JPH11157100A - インクジェットプリンタ、およびそれに装着可能なインクカートリッジ - Google Patents
インクジェットプリンタ、およびそれに装着可能なインクカートリッジInfo
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- JPH11157100A JPH11157100A JP32481697A JP32481697A JPH11157100A JP H11157100 A JPH11157100 A JP H11157100A JP 32481697 A JP32481697 A JP 32481697A JP 32481697 A JP32481697 A JP 32481697A JP H11157100 A JPH11157100 A JP H11157100A
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Abstract
着部に誤挿入されたときに、誤挿入である旨を音声や表
示による出力手段を介してユーザーに知らせることがで
きるインクカートリッジとインクジェットプリンタを提
案すること。 【解決手段】 インクカートリッジ1は、電気導通部4
4を有しており、インクジェットプリンタ70は、第一
の電気導通部材24、第二の電気導通部材25を有した
インクカートリッジ装着部2と、出力手段27とを有し
ており、インクカートリッジ1の電気導通部44がイン
クカートリッジ装着部2の第一の電気導通部材24、第
二の電気導通部材25の両方と接触したときには閉じた
電気回路が形成され、出力手段27を介して、インクカ
ートリッジ1が誤挿入である旨をユーザーに知らせるこ
とができる。
Description
滴を吐出して記録紙に記録を行うインクジェットプリン
タと、インク供給源として用いられるインクカートリッ
ジに関し、特に、インクカートリッジをインクジェット
プリンタへ誤挿入したことをユーザーへ知らせるための
技術に関する。
ンクを供給する手段としてインクカートリッジが使用さ
れており、該インクカートリッジはインクジェットプリ
ンタに設けられたインクカートリッジ装着部の所定の位
置に挿入されるように構成されている。
インクカートリッジの挿入に際し、インクカートリッジ
の挿入方向を間違えること、いわゆる誤挿入を防止する
ための手段として、例えば、インクカートリッジとイン
クカートリッジ装着部の形状で挿入方向を指定してお
り、インクカートリッジの後端に取っ手やつまみを設け
たり、インクカートリッジに突起部を備えることによっ
てインクカートリッジを正しい向きにしたとき以外は挿
入できない形状にする技術や、挿入方向を示す矢印を紙
などに印刷して、それをインクカートリッジに貼り、誤
挿入がないようにするという技術が実用化されている。
インクカートリッジのように、インクカートリッジの形
状で挿入方向を指定したり、矢印を印刷するだけではい
ずれも挿入方向を見落としてしまうことがあり、インク
カートリッジを誤挿入することがある。また、このよう
に人間の目だけから得る情報だけでインクカートリッジ
を扱うことは、弱視者がインクジェットプリンタを使用
する場合には、極めて使い勝手が悪いものである。
場合に、インクカートリッジが誤挿入されたことをユー
ザーに知らせる手段は、小さなLED(発光ダイオー
ド)などが点灯する程度のものであり、これもまたユー
ザーには分かりにくい使い勝手が悪いものであり、特に
弱視者が使用する場合には、更に使い勝手が悪いもので
ある。
ートリッジ装着部に確実に挿入されないとインク供給路
にインクが達せず、インクジェットヘッドを駆動しても
インクが吐出しない、すなわち印刷できないという重大
な問題が発生する。
ジを確実に装着できるインクジェットプリンタ、及びそ
れに装着可能なインクカートリッジを提案することによ
り、上記の課題を解決することにある。
めに、本発明の電気導通部を有するインクカートリッジ
を装着可能なインクカートリッジ装着部を有するインク
ジェットプリンタは、当該インクカートリッジ装着部に
一対の電気導通部材を有しており、インクカートリッジ
の前記電気導通部と、当該電気導通部材が接触した場合
には閉じた電気回路が形成され、該電気回路が閉じたこ
とを出力する出力手段を少なくとも一つ有しており、更
に、前記インクジェットプリンタの前記インクカートリ
ッジ装着部に前記インクカートリッジが正規の方向、状
態、位置に挿入された場合には、前記閉じた電気回路が
形成されない構成を採用している。
することによって、前記インクカートリッジの前記電気
導通部が前記インクカートリッジ装着部の前記電気導通
部材に接触すると閉じた電気回路が形成され、また、イ
ンクカートリッジが正規の方向、状態、位置に挿入され
た(以下、インクカートリッジがインクカートリッジ装
着部に正規の方向、状態、位置に挿入することを正挿入
と称す)場合には閉じた電気回路が形成されず、ユーザ
ーがインクジェットプリンタを使用することが可能にな
る。このことを言い換えると、インクカートリッジが誤
挿入された場合には閉じた電気回路が形成されるため、
ユーザーは前記出力手段を介してインクカートリッジの
誤挿入を知らされ、誤挿入の状態で前記インクジェット
プリンタを使用することがない。
可能な前記電気導通部を有する本発明のインクカートリ
ッジは、該インクカートリッジが前記インクカートリッ
ジ装着部に正挿入された場合には、前記インクジェット
プリンタの前記インクカートリッジ装着部に設けられた
前記電気導通部材に接触しない位置に、前記インクカー
トリッジの前記電気導通部を有する構成を採用してい
る。
ことによって、インクカートリッジをインクカートリッ
ジ装着部に正挿入した場合に、インクカートリッジの電
気導通部が、インクカートリッジ装着部の電気導通部材
に接触することはなく、閉じた電気回路は形成されな
い。前述したように、インクカートリッジが誤挿入され
た場合には、閉じた電気回路が形成され、ユーザーはイ
ンクカートリッジが誤挿入である旨を知らされるため、
誤挿入の状態でインクジェットプリンタを使用すること
はない。しかし、本発明のインクカートリッジが正挿入
された場合に、インクカートリッジの電気導通部は、イ
ンクカートリッジ装着部の電気導通部材に接触せず、閉
じた電気回路が形成されないため、出力手段を介して何
も出力せず、ユーザーはインクジェットプリンタを使用
することになる。
インクカートリッジ装着部に設けられた一対の前記電気
導通部材の位置が、非対称の位置に配置されている構成
を採用している。
プリンタに設けられたインクカートリッジ装着部にイン
クカートリッジを正挿入すると、インクカートリッジの
電気導通部と、インクカートリッジ装着部の電気導通部
材は接触しないように構成されている。この場合におい
て、インクカートリッジ装着部に設けられた一対の前記
電気導通部材を対称の位置に配置すると、インクカート
リッジの挿入方向によっては、インクカートリッジの挿
入方向が間違っているにも関わらず、インクカートリッ
ジの電気導通部とインクカートリッジ装着部の電気導通
部材が接触せず、インクジェットプリンタは、インクカ
ートリッジを正挿入されたと認識してしまうことが考え
られる。すなわち、正しい方向に挿入しようとしている
インクカートリッジを180°回転させて挿入すると、
インクカートリッジが正挿入されたと認識してしまう場
合が考えられる。そこで、このようなことを回避するた
めに、インクカートリッジ装着部に設けられた一対の電
気導通部材の位置関係は非対称の位置に配置する必要が
ある。
挿入を知らされる前記出力手段としては、音声発生手
段、もしくは表示手段を採用することが好ましい。
えば弱視者がインクジェットプリンタを使用する場合に
おいてインクカートリッジの誤挿入を知ることが可能と
なる。
例えば難聴者がインクジェットプリンタを使用する場合
においてもインクカートリッジの誤挿入を知ることが可
能となる。
場合には、音声発生手段と表示手段の両方を採用するこ
とによって、どちらのユーザーが使用してもインクカー
トリッジの誤挿入を知ることが可能となる。
を適用したインクジェットプリンタ及びそれに装着可能
なインクカートリッジを説明する。
である。図3はインクジェットプリンタにおけるインク
カートリッジ装着部を示す図であり、図4〜図6はイン
クカートリッジをインクカートリッジ装着部に挿入する
ところを示す図である。また、図7はインクカートリッ
ジをインクカートリッジ装着部に挿入したときにできる
電気回路を示す図であり、図8はインクカートリッジを
インク供給源としているインクジェットプリンタのイン
ク供給・排出系を示す概略図である。更に、図9はイン
クカートリッジをインクカートリッジ装着部へ挿入する
動作から、インクジェットプリンタが印字するまでのフ
ローチャートである。
1の全体構成を説明する。図1はインクカートリッジ1
全体の概略斜視図であり、図2はインクカートリッジ1
の分解斜視図である。
ッジ1は、インクを貯蔵したインク袋10と、廃インク
を吸収する廃インク吸収部材20と、これらインク袋1
0及び廃インク吸収部材20を収納しているカートリッ
ジケース30とを有している。カートリッジケース30
は、相互に組み合わされてインク袋10及び廃インク吸
収部材20の収納部分を区画形成しているケース本体4
0(第1のケース片)と蓋50(第2のケース片)を備
えている。
41と、当該ケース底板部分41の周縁から直角に起立
しているケース外枠部分42、後述するインク袋10の
インク取り出し口12を保持するガイド板42b、42
cとを備えている。このケース底板部分41とケース外
枠部分42によって区画形成される長方形の凹部43に
はインク袋10が収納されている。また、ケース本体4
0には図1において斜線で示す帯状の電気導通部44と
を有している。電気導通部44は、例えば導電性テープ
からなることができ、導電性テープの裏に付着している
接着剤などの固定手段(図示せず)によって固定されて
いる。電気導通部は導電性テープに限定されるものでは
なく、導電性樹脂、金属板でもよい。また、図1に示す
一例においては、ケース本体40の高さの約1/3程度
の幅の2本の導電性テープをケース本体40の中程に固
定しているが、導電性テープの形状や固定位置はこれに
限定されるものではなく、インクカートリッジ1が、後
述するインクジェットプリンタにおけるインクカートリ
ッジ装着部2に正挿入された場合に、インクカートリッ
ジ1の電気導通部44が、インクカートリッジ装着部2
の後述する第一の電気導通部材24と第二の電気導通部
材25に接触しない形状や固定位置であれば構わない。
大きさの長方形のケース蓋部分51と、当該ケース蓋部
分51の周縁よりも内側の位置において直角に起立して
いるケース内枠部分52とを備えている。当該ケース内
枠部分52は、ケース外枠部分42の内側に差し込み可
能な大きさに設定されており、またその幅もケース外枠
部分42よりも大幅に狭いものとされている。
枠部分52によって区画形成される長方形の凹部53に
は、当該凹部53に丁度嵌まり込む大きさ及び厚さの廃
インク吸収部材20が収納され、当該凹部53の開口は
長方形のプラスチックフィルム60で塞がれている。
袋10は、インク袋10内のインクを外側に導出するイ
ンク取り出し口12をケース本体40に備えられている
ガイド板42b、42cによって保持される。
プ等の固定手段(図示せず)によって固定されており、
当該検出板18に形成した検出用突起19が、インク残
量が減少するのに伴って、ケース本体40の底板部分4
1に空けた開口41aから外部への突出量が増加し、イ
ンクエンド検出機構(図示せず)によって当該検出用突
起19が検出され、インクが無くなったことが判別され
る。
られている一対の第一の掛止爪54と、一対の第二の掛
止爪55が、ケース本体40に備えられている掛止孔4
5と、掛止溝46にそれぞれスナップフィットし結合す
る。
42における前端壁48には、上記の掛止孔45の他
に、後述するインク供給針4を差し込むためのインク取
り出し孔42aと、廃液針5を差し込むための差し込み
孔48aが形成されている。また、蓋50の内枠部分5
2の前端壁57における差し込み孔48aに対応する位
置には廃液針5を挿入可能な取入口ゴム58が設けられ
ている。
概略構成を説明し、次にインクジェットプリンタに設け
られているインクカートリッジ装着部、該インクカート
リッジ装着部へのインクカートリッジの挿入について図
を用いて説明する。
部2が設けられているインクジェットプリンタ70全体
のインク供給・排出系を示す概略図を説明する。
成は一般的に使用されているインクジェットプリンタと
同様であるので、その説明は省略する。インクジェット
プリンタ70にはインクカートリッジ1が挿入されるイ
ンクカートリッジ装着部2、インクカートリッジ装着部
2をインクジェットプリンタに固定する固定部材3が配
置されている。この固定部材3にはインク供給針4およ
び廃液針5が例えば水平に取り付けられている。インク
カートリッジ1をインクジェットプリンタ70に固定す
る為には、まずインクカートリッジ1をインクカートリ
ッジ装着部2に挿入し、これを固定部材3に取り付けら
れているインク供給針4、廃液針5に対して水平にスラ
イドさせて、これらの針4、5を当該インクカートリッ
ジ1の所定の場所に差し込むと、当該インクカートリッ
ジ1とインクジェットプリンタ70の側との間にインク
流路が形成される。
4を介してインクカートリッジ1内のインク袋10に貯
留されているインクがインク供給チューブ6に取り出さ
れる。インク供給チューブ6には、インク中のゴミや異
物を捕集するフィルタ7が介在している。
インクジェットプリンタ70のインクジェットヘッド8
に導かれる。インクジェットヘッド8はキャリッジ(図
示せず)に保持され、プラテン9の表面に沿って長手方
向に往復運動する。プラテン9の表面に沿ってインクジ
ェットヘッド8の移動方向とは直交する方向に記録紙
(図示せず)が搬送され、当該記録紙に対してインクジ
ェットヘッド8により印字が行われる。
質を維持するために、インクジェットヘッド8のインク
ノズルのクリーニングやインクの吸引が行われる。この
ために、ヘッドキャップ71はインクジェットヘッド8
の印刷用の移動範囲を外れた位置に配置されており、定
期的にインクジェットヘッド8が当該ヘッドキャップ7
1の位置まで移動する。ヘッドキャップ71にはインク
ジェットヘッド8から回収あるいは吸引した廃インクを
当該ヘッドキャップ71から回収するための廃液チュー
ブ72が接続されている。当該廃液チューブ72には、
廃インク回収用の駆動源として廃液ポンプ73が介挿さ
れている。
2を介して回収された廃インクは、廃液針5を介してイ
ンクカートリッジ1に収納されている廃インク吸収部材
20によって吸収され、ここに回収される。
インクジェットプリンタ70には、図3に斜視図で示す
前述のインクカートリッジ装着部2が備えられている。
図4〜図6は、いずれもインクカートリッジ1をインク
カートリッジ装着部2に挿入するところを示す斜視図で
あり、図7はインクカートリッジ1をインクカートリッ
ジ装着部2に挿入したときにできる電気回路を示す図で
あり、図9はインクカートリッジをインクカートリッジ
装着部へ挿入する動作から、インクジェットプリンタが
印字するまでのフローチャートである。これらの図を用
いて、まずインクカートリッジ装着部2と、インクカー
トリッジ装着部2へのインクカートリッジ1の挿入につ
いて説明する。
ートリッジを収納するための5つの面21a、21b,
21c,21d,21eと、インクカートリッジ1の挿
入箇所である開口部22と、インクカートリッジのイン
ク取り出し孔42aに対応する位置にありインク供給針
4を通すための装着部インク取り出し孔28と,インク
カートリッジの差し込み孔48aに対応する位置にあり
廃液針5を通すための装着部差し込み孔29と、第一の
電気導通部材24と、第二の電気導通部材25とから構
成されている。また、第一の電気導通部材24と第二の
電気導通部材25は、インクジェットプリンタ70に備
えられている電源26、出力手段27と配線されてい
る。
構造を説明する。インクカートリッジ装着部2を構成す
る5つの面21a、21b,21c,21d,21e
は、例えばプラスチック成型品とすることができる。
部材25は例えば導電性テープからなることができ、導
電性テープの裏に付着している接着剤等の固定手段(図
示せず)によって固定されている。電気導通部材は導電
性テープに限定されるものではなく、導電性樹脂、金属
板などでもよい。
手段であり、インクカートリッジ1がインクカートリッ
ジ装着部2に誤挿入され、インクカートリッジ1の電気
導通部44が、インクカートリッジ装着部2の第一の電
気導通部材24と第二の電気導通部材25の両方に接触
したときに、インクカートリッジが誤挿入であることを
ユーザーに知らせるものである。音声発生手段は例えば
スピーカーであり、スピーカーの位置はユーザーが聞き
取りやすいようにインクジェットプリンタ70の前面に
設けることが好ましい。また、表示手段は、例えば発光
ダイオードや液晶表示体からなることができるが、例え
ばユーザーがインクカートリッジ1を誤挿入した際に発
光ダイオードを赤く点灯させただけでは分かりにくいの
で、液晶表示体に文字でインクカートリッジが誤挿入で
ある旨を知らせることが好ましい。表示手段の位置はユ
ーザーの視認性から、やはりインクジェットプリンタ7
0の前面であることが好ましい。
気導通部材24と第二の電気導通部材25は、インクカ
ートリッジ装着部2を構成する面21bの内面側に前述
した固定手段によって固定されている。
部材25のインクカートリッジ装着部2の内面側への固
定位置は、本例に限定されるものではなく、インクカー
トリッジ1がインクカートリッジ装着部2に正挿入され
たときに、インクカートリッジ1の電気導通部44とイ
ンクカートリッジ装着部2の第一の電気導通部材24、
第二の電気導通部材25によって閉じた電気回路が形成
されない位置であれば構わない。第一の電気導通部材2
4と、第二の電気導通部材25の固定位置については、
図4〜図6を用いて更に後述する。
(b)、図9を用いて、インクカートリッジ装着部2の
第一の電気導通部材24と第二の電気導通部材25の固
定位置についてと、インクカートリッジ1のインクカー
トリッジ装着部2への挿入について具体的に説明する。
ンクカートリッジ1を正挿入するところを示す図であ
り、図5及び図6は、インクカートリッジ装着部2にイ
ンクカートリッジ1を誤挿入するところを示す図であ
る。図7(a)はインクカートリッジ装着部2にインク
カートリッジ1を正挿入したときにできる電気回路の回
路図であり、図7(b)はインクカートリッジ装着部2
にインクカートリッジ1を誤挿入したときにできる電気
回路の回路図であり、図9はインクカートリッジ1をイ
ンクカートリッジ装着部2へ挿入する動作から、インク
ジェットプリンタ70が印字するまでのフローチャート
である。
インクカートリッジ装着部2に正挿入されると、インク
カートリッジ1に設けられた電気導通部44は、前述し
たように、インクカートリッジ装着部2の第一の電気導
通部材24と第二の電気導通部材25に接触しない形状
であり、また、これらに接触しない位置に固定されてい
るため、インクカートリッジ装着部2に設けられた第一
の電気導通部材24、第二の電気導通部材25のどちら
にも接触せず、閉じた電気回路は形成されない。この状
態を示したものが図7(a)の回路図である。このよう
に電気回路が閉じない場合には、出力手段27からは何
も出力されず、ユーザーはインクカートリッジ装着部2
をインクジェットプリンタ70に備えられた固定部材3
に固定する。この後インクジェットプリンタ70に備え
られたヘッドキャップ71と廃液ポンプ73からインク
は吸引され、これが終わるとユーザーは印字を開始する
ことができる。
電気導通部44は、前述したように2本の導電性テープ
を用いることによって、インクカートリッジ装着部2に
おける第一の電気導通部24、第二の電気導通部25の
どちらとも接触しないように構成されているが、これに
限定される必要はなく、インクカートリッジ1を正挿入
したときに閉じた電気回路が形成されなければ、第一の
電気導通部24と第二の電気導通部25のどちらかだけ
が、インクカートリッジ1の電気導通部44と接触する
ような構成であっても構わない。
リッジ1がインクカートリッジ装着部2に誤挿入される
と、インクカートリッジ1に設けられた電気導通部44
は、インクカートリッジ装着部2に設けられた第一の電
気導通部材24、第二の電気導通部材25の両方と接触
し、閉じた電気回路が形成される。この状態を示したも
のが図7(b)の回路図である。このような状態になる
と、出力手段27である音声発生手段ないしは表示手段
を介して、インクカートリッジ1が誤挿入である旨をユ
ーザーに知らせる。また、インクカートリッジ1が正し
く挿入されていない間はインクジェットプリンタ70は
動作しない。このような場合には、ユーザーは正しくイ
ンクカートリッジ1をインクカートリッジ装着部2へ挿
入し直さなければ、インクジェットプリンタ70を使用
することはできない。
クカートリッジ装着部2に誤挿入される例であり、図4
に示したように正挿入したインクカートリッジ1の向き
を、インク取り出し孔42aが逆側を向き、表裏が逆に
なるように180°回転させたインクカートリッジ1を
インクカートリッジ装着部2に挿入するところを示す図
である。本発明において、インクカートリッジ装着部2
の第一の電気導通部材24と第二の電気導通部材25は
非対称の位置になるように配置されている。このように
配置することによって、図4のように正しく挿入するイ
ンクカートリッジ1の向きを、図6のように誤った方向
に変えて挿入した場合においても、インクカートリッジ
1の電気導通部44は、インクカートリッジ装着部2の
第一の電気導通部材24と第二の電気導通部材25に接
触するため、インクカートリッジ1が誤挿入されている
と認識される。従って、その時にはユーザーはインクカ
ートリッジ1を正しく挿入し直せばよく、正挿入されれ
ば、インク供給路にインクが達し、インクジェットヘッ
ドを駆動すればインクが吐出し、すなわち印刷すること
ができる。よって印刷できないという重大な問題が発生
することはない。
ローチャートで説明する。
ッジ1をインクカートリッジ装着部2に挿入する。
は、インクカートリッジ1の電気導通部44が、インク
カートリッジ装着部2の第一の電気導通部材24と第二
の電気導通部材25と接触した場合にはS3、接触しな
かった場合にはS4へすすむ。
1の電気導通部44が、インクカートリッジ装着部2の
第一の電気導通部材24と第二の電気導通部材25と接
触したため、インクジェットプリンタ70は出力手段2
7を介してインクカートリッジ1が誤挿入である旨をユ
ーザーに知らせ、ユーザーはS1の動作を再度行う。
触しなかったため、ユーザーはインクカートリッジ装着
部2を固定部材3に装着する。
られたヘッドキャップ71と廃液ポンプ73からインク
が吸引される。
のようにして出力手段27を介してユーザーにインクカ
ートリッジ1の誤挿入を知らせるが、出力手段27とし
て、音声発生手段と表示手段の両方を設けることが、ユ
ーザーに確実に誤挿入を知らせる上で好ましいが、どち
らか片方の出力手段27だけを設けても構わない。
ンタを使用する場合には音声発生手段、難聴者がインク
ジェットプリンタを使用する場合には表示手段、弱視者
と難聴者がインクジェットプリンタを共用する場合には
音声発生手段と表示手段の両方を設けるといった方法が
可能である。
力手段として音声発生手段ないしは表示手段を備えてい
る。しかし、出力手段の設置箇所はプリンタに限定され
ることなく、ユーザーのアプリケーションに応じて、適
宜変更可能である。
ンピュータと接続して使用する場合には、音声発生手段
としてはパーソナルコンピュータに備えられているスピ
ーカーからの出力、また、表示手段としてはディスプレ
イからの出力が挙げられる。
ンクカートリッジ装着部への挿入に際し、音声発生手段
もしくは表示手段によってインクカートリッジの誤挿入
を知らせることができるユーザーにやさしいインクジェ
ットプリンタを提供できる。
誤挿入であることを知ることができるため、インクカー
トリッジが誤挿入である場合には、インクカートリッジ
を再度挿入し直せばよい。従って、インクカートリッジ
はインクカートリッジ装着部に確実に挿入されるため、
インク供給路にインクが達せず、インクジェットヘッド
を駆動してもインクが吐出しない、すなわち印刷できな
いという重大な問題が発生することはない。
クジェットプリンタの構成)ここまで本発明のインクカ
ートリッジは、一例として、インク袋、廃インク吸収部
材、これらインク袋および廃インク吸収部材を収納して
いるカートリッジケースからなるタイプのもので説明し
ており、また該インクカートリッジを用いたインクジェ
ットプリンタは、本発明のインクカートリッジからチュ
ーブを介してインクジェットヘッドにインクを供給す
る、いわゆるオフキャリッジタイプのもので説明してい
る。しかし、本発明のインクカートリッジおよびインク
ジェットプリンタはオフキャリッジタイプに限定される
ものではなく、インクカートリッジおよびインクジェッ
トプリンタのインクカートリッジ装着部にそれぞれ電気
導通部材を設け、それらを接触させることによってユー
ザーにインクカートリッジの誤挿入を知らせることがで
きればよい。例えば、インクカートリッジ内にはインク
袋のみとし、廃インク吸収部材はインクジェットプリン
タ本体に備えるタイプのインクジェットプリンタや、イ
ンクカートリッジをインクジェットプリンタのキャリッ
ジに直接取り付けるオンキャリッジタイプなど、インク
カートリッジを用いたインクジェットプリンタであれ
ば、どのようなものにも適用することができる。
ジタイプのインクジェットプリンタの一例は、まず、イ
ンクカートリッジをインクカートリッジ装着部に挿入
し、次に、インクカートリッジ装着部を固定部材に固定
するタイプのものであるが、これもまた、これに限定さ
れるものではなく、インクカートリッジをインクジェッ
トプリンタに直接装着固定するタイプのものにも、適用
することができる。
るインクカートリッジを装着可能なインクカートリッジ
装着部を有する本発明のインクジェットプリンタは、前
記インクカートリッジ装着部に一対の電気導通部材を有
し、該電気導通部材が、前記インクカートリッジの前記
電気導通部と接触した場合には閉じた電気回路が形成さ
れ、該電気回路が閉じたことを出力する出力手段を少な
くとも一つ有し、また、前記インクカートリッジが、前
記インクカートリッジ装着部に正挿入された場合には、
前記閉じた電気回路が形成されない構成である。
インクカートリッジがインクカートリッジ装着部に正挿
入される場合には、インクカートリッジの電気導通部
が、インクカートリッジ装着部の電気導通部材に接触し
ない位置に配置されている。
クジェットプリンタのインクカートリッジ装着部に正挿
入されたときには、インクカートリッジの電気導通部
が、インクカートリッジ装着部の第一の電気導通部材と
第二の電気導通部材に接触せず、閉じた電気回路が形成
されないため、出力手段を介して何も出力されず、ユー
ザーはインクジェットプリンタを使用できる。言い換え
ると、インクカートリッジをインクカートリッジ装着部
に誤挿入すると、インクカートリッジの電気導通部が、
インクカートリッジ装着部の第一の電気導通部材と第二
の電気導通部材に接触し、閉じた電気回路が形成され、
出力手段を介して、インクカートリッジが誤挿入である
旨をユーザーに知らせることができる。
インクカートリッジ装着部に備えられている一対の電気
導通部材の位置関係は、非対称の位置に配置されてい
る。
クカートリッジ装着部に挿入する際に、インクカートリ
ッジをどの方向に挿入しても、インクカートリッジが正
挿入される時以外は、インクカートリッジの電気導通部
が、インクカートリッジ装着部の電気導通部材に接触
し、閉じた電気回路が形成される。
おいては、音声発生手段、ないしは表示手段からなる出
力手段を設けているため、インクカートリッジがインク
カートリッジ装着部に誤って挿入されたときに、インク
カートリッジの電気導通部とインクカートリッジ装着部
の電気導通部材が接触して閉じた電気回路が形成される
と、音声発生手段、ないしは表示手段を介して、インク
カートリッジが誤挿入である旨をユーザーに知らせるこ
とができ、ユーザーは正しく挿入し直した後に印刷する
ことができる。従って、インク供給路にインクが達せ
ず、インクジェットヘッドを駆動してもインクが吐出し
ない、すなわち印刷できないという重大な問題は発生す
ることはないインクジェットプリンタをユーザーに提供
できる。
ンクカートリッジの誤挿入を知らせることができるた
め、弱視者や難聴者がインクジェットプリンタを使用す
る場合においても、インクカートリッジの誤挿入を知る
ことができる。更に弱視者と難聴者がインクジェットプ
リンタを共用する場合には、両方の出力手段を設けるこ
とによって両者が使用することができる。
クジェットプリンタを提供できる。
である。
視図である。
の固定部材に装着するために設けられたインクカートリ
ッジ装着部を示す斜視図である。
部に正規の方向、状態、位置に挿入するところを示す斜
視図である。
部に誤った方向に挿入するところを示す斜視図である。
部に誤った方向に挿入するところを示す斜視図である。
ッジ装着部に正規の方向、状態、位置に挿入したときの
回路図であり、(b)はインクカートリッジをインクカ
ートリッジ装着部に誤った方向に挿入したときの回路図
である。
部に挿入し、それを固定部材に固定することによって形
成されるインク供給・排出系を示す説明図である。
を示すフローチャートである。
Claims (5)
- 【請求項1】 電気導通部を有するインクカートリッジ
を装着可能なインクカートリッジ装着部を有するインク
ジェットプリンタにおいて、該インクジェットプリンタ
の前記インクカートリッジ装着部は一対の電気導通部材
を有し、前記インクカートリッジの前記電気導通部と、
前記インクジェットプリンタの前記電気導通部材が接触
した場合には閉じた電気回路が形成され、該電気回路が
閉じたことを出力する出力手段を少なくとも一つ有し、
前記インクジェットプリンタの前記インクカートリッジ
装着部に前記インクカートリッジが正規の方向、状態、
位置に挿入された場合には、前記閉じた電気回路が形成
されないことを特徴とするインクジェットプリンタ。 - 【請求項2】 請求項1記載のインクジェットプリンタ
に装着可能な前記電気導通部を有する前記インクカート
リッジにおいて、該インクカートリッジが前記インクジ
ェットプリンタの前記インクカートリッジ装着部に正規
の方向、状態、位置に挿入された場合には、前記インク
ジェットプリンタの前記インクカートリッジ装着部に設
けられた前記電気導通部材に接触しない位置に、前記イ
ンクカートリッジの前記電気導通部を有していることを
特徴とするインクカートリッジ。 - 【請求項3】 請求項1記載のインクジェットプリンタ
において、該インクジェットプリンタの前記インクカー
トリッジ装着部に設けられた一対の前記電気導通部材の
位置関係が、非対称の位置に配置されていることを特徴
とするインクジェットプリンタ。 - 【請求項4】 請求項1記載のインクジェットプリンタ
において、前記出力手段が音声発生手段であることを特
徴とするインクジェットプリンタ。 - 【請求項5】 請求項1記載のインクジェットプリンタ
において、前記出力手段が表示手段であることを特徴と
するインクジェットプリンタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32481697A JPH11157100A (ja) | 1997-11-26 | 1997-11-26 | インクジェットプリンタ、およびそれに装着可能なインクカートリッジ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32481697A JPH11157100A (ja) | 1997-11-26 | 1997-11-26 | インクジェットプリンタ、およびそれに装着可能なインクカートリッジ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11157100A true JPH11157100A (ja) | 1999-06-15 |
Family
ID=18170000
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32481697A Withdrawn JPH11157100A (ja) | 1997-11-26 | 1997-11-26 | インクジェットプリンタ、およびそれに装着可能なインクカートリッジ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11157100A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007176079A (ja) * | 2005-12-28 | 2007-07-12 | Fujifilm Corp | 液体吐出ヘッド及びその製造方法並びに画像形成装置 |
| US7613405B2 (en) | 2005-07-26 | 2009-11-03 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus comprising a plurality of image carriers |
-
1997
- 1997-11-26 JP JP32481697A patent/JPH11157100A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7613405B2 (en) | 2005-07-26 | 2009-11-03 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus comprising a plurality of image carriers |
| JP2007176079A (ja) * | 2005-12-28 | 2007-07-12 | Fujifilm Corp | 液体吐出ヘッド及びその製造方法並びに画像形成装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20040825 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20060726 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060808 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20061006 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20070116 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070313 |
|
| A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Effective date: 20070320 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 |
|
| RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20070410 |
|
| A912 | Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Effective date: 20070427 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912 |
|
| A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20090406 |