JPH11158478A - 冷凍機油組成物及び該組成物を用いた冷凍装置 - Google Patents
冷凍機油組成物及び該組成物を用いた冷凍装置Info
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- JPH11158478A JPH11158478A JP10248046A JP24804698A JPH11158478A JP H11158478 A JPH11158478 A JP H11158478A JP 10248046 A JP10248046 A JP 10248046A JP 24804698 A JP24804698 A JP 24804698A JP H11158478 A JPH11158478 A JP H11158478A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】冷凍装置の摺動部の摩擦係数を低減させ、耐摩
耗性を大幅に向上させる冷凍機油組成物とそれを用いた
冷凍装置及び圧縮機を提供することにある。 【解決手段】本発明は、フッ化炭化水素系冷媒あるいは
炭化水素系冷媒と、冷凍機油とで構成される冷凍装置用
作動媒体に、環状カーボネートおよび鎖状カーボネート
で選ばれる化合物単独あるいは複合で0.01〜5.0重
量%添加することにより、冷凍サイクルを閉塞させず、
圧縮機摺動部の摩擦係数を低減させ、摩耗を抑制する冷
凍機油組成物とそれを用いた冷凍装置及び圧縮機にあ
り、高い信頼性が得られるものである。
耗性を大幅に向上させる冷凍機油組成物とそれを用いた
冷凍装置及び圧縮機を提供することにある。 【解決手段】本発明は、フッ化炭化水素系冷媒あるいは
炭化水素系冷媒と、冷凍機油とで構成される冷凍装置用
作動媒体に、環状カーボネートおよび鎖状カーボネート
で選ばれる化合物単独あるいは複合で0.01〜5.0重
量%添加することにより、冷凍サイクルを閉塞させず、
圧縮機摺動部の摩擦係数を低減させ、摩耗を抑制する冷
凍機油組成物とそれを用いた冷凍装置及び圧縮機にあ
り、高い信頼性が得られるものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷凍機用および空
気調和機用冷凍機油と冷媒圧縮式冷凍装置作動媒体及び
冷凍装置と圧縮機に係り、特に冷蔵庫,ルームエアコ
ン,パッケージエアコンに関する。
気調和機用冷凍機油と冷媒圧縮式冷凍装置作動媒体及び
冷凍装置と圧縮機に係り、特に冷蔵庫,ルームエアコ
ン,パッケージエアコンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、冷蔵庫およびカーエアコン等に使
用されていたCFC12(ジクロロジフルオロメタン)
は、フロン規制により全廃された。また、エアコン等に
現在使用されているHCFC22(モノクロロジフルオ
ロメタン)においても環境保護の観点から全廃されるこ
ととなった。これらの代替冷媒として考えられるもの
は、分子中に塩素を含まず、CFC12およびHCFC
22と近い沸点を持つHFC(ハイドロフルオロカーボ
ン)[フッ化炭化水素]系冷媒およびそれらを2種類以
上混合した混合冷媒が挙げられている。
用されていたCFC12(ジクロロジフルオロメタン)
は、フロン規制により全廃された。また、エアコン等に
現在使用されているHCFC22(モノクロロジフルオ
ロメタン)においても環境保護の観点から全廃されるこ
ととなった。これらの代替冷媒として考えられるもの
は、分子中に塩素を含まず、CFC12およびHCFC
22と近い沸点を持つHFC(ハイドロフルオロカーボ
ン)[フッ化炭化水素]系冷媒およびそれらを2種類以
上混合した混合冷媒が挙げられている。
【0003】冷凍機油は、冷蔵庫,ルームエアコン,パ
ッケージエアコン,冷凍機等の冷凍空調機用圧縮機に使
用され、その摺動部の潤滑,密封,冷却等の役割を果た
すものである。近年、圧縮機は省エネルギー化,小型
化,低騒音化,高効率化が要求され、これに伴って冷凍
機油の使用条件が苛酷化している。このため、圧縮機の
信頼性確保の面から、潤滑性、特に耐摩耗性に優れた冷
凍機油が要求される。冷凍機油としては、ナフテン系や
パラフィン系鉱油およびアルキルベンゼンがCFC(クロ
ロフルオロカーボン)系,HCFC(ハイドロクロロフ
ルオロカーボン)系冷媒との相溶性が良く、安価である
ことから広く用いられている。しかし、これらの冷凍機
油は、代替冷媒であるHFC系冷媒には全く溶解しな
い。そこで、これらに相溶する冷凍機油として分子中に
極性基を持つ脂肪族系合成油であるポリオールエステル
が開発され、特開昭62−13912号公報,特開平3−505602
号公報,特開平4−183788号公報などに開示されてい
る。
ッケージエアコン,冷凍機等の冷凍空調機用圧縮機に使
用され、その摺動部の潤滑,密封,冷却等の役割を果た
すものである。近年、圧縮機は省エネルギー化,小型
化,低騒音化,高効率化が要求され、これに伴って冷凍
機油の使用条件が苛酷化している。このため、圧縮機の
信頼性確保の面から、潤滑性、特に耐摩耗性に優れた冷
凍機油が要求される。冷凍機油としては、ナフテン系や
パラフィン系鉱油およびアルキルベンゼンがCFC(クロ
ロフルオロカーボン)系,HCFC(ハイドロクロロフ
ルオロカーボン)系冷媒との相溶性が良く、安価である
ことから広く用いられている。しかし、これらの冷凍機
油は、代替冷媒であるHFC系冷媒には全く溶解しな
い。そこで、これらに相溶する冷凍機油として分子中に
極性基を持つ脂肪族系合成油であるポリオールエステル
が開発され、特開昭62−13912号公報,特開平3−505602
号公報,特開平4−183788号公報などに開示されてい
る。
【0004】また、HFC系冷媒は分子中に塩素を含ん
でいないので、従来の冷媒に比べて、冷媒自身の潤滑効
果が全く期待できない。そのため、より優れる潤滑性が
冷凍機油に要求されている。
でいないので、従来の冷媒に比べて、冷媒自身の潤滑効
果が全く期待できない。そのため、より優れる潤滑性が
冷凍機油に要求されている。
【0005】一般の冷凍機油には種々の添加剤が使用さ
れており、潤滑性向上剤もその一つである。鉱油系冷凍
機油の潤滑性向上剤には、例えば、トリフェニルホスフ
ェートやトリクレジルホスフェート等の第三級ホスフェ
ート系のリン化合物が知られている(桜井俊男編著,石
油製品添加剤,幸書房,昭和48年5月15日)。ま
た、HFC系冷媒に適合する冷凍機油の潤滑性向上剤と
しては、(1)第二級ホスファイト,アシッドホスファ
イト(特開平4−28792号公報),(2)ポリオキシアル
キレンアルキルエーテルのリン酸エステル(特開昭62−
79295号公報),(3)第二級ホスファイトあるいはア
シッドホスファイトのアミン塩(特開昭63−90597号,
特開平3−39400号公報),(4)有機モリブデン化合物
(特開平5−39494 号公報)等がある。しかし、これら
の添加剤はいずれも耐摩耗性,信頼性確保の面で、特に
ポリオールエステルにおいては、十分な効果が得られな
い。また、耐熱安定性,フッ化炭化水素系冷媒又は冷凍
機油との溶解性が劣るため、冷凍サイクルの効率を低下
させたり、圧縮機の信頼性を低下させるなどの欠点があ
った。
れており、潤滑性向上剤もその一つである。鉱油系冷凍
機油の潤滑性向上剤には、例えば、トリフェニルホスフ
ェートやトリクレジルホスフェート等の第三級ホスフェ
ート系のリン化合物が知られている(桜井俊男編著,石
油製品添加剤,幸書房,昭和48年5月15日)。ま
た、HFC系冷媒に適合する冷凍機油の潤滑性向上剤と
しては、(1)第二級ホスファイト,アシッドホスファ
イト(特開平4−28792号公報),(2)ポリオキシアル
キレンアルキルエーテルのリン酸エステル(特開昭62−
79295号公報),(3)第二級ホスファイトあるいはア
シッドホスファイトのアミン塩(特開昭63−90597号,
特開平3−39400号公報),(4)有機モリブデン化合物
(特開平5−39494 号公報)等がある。しかし、これら
の添加剤はいずれも耐摩耗性,信頼性確保の面で、特に
ポリオールエステルにおいては、十分な効果が得られな
い。また、耐熱安定性,フッ化炭化水素系冷媒又は冷凍
機油との溶解性が劣るため、冷凍サイクルの効率を低下
させたり、圧縮機の信頼性を低下させるなどの欠点があ
った。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】冷凍機用および空気調
和機用冷媒圧縮機にはスクロール,レシプロ,スクリ
ュ,ロータリ式等容積形圧縮機とターボ式等の容量形圧
縮機がある。
和機用冷媒圧縮機にはスクロール,レシプロ,スクリ
ュ,ロータリ式等容積形圧縮機とターボ式等の容量形圧
縮機がある。
【0007】これらの圧縮機のうち、特にスクロール式
圧縮機においては、滑り軸受けの摩擦条件が苛酷なこと
から優れた耐摩耗性を有する冷凍機油が必要とされる。
圧縮機においては、滑り軸受けの摩擦条件が苛酷なこと
から優れた耐摩耗性を有する冷凍機油が必要とされる。
【0008】本発明の目的は、耐摩耗性に優れた冷凍機
油組成物と該組成物を用いた冷凍装置用作動媒体と冷凍
装置及びそれに用いる圧縮機を提供するものである。
油組成物と該組成物を用いた冷凍装置用作動媒体と冷凍
装置及びそれに用いる圧縮機を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は基油に、環状又
は鎖状カーボネート、好ましくは下記の一般式で示され
るカーボネートを含む冷凍機油組成物にある。
は鎖状カーボネート、好ましくは下記の一般式で示され
るカーボネートを含む冷凍機油組成物にある。
【0010】更に、本発明は、好ましくはフッ化炭化水
素系あるいは炭化水素系の冷媒と冷凍機油とで構成され
る冷凍装置用作動媒体において、次の一般式で表される
環状カーボネートおよび鎖状カーボネートで選ばれる化
合物単独あるいは混合物を含有させた冷凍装置用作動媒
体にある。
素系あるいは炭化水素系の冷媒と冷凍機油とで構成され
る冷凍装置用作動媒体において、次の一般式で表される
環状カーボネートおよび鎖状カーボネートで選ばれる化
合物単独あるいは混合物を含有させた冷凍装置用作動媒
体にある。
【0011】
【化3】
【0012】(式(1)中、R1 ,R2 はそれぞれ独立
に水素あるいはフッ素あるいは炭素数1から4のアルキ
ルあるいは炭素数1から3のパーフルオロアルキルを表
す。但し、R1 ,R2 は同一であっても異なっても良
い。式(2)中、R3 ,R4 はそれぞれ独立に炭素数1
から4のアルキルあるいは炭素数1から3のパーフルオ
ロアルキルを表す。但し、R3 ,R4 は同一であっても
異なっても良い。) 冷凍装置用作動媒体の構成成分であるフッ化炭化水素系
冷媒として、1,1,1,2−テトラフルオロエタン
(CF3・CH2F;HFC134a)、ジフルオロメタン
(CH2F2;HFC32)、ペンタフルオロエタン(CF3
・CHF2; HFC125)、1,1,2,2−テ
トラフルオロエタン(CHF2・CHF2;HFC13
4)、1,1,1−トリフルオロエタン(CF3・CH3;H
FC143a)の単体、あるいはこれらフッ化炭化水素
系冷媒を2種類以上混合したR407C(HFC32/
125/134a:23/25/52重量%),R41
0A(HFC32/125:50/50重量%),R4
10B(HFC32/125:45/55重量%)が挙
げられる。このうち、HCFC22の代替冷媒として使
用される410Aでは同一環境で使用すると圧縮機の吐
出圧力はHCFC22の約1.6 倍にも達し、圧縮機の
摺動条件が厳しくなる。炭化水素系冷媒として、プロパ
ン,ブタン,イソブタン,シクロプロパンの単体、ある
いはプロパンとイソブタンを混合した冷媒が挙げられ
る。
に水素あるいはフッ素あるいは炭素数1から4のアルキ
ルあるいは炭素数1から3のパーフルオロアルキルを表
す。但し、R1 ,R2 は同一であっても異なっても良
い。式(2)中、R3 ,R4 はそれぞれ独立に炭素数1
から4のアルキルあるいは炭素数1から3のパーフルオ
ロアルキルを表す。但し、R3 ,R4 は同一であっても
異なっても良い。) 冷凍装置用作動媒体の構成成分であるフッ化炭化水素系
冷媒として、1,1,1,2−テトラフルオロエタン
(CF3・CH2F;HFC134a)、ジフルオロメタン
(CH2F2;HFC32)、ペンタフルオロエタン(CF3
・CHF2; HFC125)、1,1,2,2−テ
トラフルオロエタン(CHF2・CHF2;HFC13
4)、1,1,1−トリフルオロエタン(CF3・CH3;H
FC143a)の単体、あるいはこれらフッ化炭化水素
系冷媒を2種類以上混合したR407C(HFC32/
125/134a:23/25/52重量%),R41
0A(HFC32/125:50/50重量%),R4
10B(HFC32/125:45/55重量%)が挙
げられる。このうち、HCFC22の代替冷媒として使
用される410Aでは同一環境で使用すると圧縮機の吐
出圧力はHCFC22の約1.6 倍にも達し、圧縮機の
摺動条件が厳しくなる。炭化水素系冷媒として、プロパ
ン,ブタン,イソブタン,シクロプロパンの単体、ある
いはプロパンとイソブタンを混合した冷媒が挙げられ
る。
【0013】冷凍機油の基油としては、ポリオールエス
テル,ポリエーテル,炭酸エステル,ナフテン系鉱油,
パラフィン系鉱油,アルキルベンゼン等が挙げられる。
これらのうち、最も代表的なポリオールエステルについ
て述べる。ポリオールエステルとしては、多価アルコー
ルと1価の脂肪酸とから合成されるポリオールエステ
ル、あるいは多価アルコールと2価の脂肪酸または2価
および1価の混合脂肪酸とから合成されるコンプレック
ス形がある。例えば、多価アルコールとしては、ネオペ
ンチルグリコール,トリメチロールプロパン,ペンタエ
リスリトール,ジペンタエリスリトールがある。1価の
脂肪酸としては、ペンタン酸,ヘキサン酸,ヘプタン
酸,オクタン酸、2−メチルブタン酸、2−メチルペン
タン酸、2−メチルヘキサン酸、2−エチルヘキサン
酸、イソオクタン酸、3,5,5−トリメチルヘキサン
酸等があり、これら単独又は2種類以上の混合脂肪酸を
用いる。また、2価の脂肪酸としてはアジピン酸,ピメ
リン酸,スベリン酸,アゼライン酸,セバシン酸等があ
る。
テル,ポリエーテル,炭酸エステル,ナフテン系鉱油,
パラフィン系鉱油,アルキルベンゼン等が挙げられる。
これらのうち、最も代表的なポリオールエステルについ
て述べる。ポリオールエステルとしては、多価アルコー
ルと1価の脂肪酸とから合成されるポリオールエステ
ル、あるいは多価アルコールと2価の脂肪酸または2価
および1価の混合脂肪酸とから合成されるコンプレック
ス形がある。例えば、多価アルコールとしては、ネオペ
ンチルグリコール,トリメチロールプロパン,ペンタエ
リスリトール,ジペンタエリスリトールがある。1価の
脂肪酸としては、ペンタン酸,ヘキサン酸,ヘプタン
酸,オクタン酸、2−メチルブタン酸、2−メチルペン
タン酸、2−メチルヘキサン酸、2−エチルヘキサン
酸、イソオクタン酸、3,5,5−トリメチルヘキサン
酸等があり、これら単独又は2種類以上の混合脂肪酸を
用いる。また、2価の脂肪酸としてはアジピン酸,ピメ
リン酸,スベリン酸,アゼライン酸,セバシン酸等があ
る。
【0014】特に、冷凍機油の基油として、分子中にエ
ステル結合
ステル結合
【0015】
【化4】
【0016】を少なくとも2ケ保有する下記の一般式
(3)乃至(7)で示される脂肪酸のエステル油の群か
ら選ばれる少なくとも1種が好ましい。
(3)乃至(7)で示される脂肪酸のエステル油の群か
ら選ばれる少なくとも1種が好ましい。
【0017】 (R1・CH2)2・C・(CH2COOR2)2 …(3) R1・CH2・C・(CH2・COOR2)3 …(4) C・(CH2・COOR2)4 …(5) (R2・OOCH2C)3・C・CH2・O・CH2・C(CH2・COOR2)3 …(6)
【0018】
【化5】
【0019】但し、R1 :Hまたは炭素数1〜3のアル
キル基 R2 :炭素数5〜12のアルキル基 R3 :炭素数1〜3のアルキル基 n :0もしくは1〜5の整数 潤滑性向上剤である環状カーボネートのエチレンカーボ
ネート誘導体には、エチレンカーボネート、3−メチル
−エチレンカーボネート、3−エチル−エチレンカーボ
ネート、3−プロピル−エチレンカーボネート、3−ブ
チル−エチレンカーボネート、3,4−ジメチル−エチ
レンカーボネート、3−エチル−4−メチル−エチレン
カーボネート、3−プロピル−4−メチル−エチレンカ
ーボネート、3−ブチル−4−メチル−エチレンカーボ
ネート、3,4−ジエチル−エチレンカーボネート、3
−プロピル−4−エチル−エチレンカーボネート、3−
ブチル−4−エチル−エチレンカーボネート、3,4−
ジプロピル−エチレンカーボネート、3−ブチル−4−
プロピル−エチレンカーボネート、3,4−ジブチル−
エチレンカーボネート等がある。また、エチレンカーボ
ネート誘導体をフッ素で置換したものとしては、3−フ
ルオロ−エチレンカーボネート、3,4−ジフルオロ−
エチレンカーボネート、3−トリフルオロメチル−エチ
レンカーボネート、3−ペンタフルオロエチル−エチレ
ンカーボネート、3−ヘプタフルオロプロピル−エチレ
ンカーボネート、3,4−ビス(トリフルオロメチル)
−エチレンカーボネート、3−ペンタフルオロエチル−
4−トリフルオロメチル−エチレンカーボネート、3−
ヘプタフルオロプロピル−4−トリフルオロメチル−エ
チレンカーボネート、3,4−ビス(ペンタフルオロエ
チル)−エチレンカーボネート、3−ヘプタフルオロプ
ロピル−4−ペンタフルオロエチル−エチレンカーボネ
ート、3,4−ビス(ヘプタフルオロプロピル)−エチ
レンカーボネート、3−トリフルオロメチル−4−メチ
ル−エチレンカーボネート、3−トリフルオロメチル−
4−ブチル−エチレンカーボネート、3−ヘプタフルオ
ロプロピル−4−メチル−エチレンカーボネート、3−
ヘプタフルオロプロピル−4−ブチル−エチレンカーボ
ネート等がある。
キル基 R2 :炭素数5〜12のアルキル基 R3 :炭素数1〜3のアルキル基 n :0もしくは1〜5の整数 潤滑性向上剤である環状カーボネートのエチレンカーボ
ネート誘導体には、エチレンカーボネート、3−メチル
−エチレンカーボネート、3−エチル−エチレンカーボ
ネート、3−プロピル−エチレンカーボネート、3−ブ
チル−エチレンカーボネート、3,4−ジメチル−エチ
レンカーボネート、3−エチル−4−メチル−エチレン
カーボネート、3−プロピル−4−メチル−エチレンカ
ーボネート、3−ブチル−4−メチル−エチレンカーボ
ネート、3,4−ジエチル−エチレンカーボネート、3
−プロピル−4−エチル−エチレンカーボネート、3−
ブチル−4−エチル−エチレンカーボネート、3,4−
ジプロピル−エチレンカーボネート、3−ブチル−4−
プロピル−エチレンカーボネート、3,4−ジブチル−
エチレンカーボネート等がある。また、エチレンカーボ
ネート誘導体をフッ素で置換したものとしては、3−フ
ルオロ−エチレンカーボネート、3,4−ジフルオロ−
エチレンカーボネート、3−トリフルオロメチル−エチ
レンカーボネート、3−ペンタフルオロエチル−エチレ
ンカーボネート、3−ヘプタフルオロプロピル−エチレ
ンカーボネート、3,4−ビス(トリフルオロメチル)
−エチレンカーボネート、3−ペンタフルオロエチル−
4−トリフルオロメチル−エチレンカーボネート、3−
ヘプタフルオロプロピル−4−トリフルオロメチル−エ
チレンカーボネート、3,4−ビス(ペンタフルオロエ
チル)−エチレンカーボネート、3−ヘプタフルオロプ
ロピル−4−ペンタフルオロエチル−エチレンカーボネ
ート、3,4−ビス(ヘプタフルオロプロピル)−エチ
レンカーボネート、3−トリフルオロメチル−4−メチ
ル−エチレンカーボネート、3−トリフルオロメチル−
4−ブチル−エチレンカーボネート、3−ヘプタフルオ
ロプロピル−4−メチル−エチレンカーボネート、3−
ヘプタフルオロプロピル−4−ブチル−エチレンカーボ
ネート等がある。
【0020】また、鎖状カーボネートとしては、ジメチ
ルカーボネート,ジエチルカーボネート,ジプロピルカ
ーボネート,ジブチルカーボネート,メチルエチルカー
ボネート,メチルプロピルカーボネート,メチルブチル
カーボネート,エチルプロピルカーボネート,エチルブ
チルカーボネート,プロピルブチルカーボネート等があ
り、フッ素で置換されたものとしては、ビス(トリフル
オロメチル)カーボネート,ビス(ペンタフルオロエチ
ル)カーボネート,ビス(ヘプタフルオロプロピル)カ
ーボネート,メチル−トリフルオロメチルカーボネー
ト,ブチル−トリフルオロメチルカーボネート,メチル
−ヘプタフルオロプロピルカーボネート,ブチル−ヘプ
タフルオロプロピルカーボネート等がある。また、環状
カーボネート同志あるいは鎖状カーボネート同志あるい
は環状カーボネートと鎖状カーボネートを混合しても良
い。潤滑性向上剤である環状カーボネートまたは鎖状カ
ーボネートの配合割合は、前述した冷凍機油に対して
0.01〜5.0重量%であり、0.1〜1.0重量%の割
合で配合することがより好ましい。環状カーボネートあ
るいは鎖状カーボネートの配合割合を0.01 重量%未
満の配合割合では十分な耐摩耗性が得られないためであ
る。一方、環状カーボネートあるいは鎖状カーボネート
の配合割合が5.0 重量%を超えると冷凍機油に完全に
溶解せず、ドライヤーあるいはキャピラリーチューブの
閉塞現象の要因となる。
ルカーボネート,ジエチルカーボネート,ジプロピルカ
ーボネート,ジブチルカーボネート,メチルエチルカー
ボネート,メチルプロピルカーボネート,メチルブチル
カーボネート,エチルプロピルカーボネート,エチルブ
チルカーボネート,プロピルブチルカーボネート等があ
り、フッ素で置換されたものとしては、ビス(トリフル
オロメチル)カーボネート,ビス(ペンタフルオロエチ
ル)カーボネート,ビス(ヘプタフルオロプロピル)カ
ーボネート,メチル−トリフルオロメチルカーボネー
ト,ブチル−トリフルオロメチルカーボネート,メチル
−ヘプタフルオロプロピルカーボネート,ブチル−ヘプ
タフルオロプロピルカーボネート等がある。また、環状
カーボネート同志あるいは鎖状カーボネート同志あるい
は環状カーボネートと鎖状カーボネートを混合しても良
い。潤滑性向上剤である環状カーボネートまたは鎖状カ
ーボネートの配合割合は、前述した冷凍機油に対して
0.01〜5.0重量%であり、0.1〜1.0重量%の割
合で配合することがより好ましい。環状カーボネートあ
るいは鎖状カーボネートの配合割合を0.01 重量%未
満の配合割合では十分な耐摩耗性が得られないためであ
る。一方、環状カーボネートあるいは鎖状カーボネート
の配合割合が5.0 重量%を超えると冷凍機油に完全に
溶解せず、ドライヤーあるいはキャピラリーチューブの
閉塞現象の要因となる。
【0021】なお、本発明の目的を阻害しない範囲以内
で、前記冷凍機油組成物に酸化防止剤,酸捕捉剤,消泡
剤,金属不活性剤等を添加することができる。
で、前記冷凍機油組成物に酸化防止剤,酸捕捉剤,消泡
剤,金属不活性剤等を添加することができる。
【0022】冷凍機油に環状カーボネートあるいは鎖状
カーボネートを添加することにより摺動面に吸着膜を形
成させ、金属同志の接触を防ぎ、摩擦係数を低減させ、
かつ耐摩耗性を飛躍的に向上させる。
カーボネートを添加することにより摺動面に吸着膜を形
成させ、金属同志の接触を防ぎ、摩擦係数を低減させ、
かつ耐摩耗性を飛躍的に向上させる。
【0023】本発明は、圧縮手段,凝縮手段,膨張手段
及び蒸発手段を備えた冷凍装置において、フッ化炭化水
素系冷媒あるいは炭化水素系冷媒と冷凍機油とを有する
作動媒体に環状カーボネートおよび鎖状カーボネートで
選ばれる化合物単体あるいは混合物を含むことを特徴と
する。
及び蒸発手段を備えた冷凍装置において、フッ化炭化水
素系冷媒あるいは炭化水素系冷媒と冷凍機油とを有する
作動媒体に環状カーボネートおよび鎖状カーボネートで
選ばれる化合物単体あるいは混合物を含むことを特徴と
する。
【0024】更に本発明は、冷媒と冷凍機油とを含む作
動媒体を貯溜する密閉容器内に回転子と固定子からなる
モータと、前記回転子に嵌着された回転軸と、この回転
軸を介して、前記モータに連結された圧縮機部とを収納
し、前記圧縮機部より吐出された高圧冷媒ガスを密閉容
器内に滞留する冷媒圧縮機において、前記作動媒体はフ
ッ化炭化水素系冷媒あるいは炭化水素系冷媒と冷凍機油
を主とし、環状カーボネート及び鎖状カーボネートから
選ばれる化合物を単独あるいは混合物を含むことを特徴
とする。
動媒体を貯溜する密閉容器内に回転子と固定子からなる
モータと、前記回転子に嵌着された回転軸と、この回転
軸を介して、前記モータに連結された圧縮機部とを収納
し、前記圧縮機部より吐出された高圧冷媒ガスを密閉容
器内に滞留する冷媒圧縮機において、前記作動媒体はフ
ッ化炭化水素系冷媒あるいは炭化水素系冷媒と冷凍機油
を主とし、環状カーボネート及び鎖状カーボネートから
選ばれる化合物を単独あるいは混合物を含むことを特徴
とする。
【0025】本発明の冷凍機油は、環状カーボネートあ
るいは鎖状カーボネートから選ばれる化合物単独あるい
は混合物を添加することにより、冷凍機油の潤滑性が向
上する。更に環状カーボネート化合物である3−トリフ
ルオロメチル−エチレンカーボネートを添加することに
より、摺動面に化学吸着膜を形成し大幅に摩耗を低減で
きる。また、フッ化炭化水素系冷媒あるいは炭化水素系
冷媒と、冷凍機油とを主とし、環状カーボネートあるい
は鎖状カーボネートから選ばれる化合物単独あるいは混
合物を添加することにより、潤滑性の優れた冷凍装置用
作動媒体が得られ、前記カーボネート化合物の添加量を
0.01〜5.0重量%とすることで、摺動部の摩耗を抑
制するとともに、不溶解せず均一相の冷凍装置用作動媒
体が得られる。
るいは鎖状カーボネートから選ばれる化合物単独あるい
は混合物を添加することにより、冷凍機油の潤滑性が向
上する。更に環状カーボネート化合物である3−トリフ
ルオロメチル−エチレンカーボネートを添加することに
より、摺動面に化学吸着膜を形成し大幅に摩耗を低減で
きる。また、フッ化炭化水素系冷媒あるいは炭化水素系
冷媒と、冷凍機油とを主とし、環状カーボネートあるい
は鎖状カーボネートから選ばれる化合物単独あるいは混
合物を添加することにより、潤滑性の優れた冷凍装置用
作動媒体が得られ、前記カーボネート化合物の添加量を
0.01〜5.0重量%とすることで、摺動部の摩耗を抑
制するとともに、不溶解せず均一相の冷凍装置用作動媒
体が得られる。
【0026】また、本発明の冷凍装置は、フッ化炭化水
素系冷媒あるいは炭化水素系冷媒と、冷凍機油とを主と
し、環状カーボネートあるいは鎖状カーボネートから選
ばれる化合物単独あるいは混合物を添加することによ
り、圧縮機の耐摩耗性に優れ、更に環状カーボネート化
合物である3−トリフルオロメチル−エチレンカーボネ
ートを添加することにより、圧縮機摺動面に化学吸着膜
を形成され大幅に摩耗を低減できる。また前記カーボネ
ート化合物の添加量を0.01〜5.0重量%とすること
で、圧縮機の摩耗を抑制するとともに、冷凍サイクルの
閉塞が発生しにくく長期信頼性の高い冷凍装置が得られ
る。
素系冷媒あるいは炭化水素系冷媒と、冷凍機油とを主と
し、環状カーボネートあるいは鎖状カーボネートから選
ばれる化合物単独あるいは混合物を添加することによ
り、圧縮機の耐摩耗性に優れ、更に環状カーボネート化
合物である3−トリフルオロメチル−エチレンカーボネ
ートを添加することにより、圧縮機摺動面に化学吸着膜
を形成され大幅に摩耗を低減できる。また前記カーボネ
ート化合物の添加量を0.01〜5.0重量%とすること
で、圧縮機の摩耗を抑制するとともに、冷凍サイクルの
閉塞が発生しにくく長期信頼性の高い冷凍装置が得られ
る。
【0027】
【発明の実施の形態】〔実施例1〜12〕フッ化炭化水
素系冷媒(HFC),冷凍機油,潤滑性向上剤である環
状カーボネートおよび鎖状カーボネートとして下記のも
のを用いた。
素系冷媒(HFC),冷凍機油,潤滑性向上剤である環
状カーボネートおよび鎖状カーボネートとして下記のも
のを用いた。
【0028】フッ化炭化水素系冷媒 HFC134aを使用した。
【0029】冷凍機油 ペンタエリスリトールのカルボン酸エステルを使用し
た。粘度グレードはVG68である。
た。粘度グレードはVG68である。
【0030】潤滑性向上剤 A:エチレンカーボネート B:3−メチル−エチレンカーボネート C:3−ブチル−エチレンカーボネート D:3,4−ジメチル−エチレンカーボネート E:3−トリフルオロメチル−エチレンカーボネート F:ジメチルカーボネート G:ジブチルカーボネート H:メチルエチルカーボネート I:ジ(トリフルオロメチル)カーボネート J:C+E K:F+G L:E+I これらの潤滑性向上剤を冷凍機油に対して0.5重量%
(J,K,Lの混合物に関しては、それぞれ1:1の重
量比)添加した冷凍機油について、その耐摩耗性をファ
レックス試験機を用い、次の手法により評価した。直径
約6mmの回転軸(ピン)を2個のVブロックで左右から
対称に挾んで、オイルカップに充填した冷凍機油に浸
す。油中にHFC134aを150ml/min の流量
で、10分間吹込み、油中に飽和させる。さらに試験中
も吹込みを続ける。次いで荷重100lb,油温100
℃,回転速度290rpm で5時間運転し、ファレックス
試験機の負荷機構であるラチェットの荷重補正した目盛
り変化からピンとVブロックの合計の摩耗深さを計算に
よって求めた値を摩耗量とした。なお、室温から100
℃まで昇温する間、50lbで約10分ならし運転を行
った。
(J,K,Lの混合物に関しては、それぞれ1:1の重
量比)添加した冷凍機油について、その耐摩耗性をファ
レックス試験機を用い、次の手法により評価した。直径
約6mmの回転軸(ピン)を2個のVブロックで左右から
対称に挾んで、オイルカップに充填した冷凍機油に浸
す。油中にHFC134aを150ml/min の流量
で、10分間吹込み、油中に飽和させる。さらに試験中
も吹込みを続ける。次いで荷重100lb,油温100
℃,回転速度290rpm で5時間運転し、ファレックス
試験機の負荷機構であるラチェットの荷重補正した目盛
り変化からピンとVブロックの合計の摩耗深さを計算に
よって求めた値を摩耗量とした。なお、室温から100
℃まで昇温する間、50lbで約10分ならし運転を行
った。
【0031】ファレックス試験機の概要を図1に示す。
摩擦する部分は、二つのV型ブロックとその中で回転す
るピンよりなっており荷重は自動的に締め付けられるア
ームにより負荷されこの負荷はラチェットギヤーが回転
されることによって行われる。また、ピンは駆動モータ
によって、290±10RRMで回転する。テストピー
スの仕様については、表1に記載する。
摩擦する部分は、二つのV型ブロックとその中で回転す
るピンよりなっており荷重は自動的に締め付けられるア
ームにより負荷されこの負荷はラチェットギヤーが回転
されることによって行われる。また、ピンは駆動モータ
によって、290±10RRMで回転する。テストピー
スの仕様については、表1に記載する。
【0032】
【表1】
【0033】〔比較例1〜4〕フッ化炭化水素系冷媒
(HFC),冷凍機油,潤滑性向上剤として下記のもの
を用いた。
(HFC),冷凍機油,潤滑性向上剤として下記のもの
を用いた。
【0034】フッ化炭化水素系冷媒 HFC134aを使用した。
【0035】冷凍機油 ペンタエリスリトールのカルボン酸エステルを使用し
た。粘度グレードはVG68である。
た。粘度グレードはVG68である。
【0036】潤滑性向上剤 M:トリクレジルホスフェート N:ジラウリルハイドロジエンホスファイト O:オレイルアルコール 評価は実施例1〜9と同様の条件で行った。
【0037】ポリオールエステルで行ったファレックス
試験結果を表2に示す。表2から明らかなように、本発
明の冷凍機油組成物は、基油単独,比較例で用いた潤滑
性向上剤に比べ、摩耗量が約9μm以下と少なく耐摩耗
性に優れ、同時に摩擦係数も0.06 以下と低減してい
る。また実施例5においては、冷媒を含めない系で同様
なファレックス試験を行った。この結果、摩耗量が6.
9μm,摩擦係数0.04であり、冷媒を含めない系におい
ても摩耗及び摩擦係数を低減できる。
試験結果を表2に示す。表2から明らかなように、本発
明の冷凍機油組成物は、基油単独,比較例で用いた潤滑
性向上剤に比べ、摩耗量が約9μm以下と少なく耐摩耗
性に優れ、同時に摩擦係数も0.06 以下と低減してい
る。また実施例5においては、冷媒を含めない系で同様
なファレックス試験を行った。この結果、摩耗量が6.
9μm,摩擦係数0.04であり、冷媒を含めない系におい
ても摩耗及び摩擦係数を低減できる。
【0038】
【表2】
【0039】〔実施例13〜20〕〔比較例5〜11〕
次に上記実施例1〜12で、耐摩耗性を向上させること
が確かめられた環状カーボネートであるエチレンカーボ
ネート誘導体Eを用い、潤滑性向上剤の添加量と冷凍機
油の種類を変えて、図1に示すファレックス試験機を用
い、耐摩耗性を評価した。
次に上記実施例1〜12で、耐摩耗性を向上させること
が確かめられた環状カーボネートであるエチレンカーボ
ネート誘導体Eを用い、潤滑性向上剤の添加量と冷凍機
油の種類を変えて、図1に示すファレックス試験機を用
い、耐摩耗性を評価した。
【0040】フッ化炭化水素系冷媒 HFC134aを使用した。
【0041】冷凍機油 ペンタエリスリトールのカルボン酸エステル(粘度グレ
ードはVG68) ポリエーテル(粘度グレードはVG68) カーボネート(粘度グレードはVG68) ナフテン系鉱油(粘度グレードはVG56) アルキルベンゼン(粘度グレードはVG56) この潤滑性向上剤を各冷凍機油に所定の割合で配合した
冷凍機油について、下記の試験条件で耐摩耗性を評価し
た。HFC134aの流量150ml/min (ナフテ
ン系鉱油及びアルキルベンゼンにはHCFC22をバブ
リング),荷重100lb,油温100℃,回転速度2
90rpm ,5時間,ならし運転50lbで約10分とし
た。摩耗量は実施例1と同様な手法により求めた。
ードはVG68) ポリエーテル(粘度グレードはVG68) カーボネート(粘度グレードはVG68) ナフテン系鉱油(粘度グレードはVG56) アルキルベンゼン(粘度グレードはVG56) この潤滑性向上剤を各冷凍機油に所定の割合で配合した
冷凍機油について、下記の試験条件で耐摩耗性を評価し
た。HFC134aの流量150ml/min (ナフテ
ン系鉱油及びアルキルベンゼンにはHCFC22をバブ
リング),荷重100lb,油温100℃,回転速度2
90rpm ,5時間,ならし運転50lbで約10分とし
た。摩耗量は実施例1と同様な手法により求めた。
【0042】表3に実施例及び比較例の結果を示した。
表3から明らかなように、本発明の冷凍機油組成物は、
基油の種類に関係なく基油単独の比較例に比べ、摩耗量
が少なく耐摩耗性に優れている。なお、比較例6に示し
たように、冷凍機油に対し、環状カーボネートおよび鎖
状カーボネートを0.01 重量%未満添加したものは十
分な耐摩耗性が得られない。また、比較例7に示したよ
うに環状カーボネートを10重量%添加したものは、完
全に冷凍機油に溶解しないため、試験が実施できなかっ
た。
表3から明らかなように、本発明の冷凍機油組成物は、
基油の種類に関係なく基油単独の比較例に比べ、摩耗量
が少なく耐摩耗性に優れている。なお、比較例6に示し
たように、冷凍機油に対し、環状カーボネートおよび鎖
状カーボネートを0.01 重量%未満添加したものは十
分な耐摩耗性が得られない。また、比較例7に示したよ
うに環状カーボネートを10重量%添加したものは、完
全に冷凍機油に溶解しないため、試験が実施できなかっ
た。
【0043】
【表3】
【0044】〔実施例21〜29〕炭化水素系冷媒(H
C),冷凍機油,潤滑性向上剤である環状カーボネート
および鎖状カーボネートとして下記のものを用いた。
C),冷凍機油,潤滑性向上剤である環状カーボネート
および鎖状カーボネートとして下記のものを用いた。
【0045】炭化水素系冷媒 イソブタンを使用した。
【0046】冷凍機油 アルキルベンゼンを使用した。粘度グレードはVG56
である。
である。
【0047】潤滑性向上剤 A:エチレンカーボネート B:3−メチル−エチレンカーボネート C:3−ブチル−エチレンカーボネート D:3,4−ジメチル−エチレンカーボネート E:3−トリフルオロメチル−エチレンカーボネート F:ジメチルカーボネート G:ジブチルカーボネート H:メチルエチルカーボネート I:ジ(トリフルオロメチル)カーボネート これらの潤滑性向上剤を冷凍機油に対して0.5 重量%
添加した冷凍機油について、その耐摩耗性を実施例1と
同様な手法により評価した。ここで油中にイソブタンを
150ml/min の流量で、10分間吹込み、油中に飽
和させ、試験中も吹込みを続けた。
添加した冷凍機油について、その耐摩耗性を実施例1と
同様な手法により評価した。ここで油中にイソブタンを
150ml/min の流量で、10分間吹込み、油中に飽
和させ、試験中も吹込みを続けた。
【0048】〔比較例12〕実施例21〜29で記載し
た炭化水素系媒と冷凍機油を用い、潤滑性向上剤を添加
しない系でのファレックス試験を実施した。評価方法は
実施例21〜29と同様である。
た炭化水素系媒と冷凍機油を用い、潤滑性向上剤を添加
しない系でのファレックス試験を実施した。評価方法は
実施例21〜29と同様である。
【0049】炭化水素系冷媒とアルキルベンゼンで行っ
たファレックス試験結果を表4に示す。表4から明らか
なように、本発明の冷凍機油組成物はアルキルベンゼン
基油単体と比べ、摩耗量が3.0μm 以下と少なく耐摩
耗性に優れ、同時に摩擦係数も0.06 以下と低減して
いる。
たファレックス試験結果を表4に示す。表4から明らか
なように、本発明の冷凍機油組成物はアルキルベンゼン
基油単体と比べ、摩耗量が3.0μm 以下と少なく耐摩
耗性に優れ、同時に摩擦係数も0.06 以下と低減して
いる。
【0050】
【表4】
【0051】〔実施例30〜37〕 〔比較例13〜17〕次に上記実施例21〜29で、耐
摩耗性を向上させることが確かめられた環状カーボネー
トであるエチレンカーボネート誘導体Eを用い、潤滑性
向上剤の添加量と冷凍機油の種類を変えて、ファレック
ス試験により耐摩耗性を評価した。
摩耗性を向上させることが確かめられた環状カーボネー
トであるエチレンカーボネート誘導体Eを用い、潤滑性
向上剤の添加量と冷凍機油の種類を変えて、ファレック
ス試験により耐摩耗性を評価した。
【0052】炭化水素系冷媒 イソブタンを使用した。
【0053】冷凍機油 ペンタエリスリトールのカルボン酸エステル(粘度グレ
ードはVG68) ポリエーテル(粘度グレードはVG68) カーボネート(粘度グレードはVG68) ナフテン系鉱油(粘度グレードはVG56) アルキルベンゼン(粘度グレードはVG56) この潤滑性向上剤を各冷凍機油に所定の割合で配合した
冷凍機油について、下記の試験条件で耐摩耗性を評価し
た。イソブタンの流量150ml/min ,荷重100l
b,油温100℃,回転速度290rpm ,5時間,なら
し運転50lbで約10分とした。摩耗量は実施例1と
同様な手法により求めた。
ードはVG68) ポリエーテル(粘度グレードはVG68) カーボネート(粘度グレードはVG68) ナフテン系鉱油(粘度グレードはVG56) アルキルベンゼン(粘度グレードはVG56) この潤滑性向上剤を各冷凍機油に所定の割合で配合した
冷凍機油について、下記の試験条件で耐摩耗性を評価し
た。イソブタンの流量150ml/min ,荷重100l
b,油温100℃,回転速度290rpm ,5時間,なら
し運転50lbで約10分とした。摩耗量は実施例1と
同様な手法により求めた。
【0054】表5に実施例及び比較例の結果を示した。
表5から明らかなように、本発明の冷凍機油組成物は、
基油の種類に関係なく基油単独の比較例に比べ、摩耗量
が少なく耐摩耗性に優れている。なお、比較例6に示し
たように、冷凍機油に対し、環状カーボネートおよび鎖
状カーボネートを0.01 重量未満下添加したものは、
十分な耐摩耗性が得られない。また、比較例7に示した
ように環状カーボネートを10重量%添加したものは、
完全に冷凍機油に溶解しないため、試験が実施できなか
った。
表5から明らかなように、本発明の冷凍機油組成物は、
基油の種類に関係なく基油単独の比較例に比べ、摩耗量
が少なく耐摩耗性に優れている。なお、比較例6に示し
たように、冷凍機油に対し、環状カーボネートおよび鎖
状カーボネートを0.01 重量未満下添加したものは、
十分な耐摩耗性が得られない。また、比較例7に示した
ように環状カーボネートを10重量%添加したものは、
完全に冷凍機油に溶解しないため、試験が実施できなか
った。
【0055】
【表5】
【0056】〔実施例38〕 〔比較例18〜20〕次に上記実施例1〜12で、耐摩
耗性を向上させることが確かめられた環状カーボネート
であるエチレンカーボネート誘導体Eを用い、熱安定性
を評価した。また、比較として基油単独及び、潤滑性向
上剤のNを用いた。
耗性を向上させることが確かめられた環状カーボネート
であるエチレンカーボネート誘導体Eを用い、熱安定性
を評価した。また、比較として基油単独及び、潤滑性向
上剤のNを用いた。
【0057】フッ化炭化水素系冷媒 R407Cを使用した。
【0058】冷凍機油 ペンタエリスリトールのカルボン酸エステルを使用し
た。粘度グレードはVG68である。
た。粘度グレードはVG68である。
【0059】前記したフッ化炭化水素系冷媒と冷凍機油
を1:1の重量比でガラスアンプル管に封管し、シール
ドチューブテストを実施した。潤滑性向上剤は冷凍機油
に対し、0.5重量%添加した。油中の水分を100ppm
に調整し、触媒には銅,鉄,アルミを共存させ、175
℃,21日間加熱した後の油を1/10N−KOH水溶
液(イソプロパノール性)で滴定し全酸価を求めた。
を1:1の重量比でガラスアンプル管に封管し、シール
ドチューブテストを実施した。潤滑性向上剤は冷凍機油
に対し、0.5重量%添加した。油中の水分を100ppm
に調整し、触媒には銅,鉄,アルミを共存させ、175
℃,21日間加熱した後の油を1/10N−KOH水溶
液(イソプロパノール性)で滴定し全酸価を求めた。
【0060】熱安定性の評価結果を表6に示した。表6
から明らかなように、本発明の冷凍機油組成物は、基油
単独及び比較例18の潤滑性向上剤と比べ、全酸価の増
加が小さく耐熱安定性に優れている。このことから潤滑
性向上剤としてだけでなく、ポリオールエステルの加水
分解を抑制する安定剤としての効果もみられる。また、
金属触媒においても変化はみられなかった。
から明らかなように、本発明の冷凍機油組成物は、基油
単独及び比較例18の潤滑性向上剤と比べ、全酸価の増
加が小さく耐熱安定性に優れている。このことから潤滑
性向上剤としてだけでなく、ポリオールエステルの加水
分解を抑制する安定剤としての効果もみられる。また、
金属触媒においても変化はみられなかった。
【0061】次に、フッ化炭化水素系冷媒と潤滑性向上
剤を配合した冷凍機油との相溶性を評価した。また、比
較として冷凍機油単体及び、潤滑性向上剤のOを用い
た。
剤を配合した冷凍機油との相溶性を評価した。また、比
較として冷凍機油単体及び、潤滑性向上剤のOを用い
た。
【0062】フッ化炭化水素系冷媒 R407Cを使用した。
【0063】冷凍機油 ペンタエリスリトールのカルボン酸エステルを使用し
た。粘度グレードはVG68である。
た。粘度グレードはVG68である。
【0064】前記したフッ化炭化水素系冷媒と冷凍機油
との相溶性をJIS K2211により評価した。
との相溶性をJIS K2211により評価した。
【0065】相溶性の評価結果を表6に示した。表6か
ら明らかなように、本発明の冷凍機油組成物は、フッ化
炭化水素系冷媒と冷凍機油との相溶性を阻害することが
なく比較例19の潤滑性向上剤と比べ、フッ化炭化水素
系冷媒と冷凍機油に対して優れた溶解性を示す。
ら明らかなように、本発明の冷凍機油組成物は、フッ化
炭化水素系冷媒と冷凍機油との相溶性を阻害することが
なく比較例19の潤滑性向上剤と比べ、フッ化炭化水素
系冷媒と冷凍機油に対して優れた溶解性を示す。
【0066】
【表6】
【0067】次に、潤滑性向上剤を配合した冷凍機油の
体積抵抗率を測定した。比較として冷凍機油単独を用い
た。体積抵抗率の測定結果を表6に示した。表6から明
らかなように、本発明の冷凍機油組成物は、冷凍機油単
独と比べても体積抵抗率の低下はみられない。
体積抵抗率を測定した。比較として冷凍機油単独を用い
た。体積抵抗率の測定結果を表6に示した。表6から明
らかなように、本発明の冷凍機油組成物は、冷凍機油単
独と比べても体積抵抗率の低下はみられない。
【0068】〔実施例39〕図2は本発明の冷凍機油組
成物を用いたスクロール式圧縮機の断面図である。圧縮
機は固定スクロール部材1の端板3に直立する渦巻状ラ
ップ5と、この固定スクロール部材1と実質的に同一形
状の端板4,ラップ6からなる旋回スクロール部材2と
をお互いにラップ5とラップ6とを向い合わせにして噛
み合わせて圧縮機構部を形成し、旋回スクロール部材2
を回転軸に結合された動作変換機構であるクランクシャ
フト7によって旋回運動させる。固定スクロール部材1
及び旋回スクロール部材2によって形成される圧縮室8
(8a,8b……)のうち、最も外側に位置している圧
縮室は、旋回運動にともなって容積が次第に縮小しなが
ら、両スクロール部材1,2の中心に向かって移動して
いく。固定及び旋回スクロール部材にはいずれもねずみ
鋳鉄、特にFC25の組合せ、又は固定スクロールにね
ずみ鋳鉄,旋回スクロールに重量でSi10〜30%,
Cu2〜5%,Mg,Fe,Mn,Zr及びCeの少な
くとも1種が0.1〜1.5%含むAl合金、特に焼結合
金との組合せが好ましい、焼結合金は高温での熱間加工
によって成形されるのが好ましい。Siは15〜25
%,Mg等の元素は0.5〜1.0%が好ましい。また、
Al合金はアルマイト処理等のその表面に酸化皮膜を形
成するのが防食の点で好ましい。
成物を用いたスクロール式圧縮機の断面図である。圧縮
機は固定スクロール部材1の端板3に直立する渦巻状ラ
ップ5と、この固定スクロール部材1と実質的に同一形
状の端板4,ラップ6からなる旋回スクロール部材2と
をお互いにラップ5とラップ6とを向い合わせにして噛
み合わせて圧縮機構部を形成し、旋回スクロール部材2
を回転軸に結合された動作変換機構であるクランクシャ
フト7によって旋回運動させる。固定スクロール部材1
及び旋回スクロール部材2によって形成される圧縮室8
(8a,8b……)のうち、最も外側に位置している圧
縮室は、旋回運動にともなって容積が次第に縮小しなが
ら、両スクロール部材1,2の中心に向かって移動して
いく。固定及び旋回スクロール部材にはいずれもねずみ
鋳鉄、特にFC25の組合せ、又は固定スクロールにね
ずみ鋳鉄,旋回スクロールに重量でSi10〜30%,
Cu2〜5%,Mg,Fe,Mn,Zr及びCeの少な
くとも1種が0.1〜1.5%含むAl合金、特に焼結合
金との組合せが好ましい、焼結合金は高温での熱間加工
によって成形されるのが好ましい。Siは15〜25
%,Mg等の元素は0.5〜1.0%が好ましい。また、
Al合金はアルマイト処理等のその表面に酸化皮膜を形
成するのが防食の点で好ましい。
【0069】図3は図1の吐出パイプ12の吐出口が異
なるだけで他図2とほぼ同じ構造を示す本実施例のスク
ロール式圧縮機の斜視図である。図2に示す圧縮機にお
いても、固定スクロール及び旋回スクロールには前述の
材料の組合せによって構成される。
なるだけで他図2とほぼ同じ構造を示す本実施例のスク
ロール式圧縮機の斜視図である。図2に示す圧縮機にお
いても、固定スクロール及び旋回スクロールには前述の
材料の組合せによって構成される。
【0070】図2及び図3はルームエアコン及び冷蔵庫
の圧縮機として用いることができ、ルームエアコン用と
しては冷媒が約1kg、冷凍機油が約350cc有してい
る。
の圧縮機として用いることができ、ルームエアコン用と
しては冷媒が約1kg、冷凍機油が約350cc有してい
る。
【0071】両圧縮室8a,8bが両スクロール部材
1,2の中心近傍に達したとき、両圧縮室8a,8bが
吐出口9と連通して、両圧縮室内の圧縮ガスが吐出さ
れ、固定スクロール部材1及びフレーム10に設けられ
たガス通路(図示せず)を通ってフレーム下部の圧縮容
器11内に至り、前記圧縮容器11の側壁に設けられた
吐出パイプ12から圧縮機外に吐出される。
1,2の中心近傍に達したとき、両圧縮室8a,8bが
吐出口9と連通して、両圧縮室内の圧縮ガスが吐出さ
れ、固定スクロール部材1及びフレーム10に設けられ
たガス通路(図示せず)を通ってフレーム下部の圧縮容
器11内に至り、前記圧縮容器11の側壁に設けられた
吐出パイプ12から圧縮機外に吐出される。
【0072】本圧縮機では、圧力容器11内に電動モー
タ13が内蔵されており、圧縮機外部の図示しないイン
バータによって制御された電圧に応じた回転速度でクラ
ンクシャフト7が回転し、圧縮動作を行う。また、前記
モータ13の下部に油溜め部が設けられており、この油
はクランクシャフト7に設けられた油孔14を通って、
旋回スクロール部材2とクランクシャフト7との摺動
部,滑り軸受け16等の潤滑に供される。
タ13が内蔵されており、圧縮機外部の図示しないイン
バータによって制御された電圧に応じた回転速度でクラ
ンクシャフト7が回転し、圧縮動作を行う。また、前記
モータ13の下部に油溜め部が設けられており、この油
はクランクシャフト7に設けられた油孔14を通って、
旋回スクロール部材2とクランクシャフト7との摺動
部,滑り軸受け16等の潤滑に供される。
【0073】次に、冷凍サイクルについて説明する。冷
暖房兼用のルームエアコンやパッケージエアコンなどの
ヒートポンプ冷凍サイクル構成図を図4に示した。
暖房兼用のルームエアコンやパッケージエアコンなどの
ヒートポンプ冷凍サイクル構成図を図4に示した。
【0074】室内を冷房する場合、圧縮機18の吐出パ
イプより断熱的に圧縮された高温高圧の冷媒ガスは四方
弁19を通り室外熱交換器20(凝縮手段として使用さ
れる)で冷却され、高圧の液冷媒となる。この冷媒は膨
張手段21(例えば、キャピラリーチューブや温度式膨
張弁など)で膨張され、僅かにガスを含む低温低圧液と
なって室内熱交換器22(蒸発手段として使用される)
に至り、室内の空気から熱を得て低温ガスの状態で再び
四方弁19を通って圧縮機18に至る。室内を暖房する
場合は、四方弁19によって冷媒の流れは逆方向に変え
られ、逆作用となる。
イプより断熱的に圧縮された高温高圧の冷媒ガスは四方
弁19を通り室外熱交換器20(凝縮手段として使用さ
れる)で冷却され、高圧の液冷媒となる。この冷媒は膨
張手段21(例えば、キャピラリーチューブや温度式膨
張弁など)で膨張され、僅かにガスを含む低温低圧液と
なって室内熱交換器22(蒸発手段として使用される)
に至り、室内の空気から熱を得て低温ガスの状態で再び
四方弁19を通って圧縮機18に至る。室内を暖房する
場合は、四方弁19によって冷媒の流れは逆方向に変え
られ、逆作用となる。
【0075】本実施例のスクロール式圧縮機が組み込ま
れた冷凍サイクルに、冷凍機油単独,潤滑性向上剤とし
て環状カーボネートであるエチレンカーボネート誘導体
Eを0.5 重量%添加した冷凍機油および潤滑性向上剤
としてジラウリルハイドロジエンホスファイトNを0.
5 重量%添加した冷凍機油をそれぞれ用い、一定条
件,一定時間で運転し、滑り軸受けの摩耗量を比較し
た。
れた冷凍サイクルに、冷凍機油単独,潤滑性向上剤とし
て環状カーボネートであるエチレンカーボネート誘導体
Eを0.5 重量%添加した冷凍機油および潤滑性向上剤
としてジラウリルハイドロジエンホスファイトNを0.
5 重量%添加した冷凍機油をそれぞれ用い、一定条
件,一定時間で運転し、滑り軸受けの摩耗量を比較し
た。
【0076】フッ化炭化水素系冷媒としてR410Aを
使用し、冷凍機油としてトリメチロールプロパン系のポ
リオールエステルVG56を用いた。
使用し、冷凍機油としてトリメチロールプロパン系のポ
リオールエステルVG56を用いた。
【0077】このスクロール式圧縮機で摺動が厳しいの
は滑り軸受けであり、このためシャフトの摩耗量を測定
することにより耐摩耗性を評価した。
は滑り軸受けであり、このためシャフトの摩耗量を測定
することにより耐摩耗性を評価した。
【0078】シャフト摩耗量と時間の関係を図5に示
す。潤滑性向上剤としてジラウリルハイドロジエンホス
ファイトKを配合した冷凍機油は、初期の摩耗量は少な
いが、摩擦時間が長いと摩耗が大幅に増加している。ま
た、図示しないが、熱安定性が劣るため試験後の油の全
酸価も高く、冷凍サイクルの膨張手段であるキャピラリ
ーチューブに付着物がみられた。一方、冷凍機油単独で
は現行組合せのHCFC22/鉱油に比べて摩耗量が僅
かに大きく、摩耗を十分に抑制できていない。これに対
し、潤滑性向上剤として環状カーボネートであるエチレ
ンカーボネート誘導体Eを配合した冷凍機油は、冷凍機
油単体と比較して摩耗も少なく、試験後の油の全酸価も
低く、冷凍サイクルの膨張手段であるキャピラリーチュ
ーブの閉塞もみられなかった。
す。潤滑性向上剤としてジラウリルハイドロジエンホス
ファイトKを配合した冷凍機油は、初期の摩耗量は少な
いが、摩擦時間が長いと摩耗が大幅に増加している。ま
た、図示しないが、熱安定性が劣るため試験後の油の全
酸価も高く、冷凍サイクルの膨張手段であるキャピラリ
ーチューブに付着物がみられた。一方、冷凍機油単独で
は現行組合せのHCFC22/鉱油に比べて摩耗量が僅
かに大きく、摩耗を十分に抑制できていない。これに対
し、潤滑性向上剤として環状カーボネートであるエチレ
ンカーボネート誘導体Eを配合した冷凍機油は、冷凍機
油単体と比較して摩耗も少なく、試験後の油の全酸価も
低く、冷凍サイクルの膨張手段であるキャピラリーチュ
ーブの閉塞もみられなかった。
【0079】また、本実施例のスクロール式圧縮機が組
み込まれた冷凍サイクルに、炭化水素系冷媒であるプロ
パンとナフテン系鉱油を封入し、冷凍機油単体と、潤滑
性向上剤として環状カーボネートであるエチレンカーボ
ネート誘導体Eを0.5 重量%添加した冷凍機油を前記
した同手法により約180日の耐摩耗性を評価した。こ
れからも冷凍機油単体と比べて潤滑性向上剤Eを添加し
た冷凍機油は摩耗量が約1/3と少なく優れた耐摩耗性
を示した。
み込まれた冷凍サイクルに、炭化水素系冷媒であるプロ
パンとナフテン系鉱油を封入し、冷凍機油単体と、潤滑
性向上剤として環状カーボネートであるエチレンカーボ
ネート誘導体Eを0.5 重量%添加した冷凍機油を前記
した同手法により約180日の耐摩耗性を評価した。こ
れからも冷凍機油単体と比べて潤滑性向上剤Eを添加し
た冷凍機油は摩耗量が約1/3と少なく優れた耐摩耗性
を示した。
【0080】以上の結果から、これらの環状カーボネー
トおよび鎖状カーボネートで選ばれる化合物単独あるい
は混合物を、冷凍機油に対し0.01 重量%以上添加す
ることにより、冷凍機油の種類に関係なく、冷凍機油の
耐摩耗性を著しく向上させ、かつ摩擦係数を低減させる
ことが確かめられた。
トおよび鎖状カーボネートで選ばれる化合物単独あるい
は混合物を、冷凍機油に対し0.01 重量%以上添加す
ることにより、冷凍機油の種類に関係なく、冷凍機油の
耐摩耗性を著しく向上させ、かつ摩擦係数を低減させる
ことが確かめられた。
【0081】本発明の冷凍機油組成物を冷凍装置に用い
ることにより、摺動部の摩耗を抑制し、また、冷凍サイ
クルを閉塞せず、信頼性を大幅に向上させることが確か
められた。
ることにより、摺動部の摩耗を抑制し、また、冷凍サイ
クルを閉塞せず、信頼性を大幅に向上させることが確か
められた。
【0082】なお、本発明では塩素を含まないHFC系
代替冷媒との溶解性が高いポリオールエステルについて
主に実機評価の結果を述べたが、例えば冷凍サイクルか
ら圧縮機への油戻りを確実なものとするための油回収機
構を設置したり、フッ化炭化水素系冷媒にプロパンやイ
ソブタン,ペンタンを僅かに混合するなどして、フッ化
炭化水素系冷媒とは不溶解の鉱油又はアルキルベンゼン
を使用した冷凍サイクルにも適用できる。また、潤滑性
や冷媒との相溶性を損なわない範囲で酸化防止剤,酸捕
捉剤,消泡剤,金属不活性剤等を混合しても良い。
代替冷媒との溶解性が高いポリオールエステルについて
主に実機評価の結果を述べたが、例えば冷凍サイクルか
ら圧縮機への油戻りを確実なものとするための油回収機
構を設置したり、フッ化炭化水素系冷媒にプロパンやイ
ソブタン,ペンタンを僅かに混合するなどして、フッ化
炭化水素系冷媒とは不溶解の鉱油又はアルキルベンゼン
を使用した冷凍サイクルにも適用できる。また、潤滑性
や冷媒との相溶性を損なわない範囲で酸化防止剤,酸捕
捉剤,消泡剤,金属不活性剤等を混合しても良い。
【0083】〔実施例40〕図6は密閉型ロータリ圧縮
機の断面図である。
機の断面図である。
【0084】図6において、101は油溜めを兼ねた密
閉容器に係るケースで、このケース101内に電動機部
122と圧縮機部123とが収納されている。
閉容器に係るケースで、このケース101内に電動機部
122と圧縮機部123とが収納されている。
【0085】電動機122は、固定子119と回転子1
20とからなり、回転子120には鋳鉄製の回転軸10
4Aが嵌着されている。回転軸104Aは、偏心部10
3を有し、一端側に中空状に軸穴117が形設されてい
る。
20とからなり、回転子120には鋳鉄製の回転軸10
4Aが嵌着されている。回転軸104Aは、偏心部10
3を有し、一端側に中空状に軸穴117が形設されてい
る。
【0086】前記固定子119の巻線部119aは、そ
の芯線がエステルイミド被膜で覆われ、固定子のコア部
と巻線部の間にポリエチレンテレフタレートの電気絶縁
フィルムが挿着され、また回転軸104Aの表面は研削
加工により仕上げられている。
の芯線がエステルイミド被膜で覆われ、固定子のコア部
と巻線部の間にポリエチレンテレフタレートの電気絶縁
フィルムが挿着され、また回転軸104Aの表面は研削
加工により仕上げられている。
【0087】圧縮機部123は、鉄系焼結体のシリンダ
102、前記回転軸104Aの偏心部103に嵌入され
シリンダ2の内側に沿って偏心回転する鋳鉄製ローラ1
07、このローラ107に先端が当接し他端がばね10
9に押されながらシリンダ102の溝108内を往復運
動する高速度鋼製ベーン110,前記回転軸104Aの軸受
とシリンダ102の側壁とを兼ね前記シリンダの両端に
配設されている鋳鉄又は鉄系焼結体の主軸受105およ
び副軸受106を主要機構要素としている。副軸受10
6には、吐出弁127が具備されており、サイレンサ1
28を形成するように吐出カバー125が取り付けら
れ、主軸受105,シリンダ102,副軸受106をボ
ルト121で締結している。前記ベーン110の背面1
11と、シリンダ102の溝8と、主軸受105,副軸
受106とで囲まれてポンプ室112が構成されてい
る。
102、前記回転軸104Aの偏心部103に嵌入され
シリンダ2の内側に沿って偏心回転する鋳鉄製ローラ1
07、このローラ107に先端が当接し他端がばね10
9に押されながらシリンダ102の溝108内を往復運
動する高速度鋼製ベーン110,前記回転軸104Aの軸受
とシリンダ102の側壁とを兼ね前記シリンダの両端に
配設されている鋳鉄又は鉄系焼結体の主軸受105およ
び副軸受106を主要機構要素としている。副軸受10
6には、吐出弁127が具備されており、サイレンサ1
28を形成するように吐出カバー125が取り付けら
れ、主軸受105,シリンダ102,副軸受106をボ
ルト121で締結している。前記ベーン110の背面1
11と、シリンダ102の溝8と、主軸受105,副軸
受106とで囲まれてポンプ室112が構成されてい
る。
【0088】主軸受105には、ケース101内の底部
に貯溜した冷媒の溶解した冷凍機油113Aをポンプ室
112内へ吸入できる吸込ピース114があり、副軸受
106にはポンプ室112から冷凍機油113Aを送油管
115へ吐出できる吐出ポート116がある。前記送油
管115は回転軸104Aの軸穴117へ冷凍機油11
3Aを供給し、さらに軸穴117から分岐穴118を通
して所要の摺動部へ給油できるようになっている。
に貯溜した冷媒の溶解した冷凍機油113Aをポンプ室
112内へ吸入できる吸込ピース114があり、副軸受
106にはポンプ室112から冷凍機油113Aを送油管
115へ吐出できる吐出ポート116がある。前記送油
管115は回転軸104Aの軸穴117へ冷凍機油11
3Aを供給し、さらに軸穴117から分岐穴118を通
して所要の摺動部へ給油できるようになっている。
【0089】圧縮機を運転し、鋳鉄製回転軸104Aが
回転すると、それに伴って調質鋳鉄製ローラ107が回
転し、高速度鋼製ベーン110はばね109によって押
され、ローラ107に先端を当接しながら鋳鉄又は鉄系
焼結体のシリンダ102の溝108内を往復運動し、冷
媒吸込口から流入した冷媒を圧縮し、冷媒は冷媒吐出口
24を介して吐出パイプ29から圧縮機外に吐出され
る。固定子19の巻線部19aおよび電気絶縁フィルム
(図示せず)は、冷媒が溶解した冷凍機油中に浸漬もし
くは、ミストにより吹付けの環境に曝される。
回転すると、それに伴って調質鋳鉄製ローラ107が回
転し、高速度鋼製ベーン110はばね109によって押
され、ローラ107に先端を当接しながら鋳鉄又は鉄系
焼結体のシリンダ102の溝108内を往復運動し、冷
媒吸込口から流入した冷媒を圧縮し、冷媒は冷媒吐出口
24を介して吐出パイプ29から圧縮機外に吐出され
る。固定子19の巻線部19aおよび電気絶縁フィルム
(図示せず)は、冷媒が溶解した冷凍機油中に浸漬もし
くは、ミストにより吹付けの環境に曝される。
【0090】本実施例においても前述の実施例1〜21
に記載の冷凍機油とフッ化炭化水素系冷媒134aとの
組合せ及び前述の実施例21〜37に記載の冷凍機油と
イソブタンの組合せにおいて、実施例39と同様の効果
が得られることが確認された。
に記載の冷凍機油とフッ化炭化水素系冷媒134aとの
組合せ及び前述の実施例21〜37に記載の冷凍機油と
イソブタンの組合せにおいて、実施例39と同様の効果
が得られることが確認された。
【0091】
【発明の効果】本発明に係る冷凍機油はスクロール,レ
シプロ,スクリュー,ロータリー式等容積型圧縮機,タ
ーボ型等の容量形圧縮機において効果が得られる。
シプロ,スクリュー,ロータリー式等容積型圧縮機,タ
ーボ型等の容量形圧縮機において効果が得られる。
【図1】ファレックス試験法の概要を示す斜視図。
【図2】スクロール式圧縮機を説明する断面図。
【図3】スクロール式圧縮機の部分断面斜視図。
【図4】冷凍装置の冷凍サイクルを説明する図。
【図5】本発明の実施例22のシャフト摩耗量と時間の
関係を示す線図。
関係を示す線図。
【図6】密閉形ロータリ式圧縮機の要部断面図。
【図7】図6の回転部の要部断面図。
1…固定スクロール部材、2…旋回スクロール部材、
3,4…端版、5,6…ラップ、7…クランクシャフ
ト、8…圧縮室、9…吐出口、10…フレーム、11…
圧力容器、12…吐出パイプ、13…モータ、14…油
孔、15…オルダムリング、16…滑り軸受け、17…
吸入パイプ、18…圧縮機、19…四方弁、20…室外
熱交換器、21…膨張手段、22…室内熱交換器、10
1…ケース、102…シリンダ、103…偏心部、10
4…回転軸、105…主軸受、106…副軸受、107…
ローラ、110…ベーン、113…冷凍機油、117…
軸穴、119…固定子、120…回転子、122…電動
機、1190…巻線。
3,4…端版、5,6…ラップ、7…クランクシャフ
ト、8…圧縮室、9…吐出口、10…フレーム、11…
圧力容器、12…吐出パイプ、13…モータ、14…油
孔、15…オルダムリング、16…滑り軸受け、17…
吸入パイプ、18…圧縮機、19…四方弁、20…室外
熱交換器、21…膨張手段、22…室内熱交換器、10
1…ケース、102…シリンダ、103…偏心部、10
4…回転軸、105…主軸受、106…副軸受、107…
ローラ、110…ベーン、113…冷凍機油、117…
軸穴、119…固定子、120…回転子、122…電動
機、1190…巻線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C10N 30:06 40:30 (72)発明者 新井 寿一 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 飯塚 董 栃木県下都賀郡大平町大字富田800番地 株式会社日立製作所冷熱事業部栃木本部内
Claims (16)
- 【請求項1】基油を主成分とし、環状カーボネートおよ
び鎖状カーボネートで選ばれる化合物単独あるいは混合
物を含有することを特徴とする冷凍機油組成物。 - 【請求項2】請求項1記載の環状カーボネートが、エチ
レンカーボネート誘導体であることを特徴とする冷凍機
油組成物。 - 【請求項3】請求項1記載の環状カーボネートおよび鎖
状カーボネートで選ばれる化合物単独あるいは混合物
が、次の一般式で表される環状カーボネート(1)ある
いは鎖状カーボネート(2)であることを特徴とする冷
凍機油組成物。 【化1】 (式(1)中、R1 ,R2 はそれぞれ独立に水素あるい
はフッ素あるいは炭素数1から4のアルキルあるいは炭
素数1から3のパーフルオロアルキルを表す。但し、R
1 ,R2 は同一であっても異なっても良い。式(2)
中、R3 ,R4 はそれぞれ独立に炭素数1からR4 のア
ルキルあるいは炭素数1から3のパーフルオロアルキル
を表す。但し、R3 ,R4 は同一であっても異なっても
良い。) - 【請求項4】請求項3(1)式記載の環状カーボネート
が3−トリフルオロメチル−エチレンカーボネートであ
ることを特徴とする冷凍機油組成物。 - 【請求項5】請求項3(2)式記載の鎖状カーボネート
がジメチルカーボネートであることを特徴とする冷凍機
油組成物。 - 【請求項6】前記環状カーボネートおよび鎖状カーボネ
ートで選ばれる化合物単独あるいは混合物が、0.01
〜5.0重量%含むことを特徴とする請求項1〜5のい
ずれかに記載の冷凍機油組成物。 - 【請求項7】フッ化炭化水素系冷媒あるいは炭化水素系
冷媒と冷凍機油とを有する冷凍装置用作動媒体におい
て、該媒体は環状カーボネートおよび鎖状カーボネート
で選ばれる化合物単独あるいは混合物を含有することを
特徴とする冷凍装置用作動媒体。 - 【請求項8】請求項2〜6のいずれかに記載の冷凍機油
を含むことを特徴とする冷凍装置用作動媒体。 - 【請求項9】圧縮手段,凝縮手段,膨張手段及び蒸発手
段を備えた冷凍装置において、 フッ化炭化水素系冷媒あるいは炭化水素系冷媒と冷凍機
油とを有する作動媒体に環状カーボネートおよび鎖状カ
ーボネートで選ばれる化合物単独あるいは混合物を含む
ことを特徴とする冷凍装置。 - 【請求項10】請求項9記載の環状カーボネート及び鎖
状カーボネートで選ばれる化合物単独又は混合物が次の
一般式で表される環状カーボネート(1)又は鎖状カー
ボネート(2)であることを特徴とする冷凍装置。 【化2】 (式(1)中、R1 ,R2 はそれぞれ独立に水素あるい
はフッ素あるいは炭素数1から4のアルキルあるいは炭
素数1から3のパーフルオロアルキルを表す。但し、R
1 ,R2 は同一であっても異なっても良い。式(2)
中、R3 ,R4 はそれぞれ独立に炭素数1から4のアル
キルあるいは炭素数1から3のパーフルオロアルキルを
表す。但し、R3 ,R4 は同一であっても異なっても良
い。) - 【請求項11】請求項10の(1)式記載の環状カーボ
ネートが3−トリフルオロメチル−エチレンカーボネー
トであることを特徴とする冷凍装置。 - 【請求項12】請求項10の(2)式記載の鎖状カーボ
ネートがジメチルカーボネートであることを特徴とする
冷凍装置。 - 【請求項13】請求項9〜12のいずれかに記載の環状
カーボネートおよび鎖状カーボネートで選ばれる化合物
単独あるいは混合物が冷凍機油に対し、0.01〜5.0
重量%含むことを特徴とする冷凍装置。 - 【請求項14】冷媒と冷凍機油とを含む作動媒体を貯溜
する密閉容器内に回転子と固定子とを有するモータと、
前記回転子に嵌着された回転軸と、該回転軸に連結され
た旋回スクロールと、該スクロールに対向して設けられ
た固定スクロールとを備え、前記旋回スクロールの駆動
によって前記冷媒を圧縮する圧縮機において、前記作動
媒体はフッ化炭化水素系冷媒あるいは炭化水素系冷媒及
び冷凍機油とを主とし、環状カーボネート及び鎖状カー
ボネートから選ばれる化合物単独あるいは混合物を含む
ことを特徴とする圧縮機。 - 【請求項15】請求項2〜6のいずれかに記載の冷凍機
油からなることを特徴とする請求項14に記載の圧縮
機。 - 【請求項16】冷媒と冷凍機油とを含む作動媒体を貯溜
する密閉容器内に回転子と固定子からなるモータと、前
記回転子に嵌着された回転軸と、この回転軸を介して、
前記モータに連結された圧縮機部とを収納し、前記圧縮
機部より吐出された高圧冷媒ガスを密閉容器内に滞留す
る冷媒圧縮機において、前記作動媒体はフッ化炭化水素
系冷媒あるいは炭化水素系冷媒及び冷凍機油を主とし、
環状カーボネート及び鎖状カーボネートから選ばれる化
合物単独あるいは混合物を含むことを特徴とする冷媒圧
縮機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10248046A JPH11158478A (ja) | 1997-09-09 | 1998-09-02 | 冷凍機油組成物及び該組成物を用いた冷凍装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9-243678 | 1997-09-09 | ||
| JP24367897 | 1997-09-09 | ||
| JP10248046A JPH11158478A (ja) | 1997-09-09 | 1998-09-02 | 冷凍機油組成物及び該組成物を用いた冷凍装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11158478A true JPH11158478A (ja) | 1999-06-15 |
Family
ID=26536373
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10248046A Pending JPH11158478A (ja) | 1997-09-09 | 1998-09-02 | 冷凍機油組成物及び該組成物を用いた冷凍装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11158478A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002356691A (ja) * | 2001-05-31 | 2002-12-13 | Matsushita Refrig Co Ltd | 冷凍装置 |
| JP2003073681A (ja) * | 2001-09-03 | 2003-03-12 | Hitachi Ltd | 冷蔵庫用作動媒体組成物又は該組成物を用いた冷蔵庫 |
| JP2007248020A (ja) * | 2006-03-20 | 2007-09-27 | Hitachi Appliances Inc | 密閉形圧縮機及び冷凍装置並びに冷蔵庫 |
| JP2010139171A (ja) * | 2008-12-12 | 2010-06-24 | Hitachi Appliances Inc | 冷媒圧縮機及び冷凍サイクル装置 |
| JP2011510157A (ja) * | 2008-01-23 | 2011-03-31 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | ヒドロフルオロカーボネートを含む熱伝達装置及び方法 |
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1998
- 1998-09-02 JP JP10248046A patent/JPH11158478A/ja active Pending
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