JPH11155394A - 米の生産方法 - Google Patents
米の生産方法Info
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- JPH11155394A JPH11155394A JP9342051A JP34205197A JPH11155394A JP H11155394 A JPH11155394 A JP H11155394A JP 9342051 A JP9342051 A JP 9342051A JP 34205197 A JP34205197 A JP 34205197A JP H11155394 A JPH11155394 A JP H11155394A
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Landscapes
- Fertilizers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 田植え等を行うことなく米を生産することが
可能な米の生産方法を提供する。 【解決手段】 秋又は晩秋に田圃にレンゲや牧草等の雑
草の種を蒔き、春までにこれを自生させる第1工程と、
自生した雑草を抜かないで、5〜7月の田植え時期に田
圃に種籾を蒔き、次に除草剤を散布して雑草を枯らす第
2工程と、種籾から発芽した稲が、枯れた雑草を養分に
して生育する第3工程と、生育して実った稲から米を収
穫する第4工程とを有することを特徴とする。
可能な米の生産方法を提供する。 【解決手段】 秋又は晩秋に田圃にレンゲや牧草等の雑
草の種を蒔き、春までにこれを自生させる第1工程と、
自生した雑草を抜かないで、5〜7月の田植え時期に田
圃に種籾を蒔き、次に除草剤を散布して雑草を枯らす第
2工程と、種籾から発芽した稲が、枯れた雑草を養分に
して生育する第3工程と、生育して実った稲から米を収
穫する第4工程とを有することを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、米を多くの手間や
労力をかけないで、比較的簡単に生産する方法に関す
る。
労力をかけないで、比較的簡単に生産する方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、米を生産する場合には、5〜6月
頃に種籾を苗代に蒔いて適当大きさに成長した稲をつく
り、これを適当な小束に纏めて予め肥料を入れ込んだ水
田に田植えを行って植え込み、成長の過程で除草等を行
って、秋になって実った稲の稲刈りを行って収穫してい
た。
頃に種籾を苗代に蒔いて適当大きさに成長した稲をつく
り、これを適当な小束に纏めて予め肥料を入れ込んだ水
田に田植えを行って植え込み、成長の過程で除草等を行
って、秋になって実った稲の稲刈りを行って収穫してい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
米の生産においては、田植えの過程においては極めて多
大な労力を必要とするという問題があった。そこで、近
年においては、機械を用いて田植えを行っているが、田
植えの時期しか使用しない等の問題で高額な機械の使用
率が悪く、大規模に米作りを行う場合は別として、小規
模で米作りを行うには採算が取れないという問題があっ
た。また、田植えを行う前に、水田に肥料を蒔いて耕す
必要があり、これにも多大な労力を必要とするという問
題があった。本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
で、特に、田植え等を行うことなく米を生産することが
可能な米の生産方法を提供することを目的とする。
米の生産においては、田植えの過程においては極めて多
大な労力を必要とするという問題があった。そこで、近
年においては、機械を用いて田植えを行っているが、田
植えの時期しか使用しない等の問題で高額な機械の使用
率が悪く、大規模に米作りを行う場合は別として、小規
模で米作りを行うには採算が取れないという問題があっ
た。また、田植えを行う前に、水田に肥料を蒔いて耕す
必要があり、これにも多大な労力を必要とするという問
題があった。本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
で、特に、田植え等を行うことなく米を生産することが
可能な米の生産方法を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う請求項1
記載の米の生産方法は、秋又は晩秋に田圃にレンゲや牧
草等の雑草の種を蒔き、春までにこれを自生させる第1
工程と、前記自生した雑草を抜かないで、5〜7月の田
植え時期に前記田圃に種籾を蒔き、次に除草剤を散布し
て前記雑草を枯らす第2工程と、前記種籾から発芽した
稲が、前記枯れた雑草を養分にして生育する第3工程
と、生育して実った稲から米を収穫する第4工程とを有
している。また、請求項2記載の米の生産方法は、請求
項1記載の米の生産方法において、前記第2工程におい
て、前記種籾を蒔いて水をはった後、1〜2週間程度し
て前記除草剤の散布を行っている。そして、請求項3記
載の米の生産方法は、請求項1又は2記載の米の生産方
法において、前記第4工程の後に、収穫後の藁は適当に
切断して、再度前記田圃に戻す第5工程を有している。
記載の米の生産方法は、秋又は晩秋に田圃にレンゲや牧
草等の雑草の種を蒔き、春までにこれを自生させる第1
工程と、前記自生した雑草を抜かないで、5〜7月の田
植え時期に前記田圃に種籾を蒔き、次に除草剤を散布し
て前記雑草を枯らす第2工程と、前記種籾から発芽した
稲が、前記枯れた雑草を養分にして生育する第3工程
と、生育して実った稲から米を収穫する第4工程とを有
している。また、請求項2記載の米の生産方法は、請求
項1記載の米の生産方法において、前記第2工程におい
て、前記種籾を蒔いて水をはった後、1〜2週間程度し
て前記除草剤の散布を行っている。そして、請求項3記
載の米の生産方法は、請求項1又は2記載の米の生産方
法において、前記第4工程の後に、収穫後の藁は適当に
切断して、再度前記田圃に戻す第5工程を有している。
【0005】
【発明の実施の形態】続いて、本発明を具体化した実施
の形態につき説明し、本発明の理解に供する。秋に又は
晩秋に米を収穫しようとする田圃に、レンゲや牧草等の
雑草の種を蒔く。ここで、これらの種にはレンゲ等の豆
科の植物の方が、根瘤バクテリアによって空気中の窒素
を固定して、窒素肥料を生成するので好ましい。この状
態で春まで放置すると、芽が生えてレンゲ等の雑草が繁
ることになる(以上、第1工程)。これらの雑草の種量
は雑草が繁る程度で十分であり、種子によって異なるが
例えば、1m2 当たり100〜5000粒程度である。
なお、春までは田圃には水を入れないで乾田とする。
の形態につき説明し、本発明の理解に供する。秋に又は
晩秋に米を収穫しようとする田圃に、レンゲや牧草等の
雑草の種を蒔く。ここで、これらの種にはレンゲ等の豆
科の植物の方が、根瘤バクテリアによって空気中の窒素
を固定して、窒素肥料を生成するので好ましい。この状
態で春まで放置すると、芽が生えてレンゲ等の雑草が繁
ることになる(以上、第1工程)。これらの雑草の種量
は雑草が繁る程度で十分であり、種子によって異なるが
例えば、1m2 当たり100〜5000粒程度である。
なお、春までは田圃には水を入れないで乾田とする。
【0006】次に、5〜7月の田植え時期に雑草の生え
た状態で、種籾を蒔き水を入れて田圃を水田とする。こ
こで、種籾の量は、1反について0.2〜0.4俵程度
にするが、これは、最終的にこの田圃で生産した種籾の
量の1/10〜1/20程度である。また、入れる水の
量は従来と同じでよい。そして、種籾を蒔いて約1週間
から2週間(好ましくは10日)経過した時点で、除草
剤(通称、草殺し)を散布する。この除草剤には、稲等
に対しては無害でレンゲ等の雑草を枯らす除草剤、例え
ば、ジクワット(二臭化6,7−ジヒドロジピリド
(1,2−α:2’,1’−c)ピラジンジイウム)、
モリネート(S−エチルヘキサヒドロ−1H−アゼピン
−1−チオ炭酸)、プロパニル(3’,4’−ジクロル
プロピオンアニリド)を使用する(以上、第2工程)。
これによって、レンゲ等の雑草は枯渇し、そのまま腐れ
て稲の肥料となる(以上、第3工程)。
た状態で、種籾を蒔き水を入れて田圃を水田とする。こ
こで、種籾の量は、1反について0.2〜0.4俵程度
にするが、これは、最終的にこの田圃で生産した種籾の
量の1/10〜1/20程度である。また、入れる水の
量は従来と同じでよい。そして、種籾を蒔いて約1週間
から2週間(好ましくは10日)経過した時点で、除草
剤(通称、草殺し)を散布する。この除草剤には、稲等
に対しては無害でレンゲ等の雑草を枯らす除草剤、例え
ば、ジクワット(二臭化6,7−ジヒドロジピリド
(1,2−α:2’,1’−c)ピラジンジイウム)、
モリネート(S−エチルヘキサヒドロ−1H−アゼピン
−1−チオ炭酸)、プロパニル(3’,4’−ジクロル
プロピオンアニリド)を使用する(以上、第2工程)。
これによって、レンゲ等の雑草は枯渇し、そのまま腐れ
て稲の肥料となる(以上、第3工程)。
【0007】このまま放置し、通常の水田と同様に水の
管理をすれば、秋になれば稲が実ることになるので、稲
刈りを行い、精米して米を収穫する。(以上、第4工
程)。ここで、収穫できる量は、約4〜5俵/1反程度
であり、普通に耕して肥料を蒔き、田植えを行った場合
(9俵/1反)に比較して約半分程度であるが、労力は
1/5〜1/10又はそれ以下であるので、結果として
単位労力に対して収穫率が向上することになる。
管理をすれば、秋になれば稲が実ることになるので、稲
刈りを行い、精米して米を収穫する。(以上、第4工
程)。ここで、収穫できる量は、約4〜5俵/1反程度
であり、普通に耕して肥料を蒔き、田植えを行った場合
(9俵/1反)に比較して約半分程度であるが、労力は
1/5〜1/10又はそれ以下であるので、結果として
単位労力に対して収穫率が向上することになる。
【0008】この後、収穫後の藁は適当に切断して、再
度前記田圃に戻すのが好ましく、これが雑草の肥料とな
る。なお、この実施の形態においては、田植え時期に雑
草の上に種籾を蒔き、一定時間経過してから、除草剤を
散布している。これによって、雑草の生育期間を少しで
も延長することが可能となり、更には、種籾が雑草の中
に隠れるので、鳥等によって食べられないという特徴を
有するが、本発明は必ずしもこの順序に拘束されるわけ
ではなく、種籾と同時に除草剤を散布することもでき
る。また、種籾は予め水に漬けた後に蒔くのが好まし
い。これにより、発芽が促進され、また、水分を含んで
重くなって下に沈み、鳥等によって食べられるのがより
少なくなる。また、種籾を蒔いた後、収穫量を増すため
に、適当に肥料をやるのは自由である。
度前記田圃に戻すのが好ましく、これが雑草の肥料とな
る。なお、この実施の形態においては、田植え時期に雑
草の上に種籾を蒔き、一定時間経過してから、除草剤を
散布している。これによって、雑草の生育期間を少しで
も延長することが可能となり、更には、種籾が雑草の中
に隠れるので、鳥等によって食べられないという特徴を
有するが、本発明は必ずしもこの順序に拘束されるわけ
ではなく、種籾と同時に除草剤を散布することもでき
る。また、種籾は予め水に漬けた後に蒔くのが好まし
い。これにより、発芽が促進され、また、水分を含んで
重くなって下に沈み、鳥等によって食べられるのがより
少なくなる。また、種籾を蒔いた後、収穫量を増すため
に、適当に肥料をやるのは自由である。
【0009】
【発明の効果】請求項1〜3に記載の米の生産方法は、
以上の説明からも明らかなように、秋又は晩秋に田圃に
レンゲや牧草等の雑草の種を蒔き、春までにこれを自生
させ、自生した雑草を抜かないで、5〜7月の田植え時
期に、田圃に種籾を蒔き、次に除草剤を散布して雑草を
枯らし、種籾から発芽した稲が、枯れた雑草を養分にし
て生育し、生育して実った稲から米を収穫するようにし
ているので、田植えをしたり、田を耕す必要がなくな
り、結果として米の生産に対する労力が軽減される。こ
れによって、米の収穫量は従前の田植えによる方法より
減少するが、少ない労力で米の収穫が可能となり、結果
として、労力が必要なために田圃を遊ばせておくより、
田圃を有効に利用できることになる。特に、請求項2記
載の米の生産方法においては、種籾を蒔いて水をはった
後、1〜2週間程度して除草剤の散布を行っているの
で、その期間中雑草が生育してより効果的に肥料とする
ことができ、更には種籾を蒔いても雑草中に隠れるの
で、鳥等から容易に食べられないという利点がある。そ
して、請求項3記載の米の生産方法においては、収穫後
の藁は適当に切断して、再度田圃に戻しているので、こ
の分も肥料となり、必要な肥料の投入を削減することが
できる。
以上の説明からも明らかなように、秋又は晩秋に田圃に
レンゲや牧草等の雑草の種を蒔き、春までにこれを自生
させ、自生した雑草を抜かないで、5〜7月の田植え時
期に、田圃に種籾を蒔き、次に除草剤を散布して雑草を
枯らし、種籾から発芽した稲が、枯れた雑草を養分にし
て生育し、生育して実った稲から米を収穫するようにし
ているので、田植えをしたり、田を耕す必要がなくな
り、結果として米の生産に対する労力が軽減される。こ
れによって、米の収穫量は従前の田植えによる方法より
減少するが、少ない労力で米の収穫が可能となり、結果
として、労力が必要なために田圃を遊ばせておくより、
田圃を有効に利用できることになる。特に、請求項2記
載の米の生産方法においては、種籾を蒔いて水をはった
後、1〜2週間程度して除草剤の散布を行っているの
で、その期間中雑草が生育してより効果的に肥料とする
ことができ、更には種籾を蒔いても雑草中に隠れるの
で、鳥等から容易に食べられないという利点がある。そ
して、請求項3記載の米の生産方法においては、収穫後
の藁は適当に切断して、再度田圃に戻しているので、こ
の分も肥料となり、必要な肥料の投入を削減することが
できる。
Claims (3)
- 【請求項1】 秋又は晩秋に田圃にレンゲや牧草等の雑
草の種を蒔き、春までにこれを自生させる第1工程と、 前記自生した雑草を抜かないで、5〜7月の田植え時期
に前記田圃に種籾を蒔き、次に除草剤を散布して前記雑
草を枯らす第2工程と、 前記種籾から発芽した稲が、前記枯れた雑草を養分にし
て生育する第3工程と、 生育して実った稲から米を収穫する第4工程とを有する
ことを特徴とする米の生産方法。 - 【請求項2】 前記第2工程において、前記種籾を蒔い
て水をはった後、1〜2週間程度して前記除草剤の散布
を行う請求項1記載の米の生産方法。 - 【請求項3】 前記第4工程の後に、収穫後の藁は適当
に切断して、再度前記田圃に戻す第5工程を有する請求
項1又は2記載の米の生産方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9342051A JPH11155394A (ja) | 1997-11-26 | 1997-11-26 | 米の生産方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9342051A JPH11155394A (ja) | 1997-11-26 | 1997-11-26 | 米の生産方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11155394A true JPH11155394A (ja) | 1999-06-15 |
Family
ID=18350781
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9342051A Pending JPH11155394A (ja) | 1997-11-26 | 1997-11-26 | 米の生産方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11155394A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103493705A (zh) * | 2013-08-29 | 2014-01-08 | 高深 | 水稻早造栽培方法 |
| CN103503733A (zh) * | 2013-09-23 | 2014-01-15 | 湖北正和米业有限公司 | 一种杂交水稻复秋秧苗的培育方法 |
| CN104335861A (zh) * | 2013-10-29 | 2015-02-11 | 华中农业大学 | 一种两收全程机械化水稻栽培的方法 |
-
1997
- 1997-11-26 JP JP9342051A patent/JPH11155394A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103493705A (zh) * | 2013-08-29 | 2014-01-08 | 高深 | 水稻早造栽培方法 |
| CN103503733A (zh) * | 2013-09-23 | 2014-01-15 | 湖北正和米业有限公司 | 一种杂交水稻复秋秧苗的培育方法 |
| CN104335861A (zh) * | 2013-10-29 | 2015-02-11 | 华中农业大学 | 一种两收全程机械化水稻栽培的方法 |
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