JPH11156665A - 集塵機用継手 - Google Patents
集塵機用継手Info
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- JPH11156665A JPH11156665A JP32433697A JP32433697A JPH11156665A JP H11156665 A JPH11156665 A JP H11156665A JP 32433697 A JP32433697 A JP 32433697A JP 32433697 A JP32433697 A JP 32433697A JP H11156665 A JPH11156665 A JP H11156665A
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- duct
- oil
- dust collector
- joint
- oil mist
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 集塵機からのオイルミストの噴き出しを防止
することができる集塵機用継手を提供すること。 【解決手段】 第2ダクト12へ排出されたオイルミス
ト5は、旋回流生成部12bにより流速を増しつつ旋回
された状態で第3ダクト13へ排出される。オイルミス
ト5は第3ダクト13内にて、渦巻き状に旋回されつつ
流路が下降から上昇へと変更される。その際、オイルミ
スト5の各粒子は互いに或いはダクト内壁に衝突し、徐
々に大粒の油の粒子となる。そして、第3ダクト13の
下方へ落下し、油滴回収口13bから工作機械へ回収さ
れ、再度研削油として利用される。一方、オイルミスト
5中に残った油の各粒子は、第3ダクト13から第4ダ
クト14及び集塵ダクト4を介して集塵機3へ吸入され
る。このようにオイルミスト5中の油は、その大半が集
塵機用継手1内で回収されるので、集塵機3へ吸入され
る油量が少量となり、集塵機3からのオイルミスト5の
噴き出しが防止される。
することができる集塵機用継手を提供すること。 【解決手段】 第2ダクト12へ排出されたオイルミス
ト5は、旋回流生成部12bにより流速を増しつつ旋回
された状態で第3ダクト13へ排出される。オイルミス
ト5は第3ダクト13内にて、渦巻き状に旋回されつつ
流路が下降から上昇へと変更される。その際、オイルミ
スト5の各粒子は互いに或いはダクト内壁に衝突し、徐
々に大粒の油の粒子となる。そして、第3ダクト13の
下方へ落下し、油滴回収口13bから工作機械へ回収さ
れ、再度研削油として利用される。一方、オイルミスト
5中に残った油の各粒子は、第3ダクト13から第4ダ
クト14及び集塵ダクト4を介して集塵機3へ吸入され
る。このようにオイルミスト5中の油は、その大半が集
塵機用継手1内で回収されるので、集塵機3へ吸入され
る油量が少量となり、集塵機3からのオイルミスト5の
噴き出しが防止される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、研削や切削加工
を行う工作機械とその工作機械から排出されるオイルミ
スト(油煙)を集塵する集塵機との間に接続される集塵
機用継手に関するものである。
を行う工作機械とその工作機械から排出されるオイルミ
スト(油煙)を集塵する集塵機との間に接続される集塵
機用継手に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 工作機械を用いて研削や切削加工を行
う場合、加工部分の発熱を防止するため、その加工部分
に研削油剤等を供給している。かかる研削油剤は加工時
に霧状に飛散するので、その飛散したオイルミスト(油
煙)による機械回りの汚染を防止するべく、工作機械に
集塵機を連結して、かかるオイルミストを集塵(回収)
している。
う場合、加工部分の発熱を防止するため、その加工部分
に研削油剤等を供給している。かかる研削油剤は加工時
に霧状に飛散するので、その飛散したオイルミスト(油
煙)による機械回りの汚染を防止するべく、工作機械に
集塵機を連結して、かかるオイルミストを集塵(回収)
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 しかしながら、重研
削やフルート研削(溝研削)においては、砥石と被加工
物との形状が複雑に絡み合うため、オイルミストの飛散
方向が特定されず、オイルミストが集塵機の吸入口へ直
接飛散する場合がある。かかる場合、集塵機によるオイ
ルミストの吸入量が過度となり、その結果、回収できな
くなったオイルミストが集塵機から噴き出して、機械回
りが汚染されてしまうという問題点があった。
削やフルート研削(溝研削)においては、砥石と被加工
物との形状が複雑に絡み合うため、オイルミストの飛散
方向が特定されず、オイルミストが集塵機の吸入口へ直
接飛散する場合がある。かかる場合、集塵機によるオイ
ルミストの吸入量が過度となり、その結果、回収できな
くなったオイルミストが集塵機から噴き出して、機械回
りが汚染されてしまうという問題点があった。
【0004】本発明は上述した問題点を解決するために
なされたものであり、集塵機へ排出されるオイルミスト
の量を減少させて、集塵機からのオイルミストの噴き出
しを防止(抑制)することができる集塵機用継手を提供
することを目的としている。
なされたものであり、集塵機へ排出されるオイルミスト
の量を減少させて、集塵機からのオイルミストの噴き出
しを防止(抑制)することができる集塵機用継手を提供
することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】 この目的を達成するた
めに請求項1記載の集塵機用継手は、研削や切削加工等
を行う工作機械に直接或いは間接的に接続される第1ダ
クトと、その第1ダクトと連通する第2ダクトと、その
第2ダクトと連通すると共に集塵機に直接或いは間接的
に接続される第3ダクトとを備えており、前記第2ダク
トは、前記第3ダクトの流路よりその断面積が小面積の
狭隘部と、前記第2ダクトから排出される気体を旋回さ
せる旋回流生成部とを備えている。
めに請求項1記載の集塵機用継手は、研削や切削加工等
を行う工作機械に直接或いは間接的に接続される第1ダ
クトと、その第1ダクトと連通する第2ダクトと、その
第2ダクトと連通すると共に集塵機に直接或いは間接的
に接続される第3ダクトとを備えており、前記第2ダク
トは、前記第3ダクトの流路よりその断面積が小面積の
狭隘部と、前記第2ダクトから排出される気体を旋回さ
せる旋回流生成部とを備えている。
【0006】この請求項1記載の集塵機用継手によれ
ば、工作機械から排出されたオイルミストは、まず第1
ダクトに吸引されて第2ダクトに至り、その第2ダクト
の狭隘部にて吸い込み流速が上昇されるとともに、旋回
流生成部にて旋回される。流速が増し旋回されたオイル
ミストの各粒子は、互いに衝突し合い或いはダクト内壁
に衝突し、徐々に大粒の油の粒子となって下方へ落下
し、ミスト中から分離される。そして、分離されずに残
ったオイルミストのみが、第3ダクトを経由して集塵機
へ吸い込まれる。このように、集塵機用継手により、集
塵機へ排出されるオイルミストの量(油量)が減少され
る。
ば、工作機械から排出されたオイルミストは、まず第1
ダクトに吸引されて第2ダクトに至り、その第2ダクト
の狭隘部にて吸い込み流速が上昇されるとともに、旋回
流生成部にて旋回される。流速が増し旋回されたオイル
ミストの各粒子は、互いに衝突し合い或いはダクト内壁
に衝突し、徐々に大粒の油の粒子となって下方へ落下
し、ミスト中から分離される。そして、分離されずに残
ったオイルミストのみが、第3ダクトを経由して集塵機
へ吸い込まれる。このように、集塵機用継手により、集
塵機へ排出されるオイルミストの量(油量)が減少され
る。
【0007】請求項2記載の集塵機用継手は、請求項1
記載の集塵機用継手において、前記旋回流生成部は前記
第2ダクトの流路に傾斜して配設された複数枚の羽根材
により構成され、前記第3ダクトは円筒状に形成されて
いる。この請求項2記載の集塵機用継手によれば、請求
項1記載の集塵機用継手と同様に作用する上、第2ダク
トから第3ダクトへ排出されるオイルミストは、第2ダ
クトの流路に傾斜して配設された複数枚の羽根材と円筒
状の第3ダクトの内壁とによって渦巻き状に旋回され
る。
記載の集塵機用継手において、前記旋回流生成部は前記
第2ダクトの流路に傾斜して配設された複数枚の羽根材
により構成され、前記第3ダクトは円筒状に形成されて
いる。この請求項2記載の集塵機用継手によれば、請求
項1記載の集塵機用継手と同様に作用する上、第2ダク
トから第3ダクトへ排出されるオイルミストは、第2ダ
クトの流路に傾斜して配設された複数枚の羽根材と円筒
状の第3ダクトの内壁とによって渦巻き状に旋回され
る。
【0008】請求項3記載の集塵機用継手は、請求項1
又は2に記載の集塵機用継手において、前記旋回流生成
部は前記狭隘部に形成されている。
又は2に記載の集塵機用継手において、前記旋回流生成
部は前記狭隘部に形成されている。
【0009】請求項4記載の集塵機用継手は、請求項1
から3のいずれかに記載の集塵機用継手において、前記
第2ダクトの排出口は下方へ向けて配設される一方、そ
の第2ダクトと連通される前記第3ダクトの排出口は上
方へ向けて配設され、その第3ダクトの下端部には前記
工作機械と直接或いは間接的に接続される油滴回収路が
形成されている。
から3のいずれかに記載の集塵機用継手において、前記
第2ダクトの排出口は下方へ向けて配設される一方、そ
の第2ダクトと連通される前記第3ダクトの排出口は上
方へ向けて配設され、その第3ダクトの下端部には前記
工作機械と直接或いは間接的に接続される油滴回収路が
形成されている。
【0010】この請求項4記載の集塵機用継手によれ
ば、請求項1から3のいずれかに記載の集塵機用継手と
同様に作用する上、第2ダクトを通過したオイルミスト
は、その流速を増し旋回された状態で下方へ向けて排出
された後に、第3ダクトによって上方へ吸い上げられ、
集塵機へ吸入される。即ち、オイルミストの各粒子は、
その流路が下降から上昇へと切り替わる第3ダクトの入
り口付近で激しく衝突し合い、その部分で大粒の油滴と
なって下方へ落下する。また、渦巻き状に旋回したオイ
ルミストの各粒子は、第3ダクトの内壁に衝突し粒子が
重なり合い、大粒の油滴となって下方へ落下する。下方
へ落下した大粒の油滴は、第3ダクトの下端部に形成さ
れた油滴回収路から工作機械へ回収され、その工作機械
内にて再利用される。
ば、請求項1から3のいずれかに記載の集塵機用継手と
同様に作用する上、第2ダクトを通過したオイルミスト
は、その流速を増し旋回された状態で下方へ向けて排出
された後に、第3ダクトによって上方へ吸い上げられ、
集塵機へ吸入される。即ち、オイルミストの各粒子は、
その流路が下降から上昇へと切り替わる第3ダクトの入
り口付近で激しく衝突し合い、その部分で大粒の油滴と
なって下方へ落下する。また、渦巻き状に旋回したオイ
ルミストの各粒子は、第3ダクトの内壁に衝突し粒子が
重なり合い、大粒の油滴となって下方へ落下する。下方
へ落下した大粒の油滴は、第3ダクトの下端部に形成さ
れた油滴回収路から工作機械へ回収され、その工作機械
内にて再利用される。
【0011】
【発明の実施の形態】 以下、本発明の好ましい実施例
について、添付図面を参照して説明する。図1は、本実
施例における集塵機用継手1の使用状態を示した正面図
である。図1に示すように、集塵機用継手1は、研削や
切削加工等を行う工作機械2と、その工作機械2から排
出されるオイルミスト5(油煙)を回収(集塵)する集
塵機3との間に接続されて使用される。この集塵機用継
手1は、工作機械2から排出されるオイルミスト5中の
油を継手1内部で回収し、集塵機3に吸入される油量を
減少させて、その集塵機3からのオイルミスト5の噴き
出しを防止(抑制)するためのものである。
について、添付図面を参照して説明する。図1は、本実
施例における集塵機用継手1の使用状態を示した正面図
である。図1に示すように、集塵機用継手1は、研削や
切削加工等を行う工作機械2と、その工作機械2から排
出されるオイルミスト5(油煙)を回収(集塵)する集
塵機3との間に接続されて使用される。この集塵機用継
手1は、工作機械2から排出されるオイルミスト5中の
油を継手1内部で回収し、集塵機3に吸入される油量を
減少させて、その集塵機3からのオイルミスト5の噴き
出しを防止(抑制)するためのものである。
【0012】図2は、かかる集塵機用継手1の断面図で
あり、オイルミスト5の流路を点線の矢印で示してい
る。図1及び図2に示すように、集塵機用継手1は、主
に、それぞれ円筒状に形成された4つのダクト11〜1
4から構成されている。第1ダクト11は、工作機械2
の排出口2aの上端に上方へ向けて連結され、この第1
ダクト11の上端には第2ダクト12が連通されてい
る。第2ダクト12は、その排出口12aを下方へ向け
た状態で傾斜して配設されており、この第2ダクト12
の内周には円筒状の第4ダクト14が形成されている。
このため、第2ダクト12により形成されるオイルミス
ト5の流路は、下方へ向かったドーナツ状となってい
る。
あり、オイルミスト5の流路を点線の矢印で示してい
る。図1及び図2に示すように、集塵機用継手1は、主
に、それぞれ円筒状に形成された4つのダクト11〜1
4から構成されている。第1ダクト11は、工作機械2
の排出口2aの上端に上方へ向けて連結され、この第1
ダクト11の上端には第2ダクト12が連通されてい
る。第2ダクト12は、その排出口12aを下方へ向け
た状態で傾斜して配設されており、この第2ダクト12
の内周には円筒状の第4ダクト14が形成されている。
このため、第2ダクト12により形成されるオイルミス
ト5の流路は、下方へ向かったドーナツ状となってい
る。
【0013】第2ダクト12の排出口12a側の端部に
は、旋回流生成部12bが形成されている。この旋回流
生成部12bの説明を容易にするため、図3には、第1
〜第3ダクト11〜13の手前側略半分を切断した状態
が、また、図4には、図3のIV−IV線における位置
の集塵機用継手1の側断面図が図示されている。なお、
図3及び図4では、オイルミスト5の流路は点線で示さ
れている。
は、旋回流生成部12bが形成されている。この旋回流
生成部12bの説明を容易にするため、図3には、第1
〜第3ダクト11〜13の手前側略半分を切断した状態
が、また、図4には、図3のIV−IV線における位置
の集塵機用継手1の側断面図が図示されている。なお、
図3及び図4では、オイルミスト5の流路は点線で示さ
れている。
【0014】図3及び図4に示すように、旋回流生成部
12bは、第2ダクト12を通過するオイルミスト5の
流路に対して傾斜して配設された複数枚の羽根材12c
により構成されている。各羽根材12cは配設間隔w及
び傾斜角度αを一定にして第2ダクト12に固着されて
おり、第2ダクト12を通過するオイルミスト5は、こ
の旋回流生成部12bにて旋回される。第2ダクト12
は第3ダクト13と連通されており、この第3ダクト1
3におけるオイルミスト5の流路断面積は、第2ダクト
12の流路断面積より大きく形成されている。よって、
オイルミスト5は、第2ダクト12から第3ダクト13
へ排出される際に、その流速を増加させるのである。
12bは、第2ダクト12を通過するオイルミスト5の
流路に対して傾斜して配設された複数枚の羽根材12c
により構成されている。各羽根材12cは配設間隔w及
び傾斜角度αを一定にして第2ダクト12に固着されて
おり、第2ダクト12を通過するオイルミスト5は、こ
の旋回流生成部12bにて旋回される。第2ダクト12
は第3ダクト13と連通されており、この第3ダクト1
3におけるオイルミスト5の流路断面積は、第2ダクト
12の流路断面積より大きく形成されている。よって、
オイルミスト5は、第2ダクト12から第3ダクト13
へ排出される際に、その流速を増加させるのである。
【0015】第3ダクト13の排出口13aは上方へ向
けて配設され、一方、その第3ダクト13の下端部に
は、油滴回収口13bが突設されている。図1に示すよ
うに、この油滴回収口13bには、工作機械2の油滴回
収口2bに接続されたパイプ2cが接続され、これによ
り第3ダクト13の下端部と工作機械2とが連通されて
いる。第3ダクト13の排出口13aは、第2ダクト1
2の内周に形成された第4ダクト14と連通されてお
り、その第4ダクト14は、集塵ダクト4を介して、集
塵機3と連通されている。
けて配設され、一方、その第3ダクト13の下端部に
は、油滴回収口13bが突設されている。図1に示すよ
うに、この油滴回収口13bには、工作機械2の油滴回
収口2bに接続されたパイプ2cが接続され、これによ
り第3ダクト13の下端部と工作機械2とが連通されて
いる。第3ダクト13の排出口13aは、第2ダクト1
2の内周に形成された第4ダクト14と連通されてお
り、その第4ダクト14は、集塵ダクト4を介して、集
塵機3と連通されている。
【0016】次に、上記のように構成された集塵機用継
手1の動作、即ち、集塵機用継手1による油滴の回収動
作について説明する。工作機械2及び集塵機3を作動す
ると、加工部分に供給された研削油剤等は、工作機械2
内で霧状に飛散し、オイルミスト5(油煙)となる。か
かるオイルミスト5は、集塵機3の作動によって工作機
械2の排出口2aから集塵機用継手1内へ吸入(排出)
される。
手1の動作、即ち、集塵機用継手1による油滴の回収動
作について説明する。工作機械2及び集塵機3を作動す
ると、加工部分に供給された研削油剤等は、工作機械2
内で霧状に飛散し、オイルミスト5(油煙)となる。か
かるオイルミスト5は、集塵機3の作動によって工作機
械2の排出口2aから集塵機用継手1内へ吸入(排出)
される。
【0017】集塵機用継手1へ吸入されたオイルミスト
5は、第1ダクト11中を上昇して第2ダクト12へ至
り、その第2ダクト12から第3ダクト13へ下方へ向
けて排出される。第2ダクト12におけるオイルミスト
5の流路断面積は第3ダクト13の流路断面積より小さ
く形成されており、第2ダクト12の排出口12aの端
部には複数枚の羽根材12cにより構成された旋回流生
成部12bが形成され、更に、第3ダクト13の内周は
円筒状に形成されているので、オイルミスト5は、その
流速を増しつつ旋回された状態で、第2ダクト12から
第3ダクト13へ排出される。排出先の第3ダクト13
は、排出口13aが上方へ向けられ、しかも、その第3
ダクト13の排出先である第4ダクト14は第2ダクト
12の内周に形成されているので、第2ダクト12から
下方へ向けて第3ダクト13へ排出されたオイルミスト
5は、第3ダクト13内において、渦巻き状に旋回され
つつ、その流路が下降から上昇へと変更される。
5は、第1ダクト11中を上昇して第2ダクト12へ至
り、その第2ダクト12から第3ダクト13へ下方へ向
けて排出される。第2ダクト12におけるオイルミスト
5の流路断面積は第3ダクト13の流路断面積より小さ
く形成されており、第2ダクト12の排出口12aの端
部には複数枚の羽根材12cにより構成された旋回流生
成部12bが形成され、更に、第3ダクト13の内周は
円筒状に形成されているので、オイルミスト5は、その
流速を増しつつ旋回された状態で、第2ダクト12から
第3ダクト13へ排出される。排出先の第3ダクト13
は、排出口13aが上方へ向けられ、しかも、その第3
ダクト13の排出先である第4ダクト14は第2ダクト
12の内周に形成されているので、第2ダクト12から
下方へ向けて第3ダクト13へ排出されたオイルミスト
5は、第3ダクト13内において、渦巻き状に旋回され
つつ、その流路が下降から上昇へと変更される。
【0018】オイルミスト5中の各粒子は、この第3ダ
クト13内で、流速を増し渦巻き状に旋回されつつその
流路が下降から上昇へと切り替わる際に、互いに激しく
衝突し合い或いは第3ダクト13の内壁に激しく衝突
し、互いにくっつき合って、徐々に大粒の油の粒子とな
っていく。大粒になった油の粒子は、オイルミスト5中
から分離され、第3ダクト13の下方へ落下する。第3
ダクト13の下端部13cには、パイプ2cを介して工
作機械2と連通された油滴回収口13bが形成されてい
るので、第3ダクト13の下端部13cに貯留した油滴
は、その油滴回収口13bからパイプ2cを経由して工
作機械2へ回収される。回収された油は、その工作機械
2内で、再度研削油剤として利用される。
クト13内で、流速を増し渦巻き状に旋回されつつその
流路が下降から上昇へと切り替わる際に、互いに激しく
衝突し合い或いは第3ダクト13の内壁に激しく衝突
し、互いにくっつき合って、徐々に大粒の油の粒子とな
っていく。大粒になった油の粒子は、オイルミスト5中
から分離され、第3ダクト13の下方へ落下する。第3
ダクト13の下端部13cには、パイプ2cを介して工
作機械2と連通された油滴回収口13bが形成されてい
るので、第3ダクト13の下端部13cに貯留した油滴
は、その油滴回収口13bからパイプ2cを経由して工
作機械2へ回収される。回収された油は、その工作機械
2内で、再度研削油剤として利用される。
【0019】一方、分離されずにオイルミスト5中に残
った油の各粒子は、第3ダクト13から第4ダクト14
へ排出され、その第4ダクト14から集塵ダクト4を介
して集塵機3へ吸入される。このように、集塵機3へ吸
入されるオイルミスト5中の油は、その大半が集塵機用
継手1内で回収されているので、集塵機3へ吸入される
油量が少量となり、その結果、集塵機3からのオイルミ
スト5の噴き出しが防止(抑制)されるのである。
った油の各粒子は、第3ダクト13から第4ダクト14
へ排出され、その第4ダクト14から集塵ダクト4を介
して集塵機3へ吸入される。このように、集塵機3へ吸
入されるオイルミスト5中の油は、その大半が集塵機用
継手1内で回収されているので、集塵機3へ吸入される
油量が少量となり、その結果、集塵機3からのオイルミ
スト5の噴き出しが防止(抑制)されるのである。
【0020】図5に、本実施例の集塵機用継手1を使用
した場合の油滴の回収効果を示す。図5に示すように、
この集塵機用継手1によって、1時間あたり3.0リッ
トルの油滴が回収され、これにより1時間あたり3.3
リットルあった集塵機3のドレン量が0.2リットルに
減少している。この結果、集塵機3の送風口3aからの
油滴の噴き出し量は、図6に示すように、従来、1日
(20時間)の使用で0.7リットルであったものが
0.03リットルに、1月(600時間)の使用では2
0リットルから1リットルに、1年(7200時間)の
使用では238リットルから12リットルに、大幅に減
少している。
した場合の油滴の回収効果を示す。図5に示すように、
この集塵機用継手1によって、1時間あたり3.0リッ
トルの油滴が回収され、これにより1時間あたり3.3
リットルあった集塵機3のドレン量が0.2リットルに
減少している。この結果、集塵機3の送風口3aからの
油滴の噴き出し量は、図6に示すように、従来、1日
(20時間)の使用で0.7リットルであったものが
0.03リットルに、1月(600時間)の使用では2
0リットルから1リットルに、1年(7200時間)の
使用では238リットルから12リットルに、大幅に減
少している。
【0021】以上説明したように、本実施例の集塵機用
継手1によれば、集塵機3へオイルミスト5を吸入する
前に、そのオイルミスト5中の略93%の油を継手1内
で回収することができるので、集塵機3へ吸入されるオ
イルミスト5の油量を減少して、集塵機3からのオイル
ミスト5の噴き出しを防止(抑制)することができる。
これによりオイルミスト5により汚染されていた作業環
境の向上を図ることができる。また、集塵機3へ吸入さ
れる油量を減少させることにより、集塵機3のメンテナ
ンス周期を長くして、そのメンテナンス性を向上するこ
とができる。
継手1によれば、集塵機3へオイルミスト5を吸入する
前に、そのオイルミスト5中の略93%の油を継手1内
で回収することができるので、集塵機3へ吸入されるオ
イルミスト5の油量を減少して、集塵機3からのオイル
ミスト5の噴き出しを防止(抑制)することができる。
これによりオイルミスト5により汚染されていた作業環
境の向上を図ることができる。また、集塵機3へ吸入さ
れる油量を減少させることにより、集塵機3のメンテナ
ンス周期を長くして、そのメンテナンス性を向上するこ
とができる。
【0022】以上、実施例に基づき本発明を説明した
が、本発明は上記実施例に何ら限定されるものではな
く、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形
が可能であることは容易に推察できるものである。
が、本発明は上記実施例に何ら限定されるものではな
く、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形
が可能であることは容易に推察できるものである。
【0023】例えば、上記実施例では、集塵機用継手1
は工作機械2及び集塵機3と別体に形成されたが、この
集塵機用継手1を工作機械2または集塵機3と一体に形
成するようにしても良い。
は工作機械2及び集塵機3と別体に形成されたが、この
集塵機用継手1を工作機械2または集塵機3と一体に形
成するようにしても良い。
【0024】
【発明の効果】 請求項1および2に記載の集塵機用継
手によれば、工作機械から排出されたオイルミストの流
速を増し旋回させることができるので、そのオイルミス
トの各粒子を互いに或いはダクト内壁に衝突させて大粒
の油の粒子とし、その油の粒子をミスト中から分離する
ことができる。よって、集塵機へ排出されるオイルミス
トの量(油量)を減少させることができるので、集塵機
からのオイルミストの噴き出しを防止(抑制)して、機
械回りの汚染を防止することができるという効果があ
る。
手によれば、工作機械から排出されたオイルミストの流
速を増し旋回させることができるので、そのオイルミス
トの各粒子を互いに或いはダクト内壁に衝突させて大粒
の油の粒子とし、その油の粒子をミスト中から分離する
ことができる。よって、集塵機へ排出されるオイルミス
トの量(油量)を減少させることができるので、集塵機
からのオイルミストの噴き出しを防止(抑制)して、機
械回りの汚染を防止することができるという効果があ
る。
【0025】請求項3記載の集塵機用継手によれば、請
求項1又は2に記載の集塵機用継手の奏する効果に加
え、旋回流生成部は狭隘部に形成されているので、オイ
ルミストの流速を増しつつ旋回させることができる。よ
って、オイルミストの各粒子同士の衝突やダクト内壁へ
の衝突を効率良く行わせることができるという効果があ
る。
求項1又は2に記載の集塵機用継手の奏する効果に加
え、旋回流生成部は狭隘部に形成されているので、オイ
ルミストの流速を増しつつ旋回させることができる。よ
って、オイルミストの各粒子同士の衝突やダクト内壁へ
の衝突を効率良く行わせることができるという効果があ
る。
【0026】請求項4記載の集塵機用継手によれば、請
求項1から3のいずれかに記載の集塵機用継手の奏する
効果に加え、第2ダクトの排出口は下方へ向けて配設さ
れ、その第2ダクトと連通される第3ダクトの排出口は
上方へ向けて配設されているので、第2ダクトから第3
ダクトへ吸入されるオイルミストの流路を下降から上昇
へと切り替えることができる。よって、この流路の切り
替わり付近、即ち、第3ダクトの入り口付近で、オイル
ミストの各粒子を互いに激しく衝突させ或いは第3ダク
トの内壁に衝突させて、大粒の油滴とし下方へ落下させ
ることができる。従って、オイルミストの中からより多
くの油を分離して、集塵機へ排出されるオイルミストの
量(油量)を減少させることができるという効果があ
る。また、大粒の油滴が落下して貯留される第3ダクト
の下端部には工作機械と接続された油滴回収路が形成さ
れているので、その油滴回収路によって、かかる油滴を
工作機械へ回収して、工作機械で再利用することができ
るという効果がある。
求項1から3のいずれかに記載の集塵機用継手の奏する
効果に加え、第2ダクトの排出口は下方へ向けて配設さ
れ、その第2ダクトと連通される第3ダクトの排出口は
上方へ向けて配設されているので、第2ダクトから第3
ダクトへ吸入されるオイルミストの流路を下降から上昇
へと切り替えることができる。よって、この流路の切り
替わり付近、即ち、第3ダクトの入り口付近で、オイル
ミストの各粒子を互いに激しく衝突させ或いは第3ダク
トの内壁に衝突させて、大粒の油滴とし下方へ落下させ
ることができる。従って、オイルミストの中からより多
くの油を分離して、集塵機へ排出されるオイルミストの
量(油量)を減少させることができるという効果があ
る。また、大粒の油滴が落下して貯留される第3ダクト
の下端部には工作機械と接続された油滴回収路が形成さ
れているので、その油滴回収路によって、かかる油滴を
工作機械へ回収して、工作機械で再利用することができ
るという効果がある。
【図1】 本発明の一実施例における集塵機用継手の使
用状態を示した正面図である。
用状態を示した正面図である。
【図2】 集塵機用継手の断面図である。
【図3】 第1から第3ダクトの手前側略半分を切断し
た集塵機用継手の断面図である。
た集塵機用継手の断面図である。
【図4】 図3のIV−IV線における位置の集塵機用
継手の側断面図である。
継手の側断面図である。
【図5】 集塵機用継手を使用した場合と使用しない場
合とでの油滴の回収量を比較した図である。
合とでの油滴の回収量を比較した図である。
【図6】 集塵機用継手を使用した場合と使用しない場
合とでの集塵機からの油滴の噴き出し量を比較した図で
ある。
合とでの集塵機からの油滴の噴き出し量を比較した図で
ある。
1 集塵機用継手 2 工作機械 3 集塵機 5 オイルミスト 11 第1ダクト 12 第2ダクト 12a 第2ダクトの排出口 12b 旋回流生成部(狭隘部) 12c 羽根材 13 第3ダクト 13a 第3ダクトの排出口 13b 油滴回収口(油滴回収路) 13c 第3ダクトの下端部 14 第4ダクト
Claims (4)
- 【請求項1】 研削や切削加工等を行う工作機械に直接
或いは間接的に接続される第1ダクトと、その第1ダク
トと連通する第2ダクトと、その第2ダクトと連通する
と共に集塵機に直接或いは間接的に接続される第3ダク
トとを備えた集塵機用継手において、 前記第2ダクトは、前記第3ダクトの流路よりその断面
積が小面積の狭隘部と、前記第2ダクトから排出される
気体を旋回させる旋回流生成部とを備えていることを特
徴とする集塵機用継手。 - 【請求項2】 前記旋回流生成部は前記第2ダクトの流
路に傾斜して配設された複数枚の羽根材により構成さ
れ、 前記第3ダクトは円筒状に形成されていることを特徴と
する請求項1記載の集塵機用継手。 - 【請求項3】 前記旋回流生成部は、前記狭隘部に形成
されていることを特徴とする請求項1または2に記載の
集塵機用継手。 - 【請求項4】 前記第2ダクトの排出口は下方へ向けて
配設される一方、その第2ダクトと連通される前記第3
ダクトの排出口は上方へ向けて配設され、 その第3ダクトの下端部には、前記工作機械と直接或い
は間接的に接続される油滴回収路が形成されていること
を特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の集塵機
用継手。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32433697A JPH11156665A (ja) | 1997-11-26 | 1997-11-26 | 集塵機用継手 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32433697A JPH11156665A (ja) | 1997-11-26 | 1997-11-26 | 集塵機用継手 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11156665A true JPH11156665A (ja) | 1999-06-15 |
Family
ID=18164654
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32433697A Pending JPH11156665A (ja) | 1997-11-26 | 1997-11-26 | 集塵機用継手 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11156665A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2012154011A3 (ko) * | 2011-05-12 | 2013-01-17 | 주식회사 삼화이엔지 | 오일 미스트 집진장치 |
-
1997
- 1997-11-26 JP JP32433697A patent/JPH11156665A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2012154011A3 (ko) * | 2011-05-12 | 2013-01-17 | 주식회사 삼화이엔지 | 오일 미스트 집진장치 |
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