JPH1115683A - 排他制御処理装置及び排他制御処理方法並びに排他制御処理プログラムを記憶した記憶媒体 - Google Patents

排他制御処理装置及び排他制御処理方法並びに排他制御処理プログラムを記憶した記憶媒体

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JPH1115683A
JPH1115683A JP16780497A JP16780497A JPH1115683A JP H1115683 A JPH1115683 A JP H1115683A JP 16780497 A JP16780497 A JP 16780497A JP 16780497 A JP16780497 A JP 16780497A JP H1115683 A JPH1115683 A JP H1115683A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 同じホストコンピュータ内の異なる複数のタ
スク等が同一の共有資源の共有ロックを要求する場合で
も、処理のオーバヘッドを低下させ、排他制御機能の大
幅な性能向上を図ることが可能な排他制御処理装置を提
供する。 【解決手段】 タスク識別部3はホストインタフェース
部2からの共有資源のロック要求を実タスクによるもの
か、あるいは仮想タスクによるものかを識別する。実タ
スク処理部4はタスク識別部3で実タスクであると識別
された時に、ロック管理テーブル6で照合を行い、実タ
スクによるロック要求を管理する。仮想タスク処理部5
はタスク識別部3で仮想タスクであると識別された時
に、ロック管理テーブル6で照合を行い、仮想タスクに
よるロック要求を管理する。ロック管理テーブル6は実
タスクのロック要求及び仮想タスクによるロック要求を
入力順に蓄積し、実タスク及び仮想タスク各々によるロ
ック要求を管理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は排他制御処理装置及
び排他制御処理方法並びに排他制御処理プログラムを記
憶した記憶媒体に関し、特に複数のホストコンピュータ
が排他制御処理装置に対して共有資源の使用権の獲得を
要求し、共有資源の利用を行う並列処理システムの排他
制御処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の並列処理システムにおい
ては、複数のホストコンピュータが共有資源を使用する
場合、他のホストコンピュータから当該資源が使用され
ないように排他制御を行う必要がある。
【0003】複数のホストコンピュータ各々に対して共
有資源の排他制御を行う排他制御処理装置では、各ホス
トコンピュータが排他制御、すなわち共有資源の使用権
の獲得(以下、共有資源のロックとする)を排他制御処
理装置に対して要求する際、その共有資源のロックを要
求するホストコンピュータ内のプロセス、タスクあるい
はスレッド等と呼ばれる処理単位の実体名にてこれを要
求する必要がある。
【0004】上記の共有資源の排他制御については、特
開平7−84851号公報に開示されている。この公報
記載の排他制御では、共有データをスレッド毎に仮想空
間の異なる領域に割付け、その領域の識別子を与える手
段と、その識別子を通して共有データにアクセスする手
段と、対応するスレッドの処理に応じたロックをその領
域に設定し、行われたアクセスの種類によりそのロック
の種類を変更する手段と、同じ共有データに対する複数
のスレッドのロックの要求を調停する手段とを有してい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の共有資
源の排他制御では、同じホストコンピュータ内の異なる
複数のタスク等が同一の共有資源の共有ロックを要求す
る場合でも個々のタスク単位にロック要求を行う必要が
ある。
【0006】そのため、非常に多くの処理が発生し、処
理のオーバヘッドが問題となっている。特に、この問題
はホストコンピュータとの間でチャネル接続を行う方式
の排他制御処理装置において顕著となっている。
【0007】また、仮想ロック機能を用いてロック制御
を行った時、1つの仮想ロック要求が多大な時間を占有
し続けることがある。
【0008】そこで、本発明の目的は上記の問題点を解
消し、同じホストコンピュータ内の異なる複数のタスク
等が同一の共有資源の共有ロックを要求する場合でも、
処理のオーバヘッドを低下させることができ、排他制御
機能の大幅な性能向上を図ることができる排他制御処理
装置及び排他制御処理方法並びに排他制御処理プログラ
ムを記憶した記憶媒体を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による排他制御処
理装置は、複数のホストコンピュータと、前記複数のホ
ストコンピュータが共通に使用する共有資源とを含む並
列処理システムの排他制御処理装置であって、前記複数
のホストコンピュータ各々からの前記共有資源の使用権
の獲得要求が前記複数のホストコンピュータ各々の実タ
スクによる前記共有資源の使用権の獲得要求と前記複数
のホストコンピュータ各々の異なる複数の実タスクによ
る同一の共有資源の使用権の獲得要求が一つの獲得要求
として送出される仮想タスクによる前記共有資源の使用
権の獲得要求とのうちのいずれかを識別する識別手段
と、前記実タスクによる前記共有資源の使用権の獲得要
求と前記仮想タスクによる前記共有資源の使用権の獲得
要求とを夫々入力順に蓄積するロック管理テーブルと、
前記識別手段で前記実タスクによる前記共有資源の使用
権の獲得要求と識別された時に前記ロック管理テーブル
の内容を基に前記実タスクによる前記共有資源の使用権
の獲得要求を管理する実タスク処理手段と、前記識別手
段で前記仮想タスクによる前記共有資源の使用権の獲得
要求と識別された時に前記ロック管理テーブルの内容を
基に前記仮想タスクによる前記共有資源の使用権の獲得
要求を管理する仮想タスク処理手段とを備えている。
【0010】本発明による排他制御処理方法は、複数の
ホストコンピュータと、前記複数のホストコンピュータ
が共通に使用する共有資源とを含む並列処理システムの
排他制御処理方法であって、前記複数のホストコンピュ
ータ各々からの前記共有資源の使用権の獲得要求が前記
複数のホストコンピュータ各々の実タスクによる前記共
有資源の使用権の獲得要求と前記複数のホストコンピュ
ータ各々の異なる複数の実タスクによる同一の共有資源
の使用権の獲得要求が一つの獲得要求として送出される
仮想タスクによる前記共有資源の使用権の獲得要求との
うちのいずれかを識別するステップと、前記実タスクに
よる前記共有資源の使用権の獲得要求と前記仮想タスク
による前記共有資源の使用権の獲得要求とを夫々入力順
に蓄積するステップと、前記実タスクによる前記共有資
源の使用権の獲得要求と識別された時に前記獲得要求の
蓄積内容を基に前記実タスクによる前記共有資源の使用
権の獲得要求を管理するステップと、前記仮想タスクに
よる前記共有資源の使用権の獲得要求と識別された時に
前記獲得要求の蓄積内容を基に前記仮想タスクによる前
記共有資源の使用権の獲得要求を管理するステップとを
備えている。
【0011】本発明による排他制御処理プログラムを記
憶した記憶媒体は、複数のホストコンピュータと、前記
複数のホストコンピュータが共通に使用する共有資源と
を含む並列処理システムの排他制御処理プログラムを記
憶した記憶媒体であって、前記排他制御処理プログラム
は前記複数のホストコンピュータ各々からの前記共有資
源の使用権の獲得要求の排他制御を行う排他制御手段
に、前記複数のホストコンピュータ各々からの前記共有
資源の使用権の獲得要求が前記複数のホストコンピュー
タ各々の実タスクによる前記共有資源の使用権の獲得要
求と前記複数のホストコンピュータ各々の異なる複数の
実タスクによる同一の共有資源の使用権の獲得要求が一
つの獲得要求として送出される仮想タスクによる前記共
有資源の使用権の獲得要求とのうちのいずれかを識別さ
せ、前記実タスクによる前記共有資源の使用権の獲得要
求と前記仮想タスクによる前記共有資源の使用権の獲得
要求とを夫々入力順に蓄積させ、前記実タスクによる前
記共有資源の使用権の獲得要求と識別された時に前記獲
得要求の蓄積内容を基に前記実タスクによる前記共有資
源の使用権の獲得要求を管理させ、前記仮想タスクによ
る前記共有資源の使用権の獲得要求と識別された時に前
記獲得要求の蓄積内容を基に前記仮想タスクによる前記
共有資源の使用権の獲得要求を管理させるようにしてい
る。
【0012】すなわち、本発明の仮想ロックタスク方式
の排他制御処理装置は、タスク管理において、夫々のホ
ストコンピュータ内のタスクあるいはスレッド等と呼ば
れる実処理単位(以下、実タスクとする)による共有資
源のロック管理とは別に、同一ホストコンピュータ内の
異なる複数の実タスク等が同一の共有資源の共有ロック
を要求する際に実タスクにてこれを要求せずに、ホスト
コンピュータを代表する仮想タスクによるロック要求に
よって行うための仮想タスク処理手段と、実タスクによ
るロック要求と仮想タスクによるロック要求とを夫々別
々に管理するためのロック管理テーブルと、ロック要求
元が実タスクであるかまたは仮想タスクであるかをタス
ク名称あるいはコマンドによって識別するタスク識別手
段とを有している。
【0013】また、排他制御処理装置では仮想タスクに
よるロック要求が複数の異なる共有資源において同時に
排他待ちとなる際に、共有資源各々に対する仮想タスク
によるロック要求を夫々の待ち行列に入れるようにして
いる。
【0014】さらに、排他制御処理装置では仮想タスク
によるロック要求でロックされている共有資源に他のホ
ストコンピュータからのロック要求があった時、その仮
想タスクによるロック要求を送出したホストコンピュー
タにその共有資源の一時開放を要求するアンロックを通
知し、そのアンロックが不要となった時アンロック不要
を通知するようにしている。
【0015】これによって、複数のロック要求が一つに
まとめられるので、ホストコンピュータと排他制御処理
装置との間のアクセス回数を削減することが可能とな
り、さらに共有資源の高効率な利用が可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施例について
図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例によ
る排他制御処理装置の構成を示すブロック図である。図
において、排他制御処理装置1はホストインタフェース
部2と、タスク識別部3と、実タスク処理部4と、仮想
タスク処理部5と、ロック管理テーブル6とから構成さ
れている。
【0017】ホストインタフェース部2は図示せぬ複数
のホストコンピュータ各々に接続され、複数のホストコ
ンピュータ各々との間で信号の授受を行う手段である。
タスク識別部3はホストインタフェース部2からの共有
資源(図示せず)のロック要求を実タスクによるもの
か、あるいは仮想タスクによるものかを少なくともタス
ク名称あるいはコマンド(例えば、実タスクロック要求
または仮想タスクロック要求の識別子、ロック要求資源
アドレス等)によって識別する手段である。
【0018】ここで、仮想タスクによるロック要求とは
複数のホストコンピュータ各々において、異なる複数の
実タスク等が同一の共有資源の共有ロックを要求する際
に、これら複数の実タスクによるロック要求を一つにま
とめたものである。
【0019】また、同じホストコンピュータ内の異なる
複数の実タスク等が同一の共有資源のロックを要求する
場合とは、その共有資源が他のタスクあるいは他のホス
トコンピュータからのタスクによって使用され、その使
用を待っている間に異なる実タスクから同一の共有資源
のロックが要求される場合、または予め設定された所定
期間内に発生する複数の実タスク、同時に発生する複数
の実タスクから同一の共有資源のロックが要求される場
合等である。
【0020】実タスク処理部4はタスク識別部3によっ
てタスクが実タスクであると識別された時に、ロック管
理テーブル6で照合を行う機能を有し、実タスクによる
ロック要求を管理する。同様に、仮想タスク処理部5は
タスク識別部3によってタスクが仮想タスクであると識
別された時に、ロック管理テーブル6で照合を行う機能
を有し、仮想タスクによるロック要求を管理する。
【0021】ロック管理テーブル6は実タスク処理部4
からの実タスクのロック要求及び仮想タスク処理部5か
らの仮想タスクによるロック要求を入力順に蓄積し、実
タスクのロック要求及び仮想タスクによるロック要求を
管理するテーブルである。
【0022】複数のホストコンピュータからホストイン
タフェース部2を通してロック要求が転送されてくる
と、タスク識別部3はそのロック要求が実タスクによる
ロック要求か、あるいは仮想タスクによるロック要求か
を識別し、その識別結果に応じてロック要求を実タスク
処理部4または仮想タスク処理部5に通知する。
【0023】実タスク処理部4及び仮想タスク処理部5
はロック管理テーブル6と通信し、要求資源の使用可否
を決定する。ロック管理テーブル6は各ロック要求を管
理統制を行う機能を持つ。
【0024】実タスク処理部4及び仮想タスク処理部5
は要求資源が使用可であればそのロック要求を許可し、
タスク識別部3及びホストインタフェース部2を介して
ホストコンピュータに当該ロック要求が受付けられて許
可されたことを通知する。通知を受けたホストコンピュ
ータはその許可にしたがって共有資源を使用することが
可能となる。
【0025】つまり、通常ならば、同一ホストコンピュ
ータ内の異なる複数の実タスク等が同一の共有資源の共
有ロックを要求する場合においても、実タスクによる共
有資源のロック要求しか管理できない場合、排他制御処
理装置との通信が複数回必要になってしまうが、上記の
排他制御処理装置1のように、同一ホストコンピュータ
内の異なる複数の実タスク等が同一の共有資源の共有ロ
ックであった場合、それらをまとめて、仮想的に要求す
る仮想タスク管理機能を持つことによって、排他制御処
理装置1との通信が一度で実現可能となる。
【0026】排他制御処理装置1はタスク識別部3と仮
想タスク処理部5とを備えることで、これらの機能で同
じホストコンピュータの異なる実タスクからの同じ資源
に対するロック要求が仮想タスクによって一度で要求可
能となる。
【0027】図2は図1のロック管理テーブル6の構成
を示すブロック図である。図において、ロック管理テー
ブル6はタスクハッシュテーブル61と、仮想タスクハ
ッシュテーブル62と、資源ハッシュテーブル63とか
ら構成されている。
【0028】タスクハッシュテーブル61は従来の実タ
スクテーブルを示している。タスクハッシュテーブル6
1はタスクあるいはスレッド等と呼ばれる処理単位であ
る実タスクによる共有資源のロック要求によるタスクエ
ントリAT611,AT612を生成する。
【0029】仮想タスクハッシュテーブル62はタスク
ハッシュテーブル61とは独立に配設されている。仮想
タスクハッシュテーブル62は同じタスク名称を有する
仮想タスクに対し、独立のタスクエントリVT621〜
VT623を生成することによって同じタスクが複数の
資源631,632に対して排他ウェイトすることを可
能にする。
【0030】ここで、LE(Lock entry)6
311,6322は資源631,632に対してロック
を掛けているタスクエントリ(仮想タスクVT621
等)であることを示し、WE(Wait entry)
6312,6313,6323,6324,6325は
資源631,632の解放を待って待ち行列に入ってい
るタスクエントリ(実タスクAT611,AT612及
び仮想タスクVT622,623等)であることを示し
ている。
【0031】図3は本発明の一実施例による並列処理シ
ステムの構成例を示すブロック図である。図において、
複数のホストコンピュータ11〜1n各々は共有資源1
0を共通に使用する。排他制御処理装置1は図1に示す
ように構成され、複数のホストコンピュータ11〜1n
各々からの実タスクあるいは仮想タスクによる共有資源
10のロック要求を調停している。
【0032】図4〜図6は図1の排他制御処理装置1の
処理動作を示すフローチャートである。これら図1〜図
6を用いて排他制御処理装置1によるロック要求の調停
処理について説明する。
【0033】複数のホストコンピュータ11〜1nから
ホストインタフェース部2を通してロック要求が転送さ
れてくると(図4ステップS1)、タスク識別部3はそ
のロック要求が実タスクによるロック要求かどうかを識
別する(図4ステップS2)。
【0034】タスク識別部3はそのロック要求が実タス
クによるロック要求であると識別すると、実タスク処理
部4に実タスクによるロック要求と識別したことを通知
する(図4ステップS3)。
【0035】実タスク処理部4はタスク識別部3からの
通知を受けると、ロック管理テーブル6を参照し(図4
ステップS4)、そのロック要求の対象の共有資源(以
下、要求資源とする)が使用可能か否かを判定する(図
4ステップS5)。
【0036】実タスク処理部4は要求資源が使用可能で
あると判定すると、そのロック要求を許可し、タスク識
別部3及びホストインタフェース部2を介してホストコ
ンピュータ11〜1nに当該ロック要求が受付けられて
許可されたことを通知する(図4ステップS6)。
【0037】通知を受けたホストコンピュータ11〜1
0はその許可にしたがって共有資源10を使用すること
が可能となる。この後、排他制御処理装置1は処理終了
であれば(図4ステップS7)、処理を終了し、処理終
了でなければ(図4ステップS7)、ステップS1に戻
る。
【0038】一方、実タスク処理部4は要求資源が使用
可能ではないと判定すると、そのロック要求をロック管
理テーブル6のタスクハッシュテーブル61を介して要
求資源の待ち行列に追加し(図4ステップS8)、ステ
ップS1に戻る。
【0039】タスク識別部3はそのロック要求が実タス
クによるロック要求ではないと識別すると、そのロック
要求が仮想タスクによるロック要求かどうかを識別する
(図6ステップS12)。
【0040】タスク識別部3はそのロック要求が仮想タ
スクによるロック要求であると識別すると、仮想タスク
処理部5に仮想タスクによるロック要求と識別したこと
を通知する(図6ステップS13)。
【0041】仮想タスク処理部5はタスク識別部3から
の通知を受けると、ロック管理テーブル6を参照し(図
6ステップS14)、要求資源が使用可能か否かを判定
する(図6ステップS15)。
【0042】仮想タスク処理部5は要求資源が使用可能
であると判定すると、そのロック要求を許可し、タスク
識別部3及びホストインタフェース部2を介してホスト
コンピュータ11〜1nに当該ロック要求が受付けられ
て許可されたことを通知する(図6ステップS16)。
【0043】通知を受けたホストコンピュータ11〜1
0はその許可にしたがって共有資源10を使用すること
が可能となる。この後、排他制御処理装置1は処理終了
であれば(図6ステップS17)、処理を終了し、処理
終了でなければ(図6ステップS17)、ステップS1
に戻る。
【0044】一方、仮想タスク処理部5は要求資源が使
用可能ではないと判定すると、そのロック要求をロック
管理テーブル6の仮想タスクハッシュテーブル62を介
して要求資源の待ち行列に追加し(図6ステップS1
8)、ステップS1に戻る。
【0045】これに対し、複数のホストコンピュータ1
1〜1nからホストインタフェース部2を通して資源使
用終了通知が転送されてくると(図5ステップS9)、
タスク識別部3がその通知が実タスクによるものと識別
すると、その通知を実タスク処理部4を介してロック管
理テーブル6に送出し、その通知が仮想タスクによるも
のと識別すると、その通知を仮想タスク処理部5を介し
てロック管理テーブル6に送出する。
【0046】ロック管理テーブル6では資源使用終了通
知で通知された共有資源10に対応する待ち行列の先頭
のタスクエントリがタスクハッシュテーブル61による
ものであれば、実タスク処理部4からタスク識別部3及
びホストインタフェース部2を介してホストコンピュー
タ11〜1nに待ち行列の先頭のロック要求が受付けら
れて許可されたことを通知し、共有資源10に対応する
待ち行列の先頭のタスクエントリが仮想タスクハッシュ
テーブル62によるものであれば、仮想タスク処理部5
からタスク識別部3及びホストインタフェース部2を介
してホストコンピュータ11〜1nに待ち行列の先頭の
ロック要求が受付けられて許可されたことを通知する
(図5ステップS10)。
【0047】通知を受けたホストコンピュータ11〜1
0はその許可にしたがって共有資源10を使用すること
が可能となる。この後、排他制御処理装置1は処理終了
であれば(図5ステップS11)、処理を終了し、処理
終了でなければ(図5ステップS11)、ステップS1
に戻る。
【0048】つまり、通常ならば、同一のホストコンピ
ュータ11〜1n内の異なる複数の実タスク等が同一の
共有資源10の共有ロックを要求する場合においても、
実タスクによる共有資源10のロック要求しか管理でき
なければ、排他制御処理装置1との通信が複数回必要に
なってしまう。しかしながら、上記の排他制御処理装置
1のように、同一のホストコンピュータ11〜1n内の
異なる複数の実タスク等が同一の共有資源10の共有ロ
ックであった場合、それらをまとめて、仮想的に要求す
る仮想タスク管理機能を持つことによって、排他制御処
理装置1との通信が一度で実現可能となる。
【0049】排他制御処理装置1はタスク識別部3と仮
想タスク処理部5とを備えることで、これらの機能で同
じホストコンピュータ11〜1nの異なる実タスクから
の同じ共有資源10に対するロック要求が仮想タスクに
よって一度で要求可能となる。
【0050】図7は本発明の他の実施例による排他制御
処理装置の構成を示すブロック図である。図において、
本発明の他の実施例による排他制御処理装置7はロック
管理テーブル6を監視するアテンション管理部8を備え
た以外は本発明の一実施例と同様の構成となっており、
同一構成要素には同一符号を付してある。また、同一構
成要素の動作は本発明の一実施例と同様である。
【0051】アテンション管理部8はロック管理テーブ
ル6を監視し、仮想タスクによってロックされている共
有資源10に対して他のホストコンピュータからのロッ
ク要求が排他ウェイトになった時、その仮想タスクによ
るロック要求の要求元のホストコンピュータに対して当
該共有資源10のアンロックを要求するアテンションを
発生する。
【0052】また、アテンション管理部8はそのアテン
ションの発生後、アテンション要求の原因となった排他
ウェイトが解消された場合、先のアンロック要求をキャ
ンセルするアテンションを発生させる。
【0053】これは仮想タスクによって共有資源10が
ロックされている時、一時的に一部を開放するように要
求することを目的としており、本アテンションを受けた
ホストコンピュータはその領域の仮開放に問題が無けれ
ば、その旨を通知してくる。
【0054】また、他のホストコンピュータの共有資源
の使用が終了することで、上記のように先のアンロック
要求をキャンセルするアテンションを発生させること
で、さらなる仮想ロック要求を削減することができ、共
有資源10の有効利用が可能となる。
【0055】図8は図7の排他制御処理装置7のアテン
ション管理部8の動作を示すシーケンスチャートであ
る。この図においては仮想ロック機能を用いてロック制
御を行った時、1つの仮想タスクによるロック要求が共
有資源10を多大な時間を占有し続けることで、他のホ
ストコンピュータの処理を妨げるのを防ぐために、アテ
ンション管理部8から出力されるアンロック要求アテン
ションとアンロック不要アテンションとを示している。
【0056】あるホストコンピュータから実タスク41
〜44による共有資源10のロック要求を仮想タスクに
よってまとめてロックしている場合、他のホストコンピ
ュータから実タスク45によって同一の共有資源10に
対してロック要求が発生すると、この実タスク45によ
るロック要求はロックウェイトされるが、排他制御処理
装置7のアンロック要求アテンション機能によって、上
記の仮想タスクによるロック要求を行っているホストコ
ンピュータに対して、アンロックアテンション46によ
ってこのロックを解除するように要求する。
【0057】上記の仮想タスクによるロック要求を行っ
ているホストコンピュータはロックの解除が可能なら
ば、共有資源10のロックの解除47を行うことができ
る。共有資源10のロックが解除されると、実タスク4
5によるロック要求がロックウェイトからロック状態に
なる。
【0058】また、タスク45によるロック要求によっ
て出されたアンロック要求46が仮想タスクによるロッ
ク要求を行っているホストコンピュータに受付けられ、
ロックが解除される前に、タスク45によるロック要求
が取消された場合、アンロック不要アテンション48を
通知することで、仮想タスクによるロック要求を行って
いるホストコンピュータは仮想タスクによるロック要求
の解除を実施しなくても良くなる。
【0059】このように、タスク管理において、夫々の
ホストコンピュータ11〜1n内の実タスクによる共有
資源10のロック管理とは別に、同一のホストコンピュ
ータ11〜1n内の異なる複数の実タスク等が同一の共
有資源10の共有ロックを要求する時に実タスクにてこ
れを要求せずに、ホストコンピュータ11〜1nを代表
する仮想タスクによるロック要求によって行われる際
に、ホストコンピュータ11〜1nからのロック要求が
実タスクによるロック要求かまたは仮想タスクによるロ
ック要求かをタスク識別部3で少なくともタスク名称あ
るいはコマンドによって識別するとともに、実タスクに
よるロック要求と仮想タスクによるロック要求とを夫々
ロック管理テーブル6に入力順に蓄積して別々に管理
し、タスク識別部3で仮想タスクによるロック要求と識
別された時にそのロック要求を仮想タスク処理部5で管
理することによって、ホストコンピュータ11〜1nと
排他制御処理装置1,7との間のアクセス回数を削減で
き、共有資源10の高効率な利用が可能となる。
【0060】すなわち、同じホストコンピュータ11〜
1n内の異なる複数のタスク等が同一の共有資源10の
共有ロックを要求する場合でも、処理のオーバヘッドを
低下させることができ、排他制御機能の大幅な性能向上
を図ることができる。
【0061】尚、請求項の記載に関連して本発明はさら
に次の態様をとりうる。
【0062】(1)複数のホストコンピュータが共有資
源の使用権を相互に獲得して前記共有資源の利用を行う
並列処理システムの仮想ロックタスク方式の排他制御処
理装置であって、前記複数のホストコンピュータ内の実
処理単位による前記共有資源のロック管理とは別に設け
られかつ同一のホストコンピュータ内の異なる複数の実
処理が同一の共有資源の共有ロックを要求する際に前記
実処理にてこれを要求せずに当該ホストコンピュータを
代表する仮想タスクにて要求する場合にロック要求元が
前記実処理及び前記仮想タスクのいずれであるかを識別
するタスク識別手段と、前記実処理によるロック要求と
前記仮想タスクによるロック要求とを入力順に蓄積して
別々に管理するためのロック管理テーブルと、前記タス
ク識別手段で前記ロック要求元が前記仮想タスクである
と識別されたロック要求に対して前記共有資源のロック
管理を行う仮想タスク処理手段とを有することを特徴と
する排他制御処理装置。
【0063】(2) 前記ロック管理テーブルは、前記
仮想タスクが複数の異なる共有資源において同時に排他
待ちとなる時に、前記複数の異なる共有資源夫々に対す
る同じ仮想タスクからのロック要求をあたかも異なる実
処理によるロック要求として扱うように構成したことを
特徴とする(1)記載の排他制御処理装置。
【0064】(3) 前記仮想タスクによるロック要求
でロック中の共有資源に他のホストコンピュータからの
ロック要求が発生する際に、前記仮想タスクによるロッ
ク要求の要求元のホストコンピュータにアンロック要求
を通知しかつそのアンロック要求が不要となった時にア
ンロック不要を通知するアテンション管理手段を含むこ
とを特徴とする(1)または(2)記載の排他制御処理
装置。
【0065】(4)複数のホストコンピュータが共有資
源の使用権を相互に獲得して前記共有資源の利用を行う
並列処理システムの仮想ロックタスク方式の排他制御処
理方法であって、前記複数のホストコンピュータ内の実
処理単位による前記共有資源のロック管理とは別に設け
られかつ同一のホストコンピュータ内の異なる複数の実
処理が同一の共有資源の共有ロックを要求する際に前記
実処理にてこれを要求せずに当該ホストコンピュータを
代表する仮想タスクにて要求する場合にロック要求元が
前記実処理及び前記仮想タスクのいずれであるかを識別
するステップと、前記実処理によるロック要求と前記仮
想タスクによるロック要求とを入力順に蓄積して別々に
管理するステップと、前記ロック要求元が前記仮想タス
クであると識別されたロック要求に対して前記共有資源
のロック管理を行うステップとを有することを特徴とす
る排他制御処理方法。
【0066】(5) 前記ロック要求を入力順に蓄積し
て別々に管理するステップは、前記仮想タスクが複数の
異なる共有資源において同時に排他待ちとなる時に、前
記複数の異なる共有資源夫々に対する同じ仮想タスクか
らのロック要求をあたかも異なる実処理によるロック要
求として扱うようにしたことを特徴とする(4)記載の
排他制御処理方法。
【0067】(6) 前記仮想タスクによるロック要求
でロック中の共有資源に他のホストコンピュータからの
ロック要求が発生する際に、前記仮想タスクによるロッ
ク要求の要求元のホストコンピュータにアンロック要求
を通知しかつそのアンロック要求が不要となった時にア
ンロック不要を通知するステップを含むことを特徴とす
る(4)または(5)記載の排他制御処理方法。
【0068】(7)複数のホストコンピュータが共有資
源の使用権を相互に獲得して前記共有資源の利用を行う
並列処理システムの仮想ロックタスク方式の排他制御処
理プログラムを記憶した記憶媒体であって、前記排他制
御処理プログラムは前記複数のホストコンピュータ各々
からの前記共有資源の使用権の獲得要求の排他制御を行
う排他制御手段に、前記複数のホストコンピュータ内の
実処理単位による前記共有資源のロック管理とは別に設
けられかつ同一のホストコンピュータ内の異なる複数の
実処理が同一の共有資源の共有ロックを要求する際に前
記実処理にてこれを要求せずに当該ホストコンピュータ
を代表する仮想タスクにて要求する場合にロック要求元
が前記実処理及び前記仮想タスクのいずれであるかを識
別させ、前記実処理によるロック要求と前記仮想タスク
によるロック要求とを入力順に蓄積させて別々に管理さ
せ、前記ロック要求元が前記仮想タスクであると識別さ
れたロック要求に対して前記共有資源のロック管理を行
わせることを特徴とする排他制御処理プログラムを記憶
した記憶媒体。
【0069】(8) 前記排他制御処理プログラムは前
記排他制御手段に、前記ロック要求を入力順に蓄積させ
て別々に管理させる際に、前記仮想タスクが複数の異な
る共有資源において同時に排他待ちとなる時に、前記複
数の異なる共有資源夫々に対する同じ仮想タスクからの
ロック要求をあたかも異なる実処理によるロック要求と
して扱わせるようにしたことを特徴とする(7)記載の
排他制御処理プログラムを記憶した記憶媒体。
【0070】(9) 前記排他制御処理プログラムは前
記排他制御手段に、前記仮想タスクによるロック要求で
ロック中の共有資源に他のホストコンピュータからのロ
ック要求が発生する際に、前記仮想タスクによるロック
要求の要求元のホストコンピュータにアンロック要求を
通知させかつそのアンロック要求が不要となった時にア
ンロック不要を通知させることを特徴とする(7)また
は(8)記載の排他制御処理プログラムを記憶した記憶
媒体。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、複
数のホストコンピュータと、複数のホストコンピュータ
が共通に使用する共有資源とを含む並列処理システムの
排他制御処理装置において、複数のホストコンピュータ
各々からの共有資源の使用権の獲得要求が複数のホスト
コンピュータ各々の実タスクによる共有資源の使用権の
獲得要求と複数のホストコンピュータ各々の異なる複数
の実タスクによる同一の共有資源の使用権の獲得要求が
一つの獲得要求として送出される仮想タスクによる共有
資源の使用権の獲得要求とのうちのいずれかを識別し、
実タスクによる共有資源の使用権の獲得要求と仮想タス
クによる共有資源の使用権の獲得要求とを夫々入力順に
蓄積するとともに、実タスクによる共有資源の使用権の
獲得要求と識別された時に蓄積内容を基に実タスクによ
る共有資源の使用権の獲得要求を管理し、仮想タスクに
よる共有資源の使用権の獲得要求と識別された時に蓄積
内容を基に仮想タスクによる共有資源の使用権の獲得要
求を管理することによって、同じホストコンピュータ内
の異なる複数のタスク等が同一の共有資源の共有ロック
を要求する場合でも、処理のオーバヘッドを低下させる
ことができ、排他制御機能の大幅な性能向上を図ること
ができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による排他制御処理装置の構
成を示すブロック図である。
【図2】図1のロック管理テーブルの構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】本発明の一実施例による並列処理システムの構
成例を示すブロック図である。
【図4】図1の排他制御処理装置の処理動作を示すフロ
ーチャートである。
【図5】図1の排他制御処理装置の処理動作を示すフロ
ーチャートである。
【図6】図1の排他制御処理装置の処理動作を示すフロ
ーチャートである。
【図7】本発明の他の実施例による排他制御処理装置の
構成を示すブロック図である。
【図8】図7の排他制御処理装置のアテンション管理部
の動作を示すシーケンスチャートである。
【符号の説明】
1,7 排他制御処理装置 2 ホストインタフェース部 3 タスク識別部 4 実タスク処理部 5 仮想タスク処理部 6 ロック管理テーブル 8 アテンション管理部 10 共有資源 11〜1n ホストコンピュータ 61 タスクハッシュテーブル 62 仮想タスクハッシュテーブル 63 資源ハッシュテーブル

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のホストコンピュータと、前記複数
    のホストコンピュータが共通に使用する共有資源とを含
    む並列処理システムの排他制御処理装置であって、前記
    複数のホストコンピュータ各々からの前記共有資源の使
    用権の獲得要求が前記複数のホストコンピュータ各々の
    実タスクによる前記共有資源の使用権の獲得要求と前記
    複数のホストコンピュータ各々の異なる複数の実タスク
    による同一の共有資源の使用権の獲得要求が一つの獲得
    要求として送出される仮想タスクによる前記共有資源の
    使用権の獲得要求とのうちのいずれかを識別する識別手
    段と、前記実タスクによる前記共有資源の使用権の獲得
    要求と前記仮想タスクによる前記共有資源の使用権の獲
    得要求とを夫々入力順に蓄積するロック管理テーブル
    と、前記識別手段で前記実タスクによる前記共有資源の
    使用権の獲得要求と識別された時に前記ロック管理テー
    ブルの内容を基に前記実タスクによる前記共有資源の使
    用権の獲得要求を管理する実タスク処理手段と、前記識
    別手段で前記仮想タスクによる前記共有資源の使用権の
    獲得要求と識別された時に前記ロック管理テーブルの内
    容を基に前記仮想タスクによる前記共有資源の使用権の
    獲得要求を管理する仮想タスク処理手段とを有すること
    を特徴とする排他制御処理装置。
  2. 【請求項2】 前記ロック管理テーブルは、前記共有資
    源毎に前記実タスクによる前記共有資源の使用権の獲得
    要求と前記仮想タスクによる前記共有資源の使用権の獲
    得要求とを夫々入力順に蓄積する複数の待ち行列を含む
    ことを特徴とする請求項1記載の排他制御処理装置。
  3. 【請求項3】 前記識別手段は、前記獲得要求に付加さ
    れたタスク名称及びコマンドのうちの少なくとも一方に
    基づいて前記獲得要求の要求元が前記実タスクと前記仮
    想タスクとのうちのいずれであるかを識別するよう構成
    したことを特徴とする請求項1または請求項2記載の排
    他制御処理装置。
  4. 【請求項4】 前記仮想タスク処理手段は、前記仮想タ
    スクによる獲得要求が複数の異なる共有資源に対して同
    時に排他待ちとなる時に前記複数の異なる共有資源各々
    に対する獲得要求を前記ロック管理テーブルに蓄積する
    よう構成したことを特徴とする請求項1から請求項3の
    いずれか記載の排他制御処理装置。
  5. 【請求項5】 前記仮想タスクによる獲得要求で前記使
    用権が獲得された共有資源に対して他のコンピュータか
    らの獲得要求が発生する際に当該仮想タスクによる獲得
    要求を出力したホストコンピュータに当該共有資源の一
    時開放を要求するアンロック要求を通知しかつ当該アン
    ロック要求が不要となった時にアンロック不要を通知す
    るアテンション管理手段を含むことを特徴とする請求項
    1から請求項4のいずれか記載の排他制御処理装置。
  6. 【請求項6】 複数のホストコンピュータと、前記複数
    のホストコンピュータが共通に使用する共有資源とを含
    む並列処理システムの排他制御処理方法であって、前記
    複数のホストコンピュータ各々からの前記共有資源の使
    用権の獲得要求が前記複数のホストコンピュータ各々の
    実タスクによる前記共有資源の使用権の獲得要求と前記
    複数のホストコンピュータ各々の異なる複数の実タスク
    による同一の共有資源の使用権の獲得要求が一つの獲得
    要求として送出される仮想タスクによる前記共有資源の
    使用権の獲得要求とのうちのいずれかを識別するステッ
    プと、前記実タスクによる前記共有資源の使用権の獲得
    要求と前記仮想タスクによる前記共有資源の使用権の獲
    得要求とを夫々入力順に蓄積するステップと、前記実タ
    スクによる前記共有資源の使用権の獲得要求と識別され
    た時に前記獲得要求の蓄積内容を基に前記実タスクによ
    る前記共有資源の使用権の獲得要求を管理するステップ
    と、前記仮想タスクによる前記共有資源の使用権の獲得
    要求と識別された時に前記獲得要求の蓄積内容を基に前
    記仮想タスクによる前記共有資源の使用権の獲得要求を
    管理するステップとを有することを特徴とする排他制御
    処理方法。
  7. 【請求項7】 前記獲得要求を入力順に蓄積するステッ
    プは、前記共有資源毎に前記実タスクによる前記共有資
    源の使用権の獲得要求と前記仮想タスクによる前記共有
    資源の使用権の獲得要求とを夫々入力順に蓄積する複数
    の待ち行列を含むことを特徴とする請求項6記載の排他
    制御処理方法。
  8. 【請求項8】 前記獲得要求を識別するステップは、前
    記獲得要求に付加されたタスク名称及びコマンドのうち
    の少なくとも一方に基づいて前記獲得要求の要求元が前
    記実タスクと前記仮想タスクとのうちのいずれであるか
    を識別するようにしたことを特徴とする請求項6または
    請求項7記載の排他制御処理方法。
  9. 【請求項9】 前記仮想タスクによる前記共有資源の使
    用権の獲得要求を管理するステップは、前記仮想タスク
    による獲得要求が複数の異なる共有資源に対して同時に
    排他待ちとなる時に前記複数の異なる共有資源各々に対
    する獲得要求を夫々管理するようにしたことを特徴とす
    る請求項6から請求項8のいずれか記載の排他制御処理
    方法。
  10. 【請求項10】 前記仮想タスクによる獲得要求で前記
    使用権が獲得された共有資源に対して他のコンピュータ
    からの獲得要求が発生する際に当該仮想タスクによる獲
    得要求を出力したホストコンピュータに当該共有資源の
    一時開放を要求するアンロック要求を通知しかつ当該ア
    ンロック要求が不要となった時にアンロック不要を通知
    するステップを含むことを特徴とする請求項6から請求
    項9のいずれか記載の排他制御処理方法。
  11. 【請求項11】 複数のホストコンピュータと、前記複
    数のホストコンピュータが共通に使用する共有資源とを
    含む並列処理システムの排他制御処理プログラムを記憶
    した記憶媒体であって、前記排他制御処理プログラムは
    前記複数のホストコンピュータ各々からの前記共有資源
    の使用権の獲得要求の排他制御を行う排他制御手段に、
    前記複数のホストコンピュータ各々からの前記共有資源
    の使用権の獲得要求が前記複数のホストコンピュータ各
    々の実タスクによる前記共有資源の使用権の獲得要求と
    前記複数のホストコンピュータ各々の異なる複数の実タ
    スクによる同一の共有資源の使用権の獲得要求が一つの
    獲得要求として送出される仮想タスクによる前記共有資
    源の使用権の獲得要求とのうちのいずれかを識別させ、
    前記実タスクによる前記共有資源の使用権の獲得要求と
    前記仮想タスクによる前記共有資源の使用権の獲得要求
    とを夫々入力順に蓄積させ、前記実タスクによる前記共
    有資源の使用権の獲得要求と識別された時に前記獲得要
    求の蓄積内容を基に前記実タスクによる前記共有資源の
    使用権の獲得要求を管理させ、前記仮想タスクによる前
    記共有資源の使用権の獲得要求と識別された時に前記獲
    得要求の蓄積内容を基に前記仮想タスクによる前記共有
    資源の使用権の獲得要求を管理させることを特徴とする
    排他制御処理プログラムを記憶した記憶媒体。
  12. 【請求項12】 前記排他制御処理プログラムは前記排
    他制御手段に、前記獲得要求を入力順に蓄積させる際
    に、前記共有資源毎に前記実タスクによる前記共有資源
    の使用権の獲得要求と前記仮想タスクによる前記共有資
    源の使用権の獲得要求とを夫々入力順に蓄積する複数の
    待ち行列を用いさせることを特徴とする請求項11記載
    の排他制御処理プログラムを記憶した記憶媒体。
  13. 【請求項13】 前記排他制御処理プログラムは前記排
    他制御手段に、前記獲得要求を識別させる際に、前記獲
    得要求に付加されたタスク名称及びコマンドのうちの少
    なくとも一方に基づいて前記獲得要求の要求元が前記実
    タスクと前記仮想タスクとのうちのいずれであるかを識
    別させることを特徴とする請求項11または請求項12
    記載の排他制御処理プログラムを記憶した記憶媒体。
  14. 【請求項14】 前記排他制御処理プログラムは前記排
    他制御手段に、前記仮想タスクによる前記共有資源の使
    用権の獲得要求を管理させる際に、前記仮想タスクによ
    る獲得要求が複数の異なる共有資源に対して同時に排他
    待ちとなる時に前記複数の異なる共有資源各々に対する
    獲得要求を夫々管理させることを特徴とする請求項11
    から請求項13のいずれか記載の排他制御処理プログラ
    ムを記憶した記憶媒体。
  15. 【請求項15】 前記排他制御処理プログラムは前記排
    他制御手段に、前記仮想タスクによる獲得要求で前記使
    用権が獲得された共有資源に対して他のコンピュータか
    らの獲得要求が発生する際に当該仮想タスクによる獲得
    要求を出力したホストコンピュータに当該共有資源の一
    時開放を要求するアンロック要求を通知させかつ当該ア
    ンロック要求が不要となった時にアンロック不要を通知
    させることを特徴とする請求項11から請求項14のい
    ずれか記載の排他制御処理プログラムを記憶した記憶媒
    体。
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