JPH11156493A - 金属ストリップ連続鋳造装置 - Google Patents
金属ストリップ連続鋳造装置Info
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Abstract
ル偏寄力を予負荷する新規なロール偏寄システムを備え
た金属ストリップ連続鋳造装置を提供する。 【解決手段】 少くとも鋳造ロールの一方を他方に対し
接近・離反動し得るよう一対の可動ロールキャリアに取
付け、その接近・離反動を制限する調節可能な止め手段
を設け、ロールキャリアの各々に個別に作用して一方の
ロール全体を他方のロールの方へ偏寄させる一対のロー
ル偏寄装置110を設け、このロール偏寄装置110
を、対応するロールキャリアに接続された推力伝達構造
(推力ロッド構造122)と、設定位置を有する推力反
動構造(ばね反力プランジャ121)と、これらの間に
作用して推力伝達構造に推力を働かせ且つ止め手段によ
り課された制限に抗して対応するロールキャリアを内方
へ偏寄させる推力手段(偏寄ばね112)とにより構成
する。
Description
続鋳造装置に関するものである。
方向に回転する一対の水平鋳造ロール間に溶融金属を導
入し、動いているロール表面上で金属殻を凝固させ、ロ
ール間隙にてそれら金属殻を合体させ、凝固したストリ
ップ品としてロール間隙から下方ヘ送給する。本明細書
では、「ロール間隙」という語はロール同士が最接近す
る領域全般を指すものとする。溶融金属は取鍋から一つ
又は一連の小容器へと注がれ、更にはそこからロール間
隙上方に位置した金属供給ノズルに流れてロール間隙へ
と向かい、その結果、ロール間隙直上のロール鋳造表面
に支持される溶融金属の鋳造溜めを形成することができ
る。通常、この鋳造溜めの端は、ロール端面に摺動係合
して保持されて鋳造溜めの両端からの溢流を防ぐ側部堰
又は側部プレートで構成されるが、電磁バリヤ等の代替
手段も提案されている。
ある。鋳造ロールは正確に据付けて、ロール間隙の適切
な幅を、通常数ミリメートル程度に正しく設定しなけれ
ばならない。又、特に操業開始時のストリップ厚の変動
に合わせるよう鋳造ロールの少なくとも一方が偏寄力に
抗して外方へと動くことができるようにする手段も必要
である。
案の装置は、いくつかの位置で個々の構成要素間の相対
摺動が必要なロール取付け・偏寄手段を用いているた
め、いくつかの摩擦負荷源が生じてしまい、鋳造ロール
の正確な位置決めやロール偏寄力の正確な測定のじゃま
になっていた。しかも、従来の装置では、鋳造前に正確
に設定できる予負荷ロール偏寄力を提供できないので、
適切なロール偏寄力を発生させるためには、金属が鋳造
ロールを通ってロール分離に抗する反力が現れるのを待
たねばならなかった。
鋳造前にロール偏寄力を予負荷する新規なロール偏寄シ
ステムを備えた金属ストリップ連続鋳造装置を提供する
ことを目的としている。
ル間隙を形成する一対の平行な鋳造ロールと、溶融金属
をロール間隙に供給して該ロール間隙直上の鋳造ロール
表面に支持された溶融金属鋳造溜めを形成する金属供給
手段と、ロール間隙端から流出しないよう溶融金属を鋳
造溜め内に囲込む溜め囲込み手段と、鋳造ロールを相互
方向に回転駆動してロール間隙から下方に供給される凝
固金属ストリップを製造するロール駆動手段とから構成
した金属ストリップ連続鋳造装置において、少くとも一
方の鋳造ロールを該一方の鋳造ロール全体が他方の鋳造
ロールに対し接近・離反動し得るよう一対の可動ロール
キャリアに取付けると共に、前記他方の鋳造ロールに対
して前記一方の鋳造ロール全体が内方へと動くのを制限
する調節可能な止め手段を設け、前記一対の可動ロール
キャリアの各々に対し個別に作用して前記一方の鋳造ロ
ール全体を前記他方の鋳造ロールの方へと内方に偏寄さ
せる一対のロール偏寄装置を設け、該各ロール偏寄装置
を、対応するロールキャリアに接続された推力伝達構造
と、設定位置を有する推力反動構造と、該推力反動構造
と前記推力伝達構造との間に作用して前記推力伝達構造
に推力を働かせ且つ前記止め手段により課された制限に
抗して前記推力伝達構造と対応するロールキャリアを内
方へ偏寄させる推力手段とにより構成したことを特徴と
するものである。
推力を監視するロードセルを含み、それにより推力伝達
構造内に摩擦を生じる動きがないようにする。
の間に作用するばねで構成することができる。
圧アクチュエータで構成することができる。
構成される場合、推力反動構造は前記設定位置に固定で
きる。しかしながら、推力手段がばねで構成されている
場合、推力反動構造は位置調整可能で、前記設定位置を
変えることができ、それにより、ばねによって発生する
偏寄力を変えることができる。
ル全体の接近・離反動が可能になるよう鋳造ロール各々
を一対の可動ロールキャリアに取付けることができ、調
整可能な止め手段は、両鋳造ロールの内方への全体動を
制限することができる。
のロールキャリアに作用することによって止め手段によ
り確立されている制限に抗して両鋳造ロールを内方に偏
寄させる二対のうちの一対とすることができる。
つロールキャリア間に配置されてロールキャリアと係合
するスペーサとして働き、鋳造ロール間のロール間隙の
最小幅をプリセットし、幅が調節可能でロール間隙の最
小幅を変えることができる。
の、対応する鋳造ロールの端のほぼ下に配した一対のロ
ール端支持構造で構成することができる。各対のロール
端支持構造は、中央ロール軸心まわりに回転するよう対
応する鋳造ロール端を取付けるジャーナル軸受を担持す
ることができる。
の二端で対のロール端支持構造の各々の間に個別に配し
た一対の調節可能な止めで構成することができる。
ル間隙を通る中央垂直平面付近に配したセンタリングの
止めとして働き、鋳造ロールを中央平面から相等しい最
少距離に維持するよう中央平面の各側に等運動で伸縮で
きるよう作動可能である。
キで構成することができる。各ジャッキは例えば、調節
のためにねじ又はウオームで駆動されるものとすること
ができる。
から一体で着脱できるロールモジュールに取付けること
ができる。その場合、各ロール偏寄装置の推力伝達構造
は対応するロールキャリアから取外し可能であって、ロ
ール偏寄装置を取外し又は分解する必要なくロールモジ
ュールを取外すことができる。
置により偏寄される本発明による装置においては、鋳造
ロールの一方に作用するロール偏寄装置がばねとしての
推力手段を有し、他方の鋳造ロールに作用するロール偏
寄装置が圧力流体アクチュエータとしての推力手段を有
することができ、それにより、鋳造ロールの一方が横方
向の全体動を抑制され、他方の鋳造ロールがばね偏寄力
又は圧力流体アクチュエータにより生じる偏寄力に抗し
て横方向に移動可能である交番モードで装置を操作させ
ることができる。
め、添付図面を参照して特定の実施の形態への適用を詳
細に説明する。
すもので、図示した鋳造装置は、工場床(図示せず)か
ら立上がって鋳造ロールモジュールを支持する主機械フ
レーム11を有する。鋳造ロールモジュールは、鋳造装
置内の所要位置に一体で入れることができ、鋳造ロール
交換時には容易に取外し得るロールカセット13になっ
ている。ロールカセット13が担持する一対の平行な鋳
造ロール16には、鋳造作業時に取鍋(図示せず)から
タンディッシュ17、分配器18及び金属供給ノズル1
9を介して溶融金属が供給されて鋳造溜め30を創る。
鋳造ロール16は水冷されているので、動いているロー
ル表面に金属殻が形成されロール間隙にて合わされて、
ロール出口で凝固金属ストリップ20が造られる。この
金属ストリップ20を主コイラ(図示せず)に送ること
ができる。
軸41と主機械フレーム11上のトランスミッションと
を介して相互方向に回転される。ロールカセット13を
取出すときにロール駆動軸41はトランスミッションか
ら切離すことができる。鋳造ロール16の銅製周壁に形
成され縦方向に延び周方向に離間した一連の水冷通路に
は、回転グランド43を介して水冷ホース42に接続さ
れたロール駆動軸41内の水冷導管からロール端を介し
冷却水が供給される。鋳造ロール16の典型的な大きさ
は径が約500mmで、最大2000mm幅のストリッ
プ品を造れるよう長さを最大2000mmにすることが
できる。
ット上に支持されており、そこからタンディッシュ17
上方へともたらされてタンディッシュ17を満たすこと
ができる。タンディッシュ17に装着されたスライドゲ
ート弁47をサーボシリンダにより動かすことによっ
て、溶融金属をタンディッシュ17からスライドゲート
弁47と耐火シュラウド48とを介して分配器18へと
流すことができる。
マグネシウム(MgO)等の耐火材料で造られた広皿状
に形成される。分配器18は一側ではタンディッシュ1
7からの溶融金属を受け、他側には縦方向に離間した一
連の金属出口開口52が備えられている。
ト等の耐火材料で造られた細長体として形成される。金
属供給ノズル19の下部は内方下方にすぼまるようテー
パ状になっているので鋳造ロール16間のロール間隙へ
と突入できる。金属供給ノズル19の上部には外方に突
出する側部フランジ55が形成されて、主機械フレーム
11の一部をなす取付ブラケット60上に位置する。
離間してほぼ上下に延びる流路を有して、溶融金属を鋳
造ロール16の幅方向全体にわたって適宜に低速排出さ
せ、初期凝固が生じるロール表面に直接衝突させること
なく溶融金属をロール間隙へと送給することができる。
又は、金属供給ノズル19には単一の連続長孔出口を設
けて溶融金属の低速カーテン流を直接ロール間隙に送給
するか、又は、それを溶融金属鋳造溜めに浸漬させても
よい。
込むのが一対の側部堰板56であり、それらは鋳造ロー
ル16の段付き端57に当てて保持される。側部堰板5
6は窒化硼素等の強耐火材料で造られ、鋳造ロール16
の段付き端部の湾曲に合ったスカロップ側端を有する。
側部堰板56は板ホルダ82に取付けられる。板ホルダ
82は対の流体圧シリンダ装置83の作動により可動で
あって、側部堰板56を鋳造ロール16の段付き端57
に係合させて、鋳造作業時に鋳造ロール上に形成される
溶融金属鋳造溜めの端クロージャを形成する。
動させることにより溶融金属をタンディッシュ17から
分配器18へと注ぐことができ、金属供給ノズル19を
介して鋳造ロール16上へと流下させることができる。
金属ストリップ20の頭端をエプロンテーブル96の作
動によりピンチロールへとガイドして、そこから巻取り
ステーション(図示せず)へとガイドする。エプロンテ
ーブル96は主機械フレーム11上のピボット取付具9
7から吊下がり、きれいな頭端が形成された後に流体圧
シリンダ装置(図示せず)の作動によりピンチロール
(図示せず)の方へと旋回できる。
ルカセット13を鋳造装置内の所定位置へと据付ける前
に、鋳造ロール16をセットしてロール間隙を調節でき
るように構成されている。更に又、ロールカセット13
据付け時には、主機械フレーム11上に取付られた二対
のロール偏寄装置110,111がロールカセット13
のロール支持部104に迅速に接続できて、鋳造ロール
16の分離に抗する偏寄力を提供できる。
2からなり、これが鋳造ロール16と、ロール間隙下方
で金属ストリップ20を囲む耐火エンクロージャの上部
103を担持する。鋳造ロール16が取付られるロール
支持部104はロール端軸受(図示せず)を担持し、こ
れらの軸受により鋳造ロール16は互いに平行な関係で
縦軸線まわりに回転可能に取付られる。二対のロール支
持部104は線形軸受106によりフレーム102に取
付られるのでフレーム102の横方向に摺動でき、鋳造
ロール16全体の相互への接近・離反動を提供すること
ができ、従って、それら平行な鋳造ロール16間の分離
・閉止動が可能となる。
7も担持する。スペーサ107は鋳造ロール16下方、
鋳造ロール16間の中央垂直平面付近、二対のロール支
持部104間に位置していて、ロール支持部104の内
方動を制限する止めとして働き、ロール間隙の最小幅を
限定する。以下に説明するように、ロール偏寄装置11
0,111は、これら中央止めであるスペーサ107に
対しロール支持部104を内方へ移動させるが、プリセ
ットの偏寄力に抗して鋳造ロール16の一方が外方へと
ばね運動するのを許すよう作動可能である。
されるジャッキの形状をしており、鋳造装置の中央垂直
平面に対し固定された本体108と、ジャッキ作動時に
相反方向に動かし得る二端109とを有することによ
り、ジャッキを伸縮させて、鋳造装置中央垂直平面から
鋳造ロール16を等間隔に維持しつつロール間隙の幅を
調節できるようになっている。
ール支持部104に接続された二対のロール偏寄装置1
10,111を備えている。鋳造装置の一側のロール偏
寄装置110にはつる巻状の偏寄ばね112が嵌着され
て、対応するロール支持部104に偏寄力を提供し、他
方、他側のロール偏寄装置111は流体圧アクチュエー
タ130を組み入れている。ロール偏寄装置110,1
11の詳細な構成は図8及び9に示されており、2つの
別個の作動を提供するようになっている。第1の作動で
は、ロール偏寄装置111が施錠されて中央の止めであ
るスペーサ107に対して一方の鋳造ロール16の対応
するロール支持部104を保持し、他方の鋳造ロール1
6はロール偏寄装置110の偏寄ばね112の作用に抗
して横方向に移動自在である。第2の作動では、ロール
偏寄装置110が施錠されて他方の鋳造ロール16の対
応するロール支持部104を中央の止めであるスペーサ
107に対して保持し、ロール偏寄装置111の流体圧
アクチュエータ130が操作されて対応する鋳造ロール
16のサーボ制御流体圧偏寄を提供する。通常の鋳造で
は、簡単なばね偏寄を用いることが可能であるが、生産
性の高い鋳造(60m/分以上)ではサーボ制御偏寄力
を持つのが非常に望ましい。
に示されている。この図からわかるように、ロール偏寄
装置110は、主機械フレーム116に固定ボルト11
7で固定された外ハウジング115内に配したばね胴ハ
ウジング114で構成される。
グ115内を走行するピストン118が形成される。ば
ね胴ハウジング114は、ピストン118に流体圧流体
流を給排することにより、図8に示したような伸び位置
と、縮み位置とに交互に設定できる。ばね胴ハウジング
114の外端が担持するねじジャッキ119は、ギヤ付
きのモータ120により操作される。モータ120は、
ロッド125によりねじジャッキ119に接続されたば
ね反力プランジャ121の位置を設定するよう操作可能
である。
ド構造122は、ロードセル113を介して対応するロ
ール支持部104に接続される。推力ロッド構造122
は最初引かれてコネクタ124によりロール支持部10
4と強固に係合する。ロール偏寄装置110を外すべき
時には、流体圧シリンダ123の作用によりコネクタ1
24は延びることができる。
が延びた状態でロール偏寄装置110を対応するロール
支持部104に接続した場合、ばね胴ハウジング114
とねじジャッキ119の位置は主機械フレーム116に
対して固定であり、ばね反力プランジャ121の位置を
設定して偏寄ばね112の圧縮を調節し、固定した当接
部として働き、それに対してばねが反応して推力を推力
ロッド構造122へとそして直接に、対応するロール支
持部104へと加える。この構成では、鋳造作業時の相
対動は偏寄ばね112に対するロール支持部104と推
力ロッド構造122の一体的な動きのみである。従っ
て、偏寄ばね112とロードセル113は源がただ一つ
の摩擦荷重を受けるので、ロール支持部104に実際に
加えられる荷重をロードセル113により非常に正確に
測定できる。更に又、ロール偏寄装置110が作用して
ロール支持部104を内方へと中央の止めであるスペー
サ107に対して偏寄させるので、金属が実際に鋳造ロ
ール16間を通る前に所要のばね偏寄力をロール支持部
104に予荷重することを調節でき、偏寄力は後の鋳造
作業時に維持される。
に示されている。この図からわかるように、流体圧アク
チュエータ130が、固定スタッド132により主機械
フレーム116に固定される外ハウジング構造131
と、ロードセル137を介して対応するロール支持部1
04に作用するスラスタ構造134の一部を形成する内
ピストン構造133とで形成される。スラスタ構造13
4は最初引かれてコネクタ135によりロール支持部1
04と強固に係合する。スラスタ構造134を外すべき
時には、流体圧ピストンシリンダ装置136の作用によ
りコネクタ135は延びることができる。流体圧アクチ
ュエータ130を作動させて、スラスタ構造134を伸
縮させることができ、伸びた状態では推力を加えて、ロ
ードセル137を介して直接ロール支持部104に伝達
する。ロール偏寄装置110の場合と同様、鋳造作業時
の動きはロール支持部104とスラスタ構造134の、
ロール偏寄装置111の残りの部分に対する一体的な動
きのみである。従って、流体圧アクチュエータ130と
ロードセル137は一源の摩擦荷重に対して作用するだ
けでよいので、装置によって加えられる偏寄力は非常に
正確に制御・測定できる。ばねを込めたロール偏寄装置
110の場合と同様、固定した止めであるスペーサに対
するロール支持部104の直接の内方偏寄により、鋳造
開始前に正確に測定された偏寄力でロール支持部104
を予荷重することができる。
中央の止めであるスペーサ107に対して単に高圧流体
を流体圧アクチュエータ130に加えることによって対
応するロール支持部104を堅く保持することができ、
ロール偏寄装置110の偏寄ばね112は鋳造ロール1
6の一方に対し必要な偏寄力を提供できる。又、ロール
偏寄装置111をサーボ制御された偏寄力を提供するの
に用いる場合には、ばね反力プランジャ121の位置を
調節することによりロール偏寄装置110を施錠してば
ね力を、通常の鋳造に必要なロール偏寄力をはるかに越
えたレベルとする。このようにすれば、通常の鋳造では
ばねが対応するロールキャリアを中央の止めに対して堅
く保持するが、過剰のロール分離力が生じれば鋳造ロー
ルの緊急外しが提供される。
ホイール141上に支持されているので、鋳造装置内の
作動位置へと出し入れできる。作動位置に達したら、フ
レーム全体が、流体圧シリンダ装置144で構成された
ホイスト143の操作により持ち上げられ、水平流体圧
シリンダ装置145の操作によりクランプされるので、
作動位置に堅くクランプされる。フレーム102がホイ
スト143の操作により持ち上げられるとき、中央セン
タリングピンがフレーム102の正確な長手方向位置決
めを提供する。水平流体圧シリンダ装置145の操作に
より主機械フレーム上の固定のスペーサ107(止め手
段)に対してフレーム102がクランプされ、それによ
り、センタリングジャッキ又はスペーサ107が鋳造装
置の中央垂直平面に正しく位置決めされるよう、ロール
横方向の正確な位置決めがなされる。これにより、鋳造
ロール16が中央平面から等距離に正確にセットされる
ことと金属供給ノズル19も主機械フレーム11の分配
器18下方に正確に配置されることが確保される。
ものであって、かなりの変更を加えることができる。例
えば、ばねと流体圧アクチュエータの両方を組入れたロ
ール偏寄装置を提供することもできる。しかしながら、
これらを別々に組入れるほうが、構造の簡単さや操作の
柔軟性の面から好ましい。又、本発明では鋳造ロールと
中央の止めを着脱可能なモジュール又はカセットに取付
けることは必須ではなく、これらを直接に主機械フレー
ムに取付けてもよい。従って、本発明は、説明した鋳造
装置の構造的詳細に決して限定されるものではなく、本
発明の範囲内で種々の修飾や変更を加え得ることは勿論
である。
リップ連続鋳造装置によれば、操業中の摩擦源を最少に
することができるので、鋳造ロールの正確な位置決めや
ロール偏寄力の正確な測定を行うことができ、しかも、
鋳造前に適切なロール偏寄力を予負荷することができる
ので、金属が鋳造ロールを通ってロール分離に抗する反
力が現れるのを待たずに済むという優れた効果を奏し得
る。
である。
ある。
る。
装置の状態を示す図である。
装置の状態を示す図である。
面断面図である。
装置の正面断面図である。
Claims (16)
- 【請求項1】 相互間にロール間隙を形成する一対の平
行な鋳造ロールと、溶融金属をロール間隙に供給して該
ロール間隙直上の鋳造ロール表面に支持された溶融金属
鋳造溜めを形成する金属供給手段と、ロール間隙端から
流出しないよう溶融金属を鋳造溜め内に囲込む溜め囲込
み手段と、鋳造ロールを相互方向に回転駆動してロール
間隙から下方に供給される凝固金属ストリップを製造す
るロール駆動手段とから構成した金属ストリップ連続鋳
造装置において、少くとも一方の鋳造ロールを該一方の
鋳造ロール全体が他方の鋳造ロールに対し接近・離反動
し得るよう一対の可動ロールキャリアに取付けると共
に、前記他方の鋳造ロールに対して前記一方の鋳造ロー
ル全体が内方へと動くのを制限する調節可能な止め手段
を設け、前記一対の可動ロールキャリアの各々に対し個
別に作用して前記一方の鋳造ロール全体を前記他方の鋳
造ロールの方へと内方に偏寄させる一対のロール偏寄装
置を設け、該各ロール偏寄装置を、対応するロールキャ
リアに接続された推力伝達構造と、設定位置を有する推
力反動構造と、該推力反動構造と前記推力伝達構造との
間に作用して前記推力伝達構造に推力を働かせ且つ前記
止め手段により課された制限に抗して前記推力伝達構造
と対応するロールキャリアを内方へ偏寄させる推力手段
とにより構成したことを特徴とする金属ストリップ連続
鋳造装置。 - 【請求項2】 推力伝達構造が、伝達される推力を監視
するロードセルを含み、それにより推力伝達構造内に摩
擦を生じる動きがないようにした、請求項1に記載の金
属ストリップ連続鋳造装置。 - 【請求項3】 推力手段が流体圧アクチュエータからな
る、請求項1又は2に記載の金属ストリップ連続鋳造装
置。 - 【請求項4】 推力手段が、推力反動構造と推力伝達構
造との間に作用するばねからなる、請求項1又は2に記
載の金属ストリップ連続鋳造装置。 - 【請求項5】 推力反動構造が、設定位置を変えてばね
による偏寄力を変えることができるよう位置調整可能で
ある、請求項4に記載の金属ストリップ連続鋳造装置。 - 【請求項6】 他方の鋳造ロールに対する一方の鋳造ロ
ール全体の接近・離反動が可能になるよう鋳造ロール各
々を一対の可動ロールキャリアに取付け、調整可能な止
め手段が、両鋳造ロールの内方への全体動を制限するの
に有効である、請求項1乃至5のいずれかに記載の金属
ストリップ連続鋳造装置。 - 【請求項7】 対のロール偏寄装置が、対のロールキャ
リアに作用することによって止め手段により確立されて
いる制限に抗して両鋳造ロールを内方に偏寄させる二対
のうちの一対である、請求項6に記載の金属ストリップ
連続鋳造装置。 - 【請求項8】 鋳造ロールの一方に作用するロール偏寄
装置がばねとしての推力手段を有し、他方の鋳造ロール
に作用するロール偏寄装置が圧力流体アクチュエータと
しての推力手段を有する、請求項7に記載の金属ストリ
ップ連続鋳造装置。 - 【請求項9】 調節可能な止め手段がロール間隙下方で
且つロールキャリア間に配置されてロールキャリアと係
合するスペーサとして働き、鋳造ロール間のロール間隙
の最小幅をプリセットし、幅が調節可能でロール間隙の
最小幅を変えることができる、請求項6乃至8のいずれ
かに記載の金属ストリップ連続鋳造装置。 - 【請求項10】 ロールキャリアが、鋳造ロール各々の
ための、対応する鋳造ロールの端のほぼ下に配した一対
のロール端支持構造からなる、請求項6乃至9のいずれ
かに記載の金属ストリップ連続鋳造装置。 - 【請求項11】 各対のロール端支持構造が、中央ロー
ル軸心まわりに回転するよう対応する鋳造ロール端を取
付けるジャーナル軸受を担持する、請求項10に記載の
金属ストリップ連続鋳造装置。 - 【請求項12】 調節可能な止め手段が、ロールアセン
ブリの二端で対のロール端支持構造の各々の間に個別に
配した一対の調節可能な止めからなる、請求項10又は
11に記載の金属ストリップ連続鋳造装置。 - 【請求項13】 各調節可能な止めが鋳造ロール間のロ
ール間隙を通る中央垂直平面付近に配したセンタリング
の止めとして働き、鋳造ロールを中央平面から相等しい
最少距離に維持するよう中央平面の各側に等運動で伸縮
できるよう作動可能である、請求項12に記載の金属ス
トリップ連続鋳造装置。 - 【請求項14】 各中央の止めが伸縮可能な機械的ジャ
ッキで構成される、請求項13に記載の金属ストリップ
連続鋳造装置。 - 【請求項15】 鋳造ロールとロールキャリアが鋳造装
置から一体で着脱できるロールモジュールに取付けられ
る、請求項1乃至14のいずれかに記載の金属ストリッ
プ連続鋳造装置。 - 【請求項16】 各ロール偏寄装置の推力伝達構造が対
応するロールキャリアから取外し可能であって、ロール
偏寄装置を取外し又は分解する必要なくロールモジュー
ルが取外せる、請求項15に記載の金属ストリップ連続
鋳造装置。
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