JPH1115857A - 2次元cadにおける干渉部品検出装置および干渉部品検出方法 - Google Patents
2次元cadにおける干渉部品検出装置および干渉部品検出方法Info
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- JPH1115857A JPH1115857A JP9166903A JP16690397A JPH1115857A JP H1115857 A JPH1115857 A JP H1115857A JP 9166903 A JP9166903 A JP 9166903A JP 16690397 A JP16690397 A JP 16690397A JP H1115857 A JPH1115857 A JP H1115857A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 2次元CADにおいて、板金部品以外の一般
的な部品に対しても高精度の干渉検証を可能にする。 【解決手段】 干渉検証前処理部41は、記憶部30から部
品形状データを読み込み、三面図の各投影面における各
部品の矩形領域が重なる重なり領域を算出する。2次元
干渉検証部42は、干渉検証前処理部41により算出された
重なり領域が全ての投影面において存在するとき、各投
影面における各部品の外形形状の交差領域を算出する。
干渉領域立体化検証部43は、2次元干渉検証部42により
算出された交差領域が全ての投影面において存在すると
き、各交差領域をそれに対応する投影面に垂直に走査す
ることにより柱状立体を作成して全ての柱状立体の積集
合を算出し、この積集合が空集合ではないとき干渉あり
と判定する。
的な部品に対しても高精度の干渉検証を可能にする。 【解決手段】 干渉検証前処理部41は、記憶部30から部
品形状データを読み込み、三面図の各投影面における各
部品の矩形領域が重なる重なり領域を算出する。2次元
干渉検証部42は、干渉検証前処理部41により算出された
重なり領域が全ての投影面において存在するとき、各投
影面における各部品の外形形状の交差領域を算出する。
干渉領域立体化検証部43は、2次元干渉検証部42により
算出された交差領域が全ての投影面において存在すると
き、各交差領域をそれに対応する投影面に垂直に走査す
ることにより柱状立体を作成して全ての柱状立体の積集
合を算出し、この積集合が空集合ではないとき干渉あり
と判定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2次元CADにお
いて部品同士の干渉の有無を検出する干渉部品検出装置
および干渉部品検出方法に関するものである。
いて部品同士の干渉の有無を検出する干渉部品検出装置
および干渉部品検出方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、情報機器を始めとする製品におい
ては、消費者のニーズに応える形で新製品が次々に登場
しており、その期間が短くなる傾向にある。この事情に
対応するためには、設計から試作、製造、出荷までの期
間を短縮する必要がある。しかし、設計段階の不具合の
多くは試作によって発見されるため、再設計を実施する
という手戻りが発生する。この手戻りを削減するために
さまざまな施策が行われている。その施策の1つとし
て、試作を実施する前に部品同士の干渉を検出する干渉
チェックがある。
ては、消費者のニーズに応える形で新製品が次々に登場
しており、その期間が短くなる傾向にある。この事情に
対応するためには、設計から試作、製造、出荷までの期
間を短縮する必要がある。しかし、設計段階の不具合の
多くは試作によって発見されるため、再設計を実施する
という手戻りが発生する。この手戻りを削減するために
さまざまな施策が行われている。その施策の1つとし
て、試作を実施する前に部品同士の干渉を検出する干渉
チェックがある。
【0003】図8は、従来の干渉部品検出装置の一例を
示す構成図である。この装置は、2次元CADにおいて
部品同士の干渉を検出するものであって、部品の形状や
処理コマンド等を入力する入力装置60、入力結果のエコ
ーや処理結果の表示を行う表示装置70、部品個々の形状
データや材料の板厚データ等を格納する記憶部80、およ
び処理装置90を有している。そして、処理装置90は、干
渉検証前処理部91により記憶部80に格納された形状デー
タをもとに干渉検証の対象となる部品組み合わせを抽出
し、干渉しない組み合わせを除外する。次いで、板厚形
状処理部92により板金部品に特有の形状を考慮した重な
り領域の検証を実施し、干渉している領域を決定する。
次いで、この干渉領域を結果表示部93により図の形にし
て表示装置70に表示させるものである。
示す構成図である。この装置は、2次元CADにおいて
部品同士の干渉を検出するものであって、部品の形状や
処理コマンド等を入力する入力装置60、入力結果のエコ
ーや処理結果の表示を行う表示装置70、部品個々の形状
データや材料の板厚データ等を格納する記憶部80、およ
び処理装置90を有している。そして、処理装置90は、干
渉検証前処理部91により記憶部80に格納された形状デー
タをもとに干渉検証の対象となる部品組み合わせを抽出
し、干渉しない組み合わせを除外する。次いで、板厚形
状処理部92により板金部品に特有の形状を考慮した重な
り領域の検証を実施し、干渉している領域を決定する。
次いで、この干渉領域を結果表示部93により図の形にし
て表示装置70に表示させるものである。
【0004】このように、従来の干渉部品検出装置は、
干渉検証前処理部91の段階で大まかな形状によって粗い
精度での干渉検証を実施し、次いで、板厚形状処理部92
の段階で板金部品には必ず板厚を示す平行線分が三図面
中に現れるという特徴を利用して平行線分の交差領域を
検出し、交差領域が三面に存在するか否かで精度の細か
い干渉検証を実施していた。すなわち、板金部品に対し
ては2段階の干渉検証を実施することによって検出精度
を高めていた。
干渉検証前処理部91の段階で大まかな形状によって粗い
精度での干渉検証を実施し、次いで、板厚形状処理部92
の段階で板金部品には必ず板厚を示す平行線分が三図面
中に現れるという特徴を利用して平行線分の交差領域を
検出し、交差領域が三面に存在するか否かで精度の細か
い干渉検証を実施していた。すなわち、板金部品に対し
ては2段階の干渉検証を実施することによって検出精度
を高めていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上に
述べた干渉部品検出装置では、板金部品に特化した干渉
検証は可能であっても、その他の部品では正確に干渉を
判定できないという欠点があった。また、大まかな判定
条件で検証するため、非干渉部品が干渉しているとした
過った判定が非常に多くなるという欠点があった。
述べた干渉部品検出装置では、板金部品に特化した干渉
検証は可能であっても、その他の部品では正確に干渉を
判定できないという欠点があった。また、大まかな判定
条件で検証するため、非干渉部品が干渉しているとした
過った判定が非常に多くなるという欠点があった。
【0006】本発明はこのような従来技術の欠点を解消
し、板金部品以外の一般的な部品に対しても高精度の干
渉検証を行うことができる2次元CADにおける干渉部
品検出装置および干渉部品検出方法を提供することを目
的とする。
し、板金部品以外の一般的な部品に対しても高精度の干
渉検証を行うことができる2次元CADにおける干渉部
品検出装置および干渉部品検出方法を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するために、複数の投影面毎に、各投影面上において
各部品の外形形状が互いに交差する交差領域を算出する
2次元干渉検証手段と、2次元干渉検証手段により算出
した交差領域が全ての投影面において存在するとき、各
交差領域を投影面に垂直に走査して柱状立体を作成し、
次いでこの柱状立体の全てが交差することにより形成さ
れる立体を算出する干渉領域立体化検証手段とを有する
ことを特徴とする。
決するために、複数の投影面毎に、各投影面上において
各部品の外形形状が互いに交差する交差領域を算出する
2次元干渉検証手段と、2次元干渉検証手段により算出
した交差領域が全ての投影面において存在するとき、各
交差領域を投影面に垂直に走査して柱状立体を作成し、
次いでこの柱状立体の全てが交差することにより形成さ
れる立体を算出する干渉領域立体化検証手段とを有する
ことを特徴とする。
【0008】また、本発明は、複数の投影面毎に、各投
影面上において各部品の矩形領域が重なる重なり領域を
算出する干渉検証前処理手段と、干渉検証前処理手段に
より算出した重なり領域が全ての投影面において存在す
るとき、各投影面上において各部品の外形形状が互いに
交差する交差領域を算出する2次元干渉検証手段と、2
次元干渉検証手段により算出した交差領域が全ての投影
面において存在するとき、各交差領域を投影面に垂直に
走査して柱状立体を作成し、次いでこの柱状立体の全て
が交差することにより形成される立体を算出する干渉領
域立体化検証手段とを有することを特徴とする。
影面上において各部品の矩形領域が重なる重なり領域を
算出する干渉検証前処理手段と、干渉検証前処理手段に
より算出した重なり領域が全ての投影面において存在す
るとき、各投影面上において各部品の外形形状が互いに
交差する交差領域を算出する2次元干渉検証手段と、2
次元干渉検証手段により算出した交差領域が全ての投影
面において存在するとき、各交差領域を投影面に垂直に
走査して柱状立体を作成し、次いでこの柱状立体の全て
が交差することにより形成される立体を算出する干渉領
域立体化検証手段とを有することを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】次に添付図面を参照して本発明に
よる2次元CADにおける干渉部品検出装置の実施例を
詳細に説明する。
よる2次元CADにおける干渉部品検出装置の実施例を
詳細に説明する。
【0010】本実施例は、各部品の矩形領域が重なる重
なり領域を各投影面毎に算出して部品同士の干渉の可能
性を判断し、次いで、干渉の可能性がある場合には、各
部品の外形形状の交差領域を各投影面毎に算出して柱状
立体を作成し、その柱状立体の積集合を算出して部品同
士の干渉の有無を検証するものである。
なり領域を各投影面毎に算出して部品同士の干渉の可能
性を判断し、次いで、干渉の可能性がある場合には、各
部品の外形形状の交差領域を各投影面毎に算出して柱状
立体を作成し、その柱状立体の積集合を算出して部品同
士の干渉の有無を検証するものである。
【0011】図1は、本実施例の干渉部品検出装置を示
す構成図である。図1において、入力装置10は、部品の
形状データや処理コマンド等を入力する装置、表示装置
20は、入力結果のエコーや処理結果を表示する装置、記
憶部30は、部品個々の形状データやプロパティ情報を格
納するメモリであって、いずれも処理装置40に接続され
ている。処理装置40は、入力装置10、表示装置20および
記憶部30を制御して所定の処理を実行するものであり、
各部品の矩形領域が重なる領域を各投影面毎に算出して
干渉の可能性を判断する干渉検証前処理部41と、各部品
の外形形状の交差領域を各投影面毎に算出する2次元干
渉検証部42と、各投影面における交差領域に対応する柱
状立体を作成し、その柱状立体の積集合を算出して部品
同士の干渉の有無を検証する干渉領域立体化検証部43
と、その検証結果を表示装置30に表示させる結果表示部
44とを有する。
す構成図である。図1において、入力装置10は、部品の
形状データや処理コマンド等を入力する装置、表示装置
20は、入力結果のエコーや処理結果を表示する装置、記
憶部30は、部品個々の形状データやプロパティ情報を格
納するメモリであって、いずれも処理装置40に接続され
ている。処理装置40は、入力装置10、表示装置20および
記憶部30を制御して所定の処理を実行するものであり、
各部品の矩形領域が重なる領域を各投影面毎に算出して
干渉の可能性を判断する干渉検証前処理部41と、各部品
の外形形状の交差領域を各投影面毎に算出する2次元干
渉検証部42と、各投影面における交差領域に対応する柱
状立体を作成し、その柱状立体の積集合を算出して部品
同士の干渉の有無を検証する干渉領域立体化検証部43
と、その検証結果を表示装置30に表示させる結果表示部
44とを有する。
【0012】次に、本実施例の動作を図2から図7まで
の各図を用いて説明する。ここで、図2は、本実施例の
動作を示すフローチャートであり、処理装置40により実
行される。特に、ステップS202〜S205の処理は処理装置
40の干渉検証前処理部41により、ステップS206〜S208の
処理は2次元干渉検証部42により、ステップS209〜S212
の処理は干渉領域立体化検証部43により、ステップS213
〜S214の処理は結果表示部44によりそれぞれ実行され
る。図3は、干渉検証の対象となる部品組み合わせの一
例を示す概略斜視図である。また、図4は、部品組み合
わせの三面図、図5は、干渉検証前処理の説明図、図6
は、2次元干渉検証の説明図、図7は、干渉領域立体化
検証の説明図である。
の各図を用いて説明する。ここで、図2は、本実施例の
動作を示すフローチャートであり、処理装置40により実
行される。特に、ステップS202〜S205の処理は処理装置
40の干渉検証前処理部41により、ステップS206〜S208の
処理は2次元干渉検証部42により、ステップS209〜S212
の処理は干渉領域立体化検証部43により、ステップS213
〜S214の処理は結果表示部44によりそれぞれ実行され
る。図3は、干渉検証の対象となる部品組み合わせの一
例を示す概略斜視図である。また、図4は、部品組み合
わせの三面図、図5は、干渉検証前処理の説明図、図6
は、2次元干渉検証の説明図、図7は、干渉領域立体化
検証の説明図である。
【0013】図2において、先頭のステップS201では、
干渉検証をすべき部品組み合わせが存在するか否かを判
断し、存在する場合にはステップS202〜S205の干渉検証
前処理に移行する。本実施例では、図3に示す形状の部
品(A)51 と部品(B)52 とが、同図に示す状態に組み合わ
される部品組み合わせ(C)50 を干渉検証の対象とする。
なお、干渉検証の対象となる部品の形状は任意でよく、
直線に限らず曲線を含むものであってもよい。
干渉検証をすべき部品組み合わせが存在するか否かを判
断し、存在する場合にはステップS202〜S205の干渉検証
前処理に移行する。本実施例では、図3に示す形状の部
品(A)51 と部品(B)52 とが、同図に示す状態に組み合わ
される部品組み合わせ(C)50 を干渉検証の対象とする。
なお、干渉検証の対象となる部品の形状は任意でよく、
直線に限らず曲線を含むものであってもよい。
【0014】干渉検証前処理では、比較的簡易な方法で
干渉検証を実行する。まず、ステップS202では、部品単
位の形状データが格納されている記憶部30から、干渉検
証に必要な部品(A) と部品(B) の部品形状データを読み
込む。
干渉検証を実行する。まず、ステップS202では、部品単
位の形状データが格納されている記憶部30から、干渉検
証に必要な部品(A) と部品(B) の部品形状データを読み
込む。
【0015】ステップS203では、その部品形状データに
基づいて、三面図の各投影面における各部品の形状を特
定する。図4は、部品(A) 、部品(B) の三面図であり、
(a)は正面図、(b) は平面図、(c) は右側面図である。
次いで、各投影面における部品(A) と部品(B) が占める
矩形領域を算出する。ここで、矩形領域とは、領域外に
はその部品の図形要素が存在しないという条件を満たす
矩形のうち最小のものをいう。具体的には、投影面にお
いて部品の形状要素の最大・最小座標値を算出し、それ
らを結んだ線分を対角線とする矩形を求めることにより
矩形領域を算出する。図5のa1〜a3、b1〜b3は、このよ
うにして算出した矩形領域を示しており、a1〜a3は、部
品(A) の矩形領域であり、b1〜b3は、部品(B) の矩形領
域である。
基づいて、三面図の各投影面における各部品の形状を特
定する。図4は、部品(A) 、部品(B) の三面図であり、
(a)は正面図、(b) は平面図、(c) は右側面図である。
次いで、各投影面における部品(A) と部品(B) が占める
矩形領域を算出する。ここで、矩形領域とは、領域外に
はその部品の図形要素が存在しないという条件を満たす
矩形のうち最小のものをいう。具体的には、投影面にお
いて部品の形状要素の最大・最小座標値を算出し、それ
らを結んだ線分を対角線とする矩形を求めることにより
矩形領域を算出する。図5のa1〜a3、b1〜b3は、このよ
うにして算出した矩形領域を示しており、a1〜a3は、部
品(A) の矩形領域であり、b1〜b3は、部品(B) の矩形領
域である。
【0016】ステップS204では、ステップS203で算出し
た部品(A) の矩形領域(a1、a2、a3)と部品(B) の矩形
領域(b1、b2、b3)とが重なり合う重なり領域を投影面
毎に算出する。図5のc1〜c3は、ステップS204で算出し
た各投影面における重なり領域を示す。
た部品(A) の矩形領域(a1、a2、a3)と部品(B) の矩形
領域(b1、b2、b3)とが重なり合う重なり領域を投影面
毎に算出する。図5のc1〜c3は、ステップS204で算出し
た各投影面における重なり領域を示す。
【0017】ステップS205では、ステップS204で算出し
た重なり領域が全ての投影面に存在するか否かを判定す
る。そして、重なり領域が全ての投影面において存在す
る場合には、部品(A) と部品(B) が干渉する可能性があ
ると判断して、ステップS206〜S208の2次元干渉検証に
移行する。しかし、重なる領域が存在しない投影面が1
つでも存在する場合には、部品(A) と部品(B) が干渉す
る可能性はないと判断してステップS201の処理に戻り、
次の部品組み合わせについて干渉検証を実行する。これ
により、干渉する可能性のない場合は、それ以降の処理
を省略できるので、処理の迅速化を図ることができる。
なお、部品組み合わせ(C) の場合は、図5に示すように
全ての投影面において重なり領域(c1、c1、c3)が存在
するので、干渉の可能性ありと判断し、次のステップS2
06〜S208の2次元干渉検証を実行することになる。
た重なり領域が全ての投影面に存在するか否かを判定す
る。そして、重なり領域が全ての投影面において存在す
る場合には、部品(A) と部品(B) が干渉する可能性があ
ると判断して、ステップS206〜S208の2次元干渉検証に
移行する。しかし、重なる領域が存在しない投影面が1
つでも存在する場合には、部品(A) と部品(B) が干渉す
る可能性はないと判断してステップS201の処理に戻り、
次の部品組み合わせについて干渉検証を実行する。これ
により、干渉する可能性のない場合は、それ以降の処理
を省略できるので、処理の迅速化を図ることができる。
なお、部品組み合わせ(C) の場合は、図5に示すように
全ての投影面において重なり領域(c1、c1、c3)が存在
するので、干渉の可能性ありと判断し、次のステップS2
06〜S208の2次元干渉検証を実行することになる。
【0018】2次元干渉検証では、干渉検証前処理の場
合よりも高い精度で部品(A) と部品(B) との干渉可能性
を検証する。まず、ステップS206では、部品形状データ
に基づいて各投影面における部品(A) および部品(B) の
外形形状ループを検索し、その外形形状を抽出する。こ
こで、外形形状ループとは、領域の外には部品の図形要
素が存在しないという条件を満たす閉ループのうち最小
となるものをいい、その閉ループが直線であるか曲線で
あるかは問わない。図6のd1〜d3、e1〜e3は、ステップ
S206で抽出した外形形状を示しており、d1〜d3は、部品
(A) の外形形状であり、e1〜e3は、部品(B) の外形形状
である。
合よりも高い精度で部品(A) と部品(B) との干渉可能性
を検証する。まず、ステップS206では、部品形状データ
に基づいて各投影面における部品(A) および部品(B) の
外形形状ループを検索し、その外形形状を抽出する。こ
こで、外形形状ループとは、領域の外には部品の図形要
素が存在しないという条件を満たす閉ループのうち最小
となるものをいい、その閉ループが直線であるか曲線で
あるかは問わない。図6のd1〜d3、e1〜e3は、ステップ
S206で抽出した外形形状を示しており、d1〜d3は、部品
(A) の外形形状であり、e1〜e3は、部品(B) の外形形状
である。
【0019】ステップS207では、ステップS206で抽出し
た外形形状に基づいて、各投影面における部品(A) の外
形形状と部品(B) の外形形状とが交差する交差領域を算
出する。図6のf1〜f3は、ステップS207で算出した部品
(A) の外形形状と部品(B) の外形形状の交差領域を示し
ている。
た外形形状に基づいて、各投影面における部品(A) の外
形形状と部品(B) の外形形状とが交差する交差領域を算
出する。図6のf1〜f3は、ステップS207で算出した部品
(A) の外形形状と部品(B) の外形形状の交差領域を示し
ている。
【0020】ステップS208では、ステップS207で算出し
た外形形状の交差領域が全ての投影面に存在するか否か
を判定する。そして、交差領域が全ての投影面において
存在する場合には、ステップS209〜S213の干渉領域立体
化検証に移行する。しかし、交差領域が存在しない投影
面が1つでも存在する場合には、部品(A) と部品(B)が
干渉する可能性はないと判断してステップS201の処理に
戻り、次の部品組み合わせについて干渉検証を実行す
る。なお、部品組み合わせ(C) の場合は、図6に示すよ
うに全ての投影面において交差領域(f1、f2、f3)が存
在するので、次のステップS209〜S212の干渉領域立体化
検証を実行することになる。
た外形形状の交差領域が全ての投影面に存在するか否か
を判定する。そして、交差領域が全ての投影面において
存在する場合には、ステップS209〜S213の干渉領域立体
化検証に移行する。しかし、交差領域が存在しない投影
面が1つでも存在する場合には、部品(A) と部品(B)が
干渉する可能性はないと判断してステップS201の処理に
戻り、次の部品組み合わせについて干渉検証を実行す
る。なお、部品組み合わせ(C) の場合は、図6に示すよ
うに全ての投影面において交差領域(f1、f2、f3)が存
在するので、次のステップS209〜S212の干渉領域立体化
検証を実行することになる。
【0021】干渉領域立体化検証では、ステップS207で
算出した各投影面における部品(A)と部品(B) の交差領
域に対して立体化が可能であるか否かを検証し、干渉の
有無を最終的に判定する。まず、ステップS209では、各
投影面に基準座標系を設定し、交差領域をその交差領域
が存在する投影面に対し垂直方向に掃引して柱状立体を
投影面毎に作成する。例えば、図7において、f1、f2、
f3で示す交差領域を、それぞれの交差領域が存在する投
影面に対して垂直方向に掃引することにより、g1、g2、
g3で示す柱状立体を作成する。
算出した各投影面における部品(A)と部品(B) の交差領
域に対して立体化が可能であるか否かを検証し、干渉の
有無を最終的に判定する。まず、ステップS209では、各
投影面に基準座標系を設定し、交差領域をその交差領域
が存在する投影面に対し垂直方向に掃引して柱状立体を
投影面毎に作成する。例えば、図7において、f1、f2、
f3で示す交差領域を、それぞれの交差領域が存在する投
影面に対して垂直方向に掃引することにより、g1、g2、
g3で示す柱状立体を作成する。
【0022】ステップS210では、ステップS209で作成し
た全ての柱状立体(g1、g2、g3)による積集合を算出す
る。この積集合は、例えば、既知のブーリアン演算(ブ
ール演算)によって算出することができる。
た全ての柱状立体(g1、g2、g3)による積集合を算出す
る。この積集合は、例えば、既知のブーリアン演算(ブ
ール演算)によって算出することができる。
【0023】ステップS211では、ステップS210で算出し
た積集合が空集合である否かを判断する。そして、その
積集合が空集合ではない場合には、体積を有する立体が
存在することとなるので部品(A) と部品(B) は干渉する
と判定し(ステップS212)、ステップS213〜S214の結果
表示の実行に移行する。しかし、その積集合が空集合で
ある場合には、体積を有する立体は存在しないこととな
るので部品(A) と部品(B) は干渉しないと判定し(ステ
ップS213)、最初のステップS201の処理に戻り、次の部
品組み合わせについて干渉検証を実行する。なお、部品
組み合わせ(C)の場合は、図7に示すように積集合V
は、空集合ではなく体積を有する立体となるので部品
(A) と部品(B) は干渉すると判定し、次のステップS214
〜S215の結果表示を実行することになる。
た積集合が空集合である否かを判断する。そして、その
積集合が空集合ではない場合には、体積を有する立体が
存在することとなるので部品(A) と部品(B) は干渉する
と判定し(ステップS212)、ステップS213〜S214の結果
表示の実行に移行する。しかし、その積集合が空集合で
ある場合には、体積を有する立体は存在しないこととな
るので部品(A) と部品(B) は干渉しないと判定し(ステ
ップS213)、最初のステップS201の処理に戻り、次の部
品組み合わせについて干渉検証を実行する。なお、部品
組み合わせ(C)の場合は、図7に示すように積集合V
は、空集合ではなく体積を有する立体となるので部品
(A) と部品(B) は干渉すると判定し、次のステップS214
〜S215の結果表示を実行することになる。
【0024】結果表示では、まず、ステップS214におい
て、ステップS210で算出した積集合の立体V を各投影面
に投影することにより三面図を作成する。次いで、ステ
ップS215では、ステップS214で作成した三面図を、図1
の表示装置20により表示する。立体V の斜視図を表示す
るようにしてもよい。これにより、図3に示す部品(A)
と部品(B) とからなる部品組み合わせ(C) における部品
干渉を、目視により確認することができる。なお、干渉
検証前処理や2次元干渉検証の途中における結果を表示
装置20に表示させるようにしてもよい。
て、ステップS210で算出した積集合の立体V を各投影面
に投影することにより三面図を作成する。次いで、ステ
ップS215では、ステップS214で作成した三面図を、図1
の表示装置20により表示する。立体V の斜視図を表示す
るようにしてもよい。これにより、図3に示す部品(A)
と部品(B) とからなる部品組み合わせ(C) における部品
干渉を、目視により確認することができる。なお、干渉
検証前処理や2次元干渉検証の途中における結果を表示
装置20に表示させるようにしてもよい。
【0025】以上説明したように本実施例によれば、部
品の外形形状の交差領域を三面図の各投影面毎に算出し
て柱状立体を作成し、その柱状立体の全てによる積集合
をブーリアン演算により算出して、その積集合が空集合
でないことを検証することにより部品同士の干渉を判定
しているので、板金部品以外の一般的な部品に対しても
高精度の干渉検証を行うことが可能となる。
品の外形形状の交差領域を三面図の各投影面毎に算出し
て柱状立体を作成し、その柱状立体の全てによる積集合
をブーリアン演算により算出して、その積集合が空集合
でないことを検証することにより部品同士の干渉を判定
しているので、板金部品以外の一般的な部品に対しても
高精度の干渉検証を行うことが可能となる。
【0026】なお、本実施例では、各部品の矩形領域同
士が重なり合う重なり領域、外形形状の交差領域を三面
図の各投影面毎に算出し、ブーリアン演算により積集合
を算出して干渉を検証しているが、2面だけで表現され
る部品についても本実施例を適用することができる。例
えば、簡単なシャフト等では2面だけでその形状が表現
される場合が多い。このような場合には、2面(投影
面)だけで各部品の矩形領域同士の重なり領域、外形形
状の交差領域を算出し、そして、ブーリアン演算により
積集合を算出すればよい。なお、共通する投影面が2面
以上存在すれば、ブーリアン演算による干渉領域の計算
が可能である。
士が重なり合う重なり領域、外形形状の交差領域を三面
図の各投影面毎に算出し、ブーリアン演算により積集合
を算出して干渉を検証しているが、2面だけで表現され
る部品についても本実施例を適用することができる。例
えば、簡単なシャフト等では2面だけでその形状が表現
される場合が多い。このような場合には、2面(投影
面)だけで各部品の矩形領域同士の重なり領域、外形形
状の交差領域を算出し、そして、ブーリアン演算により
積集合を算出すればよい。なお、共通する投影面が2面
以上存在すれば、ブーリアン演算による干渉領域の計算
が可能である。
【0027】また、三面図で表現される部品と二面のみ
で表現される部品の間の干渉を検証する場合には、共通
する投影面だけで干渉検証を実行すればよい。例えば、
正面、側面、および上面の三面図で表現される部品と、
正面および側面の2面のみで表現される部品の間の干渉
を検証する場合には、両者に共通する正面と側面の2面
について所定の処理を実行する。
で表現される部品の間の干渉を検証する場合には、共通
する投影面だけで干渉検証を実行すればよい。例えば、
正面、側面、および上面の三面図で表現される部品と、
正面および側面の2面のみで表現される部品の間の干渉
を検証する場合には、両者に共通する正面と側面の2面
について所定の処理を実行する。
【0028】また、本実施例では、静的な部品間干渉に
ついて検証したが、部品の移動中、移動後の形状を別に
登録しておき、時間ステップを検証することによって、
動的干渉検証にも適用可能である。
ついて検証したが、部品の移動中、移動後の形状を別に
登録しておき、時間ステップを検証することによって、
動的干渉検証にも適用可能である。
【0029】
【発明の効果】このように本発明によれば、各部品の外
形形状の交差領域を各投影面毎に算出して柱状立体を作
成し、全ての柱状立体が交差することにより形成される
立体を算出することにより部品同士の干渉を検証してい
るので、板金部品以外の一般的な部品に対しても高精度
の干渉検証を行うことが可能となる。また、膨大な部品
組み合わせ数に対して段階的に干渉領域の有無を検証し
ているので、計算時間を大幅に短縮することが可能とな
る。この結果、試作段階で発見される部品同士の干渉に
よる設計ミスを、あらかじめ設計段階で検証することが
できるので、大幅な設計期間の短縮およびコスト削減効
果が期待できる。
形形状の交差領域を各投影面毎に算出して柱状立体を作
成し、全ての柱状立体が交差することにより形成される
立体を算出することにより部品同士の干渉を検証してい
るので、板金部品以外の一般的な部品に対しても高精度
の干渉検証を行うことが可能となる。また、膨大な部品
組み合わせ数に対して段階的に干渉領域の有無を検証し
ているので、計算時間を大幅に短縮することが可能とな
る。この結果、試作段階で発見される部品同士の干渉に
よる設計ミスを、あらかじめ設計段階で検証することが
できるので、大幅な設計期間の短縮およびコスト削減効
果が期待できる。
【図1】本発明の実施例における干渉部品検出装置の構
成図である。
成図である。
【図2】本実施例における干渉部品検出装置の動作を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図3】本実施例において干渉検証の対象となる部品組
み合わせを示す概略斜視図である。
み合わせを示す概略斜視図である。
【図4】図3に示す部品組み合わせの三面図である。
【図5】本実施例における干渉検証前処理の説明図であ
る。
る。
【図6】本実施例における2次元干渉検証の説明図であ
る。
る。
【図7】本実施例における干渉領域立体化検証の説明図
である。
である。
【図8】従来の干渉部品検出装置の構成図である。
10 入力装置 20 表示装置 30 記憶部 40 処理装置 41 干渉検証前処理部 42 2次元干渉検証部 43 干渉領域立体化検証部 44 結果表示部
Claims (6)
- 【請求項1】 複数の投影面毎に、各投影面において各
部品の外形形状が互いに交差する交差領域を算出する2
次元干渉検証手段と、 該2次元干渉検証手段により算出した交差領域が全ての
投影面において存在するとき、各交差領域を投影面に垂
直に走査して柱状立体を作成し、次いで該柱状立体の全
てが交差することにより形成される立体を算出する干渉
領域立体化検証手段とを有することを特徴とする2次元
CADにおける干渉部品検出装置。 - 【請求項2】 複数の投影面毎に、各投影面において各
部品の矩形領域が重なる重なり領域を算出する干渉検証
前処理手段と、 該干渉検証前処理手段により算出した重なり領域が全て
の投影面において存在するとき、各投影面において各部
品の外形形状が互いに交差する交差領域を算出する2次
元干渉検証手段と、 該2次元干渉検証手段により算出した交差領域が全ての
投影面において存在するとき、各交差領域を投影面に垂
直に走査して柱状立体を作成し、次いで該柱状立体の全
てが交差することにより形成される立体を算出する干渉
領域立体化検証手段とを有することを特徴とする2次元
CADにおける干渉部品検出装置。 - 【請求項3】 請求項1または2に記載の装置におい
て、前記干渉領域立体化検証手段は、前記全ての柱状立
体の積集合をブーリアン演算により算出することにより
前記立体を求めることを特徴とする2次元CADにおけ
る干渉部品検出装置。 - 【請求項4】 請求項1または2に記載の装置におい
て、該装置はさらに、前記干渉領域立体化検証手段によ
り算出した立体の形状を表示する表示手段を有すること
を特徴とする2次元CADにおける干渉部品検出装置。 - 【請求項5】 複数の投影面毎に、各投影面において各
部品の外形形状が互いに交差する交差領域を算出する工
程と、 該工程により算出した交差領域が全ての投影面において
存在するとき、各交差領域を投影面に垂直に走査して柱
状立体を作成し、次いで該柱状立体の全てが交差するこ
とにより形成される立体を算出する工程とを含むことを
特徴とする2次元CADにおける干渉部品検出方法。 - 【請求項6】 複数の投影面毎に、各投影面において各
部品の矩形領域が重なる重なり領域を算出する工程と、 該工程により算出した重なり領域が全ての投影面におい
て存在するとき、各投影面上において各部品の外形形状
が互いに交差する交差領域を算出する工程と、 該工程により算出した交差領域が全ての投影面において
存在するとき、各交差領域を投影面に垂直に走査して柱
状立体を作成し、次いで該柱状立体の全てが交差するこ
とにより形成される立体を算出する工程を含むことを特
徴とする2次元CADにおける干渉部品検出方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9166903A JPH1115857A (ja) | 1997-06-24 | 1997-06-24 | 2次元cadにおける干渉部品検出装置および干渉部品検出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9166903A JPH1115857A (ja) | 1997-06-24 | 1997-06-24 | 2次元cadにおける干渉部品検出装置および干渉部品検出方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1115857A true JPH1115857A (ja) | 1999-01-22 |
Family
ID=15839779
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9166903A Withdrawn JPH1115857A (ja) | 1997-06-24 | 1997-06-24 | 2次元cadにおける干渉部品検出装置および干渉部品検出方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1115857A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011065534A (ja) * | 2009-09-18 | 2011-03-31 | Fujitsu Ltd | 三次元曲線モデルにおける自己交差の検出プログラム及び自己交差の検出方法 |
| JP2012003634A (ja) * | 2010-06-18 | 2012-01-05 | Fujitsu Ltd | 接触定義装置、接触定義プログラム及び接触定義方法 |
| JP2013129018A (ja) * | 2011-12-21 | 2013-07-04 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | ロボットの動作規制方法及び装置 |
-
1997
- 1997-06-24 JP JP9166903A patent/JPH1115857A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011065534A (ja) * | 2009-09-18 | 2011-03-31 | Fujitsu Ltd | 三次元曲線モデルにおける自己交差の検出プログラム及び自己交差の検出方法 |
| JP2012003634A (ja) * | 2010-06-18 | 2012-01-05 | Fujitsu Ltd | 接触定義装置、接触定義プログラム及び接触定義方法 |
| US8868388B2 (en) | 2010-06-18 | 2014-10-21 | Fujitsu Limited | Contact defining device, contact defining method, and non-transitory computer readable storage medium |
| JP2013129018A (ja) * | 2011-12-21 | 2013-07-04 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | ロボットの動作規制方法及び装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040907 |