光特性を制御することを
特徴とする請求項1記載の投写型画像表示装置。 - 【請求項5】 空間光変調素子と、前記空間光変調素子
への書き込み光である画像光を発生する画像源と、前記
画像光の画像情報に応じて画像光の空間周波数を制御し
て解像度特性を制御する空間周波数特性制御部を備えた
ことを特徴とする投写型画像表示装置。 - 【請求項6】 空間周波数特性制御部が、動画では空間
周波数特性を広帯域に設定し、静止画では空間周波数特
性を狭帯域に設定することを特徴とする請求項5記載の
投写型画像表示装置。 - 【請求項7】 空間光変調素子と、前記空間光変調素子
への書き込み光である画像光を発生する画像源と、前記
空間光変調素子に印加される駆動波形を制御する駆動波
形制御部を備え、空間光変調素子に印加される駆動波形
を制御することを特徴とする投写型画像表示装置。 - 【請求項8】 駆動波形制御部が、通常動作時では画像
光の垂直走査周波数に同期して消去期間と書き込み期間
を有する駆動電圧を発生させて、特別動作時では周波数
や駆動電圧を制御することを特徴とする請求項7記載の
投写型画像表示装置。 - 【請求項9】 空間光変調素子と、前記空間光変調素子
への書き込み光である画像光を発生する画像源と、前記
空間光変調素子に印加される駆動波形を発生する駆動波
形発生部と、前記空間光変調素子に書き込まれた画像光
を読み出す読出手段と、前記読み出された画像光の黒レ
ベルを検出して前記画像源の黒レベルを制御する黒レベ
ル制御手段を備えたことを特徴とする投写型画像表示装
置。 - 【請求項10】 黒レベル制御手段が、書き込まれた画
像光に重畳された基準光を検出して、画像光のレベルを
制御する帰還制御ループで構成されたことを特徴とする
請求項9記載の投写型画像表示装置。 - 【請求項11】 黒レベル制御手段が、映像信号に基準
信号を重畳して画像源から書き込まれた画像光と、読み
出された画像光の基準信号を検出して黒レベルを制御す
る帰還制御ループで構成されたことを特徴とする請求項
9記載の投写型画像表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9337865A JPH11155116A (ja) | 1997-11-20 | 1997-11-20 | 投写型画像表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9337865A JPH11155116A (ja) | 1997-11-20 | 1997-11-20 | 投写型画像表示装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11155116A true JPH11155116A (ja) | 1999-06-08 |
Family
ID=18312723
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9337865A Pending JPH11155116A (ja) | 1997-11-20 | 1997-11-20 | 投写型画像表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11155116A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008102305A (ja) * | 2006-10-19 | 2008-05-01 | Seiko Epson Corp | 画像表示装置 |
-
1997
- 1997-11-20 JP JP9337865A patent/JPH11155116A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008102305A (ja) * | 2006-10-19 | 2008-05-01 | Seiko Epson Corp | 画像表示装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4345745B2 (ja) | マルチプロジェクションディスプレイ | |
| JP4661596B2 (ja) | 前面投写型マルチプロジェクションディスプレイ | |
| US6603452B1 (en) | Color shading correction device and luminance shading correction device | |
| JP4819255B2 (ja) | 表示装置 | |
| US8730399B2 (en) | Dynamic illumination control for laser projection display | |
| US5815641A (en) | Spatial light modulator with improved peak white performance | |
| JP5655265B2 (ja) | プロジェクタ、画質調整方法、画質調整プログラム及び記録媒体 | |
| JP4923383B2 (ja) | 光学表示装置、光学表示装置制御プログラム | |
| JPH1093984A (ja) | 投写型画像表示装置の画像補正装置 | |
| KR101210524B1 (ko) | 높은 콘트라스트의 액정 디스플레이 | |
| JP2006284982A (ja) | 調光情報生成装置、その方法、そのプログラム、そのプログラムを記録した記録媒体、および画像表示装置 | |
| JP2004325644A (ja) | プロジェクタ | |
| JPH11155116A (ja) | 投写型画像表示装置 | |
| JP5392345B2 (ja) | プロジェクタ及びプロジェクタの制御方法 | |
| JPH05197357A (ja) | 画像表示装置 | |
| JP2006349793A (ja) | 画像表示装置及びその制御方法 | |
| JP2007264192A (ja) | 投影表示装置 | |
| JP2009175771A (ja) | プロジェクタの制御方法 | |
| EP0752785A2 (en) | Video display device | |
| JP3622370B2 (ja) | 画像補正装置 | |
| JPH10222131A (ja) | 投写型画像表示装置 | |
| JPH06217242A (ja) | 画像表示装置 | |
| JP4742693B2 (ja) | 画像表示装置の調整装置、画像表示装置及び画像表示装置の調整方法 | |
| JPH09311668A (ja) | 映像信号処理装置 | |
| JPH10260393A (ja) | 映像表示装置 |